■スマイルプリキュア 第4話「直球勝負!風のキュアマーチ!!」
 

「わ〜やよいちゃん、お弁当自分で作ったの!?」

「えへ、作ってみたくって…」

「味見味見!(もぐもぐ)ん〜めっちゃおいしい!」

「ほ、ほんと?」

「私も食べる〜!」

「ちょっとあなた達。悪いけど移動してくれない?」

「えっ?」

「ここは私達の場所なのよ。いつもは私達がここで食べてるの」

さて前回、やよいが仲間に加わったことで、今ではすっかり仲良し3人組となっていたみゆき達。
今日も校庭のベンチで食事をしていましたが、いきなりそこへ「私らのベンチ使ってんじゃねーよカスども」と先輩2人に
インネンをつけられてしまいます。うーむ、公共のベンチを我が物扱いとはなんて横柄な…
しかしこういうバカ女には理屈なんて通用しそうにないのが困り物ですな

「あの、そんなん早い者勝ち違うんですか?」

「いつも私達が使ってるのよ!あなた達2年でしょ!?」

「あ、あう、あう…」

「なんですかそれ、そんなんに2年も3年も関係ないんと違います?」

「いいからどきなさいよッ!!」

「あ、あわわ…」

あ、ああ…ここはあかねが「何いきなり話しかけてきてるわけ?」といろいろ反論しますが、
いくら正論を並べてみたところで「うるせーハゲ!ここは私らのベンチなんだよ!」
先輩たちはヒステリックに怒鳴り散らすだけです。これはひどい…やはりバカ女には理屈を言うだけ無駄なのか…

「先輩。たとえ先輩でも、後から来て場所を横取りするのはおかしいと思います」

「えっ、み、緑川さん!?」

「そんな…横取りだなんて!」

「中庭はみんなの場所です。先輩たちの言うことには、
 少しスジが通ってないように思います」

「ぐぐ…!あんたねぇっ!!」

って、そんな殺伐とした雰囲気の中「あんたらの言ってることムチャクチャだから」とみゆき達に新たな援軍が登場!
誰かと思ったらクラスメイトの緑川なおだったという…どうやらこの子もあかね並みに強気娘のようですな
そして正論で先輩たちを問い詰めるなおでしたが、それでも相手はキーキー発狂して暴れる一方です
ああ…やっぱりダメなのか…いくらまともなことを言ったって、相手がバカ女じゃ議論が成立しないというか…

「あははは、そうだね」

「えっ?い、入江生徒会長!?」

「確かに君の言う通りだ、ここは学園のみんなの場所だもんね?」

「あっ…そ、そうね、言いすぎたわ」

「ごめんなさいね、ところで…会長も中庭でランチですか!?」

「いや、僕は美化週間の見回りでね」

って、その時またしても別の味方が登場!今度は話の分かるイケメン生徒会長が現れました
これまでの事情を聞いて、やはり先輩たちの方に非があると指摘する生徒会長。
すると生徒会長がイケメンなので先輩たちはあっさりそれを認めてしまいました。本当にバカ女だなお前らは!(えー
丸く収まったのはいいけど、生徒会長がブ男だったらこうはならなかったろう…イケメン恐るべし…

「緑川さん、ありがとう!」

「おかげで助かったで!」

「私は当たり前のことを言っただけだよ、じゃあ部活の練習があるから!(タタタッ)」

「か、かっこいい〜…!」

「なおちゃん、1年生の時からサッカー部のレギュラーなんだよ」

「相手が誰でもズバッて物言うて、気持ちのええ子やねん」

「あぁぁっ…決めた!私、4人目のプリキュアは緑川さんがいいと思う!
 緑川さんしかいない!!」

ともかくバカ女達が去っていったので、助けてくれたなおにお礼を言うみゆき達。
まあなおのおかげと言うよりは生徒会長のおかげだったような気がしますが
ともかくみゆきは、強く正しいなおの姿をすっかり気に入ってしまったようです。
そんなわけで「4人目の仲間はあんさんや!」と熱烈な勧誘を開始することに…

「緑川さんーっ!!わたし緑川さんに話があって会いに来たの!(がしっ)」

「わっ、な、なに、なんなの?」

「実は!私とあかねちゃんとやよいちゃんでプリキュ…」

「「「おかえりなさーい!」」」

「へっ?」

「ただいま、お姉ちゃんのお友達の星空みゆきちゃんだよ」

「「「こんにちはー!」」」

「こ、こんにちわ…」

って、なおの家にまで押しかけてプリキュアの勧誘を始めたみゆきでしたが…
その時家の中からワイワイ出てきたなおの兄弟たち!こんな大家族キャラだったのね
それにしても次女がかなり可愛いんだが…この素朴な感じといいたまらんものがあるな

「星空さん、よかったらお昼食べて行かない?」

「えっ!いいの!?」

とんとんとんとん

「す、すごーい…緑川さんがお昼作るんだ…」

「お父さんとお母さん、町内会の集まりで出かけてて」

その後、家に上げてもらって緑川家の昼食をごちそうしてもらうことになったみゆき。
しかし、なおは忙しい両親に代わって家事を一手に引き受けていました。料理も当然のようになおの担当です
うーむ…それにしても、弟たちの面倒を見たり料理をしたりっていうこの設定は完全にやよいじゃないですか!
いえ、やよいと言ってもこっちのやよいじゃなくてあっちのやよいじゃないですか!(えー
なおがやよいでやよいが雪歩で…アイマスといっしょくたに考えると頭がこんがらがってくるぜ…

「お昼ごちそうさま!おいしかった〜、緑川さんは偉いなぁ。兄弟の面倒をちゃんと見て…」

「あはは、そんなの当たり前だよ。弟たちと一緒にいると楽しいし…それに私、家族が大好きなんだ」

(緑川さん…勇気があって、かっこよくて、優しくて…うん、やっぱり決まり!)

そして食事を終えたあとは、弟たちと川原に繰り出してサッカーで遊び始めたなお達。
まさに理想のお姉ちゃんな姿に感心しきりのみゆきでしたが、なおは「大好きな家族のためだからこのぐらい当たり前」
特別なことをしているつもりはまったくないようです。天使かこの子は…見た目も変身前じゃ一番可愛いしな…(えー

「あのね緑川さん!一緒にやって欲しいことが…!」

「ぐわーっはっはっ!世界よ、最悪の結末バッドエンドに染まるオニ!」

ズズズズズ…!

「えっ!?こ、これって!?」

「人間どもの発したバードエナジーが、悪の皇帝ピエーロ様を蘇らせていくオニ!」

「…家族…そんなのいつかはバラバラになる…」

って、みゆきが再び勧誘の話を持ち出したその時、タイミング悪く現れてしまったアカオーニ!
アカオーニの力のせいでなおと家族みんながバッドエンドに染められてしまい、
なおの家族思いな心さえもあっさりと黒く塗り潰されてしまいます

「みんなー!プリキュアになって戦うクルー!」

「や、やっぱりちょっと怖いかも…」

「だ…大丈夫!私たちは1人じゃないもん!」

「せやな!」

「「「プリキュアスマイルチャージ!!」」」

と、そこにやよいとあかねも駆けつけて一緒に戦うことになりますが…
今回は変身前のセリフが「絶対に許さない!」じゃないんですね、こいつは珍しい。
4話目にしてこれが初のパターンですが、ついにスイートとは別路線を歩むことになるんでしょうか?

「キラキラ輝く未来の光!キュアハッピー!」

「太陽サンサン熱血パワー!キュアサニー!」

「ピカピカぴかりんじゃんけんポン!キュアピース!」

「ピ…ピカピカぴかりんじゃんけんポン…
 前はチョキだったのに今回はパーオニ!?負けたオニ〜!!」

「ど、どういうことや?」

「えへへ、今回のぴかりんじゃんけんはパーでした〜!」

って、前回チョキで変身していたやよいが今回はパーで変身!そう、やよいの変身バンクでは毎回ジャンケンの手が変わるみたいですね
それにしても日曜アニメ…そしてジャンケン…こうなるとサザエさんを連想せずにはいられません
実際、世間ではキュアピースvsサザエさんのジャンケン勝負になかなか注目が集まっているようです
ちなみに前回はやよいがチョキ、サザエさんはパー。今回はやよいがパー、サザエさんはグー
今のところやよいの2勝0敗であります。果たして最終的に勝ち越すのはどっちになるか…

「面白くないオニ〜!!出でよアカンベェ!!」

ずもももも

「アカンベェェェ!!」

「あっ!?み、みんなが!」

ドドドドドド!!
「ぐっ…気合だぁぁぁ!!プリキュアハッピーシャワー!!」

ドッバアアアアン!!

「はぁ…はぁ…や、やった…」

「アカンベェェェ!!」

「きゃああああーっ!!」

「ハ、ハッピー!!」

その後アカンベェが召喚され戦闘が始まりますが…なんといきなり、みゆき達に見向きもせずに
無防備ななお達へミサイルを撃ちまくるアカンベェ!げ、外道ー!!
これには慌ててみゆきが割って入り、ハッピーシャワーでミサイルを迎撃しますが…
なんとかなお達を守れたものの、エネルギー切れになったみゆきはアカンベェに捕まってしまいます。
みゆきが人質になった今、あかね達も思うようにアカンベェを攻撃できなくなってしまい…

バゴオオオオン!!

「うわあああーっ!!」

「がははは!マヌケオニ!こんな奴ほっといて自分たちだけで逃げたらいいオニ!」

「そうはいかへん!ウチらの絆はなぁ!…えっとまだそんなに固ぁないけど」

「えーっ!?」

「こ、これから固い絆になるんやーっ!!だから絶対逃げへん!!」

「サ、サニー…」

ゲェー!?そんな不利な戦いの中で、絆の強さをアピールしようとするあかねでしたが
「しまったまだそんなに強くなかった」マヌケな事実を浮き彫りにする結果に!
なんてバカ正直なやつ…まぁまだ仲間になってほんの数日だろうしなぁ、絆を育てていくのはまだまだこれからか…

「…う…き、絆…?はっ!?な、何これ!?」

「あっ、緑川さん!」

「ほ、星空さん…?あかね、やよいちゃん!?えっ…えっ!?」

とその時、絆という言葉にピクッと反応し正気を取り戻したなお!ふむ、なおは家族との絆を何より大事にしている子ですからね…
それだけ思い入れが強かったということか。ともかくこれでさっきのあかねの発言も
無意味に恥を晒したわけじゃなかったんやな!やったー!!(えー

「なにが絆オニ、仲間?家族?そんなもの最後には全部バラバラになるオニ!」

「な…」

「なんなら今すぐバラバラにしてやるオニ!アカンベェ、やれオニ!!」

「アカンベェェェ!!」

ギュオオオオオ!!

「ああっ!?」

「や…やめてえええええ!!」

ってうわあああ!なんとその時、なお達の会話にイラついて弟たちへの直接攻撃を開始したアカオーニ!なんたる外道!
そんなことをしたら、怪獣のようなアカンベェの攻撃に弟たちが耐えられるはずもなく
本当に体がバラバラになって死んでしまいますよ!
なんてことを…今までのプリキュアでこうも容赦なく一般人を殺りに行った描写ってないんじゃなかろうか、鬼畜すぎるぜアカオーニ

「くっ…!だああああーーっ!!」

バチイイイイン!!

「アカッ…!?」

「み、緑川さん!?」

「家族はバラバラになんかならない…!私たち家族の絆は!永遠に切れないッ!!」

って、その時なんとアカンベェに向かって「タイガーショットだァ!!」と渾身のシュートを叩き込み
弟たちを守ったなお!
プリキュアにならなくともアカンベェをひるませる威力とは…家族に対する思いの強さがなせる業でしょうか
さらに、自分の体を盾にしてまで弟たちを守ろうとするなお…アカンベェ相手にとことん引かないつもりです

「なんだお前?やってしまえアカンベェ!」

「アカンベェェェ!!」

「あぁ…!緑川さん!」

「あんた達がどこの誰だか知らないけど…
 私たち家族の絆を断ち切ろうって言うんなら…!私が戦う!!」

ビカアアアアッ!!

「勇気リンリン直球勝負!キュアマーチ!!」

そんなわけでついにキュアマーチ誕生!なおの闘志に反応して変身が始まり、4人目のプリキュアが覚醒する!
まぁしかし…分かっていたことではありますがすげー髪の毛だなこれ…
すんごいボリュームでモッフモフですよ、デザイナーは何を考えてこんな髪型にしたんだろう
正直な話、なおは変身前だと一番かわいいと思うんですが変身後だと一番残念な感じだよね…(えー



とかなんとか言ってたら握り潰されそうでこわいですやめて!なおさんやめて!
なんだこの手の迫力は…この絵を見ていると、なおが妖怪ちんこもぎ女に見えておっかないんだけど:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
なんかこう「目障りな男のちんこは全て私がもいでやるよ」と言ってるように見えるというか…疲れてんのかな俺…

「キュアマーチ!?やっぱり4人目は緑川さんだったんだぁ!」

「また新しいのが出てきやがった…!アカンベェ!」

「大切な家族の絆…!守ってみせる!!」

ドドドドドド!!

「は…はっや!!」

ともかくアカンベェとの戦いを開始したなおでしたが、変身で強化されたその脚力はすさまじく
他のプリキュア達さえ驚愕する超高速ダッシュを見せつけることに!
うーむ、これがキュアマーチ特有の能力なのか…?スピード重視の戦士ってことでいいんでしょうかね

「な、なにこれ、こんなに速く走れるなんて…あれっ?わ、わぁぁぁぁ!?」

ドッガアアアアアアン!!

「あぁ!?だ、大丈夫!?」

「ふぅ…びっくりしたあ〜」

「タ、タフやな〜…」

って、その時勢いあまって思いっきりコンクリートの柱に激突してしまったなお!
あまりにハデなぶつかり方にギョッとするみゆき達でしたが、当のなおはケロッとしておりまったくの無傷です
お、おいおいスピードだけかと思いきや防御力もすごく高いのか!?超高速で動く重戦車!?
なんだかずいぶん基本スペックが高い気が…

「はああああーっ!!」

バッキャアアアアン!!

「ひ、ひええ、すごいパワー…」

「す、すっごーい!」

「鮮やか…!」

さらに肉弾攻撃の威力もすさまじく、キック一発で怪獣サイズのアカンベェが軽々と吹っ飛んでしまうほど!
速さも防御も攻撃も全部高いじゃねーか!なんだこれは、マーチはチートキャラなのか!?
それとも単なる初登場補正ってやつなんだろうか…今後もずっとこの強さだったら他のプリキュアの立場がないですよ!

「さあスマイルパクトに力を込めるクルー!」

「えっ?こ、これのこと…?(しゅうううう)ええっ!?何これ、力が抜ける!」

「やめちゃダメクル!もっと力を込めるクルー!」

「わ、わかった…(しゅうううう)」

そして毎度のごとく、必殺技の出し方をなおに教えるキャンディでしたが…
今までもそうだったけど「ち、力が吸い取られる!」って言ってるのに強引に続けさせるキャンディって
超うさんくさい奴に見えるんですけどこいつ本当にプリキュアの味方なのか?(えー
なんかこう、プリキュアの力を吸収してよからぬことを企んでる悪党とかそんなオチがあるような:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「プリキュアマーチシュート!!」

ボッガアアアアン!!

「ぐっ…!プリキュア!覚えてろオニーッ!!」

「これが超次元サッカーだ!!」(えー

そんなわけでキュアマーチの必殺技はまさかの超次元必殺シュート!
そういえばサニーもバレー技だったし、得意スポーツが反映されやすいのかな…
しかし、正直なところイナズマの超次元すぎる必殺シュートをさんざん見慣れてしまったので
この程度のシュートじゃ満足できねーぜ…
と目が肥えてしまった感じがするなぁ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン  次回に続く!


シアターGロッソのゴーカイジャーショーなんですが、2月末あたりの公演で

「今日のスマイルプリキュア見た人ー!キュアマーチよかったよね!
 勇気リンリン直球勝負!キュアマーチ!」

「今朝のプリキュア見てからガイが騒ぎすぎてきもちわるいです!」

「私はキュアビューティに注目してますよ!」

「ピカピカぴかりんじゃんけんポン!キュアピース!」

「次はマベちゃんがキュアハッピーをやってくれるそうです!」

「えっ…キュアハッピーって誰!?わかんないから!」

「さーん!にーい!いーち!」

「…いつもマイペース!キュアレッド!」

というやりとりがあったのは本当でしょうか?Gロッソ行きたかったなあああああああ
なんだよチケット抽選購入ってちくしょうめ!俺にはチケット買えた人をねたむことしかできない…

■スマイルプリキュア! 第5話「美しき心!キュアビューティ!!」

 

「ぎゃああーっ!遅刻遅刻ーっ!!」

「はぁ…毎日同じことを言ってるクル…」

「そ、そんなことないもん!…ん?」

「おはようございます、星空さん」

「青木さん!わぁ〜とっても綺麗、水の妖精さんみたい!ねえ、毎朝こうしてお水をあげてるの?」

「はい、お花が大好きなので」

「えっ、誰かに頼まれたわけじゃなくて?」

「はい、綺麗なお花がたくさんあると学校のみんなも気持ちいいでしょうし、
 それに早起きは三文の得と言いますから」

さて今回のプリキュアですが、朝の学校でみゆきがクラスメイトの青木れいかに出くわしたシーンで始まります
毎日遅刻ギリギリでやってくるみゆきと違って、いつも早朝にやってきては花壇の水やりをしているれいか。
日頃の授業においてもしっかりした才女ぶりで、しかも生徒会副会長まで務めているというスーパー優等生です
そんなれいかの姿にみゆきはすっかり目を奪われてしまい…



「みんなーっ!私、5人目のプリキュア見つけちゃったかも!」

「えっ、誰?」

「やっぱり最後のプリキュアは責任感があって、賢くって優しくってぇ!」

「ふんふん」

「それで水の妖精さんみたいな人ー!!」

「み…水の妖精さん?」

そして「あいつ気に入ったからプリキュアにしようぜー!」といういつものパターン発動
いきなり水の妖精さんとか変なことを言い出したみゆきに、なお達は振り回されるばかりです
まあでも、みゆきのプリキュア探しの直感は的中率100%だからな…アホの子に見えてなにげにあなどれない女です

「というわけで青木さん一緒にプリキュアやってください!」

「「「やってください!」」」

「で、伝説の戦士プリキュア…ですか」

て、展開はえええー!!なんじゃそれー!!なんと次の瞬間にはもうれいかに土下座しながら仲間入りを頼んでいた4人!
こいつらに前置きとかそういうものはないのか!まさかいきなりプリキュアのことを全部バラすとは…どんだけ直球勝負なんでしょうか
勇気リンリン直球勝負キュアマーチなのもいい加減にしていただきたい(えー

「せっかくですが、今は少し忙しくて…」

「えっ、ええ!?忙しいって…なんで!?」

「本当にすみません…実は明日、生徒会の主催で隣の小学校の生徒さん達に
 童話の読み聞かせ会をやることになっているんです。ですが生徒会長が風邪をこじらせてしまって…
 副会長の私がなんとかしなければならないんです」

しかしれいかは「今ちょっと忙しいんで」とみゆき達の誘いを蹴ってしまいます。まあ蹴られて当然だとは思いますが…
具体的な理由としては、明日生徒会の仕事があるから大変なんだとか…って、明日?明日だけ?おいおいそれって
「じゃあ明後日からプリキュアお願いします」って言われたらそれまでなんじゃないですかれいかさん!(えー

「読み聞かせ会って何をするの?」

「生徒会の4人で役を分けて童話を読むんです。今年は白雪姫をやるつもりなんですが…」

「白雪姫!?楽しそう〜!きっとみんな喜ぶと思うよ!」

「ありがとうございます、みんな楽しみにしてくれているので、なんとか成功させたくて…」

「ねえみんな!私たちも青木さんの手伝いをしない!?」

「えっ?」

「いいねえ!朗読だけじゃなくて紙人形とか作ったら、小さい子は喜ぶよ!」

「それいいなあ!絵やったらやよいが得意やし!」

「と、得意と言うほどじゃないけど…私もがんばります!」

「みなさん、本当によろしいんですか?」

「もちろん!みんなをウルトラハッピーにしようよ!」

とその時、読み聞かせ会は絵本を読む会だと聞いて一気に盛り上がってきたみゆき。
すると、そのままの勢いで自分たちも一緒に手伝うことを決めてしまいます。そういえば絵本が好きなんだったな…
とりあえず、「手伝う代わりにプリキュアやれや」とかいう話ではなくて、単純に興味が湧いたってことのようですね

「できたあーっ!」

「おお、完璧やな!」

「とっても可愛い!」

「みんなすごいね!」

「あかねちゃんの紙吹雪キラキラしてる〜!」

「せやろ?カツオブシの要領や!」

「みなさん…本当に…ありがとうございます…!」

そしてみんなでワイワイやりながら、白雪姫の紙人形など数々のセットを作り上げたみゆき達。
最初はただ本を読むだけの予定だったのが、ちょっとした人形劇ができるようになりれいかも喜んでおります
今回はやよいの絵描きスキルも役に立ったようですね、よかった…クリーンピース白雪マンとかにならなくて…(えー

ざわざわ ざわざわ

「でさぁ!そん時俺のドラゴンファイヤーがさ〜!」

(あ、ああ…きき、緊張する…)

「本日は読み聞かせ会にお越しくださり、ありがとうございます。最後までお楽しみください!」

そして翌日、いよいよ小学校での読み聞かせ会が始まりますが…観客の子が話してるドラゴンファイヤーってのがなんなのか気になる
ドラゴンファイヤー…このネーミング的にやはりあれか…ハイパーヨーヨーってところかな…(えー
最近のハイパーヨーヨーってのはスラッシュドラゴンとかストームタイガーとかブレイズグリフォンとかマッハフェニックスとか
そんな感じのネーミングですからね。ドラゴンファイヤーってのがあっても不思議じゃないですね
というかブレイズグリフォンって名前いいよね。名前は一番気に入ってます。ちなみにブレイズグリフォンは
ストリングプレイに適したバタフライボディーとメタルウェイトによる圧倒的な重量感でスリーブ力がアップしマッハファイブ(以下略)

「”そこでお妃様は言いました”」

「”鏡よ鏡、この世で一番美しいのはだあれ?”」

「”鏡はこう答えました”」

「”それはお妃様ではありません、白雪姫です”」

「ケケケケケッ…!」

「おっ?わ〜本物の魔女だぁ!」

「すごーい!」

「えっ…?ええっ!?」

って、順調に劇が進んでいたその時、いきなり舞台の上に現れた謎のババア!
見るからに悪そうなこの笑い顔、それに一般人とは明らかに違う雰囲気といい、これは恐らくウルフルン・アカオーニに続く第三の幹部…

「あ、保護者の方ですか?お席にご案内しますね(にこにこ)」

ってそうじゃねーだろ!いやちょっと、見るからに全然違いますってば!
なんとこのババアを善良な保護者と勘違いしてニコニコ席へ案内しようとするれいか。とんだ大ボケですよ!
お人よしもここまで来るとアホの子手前だな…

バッチイイイン!

「あっ!?」

「白雪姫が幸せになるなんて嘘だわさ!
 世界よ!最悪の結末バッドエンドに染まるだわさ!!」

ズズズズズズ…

「えっ!?こ、これって…あのオオカミさん達の仲間!?」

「…読み聞かせ会…こんなことしても、なんの意味もありません…」

「れ、れいか!?」

って、その時ついに本性を現しその場の全員をバッドエンドに染めてしまったババア!
こうなってしまってはれいかも無力、やはり一般人同様バッドエナジーを垂れ流すのみ…
というか今さらながら、一度プリキュアに覚醒した人間はバッドエンドの力を間近で受けても全然平気なんですね
なおとれいかの違いを見れば明らかかと…前回はバッドエンドに染められたなおも、今回はこのとおりまったく染まってないですからねぇ

「ヒャーッハッハ!私の名前はマジョリーナ、バッドエンド王国の魔女だわさ!
 出でよアカンベェ!」

ずももももも

「くっ…みんなを元に戻さなきゃ!」

「「「「プリキュアスマイルチャージ!」」」」

シュパアアアアアア

「わっ、ほ、ほんとにまた変身した…(もふもふ)」

「マーチ、すっごくカッコいいよ!」

そして律儀に自己紹介しながらアカンベェを出してきたマジョリーナ、みゆき達も対抗して変身しますが…
それにしても、前回も思ったけどキュアマーチのモフモフ感はいいな…なんかいいな(えー
正直言って最初は変身前は一番かわいいのに変身後は一番微妙なキュアマーチと思ってましたが、
このモフモフっぷりは何か触りたくなるというか…あとやっぱりなおが変身してるってのが大きいですよね。一番性格いい子だし

「グー!今日のぴかりんジャンケンはグーだよ!」

「えっ…ピース、毎回ジャンケンするつもり!?」

「私に勝ったら今日一日スーパーラッキー!」

「そ、そうなん…」

そして今回のピースのジャンケンはグー!因縁のサザエさんはというとこの日はチョキ、
なんとジャンケンの大先輩相手にピース余裕の3連勝であります。サザエさんが相手になんねぇーっ!!
まさかこうも一方的な展開になるなんて…スタッフはすでにサザエさんのパターンを見抜いているのか!?
そんなパターンでこの私と対等に
戦えると思っているのか!サザエさん!
(えー

「さあアカンベェ、鏡の力を見せるだわさ!」

ぼわんぼわんぼわん

「わぁっ!?ぶ、分身した!」

「さあどうだい、本物は1体だけ…お前たちに分かるかなァ!?」

いよいよ戦闘が始まりますが、これまでのアカンベェとは一味違う能力を持った今回の敵!
なんと10体近くにまで分身を増やしてしまい、本物がどれだかまったく分からないという…
うーむこんな状況じゃ、一発限りの必殺技をうかつに使うようなことは厳禁ですな…

「プリキュアの力で浄化するクルー!」

「「「「そーっ!!」」」

「プリキュアハッピーシャワー!」 ドッガアアアン!!

「プリキュアサニーファイヤー!」 ドッガアアアン!!

「プリキュアピースサンダー!」 ドッガアアアン!!

「プリキュアマーチシュート!」 ドッガアアアン!!

「キェーッヘッヘ!ハズレじゃハズレじゃー!」

「そ、そんなー!ああ…力使い果たしちゃったぁ…(しおしお)」

ば、馬鹿がー!!なにをしとるかお前らー!!
なんとこの大量の分身相手になにも考えずテキトーに必殺技を発射して全員バテバテになってしまったみゆき達!
ば、馬鹿すぎる!お前らに前置きとかそういうものはないのか!
普通はまず格闘戦で様子見とかをだな…というか全員パッパラパーだけど「必殺技で浄化するクルー!」って
まず最初に言い出したキャンディが一番の戦犯だよね


(C)鳥山明/集英社

それにしてもキャンディのバカは
無謀にもほどがあるぜ…
アカンベェとの人数差はあきらか…
勝算はゼロに近かった…!
そこまでして死にたいのか…!
(えー

「ヒャッヒャッヒャッヒャ!他愛もない!」

「う…ううっ…」

「…はっ…?な、なに!?あなた達は…まさか星空さん達なんですか!?」

そんなわけで、いつものごとくガス欠になって一方的にやられてしまうみゆき達。
マジョリーナが調子に乗ってゲラゲラ笑う中、ついにれいかが正気を取り戻し…

「あんたかい?くだらない本の読み聞かせ会なんてしてるのは」

「えっ?」

「よくもまあそんな無駄なことができるだわさ。
 おまけにこんなくだらない人形まで作って…ちゃんちゃらおかしいだわさぁ!!」

グッシャアッ!

「…!」

「何をするだァーーッ!ゆるさんッ!!」えー
ところがその時、ふとれいかの方に目を向けたマジョリーナは
わざわざれいかに見せつける形で紙人形を踏みつけに!こいつ…文字通りれいか達の気持ちを踏みにじりやがって…
これには温厚なれいかもわなわな怒りに震えております、いよいよ覚醒の時がきそうですね

「さあアカンベェ!トドメだわさ!」

「う…くっ…!」

バッ!

「あ…青木さん!?」

「あなた方がどこのどなたか知りませんが、今すぐお引き取り願います」

「青木さん…逃げて!」

「校内での乱暴な振る舞い、生徒会副会長として見過ごせません。
 いいえ…わたくし青木れいかが…許しませんッ!!」

絶対に許さない!!やっぱりキター!今日もまた敵の非道さに怒り爆発してプリキュアの力が覚醒!
結局のところ「許さない!」のセリフがなかったのはなおだけだったな…今作もまた許さないプリキュアは健在ですねえ
ともかくまばゆい光に包まれたれいかの変身ゼリフは…

「きらめく友情サファイアパワー!
 ティンクルティンクルマジカルチャーム!
 ウィンクルウィンクルジュエルフラーッシュ!」

ああ…恥ずかしい…(えー  相変わらず恥ずかしい…まったくれいかの変身ゼリフは1人だけひどいですね!
そんなわけで誕生しました5人目の戦士キュアインド人が。キュアインド人となったれいかはIQが240にまで上昇するのだ!やったー!!

・ま・まさかてぃんくるのレビューはしないつもりか!? 俺は明日からどうやって生きていけばいいのか・・・ by アンタレス

何を言っているのかなチミは!てぃんくるのレビューなら今まさにやっているではないですか!
目の前に立っているではないかキュアインド人が!(えー
はいすいませんちょっとおふざけが過ぎましたすいません:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「しんしんと降り積もる清き心…キュアビューティ!」

「ぐっ…まだプリキュアがいたとは…!
 だが鏡で分身したアカンベェは分からないだわさ!アカンベェ!」

「本物は…あなたですねっ!!」

ドガバキイイイッ!!

「ええ!?な、なんで本物がわかったの!?」

「鏡は姿を反対に映します。つまり…この中でリボンの位置が違う方が本物です!」

そんなわけで戦闘を開始したキュアインド人キュアビューティ。アカンベェの分身トリックもあっさりと見破って
敵の本体へ猛烈な攻撃を浴びせる!なるほど鏡写しだから本体だけ見た目が逆になってたのか…
そこに気づくとは…やはり天才…(えー  あといきなり必殺技撃たないで肉弾戦で戦うところがさすがだよね:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「ビューティブリザードクルー!!」

「えっ?」

「スマイルパクトに力を込めるクルー!!」

ところがその時、またもや「必殺技を使うクルー!」と声をかけてきたキャンディ。
お前の言うことは聞きたくないんだよ!(えー
こいつめ…さっきは自分のせいでプリキュア全滅の危機を作っておきながら、どのツラ下げてそんなことを!ちょっとは申し訳なさそうにしろ!

「これですか…?分かりました!はぁぁぁぁっ…!
 プリキュアビューティブリザード!!」

ボッガアアアアン!!

「ふん…プリキュア、面白いだわさ…!」

しかし分身のトリックがバレたアカンベェなど敵ではなく、必殺技を直撃させ難なく撃破するれいか!
そんなわけで今日のところは去っていくマジョリーナでしたが…「覚えてろー!」って感じじゃなくてなんとなく余裕を感じさせますな
関係ないけどこいつの名前ってジュエリーナ様に似てるよね(えー
今回だけやたらと感じるてぃんくる臭はなんなのだろう…次回に続く!


■スマイルプリキュア 第6話「チーム結成!スマイルプリキュア!」
 

「祝!」「全!」「員!」「集!」「合!」

「ついにプリキュアが揃ったクルー!嬉しいクル〜!!」

さて前回、ついにキュアビューティこと青木れいかを仲間にして、5人全員が揃うことになったプリキュア達。
そう、前回です。5人全員揃うようになったのは前回です(えー
いや我ながら恐ろしいわ…レビュー止まってるのは分かってたけどここまでとはね…くわばらくわばら…

「では、改めて質問なんですが…プリキュアとは一体なんなのですか?」

「伝説の戦士クルー!」

「なんであんなに凄い力が?」

「伝説の戦士だからクルー!」

「それじゃ分からへんやん…」

「あの恐い人たちは何者なの?」

「クル??」

「目的は何なのかなあ」

「クル??」

「ウチらは何したらええの?」

「…で、でんせつのせんしクル」

「は…?」

「キャンディよくわからないクル」

って、ひとまず5人集まったはいいものの、「あれなんでこいつら集めてたんだっけ」
自分の目的をまったく分かっていなかったキャンディ。ちょ、ちょっと待てキサマー!1話の頃の説明シーンでは確か

「君は今プリキュアになったクルー!」

「プ、プリキュアって何?」

「伝説の戦士クル!プリキュアになってキュアデコルを集めるクル!
 そしてキャンディたちの世界を救って欲しいクル、キュアデコルを集められるのは5人のプリキュアだけクル!」

って後に続くセリフがあっただろ!「ウチらは何したらええの?」「キュアデコルを集めてキャンディ達の世界を救って欲しいクル!」って
言えば答えられる質問なのに!こいつ…すっかり忘れてやがる…
たった数話の間も覚えてられないのかよ!ああ…キャンディ達の世界の住人には悪いんですが
このアホに世界の命運を託したことを悔いながら滅びてもらうしか…(えー

ばっさばっさばっさ

「え?な、なにあれ、本が飛んで…」

「(ぽんっ)邪魔するでござる!」

「おわっ!?な、なんか出た!」

「あぁ!?お兄ちゃんクルーー!!」

「えっ!?キャ、キャンディの…お兄さん!?」

「妹が世話になっているでござる、拙者はポップと申す。
 プリキュアについての話なら拙者が引き受けるでござる」

って、その時ちょうどタイミングよく現れたのはキャンディの兄・ポップ!
どうやら役に立たないキャンディに代わり、プリキュア達のフォローをするためにやってきたようです
さすがにキャンディだけに任すのは不安すぎて手を打ってきたか…(えー
あっちの世界の住人も大変だな…

「わぁ〜すごい!」

「ええ感じの場所やな〜!」

「不思議と心が休まります…」

「ここは、本棚さえあればどこからでも行き来できる”ふしぎ図書館”でござる。
 ここには世界中のメルヘンが集められているのでござる」

とその時、プリキュアについて説明をする前に、世界中の本棚と繋がっている便利空間・ふしぎ図書館を紹介するポップ。
こいつは使える空間ですな…なにしろ本棚さえあれば世界中どこでも行きたい放題なので、
要するにどこでもドアってことですよ。実際、このワープ機能は今後も話の中で何度も使われることになります

それにしても、ふしぎ図書館にやってきた瞬間のれいかさんの顔がやばいことに…(えー
キュ、キュアビューティともあろう者がー!!

”むかしむかしあるところに、絵本の国メルヘンランドがありました。そこは楽しく可愛い妖精たちが暮らす
 平和な国でした…しかしある日、悪の皇帝ピエーロが手下を引き連れ攻めてきたのです。
 メルヘンランドの女王・ロイヤルクイーン様は、メルヘンランドを守るために戦いましたが…
 力の源であるキュアデコルを奪われてしまいました。
 そして皇帝ピエーロはキュアデコルを赤い絵の具で覆い、手下たちに渡してしまったのです”

「それがアカンベェを生み出す赤い玉…?」

「そうクル」

”女王様は最後の力でピエーロを封印し、戦いは引き分けに終わりました…”

「拙者たちは女王様を復活させたいのでござるが…それには赤い玉を浄化し、
 キュアデコルを取り戻す必要があるのでござる」

そしてふしぎ図書館にあった絵本を見せながら、これまでの事情を説明するポップ。うーむなるほど…
今まで「なんでアカンベェを浄化するとキュアデコルに変わるのか」「なんでそれをウルフルン達が持ってるのか」って点が疑問でしたが、
キュアデコルはもともとメルヘンランド女王の力の源であり、それを皇帝ピエーロが奪ってウルフルン達に渡したって
話の流れだったんですね。で、メルヘンランドの住人はキュアデコルを取り返して女王様を復活させたいと…

「そして取り戻したキュアデコルは、このデコルデコールに(スッ)」

ってうわあああ!き、来たーー!唐突に新商品キター!!
ここで出るのか新商品!油断していたぜこんなところで不意打ちとは…全国のお父さんお母さん達に心休まる時はないのか
そんなわけで新商品デコルデコール6090円!単なるキュアデコル入れが6090円ですぞー!!
や、やめろー!やめろよこんなしょうもない入れ物に6090円とか!この価格設定はさすがに鬼だろ、カラッポの入れ物だぞ!?
「キュアデコルは食った後のクッキー缶にでも入れとくでござる(ポイッ)」とか
庶民のサイフに優しい作品作りをしろよ!(えー  さすがにこれで6000円はねーよ…

「ウフフ…ウフフフフ」

「なっ…お前はジョーカー!」

「水臭いなぁ…私も作戦会議に混ぜてくださいよ」

「ケッ!お前なんぞが参加しなくても答えは出てるぜ!
 俺達がすべきことは、人間たちの世界をバッドエンドにし!」

「未来と笑顔を奪い!」

「人間たちから搾り取ったバッドエナジーで、ピエーロ様を復活させることだわさ!」

”悪者たちは皇帝ピエーロの封印を解こうと考えました。女王様はそんな悪者たちの企みを止めるため、
 奇跡の光を5つ地球に送りました”

「そしてキャンディにこう言ったクル。キャンディ、5人のプリキュアを探しなさい…こうしてキャンディは来たクル!」

って、ポップが絵本を読み進める一方で、ウルフルン達3幹部のアジトにまた新たな悪の一員が…
その名もジョーカー、仲間なはずのウルフルン達ですら激しく警戒している不気味な男です
なんでしょうねこいつは、バトスピで言うところの暗闇のザジな感じの奴でしょうか
もしくは宇宙刑事シャリバンで言うところのサイコラーか。ザジ的ポジションなら皇帝の寝首をかこうとしている存在、
サイコラー的ポジションなら皇帝と同一の存在である分身体ってところでしょうかね

「つまり、あのオオカミさん達が世界をバッドエンドにしようとしていて、私達はそれを阻止する…」

「そしてキュアデコルを集めて、メルヘンランドの女王様を復活させる!」

「私たちはスーパーヒーローってわけね!」

「それじゃあみんなで気合入れよか!」

「あ、待って!まだ大事なことを決めてない!」

「ん、なんや?」

「決めゼリフ!」

「…な、なんやそれ」

「決めゼリフだよー!せっかくプリキュアが5人揃ったんだもん!
 変身した後にみんなで言う決めゼリフを決めようよー!」

「どうでもいい」

「えっ」

「すこぶるどうでもいい」

「ガーン…つ、冷たい視線…」

「(キラキラ)みゆきちゃんすてきぃぃぃー!!」

「わぁー!暖かい目ー!やったー!!」

「決めゼリフ…確かに団結には重要かもしれませんね…」

そしてプリキュアの使命もわかったところで、せっかくだから決めゼリフを考えようと言い出したみゆき。
それに対する反応は完全にまっぷたつですな…あかね&なおは生ゴミを見るような目でみゆきに呆れてますが、
逆にヒーローオタのやよいは大賛成。そしてれいかは
「決めゼリフ…こいつの重要性はハンパないでぇ…」
ガチで決めゼリフの重要さを考えこんでいたという…あ、あかん、秀才に見えていながら完全にアホの子や!

「5人そろってぇー!」

「「「「ゴプリキュアー!」」」」

「どう!?」

「…ゴプリキュアはないわ…」

バンバラバンバンバン♪バンバラバンバンバン♪
というわけで「とりあえず元祖スーパー戦隊でも参考にしようぜ」とみゆき達がやり始めたのは「5人そろってゴレンジャー」
秘密戦隊ゴレンジャーの決めゼリフですが…っておいそのポーズはなんだコラー!!
お前らゴレンジャーなめてんのかー!ええいまあいい…ゴレンジャーがダメでもまだ他に35作も戦隊がありますからね
ゴーバスプリキュアでもゴーカイプリキュアでも好きなのを選ぶといい。というわけで

やっぱりここは
キラキラ輝く未来の光!

光戦隊マスクプリキュア!
これに決まりだよ!
それを言うたら
太陽サンサン熱血パワー!
太陽戦隊サンバルプリキュア!
こっちのがええに
決まっとるやん!
2人ともヒーローのこと
ぜんぜん分かってないよぉ!

電撃戦隊チェンジプリキュア!
これしか考えられないもん!

考えてたって仕方ない!
ここは勢いで突っ切ろうよ!
激走戦隊カ〜〜〜〜〜レンッ
プリキュア!
こんなのはどうかな!
そんなことより今は
マスコットの時代クル!
超獣戦隊ライブプリキュア!
これに決まりクルー!!

一筆奏上!天下御免!
拍手の嵐!真打ち登場
侍戦隊シンケンプリキュア!
アッパレ!!

このような熱い議論が繰り広げられたという…(えー
まあ、冗談は置いといて最終的に何になったかというと

「5つの光が導く未来!輝け!スマイルプリキュア!」

と、こうなったようです。なるほどここで今まで「プリキュア」としか呼んでなかったのが
「スマイルプリキュア」って名乗るようになるのか…
それにしてもこのフレーズ、なんだかんだ言ってゴレンジャーの次回予告ナレーションに微妙に似てるような…考えすぎかね
5つの力を1つに合わせ世界を守れゴプリキュア!次回に続く!






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