■スマイルプリキュア
第4話「直球勝負!風のキュアマーチ!!」
「わ〜やよいちゃん、お弁当自分で作ったの!?」
「えへ、作ってみたくって…」
「味見味見!(もぐもぐ)ん〜めっちゃおいしい!」
「ほ、ほんと?」
「私も食べる〜!」
「ちょっとあなた達。悪いけど移動してくれない?」
「えっ?」
「ここは私達の場所なのよ。いつもは私達がここで食べてるの」
さて前回、やよいが仲間に加わったことで、今ではすっかり仲良し3人組となっていたみゆき達。
今日も校庭のベンチで食事をしていましたが、いきなりそこへ「私らのベンチ使ってんじゃねーよカスども」と先輩2人に
インネンをつけられてしまいます。うーむ、公共のベンチを我が物扱いとはなんて横柄な…
しかしこういうバカ女には理屈なんて通用しそうにないのが困り物ですな
「あの、そんなん早い者勝ち違うんですか?」
「いつも私達が使ってるのよ!あなた達2年でしょ!?」
「あ、あう、あう…」
「なんですかそれ、そんなんに2年も3年も関係ないんと違います?」
「いいからどきなさいよッ!!」
「あ、あわわ…」
あ、ああ…ここはあかねが「何いきなり話しかけてきてるわけ?」といろいろ反論しますが、
いくら正論を並べてみたところで「うるせーハゲ!ここは私らのベンチなんだよ!」と
先輩たちはヒステリックに怒鳴り散らすだけです。これはひどい…やはりバカ女には理屈を言うだけ無駄なのか…
「先輩。たとえ先輩でも、後から来て場所を横取りするのはおかしいと思います」
「えっ、み、緑川さん!?」
「そんな…横取りだなんて!」
「中庭はみんなの場所です。先輩たちの言うことには、
少しスジが通ってないように思います」
「ぐぐ…!あんたねぇっ!!」
って、そんな殺伐とした雰囲気の中「あんたらの言ってることムチャクチャだから」とみゆき達に新たな援軍が登場!
誰かと思ったらクラスメイトの緑川なおだったという…どうやらこの子もあかね並みに強気娘のようですな
そして正論で先輩たちを問い詰めるなおでしたが、それでも相手はキーキー発狂して暴れる一方です
ああ…やっぱりダメなのか…いくらまともなことを言ったって、相手がバカ女じゃ議論が成立しないというか…
「あははは、そうだね」
「えっ?い、入江生徒会長!?」
「確かに君の言う通りだ、ここは学園のみんなの場所だもんね?」
「あっ…そ、そうね、言いすぎたわ」
「ごめんなさいね、ところで…会長も中庭でランチですか!?」
「いや、僕は美化週間の見回りでね」
って、その時またしても別の味方が登場!今度は話の分かるイケメン生徒会長が現れました
これまでの事情を聞いて、やはり先輩たちの方に非があると指摘する生徒会長。
すると生徒会長がイケメンなので先輩たちはあっさりそれを認めてしまいました。本当にバカ女だなお前らは!(えー
丸く収まったのはいいけど、生徒会長がブ男だったらこうはならなかったろう…イケメン恐るべし…
「緑川さん、ありがとう!」
「おかげで助かったで!」
「私は当たり前のことを言っただけだよ、じゃあ部活の練習があるから!(タタタッ)」
「か、かっこいい〜…!」
「なおちゃん、1年生の時からサッカー部のレギュラーなんだよ」
「相手が誰でもズバッて物言うて、気持ちのええ子やねん」
「あぁぁっ…決めた!私、4人目のプリキュアは緑川さんがいいと思う!
緑川さんしかいない!!」
ともかくバカ女達が去っていったので、助けてくれたなおにお礼を言うみゆき達。
まあなおのおかげと言うよりは生徒会長のおかげだったような気がしますが
ともかくみゆきは、強く正しいなおの姿をすっかり気に入ってしまったようです。
そんなわけで「4人目の仲間はあんさんや!」と熱烈な勧誘を開始することに…
「緑川さんーっ!!わたし緑川さんに話があって会いに来たの!(がしっ)」
「わっ、な、なに、なんなの?」
「実は!私とあかねちゃんとやよいちゃんでプリキュ…」
「「「おかえりなさーい!」」」
「へっ?」
「ただいま、お姉ちゃんのお友達の星空みゆきちゃんだよ」
「「「こんにちはー!」」」
「こ、こんにちわ…」
って、なおの家にまで押しかけてプリキュアの勧誘を始めたみゆきでしたが…
その時家の中からワイワイ出てきたなおの兄弟たち!こんな大家族キャラだったのね
それにしても次女がかなり可愛いんだが…この素朴な感じといいたまらんものがあるな
「星空さん、よかったらお昼食べて行かない?」
「えっ!いいの!?」
とんとんとんとん
「す、すごーい…緑川さんがお昼作るんだ…」
「お父さんとお母さん、町内会の集まりで出かけてて」
その後、家に上げてもらって緑川家の昼食をごちそうしてもらうことになったみゆき。
しかし、なおは忙しい両親に代わって家事を一手に引き受けていました。料理も当然のようになおの担当です
うーむ…それにしても、弟たちの面倒を見たり料理をしたりっていうこの設定は完全にやよいじゃないですか!
いえ、やよいと言ってもこっちのやよいじゃなくてあっちのやよいじゃないですか!(えー
なおがやよいでやよいが雪歩で…アイマスといっしょくたに考えると頭がこんがらがってくるぜ…
「お昼ごちそうさま!おいしかった〜、緑川さんは偉いなぁ。兄弟の面倒をちゃんと見て…」
「あはは、そんなの当たり前だよ。弟たちと一緒にいると楽しいし…それに私、家族が大好きなんだ」
(緑川さん…勇気があって、かっこよくて、優しくて…うん、やっぱり決まり!)
そして食事を終えたあとは、弟たちと川原に繰り出してサッカーで遊び始めたなお達。
まさに理想のお姉ちゃんな姿に感心しきりのみゆきでしたが、なおは「大好きな家族のためだからこのぐらい当たり前」と
特別なことをしているつもりはまったくないようです。天使かこの子は…見た目も変身前じゃ一番可愛いしな…(えー
「あのね緑川さん!一緒にやって欲しいことが…!」
「ぐわーっはっはっ!世界よ、最悪の結末バッドエンドに染まるオニ!」
ズズズズズ…!
「えっ!?こ、これって!?」
「人間どもの発したバードエナジーが、悪の皇帝ピエーロ様を蘇らせていくオニ!」
「…家族…そんなのいつかはバラバラになる…」
って、みゆきが再び勧誘の話を持ち出したその時、タイミング悪く現れてしまったアカオーニ!
アカオーニの力のせいでなおと家族みんながバッドエンドに染められてしまい、
なおの家族思いな心さえもあっさりと黒く塗り潰されてしまいます
「みんなー!プリキュアになって戦うクルー!」
「や、やっぱりちょっと怖いかも…」
「だ…大丈夫!私たちは1人じゃないもん!」
「せやな!」
「「「プリキュアスマイルチャージ!!」」」
と、そこにやよいとあかねも駆けつけて一緒に戦うことになりますが…
今回は変身前のセリフが「絶対に許さない!」じゃないんですね、こいつは珍しい。
4話目にしてこれが初のパターンですが、ついにスイートとは別路線を歩むことになるんでしょうか?
「キラキラ輝く未来の光!キュアハッピー!」
「太陽サンサン熱血パワー!キュアサニー!」
「ピカピカぴかりんじゃんけんポン!キュアピース!」
「ピ…ピカピカぴかりんじゃんけんポン…
前はチョキだったのに今回はパーオニ!?負けたオニ〜!!」
「ど、どういうことや?」
「えへへ、今回のぴかりんじゃんけんはパーでした〜!」
って、前回チョキで変身していたやよいが今回はパーで変身!そう、やよいの変身バンクでは毎回ジャンケンの手が変わるみたいですね
それにしても日曜アニメ…そしてジャンケン…こうなるとサザエさんを連想せずにはいられません
実際、世間ではキュアピースvsサザエさんのジャンケン勝負になかなか注目が集まっているようです
ちなみに前回はやよいがチョキ、サザエさんはパー。今回はやよいがパー、サザエさんはグーで
今のところやよいの2勝0敗であります。果たして最終的に勝ち越すのはどっちになるか…
「面白くないオニ〜!!出でよアカンベェ!!」
ずもももも
「アカンベェェェ!!」
「あっ!?み、みんなが!」
ドドドドドド!!
「ぐっ…気合だぁぁぁ!!プリキュアハッピーシャワー!!」
ドッバアアアアン!!
「はぁ…はぁ…や、やった…」
「アカンベェェェ!!」
「きゃああああーっ!!」
「ハ、ハッピー!!」
その後アカンベェが召喚され戦闘が始まりますが…なんといきなり、みゆき達に見向きもせずに
無防備ななお達へミサイルを撃ちまくるアカンベェ!げ、外道ー!!
これには慌ててみゆきが割って入り、ハッピーシャワーでミサイルを迎撃しますが…
なんとかなお達を守れたものの、エネルギー切れになったみゆきはアカンベェに捕まってしまいます。
みゆきが人質になった今、あかね達も思うようにアカンベェを攻撃できなくなってしまい…
バゴオオオオン!!
「うわあああーっ!!」
「がははは!マヌケオニ!こんな奴ほっといて自分たちだけで逃げたらいいオニ!」
「そうはいかへん!ウチらの絆はなぁ!…えっとまだそんなに固ぁないけど」
「えーっ!?」
「こ、これから固い絆になるんやーっ!!だから絶対逃げへん!!」
「サ、サニー…」
ゲェー!?そんな不利な戦いの中で、絆の強さをアピールしようとするあかねでしたが
「しまったまだそんなに強くなかった」とマヌケな事実を浮き彫りにする結果に!
なんてバカ正直なやつ…まぁまだ仲間になってほんの数日だろうしなぁ、絆を育てていくのはまだまだこれからか…
「…う…き、絆…?はっ!?な、何これ!?」
「あっ、緑川さん!」
「ほ、星空さん…?あかね、やよいちゃん!?えっ…えっ!?」
とその時、絆という言葉にピクッと反応し正気を取り戻したなお!ふむ、なおは家族との絆を何より大事にしている子ですからね…
それだけ思い入れが強かったということか。ともかくこれでさっきのあかねの発言も
無意味に恥を晒したわけじゃなかったんやな!やったー!!(えー
「なにが絆オニ、仲間?家族?そんなもの最後には全部バラバラになるオニ!」
「な…」
「なんなら今すぐバラバラにしてやるオニ!アカンベェ、やれオニ!!」
「アカンベェェェ!!」
ギュオオオオオ!!
「ああっ!?」
「や…やめてえええええ!!」
ってうわあああ!なんとその時、なお達の会話にイラついて弟たちへの直接攻撃を開始したアカオーニ!なんたる外道!
そんなことをしたら、怪獣のようなアカンベェの攻撃に弟たちが耐えられるはずもなく
本当に体がバラバラになって死んでしまいますよ!
なんてことを…今までのプリキュアでこうも容赦なく一般人を殺りに行った描写ってないんじゃなかろうか、鬼畜すぎるぜアカオーニ
「くっ…!だああああーーっ!!」
バチイイイイン!!
「アカッ…!?」
「み、緑川さん!?」
「家族はバラバラになんかならない…!私たち家族の絆は!永遠に切れないッ!!」
って、その時なんとアカンベェに向かって「タイガーショットだァ!!」と渾身のシュートを叩き込み
弟たちを守ったなお!
プリキュアにならなくともアカンベェをひるませる威力とは…家族に対する思いの強さがなせる業でしょうか
さらに、自分の体を盾にしてまで弟たちを守ろうとするなお…アカンベェ相手にとことん引かないつもりです
「なんだお前?やってしまえアカンベェ!」
「アカンベェェェ!!」
「あぁ…!緑川さん!」
「あんた達がどこの誰だか知らないけど…
私たち家族の絆を断ち切ろうって言うんなら…!私が戦う!!」
ビカアアアアッ!!
「勇気リンリン直球勝負!キュアマーチ!!」
そんなわけでついにキュアマーチ誕生!なおの闘志に反応して変身が始まり、4人目のプリキュアが覚醒する!
まぁしかし…分かっていたことではありますがすげー髪の毛だなこれ…
すんごいボリュームでモッフモフですよ、デザイナーは何を考えてこんな髪型にしたんだろう
正直な話、なおは変身前だと一番かわいいと思うんですが変身後だと一番残念な感じだよね…(えー

とかなんとか言ってたら握り潰されそうでこわいですやめて!なおさんやめて!
なんだこの手の迫力は…この絵を見ていると、なおが妖怪ちんこもぎ女に見えておっかないんだけど:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
なんかこう「目障りな男のちんこは全て私がもいでやるよ」と言ってるように見えるというか…疲れてんのかな俺…
「キュアマーチ!?やっぱり4人目は緑川さんだったんだぁ!」
「また新しいのが出てきやがった…!アカンベェ!」
「大切な家族の絆…!守ってみせる!!」
ドドドドドド!!
「は…はっや!!」
ともかくアカンベェとの戦いを開始したなおでしたが、変身で強化されたその脚力はすさまじく
他のプリキュア達さえ驚愕する超高速ダッシュを見せつけることに!
うーむ、これがキュアマーチ特有の能力なのか…?スピード重視の戦士ってことでいいんでしょうかね
「な、なにこれ、こんなに速く走れるなんて…あれっ?わ、わぁぁぁぁ!?」
ドッガアアアアアアン!!
「あぁ!?だ、大丈夫!?」
「ふぅ…びっくりしたあ〜」
「タ、タフやな〜…」
って、その時勢いあまって思いっきりコンクリートの柱に激突してしまったなお!
あまりにハデなぶつかり方にギョッとするみゆき達でしたが、当のなおはケロッとしておりまったくの無傷です
お、おいおいスピードだけかと思いきや防御力もすごく高いのか!?超高速で動く重戦車!?
なんだかずいぶん基本スペックが高い気が…
「はああああーっ!!」
バッキャアアアアン!!
「ひ、ひええ、すごいパワー…」
「す、すっごーい!」
「鮮やか…!」
さらに肉弾攻撃の威力もすさまじく、キック一発で怪獣サイズのアカンベェが軽々と吹っ飛んでしまうほど!
速さも防御も攻撃も全部高いじゃねーか!なんだこれは、マーチはチートキャラなのか!?
それとも単なる初登場補正ってやつなんだろうか…今後もずっとこの強さだったら他のプリキュアの立場がないですよ!
「さあスマイルパクトに力を込めるクルー!」
「えっ?こ、これのこと…?(しゅうううう)ええっ!?何これ、力が抜ける!」
「やめちゃダメクル!もっと力を込めるクルー!」
「わ、わかった…(しゅうううう)」
そして毎度のごとく、必殺技の出し方をなおに教えるキャンディでしたが…
今までもそうだったけど「ち、力が吸い取られる!」って言ってるのに強引に続けさせるキャンディって
超うさんくさい奴に見えるんですけどこいつ本当にプリキュアの味方なのか?(えー
なんかこう、プリキュアの力を吸収してよからぬことを企んでる悪党とかそんなオチがあるような:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「プリキュアマーチシュート!!」
ボッガアアアアン!!
「ぐっ…!プリキュア!覚えてろオニーッ!!」
「これが超次元サッカーだ!!」(えー
そんなわけでキュアマーチの必殺技はまさかの超次元必殺シュート!
そういえばサニーもバレー技だったし、得意スポーツが反映されやすいのかな…
しかし、正直なところイナズマの超次元すぎる必殺シュートをさんざん見慣れてしまったので
この程度のシュートじゃ満足できねーぜ…
と目が肥えてしまった感じがするなぁ:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン 次回に続く!

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