■スイートプリキュア♪ 第9話「ハニャニャ?奏に足りないものって何ニャ?」

 

「ネガトォォォン!ネガネガネガァァァ!!」

ギリギリギリギリ

「あ…あうっ…!う、うううっ…!」

さて今回のスイプリですが、いきなり冒頭から奏がネガトーンに激しく触手責めされてるシーンで始まります
エ・ロ・ス!エ・ロ・ス!なかなかに性的な縛り方というものを心得ているネガトーンさんですね(えー
まあ先輩のプリキュア達も触手でおっぱい揉まれたり白濁液で顔射されたり結構色々あったんで
これもプリキュアの役目と思ってリズムには頑張ってもらうしかない:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「駆けめぐれトーンのリング!プリキュアミュージックロンド!!」

ボッガアアアアアン!!

「リズム、大丈夫!?」

「はぁ…はぁ…ご、ごめん、メロディに頼ってばかりで…私にもベルティエがあれば…」

「にゃぷぷ〜!ハミィもベルティエ持ってるにゃ〜!」

「えっ!?」

「俺も持ってるぜ〜!」

「私も」

「えっ?えっ!?」

「私達もよ〜!」

「「「持ってないのはお前だけェ〜〜♪」」」

「えぇ…!?な…なんで私だけ…ベルティエがないのおおおーっ!?」

「なんで…なんで…私だけ…」

美希たん病キター!!ああ、こ、これは!いつかの美希たんもさんざん悩むことになった
必殺武器の入手が自分だけ遅くなって涙目な展開!そう、今までの光景は全部奏のネガティブな気持ちが生み出した夢だったのです
それにしても「私もベルティエ持ってるぜー」「私も持ってるぜー」「私も持ってるぜー」「私も持ってるぜー」というこのセリフは…
「うわーんママァー!私だけベルティエ持ってないー!」とテレビの前の幼女をその気にさせ、
ミラクルべルティエ3990円(税込)を売りさばこうというスタッフの作戦なのでは…(えー

「ねえハミィ…プリキュアのベルティエって、どうしたら現れるのかな…?私、響に頼ってばかりで…」

「あんまり気にすることないにゃあ!そんなの気の持ちようにゃ!」

「気の持ちようって…でも、ベルティエが現れるにはやっぱりきっかけがあるんでしょ?」

「きっかけ?えーっと、えーっと、きっと響の持っているプリキュアのパワーにゃあ!
 そのパワーがにゃ〜〜っと溢れてベルティエになったにゃあ〜!」

そんな悩みをハミィに相談してみる奏でしたが、答えがテキトーすぎてまるで話になりません
ハミィこいつ…しょせんはその程度の淫獣でしかなかったか…まあここはハミィなんかより、
同じ悩みを共有した先輩プリキュアの意見を参考にすべきじゃないですかね

先輩プリキュアAさん:淫獣の尻の穴に指つっこんで武器もらいました
先輩プリキュアBさん:淫獣にひたすら媚び続けて武器もらいました

って
全然参考にしたくねええー!!ぐわあああああ!!プリキュアの武器入手というのはこうも犠牲が必要なものなのか…



(うーん…こうなったら響のパワーの秘密、探ってみるかぁ…)

ピンポーン

「はーい!(ぐちゃぐちゃ)」

「わっ!?ひ、響、それどうしたの一体…」

「あ、お父さんが演奏会前で忙しそうだから、今日は私がお昼作ってるの!
 あとは煮込めば美味しいカレーの出来上がり〜!」

「わっわっ、ちょっと待って!このままじゃダメ!エプロン貸して!」

結局はワラをも掴むような気持ちでハミィの言葉にすがるしかなく、響の家を訪れることにした奏。
すると響は慣れない料理にトライしながら、台所をグチャグチャにしている真っ最中でした
ふーむ、響の口ぶりからして、どうやら普段食事を作るのは
響パパの役割みたいですね
響ママは海外の仕事が多くていつも家にいないから…響パパは家事もあるし仕事もあるしでかなり大変そうですね

「いただきまーす!あぐあぐあぐ!あぐあぐあぐ!」

「ん〜美味しい…!さすがは南野さん、お菓子もだけど料理もとても上手ですねえ!」

「えへへ…お口に合ってよかったです!」

そんなわけで、響のパワーを探るつもりがカレー作りを手伝うことになってしまった奏。
とりあえず味の方はいい感じに仕上がったようで…って、ま、まさかこの親父が
こんなに素直に人を誉めるなんて!(えー
この親父の性格からすると、やはりこの場面としては

「南野さんの料理は音楽を奏でてないね」

「えっ!?お、お口に合いませんでしたか…?」

「それは自分で考えなさい」

こう言うべきだったんじゃないかな(えー
そして親父のダメ出しに耐えた奏がミラクルベルティエを手にする…と
響のパワーというのは
親父のダメ出しによって身についたものなんや…そういうことなんや…



「おかわり〜!んっふっふっふ、次は大盛りにしよ〜!」

「えぇ!?よ、よくそんなに入るわね…」

「私のパワーの源はご飯だからね〜!」

「えっ…パワーの源!?」

(ハミィの言ってたパワーって意外と…!)

「わ、私もおかわり!あぐあぐあぐあぐ!」

「えっ、ど、どうしちゃったの奏?」

「南野さんも、意外と食べるんですねえ〜」

って…ところがその時、
「パワーの源」と口走りながら超山盛りのカレーをよそい始めた響!
それを聞いた奏は、
「なるほどそういうことか」と自分も大量のカレーを食い始めたという…
おいおい
トリコのグルメ細胞じゃあるまいし…(えー  食事だけで強くなるなんて無茶ですよ!

「これでよしっと…!ねえ奏、本当に一緒に走るの?」

「うん!食べすぎた分運動しないとね!」

(ふふ…響のパワーと言えば、スポーツでしょ!)

そんなわけで死ぬほどカレーを食った奏ですが、案の定まったく効果のほどは出ておらず…って
それでもニコニコしながら
「それじゃあ別のパワーを探そう」と、今度は響の食後の運動に付き合うことに!
奏がこんなに前向きな子だったなんて!(えー
いや、なんかこいつらって
ちょっと失敗するとすぐにあきらめる印象があったから、これはちょっと意外だったな…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

タッタッタッタッタッ

(ふふっ、私も響のペースについて行けてるじゃん!これならベルティエが現れるのも、時間の問題かもね!)

「よーし準備運動終了!今からタイム測るから、先に行くね!」

ズダダダダダダ!

「え!?ちょっ…!」

「ダァァァァー−ッシュ!!」

「ぜぇ…はぁ…ぜぇ…!や、やっぱり私…プリキュアのパワーが…足りないんだ…」

ああしかし、響が全力のダッシュを始めてしまうと、まるでついて行けずにバテバテになってしまう奏!
こうなると響と自分の差を痛感し
「私がベルティエなんてどだい無理だったんや…」と打ちのめされてしまったという…
ああ…諦めてしまうというがっかり感が漂う一方で、
やっぱりこの方が奏らしいなという個人的な印象が…(えー

「セイレーン様!見つけましたァ〜♪」

「はぁ?何を?」

「音符に決まってるじゃないですかァ〜♪」

「ふわぁ〜あ〜あ」

「フン…もっと音符集めに集中されたらいかがですか?
 それでなくとも、いつも戦いに敗れて音符を奪われてるというのに…」

「何よ…!私が悪いみたいに言わないでちょうだい!
 ハン、アンタ達と親友になるなんて絶対無理だわ!!」

って…そんな一方で今日も音符集めに励んでいたトリオ・ザ・マイナーでしたが、
セイレーンだけはどうも
まったく音符集めにやる気が出ないらしく、ベンチで一人うだうだしていました
これは…
「アンタ達とじゃ親友にはなれない」なんて言い出したり、明らかに前回響の親友になろうとしたことを引きずってるようですね
あれで響達に情が湧いてきたせいで、音符集めをする気も起こらなくなってきたということでしょうか

《お前達ィ!いつも俺はお前達を見張っているぞ!!》

「えっあっ、メ、メフィスト様〜!
 ご、ご覧ください!今日は朝から音符をこ〜んなに集めましたわ〜!」

「(イラッ…)」

《バカモンがァ!!その程度の音符など、伝説の楽譜の1ページにもならんわ!!
 さっさと音符を探せい!あいつらの方がもっと溜め込んでいるかもしれん!》

ところがその時、セイレーンのだらけた姿を見て怒りの通信を入れてきたメフィスト!
さすがに上司の前では慌てて取り繕うセイレーンでしたが、調子のいいその姿を見て
トリオ・ザ・マイナーの一人
バスドラ相当イラついております。これは…敵側にも不穏な空気が出てきたな…

それにしても、こんだけ袋いっぱいに大量の音符を集めたのに
まだ楽譜の1ページにも満たないのかよ!
いったい楽譜を一杯にするには何千個の音符を集めりゃいいんだ…気の遠くなるような話だなぁ

「ねえ奏…何かあったの?いつもの奏と違うじゃん、カレーおかわりしたり、こんなに走ったり…」

「はぁ…はぁ…べ、別になんでもない」

「うそばっか」

「う、嘘じゃない!」

「じゃあ、なんであんなに無理してカレー食べたのよ…」

「無理なんかしてないし!」

「何年親友やってると思ってるの?」

「う…」

って…その頃バテすぎて道ばたにへたりこんでいた奏は、とうとう響に心中を見破られているところでした
長年の付き合いだから、悩んでることくらいすぐ分かる…2人の絆を表すには格好のシーンなんですが…
しかしこうなると
「つい最近まで絶交してました」という1話の設定はつくづくいらんかったなぁ(えー
あれのおかげで2人の仲って
すげー年月の短いものに思えてならないというか…

正直リアルタイムで見てて、響の「何年親友やってると思ってるの?」を聞いた時に
「え…そんなに付き合い長かったっけ」とマジで困惑してしまったので
最初から仲がよけりゃこのシーンももっと生きてきたと思うんだけどなあ

「…ごめんね響…私…自分が情けない…」

「…奏…?」

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「ハン!セイレーンめ…!」

「私は最初っから気に入らなかったんですよ!あんなネコが上司だなんて!」

「そーそー!私自慢の声もやかましーわー!とか言っちゃってね〜!」

って、ようやく奏が素直になり始めたその時、トリオ・ザ・マイナーが近くをウロウロしながら
セイレーンの陰口を叩きまくっていました
バスドラだけかと思ったら3人ともセイレーンに不満があったのか…いよいよ本格的に対立フラグが立ち始めてきた感じですね
というか響と奏がようやくケンカをしなくなってきたかと思いきや、
今度は敵側がケンカすんのかよ!

いや…多分制作サイドとしては、今まで響と奏がやってきたのは
2人の絆が深まっていく良いケンカ、
敵側がやり始めたのは
単に仲が悪くなってやってるダメなケンカっていう意味で描写したいんでしょうけど
うまく表現できてなくてどっちも変わんねーように見えるというのがこの番組の最大の失敗というか…(えー
いらんかったんや…何度言ったか分かんないけど、ケンカなんて最初からいらんかったんや!!

「あっ、音符にゃ!ラッキーにゃー!!」

「ん、ハミィ!?出でよネガトーン!!」

ずももももも

「さあネガトーン!悲しみのメロディで桜を全部散らしておしまい!!」

「あっ!?ひ、ひどい…!」

「ようやく咲いた桜の花を…」

「あんな怪物にするなんて…!」

「「絶対絶対許せない!!」」

ところがそんな中、近くの桜並木で音符が漂っているのを発見したハミィ&セイレーン!
しかし今日もハミィはセイレーンに一歩先を越されてしまい、ネガトーンを喚び出されてしまいます。まあお約束ですね
あぁそれにしてもこの
ネガトーンに泣かされている幼女が可愛いのでネガトーンGJと言わざるを得ない:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

(メロディに迷惑はかけたくない…!私がネガトーンを弱らせないと!)

「はああああーっ!!」

「リ、リズム…?」

「ネェガトォォォォン!!」

「あっ…!リズム!」

バッキイイイイイッ!!

「うああああーーっ!!」

「メ、メロディ!?」

って、戦闘を開始したもののまだベルティエのない劣等感に苛まれていた奏!
決め技がない以上少しでも肉弾戦で役に立とうとしますが、気合が空回りして逆にネガトーンの反撃を受けてしまいます
そして、そんな奏をかばってネガトーンの攻撃をモロに受けてしまった響…結局奏の行動は、響に余計なケガをさせる結果となってしまい…

「う…つうっ…!」

「…あ…私…メロディの足引っ張ってばかり…ベルティエもないし、メロディに迷惑かけて…」

「…迷惑って何?」

「え…?」

「私たち…仲間じゃん!!仲間って言ったらもうリズムが私で、
 私がリズムくらい一緒ってこと!だから迷惑とかそんなの違う!
 リズムは1人で悩まなくていい!」

「…メロディ…」

結局役に立つどころか響に必殺技を使えなくさせてしまい、ますます自信を失う一方な奏…
しかし響はそんな奏に、仲間ならそんなこと気にするなと強く言い聞かせます。一心同体ならどっちがベルティエを使えようが関係ないと…
うーむ、しかしすっかり
必殺技はベルティエじゃないと無意味みたいな流れになってますが



パッショナートハーモニーとは一体なんだったのか(えー
もうあれは二度と使われないのか!?やはり
素手の技では売り上げに繋がらないから、商業的な意味で使っても意味がないのか!?

「ええいネガトーン!ケガしたプリキュアを先に倒してしまえ!」

「あ、ちょっと!なに勝手に指示してんのよ!!」

「ネガトォォォォン!!」

「くぅ…!腕がっ…!」

バッキイイイッ!

「うああああーっ!!」

「メ…メロディ!!」

「う…う…」

「私…私は…スポーツも出来ないし、ベルティエもない…私は…全然強くないけど…!」

「リ、リズム…?」

「だけど私は…1人じゃない!私のすべてを受け止めてくれる
 仲間と一緒に、みんなの心を守ってみせる!!」

ビカアアアアアッ!!

「あ、あれは…!?」

「刻みましょう!大いなるリズム!ファンタスティックベルティエ!」

新商品キター!!(えー  こ、これは!負傷中の響がピンチに陥ったその時、それを守ろうとする一心で
とうとう自分だけの武器を出現させた奏!その名も
ファンタスティックベルティエ…ミラクルベルティエとはまた違うアイテムなのか…
しかし見た目は違っても、
価格は同じ3990円(税込み)でございますよ(えー
わざわざこうして別の武器にしたということは、やはりイナズマイレブンで言うところの
「両方とも欲しくなるよな!!」という商法で
荒稼ぎを狙うつもりなんですね!?

それにしても奏は、変身バンクもそうでしたが必殺技バンクでも作画の質が高くて、可愛さが数倍増しになる気がするなー
特にこの、
ほんの一瞬目をつぶって拍手する瞬間の表情が素晴らしいですね

この一瞬を見切れぬ者にプリキュアオタを名乗る資格なし!!(えー

「駆け巡れトーンのリング!プリキュアミュージックロンド!!
 3拍子!1、2、3、フィナーレ!!」

ドッバゴオオオオオン!!

そしてついにベルティエの必殺技でネガトーンを粉砕した奏!むう、武器は違っても技は響と一緒なんだな…
しかしフィナーレのポーズが
あまりにも響とテンション違いすぎて吹いた
おま…響があれだけ可愛く飛び跳ねてるのに、
「あー終わった終わった」とスタスタ帰るお前はなんじゃー!

え、えっと…これは多分初めて爆熱ストームかました時の豪炎寺みたいな描写にしたかったんだろうけど
奏のスタスタ歩きがシュールすぎて変な笑いしか湧いてこないよ!なんかこうスイプリスタッフってやることズレてるよな…

「バスドラ!あんたのせいよ!二度と私に迷惑かけないで!」

「くっ…ふん!」

そんなわけで今日もネガトーンを倒され、すごすごと去っていくセイレーン一行…
しかしセイレーンは、さっき勝手に
「ケガしたプリキュアを狙え」と指示したバスドラが気に食わないようです
そしてバスドラの方も、セイレーンに反抗心をムキ出しにしているという…これはなかなか後を引きそうな展開ですな
それとも響と奏みたいに
1話経ったらすっかり前の話のこと忘れてるとかいうことになるんだろうか(えー

「私、みんなを守りたいと思った…そうしたらこれが…」

「そうにゃ!それがプリキュアのパワーにゃ〜!」

「あははは、ぶいぶい!」

そしてラストシーン、無我夢中で生み出したファンタスティックベルティエを不思議そうに眺める奏。
みんなを守りたいと思ったら出現した…そういえば響のミラクルベルティエも、
「2人が互いを思い合う気持ちを守りたい!」って
奏と奏太を守ろうと思った時に出現したんでしたな…つまり、
他人を守りたいという気持ちがベルティエ誕生のきっかけだったということですか

というか
「やっと分かったのかよそれがプリキュアのパワーだよ」って
自分は最初から知ってたみたいに言い出すハミィうぜえ(えー
きさまー!さっきはあれだけ
「え、えーっと、うーんと、たぶん響のパワーだよパワー」とかテキトーなことしか言わなかったくせに!
ハミィめ…響と奏がケンカしてる時は
いつも仲裁役をやらされてるハミィ可哀相だな…と思ってましたが
ケンカが減ってくると途端にウザキャラ化してきおったな…プリキュアの淫獣はなぜこうもウザくなってしまうのだろうか

さて…最後にひとつ、ファンタスティックベルティエの必殺バンクを見ていると
どうしても連想してしまうことがあります
どうしても。どうしてもこれを思わずにはいられない…

大地に咲く一輪の花!
キュアブロッサム!!
海風に揺れる一輪の花!
キュアマリン!!
陽の光浴びる一輪の花!
キュアサンシャイン!!
売り上げを伸ばす一輪の花!
キュアリズム!!
ハートキャッチ…えーー!?

おあとがよろしいようで…(えー  次回に続く!


■スイートプリキュア♪ 第10話「ウッホッホー!響先生、幼稚園で大奮闘ニャ!」

 

「うほっ…うほっ!うほほほっ!うほうほ!うっほっほ!うっほっほ!
 うっほっほ!うっほっほ!うっほっほ!うっほっほ!」

「ぶはははは!何あれ!うっほっほ!うっほっほ!」

「ふふ…さあみんなで一緒にやろう!うっほっほ!うっほっほ!」

「うっほっほ!うっほっほ!」

うっほっほ!うっほっほ!うっほっほ!うっほっほ!
うっほっほ!うっほっほ!うっほっほ!うっほっほ!

「うっほっほ!うっほっほ!」

↓次の日

「うっほっほっほ♪うっほっほっほ♪うっほっほっほっほ〜♪」

うっほっほ〜!うっほっほ〜!

「うっほっほっほほほほ〜♪ほ〜ほ〜ほ〜ほほほほ〜ほ〜♪」

うっほっほ〜!うっほっほ〜!

「うっほっほ〜ほほほほ〜♪うっほっほっほほほほ〜♪」

うっほっほだけでまるまる1話終わらせやがった!なんだこれー!!
いや…ちょっ…え、えーと、今回の話は幼稚園に借り出された響達が、園児たちをあやすお話だったわけですが
その描写の大半がうっほっほで埋め尽くされるという意味不明っぷり
それしかやることないんかよ!園児たちの気を引く最初の1歩かと思いきや、最初から最後までこれだとォ!?
響もうっほっほ、セイレーンもうっほっほ、響パパもうっほっほ、王子先輩もうっほっほ、園児もうっほっほ。うっほっほ!うっほっほ!

う…うっほっほ…!うっほっほ…!
こ、これはたしかにきつい…!(視聴者的な意味で)
界王さま…今日のプリキュアどうなってんのかな…
ウッホッホ!
ウッホッホ!
うっほっほ…!
うっほっほ…!!
なーにやってんだ
この番組…

(C)鳥山明/集英社

 

今の俺の心境はまさしく界王さま(えー
今の俺の気持ちをこれほどに表現している画像もないだろうな…
あとうっほっほ描写の中でも王子先輩は気合入りすぎだと思いました 
お、王子先輩そんな、顔までサルになりきらなくてもいいですから!美形キャラのイメージ大崩れですから!いやあああ!

「そこの音符、待てこらぁーっ!!」

ブロロロロロロ!!

「えっ!?あ、ああっ!?」

キキキキキキィッ!!

「…う…」

「危なかったね、クロちゃん」

(えっ…こ、こいつは確か…王子!?)

「よかったねえ、無事で」

(あ…ああっ…ああああっ…!これがいわゆる、ぬくもりってやつ…?
 そういえば私、生まれてから一度も抱っこされたことなんてなかった…)

そんな風に味方サイドではうっほっほだけやって終わった回という印象が強いんですが、敵サイドの方には新たな動きがありましたね
セイレーンが音符探しの最中に車に轢かれそうになり、危ないところを王子先輩に助けてもらったという…
王子先輩の優しさに触れたセイレーンは、いまやすっかり王子先輩の虜。善玉化フラグがますます進行しておりますね
でもこんなサル顔がセイレーンの好みだったなんて…(えー

「なんだ…あのザマは…!」

ところがそんなセイレーンの姿を見て、もはや失望を通り越し敵意すら抱き始めていたバスドラ。
ああ、やはりサル顔に惚れるセイレーンがそれほどに不愉快だったのか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
冗談は置いといて…いよいよバスドラの反旗フラグも来るところまで来たって感じですね。セイレーンとの分裂はもはや避けられないか…

「出でよォ!!ネガトーン!!」

ずもももももも

「さあ聞かせてやれい!不幸のメロディーを!」

「なっ…バスドラ!あんた私に無断で…!」

「お前はもうリーダーじゃない」

「…!」

とか思ってたら早速キター!!バ、バスドラさん行動はええよ!
なんと今回は自らの力でネガトーンを召喚し、セイレーンのことを「てめーはもう用済みだ」と切り捨ててしまったバスドラ!
ネガトーンの召喚ってこいつにもできたのか…トリオザマイナーは今までセイレーンのお供でしかありませんでしたが、
これを機にいよいよ個性を前面に出してくるんでしょうかね

「「駆け巡れトーンのリング!プリキュアミュージックロンド!」」

が、しかしそんなバスドラ版ネガトーンも、戦闘力は今までと変わらずあっさり片付けられてしまいます
今日のトドメは2人同時のベルティエアタックですな、しかし2人で一緒にトドメを刺す時もベルティエを使うんじゃ
いよいよもってパッショナートハーモニーの存在価値が…(えー

「「3拍子!1・2・3・フィナーレ!!」

ドッバゴオオオオン!!

って奏のスタスタ退場こねええええええええ!!
なにやってんだよ奏!お前はスタスタ退場するまでが必殺技だろ!(えー
やはり響がポーズ決めてる横で、あの退場をさせてしまったらあまりにも浮きまくりだから自重したってことなんでしょうか
いや、一人の時でも十分浮いてると思いますけども:;y=_ト ̄|○・∵. ターン  次回に続く!


■スイートプリキュア♪ 第11話「ギョギョギョ!謎のプリキュア現わるニャ!」

 

《セイレェェェェン!!お前、人間の男に引っかかって追っかけていたそうだなァ!!》

「ひぃ!?メ、メフィスト様!?」

《恋は気のせい、愛は幻だ!!そんなものにうつつを抜かすとはなにごと!》

「メ、メフィスト様、しかし…」

《黙れェッ!!罰としてリーダーはクビだ!!》

「そ、そんな…!?」

さて今回のスイプリですが、冒頭からいきなりメフィストに激しくど叱られているセイレーンの場面で始まります
前回王子先輩との触れ合いを通して、人間に情が移ってしまったセイレーン…メフィストはそれが相当気に入らなかったようで
なんとセイレーンをリーダーから降格してしまいます

うーむ、それにしてもメフィストのこの怒りよう…恋とか愛とかいうものを激しく毛嫌いしているようですが、
これは単に「悪役だから」で済まされるものなんでしょうか?いやね、実は視聴者の間に囁かれている噂で
メフィストとアフロディテは夫婦説なんてものがありまして。
マイナーランドとメイジャーランドの争いは、実は2人の壮大な夫婦ゲンカなんじゃないかと言われているんですよね

そう考えると、「夫婦ゲンカ中だから恋とか愛が嫌い」という心理なのかもしれないわけで…
まだまだ推測の域を出ない説ではありますが、私は結構そういう展開もありそうだなと思ってるんですよね

《ち…セイレーンめ…!》

「ふふ…ではメフィスト様、次のリーダーはどうしましょうか?」

《ん?ああバスドラ、じゃあお前をリーダーに任命する》

「ははっ!お任せください!」

(ぐははは、セイレーンの時代は終わった!今日から俺様がリーダーだ!!)

ゲェー!?ところがセイレーンを降格させたはいいものの、次のリーダーについてはまったく考えていなかったようで
「えーと、そこのお前リーダーやっといて」とばかりにテキトーな決め方をするメフィスト!そんなんでいいのかよ!
えー、ともかくその結果リーダーにのし上がったのはバスドラ…トリオザマイナーの中でも一番野心を感じさせる男でしたが、
とうとうこうして権力を持つことになってしまいましたね

「出でよォ!ネガトーン!!」

ずももももも

「「絶対に許せない!レッツプレイ・プリキュアモジュレーション!」」

そしてさっそく音符集めのために町へ出向き、いつものようにネガトーンを喚び出したバスドラ!
そこに居合わせた響と奏も即座に変身し、ネガトーンとの戦いを開始しますが…

「む…?ズレとる…」

バッゴオオオオン!!

「「きゃあああああーっ!!」」

「ふっふっふ…ネガトーンよ!そのままプリキュアどもを倒してしまえい!!」

ところが響たちが変身したのとまったく同時に、遠く離れた場所で「ズレとる」と静かにつぶやいていた音吉さん…
そして響たちにカメラが戻ってみると、そこにはネガトーンにまるで歯が立たずボコボコにやられている2人の姿が!
これは…もしかして音吉さんには、今回のネガトーンが強力で普通に戦っても勝てないことが直感的に分かったんでしょうか?
そういう不吉な予感のことを「ズレとる」という言葉で表現しているとか…?

「う…うう…」

ドバッゴオオオオン!!

「…」

「え…!?だ、誰…!?」

ってここで新キャラキター!!な、なんと!響と奏がボコられてもうダメかというその時、
2人を守るために突然現れ、加勢し始めた覆面のプリキュア!一体こいつはどこの誰なのか…?
その正体が気になるところですが、響・奏・ハミィ・バスドラの誰もが「こいつ誰?」とあっけに取られているようです

「むむぅ…?誰だか知らんが邪魔はさせん!ネガトーンやれい!」

ドドドドドドドド!

「は、速い…!」

「それだけじゃないわ、なんてリズミカルな動き…!」

「ネガトーンの動きのリズムを完全に読んでるにゃ!」

「うむ…ズレてない…!」

そして2人に代わって戦い始めた覆面プリキュアですが、その戦闘力は響達よりも圧倒的に上!
さっき2人がボコボコにやられたネガトーンを手玉に取り、いともあっさりと叩きのめしてしまいます
そしてまたしても音吉さんの意味深なセリフが…
うーむ…音吉さんはこの覆面プリキュアのことを指して「ズレてない」と言ってるのか?それとも単にボケたおじいちゃんなのか?(えー

「お、おのれぇ覚えてろー!!(ずどどど)」

「ドド〜♪」

「あっ…フェアリートーンがいるってことは、あの子もプリキュア!?」

「キュアミューズドド」

「ありがとうキュアミューズ!」

「おかげで助かったわ!」

「…」

「別に助けたわけじゃないドド。お前達はネガトーンに倒されていたドド、
 それでもプリキュアかドド?」

「えっ…?」

「ミューズもプリキュアにゃ?ハミィ達の味方にゃ?」

「…」

「私は誰の味方でもないドド」

って、戦いが終わったその時、響たちが友好的に話しかけてもまったく口を開こうとしないキュアミューズ!
声を出して正体を悟られるのが嫌なのか…?ミューズの代わりにフェアリートーンが色々喋ってますが、
「お前ら弱すぎなんだよクズが」と思いっきり響達にケンカ売っております
うーむ…これはミューズ本人もそう思ってるのか?それともフェアリートーンが性格悪いだけなのか?(えー

そして響達にそれだけ伝えたら、さっさと立ち去ってしまったキュアミューズ。この場面で今回の話は終わりなわけですが
やはり視聴者的にはキュアミューズの正体を考察したいところですよね。
ちなみに私としては十中八九アコだろうなと思っております



今回の話を見た限りでは、セイレーンかアコの二択かなと思っていたんですが
次回の話を見るとセイレーンは明らかに違う描写がされているのでアコの方が残った、という形です

理由としてはもうひとつあります。それはやはり音吉さんの存在によるところが大きいですね。
実はね…一時公式サイトで明かされていたことなんですけど、アコの苗字は調辺、そして音吉さんの苗字も調辺なんですよ
そう、この2人は血縁関係。歳からいって祖父と孫と見るのが妥当でしょう

そして音吉さんの「ズレとる」発言、これは今回初めて言い出したことではなくて
第7話でも町のトランペット男や排気ガス出しまくりな車に対して言っていたセリフなんですよ
つまり、音吉さんは何か見つけるたびに「ズレとる」「ズレとる」と難しい顔でダメ出ししている爺さんなわけですが…

「ウチの孫はもちろん元気じゃ〜!あいつは優しい子でなあ、
 誕生日には手作りの人形をプレゼントしてくれたんじゃあ!」

そんな音吉さんが唯一手放しで誉めまくるのが愛する孫の存在
「ズレとる」というのが「ダメだなこいつ」という意味なら、孫は音吉さんにとって唯一ズレてない存在
そして…今回キュアミューズが登場した時にも「ズレてない」と言っていましたね。音吉さんがズレてないと言ったのはこの一度だけです
つまり音吉さんの孫=キュアミューズ=アコという推理が成立するわけです

それに調辺という苗字には、もうひとつ特別な意味があるんですよ。第5話で奏がレポーターをやった時に話していたセリフが、

加音町は音楽の町です!
西暦1779年、楽器職人の
調辺音衛門が住み着いて以来、
楽器作りが盛んな町に…

というものでした。つまり、音吉さんとアコはこの町に音楽を持ち込んだ調辺音衛門の末裔
音楽がテーマであるこの作品において、それほど美味しい設定を持つアコがプリキュアにならないわけがない
これが私のアコ=キュアミューズであると考える理由です

まあ…ひとつ問題があるとすれば、やっぱりアコとキュアミューズでは年齢が違いすぎるってことでしょうかね
これまでに変身して年齢の変わったプリキュアというと全然思い当たらないので…

ただし、それでも一応いることはいます。それは前作に登場したつぼみのお祖母ちゃん・キュアフラワー。
普段はこうして年老いた姿をしていますが、変身すると若返って昔の姿に戻りますよね。
アコはこれの逆パターンだと考えれば一応の説明はつくと思います
ともかく私はキュアミューズは絶対アコ以外ありえないなと思ってますねー

それにしても…セイレーンはセイレーンで味方になるのが決まったようなもんだし、これでアコも加入するとなると
また奏が悩み始めるんじゃないかという気がしますね。なんでかって言うとそりゃあ

考えてみりゃあ…おれと同じ素人プリキュアとはいえ
響は天才音楽家の父親と、
世界的バイオリニストの母親の間に生まれた子供…
言ってみりゃあ音楽のために生まれたサラブレッドだ…!
ハミィは歌姫!
アコのご先祖は加音町に音楽を根付かせた伝説の人!


セイレーンは善悪両方の指導を受けている歌唱のプロだっ…!

おれだけがっ…!
おれだけがみんなと違うっ…!
違うんだッ!!

またこういう風になりそうな予感がひしひしと:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
奏って単なる菓子屋の娘で音楽となんも関係ないからな…なんでプリキュアになったんだろうか…次回に続く!


■スイートプリキュア♪ 第12話「リンリ〜ン!キュアミューズのこと教えてニャ!」

 

「…キュアミューズ?」

「そうにゃ、アフロディテ様なら何か知ってるかにゃあと思って」

「も、もちろん知らないわけないじゃない。えーっと…なんだっけ、そのキュアなんとか」

「キュアミューズにゃ」

「わ、わかってるわよ!だからその…キュアミューズについて、もうちょっと詳しく聞かせてちょうだい?」

さて今回のスイプリですが、冒頭ではハミィが久々にアフロディテへ連絡を取っているところでした
前回現れた謎のプリキュア・キュアミューズ…そのことについて情報を得ようとしているようですが…肝心のアフロディテの反応は
「もちろん知ってるよ!アレだよアレ!」明らかに知ったかぶりして喋ってるだけでした(えー
しまいには逆にハミィへキュアミューズのことを聞き始める始末…こりゃ有力な情報は得られそうにないですな…

「しょうがないにゃ〜。もう一回はじめから説明するにゃ!この間のネガトーンとの戦いで、
 メロディとリズムは大ピンチに陥ったにゃ。そこに突然現れて、助けてくれたのがキュアミューズにゃ!」

「ふーん…そのキュアミューズ、何か言ってた?」

「それが…助けたわけじゃない!とか、誰の味方でもない!とか、おかしなこと言ってたにゃ」

「(ピク…)…まさか…ハミィ、他には?」

「えーっと、お前達はネガトーンに倒されてそれでもプリキュアかー!って。
 でも本人が言ったわけじゃないにゃ、そばにいたフェアリートーンが代わりに喋って
 キュアミューズは一言も喋らなかったにゃ」

「一言も…喋らなかった…」

「な、なにか分かったにゃ?」

「(キリッ)とにかく新しいプリキュアが現れたということは、
 これから敵がもっと手強くなるということね」

「なんか話そらされたにゃ」

って、こ、これは…?最初はキュアミューズのことなんて全然ピンと来ていなかったアフロディテでしたが、
ハミィの話を聞くうちに様子が変わっていくことに!「誰の味方でもない」というセリフで何かを感じ、
「一言も喋らなかった」と聞いて完全にキュアミューズの正体に目星をつけたようですが…
しかし、うかつにハミィには話せないことなのか、「そんなことより敵が手強くなって大変だな!」
アフロディテはあからさまに話題を変えてしまいます。うーむ…ミューズの正体はアコで間違いないはず…
それを話したくないということは、アコとアフロディテに特別な関係でもあるというのか…?

って、お、おい!?並べて見たらこの2人…どっちも同じ瞳の色をしてやがる!
それと脳天から左右にみょーんと垂れ下がった2本の毛…お、おいおい、まさか…まさか2人は親子だとでも!?
マジですか!?こりゃまたとんでもない仮説が出てきたな…ということは音吉さんはアフロディテの父親ってことになるのか…!?
ちなみに、この左右に伸びた2本の毛はもちろん音吉さんにも…って、あぁこれはマユ毛だったか…(えー

「なに…?セイレーンがプリキュアに?」

「はい、あの新しいプリキュアの正体はセイレーンです。最近のセイレーンはどうも様子が変でした…
 人間達に興味を持ったり、メフィスト様の命令に反抗的だったり…そしてセイレーンが姿を消すと同時に、
 あのプリキュアが現れた…!メフィスト様、間違いありません。セイレーンは我々を裏切ったのです!」

「キュアミューズの正体がセイレーン…それが本当だったなら叩き潰せ…!」

「ははっ!必ずやプリキュアを倒し、セイレーンをメフィスト様の前に突き出してみせます!」



って、一方その頃マイナーランドでは、さっきのハミィと同じくバスドラがメフィストへ報告を行っているところでした
キュアミューズの正体はセイレーン…バスドラの推理にもかなり筋は通っていると思いますが…
でもこんな風に作中で明言するってことは、
ぜってーミューズとセイレーンは無関係なんだろうな
(えー

「ねえねえ音吉さん、ミューズってどういう意味ですか?」

「…」

「あはは…音楽に関する言葉なら、音吉さんが知ってるかなーって」

「…ミューズとは…音楽の女神のことじゃ」

「…音楽の女神、キュアミューズ…ね…」

「…ミューズとは女神…か…」

ってああああああああ!?こ、こ、これは!?
それぞれ人間界、メイジャーランド、マイナーランドとまったく違う世界にいながら、
ミューズという言葉で”音楽の女神”を連想し、感慨深そうに物思いにふけっていた3人!

これは確定だろ…ミューズの正体はアコ、母はアフロディテ、
父はメフィスト、祖父は音吉さんで確定だろ!!

いやいやいや、まさかここでメフィストまでミューズの話題に絡んでくるとは…
決定打に欠けていたアフロディテ&メフィスト夫婦説にドバッと真実味が増してきた感じですな
こういう血縁関係があると考えると、さっき「誰の味方でもない」という発言にアフロディテがハッとしたのはもしかして…
メイジャーランドとマイナーランドに別れて争っている父と母に対して、
「私はどっちの味方でもない」と人間界にやってきたアコ
ということを表しているのか…?まあ、さすがにここまで来ると妄想の域ですが…

「それで、結局なんにも分からなかったの?」

「い、いやぁだからその…きっとキュアミューズはハミィ達の味方にゃ!
 顔を隠してたのは恥ずかしがり屋だからにゃ!」

「ハミィ適当に言ってない?」

「ほんと頼りないんだから」

「(がーん)」

「はあ、結局ナニモノなんだろう…キュアミューズって」

「分かんない…でも私、あの目どこかで見た気がするのよね…」

「奏も…?実は私も…」

一方その頃、キュアミューズの正体について新たな着眼点から考えていた響たち。
それはキュアミューズの目…あの目はどこかで見たことがあると…
私も実は、キュアミューズの目から正体が割り出せないかと考えたりもしたんですが
プリキュアの変身にはちょっとした法則があるんですよね

それは変身すると目の色が明るく変わるということ
これはシリーズの伝統ですね。フレプリ、ハトプリ、スイプリどのキャラも変身すると目が明るく変わっています
ミューズの目の色は明るい赤…つまりその正体であるキャラは暗い赤の瞳を持っているということになりますな
ちょうどつぼみやラブのような色です。ただ、この理屈でいくとアコが候補から外れちゃうんだよなあ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
だから俺としてはあんまり考えたくない要素ではあるんだが…うーんうーん

「はあ…響も奏も誤解してるにゃ。ハミィは頼りがいのあるリーダーにゃぁ。にゃ?」

「「「(しーん)」」」

「は…はうっ…」

そして響や奏に「使えない奴」の烙印を押されてしまったハミィは、「あいつら俺のリーダーシップが分からないのかよ!」
フェアリートーンに自分の頼りがいをアピールしていましたが…
「は?なに言ってんの?」とフェアリートーンに冷たくシカトされて落ち込むハミィ。
うーんなんだか今回のハミィはいつもよりすごい可愛い気がする



「うにゃ…そういえば、あのドドリーってフェアリートーンは一体誰にゃ?そもそもドはドリーがいるにゃ」

「きっと高いドだファファ」

「あっ、にゃるほど。…ってちょっと待つにゃ!?ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ…ほ、ほんとにゃ!?
 フェアリートーンが一人足りないにゃ!一体いついなくなったにゃ!?」

「最初っからいないファファ」

「今ごろ気づいたシシ?」

「ほんと頼りないララ」

「にゃがーん…ハミィしばらく立ち直れないにゃ…」

そしてリーダーシップを発揮するどころか、フェアリートーンにすら「そんな事も知らないのかよ」とあれこれ言われてコケにされるハミィ!
というかフェアリートーンって、キュアミューズと一緒にいる奴だけ性格悪いのかと思いきや
全員こんなネチネチした性格なのかよ!(えー
ま、まあともかく、キュアミューズのフェアリートーンはドドリーという名前なことは分かりましたな…それだけは一応収穫か…

「セイレーンめ…一体どこへ…お前らもっと大声出してしっかり探せェェェ!!」

「はぁ…えらそーに…」

「なにぃ!?貴様…リーダーに向かってその態度はなんだ!
 もういい!やる気がないならついて来るな!!セイレーンどこだァァァ!!」

「あぁ…チームって難しいですねぇ」

「結局リーダーがしっかりしてないと、まとまるものもまとまらないのさ…」

「ほんとにゃ、ハミィはダメなリーダーにゃ…」

「あっ」

「なーんだ、お前か」

ってぶふぅ!?バスドラの横暴さにトリオ・ザ・マイナーのファルセット、バリトンが振り回されていたその時、
のこのことそんな2人の前に現れたハミィ!ア、アホか!敵に対してなんと無防備な…って
「なーんだお前か」と全然気にする様子もないバリトン達。ゲェー!?



「そうにゃ、セイレーンはどこにゃ?」

「いなくなったよ…」

「セイレーン様は、プリキュアになったかも知れないんです」

「にゃ、にゃんですとぉーっ!?」

そして普通に世間話にも付き合ってくれます。こ、こいつら…意外に気のいい奴らじゃねーか!
特にファルセットの方は、セイレーンが降格した今でも「セイレーン様」と呼んでいたり、敵であるハミィにも敬語で喋ったり…
なかなか好感の持てる奴ですねえ。こういうタイプの敵キャラは結構ツボなので、今後もこの路線で行ってもらいたいです

ズドドドドドド!!

「だーっはははははーっ!!いいぞぉネガトーン!いいぞぉネガトーン!!」



何してんだよォーーッ!?オメーーッ!?
バ、バスドラお前は一体なんなんだ!さっきまでセイレーンを探していたはずなのに、
「おっと音符発見ネガトーンヒャッハー!」とセイレーンのことなどすっかり忘れてチャリンコで爆走していました
とりあえずネガトーン暴れさせてヒャッハーするのが最優先かよ!
バスドラこいつ…思ってたよりもずいぶんアタマ悪そうだな…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「待てええーっ!」

「なんてことを!」

「む!?出たなプリキュア!」

「「駆けめぐれトーンのリング!プリキュアミュージックロンド!」」

ゲェー!?ところがそんなバスドラを見つけるなり、変身して速攻で必殺技を発射した響と奏!
は、早い、早いよ!しかも2人同時のベルティエアタックって…戦闘開始と同時に最大火力とはマジ容赦ありません
ともかくこれで、バスドラお気に入りのネガトーンも一瞬にして粉々に…

ギギギギギギ!!

「ネガトォォォォン!!」

「な!?」

ドッバゴオオオオン!!

「きゃああああーっ!!」

「がーっはっはっは!そう何度も同じ技が通じるかー!!」

な、なにぃぃぃぃ!?ところがなんと、2人同時のベルティエアタックをやすやすとはじき返してしまったネガトーン!
嘘だろオイ!「そう何度も同じ技が通じるか」って、まだ奏のベルティエ2・3回しか使ってないってのに!(えー
ずいぶんと賞味期限切れが早かったな…こんなに早く通用しなくなったプリキュアの武器って初めてじゃないか…?:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「俺様はセイレーンのように甘くはないぞ…トドメだ!」

「あ…ああっ…!?」

バキバキバッキイイイイイ!!

「なにィ!?」

「…」

「キュ…キュアミューズ!」

「世話が焼けるドド。さあ今のうちドド」

「で、でも…ベルティエが効かないんじゃどうすれば…」

「もっと頭を使うドド。ベルティエがなんでそんな形をしてるのか考えるドド」

「えっ?なんでだろ?あぁ分かった!どっちからでも持ちやすいようにとか!」

「ちがうドド!」

「…」

ところがその時、響&奏がやられそうになったところでまたもキュアミューズ登場!
相変わらずデタラメに強いキュアミューズ、あの強力なネガトーンも一方的に叩きのめしております
そししてトドメを2人に譲ろうと、「ベルティエの使い方をもっと考えろ」と言いますが…

ああそれにしてもキュアミューズのこの表情、すっげえアコにそっくりですよね
この凛とした顔呆れたように目を伏せる顔…アコ以外にこんな表情をするキャラがいるだろうかと思います
やっぱキュアミューズの正体はアコしかいねえよ!目の色なんて小さなことだよ!

あと関係ないけどめっちゃ乳でけえなキュアミューズ
超バインボインじゃねーか!これほど乳のでかいプリキュアが今までいただろうか
このデカチチを見たらムーンライト先輩はどんな顔をしただろう(えー  あの人ほんと直線みてえな胸してたからな…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「まさか…ミラクルベルティエ・セパレーション!」

パッキイイイイン!

「のわっ!?割れた!」

「そういう作りなんだドド」

(なんでキュアミューズはそんなこと知ってるにゃ…?)

そしてキュアミューズの言う「ベルティエの新たな使い方」というのがこれ、今まで連結状態で使っていたベルティエを2つに分けて使うという…
ふーむ、合体時より分離した方が強い武器っていうのもめずらしいですね。ストフリのビームライフルとは逆な感じなのか
あ、でもこれはそれぞれにフェアリートーンを挿して使うから、ストフリのビームライフルより
ダブルオーのツインドライブと考えればいいのか(えー

「あふれるメロディーのミラクルセッション!
 プリキュア・ミラクルハートアルペジオ!!」

ズッバゴオオオオオオオン!!

「す、すごい!これなら行けるよ、ほらリズムも!」

「う…うん!ファンタスティックベルティエ・セパレーション!
 はじけるリズムのファンタスティックセッション!」

!?

え!?い…今なんて!?はじけるレモンの香りのファンタスティックセッションだって!?(えー
奏お前…はじけちゃダメだろ、先輩のお株を奪っちゃダメだろ…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
ここでキュアレモネードを連想しないプリキュアファンはいないだろうなー、久々のはじけるレモンの香りで思わず吹いちまった

「プリキュア・ファンタスティックピアチェーレ!!」

ズッバゴオオオオオオオン!!

「や、やったぁ!」

「…」

「あっ…キュアミューズ!あなたは一体誰なの、私たちの仲間なんでしょう!?」

「私はまだ、仲間にはなれないドド」

「待てぇぇぇい!セイレーン!!」

「…!?」

「えっ…セ、セイレーン!?」

「ま、まさか本当に…」

「セイレーン様が…?」

そんなわけで、新たなベルティエ技によりネガトーンを撃破した2人でしたが…
キュアミューズがその場から去ろうとした瞬間、その正体をセイレーンと信じて疑わず呼び止めるバスドラ!
それに対してずいぶん驚いたような表情を見せるキュアミューズでしたが…まあ、
バスドラが突然変なこと言い出してビックリしちゃったんだろうなと思います:;y=_ト ̄|○・∵. ターン  次回に続く!






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