■アイドルマスター 第7話「大好きなもの、大切なもの」
「は〜あ、何か美味しいものでも食べたいな〜…ねえ響、やよい、一緒にどう?おごるわよ」
「本当かぁ!?ラッキー!」
「わぁ〜!あっ…うう、行きたいけど帰って夕ご飯作らないと…あ、よかったらウチでご飯食べようよ!」
「えっ、やよいの家で?」
「おぉ、なんか面白そうだな!」
いよいよ俺のやよい回キター!!ついにきたかやよいの番が!
毎回話の中心となるメインキャラを変えているアイマスですが、今回のメインはやよいであります
冒頭で伊織・響・やよいが他愛ない話をしている最中に、ふとした思いつきでやよいの家に集まることになったという…
それにしてもしょっぱなからこの会心の笑顔とは、やはりやよいの可愛さは凄まじいですなあ
「いつもやよいが夕ご飯作ってるのか?」
「お父さんとお母さん、いつも仕事で遅いから…食事の支度とか、弟たちの世話は私の仕事なんです!」
「そっか、やよいは偉いなぁ!今日は自分も伊織もいっぱい手伝うぞ!なあ伊織!」
「えっ?も、もちろんよ…」
「わぁ、助かります!」
そしてやよいの家へと向かう途中、その家庭の事情をいろいろと聞かされる響たち。
どうやらやよいの両親は仕事で家を空けることが多く、その代わりに普段からやよいが家事を行っているようです
そのうえ小さい弟や妹たちがいるようで、ほとんどやよいがママのような状態になっているという…
「じゃーん!我が家へようこそ!」
「おお、二階建てか!」
「ジャンバルジャンの家より小さい…」
そんなわけでやよい家に到着しますが、そこはかなりオンボロ感ただよう木造の家…
うーむ、こうなるとお嬢様育ちの伊織がキツそうですね。ちなみに伊織の言っている「ジャンバルジャン」というのは
伊織が家で飼っている犬の名前だそうで…つまり伊織にとっては「おいなんだこの家犬も住めやしねーぜ」と
すさまじく粗末に見えてるってことか…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
あと関係ないけど↓の響がムチャクチャ可愛くてやばいと思いました。
やっぱり響は外見だけなら相当レベルたけーな…何度も言ってますけどアイマス最強クラスのビジュアルの持ち主だと思う
あとはまあやよいの笑顔が可愛いのは今さら言うまでもないかな…(えー
「ただいまー!みんな、いい子にしてた?」
「おかーりー!いい子だよー!」
「やよい姉ちゃんおかえりー!」
「おかえりぃ〜」
そして家の中に入ってみると…めっさロリ可愛い妹キター!!
うおおおお!やよいの妹がこんなに可愛いわけがないうおおおおおお!この妹の地味かわいさは素晴らしいものがあるな…
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ちなみにやよいの弟・妹は全部で5人、
しっかり者の長介、
おとなしめな妹かすみ、
鼻タレ小僧の浩太郎、
まだ歯の生え揃っていない浩司、
そして小さい赤ちゃんの浩三だそうで… |
父ちゃん母ちゃんお盛んすぎだろ常識的に考えて…(えー
こんな木造の家でギシギシと毎晩のようにやっているのか!?ギシギシと!?
ちょっと待て浩三が生まれた時とかやよい何歳だよいやああああああああああああああ
「わぁ〜かわいいネズミ!」
「ネズミじゃなくてハムスターだぞ!ハム蔵って言うんだ!」
「じゃーんぷ!」
どっしゃーん
「ぬわっ!?やったなー!こうしてくれる〜!」
そしてやよいが夕ご飯の支度をしている間、弟たちの相手を任されることになった響&伊織。
元気ハツラツな響はいとも簡単に子供たちと打ち解けておりますが…しかしこのシーン、重要な要素が3つほどあります。
まず1つは、かすみの横に常にごろんと転がっているののワさん人形。こ、このネタキャラが公式に!?
そして2つめ、響の尻を好き放題に揉みまくる浩司。(えー
て、てめえええええうらやましいいいいいい
そして3つめは、この響たちが三輪車で戯れている画像です。後ろの車のナンバープレートに何が書いてあるか分かるでしょうか
そう、「く 00−72」…まず00というのはこれ、おっぱいを表しています。(えー
それに72というのは千早のバストサイズ、さらに「く」というのは胸の話題を出された時の千早の口癖「くっ」
このことから考えて、このナンバープレートで表現されていることは
「バスト72の千早さんチィーッス!」「くっ」という千早いじりなのだという…どんだけ遊び好きなスタッフだよ!
そういえばこの間の水着回でもバスト最弱の千早を「イエーイ千早ちゃん元気ー?」とバスト最強の三人衆が取り囲むという
鬼畜な状況を作り出してましたっけな…千早は愛されてるんだか、もてあそばれてるんだか…
あ、それと伊織の方も意外なことにちゃんと子供たちと打ち解けてましたね。私の予想では
「なによこの家は汚いし狭いしサイテーね」とか
「こんな子供の相手なんてやってらんないわ」とか
「早く帰って広いお風呂でシャワー浴びたいわ」とかブーブー言いまくるんじゃないかと思ってましたが…
意外や意外、どうやらかなり面倒見のいい性格のようで、お姉さんとして子供たちに温かく接してましたね。
まさか伊織がこんな一面のあるキャラだったとは…
じゅわわじゅわわわ
「おまたせー!それでは木曜日恒例・もやし祭りを開催しまーす!」
「「「わぁぁーーい!!」」」
「…ね、ねえ、もやししか乗ってないんだけど…」
「うん!だってもやし祭りだから!大丈夫、もやしだけでもすっごく美味しいから!」
「…」
ゲェー!?しかし夕飯の支度が終わったその時、やよいの料理を目にして呆然とする伊織!
なんとホットプレート一杯にもやし乗ってるだけという信じられないものが…なんじゃこれー!!
「さすがの私もこれは引くわ…」伊織もこれには激しく困惑しております
というか「木曜日恒例」ってことは、木曜の夕飯は必ずこれなのかこの家は…
そんなもやしでさえも「わぁぁぁーい!!」と弟たちが喜んでるところを見ると、
普段はこいつら一体どんだけ粗末なもん食ってんだよ…(えー
「「「はぐはぐはぐ!あぐあぐあぐ!」」」
「…」
「伊織ちゃん、早く食べないとなくなっちゃうよ」
「た、食べるわよ…(もぐもぐ)んむぅ?!ん〜!意外といけるじゃない!」
「でしょ〜!決め手は特製ソースです!」
「んん〜、めっちゃうまいぞ〜!」
ってあれー?ドン引きしながらもやしに箸をつけた伊織ですが、食ってみると意外にそれが絶品の味!
なんてこった、実際はごちそうだったんだな…単なる粗末な食事かと思いきや…
【そして食事!貧しい食事!オカズはもやしだけ!毎日がこの繰り返し…!
カイジは、地上と完全に隔離されたこのやよい家で15年暮らし続けなければならない!】
立木文彦のこのナレーションが入ってもおかしくないとさえ思っていたのに…(えー
「えへへ…私、響ちゃんと伊織ちゃんが来てくれて本当に嬉しかったんです!
いっぱいお手伝いもしてもらっちゃったし、毎日来てくれたらいいのになー!なーんて!」
「…」
おや…?ところが、そんなもやし祭りの最中に1人だけ浮かない顔をしている弟が。それは長男である長介…
今のやよいの話に引っかかる所でもあったのか、ピタッと箸を止めてうなだれてしまいました。長介…もしかして…
「毎日来てくれたらいいのになー!」というやよいのギャグがあまりにも笑えなかったせいでしょうか(えー
「さすがに毎日こんな粗末なメシを提供するのは忍びねーだろ…」とか、
「2人ぶんのメシ代が増えたらウチの財政が壊滅するだろ…」とか、多分そんなようなことを…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
「…」
「あれっ、長介にーちゃんもやし食べないの?じゃあ僕もらっちゃおー!(ばくばく)」
「あっ…こら!(ぼかっ)」
「あうっ…!?うぇ…う、あ、ああああああーーん!!」
「こら長介、なんで泣かすの!」
「だ、だって浩司が…!」
「叩くことないでしょ!浩司に謝りなさい」
「なんでだよ…悪いのは浩司だろ!?」
「長介は一番お兄ちゃんなんだから、みんなに優しくしなさいって
いつも言ってるでしょ!ほら謝りなさい」
って、そんな長介が箸を止めているのを見て「いらないなら食ってやんよ」ともやしを横取りし始めた浩司!
長介はもやしを取り返そうと浩司を叩いて泣かせてしまい、それを見たやよいが怒り出す結果に…
うーん…やよいのママっぽい芯のある一面が見られたシーンではありますが、「お兄ちゃんなんだから我慢しなさい!」ってのは
子供にとっちゃこれほど理不尽に思える言葉はないと思うぜ…
先に生まれてきたというだけで、弟が優遇されるのを指くわえて見てろっていうのは…
それに、こういう「他人の優遇」に関しては大人ですらも我慢できないもんですからね。たとえばウチの職場でも
「あっちの人は楽な仕事なのになんで私ばっかりキツイのよ!」
「あっちの部署は休憩してるのになんでウチの部署はダメなのよ!」と
他人の優遇に関する不平不満が年中渦巻いてるような状態だから…(えー
大人ですら我慢できないものを、子供に我慢しろというのは無理のある話だと思うぜ…
あと関係ないけど、「謝りなさい!」「なんでだよ!」「いいから謝りなさい!」とやよい達が言い合いする中で、
泣いてる浩司をぽんぽんしてあげる響がいい味出してるなと思いました。響は優しい子やで
「…なんだよ…!偉そうに言うなよな…!?自分ばっか…!
好きなアイドルなんかやってるくせにッ!!」
「えっ…?」
「姉ちゃんなんか…嫌いだァッ!!」
ドダダダダダ
「あっ…ちょ、長介!」
とその時、ついにやよいの言葉で泣き出してしまい、家から飛び出してしまった長介!ああ…やはりこうなってしまったか…
それにしても長介が吐き捨てていったセリフが気になりますな…「自分ばっかアイドルなんかやってるくせに」…
はっ(゜д゜)ちょ、長介、お前まさか自分もきゃわいいアイドルになりたかったからこんな真似をしでかしたんじゃ…(えー
「…えへ…さ、さあ、もやし祭りの続きをやりましょう!」
「…ほっといていいのか?やよい…」
「大丈夫…お腹が空いたらすぐに帰ってくるから!」
チッ…チッ…チッ…チッ…
「…」
「帰ってこないな…長介…」
「…長介、どうしちゃったのかな…ちょっとショックだったかも…長介があんなこと言うなんて」
「多分…本心じゃないわ」
「え…?」
「”お姉ちゃんがアイドルで忙しいから、少しでも手伝いたい”って言ってたもの…」
「長介が…」
「なあやよい…自分もよく動物逃がしちゃうけど、そんな時はすぐ追いかけるぞ。
大切な家族に何かあったら、大変じゃないか?」
「…何か…」
その後、長助は自分で帰ってくるだろうと食事を再開するやよいでしたが、いつまで経っても長介は帰ってきませんでした
思った以上の大事になり悲壮感が漂う中、伊織に長介の気持ちを教えられ、響に「探しに行った方がいい」と助言されるやよい…
なんだかやよいがすげえ空気読めてない子に見えるんだが…(えー
伊織や響の方が長介の扱いを分かってるじゃないですか!これじゃやよいの立場がないですよ!
「はあ…はあ…長介…!長介に何かあったら私…!」
「やよい!響ー!」
「プ、プロデューサー!?どうして…」
「伊織から電話をもらったんだ、手分けして探そう!
心配するなやよい、必ず見つけるから!」
「は…はい!」
そして響と一緒に家を飛び出し、長介を探して町を駆け回るやよい。
そのうちに伊織がプロデューサーへ連絡を取ってくれたようで、3人で長介を探すことになります
ですが、どれだけ必死に探しても長介の手がかりはまるで見つからず…
「いいこと?布団に入ったらすぐに寝るのよ」
「「「えへへへー!」」」
「いつまでも起きてるとぉ…お化けが出るわよぉ…」
「「「ひいっ!?お、おやすみなさーい!」」」
「はい、おやすみー!」
一方その頃伊織は、やよいの家に残って子供たちの面倒を見ているところでした
布団に入っても遊ぶ気満々の子供たちを脅かして、いとも簡単に寝つかせる伊織…やはり意外なほど子供の扱いが上手いですな
それにしてもこの場面、寝っ転がってるかすみの可愛さ半端ねえ
おだんご頭でも可愛かったけど、髪をほどくとさらに破壊力が増すな…
そしてこの衝撃的なパンチラである
ヴぇおああああああああ!パ、パンツ…浩太郎のパンツうううううううぎゃおおおおおおおおおわあああああああ
こ、こんなもん映すなー!!浩太郎きさまパジャマくらい着ろや!まったくなんて格好だ…
パンツ+シャツの格好で寝ていいのはトランクス派にのみ許された特権なんだよ!!(えー
プルルルルプルルルル
《もしもし?》
「ちょっと!まだ見つからないの!?」
《あ、ああ、いま手分けして探してるとこだ、もし見つけたらすぐに連絡するよ》
「そう…」
《あ…なあ、もしも伊織だったら家出したらどこへ行く?》
「…さあ…庶民の感覚なんて分からないわよ、自分の家の中だけだって隠れる場所なんていくらでもあるもの」
《そうか…》
「ん?自分の…家…」
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「…」
ガラガラッ
「わっ…」
「見ーつけた」
ってゲェー!?その時プロデューサーとの会話をヒントに、長介の隠れ場所を見つけてしまった伊織!
つーかお前が見つけんのかよ!外を駆けずり回ってるやよい達の立場は…
ともかく長介が隠れていたのは、家の物置の中でした。なかなか見つからなかったのは灯台下暗しってやつでしょうか
「ど…どうして分かったの?」
「私も兄さん達とケンカした時、よく物置きに隠れたわ」
「お兄さんが…いるの?」
「ええ。2人とも出来がよくって、私のことバカにするからよくケンカしたわ。まぁ今も似たようなもんだけど」
「はは…俺と一緒だね。やよい姉ちゃんはアイドルもやって、家のことも全部1人でやって…
俺だって頑張って手伝ってるつもりなんだ、なのに…」
「あんた、やよいに認めてもらいたいんでしょう?
だったらコソコソ逃げてないで、ぶつかって行かなきゃダメじゃない」
「う…」
そして伊織との会話で、長介の悩みやその本心も明らかに…それは
自分がもっと頼れる男になって、仕事と家事に追われているやよいの助けになりたい
でも一生懸命やっているのに、自分はやよいから十分な信頼を得ていないということでした
そうか…考えてみれば、さっき食事中に長介が落ち込み出したのは
「私、響ちゃんと伊織ちゃんが来てくれて本当に嬉しかったんです!
いっぱいお手伝いもしてもらっちゃったし、毎日来てくれたらいいのになー!なーんて!」というやよいの言葉を聞いてからでした。
響と伊織の手伝いのおかげで今日は助かった。これなら毎日でも来て欲しい
というこのセリフ…自分は毎日家にいるのにやよいには頼りにされていない…いてもいなくても変わらない…
そんな自分のちっぽけさを痛感して、食欲をなくしてしまったのがあのシーンだったんでしょう
「やよいはね、どんな時でもニコニコ笑って頑張ってる。”家の仕事が大変です”なんて顔、
一度も見せたことないわ。それがやよいのプライドなの。あんたにもプライドがあるんなら、
自分の力でお姉ちゃんを助けられる男になりなさい」
「う…うん!」
しかし、「一生懸命頑張ってるのに認めてもらえない」という長介の言葉を聞いて、伊織が返した言葉がこれでした
(C)荒木飛呂彦/集英社
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甘ったれたこと
言ってんじゃあねーぞッ!!
このクソガキがッ!!
もう1ペン同じことをぬかしやがったら
てめーをブン殴るッ!!(えー |
いやあ…結構厳しいっすね…「俺はこれだけ頑張ってるよ!」というアピールをするようじゃ
まだまだだなということでしょうか、男なら実力でやよいが認められるだけの人間に成長してみせろと…
ともかく伊織のおかげで長介も立ち直ったようで、これからはもっとやよい家で頼れる存在になるべくいっそう頑張り始めるのでした
いやあ…なんというか完全に伊織大活躍の回だったな…
子供たちの扱いも完璧にこなして「すごいなーあこがれちゃうなー」とやよいに信頼されるわ
長介の居場所もちゃんと見つけるわ、悩みのことも理解して解決してあげるわ…
自分の言葉で長介を追い詰めちゃって、逃げ出した長介を放置しちゃって、
どこに逃げたのかさっぱり分からなくて、悩みのことも全然分からなかったやよいが
立場なさすぎてマジやばいんだが…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
やよい回なのにどうしてこうなった…
響も今回は色々と株を上げたのになぁ、肝心のやよいが…俺の中で不動の1位だったのが揺らいできそうだ…
なんというか、これまでの回もそうだったけどメインを任されたキャラは、欠点が強調されてズガーンと株を下げるというか
脇を固めるキャラ達は、その欠点を補ってあげる形になるので一気に株が上がるというか
メインを任されるのって正直貧乏クジだよなというかなんというか(えー
メイン回が来るのは喜ばしいと思ってたけどまるで逆だな…脇役のままでいた方がええんやな…
まったくとんでもない罠を仕掛けたアニメだぜ…次回に続く!
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