■ガンダムビルドファイターズ 第13話「バトルウェポン」
「ちょ、ちょっと、なんであんたが…!」
「いいからさっさと行けよ…!」
「命令しないでよ!」
「足手まといなんだよ!」
「ハン…ナイト気取りかぁ?このガキイーーーッ!!」
バッキイイイイイイ!!「…てめぇら…容赦しねえぞ…!」
このストレイツォ容赦せん!!そんなわけで、前回アイラと一緒のところを
チンピラに襲われてしまったレイジですが…「ここは俺に任せて早く逃げろ!」「そ、そんな、あなたを置いて行けないわ!」と
イチャイチャしているところで「リア充爆発しろ!!」と金属バットの一撃を食らわされてしまいました
その後どうにかチンピラどもを全員ぶっとばしたレイジですが、やはり金属バットで殴られた右腕だけは
かなりの痛みが残ってしまったようで…あんな殴られる寸前でもイチャイチャしてるから…(えー
「レイジー、僕は委員長を迎えに行ってくる!10時に会場前の公園に集合ね!」
「了解了解ー」
「いってきまーす!」
「…」
そして翌日の朝、レイジを置いてホテルの部屋を出ていったセイですが、
洗面所に残ったレイジの腕は真っ赤っ赤に腫れ上がっていました。これはひどい…下手すると骨がやられてるんじゃないか
いくら氷水で冷やしてもまるでよくならないようで、レイジの表情もかなり険しいものになっております
「イオリ君、ラルさん、迎えに来てくれてありがとう!」
「えへへ、こっちこそ来てくれてありがとう!委員長、親戚の家に泊まるんだよね?家は遠いの?」
「ここから車で20分くらい。だから毎日応援に行ける!」
その頃セイはというと、はるばる静岡へやってきたチナちゃんを出迎えているところでした
静岡に親戚なんていたんですねチナちゃん、寝泊まりはホテルじゃなくてそっちの家へ行くようです
それとリン子ママはまだ東京に残ってるみたいだなあ。ママも早いところ合流してくれることを願うぜ
「あはは、嬉しいけど無理はしないでいいからね!」
「え?応援したらダメなの?」
「えっ!?あっ、ち、違うよ!他に遊びに行きたいところがあるなら、
そっちを優先してって意味で…!」
「じゃ、そうしよっかなあ〜」
「ええーーーっ!?そ、そんなぁっ!待ってよ委員長!あわわ、あわわわっ…」
「うふふふっ」
ってアレーーー!?主導権がすっかり逆転しとる!?
完全にチナちゃんにペース握られとるで!今まではチナちゃんの片思いって感じでしたが、
セイもチナちゃんへの意識は相当なものになってきたようで、「応援に行くのやめちゃおっかなー」と言われるだけで
あたふた慌ててしまうことに…
ふむ…2人は前回すでに夜のイチャイチャ電話をするくらい仲良くなってましたが、いよいよセイもチナちゃんに好意を向け始めたかぁ
というかお前らそんな街中でイチャイチャしてたら金属バットで殴られるで!金属バットで!(えー
いちゃいちゃ
いちゃいちゃ
「ああ〜かゆいかゆい!背中を通り越してケツがかゆくなってきた!!」
「えっ…どうしたんですか…?」
「ラルさん痔ですか…?」
「ちがーーーう!!」
そんな2人のイチャイチャっぷりに耐え切れず、「ケツがかゆくなるわクソがああー!」と暴れ出したラルさんですが
「ラルさん痔で大変なんですね…」とセイ達からガチで同情されてしまいます。なんと哀れな!
というかこの場面、ラルさんを見るチナちゃんがちょうど半目になるタイミングでキャプったら
なんかチナちゃんが「これだから童貞は…」って呆れてるように見えて吹いた(えー
チナちゃん…大人の階段を登ったことですっかり童貞を見下すようになってしまって…:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「はー…おっせーなぁセイの奴。3人で何か美味いもんでも食ってんじゃねーか?」
その頃レイジは、セイに言われた待ち合わせの場所で待ちぼうけをくっていました
「メシでも食いに行ったのか?」と疑うレイジですが、よもやちちくりあってるせいで遅れてるとは思うまい…(えー
しかしこの場所はずいぶんと景色がいいですねえ、静岡にはこんな外国の花畑みたいな場所が実際にあるんかな?
「あ〜、腹減ったなぁ〜…」
「…(ひょこっ)」
「ん…?よう」
って、レイジが芝生でゴロゴロしていると、そこにまたアイラがひょっこり登場!
またしても偶然顔を合わせることになるとは!なんだかんだで毎回会ってるなお前ら
それと「ゴロゴロしてる」って自分で書いて思ったんだけど、
♪緑色、芝生に寝転んでいたい〜
♪動物も一緒にごろごろしたい〜って
ガンダム00の2期に登場した貧乏姫の呪いの歌に状況がそっくりですね(えー
なんだっけ、この歌を聞くとまるで呪いのように脳内で鳴り続けてパイロットが弱くなるんだっけ
レイジあかん!お前ただでさえケガしてるのに、呪いを受けてさらに弱体化してまうで!(えー
「…その…手首、大丈夫なの?」
「俺はそんなにヤワじゃねーよ」
「(ほっ)…そ、そうよね、あんた鈍感そうだし!」
「ケンカ売りに来たのかぁ?」
「心配してあげたんじゃない!」
「え、心配?お前が?」
「い、言っときますけど、あんな奴らは私一人でやっつけられたんだから!
それなのにカッコつけて、1人で戦っちゃってさ」
そんなアイラは、やはり自分をかばってレイジがケガしたことを相当気に病んでいたようです
おずおずと腕の調子は大丈夫なのか尋ねるアイラでしたが、レイジが元気そうなのを見て安心したようです。
まあ実際はレイジが強がってるだけなんですけど…
「女にケンカなんてさせられっか、そんなことさせたら一族の沽券に関わる。名誉が傷つく」
「何よそれ…」
「こっちのことだよ(ごろん)」
「…(じーっ)」
って、その時寝返りを打ったレイジの後ろ姿をじーっと赤面しながら見つめるアイラ!
もう完全に惚れてるやんか!もはやレイジのことが気になって仕方ないって感じですね
というか今回のアイラ、作画的にめちゃくちゃ可愛いんですけど、もしや作画監督はあの時の…と思って確認したら
やっぱり千葉道徳だった!温泉回の作画を担当した人ですよ!あの回もキャラ作画めちゃめちゃ可愛かったよなー
「(もじもじ)…きっ…昨日は…ありがと!」
「へ?」
「言いそびれたから…それだけ!(たたたっ)」
「なんだぁあいつ…?やっぱり変な女だな」
とその時、物凄いもじもじしながらレイジへのお礼の言葉を必死にしぼり出すアイラ。
ははあ、レイジの背中をじっと見てたのは、お礼を言おうと思ってなんとか話しかけたいと思ってたわけですな
というかこのアイラの一連のもじもじシーンの可愛さは本当に神がかってるな
千葉道徳さん本当すげえよこの人マジで作画の神だわ
そんなわけでレイジの前から去っていったアイラですが、歩き出した直後はちょっとムスッとした顔なのが
歩いてるうちにだんだん笑顔に変わっていって、最後は軽やかなステップで走り出すって
「うふふ、あの人にお礼言えた!言えちゃったー!うふふふ」って
ルンルン気分で帰っていった感じですね お前ホントにレイジ大好きやな!
セイとチナちゃんの方はもうほぼ両思いなだけに、今後の恋愛模様はレイジとアイラ中心にシフトしていくんですかね
「(ひそひそ)今の女の人、知り合い?」
「ううん…レイジー!」
「あっ、遅かったじゃねーか!」
「ねえ、さっきの子は誰?」
「さっきの?ああ、あいつは…ん?そういや名前も知らねーな」
「またまたー、とぼけちゃって!」
とその時、ようやく待ち合わせ場所に現れたセイ・チナちゃん・ラルさんの3人。
今のアイラのラブラブなムードを察してか、「レイジも隅に置けませんなー」とニヤニヤするセイでしたが…
「あぁ!またケツがかゆくなってきた!!」
「ラルのおっさん…?大変だな…」
「やっぱり痔なんじゃないですか…?」
「ちがーーーう!!」
またしても甘酸っぱい展開にケツがかゆくなるラルさん
さらにセイ達からはやっぱり心配されてしまい、なんとも言えない35歳独身の哀愁を漂わせてしまいます
ああ、初代ガンダムの世界ならラルさんには内縁の妻がいるのに…内縁の妻がいるのに!(えー
「…ふう…」
って、その頃ウキウキ気分で帰っていったアイラは、金髪男が待つトレーラーに到着していました
なんというかお前らこんなサイバーフォーミュラみてーなトレーラーで移動してたんやな…(えー
サイバーフォーミュラのOPで出てきますよねこんなトレーラー。アスラーダと並走してすごい勢いで砂利道走ってたのが印象的です
それと前から思ってたんですけど、サイバーフォーミュラOPといえば
「愛とか奇跡とかバカにしちゃ駄目、どんなに時が新しい波連れてきても」って
このフレーズすごくいい言葉だよね。1991年にリリースされた歌ですが
2014年の今になってもつくづくそう思うなー
今の時代、愛とか正義とか情熱とかについて大真面目に語る主人公っていなくなりましたよね
昔の主人公で愛について語ってたキャラといえば、北斗の拳のケンシロウの「ならば俺は愛の為に戦おう」とかがそうですが
今の時代、これと同じことを言える奴もうどこにもいないよね
むしろ主人公がこういうのを否定する方が主流になってきたというか
たとえば牙狼とかは、主題歌の歌詞からして「正義だとか愛など俺は追いかけない」だし
ワンピースにしても「正義」を掲げる海軍が主人公の敵だし
こういう愛や正義を否定するのがカッコイイみたいな風潮がね…俺としてはひたすらに悲しいね
今の時代、「愛と平和のために戦う正義のヒーロー」っていうのは
もはやギャグのために使われる言葉になったというか
もう誰も真面目に語らない、ギャグの中でしか生きられないというのが本当に悲しいです
ハッキリ言って俺からすればそういうギャグは見たくない、愛とか正義のために生きる人って立派なことなのに
それが「何こいつバカみたい」ってギャグとして笑われるだけっていうのがね、俺としちゃ穏やかじゃないですよね
だから「愛とか奇跡とかバカにしちゃ駄目、どんなに時が新しい波連れてきても」って
まさに俺の心境そのものというか、この歌作った人分かってんなーってしみじみ思いますね
ガチャ
「遅いぞ、アイラ」
「…申し訳ありません」
やたら話が逸れましたが、アイラがトレーラーの中に入っていくと…って
さっきまであんなにウキウキ気分だったアイラが、金髪男を前にするといきなりこんな能面ヅラになってしまいました
うーむ…金髪男の前では、アイラはこんな無感情女のフリをするというキャラ作りをしなきゃいけない理由って
一体なんなんだ?(えー
《お待たせいたしました!世界大会・第3ピリオドの競技内容について
ご説明します!第3ピリオドはオリジナルウェポンバトル!
くじ引きによって引き当てた武器のみを使用し、1対1のバトルを行います!
手に入れた武器の特性・使い方を瞬時に判断するスキルが
必要とされるバトルです!》
「ほほう…くじ引きによる武器選択か、面白い」
「もし性能の低い武器を引き当ててしまったら…?」
「そこはファイターの機転でどうにかするしかないな」
そして参加者達が再び会場に集められ、いよいよ世界大会の第3ピリオドが始まります
今度のルールはくじ引きで武器を選んでのタイマンバトル。普段の武器が使えないってことは
アイラのチートファンネルとかも使えないってことなんですね、いつもとは違ったバトル展開が見られそうなルールですが…
(なにがくじ引きよ…くだらない、くだらないわ…ガンプラも、ガンプラバトルも!)
その中でアイラは、控え室でいつもの恥ずかしいスーツに着替えながら内心キレまくっていました
ああ、やっぱりこのスーツがダサすぎるせいでこれ着るとご機嫌ななめになるんじゃないか!?(えー
あとアイラの脱いだ服がめっちゃエロいわこれエロいわー:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
バカ話はともかく、アイラはガンプラバトルについて心底くだらないと思っているのに、やめることを許されない立場のようですな…
それもあの金髪男の差し金か、アイラは相当あいつに縛られた毎日を送っているようですな
《イタリア代表リカルド・フェリーニ!ウェポンナンバー23!
アメリカ代表ニルス・ニールセン!ウェポンナンバー47!
日本第5ブロック代表ヤサカ・マオ!ウェポンナンバー07!》
「次はセイ君たちの番だな」
「へへっ、面白そうだな!セイ、俺にやらせ…」
ズキイッ!
「…!わ、悪い、セイ頼むわ…」
「…?」
そして巨大ガシャポンから次々と番号くじが引かれていく中、いよいよセイ達の順番となりますが…
レイジは楽しそうにガシャポンへ近づいていったものの、右手の負傷のせいでガシャポンを回すことができません
右手の具合はそこまで悪いのか…ガシャポンも回せないなんて、これじゃキン消しも買えやしねーぜ…(えー
「(ガシャッ)」
《日本第3ブロック代表、イオリ・セイ、レイジ!ウェポンナンバー44!
これで全ファイターのくじ引きが終了しました!それではウェポンナンバーの順に
第3ピリオドのバトルを開始しまーす!》
「えっと、僕らは44番だから…43番のファイターが対戦相手ってことだね」
「あいつか…」
「ルワン・ダラーラさん…アブソーブシールドの弱点を早々に見抜いた、世界大会の常連…」
って、そんな番号くじは対戦の組み合わせにも使われるようで、どうやら番号が隣り合った相手とそれぞれ戦うようです
そしてセイ達の相手はルワン・ダラーラ…そういえば、前回ラストで秘書がセイ達と戦わせるって言ってましたね
ということは、あのくじの番号もマシタ会長たちの手で操作されてるというわけか。毎度ながら汚い手を使いやがるぜ
まあ、こういう大会でくじ番号の操作といえば
(C)鳥山明/集英社
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昔からドラゴンボールの餃子とかが
やりまくってるんで
見慣れた光景ですけども…(えー |
「ん…?フッ、ミスターセイ、ミスターレイジ」
「…」
「君たちの戦いは見せてもらっているよぉ〜!!」
「え、ええっ!?」
「奇抜な発想力!それを形にできる技術力!さらに使いこなす操作センス!
実にッ!すばらしいッッ!!」
「は、はあ…」
ってなんやねんこの人!?てっきり寡黙で思慮深い性格なのかと思いきや、
メチャメチャ気さくにセイ達に話しかけてくるという意外な一面が!
気さくだわ!3倍気さくだわ!(えー
なんというか普通に気のいい兄ちゃんやな
「お互い悔いのないように戦おう!」
「よ、よろしくお願いします!」
「けどよ、勝つのは俺らだぜ?」
「ふふ、その気合で臨んで欲しいな。私は全力で君たちと戦いたいんだ!」
そしてレイジの挑発的な言葉に対しても、「全力で戦えるなら望むところだ」と笑顔で応えるルワン・ダラーラ。
このへんの思考はかなりユウキ先輩と似てますね、手段を選ばず勝つことだけを考えるんではなくて
強力なライバルとの燃え上がる戦いを望んでいると…
(ふふふ…イオリ・セイ、レイジ、あなた方はこれからみじめな敗北を
喫することになるでしょう。私のパーフェクトプランと、
ミスター・ルワンの隠された実力によってねぇ…)
がしかし、そんなルワンの心意気もむなしく、レイジ達を潰すためによからぬことを企んでいる秘書の姿が!
パーフェクトプランとまで言って自画自賛してますねこの人。どうやら相当な自信があるようですが
一体どんな汚い罠を用意しているのか…?
《それでは第3ピリオド、第1試合を開始します!》
「武器はトンファーか…」
「ヘッヘッヘッ…このレールガンさえあれば、いくら名人だろうと!」
さて第3ピリオド第1試合、しょっぱなの登場はトンファーを装備した名人のケンプファーですが、それに対するは
強力そうなレールガンを持ったザクフリッパー!また珍しい機体を引っ張り出してきたな!
ザクフリッパーは索敵能力を強化した偵察用のザクですよね、見ての通りの三つ目顔が特徴的ですが
しかし顔が変わるとまるっきり別のアニメのロボに見えるな…
なんかボトムズあたりに出てきそうじゃないかこれ
ギュアアアアアアズッギャアアアアアン!!
「強力な武器であろうと、使いこなせなければ意味はない」
がしかし、神速の踏み込みでそんなザクフリッパーを瞬殺する名人!
さすがというかなんというか、多少の武装の差は名人の腕前で簡単に凌駕できてしまうようです
名人は今のところ苦戦する描写がまったくないですねえ、それはアイラもそうだけど
プシュープシュー
「ス、スプレーガンって…」
そしてこちらはマオの試合、くじで引いた武器は何かと思えばスプレーガンです
しかもこれ、ジムとかが装備してるビームスプレーガンではなくてマジモンの単なるスプレーです
武器じゃねーだろこれ!メチャメチャひどいハズレやないか!とんでもないのを引いてしまったマオですが、対戦相手の様子は…
「ハッハッハッ!運が悪かったなァー!!」
ゼウスガンダムだとー!?こ、こいつは!ゼウスガンダムといえば、
Gガンダムにおけるガンダムファイト決勝大会でドモンが最初に対戦した機体!
つーかスタッフ本当にGガン好きだな!毎回必ずGガン登場枠が用意されてるじゃねーか!
「フ…話は決まったな!戦いは弱い方が勝つ!」
「捨て身の攻撃か?生意気なネオジャパンの小僧がぁ!
望み通りその身をコナゴナにしてくれるわぁーっ!!」
プシュー
「うおっ!?め、目がー!目がー!!」
ゴワッシャアアアン!!
「にひひ…相手の武器を奪ったらアカンとは、言うてませんよね」
って、ハンマーで襲いかかってきたゼウスガンダムに対し、スプレーガンでの目潰しをかましたマオ!
「目がー目がー!」とゼウスガンダムが慌ててるうちに、ハンマーを奪ってまんまと勝ってしまいました
そう、戦いは弱い方が勝つ!弱い武器を引いたマオの方が、ホーロー虫パワーで勝てるという理屈なのですよ
今の俺は!ホーロー虫だーーっ!!(えー
チュドドドドドド!
《アイラ…!シールドが持たないぞ!》
「…」
《おい…!アイラ!》
そしてこちらはアイラの試合、なんとアイラの引いた武器はシールドだったようで、相手に攻撃する手段がなく
ひたすら一方的に砲撃を受けまくっていました。シールドってお前、これもスプレーガンと同じくハズレじゃねーか!
これまでずっと圧倒的に勝ってきたアイラも、いよいよ年貢の納め時でしょうか
通信している金髪男も「なんとかしろバカヤロー」と声を荒げております。そんなアイラの対戦相手とは…
グーンだこれー!!ああ、ガンダムSEEDに登場した水中用モビルスーツ!
でっかいイカみたいなシルエットが妙な和みオーラを出している機体であります
というかズゴックやアッガイもそうだけど、水中用MSって妙な可愛さがあるよね
ズドドドド!バッキャアアアアン!
「な、何っ!?うぉわああーっ!!」
ドガッシャアアアン!
「勝ちました」
《…》
って、わざとグーンの砲撃を受けまくったアイラは、まっぷたつに割れたシールドを刃物のように使ってグーンへ反撃!
強引に叩き斬られたグーンは、哀れにも刺し身にされてしまい敗北するのでした。イカだけに(えー
しかしアイラと金髪男の溝はかなり深そうですなー、「シールドが持たねーだろ何やってんだボケ」
「ちゃんと勝っただろ指図すんなバカ」って感じで、なんかこう殺伐とした気まずさを感じるんですが…
ビシュルルルルル!
そしてこちらはニルスの試合…ってああー!?ちょ、超電磁ヨーヨー!?
まるでコン・バトラーVの超電磁ヨーヨーのような武器を引いていたニルス!
しかも相手のドライセンも十手持ってるしなんだこのイロモノ対決はー!
ギリギリギリギリ
「ぐぬっ!?ぐぐぐぐぐ…!」
「御免」
そんなイロモノ対決の結末は、超電磁ヨーヨーの糸を使ったニルスの必殺仕事人アタックで締め。
決まり手までこんなんかい!というかニルスって性格的に「無駄なことはせず効率を重視するキャラ」っぽいのに
機体といい戦い方といい遊び心が無駄に溢れてるよね
このへんのギャップは一体!?真面目なニルスにあえて変なことをさせたいっていうスタッフの茶目っ気なんだろうか
「待たせたなぁフェリーニ!このウォドムで今度こそ血祭りにあげてやるぜぇ!」
って、こっちの試合ではなんとフェリーニvsチョマーの因縁の対決が!
しかも今回のチョマーは、∀ガンダムに登場した超巨大MS・ウォドムに乗ってきております
普通のMSの軽く倍以上はある巨体のウォドム、お前この間のガウに続いてまたそんなデカブツを!
チョマーのやつ機体の製作についてはマジで頑張ってますよね、今回こそフェリーニへの雪辱を果たすことができるか?
ちんまり
「ぶ、武器ちっさー!?」
「残念だったなチョマー!あーらよっと!」
ボッガアアアアン!!
って一瞬で死んだー!!チョマアアアアアア!!
なんというアホな結末!デカすぎるウォドムの巨体が災いして、「武器ちいせえええええ」と困惑してるスキに
あっさりやられてしまったチョマー!ああ、またもやせっかくの巨大ガンプラが!
なにげに決勝に入ってからゲルググ→ガウ→ウォドムと次々に乗り換えているチョマーですが、
次回以降もまだまだ乗り換えまくって打倒フェリーニのために出てくるんですかね
「いよいよイオリ君達の試合ですね…」
「セイ君たちの相手は…タイ代表のルワン・ダラーラか」
「強い人なんですか?」
「例えるなら…シャア・アズナブル、ジョニー・ライデン、
アナベル・ガトーといったところか」
「…な、なんですか、それ?」
「エースパイロット級の実力者だということだよ」
そしてついに真打ち登場、セイ&レイジとルワン・ダラーラの試合が始まりますが
ルワンの腕前を語るのに赤い彗星、真紅の稲妻、ソロモンの悪夢といったエース達を引き合いに出すラルさん。
ここで「青い巨星」と言わないところがラルさんの謙虚なところか(えー
シャアだったらあれだよね、絶対クワトロ大尉の格好しながら
「シャア・アズナブルという人のことを知っているかな?」とかしれっと言い出すと思うわ(えー
「スタービルドストライク!」「出るぞ!!」
ドッシュウウウウッ!
「アビゴルバイン!出撃ィッ!!」
ドッシュウウウウッ!
そして出撃していく両者ですが、やっぱり今日も羽パタパタしながら出てくるアビゴルバインに吹いた
妙にシュールで笑っちまう光景だな…それとなにげに「出撃!」って言いながら出撃するパイロットっていうのも珍しいですよね
ガンダムの出撃シーンって「行きます!」か「出るぞ!」が大半っていうか、「出撃!」っていうのはあんまり聞いたことないな
でも出撃してるんだから「出撃!」っていうのはそりゃそうだよなぁ、盲点だったわ(えー
「…な、なんだこりゃ!?」
「グローブに…ボール!?こ、こんなんで戦えっていうの!?」
ゲエエエエーー!?しかし武器を装備したセイ達にとんでもない事態が!
くじで引いた武器はなんと野球のグローブにボール。到底戦闘が行えるようなシロモノじゃありません
「どうすりゃいいんだよ…」と途方に暮れてしまうセイ達でしたが…
「ぶあっはっはっはっは!ボールにグローブだって!
ケッサクだよケッサク!どういうこと!?」
「もちろん彼らにドラマチックな敗北を与えるためです(キリッ)」
そんな光景に「おいおいどういうことだよ(笑)」大爆笑するマシタ会長ですが、
秘書さんの方はいたって真面目に「これが私の素晴らしいパーフェクトプランなのです」と自慢げな顔を披露しております
お、おいおいこの秘書さん、一見知的に見えるけど実は頭ん中ポンコツなんじゃねーのか!?(えー
ズゴゴゴゴゴ…!
「な、なんだ!?」
「ま、まさか…野球のスタジアム!?」
ドッギャーン!!この上さらに、地中からズゴゴゴと姿を現した野球場!
この対決のためにわざわざ作ったんかい!なんという予算の無駄遣いを…
しかしあれですよね、ロボット達による野球といえば…そしてスタジアムといえば…そう、嵐起こるスタジアム!
ここからの場面はやはり、アイアンリーガーのテーマ曲
がんばれシルバーキャッスルを大音量でかけていただきたい
正々堂々と試合開始!!俺のオイルが沸騰するぜ!!
《タイチーム、選手交代をお知らせします》
「へ?」
《ピンチヒッター、4番サード、ルワン・ダラーラ。背番号43》
「この勝負、予想以上に楽しめそうだ…!」
そして動揺するセイ達をよそに、ノリノリでバットを手に現れたルワン・ダラーラ!
というかコクピットのルワンが光の棒持っててモビルトレースシステムみたいになってんぞオイ!
それGガンの操縦形式じゃねーか!マジでGガンを連想するシーンが多いなこのアニメは
「ほ、本気でガンプラに野球をやらせる気!?」
「なあセイ、野球って何だ?」
「え!?知らないの!?」
「むっ…わ、わぁってるよ!このボールをぶつけて、ヤツを倒しゃいいんだろ!」
「ちっがぁーう!」
「野球で勝負するというなら、セイ君たちが有利になるな」
「えっ、なぜですか?」
「どんな超一流のバッターでも打率は3割が限度…
つまり、ピッチャー側には7割近い勝率があるということ。
しかも初対戦では相手のクセや球筋もわからない」
って、セイ達が状況についていけずギャースカ言い合う中で、
「ほう、野球対決ならピッチャー側が7割方有利だな」と超冷静なラルさん。なんでそんなに落ち着いてんだ!
しかもこのボールをよくよく見てみたら戦闘用ポッドのボールじゃねーか!
突っ込みどころ満載すぎる展開ですが、ともかく野球対決はセイ達の有利なルールということに…
「それはどうでしょう」
デデーン。しかしその時、まるでラルさんに返答するかのように
「それはどうかな」と遊戯王の最強呪文を唱え始めた秘書。
まあセイ達を負かすためのルールなわけですから、ここから秘書の汚い罠が炸裂するということか…
「レ、レイジ!野球っていうのはボールをあのベースの上に…」
《プレイボール!》
「早っ!?」
「行くぜぇっ!くらい…」
ズキイッ!
「ぐ…やがれぇっ!!」
ピッチャー第1球投げました!セイが野球の説明をする暇もないまま、
プレイの合図がかかり1球目を投じたレイジ!しかし勢いよく投げられたそのボールは、
ストライクゾーンを大きく外れてルワンの肩口あたりをめがけて飛んでいく結果に!あ、あかん!とんでもない暴投や!
右手の痛みでコントロールが乱れたのか、それともさっき「こいつをぶつけて倒しゃいいんだろ」って言ってたから、
ボールをぶつけるゲームだとガチで勘違いしているのか!?どっちにしろこのままじゃルワンが!
ナッパよけろーーーっ!!
グワァラゴワガキイイイン!!
ゲェー!?しかしそんなとんでもない悪球を、ドカベンの岩鬼のごとくやすやすと打ち返すルワン!
なんでやねん!明らかにデッドボールだったぞ今の球!しかもただ打ち返しただけじゃなく、
あまりにも飛びすぎてバトルフィールドをやすやすと突き破る場外大ファール!
ホームランにはならずに済んだものの、常識では考えられない恐るべきバッティングです
《ファールボールにご注意ください》
「う、打ち返しやがった…!」
「なんて打球だ…!?」
「すごいね彼〜!すっごいねぇ!」
「ルワン・ダラーラは、元タイ代表のベースボールプレイヤー…
メジャーからお呼びがかかったほどの逸材で、
その生涯打率は8割9分9厘です」
「そりゃすごい!漫画みたいだぁ!」
ってぶふー!?漫画でもありえねーよそんなの!何そのチートすぎる高打率は!?
なんと元々野球の超一流選手だったというルワン・ダラーラ、その打率は通算成績で9割近く打ってたという恐ろしい成績でした
お…おいぃぃぃぃ!さっきラルさんも言ってたように、野球のバッターは一流でも3割打つのがやっとだというのに
9割ってなんだそりゃ!バケモンすぎるわ!なんでそんな野球の神がガンプラバトルをやってるのか…
(しかしなぜファールに…?彼の実力なら簡単にホームランにできたはず…)
「君たちの実力はそんなものではないはずだ!さあ!次こそ本気で投げて来いッ!」
むう…どうやら今の球もその気になればホームランにできたようですが、
今の球はレイジの実力を出し切ったものじゃないとルワンは見抜いていたようです
手のケガのせいで力を出し切れなかったんでしょうね、全力の戦いを望んでいるルワンは、
そんな投げそこねのようなボールを打って勝ちたくなかったと…
「へへ…ヘヘヘッ…!」
「レイジ!球は相手にぶつけるんじゃなくて…!」
「これなら!どうだああーーっ!」
ズキイッ!
「ぐううっ…!」
(…これでもない…残念だが…私は君たちを買いかぶり過ぎていたようだ…!)
そして第2球目を投じるレイジ!ルワンの闘志に触発されたのか、1球目を上回る勢いでボールを投げますが…
ですがそれでも、やはりケガの影響のせいか力を出し切れなかったようです。飛んでくるボールを目で追いながら、
「そこまでか!貴様の力など、そこまでのものに過ぎんのかぁ!
それでもキング・オブ・ハートかぁ!!
足を踏ん張り腰を入れんか!!」とルワンはいよいよ本気のバッティングを見せることに…
「失望したぞおおおおおっ!」
グワッキイイイイン!!
そして完璧にボールをジャストミート!火を吹くような打球がレイジの正面へ!
しかしあまりに速すぎるその打球は、レイジの顔面直撃コースに一直線!ああ!
(C)冨樫義弘/集英社
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強…!速…避…
無理!受け止める
無事で!?出来る!?
否 死
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ホワイトゴレイヌ!!とはいきませんね、ええ
というか顔面一直線に向かうこの打球はあれや、花形満のノックアウト打法や!!(えー
これをかわすには超高速で逆立ちするしかねえ!星飛雄馬のように一瞬で逆立ちするしか…
バッシイイイン!
「レイジ!?」
「うぐぐっ…ぐぐぐぐぐ…!」
ドバッキャアアアアン!!
「な、なんと!?」
「イオリ君のガンプラが!」
がしかし、ギリギリのところでグローブの反応が間に合ったレイジ!さすがの反射神経ですが
ルワンの打球の威力は凄まじく、グローブごとビルドストライクの左腕を粉砕する結果に!ぎええー
この衝撃で、ボールも一緒に消えてなくなったわけですが…
「取られちゃったよぉ〜!?」
「いいえ、今のは球が消滅したのでノーカウントとします。
そして最後の1球で彼らのガンプラは…くすくす、粉々になるでしょう」
むう…ボールも一緒に消えたのでノーカウントで済んだようですが、
次の一球でビルドストライクがバラバラになるのを想像してニヤニヤと笑う外道秘書。
あかんやんこの人、優しい秘書かと思ったらとんだドSだよ!!人の機体がバラバラになるのがそんなに楽しいか!
「左腕の損傷甚大…!各部関節にも負荷がかかって…」
「う…うぐっ…!」
「えっ…?レイジ!?手首がどうかしたの…?」
「ぐ…うう…」
「あっ!?腫れてるじゃないか!いつ怪我したの!?」
「こ、これくらい…どうってことねえって…!」
「レイジ…操縦は僕が…!」
「俺がやる!」
「でも!」
「やらせてくれ…!こんな面白ぇバトル、人に譲れるかよ!」
「…」
そんな中、ついにレイジの怪我に気づいたセイですが、レイジは鬼気迫る様子で続きをやらせろと言って聞きません
むう…これはあれですかね、「セイが作ってレイジが戦う」というのがこのアニメのテーマなわけですが
ここで操縦を代わったら自分の役割が果たせないとレイジは思ってるんじゃないでしょうか
もともとこういったケガをすること自体が、自分の不注意のわけですから
そのケツを拭くためにも最後まで自分が戦って勝つと…そういうケジメのために戦おうとしてるように感じます
「…わかった。ただし、僕の指示通りに機体を動かすこと!」
「な…ここでアレを使うのか!?」
「勝つためにはそれしかない!RGシステム起動!」
そんな中、以前言っていたスタービルドストライク第3のシステムを起動させるセイ!
RGシステムって名前なのか…これがビルドストライクの真の切り札となりそうですが、一体どんなシステムなんでしょうか
パネルの表示を見てみると、RGシステムの正式名称は「RADIAL GENERAL PURPOSE SYSTEM」ってことみたいですが…
えーと、RADIAL…えーと、つまりどういうことだってばよ!?(えー
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ビッカアアアアアア!!
「なっ…スタービルドストライクが!?」
「輝いてる…!?」
って、そんなRGシステムが起動すると同時に、まばゆい光を発し始めたビルドストライク!
ああ、光り輝くガンダムって、これこそまさにシャイニングガンダムや!(えー
ほんと何かするたびにGガンを連想してしまうな…スタッフはわざとやってるのか!?
「今の機体状況だと、出力は30%ぐらいしか出せないけど…
そのすべてを右腕に集中させれば!」
そんなまばゆい光の粒子を、すべて右手にのみ一極集中させていくセイ!ああ、これはつまり
俺のこの手が光ってうなる!!お前を倒せと輝き叫ぶ!!
シャイニングフィンガーとはこういうものか!!ねえこれわざとやってるの!?わざとやってるのマジで!?
「ふふ…そうだ…!その本気とやりたかった!来いっ!!」
そしてルワン・ダラーラも最高潮に燃え上がる中、最後の1球を投げる体勢に入るレイジ!
って、投げる前にボールをギュウウウと握り潰すこの動作は!番場蛮の分身魔球や!
驚異的な握力でボールを握り潰し、投げた後には何重にも球が分身するというあの…
「レイジ!機体の上体を反らして!左足を空に掲げる!」
さらに、セイの指示によりダイナミックな投球フォームを披露するレイジ!
って、天を突くように片足を掲げるこのフォームは!星飛雄馬の大リーグボール2号や!
足を掲げることで頭上から砂を落とし、砂を巻き込むようにボールを投げることで消える魔球となるあの…
「そして!地面を踏み込めぇっ!!」
「うおおおおおおおーーーっ!!」
シュゴオオオオオオ!!
最後に激しい雄たけびと共にボールを投じたレイジ!
そんなボールは、レイジの手を離れた瞬間、すさまじい炎をまとう結果に!
ああ、これはマグナムエースの44ソニック・オンファイヤーや!
そういえば今回、セイ達が引いたクジ番号も44番だったな…まさか本当に44ソニックのアイアンリーガーネタを!?
「これだ…!この球だああああああーーーっ!!」
そんなレイジの44ソニックオンファイヤーを迎え撃つルワン・ダラーラ!
って、最高潮に2人の闘志が高まった結果、自分たちの顔とMSの顔が一体化する結果に!
おいこれGガンダムでやってた人機一体の演出じゃねーか!
今回一体いくつGガンネタ使われてんだ!もはや数え切れねーぞ!
「ぐ…おおおおおーーーっ!!」
ドッガアアアアアン!!
《ゲームセットーッ!》
ワアアアアアアア!!
「おお…!セイ君たちの勝利だ!」
「はいっ!」
そんなレイジの44ソニックオン大リーグボール分身魔球ファイヤー2号は、
なんとアビゴルバインもろとも吹き飛ばして撃破するという凄まじい威力を発揮!
というか後ろのスコアボードを見ると、この時の球速が870キロってなんやこれ!
童夢くんのサンダーバキュームボール(時速270キロ)も真っ青やで!(えー
「えええ〜!?お、おいおい負けちゃってるよ、どうなってるの!?」
「…(つーん)」
「なんで何も言わないのぉ!?」
って、汚い罠をまんまと打ち破られてしまったマシタ会長&秘書、
ハドラーよ、どうなってるの?と尋ねるマシタ会長ですが、秘書は思いっきり知らんぷりするばかりです
おい待てやこらー!パーフェクトプランはどうしたパーフェクトプランは!(えー
「やったねレイジーっ!」
「へっ…当然だよ!」
「ミスター・セイ、ミスター・レイジ…すばらしい勝負をさせてもらって感謝する!
次にまた相まみえる機会があった時も、全力で頼む!」
「ルワンさん…!はい!」
「へへっ、次も勝つのは俺らだけどな!」
「そうはいかないなぁ!はっはっはっはっは!」
「な、なになに爽やかに笑ってるよぉ!どういうことよぉ!?」
「…(つーん)」
「なんで何も言わないのよぉ〜!」
今回の戦いを通して、熱い友情が芽生えることになったセイ達とルワン・ダラーラ。しかしその一方で
ハドラーよ今一度聞く、どうなってるの?というマシタ会長をやっぱりガン無視する秘書!
この人やっぱりポンコツなんじゃねーのか!?(えー
しっかりしてくださいよパーフェクトプランちゃんよ〜:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「(よろよろ)はぁ…あったま痛い…早くこれ脱ぎたい…部屋に帰って寝たい…はぁ〜…」
って一方その頃、試合をすでに終えていたアイラは、廊下でよろよろしながら
「あ〜くそ、このスーツ着ごこち悪すぎだっつうの」と毒づいていました
やっぱこのスーツ着るの嫌だったんか!マジでなんのために着てるんだろうなこれ…
見えないファンネルを動かすためか?でも今回とか、クジの武器しか使っちゃいけないルールだったしなあ、なんなんだろう一体
「いや〜楽しかったなぁセイ!」
(え…!?)
「やっぱガンプラバトルは最っ高だな!」
「うん、そうだね!」
「次の相手はどんなヤツかな〜!」
「その前に医務室でしょ!」
「わーってるって!」
「あ…?あ…?」
あいつはーーっ!!とその時、なんと廊下でついに鉢合わせしてしまったアイラとレイジ!
これまでお互いをガンプラファイターだとはまったく気づいてなかった2人ですが、
今回いよいよアイラの方だけはそれに気づいてしまいましたね
というかアイラのこのスーツ、よくよく見てみたらボディラインがモロに出るデザインで相当エロいな
ヘルメットはダサダサで頭が重いしスーツはピッチピチで無駄にエロいし
そりゃこんなもん無理矢理着せられたら切れるのも分かるわ(えー
それにしても、食いしん坊な性格とか色々な面で似ているレイジとアイラですが、
「ガンプラバトルなんてくだらないわ…!」「ガンプラバトルは最っ高だな!」っていう
点だけは決定的に違うんですね。これからアイラがどんな風にレイジの影響を受けていくかが注目だなあ
あと今回、途中でアイアンリーガーの話をちょくちょくしましたが、
Aパートで書いた「正義とか情熱とかをハッキリと描いた作品」っていうと
まさにアイアンリーガーがそういうアニメの代表ですよね
アイアンリーダーは主題歌の歌詞からして
その正義!呼び覚ませ!命を賭けて!
熱い風!受け止めろ!
という超ストレートな歌詞なんで、俺が言いたかったことをまさに形にしてるというか
本編の内容としても、正義なんてゴミのような扱いをされる世界で、主人公のマグナムエース達が
数々の汚い罠や敵の妨害に耐え続け、正々堂々と戦い続けて勝利していくというね
敵の連中も、そんなマグナムエース達の姿を見るうちにだんだんと変わっていくのがいいんですよ
スポーツマンの誇りというのを目の当たりにするうちに、自分たちもそれに目覚めて誇り高い戦士に変わっていくというね
最初はどうしようもない悪のロボットだった奴らにも、熱いオイルの血がたぎり人工知能に炎が宿るという
そういう正義の心が伝染していくのがいいんですよね
つまりは清く正しく生きることの大切さ、一生懸命に努力する情熱を教わる物語
俺的に真のヒーローっていうのはこういうことを他人に教えられる存在だと思うんですよ
作中の悪党だけでなく、テレビを見ている子供たちにも生き方の手本を示すような存在。
ヒーローっていうのは悪を倒せば用済みになる奴じゃなくて、
正しく生きようと努力することの大切さを教えてくれる存在だと俺は思ってます
そういうのをビシッとストレートに言って欲しいわけですよ、「その正義呼び覚ませ!」ってビシッとね
最近はこういうのをハッキリ言わないのがもどかしく思います。こんなこと言ってくれる主人公もういないもんな
長くなりましたが、最後に今回の次回予告はこれ
「バトル中にまた乱入かよ!?」
「水中に引きずり込まれる!」
「次回、”暗号名(コードネーム)C”!」
「僕らは、ジオンの亡霊に追われているのか…?」
ジオンの亡霊…ジオンの亡霊?ガンダム0083か何かのセリフかな?と思って確認してみたら
Zガンダム第26話の予告だそうです。わかんねーよ!Zガンダムの予告って「君は刻の涙を見る…」じゃないのかよ!
とりあえず原文をそのまま書いてみますと
ヤザンは徹底抗戦の火蓋を切った。その戦闘空域に紛れ込むのは、かつてのジオン公国の戦艦である。
カツはそこで、ヤザンのMSを撃破する武器を発見した。人々はジオンの亡霊に追われているのか…
次回、機動戦士Zガンダム”ジオンの亡霊”。君は刻の涙を見る…
だそうで。ああ、「刻の涙を見る…」の前に語られた一言なのね
わかんねーから!(えー
ただサブタイトルも「ジオンの亡霊」だから、
このフレーズでピンときた人もいるのかなぁ、次回に続く!
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