■アイカツ!第21話「オシャレ怪盗☆スワロウテイル」
 

キーンコーンカーンコーン

「それじゃあね、いちご!(たたたっ)」

「うん、お仕事頑張ってね!」

「あおいは今日もイケナイ刑事の撮影か?」

「うん、ちょっとずつファンが増えてるんだって!あおい、もうすっかり女優さんだよ!」

さて今回のアイカツですが、あおいちゃんがドラマの撮影で忙しく教室を出て行くシーンで始まります
イケナイ刑事…何話か前にオーディションで受かったドラマですが、どうやら好評で今でも続いてるみたいですね
アイカツはこういう風に前にやった話をきちんと後に繋げてるのがいいよな…
今までの積み重ねがよく実感できて、かなり珍しい部類の丁寧なアニメだと思います

「ヘイ!スター宮&紫吹!カモンジョイナス!」

「…?」

「えっ!?映画のオーディション!?」

「ええ、あなた達4人にはこの映画のオーディションを受けてもらいます」

「”おしゃれ怪盗スワロウテイル THE MOVIE”…?」

「ええ。これはかつて私とミヤがドラマ出演した代表作…それが映画としてリメイクされることになったの」

「そんな凄い作品に私たちが…!?」

そんな中、ジョニー先生&学園長に呼ばれることになった、いちご・おとめ・ユリカ・蘭ちゃんさんの4人ですが…
何かと思えば、この4人に映画のオーディションの話を持ってきたようです。あおいちゃんは忙しいから出れないわけね
そんな映画の内容は、仮面の女怪盗ペアが活躍するおしゃれ怪盗スワロウテイル…
雰囲気からしてキャッツアイ的な感じでしょうか?この仮面はポワトリンを思い出すけどな(えー

それと「私とミヤがかつて出演した」って学園長が言ってるのは、この人はかつて
伝説のアイドルコンビ”マスカレード”として芸能界に君臨していた経歴があるからですな
そんな伝説のアイドルの代表作とまで言われるこの作品、さすがの蘭ちゃんさんも恐縮しております

「ムービーがスペシャルならオーディションもスペシャル!
 ハニー達4人が力を合わせないと、合格はナッシングだぞ!」

「4人で…」

「アンド…役に選ばれるのはオンリーツー!2人だけだイエア!!」

「よ、4人で力を合わせて、役に選ばれるのは2人?」

「ライバルだけど仲間ってことだね!みんな頑張ろう!」

「そうだな、とにかくこの4人でオーディション合格を目指そう!」

「はい!」

「ふんっ、このユリカ様の足を引っ張ったら血を吸うわよ」

しかし今回のオーディションはかなり変則的、4人一緒のチームを組んでオーディションに参加するものの、
最終的に選ばれるのはその中の2人だけいう…2人ずつ受けるんじゃなくて4人一緒なのか…
ああしかし、勝者と敗者に分かれるオーディションということは蘭ちゃんさんがどうなるか…(えー
この人マジでこういう競争形式のオーディションに勝ったことねえからな…



「ドラマのスペシャルオーディションでは、みんなで力を合わせて
 課題をいかにクリアーしていくかを見られるの!
 1人が脱落してもダメ、1人だけクリアしてもダメ、合格のカギになるのは
 チームワークよ!固い絆で結ばれたスワロウテイルのように、
 みんなの心をひとつにすれば、合格への道もきっと切り開けるわ!」

ってその後、いちご達から話を聞いたあおいちゃんが、4人にオーディション合格のための特訓を課すことになったようです
オーディションが終わるまでは4人は一蓮托生、「1人だけ脱落してもダメ」「1人だけ突出してもダメ」という
チームのバランスと協調性を求められるようですな…そんなわけで、怪盗にふさわしい身のこなしを習得するために
特訓を続ける一同ですが…

「アイ・カツ!」「アイ・カツ!」「アイ・カツ!」「ふわぁ〜あ〜あ」

しかし、そんな特訓の中で1人だけサボり続けるバカ野郎がいました(えー
誰かと思えばユリカです。てめぇ何しとんねん!?いちご達が必死に汗を流しているというのに、
1人だけその辺の椅子に座ってあくびをしているとは…


(C)ひぐちアサ/講談社

ユリカ。
勝つ気ねェのか
(えー

「おい…いい加減マジメにやってくれ!」

「失礼ねぇ、私はいつでも大真面目よ?
 吸血鬼にとって太陽の光がいかに危険か分からないの?」

「あのさあ…!キャラに関しては今さら何も言わないけど、
 トレーニングだけはちゃんとしてもらわなきゃ、4人のチームワークが!」

「トレーニング?チームワーク?人間を超越したユリカ様に
 そんな泥臭いもの必要ないのよ。はーあ、太陽の下で活動しすぎたみたい。
 早く闇の力を取り戻さないと…それじゃごきげんよう(すたすた)」

「ユ、ユリカちゃん帰っちゃうの!?」

こいつはくせえッーー!!
ゲロ以下の臭いがプンプンするぜッーーー!!
(えー
なんなんだユリカ!こいつ話になりませんよ!「少しは特訓しろよお前」としびれを切らした蘭ちゃんさんですが、
ユリカは今日もまた例の吸血鬼ごっこをして、サボリの口実を並べるばかりです

結局は「チームワークなんて意味あんの?」と言い出し、1人だけ特訓場から去っていったユリカ…
「合格のカギはチームワークよ!」とあおいちゃんに言われた先からこれとは、
人の話聞いてんのかァこの田ゴ作がァーーーーッ!!(えー

(そしてついに、スペシャルオーディションの日がやってきた)

《さて君たちに依頼だ。この城の奥にある”ある物”を取り返してもらいたい》

「あるもの…?」

《今夜のライブで着る予定だった衣装が奪われてしまって…》

「み、美月ちゃん!?」

《お願い、私のアイカツカードを取り返して!
 このままじゃファンのみんなをガッカリさせてしまうわ!》

「なるほどそういう設定か…」

そして結局ユリカが特訓に参加しないまま、オーディション本番の日を迎えてしまったいちご達。
そんなオーディション会場に到着してみると、いきなり美月の立体映像がボワンと出てきて
「助けてオビ・ワン・ケノービ!あなたが最後の希望です!」と言い出しました(えー
どうやら今回のミッションは、この城の主に奪われた美月のアイカツカードを盗み出すのが目的のようですな
そのミッションの中で、特に活躍した2人が怪盗スワロウテイルに選ばれるというわけか…



《ふふ…それではお手並み拝見だ》

ゴゴゴゴゴゴ…!

「えっ?」

ゴゴゴゴゴゴ!!

「うあわああーっ!?」

ゲェーッ!?なんといきなり、城を進み出したいちご達の前に猛スピードで転がる巨大鉄球が出現!
インディ・ジョーンズかっつーの!こんな城の中で鉄球なんて罠が出てくるとは!?



「どどど、どうしよう!?」

「壁にくっついてやり過ごすぞっ!!」

ゴゴゴゴゴゴ!!

「ふうっ…」

って、どうにか蘭ちゃんさんの機転のおかげで鉄球をやりすごすことのできた一同。
それにしても鉄球が通り過ぎる瞬間の蘭ちゃんさん達の表情が可愛い。一瞬しか見えないけどな!(えー
なんだか「おやめになって〜」って感じで妙にそそるもんが:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「さすがはスペシャルオーディション、大道具もよくできてるわねえ」

ドゴワッシャアアアアン!!

「えっ…?えええーーっ!?」

「ほ…本物…!?」

ってゲェー!?今通り過ぎていった鉄球、「よくできた見せかけの道具だわねぇ」とか思っていたら
マジモンの鉄球で粉々に壁を粉砕!アイドルを殺す気か!
なんというとんでもないオーディションでしょうか、蘭ちゃんさんの判断がなければ、今ごろ全員ミンチになってたぞ…

「早く進もう!美月ちゃんのアイカツカードが待ってるんだから!(だだだだだ)」

「ま、待ていちご!どこにトラップが仕掛けられているか…!」

「急げえええーーっ!!(だだだだだ)」

カチッ

「えっ?」

ゴゴゴゴゴゴ…

「ま、まさか…」

ゴゴゴゴゴゴ!!

「ぎゃああああーっ!!」

「い、命がけじゃないか!いちご戻れーっ!むやみに走るんじゃない!」

「えっ?なに?(だだだだだ)」

「いちご走るなああああーーっ!!」

ぐわー!そして妙にやる気を出すあまり、蘭ちゃんさん達を置いて一気に駆け出してしまったいちご!
慌ててそれを追いかける蘭ちゃんさん達ですが、いちごが通った先から次々に罠が作動しまくり
後からやってくる蘭ちゃんさん達にすべて襲いかかるという…ア、アホかー!!
このオーディションはチームプレーだと言っとるだろうがー!!

「ぜえぜえはあひい、もうダメえーっ…!!」

「だからトレーニングしておけと…!」

「う、うるさいわねえっ…!ぜえぜえ…この程度のトラップ…ユリカ様の力でぇっ…!」

ドスウッ!

「うぐ!」

「ユ、ユリカあああっ!!」

ってユリカ死んだー!!なんとその時、壁から飛び出してきた矢が突き刺さりユリカ絶命!
吸血鬼でも矢には勝てなかったか…それにしても壁からの武器トラップとはドラゴンボールのアレを思い出すな


(C)鳥山明/集英社

「すいません全滅しちゃいました…」

「みればわかるわよ!ドジねっ!!」(えー

まあ、今回はオモチャの矢だったみたいで助かりましたが
さっきの鉄球は本物だったのに、今度の矢はオモチャとは…どうやら作ってる途中で予算が尽きたみたいだな…(えー

ずももももも

「な、なんだか怖そうな人達が…」

「見つからないようにしないと…」

「でも奥の部屋に行くには、ここを通るしかないみたいですよ…?」

その後、どうにか4人合流したいちご達ですが、今度は通路の先に屈強な男たちがぞろぞろと待ち構えていました
まともに行けばつまみ出されることは確実、しかし他に通路はない状態…
どうやってここを通るか悩んでしまう一同ですが…

「ど、どうしよう蘭…」

「そうだな…ここは誰かが囮になって…」


(C)岸本斉史/集英社

囮役はもちろんオレが行く…
貴様達はこれからの
スターライト学園を守っていく
若き卑の意思達だ
(えー

「さあ行くわよ!あなた達も早く着替えなさい!」

「えっ…!?」

ってユリカのやつ空気読め!蘭ちゃんさんの考案した囮作戦により
囮役はもちろん卑劣様の場面だというのに、なんだか勝手に別の作戦を始める気のようです(えー
見てみれば、どうやら別の部屋に大量のドレスが置いてあったようで、早くこれに着替えろと…

「なにぃ?招待されただと?」

「ええ、このユリカ様がじきじきに来てあげたのよ。
 ボサッと突っ立ってないで道を開けなさい」

「しかしだな…」

「私を誰だと思ってるの!?ドラキュラ伯爵の血を引く
 吸血鬼の末裔であるこのユリカ様に無礼を働いたら、
 一人残らず血を吸うわよ!?」

「ぐぬう…」

ぞろぞろ

「さあさあ道を開けなさい!おーっほっほ!」

「す、すごいね、ユリカちゃん…」

そんなユリカの作戦とはこれ、「私たちは招待客だから」とハッタリを並べて突破するという…
というか相手のオッサン達、ここがオーディション会場だと分かってるのに
こんなハッタリに騙されてホイホイどいちゃうのかよ(えー

ユリカはなんか言うことがワンパターンなのもちょっとな…
「私はドラキュラ伯爵の末裔なのよ!」「血を吸うわよ!」
ってそればっかりなのがなあ

「フフン、これで分かったでしょ?これは演技のオーディションよ、
 泥臭いトレーニングなんて必要なかったの」

「…」

「ん、んぎぎ、んぎぎぎぎ…」

「ユリカちゃん頑張るのです!」

「あとちょっとだよ!」

「泥臭いトレーニング、必要だったんじゃないのか?」

「う、うるさいわよっ…!ひいひい…こ、今宵が満月だったら、
 バンパイアの力でコウモリに変身できたのにっ…!」

しかし、その次の部屋で速攻足手まといになるユリカ
赤外線センサーで厳重な警護がされている部屋ですが、ユリカだけは大苦戦してなかなか進むことができません
なぜかというと、いちご達3人はこういうセンサー抜けの特訓をみっちり積んでいたからなんですな…
1人だけサボっていたユリカは、そのツケが回ってきたということです



なんというかユリカってキャラが停滞してるよね…(えー
吸血鬼キャラでウケたのはいいけど、そこからどこにも進んでないというか
特訓して一歩一歩成長していくいちご達と違って、進歩が見られないと思う。

前回の話でも、プレミアムカードをゲットする時に
「今はまだプレミアムドレスにふさわしくないかもしれない…
 でもきっとそうなる!そのためならどんな努力もする!」と宣言してましたが
今回全然努力してねえしで「おいおい結局あれは口だけかよ」と思ってしまうというか…
なんかこう「口だけのキャラ」ってイメージがつきまとうんだよな…もうちょっとどうにかならないのかな

「ぎぎぎ…も、もうだめ…」

「あきらめるのはダメなのです!」

「美月ちゃんと、ライブを楽しみにしてるファンのみんなのためにも!」

「…(じーっ)」

「星宮が気になりますか?」

「ん?いやあ、ちゃんと平等に見ているよ。
 オーディション合格のカギを握るのは、紫吹くんと藤堂くんのようだね」

「ええ、あの2人が気づくかどうか…」

そしてどうにかこうにかユリカの手を引きながら、赤外線トラップを突破するいちご達。
そんないちご達の姿を、モニター越しに見ていた映画監督&学園長ですが…
「星宮(いちご)が気になりますか?」
「カギを握るのは紫吹くん(蘭ちゃんさん)と藤堂くん(ユリカ)のようだね」って
たまにでいいからおとめのことも思い出してあげてください…(えー
今回いちごとまったく同じ活躍してるのにおとめまったく眼中になし!?なんということだ…これが主役との差なのか…

「いちごたん!これです!」

「うん!」

ビービービー!ビービービー!

「うっ!?」

「いたぞ!逃がすなー!!」

「えっ!?えっ!?」

《バルコニーに脱出用の気球を用意してある、急げ!》

ついに目的のアイカツカードをゲットした一同ですが、その瞬間にけたたましい警報が鳴り響き、
ガードマン達がこの部屋へ一斉に押し寄せる結果に!
ですが、どうやら脱出用の気球が用意されているようで、ガードマンから逃げ切って気球で飛び去ればステージクリアという…

「やっぱり来たわね」

「えっ!?」

「あなた達の行動パターンはお見通しよ!」

「痛い目に遭いたくなければ、おとなしくお縄につくんだな!」

「イ…イケナイ刑事!?」

「コラボってことかしら…?」

ってなにー!?いちご達が気球へと向かったその時、そこで待ち受けていたのは刑事役のあおいちゃん!
冷泉さん(仮名)も一緒です、今回出番がないと思っていたら、こんな形で参加することになろうとは…
イケナイ刑事とのコラボ企画で、映画にはあおいちゃんも参加するんですかね?

「もう逃げ場はないわ、諦めてお縄につきなさい!」

「諦めたりしない!なにがなんでもこのカードを美月ちゃんに届けるんだから!」

「星宮と霧矢、あの2人は一番の親友同士なんですよ」

「ほほぉ…」

「今は怪盗と警官、一番の敵同士に」

「ああ、なってるねぇ」

そしていちごにターゲットを定め、完全に包囲してじりじりと追い詰めていくあおいちゃん。
熱の入っているその演技には、監督もかなり感心しているようです
それはそれとして冷泉さん(仮名)にすごい勢いで殴る蹴るされてる蘭ちゃんさん
エライ目に遭ってると思うんですが…(えー  こんなの一発でも当たったら青アザじゃんか!アイドルにやることじゃないよ!

「いちごたんこっちですーっ!」

「うん!」

バッ!

「くっ、しまった!」

「よし、このまま全員気球で…!」

グラッ…

「えっ!?」

「こ、これって…定員オーバー!?」

「どんどん下がってく…捕まったら全員不合格だ…!」

とその時、おとめの助けでなんとか包囲網から脱出したいちご!そしてすぐさま気球に飛び乗り、4人で逃げようとしますが…
なんとその気球は定員オーバー、ゆるゆると落ちていき、再びあおいちゃん達に捕まりそうな雰囲気に…
ああ、もしかして2人しか受からないというのは、ここで仲間を2人蹴落として生き残った奴らが合格
ということなのか!?そういうシビアなオーディションなのか!?

「蘭、これを!あとは任せたから!」

「えっ!?」

「美月ちゃんのファンに、らぶゆーなステージを届けてください!」

「お前ら…それじゃオーディションには!」

「美月ちゃんの願い、絶対絶対叶えてね!」

って、なんと生き残りを争うまでもなく、自ら気球を降りていったいちご&おとめ!
ミッション達成のためになら、迷わず自分が犠牲になるということか。なんという犠牲の精神、犠牲になったのだ…(えー

《お願い、私のアイカツカードを取り返して!》

「いちご達は美月さんの思いを受け取って…」

「私たち、大切なことを忘れてたみたいね…」

「ああ…!」

ババッ!

「えっ!?」

「ど、どうして逃げないのですか!?」

「大切な仲間を見捨てて行けるわけないだろ!」

「アイカツカードは私たち4人で届けるのよ!」

って、蘭ちゃんさん達も最後には気球から飛び降り、「お前らだけにいいカッコウはさせないぜ!」
いちご達と運命を共にする結果に!こ、こいつら…この戦いで死ぬつもりだ…(BYキン肉マン)
そんなわけで、アブナイ刑事&ガードマンの群れを相手に、最後の決戦を挑もうとする4人でしたが…

 

「カーット!みんなお疲れ様、ハードだったと思うがよく頑張ったね」

ピロピロリン

「あっ…?演技の心得!」

「おめでとう、スペシャルオーディションは見事合格だ!」

って、ここで監督からのカットが入り、オーディションはこれにて終了となります
それと同時に、いちご達4人のアイカツフォンにご褒美としての「演技の心得」が…
っておいおいこれってスペシャルオーディションだったの!?今初めて聞いたわ!(えー
「スペシャルオーディションは期末テストみたいなもの」って前にあおいちゃんが言ってましたが、
今回はなんかそんな雰囲気じゃなかったな…普通に映画撮影とか絡んでる話だし

「”演技とは、誰かの人生をお預かりすること、
  指先の動きにも意味があることを理解すべし”…」

「やったねいちご!」

「あおい…うん!」

「演技の心得、いちごに先を越されちゃったなぁ」

ピロピロリン

「ん…?演技の心得!?」

「あおいにも!?」

「いい演技だったよ、霧矢くん」

「あ…ありがとうございます!」

そんな演技の心得は、いちご達4人に加えてあおいちゃんもゲットすることになります
また勝利してしまったのか…(えー
マジで敗北を知らねーなあおいちゃん、こんなゲスト出演みたいな扱いで報酬をゲットしてしまうとは
というかもしかして冷泉さん(仮名)だけ心得もらってねーのかなこれは:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

それにしてもこの一連のシーン、いちごとあおいちゃんが妙に可愛いな…
なぜか赤面してるせいで無駄に百合っぽいのがアレだけど…(えー

「そして、君たち4人の中でスワロウテイルの2人に選ばれたのは…」

「(どきどき)」

って、心得が配られたのでもしかしたら4人とも合格なのかと思いましたが、「それとこれとは別なんで」
改めて映画の合格者発表を行う監督。合格するのは2人だけ、でもさっき監督は
「カギを握るのは紫吹くん(蘭ちゃんさん)と藤堂くん(ユリカ)だね」って言ってたから、まあこの2人で決まりかと…

「おしゃれ怪盗スワロウテイル!」

「甘く見たらピリリとスパイシーよ!」

ってお前らかよ!!え…えー!?えーーーーー!?
なんと2人の合格者はいちご&おとめ!なんでお前らが!?「カギになる2人」っていうのはなんだったんだ!?
そもそも監督はおとめとかまったく眼中になかったんじゃないのか!?(えー
マジでか…まさかこんな結果になるとは思わなかった

「あの時のいちごとおとめは、どんな危険な目に遭おうとも、アイドルとそのファンに
 幸せを届けたいと思う怪盗スワロウテイルそのものだった…」

「悔しいけど、2人が選ばれて当然よね…」

そんないちご達の姿を見つめながら、敗北を認める蘭ちゃんさん達。
もしかして「紫吹くんと藤堂くんが気づくかどうか」というのは
「ふ…わたしじゃ到底かなわないな」と気づくかどうかという話だったのだろうか(えー

そんなわけで、今日もまた敗北してしまった蘭ちゃんさん。カギと言われながらも敗北ってそんなのありか!
ゲスト出演だけして勝利してしまったあおいちゃんと対照的すぎるぜ…次回に続く!


■アイカツ!第22話「アイドルオーラとカレンダーガール」

 

「いちご!もうすぐだよ!」

「えっ、も、もう!?」

「7時30分25秒からだからね。5秒前!4、3、2、1…!」

ジャジャーン!

《オシャレ怪盗スワロウテイル!全国の映画館で華麗に公開中!》

「よし、録画完了!」

「えっ、録ってたの?」

「当たり前よ!いちごの記念すべき初CMなんだから!
 短いCMだったけど、何度も放送してこの映画を押していこうっていう、
 スタッフさんの熱意が感じられる!」

さて今回のアイカツですが、冒頭の場面は、あおいちゃん&いちごがオシャレ怪盗スワロウテイルのCM
チェックしているシーンで始まります。そういえばこの間作ってましたねこの映画、
蘭ちゃんさんがいつものように敗北する形で…(えー

それと「短いCMだけど、何度も放送して映画を押していこうって熱意が感じられる!」っていうのはあれでしょうか、
今で言うと、風立ちぬのCMを「♪空に憧れて〜空を駆けてゆく〜あの子の(プチッ)」で終わるやつを何度も流してますが
あんな感じで繰り返し放送するってことでしょうか(えー

「これがどういうことか分かる?」

「えっ?」

「いちごは新人アイドルとして期待されてるってこと!」

「すごい分析…ていうか、そうなの?」

「間違いない!というか間違いなく穏やかじゃない!」

「あおいが言うならそうなんだね!なんだかドキドキしてきた…」

「これは行くしかないわね!」

「えっ、どこへ?」

「決まってるじゃない!映画館よ!」

いちごの初CMと初映画になった作品のせいか、いつになくテンション上がりまくって大ハシャギのあおいちゃん。
というか今回いちごに対する密着度がすごいんですけど一番穏やかじゃないのはあんただよ!(えー
今にもいちごにぶちゅぶちゅして顔中なめ回しそうな雰囲気だなあおいちゃん…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「自分たちの映画を見に行くなんて、ちょっと冒険だなぁ」

「ふふ、主演なんて普通じゃないから普通に見たいの」

「らぶゆーですー!」

「こら待て待て!」

「主演アイドルが来てるってお客さんにバレたら、騒ぎになる可能性がある」

「そしたら映画館に迷惑だろ?」

「うっ、は、はい…」

そんなわけで、いちご、あおい、蘭、らぶゆーの4人で映画館にやってきた一同。
しかし自分たちがアイドルだとバレないように、サングラスやらメガネやらと変装をしてのお出かけであります
中でも一番気合入ってるのはいちごですね。オタクというか不審者というか、相当な重武装をしての出撃であります

「でもでも、変装してるから大丈夫じゃない?」

「変装はもう少し穏やかに。芸能人のやり過ぎな変装は、逆に注目を集めがち(スッ)」

「あ、ありがと!」

「ただでさえアイドルは見つけられやすいの、漂うアイドルの匂いでね」

「…?におい?(くんくん)」

がしかし「そんな格好じゃ怪しすぎるだろ」と、いちごの変装をあっさり風味に手直しするあおいちゃん。
こりゃまたずいぶんスッキリした感じにしましたな…むしろこれだけ素に近い格好で大丈夫なのか?
しかし何かが普段のいちごと違うなと思ったら、そうか頭のリボンをこの時にはつけてないんですね
なんだか頭の葉っぱを取った時のミィ様思い出したわ…(えー  リボンがないといちごも雰囲気変わるなぁ

「はい、チケット!」

「あっ、そういえば私、関係者チケットもらってたんだった…
 ごめんあおい、買っちゃったんだよね…」

「買いたかったからいいの!今日使う分と、保存用と布教用!
 前売りチケットは限定クリアファイルつきだしね!」

そして映画館に入るなり、4人分のチケットを差し出してくれたあおいちゃん。太っ腹やのー
いちごはすでに関係者チケットを持っていたようですが、
「どうせ今日の分と保存用と布教用とグッズ用にもっと買うし!」
と語るあおいちゃん。久々にオタクっぷり全開やな

まあ俺もイカちゃんの単行本が出た時には、アニメイト用とゲーマーズ用ととらのあな用と文教堂用と通常用を買うから
あんまり人のこと言えないんだけど…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「くんくん…ん?くんくん、ねえお母さん、なんだかアイドルの匂いがしない?」

「え?」

「(ぞろぞろ)いやー面白かったなぁ」

「うん!いちご!最高だった!最ッ高だったよぉ!」

「あっ!?蘭さん!お姉ちゃん!あおい姐さんも!」

「らいち!?来てたんだ!」

「はっ!そ、そうだ!あおい姐さん、お受け取りください!」

「えっ?」

「ホ、ホワイトデー…!」

「ああ!ありがと!いつも持ち歩いてたの?」

「は、はい!チャンスはいつ来るかわかりませんから!」

って、映画を見終わってぞろぞろ出てきたいちご達でしたが、そこにはちょうどらいちの姿が!
らいちも映画館に来てたのか…しかもホワイトデーのお返しを常に持ち歩いているという周到ぶり。
これはあおいちゃんも多少は喜んでくれましたかね?
まあ「最ッ高だった!最高だったよぉ!」っていちご好きすぎて
らいちに勝ち目がない感じだけど…
(えー

「にしてもらいち、よく私たちに気づいたな」

「うん、変装してるのに…」

「なんだかね、アイドルの匂いがするような気がしたんだ」

「えっ、アイドルの匂いが分かるの!?」

「穏やかじゃないわねらいち!アイドルの匂いが分かるなんて、
 アイドルファンの道を順調に歩んでる証!」

「は、はいーっ!なんだかみんなそれぞれ違う匂いな気がします!」

「正しい!」

「やったぁーっ!」

って、変装中のいちご達をらいちが見つけられたのは、「アイドルの匂いがするから」とかなんとか…
そういえば映画館に入る前に、あおいちゃんも「アイドルは匂いがするから見つけられやすい」って言ってましたね
ただまあ、変装とはいえさすがにらいちが見たら一目で分かんだろ…(えー
いちごとかリボン取っただけじゃねーか!あおいちゃんもメガネしてるだけ、おとめは帽子かぶってるだけ、
蘭ちゃんさんはグラサンしてるだけだしなぁ

「…?違う匂い?」

「うん!あおい姐さんは…くんくん、キラキラした匂い!」

「そ、そうなの?」

「蘭さんは…くんくん、ちょうちょが飛んでるような匂い!」

「確かに!」

「どんなんだ…?」

「おとめさんは…くんくん、お菓子みたいな甘い匂い!」

「確かに!」

ってなにィーッ!?なんとその時、実際にくんかくんかとあおいちゃん達の匂いを嗅ぎまくるらいち!何しとんお前!?
こんなことが許されるのか!?俺らが同じ事をしたら一発で通報されて逮捕やぞ!?(えー
蘭ちゃんさん達も平然と匂いを嗅がせてるし、ちょっとこれ一体どうなってるの!?
俺たちも「ん?アイドルの匂いがするな〜くんくん」とか言えば匂い嗅いでいいの!?逮捕されなくて済むの!?(えー

「す、すごい…本当にアイドルの匂いってあるんだね、ねえ私は?」

「お姉ちゃんは…くんくん。ん…?くんくん。くんくん…カフェオレの匂い…?」

「あ、さっき飲んだから…」

「う〜ん、お姉ちゃんはアイドルの匂いしないなぁ」

「ええ!?」

がしかし、あおいちゃん達3人にはアイドルの匂いがある中で、いちごだけにはそれがないと言い出したらいち。
いちごだけまだ半人前ということなのか…?それとも「ん?匂いがしないな〜くんくん、おかしいな〜くんくん、う〜んくんくん」
言っていれば何度でもくんくんできるからそう言っているだけなのか?(えー らいち貴様って奴はー!

「うーん…くんくん。くんくん。どうして私だけアイドルの匂いしないのかな…」

「ふふ、匂いって言ってもホントに匂いがするわけじゃないよ」

「えっ?」

「アイドルの匂いっていうのはね、アイドルのオーラのこと!
 感じたことあるよね、アイドルが放ってる輝き!」

「あっ…うん!美月ちゃんから!」

「それがオーラよ、オーラは目に見えない、心で感じるもの!」

って、お、おいちょっと待て!ここにきて「アイドルの匂いは実際に嗅いで分かるものじゃないから」って
あれだけらいちが嗅ぎまくってたのは一体なんだったんじゃい!(えー
結局はオーラを感じ取れるかどうかなの!?くんくん嗅ぐことは別に関係ないの!?
ということはさっきのらいちの行動は単なるセクハラ行動じゃないの!?(えー
あれが許されるなんてらいちの野郎うわああああああああ

「ローリンローリンローリーン!!ヘーイハニー達!こんなにローリンしているのは、
 ハニー達に仕事のオファーがカミンしたってことだイエア!!」

「そう、公開ライブのオファーをいただいたのよ」

「えっ!?やったあ!」

「オーディションなしで出られるんですか?」

「ええ、主催者サイドが今までの3人を見て、ぜひお願いしたいと言ってくださったわ」

結局いちごのアイドルオーラについては分からないまま、ある日公開ライブのオファーを受けることになった3人。
そして今回の仕事はオーディションをやらなくて済むそうです
つまり蘭ちゃんさんが負けなくて済むんですね!(えー
前回のオシャレ怪盗オーディションとか、「これは蘭ちゃんさんが勝つだろ」という時でさえ負けるからな…
蘭ちゃんさんの負け運ハンパないで…

「これも3人の活躍の場が増えてきてる影響だろうな」

「そうね、霧矢はテレビドラマのイケナイ刑事が好調…
 紫吹はモデルとしての活動が安定している…
 星宮は映画の動員数が好調だそうよ」

って、お、おいちょっと待て!「オーディションをやらずに済むのは3人とも活躍しているからね(ニッコリ)」って
蘭ちゃんさんがいつの間にそんな活躍を!?そんなの見たことないぞ!?(えー
モデルとして活躍中…マジで?蘭ちゃんさんそんな活動やってたの…?
2人に比べてオーディション落ちすぎだから、なんとかフォローしようと学園長がテキトーなこと言ってるだけじゃなくて…?(えー

ほんとのこと言えよ学園長!そう例えば
「星宮はかなりの数のオーディションに受かってて順調ね、いい傾向だわ
 霧矢はオーディション合格率100%で星宮以上に凄いわね、驚異的な安定感だわ
 紫吹はオーディション合格率0%だけど…えっ何この数字、えっ」
とかそんな感じで…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン  蘭ちゃんさんはチーム戦以外のオーディションで勝ったことがないからな…

まあその代わりにプリキュアでは蘭ちゃんさん頑張ってますけど。学園長も言うとしたら
「紫吹はプリキュアのランスが好評ね、アイカツでも語尾にランスをつけると安定するランス」
とかそんな感じのコメントを:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「それと星宮には、映画の宣伝のためにラジオに出て欲しいというオファーもあるわ」

「あわっ!?」

「ラジオはたくさん喋れるし、自分を知ってもらうチャンス!」

「よ、よーし!私もあおいと蘭みたいに、オーラ出せるようにならなきゃ!」

そんな中、いちごにはさらにラジオ番組に出てくれとの特別オファーが。
これも映画の宣伝ってことみたいですね、初の映画、初のCM、初のラジオ番組と、
今回の話はすごい勢いでいちごのステップアップに繋がってますね



「血を吸うわよ!(キラキラ)」

「らぶゆー!(キラキラ)」

(わぁ〜…オーラだ…みんな普通にオーラを出してるんだぁ…)

「…(キラキラキラキラ)」

(美月さんなんていっつも出てる気がする…)

って、そんないちごが校内をうろついていると、ユリカや美月も当然のようにオーラを出している場面に出くわします
やはりアイドルにはみんなオーラがあるのか…というかいちご、映画館でらいちがくんくんやってる時は
まったくオーラが見えてませんでしたがいつの間にこんなハッキリ見えるようになったんだよ!

「よーし…アァァァイカァァァァツ!!アァイカァァァァァツ!!
 アァイイイカァァァァァツ!!」

「な、何してんだ…?」

「オーラを出す特訓だって」

ゲー!?そして今度は、自分もみんなのようにオーラを出そうと
雄叫びを上げながらオーラの素振りを始めたいちご!素振りでどうにかなるもんじゃねえだろ!(えー
ひたすら根性と気合でどうにかしようとするいちごですが、それだけではさっぱりオーラが出てくるような様子はなく…

「アイイイイイ!あっ、いけない、もう時間!
 じゃあラジオ行ってくるね!(とたたた)」


「行ってらっしゃい!」

「公開ライブでな!」

----------------------------------

「ねえ、最近のアイドルって誰がいい?」

「んー、やっぱり神崎美月!」

「かな〜!あ、最近テレビでさ〜」

(うーん…やっぱり私、オーラ出てないのかな?)

そうこうしているうちに、ラジオの収録の時間になりバタバタと学園を飛び出していったいちご。
その途中、注目の若手アイドルについて話している一般人と出くわしますが、いちごの存在にはさっぱり気づいておりません
今日のいちごは変装もしてないわけですが、それでもまったく気づかれる様子がないとは…
このオーラのなさにはちょっといちご本人も気にしているようです

「こんにちは!あっ、じゃなくて…おはようございます!よろしくお願いします」

「こちらこそ。分からないことがあったら聞いてくださいね」

「ありがとうございます!この番組、すごく人気なんですよね」

「おかげさまで、数万人のリスナーが聞いてくれています」

「えっ!?す、数万人!?」

そんなわけでラジオの収録現場に到着したいちご。まずは放送の前にスタッフと軽く挨拶しますが、
芸能人は昼でも夜でも「おはようございます」が基本なんですよね。いちごが言い直してるのはそのせいだと思います
そして、予想外にこの番組はリスナー数万人規模の人気番組…これはいちごにとって予想外だったようで、
本番が近づくと緊張でカチンコチンになってしまいます

(ど、どうしよう…緊張してきた…)

----------------------------------

「ふんふんふふ〜ん♪ラジオの時間〜♪(カチッ)」

《さて今日のアイドルステーション!本日のゲストは、スワロウテイルTHE MOVIEが絶賛公開中の
 星宮いちごちゃんです!》

「ええっ!?お、お姉ちゃんがゲストなの!?」

《こ、こんばん…あっ、じゃなくておはようござ…あ、ああ、こ、こんにちわ!(ぎくしゃく)》

ってぐわあああ!緊張で頭が真っ白になってしまったのか、番組最初の挨拶でいきなりミスを連発してしまういちご!
うーむこれは…一般人への挨拶なので「こんにちは」が正しいんですが、芸能界の挨拶=おはようございますって
さっき失敗したばかりだから、わけが分からなくなって混乱してしまったのか…

《こ、こんにちはでした、ごめんなさい…!いまお昼なのに…!》

《あははは、初々しい。いちごちゃんと言えば去年の10月にデビュー、
 それから神崎美月ちゃんとのお仕事で活躍したり…
 あ、クリスマスにはツリーを伐採してましたよね!あれは凄かったな〜》

ってぶふー!?なんと去年のクリスマス、いちご達が手持ち斧で巨大ツリーをぶった切ったことを
知っていたパーソナリティの人!あのトンデモ場面を目撃していたのかよ!そういえばあれは結構なニュースになって、
いちごが大木を切り倒すシーンが全国のお茶の間に放送されたとかなんとか…
あんな頭おかしい場面が放送されていたなんて…

(…う、うぅっ…ド、ドキドキしすぎだよぉ…!)

《いちごちゃん、いちごちゃん?》

《えっ!?は、はい!》

《あはは…若干遠くに言ってましたね、今》

《えっ?と、遠く…?》

《それではCMの後、じっくりとお話を伺っていきます》

《はい!みなさんまた来週!…あ、ああっ》

ぎゃああああ!その後も負のスパイラルは止まらず、混乱したままミスを連発してしまういちご!
パーソナリティの言葉が耳に入ってなかったり、「遠くってどこですか?」と話が通じてなかったり、
番組が始まったばかりなのに「みなさんまた来週!」とお別れの挨拶をしたり…もうメチャクチャや!

しかしこの大ボケぶりを見ていると、ゴーカイジャーでゴーカイレッドを演じた小澤亮太を思い出すな…
あの人は本当にとんでもない天然ボケで、この手の言い間違いをしょっちゅうやっちゃう人なんですよね
たとえば、新年あけましておめでとうって時の挨拶で「みなさんよいお年をー!!」と間違えたり
またある時には

「(ぱちぱち)あぁ…これ名前忘れちゃった…(ぱちぱち)なんだっけ…これなんだっけ、ねえ」

「え…?なにが?」

「(ぱちぱち)これだよ、これ…ああ、なんて言うんだっけこれ(ぱちぱち)」

「…まばたき?」

「そう!そうまばたきだよ!そう、まばたきか〜、なかなか出てこなくって」

「まばたき忘れるってどういうこと!?」

と、まばたきを忘れて仲間から総ツッコミを食らったりと、
とにかく天然ぶりが凄くて、トークを聞いてると実に面白い人でした。そこがいいんですけどね
いちごもこういう天然系タレントという立場を確立するという手も…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「いちごのやつ大丈夫かな…」

「へいきへいき!」

(CM中)

「ごめんなさいっ…!何万人も聞いてくれてると思ったら緊張しちゃって…」

「ああ、ごめんね、余計なこと言っちゃったかな…でも緊張することないよ、そのマイクを見て」

「えっ?」

「聞いてくれてる人は、その穴の数より多いかもしれない。
 でもいちごちゃんは、そのうちの1つの穴に向かって話せばいいんだ。そうしたら気持ちは伝わるよ」

「1つの穴…」

そしてCMが流されている間、連発してしまったミスのことについて謝るいちご。
しかしパーソナリティーの人にいちごを責める様子はなく、緊張をほぐすアドバイスを優しく送ってくれます。めっさええ人やのう
でもこの「穴に向かって話すんだ」って女の子に言うのはどうなの!?
穴に向かって話す!?女の子の穴に向かって話す!?ひ、ひどい…セクハラってレベルじゃないひどさだぜ!(えー



《それではアイドルお悩み相談のコーナーです!じゃあいちごちゃん、お願いします》

《は、はい!》

(1つの穴に…!)

《ラジオネーム・らいちんげーるさんからいただきました!》

「どおおお!?ぼ、僕のメールだああああ!」

そしてCMが明けてラジオが再開しますが…なんとお便り紹介コーナーでらいちのメールが採用されることに!
らいちんげーるってなんつーラジオネーム使ってるんだお前は!こ、この名前はいかん!いかんぞぉぉ!
何がいかんって、いちごちゃんの口から「ちんげ」なんて言葉が出てくるから…(えー
あの純真無垢ないちごの口からちんげって…らいちの奴の罪は重いな…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

《えーと…”僕は霧矢あおいさんが大好きです!あおいさんの魅力ですが、多すぎるのでアイカツ…
 じゃなくて割愛します!てへっ☆”》

「うっぎゃああーーっ!ぐあああーーっ!僕だってバレてる!絶対バレてる!」

《”ここからが相談です、僕はあおいさんが好きすぎて、将来どうなってしまうのかなぁと時々不安です。
  僕は僕の夢を見つけなければいけない気もします、このままあおいさんを追い続けていても
  いいのでしょうか…”》

ら、らいちお前…時々自分でも悶絶するほど寒いギャグを挟みながら書いたメールでしたが、
その内容とは、あおいちゃんの追っかけをやり続ける人生で本当にいいのかという悩み相談でした
むう…これはなんというか、大人になってから聞くとかなり切実な感じだな…
たとえばこれがいい歳してアイドルの追っかけをやり続けてる独身のオッサンのメールだと考えると、

「僕はアイドルが好きすぎて、給料のほとんどをグッズ収集につぎ込んでますが、
 このままでは将来どうなってしまうのかなぁと時々不安です。
 僕は僕の結婚相手を見つけなければいけない気もします。
 このままアイドルの追っかけを続けていてもいいのでしょうか…」

ってことだと考えると胸にチクチクくるぜ…(えー
俺も人のこと言えねーな…毎日漫画やアニメのレビューばっかで結婚相手を探してないという…ぐあああああああああ

《いいと思います!》

「えっ!?」

《私は神崎美月さんを追いかけてアイドルになりました。
 私の場合、美月さんに夢をもらった感じですけど…実際にアイカツを始めたら、
 もっとたくさんの夢が見つかりました!みんなに喜んでもらえるアイドルに
 なりたいとか、一緒にアイカツしてるあおいや蘭と頑張り続けたいとか…
 だからきっと、好きな事を追いかけたら、その先に見つかる夢もあると思います!
 それが今までアイカツをしてきた私が言えることです!
 らいちんげーるさんも、ずっとあおいのことを追いかけ続けてくださいね!》

って、そんな悩めるらいちの背中を力強い言葉で背中を押すいちご!
好きなアイドルを追い続けていれば、そのうち自分の夢も見えてくると…実際に自分の経験で話してるのがいいアドバイスですね
嫁さんも同じように見つかるといいんだが…(えー 
夢が見つかるのは分かったけど嫁さんは見つかるのかどうか…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

ぶわああああああ

「お…お姉ちゃん…アイドルだぁっ…!」

そしてついに放出されたいちごのアイドルオーラ!ラジカセ越しではありますが、大量にぶわーっと溢れ出ております
やはりいちごにもオーラがあったのか…アイドルとして自信が持てた時に放出されるとか、そんな感じかな?

「いちご、ラジオ聞いたよ!オーラ出てた!」

「えっ、ほんと!?」

「ああ」

「私、全然分からなかった…」

「オーラはね、自分で出そうと思って出すものじゃない、
 自分を見てくれた他の人が心で感じてくれるもの」

「つまり、大事なのは自分がどういうアイドルになれるかってこと。
 どれだけ頑張ってるかってことだ」

「ラジオのいちごは、アイカツをやってきた毎日に自信を持って話してた!
 だからオーラが出たんだよ」

「そっか…!毎日のアイカツを私らしく頑張ること、それがオーラに!」

そしてラジオの放送が終わり、3人での合同ライブ会場へ向かいながら
オーラのことについて教えてもらういちご。ふむ…オーラというのは自分で出すというより、相手が感じるものってことか…

(C)しげの秀一/講談社

そういえば頭文字Dにもありましたねオーラ。
あれも自分で出すというより相手が感じるものって雰囲気だったから、まさにあんな感じか(えー

 

ちなみにいちごのオーラは花、あおいちゃんのオーラは雪の結晶、蘭ちゃんさんのオーラは蝶、
らぶゆーのオーラはお菓子、ユリカのオーラは黒い羽根、美月のオーラは薔薇でしたね
そういえば冒頭でらいちがあおいちゃん達の匂い嗅いだ時に、

「あおい姐さんはキラキラした匂い!蘭さんはヒラヒラした匂い!
 おとめさんはお菓子みたいな甘い匂い!」

って言ってましたが、あれはそれぞれみんなのオーラの形に対応してたというわけか

ワアアアアアアア!!

「ライブよかったです姐さん!蘭さんも!」

「ふふ、ありがと!」

「あ、あとお姉ちゃんも…アイドルっぽいと思った!」

「わぁ!初めて言われた!」

「それと…ありがとね…ラジオで僕の悩みに答えてくれて…」

「え?」

「ほ、ほら、らいちんげーるって…僕…」

「そ、そうだったの!?」

って、そんな合同ライブの後に駆けつけてきたらいちは、ラジオの件でいちごにお礼を言いますが…
気づいてなかったのねいちご…それとらいちんげーるの正体を明かしたってことは、
「僕はあおいさんが好きすぎてたまりません、大好きです」って言ったのがらいちとモロバレになったわけですが
まったくの無表情でなんの反応もないあおいちゃんは一体…(えー

 

さすがにこれはひでーよあおいちゃん!何か反応ねーのかよ!一体あおいちゃんはらいちの事をどう思っているんだろうか…

「ふふ…星宮たちの公開ライブ、好評だったそうよ」

「よかった…星宮も霧矢も紫吹も、もっとアイカツしてくれるといいですね」

「…もうすぐ紫吹にとって、試練の時が来るわ」

「えっ?」

「紫吹が愛しているブランド…スパイシーアゲハの専属オーディションがあるのよ」

な、なんだってー!?すべてが丸く収まったかのような今回の話でしたが、
最後に学園長の口からとんでもない一言が!なんと近いうちに蘭ちゃんさんが1人で受けなければならないオーディション
開催されるという…またか!?また蘭ちゃんさんが負けてしまうのか!?(えー
しかも学園長の口ぶりからして、「あいつ1人じゃ受かるのは難しいだろうな…」って感じだし
やっぱり蘭ちゃんさん単独でオーディション受けた時は勝率が悪すぎることを知ってのことなんだろうか…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
次回に続く!

 

 






トップに戻る