8月7日
今月のジャンプ感想:NARUTO 第641話「君らがメインだ!」
カッ!!
「オレごと飛ぶしかない!!」
さて前回、螺旋閃光超輪舞吼参式を出そうとするも、オビト玉の攻撃を受けてしまったミナト…
目の前で大爆発を起こそうとするオビト玉を前に、なんとかナルト達を巻き込むまいと
飛雷神の術で瞬間移動しようとするミナトでしたが…
フッ!
「!!」
フッ
「早めに返してやる」
「!!」
ってうおおおあああああ!?卑劣様きたああああああ!!
なんとナルト達全滅の危機に、颯爽と現れたのはまさかの卑劣様!
オビト玉を掴んで瞬間移動しながらオビトに突っ返し、オビト自身が大爆発という見事な反撃!
すげーぜ卑劣様!前回「卑劣様はやくきてくれーー!!」と言いつつこんな活躍できるとは思ってなかったわ!(えー
しかもオビトと一緒に爆発した卑劣様は「影分身だもんねー」という抜け目なさ。
卑劣様の戦い方は術の効果を利用するために色々工夫しててすごいよな…
「そんな使い方があったのか」って感じで感心してしまうというか
特に自爆特攻の使い方がうますぎるぜ卑劣様!(えー
スキあらば穢土転生で自爆とか、影分身+飛雷神の術で自爆とか、恐すぎるよこの人!マジ相手にしたくねえ!
「すげェ!父ちゃんのマネできんのか!二代目の顔岩のオッチャンも!」
「四代目がワシのマネをしとるのだ…それにそこは二代目様でいい!」
そして卑劣様のことを「二代目の顔岩のオッチャン」というヘンテコな言い方をするナルト。
いやそこは「二代目火影のオッチャン」でいいんじゃないのか?なんでわざわざ顔岩?
もしかして「こんな卑劣なおっさんを火影って呼びたくねーってばよ」とか思ってないかナルト?(えー
あと卑劣様が元祖なはずの飛雷神の術を「父ちゃんのパクリ」と言ったり、
なぜか飛雷神の術ってミナトだけの忍術って思われてるよね
そう、第59巻であった水影の「遅れるのは婚期だけで十分です」のシーンについても
「飛雷神の術って四代目火影の術なんでしょ?」
「俺たちも3人揃えば使えます、四代目は1人で使えますけど」って
やっぱり飛雷神の術といえばミナトで卑劣様は無視されるというこの風潮。なんでや!開発したの卑劣様やろ!
「邪魔をするなマダラ!!」
「時間がないが、こうなってはやらねばならない事がある!」
ズドドドドド!!
「す…すごい…!まるでケタが違う!これが先人たちの戦いのレベルなのか!?
俺たちが言っても邪魔になるだけかもしれん…」
そんな一方で、木龍の術とスサノオで激突し怪獣大決戦を行っていた柱間&マダラ。
やはりダントツ最強クラスのこの2人は、強すぎてまるで次元が違うというか
モブキャラの入り込む余地が全然ない感じです
「もう少しお前をいただく」「?」
そして息を吐くようにホモ発言をするマダラ(えー
「お前をいただく(性的な意味で)」ってマダラはほんとに柱間大好きヤンデレホモだな!まったくお前って奴は!
「ガードされていたか…速いな。ただ術を出しただけでは当たらんぞ」
ギロ
「やはり螺旋閃光超輪舞吼参式で、オレがスキを作るしかありませんね…」
「お前…少しばかり天然だの…普段ならお前の術名にツボるところだが、
奴の前では笑えんぞ」
そして再び卑劣様たちの様子ですが、オビトはさっきのオビト玉を直撃されても無傷だったようです
「こうなったら螺旋閃光超輪舞吼参式を使うしか…」と懲りずに例のアレをやろうとするミナト
さすがに卑劣様も「そんなギャグみたいなこと言っとる場合か」と突っ込まざるを得ません
「行くぞ四代目、分身の飛雷神ではやはり遅い!ワシら2人で飛雷神回しをやるぞ」
「はい…この体なら当たってからでも!」
「風遁・螺旋手裏剣!」
「炎遁・火具土命!」
「挟む気か…」
「今だ!」「今だ!」
「「飛雷神互瞬回しの術!!」」
そして卑劣様&ミナトの飛雷神コンビネーションの術が炸裂!
何やってんのかよくわかんねーけども!(えー
細かく解説していくと、ナルト&サスケの合体攻撃でわざとミナトが直撃を受け、
その瞬間に卑劣様と同時に飛雷神の術を発動、オビトとミナトの体を瞬間移動で入れ替え、
避ける間もなくオビトに攻撃が直撃するという…飛雷神の術ってほんとに便利だなー
しかしこういう「わざと味方に向かって攻撃して、直撃の瞬間に敵と体を入れ替える」って、どこかで見たなと思ったら
ゴレイヌさんの念能力だコレー!!(えー
完全にブラックゴレイヌと同じ能力や!ゴレイヌさんの能力って、使いこなせば最強とハンタ読者の間では有名でしたが
卑劣様はこれをも使いこなせるのか…よしこれを飛雷神ゴレイヌ回しの術と名付けよう:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
「名付けて灼遁・光輪疾風…とにかくそのままいけェ!!」
そしてナルト&サスケの合体攻撃に対して、「決まったぜ灼遁・光輪疾風漆黒矢零式がよォー!!」と
思わず叫んでしまうミナト。ちょっと待ってくださいよ!ミナトはこの間も同じ名前で呼んでたけど
「うん…無いな!!」ってダサい名前なこと自覚してたじゃないですか!(えー
結局気に入ったのかよ灼遁・光輪疾風漆黒矢零式!まったくミナトのやつ笑えんぞ…
「2人…笑ってる…」
でもナルト&サスケは気に入ってしまったようです。えー!?
なんなん君ら!?灼遁・光輪疾風漆黒矢零式がそんなに気に入ってしまったん!?
これってやっぱりさっきの卑劣様との対比かなー、「いや笑えないから」とミナトのセンスを一蹴した卑劣様と
思わずにんまりしてしまった2人という。つまりカエルの子はカエルってことか…(えー 次回に続く!
(C)岸本斉史/集英社
8月6日
今週のジャンプ感想:食戟のソーマ 第34話「遠月を巡る因縁」
ピンポンパンポーン
《学生は荷物をまとめ、駐車場前に集合してください。
部屋の鍵はフロントへ返却、各自忘れ物のないように…》
「すごく大変だったのに、なんだかあっという間な気がするよ…」
「そだなー…」
「おしっ…帰るか!」
さて今回のソーマですが、いよいよ合宿の全スケジュールが終了し、
ソーマ達が遠月学園へと帰る時がやってきました
帰りの荷物をまとめたソーマ達は、てくてくとバスに向かっていきますが…
「おっ…四宮先輩!」
「生き残ったらしいな」
「やーなんとか、お陰様で!」
「フン」
「その荷物…も、もうフランスへ帰るんですか?」
「ああ、いつまでも店を閉めてるわけにはいかねぇ」
って、その時たまたま2人が出くわしたのはなんと四宮!四宮も同じタイミングでフランスに帰るつもりだったのか…
もう帰っちゃうのかー。四宮は水原さんや乾さんとフラグ立ってましたが、
あの2人ともっとイチャイチャしてからでもよかろうに…(えー
それにしても四宮の私服は今回初めて見ましたが、
ほとんど無地の襟付きシャツといういかにも社会人らしい落ち着いた格好ですね
こいつは意外な…もっとチャラい系の私服かと思いきや、普段から社会人らしい節度を保った服装をしてるとは…
ウチの会社も私服OKではありますが、「社会人としての節度を守れ」とかなり厳しいプレッシャーがあります
なので四宮のような地味めの襟付きシャツじゃないとなかなか着ていけないですね
Tシャツ+ジーパンみたいな格好は正直ヤバイです。かなりグレーゾーンです(えー
「それに当面の目標が決まったからな」
「…?」
「SHINO’Sをパリで一番の名店にして、三ツ星を獲りに行く。
プルスポールだけじゃあ物足りなくなってきたところだ」
「三ツ星…」
「す…すごい!フランスの日本人シェフはまだ誰も獲ったことないのに…!」
そして、これまでの数年間に停滞してしまった四宮も
ミシュランの本場で三ツ星評価を獲ってみせると、新たな目標を掲げて再スタートするようです
それにしてもこの四宮の表情は…かつて遠月学園を卒業した時に、
「プルスポール勲章を獲りに行く」と語った姿に瓜二つですね。
この時のように、目標に向かって突き進む気持ちを、今の四宮は完全に取り戻したということでしょう
「…お前ら…」
「待てーーい!!」
「ちっ…」
「抜け駆けなんてさせませんよ四宮先輩…!(ゴゴゴゴゴ)」
「何の事だか分からねぇな」
って、その時ぽつりと「お前ら…」とソーマ&恵ちゃんに声をかけてしまう四宮。
まさか「お前ら俺の店で働く気はないか?」とスカウトする気だったのか!?
しかし、それを察知した乾さんがすかさず「恵ちゃんは渡さんぞこらあああああ!!」と乱入してきました
乾さんも考えることは同じか…特にこの人の場合、恵ちゃんは絶対に自分がスカウトしたいでしょうしねえ
それにしても乾さんや水原さんの私服…なんというか喪服かと思ったわ…(えー
地味すぎるやろこの服装!もうちょっと華やかな服着てもいいじゃないですか!
「幸平創真…イタリア料理に興味はない?」
「え?」
「君の才能は鮨店でこそ伸びると思う!」
「いいえ!恵ちゃんは私が大切に!」
「は…はいぃ…!?」
さらには水原さんや関守さんまでスカウト合戦に参加を…って、あ、あれ!?関守さんいたの!?(えー
あんた前回どこ行ってたんだよ!
卒業生みんなで作ったフルコースすっぽかしてスカウトにだけ参加って、わたしは許しませんよーっ!!
というか関守さんの店って何かと思えば寿司屋だったのか…どうりで和食らしい雰囲気漂わせてるわけだ
「ふ…まだ在学してる者に声をかけるとは、よほど彼らを認めてるようだな」
「堂島シェフ!こ、これは…?」
「彼らはこの合宿のために、自分の店を休みにしたり、副料理長に任せるなりして来てくれてる。
そこまでやるにはボランティアでは割に合わないだろう?」
「確かに…」
「詰まる所この合宿は、学園を出た後のリクルートの材料にもなるということだ。
料理人は店から店へと修業を重ね、いい人材ほど新たな店へと渡っていく…
だからこそ、オーナーシェフにとって従業員の確保は最優先事項となる。
調理場での「正しい資質」を確保することがいかに難しいか…卒業生たちは皆知っているのさ。
そこで遠月の在校生を品定めしておこうというわけだ。
この合宿は、学園側と卒業生側それぞれにメリットがあるんだよ」
「はーなるほど…」
って、そこに現れたのは堂島さんと右腕の人であります。この合宿の目的について、卒業生が店を休んでまで講師となるのは
優秀な生徒を店にスカウトするためというメリットがあるからだという…
なるほどなあ、以前四宮の店の件で、「なぜ四宮は邪魔な料理人をなかなかクビにしなかったのか?」ってコメントがありましたが
それに対する俺の答えは「そいつらをクビにしても、それを埋める人材の確保がとても難しいから」というものでしたよね
やっぱり優秀な人材を確保するってのは大変なんだろうな…「いつでもスカウトOKです」なんて凄腕のプロ料理人が
その辺にゴロゴロいるわけないし、腕のない奴にゼロから教えても、素質がなくてモノにならなかったら目も当てられないしな…
そういう意味では、この合宿はスカウトの場としてかなり有用ですよね
なんと言っても卒業生が自ら課題内容を設定する形式だから、
「この条件をクリアできる人材が欲しい」というのが一発で見分けられるし
自分の欲しい人材を選別するにはもってこいですよ。それにまだみんな学生でプロじゃないから、
「もうすでに店に所属しててスカウトできない」ってケースも少ないしね
ゼロから育てるにしても、この合宿をクリアした時点でかなりの素質があることは保証されてますからね
店を持つ側からしたら、確かにかなりおいしいイベントと言えるんじゃないでしょうか
「幸平くん、君なら遠月リゾートでもモノになるだろう。いつでも歓迎するよ」
「…ありがたい話っすけど、俺にはゆきひらがあるんで」
「そうか…君の実家は料理店だったな」
「はい、親父と2人で切り盛りしてきた店…今はどこで何してんだか分かんないけど、
いつか絶対あの親父に認められて、ゆきひらを背負う料理人になりたいんス」
そして人材が欲しいのは堂島さん達も同じのようで、ソーマをスカウトしようとしますが…
しかしソーマはゆきひらという店をすでに背負っている身。この話を受けるわけには行かないのでした。残念無念
恵ちゃんもひたすらパニクってロクな答えを返せなかったようで、この場は2人とも帰っていくことになりますが…
「三ツ星狙うんですって〜?」
「聞こえてたのかよ…」
「何なら私がお手伝いに行ってあげましょうか?にひひ」
「ハッ…そうだな、召し使いとしてなら雇ってやるよ」
「なんですと〜〜」
ってうおおおお!?な、なんと!その時乾さんから四宮に向けてとんでもない発言が!
これってつまり「私が四宮先輩のお嫁に行ってあげましょうか?」ってことか!?
そういうことなのか!?乾さんも自分の店を抱えてる身だし、それを放り出してまでフランスに行って
四宮の手伝いをするってことは、もうほんとに自分の人生を捧げてもいいって発言だよな…うひょー
・今週のソーマ、先輩方ともお別れですね。そして気になったのは四宮さんと乾さん…
や、やっぱりそうなのか?そういうご関係なのか?!
女性が好きだけど四宮さんだけは特別なのか!色々と妄想を滾らせてくれるぜ……
いやーほんとにねえ、やはり昔からいい仲だったっぽいなこの2人!
四宮が最初にパリへ旅立っていった時の、乾さんの寂しがり方は普通じゃなかったしなー
そして水原さんはどうなるんや!?四宮といい仲なのは乾さんだけで、水原さんは関係なかったんか!?
うーむ気になるぜ…四宮を取り巻く女性キャラの関係は、めちゃくちゃ興味深いですわ
ザザッ
「…!」
「堂島さん?どうかなさいましたか?」
「む、いや…」
とその時、去っていったソーマの後ろ姿を見て、とある人物の記憶がフラッシュバックする堂島さん!
これは…ソーマの父親の記憶ですかね?以前にも堂島さんは「ゆきひら?その名どこかで…」って
ソーマ父との関係性を匂わせていましたが、今回でいよいよそれが決定的に…?
「あっ…!手ぬぐい部屋に置きっぱなしで来ちまった!やべえ!(バタバタ)」
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「え…!?忘れ物ですか!?間もなく発車です!私が取りに…!」
「い…いいの!自分で行きます!私は別の車で学園へ戻りますから!」
がしかし、いざバスに乗ろうというその時、同じように部屋に忘れ物をしてしまっていったソーマ&お嬢様!
2人して同じタイミングで忘れ物を取りに行くとは…これはもしや、みんなとはぐれて2人きりで帰るハメになるフラグか?
ハイスコアガールでもこんな展開ありましたね、あの時はハルオと日高さんが2人きりで旅をする展開でしたが…
「ふー、見つかってよかったぜ…よっと」
「いやいや堪能したのぉ遠月リゾート!」
「来年も楽しみじゃな〜!」
「!?」
ってぐわああああああ!手ぬぐいを持ってきたソーマがバスに戻ってみれば、
見渡す限りジジイだらけのむさくるしい光景が!お嬢様じゃなくてジジイとフラグを立てるのか!?(えー
どうも乗り込むバスを間違えてしまったようですが、バカ野郎ソーマどうせ間違えるんなら
あの小学生のロリ少女がいるバスに乗り込んでだな…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
「おお!お前さんスフレオムレツの子じゃな、ありゃあなかなかの出来だったよ!」
「あ、鶏卵の…あの、卵いくつもダメにして…すんませんでした!」
「そうじゃな…徳蔵印の卵をひいきにしてくれるなら構わんよ。
いつかお前さんの持つ店で…な!」
「うす…!」
そんなソーマに話しかけてきたのは鶏卵の徳蔵であります。恵ちゃんのおでんを食ってた人ですが、ソーマの料理も食べてたのね
多くの卵をダメにされてしまった徳蔵ですが、「今後もひいきにしてくれるならいいんじゃよ…」と、お互いに熱い視線で見つめ合い…
い、いかんこのままでは徳蔵×ソーマのやおい同人誌が作られてしまうぞ!(えー
それにしても、スフレオムレツの失敗で卵をダメにしたことをちゃんと謝るとは、感心な奴ですねソーマ
思えばこの合宿は、ソーマにこういう他人を思いやる部分があるという
主人公らしい性格の土台作りに貢献した内容となってましたね
なにしろ合宿が始まる前のソーマというのは、
同級生に向かって「お前ら全員俺の踏み台だから」と宣言したり
一色先輩に「あんたを潰せば俺が7席になれるってわけ?」と言い放ったり
恵ちゃんには「なんでこんな人と組まなきゃいけないの…」と疫病神扱いされたり
腹黒い面や問題児というイメージがかなり強かったんで…合宿を通してそのイメージもだいぶ変わりましたよね
ソーマ自身、前回のラストページでそういう過去の自分を思い返して
「あの時の俺は考えが甘かった」みたいに考えを改めてますからね…この合宿がソーマに与えた影響は思った以上に大きいよなー
「ウチのさやいんげんも頼むぞ君ぃ!」
「坊やせんべい食べるかい?のど飴も持っていきなさいな」
「あ、どうもっす〜ってこんなことしてる場合じゃねぇー!!」
ひゅうううううう
「…置いて行かれた…合宿は終わったってのに、なんだよこの大ピンチは…」
って、そんな高齢者バスに長居してしまった結果、生徒用バスの発車時間を大幅にオーバーしてしまったソーマ!
慌てて飛び出しますが時すでに遅し、生徒用バスはとっくに出発した後だったという…
1人ぽつんと残されてしまったソーマは、「どうすりゃいいんだよ…」と途方に暮れていましたが…
「…!な…な…なんで君がここに…!?」
「薙切お嬢様!車の手配できました、ちょうど1台だけ出せる車が…
…そちらも乗り遅れた学生さんで?」
「…」
ブロロロロロ
ってやっぱりお嬢様キター!!ソーマが駐車場で1人うろうろしていると、
そこに出くわして驚愕してしまうお嬢様!そして使える車はちょうど1台だけ、狭い車中で2人一緒に帰っていくことに…
やっぱソーマとお嬢様の組み合わせについては、かなり作者のプッシュが入ってるなー
「…せんべい食う?」
「…食べません」
「そーいやお前、俺が何日目で落ちるか楽しむとか言ってたよなー、
生き残ったけどなんか感想あるー?」
「くっ…ドヤ顔が目に浮かぶ…!」
車の中ではソーマに目を合わせまいと必死に窓の外に視線を送るお嬢様。
しかしお嬢様を見てていつも思うのは、ソーマが話しかけるとなんか反応してしまうのが
なんだか微笑ましいですね。「せんべい食う?」とか無視で済ませてしまいそうなシーンも律儀に反応してるし
「フン…君はそうやって底辺で足掻いていればいいわ。
どうせあの選抜にも選ばれやしないでしょうしね」
「…選抜?」
「…その事も知らないの?遠月伝統・秋の選抜!
学園理事や出資者…一堂に介した食の重鎮たちの前で、一年生からの選抜メンバーが腕を振るい
競い合う美食の祭典!生徒にとっては、己の力を学外に示す最初の舞台となる…
その選考はもう始まっているの。気づかなかったかしら?
合宿の三日目から、選出委員が会場に出入りしていたのを」
「ああ!あのスーツの集団か!祭典ねー、面白そうじゃん!
なんかこう沸き立つものがあるなー」
「君なんかが選ばれるわけないって言ってるでしょ!」
そしてお嬢様の口からも語られました、堂島さんの言っていた例の選抜!
どうも一年生の中から優秀なメンバーを選抜して、偉い人の前で料理対決を行うってイベントみたいですね
それにしても、「君なんか選ばれるわけない選ばれるわけない」としつこく言ってるお嬢様ですが
これはやはりお嬢様と一緒にソーマが選ばれて2人きりになる前フリだろうか…(えー
「大体何よ…!失敗という経験ですって?そんなもの負け惜しみにすぎないわ、
料理人に失敗なんて許されないんだから!」
「そうかなー」
「そうよっ!卓には常に完璧な品だけが求められる、
究極の美食というものはそうやって成されるの!
(ボソッ)…あの人の料理のように…」
「ん?なんだって?」
「なんでもないわ」
ってうおおおおお!?こ、これは!?
「料理とは完璧じゃないとダメ、あの人の料理のように…」とつぶやいたお嬢様、
その途端顔を真っ赤にしながら恋する乙女顔になるというまさかの展開が!
好きな人いたのかお嬢様!恋のライバル出現か!?
そういうのとは無縁だと思ってただけに、こいつは意外ですね
「そーいや薙切はなんで乗り遅れたわけ?」
「…君に話す必要はありません」
『あった…!よかった…!』
さらに、さっきお嬢様が忘れ物をした件についてもその片思い相手が原因のようです
お嬢様が部屋に忘れたのは写真立て…なるほど好きな人の写真を他人に見られたくないから、「私が取りに行きます」って秘書子を
必死に止めたわけなのね、そんなお嬢様の思い人というのは…
親父じゃねーか!!ゲエエエエエーー!?
なんとお嬢様の片思い相手とはソーマの親父!片思いというよりは憧れの人って感じなのか!?
あんたらどういう接点があったんだ!?というかこの写真の親父老けすぎだろ!何年前の写真だよ!
ちなみに第1巻で登場した若い頃の親父の写真がこれです。
さっきの親父老けすぎだろ!(えー
写真のソーマとお嬢様は同じくらいの年頃なのに!一体どうなっとるんだこの親父の老け方は…
「そうか…幸平創真はお前の息子か…」
「城一郎…」
な、なんですとー!?さらにこちらでも驚愕の事実が明らかに!
親父との関係性を何度か匂わせていた堂島さんですが、その関係とは
かつての同級生であり、堂島さんが第1席、親父が第2席という間柄!
そしてこの時の親父は、幸平ではなく才波城一郎という名前だったんですね
つまり奥さんのところに婿入りしたってことか…?堂島さんが幸平って名字をあんまり思い出せなかったのもそのためか…
それにしても過去の堂島さんが、頭文字Dの高橋啓介みたいな頭してて吹きそう
昔はフサフサだったのかよ堂島さん!今の坊主頭とはギャップでかすぎるよ!
いやー、しかし単に合宿から帰るだけの話かと思いきや、ずいぶんと盛りだくさんな内容になりましたね
四宮と乾さんのフラグ、ソーマ父に片思いしていたお嬢様、若い頃ライバル同士だった堂島さんとソーマ父…
気になる要素が3つも4つもボンボン出てきた感じです
ソーマ父より堂島さんが順位が上というのも意外ですが、なんだか写真を見るとソーマ父はやる気なさげに見えるから
この後奥さんと出会ったことで、料理人としてさらに腕を上げたとかそんな感じですかね?
1巻で親父は「いい料理人を目指すには、自分の料理のすべてを捧げたいと思うような女に出会うこと」って言ってたし、
まだこの頃は奥さんと出会う前で、堂島さんには勝てなかったのかも。
しかしこうなると最終回はあれだなー、ソーマと親父が最終決戦を行う中で、神の舌であるお嬢様が審査員をやることになって
ソーマの方を「美味しい」と選んで終わるとかそんな感じかなー
憧れの人よりソーマを選ぶくらいソーマの料理が美味しかったとか、以前に「不味い」と舌に嘘をついちゃったけど
成長したソーマの料理は嘘がつけないほど美味しかったとか、お嬢様がソーマにとっての大事な女性になるとかそんな感じで。
まあ完全に妄想ですけどね…(えー
しかし今回はこういう妄想が楽しくなる回だったなー、次回に続く!
(C)附田祐斗・佐伯俊/集英社
8月2日
金曜ロードショーで天空の城ラピュタがやってましたが、改めて見てみると凄いですねこのアニメは
まず何よりも思ったのは全体のテンポの良さがすごい。トントントンッと次々に色々なことが起こって、
駆け抜けていくような疾走感で話が進んでいくというか、無駄な描写がまったくないですよね
パズーの父親の説明とか、シータの故郷にムスカ達がやってきたシーンとか、
要点をおさえた最低限の説明でスパッと終わらせるのがいい。おかげで間延びせずスムーズに話が進むし
それだけ色々なものを省いているのに、必要な部分はちゃんと揃っているのが凄い。
必要なものだけを残してトコトン研ぎ澄ましたようなイメージ。これ以上カットできる部分がまるでないですよね
それに最初から最後まで見せ場の連続ですしね
・空から降ってくるシータ
・線路の上を駆け回っての逃避行
・坑道の中で食べる目玉焼きパン、
・シータを奪い返しに飛んでいくパズー
・暴れるロボット兵とシータ救出
・竜の巣への突入
・ラピュタでの攻防戦
・すべてが終わり飛んでいくシータ&パズー
盛りだくさんすぎて目が離せないというかなんというか、
並みの映画ならクライマックスかと思うような大きな見せ場がいくつもありますよね
名セリフもメチャクチャ多いしなぁ
「親方!空から女の子が!」
「ラピュタは本当にあったんだ!」
「制服さんの悪いクセだ。事を急ぐと元も子もなくしますよ、閣下」
「おじさん!もっとスピード出ない!?」「(汽車が)だいぶ年寄りだからなぁ!」
「君も男なら聞き分けたまえ!」
「うん?もしもしもしもし!」
「40秒で支度しな!」
「ここへ来る気か!」
「いい…」
「エンジンが燃えちゃうよぉ!」「泣き言なんて聞きたかないね!なんとかしな!」
「さっきのロボットじゃない!」
「言葉を慎みたまえ、君はラピュタ王の前にいるのだ」
「君のアホづらには心底うんざりさせられる」
「見ろ!人がゴミのようだ!」
「ラピュタは滅びぬ、何度でも蘇るさ!ラピュタの力こそ人類の夢だからだ!」
「バルス!」
「ああ〜〜目が〜〜目があ〜〜〜」
特に印象深いのはこの辺かなー、やっぱ書き出してみるとムスカのセリフが多めになるか
あと社会人になった今見ると、パズーの親方の「珍しく残業かい?」「残業はなしだ」のやり取りが
聞いた瞬間にビクンッてなったな…(えー 残業はいやや…
ただ、一番好きなやり取りは「40秒で支度しな!」の一連の流れですね。あの場面は、
ムスカに脅されたシータが、自らパズーと別れる
→放心状態のパズー、ムスカに金貨を握らされトボトボと家に帰る
→なんとそこにはドーラ一家の姿が という流れだったわけですが
「ちょっと借りてるよ、坊や」
「くっ…出てけェッ!ここは僕の家だぞ!」
「偉そうな口をきくんじゃないよ!娘っ子1人守れない小僧っ子が」
「なにぃっ…」
「こいつ金貨なんか持ってらぁ!」
「やれやれ…娘を金で売ったのかい」
「…違うっ…!そんなことするもんか!」
「その金で手を引けって言われたんだろうが!!」
「…シータが…そうしろって言ったんだ…!だから…」
「ペッ!で、いじけてノコノコ帰って来たってわけかい?
それでもお前男か!?ええ!?」
「威張るな!お前達だってシータを狙ってるじゃないか!」
「当たり前さね。海賊が財宝を狙ってどこが悪い!シータがそう言ったぁ?
バァーカ!お前を助けるために脅されてやったに決まってるじゃないか!」
「…!」
「泣かせるじゃないか、男を助けるためのつれないしぐさ。
あたしの若い頃にそっくりだよ」
ジリリリリン!ジリリリリン!
「!(ガチャ)」
ピーピーピピー、ピーピーピピー
「フフン、暗号を変えたって無駄だよ…(ペラペラ)…飛行戦艦を呼び寄せたな!?
娘を乗せて出発する気だ!急がないと手が出せなくなる、出かけるよ!
いつまで食べてるんだい!」
「は、はいママ!」
「シータをさらいに行くの!?」
「嫁はいらねぇ、飛行石さ」
「石だけじゃダメだ!あの石はシータが持たないと働かないんだ、
僕を仲間に入れてくれないか!?シータを助けたいんだ!」
「甘ったれんじゃないよ!そういうことは自分の力でやるもんだ!」
「…そうさ…僕がバカじゃなくて、力があれば守ってあげられたんだ…!
ラピュタの宝なんかいらない!お願いだ!」
「…」
「…」
「(ニッ…)その方が娘が言うこと聞くかもしれないねぇ…
二度とここへは帰れなくなるよ!」
「分かってる!」
「覚悟の上だね」
「うん!」
「40秒で支度しな!!」
というこの一連の流れがね…「シータが一緒におらず、金貨を持ってトボトボ帰ってきたパズー」を見て
今までの経緯をズバリと言い当てるドーラの鋭い洞察力、さらにムスカ達の暗号通信を一瞬にして見破り、
飛行戦艦を呼び寄せた=シータを連れて飛び立つ、ということまで察知する読みの深さ…
パズーを仲間にすることにしても、「飛行石はシータが使わないと効果を発揮しない」
「シータに言うことを聞かせるにはパズーがいると便利」というメリットがあってのことですからね
単なるお情けだけで連れて行くわけじゃないというのがまたイイ。それもあるとは思いますけどね
そういう流れの中で「40秒で支度しな!」というインパクトのあるセリフが飛び出してくるという、
この一連のやり取りがめちゃめちゃ好きです。ドーラの魅力がギッシリと詰まってますよね
他に言っておきたいのは作画の凄さですかね、一番凄いと思ったのはやっぱりこの
飛行石がシータの言葉に反応して光がブワーッと溢れるシーン。
いま見ても有り得ないだろっていう驚異的な作画力の高さ。
どれだけぬるぬる動いてるんだよ!27年前に作ったアニメがこれほどまでに質が高いってのが驚嘆するしかありません
あとはパズーのケタ外れな行動力とかバイタリティにも驚かされましたね
特にラピュタに辿り着いてからのパズーの行動というのは、並みの人間じゃ何回死んでも足りないというか
「こんなとこ人間が進む場所じゃないだろ!」みたいなところを驚異的な生存力で突き進んでいくというか
目の前の困難を乗り越える能力というんですか、パズーはそれがとんでもなく高いと思いましたね、気力的にも体力的にも。
絶望的な状況でも挫けることなく、ひたすらパワフルにドンドン突き進んでいく。あれは本当に凄いと思いました
こういう主人公って、今じゃまず見かけないなとも思った瞬間でしたね
最近のアニメとしては、主人公が何かとてつもない困難に直面した時に
「あまりにも困難だから挫けるのも仕方ないよね」という空気になることが多いというか、
時代がどんどん「等身大の主人公」に移っていった結果、
自分には限界があるからこれ以上は無理ですと屈してしまうところがあって、
何が何でも乗り越えてやるんだというパワフルな主人公は、ずいぶんいなくなってしまった気がします。
パズーの凄いところはそういった限界がないところでしょうか。
どこまでも壁を突き破ってダイナミックに突き進んでいくという、それが見ていて凄いと感心してしまいました
あとは声優陣の熱演も重要なところですよね
パズー役の田中真弓の力強い叫びとか、シータ役のよこざわけい子のはかなげな可愛い声とか
特によこざわけい子の声めちゃめちゃ可愛いなと改めて思いました
たまに寂しそうにぽつっとパズーの名前を呼ぶ時とか、神がかり的な可愛さでもうたまんないですねあれは
俺があと20年早く生まれていればにこにこぷんとエスパー魔美毎週予約して
全盛期のよこざわけい子ボイスをひたすら堪能したというのに…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
こういうのはやっぱり、声優さんのスキルがあるから作品の質が高まってるというか、
素人みたいな人に声優やらせてもしょうがないと思う部分なんだけどなあ…
最近のジブリは素人使うの好きだよね…むしろまともな声優が喋ってるシーンの方が少ない気がする
正直俺は、素人が喋ってるところを見ても「なんだこれ…」ってひたすらガッカリするだけなので
そういう起用はやめて欲しいんだけどね…なんであんなに素人を出すようになってしまったんだろう
俺の中ではやっぱりジブリはもののけ姫までだな、という気持ちがあります。
まあそれはともかく、本当にこのラピュタに関してはなにもかもが凄いというか
よくぞこれほどのものを作ったなと、ひたすら感心するしかないというか
面白さの塊をトコトン研ぎ澄まして作ったような、何年経っても色褪せない超名作って気がしますね
(C)1986 二馬力・G.
だいぶ遅くなってしまいましたが今週のナルトス。
オビトに向かって「今度こそ螺旋閃光超輪舞吼参式をやる!!」と張り切るミナトの図であります
ちなみに前回「久しぶりの螺旋閃光超輪舞吼参式をやる!!」と、同じことを言ってた件については不発に終わりました
そして今回のコレもやっぱり不発。お、おいどういうことだ!?
この螺旋閃光超輪舞吼参式ってのはそういう技なのか!?
つまり本人はやる気マンマンだけど、色々あって毎回邪魔されて不発に終わってしまうという
やるやる詐欺を宿命づけられた悲劇の技であると…(えー
そんなわけで螺旋うんちゃらかんちゃらを決める間もなく、オビト玉による攻撃を受けて大ピンチに陥ってしまう3人。
完全にミナトの不意をついて至近距離で爆発させるというオビトの作戦…まんまとハマってしまった3人は絶体絶命であります
卑劣様はやくきてくれーーーっ!!(えー
いや、この状況で卑劣様が来てもどうにもなんねぇと思うけど…
むしろあの起爆札が誘爆しまくって余計な追い討ちになる可能性大だと思うけど…(えー
・こんばんは、今週のアニメのナルト見ましたでしょうか?作画良くてマダラ無双がすっごいかっけぇです
(とても柱間キチには見えないほど by ひ
ふむ、それとついにアニメの方にもマダラが登場することになりましたね
今までずいぶんアニメオリジナルの引き延ばしが長かったけど、ようやく話が進みそうで何よりです
マダラ無双のシーンについては、作画がえらい動きまくってて凄かったですねー
忍連合の大軍団を相手に、1人だけでメチャメチャに倒しまくっていく強すぎるマダラ、
特にこの目玉をギョロギョロ動かして周囲をうかがうシーンはかっけーなと思いました
それとアニメ版マダラは声もいいんですよね、声優は内田直哉という人で
カイジの遠藤さんとかハンターハンターのノブナガが代表的なんですが
かなり渋くて雰囲気のある声の人なので、漫画で見るよりマダラの強キャラ臭が凄いです。この配役は当たりだのう
このカッコいいマダラがそのうちあの変態ヤンホモ野郎になると思うと…(えー
残念なような楽しみなような気持ちですね、今やってる五影との戦いもホモ発言がかなりあるので要チェックですよ
(C)岸本斉史/集英社
それと今週のワールドトリガーもお気に入りのシーンがあったのでご紹介
「こいつ、小南先輩のこと超かわいいって言ってましたよ」
「!?」
「えっ…!?そうなの!?」
「うむ言ってた気がする」
「ホントに!?」
「いや…その…」
「ちょっとあんたやめてよねそういうお世辞、お世辞じゃないのかもしれないけど!」
「すいませんウソです」
「!?」
「お世辞じゃなくてウソです」
「なっ…!」
と、とりまるのウソにまんまと騙されてしまう小南先輩超かわいかった
お世辞じゃなくて超かわいかった(えー
小南先輩はこの間もとりまる達に騙されてしまうシーンがありましたが、見た目に反してすごい純朴で可愛いですよね
小南先輩の他にもメガネの人や千佳ちゃんが可愛いので、最近かなり気に入ってますこの漫画
まあ話の方はボーダーとかトリガーとかA級B級とか
なに言ってんのか全然わかんねーんだけど…(えー
小南先輩が出てくるまで読んでなかったからなー、単行本出たら買って最初から読んでみるとするか
(C)葦原大介/集英社
8月1日
やっぱゲームやってると更新がどうしても遅くなるね…逆転裁判を進めながら画像撮ってると
更新する時間が足りなくなって、こんな風に数日とびとびになるという…
ゲームやりながらのサイト更新は、時間配分が難しいんだよなー
でも進めてしまうんです!なぜならレイくんが面白すぎるから!(えー
逆転裁判5、そろそろ3話目の後半にさしかかったところなんですが
この天才的迷言を残しまくったレイくんが面白すぎ。マジで凄い
この間は3話目前半も面白いと思いましたが、レイくんが本領発揮してからは面白さがケタ違いです
このレイくんを尋問するのがとにかく面白くってもう
最初は冷静沈着・成績優秀な生徒という落ち着いた雰囲気のレイくんでしたが
尋問を進めていくと笑いの天才ということが明らかになり
すさまじい迷言を大量に残すというぶっとんだ内容になっております。
尋問しながらマジで笑い転げましたねー、これまでの逆転裁判の中でも最高に楽しい尋問でした
いま逆転裁判の人気投票やったらレイくんが最強ですよ。こんな面白い奴は他にいないぜ
それと尋問中に、わざとアホな選択肢を選んで会話を楽しむというのは逆転裁判シリーズのお約束ですが、
ココネでそういうアホ選択肢を選ぶと面白い展開が多いですねー
ココネはやっぱり弁護士として経験積んでないせいか、アホ選択肢の時の行動がフリーダムというか
ナルホド達よりも壮大な大ボケをかますシーンが多くて笑ってしまいます
笑いの天才であるレイくん相手にそれをやると、相乗効果でさらに格別っ…!最高だっ…!
こいつらの裁判はとにかく笑いに満ちた内容で、それがもう最高にツボでした
そんなわけで、実にハチャメチャで笑えるレイくんの尋問ですが、
それでも最後にはキチッとまとまってほんわかいい話で終わるのもよかったですね。
ただカオスなだけじゃなくて、最初はピーーーな関係に見えたあいつらが、実はピーーーだと分かって終わるという。
これには「そうだったのかぁ」と思って心温まるものを感じたというか、いい意味で予想を裏切る良シナリオだなと思いました。
あとオドロキ&ガリュウ検事の4キャラもすごくいい味出してましたね
探偵パートのガリュウ検事、法廷パートのオドロキの頼れる男っぷりときたらもう
2人とも未熟なココネを支える良キャラとして、すごくいい雰囲気を出していたと思います
5のオドロキが4の時より良キャラになったことは以前話しましたが、ガリュウも4の時より良くなってるなと思います
4のガリュウは何がいけなかったかというと、良い人で物わかりがいいせいで法廷バトルが盛り上がらなかったんですよね
そういう性格については5でも変わっていませんが、今回のガリュウは法廷で戦う相手ではなく、
探偵パートでの証拠集めで力を貸してくれるキャラクターなんですよ
これは上手い使い方だと思いましたね、もともとガリュウは「真実を追求すること」が目的の奴だから、
4でもいろいろと協力してくれたし、今回みたいに証拠集めを手伝うということも違和感ないですからね
ちなみに他の検事たちの目的が何かというと、ガリュウと違って「裁判をさっさと有罪で終わらせること」なんですよ。
法廷で激突するライバル検事はこういう性格じゃなくちゃ困るんですよね
細かい理屈を強引にねじ伏せて、とにかく有罪にしようとするという。
なぜならプレイヤーの弁護士は「裁判を無罪で終わらせること」が目的であり、
検事にはそれと対立してもらわなければ困る。弁護士がこう、「被告人が犯人だとは限らないんです!」と主張する中で
ライバル検事がムチで弁護人をひっぱたいてきたり
煮えたぎるようなコーヒーをぶっかけてきたり
抜刀術で斬り刻んだりして、とにかく強引に弁護士を黙らせて
「これ以上は議論するだけ無駄。証拠のないお前の理屈にはなんの価値もない
無罪の証拠がない以上、被告人は有罪。それで終わりなんだよ」
と威圧的しながら有罪で終わらせようとして、裁判長もそれに同調するように
「弁護人、被告人の無罪を証明する証拠はありますか?でなければこの裁判は終わりです」と言い出して
(何か証拠はないのか…!?この状況からすべてを逆転する証拠は…!)
と弁護人が追いつめられた状態から、決定的なひとつの証拠を選び出し、そいつをドカンとつきつけながら
「この証拠を見てください。この状態で被告人が
殺人を犯すなんてできるはずがない!!」
と思いっきり検事を打ち負かして逆転勝利する。これが逆転裁判の醍醐味なわけで…
それがガリュウ検事だと、有罪にもこだわらないし物分かりがいいから
こういう弁護人のピンチ→逆転の流れにならないんですよね。
あれじゃ逆転裁判じゃなくて順調裁判ですよ(えー
まあともかく、4の時にガリュウ・オドロキ・ナルホドとそれぞれ不満のある内容になってしまったわけですが、
今回でそれを見事に解消してきてるのが凄いですよね
一度失敗してしまったキャラをもう一度出して、キャラが生きるように練り直してちゃんと結果を出したという。
これって凄いことだと思います、普通だったら過去作品からの参戦というと
「とりあえず人気キャラを出しとけ」って感じで、キャラの扱いについてはテキトーにされてしまうことが多いと思いますが、
この逆転裁判5では不人気になってしまったキャラをもう一度出して、その魅力を引き出せるよう工夫したってことですからね
それに、5で初めて参戦した新キャラについても、ココネ・レイくん・バン刑事のようにいいキャラが揃っていて
「魅力ある新キャラ達によって話を動かしていく」という4の時にできなかったことをやってますからね
この逆転裁判5の凄さは、4の時に一度失望した人ほどよく分かると思います
スタッフもあの時の失敗を取り返すべく、必死にやったんだろうなという風に思いますねえ
今週のジャンプ感想:食戟のソーマ 第33話「いずれ戦う者たちへ」
さて今週のソーマですが、センターカラーということで扉絵にはこのような水着イラストが…
ってこれ、絵のテーマは「丼研の夏休み」なのかよ!なぜに今さら丼研!?
本編の展開と全然関係なくねーか!?さらには8月1日から配信の「ジャンプLIVE」において
肉魅が主人公の番外編が掲載されるという…えらいプッシュされとんな肉魅!
どういうことなの…明らかに作者が気に入ってるキャラって気がしますね。俺としてはまあ普通なんだけど…(えー
それとコミックス第3巻についても8月2日発売!要するに今週の金曜ってことか…早いもんだなー
表紙についてはやっぱり恵ちゃんのようですね、四宮編が収録される巻だからそりゃそうだろうなあ
「…なきりアリス…薙切ぃ?」
「そう。私とえりなは従姉妹どうし、5歳まで一緒のお屋敷で過ごしていたの」
そして今回の本編ですが、アリスが自分とお嬢様との関係を説明する場面で始まりました
俺の予想では異母姉妹でしたが、実際は従姉妹だったのか…ふむ、冷静に考えてみると
あの怪物じーさんが世界中に子種をバラまいたとしたら、姉妹じゃなくて従姉妹になるのが当然か(えー
「お嬢っ!こんなところにいた…何してんすか」
「あらちょうどいいところに!さぁ説明なさい。私の生い立ちを幸平創真クンに説明するの」
「は?はぁ…えっと、アリスお嬢はえりなお嬢の従姉妹で…」
「それはもう言ったわよ!もういいわ私から話します!」
「…」
って、その場にたったかやってきたのは新キャラ男。こいつも最初に比べてずいぶん毒気が抜けてきたな
そしてやってくるなり「さぁ説明なさい!」「えっ、えーと2人は従姉妹で」「もういいわ!」と
アリスの無茶ぶりに振り回されるあわれな新キャラ男。
こいつってもしかして、単なるアリスの付き人とかそんな立場なのか?(えー アリスとえりなの両方をお嬢って呼んでるしなぁ
「私のお父様は、お母様の故郷でもある北欧デンマークを本拠地として、
薙切インターナショナルを設立しました。そこは分子ガストロノミーに基づいた最新の調理技術を
はじめとして、味覚や嗅覚のメカニズムを探求する大脳生理学までも包括している…美食の総合研究機関!
私は14歳までそこで過ごし、遠月へやってきたの。えりなを打ち負かし、遠月の頂点に立つためにね」
そして自分の身の上について語るアリスでしたが、何やらデンマークに設立された
生理学だのなんだのを研究する美食研究所でずっと育ってきたんだとか…なるほど、それで最先端の料理とか言ってるわけね
しかしこんな風に料理を研究だなんだ言ってるキャラって、大抵の場合はザコな気がするんですが
アリスは大丈夫なのか…?強キャラのままでいられるのか…?(えー
「フン。最新技術ばかりをありがたがる料理人ごときに、私の料理が負けることはありえません」
「まあ憎たらしい!えりなはいつもそう!3歳の時私のおもちゃを取り上げたし、
4歳の誕生日に焼いてあげたケーキを不味いって言ったし、
忘れもしない5歳の時には…」
「か…関係ないでしょうそれとこれとは!」
って、今度は小さい頃からえりなお嬢様がいかに理不尽だったかを語りはじめたアリス!
親戚だけあって、昔からそんな親交があったのね…というか「4歳の時にケーキを焼いてあげた」って
そんな歳でもうケーキが焼けるんかい!物心ついたばかりの歳でもうケーキを…なんてやつだ
「そしてあなたもよ幸平創真クン。始業式では大きなこと言っていたけれど、
職人芸がもてはやされる時代は終わったのよ」
「…」
「とても遠月のてっぺんに立てる器じゃないわ。
その証拠に…たった200食の課題であんなにギリギリなんだもの」
「なー!ホント焦ったわー!無知って怖いわー、すげぇ失敗したよマジでー」
「!?」
って、今度は矛先をソーマに向けてきたアリス!「ギリギリ200食とかマジ雑魚だわー」とコケにした笑いを浮かべますが
「その通りだわー、無知って怖いわー」と、あっさり自分のミスを認めるソーマ!アレー!?
こんな反応が返ってくるとは予想外だったようで、アリスも一瞬言葉を失ってしまいます
「でも、失敗したっていう「経験」は得た」
さらに、「失敗したのは貴重な経験」と平然とした顔で答えるソーマ。
そういえば読み切りの時のソーマの口癖は「失敗しない料理なんてつまらん」でしたっけね
つまりはこういう失敗を糧にすることこそ、ソーマの真骨頂ということか
それにしてもこの場面のお嬢様がヒロイン顔すぎて吹いた
なんやこの無駄に可愛いお嬢様は!普段の毒気が完全に抜けておるな…
「…むぅ…食えない男ね…兎に角!アナタ達には負けませんからねっ!
直接打ち負かせる時を楽しみにしてるわ」
「おもしれー…そん時はお相手するぜ」
「ええ、『近々』お会いしましょう(すたすた)」
そして去っていったアリスですが、どうも近いうちにソーマ達とアリスが直接対決することを確信しているかのような
セリフを残して行きました。むう…これってやっぱり、前回堂島さんの言っていた「例の選抜」で戦うことになるのか?
ソーマとアリスが戦うとするなら、他校との戦いではなくて学校の中で生徒たちがぶつかり合うイベントなのか…?
合宿5日目16:00
ざわざわ ざわざわ
「なんだろう…?急にロビーに集合って…」
「しおりにも何も書いてないのよね…」
「え…!?ちょっと待って、このパターンって…!」
って、そこからギューンと時間が経過して、なんと次の場面は合宿5日目の夕方!
もう最終日が終わりそうな時間じゃねーか!一気に時間が飛んだな…いよいよこの合宿編も終わることになるのか
しかし、そうは言ってもまた何の予告もなしに「全員集合しろ」と招集される生徒たち。
これは3日目の夜と同じパターン…あの時は夜通しで朝食メニューを考えるハメになりましたが、また最後にもとっておきの課題が…?
《本題に入る前に一言。現時点で352名の学生が脱落し、残る人数は628名…
過酷なようだが、これは料理人という職の縮図だ》
多くの生徒がガクブルする中、ぬっと姿を現した堂島さん。とりあえず前置きの挨拶を始めますが、
最終日まで来たのに落ちた生徒は352人で、残ってるのは628人なのか…意外と落ちてねえんだな…(えー
とっくに半分以上は消えてると思いましたが、落ちたのは3分の1だけだったのか。俺の印象では7割ぐらいが落ちたかと思ったけどなー
《未知の状況で冷静さを失わず、常に食材と対話する…
シェフとなれば重圧はなおのこと、不安と逡巡に苛まれる夜を耐え抜き
多様な事態に対応し、立ちまわって行かなければならない。
料理人として生きるということは、嵐舞う荒野を一人きりで彷徨うに等しい。
究めれば究めるほどに、足はもつれ目的地は霞む。
気づいた時には頂に立ち止まり、帰り道すら失う者もあるかもしれん》
《だが、忘れないでいて欲しい、この遠月という場所で、同じ荒野に足跡を刻む
仲間と共に在ったことを。その事実こそが…
やがて一人征く者を励ますだろう。
君らの武運を心より祈っている!》
そして意外や意外、生徒たちに向けての励ましの言葉を並べ始めた堂島先輩!
えっ、ということはここであれなの?「5日間お疲れ様でした!」と解放してもらえるの!?これにて合宿終了!?
それだったらこの締めの挨拶というのも納得できるんですが
《ではこの合宿の最終プログラムを始めよう》
「!?」
ってあるんかああああ!!やっぱり最後の課題があるんかあああああ!!
ぬわあああああ!天国から地獄!生徒たちにぬか喜びさせておいて地獄に突き落とすとは鬼畜です堂島さん
「もしかしてこれで終わりなんじゃ…」と思っていた生徒たちはみんなそろって絶望し、阿鼻叫喚の地獄絵図に…
「うげええええああああ!やっぱりきたああああ!」
「もうダメだ…絶対無理だあああ!!」
ズラアッ!!
「ようこそ!!」
「!?」
ってああ!?そこに現れたのは、いつぞやの生足ペロペロ給仕長!う、うわあああ
(C)鳥山明/集英社このヤロー
まだ生きて
たのかーーっ!!(えーペロペロ給仕長…とっくに社会的に死んでいるかと思っていたのに…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
もうこの給仕長の顔を見ると変な笑いしか浮かんでこないぜ…
「こ、これって…!?」
《628名の諸君に告ぐ!宿泊研修の全課題クリアおめでとう!
最後のプログラムとは、合宿終了を祝うささやかな宴の席だ!
存分に楽しんでくれ!》
「や…やったああああああああ!!」
ワアアアアアアア!!
《さあ皆テーブルへ!今から君等には…
卒業生の料理で組んだフルコースを味わっていただく!!》
って、なんと合宿最後のプログラムとは、生徒たちへの課題ではなく
その労をねぎらうためのサプライズパーティ!堂島さんめおどかしやがって!
さらに生徒たちに振舞われる料理は超豪華、なんと乾さん達卒業生が全員集まってのフルコースをご馳走してくれるという…
これはえらいことやで…卒業生が全員…ん?卒業生が全員…
あれ?四宮と、乾さんと、水原さんと、悟桐田さんと…
関守さんがいねええええええええええええ!!
いないじゃねーかよ関守さん!この大事な時にどこへ行った!
この合宿の卒業生最後の見せ場だというのにいくえ不明ってどういうことだよ!(えー
そういえば、若かりし四宮たちが学校を卒業したシーンでも、出てきたのは四宮・水原さん・乾さん・悟桐田さんの4人だけで
関守さんだけあの場にいなかったよな…
関守さんはあれなのか?昔からこの4人にうまく溶け込めなくて微妙にハブられる関係だったのか…?:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
ワアアアアアア!!
「マジで!?有り得ねえ!ささやかってレベルじゃねーぞ!」
「こんなの、世界中で僕たちだけしか食べられない!
生きててよかった…!(にゅ〜)」
「丸井がついにイッたー!!」
そんな超豪華フルコースを生徒たちが喜ぶ中で、なんとそこには丸井の姿が!死んでなかったのか丸井!
(C)鳥山明/集英社このヤロー
まだ生きて
たのかーーっ!!(えーまさか丸井がこの合宿を生き抜いていたとは…あの3日目のスケジュールで
・1時間に70食の課題でヘトヘト
・休む間を与えずに翌日の課題発表
・自信がない奴ほど精神的に苦しみ睡眠不足
・翌朝、2時間で200食の高いハードル
という内容は確実に丸井を殺しにきてると思いましたが、これでもクリアしたというのか丸井!?
そして卒業生達のごちそうを堪能する一同。肉魅は前回「ちくしょう150食で止まりやがった!」と苦戦してましたが
結局あの後なんとか通過したみたいですね。極星寮のみんなも全員通過できたのか…
まあ丸井が通過できたくらいだしな…(えー
これで落ちてたら丸井より下という烙印を押されてしまうからなー:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
『料理学校?なんで今さら?へっ、アホらしー』
「…」
「創真くん?どうかした?」
「あーいや…この学校、思ったよりおもしれーかもなって」
そんな中、ソーマは入学したばかりの時、「こんな学校行っても意味ねーよくだらねー」と思っていた自分のことを思い返していました
あの時は自分だけが特別で、この学校で相手になる奴なんて誰もいないと考えていたソーマ。
しかし、タクミ、えりな、アリスといった自分と同等に競い合えるライバルとの出会い、
四宮や堂島さんといった自分より遥か上を行く先輩の存在、
それに200食の課題をギリギリでしか通過できなかった自分の未熟さという具合に、
自分もまだまだということを実感した合宿でしたね
そんなわけで合宿編は終了であります、なんだかんだでソーマの心境が大きく変わったイベントでしたね
そして次に控える展開は、やはり堂島さんの言っていた”例の選抜”になるのか…?次回に続く!
(C)附田祐斗・佐伯俊/集英社