■プリティーリズム
オーロラドリーム 第7話「絶交!?あいらとりずむの大ゲンカ」
「わぁぁぁ〜!!すっごぉい!写真なのにお洋服が喜んでる〜!さっすがみおん様!」
「ふーん…?みおんってそんなに凄いんだ」
「凄いなんてもんじゃないよぉ!みおん様が雑誌で着たお洋服はすぐに完売!
みおん様のファッションブログは1日100万アクセス!
みおん様のコーデをまるまる全部真似する、見よう見まねこと”みおん見まね”は
女の子の間で大流行!私たち女子のカリスマなんだからぁ〜!」
さて今回のプリティーリズムですが、カリスマ的トップアイドル・みおんのポスターをたまたま見かけたあいらが
キャーキャーはしゃぎまくっている場面で始まります。このみおん、まだプリズムショーにデビューこそしていないものの、
すでにモデル界では不動のトップとして君臨している超大物のようで…
あと実はこのアニメってあいら・りずむ・みおんの3人が主人公なんですよね。
今まであいらとりずむの描写ばっかりで出番のなかったみおんですが、「そろそろまぜろよ」とようやく話に関わり始めてきた感じでしょうか
「ふん…何がみおんよ!カリスマだかなんだか知らないけど、
いずれは私達の敵になる人てしょ?まだ一度もプリズムショーだってやってないのに、
なんでそんなにチヤホヤされるのよ」
「な…みおん様が敵だなんてひどい!みおん様ならきっと凄いダンスができるよ!
それに服に愛されてるから、凄いジャンプができるに決まってる!」
「みおん様みおん様みおん様って…バッカみたい!
そんなに好きならみおんと結婚したら!?私はみおんなんて大っ嫌い!」
がしかし、そんな「みおん様スゲー」という話を聞くうちに激しいイライラをあらわにするりずむ!ああ…これはなんつーか…
実はみおんは、第1話において「プリズムショーにデビューしてやろうかと思ってたけど、退屈そうだしやっぱやーめた」と
勝手にデビューの予定をキャンセルして、現在はフラフラ遊び歩いているという状況なんですよね…
その代役としてスカウトされたのがあいらとりずむなわけで。りずむは特にプリズムショーに対して真剣な意気込みを持っているだけに、
みおんのいい加減な態度が腹立たしくてしょうがないんでしょうねえ
「り、りずむちゃん何言ってるの…!?そんなこと言うなんておかしいよ!」
「私は誰よりも先にオーロラライジングを跳ばなきゃならないんだから…!
あいらはどうなの!?なんのためにプリズムショーをやってるの!?」
「わ、私は…可愛い衣装が着られるから…」
「そんなんだからいつまでたっても上手くならないんだよ!」
「で、でも純さんがコーデの力も大事だって!」
「服も大事かもしれないけど…!私は服なんかで誤魔化さない!
実力で認められなきゃ意味がない!私はプリズムショーに命かけてんのよ!
そんな中途半端な気持ちならやめちゃえば!?」
ってうわあああ!そのまま言い合いがエスカレートした結果、ついにあいらの立場までも全否定してしまうりずむ!
コーデ力が高くてダンス力が低いあいら、コーデ力が低くてダンス力が高いりずむと、前から2人の能力は対照的だったわけですが…
「コーデ力に頼ってるだけの奴とかクソでしょ?ダンス力で認められないと意味ないから」と
勢いに任せてあいらの個性に痛烈なダメ出しを…
「う…うう…うっ…!うあああああ!!」
「…」
そんなりずむの言葉にひどく傷つけられ、泣きながらその場から駆け出してしまうあいら。
さすがにりずむも言い過ぎたことを後悔しているようですが…すでに2人の間には直しがたい亀裂が入ってしまいました
というかりずむは前回もこんな役回りじゃなかったか?
あの名月についつい言い過ぎちゃって泣かしちゃったっていうさ…あんまり毎回女を泣かすなよ…:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「…ふぅ…」
「(ぬっ)りずむ。お前にとってみおんとはなんだ」
「わっ」
ってみんな大好き純さんキター!!1人になったりずむが憂鬱そうな溜め息をついていると、
「話はすべて聞かせてもらったぞ」と言わんばかりに純さん登場!
狙ったようなタイミングで出てくるところはさすがだな…
「…絶対に…負けられないライバルです!」
「ではあいらは?」
「えっ…」
「今は朝日が見えなくても、必ず明日はやってくる(すたすた)」
「…?」
へっ…(゜д゜ )じゅ、純さん…なんですかそれは、一体なにを言いたいんですか!?
みおんがライバルならあいらはなんなのか…まずそれを聞いてりずむが答えにくそうにしていると、それに対するアドバイスが
「今は朝日が見えなくても必ず明日はやってくる」…全然意味が分かんねえっすよ純さん!(えー
え、えーと…要するに「あいらが自分にとってなんなのか、今は分からなくてもそのうち分かる」って言いたいのかな?
というか純さんの格言は、何言ってんだか意味不明すぎて
いつもりずむ達にまるで意味が伝わってないのが難点だよな…:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「…はぁ…」
「(ぬっ)その服、あいらとりずむみたいだと思わないか」
「わっ、ショ、ショウさん!」
って、その頃ファッションショップを1人でうろうろしていたら、偶然にもショウと鉢合わせしてしまったあいら!
というかショウも純さんも出てきたらまず挨拶くらいせえよ!(えー
前置きなしにいきなり話の本題に入るなっちゅうの!まったくなんて単刀直入なやつらなんだ
「この服はリバーシブルになっててさ…裏返すことにより2パターンの着こなしができる。
表と裏…でもそれだけじゃない、ソデを外したりフードを外したり、
色んな着こなしをすることで沢山のコーデができるんだ」
「…」
「あいらとりずむは、1人だけだと半人前かも知れない…
けど2人揃えば、その魅力は10倍にも100倍にもなる。まるでこの服のようにね」
「ショウさん…」
え、え〜っと…?(゜д゜;)こいつもまたよく分からん例え話をしやがるな…(えー
裏と表どっちでも着れる服を手にとって、「この服は単なる表と裏の2パターンだけじゃなく、工夫すれば他にも色々なコーデの仕方がある」と…
う〜ん、まあ…なんだろう…分かったような分からんような…:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン とりあえず結論としては
「あいらとりずむは2人揃えば魅力が遥かに増す」ってことみたいだから、ここだけ聞いてりゃOKなんですけどね
ショウは一応こうやって結論を示してくれるから何もかも意味不明な純さんの話よりはいくらかマシだな…(えー
《それでは皆さま、天宮りずむのプリズムショーをお楽しみくださーい!》
「…」
「あっ、りずむちゃん…?」
シュパアッ!
「うっ…!」
「りずむちゃん…!?プリズムジャンプが…!」
シュパアッ!
「くぅ…!」
「どうしたのりずむちゃーん!」
「頑張ってー!」
(ど、どうしてプリズムジャンプが跳べないの…?やっぱり私1人じゃ…!)
とその時、あいらとケンカ別れしたまま1人でのステージを任されていたりずむ!
しかし、そんなりずむのプリズムジャンプはすべて不発…あいらとのケンカが尾を引いて、まったく実力を出せずにいるようです
「プリズムジャンプは心の飛躍」と純さんも言っていましたからね…迷いを抱えたままプリズムジャンプを跳ぼうとしても、
不発に終わって普通のジャンプになってしまうんでしょう
「りずむちゃん!これを使って!」
「あ、あいら!?」
「プリズムストーンだよ!これでプリズムジャンプを!」
「う…うん!」
ところがその時、そんなりずむの姿を見ておれずにステージへ乱入したあいら!
りずむが気持ちを切り替えられるようにと、プリズムストーンを渡してまずは衣装を変えさせます
そういえばこいつらって、プリズムストーンさえあれば着替えは素早く終わらせられるんでしたっけね
シュッパアアアアアアン!!
「心満タン!スターダストシャワー!!」
「りずむちゃん凄い…!それにあの服、やっぱりりずむちゃんにピッタリ!」
そしてあいらのコーデに後押しされたりずむは、新必殺技のスターダストシャワーを習得!
お、おいおい!りずむだけ習得ペースやたら早くないですか!?(えー
りずむの技:ハートフルスプラッシュ、カラフルチョコパレード、ファンファンハートダイブ、スターダストシャワー
あいらの技:フレッシュフルーツバスケット、胸キュンハンターずっきゅんというこの状況は…
しかもフレッシュフルーツバスケットって明らかにプリズムジャンプで一番しょぼいしな…(えー
こうなるとあいらのまともな技は胸キュンハンターずっきゅんの1つしか…
あかんかったんや!やっぱり服だけで誤魔化してても実力で認められなきゃあかんかったんや!(えー
というか「コーデ力がない」っていうりずむの弱点は、今回やハートフルスプラッシュの時みたいに
あいらに服を選んでもらうことで克服できるしな…逆にあいらのダンス力のなさはりずむにはどうにもできないというか…
ああ、この分ではこの先も差が開いていく一方やで…:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
ワアアアアアアア!!
「フ…みおん、お前がつまらないと言ったプリズムショーの世界は
こんなことになっているぞ」
「…」
「どうだ、少しはやる気になってきたか?」
「別に…(すたすた)」
「フ…チェックメイト!!」
って、そんな2人の姿をなんとみおんと一緒に眺めていた純さん!「いい加減やる気出せよ」と冷めたみおんに火をつけたいようですが…
それでもみおんは冷淡な態度を崩さず、さっさとその場から立ち去ってしまいます。
そこで純さんの「ウフフ俺にはお見通しさ!バッキューン!」のポーズ炸裂。
何やってんすか本当に(えー
まったく純さんの奇行は予想外すぎて毎回吹き出しちまうぜ…
「りずむちゃん…上手く言えないけど…私がプリズムショーをやってるのは、りずむちゃんがいるからだよ」
「えっ…?」
「1人になって分かったの。りずむちゃんと一緒にいると、辛いことも乗り越えられるっていうか…
まわりがキラキラしてるっていうか…」
「あ、あはは…!私も…あいらがいないと何も出来ないっていうか…あいらがいてくれると助かるっていうか…」
「(ぬっ)君達のような関係をライバルと言うんだ」
「へっ!?」「わっ!?」
ぶふぅ!?最後に2人が百合っぽい雰囲気で仲直りしていると、そこにまた唐突すぎるタイミングで純さん登場!
あんたは一体なんなんだ!神出鬼没すぎるだろ!突然りずむの背後に現れて、突然みおんの居場所に現れて、
突然2人の仲直り現場に現れて…まったく純さんの行動は誰にも予想できないぜ
「ラ、ライバルって…あいらは敵じゃありません!」
「ライバルは敵なんかじゃない」
「え…?」
「ライバルとは互いを高め合う、かけがえのない存在のことだ…
ライバルはどんなに求めても手に入れられるものではない。
そういう相手を見つけたならば…大事にするんだ」
「「は…はい!!」」
そして2人にライバルの存在意義を説明し、その重要性を教える純さん…むう、「ライバルは求めても手に入らない」…
これは2人への教訓であると同時に、みおんの心境を表しているんじゃないでしょうか
第1話で「プリズムショーなんて退屈」と言って去ってしまったみおん…それはつまり、自分に匹敵するライバルが誰もおらず
スターの座を競うのに張り合いがないからそう思ったんじゃないでしょうか。ライバルを求めているのにそれを手に入れられない…
そんなみおんを知っているからこそ、純さんの口からこういう言葉が出たのかもしれません。次回に続く!
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