■アイドルマスター 第11話「期待、不安、そして予兆」

 

「おはようございまーす!」

「おはよう春香ちゃん、あら?まだレッスンまで結構時間があるんじゃない?」

「あ、あはは、それが…もうすぐ実力テストがあって、レッスンまでここで勉強させてもらおうかなって…」

「あらあら、それじゃ2人目ね」

「え?」

「うーん…うう〜ん…」

「あっ、やよい!ひょっとしてやよいもピンチ?」

「うう、そうなんです…家だとなんだかんだでする事が多くって…」

さて今回のアイマスですが…冒頭の場面は、試験勉強がピンチのやよいが
事務所で悪戦苦闘している場面で始まります
やよい…
なんだか最近いいとこないけど勉強も…
い、いや、まて、やよいは学校・アイドル・家事と3つも同時にやってるから大変なだけなんだ!
決して勉強をおろそかにしているキャラというわけでは!決して!

「はいワンツー!ワンツー!」

「(ドカッ)あ、あうっ!」

「あっ、ストップ!大丈夫!?高槻さん…移動遅れないでね」

「は、はい…」

「萩原さんもよ、出だしがずっと遅れてるわ」

「ぜぇ…はぁ…ぜぇ…は、はい、すみません…」

そしてその後、近々行われる大きなライブに向けて
メンバー全員揃ってのダンス練習が始まります
しかし、その練習でみんなよりも遅れを取っているキャラが2人いました
動きがにぶくてみんなの速さについて行けないやよいと、体力がなくてあっと言う間にバテてしまう雪歩がそれ…
やよい…なんかもうほんとにいいとこなさすぎて…どうすんだよこれ…(えー

「我那覇さんは走りすぎ!菊地さん、星井さんもよ」

「う…」

「ま、まだ速いのかぁ?」

「むー…ミキ、もっと速く踊れるのに…」

そんな一方で、やよい・雪歩とは逆に
自分の力を持て余しているキャラ達がいました。それは真・響・美希の3人…
この3人はダンスが得意すぎるせいで、「えーこれだけゆっくり踊ってるのに」と周囲に合わせてレベルを落とすのに苦労してるようですな…
これじゃやよい達が余計みじめじゃないですか!救いはないんですか!?(えー

「はぁ…こんな調子で大丈夫かな…」

「…」

「…」

そんなわけで、せっかくの大きなライブだというのにちぐはぐな感じだけが浮き彫りになった練習初日。
果たして本番までに全員合わせられるのかと、誰もが不安な顔をしております。特にやよいと雪歩の落ち込みようは相当…って
「やよいは仕事が大変ですなんて顔、一度も見せたことないわ」って
あれ大嘘じゃないですか!
(えー  嘘つきーー!!いおりんの嘘つきーーーー!!!
前回からのやよいはマジで
「仕事が大変です」っていう顔しか見せてないので、
あの伊織のセリフは本当
なんかの妄想だったと考えるしかないな…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「はいワンツー!ワンツー!」

「(ドカッ)あうっ!」

「ぜぇ…はぁ…ぜぇ…!」

「…プロデューサーさん、どうします…?やっぱり少し調整した方が…」

「…う…うっ…」

その後も練習を重ねる一同ですが、やよい・雪歩の力不足っぷりはどうにも改善する様子がありません
「これじゃ全員同じダンスなんて無理」と、コーチの先生もダンスメニューの見直しを考え始めたようで…
やはり結局やよいは落ちこぼれキャラでしかないのか…ああ…
:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「わ、私…出るの…やめる…!」

「え、ゆ、雪歩…!?」

「だって…もうこれ以上みんなに迷惑かけられないよ…!」

「萩原さん、あのね…」

「だって…だって…!何度…何度やっても…!」

とその時、とうとう自分の足手まといっぷりを痛感してライブ不参加を言い出してしまった雪歩!
自分のせいで全体のダンスが変えられてしまうなら、いっそいなくなってしまった方がいい…そう思ってしまったようですな…
しかし、そんな雪歩の前にずいっと現れたのは
意外にも貴音でした

「萩原雪歩。どうやらあなたには、技術以前に欠けているものがあるようですね」

「えっ、し、四条さん…」

「それは覚悟です。自分の壁を突き崩すという覚悟をお持ちなさい」

「…う…う…!わ、私だって…自分なりに…!」

いいわよ、辞めても。
引き止めてもらえるとでも思った?
この世界はそんなに甘いもんじゃないの…
日本だけじゃなく、世界中に
アイドルを目指している子は
百万といるのよ?
ちょっとでも迷いがあったり
弱気になったら、後から来た子達に
すぐ追い抜かれてしまうわ。
そしてやがて、みんなから忘れ去られる…
ここはそういう世界なの!
あなた一人に
誰も手を差し伸べたりはしない!

また雪歩にこのセリフを書くことになるとは…(えー
しっかりしろよ雪歩…
プリズムジャンプは心の飛躍、心のときめきはジャンプのきらめきなのさ!
というわけでまたしても認識の甘さを指摘されてしまい、ずどーんと打ちのめされてしまう雪歩でしたが…
それでもなんとか辞めるのだけは踏みとどまって、やよいと共に自主練を重ねて必死にみんなについて行こうとします

「はいワンツー!ワンツー!ワンツー!ワンツー!うん、オッケー!」

「ああ…と、通しで出来た!」

「はあ…はあ…や、やった…!」

「雪歩。練習の成果が出てきましたね、見違えましたよ(にっこり)」

「ああ…は…はい…!」

「よーし!この調子でどんどん完成度上げていこう!」

そんな自主練の成果がついに実を結び、とうとうダンスをミスなく踊れるようになってきた雪歩&やよい!
はーよかった…これでやっとやよいも人並みですね、しかし以前
俺の中でぶっちぎりの絶対王者だった頃からは
考えられないような位置に来てしまったな
:;y=_ト ̄|○・∵. ターン



「あっ、律子…さーん!」

「あら、美希?」

「ミキのダンス見てくれた!?」

「ええ、頑張ってたじゃない」

「じゃあ、今のミキなら竜宮小町に入れてもらえるよね!」

「え?」

そんな中、ダンスの練習風景を律子が見学していたことに気づいて、物凄い勢いですっ飛んでいった美希。
そう、実は美希は、竜宮小町が初登場した時からずっと
自分もその仲間に入りたがっていたのです。
そんな美希の心境をモロに表した第6話の会話がこれでした




『竜宮小町かぁ…ミキもこういうの着れないかなぁ…ねえプロデューサー、どうしてミキは竜宮小町じゃないの?』

『え?それは俺に聞かれても困るんだが…』

『きっと律子…さんがミキのこと好きじゃないから、竜宮小町に入れてくれなかったんだよね…』

『いや、そういう理由はないんだろうが…
 少なくとも、美希ももう少し真面目なところを見せた方がいいんじゃないか?』

『えっ、真面目になればミキも竜宮小町の衣装を着て、歌ったり踊ったりできるの?』

『ん、ああ、そうなるかな』

『ほんとに!?分かったの!じゃあミキ頑張るね!』

と、まあこんな感じでプロデューサーがテキトーな返事をしたばっかりに…(えー
すっかり美希はこの言葉を信じてしまい、今までよりもがぜん真剣に仕事に取り組むようになったのです
そう、番組当初は寝てばっかりでやる気のない女だった美希が、プロデューサーのミスを埋めに走り回ったり、
いなくなったあずさの代わりにモデルになったり、運動会で活躍して1位を何度も取りまくったりしたのは…
何もかも竜宮小町に入りたかったから。その気持ちが原動力になっていたわけですが…

「えっと、どういう意味?」

「え?だ、だって、頑張ったらミキも竜宮小町に…!」

「…??」

「い、入れて…もらえる…って、プロデューサーが…」

「美希…何か誤解をしてるみたいだけど、竜宮小町は伊織・亜美・あずささんの3人ユニットよ。
 メンバーを増やす予定も減らす予定もないわ」

「…」

「美希には美希のプロデューサーと仲間のメンバーがいるじゃない、今のチームで頑張…」

ダダダダッ!!

「あっ、み、美希!?」

あーやらかしたー!!や、やっちまったよこれ!とうとう「いやお前は竜宮小町に入れないから」
律子に本当のことを言われてしまい、765プロから飛び出してしまった美希!
その後はプロデューサーに「うそつき」とだけメールを残し、どこかへ行方をくらましてしまいました。ああ…
全てはあのバカが余計なことを言ったせいです(えー
どうしようもねえなあのプロデューサーは…美希というとてつもない才能をこんな形で潰すことになった日には、
あのバカプロデューサーの首がいくつ飛んでも足りないな…次回に続く!



・イナズマ感想再開の約束守ってくれたのですね〜嬉しいです!もちろん大変なことだと思いますがゆっくりでかまいませんので、
 最終回まで続けてもらえたらありがたいです。大志さんの感想もイナズマも大好きなので!
 でもその一方で(ぼくはやよいファンでもアイマス好きでもないですが)最初あんなにやよいプッシュされていたのが
 今では「思ってたキャラ設定と違うしほかにとりえもないし残念な子」みたいに言われているのがちょっと悲しかったです。
 もちろん、やよいに対してでなくそんなやよいを描く製作陣に向けてのお言葉とは思います。ぼくもイナズマで好きな風丸や
 染岡たちがエイリア編であんなひどい役回りにされたときはすっごくテンション下がったので、お気持ちはわかります。
 でも、あまり悪いところばかり受け止めず、大志さんの好きなやよいにまた会えることを信じて応援してあげて下さると嬉しいです。
 前述の通り、ぼくにとって特に気になってる作品ではないので放送は見ていませんが、
 大志さんの感想はとても楽しく拝見していますので^^
 あと最後にもうひとつだけ。今回のイナズマ感想でロココのことにも触れてくださいましたが、ゲームではほんのりと
 ロココ→夏未の描写があったりするので期待していたのにアニメでは何事もなくなってしまってちょっと残念でした。
 もう未来の旦那様が決まった今ではささいなことなんですけれどもw by イヌ

・やよいというキャラはですねmk−2さん。辛いという顔は本当に見せないんです。でも、「悩んでしまう」ことは多いんです。
 「あー仕事辛いわぁ」「仕事大変だなぁ」という顔はしなくても、「なんで上手くできないんだろう」、
 「私みんなの足引っ張ってるどうしよう」という顔はしてしまうんです。
 これはやよいが本当に、みんなのことを考えることが出来る子だからなんです。
 あと、相手に攻撃された時の防御力がとても弱い子なんですよ。7話での話ですが、やよいが長介の怒りに大いに動揺したのは、
 家族内で本気の喧嘩をしたことがなかったからなんです。序盤に、「大きな喧嘩はない」って言ってましたしね。
 見つけられなかったのも、今までこういうことがなかったから+長介も物置に隠れるのは初めてだったらではないでしょうか?
 (これなら探す分で言えば響と伊織と比べても大差ないですし)
 あとちなみに、ゲームでのやよいのパラメーターはものすごく低いです。ぶっちゃけマジで育たないので育成には苦労します。
 でもまぁ会話が癒されるのでその点はイーブンですはいw 長々とスイマセンでした。mk−2さんにやよいの魅力が
 1ミリでも伝われば、またはストーリー内での弁明ができればと思って書きました。
 あ、ちなみに、ここまで書いてきてなんですが、自分が一番好きなのは春香&響ですb by youare

ふむ…やよいの件について立場が違う2人の人からコメントが来ましたね
イヌさんはアイマスを全然知らなくて私の感想でしか見てない人、
youareさんはアイマスをバリバリ知っててゲーム事情にも詳しい人、
ただ言ってることはどっちも同じ、もっとやよいを暖かい目で見てあげてくださいという…

むう…これは…そう言われるとそうかもしれないなあ…ちょっと最近のやよい語りはネガティブに偏りすぎたのかもしれません。
今後はもうちょっと肩の力を抜いて見てみるとしますかね

■アイドルマスター 第12話「一方通行の終着点」

 

「美希、今日も来てないね…」

「体調崩しちゃったのかなぁ…」

「連絡はついたんですかね…心配です…」

--------------------------------

プルルルル プルルルル

「…」

プルルルル プルルルル

「…」

プルルルル プルルルル

「はぁ…またなの…(ピッ)美希なの」

《あっ、み、美希か!?よかった、今どこにいる!?》

「お魚屋さん」

《さ、魚屋…?買い物か?》

「そんなの美希の勝手なの」

《…なんで練習に来ないんだ?竜宮小町に入れなかったからか?》

「プロデューサーは”真面目にがんばれば、ミキも竜宮小町になれる”って言ったのに…!」

《う、あ、あれは…すまなかった、そういう意味だとは思わなくて…》

「もういいよ。ミキね、なんだかもうやる気がなくなっちゃったの」

《な、なに言ってるんだ、お前一人の問題じゃないんだぞ?一緒にやってるみんなはどうなる、
 とにかく明日は来るんだぞ》

「行きたくないの」

《っ…ワガママ言うんじゃない!みんなに迷惑かけるのか!?》

「バイバイ(ブチッ)」

《あっおい!美希!美希!》

ああ…前回ラストで「プロデューサーに騙された」と765プロを飛び出してしまった美希でしたが…
どうもあれから何日経っても事務所には戻っていないようで、無気力状態のまま町をブラブラしていました
プロデューサーと電話が繋がっても、なんだか
ヘソを曲げた中学生みたいなこと言って
一方的に電話を切ってしまう美希。あ、でも美希って本当にまだ中学生なん
でしたっけ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

やっぱ仕事ってのは学生の責任とはまるで違いますからね…学校の勉強は
いくらサボっても自分だけの責任で済むけど、
社会人の仕事をサボると
それに関わる全ての人に大迷惑がかかるわけで…この美希の行動はさすがにいただけないなぁ…



「はぁ…美希のやつ…」

「今の言い方、可哀想じゃないですか?」

「えっ、音無さん…」

「美希ちゃん、竜宮小町に入れなくてショックだったと思うんです」

「でも、だからってこんな時期に休むなんて…!」

「プロデューサーさん、美希ちゃんはまだ15歳の女の子なんです。
 間違ってると分かっていても、感情的に動いちゃうことってあるんじゃないでしょうか」

「…すいません…俺、また焦ってて…そもそもは俺がいい加減に答えたことが原因なのに…」

がしかし、そんなプロデューサーと美希のやり取りを見て、
「まだ子供なんだから許してやれよ」と言い出した小鳥さん。

絶対に許さない!(えー

いやこれは許しちゃダメだろ…気分しだいで仕事を投げちゃうことなんて、どんな理由があっても許されないですよ
学校を休むのとはワケが違うんですから、「まだ子供なんだから」ってのは通用しないと思います
小鳥さんは俺の分身なのに何をあまっちょろいことを…(えー

「はぁはぁ…美希のやつ一体どこに…あっ、美希!」

「プ、プロデューサー!?えっと…さよならなのーっ!」

「ま、待て!(がしっ)美希…無責任なこと言って悪かった!」

「え…プロデューサー、怒らないの?」

「俺の方も悪かったからな…なあ美希、戻ってみんなと練習しよう」

「いや!戻らない。美希もうやる気なくなっちゃったの」

その後町中をかけずり回ってようやく美希を見つけたプロデューサーでしたが…
相変わらずヘソを曲げている美希は、プロデューサーが何を言っても事務所に戻る気がないようです
戻るなら早くしろ。でなければ帰れ!!(えー
もうこのくらいの
碇ゲンドウスタイルでガツンと言って、ダメならもうさよならでいい気がしてきた…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「な、なあ美希、ノド乾かないか?」

「べつに」

「はは…美希はいつもこんな風に歩いてたのかな?」

「そうだよ、気の向くままフラフラ…って、勝手に話しかけないで!」



がしかし、その後は美希の後ろについていって
ひたすらご機嫌取りに徹するプロデューサー。
もうほっとこうぜプロデューサー…(えー  それかひっぱたいてでもとっとと連れ帰るとかさ…
これだけワガママされて甘い態度を見せるってのもなぁ…私は↓これくらい厳しくしてちょうどいいと思います

「美希…貴様なぜ自分の役目を果たそうとしないんだ?(ぐいっ)立てよおいッ!!」

「やめてくださいよ…!そんなにライブを成功させたいんなら、
 あなた自身がアイドルをやればいいんですよ!」

「できればやっている。貴様に言われるまでもなくな!」

「ミキだって出来るからやってるんじゃないですよ」

バキイッ!

「あっ…!殴ったね…!?」

「殴ってなぜ悪いか?貴様はいい!ワガママ放題ぶらぶらしていれば
 気分も晴れるんだからな!」

「ミキは…そんなに安っぽい人間ですか!?」

バキイッ!

「ぐ…二度もぶった!?親父にもぶたれたことないのに!」

「それが甘ったれなんだ。殴られもせずに一人前になった奴がどこにいるものか!」

「も、もうやらないからな!?誰が二度とライブなんてやってやるもんか!」

「美希、今のままなら貴様は虫ケラだ。
 それだけの才能があれば…貴様は竜宮小町を超えられる奴だと思っていたがな。
 残念だよ(すたすた)」


「えっ…?りゅ、竜宮…小町を…プ、プロデューサー…プロデューサー…!」

こうすればもう全て解決だろ…間違いないよ…(えー

「あ…先生なの」

「せ、先生?」

「カモの先生…小学校の頃からずっと尊敬してるの。寝たままでもプカプカ浮いてられて、
 ミキもそんな風にラクに行きていけたらいいなーって」

「はは、美希らしいな…」

「…ねえ、プロデューサー。ミキのパパとママはね、いつもミキのしたいことをしなさいって言ってくれるんだ。
 ミキも前はね、それでいいって思ってたの…好きなことだけしてればいいって。
 でも、最近それも違うのかもって…辛いこととか苦しいこととかあっても、
 それでもドキドキワクワクすることがしたいって。竜宮小町に入れれば…
 きっと今のミキよりもっとキラキラ輝いた感じになれるって思ったの」

って、その時ふと立ち寄った公園で「カモの先生」を見かけた途端、ぽろっとプロデューサーに心情を打ち明けた美希…
なぜこれほど竜宮小町にこだわるのか、それは今まで好き勝手に生きてきた自分よりも
竜宮小町に入った自分は苦難を越えてキラキラした存在になれると思ったから…いちおうワガママがダメってことは分かってるのかな?

「プロデューサー…ミキ、どうすればいい?どうすればもっとドキドキワクワクできる?」

「美希…それならアイドルになればいい、みんなと一緒にステージに立つんだ!」

「やだ」

「え、ど、どうして!?」

「だって竜宮小町にははなれないもん。竜宮小町じゃないとステージのお仕事来ないし」

「い、今まではそうだったかもしれないけど…でも、それも次のライブで変わるよ!
 次のライブでたくさんのファンの前で歌ったら、きっと美希も竜宮小町と同じくらい…
 いや、それ以上に輝ける!」

「どうせみんな竜宮小町しか見ないよ」


(C)荒木飛呂彦/集英社

甘ったれたこと
言ってんじゃあねーぞッ!!
このクソガキがッ!!
もう1ペン同じことをぬかしやがったら
てめーをブン殴るッ!!
(えー

ああしかし、それほど「苦労してでもキラキラした自分になりたい」と思っていながら、
結局は「竜宮小町じゃないとやだもんね」とワガママを言ってしまう美希。またそこに戻るのかよ!
竜宮小町だって
ゼロからスタートして自分達で今の地位を築いたんだし、
そこへ途中から入ってキラキラしたいというのは、結局ラクな道を選ぶことでしかないだろ…

「美希…俺な、これだけは自信持って言えるんだ。
 美希もみんなもこれからどんどん人気のアイドルになって、キラキラと輝いていくって」

「…」

「一番そばで見てる俺が言うんだから間違いない。なあ美希、竜宮小町じゃないとダメか?
 俺や他のみんなとじゃ…」

「ううん…みんなと一緒にレッスンしてるとき楽しかったよ。ドキドキして、ワクワクしたの…」

いやそれが分かってるんなら戻ってこいよ!(えー
「実はみんなとレッスンしてる時ドキドキしてました」っておま…それなら早く戻ってきて思う存分ドキドキすればいいだろ!
「ミキどうすればいい?どうすればドキドキできる?」とか
さっき言ってたのはなんだったんだ…
自分でもう分かってんじゃねーか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「…やってみても、いいかな…あのね、ひとつだけ約束して!絶対ミキを竜宮小町みたいにしてくれるって!」

「美希…!ああ!」

そして最後はようやく気が変わったようで、説得に応じた美希は765プロへと戻ってくるのでした
なんというか…
やっぱ天才肌タイプってのは俺の中では微妙だな…(えー  次回に続く!


・9月30日のイヌさんとyouareさんのコメに感動しました。 by ラッキーP

そうですよね…なんていうか普通なら「やよいをディスるのもいい加減にしろよ」とか攻撃的になりそうなもんですけど
2人ともすごくこう丁寧に優しく指摘してくれたというかね…なんていうか懐が深いなあって感心してしまいますよね
でもその直後の感想で美希をディスりまくってすいませんでした(えー

我ながらやよいの次は美希か…あんな指摘をされた後だからなるべくソフトな感想にしようとは思ってたんですが…
ただね、私が今まで美希のことを持ち上げてたのって、仕事に対する真摯な態度があったからなんですよ
プロデューサーのせいで予定外の仕事に行かされた時とか、「今ごろ来てもおめーの席ねーから!」と現場監督に怒鳴られて
それでも愚痴ひとつ言わずに「振り付けがどんなのか教えて」と真に聞いて練習して…

そういう真摯さがあったから、美希のことを素直にすごいなって思ってたんですよね。
本来なら天才キャラが他人の技を一度見ただけでマスターする展開とかめっちゃ俺の嫌いなパターンなんですが
あの場面の美希にはそういう気持ちは全然なかったな…ただただ「美希ってすごいなー、それに良い子だなあ」と感心してたというか

それだけにね…その真摯さがなくなってしまった11話の美希は微妙でしたね
「なんだ天才キャラっていうのは結局こうなるのか…」って感じで、気まぐれで仕事をやめてしまうその展開に落胆したというか
魔法が…解けた…って感じでしょうか、あれで評価を大きく変えてしまった美希の今後はいかに…

■アイドルマスター 第13話「そして彼女たちはきらめくステージへ」

 

「うん、天気よし!絶好のライブ日よりだなぁ!」

「「「おはようございまーす!!」」」

「おはようみんな!今日は頑張ろうな!」

「「「はいっ!!」」」

--------------------------

「えっ!?台風で来られない!?嘘だろ…!?こっちは晴れてるぞ!」

《それが、こっちは酷い雨と風で…!電車も全部止まってしまって、
 レンタカーを借りたんですけど…タイヤがパンクしてしまって、身動きが取れないんです…
 迷惑かけてごめんなさい…!》

さて今回はいよいよアイマス前半最大の山場、特上の会場を用意した豪華なライブ回ですが…
なんとライブの主役である竜宮小町が、
仕事先から戻ってこれずにライブに参加できないという
とんでもないアクシデントが発生してしまいます。今回のライブはそもそも、竜宮小町の人気のおかげで実現したようなもの…

↓のファンからの差し入れを見れば一目瞭然、
左端に置いてある箱が765プロみんなに贈られてきたものですが
765プロみんな合わせても竜宮1人分にすら遠く及ばないという人気の格差ぶり…
これで「竜宮は欠席しました」なんて言おうものなら、ファンから一体どれだけの大ブーイングが巻き起こることか…



「本番まであと一時間…開演までは間に合いそうもない…!」

「ね、ねえ、どうするの…!?竜宮小町がいなかったらまずいんでしょ!?」

「お客さん、がっかりしちゃいますよね…」

「兄ちゃん、まさか中止にするんじゃ…」

「…中止にはしない、俺たちでなんとかしよう!」

--------------------------

「この曲はこっちに変えて、その曲はあっちに!」

「プロデューサー!すいません、”マイベストフレンド”の次は何になりますか!?」

「”私はアイドル”だ!」

「ありがとうございます!誰か、竜宮小町がやることになってた私はアイドル、出来る人いる!?」

「ミキできるよ!」

「はいはい、真美も!」

「えっ、で、でも真美ちゃんはその後すぐ”スタートスター”が入っちゃってて…」

「え?あ、そ、そっか…じゃあ雪ぴょんがスタートスター歌って!」

「えぇ!?む、無理だよぉ!」

ともかくイベントの中止だけはなんとしても避けようと、必死にスケジュールを組み換え始めたプロデューサー達…
ライブが開始されるまではたったの1時間、その間に段取りをすべて見直すという超突貫作業です
竜宮小町の曲も飛ばすわけにはいかず、その場で代役を探すという慌ただしさ…
誰もが激しい焦りに襲われる中、とうとう運命のライブは始まってしまいます

《乙女よ♪大志を抱け♪》

「あれ…!?あれ…!?リボンが見つからないよぉ!」

「ああもう…!誰だよメイクボックスぐちゃぐちゃに使ったの!」

「うーっ…ううーっ…!やっぱジッパーしまんないよ雪ぴょん!」

「ええ!?ど、どうしよう…!」

「えっと…この次は自分、どっちに行けばいいんだっけ…進行表、進行表…!」

ですがライブが始まっても、765プロの慌ただしさは留まるところを知りません
ステージで歌うアイドルがいるその裏で、楽屋では数え切れないほどのアクシデントの連続…
誰もが平常心を失いすぎて、混乱に次ぐ混乱を生んでしまっている感じです

「はあ、竜宮まだかなぁ…」

「だよな…ちょっと前座長くねえ?」

--------------------------

「ふう、ただいまー!真美、次出番だから…」

「あっ真!その進行表貸して!」

「え?うわあっ!!」

バッシャアアアアン!!

「あぁ…!?い、衣装が…!何するんだよ響!!」

「あっ…ご、ごめん、進行表を貸してもらおうと思っただけで…」

「わざわざ乗り出してくることないだろ!?だいたい響は不注意すぎるんだよ!!」

「ペ…ペットボトルのフタを閉めなかった真だって悪いんだぞ!?」

「2人とも、少し落ち着いて…!」

「ぐ、ぐぬぅ…ぐぬぬぬぬーっ…!」

「あ、そ、そんな乱暴に引っ張ったら…!」

ビリリリリィッ!!

「あ…あぁ…っ!?」

うわああああああああ
なんてこった…とうとうそんなアクシデントも行き着くところまで行ってしまい、まさしく最悪の事態に!
ペットボトルが倒れて真の衣装が台無しになり、激しい言い争いを始めてしまった響&真、
さらに雪歩の衣装のジッパーをムリヤリ閉めようとした結果、それを破いてしまった真美…
このうえ観客達も
「おい竜宮はまだかよ」と不満が溜まってきており、もう何もかもがブチ壊しになりそうな感じです

「…みんな!ちょっとくらい不恰好でも、自分たちが出来ることを
 会場の隅から隅まで届けようよ!私たち、ずっと大勢のお客さんの前で歌うことを
 目標にやってきて…やっと今日、その夢が実現できてるんだよ?
 だから全力で私たちの歌を届けようよ!きっと届くよ!」

「は…春香…」

とその時、
「おまえらおちつけ」とみんなに声をかけ始めたのは春香!
今日は今まで頑張ってきたことの集大成とも言える夢の舞台、だから余計なことを考えずに一生懸命歌を届けることを第一にしようと…
そんな春香の言葉で他のメンバー達もようやく落ち着きを取り戻します。とりあえず雪歩の破れたスカートは
やよいが大急ぎで繕ったようで…
真の衣装については言及されてないですが、水を被っただけだからドライヤーとかで乾かしたのかな?まあ落ち着けばどうにかなりますよね

「た…大変ですプロデューサー!見てください、美希の”デイオブザフューチャー”の後に
 また美希の”マリオネットの心”が来てるんです!」

「いくら美希でも、このダンサブルな曲を続けるのは無理だぞ!?」

「ぐっ…そうか…もう曲の入れ替えはできないし、どうしたら…」

「…」

が、一難去ってまた一難。結局またこうなるのかよ!?せっかく春香のおかげで立ち直ったかと思いきや、
段取りミスで美希の曲が2つ連続しており、そのどちらも超疲れる曲で体力的に歌うのは無理だという…
またしてもバタバタと慌ただしいムードに包まれてしまう一同。なんにしてもここはどちらか片方を飛ばすしか…

「仕方ない…構成を考えると厳しいが、ここは曲を飛ばして次に…」

「プロデューサー。ミキ、やってみてもいいかな」

「ええっ!?む、無理だよ!ただでさえ後半は美希の出番が多いのに!」

「…やれそうなのか…?美希」

「分かんない…でも、やってみたい。試してみたいの!」

って、しかしそんなキツイ段取りでもあえて変えずにやってみたいと言い出した美希!
そうか…
美希は前回「大変な思いをしてでもキラキラした存在になりたい」と言っていましたが
今はまさに美希の言葉そのままのような状況…ここを乗り切ることができれば、自分は今までよりもっとキラキラできるかも…と
美希は思っているんじゃないでしょうか



ジャジャジャンジャァァーーン!!

「「「おおおおーーっ!!」」」

「はあっ…!はあっ…!はあっ…!」

「美希…苦しそうね…」

「うん…」

そしてまずは1曲目のデイオブザフューチャーを完璧に歌い終えた美希!
その圧倒的なオーラに
「おいおい今の子誰だよ!」と竜宮にしか興味がなかった観客も
慌ててパンフレットを見直して美希の凄さを実感したようです。しかし、1曲目を終えた時点ですでに美希の体力はもう限界…
このうえさらにハードな2曲目が控えているわけですが…

ジャカジャカジャッジャーーン!!

「「「うおおおおおおおーーーっ!!」」」

「はあ…!はあ…!は…あっ…」

ドサアッ!

「み、美希!大丈夫か!?」

「ミ…ミキ…ちゃんと…やれたの…ステージ、すっごいキラキラで…
 ミキも…キラキラしてた…?」

「ああ…!キラキラしてた!」

「あ…あはっ…」

って、曲が終わった後の楽屋裏でバッタリ倒れ込みながらも、ついに今の無茶な挑戦をやり遂げた美希!
そんな美希の凄まじいステージを目にした観客たちは、もはや不満など完全に吹っ飛んで最高潮に盛り上がっていました
「竜宮小町じゃなくても美希なら絶対キラキラできる」…前回プロデューサーと交わした約束は、こういう形で果たされたわけですなあ

「うふふ…みんな、いい!?」

「私たち!」「歌って!」「踊って!」「最後まで!」「力いっぱい!」「頑張るのーっ!!」

「「「765プロ!ファイトォォォーーッ!!」」」

そしていよいよ最後の曲、全員揃っての一世一代の大ライブのためにステージへと向かう一同。
美希のおかげで観客のテンションも最高潮、あとはその観客に最高の仕事を見せるだけ
そして円陣を組んで気合いを入れた末に、みんなが披露したその曲は…

ほぁい!ほぁい!ほぁい!ほぁい!
ヴぉおおおおおおおほいほいほいほいほい!!

「「「昨日までの生き方を♪否定するだけじゃなくて♪」」」

ほぁい!ほぁい!ほぁい!ほぁい!
ほぁい!ほぁい!ほぁい!ほぁい!
ほぁい!ほぁい!ヴぉっふぉっふぉっふぉ!!

「「「これから進む道が♪見えてきた〜♪」」」

ヴぉおおおおおおおおおおっほぁい!!
ヴぉおおおおおおおおおおっほぁい!!

「「「輝いた〜♪ステージ〜に〜♪」」」

うぶぉおおおおああああああああ!!
べぇうううおおおお!!ほいほいほいほい!!

「「「夢だけでは〜♪終わらせたくな〜い♪」」」

ひゃっふうううううう!!ふぉおおおうううううう!!

う…うるせえええええーー!!
なんだこれー!!おいちょっと待ってくださいよ!観客の声がうるさいってレベルじゃねーぞ!
こ、この演出は一体…観客の盛り上がりを表現したのか知りませんが
クソやかましい歓声に肝心の歌がかき消されてまるで集中できやしねえ!(えー

あぁ…そんなわけでライブ自体はとても盛り上がって終わったようですが、
見てるこっちとしては「観客がキモかった」というのが一番印象的な話だったな
:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
なんというか…今回は放送前から
「史上最高のライブ回くるぞ!」「間違いなく神回だぞ!」と誰もが猛プッシュしまくってましたが
見てみると正直そこまででもなかったな、というなんだか残念な回になってしまいましたね

まず不満なのは、こっちとしては
前評判通りの「今日のライブは何もかもが最高でした」という回がくるだろうと思っていたのに
話の中身ほとんどが
「ライブがなかなか上手く行きません」という内容だったことでしょうか。
今回の大半は楽屋裏で起こるトラブルの描写ばかりで、肝心のライブ映像は止め絵で数秒流しておしまい、というものがずっと続いてました



最後の曲だけは例外でしたが、さっきも言ったように
観客の声がクソやかましくて曲にまったく集中できない
という作りになっていたので、結局すべてが微妙なままで終わってしまったという…

改めて最後の曲を見直してみると、作画いいなぁとか良い曲だなぁとかよかった探しもできるんですが
初見だとただひたすら「観客の声きもい」という印象しかなかったんだよ!(えー
実際、見終わった直後にあのライブシーンを頭の中で再生しても
観客の声以外になにも思い出せなかったしな…

もうさ…話を盛り上げるためにトラブルを用意するみたいな展開はやめて欲しいです。
そんなのより今回は
超クオリティのライブで視聴者を魅了することを最優先すべきだったんじゃないですか?
春香たちもがんばって竜宮もがんばってみんながんばって、ああ最高のライブだったなあと思わせるのが第一だったんじゃないですか?
結局はトラブル続きと観客のバカでかい声で、ライブの質そのものがおろそかになってしまったな…という印象でした。
なんとも残念です、次回に続く


■アイドルマスター 第14話「変わりはじめた世界」

 

【季節はもうすっかり秋の気配です!川原にはススキも顔を出して、
 自転車を漕ぐと風が少し冷たく感じたりして…それに、移り変わったのは季節だけではありません!
 私たち765プロを取り巻く環境も、本当に色々なことが変わったんです!
 その中でも一番大きなことと言えば、なんと言ってもお仕事がビックリするほど増えたこと!
 みんな忙しく時間に追われる毎日ですが、それぞれ新たな階段を登ってるって感じで頑張ってます!】

さて前回、例の大規模なライブで客たちを盛大に沸かせた765プロのアイドル達でしたが…
それをきっかけに一気に羽ばたいてしまったようで、今となっては誰もが売れっ子アイドルへの道を歩み始めていました
町には巨大な宣伝看板が並び、テレビのレギュラー番組も獲得し…しかしライブひとつでえらく変わったもんだな…

「ねえねえハニー!ミキの衣装似合ってる!?」

「え、あ、ああ…」

【それともう1つ、美希がプロデューサーさんのことをハニーって呼ぶようになりました!
 美希いわく、”プロデューサーは特別だからハニーなの”だそうです!】

「ミキね、ここのところ凄く気に入ってるの!ハニーはどう思う!?」

「そ、そうだなぁ…」

「ええ〜、それだけ〜?もっと何か言って〜!」

そんな中で美希はというと
思いっきりプロデューサーにデレまくっていました
えええええ!?ちょっ…これでもうハニー!?ハニー呼びになっちゃったんですか!?
極端に変わりすぎだろ!!おま…2話前は「プロデューサーなんて信じらんねーぜクソが」とドン底評価だったのが、
この短期間でまさかここまで変わるとは…「ちょっと見直した」とかそれぐらいなら分かりますが、もうハニーとはたまげたなあ

「ねえねえ!今日って、この前撮影したザ・テレビチャンの発売日だよね!」

「あっ、確かにそうかも!どんな風に映ってるのかなぁ〜…」

「きっとみんな、すっごく可愛く映ってるって思うな!」

「なんだか撮影しているうちに、本当にグレープフルーツに
 なっちゃうんじゃないかって思ったわ〜、うふふ」

「…」

「あっ、いおりんテレビチャン買ってきた!見せて見せて〜!」

「…どういうことなのよ、これ!!」

「えっ…?な、なんでジュピターが表紙に…!?」

「む?どうしたんだね」

「あっ、社長!これ…」

「ん…?これは…!まさか…」

--------------------------------------


「クックックックッ!これでもまだ手ぬるいくらいだ…!
 思い知るがいい765プロ、地獄の底の深さをなぁ!!」

ところが何もかもが順調に動き出したかと思えば、またしても765プロに新たな試練が…
それは超大手芸能事務所・
961プロからの妨害工作でした。せっかくザ・テレビジョンの表紙の仕事が765プロにきたというのに、
961プロによってそれは握り潰されてしまったという…ジュピターもこの961プロに所属してるんだなあ

そしてなぜ961プロがそんな汚い手を使ってくるのかというと、どうもそこの黒井社長という人は
かつて765プロ社長の同僚であり、価値観の違いで衝突を繰り返してとうとうケンカ別れしたことを逆恨みしているようで…
なんかレッツ&ゴーの大神博士みたいな奴だな…(えー
「どんな手を使おうが勝てばいいのだ!土屋の甘っちょろいマシンなど粉砕してくれる!」とか言いつつ土屋博士に
ケンカ売りまくってきたあのハゲ親父にそっくりだ

ともかく、これからは961プロとの抗争が話のメインになりそうですな…
しかしそういうのより俺は、この間のあずささん回のように
のんびりした心温まる話とかが見たいんだがなぁ。次回に続く


・ちょいとアニメ:アイドルマスターのキャラとアニメそのものへの寸評を書いてみた。太志さんが泣き出しそうだけど、
 「君がッ泣くまで殴るのをやめないッ」くらいの勢いで拍手を送ってみる。(泣かせたいわけではないが・・)

Sランク
美希:【チート】放っておいても勝手にトップアイドルになる系。天才肌、天然、マイペース。
なぜかプロデューサーを誘いまくり。スタッフに愛されすぎ。SSランクでもいい位のえこ贔屓。

Aランク(Sランク候補)
千早:【助手】千早=真っ平ら=助手=中の人。いつか覚醒するのは確定らしい。
春香:【星をめざす娘】努力で頂点に辿り着くか、あるいは星空を地上から見上げるに終わるかの両極端。
まだ成長し切らない「戦隊物のレッド」みたいな存在。たぶん本来は主人公。
貴音:【女王様】謎の圧倒的安定感。姐御のような、チームの精神的支柱。
真:【男というか漢】ボーイッシュが行き過ぎた。とにかく立派に漢である。
響:【アホの子】一番勿体無い素材。事務所に来るのが2年早かったか。個人的には八重歯が要らない。
なんでここまでアホ扱いなのか。違う路線でも十分いけたはず。

Bランク
伊織:【おでこ】正直お子様すぎる。学園ものにでも出ているべき存在。
あみ・まみ:【双子】エロ親父系担当。そして、双子である意味があまりない。
あずさ:【年増・人妻】おっとりしすぎ。本当にこんな業界で生きて行けるのか不安。やや悪い意味での天然。
スタッフや原作者らの愛なのか、竜宮小町で、とりあえず専業主婦的な安定したポジションに収まる。

Cランク
雪歩:【ネガティブ】度が過ぎた男性恐怖から始まり、今はとにかくネガティブ思考。運も無い。
不幸な星の下に生まれてしまった感じ。それがなぜ空の星を目指してしまったのか。
やよい:【太志さんが段々残念な気持ちになっていく娘】心が折れやすい。笑顔が最大の武器だが、スタッフに愛されていないのか、
その笑顔もワンパターン。なんでこうなった。765プロのアキレス腱。アキレス腱であるとは、弱点というだけではなく、
よい働きをする可能性を秘めている。が、「その弱さ故に皆が団結する」以外の良さを発揮できていない。
展開上、捨石にされた感すらある。元々アイドルに向いてない説も有力だが、それでも努力せねばならない背景は
持ち合わせているだけに、その扱いが哀れな存在。

アニメそのものの総評というか感想
・「シリアスな話が書けない」という病に侵されている気がする。そのせいか、やたらぬるい話しか出てこない。
前半は全体的に、話がたる過ぎた。もう少し冒険していいと思う。美希が一時離脱するくだりなど、もっと本気を出して
シリアスな物語を書いていいくらいだった。「まだ15歳のこどもだから」でまとめてしまったのは勿体無い。
それはそれで一貫した物語にはなっていたが、もっと強烈な展開にして良かった。プロデューサーが男として
美希を引っ張る展開だって許された。安定飛行の下策でリスクをかわしたという印象。
(本気の離脱で、2クール目のどこかで復帰、が上策。プロデューサーが男を見せる展開、が中策かな。実際のアニメは下策と考える。)
最大の問題はこの展開で、果たして雪歩と弥生がアイドルなんかをこなせるのかということ。今までのペースからすると
3クール目をも視野に入れないと、とてもではないがこの二人の「成長」が描けそうにない。このままでは皆に支えてもらうだけの
存在に陥りそう。おそらく、「全員が輝かなければならない」という縛りのあるアニメであろうから、どこかで描くのだろうが・・
果たして、ファンの人々を納得させられるだけの物語が描けるのであろうか・・。

以上、mixiの日記で書いたものを送りつけただけともいう。長文失礼。 by taka_mkiv

ぬー。takaさん的にはだいぶアニマスへのモヤモヤが溜まってきてるようですねぇ
いま書いてもらったのを読んでみると、確かに私も「まぁその通りだなあ」とあちこち同意してしまう感じではあります

ただ、不満は不満でも私の場合逆だな、と思った部分はあれでしょうか。「序盤は話がぬるくてたるすぎた」っていうところ。
私はなんていうか、「波乱だとかトラブルだとかそういうのが無駄に多すぎる、もっと平和な展開でいい」って思うことが多かったですね
一番代表的なのが例のライブ回でしょうか。その時の感想でも書きましたが、ひたすら楽屋裏のトラブルを映すばかりで
肝心のライブ映像に関してはほとんどスルーされてしまったという…

なんていうのかなあ、こういうトラブルが起こった場面って
「僕の衣装を汚すとかなに考えてんだよ!」「うるせーなペットボトルのフタくらい閉めとけよ!」
「うわー私の衣装やぶれたし終わったわー、このライブマジ終わったわー」
とかネガティブな発言が飛び交うわけだけども…そういうの見てても全然アイドル達への評価が上がらないわけですよ

このアニメで一番大事なことはなんなのか、それは視聴者に
「このアイドル達はこんなに輝いてます、こんなに魅力的なんです」とアピールすることだろうよと。



美希を連れ戻す回でプロデューサーも言ってましたよね、「みんな絶対にキラキラ輝けるって俺は信じてる」と。
視聴者もそれと同じ気持ちにさせることが一番大事なんですよこの番組は。
いかにアイドル達が魅力的で可能性に溢れているか、それをまず第一に伝えなきゃダメだと思うんですが…

まあ、実際はそうはなってないわけで…私もプロデューサーの↑のセリフを聞いた時「え…?いや無理じゃねーかな…」
アイドル達の可能性を疑う気持ちが真っ先に出てきてしまいました。それじゃあアカンやろと
トラブル続きでアイドル達のふがいない点ばかり見せられていると、「またか…ダメだなこいつら…」と溜め息が漏れるばかりで
ちっともアイドル達の評価が上がっていかないんですよね。

これまでの回で「メインの扱いになったキャラは株が下がる」ということも何度か言ってきましたが、
結局それも同じことだと思うんですよ。メインの扱いになるとそのキャラを中心としたトラブルが巻き起こるから、
アイドル達のダメな点ばかりが目立ってるんじゃないかとね…

だからもうトラブルなんていらない。そんなもんさっさと捨ててほしい。
たぶん毎回話を盛り上げるためにそういう山場を用意してるんだろうけど、
結局それでアイドル達がダメに見えるんじゃ意味がないでしょうに。トラブルなんていらない。全然いらない

もうだからイカちゃん方式でいいと何度言えば…(えー
イカ娘はまさに「イカちゃんの魅力を最大限引き出すこと」を主眼に置いたアニメというか、
その結果、話の盛り上がりが欠けていたりオチが弱かったりすることもいっぱいあるけども、それはもう仕方がないことです。
イカちゃんが可愛くて魅力的なことが一番大事なんだから、優先順位としちゃそれでいいと思ってます

まあもちろん、キャラが可愛くて話も盛り上がると両立できれば一番いいとは思いますけどね
ただそれをやるには全ての話が神回になるぐらいハードルが高いことだから、現実的にはどっちかを取るしかないと思います
イカちゃんは笑っても泣いても怒っても落ち込んでも可愛い、何をしても可愛い。イカちゃんをずっと見ていたい
そう思わせる作りになっているわけで。アイドルならファンに対してこういう気分にさせなきゃダメでしょうよと。
今のアイマスは「アイドル可愛い」の方がだいぶ弱っているので、まずそっちをどうにかしてくれと思うわけなんですよねえ

つーかイカちゃんとやよいを並べてみるとつくづく同系統のキャラクターだよなぁ…両者には同じぐらいの素質があると思ったんだが
やよいとイカちゃん、なぜ差がついたか慢心・環境の:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

(C) 安部真弘(週刊少年チャンピオン)/海の家れもん


・アニマスの評価なんで犬日々レベルまで下がってんすかー!理由をのべてくださいよ、頼みます!

ああ…ごめんなさい、アニマスの評価に関しては見ての通り星2つなので
あれは普通に見切っちゃったというか…(えー
まあこれに関してはね、また似たような話になるんですけども、アニマスってアイドルの1人1人が様々な苦難に襲われるんだけど
自分はそれに挫けちゃって仲間がなんとかしてくれるっていう風に俺には見えたから…

アニマスは各話ごとにメインとなるキャラが変わって、そのキャラ中心に騒動が巻き起こって、
でも自分ではどうにもならなくて泣いてたら仲間が助けてくれる、という展開が多かったですよね。でも仲間に頼る部分が大きすぎて
自分自身で苦難を乗り越える流れにできなかったのが俺にとってはマイナスでした
「メインを張ったキャラは貧乏クジ、そのサポートに回ったキャラの株が上がる」と放送中に何度も言ったりしましたが、
今思えば要するにそういうわけだったんじゃないかと思います

たぶんスタッフ側としては、「1人じゃ無力だけどみんなで力を合わせれば頑張っていける」という
雰囲気を作りたかったんだろうけど…正直うまく行っていたとは言いがたいな…
その考え自体は、ちょうど俺が昨日「イナズマ1期はこうだった」って語った話と一緒ではあるんですけどね

ただ、俺の評価の良かったイナズマ1期と良くなかったアニマスで何が違うかって言うと、
イナズマは確かに円堂が悩んでる仲間の力になってくれるんだけど、それはひとつのきっかけに過ぎなくて
あくまでも最後は自分の力で乗り越えていくんですよね
そのために円堂と一緒に特訓して、心身ともに強くなっていく…そんな話だったわけですよ

アニマスは正直、サポート役のキャラに必要以上に解決役を任せすぎたというか
一番肝心なメインのキャラがそこまで頑張ってないのにトラブルが解決しちゃった、っていう流れを多用したのが
個人的にはよくなかったなと思う点ですね、その辺のさじ加減は難しいところだね…

あとはそういう苦難を経験するたびに、アイドルたちがギスギスした空気になって言い争いが始まるのも
あんまり好きじゃなかったな…特にそれを強く感じたのは第13話のライブ回でした。
あの話は前半の大きな節目で神回間違いなしと言われてただけに、そこでケチがついてしまったのはかなり痛かったですね

その頃には「このアニメでトラブル展開を多用するのはもうやめてほしい」とずいぶん強く思うようになって、
内容的にも13話のライブの後には「今まで苦労続きだったアイドル達が順調に売れ始めた」って流れになったから
もしかしてこれでトラブル展開も今後は減るのかな?と思ったんですが…
しかしその直後の第14話、アイドル達に向けて961プロの執拗な嫌がらせが始まるというまさかの展開。
これトラブル減るどころか逆に増えてんじゃねーか!と、
もうそこで思いっきりゲッソリして「もう見切るかな…」と思うようになりました

ただ、見ないにしても録画だけは続けて、もし評判がよくなったなら復帰しようかな…とも思っていたんです
しかしそんな中で放送されたのが第16話、伝説の響回。
「微妙ってレベルじゃねーぞ!!」と不評の嵐を巻き起こした
超絶ウルトラダメダメ回でした


(C)ABC・東京アニメーション

海より広い
私の心も!
ここらが
我慢の限界よ!!

というわけで、「もう俺は知らん!」と思ってついにここで完全に見切ってしまったわけです
その後いくつか良回があったみたいだけどもう俺は知らん!(えー

そもそも俺はアニマス序盤において、1番にやよい、2番に響、3番に美希を気に入って
この3人を目当てに見ようって思ってたんやで!
まずやよいはどんな時でも元気で可愛い子なんだなーと思っていたら、
何かトラブルが起きるたびに「もうダメだぁ…おしまいだぁ…」と元気なくなりすぎて
騙された!と思い、
美希はチャラそうに見えて仕事を物凄くちゃんとやる子なんだなーと感心していたら、
「竜宮小町に入れないとかやる気なくしたわー」って仕事ほっぽって逃げ出して騙された!と思い、
響はとにかく見た目(顔)とか見た目(胸)とか見た目(尻)とかが好きだったので期待していたら、
響回では作画崩壊で見た目終了のうえハムスターに主役を奪われ騙された!と思い…
3本の矢が3本ともヘシ折れるという異常事態!
これで一体どうしろと!もはや俺には見切る以外の選択肢がなかったんや…






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