■超速変形ジャイロゼッター
第7話「転校生サトリ」
「心に迷いはないようだな…」
「お父様…」
「出発は明日、寂しくなるな」
「これは私のさだめ…きっと果たすべき使命があるから、アルカディアに導かれたんだと思います」
「そうか…お前の決めた道だ、ためらうことなくまっすぐ進め」
「はい!」
さて今回のジャイロゼッターですが、いきなり冒頭から5人目のドライバー・美輪サトリが戦いの決意を固めている場面で始まります
どうもこのサトリは今京都に住んでいるようで、アルカディア学園は横浜だから親元を離れなければいけないというわけですな
しかし「君は選ばれしドライバーだからこれから横浜に住んで敵と戦ってください」と言われて
はいわかりましたと覚悟を決めるとは、よっぽど真面目なキャラなんですかね…
「美輪サトリ…5人目の選ばれしドライバーか」
「はい、明日アルカディア学園に転校してきます。潜入するにはまたとないチャンスかと」
「そうか…欲しいものは分かっているな?ハルカ」
「はい。メビウスエンジンの研究データ、必ず持って参ります」
って、そんな新メンバー・サトリの情報をすでにキャッチしていたゼノン陣営!
相変わらず情報早いなこいつらは…やはりアルカディアに女スパイがいるからか。
そしてサトリが到着する前に、変装したハルカがサトリになりすまして
アルカディアからメビウスエンジンのデータを奪うという作戦を考え中のようで…
それにしてもハルカは、ゴート様の言いたいことをきっちり理解しているしかなり有能な部下ですね。メガネマンとは大違いだな…(えー
「しかし君に任せるのは不安だな、ハルカ」
「ハァ?なんでよ?」
って、言ってるそばから「ハルカみたいなボンクラに任せて大丈夫かよ…」とトンチンカンなことを言い出したメガネマン!
お前よりよっぽどマシだろうがこのスカタン野郎がァーーッ!!(えー
リアル会社でもよくある光景ですが、無能なやつに限って有能な人の仕事振りを「あいつは全然ダメだな」とか言い出すもんだよね…
「美輪サトリは冷静かつ理知的で、振舞いは常にしとやかだ。
ハルカ、君とは正・反・対」
「あんた、あの娘の知り合いでもないのになんで分かるのよ!」
「俺には分かる。なぜなら…彼女はメガネっ子だからだ」
「は…はあ!?」
「ま…理解できなくても仕方がない。
メガネの心はメガネにしか分からんものだ…」
何言ってるんだろうこの人…お前は一体なんなんだー!!メガネマン…アホだアホだと思ってましたが
ここまでアホとは思わなかったよ!「メガネマンにはメガネの心が分かるのだ…」とか一体何をトンチキなことを!
メガネマン的にはメガネっ子とは冷静で理知的でしとやかというイメージがあるのか…ふむ
まあサトリの性格は分かりませんが、ジャイロゼッターには他にもメガネっ子がいますからね、
冷静で理知的でしとやか…試しにその人の性格を見てみると
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29で恋しちゃ
いかんってかあーー!?
ときめいちゃ
いかんってかああーーー!?
んあ゛あ゛ーーっ!
あ゛ーーーっ!! |
あ、あかん…あかんでこれ、コトハ先輩にメガネマンの理屈は一切通用しねえ!(えー
「ようこそアルカディア学園へ!今日から君は我々の仲間だ、サトリ君!」
「はい、よろしくお願いします!」
「実際に会うのは初めてね、なんだか写真と雰囲気違うけど…」
「そ、それ、写真写りが悪いんです!」
ともかく、メガネマンのたわごとは無視してサトリに変装し、まんまとアルカディア学園へ潜入したハルカ…
まんまるメガネに黒髪のカツラをかぶって…っておい!こ、この格好は
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カーリー渚!
カーリー渚
じゃないか!! |
遊戯王5D'sのカーリーにそっくりですよ!前回は絆パワーとか言ってたし今度はカーリーですか!
ジャイロゼッター制作陣はよほど5D'sがお気に入りと見えるな…(えー
「ドライバーの仲間たちも紹介したかったんだけど、まったくあの子たち一体どこに…」
「がーっはっはっはっは!選ばれしドライバーズただいま参上!
とーう!1人目のドライバー、人呼んでイケてる小学生ヒーロー!轟カケル!」
「僕はミッチー!人呼んでコーラの一気飲みができる男やぁ!」
「誰も呼んでないから!」
「…」
そんな中、無意味にライバードとコングローダーを持ち出して名乗りを決めるアホアホマン2人組。
初対面のハルカも思わず絶句してしまうアホっぷり、というかハルカはゼノンの基地にいても
アルカディアに潜入してきてもどっちにしろアホな仲間が待ってるのが大変だよなー:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「おお、みんな揃ったか!」
「あっ…!クロード真島博士ですよね!?」
「ん?ああ、そうだが」
「お会いできて感激です〜!私、博士の論文は全部読んでいます!
メビウスエンジンの研究にとっても興味があって〜!
できたら博士のお話を聞かせてもらえませんか!?」
「おお、そうかそうか!ではメビウス研究室に案内しよう!ついてきたまえ!」
って、その時博士がひょっこり顔を出すなり、すごい勢いでにじり寄って媚を売りまくるハルカ!
なるほど、ハルカの目的はメビウスエンジンの研究データを盗むことだから…さっそく博士に取り入る気満々ですな
しかし博士が「へっへっへ有名人はつらいぜ」とお調子に乗る一方で、
冷ややかな視線をハルカに浴びせる大人一同!こ、これは…
もしや今のでハルカがスパイということに気づいたんでしょうか?だとしたら凄いですが
こいつらアホなのか有能なのかよくわからない人達だな…(えー
「わぁ〜!これって全部メビウスエンジンですよね!?」
「ああそうだ、ジャイロゼッターの心臓とも言える大事な部分だ!」
そんなわけでメビウスエンジンの研究室へと連れて来られた一同。
カケル達も初めて見るようで相当はしゃいでおりますが…って、こ、この∞の模様を描くように作られている機械はまさか!?
機皇帝ワイゼル!機皇帝ワイゼルじゃないか!!(えー
こいつは驚きましたね…絆パワー、カーリー渚ときて今度は機皇帝ワイゼルとは。
ジャイロゼッタースタッフは5D'sがどんだけ好きなのか:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「うお〜!なんだこれ!?」
「キラキラしてる!」
「それはメビウスエンジンの心臓部、主な成分は水だ」
「えええ!?ジャイロゼッターって水で動いてたのか!?」
「そんなことも知らなかったのか…」
「これはまだ開発途上のベータ版だが、完成すれば無限に動き続ける永久機関となる!
環境を壊すことのない、クリーンにしてフリーエネルギーとなるのだ!」
そして今度はメビウスエンジンをまじまじ見ていたカケル達ですが…え、ちょっと水がどうとかっていうのは燃料の話!?
カケルも言ってますがジャイロゼッターって水で動いてたのかよ!ははっ、またまたご冗談を
そんなこと言って実はモーメントで動いてるんでしょ。ここまで5D'sネタが続いたらそうに決まってる:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「さあみんな、そろそろ授業が始まるわよ。サトリさんも急ぎなさい」
「授業って…え?」
ブロロロロロロ
「は〜…なんで私がチビッコに混ざって授業受けなきゃいけないのよ…遊園地のゴーカートじゃないんだから…!」
って、そんな中で先生に呼ばれて、カケル達と一緒に運転の授業をやらされてしまうハルカ。
こんな教習車でまったり走るのは性に合わないようで、車の中でひとりブツブツと毒づいております
ブッブー!!
「遅いぞ5人目ぇ!その程度かぁー!?」
「…やったわね…私は煽られるのが嫌いなのッ!!」
バオオオオオオオ!!
「おっ、ついに本気出したか?へへーん!だが追い越しはできないぜ!」
「抜かせるもんなら抜かしてみー!」
とその時、いきなりクラクションをブーブー鳴らして煽りまくってきたカケル!それにカチンときて抜きにきたハルカに対して
ミッチーと2人がかりでコースをふさいで走路妨害を開始!運転マナーわりぃな主人公!(えー
やりたい放題やなカケル、主人公なんだからルールはしっかり守ろうぜ…ルールを守って楽しくデュエル!!
「ぬうううううん!!」
ドギャギャギャギャギャ!
「げっ!?コ、コースを外した!?」
って、道をふさいでしまったカケル達に対してマリオカート的なショートカット走法で
強引に抜き去ってしまったハルカ!よくやったわこういうの…キノコダッシュ使ってなー
そんなわけでカケル達の嫌がらせから逃れたハルカでしたが…
「チンタラ走ってんじゃないわよッ!!」
「やるな…だがこの俺を抜くことなど不可能だ!」
って、カケル達の次はなんとシュンスケに狙いを定めてしまったハルカ!一度頭に血が登ったらこうなのか!?
しかし今度はいくらなんでも相手が悪い、シュンスケは正真正銘世界最速の男ですからね
それをチンタラ呼ばわりとは身の程知らずな女です、見せてやろう世界一の真髄を!
ギャギャギャギャギャア!!
「ぐっ…!そんなスピードで!?なんてやつだーっ!(敗北)」
せ、世界いちーーー!!(号泣)なんだそれー!!一体なにをしとんねんシュンスケ!
なんとハルカの乱暴なコーナリングに手も足も出ず、あっさり抜かれて敗北を喫するシュンスケ!
本当にお前は世界チャンピオンなのか!?ふがいないにも程がある!なんせただ負けただけじゃなくて
「チンタラ走ってるウスノロ野郎」呼ばわりされた上での敗北だから…シュンスケの立場なさすぎる…
「ムチャクチャな運転だけどすごいテクニックだわ…!」
「すごーいサトリさーん!」
「あ、あらやだぁ…私ったら本気出しすぎちゃったみた〜い」
「…なんか怪しいな…」
「せやな…まるで別人みたいやった」
「運転を見れば分かる、あいつは大人しい転校生のフリをしてるだけだ」
「きっと正体を隠してるんやな…」
って、そんなハルカの運転を見て「あの女は偽者だ」と感づき始めてしまったカケル達!
お前らアホなのにどうしてそんなに察しがいいんだ!(えー
まさかこいつらが最初に気づくとは…常識人のりんねが全然気づいてないところを見ると、すごいことですよこれは
ぐるんぐるんぐるん
「す、すごーいサトリさん!」
すぽーん
「はっ!?」
「あれ?なにか飛んだ?」
「しまったっ…!ちょんわー!!」
ずばああああああ!!
「か…回転技から空を羽ばたく伸身のスワン!?」
「運動神経も抜群なのか…」
そして続く体育の授業、大車輪を軽々とこなして注目を集めていたハルカは、
うっかりカツラを吹っ飛ばしてしまい、カツラを拾おうとわけの分からん大技を披露したという…
というかカツラ吹っ飛んだことになんで誰も気づかないんだ!?ま、まあグルグル高速の大車輪やってたら
そうそう気づかれないもんかな?ゆっくり回ってるように見えるのは作画の都合っていうか…(えー
「美輪サトリ、100点!すばらしい、君は我が校はじまって以来の天才だ!」
「うふふ、こんなの簡単だもの」
「ぐっ…!俺としたことが…!」←99点
「シュ、シュンスケより頭がいいなんて…」
「あいつには欠点がないんか…!?」
さらに今度は筆記試験においても軽々と満点を取ってしまうハルカ!どんだけ完全無欠なやつなんだ
というかハルカ達が受けたこのテスト、一体どんな問題なんだろうと拡大してみると相当とんでもない感じです
問1:シリンダ壁の油膜が切れて、ピストンリングとシリンダ壁が直接接触し、引っかき傷ができる現象の名前は?
答え:スカッフ
問2:点火順序が1-4-2-6-3-5の、4サイクル直列6シリンダエンジンの第2シリンダが圧軸上死点にあり、
この位置からクランクシャフトを回転方向に300°回転させた時、
燃焼工程の下死点にあるシリンダとして適切なものはどれか?
答え:第6シリンダ
問3:12V用の鉛バッテリを5時間率放電電流で放電した時の1セルあたりの放電終止電圧は?
答え:75V
問4:自動車が旋回する時コーナリングフォースがタイヤのスリップアングルに比例して増加する範囲として、適切な範囲は?
答え:スリップアングルが約20°以下の範囲
シュンスケの間違い:スリップアングルが20°の範囲
→ 「以下」が抜けているのでマイナス1点
問5:道路運送車両法施行規制に照らし、自動車分解整備事業の認証を受けた事業場ごとに必要な
分解整備および分解整備記録簿の記載に関する事項を統括管理する者をなんと言うか?
答え:整備主任者
(C)大場つぐみ・小畑健/集英社
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何が何だか 分からない… |
お、おい…なんだこの意味わからん問題の羅列は!?こいつら普段こんなことを勉強してたのか!?
車の学校なだけあって、ちゃんとこういう専門的な知識も覚えなければならんというわけか…
というかスタッフもよく知ってたよねこういうの…(えー
俺は書いてあることまったく理解できないわ…車を専門に扱ってる人じゃないと無理だと思う
ジャイロゼッターにはプリウスとか実在の車もいくつか登場してるから、そういうスポンサー会社に協力してもらったのかな?
「すごいすごいサトリさーん!」
「あいつ…なんでも出来すぎや!」
「ああ、確かに完璧だ…人並み外れた能力を持っている」
「完璧…?」「人並み外れた…?」
「ちゅ、ちゅうことはもしかして!」
「大変だ…!分かったぞあいつの正体が!!」
ドラテクも完璧、運動も完璧、勉強も完璧、配膳も完璧…何をやらせても完璧なハルカの姿を見て、
いよいよカケル達もハルカへの疑惑を確かなものにしてしまったようです
ただ、ハルカの正体と「完璧な人間」ってことは正直ぜんぜん関係ないので
「分かったぞあいつの正体がー!!」って絶対なんかアホな勘違いしてるんだろうな…(えー
「サトリさんってホントになんでも出来ちゃうのね!お友達になれて嬉しいなぁ!」
「と、友達?」
「カエデもお姉ちゃんのことだーい好きー!」
「ええっ…?」
「そこまでだサトリィッ!
みんなは騙せても俺達の目はごまかせない!」
「…!」
「あんたみたいな完璧な人間いるわけない!」
「ああ、お前の正体は分かってるんだ!」
って、りんね達がハルカと仲良くしているところへ騒がしく乗り込んできたカケル達!
これにはハルカも思わず身構えてしまいますが…
それにしてもミッチーのどや顔がうざすぎて吹いた
このやろーニヤニヤしやがって!
「間違いない!お前はズバリ!」
「宇宙人やぁ!!」「ロボットだぁ!!」
「…」
「完璧って言うならロボットだろ!?」
「人並み外れてるんやったら宇宙人やろ!?」
「ところで何星人だ!?」
「何言ってんのよイナバウアアアアアアアア!!」
「ぐああああああああ!!」
ああ…や、やっぱり…
「分かったぞお前の正体がー!」と言っていながら、まったくもってトンチンカンな推理をしていた2人!
これにはとうとうりんねの怒りを買い、渾身のイナバウアーを食らってカケルはお空の星にされてしまったという…
ブロロロロロロ
「あっ、マーチ!光岡・大蛇(オロチ)も!可愛い〜!
でも変ね…アルカディア学園はどこなのかしら?」
一方その頃本物のサトリはというと、横浜の中華街やら動物園やらウロウロしながら完全に迷子になっていました
あ、ああ、そういえば京都暮らしで初めて横浜に来たんだっけかな…完全におのぼりさんやな!(えー
というか光岡オロチって初めて聞いた車なんですけど、なんかすげえ仰々しい名前だなと思って調べてみたら
見た目もすごい仰々しかったよ…(えー
な、なんだこれ、フロントバンパーとかサメの口みたいでなんか恐いんですけど!これが可愛く見えるのかよサトリ!
「一体ここはどこなのかしら…あ、そうだ!方角を確かめよう!(がさごそ)
今日のラッキー方角は…えーと、東ね!」
って、そんな迷えるサトリは「方角を確かめよう」とか言いながら占いの本を読み始める始末!
こいつもまたアホの子なのかよ!アホが多すぎるでこのアニメ!
というかサトリの占い本がなんか妙に萌えチックなんですけど…こういうのが好きなキャラなんでしょうかね
「うおおー!すんごいごちそうー!!」
「カレーまである!天国や、パラダイスやぁー!!」
「「いっただっきまーす!!」」
「あなた達、今日はサトリさんの歓迎会なのよ?」
「はっ、そ、そうだった」
「まったく…」
ハルカがやってきた日の晩、寮の食堂に集まったカケル達は、カケルママが腕によりをかけて作った料理を囲んでいました
そう、今日はサトリ(ハルカ)の歓迎会。それはそれは豪勢な食事が…豪勢な…え、えーとなんか作画のせいで
見れば見るほど粗末に見えてくるなこの料理…(えー
画像のゾウリみてーなハンバーグとかやべーだろ…
「いつもこうなの、ごめんね」
「平気よ、大勢で食事するのは初めてで、ちょっと驚いただけ」
「さあ、どんどん食べてね!」
ともかくドライバーの仲間みんなで食事を始めますが、ここからがスーパー作画崩壊タイム突入
今回の話は全体的にかなり作画やばげでしたが、この食事のシーンはよりいっそう群を抜いて作画やばかったです
特にこの目も鼻も口も棒みてーになったシュンスケと、
半目でハンバーグを食らう怪人りんねときたら…
どんだけ崩壊しまくりなんだよ!今の時代でこんな作画やばいのめずらしいくらいだよ!
「デザートにはとっておきのを作ってあるのよ!
じゃーん、カスタードクリームたっぷりのアップルパイ!」
「わぁ〜!ナナコさんのアップルパイは最高なんだよ!食べてみて!」
「じゃあ…(もぐもぐ)うん、隠し味にレモンとクリームチーズが入ってる!」
「当たり!」
「すごーい、どうして分かったの!?」
「お料理が好きなのね、お家でご家族に作ったりしてあげてるの?」
「…食べるのが好きなだけよ。家族はいないし」
「(ピクッ)」
「えっ、そうなのか?」
「えっ、あ…か、家庭の事情ってやつ?これ、ほんとおいしい!うふふ」
とその時、アップルパイを口にしながら自分には家族がいないことを明かしたハルカ。
思わず本音を漏らしてしまったという感じでしたが、その言葉に反応したのはシュンスケです
そういえばシュンスケも幼い時に家族を亡くして、総司令に育ててもらったんでしたな…
ハルカも似たような境遇で、ゴート様に育ててもらってゼノンに入ったとかそんな感じでしょうか?
「(こそこそ)」
「…?」
(これね…)
「ここで何をしている」
「えっ!?シュ、シュンスケ君!?」
って、その日の晩、みんなが寝静まった頃にこそこそと寮を抜け出したハルカ!
そして博士のメビウス研究室へと向かい、極秘データの入ったメモリースティックを奪おうとしていましたが…
それを見ていたのがたまたま夜更かししていたシュンスケであります。
ハルカの行動を不審に思ったシュンスケは、こうして後をつけ問い詰めることに…
「え、えっと私…わ、忘れ物を取りにきたのよ〜!これこれ!」
「それは博士の鉛筆だが?」
「げっ…!」
苦し紛れに机の鉛筆を手に取るハルカでしたが、それにはしっかりと博士の名前(クロード真島)が書かれていました
というか博士はあんな最先端の研究してるのに、まだ文明レベルが鉛筆で止まってるのか…(えー
さすがにシャーペン使おうぜ博士…
「本当の理由はなんだ?」
「ほ…本当は…ううっ…」
だきっ
「なっ…」
「お願い!誰にも言わないで!私、眠れなくて外の空気を吸いたかったの、
そしたら道に迷って…」
「…」
「勝手なことして、学校から追い出されちゃうかもしれない…
みんなと離れたくないの…!うっ、ううっ…」
ってなにー!?なんとその時、シュンスケに抱きつきながら「うっうっ道に迷っちゃっただけなの」と
泣きおとし作戦を開始したハルカ!今さらすぎるだろ!それにシュンスケ相手に色じかけとは相手が悪かったですね
このシュンスケに色じかけが通用しないのは第4話で証明済みよ!
この俺は速さ以外にまったく興味がない!!
「な、泣くな…誰にも言わない…君はもう、俺たち選ばれしドライバーの一員だ、
誰も君を追い出したりしないから…安心しろ」
シュ、シュンスケーー!!(泣)なんじゃお前ーー!あっさり懐柔されてんじゃねーか!
あんなわざとらしい泣き落としに引っかかるとは!美女のダブルチューを受けても表情ひとつ変えなかった男が
何をそんな赤くなっとんじゃい!今さらすぎるんじゃー!(えー
「優しいのね…シュンスケ君」
「俺も家族がいないんだ…」
「えっ?」
「さ…帰るぞ(すたすた)」
ともかくハルカのことは問い詰めるのをやめ、部屋へと戻っていってしまったシュンスケ。
うーん、やはりシュンスケとしては「家族のいない孤独の身」ってところに共感してしまったのか…
ですが、ハルカとしてもそれは同じのようで、シュンスケが残した寂しそうな一言に押し黙ってしまうのでした
《ハルカ…いつまでもそこで何をやっている!?》
「サボってないわよ…!スキがなかったの!」
《弱音を吐くとは君らしくもない、まさか学園生活を楽しんでいるんじゃあるまいな》
「んなわけないでしょお!?こんなとこさっさと出て行きたいわよ!」
そして次の日の朝、予定より任務が長引いてしまっているハルカは「いつまでモタモタやってんだカス」「うるせーバカ」と
電話でメガネマン相手に言い合いしていました。というか女の子がうんこ座りしながら電話するなんて…(えー
《ならデータの回収を急げ、本物の美輪サトリもそっちへ向かっているぞ》
「…そ、そう」
《自分を見失うなよハルカ》
「わかってるわよ!(ブチッ)くっ…」
しかし、憎まれ口を叩きながらも、本物のサトリがやってくると聞いて複雑な顔をしてしまうハルカ。
やはりシュンスケ達に愛着が湧き始めており、ここから去るのを寂しく思っているのか…
そんなハルカの手の中には、博士の部屋から盗んできたUSBメモリが…っておい!結局盗んできたんかい!
むう…しかしメガネマンとの会話では「データ回収にいつまで時間かけてんの?」「スキがなくて盗めなかった」と
まだデータを奪っていないと語っていましたが…実はもう手の中に持っていながら
メガネマンに嘘をついてしまったんですね。本来なら今すぐこれを持ってトンズラすれば終わりの作戦ですが、
ハルカはこのままデータを持ち去っていいのかどうか迷っているようで…
「あっ、いたいたー!サトリさん、見せたいものがあるのー!みんな待ってるよー!」
「…」
そんなハルカに明るく声をかけてきたりんね。そして笑顔で温かく自分を迎えてくれる仲間たち…
これを裏切ることにやはり抵抗を感じているようで、いつもノリの軽いハルカが珍しく真剣な顔をしております
「アヌビアの整備が終わったんだ、見た目は優雅だがとてもパワフルな子でね、君にピッタリだと思うよ」
「さっそく動かしてみてくれないか、サトリ君!」
「え…ええ」
ブロロロロロぷすんぷすん ブロロロロロぷすんぷすん
「あれ、なんで動かないんだ?」
「整備はバッチリだ、マシンに問題はないんだが…」
って、そんなハルカが呼ばれた用事とは、第5のジャイロゼッター・アヌビアの操縦テスト!
ですが、カケル達のジャイロゼッターは選ばれしドライバーにしか動かせないのは知っての通り…
その一員でないハルカでは、いくらエンジンをかけようとしてもすぐに止まってしまいます
「ちゅうことは…選ばれしドライバーやないっちゅうことか!?」
「そ、そんな!」
「ありえないわ!だって予言ではちゃんとサトリさんの名前が…」
「この子が偽者ってことも有り得るわ。
どうやら…あなたのことをちゃんと調べたほうがよさそうね」
「…」
そしていよいよ周囲から疑惑の目を向けられ、「こいつ偽者なんじゃねえの?」とまで言われてしまうハルカ!
というかこのハルカを問い詰めているサキさんって人、俺的には
ぜってーゼノンの女スパイはこいつだと思ってたんだが…
ハルカに対して容赦なく疑いを向けてるのは、スパイじゃないからなのか、それとも自分の正体を隠すために言っているのか…?
「待ってくれ!マシンに何か問題が発生したのかもしれない…
それを疑わないで、彼女のことは疑うのか!言ったよな仲間だと!」
って、そんなハルカをかばいに入ったのはシュンスケ!「仲間に対して疑いを持つとはなにごとだ」と…
ここまでハルカに対して仲間意識が強かったのか…シュンスケって、一度心を許した人間はすごい大事にするタイプですよね
ともかく、シュンスケの抗議によって「もう一度アヌビアに異常がないか調べてみよう」とアヌビアの再調整が始まりますが…
「(とてとて)みなさーん!お待たせしましたぁ!」
「あっ…!」
「転校してきた美輪サトリです!駅から道に迷っちゃって…あ、あれ!?」
「サ、サトリさんが2人!?」
「どういうことだ!?」
ってああ!?そんな時にとうとう現れてしまった本物のサトリ!お前は空気読めないやつだな本当に!(えー
これだけシュンスケがハルカをかばった瞬間に本物がやってくるとは…
ハルカもあれだけ疑いをかけられていた以上、これではもはやごまかしようが…
バサッ
「はーあ、やっとあんた達から解放されるわ。欲しい物も手に入れたしね」
「あぁッ!?そ、それは大事なアアアアーーッ!!」
「お前…スパイだったのか!!」
「なんちゅうやっちゃ!!」
こうなっては留まる理由もなくなったと、開き直ってカツラを脱ぎ捨てトンズラしようとするハルカ。
というか地面に投げ捨てたカツラがいつの間にかミッチーの頭におさまっているんですが
一体なにやってんだミッチーは!わざわざ拾って自分でかぶったんかい!誰かそのことにつっこめや!!
相変わらずツッコミ不在でフリーダムすぎるぜこのアニメは…
「…俺達をだましたのか…!」
「…私の名前はハルカよ、じゃあね!」
バオンバオオオオン!
「みんな急いで!ジャイロゼッターで追うのよ!」
今までの態度が演技だったことを知り、さすがにハルカに一言言わずにはいられないシュンスケ。
それに対してハルカはというと、自分の名前を教えながら隠しておいた車で逃げてしまいました
むう…これはあれでしょうか、シュンスケには「サトリの偽者」じゃなくてちゃんと自分の名前を知っておいてほしかったんでしょうか
ともかく、逃げたハルカを追うために早速サトリがアヌビアで出撃することに…
「行くわよ!超速変形!ジャイロゼッター・アヌビア!」
「ふふ…ちょっとだけなら遊んであげる。超速変形!」
そして2人とも超速変形してバトルが開始…って、
ゼノンのジャイロゼッターはハルカでも普通に動かせるのかよ!
「選ばれしドライバーでないと無理」って縛りがあるのはアルカディアだけ!?マジか!?
というかゼノンのジャイロゼッターって、ギルティスをはじめとしてアルカディアの機体より性能もいいし
ほとんど上位互換やないか…(えー
なんでゴート様はメビウスエンジン欲しい欲しい言ってるんだろうな…
これはやはりあれでしょうか、カケル達のジャイロゼッターは燃料が水で済むということですから
「これだけ大量にジャイロゼッターがいるとガソリン代がバカになんねぇわ…」と
ガソリン代に頭を悩ませているゴート様は、カケル達のメビウスエンジンがなんとしても欲しいと:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
ガキガッキイイイイン!
「ジャイロゼッター・ヒッポカノン!!」
そして変形を終えたハルカでしたが…ってぶーーー!?な…なんや!ヒッポカノンってなんや!
いやハルカのことだから、さぞかしアダルトで妖しい色気の漂うウィーゾル改みたいな機体だろうと思いきや
ヒッポカノン!?ヒッポカノンとな!?な、なんなんだろうこの微妙にギャグっぽい名前は…
なんと言いますか、その昔魔法陣グルグルという漫画で
ヒッポロ系ニャポーンというふざけた言葉がありましてね…(えー
ヒッポカノンはそいつを思い出すネーミングだな…ヒッポロ系ニャポーンだな…
というかハルカの人物像とはギャップがすごいですけど、キマリちゃんだと思えば逆にしっくり来ますよね
「これがヒッポロ系ニャポーンキマリ号よー!!」とか普通に言いそうだなキマリちゃんは…ああ…覇王の感想書かねえとな…(えー
ギギギギギギ…!
「ちゃんとみんなに謝って!いけないことよ、友達を裏切るなんて!」
「ハン…冗談…!あんた達は…敵よぉぉぉっ!!」
ドッガアアアアン!!
「きゃあああっ!」
「どんくさい子…私とは大違いね…」
ギュイイイイイン
「あんたなんか…!ギガントキャノン!!」
って、簡単にサトリを吹っ飛ばしたかと思うと、追撃の必殺技で粉々にしようとするハルカ!や、やめれー!
それにしても…「私と大違い」とか「あんたなんか…」とか妙にサトリを意識したようなこのセリフは…やはり、
「私の方がサトリに相応しいのに、あんたがいなければみんなといられたのに」と
まだここに残っていたい気持ちがかなり大きくなっていたんでしょうか
「待ちやがれぇーーっ!!」
「ちっ…!」
ブオオオオオオン!!
しかし、ハルカがトドメの一撃を放とうとしたその時、サトリを助けにカケル達が一斉に登場!
5対1ではあまりにも多勢に無勢…そうなる前に、ハルカはすぐに戦線離脱して撤退していくのでした
「よくやったッ!手柄だぞハルカ!!」
「お褒めに預かり光栄です、ゴート様」
そんなわけでゼノンのアジトに帰還したハルカですが、「よくやったー!!」と珍しくハイテンションで大喜びのゴート様
やはりあれでしょうか、ハルカのおかげでメビウスエンジンのデータが手に入り、
もう今月のガソリン代に悩まなくて済むことがよっぽど嬉しいんでしょうか(えー
「で、どうだった?初めての学校は」
「信じらんないくらい退屈だったわ…でも、結構イケてたな…あいつ…」
「は?」
そしてやっぱりシュンスケに対してフラグが立っていたハルカ。
「結構イケてたな…」ってこれ、普段憎まれ口しか言わないハルカからすれば最大級の賛辞じゃないですか!?
くそっ、いくらなんでもシュンスケ一人だけで恋愛フラグ独占しすぎやで!もっと他のやつにもわけてやれ!人類みな平等!(えー
あと「初めての学校」って、ハルカは今まで学校に通ったことがなかったのか…それであんだけ頭がいいってどういうことなの…
「収穫でしたねゴート様、これでメビウスエンジンの謎を解明することができます」
「ああ…我らの新たな一歩だ…!(ピッ)」
《にゃんにゃん☆パラダイスぅ〜!!》
「…!!」
な…なんじゃこりゃあああーーー!!
なんやこれ!ハルカが持ち帰ってきたデータを再生してみれば、なんとそこには「にゃんにゃん☆パラダイス」という
博士秘蔵のエロ動画が!!あ…あのジジイ職場のパソコンでなんてものを見てやがる!
これが普通の会社なら重大なコンプライアンス違反としてあのスケベジジイは即刻クビですよ!
というかメガネマンのやつ、頬を赤らめながら動画に注目しやがって…なんてムッツリスケベだろう
《にゃあ〜ん、にゃんにゃん、にゃああ〜〜ん》
「ぬおおおおおおお!!」
エ、エロ動画かと思えば…釣り動画だと!?(えー
なんだよこれは!エロい意味でのにゃんにゃんじゃなくて単なる猫の動画かい!
ゴート様がすごい絶叫してるのは、メビウスエンジンのデータがなかったせいかエロ動画が見れなかったせいか…(えー
というかふたばちゃんねるで、こんなコラ画像が作られてたんですが違和感なさすぎてやばい
やはりエロこそが真のにゃんにゃんパラダイス…(えー
次回に続く!
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