■アイカツ!第15話「クスノキの恋」
 

「ハニー達よろこべぇーーっ!!
 みんなお待ちかねのスペシャルオーディションがそろそろだぞぉーーっ!!」


「はぁーい!!」

「元気いいなぁ…スペシャルオーディションって、言っちゃえば期末テストみたいなものだよ?」

「でもオーディションじゃない!オーディションならなんでもうれしい!」

さて今回のアイカツですが、冒頭からジョニー先生がスペシャルオーディションの話を持ってきた場面で始まります
スペシャルオーディション…実はこれって前にも一度やってるんですよね、こないだ私がいちご達のオーディション履歴を書いた時には
「心得ゲットオーディション」と書いたのがそれです。そう、このオーディションに合格すると心得がもらえるというわけです
まぁ心得ってのが具体的になんなのかよく分かんねぇんだけど…(えー

それとこれって期末試験みたいなオーディションだったんですね、
「これから期末試験やるぞ!」
って先生に言われて「はぁーい!!」って大喜びする主人公って
半端なく珍しいよね…でも「うげぇ〜勘弁してくれよ〜」って後ろ向きな奴よりこっちの方が爽やかでいいな
「オーディションならなんでもうれしい!」って純真ないちごを見ていると微笑ましくなります



ついこないだ「めんどくせぇから受けるのやめるわ〜」って言ってたとは思えないぜ…(えー
いや、ほんとあの時のいちごはどうかしてたというか魔が差したというか
普段のいちごからは想像もつかないこと言ってたよね…実際に蘭も「今のあんたは私たちの知ってるいちごじゃないよ」って
言ってたし、あそこまで怠けまくったいちごを見られるのはあの回だけだろうなー

「今回のオーディションに合格すれば”容姿の心得”がもらえる!
 エブリハニー、頑張ってくれ!」

「「「はい!」」」

「いいか?今回のオーディションはチームプレーが勝敗を分ける」

「うん、みんなで頑張ろうね!」

「4人の特別ダンスレッスン、許可されたよ!」

「やったぁー!!」

そして今回のオーディションは、複数人で組んだチームで出場する必要があるようで、
いちご・あおい・蘭・おとめの4人が組んで出場することにします。そして4人の特別レッスンが始まりますが…
それにしても「レッスン許可されたよ」「やったぁー!」の場面のいちご喜びすぎ
「ギャハハーーッ!レッスンが許可されよったわーーっ!!」って感じでなんでそんな喜んでんだよ!

「動きはキレ良く!指先を意識して!
 はいセクシーサイドダウン!ハムストリングを意識して!」

「ハ、ハムストロング?」

「ハムストリング、ふとももの内側の筋肉のことだよ。もともとは”もも肉のスジ”っていう意味!」

そんなわけで、特別講師のもとで4人のレッスンが始まりますが、
ハムストリング=ふとももの内側の筋肉とか相変わらず筋肉に関して妥協なさすぎる…(えー
おそらくアイカツを見ていなければ、俺がハムストリングという言葉を知ることはなかったでしょう。勉強になるぜアイカツ
物知りなあおいちゃんにこういう解説をしてもらってる時が、個人的にとてもお気に入りです

それにしてもこのダンスシーンは作画すごいな!踊りながら解説をするあおいちゃんがメチャメチャ可愛すぎてたまらんぜ
セクシーサイドダウンのポーズ(↓の画像)とかもすげー可愛い…まさにセクシー
しかし4人の中でも特におとめの腰付きがものすげーエロいんですが
まさかおとめが一番エロいキャラだとは夢にも思わなかった…(えー



「あぁ…やめやめ!見てられないね、ゾンビの盆踊りの方がまだマシ!
 あんたらは容姿ってものが分かってない!」

「よ、ようし…?」

「姿・顔・形」

「姿・顔・形だけが容姿の全てじゃない!」

「他にもあるんですか?」

「すぐに答えを教えてもらおうとする。首の上にあるものはなんなの?
 少しは自分で考えなさい!」

しかし今回の先生はかなり厳しい人だったようで、「全然話にならんわおめーら」とケチョンケチョンにダメ出しを食らってしまいます
特に容姿について分かってないと…確かに今回は”容姿の心得”のオーディションですからね
何かいつもと違う意識が必要ということでしょうか

「というわけで日替わりデラックス〜!!」

「何がというわけでだ…日替わりデトックスした方がいいんじゃないのか?」

「容姿は姿・顔・形だけじゃない!つまりスタミナもつけなきゃって事だよ!」

って、次の瞬間「知るかバカ!そんなことより昼飯だ!」と昼食タイムに突入していたいちご達
ま、まあ腹が減っては戦はできぬって言うから…それにしても、「ゾンビの盆踊り以下だなてめーら」とあれだけこっぴどく
打ちのめされてもこれだけ明るくて前向きないちごはかなり凄いですよね、普通だったら確実にブツブツ文句言うシーンですよ


(C)勝木光/講談社

何がゾンビの盆踊りだよ!!

ただの理不尽じゃねーか!
何なんだこのくだらねえ上下関係はよ…!
年くっただけのババアが
のさばるだけなのがわかんねえのかよ!


その前にただ走るだけじゃ
アイドルにはなれねーんだよ!
非効率なんだよ!なのに全員頭ワリーから
誰もそんなこと気にもしねえ…!


まさか私を潰す気じゃねえだろうな…
その前に暴れてやるよ…
いや、そんなの意味ねえから
逃げ出してやるよ!!

そうたとえばこんな感じに…(えー
この画像のキャラ(神田)といちごは年齢も全然変わらないしなあ、そう考えるといちごの凄さがかなり際立つな…

とはいうものの、今日もカロリー満点の食事してますよねいちごちゃん(えー
やはり食事の誘惑にだけは勝つことができないのか、この調子ではまたこないだのようにデブ化して…

「大丈夫大丈夫、ちゃんとあおいにカロリー計算してもらってるから」

な、なんだってー!!(゜д゜;)
なんとこの間デブ化した反省を生かし、すでにカロリー計算での対策を練っていたいちご!
これは…てっきり何も考えてないだろうなと思ってたのでマジで驚きました。ごめんなさいいちごちゃん
アイカツってやっぱり、こういうひとつひとつ反省や努力を積み重ねて成長していくストーリーなのがいいですよね
他のアニメとか見てると「何も成長してねーなコイツ」って主人公に不満を感じることが多いので、
アイカツのこういうコンセプトに関しては、すごく俺の好みに合ってると思います

「あれっ、おとめちゃんはスイーツだけ?」

「はい!おとめの半分はスイーツ、あとの半分はらぶゆ〜で出来てるんです〜!」

「そうね、例えばチョコレートは高カロリー高脂肪だけど、抗酸化作用があって集中力が高まり、
 食物繊維やミネラルが豊富!よく雪山で遭難した人がチョコレートだけでがんばったって言うでしょ?」

「なるほど!」

って…え、えーと…すいません会話の流れがちょっと理解できないんですが…(えー
いきなり何言ってんだ!?「今日の昼ご飯はスイーツだけなのです」って話から
「そうねチョコレートの抗酸化作用とミネラルと食物繊維は雪山での遭難に便利だから…」って
あおいちゃんは一体何を!?えーと…要するにスイーツだけの食事でも栄養価はすごいって言いたかったのだろうか…

しかし「おとめの半分はスイーツなのです!後の半分はらぶゆ〜なのです〜!」とかわけのわからんことを言われて
「そうね」と動じずに返せるあおいちゃんすげえと思うんだが…(えー

「ともかくだ…今度のスペシャルオーディションは、前にも言ったようにチームプレーが大事だ」

「そのためには、おとめちゃんもプレミアムレアカードを持ったほうがいいと思うんだ」

「プレミアムレアカード?」

「それぞれに勝負服のブランドがあるだろ?私はスパイシーアゲハ」

「私はエンジェリーシュガー!」

「私はフューチャリングガール、おとめちゃんはハッピーレインボーでしょ?」

「はい!ハッピーレインボー、らぶゆ〜です〜!」

「そういうブランドのトップデザイナーが、魂を込めて作る服がプレミアムコーデ!
 それを身につけるために必要なのが、プレミアムレアカードよ!」

そんな中、ひとまず容姿のことは置いといておとめの分のプレミアムレアカードを用意しようと考え始めた一同。
ふむ…アイカツ世界では色んな服のブランドがあって、そういうブランドごとにトップデザイナーが存在するんでしたっけね
いちご・あおい・蘭の3人は、以前それぞれトップデザイナーからプレミアムカードをもらっているのですが、
最近登場したおとめだけはまだそれをもらってないという…

なんかこの辺の設定はハイパーヨーヨーと似てますね(えー
あれも色々なヨーヨーのブランドがあって、それぞれのブランドにトップスピナーがいるという設定なんですよ
”ヨーヨーファクトリー”のトップスピナーがシュン
”ヨメガ”のトップスピナーがタイガ

”ハイパークラスター”のトップスピナーがテイラーさんという具合にね…それぞれのトップスピナーにヨーヨーをもらうと考えれば…
「私はマッハフェニックス!!」
「私はブレイズグリフォン!!」
「私はサンダードレイク!!」
という状況でおとめだけ普通のヨーヨーで出場するようなもんということか…
それは浮いてんな…せめてメテオバハムートくらいは持ってきてもらわないとな…(えー

あ、それともハイパーヨーヨーじゃ分かりにくかったかな?これは失礼、じゃあ神撃のバハムートで言うなら
「私は神属性レジェンドレアカード!令天使ガブリエル!」
「私は人属性レジェンドレアカード!新舞姫レジェンダリーダンサー!」
「私は魔属性レジェンドレアカード!炎獄爵ベリアル!」と最上級レアが3枚続いたところで

   

「私はこのハンプティ・ダンプティなのですう〜!
 らぶゆーなのですう〜!!」
とか言い出した日には、まあこれはブチ切れますよね(えー
お前なにハンプティダンプティ持ってきてんだよ!って感じで。揃えろよ!そこはレジェンドレアで揃えろよ!

「だから、おとめちゃんもハッピーレインボーのトップデザイナーさんから、プレミアムカードをもらわないと!」

「がんばりを見せないともらえないんだよ!」

「はいっ!ハッピーレインボーはらぶゆーなのです!プレミアムカードをもらうです!」

ともかく、そんなわけでプレミアムカードのゲットに向けて動き始めた一同。
しかし、ただトップデザイナーに会いに行くだけでホイホイもらえるものではなく、がんばりを見せる必要があると…
そういえばいちご達もそうでしたねえ…当時のいちごがどんながんばりを見せたかっていうと

ドッギャーーン!!

そう、崖登りだったんですよね
いちごが会いに行こうとしてたトップデザイナーは、なんか仙人が住んでるような断崖絶壁の上で暮らしてて
それに会うために自力で崖を登り切って「えー!?こんなとこまで登ってきたのー!?」
認めてもらったという…いやマジでプレミアムカードもらうの命懸けすぎる…



「オーマイガッ!!難しいプロブレムだな…ハッピーレインボーの
 トップデザイナー・マコトさんは気難しいことで有名なんだ…そう簡単には行かないぞ」

「そ、そうなんですか…?」

「だが大丈夫だッ!(キラーン)ビッグシップに乗ったつもりで、この俺に任せておけ!」

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「とか言いながら…もう明日だよぉスペシャルオーディション!」

「もう…ジョニー先生〜〜!」

って、トップデザイナーに会うためにジョニー先生を頼った一同でしたが、
さっぱり報告が来ないままもうオーディション前日に!ゲー!
ジョニー先生…報告・連絡・相談は社会人の基本やで!(えー
ジョニー先生はあれだなぁ、役に立たないように見えて実は役に立つようでやっぱり役に立たない人だなぁ(えー

「おとめ、プレミアムカードもらえないの…?」

「その時は全員プレミアムカードなしで勝負だ、チームプレーだからな」

「…おとめがみんなの足を引っ張るの、嫌です…」

「ちがうよ!揃えようってだけ、おとめちゃんのせいじゃないよ」

「そうそう!気にすることないよ」

「いや…今のおとめじゃ勝てない」

「…!」

「ひ、ひどいよ蘭!」

「そうよ言いすぎ!」

「まあ聞け…”プレミアムカードがなきゃ勝てない”
 ”カードがない自分は足を引っぱる”、そうじゃないだろ…
 いいか!プレミアムカードがなかったら!
 それを跳ねのける実力を見せればいいんだッ!!」

 

か、かっこいいタル〜〜〜!!
なんと、カードのことでうじうじと悩むおとめに対して一喝する蘭!なんて男らしいんだ…(えー
それにこのセリフは、蘭が言うからこそ言葉の重みがさらに増しますよね
なぜなら蘭は、もともとレアカードを使わずに実力だけで勝負していたキャラですからね
「レアカードがないと勝てないなんて泣き言を言うな」って蘭だから言えるセリフだよなあ

「蘭…!」

「かっこいい〜!!」

「そ、そんなことない…」

「はい!おとめ頑張ります!」

「よーし!特訓だぁー!!」

「アイ・カツ!」「アイ・カツ!」「アイ・カツ!」「アイ・カツ!」

「次はブラトレ!股関節を回し深層筋肉を鍛える!」

「アイ・カツ!」「アイ・カツ!」「アイ・カツ!」「アイ・カツ!」

そんなわけで、さっきのレッスンで習ったセクシーサイドダウンの復習、
さらにブラトレを行っての身体強化などなど、オーディションに向けて熱のこもった特訓をする4人。
マジで筋肉に関して妥協がないな…深層筋肉とかいう言葉初めて聞きましたよ
アイカツは毎回聞いたことのない筋肉用語が飛び交うからすごいアニメだぜ…(えー



「ジョニー先生ったら、結局マコトさんと連絡がつかないなんて」

「スペシャルオーディション、今日なのに…」

「ソ、ソーリー、謝ってるじゃないか…」

「しょうがない、今日は全員プレミアムカードは使わずに…」

「有栖川!ハッピーレインボーのトップデザイナー・マコトと連絡がついたわ。
 今日の4時なら会えるそうよ、時間には厳しい人だから遅れないで!」

「そ、そんな4時って…オーディションギリギリじゃないですか!?」

そして結局役に立たなかったジョニー先生ですが、学園長の方が手を回してトップデザイナーと話をつけてくれました
しかし、トップデザイナーと会えるのは今日のオーディションギリギリの時間…
かなりの賭けになってしまいますが、せっかくチャンスがあるならと4人はプレミアムカードを貰いに行くことに…

「うーんと、ここはどこでしょう…(きょろきょろ)」

「うーん…(きょろきょろ)」

「はっ!?キュートなお婆ちゃん!らぶゆーですうー!!」

ガバッ!

「わっ!?な、なんだい!?いきなり人をつかまえて婆さん呼ばわりかい!?
 まったく失敬な奴だねぇ」

って、そのマコトさんとやらに会いに行く道の途中、同じようにキョロキョロと道を歩いていたお婆ちゃんと遭遇!
これは…どうやらこの婆ちゃんがトップデザイナーのマコトさんで間違いなさそうですね
いちごの時もトップデザイナーはこの人と同じ年頃の婆ちゃんだったしなー、やっぱベテランでないとトップにはなるのは難しいのかね

あとこの婆ちゃんの声ってあれですよね、昭和ロボットアニメ好きにはおなじみの横尾まりですよね
ダンバインのミュージィ・ポーとかザブングルのエルチをやってた人だよ!まだ現役だったんだ…懐かしい



「し、失礼!ごめんなさいです…(そそくさ)」

「ちょいとお待ち。人を年寄り呼ばわりしたんだ、それなりに扱ってもらおうか」

「ど、どういうことでしょう」

「あたしゃ昔この町に住んでたんだ。大きなクスノキを探してるんだが…」

「クスノキ?うーん見当たりませんが…」

「そこらに見えてたら誰もあんたなんか頼りゃしないよ」

「でも、なんでクスノキなんか?」

「初恋の思い出の場所なんだ」

「初恋!?ファーストラブ!?素敵な言葉〜!!」

《マコトは時間に厳しい人だから遅れないで!》

「うっ…うーーん…」

「むぅぅっ!!プレミアムカードもラブも両方大事です!
 らぶゆーパワーなのですうっ!!」

って、時間に余裕がないこの状況で「クスノキ探すの手伝ってくんない?」という無茶な要望を受けてしまったおとめ!
まあこの人がマコトさんなんだから別に問題ないんですけどね(えー
それにしても、「そこらに見えるなら誰もアンタなんか頼りゃしないよ」とか大分キツい口調で言われても
嫌な顔ひとつしないおとめはかなりいい子ですね、らぶゆーらぶゆー言ってるから今までいい印象なかったけども…(えー

「お手伝いさせていただきます!えっと…」

「私は郁代さ」

「郁代さん!絶対クスノキを見つけるのです!」

そしてここで婆ちゃんの名前が…って、あれ?郁代?
偽名なんて使ってるのかマコトさん、ずいぶん用心深いですね(えー
ははあ、さてはマコトというのは芸名で郁代というのが本名かな?多分あれだな…クスノキは初恋の思い出って言ってたから
その初恋の相手っていうのが本名マコトさんだったんだろうな。それでこの婆ちゃんは思い出を忘れないように芸名をマコトに…

 

「クスノキを探してくれ…?お前、今日が大事な日だって分かってるんだろーな…」

「はい!でも郁代さんの初恋の思い出なのです!だから一緒に探して欲しいのです!」

「分かった、一緒に探そう!」

「ふう、しょうがない奴らだ…早く済ませてマコトさんに会わなきゃならないな」

「何か手がかりはないんですか?」

「うーん、近くに神社があったわねぇ…」

「だったら簡単!神社…っと(ピッピッピッ)わっ、神社だらけ!」

「こんなに回ってる時間はないぞ…」

「でも回らなきゃ!」

そんな中、クスノキ探しを手伝ってもらおうと他の3人にも声をかけるおとめ。
「そんなことやってる場合かよ…」とあきれる蘭ですが、おとめの熱意に突き動かされて手伝うことにします
目指すクスノキの手がかりになるのは神社、これから急いで神社巡りをしようと意気込む一同ですが…



「あたしゃアンタ達ほど若くないんだ、そんなに歩けないよ」

やる気あんのかこのババア!(えー
あんたがそんな事でどうするんだ!あおいちゃんが絞り込んでくれて多少は探す場所も減ったのに
このばーさんはなんのアテもないままうろついてどう探すつもりだったんだろう…

「むう…分かった!私がおんぶする!」

「そうかい?ありがとね」

ずしっ

「ふぬっ…アイ…!カツぅぅ…!!」

「がんばって!」

「ファイトです!」

仕方なく婆ちゃんのことはいちごがおんぶし、急いで神社巡りを始めることに。
それにしてもかけ声の「アイ・カツ!」は苦悶の表情で言う時が一番可愛いよね(えー
そしてこの後大量の神社をまわりまくるわけですが…

「ここが一番近い神社なんだけど…」

「いいや違う」
「ここも違う」
「ここじゃない」
「ここでもない」
「違うねぇ」

どうにもこうにもハズレばかりでなかなか手がかりが掴めません、しかしよくよく見てみるとこの間に
おんぶ役がいちご→おとめ→あおい→蘭の順に交代してるんですね
いちごを気遣ってみんなで交代を申し出たんでしょうか、こういうところ芸が細かくていいな

「ぜぇ…ぜぇ…」

「こ、ここが最後の神社…」

「ここも違うわ」

「ええっ!?じゃ、じゃあどうしたらいいの!?」



って、気合でどうにか全部の神社をまわったものの、実は全部ハズレでしたというまさかの展開!
お、おい一体どういうことだ!?まさか町自体を間違えてたとかそんなオチではあるまいな!?(えー
なんにしても神社を全部巡ったのにこれでは…さすがにクスノキのことは考えなおすしか…

「さっきの神社だったかもしれない」


(C)荒木飛呂彦/集英社

じょっ…!
じょおおおおおおお
だんじゃあねェーーっスよッ!
コラァ!!
(えー

今さらなに言ってんだこのばーさん!これほど足腰ヘロヘロになるまで連れ歩いておきながら、
「やっぱりさっきの神社だった」って大ボケにもほどがあるよ!体力的にも時間的にももう限界だというのに…

「ハァハァ…じゃあ戻りましょう!ふんっ…!らぶゆーパワー!!」

「らぶゆーはいいが…プレミアムカードはどうするつもりだ…?」

「全部っ…!らぶゆーパワーで乗り切るのですうっ!!」

しかしこうまで厳しい状況でも、まだまだ諦めずに神社巡りを続けるおとめ。
このメンタル的な強さは正直すごいものがあるな…アイカツって結構毎回キツい窮地に立たされるんだけど
それでも挫けずにみんな頑張り続けるところが凄いよね

「違うねぇ」
「ここでもない」
「ここじゃない」
「ここも違う」

「やっぱりここだ!ここに間違いない!」

な、なにぃ!?結局あったのか!?
なんと今までの道のりを戻っていくにつれて、ついに目的の神社を見つけた婆ちゃん!
うっかり勘違いしてただけだったのかよ!まったく人騒がせな…って、お、おい今いるこの神社って

↓今いる神社

↓最初にきた神社

最初に来た神社じゃねぇーかよ!!
ば…ばばああああああああああ!!あれだけ走り回って神社巡りしたのって全部ただの無駄足だったのかよ!


(C)荒木飛呂彦/集英社

じょおおおおおおお
だんじゃあねェーーっスよッ!
コラァ!!
(えー

「それで、クスノキはあっちですか?それともこっち?」

「ん?忘れた」

「お、おぁぁっ…」

「ああ…もう3時半だぞ、マコトさんはどうするんだ…」

「はは…もう50年も前の思い出、記憶に閉じ込めておいた方がいいのかもしれないね…」

「むむぅぅぅっ…!ダメなのです!ラブなのです!
 何十年経ってもラブはラブなのですうっ!!」

って、約束の4時までもう残り30分…さすがにもう限界すぎる感じですが
それでもなお「クスノキ見つけてマコトさんに会いに行く」と諦めずにクスノキを探し続けるおとめ。
おとめの熱意に後押しされたいちご達は、それぞれ手分けして神社周辺での聞き込みを開始します

「(どたばた)はぁ、はぁ、はぁ、はぁ…」

「(どたばた)はぁ、はぁ、はぁ、はぁ…」

ドッガアアアアアン!!

「あっだぁーっ!?」

「ご、ごめんなさいですっ!」

「イッタイわねぇ!ごめんで済むと思ってんの!?
 こっちは急いでるの!ああ、もう4時の15分前じゃない…
 約束に遅れたらどぅぅーーしてくれるの!」

「お、おとめも急いでいるのですうっ!LOVE YOUなのですうっ!!」

って、その時町を駆け回っていたおとめは、同じように走ってきた金髪のオカマと曲がり角で激突!
オカマに罵られながらも頭を下げますが…ちょ、ちょっと待て、このオカマ4時の約束で急いでるって…
まさかこいつがトップデザイナーのマコトさんなのか!?ということは…いま背中にかついでる婆ちゃんというのは…
悪いけどクスノキとか1人で探してもらっていいすか?さようなら(えー
本当にただの一般人の婆ちゃんだったのかこの人は…まったくとんだミスリードだぜ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

それにしてもこの場面、おとめの「らぶゆーなのですうっ!」が普段よりも力入っててなんか笑ってしまった
いきなりぶつかってきた女にLOVE YOU言われたマコトさんはどんな気分なんだろうな(えー

「ちょいとあんた!ここらへんに大きなクスノキがあったのを知らないかい」

「え、ク、クスノキ?えーと、ここをまっすぐ行って左方向だったかしら…
 ほあぁ!?こんなことしてる場合じゃないのよぉ!!(どたばた)」

「まったく…近頃の若い奴は失敬な奴らばっかりだねぇ」

しかしそんなマコトさんからの情報により、とりあえずクスノキがどっちの方向にあるかぐらいは分かったようです
マコトさんはそれを教えるとすぐまた駆け出してしまい、おとめはいちご達と合流していよいよクスノキの場所へ向かうことに…

「あぁ…!?」

「…何年か前まではあったんだけど、台風で折れたから切っちゃったんだって…」

「そうかい…あんたはここで、ずっと頑張ってたのかい…」

って、ようやくクスノキとご対面かと思いきや、なんとクスノキは数年前の災害により切り株だけになってしまったという状態に!
なんてこった…これだけ駆けずり回って探し出したクスノキがこんなことに…
しょうがないから婆さん置いてマコトさんを追いかけるとするか…(えー

「はは…もう50年も前のことさ。あたしゃこの木の前で、ある人に告白したんだ…でも断られた」

「え…」

「ラ、ラブなくなっちゃったんですか…?」

「昔々のことさ…その後旦那と出会って、結婚して、3人の子供を必死に育てて、巣立って、旦那を看取って…
 ふと気がついたら、ここで思い出を探してたってわけさ」

そしてここで、婆ちゃんとクスノキの思い出のことが明らかに…初恋の思い出だとは語っていましたが、
告白しても思いが届かなかったほろ苦い思い出だったようです。そしてこの婆ちゃん、
今となっては長年連れ添った旦那も安らかに眠り、子供も一人立ちして自分の手を離れ、
すでに人生やることをやり切った感じで、今や目標とかもなくなり昔を懐かしむためにここへやってきたようですな…

「ありがとうね、なんか急いでたみたいなのに、私の思い出に付き合わせちまって…
 お礼にこれをあげる(チャラッ)」

「これは…?」

「告白して断られた時、ごめんねってその人にもらったんだ」

「そ、そんな大事なもの!」

「いいんだよ、もらっておくれ。思い出はこの胸に刻まれてるから…
 それに私も新しい恋を見つけるよ。ふふ、みんなもありがとうね…じゃあね!」

でも婆ちゃんは今日、おとめのらぶゆーパワーを目にして「私も新しい恋を探そうかね」と感化されたようで…
やり切ったと思っていた人生も、まだまだ終わりじゃないとこれからのことに目を向けるようになったようです
そして告白した相手からもらったという思い出のペンダントを、婆ちゃんはおとめに渡して去っていったのでした

「ほああーーっ!?あ、あんた!
 さっきお婆ちゃんをおぶって私にぶつかってきた子!」


「あ、あの時は気づかなかったけど…らぶゆーですう〜!!」

その後大急ぎでマコトさんの待つ場所に向かうと…やっぱりあんただったんかい!
マコトさんの正体とはさっきの金髪オカマ男!それにしても「さっきは気づかなかったけどらぶゆーです!」って
さっきも一度らぶゆーしてるんだし今またらぶゆーしなくてもいいんじゃないかならぶゆー(えー

「なーにがらぶゆーよ!アンタねぇ…人を待たせるってことが
 どんなに失礼か分かってんの!?その人の時間を奪ってるの!
 食べちゃってるってことよ!!」


「マ、マコトさん聞いてください!おとめちゃんは困っている人を助けていて…」

「理由なんてどーでもいいわ!!」

「マコトさん…!」

ところが、時間はすでに約束の4時を5分ほど遅れた状態!時間に厳しいマコトさんはカンカンに激怒してしまい…
まあ5分で切れるのも正直アレだとは思いますが、「人を待たせるってことがどんなに失礼か分かってんの」という言葉には
俺も同意したいですね。私男だけどデートの待ち合わせに遅れてくる女の人って…(えー

「い…いいんです、遅れたのはおとめのせいですから…」

「で、でもここまで来て…」

「マコトさんの言う通りです、大事な時間をおとめは食べちゃいました…」

「…」

「分かった…私たちもプレミアムコーデは無しだ、カードは手に入らなかったけどチームとしては頑張った…!
 このままオーディションに臨もう!おとめも気分を切り替えろ!」

「はい!郁代さんにもらったこのペンダントが頑張りのご褒美です」

「ん…!?ちょ、ちょっと!なんであんたがパパのペンダントを持ってんのよ!
 一体いつ盗んだの!!」

バッ!

「えっ!?」

って、「プレミアムカードのことはあきらめよう…」と帰ろうとしたその時、婆ちゃんのペンダントを取り出したおとめでしたが…
それを見たマコトさんが「この薄汚い泥棒猫がァーーーッ!!」といきなりブチ切れ!
おとめから婆ちゃんのペンダントをひったくってしまいました、なんなんだ一体!



ガタガタッ!

「ファッ!?な、なんで同じペンダントが…?」

「これは、郁代さんの思い出なのです…」

「えっ…?も、もしかして、あのお婆ちゃんがクスノキの…!?」

「…」

「…そう…私のパパ、若い頃とっても綺麗な人に告白されたんですって。
 でもお家の事情で断っちゃったんだって…その時、せめてもの思い出にこの片方を渡したって言ってた…
 それが…50年も経って、まさか…」

なんと、婆ちゃんの初恋相手というのはこのマコトさんの父親!ペンダントはもともと1つだったのを2つに分けたもので、
その片割れをマコトさんの父親もずっと持っていたという…さっきまでブチ切れていたマコトさんも、
それを知って大分気持ちが変わってきたようです

「ああ…パパ…!”クスノキの君”は、50年もパパのこと忘れてなかったわ…!」

「マコトさん…このペンダントは、マコトさんが持っていてください」

「えっ?あなたがもらったものよ…?」

「いいえ、パパさんの思い出のためにも…そうした方がいいと思うんです!」

「あ、ああっ…!」

「ラブこそ全て!」
「ラブはパワー!」


  (C)ABC・東映アニメーション

「ラブは永遠!」
「なのですうーっ!」

もぎたてフレッシュ!キュアピーチ!!(えー
思い出のペンダントが、50年の時を経て再び1つになったことで、ラブの素晴らしさを心から実感する2人。
なんとなく桃園ラブの画像を貼ってしまってなんかすいません:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「いいわ…!あなたに世界で一着しかない、トロピカルバスケットコーデをあげる!」

「うわあ〜!らぶゆーですうー!!」

「おとめ、時間がない!」

「スペシャルオーディション!」

「ふふ、早く行きなさい。あなた達だったらいけるわ、ラブこそ全て!!」

「はい!ラブはパワー!!」

そしてついにマコトさんに認めてもらい、マコトさんの最上級の作品であるトロピカルバスケットコーデを受け取るおとめ!
これでついに4種のプレミアムカードが揃う時が…しかしそんな感慨に浸っている暇もなく、大急ぎで4人は学園へと戻り
すぐさまスペシャルオーディションのステージへと立つことになります

「私はマッハフェニックス!!」
「私はブレイズグリフォン!!」
「私はサンダードレイク!!」
「私はメテオバハムート!!」

ワアアアアアアアア!!

「やったぁ!容姿の心得ゲットです〜!!」

そんな4種のハイパーヨーヨーの力により、めでたくオーディションに合格することになった4人。
4人はヨーヨーになったのだ…(えー
それにしても4人とも合格して容姿の心得ゲットしちゃったけど、「あんた達は容姿のことをわかってない!」って
講師の先生が切れてたのはスルーしてよかったのだろうか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「容姿の心得ひとつ!容姿とは、自分らしさと思いやりのハーモニー!
 自分らしさをよく理解した上で、思いっきり目立つ方法を考えるべし!」

って、うむう…「容姿のなんたるか」については、この容姿の心得が一応フォローしてくれてるのかな?
容姿とは「姿・顔・形だけではなく自分らしさ」というのが講師の先生が言いたかったことでしょうか
つまりはらぶゆーパワー…あの時はらぶゆーパワーが足りなくて怒られたんや…(えー

「今のあなたなら十分分かっている心得ね」

「えっ!?み…美月さん!?」

「でもこれからは簡単には行かないわ…あなたは私と組むのよ」

「えっ…?ええーーーっ!?」

って…めでたしめでたしで終わるかと思いきや、最後に衝撃の展開が!
いちご達の大先輩である超売れっ子スターの神崎美月、それがいきなり「あんたと私でユニット組むから」と
いちごをスカウトしにやってきたという…カレイドスターで言うなら、レイラさんがそらをスカウトしにやってきたようなもの…
突然のことで動揺が隠せないいちご、ここからいちごはスター街道を歩むことになるんでしょうか

それにしても今回の話を見て、前回までよりおとめの株がずいぶん上がった気がしますね
正直前回までは、らぶゆーらぶゆー言ってるのを見て頭の弱そうなやつだなとしか思ってませんでしたが
今回あれだけキツい目に遭ったのに、文句ひとつ言わず「らぶゆーパワーです!」って必死に頑張ってるのを見たら
ひたむきでいい子だなってかなり好感を持ってしまいました

正直すごい良作なアニメだと思うぜアイカツは…
友達のダメな部分をちゃんと指摘してあげたり、自分の弱い部分とちゃんと向き合って努力して乗り越えたり、
他人にキツいことを言われたり困難な壁にぶつかっても、暗くならず前向きに頑張ったり、
目標に向かって毎回ひとつひとつの努力を積み重ねていったり…
俺がスマイルプリキュアに足りないと思っていたものはこれなんだよ…
この間「俺がスマプリの感想を書いたら酷いことになる」と言いましたが、
そういうスマプリを見ていて感じた問題点がアイカツの場合はすべてクリアできているから凄いと思います
アイカツは正直、俺の中で物凄いところまで評価が上がってきているぜ…次回に続く!


・アイカツ15話。 クスノキ聞き込みの際にいちごちゃんが子供に話しかけてるところ、いいですよね。
 きちんと子供と目線を合わせて話をする、文字にすると些細な描写ですがこういう細かい気配りというか
 目が行き届いてるのがアイカツのいいところだと思います。あとしゃがんでるいちごちゃんと丈の長い学校コートが合わさって
 はいてない状態に見えて・・・・・その・・・下品ですが以下略 by コトハ

15話の聞き込みシーン…俺はこの場面でいうと
蘭ちゃんさんがお婆ちゃん相手に話してるシーンが印象的だったなー
蘭ちゃんさんはクスノキ探しにあんまり乗り気じゃなかったけど、探すとなればこうやって丁寧な聞き込みをしてくれるというのが
いい子だなあと思って好感度上がりました。あと内緒話みたいなこのポーズが
うふーんと誘惑してるみたいでなんかエロいっていうのもあるね(えー


■アイカツ!第16話「ドッキドキ!スペシャルライブPART1」
 

「ビューリホーワンダホーモーニンハニー達ィ!オーイエー!
 星宮はライブの準備でしばらくアブセンス!欠席だぁ!
 グッドラック!スターーーー宮ァ!!」

今日も今日とてジョニー先生のやかましい挨拶で始まったアイカツ。
ですが、今日の教室にはスター宮こといちごの姿がありませんでした
なぜかというと、前回ラストで大スターの神崎美月に「私のコンビになってちょうだい」と申し込まれたから…
今回早くも美月と同じ仕事が組まれ、いちごはその現場へと向かったようです

「こ、ここだ…(ガチャ)あっ!?み、美月さん!」

「挨拶はどうしたの」

「お、おはようございます!みなさんよろしくお願いします!」

「「「おはようございまーす!」」」

「いいねぇ!新人さんは元気だねぇ!」

そんなわけで多くのスタッフが待つ現場に到着したいちご。いきなり美月に「挨拶もなしに入ってくるとかなめてんの?」
睨まれてしまいますが、そこはすぐにいちごも気を取り直して、スタッフに笑顔で挨拶しております。社会人の基本は挨拶ですからね
それにしてもいちごちゃん営業スマイルうまいな…(えー
いきなり美月にキッと睨まれたのに、この笑顔を出せるとはなかなか凄いと思います

「それではミーティングを始めたいと思います。
 今回の企画”ミヅキカンザキ・プレミアムシャイニーステージ”の概要について、
 わたくしチーフマネージャーの月影より説明します。
 収容人数5万人のビッグスタジアムで行われる今回のライブ…
 チケット5万枚は2秒で完売」

「に、2秒!?」

そして仕事の内容について説明が始まりますが美月の人気ヤバすぎ
5万枚のチケットが2秒で消し飛ぶのかよ!そんなんどうやって買やええねん!
完璧に時報をチェックして1秒たりとも遅れることなく販売の瞬間に購入を終える…そんな猛者が5万も…
アイドルオタというのは恐ろしい連中だぜ…

「ステージではアイカツシステムを駆使してさまざまな演出を用意します。
 さらにスタジアム周辺には美月グッズのショップ、美月をイメージしたスイーツを
 提供するカフェ、美月ちゃんコンテストの開催なども予定されています」

(す、すごい…全部美月ちゃんだ…)

「公演時間はこれまでの倍、スタッフ総勢1000人、全員の力を結集して
 アイドル史に残る壮大なスケールのライブを作り上げましょう!」

「「「はい!!」」」

さらに話を聞いてみると、これまでに美月のやってきたライブの倍のスケールを誇る相当な一大イベントとなっているようです
ドームの周辺でもさまざまな美月イベントや店が入り乱れ、まさに美月一色の空間を作り上げるという…
こんなとんでもないイベントに呼ばれてしまったいちごは、本当に大丈夫なんでしょうか

「では出演者の紹介に移ります、今回のライブの主役である神崎美月」

「はい、神崎美月です。このライブでは昨日までの自分を超えて、
 さらに進化した神崎美月をファンの皆さんにお見せしたいと思っています。
 よろしくお願いします」

「では続きまして、新人の星宮いちご」

「えっ!?は、はい!は、はじめまして、星宮いちごです!あの、えっと…
 わ、私、まだアイドル1年生で…だけど、美月さんに負けないように
 一生懸命頑張ります!よろしくお願いします!」

「いいねいいねぇ!」

「よろしくう〜!」

(はあ…き、緊張した…)

そして自己紹介を振られる主要メンバーの2人ですが、すでにここで経験の差が丸見えになっております
流れるように挨拶をする美月に対して、つっかえながらしどろもどろの挨拶をするいちご…
でも個人的な趣味でいうならいちごみたいにアガってくれた方が可愛らしいですよね
この緊張して真っ赤になってる顔がね…「いいねいいねぇ!」って言ってるスタッフはたぶん俺と同じ趣味だと思います(えー



「ではさっそく曲を決めていきたいと思います。曲目リストはお手元の資料をご覧ください、
 何かご意見のある方はいらっしゃいますか?」

「ふむ…」

「美月、何か意見はある?」

「はい、私の希望はスタートは元気のいい曲で、登場も何かインパクトが欲しいです。
 例えば客席の中で小さなステージを作って、そこから登場するとか」

「いいね面白いね!さすが美月ちゃん、それで行こう!
 照明はピンスポで浮かび上がる感じにして…」

(み、美月ちゃん凄い…大人のスタッフとこんな風に話せるなんて…)

その後も打ち合わせの途中で、アイデアが出そうにない時はすらりと助言をして話を進めていく美月。
いちごにしてみたら話を聞くのに精一杯で、自分から意見を言うなんてまだまだとてもできません
このわずかな時間に、美月との格の違いを何度も見せつけられる形になってますね

「「「それじゃお疲れ様でしたー!」」」

「「お疲れ様でしたぁ!」」

「(どさっ)ふはあ…や、やっと終わった…」

「星宮、行くよ(すたすた)」

「えっ!?え、あ…はい!」

そんな打ち合わせがやっと終わりますが、いちごが一息つこうとする暇もなく
「さっさと次の仕事に行くぞオラ!」と移動を開始する美月。もうなんだか
いちごを潰すためにやってんじゃないだろうかと思うのは俺の考えすぎでしょうか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「ん?いちごだ…トレーニングルームへ行くのか?」

「いちごー!」

「いちごたーん!」

「(たったったっ)」

「あぁ、行っちゃいました…」

「ずいぶん急いでたな、何かあるのか?」

「地獄の特訓が始まるのよ」

「!?」

そんな美月といちごがトレーニングルームへ向かったのを見かけたあおい達。
何をするんだろうと不思議がっていたらいきなり現れて解説を始める月影さん。あんた唐突やな!
それにしても今から地獄の特訓を始めるとは…やはり美月はいちごちゃんを潰すつもりで…(えー

「楽しそう〜!らぶゆーですう〜!!」

「えぇ!?」

「腕立て100回とか、腹筋300回とか、ダッシュ1000本とか
 ウォーキング10000歩とか…!?」

そして特訓と聞いてひたすら筋トレを思い浮かべるあおいちゃんあまりに筋トレ脳すぎる…
あとらぶゆーは地獄って言葉の意味分かってんでしょうか(えー
「地獄って意味よくわかんないけど楽しそうですらぶゆー」とか思ってないだろうな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン



バイン!バイン!バイン!

(す、すごい…これってキュートフラッシュの時のポーズ!
 
そうか、美月さんこうして練習してたんだ…)

「ふうっ…」

「美月さん!素敵でした!」

「次は星宮の番」

「えっ?」

「今から星宮にはスペシャルアピールをする特訓をしてもらう」

「は…はい!」

そんなわけで始まった美月との地獄の特訓。何をするかと思えば、トランポリンを使ってスペシャルアピールの特訓をするようです。
スペシャルアピール…これは言うなれば、ライブ中に発生するいちご達の超必殺技みたいなもんです(えー
いちご達はいつもファンの前で歌と踊りのライブ活動を行ってるわけですが、
その時たまーにいちご達が絶好調のとき、運がよければ発動する技がスペシャルアピール…

(C)TOMY/syn Sophia/テレビ東京/PRA製作委員会

プリティーリズムで言うところのプリズムジャンプと言えば分かりやすいでしょうか
これもりずむ達がプリズムショーで歌って踊って、最後のシメに決め技として放つものでしたよね
まさにそのまんま同じことをいちご達もやっているので、プリズムジャンプ=スペシャルアピールと思ってもらって問題ないと思います
さっきいちごが言ってたキュートフラッシュっていうのはこういう技の名前なんだろうな

バイン!バイン!バイン!

「アイ・カツ!アイ・カツ!アイ…わっ、わぁぁぁぁっ!!」

びたーん!!

「あ、あうう…これじゃスペシャルアピール出せないよ…」

ともかくいちごも同じようにトランポリンで練習しますが…しかしまだまだ慣れていないせいか、
さっきの美月とは雲泥の差、ぎこちない跳び方でポーズを取るのも難儀しております
まずは服の声を聞くところから始めないと…(えー
プリティーリズムならそろそろ純さんがわけわかんねー格言を言い始めるところだな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「星宮、アピールってなんだか分かってる?」

「は、はい、なんとなく…でもちゃんとは分かってないかも…」

「アピールというのは、アイカツシステムが作り上げる
 ステージならではの誘導演出よ。アピールには色々な種類がある…
 まずは《ドレスアピール》、《タイプスペシャルアピール》、
 それからブランドを全て揃えた時に出せるのが《ブランドスペシャルアピール》、
 難易度が上がればそれだけ華やかなアピールを出せるようになるの。
 そして一番難易度が高いのが《プレミアムスペシャルアピール》…
 スペシャルアピールこそ最高の見せ場…ライブに来る人達が一番盛り上がる瞬間よ」


(C)大場つぐみ・小畑健/集英社

何が何だか 分からない…(えー

い、いや、ちょっと美月さん、説明してくれるのはいいんですがまるで意味がわからんぞ!!
ドレスアピール、タイプスペシャルアピール、ブランドスペシャルアピール、プレミアムスペシャルアピール…なんじゃこりゃー
こう次から次へと並べられても…うーん、下から順に豪華になっていくっていうことなら、そうだなあ

ドレスアピール:波動拳(必殺技)
タイプスペシャルアピール:灼熱波動拳(EX必殺技)
ブランドスペシャルアピール:真空波動拳(スーパーコンボ)
プレミアムスペシャルアピール:滅・波動拳(ウルトラコンボ)

とかいう風に波動拳で考えればまあなんとか…(えー



「星宮は編入オーディションで、スペシャルアピールを出したわね」

「は、はい」

「どうして出せたんだと思う?」

「どうして…?あの時はステージにいるのが楽しくて…『ずっとここにいたい』って
 思ったんです」

「そう…それは素晴らしいことだと思う」

「あは…」

「でもあれは単なるまぐれ」

「えっ!?」

「スペシャルアピールを自由自在に出せるようになってこそ、プロのアイドルと言えるの」

実はいちごも初めてこのスターライト学園にやってきた時、編入試験でいきなりスペシャルアピールを出していたわけですが…
しかし「あれってまぐれだよね」と美月にキツイ一言をお見舞いされてしまいます。
ぐ、ぐぬう…悔しいですがそのとおりですな…

さっきも書きましたが、いちご達はスペシャルアピールをよほど調子のいい時にしか出すことができません
編入試験でその絶好調のパフォーマンスができたのは大したものですが…しかし一流のアイドルともなると、
好調も不調も関係なく、スペシャルアピールはいつでも出せて当たり前だという…いちごはまだその域に達していないのです



「美月さんはスペシャルアピールを常にMAXの3回まで出せる…」

「そんなことが出来るのは、神崎美月ただ一人…」

「だからこそ神崎美月は、誰もが認める国民的トップアイドルなんだ」

「いちごたん…ファイトです〜!!」

そして美月は並みいる一流アイドルの中でもただ1人、1回のライブ中に3回ものスペシャルアピールを発動可能という
とんでもない超実力派のようです。つまりあれやな…一流のアイドルでも超必殺技ゲージ1本溜めるのが限界なのに
美月は常にゲージ3本溜まってる状態なんやな…なんというチートアイドル…(えー

「でも…私はまだ新人で、美月さんみたいにはとても…」

「それでいいの?」

「えっ…?」

「ステージが楽しい、ずっとここにいたい、その気持ちはアイドルとして
 とても大切なこと…星宮はもうそれを掴んでる。
 だけど、スペシャルアピールを出すには他にも大切なことがある」

って…初心者の自分には無理だとこぼしてしまういちごですが、どうも美月の方はそうは思っていないようです
すでにアイドルとして大事なものをいちごは持っている…
あとは足りないものさえ掴めれば、スペシャルアピールを出すことだって夢じゃないということでしょうか

「な、なんですか?それって…」

「それは…」

「美月!時間よ!」

「…私は仕事が入ってるから、今日はここまでね」

「あ、あの、美月さ…」

「おつかれさま」

ああしかし、肝心の「自分に足りないもの」を聞こうとしたその時、美月は月影さんに呼ばれて去っていってしまいました。
月影さん…さっき空気読んであおいちゃん達に会いに来たかと思ったら
今回めっちゃ空気読まずに美月連れて行きよったな!(えー  まったくよくわからん人だ…

(なんだろう…大切なことって…)

「アイ・カツ!アイ・カツ!アイ・カツ!」

バイン!バイン!バイン!

「はあっ…!はあっ…!はあっ…!」

「いちご!」

「あ、あれっ?あおい、どうして…」

「月影さんが連絡くれたの、いちごはきっとご飯も食べずに特訓してるはずだから、迎えに行ってあげてって」

「(ぐぅ〜)あ…そういえば、お腹すいたぁ…」

それからというもの、スペシャルアピール習得のため必死にハードな特訓を続けていたいちごですが…
そこへ、月影さんに電話をもらったあおいちゃんが迎えにやってきてくれました
月影さん…やっぱり空気読める人だったな!(えー  もうあの人よくわかんねえよ!

というかアイカツフォンで「はいもしもし」と月影さんと話すあおいちゃんのシーン見てると
めっちゃ使いづらそうだなアイカツフォン…(えー  こんな本を開くみたいな事しないと話せないのかよ…
あとトランポリンで特訓するいちごの様子が、最初の時よりほんの少しだけまともにポーズを取れるようになってきてますね
本当にほんの少し程度ですが、必死に頑張ってるだけあってちょっと成果が出てるんだなって分かるのがいいですね

「ふんふんふふーん♪めしあがれ〜!」

「うわあ〜!いただきまーす!!(がつがつ)おいしい〜!!」

「今までずっと特訓してたのか?」

「うん!」

「がんばったねいちご!」

「…」

「…?」

「…私、全然できなかった。スペシャルアピールの時のポーズ、美月ちゃんみたいに決められない…」

「それは無理だよ…美月ちゃんはトップアイドル、いちごはアイドルになったばっかりだもん…」

「ううん、それじゃダメなの。美月ちゃん言ってた…新人だからって大目に見てもらってそれでいいのって」
 
その後は食堂に行き、おとめが作ってくれたオムライスをほおばるいちごですが…
やはり気になるのは、スペシャルアピールをまだ全然習得できていないこと。
多少の上達はしてきているものの、まだまだ完璧には程遠い段階です
あおいちゃんに「初心者だから仕方ない」と励まされるいちごですが、そんな甘えは通用しないと自分に厳しくしてますねえ

「でも、どうすればいいのか…」

「…まずオムライス食べな。そのあと見せたいものがある」

「えっ…?」

って、迷えるいちごに何やら助言をくれそうなのが、困ったときの蘭ちゃんさん。
蘭ちゃんさんはあれですからね、13歳で芸暦13年という超ベテランキャラでもありますからね
やはりここはその経験を活かし、スペシャルアピールのコツを教えてくれるんでしょうか?

「ちょっと待ってな…(ピッピッピッ)これだ」

「えっ?これって…美月ちゃんファンクラブのホームページ!私も時々見てるよ」

「ここにファンからの書き込みがあるだろ?」

「ん〜…”早く美月ちゃんに会いたい”」

「”今度のステージもきっと最高の盛り上がりだよね”」

「”パワーアップした美月ちゃんに会うの楽しみにしてる”…」

「そう、みんな楽しみにしてるんだ。何ヶ月も前にチケットを買い、
 どんなライブになるんだろうかと心待ちにして、期待を膨らませて…
 ファンにとってライブは、神崎美月と同じ場所で同じ時間を過ごせる、かけがえのない機会なんだ」

「こうやって直接ファンの人の声を聞くと、身が引き締まるよね…」

「うん…私、新人とかだなんて言い訳してちゃダメだよね。
 蘭、ありがとう!みんなにライブを楽しんでもらいたい!
 だから、スペシャルアピール3回出せるように頑張る!」

って…そんな蘭ちゃんさんの助けとは、美月ファンクラブのネット掲示板を見せることでした。おわり
そ、それだけ!?それだけなんですか!?(えー
いやちょっと!もう少しなんていうかこう、「スペシャルアピールに必要なものはこうなんだ」的な話を聞きたかったんですが
そういうのとは関係なく、ちょっと気分転換っぽいことをしておしまい!?そんな!?

う、うーむ…まあ確かに、さっきまで沈んでいたいちごの表情は明るくなりましたが…
スペシャルアピールのことは蘭ちゃんさんでもどうにもならなかったかー:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

タッタッタッタッ

「はっ、はっ、はっ、はっ…」

(どうすれば、美月ちゃんみたいにスペシャルアピールを出せるんだろう…)

「あ・あ・あ・あ・あ〜♪あ・あ・あ・あ・あ〜♪」

(ステージが楽しいと思うこと、ずっとここにいたいと思うこと…それから…)

バイン!バイン!バイン!

(他にも大切なことがあるって美月ちゃんは言ってた…それってなんなのかな…)

結局スペシャルアピールのコツについては分からないままですが、それを考えながらも
ひたすら毎日特訓の日々を送り続けるいちご。トランポリンの練習だけに限らず、ランニングや発声練習など
日頃のノルマもきっちりとこなしております。いちごちゃん頑張ってるよね…
最近のアニメキャラで、ここまで一生懸命努力する主人公って他にいないと思います



そしてトランポリンの方もだいぶ形になってきたようですね、まだ美月のようなアクロバティックな動きはできていないものの、
一番最初と比べればかなり安定感が出てきてます。ちゃんと成長が見て取れるのがいい演出だなあ
ここまでやれるようなら、スペシャルアピールもそろそろ出せるようになってきたんでは…?

「ついに明日が本番ね」

「はい…!」

「星宮は精一杯の努力をした…だから今日のリハーサル、自信を持って全力でね。
 あなたとは本気で向き合いたいから、星宮も本気でぶつかってきて。
 リハーサルだからって遠慮はなし!」

「はいっ!!」

そしてついにイベント前日となり、美月といちごはライブのリハーサルを行うことになりました
ここまでのいちごの努力は、美月から見ても十分よくやったようですが…
でも美月さんスペシャルアピールのコツ教えてくれないのかなー(チラッ)
教えてほしいんだけどなー(チラッチラッ)
(えー

そしてアイカツカードで本番の衣装にお着替えし、2人のリハーサルが始まりますが…
一生懸命美月のダンスについていくいちごを尻目に、美月は曲が始まってすぐに
「かめはめはー!」「もぎたてフレッシュ!キュア美月!」
いきなりのスペシャルアピールをかましてしまいました。さらに…

龍神の弓!天馬の矢!
戦いの嵐を静めよ!!

光龍騎神サジット・アポロ美月召喚!!(えー
あっという間にスペシャルアピール2連発!早い、早いよ!いちごちゃん全然ついていけてないよ!
このリハーサルにおいてもまだ美月との差は埋まっていないのか…?ここらで巻き返さないとそろそろやばいか…とその時

輝竜いちごブレイザーを
光龍騎神サジットアポロ美月にブレイヴ!!

射抜けブレイヴスピリット!!
アタック時効果により謎のハートの物体へ指定アタック!というわけで
なんとかスペシャルアピールを1回発動させることができたいちご。
でもこれは美月の3回目のアピールに混ざっただけのようで、ちょっと残念な気もするな…

(…スペシャルアピール、1回しか出せなかった…)

「いちごちゃん、お疲れさまー!」

「あっ…お疲れ様でした!」

「本当に良かったよ!新人なのによく頑張ったね!」

「この調子で明日も頑張ってね!」

「はい、ありがとうございます!」

「(すたすた)しかし美月ちゃんは凄かったなあ〜!」

「リハーサルでもスペシャルアピール3回だもんね!」

「…」

そしていちご自身、スペシャルアピール1回という結果を相当気にしているようで…
スタッフ達に優しく声をかけてもらいますが、「新人なのに頑張ったね!それにしても美月ちゃんスゲー」という
結局は新人扱いを超えることができず、美月との差を激しく痛感するハメになり、余計気持ちが落ち込んでしまいます

「…(じーっ)」

「あっ…お、お疲れ様でした!」

「お疲れ様…どうしたの?」

「…なんでも…ないです」

「星宮…遠慮はなしって言ったよね?」

「っ…」

「…」

「………悔しいんです!!スペシャルアピール、一回しか出せなかった…!
 明日のライブ、楽しみにしてる人をがっかりさせちゃう…!」

そんな中、美月とも顔を合わせてしまったいちごですが…
溜め込んでいるものを全部出すように言われ、抱えていた悔しさを思いきりぶち撒けてしまいます
そんないちごの目には大粒の悔し涙が…いちごが泣くというのはこれまでの話で初めてではないでしょうか
つまりはそれだけ本気で、今回のライブを成功させようと必死だったということか…

「きっと明日は3回出せる」

「えっ…?」

「だってあなたはもう、ひとつの大切なことを学んだもの」

「わ、私、なにも…」

「出来なくて悔しいと思う気持ち…それがあれば前に進める。
 そう、”これでいい”と思ってしまえばそこで終わり。
 でもアイドルは常に前へ進まなきゃ」

って、ところがそのいちごの抱えていた悔しさこそが、美月がスペシャルアピールに必要だと語っていたものでした
それすなわち、現状の自分で妥協しないということ。自分のダメな部分を悔しいと思い、明日はもっと立派になれるよう努力し続けること…
言われてみれば、スペシャルアピールのことを初めて美月に教えられた時、いちごは「私はまだ新人だから…」と口にしていました。
「新人だからこれでもいい」と現在の自分に妥協する、そんな気持ちではスペシャルアピールを極められないということでしょう

関係ないけどスマイルプリキュアにもこれがあればなぁ…(えー
「自分のダメな部分を悔しいと思う、それを直そうと一生懸命頑張る」…
スマプリを見ていた時、みゆき達にこれがあればと常々思っていました。夏休みの宿題回とかは特にそう感じたなぁ…

「み、美月さんも…出来なくて悔しいって思うことなんてあるんですか!?」

「もちろん毎日思ってる、だからもっと前に進みたいと思うの」

「…すごい…美月さんはやっぱりすごい!!」

「ほ、星宮?」

「まだ1日ある!ギリギリまで特訓します!
 スペシャルアピール3回出して、みんなに楽しんでもらいたいから!」

そんな美月の言葉を聞いて、いつもの前向きな気持ちを一気に取り戻したいちご。
今日が無理でも明日は成功させるために…そのためにも今から頑張るという飽くなき向上心。
明日から本気出すのではなく、今から本気出す。
明日の結果は今の頑張りによって生まれるという、やっぱりアイカツはこういうひたむきなところがいいですね。次回に続く!






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