■カードファイト!!ヴァンガード 第5話「旋風!小学生ファイターカムイ」
さてと、この間は第22話までレビューしたヴァンガードではありますが、今日はいったん第5話まで逆戻りすることになりました
ま、待て!話せば分かる!これには深いワケが…23話へ行く前にやっておかなければならないことが…
(はぁ…ヴァンガードファイトでもっと強くなるには、グレード3のユニットを手に入れなくっちゃ…)
そんなわけで第5話の冒頭ですが、アイチがグレード3のユニットを入手しようと思い悩んでいるシーンで始まります
なんでかって言うと第4話でミサキさんのグレード3デッキにおもっくそフルボッコにされて
「グレード3の入ってないデッキとかゴミでしょ?」というトラウマを植え付けられてしまったせいですな…
そんなわけで、アイチは新しいカードを買うためにカードキャピタルを訪れますが…
「へっへーん!弱い、弱すぎるぜぇ!お前らハナの穴かっぽじってよーく聞け!
この葛木カムイ様がナンバーワン!」
「かっぽじるのは鼻じゃなく耳の穴…」
「え、えっと…?」
「あ〜、このクソ生意気なガキはな、ヴァンガードファイトは強いが性格に問題があるんだ。
中学生だろうが大人だろうが平気で呼び捨てだしよぉ」
ところがカードキャピタルに着いてみると、そこではアイチと初めて会う小学生が連勝の山を築いて天狗になっているところでした
そう、これがクソガキさんの初登場シーンというわけですな。しかししょっぱなからミサキさんや森川のひんしゅくを買いまくっており、
あまり印象のいい出会いではなさそうですねえ
「これで中学生相手に29連勝!さすがですカムイさん、世界最強っすー!」
(えっ…?ま、まさかカイ君も…!)
「あのっ…!つ、次は僕とやってみない!?」
がしかし、今日もまたカイ君のことしか考えてないアイチのおかしな思考で話は思わぬ方向に!
「中学生相手に勝ちまくっている」というクソガキさんの話を聞くなり
「えっカイ君とファイトしたの?カイ君に勝ったの?カイ君を負かすなんてどんな子なの?」と
クソガキさんに興味を持ってファイトを挑むことに!こいつとカイ君絶対関係ねぇーから!!(えー
「ふーん、名前は?」
「せ、先導アイチ」
「先導アイチ…(じろじろ)お前弱いな?お断りだ」
「えっ…」
「分かるんだよ強い奴は。お前には何も感じねー。
弱い奴を倒してもしょうがねーからなー、ア・イ・チ・ちゃ〜ん?」
「う、うぅ…」
って、な、なんだこいつ!む、むっかつくぅぅぅぅ!!
初対面のアイチを見るなり「うっわ〜弱そ〜(笑)」と思いっきりバカにしてかかり、ファイトする価値もないザコと決めつけるクソガキさん!
正真正銘のクソガキじゃねーか!登場当初はこんな横柄な奴だったのかよ!
まったくこんな奴と後々同じチームを組むことになるなんてヘドが出そうだぜ…(えー
「どうやら俺の出番のようだなぁ!?最強のヴァンガードファイター・森川カツミが
直々に相手してやるぜ!!俺が勝ったらさん付けで呼べ!」
「ふん、面白ぇ!じゃあ俺が勝ったら、お前が俺にさん付けだ!」
とその時、クソガキさんの横柄な態度に完全にブチ切れてしまった森川!
アイチに代わってクソガキさんを叩きのめすべく、さん付けを賭けてのヴァンガードファイトを開始します
というか森川の挑戦はあっさり受けるんだなクソガキさん…森川って今のアイチにもパーフェクト負けするほど弱いのに
「分かるんだよ強い奴は(キリッ)」とかいう眼力も大したことねーな…(えー
ズッバアアアアアン!!(森川:ダメージ6)
「うがっはぁぁぁぁぁん!?」
「ハハハハハ!言っただろうが、俺様は強いってなぁ!」
(言うだけのことはある…本当に強いや…)
「さん付けで呼ぶんだったよな〜?」
「ぎぎぎ…そうだったなぁクソガキさん!!」
「なんだとぉぉぉ!?」
そしてやっぱり森川がかなうはずもなく、いともあっさり勝負を決めてしまったクソガキさん!
こうして森川は屈辱のさん付けをするハメになり、これからはクソガキさんと呼ぶようになったという…
そう、これがクソガキさんの命名シーンなんですよねー。今まで私がなんでクソガキさんと呼んでるのか分からなかった人達も、
これで納得できたんじゃないでしょうかね
「あっ!やっぱりここだったのね!」
「へ…?え、あっ…」
「(ずかずか)」
(め…め…女神…!?)
「お、お、お嬢さん!ヴァンガードファイトのことが知りたいなら
ナンバーワンの僕が教えますよ!?というかぜひ教えたいというか、
お友達をすっ飛ばして、こ、恋人に!」
とその時、いきなり不機嫌そうに現れて店の中へと怒鳴り込んできたエミ!
アイチを探しにやってきたのは明らかですが、クソガキさんはそんなエミにすっかり一目惚れしてしまったようです
2人の出会いのシーンはこんなだったのか…そんなわけで早速エミを口説きにかかるクソガキさんですが…
「(無視)ちょっとアイチ!忘れたの!?今日は一緒に宿題するって約束でしょ!」
「あ、ああ、ごめんエミ、ブースターパックを買ったらすぐ帰るつもりで…」
「言い訳はいいからさっさと来る!(ぐいぐい)」
「えっ、で、でもまだ買ってなくて…!」
「いいから来るのっ!!」
「あ、ああ〜!」
ばたばたばたばた
「…」
「ど、どういう関係なんでしょうね…」
「俺が聞きたい…」
「腕を組んでましたね…それに呼び捨ての仲…」
「あ、ああ…ま、まさかっ…!」
がしかし、そんなクソガキさんに目もくれずアイチを連れて店を去ってしまったエミ!
嵐のような出来事にぼーぜんとするクソガキさんですが、腕を組みながらイチャイチャと去っていった2人の後ろ姿を見て
燃えたぎる嫉妬の炎がふつふつと湧いてしまいます。まあ…腕を組んでいるように見えたのは当然勘違いなわけですが
(C)サンライズ・メ〜テレ
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これがバトスピなら
腕でも肩でもガチで組みつつ
去っていくんだけどな…(えー |
そう考えるとダンさんはやっぱり凄いよな…ヒロインとこうも自然にイチャつくカードゲーム主人公だなんて、他に存在するわけがないぜ…
「ブースターパックだったね、はい。グレード3が入ってるといいね」
「あ、ありがとう…(ぺりぺり)あっ…?や、やった!孤高の騎士ガンスロッドだ!」
「おっ!グレード3はやっぱ風格が違うね〜!」
(ぼ、僕の初めての…グレード3のカード…!)
そして次の日、今度こそグレード3のユニットを入手するために再びカードキャピタルへやってきたアイチ。
するとその思いが通じたのか、ブースターパックを買ってみたらグレード3ユニット・孤高の騎士ガンスロッドが出現!
今までで最強のカードが買ったら出てきたってのも結構すごい展開だよな…(えー
これもやはり、みんなもお店でカードを買えばアイチみたいに強いカードが手に入るぞ!という
スタッフからのメッセージでしょうか。相変わらずの販促っぷりだぜヴァンガード
「(ずかずか)先導アイチィッ!決闘だ!俺とヴァンガードファイトをしろ!!」
「えっ!?け、決闘…?でも、昨日はファイトしないって…」
「昨日は昨日、今日は今日だ!俺が勝ったら女神はもらう!」
「め、女神…?えっと…よく分からないけど、ヴァンガードファイトをやれるなら…」
ところがその時、突然アイチに挑戦状を叩きつけてきたのは、昨日のことを根に持っているクソガキさん!
いきなり女神がどうのこうのと言われてワケが分からないアイチでしたが、
「くっくっくちょうどいい、グレード3の実験台にするにはいい機会だぜ」とクソガキさんの挑戦を受けて立つことに…
「立ち上がれ僕の分身!ライド!ブラスター・ブレード!!(POW9000)」
ズッバアアアアアン!!(クソガキさん:ダメージ2)
「はん…こっちも行くぜぇ!ジェノサイドジャックをコールだ!(POW11000)」
「えっ…!?す、すごい…ジェノサイドジャックはグレード2なのに、パワーが11000も…!」
「ふふ、タフボーイの支援を受けて、ジェノサイドジャックで攻撃だ!(POW19000)」
「ご、合計で19000…!?」
ズッバアアアアアン!!(アイチ:ダメージ2)
「さらにシャイニングレディの支援を受けて、
ハングリーダンプティでアタック!(POW14000)」
ズッバアアアアアン!!(アイチ:ダメージ3)
「ううっ…」
「ドライブトリガーをチェック…(しゅぴっ)いいタイミングだぜ…!
スタンドトリガーだ!リアガードサークルにいるユニットを1体スタンドさせる!」
「えっ、ま、まさか…!」
「そう、ジェノサイドジャックだ!スタンドしたジェノサイドジャックで
ブラスターブレードにアタック!」
ズッバアアアアアン!!(アイチ:ダメージ4)
「ああああっ…!!」
「さらにクイーンオブハートの支援を受けて、キングオブソードでアタック!(POW16000)
クイーンの支援を受けたキングは、さらにPOW+4000だ!(POW20000)」
ズッバアアアアアン!!(アイチ:ダメージ5)
「うわあああああーっ!!」
(こ…このターンだけで一気にダメージ4枚も…!?カムイ君は本当に強い…!)
がしかし、せっかくのグレード3を使う暇もないほど、クソガキさんの速攻で一気に追い詰められていくアイチ!
まだ序盤なのにPOW19000やら20000やらがバンバン出てくるクソガキさんのパワーデッキ…
POWが高すぎてアイチはガードすることもままならず、たったの2ターンでダメージ5となり後がなくなってしまいます
「僕のターン、ドロー…!(しゅぴっ)あっ…これは…!」
「うん…?」
「僕に力を!気高き誇りの白き翼!ライド!孤高の騎士ガンスロッド!
ガンスロッドのカウンターブラスト発動!ダメージゾーンのカード2枚を裏返しに
することで、パワーを+5000、さらにクリティカルを+1!(POW14000)」
「くっ…」
「さらにカウンターブラストをもう1度!(POW19000)」
とその時、ギリギリの土壇場でなんとかガンスロッドを引いてライドしたアイチ!
そしてガンスロッドには、この局面からでも逆転勝ちを狙える強力な効果がありました
自分のダメージカード2枚を裏返すことで、ガンスロッドのPOWと相手へのダメージを強化するというその効果…
しかもこれは重ねがけが可能で、2回発動した今ではガンスロッドの攻撃だけで3ダメージが直撃するということになっております
まだダメージ2しか食らっておらず余裕ヅラだったクソガキさんも、一気に即死圏内に入ってしまい冷や汗をかく結果に…
「まずはマロンの支援を加えたギャラティンで攻撃!(POW18000)」
(く…!ガードに使える手札は1枚しかない!)
「バトルライザーで防御だ!」
ガッキイイイイイイン!!
そして本命のガンスロッドで仕掛ける前に、まずはリアガードのギャラティンで攻撃を行うアイチ!
あと1ダメージを稼いでおけば、ガンスロッドの3ダメージで一気にトドメが刺せるというわけですな。
しかし、クソガキさんもここは最後のガード要員を使ってなんとか防御し、
アイチはガンスロッドだけで4ダメージを与えなければ勝てないという状況に…
「ういんがるの支援を加えたガンスロッドで攻撃!(POW25000)」
(3ダメージまでは耐えられるんだ…
あいつがツインドライブでクリティカルトリガーを引いてこない限りは…!
あいつがそんな運を持っているとは思えねえ!)
そしていよいよガンスロッド出陣!ここでクソガキさんに4ダメージを与える方法とは、
アイチがトリガーチェックでクリティカルトリガーを引き当てることです。そうすればダメージはさらに+1されて4に届くという…
しかし、「こんな奴にクリティカル引けるわけないですしおすし」とアイチのドロー力をナメてかかるクソガキさん。
こうまで言われて引けずに終わってたまるか!ここは華麗にクリティカルを引いて一泡吹かせてやりますよ!
「ツインドライブ・ファーストチェック!(しゅぴっ)トリガーなし…」
「クリティカルを引けアイチ!あのガキを倒すんだ!」
「セカンドチェック!(しゅぴっ)あぁ…トリガーなし…」
「かぁーっ!?ここ一番で引いてくる強運はねーのかぁ!!」
でもやっぱ無理でしたァー!!な、な、なんじゃそりゃー!!
こうまでお膳立てしておきながらクリティカル引けずに倒しそこねましただとォ!?アイチお前情けなさすぎるぜ!
これがカイ君だったら1枚と言わず2枚は引いて徹底的にブチのめす場面だというのに…(えー
ズッバアアアアアン!!(アイチ:ダメージ6)
「うう…君の勝ちだ…」
「よーし、約束は守ってもらうぜ先導アイチ!」
「は、はい!カムイさん!」
「違う、さんはどうでもいい!め…女神は…俺がもらうからな!」
「へ…?あの…その女神って…?」
「ほら、昨日店に来た…!」
「(ずかずか)アイチ!またここだったのね!?」
ああそして、結局クソガキさんを仕留め切れずに自分がやられてしまったアイチ。
こうして約束を守るハメになりますが、そのことについて話しているとまたエミが乗り込んできて…
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「今日の宿題は!?」
「あ、あはは、まだ…」
「まったく…お母さんからアイチが宿題やるように頼まれてるんだからね!?」
「うぎぎぎ、あ、あいつまた俺の女神と仲良くしやがって…!」
「まったく、これじゃどっちが兄で妹なんだか分からないわね」
「へ?」
「2人は兄と妹、世間で言う兄妹」
「きょ、兄妹!?ア…アイチお兄さん!いえ…お兄様と呼ばせてください!
お肩をお揉みしましょうかお兄様〜!」
そしてこの変わり身の早さである
ふ、ふざけんなー!!
ミサキさんから2人が兄妹なことを聞かされるクソガキさんでしたが、その途端にアイチへ媚びを売りまくるとはなんという恥知らず!
この野郎…今までさんざんアイチちゃんだのなんだのバカにしておいて、今さらお兄様だとぉ!?
(C)荒木飛呂彦/集英社
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甘ったれたこと
言ってんじゃあねーぞッ!!
このクソガキがッ!!
もう1ペン同じことをぬかしやがったら
てめーをブン殴るッ!!(えー |
あとさっきエミが「一緒に宿題やるって約束でしょ!?」って言ってたのって、てっきりアイチがエミの宿題を見てあげるのかと思ってたら
アイチが宿題サボらないようにエミが見張るっていう立場だったんですね。
アイチ…なんか前回といい2話続けていいとこねーな…:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン 次回に続く!
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