■スイートプリキュア♪ 第1話「ニャプニャプ〜!スイートプリキュア誕生ニャ♪」
「我がメイジャーランドの女王、アフロディテ様のご登場!」
「皆様、本日はメイジャーランド大音楽会へようこそ。次は恒例の曲・幸せのメロディーをお聞きください。
この楽譜は遠い昔からメイジャーランドに伝わる伝説の楽譜です。
これに書かれている幸せのメロディーの力によって、世界の平和と人々の幸せは守られているのです。
では今年から新たに、この幸せのメロディーを歌う歌姫を紹介しましょう。歌の妖精ハミィ!」
「にゃぷにゃぷ〜!」
ぽわわわ…
「あっ、気をつけてハミィ!お前の声には音符を操る力があるのよ」
「にゃぷ?」
「初めてで慣れていないのね…伝説の楽譜の音符は、今のように1年経つと楽譜から浮き上がってきて、
いつかは飛び去って行ってしまいます。1年に1度選ばれた歌の妖精が、楽譜通りに幸せのメロディーを
歌うことで魔法の力が生まれ、音符はまた1年楽譜に染み込んで、
世界を平和にするパワーを放つのです。今日はそのための大事な儀式なのよ、頑張ってねハミィ」
説明なっげええええええええええ!!
冒頭から長いんだよ…ゴチャゴチャと説明が長いんだよォォォォォォ
というわけで新シリーズが放送開始となったプリキュアですが、始めは主人公たちの紹介ではなく
妖精たちの世界の説明シーンからスタートとなりました。
まあなんていうか…ジュエルペット的に言うところのジュエリーナ様=アフロディテ様、ジュエルランド=メイジャーランドって考えれば
基本設定が分かりやすいかな?それにしても、少女向けアニメってこういう
「マスコットキャラ達が暮らす別世界、それを統治するのは美しい女王様」っていう設定が好きですよね
リルぷりっとか夢パティなんかもそれに該当する感じでしょうか
「ハハハハハ!ハーッハッハッハッハァ!幸せのメロディーなど歌わせはしないぞ!」
「なっ…メフィスト!?」
「伝説の楽譜は、我がマイナーランドがいただくぞ!(ずばばばば)
ぐはははは!楽譜を不幸のメロディーに書き替えてやった!
これでこの世界すべてを不幸のドン底に陥れてやるのよ!」
「ふふん、何をするのかと思えば…楽譜を書き替えたって、それを歌う歌姫がいなければ
なんの意味もないのよ。ハミィがそんな歌、歌うわけないし。残念だったわねぇメフィスト」
と、ここでなんだか実に分かりやすい悪役キャラ・メフィストが登場。伝説の楽譜を強引に奪い取ると、内容を不幸の旋律に変えてしまいます
これはピンチな展開になったなと思ったら「お前バッカじゃねーの?」と案外余裕だった女王様。(えー
いやいや…長年平和を守ってきた伝説の楽譜が台無しにされたのにそんな反応薄くていいんですか!?
「歌わなきゃ楽譜をどうされようと関係ないしー」とかそういう問題なのかよ!
「ハハハハハ!残念なのは果たしてどっちかなァ!来い!我らが歌姫セイレーン!!」
「えっ!?セ、セイレーン!?」
ア〜ア〜アアア〜♪ア〜ア〜アアア〜♪
「い、いけない…!セイレーンの歌声で、みんなの心から幸せのメロディーが消えていく!」
ア〜ア〜アアア〜♪ア〜ア〜アアア〜♪
「くっ…!音符たちよ!」
バシュウウウウウウ!!
「ちぃ!おのれアフロディテ!」
ところがその時、「いやハミィじゃなくても歌える奴いるから」とあっさり代役を使って不幸のメロディーを流し始めたメフィスト!
まったくこの自体を予想していなかったアフロディテは、「うわああああどうしようどうしよう」と激しく狼狽し始めました
カリスマ性ねえなぁこのおばさん(えー
しっかりしてくれ女王様…
ともかくこのメロディーを止めようと、楽譜から音符を具現化して人間界へと飛ばしてしまったアフロディテ。
音符がなければ楽譜も効力を発揮できず、とりあえずの時間稼ぎには成功したようです
「これで諦めると思うなよ!来い!トリオ・ザ・マイナー!」
「「「お〜よ〜び〜で〜♪」」」
「お前ら、今の音符の後を追って全てかき集めてこい!
そして不幸のメロディーを完成させ、世界を悲しみ一色に染め上げるのだ!」
「「「りょ〜う〜か〜い〜♪」」」
な、なんだこいつらは…今度はメフィストの部下で常に歌いながら話すオッサン3人組、トリオ・ザ・マイナーが現れました
うーん…なんというかちょっとさすがに頭が痛くなってきたわ…(えー
このアニメってミュージカルを意識した作りにでもなってるんだろうか
さっきからメフィストのやたら大げさというか、わざとらしいほどの「俺は悪役だよーん」な振る舞いも気になってたんですよ
そういう誇張した演技ってミュージカルによくある光景じゃないですか
でも普通のアニメとして見ると、なんだか自然さとは程遠くてどうも受け入れがたいんだよな…
正直言うと、学芸会とかヒーローショーとかの演技を見てる時の気分に似ています
「そうはさせません!ハミィ、あなたも後を追うのよ!」
「分かったにゃ!」
「ハン!あんな間抜けなネコには探せまい。マイナーランドの勝利は決まったな」
「それはどうかしら?音符を送った先には、私達と共に戦う戦士がいるのよ」
「戦士ィ…?」
(ハミィ…必ず見つけてちょうだい、伝説の戦士プリキュアを!)
そしてアフロディテ様の方も負けじと、ハミィに音符の後を負わせて人間界へ送り込みます
どうやら今後の展開は、この両陣営が音符争奪戦を繰り広げることがストーリーのメインになりそうですな
「私の名前は北条響!勉強はちょっと苦手だけどスポーツは大得意!
性格は負けず嫌いでちょっぴりおっちょこちょい、色んな運動がしたいから
部活は助っ人専門だけどね!それから甘い物がだーい好き!」
「私の名前は南野奏!スポーツはちょっと苦手だけど勉強とお菓子作りは大得意!
自分では大人しい性格だって思ってるけど、みんなからはよく
「奏は怒らせたら誰よりも恐い」って言われるわ。失礼しちゃう!」
そして番組開始から10分、ようやく主人公2人の登場であります。まったく時間かけやがって…:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
ひとまず2人は同じ学校に通う中学生だそうで。プリキュアと言えば基本的には中学生で固定なんでしょうか
それと性格は完全に正反対のようですね、かたやスポーツが得意で勉強がダメ、かたや勉強が得意でスポーツがダメという…
まあしかし、漫画ではこういう正反対のキャラほど仲が良いというのがお約束…
「響!何度注意したら分かるのよ、今日こそは許さないわよ!」
「どうせいつも余るんだから少しくらいいいじゃない!ケチ!」
「なっ…ちゃんと頼めば食べさせてあげるのに!」
「”あげる”だって、その上から目線!だから頼みたくなんかないんだよ!」
「あっそ、だったらもう二度と食べに来ないで!
だいたい響なんかにあげるケーキはここにはないんだから!」
「ふん!いーだ!!」
「あーあ…またケンカしてるよあの2人」
ってアレェー!?なんとこの2人、顔を合わせればすぐにいがみ合いを始めるという犬猿の仲だったようです
こいつは意外だな…そんな今回のケンカは、奏がスイーツ部で作ったケーキを響がつまみ食いしたことが原因のようですが…
響のやつ盗っ人猛々しいとはこのことか(えー
さすがに人のケーキ勝手に食べといて「なに上から目線で話してるわけ?」って切れるのはあんまりですよ!
(はー…もうあの頃には戻れないのかなあ、せっかく一番の友達だったのに…)
「うふふ…やっぱり。ト音記号の臭いがしたのよねー。それがないと楽譜は始まらない」
「えっ!?だ、誰!?」
「私の名はエレン。私には人の心が見えるのよ、ほーらもっとよく見せてごらん?」
むう…しかし、響も奏とはケンカしたくてしてるわけじゃないみたいですね。
昔は一番の親友だったのが、今は何かの理由で仲をこじらせているようで…
ところがそんな響の前に現れたのが、人間モードの体でやってきたさっきの黒猫・セイレーンでした
エレンことセイレーンはさっそく音符探しに精を出しているようで、響の持っている「ト音記号」がお目当てのようですが…
でもこれって、さっき飛び散った音符とは違って響がもともと自分の心に持ってるものですよね。
言うなれば「こころの花」ならぬ「こころの音符」つーかなんつーか。そういうのも楽譜作りに使えるもんなんでしょうか?
「…?響、何してるの?」
「あっ…奏!」
「ん…?(じろっ)ふふ、こいつもト音記号を…ちょうどいい!2つまとめていただくわ!」
バッ!
「えっ!?」
「ああ!?し、しまったにゃ!」
バッチイイイイイイン!!
「う、うあああっ!?」
「え、な、なに…?」
「ど、どうして…なぜ奪えない!?」
「も、もしかしてこの2人は…」
って、その場に偶然通りかかった奏も登場!奏もまた心の中にト音記号を持っていたようで、セイレーンは早速2人を襲撃しますが…
しかし次の瞬間、2人の持つト音記号が急激に光り輝くと、襲ってきたセイレーンをバーンと弾き返してしまいます
なぜこんなことが起こるのか困惑するセイレーンでしたが…おいおいそんなの簡単ですよ
「こころの花よ出てくるぜよぉぉーっ!!」って
呪文が足りないんだよ、呪文が(えー
砂漠の使徒はやくきてくれー!!
ぴょこっ
「はっ!?あ、あれは…!」
「音符みっけ!お先にゃー!!」
「させるかァ!!出でよネガトーン!!」
ずもももももも
「えっ!?レ、レコードが怪物に…!」
「ふふふ…そのまま町へ行って、悲しみのメロディーを撒き散らしてこい!」
とその時、奏の持ってきたレコードにたまたま例の音符が張り付いているのを発見したハミィ達!
それを見るなり取り合いを始めた両者ですが、一瞬早くセイレーンの方が音符をネガトーンという化物に変えてしまいます
おお…どうやら今作の怪物は、こうしてセイレーンが音符を変化させて生み出すみたいですな
フレプリ:ウエスターさん達が人間をFUKOに出来そうな物を探して怪物に変える→ナケワメーケ
ハトプリ:サソリーナ達がこころの花の弱っている人間を探して怪物に変える→デザトリアン
スイプリ:セイレーンが音符の張り付いている物体を探して怪物に変える→ネガトーン
と、今までの怪物はこんな感じでしたね。身近なものがモチーフになった怪物が現れるのはどの作品でも変わらないなあ
(あ、あのレコードは…私達2人の思い出が詰まった、大切な…!)
「あの大切なレコードを…」
「あんな怪物にするなんて…」
「「絶対許さない!!」」
パアアアアアアア
「や…やっぱりこの2人は…伝説の戦士プリキュアにゃ!
2人とも、声を揃えてレッツプレイ・プリキュアモジュレーションと叫ぶにゃ!」
「えっ!?」
「さあ早く!あの怪物が町を襲う前に!」
「奏…レコード取り返そう!」
「オッケー響!」
「「レッツプレイ!プリキュアモジュレーション!」」
ところがネガトーンに変えられたレコードというのは、どうやら響と奏にとって思い出深い宝物だったようで…
それを怪物に変えられたことへの怒りで、2人の持つト音記号はさらに輝きを増し続けております
そんな様子がとうとうハミィにプリキュアだと認められ、2人は掛け声と共に変身を遂げることに…
「爪弾く(つまびく)は荒ぶる調べ!キュアメロディ!」
「爪弾くはたおやかな調べ!キュアリズム!」
「「届け2人の組曲!!スイートプリキュア!!」」
そんなわけで2人はプリキュアの姿に…ってうおおおおおおおお
何これリズムめっちゃかわいい超かわいい
たまんねーよリズム!これまでさんざん愚痴りまくってきた第1話ですが、正直リズムの可愛さだけは素晴らしいと言わざるを得ない
特にこの↓一瞬だけまばたきしてにこっと笑うシーンの破壊力がやばい。マジやばい
どれぐらいやばいかと言うと、ブッキーの変身バンクで一瞬だけカメラに寄ってきて顔がアップになるシーンくらいやばい
もっと言うと、えりかの変身バンクで一瞬だけ目を閉じながら口を開けて笑うシーンくらいやばい
この一瞬を見切れぬ者にプリキュアオタを名乗る資格なし!!(えー
いや、別にこんなもん見切ろうがどうしようが知ったこっちゃないと思いますけども:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
ともかく、2人がプリキュアに変身して名乗りを決めたところで次回に続く…というのが第一話の内容でした。
ただまあ私の印象としては…正直かなり低い点をつけざるを得ないスタートでした
冒頭の長い説明、なかなか出てこない主人公、メフィストの芝居がかった喋り、トリオ・ザ・マイナーの口調、
ハミィとセイレーンのギャグ描写…この辺がどうにも受け入れられなかったなぁ…
・ついにスイートプリキュア始まりましたね!フレッシュはハマるのが遅すぎて最後の3話くらいしか見れず、
ハートキャッチも諸事情で見てませんでしたがスイートは最初から見るぞーと気合十分で見ました。
とりあえず常にハモってる敵三人が面白すぎると思います。あと人間版セイレーンかわいいですね!
次回以降の敵の動向が楽しみです。
by にこ
にこさんすまない…俺はそれに同意することはできない…(えー
ツイッターでもお互い実況してたから、にこさんがスイプリを気に入ってるんだなーとは分かってましたが…ごめんよ…
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浜にこ吉
「とりあえずトリオ・ザ・マイナーはよかった
立ち上がりは100点をつけよう」 |
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鴨川Mk−2
「0点じゃ!最悪の立ち上がりになってしもた…
ミュージカルを意識した作風など
小僧(俺)の性に合わなかった…」 |
(C)森川ジョージ/講談社
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こんな感じで意見が分かれてしまったな…:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン ただまあ、私はフレプリが始まった当初も
「黄色のプリキュアが可愛いってこと以外何もいいところがねーな」とか言って
回を重ねるごとにどんどんハマっていったので、そのうち印象が変わってくるかもしれません。
あ、そういえばギアスも第一話はメッタクソに酷評してたっけ…俺の第一話レビューはこんなもんなのかなぁ…(えー
次回に続く!
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