■ガンダムビルドファイターズ 第11話「ロワイヤル」
 

《さあ、ガンプラバトル世界大会・第1ピリオド最終戦、ついにあの伝説が蘇りました!
 主催者特別枠で出場しているPPSEワークスチーム!
 ファイターはガンプラ製作のゴッド”名人”の名を受け継ぐ三代目!メイジン・カワグチ!》

「えっ、ユ、ユウキ会長!?」

「なあに、チナちゃんの知ってる人?」

「は、はい…」

さて前回、ラストシーンでセイ達に正体即バレしていたユウキ先輩ですが、
今回はチナちゃんから見ても一目で正体を見抜かれていました
誰から見ても丸わかりやないかい!そんなんでいいのかメイジン・カワグチ!

「ワークスチームだかなんだか知らないがぁ!」



「は、速い!?うわあああっ!」

ボッガアアアアン!

がしかし、変装は素人でもバトルの方は一流のメイジン・カワグチ。
「ワークスチームだかなんだか知らないがぁ!」とか粋がっていた相手を、一瞬にして沈めてしまいました
そんな相手が乗っていたのは、これハリソン大尉専用ガンダムF91ですかね?
クロスボーン・ガンダムの作中に登場した機体で、確か最近ガンプラが出るとか聞いたような



そうそうこれこれ、調べてみたら12月28日発売のガンプラなんですね
やはりその関係で今回登場したんかな?

「あ、あの強さ、バケモンやん!?」

「優勝以外は眼中にないって戦い方だな…レイジ、お前ならどう…」

「(ダダダダダダ)」

「って、お、おい!どこへ行く!?」

「セイはん、レイジはん!?」

って、そんな試合が終わったその瞬間、鉄砲玉のように飛び出してしまったセイ&レイジ!
どうやらユウキ先輩に会って今すぐ問い詰めるつもりのようです
しかしマオから見てもユウキ先輩は別格の強さなんだな…アイラとかも最強クラスだろうし、
マオはそれより1枚落ちる感じになってしまうんかな

「(ダダダダ)はあはあ…待ってくださいーっ!」

「ん…君たちは?」



「…」

「ユウキ先輩ですよね!?」

「…」

「お前はユウキ・タツヤかって聞いてん…!」

「否!!私はユウキ・タツヤなどという男ではない!
 
聖鳳学園高等部の元・生徒会長でもなければ!
 
模型部の部長であった過去もない!」

「え…ず、ずいぶん詳しいですね…」

えええええーー!?な…何言ってんだこの人!
「ユウキ先輩ですよね!?」って聞いただけなのに、聖鳳学園がどうの生徒会長がどうの模型部がどうのと
それギャグで言ってんの!?(えー  大丈夫かメイジン!
問い詰めようとしたセイも、「く、詳しいですね(ドン引き)」と苦笑するしかないって感じです

「違うってんなら素顔を見せろ!」

「いいだろう!とくと見るがいい!
 名人の名を受け継いだ男・カワグチの素顔をーッ!!」

ばばーん

「え…や、やっぱり…」

でええええーー!?素顔見せちゃったよ!
何やってんすかメイジン・カワグチ!なんの躊躇もなくグラサン外しちまった!
そんなわけで「私はユウキ・タツヤではないメイジン・カワグチなのだ!とくと見るがいいーッ!!」と素顔を明かしますが
「やっぱユウキ先輩じゃん…」とセイ達を絶句させる結果になるのでした。そりゃそうだろ!
一体なに考えてんだユウキ先輩、まるで意味がわからんぞ!



「なぜイオリ・セイ達に素顔を見せたんだい?」

「なぜかな、自分でも気が触れたとしか思えん」

その後セイ達は去り、自分の部屋で「自分でも気が触れたとしか思えん」とアランに語るユウキ先輩。
自分でも頭おかしいって自覚あったのかよ!(えー
もうなんなんだこの人、このイカレっぷりはガンダム00のミスター・ブシドーを思い出すなぁ

「ま、そういうことにしておくさ…そうそう、主催者からリークされた情報によると、
 明日の第2ピリオドはロワイヤルに決まったよ」

「事前情報など不要だ」

「そう言うなって、明日は我が社のCEOでもあるミスター・マシタが視察に来るんだ。
 いいところを見せて欲しいな」

「名人が目指すのは、いついかなる時も勝利のみ!」

「はは、それでいい。頼んだよ名人(すたすた)」

って、去り際に主催者しか知らない極秘情報をユウキ先輩に教えるアラン!て、てめー!
相変わらず汚い奴だな!勝つためならなんでもやるつもりか!
会社のお偉いさんが来るからいいところを見せろって、なんだかアランとPPSEのやり口は
主催者としてのメンツにこだわって、「とにかく勝つこと第一なんだよ汚い手でも何でも使うぜ」って感じな気がするなー

(ふう…名人らしく振る舞うのも骨が折れる。アラン…僕はイオリ君たちに決意表明をしたかったんだ。
 名人としてこの大会の優勝を、決してゆずれないということを…!)

そしてアランが去った後、1人きりの部屋で普段の調子に戻るユウキ先輩。
「名人らしく振る舞うのも骨が折れる」って、あれは要するにキャラ作りでやってたのかよ!
う、うーむ、つまりあれか、ユウキ先輩的に「破天荒で常識の通用しないキャラ」を演じようとした結果、
あの頭おかしい感じになっちゃったって感じなのかな…(えー

「やっぱり、あの名人って人はユウキ会長だったんだ?」

《うん、本人はかたくなに否定してたけど間違いないよ!ボロ出まくってたし!》

「ふふふ、イオリ君なんだか嬉しそう」

「あはは、そうだね…あのユウキ先輩と、世界の舞台で戦うことができるかもしれない!
 
僕の作ったガンプラがどこまで通用するか…どこまで高く飛べるか、すごくワクワクするんだ!」

一方その頃、セイは寝る前にチナちゃんにイチャイチャ生電話をかけてる最中でした
お前らいつの間にそんな進展を!?寝る前にこんな電話してるって、もういつ付き合ってもおかしくないな
というかユウキ先輩必死のキャラ作りについて
「ボロが出まくってた」って容赦ないコメントやなセイ…(えー

「(すたすた)」

ガサッガサガサ

「ん…?誰かいるのか?」

「(ビクッ)す、すみません、ちょっと買い出しに…」

「あっ!?お前!」

「ああっ!?あんたは!」

って、こっちではレイジが再び腹ぺこモードのアイラと遭遇!
夜道をレイジが歩いていたら、隠れるようにして夜食を買ってきたアイラと出くわしたという…
それにしてもあれですね、アイラのフルネームはアイラ・ユルキアイネンですけど、今となっては視聴者の間で
アイラ・ハラヘッテルネンとかアイラ・ハラペコヤネンとか好き放題言われてるよね(えー

「こんなところで何してんだ?」

「あ、あんたこそ何してんのよ、さっさと出て行きなさいよ
 ここは大会関係者以外立ち入り禁…はっ!?(ガサガサ)」

「…?お前」

「しーっ!こっち来て早く!」

「は?なんだよ…」

「(ぼそぼそ)少し黙ってて!お願いだから…!」

まだレイジが大会の参加者とは知らないアイラ、「ここは関係者以外立ち入り禁止なのよ」とズレたことを言いますが…
とその時、アイラは大慌てで茂みの中に隠れてしまいます。何かと思えば、周囲にはアイラを探して
ウロウロしている金髪の男たちが…「またあいつ逃げ出しやがった…」と腹ぺこアイラの捜索に必死のようです
しかしそのうちに、見つからなくて諦めたのか、金髪男たちは深いため息をついてその場を去っていくのでした

「ほっ…」

「ん…?(くんかくんか)いい匂いすんなぁ〜」

「いいっ!?なっ、なっなっ、なな、ななな何を言って!?」

とその時、いきなりアイラに密着しながら鼻をくんくんさせ始めたレイジ!
体臭が!?アイラの体臭がそんなにいい匂いなんですか!?(えー
それにしてもアイラのやつ、尻もぷりぷりでいい肉のつき方してんなぁ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
胸もけっこう大きいですし、これはレイジのやついいヒロインキャラを見つけたもんだぜ

「(がさごそ)おおっ!これかぁ!あむん」

「あっ!?あ、あ、あ…何すんのよぉっ!」

そんなレイジが気になっていた匂いとは、アイラの足元に置いてあった肉まんでした
肉まん好きだなアイラ!そういえばこの間は、買ったはいいけど食べられなかったんだったか
そして今回もレイジに食われるという…なにげに肉まん全然食えてないなアイラ!



「へへっ、この前の借りは返したぜ、じゃーな!」

「えっ、ちょ、ちょっと!」

しゅぴっ

「…?お、お金?ていうか、これだけあれば肉まん4つ買えるじゃない…なんなのよあいつ…」

そして肉まんを食って満足したレイジは、アイラに肉まん代のお金を渡して去っていくのでした。そういうところ律儀だな
それについてアイラが「肉まん4つ買える」って言ってるところを見ると、渡したのは500円玉ですかね?
さすが王子様、お金に関しては寛大ですな。まあリン子ママにもらったお金なんだけど(えー

しかしこの場面、お金を受け取ったアイラのポーズが妙に色っぽいですねえ
腰をくねっとさせてお尻を突き出して、なんとも色気を感じるポーズです
この間のキャロラインといい、ビルドファイターズのヒロインは腰のラインに定評があるなぁ(えー

《長らくお待たせしました、世界大会・第2ピリオドの競技内容についてご説明いたします。
 第2ピリオドはこの巨大フィールドを使用し、全ファイター90名によるバトルロワイヤルを行います。
 3分の1の機体が残った時点で終了となり、生還したファイターには4ポイントが与えられます》

さて、レイジとアイラの肉まん騒動の翌日、ついに始まることとなった世界大会第2ピリオド。
今度の試合では90人ものファイターが一斉にフィールドで戦う形式のようで、
60人が脱落し、残り30人になった時点で終了になると…これまで以上に生存能力が問われる試合となりそうですね

《それでは、第2ピリオド開始します!》

「スタービルドストライク!」「行くぜェッ!!」

ギュウウウウウン!!

「とりあえず、出てきた相手を片っ端から倒せばいいんだな!」

「それはそうだけど、相手は実力者ばかりだよ!油断しないで!」

「セイはんの言う通りです、このバトルを1機で戦うんは危険!
 どうです?協力して戦いませんか?」

って、試合が始まって早々「一緒に戦いましょうやー」と寄ってきたマオ!
お前ほんとに舎弟キャラだな!(えー  全員が敵かと思いきや、いきなり協力を申し出てくるとは…
それともマオのやつ、仲間になったと見せかけて、ころあいを見て「ククク馬鹿め」とレイジを後ろから撃沈するとか
そういうつもりなんじゃあるまいな…(えー

「そうだね!一緒に!」

「…!来るぞッ!!」

バギュウウウウウン!!

「くっ…!何モンだぁ!?」

「…あのガンプラは…!アビゴルバイン!タイ代表ルワン・ダラーラ!」

ってなにー!?マオと組んで戦おうと決めたその時、いきなり攻撃を仕掛けてきた謎の機体が!
誰かと思えばアビゴルバイン!オーラバトラーアビゴルバイン!(えー
なんかこの羽をプルプルさせて飛んでくる姿が、妙に愛嬌あって笑ってしまうんだが

しかしレイジ&マオのタッグに、一機だけで挑んでくるとは愚かな奴です。まさに飛んで火に入る夏の虫
こんな奴はさっさと2人がかりで蹴散らして…

ドギュウウウウン!

「行くぜェッ!」

「レイジ!?」

「無茶ですっ!!」

「あのガンプラ…ビームを消した機体か」

とその時、マオと足並みを揃えずに一機で突出してしまったレイジ!
「こんな噛ませ野郎は俺1人で十分だぜー」といった様子ですが、最初の攻防ではむしろレイジの方が押され気味ですね
どうもこのルワン・ダラーラ、世界大会常連のベテランで腕前は相当なもののようで…
でもまあカルロス・カイザーがあのザマだったから、前の大会で何位とか考える意味ねーけどな…(えー

ドキュウウウウン!

「シールドを!」

「おうっ!」

ビキュルルルルルン!

「やはり…こちらのビームをかき消した、しかし!」

チュドドドドウッ!

「うぐっ!?野郎…!ビームと同時にミサイルを!」

って、ビルドストライクがビームを吸収することはすでに織り込み済みだったルワン・ダラーラ!
自らのビームを囮にミサイルを連射し、ビルドストライクに先制攻撃を食らわしております
さらにこの機を逃さず、追撃のミサイルを次々と発射しレイジを追い詰めることに…



チュドドドドウッ!

「ぐああああっ!」

「レイジはんっ!」

バシュウウウッ!

「ぐああーーっ!!」

チュドドドドウッ!

「うわああああっ!」



な、なにぃぃぃ!?とっさにマオが助けに入ったものの、アビゴルは頭からビームの刃を飛ばしてこれを迎撃!
頭からビーム!?そんな武器があったのか!?伊達や酔狂でこんな頭してるんじゃねえんだ!(えー
さらに、頭ビームでぐるんと回転したアビゴルは、そのままの体勢でミサイルを連射しまたもレイジ達に追撃を!
な、なんと…動きにムダがない!マオへの攻撃とレイジへの攻撃が流れるように連続してやがる!
ムチャクチャ強いじゃないかルワン・ダラーラ、前回準優勝くらいしててもおかしくないんじゃないか?
でも頭ビームした後さかさまになってる図はすごいシュールだと思います(えー

 

「くうっ…!」

ドウッ!ドウドウッ!

「深追いは禁物か…」

バヒュウウウウウ!

「くっ…なんて手強いお人なんや…!?」

がしかし、そこまでの強さを見せつけたルワン・ダラーラですが、マオが体勢を立て直したのを見ると
「これ以上2対1で戦うのは危険だな」とすぐさま撤退してしまいました



やけに引くの早いなと思いましたが、そうか…考えてみれば今回の形式はバトルロイヤル、
敵を倒すよりも自分が生き残る方が重要ですから
今のようにレイジとマオだけがダメージを食らい、ルワン・ダラーラは無傷のまま去るというのは
バトルロイヤルとしては理想的な戦い方なんですな…

凄すぎるぜルワン・ダラーラ、その実力もさることながら、バトルロイヤルでの戦い方を完全に熟知してやがる…
さすが世界の実力者は格が違いますね、カルロス・カイザーとは一体なんだったのか(えー



チュボボボボン!

そんな一方で、こちらはキュベレイパピヨンを駆るアイラの様子。今回もまた見えないファンネルにより
周囲に寄りつく機体をあっという間に撃破しております。一体この武器のカラクリはどうなっているのか…?

・見えないファンネルについてはクリアパーツ説が好きです。なんかガンプラしてるって感じがするし。
 正体は一体何なんでしょうね。

おお、クリアパーツなんて説があるんですか、その発想はなかったな…
もし本当にクリアパーツでこれだけ透明になるなら、すごい応用効きそうですね

ギュオオオオオ!

って、そんなアイラの攻撃で次々に周囲の機体がやられていく中、唯一生き延びていたファイターが…



ヘビーアームズだー!!おおお!ガンダムWエンドレスワルツからガンダムヘビーアームズ改が登場!
以前書いたように俺の好きなMS第5位の機体!パイロットのトロワも好きなんだよなー、スパロボとかでは毎回使ってます
そんなヘビーアームズの攻撃はもちろんこれ!腹いっぱい食らいやがれ腹ぺこ女!
ヘビーアームズのフルオープンアタックをおおおお!!

チュボボボボボボボボ!!



ズドドドッガアアアアアン!!

「ぐっ…強すぎる!?」

な、なんだってー!?う、嘘やん!?あの無数に発射されたミサイルを一発残らず撃ち落としやがった!
冗談だろオイ…アイラのやつ強すぎるぜ、このファンネルをどうにかして互角に戦えるファイターが果たしているんだろうか…



そんな宇宙での戦闘から、今度は地上で戦っているファイター達に場面転換…ってうおおおお!!
ここでまさかのガンダムデュナメス登場!!キター!!俺の好きなMS第4位の機体が!
こうも連続で俺の好きな機体を出してくれるとはたまりませんな…ガンダム00は一期がダントツで好きなんだよね
こう、デュナメスが狙撃する時にガシャッとカメラアイが降りる演出も再現されてるし、素晴らしいぜまったく
ロックオン・ストラトス目標を狙い撃つ!

バルルルルン!バルルルルル!



さらにそんな地上エリアには、バイクにまたがって爆走するウイングガンダムフェニーチェの姿が!
このバイク、メテオホッパーという名前のようで、リアルでもフェニーチェの支援メカとして発売されてるやつですね
それにしても愛用のバイクに○○ホッパーと名前をつけるセンスはいいな。
俺の世代は嫌でも仮面ライダーBLACKのバトルホッパーを思い出すぜ。きみはっ、みたかっ、あいーがー

キャリキャリキャリ

「まずは協力して優勝候補の一角を崩すんだ!」

「ヒャッハー!お前らの考えることなんてお見通しなんだよ!」

チュボッガアアアアアン!

そんなフェリーニの前に、ザクタンク率いるモブキャラの皆さんが現れますが
あっという間に吹き飛ばされて退場していきました。ザ、ザクタンクー!!
なんて哀れなザクタンク…しかしこんな機体で今までどうやって勝ち抜いてきたのか不思議です

それと「優勝候補の一角」っていうのはフェリーニのことですが、
今となっては他が強くなりすぎてフェリーニが優勝とかもう無理だろ…(えー

「フフッ、どうよこのスマートな戦いぶり…キララちゃん、見てくれたかな?」

「上からっ!!」

「え?」

チュドドドドウッ!ドウドウドウドウッ!

「ぐっ…!?ハデに出迎えてくれるじゃねえか!どこのどいつだ!」

グゴゴゴゴゴゴ…!

「なっ…!あれは!?」

「ガウ攻撃空母!?」

あんですとーーー!?これはまたなんとも予想外な機体が!
初代ガンダムに登場した、懐かしのガウ攻撃空母が登場!ゲームとかでもあまり目にする機会がないですから
これを実戦投入してくるとは驚きましたねえ

「見つけたぞ…リカルド・フェリーニ…!」

「ドイツのチョマーか!それ作るの大変だったろ!」

「貴様を倒すために…!すべてをこれに費やしたッ!!」

そんなガウを操るファイターはドイツ代表ライナー・チョマー!誰かと思えばチョマーかよ!
面白い名前なので覚えてましたが、お前フェリーニからもチョマーって呼ばれとるんやな…
なんだかずいぶんフェリーニに対して恨みを持っているチョマーですが、
やはりチョマーチョマーと名前をバカにされたとかそういうカミーユ的な理由で:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「貴様に…貴様にっ…」

「去年ガールフレンドを横取りされた恨みィィッ!
 晴らさせてもらうううう!!」

「は、はぁ!?あれはあの子の方から言い寄ってきたんだぞ!?」

「嘘だァァァァァッ!!」

でぇーーー!?な、なんだそりゃ!?なんと自分の彼女をフェリーニに寝取られたという
悲しい過去を持っていたチョマー!フェリーニ曰く、彼女の方から寄ってきたそうですが…
しかしあれですね、富野アニメで寝取られと言えば、やはりあのセリフですよね

貴様のやったことッ!!
どんな理由があろうと
犬畜生以下だッ!!
鬼だ!外道の極みだあッ!!
ぐああああああああああ!!

まあ、この場合は恋人じゃなくて母ちゃんを寝取られた時のセリフですが…(えー

「くっ!」

「させるなゲンガオゾーッ!!」

ズドドドド!

「ぐううっ!?」

とその時、最初の爆撃で落っことしたバスターライフルを拾おうとしたフェリーニですが、
それを阻止したのはVガンダムに登場した機体・ゲンガオゾ!おお!
ゲンガオゾいいよね…Vガンダムの敵モビルスーツの中で一番好きだわ
今回はアビゴルも超強かったし、Vガンダム大フィーバーの回やな。これは阪口大助が泣いて喜ぶわ(えー

ヒュウウウウウウ

「くっ…どうだセイ!?」

「大丈夫、損傷は軽微だ!でもアブソーブシールドはもう使えない、
 ディスチャージも一回が限界だよ、注意して!」

「分かった!…ん?あのガンプラは!」

「ウイングガンダムフェニーチェ!」

とその時、さっきアビゴルバインにやられて、宇宙エリアから落下してきていたビルドストライク!
盾にさんざんミサイルを食らったおかげで、今回はもうビーム吸収機能は使用不能のようです
ちなみにセイの言ってるディスチャージっていうのは、前回ゲーマルクを倒す時に使ったアレですね
盾で吸収したビームのエネルギーを、ああやって解放することでパワーアップするみたいです

「だからあっちから言い寄ったんだって言ってんだろ!?
 俺は来るものは拒まない主義なんだよ!」

「断らないお前が悪い!自分の主義を後悔するがいい…!
 さあ出番だぜ!同じ被害を受けた同志諸君よ!
 恨みを晴らし次のステージへ進むんだぁーーっ!!」

「「「うおおおおおお!フェリーニ覚悟おおおお!!」」」

ああああああーー!?なんだこりゃあ!その時ガウの格納庫から次々と飛び出してきたのは
同じようにフェリーニに彼女を寝取られたNTR被害者の会!一体何人寝取ったんだよフェリーニ!
最初はチョマーの逆恨みかと思いましたが、ここまで来るともうフェリーニが悪いとしか言えねーな…(えー

それと富野アニメで寝取られと言えば、こんなセリフもありましたよね

彼女をフェリーニに
寝取られた悔しみ…
また別の彼女もフェリーニに
寝取られた悔しみ…
私の怒りと恨みを悲しみを…
リカルド・フェリーニに
ぶつけさせてもらう!!

まあ、この場合は彼女じゃなくて娘を寝取られた時のセリフですが…(えー

ギュオオオオオオ!!

そんなNTR部隊のMSは、ガンダムエピオン、ガンダムヴァサーゴ、ガンダムアシュタロン、ビギナ・ギナ、バンデットの5機!
さっきの画像では6人映ってますが、1人はゲンガオゾを動かしてるってことですかね

・ガウは本来MSが3機しか入りませんが11話のガウ5機もMS入ってましたから1/144よりデカイんでしょうか by 旭健

マジですか、ガウって本来は3機しかMSを搭載できないんだ…さっきフェリーニが「それ作るの大変だったろ」って言ってましたが、
つまりこのガウは、MSの搭載数を増やせるようにとチョマーが全部手作りした巨大ガウってことですかね

ともかく、そんなNTR隊の中で先陣を切ったのはガンダムヴァサーゴ!ヴァサーゴは前回アイラにもやられてましたが、
今回のヴァサーゴは一味違うぜ!なぜなら、ガンダムXの後期に登場したチェストブレイク版だから!何が違うって
必殺のメガソニック砲がパワーアップしているのだ!くらえトリプルメガソニック砲をおおおお!!



ボッガアアアアアン!!

「に、兄さーん!」

ってヴァサーゴ死んだー!!な、なんでやー!!
必殺のトリプルメガソニック砲を撃とうとしたその時、ビームライフルに貫かれてあっさり沈んだヴァサーゴ!
2話続けてなんもできずに撃沈かよ!近くにいたガンダムアシュタロンも、「兄さーん!」とオルバのような叫びを上げて
一緒に落とされてしまいました、ああなんという…せめて一太刀くらい…

「な、なんだ!?どこから…!」

「あのガンプラは…スタービルドストライク!へヘッ…何やってんだレイジ!
 俺がやられた方が後々ラクになるってのに!」

「こんなところでリタイヤされたら困るんだよ!
 あんたとはサシで勝負つけたいんでねぇ!」

「言ってくれるぜ!」

そんなヴァサーゴ&アシュタロンを撃墜したのは、さっきこの地上エリアへ降ってきたレイジ!お前余計なことを!(えー
フェリーニなんてトリプルメガソニック砲で吹き飛べばよかったんや!レイジのやつ空気読めねーなー:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
ともかくレイジの加勢によって形勢逆転、ゲンガオゾ、ビギナ・ギナも次々に落とされてしまいます。NTR隊もこれまでか…

「はっ!?」

ギュオオオオオウ!!

「はっ…速い!」

って、なにぃ!?そんなNTR隊の中で、意外なほどの超絶戦闘力を持っていた機体が1機!
何かと思えばガンダムエピオン!カラーリングも本家と違って黄色や緑に塗られてますが、
この驚異的な機動力は一体!?あのレイジが完全に翻弄されております。まさかこんな強敵が紛れていたとは…

ビシュルルルルッ!

「ぐうっ!?うぐぐ…!」

「ブザマだなぁフェリーニ!そのまま押し潰してやる!!」

さらに厄介な機体がもう一機、バンデットの飛ばしてきた無数のワイヤーに絡め取られ、
まんまと動きを封じられてしまったフェリーニ!身動きが取れずにフェリーニがもがく中、
一気にぶっ潰そうとガウでの体当たりを仕掛けるチョマー!ああ、これは原作でもあったガウの特攻シーンか!?

「お待ちしておりました、会長」

「お疲れちゃーん!おっ、いいねえ派手だねえ〜!ガンプラバトルはこうでなくっちゃ!」

そんな一方で、PPSEのVIPルームには最高責任者であるマシタ会長が現れていました
これがアランの言ってた「我が社のCEOが来る」って言ってたやつか…
ずいぶんとノリの軽い会長のようで、ガウの派手な戦いっぷりにご満悦のようですが…

ピッ

「!?」

じょぼじょぼじょぼじょぼ

(な…なな…な…なぜ!?どうして!?
 なぜあのお方が…この世界にっ…!)

ってアレー!?一体どうしたマシタ会長!?なんとたまたま映ったレイジの顔を見た瞬間、
思いっきり顔面蒼白になって小便もらしまくったかのようにビビりまくるマシタ会長!
あんたレイジの世界の関係者だったのか!?というかPPSEの最高責任者がレイジと関係あるってことは
プラフスキー粒子の技術とかも、異世界から持ち出したものってことなのか…?

「くっそォッ!」

ドウウウウウッ!!

その頃ようやく邪魔なバンデットを片付けたフェリーニ、しかし体に巻きついたワイヤーは簡単には解けません
目の前にチョマーのガウが迫る中、どうにかバスターライフルを拾って迎撃しようとするフェリーニですが…

バチバチバチイッ!

「なっ…バスターライフルが!?」

「俺のガウを舐めるなァーーッ!!」

な、なにー!?なんと超火力のバスターライフルを正面から弾き飛ばすジオン脅威のメカニズム!(えー
というかこれは、辰造も使っていたIフィールド加工なのか!?チョマーの奴もこの技術を!
ともかくフェリーニ自慢のバスターライフルを受けても、まるでビクともしないチョマーのガウ!
2発、3発とバスターライフルを撃ち込むフェリーニですが、やはり効果がなくガウはもう目前に…

「フェリーニさん!」

「誰にも邪魔はさせんッ!!」

「くそっ…!」

そしてレイジはというと、例のガンダムエピオンが予想以上に強すぎてフェリーニの加勢に行けない状態でした
まさかこのエピオン使いがここまでやるとは!とんでもない実力者が隠れてたもんだな…
レイジの攻撃を全弾避けまくってるし、恐ろしいまでの回避力でまったく動きを捉えられません
こうなってはフェリーニももう観念するしか…

ギュボオオオオオオ!!

「…へっ?」

ドッガアアアアアン!!

「嘘だああああああ!!」

「ふう、なんとか間に合ったようです」

「マオくん!」

「はは、借りができちまったようだな」

「ちゃんと返してくださいね!」

ってああー!?しかし、あと一歩というところで青白いビームにブチ抜かれたチョマー!
何かと思えばマオのハイパーサテライトキャノン!すげえなオイ、バスターライフルが全然効かないガウを
一発で仕留めてしまうとは…さすがにサテライトキャノンは格が違った

あ、それと強敵のガンダムエピオンに関しては、チョマーがやられたのにビックリして
最後はあっさりレイジに落とされてしまいました。
エピオンの人…立ち回り次第ではレイジを倒せたかもしれんのに…

ズシイイイン…ズシイイイン…

「…?なんだ?この地響きは…」

「うっ…!?」

「あ…あれは…!」

 

デカァァァいッ!!説明不要!!17.5メートル
56.2トン!ザクUの登場だーーー!!!
ってなんやこいつはー!?なんとその時セイ達の前に現れたのは超巨大サイズのザク!
パーフェクトグレードのザクなのか!?それともそれ以上なのか!?
一難去ってまた一難、ガウに続いてまたこんな巨大サイズの敵と戦うハメになるとは…

「なんだ!?あのデカブツは!」

「レイジ!こうなったらアレを使うしかない!」

「次回、”ディスチャージ!”」

「ガンプラによる破壊が始まる…」

そして次回予告ネタはこんな感じでした、これはガンダム00の二期ネタですかね?
確かもともとは「破壊による再生が始まる…」だった気がする。次回に続く!


■ガンダムビルドファイターズ 第12話「ディスチャージ」

 

ズシイイイン…ズシイイイン…

「そ…そんな…」

「どうして…!?」

「お、おいセイ…なんなんだよ、あのデカブツは…!?」

「バ…バトル開始時にはあんなガンプラはいなかったはず…」

《あれは1/48メガサイズモデルのザクのようですが、
 一体どういうことなのでしょうか!?》

さて前回、突如としてバトルフィールドに出現してしまった超巨大なザク…
それを目にして、セイ達の誰もが「い、一体何が…」と戦慄していましたが
「あれは1/48メガサイズモデルのザクですね」って冷静に語る実況の人に吹いた
あんた物知りだなオイ!



アニメの実況キャラというと、なんか騒がしいだけで詳しい解説はできないってイメージありますが
この人はセイ達より詳しいですね、まあ客観的に見てるから冷静でいられるっていうのもあるんだろうけど

「ふふふふ…」

「会長、ご要望通り自動操縦によるガンプラをバトルフィールドに投入しました」

「ありがとちゃ〜ん」

って、そんなザクはお前の差し金かい!
秘書から「ご要望通りザクを投入しました」と報告されて、ニヤニヤ薄ら笑いを浮かべていたマシタ会長!
こいつ…前回レイジを見てチビりそうなくらいビビってましたが、すぐにこんな手を打ってくるとは意外でしたね
そして秘書の可愛さについても意外でしたね(えー  金髪で知的で美人な秘書とはなんてうらやましい…

「それからスタービルドストライクのファイターの名前が分かりました。
 レイジという名で登録されています」

「あ、そ、そう…」

(な…名前まで同じ…!?やはりアリアンはこの私を…!?
 い、いやいやそんなことはない!だ、だがしかし…もしもそうだとしたら…)

がしかし、レイジの名前を出された途端に顔面蒼白となってしまうマシタ会長!
やはりこいつは、レイジに対して何か相当な弱みがあるのか…?この言い分からして、
まるで異世界アリアンに自分が始末されることを恐れているような感じですが、こいつはアリアンと一体どんな繋がりがあるのか…

チュボガアアアン!

「つうううっ…!」

「マオ!」

そんな中、巨大ザクからの攻撃を食らって手痛いダメージを受けてしまうマオ!
使ってくる武器や弾薬もバカでかいだけに、その威力も桁外れでうかつに食らえば即死です
そして、今の攻撃で頼みのサテライトキャノンが破壊されてしまったという…
ああ、こんなデカブツを倒せるのはマオのサテライトキャノンぐらいしかないというのに!

「なんだ…!?あの巨大なガンプラは!」

「メガサイズだと…!?あのガンプラは、バトルシステムの中の
 対コンピューター戦用に格納れていた無人機体…!
 それが動いたというのか!?なぜだ…!誰の仕業だァァッ!!」

「会長!無人のザクがフィールドで暴れてます、ただちにバトル中止の要請を!」

そんな巨大ザクの暴れっぷりは、セイ達だけでなく他のファイター達にも大きなショックを与える結果に!
特にメイジン・カワグチは「ちくしょう誰がこんな事を」と相当ブチ切れており、
アランも主催者側の人間として、すぐに事態を収拾しようと動いております。ちょっとアランの好感度上がったな



「あ〜必要ないって。余興だよ余興」

「…?まさかあのザクは会長が!?」

「いいじゃな〜い?このぐらい派手にバーンとやらなくっちゃあ!
 ところであのメカなんだっけ?」

「MS−06FザクUです」

「そうそうザクザク!いっちゃえよザク〜!」

がしかし、アランの進言を「あ〜はいはい大変だねー、いいんだよこれで」と適当にあしらうマシタ会長!
こいつの差し金だから、言うこと聞かなくて当然ではありますが…それにしても憎たらしい奴め
それに、ガンダムの中でおそらく一番有名なザクのことを「あのメカなんだっけ」と言うほど
ガンダムの知識がまったくないようで…このクソ親父は一体どういう奴なんだ

《先ほど投入されたガンプラは、主催者側のサプライズイベントとのことです!》

「アイラ、大型ガンプラとの戦闘を避けるため、
 地上への降下プランは変更する。現状を維持しろ」

「了解」

「俺達も離れようぜぇ兄貴、巻き添え食らっちゃたまんねぇや」

そんなザクについて、「あいつは無視して宇宙エリアで戦ってろ」と金髪男から指示を受けるアイラ。
他のファイター達も「あんなのは無視に限るぜ」と言わんばかりに、ザクから離れていくばかりです。
これは完全にセイ達は貧乏クジを引かされましたな…誰の援護もなく、こんな化け物と戦うハメになってしまうとは…



「あの大きいガンプラ、イオリ君のガンプラを狙ってるような…!?」

グオオオオオ!!

「くっそォォォッ!」

「レイジ逃げろ!あのザクはバトルとは無関係だ!戦う必要はねえっ!」

「わ、分かってるけど…!」

「野郎がしつっけえんだよ!」

って、フェリーニ達もザクから逃げようとしていましたが、なぜかビルドストライクだけは逃がすまいと徹底的に追ってくるザク!
これもマシタ会長の差し金なのか!?なにがなんでもレイジの機体だけは倒すようにザクへ命令を…?
あの会長にとって、レイジの存在はそれほどに邪魔だということなんでしょうか

「くそっ…!こいついい加減にしろよ!!
 セイどうすんだ、ディスチャージして逃げんのか!?」

「…そうしたいの?」

「したくねえ!!」

「だよね…!こんなムチャクチャされたんじゃあッ!!」

がしかし、そんなザクに対しついに怒りを爆発させた2人!
「なめるのもいい加減にしろよ」と言わんばかりに、ザクを真っ向から叩き潰すべく交戦を開始!
意外とセイの方がこの状況に怒りを感じているのが驚きですね、セイもこう見えてかなり負けん気が強いところあるんだな

「そうこなくちゃな相棒!!」

ギュオオオオオオ!!

「レイジはん!?」

「あのバカ…!」

「レイジ!関節を狙うんだ!」

「おうよぉ!!」

「まさか…!?戦っているのか!?
 生き残ることが優先のバトルロワイヤルなのに…なぜそんな無駄なことを…?」

そんなわけでザクと戦い始めた2人ですが、それを見ているニルスからすれば信じられない光景でした
戦っても何の得もないのに、なぜわざわざ自分から向かっていくのか…
やはりその気持ちは、ニルスには分からないんでしょうか。あの時グレコも持っていたファイターの意地、それは…

おまえに欠けている…足りないものだ…
何か分かるか?
”安いプライド”だ
ニルス「…」
ふっ、ピンとこないか?
俺はコイツにしがみついてる…
どんなファイターでも
”安いプライド”があれば
戦えるんだ何とだって!
1/48ザクUとだって!!
(C)柴田ヨクサル/白泉社

「愚かだ…風車に挑むドン・キホーテのような行為…なのにどうして…?」

って、レイジの姿をドン・キホーテにたとえるニルスですが、
この風車のイメージ図がGガンダムのネーデルガンダムで吹いた
またこんなところにGガンの機体が!?なんだかほとんど毎回Gガンの機体出てるなぁ、実はスタッフ大好きだろ!

「決まっている…それは彼らがファイターだからだ!!」

チュボボボボボ!!

「「うわあああああああ!!」」

ってダメですやーん!?あ、あかん!速攻でやられちまいよった!
威勢よく向かっていった2人ですが、ザクの放ったクラッカーで大ダメージを受け行動不能に!
ああ…さっき貼った画像のジョンスもそうだけど、安いプライドじゃ勝てなかったよ…っていうのは
どうしようもない悲しい現実なんやな…(えー

「う…ぐぐっ…」

ドウドウッ!ドウウッ!

「…!?フェリーニ!?マオ!?」

「まったく…世話が焼けます!」

「さっきの借りを返すぜぇっ!」



とその時、絶体絶命のレイジ達を助けにやってきてくれたマオ&フェリーニ!おお、心の友よ!
マオはなにげに前回フェリーニを助けて、今回はレイジを助けて、かなり友達がいのある奴ですね
この間は「マオってこいつ仲間のフリして後ろから撃つんじゃねーの」とか言って
マジすいませんでした
(えー

「…」



そんなザクと戦う3人の姿を見て、自分に今までなかったものを感じ始めていたニルス。
理屈や損得だけじゃない、男の意地、ファイターとしての魂、これを目にしてニルスは何を思うのか…?

ギュオオオオオオ!!

《カワグチ…何をするつもりだい》

「あのザクを撃ち落とす!!」

《マシタ会長の遊びに付き合う必要はないよ…》

「しかし!!」

《僕達が目指すのは優勝だけだ…自分の立場を忘れるな》

「く…!…分かっている…!」

一方でメイジン・カワグチもまた、ザクを倒すべく現場に向かっていましたが…
自分の立場を忘れるなとアランに釘を刺され、その場で歩みを止めてしまいます
何やってんだメイジン・カワグチ!燃え上がれよ!もっと燃え上がれよ!
これじゃあニルスとまるで逆、今まで持ってたファイター魂を手放す気かよ!ふぬけたかメイジン・カワグチ!(えー

「集中攻撃だ!頭部を狙えええーっ!!」

チュドドドドドド!!

「よし…!レイジ!ディスチャージだ!」

「おうっ!」

「すべての粒子を砲撃にぃッ!!」

そしてザクが集中砲火でひるんだスキに、切り札のディスチャージシステムを起動するセイ達!
今回セイ達が使用しているのはディスチャージ・ライフルモード、敵から吸収したビームのエネルギーを
すべて砲撃にまわして超火力のビームを発射するモードのようです

ちなみにこの間ゲーマルクに使ったのはディスチャージ・スピードモードで、あれは機動性が超絶的にアップするモードみたいですね
モード選択画面を見ると、もう1つアクアモードというのもあるみたいですが、名前からして水中戦のためのモードってことか…

ギュインギュインギュインギュイン

しかしこのライフルモード、発射までのチャージ時間がかなり長いようで、今すぐ攻撃ってわけにはいかないようです
それとも吸収したビームの量が少ないせいなのか?このバトルロイヤルで吸収したビームは、
宇宙でルワン・ダラーラと戦った時の一発だけだしな…

ブウウウウン!!

「くっ!?」

「させるかああーーっ!!」



ボッガアアアアアン!!

「「うがあああああああ!!」」

「マオ君!?」

「フェリーニ!」

とその時、チャージが終わる前に体勢を立て直し、クラッカーをぶん投げてきたザク!
それに対して、なんとフェリーニ達が体を張ってビルドストライクを守っております
頑張ってくれてるぜこいつら…しかしその時、吹っ飛ばされた2人に対して
ミサイルポッドの照準を向けるザク!こ、こいつ、先に邪魔なフェリーニ達を始末する気か!?

「う…うぐっ…はっ!?」

ボシュボシュウウウッ!!

「だ…駄目ェェェェッ!!」

ザシュウウウッ!!

「!?」

ボッガアアアン!!

「い、今のは…あの機体が!?」

ってその時すんでのところでニルス登場!ついに来てくれたかニルス!
利口な天才少年も、理屈じゃなしに動いてしまう衝動を感じ始めたってことでしょうか
それとなにげにフェリーニの危機に叫んでしまったキララは、あの後もフェリーニといい仲ってことなんですかね

「まだですよッ!!」

グググググ…

「なに…!?くっ、早く…!!」

しかし「まだこいつがあるぜ」と言わんばかりに、立て続けにザクバズーカを取り出したザク!
このバカでかいサイズからいって、直撃されれば即死は間違いなし…ですがそれでもセイ達のチャージはまだ終わりません
チャージおっせえなライフルモード!こりゃ使いもんにならねーわ!(えー
撃つのにこんな時間かかるのかよ…これ今回以外で使う機会あるのか!?

ズキュウウウウウン!!

とその時、バズーカを撃とうとしたザクの足元に突如として撃ち込まれた何者かのビーム!
レイジ、マオ、フェリーニ、ニルスの誰のビームでもありません、一体これを撃ったのは誰なのか…?
しかしそれが誰であれ、ザクの足場を崩して時間を稼いでくれたのは事実、
次の瞬間、ようやく武器のチャージが完了し…

「食らいやがええええーーッ!!」



ズドドドドドバッゴオオオオオ!!

無数の矢のようにザクへと降り注ぐビーム!さんざ時間をかけただけはあり、
ザクの巨体をも完全に破壊するほどの威力を発揮!ようやく片付きましたな…まったくとんでもねー化物だったぜ
今回のバトルロイヤル、生き残ったファイターは4ポイントもらえるってことでしたけど
こいつの撃破ボーナスで30ポイントぐらいは欲しいよな(えー

ビビィーーッ!!

《いま第2ピリオド終了のブザーが鳴り響きました!
 ようやく規定人数に達したようです!》

「ふうっ…」

「ガンプラはどうだ、セイ?」

「うん、大丈夫!シールドの予備はあるし、この程度の破損なら一晩あれば直せるよ!」

「そっか…!頼むな!」

「任せて!マオ君のガンプラは?」

「ワイもサテライトキャノンの予備があるんで、すぐに直せます!
 フェリーニはんも大したことないって言うてはりましたよ!」

「よかった…!」

セイ達が巨大ザクを撃破して間もなく、辺りに鳴り響いたバトルロイヤル終了の合図。
どうやらタイミングよく参加人数が30人まで減ってくれたようです。なにげにセイ達もNTR隊やザクタンク部隊を倒してたしな
レイジとフェリーニ合わせて10機くらいは撃墜したんじゃないか?ともかく、バトル後すぐに機体の破損状況を確認するセイ達ですが、
ダメージこそ受けたもののなんとか直せる範囲だったようで…

って、ちょっと待てマオ!壊されたサテライトキャノンについて、すぐまた予備のサテライトキャノンを出すから大丈夫ですと!?
出さんでええねん!そこは出さんでええねん!(えー
なんでかって、サテライトキャノンが壊されたGXと言えば、GXディバイダーに改造するのが原作の流れだからですよ!
俺の最も好きなMS!なのでマオには「ガンダムXにはサテライトキャノンがなくても戦える装備がありますねん」とか言って
ディバイダー持ってきて欲しかったわ…マジ持ってきて欲しかったわ…(えー

「なんでしょうか?リカルド・フェリーニ」

「いや、ニルス・ニールセンに助太刀の礼を言っておこうと思ってな、さっきは助かったぜ。
 グラッツェ、サムライボーイ」

一方でフェリーニは、会場を去ろうとしていたニルスを捕まえて、ザク退治を手伝ってくれたお礼を言っていました
ふむ…フェリーニにとってのニルスって、親友のグレコを予選で蹴落とした嫌な小僧って印象でしたが
それでもちゃんとお礼を言いに現れるあたり、意外に誠実なところあるんですね

しかしフェリーニの声優は、ガンダム00でのミスター・ブシドーなだけに
サムライボーイとか言って褒めてるところを見るとなんだか笑えてくるな(えー



「…ふふっ、礼には及びませんよ。あれは助太刀などではなく、戦いを長引かせて
 あなた達のガンプラの性能を見極めるためにしただけのこと」

「ほう…?その甲斐はあったのかい」

「有意義でしたよ。特にイオリ・セイの製作したスタービルドストライク…
 あのガンプラのシールドは、相手が放ったビームを消失させるものじゃない。
 シールドを展開し、ビーム粒子を変容させて本体に吸収していた…
 そうでなければ、ザクを倒した攻撃のように膨大な粒子放出量の説明がつきません。
 原理さえ分かれば対応することは可能…彼と対戦することになろうとも、僕の勝利は磐石です」

がしかし、フェリーニのお礼に対して、「べ、別に助けようとしたんじゃないんだからね」
素直じゃないセリフで返すニルス。ただセイ達の戦いぶりを観察したかったというのも、それはそれで本当みたいですね
今回の戦いで、ビルドストライクの対策を練るのに十分なデータが取れたようで…
ビーム吸収対策をしてきたルワン・ダラーラも、あれだけセイ達を苦しめてましたから
ニルスのこの自信にも説得力がありますね

しかしあれだな、最初はチートに見えた主人公の切り札を、ライバル達があの手この手で攻略していく様子は
星飛雄馬の大リーグボールが攻略されていく様子を思い出すな(えー
さしずめニルスは花形満あたりのキャラか。ああいう工夫を凝らして戦う展開はかなり好きなんで、俺としては歓迎の流れですね

「(すたすた)」

「…ふふっ、なーにが磐石だ。お利口な理屈こねやがって、素直じゃねえんだよ
 さっきのバトルを見て、胸ん中は熱くなってるくせによ…」

そんなわけで去っていったニルスですが、フェリーニはその後ろ姿を見ながら
この戦いでニルスの中にも熱いファイター魂が生まれたことに気づいていました
ついにニルスも「ただガンプラバトルを利用するだけのキャラ」を卒業して、バトルの楽しさに目覚め始めたようですね
最初にニルスに感じた反感みたいなものも、今ではすっかり消えてきたような気がします

(…ファイター登録名・レイジ…同じ名前…容姿も成長しているならこんな感じかもしれない…
 他人の空似にしては似すぎている…!し、しかし、もしそうならなぜ何もしてこない…!?
 私の考えすぎなのか…!?)

一方その頃、マシタ会長は文字通り真っ青になりながらレイジのデータを見て冷や汗をかいていました
どうもこの人は幼い日のレイジと会ったことがあるみたいですね、
そしてやはり、レイジに対して何か相当な負い目を抱えているようで、
「なぜ奴は私に何もしてこない…?」と、レイジによって自分が破滅させられることを心底恐れているようです

それにしても、マシタ会長が見てるレイジの戦績データが興味深いですね
トータル命中率:94%
トータル回避率:57%
トータル防御率:81%
地形対応評価:A−
空戦対応評価:A+
って意外と回避率がかなり低い!?ううむ、レイジといえば大体のビームをひょいひょいと避けてしまう
回避力の高さが特徴的だと思ってましたが、データで見ると57%ってあんま避けてないんだな…
その半面、命中率は恐ろしく高いですね。あれだけギュンギュン飛び回りながら戦ってるのに、94%も当ててるってバケモンやで…

「おやめください!アポイントメントもなしに、会長にお会いすることは…!」

「そこを曲げろと言っている!!」

「うん…?」

バタン!

「失礼ッ!!」

とその時、すごい剣幕で会長の部屋に入ってきたのはメイジン・カワグチ!
「アポイントもないのになんだコノヤロー」という秘書の制止も振り切って、強引に部屋に押し入ってしまいました
それにしても会長のこの慌てた顔、まるで自分の部屋でエロビデオ見てたら母ちゃんが入ってきて
「バッ!か、母ちゃんノックしろよ!!」って慌ててる図みたいだな(えー

「おお〜これはこれはメイジン・カワグチ!よく来たねぇ、ご活躍みたいじゃないの!どしたのいきなり?」

「マシタ会長、いくら大会主催者とはいえ勝手な真似は慎んでもらいたい」

「え?何それ?あ〜ザク出したこと?いいじゃな〜い、中継してたテレビの視聴率、
 あのサプライズでバーッと跳ね上がったんだよ?協賛メーカーも大喜びなんだから
 名人も派手なパフォーマンスでファンを沸かせちゃってよ〜!頼むよ〜ん」

って、名人が入ってきた途端に平静を装い、いつものおちゃらけた調子で喋る会長!
名人はあのザクの件で相当頭に来てるようですが…こんなふざけた話し方をして大丈夫なのか?

ガシッ!メキメキメキメキ

「いっ!?い、痛いぃ!会長の腕痛いーっ!!」

「なっ…!?名人!いい加減にしなさい!!」

「(メキメキ)会長、勝手な真似は…!」

「し、しないしない!もうしないってばあああ!」

ああ、やっぱ大丈夫じゃなかった!会長のおふざけっぷりは名人の怒りの火に油を注ぐ結果に!
会長の手首を掴むと、物凄い握力でメキメキと握り潰そうとする名人!
これにはたまらず「ぼ、暴力反対!」と会長は泣きわめくしかできません

「ならば結構。邪魔をした、失礼する(すたすた)」

「か、会長!お怪我は!?」

「あ、あうう、痛い〜、腕痛い〜!はぁひい…飛んでけ〜して、飛んでけぇ〜!」

「…(にっこり)」

って、会長の「もうしません」という言葉を聞くなり、パッと手を放して去っていった名人。残された会長は痛みにのたうちますが、
「痛いの痛いの飛んでけ〜して!」とかふざけたことを言い出しました
何を言っとんねんこいつは!痛めつけられたばっかでもうそんな冗談言っとるんかい!



それに対して、秘書のお姉さんはただただ無言で微笑んでますが、この反応はおそらく
「そんな寝言がほざけるなら大丈夫だなクソジジイ」って微笑みなんだろうな(えー

「痛いの痛いの〜、飛んでけ〜♪」

「治ったぁ〜♪」

ってアレーー!?やるのーーー!?
えええええーー!?飛んでけってやってくれるの!?何この超サービスいいお姉さん!
こんな美人で知的で色っぽくて優しくて言うこと聞いてくれる秘書とか他にいねえよ!最高だわこの人(えー
まるで母親のような母性を持った人ですね、このことを知ったらシャアが黙っちゃいませんぜ
この秘書さんは私の母になってくれるかもしれない女性だったのだ!!(えー

「まったく、マシタ会長にも困ったものだ…」

「失礼千万だな…あんな勝手な真似をされては…」

「ま、勝手をしたのは君もだけどね」

「…何のことだ?」

「しらばっくれてもダメだよ、メガサイズのザクが暴れている時に助太刀したじゃないか。
 ロングレンジのスナイパーライフルを使って」

一方で会長の部屋から去った名人は、自室に戻ってアランと2人で話していました
って、アランの話によると、ザクとの戦いで最後に飛んできたビームは名人が撃ったものだったという…
マジか…ケンプファーって元々の機体は実弾兵器しか積んでないから、まさかビームが撃てるとは思いませんでした
ちゃんと名人もザク退治を手伝ってくれたのね、「ふぬけたか名人」とか言ってすまんかった(えー

「ならば言おう。傷ついたガンプラを倒して得た勝利に何の価値がある?
 ただ勝利するだけではない、ベストの状態の相手を圧倒してこそ名人たりうる!
 それを証明するためにも、一歩も引く気はない!」

そして名人がこれほど怒っている理由としては、正々堂々とした戦いの果てに勝利してこそ、名人の威厳は保たれるのであって
セコイ手を使って最後まで生き残っても、そんなのは名人の勝利ではないというわけですな
名人とは全ファイターにとって見本のような存在ですから、それが汚い手を使っていては話にならんということか
とりあえずアランも、もう主催者側の情報リークするとかくだらん真似はするなよな(えー

「(カチャカチャ)」

「セイ、メシの時間だってよ」

「僕はこのまま作業を続けるよ。レイジ、後でまた買い食いしに行くんでしょ?」

「うぐっ」

「その時にコンビニで何か買ってきて」

「お、おう、わかった!」

(…敵の粒子ビームを変容させて吸収する”アブソーブシステム”…
 そして、吸収した粒子を全面解放する”ディスチャージシステム”…
 でもその秘密は、もう他のファイター達に見抜かれていると考えた方がいい。
 状況次第では使うことになるかもしれない…第三のシステムを…)

って、その頃セイはスタービルドストライクのメンテを行っていましたが
なんとこの機体には、まだ使っていない第3のシステムが存在するようです
ふーむ、あの2つのシステムだけでもかなり画期的なのに、まだ他にも秘密兵器があるとは凄いなセイ…
アブソーブシステム・ディスチャージシステムについては、ニルス達にだいぶ見切られてしまっていますが、
この第3のシステムがニルス達を倒す鍵になるのか?

「(すたすた)」

ひゅーん

「うおっ!?とっと…な、なんだ?肉まん?」

「あっ」

「…こ、この前、渡されたお金が多かったから…その差額分、返すわ」

「え?お前…これだけのためにわざわざ俺を待ってたのか?」

「あ、あんたなんかに借りを作りっぱなしは嫌だから、
 早めに返そうと思っただけよ!」

ってアイラキター!!今日もやっぱりレイジとフラグを立てに来たかアイラよ!
セイの言ったように夜の買い食いに出かけたレイジですが、そこにいたのは肉まんを持って待っていたアイラ!
もはやすっかりツンデレヒロインっぽい感じになってきましたね、なんにしろこの2人のフラグが立つのはいいことだな

「(ぽいっ)」

「え、な、何?(ぱちくり)」

「いらねーよ、冷えてんじゃんか」

「し、仕方ないじゃない!あんたがいつ来るかわかんないんだから!」

「誰も待っててくれとは頼んでねーよ」

「ぐぬぬ…受け取んなさいよぉっ!!」

「い、いらねぇって…」

「それじゃあ私の気が済まないのっ!!」

ってレイジお前!せっかくアイラがくれた肉まんをつっ返すという愚かなことを!
なんという愚かな!愚かすぎる!でも「受け取んなさいよぉっ!!」って切れるアイラも可愛いからこれはこれでアリかな(えー
しかしホカホカの肉まんがすっかり冷え切っちゃうくらい待っててくれたんですねぇアイラ、相当レイジのこと意識してますよね
あとレイジが「おっ、こんなところに温かい肉まんが2つも」と言いつつ
アイラのおっぱいを食べようとする薄い本誰か描いてください
(えー

「ぐぬぬ〜っ!!(ぐいぐいぐい)」

「ちょっ…!お、おわっ!?」

ズルッ!

「きゃっ!?」

「おっと!?」

ガシッ!

「ふうっ…」

「…はっ!?」

とその時、肉まんをぐいぐい押してるうちに、勢いあまってレイジに向かって飛び込んでしまったアイラ!
ふと顔を上げると、息がかかりそうなほどすぐ近くにレイジの顔が…思わず真っ赤になったアイラは硬直してしまいます
しかしレイジはキョトンとしてるところを見ると、アイラ→レイジっていう片思いの形になるんかな?

「なんだなんだぁ?ガキがなにサカってんだよ!」

「キヒヒヒヒ!」

「いや〜ん、ここじゃダメぇ〜!」

「な…!なっ…なに言ってんのよッ!バッカじゃないの!?」

「あぁん…?」

「誰に向かって言ってんだオラァ!!」

ってうわあああ!その時、アイラ達を冷やかすように通りがかったチンピラ3人組!
思わず激怒して怒鳴りつけるアイラでしたが、なんとチンピラの方も切れて因縁をつけてくるという事態に!
というかこいつら、金属バットをわざわざ野球用のケースに入れて持ち歩いてましたが、
もしかして単なるチンピラじゃないの?野球少年なの?静岡の野球少年にはよくある事なの?(えー

「…」

スッ…

って、相手が金属バットを持ち出したのを見るなり、「やってやるよこの野郎」貫き手の構えを取るアイラ!
あ、あかん!アイラのやつ南斗聖拳を使うつもりや!(えー
アイラぐらい身体を強化された人間なら、南斗聖拳を操るぐらい出来てもおかしくないですよね
てめえらごとき、南斗聖拳の前にはゴミクズ同然だ!!(えー



「てめえら…いい加減にしとけよ」

「えっ…」

「おいおい…彼女の前だからってカッコつけてんじゃねぇぞ!ガキィ!」

とその時、このままではチンピラ達が死んでしまうので、アイラの前に割って入ったレイジ!
ここはレイジがチンピラ達と戦うようですが、これはますますアイラが惚れ直すことになりそうですね
たぶん俺の予想では、チンピラを撃退した代わりにレイジも傷だらけになって、
ケンカの後アイラに膝枕されながら
「あいててて…」「なんであんな無茶したのよ…」とかうらやましいことになる
思うんですがどうか(えー

「会長。ご要望通り、次の第3ピリオドはイオリ・セイ、レイジ組の対戦相手を調整しておきました。
 彼らの相手は…タイ代表ルワン・ダラーラ。彼らの敗北は必至です」

「フフフフ…」

「会長、なぜそれほどまでにあのレイジという少年を気にされるのですか?」

「理由を言わないといけないかな?」

「…言いたくなければ、それでも構いません。私は会長に従うだけです」

「それでいい」

(この少年が王子であるわけがない…しかし、あんな少年がいるのは目ざわり極まりないのだよ)

って、その頃マシタ会長は、あれほど名人に釘を差されたにも関わらずまた悪だくみをしていました
こりないオッサンやなあんたも!今度の汚い手は対戦スケジュールの操作、次の戦いでレイジ達に
ルワン・ダラーラをぶつける作戦のようです。うーむ…今回の戦いでは、マオとのタッグでも大苦戦した相手なだけに
まともにやったらレイジの不利は間違いなさそうですな…やはりセイの言ってた第3のシステムが勝利の鍵か

そしてレイジの方ですが、なんとかチンピラどもを撃退したようですが
苦悶の表情で右腕を押さえているこの様子は!?
「くっ…静まれ…!静まれ俺の右手よ…!」
と邪気眼に目覚めたとでも!?(えー

冗談は置いといて、どうやらチンピラとのケンカで右手を負傷してしまったようで…
次は強敵ルワン・ダラーラとの戦いだというのに、こんな状態でまともに戦えるのか…?
それとアイラも多分「私があいつらに怒鳴ったせいで…」って負い目を感じて
ますますレイジとのフラグが加速しそうやな…(えー  次回に続く!


前回のビルドファイターズなんですが、また次回予告ネタを書き忘れてしまいましたね。改めて書き出してみると

「強敵、ルワン・ダラーラさんとの対戦!」

「セイ、なんなんだよこの武器は!?次回、”バトルウェポン”!」

「偶然が重なるのは恐い…」

こんか感じでした。注目のフレーズは「偶然が重なるのは恐い…」ですかね。しかし正直なところ
まったく聞き覚えなくて何のネタだか全然分かんねえ(えー
偶然が重なるのは恐い…?なんのセリフだ?調べてみたらこれガンダムZZ第39話の予告みたいですね
原文を書き出してみると

俺たちサイド3に接近するはずが、民間の貨物船を助け、ムーンムーンの人が乗った船も助けてしまった。
忙しかったから、貨物船が隠していたモビルスーツをもろパス!
でもモンドえらい!パワーだよ!ラサラさんがいたんだもの、頑張らなくっちゃ!なぁ!
次回、ガンダムZZ!”サラサ再臨”、偶然が重なるのは怖い…

こんな感じみたいですね、このフレーズ覚えてる人いるのか…?(えー
ZZの予告って、「ニュータイプの修羅場が見れるぞ!」しか印象になかったけど、
こんな風に色々違うコメント言ったりもしてたのね

ちなみにこの39話、DVD借りて見てみたら、金髪のヅラかぶったハマーンがジュドー達の艦に潜入する話で
ハマーンと一緒にいた茶髪侍女のねーちゃんが可愛かったです
このねーちゃん、宇宙世紀ガンダムの中じゃトップクラスの美人さんなんじゃないか?
なにげに宇宙世紀ガンダムってあんまり美少女とか出てこないしなぁ

しかしZZの終盤ってかなり作画いいですよね、俺はZだったら何回も見てますが、ZZはZより作画がずいぶん良くなってる気がする
エルとかも可愛いしなぁ、やはり金髪ポニテキャラっていいよね…俺的にやっぱり金髪キャラの髪型はポニテだわ

あとプルツーがハァハァしながらクイン・マンサに乗ってる図がエロすぎると思いました
これどう見てもグレミーにバックから突かれてるようにしか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン






トップに戻る