■カードファイト!!ヴァンガード 第5話「旋風!小学生ファイターカムイ」

 

さてと、この間は第22話までレビューしたヴァンガードではありますが、今日はいったん第5話まで逆戻りすることになりました
ま、待て!話せば分かる!これには深いワケが…23話へ行く前にやっておかなければならないことが…

(はぁ…ヴァンガードファイトでもっと強くなるには、グレード3のユニットを手に入れなくっちゃ…)

そんなわけで第5話の冒頭ですが、アイチがグレード3のユニットを入手しようと思い悩んでいるシーンで始まります
なんでかって言うと第4話でミサキさんのグレード3デッキにおもっくそフルボッコにされて
「グレード3の入ってないデッキとかゴミでしょ?」というトラウマを植え付けられてしまったせいですな…
そんなわけで、アイチは新しいカードを買うためにカードキャピタルを訪れますが…

「へっへーん!弱い、弱すぎるぜぇ!お前らハナの穴かっぽじってよーく聞け!
 この葛木カムイ様がナンバーワン!」

「かっぽじるのは鼻じゃなく耳の穴…」

「え、えっと…?」

「あ〜、このクソ生意気なガキはな、ヴァンガードファイトは強いが性格に問題があるんだ。
 中学生だろうが大人だろうが平気で呼び捨てだしよぉ」

ところがカードキャピタルに着いてみると、そこではアイチと初めて会う小学生が連勝の山を築いて天狗になっているところでした
そう、これがクソガキさんの初登場シーンというわけですな。しかししょっぱなからミサキさんや森川のひんしゅくを買いまくっており、
あまり印象のいい出会いではなさそうですねえ

「これで中学生相手に29連勝!さすがですカムイさん、世界最強っすー!」

(えっ…?ま、まさかカイ君も…!)

「あのっ…!つ、次は僕とやってみない!?」

がしかし、今日もまたカイ君のことしか考えてないアイチのおかしな思考で話は思わぬ方向に!
「中学生相手に勝ちまくっている」というクソガキさんの話を聞くなり
「えっカイ君とファイトしたの?カイ君に勝ったの?カイ君を負かすなんてどんな子なの?」
クソガキさんに興味を持ってファイトを挑むことに!こいつとカイ君絶対関係ねぇーから!!(えー

「ふーん、名前は?」

「せ、先導アイチ」

「先導アイチ…(じろじろ)お前弱いな?お断りだ」

「えっ…」

「分かるんだよ強い奴は。お前には何も感じねー。
 弱い奴を倒してもしょうがねーからなー、ア・イ・チ・ちゃ〜ん?」

「う、うぅ…」

って、な、なんだこいつ!む、むっかつくぅぅぅぅ!!
初対面のアイチを見るなり「うっわ〜弱そ〜(笑)」と思いっきりバカにしてかかり、ファイトする価値もないザコと決めつけるクソガキさん!
正真正銘のクソガキじゃねーか!登場当初はこんな横柄な奴だったのかよ!
まったくこんな奴と後々同じチームを組むことになるなんてヘドが出そうだぜ…(えー

「どうやら俺の出番のようだなぁ!?最強のヴァンガードファイター・森川カツミが
 直々に相手してやるぜ!!俺が勝ったらさん付けで呼べ!」

「ふん、面白ぇ!じゃあ俺が勝ったら、お前が俺にさん付けだ!」

とその時、クソガキさんの横柄な態度に完全にブチ切れてしまった森川!
アイチに代わってクソガキさんを叩きのめすべく、さん付けを賭けてのヴァンガードファイトを開始します
というか森川の挑戦はあっさり受けるんだなクソガキさん…森川って今のアイチにもパーフェクト負けするほど弱いのに
「分かるんだよ強い奴は(キリッ)」とかいう眼力も大したことねーな…(えー

ズッバアアアアアン!!(森川:ダメージ6)

「うがっはぁぁぁぁぁん!?」

「ハハハハハ!言っただろうが、俺様は強いってなぁ!」
 
(言うだけのことはある…本当に強いや…)

「さん付けで呼ぶんだったよな〜?」

「ぎぎぎ…そうだったなぁクソガキさん!!」

「なんだとぉぉぉ!?」

そしてやっぱり森川がかなうはずもなく、いともあっさり勝負を決めてしまったクソガキさん!
こうして森川は屈辱のさん付けをするハメになり、これからはクソガキさんと呼ぶようになったという…
そう、これがクソガキさんの命名シーンなんですよねー。今まで私がなんでクソガキさんと呼んでるのか分からなかった人達も、
これで納得できたんじゃないでしょうかね

「あっ!やっぱりここだったのね!」

「へ…?え、あっ…」

「(ずかずか)」

(め…め…女神…!?)

「お、お、お嬢さん!ヴァンガードファイトのことが知りたいなら
 ナンバーワンの僕が教えますよ!?というかぜひ教えたいというか、
 お友達をすっ飛ばして、こ、恋人に!」

とその時、いきなり不機嫌そうに現れて店の中へと怒鳴り込んできたエミ!
アイチを探しにやってきたのは明らかですが、クソガキさんはそんなエミにすっかり一目惚れしてしまったようです
2人の出会いのシーンはこんなだったのか…そんなわけで早速エミを口説きにかかるクソガキさんですが…

「(無視)ちょっとアイチ!忘れたの!?今日は一緒に宿題するって約束でしょ!」

「あ、ああ、ごめんエミ、ブースターパックを買ったらすぐ帰るつもりで…」

「言い訳はいいからさっさと来る!(ぐいぐい)」

「えっ、で、でもまだ買ってなくて…!」

「いいから来るのっ!!」

「あ、ああ〜!」

ばたばたばたばた

「…」

「ど、どういう関係なんでしょうね…」

「俺が聞きたい…」

「腕を組んでましたね…それに呼び捨ての仲…」

「あ、ああ…ま、まさかっ…!」

がしかし、そんなクソガキさんに目もくれずアイチを連れて店を去ってしまったエミ!
嵐のような出来事にぼーぜんとするクソガキさんですが、腕を組みながらイチャイチャと去っていった2人の後ろ姿を見て
燃えたぎる嫉妬の炎がふつふつと湧いてしまいます。まあ…腕を組んでいるように見えたのは当然勘違いなわけですが


(C)サンライズ・メ〜テレ

これがバトスピなら
腕でも肩でもガチで組みつつ
去っていくんだけどな…
(えー

そう考えるとダンさんはやっぱり凄いよな…ヒロインとこうも自然にイチャつくカードゲーム主人公だなんて、他に存在するわけがないぜ…

「ブースターパックだったね、はい。グレード3が入ってるといいね」

「あ、ありがとう…(ぺりぺり)あっ…?や、やった!孤高の騎士ガンスロッドだ!」

「おっ!グレード3はやっぱ風格が違うね〜!」

(ぼ、僕の初めての…グレード3のカード…!)

そして次の日、今度こそグレード3のユニットを入手するために再びカードキャピタルへやってきたアイチ。
するとその思いが通じたのか、ブースターパックを買ってみたらグレード3ユニット・孤高の騎士ガンスロッドが出現!
今までで最強のカードが買ったら出てきたってのも結構すごい展開だよな…(えー
これもやはり、みんなもお店でカードを買えばアイチみたいに強いカードが手に入るぞ!という
スタッフからのメッセージでしょうか。相変わらずの販促っぷりだぜヴァンガード

「(ずかずか)先導アイチィッ!決闘だ!俺とヴァンガードファイトをしろ!!」

「えっ!?け、決闘…?でも、昨日はファイトしないって…」

「昨日は昨日、今日は今日だ!俺が勝ったら女神はもらう!」

「め、女神…?えっと…よく分からないけど、ヴァンガードファイトをやれるなら…」

ところがその時、突然アイチに挑戦状を叩きつけてきたのは、昨日のことを根に持っているクソガキさん!
いきなり女神がどうのこうのと言われてワケが分からないアイチでしたが、
「くっくっくちょうどいい、グレード3の実験台にするにはいい機会だぜ」とクソガキさんの挑戦を受けて立つことに…

「立ち上がれ僕の分身!ライド!ブラスター・ブレード!!(POW9000)」

ズッバアアアアアン!!(クソガキさん:ダメージ2)

「はん…こっちも行くぜぇ!ジェノサイドジャックをコールだ!(POW11000)」

「えっ…!?す、すごい…ジェノサイドジャックはグレード2なのに、パワーが11000も…!」

「ふふ、タフボーイの支援を受けて、ジェノサイドジャックで攻撃だ!(POW19000)」

「ご、合計で19000…!?」

ズッバアアアアアン!!(アイチ:ダメージ2)

「さらにシャイニングレディの支援を受けて、
 ハングリーダンプティでアタック!(POW14000)」

ズッバアアアアアン!!(アイチ:ダメージ3)

「ううっ…」

「ドライブトリガーをチェック…(しゅぴっ)いいタイミングだぜ…!
 スタンドトリガーだ!リアガードサークルにいるユニットを1体スタンドさせる!」

「えっ、ま、まさか…!」

「そう、ジェノサイドジャックだ!スタンドしたジェノサイドジャックで
 ブラスターブレードにアタック!」

ズッバアアアアアン!!(アイチ:ダメージ4)

「ああああっ…!!」

「さらにクイーンオブハートの支援を受けて、キングオブソードでアタック!(POW16000)
 クイーンの支援を受けたキングは、さらにPOW+4000だ!(POW20000)」

ズッバアアアアアン!!(アイチ:ダメージ5)

「うわあああああーっ!!」

(こ…このターンだけで一気にダメージ4枚も…!?カムイ君は本当に強い…!)

がしかし、せっかくのグレード3を使う暇もないほど、クソガキさんの速攻で一気に追い詰められていくアイチ!
まだ序盤なのにPOW19000やら20000やらがバンバン出てくるクソガキさんのパワーデッキ…
POWが高すぎてアイチはガードすることもままならず、たったの2ターンでダメージ5となり後がなくなってしまいます

「僕のターン、ドロー…!(しゅぴっ)あっ…これは…!」

「うん…?」

「僕に力を!気高き誇りの白き翼!ライド!孤高の騎士ガンスロッド!
 ガンスロッドのカウンターブラスト発動!ダメージゾーンのカード2枚を裏返しに
 することで、パワーを+5000、さらにクリティカルを+1!(POW14000)」


「くっ…」

「さらにカウンターブラストをもう1度!(POW19000)」

とその時、ギリギリの土壇場でなんとかガンスロッドを引いてライドしたアイチ!
そしてガンスロッドには、この局面からでも逆転勝ちを狙える強力な効果がありました
自分のダメージカード2枚を裏返すことで、ガンスロッドのPOWと相手へのダメージを強化するというその効果…
しかもこれは重ねがけが可能で、2回発動した今ではガンスロッドの攻撃だけで3ダメージが直撃するということになっております
まだダメージ2しか食らっておらず余裕ヅラだったクソガキさんも、一気に即死圏内に入ってしまい冷や汗をかく結果に…

「まずはマロンの支援を加えたギャラティンで攻撃!(POW18000)」

(く…!ガードに使える手札は1枚しかない!)

「バトルライザーで防御だ!」

ガッキイイイイイイン!!

そして本命のガンスロッドで仕掛ける前に、まずはリアガードのギャラティンで攻撃を行うアイチ!
あと1ダメージを稼いでおけば、ガンスロッドの3ダメージで一気にトドメが刺せるというわけですな。
しかし、クソガキさんもここは最後のガード要員を使ってなんとか防御し、
アイチはガンスロッドだけで4ダメージを与えなければ勝てないという状況に…

「ういんがるの支援を加えたガンスロッドで攻撃!(POW25000)」

(3ダメージまでは耐えられるんだ…
 あいつがツインドライブでクリティカルトリガーを引いてこない限りは…!
 あいつがそんな運を持っているとは思えねえ!)

そしていよいよガンスロッド出陣!ここでクソガキさんに4ダメージを与える方法とは、
アイチがトリガーチェックでクリティカルトリガーを引き当てることです。そうすればダメージはさらに+1されて4に届くという…
しかし、「こんな奴にクリティカル引けるわけないですしおすし」とアイチのドロー力をナメてかかるクソガキさん。
こうまで言われて引けずに終わってたまるか!ここは華麗にクリティカルを引いて一泡吹かせてやりますよ!

「ツインドライブ・ファーストチェック!(しゅぴっ)トリガーなし…」

「クリティカルを引けアイチ!あのガキを倒すんだ!」

「セカンドチェック!(しゅぴっ)あぁ…トリガーなし…」

「かぁーっ!?ここ一番で引いてくる強運はねーのかぁ!!」

でもやっぱ無理でしたァー!!な、な、なんじゃそりゃー!!
こうまでお膳立てしておきながらクリティカル引けずに倒しそこねましただとォ!?アイチお前情けなさすぎるぜ!
これがカイ君だったら1枚と言わず2枚は引いて徹底的にブチのめす場面だというのに…(えー



ズッバアアアアアン!!(アイチ:ダメージ6)

「うう…君の勝ちだ…」

「よーし、約束は守ってもらうぜ先導アイチ!」

「は、はい!カムイさん!」

「違う、さんはどうでもいい!め…女神は…俺がもらうからな!」

「へ…?あの…その女神って…?」

「ほら、昨日店に来た…!」

「(ずかずか)アイチ!またここだったのね!?」

ああそして、結局クソガキさんを仕留め切れずに自分がやられてしまったアイチ。
こうして約束を守るハメになりますが、そのことについて話しているとまたエミが乗り込んできて…

「今日の宿題は!?」

「あ、あはは、まだ…」

「まったく…お母さんからアイチが宿題やるように頼まれてるんだからね!?」

「うぎぎぎ、あ、あいつまた俺の女神と仲良くしやがって…!」

「まったく、これじゃどっちが兄で妹なんだか分からないわね」

「へ?」

「2人は兄と妹、世間で言う兄妹」

「きょ、兄妹!?ア…アイチお兄さん!いえ…お兄様と呼ばせてください!
 お肩をお揉みしましょうかお兄様〜!」

そしてこの変わり身の早さである  ふ、ふざけんなー!!
ミサキさんから2人が兄妹なことを聞かされるクソガキさんでしたが、その途端にアイチへ媚びを売りまくるとはなんという恥知らず!
この野郎…今までさんざんアイチちゃんだのなんだのバカにしておいて、今さらお兄様だとぉ!?


(C)荒木飛呂彦/集英社

甘ったれたこと
言ってんじゃあねーぞッ!!
このクソガキがッ!!
もう1ペン同じことをぬかしやがったら
てめーをブン殴るッ!!
(えー

あとさっきエミが「一緒に宿題やるって約束でしょ!?」って言ってたのって、てっきりアイチがエミの宿題を見てあげるのかと思ってたら
アイチが宿題サボらないようにエミが見張るっていう立場だったんですね。
アイチ…なんか前回といい2話続けていいとこねーな…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン  次回に続く!


■カードファイト!!ヴァンガード 第6話「謎のカードショップ」

 

「アイチ、お前カードキャピタル以外の店ってまだ行ったことねーだろ?」

「う、うん」

「色んな奴とカードファイトできたりとか、面白いらしいぜ!」

(そういえばカイ君も、色んなカードショップでファイトしてるって…)

「それにレアカードとの運命的な出会いがあるかもしれねえ!レアカードよ俺を呼べ!俺はここにいるぞ〜!!」

「あ、あはは…」

さて今回のヴァンガードですが、アイチ達が「いつもと違うカードショップ行こうぜ」と電車で出かける場面で始まります
新たな店でのまだ見ぬファイター・新たなカードと出会って刺激を受けようと考えているようですが…
それにしても「色んな奴とカードファイトできるぜ!」→「カイ君…」ってアイチは本当にいつも通りだな(えー

「いらっしゃいませ〜!カードショップPSY(サイ)へようこそ!」

「うおっ、なんだこれ!?すっげえヴァンガードファイトステージがある!
 よ〜し、やろうぜアイチ!」

「どきなさい」

「あん?なんだぁ割り込みか?社会のルールを守れやまったく…(ぶつぶつ)」

「…」

「はっ!?ああっ…ど、どうぞどうぞ!(ぽわ〜ん)」

「私はコーリン。あなたは?」

「えっ、せ、先導アイチです!」

「ふふ…あなたの腕前、見せていただくわ」

そんなわけで別の町のカードショップにやってきたアイチ達ですが…
「なんかすげーハイテクなファイト台がある!」と大喜びでファイトしようとしたところ、
いきなりそこへ割り込んできたコーリンという謎の女…森川はそのコーリンに台からどかされ、アイチがファイトすることになってしまいます

それにしてもコーリンって名前を聞くと東方の男店主を連想して微妙な気持ちになるんだが…(えー
なんでもいいけど東方ってこーりんとかめーりんとかえーりんとか似たような名前多いよな…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「あぁっ…今分かったぜ、俺を呼んでいたのはレアカードじゃなくコーリンちゃんだったんだ!
 それなのにアイチの奴!この俺を差し置いてコーリンちゃんとカードファイトだと!?
 許せぇぇーーんっ!!」

「はぁーあ…」

「ふふ…先導アイチ…初めて聞く名前だけど、どの大会の優勝者?」

「えっ!?そ、そんな、大会なんて!僕出たこともないです!」

「(ピク…)」

「えっ、大会出たことないんですか?」

「うん、あいつまだ初心者だし」

(初心者…!?なんで私がそんなレベルの奴と…!冗談じゃない、さっさと終わらせてやる!)

って、あ、あれ?いざファイトを始めようというその時、アイチの経歴を知った途端にムチャクチャ不機嫌になってしまうコーリン!
どうやらコーリンは「一流のヴァンガードファイターがいると聞いてとんできました」と勘違いしてやってきたようで、
アイチが初心者だと知ると「あ?話が違うじゃねーか雑魚がこんなカスとやる意味ねーわ」
いきなりブチ切れ始めてしまったという…アイチからしたらいい迷惑だよな…(えー
勝手に割り込んできておいてキレるとか横柄すぎるだろコーリンよ!



「「スタンドアップ!ヴァンガード!」」

「スターダスト・トランペッター!(POW6000)」

「スターダスト・トランペッター!(POW6000)」

「閃光の盾・イゾルデにライド!(POW6000)」

「えっ…?ぼ、僕もイゾルデにライドします!(POW6000)
 
お、同じカード…もしかして君も、ロイヤルパラディンデッキなの?」

「ええ…偶然ね」

そして2人のファイトが始まりますが、なんとお互いに構成のよく似たロイヤルパラディンデッキを使っていた2人!
今まで自分と同じロイパラ使いに出会ったことがないアイチは、いつものファイトと違う空気にさっそく戸惑ってしまいます
それにしてもこんなこえー姉ちゃんとお揃いでも嬉しくねーよな正直:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「スターライト・ユニコーンでイゾルデにアタック!(POW6000)」

ズッバアアアアアン!!(コーリン:ダメージ1)

「ダメージトリガーチェック!(しゅぴっ)トリガー発動!
 私のイゾルデのPOWを+5000アップするわ!(POW11000)」

(POW11000…これじゃ僕のイゾルデで攻撃してもダメージを与えられない…
 だけど、トリガーさえ引ければ!)

「僕のイゾルデで、コーリンさんのイゾルデにアタック!(POW8000)
 ドライブトリガーチェック!(しゅぴっ)くっ、トリガーなし…」

ガッキイイイイン!!

「僕のターン…終了です」

「私のターン、ドロー!スターライト・ユニコーンでイゾルデにアタック!(POW6000)」

ズッバアアアアアン!!(アイチ:ダメージ1)

「ダメージチェック…!(しゅぴっ)あっ…トリガー発動!
 僕のイゾルデのPOWを+5000アップします!(POW11000)」

「フン…ふろうがるの支援を加えて、トリスタンでアタック!(POW15000)」

ズッバアアアアアン!!(アイチ:ダメージ2)

「くう…!」

「ふふっ…あなたはダメージを受けたけど私は受けなかった。
 その違いが何か分かるかしら。初心者クン?」

むう、これは…デッキが同じなら引くカードまで同じ、妙に2人は似たような展開を繰り広げております
スターライトユニコーンでイゾルデに攻撃 → ダメージチェックでトリガー引いてイゾルデのPOW11000 ここまでは完全に同じでしたが…
しかしその後、単体ユニットで攻撃してダメージが通らなかったアイチに対して、
リアガードの支援つきユニットで攻撃してダメージを通したコーリン…

そんな結果の違いを協調してどや顔で自慢し始めたコーリン。
要するに「リアガードの支援もなしに攻撃とかなんなの?馬鹿じゃないの?」と言いたいんでしょうか
まったくうっとうしい性格してんなこの女:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「僕のターン、ドロー!」

「…」

(僕のダメージは4…イゾルデを手札に残しておけば、次のターンも守り切れるかも…)

「…」

(でも全力でアタックして、もしトリガーさえ出てくれれば…
 守り切れるかなんて分からないし、それなら…!)

「ちょっと…!いつまで待たせる気!?降参するんならさっさと…!」

「あ、ま、待って!どうすればミスを取り返せるのかなって考えちゃって…
 孤高の騎士ガンスロッドにライド!(POW9000)
 カウンターブラストでPOWを+5000!(POW14000)さらにもう1度!(POW19000)」

「カ、カウンターブラストをダブル発動だと!?」

「さらにマロンとイゾルデをコール!」

「おおっ、アイチが勝負に出た!」

結局コーリン優勢のまま終盤戦に突入し、どうにかして逆転を狙おうと頭を悩ませるアイチ。
そしてここで出してきたのは、切り札的存在の孤高の騎士ガンスロッド!
前回のクソガキさん戦でやったように、今度もまたカウンターブラストを重ねがけしてダメージ力3の状態まで強化!
コーリンの残りライフは2、このガンスロッドで3ダメージをブチかましクリティカルトリガーさえ出れば勝てるという状況…

うむ、そういえばクソガキさん戦でもまったく同じ状況でしたね、あの時はトリガーを引けずに負けてしまったわけですが
今度こそそうはいきませんよ!さあ来いクリティカルトリガー!

「ガンスロッド!いっけえええええーーっ!!
 ツインドライブ!ファーストチェック!(しゅぴっ)くっ、違う…!
 来て…トリガーのカード!セカンドチェック!(しゅぴっ)
  あ…トリガーなしです…」

「ふふ…アテが外れたみたいね」

まただよ(笑)ア、アイチいいいいいいいい!!
なんでじゃー!なんでここ一番ってところでトリガー引いてこれんのじゃ!いくらなんでも引き弱すぎですよ!
しかも1話だけならともかく2話連続でまったく同じ状況から失敗ってそりゃねーよ!これがカイ君なら…カイ君だったら…

「私のターン、スタンドアンドドロー!」

(くっ…まだ終わらない…!絶対に何か方法はある!)

「ブリジッドでガンスロッドをアタック!ドライブトリガーチェック!(しゅぴっ)
 ふふ…クリティカルトリガー発動!」

「えっ…!?そ、そんな…!」

「初心者クン、ここまでね!」

「うわああああああーーっ!!」

ズッバアアアアアン!!(アイチ:ダメージ6)

そして負けたあああああああ!!また負けたああああああああああ
なんだこの展開!さっきアイチが喉から手が出るほど欲しかったクリティカルトリガーを、
いともあっさりと引いてきてアイチにトドメの一撃を食らわすコーリン!なんでやねん!なんでアイチが引けずにお前が引いてくんねん!
ああ…これで前々回ミサキさんに負け、前回クソガキさんに負け、今回コーリンに負けてアイチ泥沼3連敗ですよ
いくらなんでも弱すぎるでしょう!?カードの引きさえよければ勝ってるのに…引きさえ…

「はあ…やっぱり僕、まだまだだな…でもすごく楽しかったよ!ありがとう!」

「…大会、出なさいよ。さっきの勝負に出たタイミングくらいは評価してあげる。
 もっと強くなったら、またファイトしてあげるわ」

「ほ、本当!?」

そしてファイトが終わった後、ガンスロッドで逆転を狙ったことだけは褒めてくれてツンデレるコーリン。
今度またファイトしてくれるそうですが勘弁してください(えー
あんたこえーからもうファイトなんてしたくねーよ!頼むからほっといてくれよ!

「(パチパチ)ナイスファイトだったわよ、2人とも」

「スイコ…」

「はい、ここに来た記念にこれを」

「えっ…これって…騎士王アルフレッド!?こ、このカードを僕に!?」

って、そんなコーリンとの別れ際、アイチに1枚のカードをプレゼントしたコーリンの姉・スイコ。
ちなみに最初に「いらっしゃいませー!」とアイチ達を出迎えたのは、妹のレッカだそうです。こいつらって3姉妹だったのね

そしてアイチの受け取ったカードというのが、新たなグレード3ユニット・騎士王アルフレッド…
これからアイチのデッキを支えていく貴重なカードです。ちなみに同じグレード3のガンスロッドは
出しても勝てないので今後はフェードアウトしていく一方になるという…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン  次回に続く!


■カードファイト!!ヴァンガード 第7話「戦慄のソウルブラスト」

はい、久しぶりすぎてどこまで書いたのかよく分からないヴァンガード感想です。とりあえずこの間ログ整理してみたら、
初めて書いたのが8話からだったので、今回のこの7話を書いたらいちおう序盤は全部埋まるってことでよさそうですね

「あ…今日はカイ君、来てないんですね」

「あぁ、まあ昔から気まぐれな奴だからな」

「そうですか…」

「そんなに気になる?カイのこと」

「はい、僕もう一度カイ君とヴァンガードファイトをやりたいんです!」

そんなわけで第7話は、ある日カードキャピタルに行ったらカイ君が来ていなかったので
どうにも恋しくてたまらないアイチの場面で始まります
アイチ…カイ君だってたまには来ない日ぐらいあるだろうに!それに「そんなにカイが気になる?」とニヤニヤ質問されて
「はい」と即答してるあたりもう手の施しようがありません:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「(すたすた)」

「あ、あれっ…?カイ君!?」

「なんだ、あいつんちもこっちの方だったのかな」

「えっ、知らなかったんですか?」

「ああ、あいつ家族のこととか話したがらないからなぁ。学校じゃ俺以外の奴とは口もきかねぇし、
 そんな俺も学校とカードキャピタル以外の場所じゃあいつと会ったことがない。
 昔はあんな奴じゃなかったんだけどなぁ」



ってあれ?ところがアイチがしょんぼりとカードキャピタルから出てきたその時、偶然にも近くの道を歩いているカイ君の姿が!
カイ君の家はこの近くなのか…?しかし、その事実についてはカイ君と仲がいい金髪くんですら全然知らないようです
それにしてもさっきから「あいつは昔から…」「あいつは昔から…」って
金髪くんの俺はカイと付き合い長いんだぜアピールがしつこいな(えー
これアイチからしたら「あ?うるせーよカイ君を一番好きなのはこの俺さ」って軽くイラッときてるんじゃないか?:;y=_ト ̄|○・∵. ターン



ちなみにこの金髪くん、最近になって知ったんですけど三和タイシっていう名前なんだそうですね
タ、タイシってお前…俺とおんなじ名前ですか!?こいつはたまげた、まさかこんなところに俺の分身キャラがいたとは
なのに今までカイ君の友達の金髪野郎としか覚えてなくてすいませんでした、立ち上がれ僕の分身!!(えー

「じゃあここでカイの奴を見かけたのは激レアな体験!?あいつの後をつけましょうよ!」

「えっ?」

「気になるじゃないですか、そこまで隠されると!」

「で、でも…」

「へへっ、面白そうじゃん!」

「早くしないと見失いますよぉ!」

「あ、ちょっと…!」

「どういうつもりだ?」

「う、うわぁ!?」

「お前まで…高校生にもなって探偵ゴッコか?(ギロッ)」

「あ、あはは…いやぁつい…」

って、カイ君の後をつけようと悪だくみを始めた一同ですが、あっと言う間にその気配に気づいてしまったカイ君!
「コソコソしてんじゃねーよクソヤローども」と相当イラつきながら詰め寄ってきました、
この険悪な空気は、ちょっと笑って誤魔化せるような雰囲気じゃないですね…

「ごっ…ごめんカイ君!僕が悪いんだ!その…気になったものだから…」

「…気になった?」

「カイ君、昔と雰囲気が違うし…三和くんにも何も話してないっていうから
 何かあるのかと…」

とその時、真っ先にカイ君に頭に下げたのはアイチ!アイチはさっきから「後をつけるのはやめよう」と言っていたのに、
自分が悪いことにして1人で罪をかぶってしまいました。むう、これってもしかして…
三和の「カイ君の親友」アピールがさっきからしつこいので
「俺もここらで株を上げておくぜ」と健気な姿を見せてカイ君ポイントを稼ごうと…(えー

「俺に関わるな。話したければ自分から話す」

「だ、だったら…僕が買ったら話してくれる?」

「…なんだと?」

「僕がヴァンガードファイトに勝ったら、話してくれる…?」

「笑わせるな…!今のお前に俺と戦う価値などない!!
 もう一度言っておく…俺に関わるな!!」

あ、ああ…しかしアイチがいくら食い下がっても、カイ君の態度が軟化することはありませんでした
むしろ話すほどにイライラして「うるせーなザコが俺に話しかけんな」とキツイ態度になっていくばかり…
ああ…カイ君この態度はちょっとひどいですよ、ロクに戦いもしないで「弱すぎて戦う価値がない」とまで言い切るだなんて…

まあクソガキさんも前々回
同じこと言ってたんですけどね


「お前弱そうだしファイトなんかお断りだ、
 弱い奴を倒してもしょうがねーんだよ
 アイチちゃああ〜ん??」

とか超むかつくこと
言ってたんですけどね
(えー

「ぎぎぎぎ!やいやいやいやい!!待たねぇかこの朴念仁!
 俺と勝負しろ櫂トシキ!!」

「ほう…少しは楽しませてくれよ?葛木カムイ」

ところがその時、カイ君の横柄な態度にとうとうブチ切れてしまったクソガキさん!
「この朴念仁ヤローめなんてことを言いやがる!」とカイ君への怒りをあらわにしてファイトを挑むことに!そうだそうだ!
まあクソガキさんも同じこと言ってたんですけどね、
まったく同じことを言ってたんですけどね
(えー

「スタンドアップ・ヴァンガード!バトルライザー!」

「スタンドアップ!ザ・ヴァンガード!リザードランナー・アンドゥー!」

そんなわけで始まることになってしまった2人のファイト。クソガキさんの挑戦にはあっさり応じたところを見ると、
カイ君もいちおうクソガキさんのことは「戦う価値がありそうな奴」と思ってるみたいですね
でもそんなことよりクソガキさんの横にいる幼女かわいいすげえかわいい(えー
誰なんだよこのめんこい幼女は!この回にしか出てこない子なのか?うーんレギュラーキャラにすればいいのにもったいない

「ジェノサイドジャック(グレード2)に俺様ライド!」

「ドラゴンナイト・アリフ(グレード2)へライド!さらにアリフのスキル発動!
 鎧の化身バーと槍の化身ターをソウルに移動することによって、
 勝利の化身アリフ(グレード3)を山札から呼び寄せる!
 スペリオルライド!ザ・ヴァンガード!!」

「なっ…い、一気にグレード3だとぉ!?」

さあそしてファイトの方ですが、グレード1→グレード2とひとつずつライドしていくクソガキさんに対して
グレード1→グレード2→グレード3という連続ライドで一気に突き放しにかかるカイ君!
ライドは基本的に1ターンに1回しかできないんですが、ユニットのスキルを使えばこういう事も可能なんですな…
ちなみに、こういうスキルによるライドのことをスペリオルライドと言います。これをやられるときついんだよなあ

「ツインドライブチェック!(しゅぴしゅぴ)フ…ヒールトリガー発動!
 ダメージを1枚回復し、アリフのパワー+5000!」

ズッバアアアアン!!(クソガキさん:ダメージ4)

「うぎぎぎ…!」

「ダ、ダメージが1対4…これってやばくないっすか…?」

そして案の定、グレード3のツインドライブによってあっさりとヒールトリガーを引き当てダメージ差を広げるカイ君!
どうでもいいけどこの場面のカイ君が爽やか笑顔すぎて吹く
なんでそんなキラキラした顔してんですかカイ君…ともかく非常に厳しい戦いを強いられてしまったクソガキさんですが、
まだそう簡単にはやられまいとギリギリで粘っております

「なかなかやるようだな…だがこのカードファイト、長引かせるつもりはない!
 ライド!ザ・ヴァンガード!!ボーテックス・ドラゴン!」

「ボーテックス・ドラゴン…?しまった!」

「ど、どうしたの?」

「8枚のカードをソウルブラストすることで、
 発現するボーテックスの灼熱のブレス…バーニング・ヘル!」

「イメージしろ…!クレイの大地を揺るがす禍々しきドラゴンの姿を!
 渦巻く地獄の業火をもって、この世のすべてを焼き尽くせ!!
 ボーテックス・ドラゴン!3体のリアガードを退却させろ!」

バシュバシュバシュウウウウウ!!

「う、うぐぐぐ…!」

ああしかし、土俵際で粘るクソガキさんに対して一気に勝負を決めにきたカイ君!
相手のユニットを3体も同時に消し去るというボーテックス・ドラゴンの強力な効果…
3体も同時に消えるということは、このゲームでは6体までしか場に展開できないので半数以上の戦力が確実に消し飛ぶという凄まじさです
言うなればソーラ・レイの照射で半数が消滅した連邦軍艦隊くらいに涙目ってことでしょうか

今やカムイ軍の半数が
ボーテックスドラゴンによって宇宙に消えた!
この輝きこそ我らの正義の証である!
決定的打撃を受けたカムイ軍に
いかほどの戦力が残っていようとも、
それらはすでに形骸である!
あえて言おう!
カスであると!!
(えー

「さあ…フィナーレだ。エルモのブーストのもと、ボーテックス・ドラゴンがアタック!!」

ズッバアアアアン!!(クソガキさん:ダメージ6)

「ぐっ…ま、負けたっ…!」

「この程度か…」

「も、もう一度勝負だ!」

「断る。お前の力量は分かった…俺と戦う価値はない(すたすた)」

「なっ…!」

ああそして、残りカスとなったクソガキさんの陣営をいともたやすく粉砕してしまったカイ君…
結局クソガキさんもカイ君にとっては満たされない相手だったようで、やはりアイチと同様ザコ認定されてしまいました

「カイ君!」

「先導アイチ…俺に関わるなと言ったはずだ」

「うん…もう無理に聞いたりしない、後をつけたりもしない、
 だって…ここにいればまたカイ君と会える!いつかファイトもできるんだから!」

「お前にその力は…!」

「分かってる、今の僕は戦う価値のない相手なのかもしれない…
 けど僕、強くなるよ!だから、いつかきっと!」

「フン…勝手にしろ」

しかし、それほどのカイ君の強さを目にしても「いつか僕がカイ君に追いついてファイトする」と心に決めるアイチ…
あの一方的な蹂躙を見てやる気を出すっていうのも凄いよな…これもひとえに愛の力なのか…(えー
カイ君も少しくらいはそれに期待しているのか、アイチの言うことを特に否定するでもなく去っていきました。
それにしてもカイ君を攻略するのは骨が折れるぜ…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン  次回に続く!






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