感心してしまう面白さと言ったらあれですね、半沢直樹面白いですね
いや、キョウリュウジャーとはまったく関係ないんですけど、試しに見てみたら一気にハマってしまったというか
半沢直樹の面白さはとにかく痛快さ。この一言に尽きます

あまりにも理不尽な悪党どもの暗躍、人をはめることしか考えていない薄汚い上層部、
そういう汚い連中に翻弄される中で、見てるこっちのストレスが溜まって溜まって溜まりまくった瞬間に
痛快な逆転劇をバシッと決める半沢直樹が実に気持ちいい

このへんの雰囲気は逆転裁判を思い出しましたね、ソーマの四宮編での展開もそうだよなー
あとバトスピブレイヴのダンさんVS獄龍隊のラーゼの回なんかもそれに近いと思いました

「メインステップ!ネクサス”闇の聖剣”をLV2で配置!
 くっくっくっく、こいつの前では手も足も出まい馬神ダン?
 どうあがいても貴様は勝てん!」

「…武装鳥スピニード・ハヤトを、
 太陽神龍ライジング・アポロドラゴンにブレイヴ!」

「笑止!もはや我ら獄龍隊にブレイヴは通じぬ!闇の聖剣LV2発動!
 相手スピリットがブレイヴした時、そのスピリットは疲労する!」

シュウウウウウウ…

「…」

「くくくく!無駄と知りつつブレイヴするとは、
 ブレイヴ使いの馬神ダンも堕ちたものだなぁ?」

「さあ圧倒的な力を見せてやる!アタックステップ!
 冥王神獣インフェルド・ハデスのアタック時効果!
 相手のブレイヴスピリットを強制分離する!」

バシュウウウウ!!

「…」

「哀れなものだなぁ馬神ダン?
 デュック隊長に敗れ、ブレイヴが通用しなくなったと知っても
 貴様は工夫もなく、今まで通りのバトルを繰り返すだけ!くくくくく!」



「今まで通りのバトルに見えるか?」

「!?」

と、最初は性格の悪い嫌な奴が好き放題する時間が続きますが、
主人公がバシッと逆転の一言を放ち、その後はコテンパンにそいつを叩きのめすという
ちなみにラーゼがこの後どうなるかというと、ダンさんに形勢を逆転された結果

「ぐぐぐぐっ…!俺は負けない…負けるわけにはいかない…!ターンエンド…!」

「アタックステップ!ブレイヴスピリットでアタック!
 このターンの間、紫のスピリットにブロックされるたびに
 このブレイヴスピリットは回復する!アシュタルにアタック!」

ボッガアアアアン!!

「さらに回復してアタック!」

ボッガアアアアン!!

「さらに回復してアタック!」

ボッガアアアアン!!

「あ…?あ…?」



と、フィールドのスピリットを一体残らずボコボコにされ全滅という哀れな末路であります
遊戯王のバーサーカーソウルもそうだったなぁ、今となっては懐かしいですが、インセクター羽蛾のめちゃくちゃ陰湿な嫌がらせが
ひたすら続いた結果、ついにブチ切れた遊戯が羽蛾をコテンパンに倒すという

俺はこういうの好きだなぁ
ストレスが溜まる展開がいろいろ続くんだけど、それを全部吹き飛ばすほど痛快な形で主人公が勝つという
最近の作品はなんか倒すんじゃなくて許すって展開多いよね、プリキュアなんかは最終回でいつもそうだけど…
俺としてはああいうの、なんかモヤモヤするからあまり好きではないです。やっぱりガツンと主人公に勝ってほしい

ちょっと話が逸れましたが、半沢直樹で特に気に入ったのがこのシーン。
数億を騙し取られた中小企業の社長と、その力になろうとする半沢直樹の場面なんですが

「な…なんやこれ…7億って…ほんなら何か…?
 東田は俺を利用して、計画倒産をやったっちゅうんか…
 会社まで潰されて…俺から騙し取った金はあいつの懐にあるってことか…
 は…ははっ…ははは…
 うああああああああ!!があああああああ!!」

ドガシャアアアン!ドグワッシャアアアン!!

「…」

「はあっ…はあ…はあ…半沢はん…ワシは学のない男や…
 やっぱり騙されたワシが…アホやったんやろうか…」

「いいえ、騙した方が悪いんです。決まってるじゃないですか竹下さん…!」

「…半沢はん…!改めてお願いするわ…!東田見つけ出して、金回収しようや…!」

「こちらこそお願いしまっせ…社長はん!!」

「半沢はん…ひとつお願いがあるんやけどな…」

「はいっ…!」

「気色悪い大阪弁はやめてくれへんか…!」

「…ッ!!」

という、こんな時にそれ言うのかよ!!という社長のツッコミで爆笑
半沢直樹も思わず気持ちが盛り上がって「お願いしまっせ社長はん!!」と言った後だけに
このツッコミが威力でかすぎてムチャクチャ面白かったです、間違いなく今一番楽しみなドラマですねー


(C)麻生周一/集英社

今週のジャンプ、よくよく見てみたら斉木楠雄のΨ難で半沢直樹ネタやってて吹いた
半沢直樹はなんつーかホント面白いですよね、毎週毎週なんでこんなに面白いのかと驚かされてます

俺的にすごくいいと思うのがね…毎回主人公が徹底的に追い詰められて追い詰められて、これもうダメだろってくらいになって
その後必ず逆転する展開が待ってるってことなんですよね

ドラマ、特撮、アニメ、漫画、なんでもそうなんですけど、俺が見ててよく不満に思うのは
たとえば最終回が間近になった頃、主人公が追い詰められて追い詰められて、徹底的に追い詰められて
「えっこんな状況でどうすんの、ここからどうやってハッピーエンドになるの」という形になるんだけど
結局最後はどうしようもありませんでした、バッドエンドで終了という
流れになるのが一番納得いかんというかね…

これは俺個人の考えなんですが、主人公が追い詰められるのはいいんです、そういう追い詰められた状況から
ハッピーエンドにどう繋げるかがスタッフの腕の見せどころだろという気持ちがあるので
バッドエンドで終了というのは俺の期待を裏切る形で終わってしまうので、どうにもスッキリしないんですよね
その気持ちが一番大爆発したのは、やっぱりバトスピブレイヴの最終回なんじゃないかな…

それともうひとつ、ハッピーエンドにしてほしいという気持ちはありますが、
すごいテキトーな流れで全部解決しましたっていうのも苦手なんですよ
さっき「スタッフの腕の見せどころ」と言ったように、ここからどう解決にもっていくか、どう工夫するかを見たいのに
なんかすごいテキトーに解決して終わったっていうんじゃ、いくらハッピーエンドでもガッカリしちゃうんですよね

たとえばメッチャ強い強敵が主人公の前に立ちふさがって、こいつをどう倒したらいいんだと思っていたら
急にその強敵が弱くなって主人公にやられる展開とかね…あれはすっごくガッカリするね…
こういうのは刃牙とかイナズマによくある展開な気がする。勝つにしてももう少しどうにかならんのかというやつですね

そこへいくと半沢なんですが、あのドラマは毎回主人公が徹底的に追い詰められた状況から
逆転に持って行く瞬間が一番盛り上がるように作られているので
俺が見たいものをまさしく作っているというか、しかもそれが毎回見られるんですよね
手に汗握るような逆転劇が毎回用意されているという。そこが凄いと思います

他にはやっぱりギャグが凄いんだよね…ただ単にクソマジメな展開をやるだけじゃなくて、
ところどころに物凄い破壊力のギャグが仕込まれているという。
すぐ思い浮かぶのは、ドン底の中小企業を救おうとしたら「気色悪い大阪弁やめて」のシーンとか、
重要書類を探していたらエロ本バサーのシーンとか、悪徳専務を問い詰めていたら「ハイ分かりました」のシーンとかかな…
このシーン全部すごい真面目な場面で突っ込んでくるので不意を突かれて爆笑してしまうというか、
センスとタイミングがメチャクチャ秀逸なんだよなー

それに出演者の熱演っぷりも重要なポイントだと思います、一番最近の話でやってた場面でいうと

半沢の親を自殺に追い込んだ専務に半沢が気に入られて、
「いやー半沢くん君は優秀だね!ぜひこれから一緒にやっていこう!」と
自殺させた半沢の親のことなんて完全に忘れている専務の姿を見て、
半沢の中でとてつもない感情が渦巻くシーンとか
それと、理不尽な銀行員に心が張り裂けそうな仕打ちを受け、
どんどん鬱になって様子がおかしくなっていく
近藤さんのシーンとか

この辺はもうね…表情だけで複雑な感情を完璧に表現してるよね
すごい役者だなと思わず感心してしまうほど演技に力が入ってるというか、
グングン引き込まれるものを感じるんだよね…

それとやっぱり半沢がビシッと決める時の声のかっこ良さだよなー
ただ怒鳴るだけじゃなくてカッコ良い怒鳴り方ができるから堺雅人は凄いと思う
半沢役が堺雅人じゃなかったら、ここまで好きになってなかったと思いますね

そんなわけで相当気に入っております半沢直樹。
視聴率も30%という驚異的な数字ですが、そこまで行くだけの力が十分あると思ってます
むしろ残りの70%は何しとんねんという話ですよね(えー
半沢を見てない人が70%もいるなんて…もったいない…マジもったいないわ―


半沢直樹、最終回も面白かったです。やー最後まで堪能しました
最終回でを見て再確認したのは、やっぱこのドラマは半沢が悪党キャラの弱みを握って揺さぶりまくるシーン
一番面白いなってことですかね。今回で言うと、半沢が悪党キャラの岸川部長の家に向かった時の



「岸川部長、この報告書を認めると取締役会で証言してください。銀行員としての自分を取り戻すんです」

「あ〜ん?金融庁から指摘された問題次長のくせに偉そうなこと言うな!
 悪いがもうじき来客があるんでな、さっさと帰れ!」

「…そうですか…分かりました、では最後に祝辞を述べさせていただきます…
 このたびは娘さんのご結婚、おめでとうございます」
 
「えっ」

「でもあなたも父親として複雑なんじゃありませんか?
 なにせ結婚相手は金融庁、奥様もずいぶん心配していらっしゃるようです。
 もしかするとあなたが、彼の権力欲しさに政略結婚させようとしているんじゃないかと…」

「なっ…いや違う!結婚は向こうから言ってきたんだ!
 それに黒崎さんはああ見えても…!」

「やはり結婚相手は黒崎だったんですね」

「…え…ま、まさか私をハメたのか…?」

「いいんですか岸川部長?そういうことなら今回の黒崎の行動は大問題。
 当行に個人的な関係があることを隠し、金融庁検査官として赴任してきたんだ。
 上に知れたらタダじゃ済まない」

「そ、それは誤解で…」

「ええ誤解していました。私はずっと大和田常務が黒崎と繋がっていると思っていた。
 でも直接の窓口はあなただったんですねえ…娘婿の黒崎と内通し、
 当行に不利益をもたらそうとしたこの罪は重いですよ?岸川部長」

「あう…あう…」

「娘さんはさぞ残念がるでしょうねえ〜…
 せっかく金融庁のエリートと結婚できるはずが、目前で水の泡だ」

「ちょ、ちょ、ちょっと待ってくれ!」

「いえ待てませんこの件はマスコミにも流させてもらいます」

「!!(ぱくぱく)」



「そうなったら一番の被害者は娘さんですねえ〜…」

「た、た、頼む半沢くん!どうか…!どうかこのことだけは口外しないでもらいたい!
 娘の幸せだけは…!壊さないでやってくれっ…!頼む…!」

「そこまで娘さんを思う気持ちがあるのなら…
 何が正しいか判断できるはずだ。銀行員として何をすべきか…
 ようく考えてください、岸川部長」

「…」

と、岸川部長の弱みを握ってひたすら揺さぶりまくるシーン。
特に「マスコミに流させてもらいます」と言われた瞬間の岸川部長のぱくぱく顔で爆笑です

これまでにも第2話の板橋(半沢の書類を燃やそうとした奴)、第5話の浅野支店長、第6話の古里(近藤さんをいじめてた奴)
悪党の弱みを握るたびに半沢は「これが世間にバレたら大変なことになりますよね〜
それじゃしっかりバラしておきますんで」と徹底的に悪党を揺さぶるのが
見てて面白いですねえ、もうほとんどヤクザみたいでどっちが被害者なんだか分かりゃしないという半沢のやり口が
ダーク系主人公の魅力満載で、見てて思わず笑ってしまいます

それとこういう場面を見ててつくづく思うのは、やっぱり悪いことはできないよなあってことなんですよね
悪どい手を使ってルールを破って、他人を出し抜きながら甘い汁を吸ったとしても
いつかはこうして必ずそれを追求されて、自分の悪事の責任を取らなきゃならなくなるという

悪事に手を染めてしまったら、必ずいつかそれが回り回って自分の身に降りかかってくるっていうね
半沢のセリフで「やられたらやり返す、倍返しだ!」っていうのが世間で一人歩きしちゃってる気がするけど
この番組を見ていて本当に思うのはちょっと違ってて、
「悪事に手を染めていたら、いつかそれが倍になって返ってくる」ってことなんですよね
「自分がやり返す」、ではなく「自分が悪事に手を出したらやり返される」ということなわけです

実際、このドラマの中では悪事に加担していた連中は最初オイシイ思いをしても、最後は必ず痛い目に遭うようになってて、
真面目に頑張っていた人達は最初苦しい思いをしても、最後は必ず救いがあるようになってるんですよね
このドラマのいいところはそこだと思います、
やっぱり悪いことはしちゃいかん、明日も真面目に生きようという
原動力になるっていうかね。半沢が悪党を徹底的に叩き潰すほどそう思うので、
こういう勧善懲悪モノっていうのは、道徳的な意味でも大事だなと思いますね

ただ、真面目に頑張っていたキャラの中で、唯一人救われなかったのは半沢の父親ですよね。
精一杯頑張っていたのに大和田に無情にも切り捨てられ、無念の中で自殺してしまったという。
だからこそ半沢はあそこまで大和田への復讐にこだわったんだと思います
真面目に生きていたのに、何一つとして救われず死んでしまった父親。その無念を晴らすために
父親の土下座を屁とも思わなかった大和田に、同じ土下座をさせて罪の重さを徹底的に味わわせるという。

あと最終回で好きな場面といえば、やっぱり取締役会でのクライマックスのシーンですね

「岸川部長もこの報告書の当事者だったな…君の意見も聞かせてもらおう、
 この報告書について何か言いたいことはあるかね」

「あ…は、はい、私は…この報告書の内容については…」

「遠慮はいらないよ岸川部長?思ってることを正〜直にィ…言いなさい(ギロッ)」

「…え…は、はい…この報告書の内容は…なにひとつ…身に覚えが」

「岸川さん?どうなんですかァ?(ギロッ)」

「う…うう…私は…私は…」

「あー頭取、岸川部長は体調がすぐれないようで」

「いま岸川さんが話してるんだ黙って聞けェ!!」

「なんだその口のきき方ァ!私は常務だぞ!
 じょーむ!じょーむだ!!」

「すみません大和田常務ッ!!私はこの…報告書に書かれている事実を…」

「おい黙れ岸川ァーーーーッ!!」

「認めますッ!!」

「!!」

「私は5年前…!田宮電機に3000万の融資を実行いたしました!
 しかしそれは!大和田常務の奥様の会社を救うための転貸資金であり!
 大和田常務が田宮社長にお願いして、話がまとまっていたことです!」

「岸川ァーーッ!なに誤解してるんだお前!
 知らんよ?私はそんなこと何も知らんよ?知らんぞお前!
 知らんぞオルァァァァァ!!」

「伊勢島ホテルの件についてはいかがですか?」

「それも…!伊勢島ホテルからの内部告発によって、私も大和田常務も!
 120億の損失が出ることを知っていました…!ですがその事実を隠蔽し!
 200億の融資が実行されるように仕向けました!」

「それはお前が勝手にやったことだろォォォォ!」

「いえええええええええ!!全ッ部大和田常務の
 指示に従って!私が実行いたしましたッ!!」

「き…岸川あああああ!」

「うっさァァァァァァァァァァァァァァいッ!!
 俺だってこんな風になりたくなかったわ!
 こんな風にぃぃぃぃぃぃ!!」

もうどんなコントよりも見てて面白かったです
笑いすぎて腹が痛くなるくらい、もうプロレス会議と言っていいくらいのハチャメチャな取締役会
このドラマの凄いところは、どの回でも一番重要な場面が一番笑えるようにできてるんですよね
シリアスなのかギャグなのかなんと言っていいのか分からないけど、とにかくメチャメチャ面白いというこのセンス。
とにかく凄いという他ないと思います

特にこの場面は大和田常務を演じる香川照之の演技が凄かったなー
もうセリフの言い方が絶妙すぎて、何を言っても面白くて笑い転げてしまいました
特に「知らんよ?私は何も知らんよ?」あたりのしらばっくれ方とかね、相当な演技力がないとあれはできないと思う

それとラストシーン、世間ではかなり賛否両論になってますよね。大和田常務の悪事を暴き、大手柄を上げたはずの半沢が
どういうわけか出向を言い渡されてブチ切れるという衝撃のラスト。
これについては色々言われてますけど、まあ俺としてはこのラストもアリかなって感じですね

なんでかって、やっぱり今回半沢のしたことがあまりにもやり過ぎだったというか、
もう大和田常務の敗北が確定した状態で、まだまだ責め手を緩めようとせず
「半沢、もうその辺でいいだろう」「いいえ許しません」「半沢、そこまでだ」「いいえ許しません」
半沢の味方である部長と頭取が2度も制止したのにそれを振り切り、
取締役会の最中に常務に土下座をさせたというのはね…


(C)鳥山明/集英社

「あんなやつはもっと
 苦しめてやらなきゃ…」って
言ってる悟飯のシーンを
思い出しました
(えー

ここまでやっちゃったら半沢にも何かの処分が下って当たり前だろうなと…
 

要するに半沢はダークサイドに落ちすぎたんですよね
仲間ですらドン引きしてる状況でまだまだ悪党を酷い目に遭わせようとするという。あれはさすがにやりすぎだった

まあ、半沢の目的としては大和田常務に最大限の屈辱を味わわせながら土下座させることなので
あの取締役会でやらなきゃ意味がなかったのかなー…という気もしますけどね
大和田が土下座をするのに一番屈辱的なシチュエーションは何か、と言われたら取締役会の最中にやらせることだと思うし
それにこだわった結果、半沢もあれだけブレーキが効かなくなったのかなーという気がしますね



まあそんなわけで、ラストシーンで半沢に何らかの処分が下るのは当然だなと思っていたのと、
これほど世間で爆発的な人気が出たからには、続編が作られて当たり前だなという気持ちがあったので、
あの最後の場面は「続編に続くってことなんだな」と、割とすんなり受け入れられました
原作小説もここで終わりじゃなくて、色々と次のシリーズがあるみたいですからね

要はここで終わりって気持ちがあんまりしなくて、続くのが当然っていう風に思っていたので
心の準備ができていたんだと思います。俺は物語の最後はハッピーエンドじゃないと嫌なタイプですが
ここが物語の終着点とは全然思っていなかったので、サラッと受け流せたんだと思います



あと最後の半沢の悪党ヅラで爆笑してしまったので
最後に笑えるシーンで終わったというのも大きかったんじゃないかな、
「いやー面白かった」という気持ちで放送が終わったんで、気持ちよく「やっぱ半沢は面白い」って認めることができました

ただ、このドラマをこれだけ面白く作ることができたのは、
当初売れることはまったく考えてなくて、いいものを作ろうとだけ思った結果だそうですね
そのおかげでこれだけ下地の整ったものができたんだろうなと思うと、続編についてはどうなるかなという不安もありますね…

それっていうのはイカちゃんという前例があるんで…(えー
イカちゃんも一期では「売れることは考えてない、いいものを作ろう」という意気込みでやったと水島監督が語っていましたが、
二期ではどうかというと「イカ娘は売れる」って色気が前面に出ちゃった気がするんですよね…
その結果、一期にあったあの絶妙なバランスが崩れてしまったような気がします。

半沢に関してはイカ娘より比べ物にならんほど売れることが確実なわけですから、
二期ではそれこそ色んなものがゴリ押しされてくるんじゃないですかね…
一期のように自由にやらせてもらえるのか正直不安です、
とりあえず剛力出しとけとかとりあえずジャニーズ出しとけとかそういうのは勘弁な…(えー






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