■侵略!イカ娘 特典映像「ミニイカ娘ショートストーリーその1」
 

さて皆さん、イカ娘BD・DVDの第5巻は買いましたでしょうか。
この巻には映像特典として、ファン待望のミニイカ娘新エピソードが収録されております。
これは初回特典とは別に確実に入っている特典なので、発売日から何日経っても外される心配はないです
それとBDとDVDの両方に収録されていますね。どっちも買った俺が言うので間違いありません(えー

「げそげそ〜」

ばたん

「ふわぁ〜ぁ〜」

そんな特典のストーリーは、ある日栄子がミニイカ娘を残して通学していく場面で始まります
玄関で栄子をお見送りしてぶんぶん手を振るミニイカ娘。しかしまだ早朝のこの時間ではおねむのようで
ぽてぽて自分のふとんに戻って二度寝することにします。ふとんにもぐるミニイカ娘はかわいいなぁ

もぞもぞ

「…?」

「く〜…く〜…」

「ぴゃっ!?」

ところが気がついてみると、ふとんの中には見知らぬ黒ミニイカ娘の姿が!
ぎょっとして自分の布団を返すように言うミニイカ娘ですが、
目を覚ました黒ミニイカ娘は「この布団は私のもんだ、とっとと失せな」のポーズでミニイカ娘を追い返してしまいます
うーむ、手荷物を持ってるところを見ると、寝床を探して旅をしている途中だったようですな…

「むむむ…ぴぃー!!」

どたどたどた

「げそっ!」

ゴロゴロゴロゴロ

「ぴぃっ!?ぴ、ぴ、ぴ、はぁ、ふぅ、はぁ…」

さすがにミニイカ娘も怒ってとっ捕まえようとしますが、向かってくるミニイカ娘に卑劣にもクレヨン攻撃を開始した黒ミニイカ娘!
ごろごろと転がってくる無数のクレヨンは回避不能、ミニイカ娘はその上をひた走って耐えるしかできません
そのうちにぜぇぜぇと息が切れて体力を消耗してしまったミニイカ娘、それでもなんとかクレヨン攻撃をすべて乗り切りますが…

ギュオオオオオオオン!!

「はぁひぃ、はぁひぃ、ひぃ…!」

「げっそっそ〜!」

ああ、ところが黒ミニイカ娘の攻勢は止まらず今度はラジコン攻撃を開始!
ひたすら家の中を追い回されるミニイカ娘ですが…このラジコン、アニメにはまだ登場していないたけるのラジコンですな
原作では単行本6巻の話に出てくるんですが、あの回では「俺がラジコンだ」と称して
たけるの好きに体を弄ばれるイカちゃんが見れるので、ぜひともアニメ化してもらいたい:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

(C) 安部真弘/秋田書店

バチン!バチン!バチン!

「げ、げそ、げそ…!」

そしてラジコンでひとしきりミニイカ娘を追い回した後は、ゴム銃で次々に輪ゴムを発射する黒ミニイカ娘!
これがゴムゴムのピストルというやつか(えー
もしかしたらルフィの技って、こういう子供の遊びから生まれたアイデアなのかもしれんなー

「げそそそそ…!」

ああしかし、ゴムゴムのピストルでは威力的に満足できなかったのか、クレヨンよりも遥かにでかい定規を使って
ゴムゴムのJETバズーカの体勢に入った黒ミニイカ娘!(えー
あまりの恐ろしさにミニイカ娘は硬直してしまいます、これまではなんとか避けきってきましたが、今度のは直撃を避けられないか…

バシュン!

「!?」

って、その時ゴムの引っぱる力を支えきれずに自分がすっ飛んでしまった黒ミニイカ娘!
要するにゴムゴムのバズーカを出すつもりがゴムゴムのロケットを出してしまったんですな(えー
そのままぴゅーんと窓の外へ飛んでいってしまった黒ミニイカ娘。自業自得というかなんというか、
とにかくこれで黒ミニイカ娘の脅威は去ったわけか…

バウバウバウ!ガウガウッ!!

「あ、あやや!あや、あやぁ!」

ゲェー!?ところが黒ミニイカ娘が落ちていった先には、見るからに凶暴なドーベルマンが何匹も!
なんでこんな連中が相沢家の庭におんねん!(えー
いつの間にこんなモン飼ってたんですか!?とにかく黒ミニイカ娘に突然訪れた生命の危機…これにはさすがに同情せざるを得ませんが…

がしっ

「…?」

「ぴゃっ。ぴゃっぴゃ(にこっ)」

「びゃ…ぁぁ…う…うう〜!」

ところがその時、黒ミニイカ娘のピンチを救ったのはミニイカ娘!
触手をしゅるっと伸ばして、すんでのところで抱え上げてくれたのです
そしてにっこりと「大丈夫だった?」の笑みを浮かべるミニイカ娘…いい子すぎる…
これで自分の行動を恥じてしまった黒ミニイカ娘は、イカ娘名物の土下座を繰り返して今までのことを謝罪するのでした

「もぐもぐ…んふふ」

「もぐもぐ…んふ〜」

ふぉおおぉぉおおおぉお!!そして視聴者至福の時間キター!!
仲直りした証に、おやつのかっぱえびせんを一緒にもぐもぐ食べる2人。それだけの光景がなんと価値あることか
ミニイカ娘もかわいい、黒ミニイカ娘もかわいい、2人とも超かわいい。こういう和む可愛らしさこそイカ娘の真骨頂ですよ

「げそげそ〜」

「げそげそ〜」

そして最後は、再び旅を続けに去っていった黒ミニイカ娘。仲良くなった2人は笑顔で別れを迎えるのでした
いやあ…よかった。黒ミニイカ娘が悪い奴じゃなくてよかった。実はこのキャラが発表された時に、私はちょっと心配だったんですよ
「この黒ミニイカ娘って、性根の曲がった悪い奴でミニイカ娘に嫌がらせだけして終わるんじゃないかな」と。
でも最後はこうやって、良い子な一面を見せてくれたことに安心しました。イカ娘スタッフは本当によく分かってくれてますよ
イカ娘のキャラに悪い奴はいない。困った奴はいても悪い奴はいない、だから私はこの作品が大好きなんです
それを今回もこうして一貫してくれて感謝するばかりですよ。ミニイカ娘の話は次の6巻にも収録予定なので、それにも期待したいですね

 

通常版表紙

アニメイト特典

ゲーマーズ特典

とらのあな特典

 
←↑クリックで拡大

文教堂特典1

文教堂特典その2

 

侵略イカ娘12巻が発売したでゲソ!
今回の12巻はアニメイト、ゲーマーズ、とらのあなの御三家に加えて、文教堂書店でも特典がついてくる仕様です

まずアニメイト特典は、アニメ店長なコスプレイカちゃんの描き下ろし単行本カバー
ゲーマーズ特典はこれまた描き下ろしの、れもん風店員イカちゃんの単行本カバー
そしてとらのあなはなんと描き下ろしイラスト入りビーチボールときましたよ
ビーチボールってお前!こんなイカれた特典があるのかよ!

さらに今回の伏兵・文教堂書店では、ここでもエプロンなイカちゃん描き下ろしイラストカードが付属します。今回エプロンづくしやな
このカード、なんと表と裏で別々のイラストが描かれていて、片方は青エプロンのイカちゃん、もう片方は赤エプロンのイカちゃんという…
まさか新規イラスト2点も使った特典を用意してくるとは、油断ならんぜ文教堂書店…

←クリックで拡大  

そしてこの12巻、予約のみで購入できるアニメDVDつき限定版なんてものもあります
私はとりあえず3つ買いました(えー  いや、まあ、特典とかの関係でさ…
そんなDVDの内容は完全新作アニメ3本立て、要するにふだんのイカちゃんアニメの1話ぶんに相当する内容になってますね

1本目は、イカちゃん&栄子が3バカの作ったクソゲーに悪戦苦闘する「壊さなイカ?」
2本目は、人間扱いしてもらえない超人・千鶴が平凡になろうとする「普通じゃなイカ?」
3本目は、イカちゃんがこっそりかくれんぼして栄子たちを寂しがらせようとする「隠れなイカ?」

となっております。3本とも作画水準がかなり高かったし、内容としてもよくまとまっていて面白かったですね
特に2本目の作画に関しては、ハンパない力の入れようで作画厨の俺でも感心してしまいました
あと2本目は千鶴役の田中理恵も大フィーバーって感じの演技してましたね
千鶴回ということで気合が入ったんでしょうか、めちゃめちゃ張り切りまくりって感じですごかったです
田中理恵のあれだけテンションMAXな演技は初めて見たかもしんない

あと個人的にすごく評価高かったのがEDテーマ。なんでかって、このEDに流れる映像は
イカちゃんをちょっと幼くデフォルメしたような感じで、ミニイカ娘ならぬロリイカ娘な映像が見れるからですよ!
大変よかったです。素晴らしい。まったく素晴らしい
ああああロリイカちゃんは可愛いなあああああああああああああああ

いやあ…いいねこれは、思うに普段のイカちゃんは小学生〜中学生ぐらい、
ロリイカちゃんは幼稚園児、ミニイカちゃんは赤ん坊って感じの雰囲気だと思うんですよ
微笑ましい子供っぽさがイカちゃんの特徴ですが、その雰囲気がどれも似たようなものじゃなくて
それぞれ3つの年代に分かれた表現ができているところが素晴らしい
これはロリイカちゃんの時代くるで(えー  だって可愛いから…可愛いからァー!!

関係ないですが今回のコミケでも、ディオメディアから色々なイカちゃん商品が発売されてました
色紙入り紙袋、パスケース、キーボード、マウス、マウスパッド、帰ってきたイカちゃんカレーなどなど
個人的にはマウスが一番欲しかったんだけどねー、この絵すごい可愛かったからねー
欲しかったんだけどねー、いやー欲しかったんだけど売り切れだよクソァ!

泣く泣くパスケースだけ買って帰って参りました、それとやたらPCサプライが充実してるのはやはり
イカちゃんノートPCが発売を控えているからでしょうか
何を考えてこんなものを!デスクトップならまだ購入を考えたかもしれないけど、なんでノートPC…
こんなん恥ずかしくてさすがに外で使えんよ!外で使えないノートPC作ってどうする!(えー

あとイカちゃんと言えば、ねんどろいどとかfigmaとかフィギュア関係もだいぶ充実してきましたねー
ちゃんと全部買っております。イカちゃん以外のフィギュアなんて買ったことないのにな
しかしフィギュアが何個もあると一気にオタクっぽい部屋になるなぁーと少し自己嫌悪ぎみではありますが
特にねんどろいどが可愛くてヤバイ。斜め上から見たアングルがめっちゃ可愛いんじゃあああ
なのでパソコンのモニター横にちょこんと置くには最適すぎてもう…ねんどろいどとか考えたやつ天才だな

(C) 安部真弘(週刊少年チャンピオン)/海の家れもん2.5号店


■侵略!イカ娘 単行本14巻特典アニメ
「ビニールプールじゃなイカ?/母ちゃんじゃなイカ?/メッセージボトルじゃなイカ?」

 

←クリックで拡大

発売からずいぶんと遅くなってしまいましたが、イカ娘14巻についてきた特典アニメの感想を書いていきたいと思います
原作コミックスについてくるOVAって意味では、12巻の時もやってましたが、今後もちょくちょく出していくんですかね?
なんと言ってもこの売り方なら夏に出せるというのが特徴的ですよね

テレビ放送した一期と二期は、どっちも秋から冬にかけての放送で、「なんで夏にやらないんだよ」って
視聴者の声がかなり大きかったんで…そんな中で単行本12巻が出たのは去年の夏、14巻が出たのは今年の夏なので、
このまま夏の定番って感じになってくれるとありがたいですね



そんなわけでまずオープニングなんですが、曲については「Let's侵略タイム」という12巻と同じものを使ってましたね
映像もだいたいが同じなんですが、今回になって変わった部分もあります

それはイカちゃんのコスプレ映像。アニメ2期のオープニングの時から継続してるやつですね
こういったイカちゃんのコスプレは、もともと安部先生が単行本の巻末に毎回描き下ろしてるやつなんですが、
「それをアニメ絵にしたらこうなりました」ってのをオープニングでやるのが恒例になってるというわけです

そんなわけで今回のコスプレは、素朴な母ちゃん、バスガイド、赤ずきんの3つ。
素朴な母ちゃんは原作絵の時もかなり評判良かった気がしますね、触手を短くした珍しいイカちゃんが見られるからでしょうか
ちなみに…確かなスジからの情報によると、OP製作途中ではこの3つに加えて
さらなる第4形態が存在したという…しかしその第4形態は「ちょwwwこれはやばいだろwwww」という
スタッフの判断によりお蔵入りになったという…ここだけの話、その第4形態というのは…おや?誰か来たようだ

「ゲソゲソ〜♪ゲソゲソ〜♪(てくてく)む?庭にプールがあるじゃなイカ!
 うらやましいでゲソ、私の家の庭にもあのプール欲しいでゲソ!」

「私の家ってな…まあいいか、あったかどうか姉貴に聞いてみるか」

そんなわけで本編Aパート「ビニールプールじゃなイカ?」ですが、
冒頭は道をてくてく歩いていたイカちゃんが、近所の家のビニールプールを見かける場面で始まります
プールを見つけた瞬間に即「うらやましいでゲソ!」と反応するイカちゃんがすごい純真ですねえ
久々にアニメのイカちゃん見ると、やっぱ見た目以上にこういう性格が可愛いなと再確認してしまうな

「あるわよ〜。はい」

「む?これじゃないでゲソ、私が言ってるのは丸くて水の入る私専用のプールのことでゲソ!」

「そこに吹き込み口があるだろ?空気を入れて膨らますんだよ」

「むむ…」

そして家に帰って千鶴に聞いてみたところ、あっさりとビニールプールを手に入れることができたイカちゃん。
しかし完全にぺったんこの状態なので、「こんなくたびれたタオルみたいな物体に用はないでゲソ」
これがビニールプールとは全然気づいてないイカちゃん…そんなわけで、栄子たちの助言を受けて膨らますことになりますが…

「できたでゲソー!さっそく入るでゲソ!だばぁー!!(ばしゃーん)」

そしてビニールプールが出来上がるなり、無邪気に飛び込んでプール気分を満喫するイカちゃん。
それにしても金元寿子の「だばぁー!!」って言い方がなんともいい感じです
このセリフに限らず、ふとした拍子にイカちゃんが言うなにげない一言が以前よりかなり上手くなってる気がするな…
イカちゃん一期の時はまだまだ駆け出し声優でしたが、あれから色々と経験を積んで相当スキルアップしてるなと
今回のアニメ見てると思いますねえ

「はぁ…気持ちいいでゲソ〜」

「私も入るー!!」

「ふ、服着て入るのはルール違反でゲソ!それにビニールプールはお一人様専用!
 完全なるプライベートエリアでなければならないのでゲソ!」

-------------------------------------

「ああ、何者にも邪魔されない解放感、そしてこの景色!
 私の視界に入るのは空と海と太陽だけでゲソ、
 やっぱりプールならこの場所が一番でゲソ!」

とその時、一緒にプールに入ろうと鼻息を荒げる早苗におびえてしまったイカちゃん。
早苗の脅威から遠ざかるべく、屋根の上へと登って一人のプールを満喫します
それにしてもイカちゃんのこのセリフは孤独のグルメを思い出すな

プールに入る時はね…
誰にも邪魔されず自由で、
なんというか
救われてなきゃあダメなんだ…
独り静かで豊かで…
(えー

「太陽を一人占め、まさに極楽でゲソ〜…むにゃむにゃ…」

ポツッ…ポツッ…

「ぐう…ぐう…」

ザアアアアアア

「むにゃ…あ、あれっ?急に降ってきたでゲソ?」

って、そんな屋根の上でのんびりするうちに、すやすやと眠りに落ちてしまったイカちゃん。
しばらくして目を覚ましますが、気がつけばすっかり辺りの空はドス黒い雲に覆われていました
降ってきた雨もドンドン勢いを増し、あっという間に強烈なザーザー降りになってしまい…

ズズッ…ズズズッ…

「えっ?え?あ、あれ?」



ズッシャアアアアア!!

「う、うえっ、うえああああああああ!!
 ぎゃああああああああ!!」

ギュオオオオオオオ!!

「ふ、ふ、ふぎぐっ!うええええおおおおだあああああああ!!」

そして死のウォータースライダーという感じに屋根を滑り落ちてしまうイカちゃん!
屋根がとんでもない長さになってる気がしますが気にしてはいけません(えー
それにしてもこのシーン、金元寿子の叫び声がやけに上手くて感心してしまいました
特に屋根を飛び出す瞬間の「だああああああ!!」がいいね、いやスキルアップしてるわー

「いらっしゃいませぇー」

(ここは海の家れもん…命を見守り預かるライフセーバーとして働く俺にとって、
 ここはまさに心のオアシスだ…)

「ごちそうさま!今日も美味しかったです千鶴さん!」

「あら悟郎、やっぱりここにいたの」

「がっ…!な…なんで母ちゃんがここに来るんだよ!!」

そしてBパートは「母ちゃんじゃなイカ?」ということで、悟郎の母ちゃんが初登場する話となっております
この母ちゃん、言うことが結構面白おかしいので、原作の中でもかなり好きなエピソードだったんですが
アニメで見ると「あれ…?なんかイマイチ…」って感じでしたね…(えー

なんて言うか、原作での母ちゃんはギャグ:シリアスの割合が8:2ぐらいに感じましたが、
アニメで見ると4:6ぐらいに思ったというか…妙にマジメな印象を受けるなぁと…
面白おかしい雰囲気があまりなくて、普通に悟郎を見守るマジメな母ちゃんという感じに見えました

うーん、アニメ化にあたってそんなに改変されたようには思わないんですけど、なんで受ける印象が違うんだろう。
たとえば漫画はセリフがパッと一瞬で頭に入ってくるけど、アニメではゆっくりとセリフを読み上げていくから
体感する時間の違いで印象も変わってくるとか?難しいなアニメ化ってのは…このエピソードは原作の中でも
かなりのアタリだと思ってただけに、アニメでイマイチに見えたのは俺としても意外でした

「(てくてく)やっぱり朝は気持ちがいいでゲソ〜」

「うん!」

ボチャーン

「ああっ!?な、何をするのでゲソ!海にゴミを捨てたらダメじゃなイカ!」

「えっ?ゴ、ゴミじゃないよ、メッセージボトルを送ろうとしてただけだよ」

そしてCパートは「メッセージボトルじゃなイカ?」ですが、冒頭はイカちゃん達が浜辺を散歩していると、
海にメッセージボトルを投げ込んでいた幼女と出会うシーンで始まります。それにしてもこの幼女めっちゃ可愛いな…
ディオメディアのアニメは幼女の可愛さに定評がありますよねぇ

「…メッセージボトル?」

「ビンにメッセージを入れて、海に流すってやつじゃない?
 流れていったビンが、世界のどこかの海岸で拾われるのを期待するんだよ」

「つまり…日本だけではなく、世界中にメッセージを伝えられるのでゲソね?(ニヤリ)」

「うん、時間はかかるけどね」

「ふっふっふ…侵略者として送らずにはいられないでゲソ!」

そしてたけるからメッセージボトルについて教えられると、
「こいつは侵略に使えるツールでゲソ」と侵略者魂がうずき出してしまったイカちゃん。
さっそく自分も空のボトルを用意して、世界にメッセージを送ってみることに…

「”しんりゃくするでゲソ!”これでよしでゲソ!」

そんなイカちゃんのメッセージはお決まりの「侵略するでゲソ」。そういえばイカちゃんって
手で書くと字がグニャグニャになるんでしたっけね。俺もこの設定すっかり忘れてました
しかしアニメスタッフも製作している途中まではおや、誰か来たようだ…(えー

「それっ!」

ぼちゃーん

「ふふふ…メッセージを受け取ったやつの反応が楽しみでゲソ!」



ザザーン…

「ああっ!?き、昨日のビンが戻ってきてるでゲソ!」

「ありゃ…波の関係かなぁ」

しかし、期待に胸を膨らませてボトルを投げたイカちゃんですが、次の日あっさりとボトルは投げた浜辺まで戻ってきていました。
さすがにガビーンとショックを受けるイカちゃん。「ふっふっふ、受け取った奴の反応が楽しみでゲソ」と言っていながら
自分自身が受け取ってこんな反応をするハメになろうとは…(えー

「む〜…もっと遠くに投げるでゲソぉ!(ぼちゃーん)」

ザザーン… ←戻ってくるボトル

「ふぇっ!?ぐぬぬ…てぇいっ!(ぼちゃーん)」

ザザーン… ←戻ってくるボトル

「なぁっ!?な、なんで戻ってくるのでゲソ!?」

「流れる方向は海の気分しだいだからなぁ…」

「きっと攻撃的な文章がいけなかったのでゲソね…」

「そんな迷惑メールじゃあるまいし…」

って、その後何度もトライするイカちゃんですが、何回ボトルを放り込んでもあっという間に戻されてくるばかり!
まるで波がわざと押し戻しているかのようですが、「きっと攻撃的な文章がいけなかったのでゲソね…」と反省するイカちゃんが可愛い
というか攻撃的なこと言ってる自覚はあったんだな…(えー

「書き直しでゲソ!(かきかき)今度こそぉ!」



ガボガボガボブッシャアアアア!!

「拒否られたっ!?(ガビーン)」

って、もう少し穏便な文章に直してみたものの、余計に激しく拒絶してボシュ―とビンを吐き出す海!
なんなんだこの海は!イカちゃんの手書きがそんなに気に入らんのか!?
むしろご褒美とは思わんか!?
(えー  どういうわけか拒絶されまくりのイカちゃん、
海からの使者のメンツが丸つぶれであります

「ううっ…海に受け入れてもらえないでゲソ…私は海に嫌われているのでゲソ…?」

「お前、海の使者なんだよな…」

「ふふ、このビンを流れに乗せればいいのね?
 そういうことなら、このシンディー・キャンベルと…」

「MITトップの頭脳を誇る私たちにお任せくだサーイ!ヒャッフー!!」

「さ…3バカ!?」

って、そこに現れたのは困った時のシンディー率いる3バカ!
今回もビンを海の流れに乗せるための無駄に高性能なメカを開発するようです
というかイカちゃんに代わってこいつらがビンを投げればそれで終了だと思うんですが
それは言わないお約束なのか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン



「これぞ我々が科学の粋を尽くして開発したロケット台!”飛ばすんダ―”デース!!」

「緻密な軌道計算によって、最適な射出速度と角度を保ちマース!」

「さあ、これが発射ボタンよ!」

「ふむ…発射でゲソ!(ぽちっ)」

ゴッバオオオオオオオオン!!

「ふぎゃあああああ!?」

「な、なんだぁ!?」

「オー…少し燃料が多すぎたようデース…」

って大爆発キター!!せっかくの発射装置を作った3バカですが、設計ミスで大爆発を起こし跡形も残らずコナゴナに!
これだけひでぇ爆発したらビンとかもうバラバラに吹き飛んでるんじゃねーか!?(えー
「ビンが海に入らない」という悩みをビン自体を粉砕して解決するとは斜め上すぎるぜ3バカ…

「ドンマーイ!レッツトライアゲインね!(にっこり)」

しかしあの爆発の中でもビンはしっかり無事だったようです。どういうことなの…
それだけ安全設計だけは無駄にしっかりしてたということでしょうか、3バカのやることは分からんな…
そしてまったく懲りてない様子の3バカ、その後も次々とヘンテコな発射マシーンを作り出し、そして最終的に…



こんなんなってしまいました どんだけ巨大なロケットだ!
というか3バカの開発力はもとより、こんな巨大ロケットを作る豊富な資金力はどこから来るんだ!(えー

「今度こそ発射!じゃなイカぁ!」

チュドドドドドドドド!

「おいいいい!?どこまで飛ばす気だ!!」

「出来るだけ遠くに飛ばそうとしたのデスが…
 成層圏飛び出しちゃいましたね!HAHAHAHAHA!!」

ってゲェー!?そんなロケットは海がどうとか以前に宇宙の果てまで飛んでいってしまう結果に!
あ、ああ…確かにロケットなんだから宇宙に向かって飛んで行くのが普通だよな…(えー
なんで作ってる途中で気づかなかったんや!ロケットを作る頭脳がありながら、それに気づかないあたり3バカというかなんというか

ずべっ

「うわぁ!?あいたたた…」

「イカ姉ちゃん大丈夫!?」

「うう、なんでゲソこの溝は…」

「昨日まではなかったよな…」

そんなわけで失敗に終わったメッセージボトルですが、イカちゃん達が次の日浜辺を歩いていると、
妙な溝に足を取られて転んでしまいます。昨日まではなかったというその溝に不思議がるイカちゃん。
しかし、視点がどんどん上空に移って遠くからそれを見てみると…

そう、溝の正体とは大きなエビの絵、そしてそれを描いたのは
宇宙に飛んでいったメッセージボトルを受け取った宇宙人だったという…結局宇宙人に届くことになったんかい!
それとイカちゃんが「きっと攻撃的な文章がいけないのでゲソね」と書き直したメッセージは
「大きなエビが欲しいでゲソ」だったんですね。それを叶えにこの宇宙人達がやってきたということか

そう考えると「侵略するでゲソ」のまま宇宙人に届いてたら
「俺たちに宣戦布告するとはいい度胸だ」って総攻撃くらって地球終わってたな…(えー
かなり紙一重の話だったんやな…くわばらくわばら

そんなわけで今回のイカ娘レビューは終わりです。ちなみに、「今回の製作スタッフに俺の近しい人物がいる」という話を
以前したことがありますが、それが誰かというと実は俺の弟です。
今回のレビューでも「製作途中ではこの場面は…」みたいな話を何度かしましたが、
それは弟から聞いた話というわけです。製作サイドの裏話とかもいろいろ聞けてなるほどなーと思いました

エンディングのスタッフロールにもちゃんと弟の名前は載っております。さすがに誰とまでは言わないけどな!
そんなわけで、今回のイカちゃんは弟の血と汗と涙が含まれたアニメでもありますので、皆さん買ってやってください
限定版の単行本ではありますが、amazonとかでもまだ買えるみたいだしね…






トップに戻る