■プリティーリズム オーロラドリーム 第10話「学園祭と秘密の約束」
「ええっ!?わ、私達が大会に!?」
「そうよ、6月に開催されるティアラカップ…もうエントリーしておいたから」
「そ、そんな、急に言われても…」
「なに弱気になってるの、ここで優勝してプリティートップの名を全国に知らしめるのよ!」
「あうう…」
「ティアラカップは新人の登竜門…
優勝者には次世代のプリズムショーを担う者としての栄光と、
”ピュアクリスタルティアラ”のストーンが贈られる。
伝説のプリズムクイーン・神崎そなたも、かつてはティアラカップで優勝し
一気に注目を集め、オーロラライジングを跳ぶ足がかりにした…」
「…」
さて今回のプリティーリズムですが、冒頭ではあいら&りずむが新人アイドル達の集う大会の話を聞かされる場面で始まります
その名もティアラカップ…この大会で勝つということは、新人の中で最高の栄誉を得られるということ…
さらにあの神崎そなたも、ここでの優勝をオーロラライジング習得のきっかけにしたとあって、
りずむは嫌でも意識せずにはいられません
「ティアラとは、プリズムショーの世界ではとてもレアなアイテムなんだ」
「そ、そうなんですか…?」
「オーロラライジングを跳ぶには、
ピュアクリスタルティアラ・クリスタルハイヒール・ピュアホワイトウエディングの
コーデをしなければならないと言われている」
(オーロラライジング…)
「オーロラライジングを跳べるのは
真剣にプリズムショーを愛し、リンクとエンゲージした花嫁だけ…」
って、ここで純さんからオーロラライジングについての解説が。
あの技を成功させるには、超レアなティアラ・ハイヒール・ウエディングドレスの3つを揃えて身にまとうことが必要だという…
おいおいなんだか炎の剣・力の盾・霞の鎧の3種の神器を揃えないとサタンガンダムが倒せないみたいな
話になってきたな…:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「あっ、りずむちゃん!そういえばもうすぐ春の学園祭だねぇ!」
「そうだね…」
「ホントに楽しみだよねー!あっ、学園祭プリズムショーにシークレットゲスト!?
もしかしてコーリングスだったりして!まっさかねー!」
「うん…」
「屋台もたくさん出るのかなー!りずむちゃん、一緒に学園祭まわらない!?
りずむちゃんと一緒だったら私、すっごく嬉しいなー!!」
「ごめん、ムリ」
「えっ…」
ところがティアラカップの告知を受けて間もなく、あいら達の学校では学園祭が開かれることに。
相当はしゃぎまくっているあいらでしたが、りずむはティアラカップのことで頭が一杯らしく、まったく調子を合わせてくれません
しかしいくら楽しみとはいえこのパープーな騒ぎ方はなんなんだあいら…(えー
普段よりなんだか数倍アホになってる感じですよ!あいらはもうちょい落ち着きがあるかと思っていたんだが…
「あーっ!?春音さんと天宮さんだよね!?」
「えっ?は、はい、そうですけど…」
「ちょっといいかな、実はお願いがあって…!」
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「ええーっ!?私達がプリズムショーに!?」
「お願い!ほんとにお願い!」
とその時、突然あいら達に寄ってきたのは学園祭のショーを主催するメンバー達!
なんでもさっきの「プリズムショーにシークレットゲスト登場」とかいうのはただ書いてみただけで全然何も決まってなかったらしく、
結局ゲストを呼べそうにないからあいら達に出て欲しいという…
それはいいんだけどなんなんだこのハリボテ人間どもは!(えー
いやぁ…実はこのアニメって、名もない脇役はみんなこういうハリボテで表示されてるんですけど
まさかそのハリボテと会話する日が来るとはな…なんてカオスな絵ヅラなんだ…
「うーん…どうするりずむちゃん?私は学園祭が盛り上がるんなら出演しても…」
「ティアラカップの練習しなくていいの?
他のことをしながら結果が残せるほど、ティアラカップは甘くないよ」
「う…」
「ごめん、私はムリ。あいらも考え直したほうがいいよ(すたすた)」
「えっ、り、りずむちゃーん!!」
ああしかし、まんざらでもない態度のあいらに対して、問答無用で誘いを断ってしまうりずむ!
うーん…りずむはティアラカップに集中したいあまり、こんなショーに参加するのは時間の無駄と考えているようですな
言うなれば「今は学園祭なんて参加する暇も興味もない!
あいらはダンスもロクに出来ないんだろ!?ティアラカップまですぐなのに、
浮ついてる時間なんてないんじゃねーの!?」ということか…(えー
あいらは前にショウにもこう言われてたしなぁ…すっかり「考えの甘いアイドル」というイメージが定着してしまったな…:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「はぁはぁ…り、りずむちゃん!」
「あいら…」
「私…やっぱり出ることにしたよ。学園祭に参加してる人に、プリズムショーを楽しんでもらいたいから…
それで、ショーにはりずむちゃんにも一緒に出て欲しいの」
「…楽しんでもらいたいって、今はそれどころじゃないじゃん!」
「大会は大事だよ…でも今のりずむちゃん、なんか元気がないし…全然笑ってない」
「…」
「私は友達にショーを楽しんでもらいたい、りずむちゃんにも…
だって、私にショーの楽しさを教えてくれたのはりずむちゃんだから…!」
「あいら…」
「私、がんばるね。あと…待ってるから!」
「…」
ところが、それでもりずむと一緒に学園祭のショーに出たいと言い出したあいら!
それを聞いて険しい顔で怒り出すりずむでしたが、そのりずむの険しい顔こそがあいらが学園祭に出たいという最大の理由でした
なぜなら、りずむはティアラカップの話を聞かされてからずっと、まったく気持ちの余裕を持てずにカリカリし続けていたから…
練習でもオーバーワークを続けて空回りしており、こんな状態で大会に出てもいい結果が残せるはずがありません
「人に楽しさを伝えるのがプリズムショー」という原点を思い出して欲しい…それこそがりずむと一緒にショーをやりたいという理由でした
「(たったったったっ)はぁ、ふぅ、はぁ…」
バッ!ババッ!
「ん?わぁ…綺麗なステップ…」
「あれ?」
「って…ヒ、ヒビキ!?」
それでも結局「ふん私はティアラカップで忙しいんだよ」と、学園祭のことを忘れてトレーニングを続けていたりずむ。
ところが外で走り込みをしていると、バッバッとキレのいい踊りをしているかっちょいいストリートダンサーに出くわしてしまいます
誰かと思えば、そのダンサーはジュピターの一員であるヒビキでした。りずむはこのヒビキとはよくよく縁があるなあ
「ヒビキがステージの外で踊ってるのって、初めて見た…いつもここで練習してるの?」
「そう、秘密の練習場なんだけど、見つかっちゃったかなぁ」
「すごかった…あんな難しいステップ、私まだ出来ないから」
「俺だって出来てないよ、だから練習してるんだし」
「ヒビキは練習なんかしないと思ってた…」
「ハハハ、するよ!本番を思いっきり楽しむために、練習があるわけだしさ」
「本番を…楽しむ…?」
「プリズムショーは、ただ技の完成度を競うだけのショーじゃない。お客さんがいて楽しんでもらうためのものなんだ。
それには自分自身がステージを楽しまないと、お客さんも本当の意味では楽しくなれないよ」
「う、うん…」
ところがヒビキといろいろ話してみると、その口からはあいらが言っていたのとまったく同じ言葉が!
「お客さんに楽しんでもらうのがプリズムショーの目的」「まず自分が笑顔にならなければ、お客さんを楽しませることはできない」…
そういえばスイプリで響の親父も似たようなこと言ってたな…(えー
そう、あのコンサートの時に響の親父も…響の…ヒビキ…(゜д゜)!!!!!
な、なんてこった!どうりで同じことを言うわけだ!
まさかヒビキの正体がピンクのプリキュアだったとは…恐れ入ったぜ…:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「りずむも笑顔が一番可愛いよ。りずむの笑った顔、すごく好き」
「え!?う、うう…」
「困った事があったらいつでもおいで、俺はいつもここで練習してるから。
他の人は誰も知らない、俺とりずむだけの秘密の場所だね」
「ひ、秘密の…」
そんなわけでりずむに笑顔の大切さを教えたヒビキでしたが、このキザっぷりはちょっとどうにかならんのか(えー
お前いちいちセリフがくっさいねん!くさすぎるねん!ショウはなんというかクセがない感じのイケメンだし、
ワタルはヤンチャ小僧って感じのイケメンだし、純さんは限りなく変態に近いイケメンだし
みんなあんまりキザなセリフを使わないからなー、それだけにヒビキのセリフにはかなり来るものがあるというかなんというか
ざわざわ
ざわざわ
「ねえ!まだ天宮さんはこないの!?」
「は、はい…」
「本当に来るんですか!?」
「も、もうちょっとだけ待ってください…」
「でももうショーの時間だし、春音さんだけでも!」
ところがそんなショー当日、開演の時間になってもりずむは姿を現していませんでした
むう、さっきのヒビキの言葉で説得されたと思ったのに…あれでもまだ踏ん切りがつかなかったんでしょうか?
ともかくあいらとしてはもう少し待ちたいところですが、これ以上はもう時間的に限界のようで…
「まだ来てないみたいだね」
「えっ!?コ、コーリングス!?」
「きゃあああああああ!!な、なんでコーリングスがここにーっ!?」
「僕たち、困ってる女の子は放っておけないんだよね!」
「「きゃあああああああああ!!すてきいいいいいいい!!」」
って、そんなあいらの危機を救いになんとジュピターの3人が颯爽と登場!マジですか!わざわざ観客の時間稼ぎ役をするために
こんな場末の学園祭へ来てくれたと!?ジュピターはあいら達より遥かに売れっ子なのに、こんな前座をやろうだなんて人間できてるなー
それはいいんだけどこのハリボテ女ども自重しろ
ハリボテのくせにどれだけ騒げば気が済むんだお前らはー!こんなずうずうしいハリボテを俺は見たことないよ!(えー
「ショ、ショウさん…」
「大丈夫だ。ヒビキ!」
「OK!準備はできてるよ!」
「ワタル!」
「僕たちのステージは高くつくよぉ!」
「行くぜ!!」
そして「この世で最高の前座を見せてやるぜ!」と言わんばかりにステージへと突撃していくジュビター!
おいおいこいつらカッコよすぎだろ…このダダーッと駆けていく後ろ姿なんかまるで
ゲキ・ガンガーチーム出撃せよ!!というくらいの勢いに満ちてますよ…(えー
そしてショウのステージということは、また例の技をやるのか?来るか?来るか無限ハグ!?
バッタアアアアン!!
「はぁはぁ…!あ、あいら!」
「あっ…!りずむちゃん!」
「あいらごめん…!私、自分のことばっかりで…」
「ううん、りずむちゃんがオーロラライジングを跳びたい気持ち、私知ってるから…」
がしかし、そんなショウの無限ハグはカメラに映されないままりずむが到着してしまいましたとさ。
りずむそこは空気読んで欲しかったわ…もう少しゆっくりやってきて欲しかったわ…(えー
ともかくついに考えを改めて、学園祭のショーに協力することにしたりずむ。前座を担当してくれたジュピター達とバトンタッチして、
いよいよあいらと舞台に立つことになります
「さあ、次はあいら達だな」
「うん!行こうりずむちゃん!」
「笑顔だよりずむ、練習は嘘をつかない。ステージは最高のご褒美、楽しんでおいで」
「うん!」
ワアアアアアア!!
(楽しい…!プリズムショーってこんなに楽しかったんだ…
もっともっとみんなに笑顔になってもらいたい!
私のプリズムショーでハッピーになってもらいたい!
こんな気持ち初めて…!すっごく楽しい!)
シュッパアアアアアアアン!!
「ハッピーマカロンスピン!!あ〜ん(ぱくっもぐもぐ)」
ここでりずむの新技キター!そして食ったー!!(えー
うおいいいいいい!!食えんのかよ!プリズムジャンプで発生したお菓子って食えんのかよおおおおお!!
いやいやいや、この間はあいらがジャンプで発生した傘を手に取ってポーズ決めたりしてましたが、
まさかこんな風にバクッと食えるもんだとは…まったくプリズムジャンプの可能性には度肝を抜かされるぜ…
それと皆さん、ハッピーマカロンスピンというネーミングに元ネタがあることにお気づきでしょうか。
私はもちろん一発で気づきましたよ、言うまでもなくもちろんアレですよ
(C)松本夏実 / 集英社・夢色パティシエール製作委員会
2009
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はぴはぴマカロン
ハピネスMADE GO!! |
はぴはぴマカロンスピン…まさか夢パティのOPが元ネタだったとはね…
この事実に気づける天才はオレ一人だけだろうな…(えー
というかハッピーマカロンスピンのgif作ってて気がついたんですけど、
ぎゅるぎゅるとりずむが高速回転しながら舞い上がっていくシーンで
レイラさんのゴールデンフェニックス思い出したわ…
このうえさらにゴールデンフェニックスの要素さえも含んでいたとは…まったくどこまでネタになる技なんだハッピーマカロンスピン…
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(C)2003 佐藤順一・HAL・GDH/カレイドステージ |
「すっごく楽しい学園祭になったね!」
「うん!最高にかっとんでた!」
「じゃあ僕たちは先に帰るねー!」
「あっ!ひ…ヒビキ!そ、その…」
「どうしたの?もしかして、でぇとのお誘いかな」
「ち、違うわよ!ううう、そ、その…ありがとうっ…!」
「ふふ」
「その…ま、また相談しても…」
「いつでも。秘密の場所でね」
「は、はうっ…!」
そして2人のショーが大盛況に終わった後、ヒビキを呼び止めてお礼を言うりずむでしたが
照れまくりのりずむが可愛すぎてやべええええええええ!!ぬわあああああああああああ!!
特に↑に並べた画像の上2枚のやつがむっちゃくちゃ可愛いな…まったく半端ねーぜりずむ…
「あ、ああ…あああっ…」
「あははは、りずむちゃ〜ん」
「ぬおおおおーーっ!!やるぞおおおーーっ!!
もっともっと練習してティアラカップも優勝するしーーっ!!
オーロラライジングもかっとんでやるぞおおおおおお!!」
そんなヒビキとの甘いやり取りのおかげで、ひたすら燃えに燃えまくり異常なまでのやる気を発し始めたりずむ!
おいおい、「練習に打ち込みすぎて楽しさを忘れてる」っていうのが今回の話だったわけですが、
結局は余計に重症になってしまったような気がするけど大丈夫か!?これで大丈夫なのかりずむ!?
「よぉぉーし!あいら、一緒に頑張ろうね!」
「うん!これからも力を合わせてがんばろー!」
「今度はそうは行かないぞ」
「えっ?」
「じゅ、純さん、いつからそこに…」
「ティアラはひとつ、栄光は2人の少女に輝かない」
って、最後にりずむが「一緒に頑張ろう!」と話をまとめたところで
「そうは問屋が卸しませんよ」といきなりそこへ現れた純さん!
純さんせっかくいい感じに終わりそうだったのに邪魔しないでくださいよ!(えー
むう…とはいえ、ティアラカップだと2人は勝者の座を争い合うライバル同士になってしまうのも確か…
せっかくこれからの協力を誓ったこの2人も、いきなり戦う結果になってしまうんでしょうか?次回に続く!
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