■ガンダムビルドファイターズ 第25話「約束」
「セイ、あのデカブツは何だ!?」
「ユウキ先輩、あれは…!」
「ああ…間違いない…!宇宙要塞ア・バオア・クーだ…!」メキメキメキイッ!
「くっ!」
「きゃああっ!?」
「粒子が物質化して!?」
「いかん!このままでは会場が倒壊する恐れがあるぞ!」
「すぐに観客を避難させるんだ!」
さて前回、マシタ会長が持つアリスタの暴走により、大量のプラフスキー粒子に包まれてしまった大会会場ですが…
建物のあちこちにビキビキと侵食が始まり、ガチで避難しないと危険な状況になってしまいます
そしてセイの前にア・バオア・クーが出現したことについては、
みんなそれどころじゃなくて避難に夢中な感じです(えー
そ、そんな!せっかく満を持して最後の要塞が出てきたというのに、みんなスルーして逃げてしまうんかい!
「か、会長!アリスタを止めてください!」
「と、止まらないんだよぉベイカーちゃん!光ったまま消えてくれないんだよぉ!」
あああ…どうなっちゃってんのよぉ〜!」
メキメキメキメキ!
「「い、いやああああああああ!!」」
そんな一方で、この状況を招いてしまったマシタ会長ですが、「アリスタが勝手に暴走しとるううううう」と
アリスタの暴走をまったく止められず、秘書さんと一緒に泣きわめいていました
ほんとしょうがないなこのオッサンは!捕まりたくないって気持ちのせいでこんな収拾がつかなくなるとは…
メキメキメキメキ!
「ここは危険だ!早く避難するぞ、急げ!」
がしっ
「うわっ!?」
「あっ!てめぇは!」
「レ、レイジ王子!お助けください〜〜!
宝物庫からアリスタを盗み出したことは謝ります!ごめんなさい〜!」
「はぁ!?お前アリアンの人間なのか!?」
「そ、そんなことより早くなんとかしてくださいよぉ〜!」
無敵のスタープラチナでなんとかしてくださいよォーーッ!(えー
ああ、ついさっきVIPルームで泣き叫んでいたかと思いきや、いつの間にかレイジのところに泣きついてきたマシタ会長!
こんな時だけ行動早いな!もはや恥も外聞もなくレイジにすがりつきますが、「お前アリアンの人間なのか?」って
レイジは本当にマシタ会長のこと知らんのやな…
やっぱレイジからしたら、こんな接点のないコソ泥なんか覚えてるわけなかったんや!
あとは年齢的にも覚えてられないと思うんだよね…プラフスキー粒子が世間に出回ったのが10年前なわけだから、
マシタ会長がアリアンにいたのってそれよりさらに前ですよね。まあだいたい11年前ぐらいとして、
レイジの年齢は明かされてないけど、セイが13歳なので同い年だとしたら、11年前のレイジってたったの2歳ですよ
2歳じゃそりゃあ覚えてられんやろ…むしろ、「おお、城から宝を盗んだことをよく覚えているよ」なんて言った日には
「2歳の時のことを覚えておいでか?
よくもレイジをこうも育ててくれた!!」とシャアが激怒するレベルなので
やっぱ覚えてないのが正解なんやな…(えー
「レイジ!早く逃げなきゃ!」
「いけません」
「えっ、ニルス君!?」
「会場地下にあるプラフスキー粒子の大型結晶体が、
暴走しているのを目撃しました…このまま粒子放出と変異現象が続けば、
どれほどの惨事になるか…この僕にも予想不可能です(スチャ)」
「ニ、ニルス君、何を?」
「決まっています。最悪の事態になる前に、結晶体を破壊するのです」
「ええっ!?」
「生身で行くのは危険ですが…ガンプラを使って要塞の中心部に突入すれば!」
とその時、現状の説明をしつつガンプラを使って巨大アリスタを破壊するミッションを提案するニルス!
おおなるほど、こうやってみんなで一斉に出撃する流れを作ってくれるんですね
こう言ってくれないと「みんなで避難するぞー!うおー!」 → 「ふう避難できたよ」
ってだけで話が終わってしまうので、最後の盛り上がりのためには必要なことなんやな…
「オッケー…乗ったぜニルス!尻尾巻いて逃げるなんてゴメンだ!
やれることがあんなら、俺はやるぜ!」
「わかった、僕も行くよ!」
「ここで逃げたら男がすたるな…キララ、お前らは逃げろ」
「はあ?冗談言わないでよ!」
「わ、私も行きます!」
「ふふん、大会ベスト4の戦力、必要なんじゃない?」
「私の実力を思い知らせてあげますわぁ!」
「ヘッ、どいつもこいつもバカばっかりだぜ!」
そして最初のニルスに続いて、レイジ、セイ、フェリーニ、キララ、チナちゃん、アイラ、キャロラインが名乗りを上げ
ア・バオア・クーの中枢に位置する巨大アリスタの破壊を目指すことに!
ちなみにマオは一足先に避難しちゃったのでこの場にいません(えー
なんという…このクライマックスで先に避難しちゃったから不参加ってマオお前って奴は!
ちなみにルワン・ダラーラやグレコなんかも、会場の廊下で避難誘導中なので
セイ達の戦いを知らないままのようですねえ、うーむ最後にアビゴルバインの勇姿をもう一度見たかったんだが
「スタービルドストライク!」
「ビルドガンダムMk−U!」
「ベアッガイV!」
「ミスサザビー!」
「ガンダムフェニーチェリナーシタ!」
「ガーベラ・テトラ!」
「戦国アストレイ頑駄無!」
「ナイトガンダム!」
「いくぜぇぇぇーーっ!!」
そんな8人で最後の決戦に向かい、ア・バオア・クーに突撃していく8機のガンプラ!
セイとレイジは今回バラバラに操縦するのね、さんざん不遇と言われたガンダムMk−Uも
セイ用の愛機として終盤にこれだけ出番が用意されていたとは…
さらに注目すべきはなんと言ってもキャロラインのナイトガンダム!
なんと今回は三種の神器装備形態での出撃!!うおおおおおおおおお!!
かつてナイトガンダムのカードダスを買っていたファン達にとっては嬉しすぎるこの光景!
(C)鳥山明/集英社
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いいことをおしえてやろうか…
三種の神器を揃えたナイトガンダムは
戦闘力が神器を装備した後の
10倍にもなるのだ!!(えー
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いやマジで、当時のカードダスによれば、
素のナイトガンダムのHPが500、炎の剣を装備して+200、霞の鎧を装備して+150、力の盾を装備して+150
つまり3つ装備してHP1000ですが、石版の呪文により三神器の真の力を解放することで
戦闘力が10倍となりHP10000にまで到達するという…なぜかというと
ラスボスのブラックドラゴン(魔王サタンガンダム)がHP9999だからね
三神器の力によってナイトガンダムがブラックドラゴンを上回り、魔王を打倒するというのが「ラクロアの勇者」のストーリーなわけです
ギュオオオオオオ!!
「お…お願いします…!お願いしますっ…!」
「…くっ…エクシアがこの状態では…!」
「はぁはぁ…!タツヤーッ!」
「…アラン!?」
マシタ会長も心からレイジ達の勝利を願う中、飛び立っていった8機のガンプラ達。
そしてユウキ先輩は、エクシアの損傷が酷くて出撃できない状態でしたが…
そんな先輩を助けるべく、この場に駆けつけてきたのはアラン!
おお、お前が応急処置してエクシアリペアにしてくれるのか!?それとも他の機体を渡しに来たのか!?
俺としては、もちろんここはエクシアリペアにして欲しいところですが…
ブワアアアアアアア
「えっ…て、敵!?」
「もしかして…対コンピュータ戦用の無人機!?」
「ああっ!?こ、この大会で大々的に発表する予定の、我が社の新商品がぁ〜っ!」
って、そんな8人の行く手を阻むように現れたのは、
マシタ会長が新発売しようとこっそり大量生産していたガンプラもどきの機体・モック!
どうもCPU戦のバトル用に開発していた簡易的な機体のようで、性能は大したことない代わりにとにかく数が凄いという…
「ここはオレたちに任せろ!」
チュドドドドド!
そんな敵陣へ真っ先に突っ込んで行ったのはフェリーニ!機動性を生かして急接近してからの高火力ビーム…って
ガンダムSEEDでおなじみの光景だこれーー!!
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SEEDのバンク映像でさんざん使われたフリーダムが無双するシーンのバンク映像!
この画像は正確に言うとストライクフリーダムの場面ですけどね、まさかフェリーニがSEEDネタをやるとは思わなかったなー
そして他のキャラクターも頑張っております、まずはキララですが
メイン武装のビームマシンガンと、左腕の110ミリ速射砲で凄まじい弾幕を張り
敵弾を見事にかわしながら歴戦の兵のような壮絶な戦いっぷりを発揮!まさかあのキララがこんな本格派のバトルを出来るとは…
まるで「派手に行こうか!死にたいのはどいつだい!そらそらそら!」と
本物のシーマ様が乗ってるかのような暴れっぷり!
あとビームマシンガンをひとしきり乱射した後に排熱の煙がブッシュウウウウと出るシーン、地味にすげえカッコイイな…
こんな渋いギミックまで仕込んでるのかよキララ!作画枚数もいっぱい使ってるのか煙がぬるぬる動くし、いい仕事してますわ
「ごめんなさあああい!」
ボッガアアアン!!
続いてはチナちゃんですが、こちらも予想外に機敏な動きでモックを見事に撃破!
というか敵弾を回避
→ ビームを撒き散らすように連射 →
ビームサーベルで接近戦の流れで
作画枚数使いまくってんな!ぬるぬるに動きまくりじゃねーか!
最終回なだけあって作画の気合の入り方が尋常じゃないことになってんな…
「おおおおーっ!!」
ドゴワッシャアアアアン!!
今度はニルスの活躍シーンとなりますが、なんと今回の戦国アストレイは
ガンプラのカスタムパーツとして発売された祭ウェポンを装備しての戦い!
マジかよニルス!祭ウェポンって戦国アストレイと同時期ぐらいに発売してたので、
なかなかアニメ本編に出てこねーなーと思っていたら最終回でしっかり販促しやがった!
それにしてもこのどたまかなづちを振り回して戦う姿には笑ってしまいますな
やっぱニルスの戦いって毎回遊び心があって面白いわ。ある意味一番ガンプラを満喫してるよなニルス
もちろんキャロラインのナイトガンダムも奮闘しておりますよ
やっぱ三種の神器フル装備はかっこええのう
まさしく勇者のいでたちというか、古き良き格好良さがあるよな…
それとなにげに、ナイトガンダムにやられてる敵のモックが
サタンガンダムのツノと杖持ってんじゃねーか!!
芸が細かいなぁ、どうやらモックは地味に一機一機違うカスタムが施されてるようですね
うじゃうじゃうじゃ
「くっ…何て数なの!?」
しかしこれだけ撃破したというのに、目の前を埋め尽くすようにウジャウジャと現れ続けるモック達!
つーか多すぎだろ!ガンダムでこれだけ大量のモビルスーツに襲われるシーン見たことねーぞ!
イデオンじゃないんだから!いっそイデオンのことをジムだと言い張ってムリヤリ参戦できないものか(えー
チュドドドボッガアアアアアア!!
「な、何!?何っ!?」
とその時、モックの群れを一気に飲み込むように放たれた超極太ビーム砲!
まるでコロニーレーザーか何かのような超絶的な破壊力、そしてこの青白い閃光と言えば…
「あっ…あれは!」
「えらい遅うなりました!」
「マオ君!」
「これが真打ち!クロスボーンガンダム魔王です!」
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やっぱりマオだー!!クロスボーンガンダムに乗り換えた今でも、やはり仕込んでいたのかサテライトキャノン!
今度のは胸の巨大なドクロから放たれるスカルサテライトキャノンというようで、
相変わらず連射可能なうえに威力はむしろ強化されているようです
その桁外れな威力を存分に発揮し、モックの群れを凄い勢いで蹴散らしていくマオ!
さらにはア・バオア・クーにまで直撃させて、外壁に大穴を空けてセイ達の突破口を開くという芸当までやってのけます
ほんとサポート役としてはメチャメチャ頼りになるなマオ!
ここ最近はレイジやジュリアンに完敗して格下キャラという印象のマオでしたが、やはりああいったタイマン勝負より
このような集団戦でこそ真価を発揮するサテライトキャノン驚異の性能!
これまでもチームでマオと組んだ時は半端なく活躍しまくってたからなー
「レイジたちはあの穴から中へ入れ!」
「入口は僕たちが死守します!」
「了解!」
「突入する!」
そんなマオが風穴を空けた外壁から、次々とア・バオア・クー内部に飛び込んでいくレイジ達!
しかし入っていったのはレイジ、セイ、アイラ、チナちゃんの4人のみ、
他のフェリーニやマオ達は、敵の後続を断つために入口付近で戦い続けるようです
なるほど、そういえばダイの大冒険でアバン先生も言ってましたね
こういう敵の要塞を攻める時は、前の敵よりも背後から追ってくる敵の方が危険だと
だから最後尾にもしっかりと戦力を集めて、確実に後続を断つことが重要だと語っていましたね
こうなるとサテライトキャノン撃ちまくってるマオの姿がグランドクルス撃ちまくってるヒュンケルに見えてくるな
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今日のオレは
疲れを知らん!
グランドクルス!! |
ズッシャアアアアアア!!
「きゃあああーっ!」
「キャロラインーッ!」
ああしかし、これほどのメンバーでもみるみる押し潰されてしまうモックの圧倒的物量!
あれだけサテライトキャノンを撃ってもダメとは…キャロラインのナイトガンダムも、
神器のひとつである力の盾をまっぷたつに切り裂かれてしまいます。そ、そんな!
おのれファントムサザビーめ!
神器が3つ揃っていれば!(えー
この時のナイトガンダムはですね、炎の剣を失っているので神器の力を引き出せずに
ファントムサザビーに力の盾を叩き割られてしまって(以下略)
「くそっ…!キリがねえ!」
「こ…このままやと…!」
冗談はともかく、モックの群れを相手にとうとう追い込まれてしまったマオ達
圧倒的物量に屈してしまう主人公たち…なんだかのび太と鉄人兵団のクライマックスの場面を思い出します
ドラえもん…もうダメだよ…地球もこれで最期だよぉぉーー!!
いよいよもって敗北の悲壮感が漂い始めたマオ達、このままではもう…と諦めかけたその時!
ゴッバアアアアアン!!
「!?」
「マオ…諦めるんは早いでぇ!!」
その名は東方不敗!マスターガンダム見参!!
おおおおお!!ここでなんとマスターガンダムを駆りマオの師匠が援軍に登場!
まずは挨拶代わりのダークネスフィンガーをブチかまし、モックの群れをたやすく爆砕しております
マスターガンダム…OPにシルエットとして登場していましたが、やはりマオの師匠が乗ってきてくれるとは!
師匠といえばマスターガンダム!今こそ流派・東方不敗の真髄を見せる時ですよ!
世は常に新たな波乱に満ちている、嘆きと助けを求める声は天を破らんばかりだ
流派・東方不敗の役目は王者の風を吹かせ、それを鎮めることなのだ!
流派!東方不敗は王者の風よ!!
チュドドドドドド!!
「あ、あのグフは…!ラル大尉!?」
そしてラルさんも一緒にキタ―!!
うおおおお!使用するのは当然のごとく歴戦の愛機・グフ!ついに青い巨星の真価を発揮する時が!
モノアイをぐりぐり動かしながら飛び出してくるこのシーンがいいねぇ…やはり只者じゃなかったんだなラルさん
「珍庵!久々にあれを使うぞ!」
「よっしゃあ!」
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超級!覇王!
電・影・弾!! |
超級覇王電影弾いったーー!!
ああ、まるでGガンの師匠&ドモンのように、「一機一機に構っていては仕方がない、あれをやるか!」と
合体技で一気に敵を蹴散らす2人!シチュエーション的には超級覇王電影弾で間違いなさそうですが、
しかし巨大竜巻が発生してるところを見ると、師匠とドモンが合体技でデスアーミーの群れを相手に撃った時じゃなくて
ランタオ島で両者が激突した時の超級覇王電影弾が元ネタなんですかね?
「ガンプラ心形流・究極奥義!珍庵蹴りぃぃぃーーっ!!」
チュドドドドドド!!
さらに今度は珍庵師匠も、凄まじい破壊力の究極奥義を発動!以前マオの前で見せた超絶的な威力の飛び蹴りですが
その破壊力たるやまさに空前絶後、マオのサテライトキャノンすらも数段上回るほどの圧倒的な超必殺技!
でも名前は珍庵蹴り!!お前らほんと名前にこだわんねーな!!
ビルドナックル、魔王剣、粒子発勁、そして珍庵蹴りと、強力な必殺技ほど名前そのまんまだなほんとに!
ここまでくると、なんか製作側の狙いがあってわざと安直なネーミングにしてるのかなぁ
「うりゃあああああ!!」
「きいいえええああああ!!」
ズドドドドドボッグアアアアアン!!
「な…なにこのデタラメな強さ…」
「す、すっげぇ〜〜っ!あれが青い巨星の真の実力かぁ!」
さらにはウイングゼロのローリングバスターライフルのように、
ローリングフィンガーバルカンとローリング石破天驚拳で暴れまくる2人!
この2人にはモックが何機で来ようと関係ないのか!
それにしても年季を感じさせる歴戦の猛者が実際にこれほど強いっていうのはやっぱりいいもんだよなあ
男として憧れるというか、少年のような目で喜ぶフェリーニの気持ちがよく分かります
ともかく、ラルさんと師匠の加入によってモックとの戦いに希望が見えてきたフェリーニ達。
一方でア・バオア・クー内部に乗り込んだレイジ達は…
ギュオオオオオオオ
「(ふわっ…)ん…?なに…?」
さてこちらは、ア・バオア・クー内部を突き進んでいくセイ達の様子です
特に敵らしい敵も見当たらず、順調に中枢へと向かっていく4人でしたが…
しかしその時、アイラは例の特殊能力でプラフスキー粒子の流れをわずかに感じていました
そう、進めば進むほどに段々とそれが強くなるような…
ブワアアアアアアアア!!
「…!?ダメッ!!」
「え!?」
「粒子の塊が!!」
とその時、目の前を一気に覆い尽くすほどの強烈な粒子の流れを感じたアイラ!
なんと4人が行く先にあったのは、コロニーレーザーのような超強力なビーム砲!
通路の先がコロニーレーザーだなんて考慮しとらんよ!
気がついた時にはもうすでに発射体勢!レイジ達はなすすべなく光に飲まれてしまい…
「な…!」
「ううっ!?」
「レイジィィーーッ!!」
「イオリ君ーーっ!!」
ドッバゴオオオオオオオオ!!
「い、委員長ーーっ!!」
「アイラーーッ!!」
ってその時、我が身を犠牲にしてレイジ&セイを弾き飛ばしたアイラ&チナちゃん!ああ、ヒロイン2人がこんな!
2人のおかげで射線上から逃れられたレイジ&セイでしたが、直撃を受けたアイラとチナちゃんは
機体の半分以上を吹っ飛ばされて大破した状態に…
「委員長、動ける!?」
「う、うう…」
「セイ!後ろ!」
ギュオオオオオオ!
「くっ!?」
「行って…!イオリ君!」
「早く結晶を破壊しに…!」
「うるせえーっ!!」
大破した2人の機体を気遣うセイ達でしたが、間髪入れずにトドメを刺しにやってきたモックの集団!
なんてこった…チナちゃん達は「俺達のことは構わず先に行け!」とセイ達に言いますが、
セイとレイジはその言葉に従うことができず、チナちゃん達を守ろうとモック相手に不利な戦いを始めてしまいます
理性ではチナちゃん達を見捨てた方が得策だと分かっているんでしょうけれども、感情で納得することができないみたいですな…
しかしこのまま物量で押され続けていたら、いずれセイ達も…って
ゴゴゴゴゴゴゴゴ
ああ、そうこうしているうちに再び発射体勢に入ってしまったコロニーレーザー!
あ、あかん!第2射が来てしまったら今度こそセイ達は終わりや!
レーザーの発射を食い止めようにも、モック達が邪魔でどうすることもできません
完全に絶体絶命の窮地に陥ってしまったセイ達、この状況を打開するにはどうすれば…
「燃え上がれ!!エクシア!!トランザム!!」
ってリペアきたあああああああああ!!
ああああああああああ!!ここにきてユウキ先輩がエクシアリペアを駆り颯爽と援軍に登場!
来てくれたのか!来てくれたのかエクシアリペアアアアア!俺が先週書いた感想で
「最終話でユウキ先輩がエクシアリペア使ってくれたら最高だよな」って書いたことが現実に!!
ああ…俺のこの震えるほどの感動をどう言葉で表現したらいいのだろうか
先週の感想を書いたのもですね、もう最終話が放送するギリギリのタイミングで
どうにかこうにか必死こいて書き上げて放送前にアップロードしたものだったんですよ
なぜかというと「エクシアリペア使ってくれたら最高だよなぁ」ってこの一言が書きたかったから
どうしても最終回の前にこれだけは言いたくて必死に書き上げました
やっぱりエクシアは俺にとって特別なガンダムだし、あらゆるガンダムシリーズの機体の中でも
3本の指に入るほど好きな機体なので…
そしてリペアはエクシアのバリエーションの中でも一番ロマンに溢れた状態というか
エクシアがボロボロになっても乗り捨てようとせずに、がんばって修理して一緒に戦い続けた刹那のガンダム愛に溢れているというか…
それほどにエクシアリペアについては思い入れがあるので、それをこの最終回で見れたらどんなにいいだろうと思っていたら
実際に出てきたこの喜びときたら…なんというか「夢がかなった」こんな気持ちでいっぱいになりました
「ユウキ・タツヤか!」
「ここは私たちに任せてもらう!」
「私たち…?」
「セイ!彼女たちは私たちが守る!」
「と、父さん!」
さらにこの場面、エクシアリペアだけに留まらずとんでもない援軍が!
そう、セイの父さんが駆るパーフェクトガンダム見参!!
プラモ狂四郎のパーフェクトガンダムがああああああ!!30年もの時を超えて現代に再臨!
ほとんど俺が生まれた時の漫画ですからねプラモ狂四郎、それが今のアニメに特別出演するなんて凄いことですよ
ちなみに今回、プラモ狂四郎の作者であるやまと虹一先生も、最終回でパーフェクトガンダムが話題になったことを知ったようで
四郎とセイがハイタッチするイラストをブログに掲載していました
30年の年月を超えて巡り会うガンプラ主人公たち…そう考えるとガンプラって凄いよなあ…
そしてこのパーフェクトガンダム、初代ガンダムを四郎が改造したもので、全身に追加装甲を施してマッシブな体型になっており
メイン武器は右腕に装備した二連装ビーム砲と、肩にかついだショルダーキャノン。
特にこのショルダーキャノンは水鉄砲を仕込んだりしたエピソードで有名ですよね
そして今回、パーフェクトガンダムの作画は大張正己が担当したために
こんな勇者シリーズっぽいポーズでのショルダーキャノンの発射を!
その威力は凄まじくたったの一撃でコロニーレーザーを破壊しております。これがプラモスピリットの力だ!!
「2人は大型結晶体を叩け!」
「頼んだぞ…!レイジ君!」
「ああ!セイ!」
「うん、行こう!」
そんな父さんとユウキ先輩にチナちゃん達を任せ、ア・バオア・クー最深部へと向かっていくセイ達。
というかこのシーン、初代ガンダムとガンダムMk−Uが一緒に映っているという地味に珍しいショットですね
それでいて初代には父親が乗り、Mk−Uには息子が乗るという…こんな場面はそうそう見られませんよ
初代とMk−Uって、親子関係みたいな機体なのに実際に絡むことはほとんどないですからね
なんというかこう、Mk−Uは一応主役機ではあるんだけども
カミーユの愛機と言えばZガンダムって印象がありすぎるから
Mk−Uが注目されるってことはあんまりなくて、エマさんとかの脇役が乗ってることの方が多いですしね
たまにカミーユがMk−Uが乗ってるゲームもあるんだけど、そういうのって作中の時代から言って
アムロが大人になってるから初代ガンダムに乗ってないということも多いんで、
どうしても初代とMk−Uが並び立って目立つような場面って、なかなかお目にかかれないんですよね
ブワアアアアアアア!!
「ぐっ…!なんだ!?」
「粒子の嵐!?」
「ぐぐっ…進めねぇ…!」
そんな中、ついに巨大アリスタの眠る最深部へ辿り着いた2人でしたが
恐るべき勢いで大量の粒子を放出し続けていた巨大アリスタ!その勢いはまるで暴風の吹き荒れる嵐、
それに阻まれて近づくことすらできない2人でしたが…
「いいや…!2人なら進める!!」
ガッキイイイイン!!
「RGシステム完全開放!!」
「よぉぉしっ!!」
とその時、Mk−Uのビルドブースターをビルドストライクに装備させるセイ!
これで推進力が上がったところでさらにRGシステムを起動!
一気にパワーを増したビルドストライクは、巨大アリスタへ向けてみるみる急接近していき…
「ハイパー!!」「ビルド!!」「「ナックルウウウウッ!!」」
ハイパーいったー!!最大出力のハイパービルドナックルで巨大アリスタを粉砕!
ビルドナックルもバリエーション多いなおい!でもハイパービルドナックルって名前は割といい感じなんじゃないでしょうか
今までビルドナックルって最強必殺技の割になんか名前が弱そうと思ってたんで
ハイパーが付くと強そう感が増すんでいいと思います。もともとガンダムシリーズって、
ハイパーハンマーとか、ハイパービームサーベルとか、ハイパーメガ粒子砲とか、この手の名前が多いしね
あとハイパービルドナックルの寸前、手のひらを顔の前に構えてグググ…と力を溜めてガシッ!と握り拳にする動作は
シャイニングフィンガーだこれー!!
まあもともとビルドナックルのこともシャイニングフィンガーだってさんざん言いまくったしなあ
むしろついに来たかというか、必殺技の前にはやっぱりこういう決めポーズ的なものがあるとカッコいいよね
ボッガアアアアン!!
「「よっしゃあああああーーっ!!」」
「セイ…!やったか!」
「イオリ君…!」
「レイジ…!」
「よくやった…!セイ君、レイジ君!」
そんなハイパービルドナックルで巨大アリスタは完全に破壊され、これにて一件落着!
周囲のプラフスキー粒子が薄まって戦闘状態も解除されていきますが、この場面のMSの作画が美しすぎる
特にこのパーフェクトガンダムを見上げた姿が…見とれるほどのカッコよさだよ…
しかしそんなカッコイイMS達の中で、このビルドストライクの画像
後ろの方でなんかプカプカ浮いてるMk−Uに吹いた
ああ、セイが最後RGシステムの制御に移っちゃったから!誰も操縦してない状態でこうなっちまったのか!
終盤で色々と頑張ったMk−Uですが、最後にオチを持っていくあたり流石だなこいつは…(えー
「セイ君、大型結晶体は…」
「破壊したよ!」
「そうですか…でも、少し残念です」
「え?」
「プラフスキー粒子が、あの大型結晶体から精製されていたとすれば…
もう二度とガンプラバトルは…」
って、めでたしめでたしかと思いきや、ニルスの口からとんでもない事態が!
プラフスキー粒子ってアリスタがないと生み出せないシロモノだったのかよ!
なんてこった…それでガンプラバトルが今後なくなってしまったら…
セイの父さんとかどうすんの!?審判員とか今後は無職よ!?(えー
バトルがなくなったら、イオリ模型店もガンプラの売り上げ激減するんじゃなかろうか
なんてこった、頑張って大型アリスタを破壊した結果イオリ一家が路頭に迷うことになろうとは!(えー
「きゃああーっ!!」
「!?」
「な、何!?体が光ってる!」
「あ、ああ…!アリスタがなくなったから、私もアリアンに戻されるのか!?」
「え…!?」
「い、嫌だぁ!せっかくこの世界で成り上がったのに!こんなの嫌だあ〜っ!」
とその時、ふと気がつけばこの世界から体が消えそうになっていたマシタ会長!
ああ、巨大アリスタの力でこっちに来ていたから、それが壊れてしまったらこっちの世界に留まれないのか!?
哀れなりマシタ会長…こっちの世界で築いた財産も、結局手放すことになろうとは
秘書さんもこの状況を理解したようで、消え行くマシタ会長にずいぶんと悲しげな表情を…って
「会長ーーっ!!」
ええええええええーーー!?
な、な、なにいいいいいいい!?なんと秘書さん、マシタ会長を失う悲しみに耐えられず
会長に抱きついて自分も一緒にアリアンへ!ゲエエエエーー!?
ちょっ、あ、あんた…そこまで会長のこと好きだったの!?
自分の人生がこの先どうなってもいいってぐらい、会長と一緒にいる方が大事だったなんて!
な、なんと…はんぺらさんも言ってましたが、今まであんたのこと
マシタ会長をどっかで見限る腹黒秘書だと思ってたよ!(えー
それがまったく逆だったなんて…これほどまでにマシタ会長を慕っていたのか、たまげたなぁ…
「き…消えた…?」
「な、なんですの…?今の…」
「…はっ…!」
そしてアリアンのことなど何も知らない一同は、今の光景がまったく理解できずに呆然としていましたが
そんな中で唯一この状況を理解したセイ!今までレイジが言っていたアリアンの話はすべて本当、
そしてマシタ会長が消えた今、同じ世界から来たレイジも消えてしまう運命に…
「レイジィィーーッ!!」
「あん?」
「えっ」
ってアレーーー!?慌てふためくセイとは裏腹に、まったく変わらず普段通りのレイジ!
お前なんともないんかい!ま、まあマシタ会長とは別にレイジも自分のアリスタを持ってるから、
それさえ無事ならレイジがアリアンに戻される心配はないってことですかね
「あ、あは、あはは…」
「じゃ、そろそろやろうぜ!」
「え?やるって何を?」
「約束が残ってんだろうが!」
「…」
「ま、まさか戦う気!?」
「ユウキ・タツヤはマシタとかいう野郎に操られてた。
あんな決勝じゃ勝った気にならねえ!」
「な、何も今やらなくても…」
「いや、粒子がもう消えかかってる…二度とガンプラバトルが
できないかもしれねえ…だから…!」
って、なんとその時、ユウキ先輩と交わした「最高のバトルをしよう」という約束を果たそうとするレイジ!
ビルドストライクがこれだけ大破している状況でなんと無茶な…と思いましたが、もはやプラフスキー粒子は消滅の秒読み段階、
今を逃したらもうバトルは出来ないということで、躊躇している暇はないということだったんですな…
「わかった…!やろう!」
「ああ…!やろう!」
「でも、ガンプラがそんな状態じゃ…」
「(スッ)使え…!」
「(スッ)使うてください!」
「フェリーニさん、マオ君…!ありがとう!」
その時、レイジ達の気持ちを汲んだマオ&フェリーニが、
自分のガンプラをバラしてパーツを分けてくれるという気遣いを!
いい仲間を持ったなあ…特にフェリーニはほんといいキャラに育ったというか、
ダメな一面もあったりこういうカッコイイ一面もあったりと、名脇役と言えるキャラになりましたよね
あとこんな風に、みんなの愛機のパーツを借りて主人公の機体を修理するって、
爆走兄弟レッツ&ゴーのビートマグナムが誕生する回思い出したわ
あの時は大破した豪のサイクロンマグナムに、ソニックのウイング、トライダガーのモーター、スピンコブラのシャフト、
エボリューションのセンサーを搭載して、新機体のビートマグナムが生まれるきっかけを掴むんだったなぁ
「はは…今はこれが精一杯だよ」
「ありがとう…!アラン!」
そしてモックとの戦いにより損傷の激しかったエクシアリペアも、アランの手によりさらなる応急処置が加えられていました
どうやら壊れていた右腕や左足を、ケンプファーアメイジングのパーツを使って補修したようですね
でも左肩のマントは外さないあたり分かってんなアラン
その気になれば左腕のパーツもケンプファーと交換することができるんでしょうが、
「エクシアリペアと言えばマントだよタツヤ!」と、あえて残したアランのこだわりが目に見えるようです
アランもこの最終話で一気に株を上げたなあ
今までアランって、試合の前情報を名人に横流ししたり、卑劣すぎる2代目名人を尊敬してるとか言ったり
なんかいまいち好きになれなかったんですが、今回のエクシアの修理に関しては
ああ、こいつエクシアが好きなんだなあとヒシヒシ感じるものだったので
同じエクシア好きとして好感度が一気に上がった感じです
「行くぜ!」
「うん!」
「全世界のガンプラファンのみなさん!この映像が見えますか…?
もしそうなら、この1戦を見逃さないでください!」
そしていよいよ始まるレイジ達最後のガンプラバトル、するとキララが映像として1人でも多くの人に伝えようと
カメラを回し始めました。ああ、これってMSイグルーのあの場面みたいですね、
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我々の最後の戦いの
映像を送ります…!
記録願います!
願います!! |
それはそれとしてこの場面、アイラの乳がものすげーでかいなと思いました(えー
「ありがとう、イオリ君…!レイジ君!私は!この戦いを望んでいたァッ!!」
「ああ!俺もだぁっ!!」
そして存分に激突する両者、お互いに満面の笑みを浮かべながらの戦いであります
さらにこの2人だけでなく、それを見守る周囲の誰もがニッコリと微笑みを浮かべていました
世界中の人にガンプラの楽しさを教えられるようなバトル、まさにそれが目の前で行われているということなのでしょう
「ありがとう、レイジ」
「はは、何だよ?」
「君と組まなきゃ、こんなバトルを味わうことはできなかった…
父さんのようになりたかったけど、僕は操縦が下手だから」
そんな最高のバトルを目にしながら、レイジにお礼の言葉を伝えるセイ。
ファイターの腕前としてはド下手だった自分、レイジという相棒がいなければここまで来れなかった
父さんみたいになりたかったけど、自分1人じゃ無理だった…と語っていますが
「お前は下手なんかじゃねえよ」
「え?」
「お前はガンプラが好きすぎるから、バトルをして傷つけるのが嫌だった…
だから迷って、操縦に集中できないでいた」
「…」
「足りないのは技術じゃなくて、何を失っても戦うという覚悟だ」
って、そんなセイの腕前について、意外な事実を指摘するレイジ!
なんとセイが弱かったのは操縦技術の問題じゃなく、「ガンプラを傷つけたくない」という精神的なものだったと…
そうだったのか…このアニメが始まった当初、俺も「負けたガンプラが壊れるのってもったいない」と
何度か語っていましたが、まさにセイ自身がそれを一番感じてたってことですよね
第1話でセイがサザキに対して、「君の操縦は乱暴だから僕のガンプラを使わせたくない」って言ってたのも、
そういう風に無駄にガンプラが壊れるのが嫌だったからと思うとすんなり納得できます
でもレイジと出会って、色んなライバルと熱い戦いを繰り広げるうちに、
「たとえ壊れても僕が必ず直す!前に出るんだ!」ってセイ自身が口にするくらい
勝利を目指す気持ちが生まれていったってことですよね
この間セイとレイジが戦った時も、やけにセイが操縦上手くなってると思いましたが
あれはそういう覚悟がもうセイの中に芽生えていたから、
以前のようなぎこちなさがすっかり消えていたってことなんでしょうね
「…うん…その覚悟を、いろんな人に教えてもらった。
ユウキ先輩、フェリーニさん、マオ君、ニルス君、アイラさん…
それに委員長には、自由な発想を教えてもらった。
それ以上にもっと大切なものも…」
「セイ君…」
って、そんな覚悟をみんなに教えてもらったと言う中で、
チナちゃんだけにはもっと特別なものを教えてもらったと語るセイ!
ちょっ、ドサクサに紛れて何言ってんですか君は!?チナちゃんだけは特別って、それもう完全にアレじゃねーか!
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その気持ち!
まさしく愛だ!!(えー |
要するに愛を教えてもらったってことですよね。愛を。すげえこと言ってんなセイ…
そしてチナちゃんも、今まで「イオリ君」って呼んでたのが「セイ君」にランクアップしてるし
こりゃ結婚待ったなしですわ(えー
「そんだけもらってたら、もう前に出れんだろ?」
「できるかな…」
「やってみろよ!」
「…すー…はー…行きます!!」
って、そんなセイに最後の踏ん切りを付けさせるべく、ビルドストライクの操縦を任せるレイジ!
いや、ちょ、ちょっと待て!話は分かったけど、さすがにこの戦いはハードル高すぎないか!?
相手は世界大会決勝に勝ち残るほどの超一流ファイターやで!?
とりあえずマオあたりの操縦はそれなり程度ぐらいの奴から試してみたほうが:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
それとやっぱりユウキ先輩的に、「私はこの戦いを望んでいたぁぁぁぁ!!」って言ってるそばから
いきなりセイに操縦変わっちゃったのを見たら「え…」ってなるんじゃなかろうか(えー
ドウドウッ!ギュオギュオオオオ!
「そうだセイ…!いいぞ…!」
しかしレイジが太鼓判を押すだけあって、ユウキ先輩を相手に互角の奮闘を見せるセイ!
特にこのビームライフルをかわす動き!ああ、これは…皆さん気づいたでしょうか
第1話において、レイジがサザキのビームをかわした時と同じ動き!
そう、これを見たセイが「僕の理想の動きだ…!」と語っていたシーンです
そんな理想の戦い方を、とうとうセイ自身の手で再現できたっていうことですな…
今までレイジの力を借りなければできなかったことを、ついにセイが1人で…
「もらったあああーーっ!」
プッシュウウウウ…
「えっ!?」
シュウウウウウウ…
「…あ…プラフスキー粒子が…」
って、最後の決着の瞬間、とうとうガス欠を起こしてしまったプラフスキー粒子!
そ、そんな!空気読んでくださいよ粒子さん!(えー
あと一瞬で勝敗が決するという時に、完全な粒子切れを起こしてしまうとは!もうちょっとだけ頑張って!
頑張れ頑張れできるできる絶対できる頑張れもっとやれるって!
やれる気持ちの問題だ頑張れ頑張れそこだ!
そこで諦めるな絶対に頑張れ積極的にポジティブに頑張る頑張る
北京だって頑張ってるんだから!!(えー
「…えっ!?レイジ!?」
「…へへっ…たまんねぇよなぁ、ガンプラバトルは…最ッ高だぜ…!」
「…も…もちろんだよ…だから…ずっとやろう!?
来年も再来年も、ずっと一緒に!」
「…」
「なんで答えないんだよ…!?ずっと一緒に、ガンプラバトルをやるって願えよ!
その石に祈れよ!!…あ…!?」
とその時、気づいた時にはマシタ会長と同じく体が消えかけていたレイジ!
相棒との突然の別れが受け入れられないセイは、アリスタにもう一度ちゃんと祈れと言いますが…
その時レイジのアリスタを見てみると、すでに力を失って粉々に砕けてしまっていました
そんな…巨大アリスタがなくなったことで、レイジのアリスタも連鎖的に砕けてしまったのか…
というかこうなるとアイラはどうなるの!?アイラは!?レイジが帰って置いてけぼりなの!?
いやまて抱きつけば行ける抱きつけば!さっきの秘書さんみたいに行ける!アイラ早く来い!早くー!
「なあセイ…この前お前と戦って、俺はこう思ったんだ。
強くなったお前とガンプラバトルがしてえ…!それが今の、俺の願いだ!」
「レイジ…」
「強くなれ…!約束だ!!」
そして今のレイジが純粋に願っていることは、強くなったセイといずれガンプラバトルを行うことでした
願いを叶えてくれるアリスタはもう消えてしまいましたが、それに頼らずとも約束しようということなのでしょう
それにしてもアイラはまだ来ないんですがいったい何をしてるんだ!?
(C)鳥山明/集英社
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はやくしろっ!!
間にあわなくなっても
しらんぞ―――っ!!(えー |
「…うん…!」
パシュウウウウ…
「…」
あああああああああああ
き、消えちまった…とうとうアイラが来ないまま消えちまったあああああ!!
うわああああ!これからアイラはどうすりゃええんや!夢も希望もなかった人生で、唯一の生きがいみたいにレイジと出会ったのに
それが結局消えてしまうとは…セイの家で大飯食らいの居候として暮らすしかないのか…?
(また会えるさ…セイ、俺たちはいつでもつながってんだから…)
「(スッ)忘れ物よ」
「え!?な、何でお前がここにいんだ!?」
「き、決まってるでしょ…祈ったのよ!」
ってアイラ来てたああああああああ!!
ええええええ!?なんとアリアンに帰還したレイジと一緒に、自分もこっちの世界に来ていたアイラ!
お前も結局来れたんか!?どうやらレイジに抱きついて飛んできたんじゃなくて、アイラもアリスタを持っていたから
「レイジと一緒にいたい」と祈った結果、アリスタの力でこっちに飛んできたようです。いやーなんにしてもよかったよかった
「なんで?」
「ぐぬっ…!どうして分からないの!?鈍いにもほどがあるでしょ!?」
「な、なに怒ってんだよ…」
「レ…レ…レイジのバカアアアアアア!!」
そしてラブコメのお約束な展開を繰り広げる2人
ああ、アイラがここまで愛情表現してるのにレイジのやつ最後までこれか!
まあこの先ずっと一緒に暮らしていくと思うんで、のんびりやっていけばいいんじゃないでしょうか
多分10年後くらいには大食いで有名な王様とお妃様になってることでしょう(えー
さあそしてここからは、EDテーマが流れる中でキャラのその後を描いた描写が見られます
トップバッターを飾るのはサザキ、自慢のギャンを得意げに見せびらかしているシーンですが
その幼女は誰なのよ!?お前の妹なのか!?
マジかよ最終回でこんな妹が出てくるとは…そのうち外伝か何かで話を聞いてみたいところです
そして次のシーン、ガンプラ心形流の道場で新たなガンプラを見せ合いっこしている師匠とマオのシーンですが…
ちょ、ちょっと待て!このガンプラってまさか!
セイとレイジの中の人が作ったガンプラじゃねえかあああああああ!!
うわあああああ!まさかこんなものがここで登場するとは!この2機は、「私たちもガンプラ作ってみましょう!」って
セイとレイジの中の人がそれぞれ好き放題にカスタマイズしたガンプラなんですよね
師匠が持ってるのがセイの中の人のガンプラ、マオが持ってるのがレイジの中の人のガンプラです
これはですね、ちょうどナイトガンダム登場回の後ぐらいに中の人がコメントしてたんですけど
「概念にとらわれない製作をするんだってセイが決めたんですよ!
レイジこれだよ!!」ってフリーダムなコメントをしてたのが爆笑でした
そして今度の場面は例の温泉旅館、今日も今日とて元気に働くミサキと
なんと旅館の従業員になっている辰造たちの姿が!
お前らあの後改心したんか!辰造については、レイジ達に打ち負かされた後
どうなったのか分からないままフェードアウトしていきましたが、
最後はこうしてまっとうな道に戻れたようで、よかったんじゃないでしょうか
お次の場面はキララですね、なんとガンプラアイドルとして見事に出世街道を突き進んだようで
念願の武道館ライブを行うほどになっていたようです
マジで!?以前セイ達と戦った時、「武道館が待っているのよ〜!」と妄想みたいに言っていたのが、こうして現実になるとは…
そしてそんなキララの姿を見守るフェリーニ。こいつも浮気症って言われてる割には
キララとくっついてからはかなり一途ですよね。このまま長い付き合いになるといいんですけども
次の場面は、幼い少年たちを相手に優しくガンプラ指導を続けるユウキ先輩&アランの場面。
かつては選ばれた者しか生き残れないガンプラ塾で、地獄のように厳しい指導を受けてきた2人ですが、
今では誰もが自由に参加できる「ガンプラ教室」を目指しているようで、
明るく優しいガンプラの楽しみ方を、世の子供達に広めているようですね
そして次の場面はなんと、アリアンでモックのガンプラを販売している秘書さんとマシタ会長の姿が!
こっちの世界でも元気でやってたのか!考えてみたら、もともとセイ達の世界でも
アリスタというきっかけひとつで、ゼロから商売を始めてあれだけの大企業に成長させた2人ですからねえ
こっちの世界でも、モックというきっかけがあるなら、ゼロからでも成功をおさめる可能性はありますよね
この2人、ポンコツとか無能って印象が強いけど商売に専念したら凄い人達なのかもしれないなぁ
お次のシーンも凄いことになってます、なんと研究の結果プラフスキー粒子を復活させたというニルス!
ええええええ!?ニルス凄すぎやろ!一度ダメになったガンプラバトルがニルスのおかげで完全復活を果たすとは!
最初は俺たち視聴者やセイからも「ガンプラバトルに寄ってくるんじゃねえ!」とキレられていたニルスですが
今では「ニルス様ありがとうございます!」とガンプラバトルに最も必要なキャラに
なろうとは…これはもうニルスに足を向けて寝られないな…
ちなみにこの記事の細かい内容について書き出してみると、
ISSでプラフスキー粒子、生成に成功
ニルス・ニールセン氏快挙。ガンプラバトル復活へ
プラフスキー粒子の独自生成に成功したことが、昨日のヤジマ商事の発表によって明らかになった。
プラフスキー粒子がどのように生成されているかはこれまで明かされておらず、ガンプラバトルを主催するPPSE社が
その技術を長く独占する状態が続いていた。しかしPPSE社は、ガンプラバトル第7回世界大会の事故以降、
粒子生成の技術を失っており、現在はほぼ活動停止状態にある。ガンプラバトル愛好家たちにとって
粒子の再生成は悲願であり、今回の発表は明るいニュースであると言えるだろう。
粒子の生成に成功したのはニルス・ニールセン氏。彼はヤジマ商事のバックアップによってこれを行った。
なおヤジマ商事は、PPSE社が保有するガンプラバトルに関する技術や、施設などを譲り受けることを発表している。
本件に関する総括責任者である、ヤジマ・キャロライン氏によると
「すぐにでもガンプラバトルを再開しますわよ、世界大会も開催します」とコメントを寄せている。
ヤジマ商事特許取得、株価沸騰
今回の発表を受けて、ヤジマ商事の株価はストップ高になっている。
プラフスキー粒子の生成は、ガンプラバトルに限らず多くの分野で応用が期待されるからだ。
すでに複数の研究機関から、共同開発の申し込みがあることをヤジマ商事は認めている。
ただし、現状ではPPSE社の事業を引き継ぐ形で、ガンプラバトルでの使用を優先して進める方針であり
他分野への応用に関しては、安定供給が可能になってから対応を検討するようだ。
今回の発表は科学的に重大な発見であり、科学分野における業界の再編にも繋がることは確実で、
しばらくは大きな影響が続くとみられる。
なんとPPSEは、マシタ会長と秘書さんの失踪、さらにプラフスキー粒子の消滅によって
完全に死に体となっていたようで、今後はヤジマ商事がその事業を受け継いでいくようです
さらにさらに、ニルス本来の目的であるガンプラ以外の分野へのプラフスキー粒子の応用も今後期待されているようで、
それについてもヤジマ商事が取り仕切る形になるんだという…な、なんてこった!
ヤジマ商事大勝利!希望の未来へレディ・ゴーッ!!(えー
すげえなおい!PPSEだけでもガンプラバトルで物凄い儲けを出していたはずですが、
それを全部引き継いたうえに、今後は他分野での無数の活躍と儲けが期待できるとは!
ニルス様々ってレベルじゃねーぞ!!
この天才少年を捕まえておいたキャロラインは先見の明ありすぎだな…
あとプラフスキー粒子の生成に成功したってことは、アリスタはプラフスキー粒子の結晶体なんだから
そのうちアリスタも作れるようになるんじゃないか?
そうなったら本当にすげえな…ニルスが最重要人物すぎるぞ!まさかここまで話の鍵を握るキャラになろうとは…
(あれから、1年の時が過ぎて…)
《ただ今より、第8回ガンプラバトル選手権、国内予選第3ブロック、第7試合を始めます。
出場者は、第7回ガンプラバトル選手権・世界大会優勝ビルダー!イオリ・セイ!》
そして1年後、ニルスとヤジマ商事の活躍により、見事に復活を果たしたガンプラバトル選手権。
そこにはすっかり1人立ちを果たしたセイの姿がありました。前回の世界大会優勝者という肩書きをひっさげての参加、
カルロス・カイザーのような前回優勝者のボロ負けシーンだけは見せられません(えー
(レイジ…僕は約束を守る!だから…いつか僕と!)
「ビルドストライクコスモス!イオリ・セイ!行きまーす!!」
って何か新機体作っとるうううううう!!
なんとこの1年で、ビルドストライクをさらなる進化形に改造していたセイ!
ビルドストライクコスモス…果たしてどんな機能を盛り込んでいるんでしょうか
見るからに凄そうなエフェクトがかかっていますが、その全貌が明らかになるのはまたいつかどこかで…ということで
ガンダムビルドファイターズ・完
ついに終わってしまいましたね…全体を振り返って思うのは、
殿堂入りと呼ぶにふさわしい神作品だったんじゃないでしょうか
今回のエクシアリペアのシーンでも書きましたが、このアニメを見ていて思うのは
「夢がかなった」って感覚をヒシヒシと感じたんですよね
例えばこのアニメが始まって間もない頃、「大志さんはどんなガンプラに出てきて欲しいですか?」というコメントがあって
俺はその時、「パーフェクトガンダムが見たい」って答えたんですよね、
そしてそのコメントを送ってくれた人は、「Gセイバーが見たい」と書いて、
さらにその後、俺は珍庵師匠を初めて見た時に「この人マスターガンダムに乗って戦ったりしないかなぁ」と書いたり
前回の感想で、「ユウキ先輩がエクシアリペアに乗って最終決戦に出てこないかなぁ」と書いたり…
そういう夢を全部叶えてくれたのがこのアニメでした
期待していたものが本当に形になるという喜び、これに関してビルドファイターズは群を抜いていましたね
俺にとっての瞬間最大風速は、やっぱり今回エクシアリペアが登場した時かな…
マスターガンダムやパーフェクトガンダムの登場も最高だったんだけど、
この2機はOPでシルエットとして登場しているので、いちおう本編に登場するってことだけは分かってたんですよね
で、最終話まで出てくる機会がなかったので、この2機は最終回で何らかの活躍シーンがあるんだろうなと、
確信に近い状態にはなっていたわけです。でもエクシアリペアはまったくそんな確信がなくて、
完全に俺の願望だけの状態で、根拠はないけど「そうなったらいいな」という100%俺の願望のみ、
むしろ出てくる可能性で言えば、ケンプファーアメイジングの方が高いんじゃないかなと思ってたんですが、
それでもエクシアリペアに乗って欲しいという、そんな心境だったんですよね
そして今回、ユウキ先輩が援軍に駆けつけたシーンでの俺の心境は、
まず「燃え上がれ!!」って声と口元だけが映し出されるので、
この一瞬で「ユウキ先輩が来た!」っていうのは分かるけど何に乗ってきたのかは分からないんですよね
一気にドキドキしながら緊張が高まった瞬間、「エクシア!!」って声が聞こえてきて、
エクシアキター!!っていうのは分かった、でもまだリペアになってるかどうかは分からない
リペアになってるのかどっちだ、どっちなんだ!?と食い入るように画面を見つめる中、とうとう映し出されたエクシアの姿は…
「トランザム!!」と、颯爽と現れるリペアの姿だったというね
この瞬間は最高にドキドキして最高に幸せでした
それぐらいに俺の中では鮮烈に感じた場面だったね…
あと全体的な作品のテーマとしても、「明るく楽しいガンプラ」で一貫しているわけじゃないですか
俺が普段からアニメレビューをする時に、理想のアニメとして何度も言ってることが
「明るく楽しいアニメ」なので、そういう意味でもまさに俺の見たいものを作ってくれてるという印象でした
ただ、見てて全部をマンセーしてるというわけじゃなくて、たまにちょくちょく不満を感じる部分もあったんですよね
ビルドファイターズが凄いのは、そういう不満を感じた後に的確なフォローが入るってことですね
そう例えば、「ミサキとマオの絡みって、マオが魔王剣破られたあの回で終わりなの?」とか
「ルワン・ダラーラとレナート兄弟のバトルって、具体的な描写がないまま終わりなの?」とか
「レナート兄弟って小細工ばっかりしそうで、熱いバトルにならないんじゃないの?」とか
「名人のトーナメント表って、セイ達と比べて相手弱すぎなんじゃないの?」とか
「ビルドナックルの演出って、地味すぎなんじゃないの?」とかそんな感じですね
これ全部ちゃんと後でフォローが入ったよね
見ててかゆいところに手が届くというか、なんだか不安に感じた部分もきっちり仕上げてくる修正力の高さというか
それにキララやニルスに関しても、初めて見た時に俺はこの2人を相当叩きまくりましたが
その後の2人の変化を見るうちに、そんな気持ちはどんどん消えていったというね
特にニルスは、今ではもうこの番組の男キャラで一番好きってぐらいに俺の好感度が上がったので
最初はダメだと思った部分でも、後からきちんと仕上げてくるこの修正力には脱帽ですよ
そして1話から最終話まで、俺がきちんと長文感想を書き切ったアニメって
他にないんじゃないかってぐらいに特別ですよね
大抵の場合、最初の数話はパパーッと短くまとめた内容だったり(ソーマとか)
話の途中から興味を持って書き始めたものだったり(ワールドトリガーとか)
途中でレビューが止まってしまって完走できてなかったり…むしろ大半がこれだな:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
まあ、そんな情けない状況が続いてる中で、最初から最後まで完走できた稀有な作品だったというか
色々な意味で俺にとっては忘れられない作品となりましたね
それでは最後にこの一言でレビューを締めたいと思います
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ありがとう
ございました…!
いいアニメでした!! |
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