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「あっ、おはようございま…(ずるっ)
あっわっ、わーーっ!?」
どっしいいいん
『だ…大丈夫ですか?』
「あはは…す、すみません、慌てちゃって…」 |
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『事務所までどれくらいかかるんですか?』
「えっと、2時間くらいですね」
『通うの大変じゃないですか?』
「あ、はい、でも電車の中で歌を聞いたり
オーディションの資料とか見てたら
あっという間ですから!辛いことがないって言ったら
嘘になりますけど、まだ夢は始まったばっかりで…
今はそれ以外のことは考えられません!」 |
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「えっ!?わっ、わわぁっ!?」
『何を読まれてたんですか?』
「うう…こ、これ(少女漫画)です…
らしくないですか…?内緒ですけど、
ボクこういうの結構好きなんです…」 |
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「とりあえず体力には自信があります!
だからボク、特にダンスを磨きたいなぁって
思ってます!テレビの歌番組や、
大きなステージで
かっこよく踊りたいんです!」
「菊池くんは女の子に人気があるよね。
ボーイッシュだからかな?」
「え…ま、またこの質問…?
うう…こうなったのも全部父さんのせいだ…」 |
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「おはようございます!秋月律子です!
765プロでプロデューサーをしています!」
『この事務所には何人のアイドルが
所属しているんですか?』
「12人です!ほとんどが半年前に
デビューしたばかりで、
まだまだみんな駆け出しなんですよ!」 |
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『秋月さんも元アイドルとお伺いしたんですが…』
「へっ!?」
『アイドルとしてはもう活動しないんですか?』
「え、あ〜…内緒にしときたかったんだけどなぁ…
い、今は新米プロデューサーとして頑張ってます!
そ、そうだ車の免許も取れたんですよ!あはは!」 |
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『学校とアイドル活動の両立は大変じゃないですか?』
「ぜーんぜん平気だよーう!
だってどっちも楽しいし!ね、真美!」
「うんうん!楽しいことはいっぱいあった方が
めっちゃお得だよねー!」 |
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「2人でいれば苦しいことも半分だしー!」
「みんながいれば楽しいことしかないっしょー!」
「でも…この宿題はぜーんぜん楽しくないよね…」
「だよねー…」 |
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「はいさーい!自分!
ああいや、私は我那覇響です!
ダンスがめちゃめちゃ得意で、動物が大好きなんだ!
自分の家にはハムスター・ヘビ・シマリス・オウム・
ウサギ・犬・ネコ・ワニ・ブタ・モモンガがいるんだぞ!」
『そんなに沢山動物がいて大変じゃないですか?』
「なんくるないさー!家族は大勢の方が
にぎやかでいいぞ!みーんな可愛い妹や弟なんだ!」 |
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「うぎゃあー大変だー!
ハム蔵どこいったー、出てきてくれえー!」
「なによ騒々しいわね…」
「ううっ…ハム蔵がいなくなっちゃったんだ…
自分がつい美味しそうで
ハム蔵のご飯食べちゃったから、
ハム蔵のやつ怒って…ううう…」 |
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「きゃあああああ男の人おおおおおお!!」
「ゆ、雪歩さんどうしたんですか!?」
「すいません私もうダメですぅぅぅぅ!!」 |
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『では、萩原雪歩さん』
「ひゃいっ!?あ、あああ、あの、
私男の人と話すの苦手で…」
『じゃあ、どうしてアイドルに?』
「は、はい…私、人に自慢できるようなもの
ほとんど持ってなくて…自分に自信がなくて…
だからこそ、違う自分になれたらいいなって…
その…夢見すぎでしょうか…
や…やっぱり私なんてダメダメですよね…」 |
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「まあ!今月の恋愛運は星3つですって、
よかったわぁ〜!」
『占い、信じてるんですか?』
「あ、はい!良い事が書いてあったら信じますね〜」 |
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『765プロに入るきっかけはなんだったんですか?』
「ええ、短大を卒業してなんとなく応募したんです。
それまでは歌やダンスなんてやったことなくて…
5年くらい頑張ればなんとかなるかなって思って。
でも半年しか経ってませんから、
まだまだこれからですよね!」 |
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「765プロから参りました、四条貴音です」
「出身はどちらですか?」
「わたくしの出身ですか…?
大変残念ながらそれはトップシークレット、
ゆえに申し上げられません」
「えっ?ハハハハ、君おもしろいね〜」
「…?」 |
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『さっきのオーディション、結構ウケてましたね。
出身はトップシークレットとは狙いですか?』
「ウケ…?狙い…?それはどういうことでしょうか?
わたくしは単に、興味本位で素性を聞かれるのが
好みではないのです。人には誰にでも、
秘密が1つや100個はあるものですから」 |
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「星井美希、中3なのー。おわり」
「えー!?早いよー!」
「ミキミキもっと喋ろうよー!」
「あ、あと胸おっきいよー。ぐー…ぐー…」 |
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「ミキね、まだ分かんないことばっかだけど、
少しずつのんびりやっていこーって感じかなぁ。
♪あーあーあーあーあー♪
へへ、どう?ミキうまく出来てるでしょ?
ミキね、疲れるのとかは好きじゃないから、
ラクチーンな感じでアイドルやれたらって思うなぁ」 |
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『歌に対してどんな想いがありますか?』
「どのような歌であろうとも、
常に真剣に取り組みたいです。
私がそうでないと、歌に対しても聞いてくれる人にも
失礼だと思うので」 |
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『本当に歌が好きなんですね』
「はい。私には歌しかありませんから…
だから遊んでいる暇はありません、もういいですか?
すみません、集中したいので…」 |
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『水瀬さん、どうしてアイドルになったんですか?
おうちはあの有名な水瀬財閥だと伺いましたが…』
「父親は兄たちはそうですけど、
私は私の手で何か掴みたいと思ったんです!
だからこの事務所にも、
オーディションは自分で応募してぇ〜」 |
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『社長には、知人に頼まれて預かったと
お伺いしたんですが…』
「…あ、あらぁ?そうだったかしらぁ?」
『あなたにとって、アイドルとはなんですか?』
「ふん!決まってるわ!この伊織ちゃんを
みんなに認めさせるためよ!」 |
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『高槻さんに質問です、あなたの自慢はなんですか?』
「あ、はい。あの〜、私6人兄弟の一番上なんです。
ウチって結構ビンボーだから家計とか大変で…
だから妹や弟の面倒見たり、スーパーのセール品や
タイムサービスを利用して上手にお買い物したり…」
『…そっちではなくて、アイドルとしての
セールスポイントをお願いします』
「はう!?う、うう〜…なんなんでしょう…
全然思いつかないかも…」 |
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『…その明るい性格じゃないでしょうか?』
「ふぇ!?ほ、本当ですか!?
明るいところがセールスポイント!?
あ〜なんかその
セールスっていいですよね!
オトク感があって!
うっうー!!それじゃあ毎日
セールス気分で頑張りまーす!」 |