■スイートプリキュア♪ 第1話「ニャプニャプ〜!スイートプリキュア誕生ニャ♪」

 

「我がメイジャーランドの女王、アフロディテ様のご登場!」

「皆様、本日はメイジャーランド大音楽会へようこそ。次は恒例の曲・幸せのメロディーをお聞きください。
 この楽譜は遠い昔からメイジャーランドに伝わる伝説の楽譜です。
 これに書かれている幸せのメロディーの力によって、世界の平和と人々の幸せは守られているのです。
 では今年から新たに、この幸せのメロディーを歌う歌姫を紹介しましょう。歌の妖精ハミィ!」

「にゃぷにゃぷ〜!」

ぽわわわ…

「あっ、気をつけてハミィ!お前の声には音符を操る力があるのよ」

「にゃぷ?」

「初めてで慣れていないのね…伝説の楽譜の音符は、今のように1年経つと楽譜から浮き上がってきて、
 いつかは飛び去って行ってしまいます。1年に1度選ばれた歌の妖精が、楽譜通りに幸せのメロディーを
 歌うことで魔法の力が生まれ、音符はまた1年楽譜に染み込んで、
 世界を平和にするパワーを放つのです。今日はそのための大事な儀式なのよ、頑張ってねハミィ」

説明なっげええええええええええ!!
冒頭から長いんだよ…ゴチャゴチャと説明が長いんだよォォォォォォ
というわけで新シリーズが放送開始となったプリキュアですが、始めは主人公たちの紹介ではなく
妖精たちの世界の説明シーンからスタートとなりました。

まあなんていうか…ジュエルペット的に言うところのジュエリーナ様=アフロディテ様、ジュエルランド=メイジャーランドって考えれば
基本設定が分かりやすいかな?それにしても、少女向けアニメってこういう
「マスコットキャラ達が暮らす別世界、それを統治するのは美しい女王様」っていう設定が好きですよね
リルぷりっとか夢パティなんかもそれに該当する感じでしょうか

「ハハハハハ!ハーッハッハッハッハァ!幸せのメロディーなど歌わせはしないぞ!」

「なっ…メフィスト!?」

「伝説の楽譜は、我がマイナーランドがいただくぞ!(ずばばばば)
 ぐはははは!楽譜を不幸のメロディーに書き替えてやった!
 これでこの世界すべてを不幸のドン底に陥れてやるのよ!」

「ふふん、何をするのかと思えば…楽譜を書き替えたって、それを歌う歌姫がいなければ
 なんの意味もないのよ。ハミィがそんな歌、歌うわけないし。残念だったわねぇメフィスト」

と、ここでなんだか実に分かりやすい悪役キャラ・メフィストが登場。伝説の楽譜を強引に奪い取ると、内容を不幸の旋律に変えてしまいます
これはピンチな展開になったなと思ったら「お前バッカじゃねーの?」と案外余裕だった女王様。(えー
いやいや…長年平和を守ってきた伝説の楽譜が台無しにされたのにそんな反応薄くていいんですか!?
「歌わなきゃ楽譜をどうされようと関係ないしー」とかそういう問題なのかよ!

「ハハハハハ!残念なのは果たしてどっちかなァ!来い!我らが歌姫セイレーン!!」

「えっ!?セ、セイレーン!?」

ア〜ア〜アアア〜♪ア〜ア〜アアア〜♪

「い、いけない…!セイレーンの歌声で、みんなの心から幸せのメロディーが消えていく!」

ア〜ア〜アアア〜♪ア〜ア〜アアア〜♪

「くっ…!音符たちよ!」

バシュウウウウウウ!!

「ちぃ!おのれアフロディテ!」

ところがその時、「いやハミィじゃなくても歌える奴いるから」とあっさり代役を使って不幸のメロディーを流し始めたメフィスト!
まったくこの自体を予想していなかったアフロディテは、「うわああああどうしようどうしよう」と激しく狼狽し始めました
カリスマ性ねえなぁこのおばさん(えー  しっかりしてくれ女王様…
ともかくこのメロディーを止めようと、楽譜から音符を具現化して人間界へと飛ばしてしまったアフロディテ。
音符がなければ楽譜も効力を発揮できず、とりあえずの時間稼ぎには成功したようです

「これで諦めると思うなよ!来い!トリオ・ザ・マイナー!」

「「「お〜よ〜び〜で〜♪」」」

「お前ら、今の音符の後を追って全てかき集めてこい!
 そして不幸のメロディーを完成させ、世界を悲しみ一色に染め上げるのだ!」

「「「りょ〜う〜か〜い〜♪」」」

な、なんだこいつらは…今度はメフィストの部下で常に歌いながら話すオッサン3人組、トリオ・ザ・マイナーが現れました
うーん…なんというかちょっとさすがに頭が痛くなってきたわ…(えー
このアニメってミュージカルを意識した作りにでもなってるんだろうか
さっきからメフィストのやたら大げさというか、わざとらしいほどの「俺は悪役だよーん」な振る舞いも気になってたんですよ

そういう誇張した演技ってミュージカルによくある光景じゃないですか
でも普通のアニメとして見ると、なんだか自然さとは程遠くてどうも受け入れがたいんだよな…
正直言うと、学芸会とかヒーローショーとかの演技を見てる時の気分に似ています

「そうはさせません!ハミィ、あなたも後を追うのよ!」

「分かったにゃ!」

「ハン!あんな間抜けなネコには探せまい。マイナーランドの勝利は決まったな」

「それはどうかしら?音符を送った先には、私達と共に戦う戦士がいるのよ」

「戦士ィ…?」

(ハミィ…必ず見つけてちょうだい、伝説の戦士プリキュアを!)

そしてアフロディテ様の方も負けじと、ハミィに音符の後を負わせて人間界へ送り込みます
どうやら今後の展開は、この両陣営が音符争奪戦を繰り広げることがストーリーのメインになりそうですな

「私の名前は北条響!勉強はちょっと苦手だけどスポーツは大得意!
 性格は負けず嫌いでちょっぴりおっちょこちょい、色んな運動がしたいから
 部活は助っ人専門だけどね!それから甘い物がだーい好き!」

「私の名前は南野奏!スポーツはちょっと苦手だけど勉強とお菓子作りは大得意!
 自分では大人しい性格だって思ってるけど、みんなからはよく
 「奏は怒らせたら誰よりも恐い」って言われるわ。失礼しちゃう!」

そして番組開始から10分、ようやく主人公2人の登場であります。まったく時間かけやがって…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
ひとまず2人は同じ学校に通う中学生だそうで。プリキュアと言えば基本的には中学生で固定なんでしょうか
それと性格は完全に正反対のようですね、かたやスポーツが得意で勉強がダメ、かたや勉強が得意でスポーツがダメという…
まあしかし、漫画ではこういう正反対のキャラほど仲が良いというのがお約束…

「響!何度注意したら分かるのよ、今日こそは許さないわよ!」

「どうせいつも余るんだから少しくらいいいじゃない!ケチ!」

「なっ…ちゃんと頼めば食べさせてあげるのに!」

「”あげる”だって、その上から目線!だから頼みたくなんかないんだよ!」

「あっそ、だったらもう二度と食べに来ないで!
 だいたい響なんかにあげるケーキはここにはないんだから!」

「ふん!いーだ!!」

「あーあ…またケンカしてるよあの2人」

ってアレェー!?なんとこの2人、顔を合わせればすぐにいがみ合いを始めるという犬猿の仲だったようです
こいつは意外だな…そんな今回のケンカは、奏がスイーツ部で作ったケーキを響がつまみ食いしたことが原因のようですが…
響のやつ盗っ人猛々しいとはこのことか(えー
さすがに人のケーキ勝手に食べといて「なに上から目線で話してるわけ?」って切れるのはあんまりですよ!

(はー…もうあの頃には戻れないのかなあ、せっかく一番の友達だったのに…)

「うふふ…やっぱり。ト音記号の臭いがしたのよねー。それがないと楽譜は始まらない」

「えっ!?だ、誰!?」

「私の名はエレン。私には人の心が見えるのよ、ほーらもっとよく見せてごらん?」

むう…しかし、響も奏とはケンカしたくてしてるわけじゃないみたいですね。
昔は一番の親友だったのが、今は何かの理由で仲をこじらせているようで…
ところがそんな響の前に現れたのが、人間モードの体でやってきたさっきの黒猫・セイレーンでした

エレンことセイレーンはさっそく音符探しに精を出しているようで、響の持っている「ト音記号」がお目当てのようですが…
でもこれって、さっき飛び散った音符とは違って響がもともと自分の心に持ってるものですよね。
言うなれば「こころの花」ならぬ「こころの音符」つーかなんつーか。そういうのも楽譜作りに使えるもんなんでしょうか?

「…?響、何してるの?」

「あっ…奏!」

「ん…?(じろっ)ふふ、こいつもト音記号を…ちょうどいい!2つまとめていただくわ!」

バッ!

「えっ!?」

「ああ!?し、しまったにゃ!」

バッチイイイイイイン!!

「う、うあああっ!?」

「え、な、なに…?」

「ど、どうして…なぜ奪えない!?」

「も、もしかしてこの2人は…」

って、その場に偶然通りかかった奏も登場!奏もまた心の中にト音記号を持っていたようで、セイレーンは早速2人を襲撃しますが…
しかし次の瞬間、2人の持つト音記号が急激に光り輝くと、襲ってきたセイレーンをバーンと弾き返してしまいます
なぜこんなことが起こるのか困惑するセイレーンでしたが…おいおいそんなの簡単ですよ
「こころの花よ出てくるぜよぉぉーっ!!」って
呪文が足りないんだよ、呪文が
(えー  砂漠の使徒はやくきてくれー!!

ぴょこっ

「はっ!?あ、あれは…!」

「音符みっけ!お先にゃー!!」

「させるかァ!!出でよネガトーン!!」

ずもももももも

「えっ!?レ、レコードが怪物に…!」

「ふふふ…そのまま町へ行って、悲しみのメロディーを撒き散らしてこい!」

とその時、奏の持ってきたレコードにたまたま例の音符が張り付いているのを発見したハミィ達!
それを見るなり取り合いを始めた両者ですが、一瞬早くセイレーンの方が音符をネガトーンという化物に変えてしまいます
おお…どうやら今作の怪物は、こうしてセイレーンが音符を変化させて生み出すみたいですな

フレプリ:ウエスターさん達が人間をFUKOに出来そうな物を探して怪物に変える→ナケワメーケ
ハトプリ:サソリーナ達がこころの花の弱っている人間を探して怪物に変える→デザトリアン
スイプリ:セイレーンが音符の張り付いている物体を探して怪物に変える→ネガトーン

と、今までの怪物はこんな感じでしたね。身近なものがモチーフになった怪物が現れるのはどの作品でも変わらないなあ

(あ、あのレコードは…私達2人の思い出が詰まった、大切な…!)

「あの大切なレコードを…」

「あんな怪物にするなんて…」

「「絶対許さない!!」」

パアアアアアアア

「や…やっぱりこの2人は…伝説の戦士プリキュアにゃ!
 2人とも、声を揃えてレッツプレイ・プリキュアモジュレーションと叫ぶにゃ!」

「えっ!?」

「さあ早く!あの怪物が町を襲う前に!」

「奏…レコード取り返そう!」

「オッケー響!」

「「レッツプレイ!プリキュアモジュレーション!」」

ところがネガトーンに変えられたレコードというのは、どうやら響と奏にとって思い出深い宝物だったようで…
それを怪物に変えられたことへの怒りで、2人の持つト音記号はさらに輝きを増し続けております
そんな様子がとうとうハミィにプリキュアだと認められ、2人は掛け声と共に変身を遂げることに…

「爪弾く(つまびく)は荒ぶる調べ!キュアメロディ!」

「爪弾くはたおやかな調べ!キュアリズム!」

「「届け2人の組曲!!スイートプリキュア!!」」

そんなわけで2人はプリキュアの姿に…ってうおおおおおおおお
何これリズムめっちゃかわいい超かわいい
たまんねーよリズム!これまでさんざん愚痴りまくってきた第1話ですが、正直リズムの可愛さだけは素晴らしいと言わざるを得ない

特にこの↓一瞬だけまばたきしてにこっと笑うシーンの破壊力がやばい。マジやばい
どれぐらいやばいかと言うと、ブッキーの変身バンクで一瞬だけカメラに寄ってきて顔がアップになるシーンくらいやばい
もっと言うと、えりかの変身バンクで一瞬だけ目を閉じながら口を開けて笑うシーンくらいやばい

この一瞬を見切れぬ者にプリキュアオタを名乗る資格なし!!(えー
いや、別にこんなもん見切ろうがどうしようが知ったこっちゃないと思いますけども:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

ともかく、2人がプリキュアに変身して名乗りを決めたところで次回に続く…というのが第一話の内容でした。
ただまあ私の印象としては…正直かなり低い点をつけざるを得ないスタートでした
冒頭の長い説明、なかなか出てこない主人公、メフィストの芝居がかった喋り、トリオ・ザ・マイナーの口調、
ハミィとセイレーンのギャグ描写…
この辺がどうにも受け入れられなかったなぁ…

・ついにスイートプリキュア始まりましたね!フレッシュはハマるのが遅すぎて最後の3話くらいしか見れず、
 ハートキャッチも諸事情で見てませんでしたがスイートは最初から見るぞーと気合十分で見ました。
 とりあえず常にハモってる敵三人が面白すぎると思います。あと人間版セイレーンかわいいですね!
 次回以降の敵の動向が楽しみです。 by にこ

にこさんすまない…俺はそれに同意することはできない…(えー
ツイッターでもお互い実況してたから、にこさんがスイプリを気に入ってるんだなーとは分かってましたが…ごめんよ…

浜にこ吉
「とりあえずトリオ・ザ・マイナーはよかった
 立ち上がりは100点をつけよう」
鴨川Mk−2
「0点じゃ!最悪の立ち上がりになってしもた…
 ミュージカルを意識した作風など
 小僧(俺)の性に合わなかった…」

(C)森川ジョージ/講談社

 

こんな感じで意見が分かれてしまったな…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン  ただまあ、私はフレプリが始まった当初も
「黄色のプリキュアが可愛いってこと以外何もいいところがねーな」とか言って
回を重ねるごとにどんどんハマっていったので、そのうち印象が変わってくるかもしれません。
あ、そういえばギアスも第一話はメッタクソに酷評してたっけ…俺の第一話レビューはこんなもんなのかなぁ…(えー  次回に続く!


■スイートプリキュア♪ 第2話「ガガ〜ン!早くもプリキュア解散の危機ニャ!」

 

「ネガアアアアアア!!」

ドドドドドド!

「わわっ、わったったっ!?」

「あっ、あわわっ!?」

どしーん

「あいたっ!ちょ、ちょっと!しっかりしてよねどん臭いんだから!」

「ど、どん臭いですってぇ!?」

「バラバラじゃダメにゃ!もっと2人の心を合わせて戦うにゃ!」

「そんなこと言ったって…!」

「はああああーっ!!」

「えっ、ああ!?」

どんがらがしゃーん

「い、いったーい…(ぱしゅーん)」

「あ、あうう…(ぱしゅーん)」

「あぁ…も、元に戻っちゃったにゃ…」

な…なんじゃこの役立たずなプリキュアはーー!!
こいつら使えねえー!!前回ラストでビシッと変身した響と奏、誰もが今回はネガトーンをボコボコに倒すものと思っていましたが
何ひとついいところがなくまさかの変身解除で敗北という信じられない事態が!ダメだこれー!

思えばハトプリのつぼみも初戦は散々な結果でした、デザトリアンにほとんど手が出ず一方的にやられまくりでした
しかしそれでも変身解除だけはなかった。一応負ける直前でなんとかなったわけですが
まさかこいつらはそれすらも下回ってしまうなんて!「史上最弱のプリキュア」よりもダメなデビュー戦ってあんまりだよ!

「アッハッハッハ!友達なんて口だけねぇ!それじゃごきげんよーう!」

「あぁっ、レ、レコードが…奏、運動神経なさすぎ!」

「なに、私のせい!?」

「奏を助けるので忙しいからやられちゃったんでしょ!?私一人だったら絶対勝ってた!」

「ああ…2人とも仲良くするにゃ!世界を救うためには
 響と奏、2人の最高の友達の力が必要なんだにゃ!」

「…私、友達かどうか自信ない」

「えっ…?」

「響と私って、会えばいっつもケンカだし…プリキュアになってもケンカばっかりじゃない。
 プリキュアになれたのは嬉しいけど、私きっと迷惑かけるから…辞退させていただきます」

「…」

うわあああ!結局セイレーン達からもまったく相手にされず、まんまと逃げられてしまった2人でしたが…
さらに悪いことに、響との険悪な関係に嫌気がさして「こいつとプリキュアなんて出来るわけねーよ」
プリキュアになることを拒否してしまう奏!うーん…さっき戦闘でボロ負けしたのも2人の仲違いが原因だし、
まずは2人が仲直りしないことにはどうしようもないですな…

「聞いてもいいかにゃ…?どうして2人はケンカするにゃ…?」

「う〜…」

「何があったにゃ?」

「…私たちは、子供の頃から一番の仲良しだったんだ、あの日が来るまでは…」

「あの日…?」

「中学の入学式の日…校門から三つ目の桜の木の下で、奏と待ち合わせたの。
 せーので一緒に学校に入ろうって約束したんだ…でも、いつまで経っても奏は来なかった…」

そんなわけで2人を仲をどうにか修復しようと、1人残った響からケンカの原因を聞いてみるハミィ。
どうも話によると、中学の入学式まではお互いに仲の良い親友だったようですが…
しかしその入学式当日、響は奏に待ち合わせの約束をすっぽかされ、ずっと待ちぼうけをくらってしまったのです
それだけならまだしも、チャイムが鳴って仕方なく響が一人で教室に向かうと、
まるで見せつけるように奏が別の友達と歩いていたという…

うーむ…これだけ聞くと奏がすごいクズのような話ですが、一体なぜこんな状況になってしまったんでしょうか?
奏の方はこの時のことをどう思っているのか気になるところですね

「ひっく、ひっく、うっうっうぅ…」

「…?どうしたの?」

ところが響がハミィとの話を終えたその時、すぐ近くで何やら一人で泣いている女の子がいました
一体どうしたのかと思って響がその子に近づいてみると…

ピーチはん!ピーチはんじゃないか!!(えー
誰かと思えばそれは桃園ラブでした。おいおい何をこんなところでもぎたてフレッシュしてるんですか
こうして泣いているのも多分こわいババァに脅されたんでしょうそうでしょう:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「ひっく…お友達を待ってるの…でも全然こなくって…」

「え…?」

ともかくピーチはんから話を聞いてみると、待ち合わせをしている友達が現れなくて泣いていたそうです
しかも気がついてみれば、その場所は響が奏と約束をした場所とまったく同じ…
なんというか呪いの場所だなこのスポットは。こんなところで待ち合わせなんておやめなさいよ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「…元気出して!お友達はきっと来るよ!」

「こないよぉ…!ずっと待ってるもん…!うっ…うぅ…」

「…」

「ねえ、どこで待ち合わせたの?」

「えっ、か、奏!?」

「ひっく…みっつめの桜の木…」

「じゃあ、やっぱりここだね…」

「…ねえ、ちょっとこっちへ来て(ぐいっ)」

「あっ…」

「ちょ、ちょっと奏!ダメだよ、ここで待ち合わせして…!」

って、そんな響達の前に現れたのはなんと奏!「話は聞かせてもらったぞ」とばかりに事情は理解しているようですが…
しかも次の瞬間、ピーチはんの手を引いてぐいぐい別の場所に移動し始めてしまいました。
一体どこに連れて行く気なのかと慌てる響でしたが…

「あっ!?レナちゃん!」

「アリサちゃん!?」

えりか!えりかじゃないか!!なんだこれ!奏の連れられて行ってみれば
確かにピーチはんのお友達を発見できましたが…その相手とはなんとえりか!
さっきのピーチはんは正直ちょっと苦しいかなと思ってましたが:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
今度のは服装からしても間違いなくえりかだな…スタッフがファンサービスのために出してくれたんだろうか

「レナちゃん、ここで待っててくれたんだね!」

「こ、こっちにも桜並木が…!?」

「うん…」

「奏…もしかして、入学式の日…」

「あの日…私もこのもう一つの校門で待ってたの。三つ目の桜の木の下で…
 でも響は来なくて…響は、向こうで待っててくれてたんだね」

「奏は…こっちで待っててくれてた…」

ってなんじゃそりゃああああああああ!!
おいおい!実はお互いに別の校門の桜並木で待ちぼうけを食らっていたというんですか!?そんなオチだったのかよ!
なんていうか「○○駅に集合ね!」と言ったら北口と南口を間違えた的な…それくらい確認しとこうぜ…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

しかし最高の親友だったのが、これだけで完全に仲が決裂したというのも頭痛い話ですなあ
ただ…女同士の友情って、結構こういうのあったりしますよね。トイレに行くにも一緒じゃないと嫌なくらいの大親友ですら
たった一度「裏切られた!」って思うと完全に友情が崩壊する
っつー…

実はウチの母親にも似たようなことがありました。ウチの母親には10年以上の付き合いのある大親友が一人いたんですが、
ある日その親友とは馴染みのない人達と飲み会をすることになり、「この飲み会には親友を呼ばなくてもいいか」と1人で行ったんですが
「なんで私をのけ者にするのよ!裏切られた!!」とその親友が激怒してしまい
それ以来友情が崩壊してまったく仲直りの目処が立っていないという…

め、めんどくせえ…どんだけめんどくさい友情してるんだ女ってやつは
男だったら待ってる友達が来なくても「オメーなんで来ないんだよったくよー」とか軽く本人に愚痴って終了ですよね
そもそも登校するのに「ごめん待ったー?」と待ち合わせしてやってくる男とか
あんまり想像したくないレベルなんだが…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン  まあ、この辺は男と女の文化の違いかな…

「行くよリズム!」

「OKメロディ!」

「「プリキュアパッショナートハーモニー!!」」

ドバッゴオオオオオン!!

「お、覚えときなさいよぉーっ!!友情なんていつか壊れるんだからねぇ!」

そんなわけで仲直りした2人はネガトーンをぶっ倒しましたとさ(えー
ネガトーンを倒したら音符もゲットできたようで、やはり今後はネガトーンを倒し続けて音符を集める展開でしょうね
それと2人の必殺技は、初代のプリキュアマーブルスクリューのように手を合わせてエネルギーを撃ち出す技なんですね
しかしアイテムを使わない必殺技で本当にいいんですか!おもちゃは売れるのか!?おもちゃは!?(えー

まあともかく、わだかまりのなくなった2人は今後プリキュアとして戦っていく決意を固めたわけですが…

↓次回予告にて

「私は音楽が嫌いなのよ!」

「プリキュアには音楽を愛する心が必要なのに…」

「じゃあ私プリキュアやめる!!」


(C)井上雄彦/集英社

まるで成長していない…(えー

解散の危機を乗り切ったと思ったら次回もこれかよ!!
プリキュアを続けると決めた直後に「やっぱやーめた」とかなんてやつだ!ころころと意見の変わる奴らめ

ただ今回、トリオ・ザ・マイナーの株はかなり上がった気がしますね。
今回は色々と愛嬌のある表情を見せたりだとか、ネガトーンがボコられてる時にセイレーンに髪をむしられまくったりだとか…
前回とは一転して、なかなか味のある憎めないキャラになりつつある感じです、
前回はほんともう二度と出ないでほしいとすら思ったんだけどなあ(えー  次回に続く!


・スイート二話は反重力スカートに絶対突っ込むと思ったのに…w 
 今回の変身解除は二人の心が離れるとおこるっぽい?ハトプリと比べてえらいリスキーな気がしますな

え…反重力スカートって…?一体どこの場面のことなのか、言われてみてもなかなか特定できなかったわけですが
 

なるほど反重力じゃねーの(えー
この逆さづりになった時の話だったのか…私はこの場面「げぇデビュー戦で敗北&変身解除かよ!?」ってことで頭がいっぱいで
スカートのことまで気が回らなかったなぁ

それとプリキュアの変身に関する設定を過去作と比べてみると
フレプリ:1人で変身できる。ダメージを受けても変身が解除されない。必殺技は基本的に1人。
ハトプリ:妖精が一緒にいないと変身できない。ダメージを受けると変身が解除される。必殺技は基本的に1人。
スイプリ:プリキュアが2人揃ってないと変身できない。ダメージor仲間割れすると変身が解除される。必殺技は基本的に2人。
と、こんな感じでしょうか。フレプリの人達って意外と高性能だったのね
仲間がいない時でも1人で戦えるシステムというか…実際にこの間のプリキュア映画でも、
ハトプリのつぼみ達が妖精とはぐれて変身不能になってるところへ、フレプリの4人が駆けつけてピンチを脱出するなんて
場面もあったみたいですね。ふむ…シリーズを重ねるごとに縛りが多くなるっていうのは、結構意外な話だなあ



(C)ABC・東京アニメーション



・うーん…いくら大親友っつっても、馴染みのない人達との飲み会だったら気まずくなるだけだろうし
 普通呼ばないと思いますけどねー。そんな盲目的な女の友情は私にもよくわからない……
 そもそもそんなに仲良しな友達がいないからってだけかもしれませんが(´・ω・`)
 それは置いといて、ラストの奏の「肉球ハァハァ」シーンで奏の株が急上昇しましたですはい。奏かわいいよ奏。
 でも個人的に一番かわいいのはエレンたんだと思います! by にこ

・ああ……女同士ってホンットめんどくさいですよね……自分の身の回りの友人にはそういうタイプがいないのでいいのですが、
 特に中高生くらいの女子のテンプレって、ほんとにめんどくさいっていうかいっそ怖いです。
 なんでも一緒に行動しなきゃだめなのか!……えっとつまり女子から見ても、女子のそういう特性って
 実にめんどくさいと感じますということで。あとごめんなさいわたしは響派です。
 奏派の大志さんは奏の中の人がアイちゃんさんであることは無論お気づきですよね!! by 百

ふむ…「そんな女の友情は私達から見てもめんどくさいよ!」って女性視点からの意見がふたつ…
やっぱりそう思いますよね、何から何まで一緒じゃないと嫌だとか、ほんの小さなすれ違いで「裏切られた!!」と怒り出すとか
あまりにも大げさすぎるっていうかね…もっと気楽にやればいいのにって思いますわ
でも2人ともエレン派と響派ですか。ええい生粋の奏派はおらんのか奏派は!!(えー

それと奏の声優がアイちゃんさん(折笠富美子)なことにはもちろん気づいてましたよ!アイちゃんさんの他にも
イナズマの秋とアンジェロとか、ギアスのシャーリーとか、種死のメイリンとか、ポアロとマープルのメイベルとか
色々と馴染み深い声優さんですしねえ。この人は多少ロリな役をやらせると神ですよね…女性声優で3本の指に入るくらい好きです

(C)荻原規子・桃川春日子/Project West Witch

そうそう、西の善き魔女なんてのもやってましたよね。みんなぜってー忘れてると思うけど(えー
このアニメで思い出深いのはあれでしょうか、確か主人公のフィリエルが厳格な女学校に入学した直後に
先生「えーではセクロスのやり方についてお勉強します。まず媚薬の使い方はですね」
フィリエル「こ、こ、こんなことまで学ばなければいけないのぉ!?」
というエロ授業に狼狽するシーンがすげー可愛かったなと:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
当時の私も「折笠富美子にエロ授業だと!?これはけしからんな(;゚∀゚)=3ハァハァ」と思いながら見てたよーな気がします



・そんな馬鹿な!奏の肉球フニフニが画像だけだと!?あんたなら・・・・あんたなら!あのシーンを熱く!激しく!!
 きm・・・・狂おしく語ってくれるって、信じてたのに!ナズェナンディスカー!?

 

う、うーん…さっきにこさんもこの場面誉めてたし、かなり評判いいみたいだけど…うーん…
分かりました正直に言いましょう、この場面は確かに絵はすごくいいなと思ったんですが、セリフの方が個人的に微妙でした

「キャー肉球!?この触り心地完ッ全にツボ!チョーテンション上がっちゃーう!!」

これを聞いて私がどう思ったかというと
わたし男だけど、「チョー受けるー!!」とか「チョーテンション上がっちゃーう!!」とか
言っちゃう女の人って…
(えー  まあ、そういう感じです:;y=_ト ̄|○・∵. ターン



それより2話は、頭を抱えてわしゃわしゃする響のシーンが個人的にツボだったなぁ。わざわざgifにもしたくらいだし
だからと言って俺は響派に転んだりはしないけどな!あくまでも俺は奏派の人間だよ!


■スイートプリキュア♪ 第3話「ジャジャ〜ン!響は音楽嫌いニャ?」
 

「うう〜ん…むにゃむにゃ…」

ジャーンジャーン!!

「げえっ、パパ!?ちょっと!朝から大きな音で音楽聞くの、やめてって言ったでしょ!?」

「はっはっは、朝の行動はテンポよくリズミカルに。
 それがパッショナートな一日の始まりだよ」

「ワケ分かんない。あのさ、普段の会話で音楽用語使うの嫌だって言ったでしょ」

「おやおや、これは失礼」

「もう…行ってきます!」

「行ってらっしゃ〜い」

さて今回のスイプリは、自宅で寝ていた響が大音量の音楽に叩き起こされるシーンから始まります
そんな音楽を垂れ流していたのが響の父親…どうも設定では天才音楽家として名を馳せた音楽教師だそうで、
今は響の学校で音楽の授業を担当しているんだとか。ちなみに母親は世界的に有名なバイオリニストで現在海外ツアー中だという…
とんでもねーサラブレッドだな響のやつ…これだけ凄まじい両親を持った主人公とかそうはおらんぞ

なぎさ(父、母、弟):父は化学系企業の研究職
ほのか(父方の祖母 両親は海外勤務):両親がパリ在住のアートディーラー
ひかり(義理の従姉、義理の弟):義理の従姉がたこ焼き屋経営
咲(父、母、妹):一家でパン屋経営(父親が一流パティシエ、母がパン職人)
舞(父、母、兄):父が天文学者、母が考古学者
のぞみ(父、母):父が児童文学作家、母が美容師
りん(父、母、弟、妹):一家で花屋経営
うらら(父、母方の祖父):母(故人)が女優。本人も歌手活動など芸能活動を行い、トップの女優を目指す。
こまち(父、母、姉):一家で和菓子屋経営。
かれん(現在、執事と生活):父はピアニスト、母はヴァイオリニストで世界中で活躍している
ラブ(父、母):父がかつらメーカーの開発研究者(営業部長)、母はスーパーでパート。
美希(母 両親が離婚し弟は父の元に):母が元アイドルの美容師。本人も読者モデル。
ブッキー(父、母):両親は開業獣医師
つぼみ(父、母、妹、父方の祖母):一家で花屋経営(父は元大学教授)。祖母は植物園の館長であり元プリキュア。
えりか(父、母、姉):父が世界的に有名なカメラマン、母が元モデルのファッションショップ経営者、姉が高校生雑誌モデル
いつき(父、母、兄):一家で道場経営。祖父が学園理事長。
ゆり(母):故人(戦死)の父は植物学者、母はキオスクで働いている
響(父、母):父は音楽教師、母は世界的に活躍するヴァイオリニスト
奏(父、母):父がケーキ職人(パティシエ)


でも2chに貼られてた歴代プリキュアの家族構成を見てみると全員凄すぎだろこれ
世界的有名人を親に持つプリキュア何人いるんだよ…なんかプリキュアって一般人に近いイメージあったけど
全然違うんだなぁ、雲の上の存在だわ。でもつぼみ一家&りん一家(花屋)、奏パパ&咲パパ(パティシエ)、
かれんママ&響ママ(世界的バイオリニスト)、うららママ&美希ママ(アイドル)、のぞみママ&美希ママ(美容師)、
えりか姉&美希本人(雑誌モデル)
と、結構共通点があって興味深いですね。特にmktnは色々共通しすぎやで
しかしゆりだけは…ゆりだけはどうにもならん…(えー
ほんとどうにかしてやってくれよ…これだけみんな輝かしい環境なのに、なんで一人だけこんなに切実なの
かろうじて話を合わせられそうなのはラブくらいか…ゆりさんの前で歴代プリキュア家族談義だけはしちゃいけねえな…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン



「にゃぷ〜♪どこへ行っても音楽音楽、ここは夢のような最高の町にゃ〜!」

「どこが…?あーあ、なんで私こんな町に生まれちゃったんだろ。私音楽なんてキライだし」

「そんなはずないにゃ、心の中のト音記号は音楽を愛する者にしか宿らないにゃ!」

「嫌いなものは嫌いなの!」

「ねえ、響が音楽を嫌いって言い出したの、確か小学校3年生のピアノ演奏会の時からだよね?」

「う…なんでそんなこと覚えてんのよ…」

「あの時、一体なにがあったの?」

「もう…ほっといてよ!!じゃあね!」

そしてその日の放課後、奏やハミィと一緒に町をブラブラしていた響。どうもこのアニメの舞台である加音町は、
町中に音楽関連の施設が溢れているようで、ハミィはそれをずいぶんと気に入ったみたいです
しかし響は音楽の話をされるとみょーに不機嫌になってしまい、奏に理由を聞かれるとプンスカ帰ってしまったという…

うーん、どうやらまた過去の思い出が原因で、響の中にモヤモヤした感情が渦巻いているみたいですな
ところで思い出といえば、前回の思い出のレコードっていうのは結局なんだったんですかね:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
あれってもっと深いドラマがあるのかと思いきや、特にそんな事もなくあっさり流されて終わっちゃった気がするんだが…

「(ぼふっ)あーもう嫌!!」

(あの頃の私は、パパのことが大好きで…パパやママに喜んでもらいたくて、必死に練習して…それなのに…!)

ピンポーン

「響〜!奏だよ〜!」

「むっ…どうせまた演奏会のことを聞き出そうってんでしょ、私言わないからね!」

「ま、待ってよ!私本当に分からないの、あの演奏会の時って響はひとつのミスもなく弾いて、
 会場も拍手喝采だったじゃない。それなのになんで…」

「だけどっ!……………やっぱいい」

「もう…いつもの響はどこへ行っちゃったのよ!」

その後むしゃくしゃしながら自宅のベッドに突撃した響、しかし奏もあのまま放っておけずに追いかけてきたようです
むう…さっきから言っている5年前の演奏会ですが、奏から見たら素晴らしい内容でどう見ても大成功だったみたいですね
奏には響がそれを気にする理由がさっぱり分からず、響が教えてくれるまで何度も尋ねてみますが…

「優等生の奏に私の気持ちは分からないよ!!」

「わ…分かるわけないでしょ!?何も教えてくれないんだもん!」

「私が言ったって何も変わらないもん!!」

「ああそうですか…!じゃあもう聞かない!ずっと音楽嫌いって言ってれば!?」

「ええそうさせてもらいますよ!!」

「ちょ、ちょっと待つにゃ!プリキュアには音楽を愛する心がとっても大事にゃ!」

「あっそう!じゃあ私プリキュアやめてもいい!!」

「にゃ、にゃんですと!?」

「響がやめるんなら私もやめる!」

「どうぞご自由に!!」

け、結局またこうなるのかよ!!お前らいい加減にしろー!!
なんとお互いヒートアップしてガチのケンカに発展してしまい、とうとう「プリキュアやめる!」「私もやめる!」とまで言い出した2人!
前回やっと仲直りして一緒にプリキュアやるの決意したのに!たったの1話で早くもこんな状態かよ!


(C)にしむらともこ/小学館・MMプロジェクト・テレビ東京

放っておきなさい。
女の友情なんて
ガラスよりもモロいものよ。
壊れる時は簡単に壊れるわ

今週のめちゃモテで衣舞の言ってたセリフがぴったりすぎるだろ…(えー
こいつらケンカもそうだけど、もう少しプリキュアとしての使命感はないのだろうか…
まあでもラブ達もダンスでプリキュア活動がおろそかになったりしてたし、プリキュアは代々こんなもんなのかなぁ

使命感:低すぎ→スイプリ
使命感:やや低い→フレプリ
使命感:まあ普通→ハトプリ
使命感:極大→リルぷり
と、こんなところでしょうか(えー
リルぷりの使命感は正直すごいものがあるから…「おとぎの国のために頑張ろう」って気持ちがすべての原動力ですしね
結構毎回ひどい目に遭ったりしてるけど、「もう私リルぷりやめる!」とか卑屈になったことは一度もないんですよ
棒読みだから低い評価しがちだけど、実はあいつらすごく良い子なんだよなぁ。まあ棒読みだけど…(えー

「あぁっ…待つにゃ!プリキュアがいなくなったらこの世界はどうなってしまうにゃ!?」

「…じゃあ…これが最後。もう二度と聞かないから本音言うね」

「…」

「もし響が音楽を嫌いになった原因が、あの演奏会にあるのなら…私も一緒にその原因を解決したいの。
 だって私、響の弾くピアノが大好きなんだもん…!もう一度聞きたいもん!」

「…奏…分かった、話すよ…」

とその時、ハミィに「お前らの気分でこの世界が終わってもいいのかよ!」と言われてようやく我に返った2人…
もう一度冷静にお互い話し合ってみると、かたくなだった響もようやく事情を話すことになります
それにしてもハミィは色々大変だなぁ…たぶん歴代で一番気苦労が多い妖精なんじゃないか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「あの演奏会の日…私、パパと2人で遊園地に行く約束をしてたんだ…
 だけど、急に他の人の代わりにピアノの演奏会に出なきゃいけなくなって…
 準備不足だったけど、頑張って演奏して…きっとパパは誉めてくれると思ったのに…」

『今日の響は音楽を奏でてないね』

『え…!?ど、どういうこと…?』

『答えは自分で考えなさい』

『えっ…え…?う…う、うぅ…』

「パパは音楽の世界じゃ天才だから…きっと才能のない私にピアノを弾いて欲しくなかったんだよ…」

そんな演奏会の真相というのがこれでした、観客からは惜しみない拍手を浴びてステージを降りた響でしたが、
そこで父親にかけられた言葉が「今の演奏は音楽と呼ぶに値しない」という冷徹な一言だったと…
こいつはまた…観客よりも誰よりも父親に褒めてもらいたかったという一心で演奏した響にとって、
この一言はあまりにショックだったことでしょう。どんな真意があるにせよ、この父親の物言いは許せるもんじゃありませんな…

「出でよネガトーン!ここにいるみんなを悲しみのドン底に叩き落としてやんなァ!!」

「君、やめなさい!!」

「パ、パパ!?」

「君のその音色は音楽を奏でてない!これが本物の音楽です!」

ピロンポロン♪ピローン♪

「はっ…!?パパ…楽しそう…そういえば私は、演奏会の時早く遊園地に行きたくて
 いやいや演奏を…音楽は”音を楽しむ”って書くのに…!
 自分が楽しめないと、みんなを笑顔にできないんだ…」

「北条先生は、それを分かってもらいたくてあんなことを…!」

ってええええええええ!?そ、そんな…ネガトーンが出てきたことで明らかになった父親の真意ですが…
「響が演奏を楽しんでなかったから」って理由だけであんなこと言ったのかよ!
遊園地の約束破られて、ムリヤリ演奏会に連れて来られて
ロクに練習してない曲やらされて、
8歳の子がニコニコ演奏なんざできるかー!ぼけー!!
(えー
あ、あきれた…まったくもってこの親父のメチャクチャさは理解できませんよ

確かに音を楽しむということは大事なのかも知れません。でもそれはこんな状況で指摘するべきことだったんですか?
遊園地の約束を破って娘にムリヤリ演奏させて、ねぎらいの言葉ひとつなく否定だけして終了って
それでも本当に父親ですか?これは正直とても納得できるもんじゃないと思います

がんばった娘の労を…
少しはねぎらってやれよ!!
(えー
(C)島袋光年/集英社

俺がトリコなら親父に釘パンチぶっ込んでるところです
ふむ…トリコといえば、響の演奏を料理に置き換えれば私の納得いかなさも伝わるんじゃないかなぁ

響「パパー!今日は私が頑張ってご飯作ったんだよ!ねえ感想はどう?」
「料理じゃないなこれは。ごちそうさま」
響「ええ!?ど、どうして!?」
父「答えは自分で考えなさい」

親父が言ってるのはこういう事だろ…プロの料理人に文句言うならともかく、自分の娘に対してこれはねえよ…

最後に一言。今回の演奏会って、奏や観客たちはみんな響の演奏に満足してベタ誉めしてたわけですよね
「自分が楽しまなきゃ観客を笑顔にできない」って話だったけど、観客は別にそんなこと思ってなくてみんな笑顔になってたわけですよね
その笑顔の中で親父だけがニコリともせずに、
変なこだわり押し付けてダメ出ししてきた
ように思えるんですけど、俺は間違っているのだろうか…(えー
次回に続く


・管理人さんは最後まで増員無しの「ふたり」で戦い続けたスプラッシュスターはどうお思いなのでしょうか
 前後作はプリキュアではないですが増員されてタイトル詐欺と化してますし
 

ふっふ〜ん!
まだまだレベルが
足りないわねぇ!
スピリット!
アプカレル〜!!
んがぁ〜!!
また負けた〜!!
ゼッドあんた弱いねぇ、
これじゃ一流の
シャードキャスターに
なれないよぉ?

てなわけで裏番組の爽やかアニメを見てたのでプリキュアSSは僕知りません(えー
私が水樹奈々の声を初めて覚えたのがこの「アプカレル〜!」だったなぁ、懐かしい

とにかくこの頃はプリキュアの裏番組ばっか見てましたね
初代プリキュアの時はゾイドフューザーズ、プリキュアMHの時はゾイドジェネシス…
特にジェネシスは大好きだったんで、裏で話題をかっさらっていくプリキュアは目の敵にしてましたねえ
♪プリキュアがこの番組の一番大きな敵になるうううううおおおおあああああん♪
俺にとって初期のプリキュアは大体そんな感じ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン


・初めて拍手を送ります。スイートプリキュア3話の感想を拝見しました。大志さんあんた・・・間違ってないよ、
 ていうか私もまったく同じ感想でした。結局響 が父親の言葉を理解して話がまとまってしまいましたが、正直脚本家アホですね。
 音楽を楽しんでないというセリフですが、8歳の女の子にとってピアノの演奏 より父親と行く遊園地の方が
 楽しみだっただけの話でしょうに。そもそも音楽を楽しむというのは大切でしょうが、響はけして手を抜いて
 演奏していたわけでは ない、むしろ不慣れな曲を一生懸命弾いていたはず。それを全否定って・・・父親失格ですね、
 音楽家としては一流かもしれないけれど。

・響パパの真意がわかっても、なんとなくすっきりしないなーと思ってたんですが
 ここのレビュー見てその理由がやっとわかりました。そりゃ約束破った挙句ろくに練習してないような曲を
 いきなり弾けって言われても楽しめんわ……。私も昔ピアノ習ってたから余計にそう思います。 by にこ

・押忍! 大志先生、小生もスイプリ3話の父親に関しては至極同意見であります!
 小生の釈然としなかった胸の内を代弁して下さり、もう尻から涙が止まりません! 押忍!
 観客喜んでるじゃんかよ! 奏喜んでるじゃないかよ! 唯一人満足できてなかった響は父上の労いの言葉さえあれば
 それで解消されて、次からはちゃんと演奏できたんじゃないのかよ!
 達観したような佇まいさえさせていれば何でもその人が正しいとゴリ押しするような脚本は、もうあの作品でお腹一杯で候!
 スイプリはそんな俗物的な発想で描いて戴きたくないでござる! 素材はいいのに! 素材はいいのに!
 そして大志先生、これからも応援しておりますで候。押忍!

むう…この間の感想では、結構響パパを叩いてしまったので「そこまで言わなくてもいいんじゃ…」みたいに突っ込まれるかなと思ってましたが
「やはりあの親父は酷かった」ってコメントばかりで逆にびびった(えー
人望ねーなぁ響のとーちゃん:;y=_ト ̄|○・∵. ターン  まあアレじゃしょうがないような気もするけど…

なんていうか、最近の女児アニメでは父親回がどれも良作揃いだっただけに、余計今回のスイプリは惜しかった気がしますね
特にフレプリの父親回は本当に素晴らしかった。私の中でのフレプリ神回ベスト3は、

・ラブ父が奮闘する回(第12話)
・ラブ母が消されてしまう回(第6話)
・せつながラブ父&母に受け入れられる話(第24話)

の3つですからね。ご覧の通りすべてが家族回…フレプリはこういう家族愛の描き方が絶妙だったと思います。
なにせ番組当初は「このアニメってブッキー以外なにも見どころねーな」と思っていた私が
「あ、あれ…!?今回のフレプリすげぇ面白いな…」と考えを変え始めたのがラブ母回、
そしてその考えが確信に変わったのがラブ父回でしたからね。それぐらい私の中ではどっちも凄く評価高いです

ちなみにせつな回はフレプリで一番泣ける話だったなぁ…あれはまさしく神回だった…
せつな加入後は俺のブッキーが空気になるという、とてつもないデメリットを抱えているわけなんですが
あの神回があるから「せつないらねー」とは言えないんだよ…(えー

リルぷりの父親回もよかった。アップルパイへのこだわりを通して、パパが家族にどんな思いを抱いているかよく分かる回だったし
ジュエルペットもよかった。一見うだつの上がらない父親が、実はすごく一生懸命で色々な人に慕われているのをあかりが実感するという…。
ハトプリの父親はあまり大きな扱いではなかったですけど、「研究者として成功するよりも、家族の幸せを守ることを選んだ」という
父親として尊敬すべき描写がちゃんとありましたね。だから響パパはもうちょい空気読めや…(えー
まあスイプリは3話目だし先は長いんで、今後汚名返上できる機会があればいいんですけどね…

(C)ABC・東映アニメーション
(C)SSJ/リルぷりっぐみ・テレビ東京 2010
(C)'08, '10 SANRIO/SEGA TOYS サンリオ・セガトイズ/ウィーヴ・テレビ大阪・ジュエルペット製作委員会


■スイートプリキュア♪ 第4話「モグモグ!奏が見せる気合のレシピニャ?」

 

「まああ〜!このカップケーキ…!」

「ストォップ!ママがなんて言うか当ててみようか?」

「あらぁ、どうぞ?」

「”とってもおいしい”だろお〜!?」

「せいか〜い!分かったぁ〜!?」

「あっはっはモチロンさぁ〜!!僕はママの笑顔を見たくてケーキを作ってるんだよ〜!」

「まぁぁ〜!うれしい〜!」

「あっはっは!あーっはっはっはっは!」


(C)鳥山明/集英社

ふふふ…まったく人を
イライラさせるのが
うまいやつらだ…
(えー
 

そんなわけで今回は奏の両親登場回であります。響の親は音楽を仕事にしている人達でしたが、こちらはお菓子関係ですか
どうやら自宅のケーキショップで共働きしているようで、父親の方が菓子職人、母親の方が店員であるという…

・毎度思うけどプリキュアのママンのエロ可愛さはどういうことなの…奏の家、響の家とは別方向に問題家庭すぐるww

うーん、確かに奏ママはものすげー若いですね、肌のハリとかやばいぐらいにツヤッツヤですよ
あ、でも響や奏と比べてずいぶん顔が白いから、これはただの厚化粧か。そうかそうか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
それと髪の色は青なんですねえ、奏が黄色がかった茶髪なのでちょっと意外でした
どうも奏は父親の血の方が濃いみたいですね、髪の色といいケーキ作りが得意なことといい
きっと将来は立派なデブヒゲゴリラに…うわあああああああああああ

《よいかセイレーンよ!プリキュアは互いの心をひとつにする力で変身しておる!それがハーモニーパワーだ!》

「ハーモニーパワー…ですか、つまり2人の仲を裂けばそのパワーが消え、プリキュアは変身できないと?」

《ピンポーンその通り!》

そしてプリキュアの変身解除についても今回説明がありましたね。2人一緒にいないと変身できないのは前にも言った通りですが、
その他にも2人が仲良し状態でないと変身のパワーが湧いてこないという…うーんなるほど
デビュー戦の時にいきなり変身解除かましたのも、ダメージのせいではなくて口ゲンカし始めたのが原因だったわけですなあ
マジで色々と縛りが多いな…まあこれまで3話さんざんケンカしてきたんだし、さすがにもうこれ以上は…

「わ〜!ねえ、これ奏の新作ケーキ?」

「ん?そうよ、食べてみる?」

「いっただっきまーす!(もぐもぐ)ん…?このケーキ、なんだか奏のじゃないみたい…」

「ふふふ、そうでしょ?コンテストで優勝するためにも、いつもより派手で目立つケーキを作らなきゃ!」

「ん〜…はっきり言って全然おいしくない…」

「え!?ぜんぜん…おいしく…」

「このケーキ、コンテストに出さない方がいいよ」

「…そんなの嘘!響は私のケーキ作りの才能に嫉妬してるだけよ!」

「え!?な、なにそれ…だって本当においしくないと思ったんだもん!
 いつも作ってくれてるイチゴのケーキの方が私は断然好き!」

「…響なんて…もういい!!」


(C)井上雄彦/集英社

まるで成長していない…(えー

また結局こんなんかよ!いやまあ、今回はまだセイレーンが2人の仲を裂こうと奏に入れ知恵したという理由はあるんですけど
それにしてもこう毎度ギャースカ言い合いしてばかりだと…ちなみに次回予告でも
「え!?2人でTVレポーター!?」「そんなの困るわ、響ったら全然練習しないし」「そう言う奏はマジメすぎてつまんない!」
「私達ってやっぱり息が合わないわね!」「絶対ムリ!」「「私達辞退させていただきます!」」と言っているので
来週もまた大ゲンカすることが確定であります
こいつらは本当に成長しねぇプリキュアだなあもう:;y=_ト ̄|○・∵. ターン  こんな調子じゃそのうちに

「(くっ落ち着け…!響の安っぽい挑発に乗るな…!)うおおおおっ!!」とか
「どうして私が謝らなきゃならないんです?謝るのなら奏のほうでしょ」とか
「こんなに私と響で意識の差があるとは思わなかった…!こんな奴を守る価値があるのか?」とか
「まともな主役なんてプリキュアシリーズには数えるほどしかいないんだよ…!」とか
「惑星アトリームにだってプリキュアがいましたよ…
 響とは比較にならないほどまともなプリキュアがね!!」とか

ミストさんみたいなプリキュアになってしまうと思うんですけど
いいんですか?こんなプリキュアを見る価値があるのか…?(えー

ただ今回は、奏を騙そうとパティシエに変装したセイレーンが可愛かったですね。
今までセイレーン可愛いと言われてもいまいち共感できませんでしたが、このメガネ姿はなかなかだったと思います。
いつもこの格好してればいいのになー、私が単なる眼鏡フェチなのかなーって

・百合嫌いの大志さんには悪いけど、今回のスイプリは響と奏がイチャついてるようにしか見えなくて
 ニヤニヤが止まりません! 私はもう駄目なんでしょうか!? by にこ

ちょ、ちょっとこら!今までずっとセイレーンをベタ誉めしていたにこさんは、
今回セイレーンに見向きもせずに主役2人の百合ぷりに萌えていたでござるの巻。わけがわからないよ(えー
2人の百合描写…それよりも私はセイレーンに丸め込まれた時の奏の表情がいい感じだったので夢中だったんだよ!
私が百合のよさを分からないのは相変わらずというか分からない…本当に分からないんだ…(えー  次回に続く






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