■超速変形ジャイロゼッター 第4話「対決!レーシングバトル」

 

「うおおーっ!すっげえー!!これがサーキットかぁ!」

「わぁ〜…!テレビで見るよりずっと広いのねぇ…」

「へへっ、りんねのプリウスは修理中だし、
 今日の訓練は俺一人で思いっきりぶっ飛ばせるぜーっ!!」

「いいなぁ〜…私も走りたかったなぁ」

「フヒヒ!タイヤで焦げたアスファルトの香り!(くんかくんか)
 絶望的にワクワクが止まんねーぜぇー!」

さて今回のジャイロゼッターですが、ドライバーとしての特訓でカケル達がサーキットを訪れている場面で始まります
初めてのサーキットにテンション上がりすぎて地べたにほおずりしながら臭いを嗅ぎまくるという
恥ずかしい真似を晒すカケル。これには思わず他人のフリをしたくなるほどの変態っぷりですが…



「おい小学生…!神聖なコースを汚すな!!」

「なっ!は、速水シュンスケ!」

「小学生の見学会があるなんて聞いてないぞ…!」

「見学なんかじゃねえ!お前こそなんでここに!」

って、そこに現れたのは例のキザ男・速水シュンスケ!こいつも第3のドライバーだから呼ばれてきたのか…
カケルの奇行を目にして「神聖なサーキットを汚すゴミめ…」とすっかりご立腹のシュンスケ。
でもシュンスケのやつ、世の中すべてをなめてる男なのかと思いきや、サーキットの事はリスペクトしているってのはちょっと意外ですね

「おーいカケル!ライバードの調整が終わったぜ!」

「ん?おお〜!待ってたぜタク兄!にっひっひ、今日は思う存分ライバードで…」

「(ちょいーん)」

「っておい!?なんでお前が乗ってんだよっ!」

「そ、それが勝手に乗り込んじゃって…」

「…」

「おい!ライバードは俺の!」

ブオンブオオオオオン!!

「ど、どわーっ!?」

カミーユ!貴様は俺の!って、気がついたら勝手にライバードを乗り込み、ギューンと走りに行ってしまったシュンスケ!
前回「ライバードは俺のものだ」とかふざけたこと言ってましたが、どうやらマジにそう思っているようで
このままではライバードがシュンスケに寝取られてしまうことに…

ギャアヒイイイアアアア!!

「きゃ、きゃあっ!」

ドアヒャアアアアアア!!

「あ、あいつ…!」

ドッシャルルルルルル!!

そしてライバードを思いっきり好き放題に振り回し、派手なスピンターンやドリフトを連発するシュンスケ!
こうやって限界領域での挙動を確かめているわけですな、しかしカケルからしたら今にもライバードがコースから吹っ飛んでいきそうで
気が気じゃありません、イニシャルDでもそうだけど慣性ドリフトを得意とするドライバーの走りは
外から見ると「フラフラして危なっかしくてしょうがねぇ!ひとつ間違えば大クラッシュだぜ!」って
綱渡りをするような走りに見えるみたいですからねぇ

「降りろコノヤロー!!ライバードをブッ壊す気かよ!!」

ウイイイイン
「フン…ライバードか。楽しみにしていたんだが、まるで期待外れだな」

「な、なんだと!?」

「もういっぺん言ってみやがれこの野郎!」

「俺はプロだ…乗れば車体の特性ぐらいすぐ分かる。ポテンシャルは認めよう、
 だがパワーだけの、どこにでも転がっている面白みのないマシンだ」

って、ようやくライバードから降りたと思ったら「まさかこんなクソ車だったとは」と思いっきりけなし始めたシュンスケ!
お、お前、人の恋人をいきなり寝取ったかと思ったら次の瞬間ヤリ捨てかよ!(えー
しかし「パワーは凄いが面白みのない走り」というのはあれですね、
シュンスケはイニシャルDで言うならランエボとかGT−Rとか絶対嫌いなタイプだろうなぁ

「ふふん、なんにも知らないくせによく言うぜ!」

「なに?」

「ポテトサラダなんか関係ねーんだよ!
 ジャイロゼッターはゼノンと戦うために造られた、めちゃめちゃすげーマシンなんだ!」

「それについては私が説明しよう(ばーん)」

って、そんなシュンスケにカケルが食ってかかったその時どこからともなく現れた博士!あんた一体どこから出てきた!
それとカケルの「ポテトサラダ」について誰か突っ込めよ!(えー
ポテンシャルと聞いてポテトサラダが出てくるとは…「ポテトサラダなんか関係ねーんだよ!」って本当に関係ねーよ!

「速水シュンスケ!君は未知の敵・ゼノンと戦うために選ばれた戦士…
 ジャイロゼッター3人目のドライバーなのだ!そしてこれが、君のジャイロゼッターだ!」

ばーん

「うおっ!?日産GT-R!それ博士のじゃなかったのかよ!」

そして説明をしつつシュンスケに専用のジャイロゼッターを与える博士でしたが…じ、GT−R!?
それ嫌いだって言ったじゃないですかー!やだー!!(えー
しかもこのGT−R、今でこそジャイロゼッターに改造されていますが、もともとは1話で博士が自家用に使っていたやつです
こんな博士のお下がりに果たしてシュンスケが乗ってくれるのか…

「断る。俺が求めるのは速さのみ、他のものなど興味はない(すたすた)」

「シュ、シュンスケ!?」

や、やっぱりー!!あかんかったんや!シュンスケにこんな中古車用意してもあかんかったんや!
嫌いなパワー重視のクルマで、しかもジジイのお下がり中古車じゃなあ…シュンスケが喜んで乗るはずもなかったか…

「ふっふっふ、ほなその3人目…この僕が引き受けるしかないっちゅうこっちゃな…」

「(すたすた)」

「待ってくれシュンスケ!我々には君の力が必要なんだーっ!!」

「か、完全スルーかい!?そこはなんでお前やねんって突っ込んでくれな!」

「(ちょんちょん)いま空気違う…」

って、シュンスケが背を向けて去ろうとしたその時「ふっふっふ」とドヤ顔で出てきたミッチー!お前まだいたのかよ!(えー
突っ込んで欲しくてしゃしゃり出てきたミッチーですが、完全にスルーされて「そりゃねえだろ〜〜!もう〜〜!」とすねる姿が笑えます
さっきのポテトサラダといいツッコミ役が不在すぎるぜジャイロゼッター!

「速いのがそんなにすげーのか?おんなじとこグルグル回って、
 ちょっと速かったからってなんだってんだよ」

「カ、カケル!」

「…」

「だったら俺と勝負しようぜ、どっちが速く走れるか!」

「フン…ただの小学生かと思っていたが、
 よっぽど頭の残念な小学生だったようだな」

「な、なんだと!?」

「カケル、いくらなんでも失礼でしょ!」

「ほんまやで、だいたい世界チャンピオンが
 小学生の挑戦を受けるわけが「いいだろう」えー!?」

がその時、カケルとの言い争いの末にレース勝負を受けてしまったシュンスケ!
というかシュンスケって世界チャンピオンだったのか…あちこちの国で優勝してるとは思ってたけど世界ナンバーワンだったとは
そんなわけでレース用のスーツに着替えるために、2人は控え室に向かいますが…

「んふふっ…」

「キラリちゃあーん?抜け駆けは許さないわよ〜?」

「コ、コトハ先輩!?そ、そんな、私はシュンスケ君に資料を届けに来ただけですよぉ〜…」

って、控え室に向かったシュンスケのもとヘ、ぞろぞろとやってきた美少女オペ子3人組!
なんてうらやましい!どうやらみんな「イケメンの世界王者ときいてやってきました」とシュンスケに興味津々のようで、
なんとかお近づきになりたいと思っているようですが…



「あんたも抜け目ないわね〜、言っとくけど相手はスーパーレーサーなのよ?」

「で、でも私、先輩たちよりは歳も近いし…」

ビキ…!!

「あっ、ああ、その話題は…!」

「あーそうよぉーーっ!どうせ29歳ですよぉ!
 悪かったわねええええええ!!あれかい!?
 29だと恋愛もしちゃいかんってかー!?
 ときめいちゃいかんってかあああー!?
 んあ゛あ゛ーーっ!!あ゛ーーっ!!」

分かりましたから落ちついてください!
なんだこの人!年齢の話をされた途端に発狂しまくって大暴れするコトハ先輩!
この人29歳彼氏なしなのか…年齢的に婚期を逃してしまいそうで、よほど焦っているようです
その気持ち痛いほど分かりすぎる…(えー
俺も29歳彼女なしだしな…このまま相手がおらずに30を迎えてしまうかと思うとんあ゛あ゛ーーっ!あ゛ーーっ!!
あれ?コトハ先輩と俺が結婚すれば万事解決じゃね?コトハ先輩結婚してくれー!!(えー

ガチャッ

「…」

「あっ、シュ、シュンスケ君!これ、ジャイロゼッターの資料ファイルです!
 こっちがジャイロコマンダーで…」

って、そんなコトハ先輩がぎゃーぎゃーと騒ぐ中で「うるせーなさっきから…」と着替えを終えて出てきたシュンスケ!
そしてシュンスケに色々と説明をするキラリがなんともいじらしいですねえ
まるで別のクラスの男子に告白しにやってきた女子生徒みたいですよ

あとキラリの髪の色と、少しクセッ毛とした感じのヘアスタイルって
なんだかゾイドジェネシスのミィ様を思い出しますね
ミィ様なつかしいなー、ゾイドのレビュー止まって一体何年になっちまったのかなー:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「言ったはずだ、俺はジャイロゼッターになど興味はない」

「えっ、で、でもカケル君との勝負は…」

「俺は自分のZで走る」

「そ、そんな!通常のAIカーでライバードと競おうだなんて…!」

「相手がどんなマシンだろうと、俺が負けることなど有り得ん」

しかし、せっかく持ってきたGT−Rの資料を一蹴し、今日は愛車のフェアレディZで走ると言い出したシュンスケ!
あ…悪魔のZ!?あの600馬力のモンスターマシンを使う気ですか!?

そうさ…
これからが始まりさ…!
俺とZの
湾岸ストーリーがな…!!
(えー

「やだ…かっこいい…」

そんなシュンスケの姿に見とれっぱなしのコトハ先輩なのでした。
アニメキャラで「やだ…かっこいい…」なんて本当に言ったやつ初めて見たわ!
コトハ先輩単なる美人オペ子かと思ったら相当なネタキャラですなー

「なるほど、事態は了解した…が、赤名君その格好は…」

「だってぇ、レースと言ったらやっぱりレースクイーンが付き物じゃないですかー!」

先生のエロ衣装キター!!うおおー!コトハ先輩もいいがやはり先生は最高だぜ!
レースを始める準備が着々と進む中、自分もレースクイーンのエロ衣装に身を包んでいた先生!
胸もたゆんたゆん揺れてるしホビーアニメとは思えぬエロさ!やはり先生の存在は偉大すぎるぜ

「ふう…しかしシュンスケの負けず嫌いにも困ったものだ」

「ふふ、今お父さんの顔になってました」

「む?そうか…」

「シュンスケ君は、ご両親を亡くしてから総司令がずっと面倒を見てきたんですものね」

「ああ…もう中学生か、早いものだ」

とその時、シュンスケを遠目に見ながら「まったくしょうがない子だ」と優しげな笑みを浮かべていた総司令。
どうやらシュンスケは幼い時に両親を亡くし、それからずっと総司令に育てられたようです
それにしても…この総司令の表情はゾイドジェネシスのラ・カンおじさまを思い出すな



ヒゲ顔なとこもそうだけど、ラ・カンもミィ様が幼い頃に両親を亡くしてからずっと育ててきたっていう共通点があるしなー
あとはコト姉も子供向けアニメとは思えないほどエロかったし、(→先生と立ち位置が似てる)
敵幹部のザイリンもすごい真面目なうっかり野郎で笑いを取れる敵キャラだったし、(→メガネマンと立ち位置が似てる)
なんだかジャイロゼッターはゾイドジェネシスとかなり雰囲気似てるとこあるな…
そこが俺の好みにビタッと一致してるのかもしれんなー

「おい小学生、ハンデをやる…俺のZに最後までついて来られたらお前を認めてやる。
 ま…バックミラーにも映らないだろうがな」

「俺が先にゴールするんだ!ミラーになんか映るわけねーだろ!」

「フン…ガッカリさせるなよ。俺は口だけの奴と、ノロマが大嫌いなんだ…!」

ブオンブオンブオオオオン!

「2人ともファイト〜っ!」

「シュンスケ君がんばってぇー!」

「シュ…シュンスケ君、私がついてるわよーっ!!」

「…(もじもじ)」

そしていよいよ2人のレースが…って美女軍団キター!!
なんと先生だけでなく、さっきのオペ子3人組も一緒になってレースクイーン姿で登場!ええの〜〜プリプリやの〜〜
せっかくだからここで4人の名前と年齢を紹介をしておくと、
水城ユイカ24歳、
月里キラリ19歳、松堂コトハ29歳、赤名ルイ26歳となります。先生ってコトハ先輩より歳下だったのか
おっぱい的にも巨乳、貧乳、爆乳、爆乳あらゆる需要にお答えする取り揃え
まったくとんでもねーぜこのアニメは…今度のコミケでは薄い本が絶望的に厚くなるぜ!(えー

「う、うほほ!こりゃたまらんわー!」

「(しらーっ)」

ウイインガチャンウイイイイイン

って、そんな美女軍団が登場したかと思うと、その背後に突然現れてウインウインとカメラアイを作動させ始めた謎のメカ!
な、なんだこいつは盗撮メカ!?盗撮メカなのか!?(えー
美女軍団とタイミング合いすぎだろ…ゼノンの奴らときたら、こんな盗撮行為までやらかしていたなんて…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「おらカケルーっ!てめー絶対あんなアメリカ帰りヤローに負けるんじゃねえぞーっ!!」
「ドカンと一発かましてやれぇーっ!チューンナップはビンビンだぜぇ!」

そしてシュンスケの応援が華やかな一方で、カケルの方はむさ苦しいメカニックマン達から熱い応援を受けていました
どうやらさっき「ライバードとかゴミすぎて話になんないわ」とバカにしたシュンスケの発言で、
メカニックマン達はみんなカケルの応援についたようですね。それにしても「ビンビンだぜ♂」とか「一発かましてやれ♂」とか
まるでガチホモの応援みたいで思わず吹くなこれは…(えー

ピッ…ピッ…ピッ…ビィーーー!!

《シグナル点灯!両車一斉にスタートしましたぁーっ!!》

ギュオオオオオオオン!!

《おおっと!?飛び出したのは真紅の稲妻ライバード!
 速水シュンスケのフェアレディZをグングン引き離すーっ!!》

「よっしゃあ!いけぇカケルーッ!!」

「ジャイロゼッターに搭載されているメビウスエンジンは、
 通常のAIカーのパワーとは桁違いだ…!」

そしてついにレーススタート!シグナル点灯と同時に、猛烈な加速でライバードが悪魔のZを引き離していく!
いけぇマグナムーッ!!これがレッツ&ゴーなら間違いなくこのBGMが流れている場面です(えー
スタートと同時に飛び出していくのは、まさしくマグナムセイバーのようで胸が熱くなるな…
博士の解説ポジションもこれ、モロに土屋博士って感じでレツゴ好きにはたまりませんね

ダウンフォースだ…!
ライバードの発生させている
強烈なダウンフォースが、
タイヤのグリップを
無駄なく路面に伝え
加速を助けているんだ!
(えー

「へへっどうだ、これがライバードのパワーだ!」

ギャギャギャギャギャ!

「おっとあぶねぇ、パワーがある分ちょっとでも気を抜くと吹っ飛んじまう!
 けどこのくらいのコーナーは余裕…」

「ハマーD!後ろだ!!」

「な、なに!?」

ギャイイイイイイイン!!

《おおっと速水シュンスケフェアレディZ!あっという間に追いついたぁーっ!!》

「あ…あんなに引き離していたはずなのに!?
 どうしたぁ!バックブレーダー!」

がしかし、直線でどれほど引き離してもコーナーワークでいとも簡単に追いついてくるシュンスケ!
カケルもかなりの腕を持っているはずですが、やはりシュンスケのテクニックが高すぎるのです
直線で離されてもコーナーで追いつくこの展開、まるで烈兄貴のソニックを見ているようだ…

「ジャイロゼッターか…確かに予想以上のパワーだ。
 しかしレースはマシンのパワーで決まるものではない…!
 誰であろうと、この俺の前を走ることは許されない!!」

ゴッヒャアアアアア!!

《Zが抜いたゼーーット!!》

「マ、マジで!?」

「あれがプロの実力…!」

「パワーやマシン性能ではライバードが圧倒的に有利…!
 しかしスピードレースという競技においては、マシンのパワーに加えて
 ドライバーのセンスとテクニックが非常に重要だ。
 カーブに突入する際のライン取り、ブレーキのタイミング…」

そんなわけでついにシュンスケに抜き去られてしまったカケル!やはり両者のテクニックにはこれほどの差があるのか
あと博士がお調子に乗って色々と喋ってますが、あえて一言だけ突っ込むとしたら


(C)しげの秀一/講談社

カーブって言うなーダセーから…
走り屋はコーナーって言うんだ
(えー

「さらには…」

「キャーッ!シュンスケ君ステキー!」

「かっとばせイケメーン!」

「てめーカケル!何やってんだこらあーっ!」

「気合入れろぉーっ!!」

「…」

「え、えーと、要するにシュンスケさんがすごいってことですよね」

「…うん…」

ああしかし、そんな博士の説明を誰も聞いていなかった一同!
唯一りんねちゃんだけは相手をしてあげますが、「うん…」と思いっきり博士は半泣きです
お前らもうちょっとおじいちゃんに気使え!(えー

《前を行くZ!後を追うライバード!その差はじりじりと開いていくーっ!!》

「くそ…!相手はただのAIカーだってのに!」

「期待などしていたつもりはないが…所詮はこの程度か…」

ギャオオオオオオオン!!

《おおっと!?ここに来て新たな展開!ライバードが差を詰めてきたぞ!》

「なに…?」

「少しずつではあるが、カケルの走りが変わってきている…!?」

しかし、このまま勝負がついてしまうかと思いきや、時間が経つごとにシュンスケとの差を詰めてきていたカケル!
そう、カケルはシュンスケの後ろについて走ることで、少しずつそのテクニックを吸収していたのです
テクニックの差さえ詰まればパワーで勝るライバードが有利…そしてだんだんとお互いの差が縮まっていき…

《あとは最終コーナーを残すのみ!ここが勝負の分かれ目、ジ・エンドかあーっ!?》

「まだだ…!俺は最後まで諦めねえ!!」

ギャッヒャアアアアアア!!

《ああーっとぉ!?ここへきてライバード!
 速水シュンスケとまったく同じラインの見事なコーナリングーっ!》

「スタートした時点でのカケルのテクニックは、
 シュンスケの足下にも及ばないレベルだった…!
 それがこのわずかな時間で、あれほどのテクニックを習得してしまうとは!」

「フ…面白い…!」

そして最終コーナーにおいて、見事なまでの完璧なコーナリングでシュンスケに迫るカケル!
コーナーでさえ負けなければ、ストレートに強いライバードの方が勝てる道理!
そして最終コーナーを抜けた先にあるのは、ゴール前のロングストレート…シュンスケを捉えるにはもうここしかない!

《残すはメインストレート!追いつけるのか真紅の稲妻!?》

「うおおおおおおーーっ!!」

ガキガキガッキイインン

「うげっ!?や、やっべ!」

びよよーーん

「…!?これが…ジャイロゼッター…!?」

何してんだよォーーッオメーーッ!?
ああ…なんというアホ!最後の最後、ロングストレートで勝負をかけようとしたカケルですが
あまりにもテンション上がりすぎてついうっかり超速変形のスイッチを押してしまい
びよーんと変形しながら吹っ飛んでレースの勝敗は無効になってしまったという…



ま、まあ超速変形のスイッチは、ハンドルを前に強く押しこむことでスイッチONになるので
運転中に「うおー!」と力んでしまえばこういうこともあるのかも…
それにしてもアルカディアめフールプルーフの対策がなってねえな…(えー

「アホかぁーっ!あんなスピードでいきなり変形しやがって!」

「い、いてぇいてぇ!」

「…ジャイロゼッター…このマシンが、小学生の力を引き出したのか…?」

「試しに乗ってみてはどうかね?君のジャイロゼッターに」

「…」

しかし、勝負は無効になったとはいえ、終始シュンスケに食らいつき最後には変形しつつ前方へぶっとんでいったライバード…
ある意味、超速変形しながらシュンスケを追い抜いていったと考えられなくもありません
そんなライバードに興味が湧いたのか、シュンスケも自分に与えられたGT−Rに乗り込んでみることに…



ビービービー!ビービービー!

「…!?何事だ!?」

「これは…何者かがGT−Rのデータを奪っています!」

「バカな!外部からのアクセスは不可能なはずだ!」

「外部からではありません…!これは…サーキット敷地内!?」

って、せっかくシュンスケが乗り気になったその時、突然けたたましく鳴り響いた緊急警報!
何かと思えばさっきの盗撮ロボであります、ようやくアルカディアもあいつの存在に気づきましたが、
「バレちゃしょうがねえ!」とばかりに盗撮ロボは一目散に逃げ出してしまい…

バオオオオオオン!!

「ジ、GT−R!?」

「誰であろうと…!俺の前を走ることは許されない!
 超速変形!ジャイロゼッター・GT−R!!」

とその時、真っ先に盗撮ロボへと向かっていったのは意外にもシュンスケのGT−R!
どうやら盗撮ロボがギューンとサーキットを走りながら逃げていったのが気に障ったようです(えー
自分の前にサーキットを走る輩は誰であろうと抜き去るのみ、ついに超速変形を果たしたGT−Rが戦闘を開始する!



ドッボガアアアアアアアン!!

って、よ、よええー!盗撮ロボよえー!なんとGT−Rが必殺技を出すまでもなく
普通に武器で1回斬ったら死んでしまいました。よ、よわすぎる…まさかのワンパン即死とは…
せめて必殺技出すまでは持ちこたえてくださいよ!

「初めてのくせになかなかやるじゃねーか!絶望的にカッコよかったぜ、シュンスケ!」

「絶望の使い方が間違っているし、俺は歳上だ…呼び捨てはやめろ。
 それとお前にはなかなか楽しませてもらった…認めてやろう、轟カケル」

「おぉ!マジで!?」

「あ、あの、これ…」

「ああ、もらっておこう」

「あは…!」

そして戦いを終えたシュンスケは、カケルに対する態度も軟化して今後は仲間としてやっていけそうです
こいつって見知らぬ相手には横柄だけど、一度認めてくれたらけっこう仲良くしてくれるんですね
それとさっき受け取らなかったジャイロコマンダーも、今度はちゃんとキラリから受け取り…

あ、そうか、今の戦闘でシュンスケが必殺技を使わなかったのはジャイロコマンダーを持ってなかったからか…
どうもジャイロゼッターの必殺技は、カードをジャイロコマンダーにスラッシュしないと使えないみたいですからね
それはそれとしてキラリのヘソが絶望的にエロすぎるぜ…(えー

「オートドライブのゴブリ1体を失いましたが…情報データは残らず受信できました。
 おそらく最新の情報が手に入ったと思われます」

「そうか…では見せてもらおう」

しかしその頃、ゼノンのアジトにて盗撮ロボから全てのデータを受信していたメガネマン!撃破される前にデータ自体は送っていたのか…
盗撮ロボにはGT−Rの解析をさせていたようですから、そのデータは今後の戦いを大きく左右すると思われます
これは総帥のゴート様にもぜひ見せておくべきと、メガネマンは巨大モニターでデータを再生しますが…



ピッ

《シュンスケくぅーん!》

《もっと速くぅ〜!》

《キャー!あぁ〜ん!》

「あ…?あ…?」

メ、メガネマンー!!(号泣)
なんだこれー!!なんと盗撮ロボが送ってきたデータは、先生やコトハ先輩たちのエロ動画だけだったという超アホな展開!
あいつ本当にただの盗撮しかしてなかったのかよ!
GT−Rの解析とかまったくしてないじゃねーか!こんな大失態を犯してしまいメガネマンはどうすればいいのか…

 

「…むむ…」

って、あ。あれ?ゴート様怒ってない?なんだか食い入るようにエロ動画に注目してるようにも見えますが
それとも逆にあまりの怒りで言葉もないのか一体これはどっち?どっちなんだゴート様!?(えー  次回に続く!

(C)TOMY (C)小学館プロダクション・テレビ東京


■超速変形ジャイロゼッター 第5話「登場!イレイザー01」

 

「今日集まってもらったのは他でもない、君たちにはより実戦的な訓練を積んで
 連携で戦ってもらいたい!そのため富士山麓にあるアルカディア特別訓練所にて、
 強化合宿をしてもらう!」

「「「はい!」」」

「あっ、でも私のプリちゃんは修理中…」

「安心して、合宿にはメカニックも同行するの。向こうでメンテナンスもするわ!」

「やったぁ!」

「にゃーん!」

「うん?そいつ何?」

「ん?ニャーちゃん!駐車場で見つけたの、可愛いでしょ!」

そんなわけで今回のジャイロゼッターは、カケル達が戦闘スキルアップの強化合宿を命じられる場面で始まります
りんねのプリウスは相変わらず修理中のようですが、どうやらそろそろメンテも完了しそうな雰囲気ですね
それと今回りんねはニャーちゃんという猫を拾ってきたようで、「可愛いでしょ〜」とずいぶん気に入っているようです



「轟カケル…奴の成長速度は我々の想定を上回っている…」

「だからこそ、今のうちに叩き潰しておかねばなりません!」

「うむ…失われた歴史のため、確実にだ」

「うふふ…スパイからの情報。今日から3人のドライバーズが揃って、アルカディアを合宿で留守にするそうです」

「ほう…戦力が二手に分かれるか。チャンスだな…ならば我々も切り札を投入だ!
 やれるな、イレイザー01!」

「問題ない…!」

そんな一方で悪の組織ゼノンは、カケル達の強化合宿の話をあっという間にキャッチしていました
カケル達の基地が手薄になるという絶好のチャンス、そこにゼノン最強のドライバーであるイレイザー01を投入するという
かなり本気モードの作戦…このイレイザー01っていうのは今回が初登場ですが、今後カケルのライバルになるのかな?

「あ、母ちゃーん!俺たちこれから富士山で合宿なんだ!温泉もあるってー!」

「へええ、温泉?なんや合宿って?」

「ミ、ミッチー!?」

「や、やば…!」

「君には関係のない話だ」

「…??」

「口が軽いぞカケル!俺たちは秘密の組織なんだ!」

「そ、そうだった…わりいミッチー!」

「そ…そやな、大事な使命があんねんもんな…ほななー!」

って、いよいよ合宿に出発しようというその時、ミッチーに合宿の話を聞かれてしまい大慌てするカケル達!
なんで今さら!?お前ら前回までミッチーに秘密とか全部バラしまくりだったじゃねーか!(えー
なんで今ごろになって慌ててるんだろう…それと
「俺たちは秘密の組織なんだ!!」ってバカでかい声で叫ぶシュンスケとかも
全然秘密を守れそうになくて最高ですコイツ等。まったく見ていて飽きない奴らだなぁ



「僕も…ジャイロゼッターに乗れたらええのに…(ぐぅぅ〜)たはは…力出さな!いただきま〜す!」

「にゃーん!」

「おわっ!?な、なんや野良猫か!?返せこらーっ!」

そんなカケル達にハブられてしまい、しょんぼりと1人帰っていった可哀想なミッチー。
おにぎりでも食べて気分を変えようとしますが、そこに現れたのはりんねが可愛がっていたあのニャーちゃん!
すかさずニャーちゃんはミッチーのおにぎりを奪い取ってしまい、ミッチーはそれを取り返そうと追いかけていくことに…

「うおおーっ!絶望的にすっげえな!」

「ジャイロアーク、我がアルカディアの誇る高速輸送機さ!
 こいつがあれば、世界中どこへでも素早くジャイロゼッターを輸送できる!」

「そしてプリウスのメンテをはじめ、移動する前線基地の役目も担う!」

「わあ、飛行機の中で修理もできちゃうなんてすっごーい!」

「あ、その子がりんねちゃんね?プリウスのことは任せておいて!」

「そうそう、こいつは新人メカニックの向井アキラだ」

「みんな、よろしくね!」

その頃のカケル達は、合宿先の富士へ出発するためにジャイロアークという飛行機に乗り込んでいるところでした
しかしこのジャイロアーク、ジャイロゼッターを何台も搭載できて整備まで可能とはよほど巨大な飛行機のようです
あれかな、ガンダムで言うところのガウ攻撃空母みたいなもんかな(えー
それと今回も新たな女性キャラが登場であります、新人メカニックのアキラさん…ほんとこのアニメは色んな女性キャラを出してくるなー

「がーっ!?お、俺そういえば飛行機初めてだった…
 こんなでっかいのが本当に飛ぶのかぁ…?」

「HEY YO BOY…安心しな…俺のウルトラ操縦でパッと
 富士山までひとっ飛びだぜえーっ!ハハハハハハ!」

「…お兄ちゃん…」

って、初めて乗る飛行機にオドオドと不安がってしまうカケルでしたが、どういうわけか
「HEY YO BOY…」と頭おかしいテンションで励まし始めたタクミ。
い、一体どうしたんだ変なもんでも食ったのか?(えー  りんねもこれには可哀想なモノを見る目で言葉を失うしかありません

「にゃんにゃんにゃん!」

「お、おいこらそっちはアカンって…!どわーっ!?」

ドンガラガシャーン!

「あ、あいたたたぁ…」

《ジャイロゼッター搭載完了!ジャイロアーク発進!》

ドギュウウウウウウン!!

「へっ!?し、しもたあああーー!!」

ってああ!?さっきのニャーちゃんを追いかけているうちに、ジャイロアークの格納庫へと迷い込んでしまったミッチー!
「なんだか立入禁止っぽい場所」とは分かっていたようですが、そんな所にニャーちゃんを置いていくのも気が引けたようで
連れ戻そうとしているうちにジャイロアークに乗り込んでしまったみたいですね…



「というわけでアルカディアテレビ・緊急報道番組!”正義の味方にロックオン!”の
 レポーター・マイクマン関です!ちまたで話題の、ジャイロゼッターと呼ばれる
 車から変形するロボット…それに乗り込む謎に包まれた少年少女のプライベートに
 私が迫ります!」

「おおー!俺、轟カケル!いや〜困るな〜でもヒーローだから仕方ないのかなー!」

しばらくして富士に到着したカケル達ですが、ジャイロアークを降りてから最初にやったことは
「本日のゲストはジャイロゼッターを操縦している正義の少年少女たちでーす!」
というTV番組に出演することでした。
お前ら秘密の組織じゃなかったのかよ!!
いったい何をしとるんじゃー!!ミッチーにはあれだけ秘密にしておきながら、
「富士にやってきました正義の味方でーす!」とTV出演するのはどういうことなんだ!まるで意味がわからんぞ!
ここはやはり「口が軽いぞカケル!俺たちは秘密の組織なんだ!!」
全国のお茶の間に向かってシュンスケが秘密アピールぐらいのことはしてもらわないと…(えー

「おおーい、どこや、どこいったー?」

「にゃあーん」

「あっ、降りられへんようになってしもたんやな…ややこしいやっちゃなぁ」

そんな一方でミッチーは、手近な木に登って降りられなくなったニャーちゃんを助けようとしていました
しかし前から思ってましたけど、ミッチーってなにげにものすごく良い奴だよね…
今回もはじめはおにぎりを取り返そうとニャーちゃんを追っかけてましたが、格納庫に迷い込んだあたりから
ニャーちゃんを危険から守ろうとして追いかけてるんですよ。
とっくにニャーちゃんはおにぎりをなくしてしまってますから、本当にそのためだけに追いかけてる状態ですね、良い奴すぎるぜミッチー…

「ん〜、極楽極楽〜!」

「いい気持ち〜!」

「そうねえ〜」

「命の洗濯です〜」

「ほんと温泉サイコー!!」

ってなんか急に入浴シーンキター!!
うおおー!!入浴じゃー!!なんだか知らんが入浴じゃー!!
いつの間にやら温泉旅館にでも来ていたのか、富士山をバックに温泉に浸かっていた先生たち!
りんねは髪をほどくとイメージ変わるなぁ、秘書のサキさんは眼鏡をしたまま風呂に入るんだなぁ
そして何よりも巨乳!この間のコトハ先輩たちに続いてサキさんもまた巨乳!ほんと温泉サイコー!!(えー

「にゃーん、にゃーん」

「うん?ネ、ネコ?」

「あれっ、ニャーちゃん!?」

「んー…(ずるっ)ど、どわーっ!?」

ザッバアアアアン!!

「きゃああああーっ!!」

「ミ、ミッチー!?」

「あ、あなたどうして!?」

「へ!?あ、ええっ!?」

ってうわああああああああミッチーのラッキースケベ展開キター!!
なんてこった!偶然にもさっきニャーちゃんが登っていた木は、この温泉のすぐ隣に!
そしてニャーちゃんを助けようとしたミッチーは、バランスを崩して温泉のド真ん中に落っこちてきたという…

「ううっ、あ、あの…!(ぐるっ)」

「えっ!?」

「う!?」

「あ…あ…きゃあああああーーーっ!!」

ぐわー!大混乱したミッチーは慌てて先生達から目をそむけますが、そこにはうっかりタオルを落としてしまって
完全に全裸を晒していたアキラさんの姿が!やっちまったー!!
こりゃアキラさんはもうお嫁に行けないな…まあミッチーはいい奴なんで2人で幸せな家庭をだな…(えー



「なるほどね…それでネコと格納庫に隠れていたの?まったくもう」

「ご…ごめんなさい…」

「ミッチーはネコを助けたかっただけなんだ!悪くねーよ!」

「そうね、悪いのは…のぞきです(じとー)」

「の、覗きやない!木に登ったら偶然…!」

「そう、偶然りんね達がいた!そっちが悪い!」

「な、なにそれぇ!」

そして風呂から上がった後には、女性陣からこってり絞られてしまったミッチー。
それにしても「まったくりんね達のせいでミッチーがいい迷惑だぜ」
完全にミッチーの味方すぎるカケルが笑えます

あと↓の画像見ると、アキラさんの胸ってすげーでかいよね…まさかこの人も巨乳キャラなのか!?
ミッチーはこの巨乳をさっきガン見したというわけか…そうか…そういうことか…
くそっなぜ俺はミッチーに生まれてこなかったんだ!!(えー

《合宿初日ィ!我々の密着も本格開始です!》

「では始めるぞ、2人で行うフォーメーションの訓練だ!」

「チームワークよ2人とも!」

「あ〜あ、いいなぁカケル達…」

そんなドタバタ騒動を経て、ようやく始まることになった合宿の特別訓練。
りんねのプリウスはまだ直っていないので、カケルとシュンスケの2人だけで訓練を行うことになります
というかりんねはここんとこずっと「あ〜あ、いいなぁ…」とか言っててだいぶ欲求不満な感じだな…(えー

「今回のキモはジャイロゼッターの連携だ、2人で協力して敵と戦うんだ!」

「え?敵って…」

ブロロロロロロロ!!

《おおっとぉ!?これはなんと!三菱・ランサーエボリューション](テン)ですっ!》

うおおおおおおランエボキター!!ここで登場したのはまさかの峠の王者ランエボ!
イニシャルDを知る人間なら思わずニヤリとすることでしょう、俺は特に須藤京一に思い入れあるしなー
イニD好きとしては、やっぱりGT−Rとランエボは特別視してしまうよね

「赤名くん!超速変形だ!」

「はい!超速変形!ランサーエボリューション]!!」

ガキガッキイイイイン!!

「わわっ、変形した!?あれ?でも博士…ジャイロゼッターには
 選ばれしドライバーしか乗れないはずじゃ…」

「その通りだりんね君、あれにドライバーは乗っていない!
 AIによるオートドライブモードで動かしているんだ!」

そんな颯爽と現れたランエボですが、なんと赤名先生の合図によってジャイロゼッターへと変形!
おいおいこの場面ってガオガイガーのファイナルフュージョン開始シーンに似てないか!?
せっかくだから先生にもここは思いっきりコンソールを拳で叩き割って欲しかったなー(えー

「さあ、訓練開始だ!」

「へへん!こんな相手、俺一人で十分だ!」

「舐めてかかると痛い目にあうわよ!」

ドッゴオオオオオ!

「うおっ!?や、槍がやべぇ!!」

「正面から行く奴がいるか!ふうううんっ!」

ギュボオオオオオオ!

「な…火炎放射器か!?」

「んだよ〜横からだってダメじゃん!」

「黙れ!!」

「こらこら協力しなくては訓練にならんぞ!」

そんなわけで始まった2人の訓練ですが、なかなかどうして無人機のわりに油断ならない戦闘力のランエボ!
正面に対しては突破力のある槍の攻撃が、側面に対しては意表を突く火炎放射器の攻撃が…
ちなみにこの槍は公式サイトによるとスピアだそうです。
ランサーエボリューションのくせになんでお前スピア使ってんの!?(えー

「仕方がない…合わせてやる」

「はん?いちいちお前は…ちゃんと俺に合わせられるか!?シュンスケ!」

「フン…やれるかだと?誰にものを言っている!!」

ドガズガドッガアアアン!!

「わわっ、さっきまであんなに仲が悪かったのに…」

って、お互いに憎まれ口を叩きまくっている2人ですが、「仕方がない合わせてやるか」と仕掛けるタイミングを合わせ始めた途端に
息の合ったコンビネーションを発揮!それだけ腕前そのものはちゃんとしてるってことでしょうか
カケルとシュンスケの操縦スキルは互いに近くて高いんでしょうね

「ふふ、いいデータが取れそうだ…だがまだまだ!休んでる暇はないぞ!」

バオバオオオオン!!

《おおっ!?続いて登場したのはマツダのロードスター!
 そしてスバルのエクシーガだぁーっ!!》

「超速変形!ジャイロゼッター・エクシーガ!
 ジャイロゼッター・ロードスター!」

さらに続けて新たなジャイロゼッター2体が出現!博士も色んなマシン作ってるんだなー
その2体とは忍者タイプのエクシーガとボクサータイプのロードスターであります
しかしエクシーガが名前も見た目もかなり強そうなのに対して明らかに雑魚丸出しなロードスターときたら…(えー

「さてと…みんな頑張ってるんや、僕かて雑用くらいやらんとな!」

「はぁ、はぁ、はぁ…!(どどどど)」

どっがあああん!

「あでぇ!?」

「い、いったぁ〜…もう、誰!?」

ってあれぇ!?その頃少しでもみんなの役に立とうと雑用を任されていたミッチーですが、
「遅刻遅刻〜!」と曲がり角で走ってきたサキさんと激突してしまうことに!
ミッチーはほんまにラッキースケベやな!
なんだかギャルゲーの主人公みたいにエロイベントの目白押しだよ!

「君、ちょうどよかったわ、手伝って!」

「えっ?」

「にゃーん」

「あの猫を捕まえて、スパイなの!」

「え…ええーっ!?」

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《なに、スパイ猫だと!?》

「はい、首輪にカメラや発信器が仕掛けられていて…富士の施設内のことも
 ゼノンに知られてしまいました…これから博士にも報告します(ピッ)
 ふう。お手柄だったわね、ええっと…」

「あっ、羽根ミチノリです!」

「ミチノリ君ね、ありがとう!(にこっ)」

立った立った!フラグが立った!(えー
そう、なんとニャーちゃんはゼノンに送り込まれていたスパイ猫!ニャーちゃん自身に罪はありませんが、
その首輪には発信器と小型カメラが仕込まれていたのです。冒頭でいきなり合宿のことがバレたのもこのせいですね
そして、ニャーちゃんを捕まえたことでにっこりとサキさんの微笑みを受けるミッチー。
おいおい、アキラさんといいサキさんといいミッチーの嫁がどんどん増えていくな…(えー

ガガガ…ピーガガガ…

(あら…あっちはもうバレちゃった?まあいいわ)

「今なら選ばれしドライバー達はいないわ、トーマ、チャンスチャンス〜♪」

「分かっている!黙って観戦していろ!」

ビービービー!ビービービー!

《緊急警報!所属不明の熱源体が、学園に接近しています!》

「来たか…!総員戦闘配置!レガシィとビアンテ出撃だ!」

しかしニャーちゃんの発信器を見破ったものの、すでに警備の手薄なアルカディア本部へ侵攻を開始していたメガネマン達!
アルカディア本部にもまだ無人機のジャイロゼッターが残っているようですが、果たしていつまで持ちこたえられるか…
ところで敵幹部のツリ目女の声を初めてまともに聞いた気がしますが、こいつの声ってバトスピ覇王のキマリちゃんだったんですね
声の質的にキマリちゃんが大人びてエロエロしくなった感じなので、こいつは覇王ファンにはたまらんもんがあるな…

ちなみにメガネマンの声はバトスピソードアイズのジャスティス立花、
イレイザー01の声は初代バトスピの馬神トッパであります。ゼノン陣営はまるでバトスピオールスターのような面子だな…
ゼノンの皆さん頑張ってくださーい!!(えー

「2人とも、次の訓練いくわよー!」

ギャオオオオオオン!!

「ありゃ?ドライバーなしのくせにハデだなぁ」

「フン、すぐに退場させてやる」

「…!?な、なに、あのマシン…!?」

「えっ、訓練じゃないの…?」

「超速変形!ジャイロゼッター・ギルティス!!」

ドガッガアアアアアン!!

「ぐああああーーっ!!」

「カ、カケル!?」

ああそして、順調に訓練を進めていたカケル達の前に、ついに姿を現したイレイザー01!
これも単なる訓練だと勘違いしたカケルは、いきなり出会い頭に手痛い一発をお見舞いされてしまい…

「はぁ…はぁ…!た、大変や!アルカディア本部がゼノンに襲われとるんや!」

「え…ええっ!?」

「覚悟しろ轟カケル…!」

「くっそぉ…何モンだ!?」

「イレイザー01…お前をこの世界から消し去るために参上した!!」

これまでに戦ったアホ幹部のメガネマンとは違い、明らかにカケルに対して明確な殺意を向けてくるイレイザー01、
そしてゼノンの襲撃によりみるみる破壊されていくアルカディア本部…
第5話にして相当なピンチに陥ってしまいました、このまま一気にカケルも本部も全滅させられそうな…

なんというかあれですね、こういう「基地と主人公が分断されて両方が撃破の危機」って
ウルトラマンの大ピンチ回って感じでいいですね(えー
帰ってきたウルトラマンの二大怪獣東京を襲撃とか、ちょうど第5話で防衛軍が壊滅の危機だったし
他にもウルトラマンと防衛軍を分断して各個撃破っていうと、ウルトラマンエースのエースキラー&超獣バラバ
ちょうどそんな感じだったかな?なんにしろストーリー的にも盛り上がってきた感じです、次回に続く!






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