■ハイスコアガール第34話

(今まで積み重なった矢口くんへの思いを…片思いを…
 モニター画面を通して全力でぶつける!)



「いけ日高氏!たたっ斬れ!」

(小春ちゃん…)

(絶対に負けない!!)

そろそろ止まりすぎててやばいハイスコアガール感想を再開したいと思います。
前回いよいよ日高さんとの決着をつけるため、格ゲー3本勝負での決戦を挑んだハルオ。
まず第1戦は真サムライスピリッツ。ハルオは不知火幻庵、日高さんは橘右京を使っての戦いなわけですが…



ほんと不知火幻庵好きだなハルオ!なぜこのイロモノキャラを使おうと思ったんだろう
こう見えて強キャラなんだろうか幻庵、俺はサムスピに関しては何が強くて何が弱いとかよく分かってないので
幻庵がどのくらいの強さなのかいまいち実感できてません



ビシュッ!タタタタドシュッ!

ともかく運命の試合開始、開幕の攻防では残像踏み込み斬りとやらでハルオを攻め立てていく日高さん
橘右京ってこんな技あったのか… うーむ、橘右京の技っていうと
秘剣ささめ雪秘剣ツバメ返ししか知りませんでしたが、真サムから追加された技なのかな?



ぬう…

(幻庵脱皮…)

さらに攻めてくる日高さんに対し、幻庵脱皮とやらで応戦するハルオ。
うーむこれも知らんぞ…不知火幻庵の技って、ウキャキャキャ言いながら回って斬る技
なんか毒ガス攻撃するやつしか知らないなぁ。幻庵脱皮も真サムからの技?俺のサムスピ知識は初代で止まってるのか?

ドシュ!

「うまい!」



《一本!橘右京!》

「おお!日高氏が先手を取ったぞ!やりおった!」

そしてドシュと日高さんが改心の一撃を食らわし、第1ラウンドを制することに!
でもドシュだけじゃホント何なのかわかんねぇ!(えー
技名を書いてくれてる技でもいまいち理解できてないですが、何も書いてない技だともう本当にわからんなー
俺のサムスピ知識は想像以上にしょぼかったようだ…ともかく第2ラウンドが続けて始まりますが

《二本目!勝負!》

ピョンッ ビシュッ!



「見たか今の!幻庵のスライディングに対して、
 B+Cの小ジャンプでかわしての反撃…!」

そして第2ラウンドでも、日高さん優勢の流れはなかなか変わりません
ハルオのスライディングに対し小ジャンプで華麗にかわして反撃する日高さん…
よく分からないけどこれはなんだか凄そうですね、たぶん凄いんだよな!?な!?(えー

『橘右京…領主の娘・小田桐圭に、かなわぬ恋と知りながら思いを寄せる…
 圭は別の男に嫁ぐも右京の強い思いは変わらず…
 肺結核を患いながらも、究極の花を圭に届けるために魔界に赴く…』

そんな戦いを繰り広げながら、橘右京のキャラ設定を調べた時のことを思い出す日高さん。
へー、右京って勝利ポーズの時に数人の女がキャーキャー寄ってくるから、女に不自由しないモテ男なのかと思ったら
かなわぬ恋を一途にし続ける悲恋の男だったんですね。うーむ知らなかった
しかも好きな女の人に花をプレゼントするためだけに、魔界にまで行って究極の花を探すってなんかスゲーな…



『その後、羅将神ミヅキを討ち果たすも魔界に閉じ込められ
 右京は命を削って圭の姿の彫刻を作るの。その削り屑が圭のもとへ、毎年雪の花となって降ってくる…
 本当に一途な人間よね…まるで誰かさんみたい』

って、究極の花を探しに行った右京ですが魔界から帰れなくなったらしく、
自分の命を削って彫刻を作り、その削り屑を雪の花として降らせたという…
ああ、結局花っていうのは、そんな自分の命を削って作った「雪の花」を届ける形になったってことか…

それにしても、もともと肺結核で寿命が短いのに、さらに命を削って雪の花を降らせるとか
右京さんの寿命がマッハすぎるでしょう!?(えー
これって最後に右京は死んじゃったんでしょうか、恋のために自分の残り少ない命を全部使った的な…

(使用キャラの設定を知り…愛することも強さに繋がる…!!)

バシュッ!!



《勝負あり!!橘右京!!》

そんなどこまでも片思いに殉じた右京への思い入れにより、相当な強さを発揮する日高さん!
第2ラウンドも日高さんが圧倒しサムスピ対決は日高さんが勝利!
ハルオへの片思いに燃えている日高さんにとって、右京の存在は相当な刺激になったみたいですね

「おおおーっ!まずは1勝!ほとんど圧勝だったぜ!」

「相手の男たいしたことねーじゃねえか!」

(…確かに申し分ない勝利、小春ちゃんの攻防もほぼ完璧だった…
 けどこの違和感は何…?矢口くんって子に感じて、小春ちゃんに欠けてるもの…
 今の戦いで確かに感じた…!)

日高さんの圧勝に終わった最初の勝負、この結果に周囲のギャラリーは
「弱すぎなんだけどマジ!誰だよこいつを神って言った奴は出てこいよ!」
ハルオをザコ扱いしてますが、フェリシア女だけは妙な違和感をビンビンに感じていました
ハルオにあって日高さんにないもの…それを今の対戦でハッキリと感じ取ったようです
それが何かは分かりませんが、それが次の勝負を左右する重要な要素になるのか?

《ハルオ!次はもう負けられない勝負だ…!
 己の信念忘れたわけではあるまいな!》



《次の勝負はKOF95!小春は持ちキャラの
 女性格闘家チームで挑んでくるだろう》

そんなわけで2本目の対戦です、今度のゲームはKOF95!
これだったら俺もよく知ってるゲームですわ、日高さんの持ちキャラはユリ・舞・キングの女性格闘家チームのようですね
対するハルオはリョウ・ロバート・タクマの龍虎チーム。ふーむ、KOF95といえば
とにかく草薙京がぶっ壊れ級に最強だったゲームですが
どっちのチームも割と控えめな人選ですね、これなら結構いい勝負になるんじゃ…って

ピロロッ

「!?」



「な…なんだ!?あのキャラは選択不可能のラスボスだったはず!
 なぜ日高が彼らを選択できている!?」

「ふっふっふ、キャラ選択で裏技コマンドを入力すると出てくるのさ!
 特にオメガ・ルガールは、他店で使用禁止の張り紙が出されるほどの強キャラだ!
 女性キャラチームで挑むのに不安を感じた、日高氏の機転だぜ!」

可愛い女の子だと思った?残念ルガールちゃんでした!(えー
ここでルガールかよ!なんと日高さん、女性格闘家チームで来るだろうという予想を裏切り、
隠しキャラのルガールと柴舟を出現させ、残りの1人はハイデルンをぶっこんだオヤジチームを結成!

うーむしかし…ルガールやハイデルンは確かに強かった覚えがあるけど
柴舟はこいつめっさ弱くなかったか!?(えー
柴舟は京の親父キャラなわけですが、似たような技を使う京と比べて完全劣化と言っていい性能なせいで
こんなしょぼい親父をわざわざ隠しコマンドで出すより京を使えばいいという
めっちゃ不遇のキャラだったような…(えー



《1番手にルガール、2番手に柴舟、3番手にハイデルン…
 完全にあの子はハルオを殺しにかかっている!!》

しかしそんなオヤジチームの編成を見て、「もうだめだ…おしまいだぁ…」とガクブルするガイル。
いやいやちょっと落ち着いて考えろ柴舟混じってるならまだなんとかなるやろ!(えー
実際に、KOF95の攻略サイトに載っているキャラランクを、ハルオと日高さんの使用キャラで見てみると

Sランク:ルガール
Aランク:
ハイデルン
Bランク:
リョウ、ロバート
Cランク:
タクマ
Dランク:
柴舟

こんな感じですよ。最弱じゃねーか柴舟!(えー
ルガールとハイデルンはガチの強キャラのようですが、まあとりあえず柴舟がいる分ハンデがついて
ハルオの方もそれなりに勝ち目がある組み合わせじゃないですかね

《ジェノサーーイカタッ!》

《烈風拳!》

シュッドッ(ゴッドプレス)



「うおお高性能な必殺技の数々!対空、飛び技、突進とよりどりみどりだぜ!
 おまけに悪名高いダークバリヤー!飛び道具も跳ね返す性能に、
 相手は失神しかねねぇ!」

って、試合が始まってみればいきなりのルガール無双で大苦戦を強いられるハルオ。
やはりルガールの強さは別格なのか、ロバートとタクマが一気に倒されてしまい、残るはリョウのみとなってしまいます
しかし贅沢を言うなら、試合の描写が必殺技をただ出してるだけに見えるのがちょっと寂しいな
もうちょっと上級者ならではのテクい戦いを見せて欲しかったぜ

《ハルオ…ロバートもタクマもやられて残すはリョウだけ…!大丈夫なのか!?》



「…」

がしかし、ガイルが心配そうな声を上げる中、それほどのピンチでもハルオはこの表情!
プレッシャーなど感じていないのびのびとした様子、マジでハルオきれいになりすぎやろ

《烈風拳!》

ガッ!ドッ!



《飛燕疾風脚!!》

ドゴゴッ!

おお、そしてうかつな烈風拳を撃ってきた日高さんに対し、前方ジャンプで回避しながらの
ジャンプ強キック→屈み強パンチ→キャンセル飛燕疾風脚を叩き込むハルオ!
これは気絶確定のコンボのはずですよ、一気にハルオがペースを掴んできた感じですな

《拳術をたしなむ奴が相手なら「覇王翔吼拳」を使わざるを得ない》
 
 

《覇王翔吼拳!!》

そしてここで有名なネタのお覇王翔吼拳が炸裂!
しかも食らっているのはなぜか柴舟です。さっきのでルガール死んだのかよ
もはや完全にハルオがペースを掴んだようですが、でもKOF95の覇王翔吼拳って
正直めっちゃしょぼい性能だったよね!?(えー

(…技の性能で支えられているルガールはともかく、
 付け焼き刃の柴舟とハイデルンが通用するか…
 それに今ハッキリしたことがひとつ…小春ちゃんの勝利への執念に対して、
 矢口くんはゲームを楽しみながら勝負している…)



(小春ちゃんに欠けていて、矢口くんにあるもの…)

そして頼みのルガールがやられてしまった今、ごまかしの効かない柴舟やハイデルンを使いこなせず
やはり劣勢に立たされていた日高さん。これも全部柴舟って奴の仕業なんだ(えー
それとさっきからフェリシア女が言っていた、ハルオにあって日高さんにないものとはゲームを楽しむ心のようです
この状況でものびのびとプレイするハルオに対し、日高さんは気負いすぎていてプレイに余裕がないという…

ドガアッ!

《うあああああ!!》

「な、なんて野郎だ!?リョウ・サカザキ1人で
 あの強キャラをゴボウ抜きしやがった!」

(…強キャラにこだわりすぎず…ルガールの他に持ちキャラを2人
 エディットすればよかったかもしれない…勝ちに走りすぎた…!)

そんなハルオはとうとう柴舟・ハイデルンをまとめて倒し、KOF95対決を逆転勝ちで制することに!
「柴舟なんか選ぶんじゃなかったわー」と後悔する日高さんですが、時すでに遅し。
やはりSランクキャラの京にしておくべきだったか…

というかあの強キャラをゴボウ抜きしやがった!」とか強キャラにこだわりすぎたかもしれない…」って
柴舟のことを強キャラ強キャラ連呼しまくってる光景に吹いた。君らこれ柴舟やで!?
もーしっかりしてくださいよこれ柴舟やで!?(えー

「これで1勝1敗…残るゲームはヴァンパイアハンター…!最終決戦…!」

そんなわけで、戦績は1勝1敗となり3本勝負の最終戦へ…
今度のゲームはヴァンパイアハンター、日高さんが最も力を入れて特訓してきたゲームです
これはさすがにハルオも苦しい戦いになると思いますが、果たして…次回に続く!


・ハイスコアガールがなんだか大変なことに・・・

・アニメ化が決まっているハイスコアガールなんですが、この土壇場で重大な問題が発生したそうで・・・
 何とSNKに許可を取らずにSNKゲームのキャラを載せちゃってたみたいです、マジで何しちゃってるんだスクエニと編集は・・・

・ハイスコアガール……マジでどうなるんでしょう。というか、スクウェアは押切先生にも伏せてたのだろうか?
 だとしたら本当にひどすぎるぞ

・例のハイスコアガールとかいう漫画でスクエニが訴えられてますね。許可とってなかったんかと・・・・。

・なんか…ハイスコアガールが訴えられてるっぽいですねぇ…SNKに。許可取ってなかったって……
 えぇー…どうなることやら(いやマジで

・ハイスコアガールが著作権侵害で告訴されたみたいですね・・・アニメ化とかこれからの連載とかどうなるんですかね・・・

・ハイスコアガールが洒落にならん状態ですね・・・。ていうかSNK以外は著作権許諾してあんのね・・・

・なんかハイスコアガールが大変なことになってますね…今後どうなるんでしょう..…

・なんかハイスコアガールがいろいろと問題になってるようで

・すでにたくさんのコメが届いているとは思いますが…『ハイスコアガール』があああああ!
 餓狼スペのリョウサカザキの場面は一番爆笑したところだっただけに…うううううう by ラッキーP

・昨日ハイスコアガールの事件知りましたが、打ち切りしか有り得ないんでしょうね。
 スクエニがSNKの警告を無視してSNKのキャラを無許可で使ってましたし、そんな著作権違反に引っかかる
 作品の連載を続けられるわけがないですし。本音は最後まで続けて欲しいですが、
 この有様では打ち切りは決定的でしょうし、最早スッパリこの作品を諦めるのが賢明だと思います。

・ハイスコアガールが自主回収らしいな。1巻で止まってたから、慌てて残りを買ってきたよ。
 最初は買うつもりもなかったファンブックみたいのまで。どうなっちゃうんだろうね。最近、著者がずいぶん売り出し中だった
 印象なのだけど。他の作品もやたら並ぶようになって、名前が売れてきた矢先にこれだと、
 作家自身の評判まで落ちちゃいそう。問題になってるのは、きっと担当とか法務部だとかの仕事なのに。 by taka

いや〜…ハイスコアガール、本当に大変なことになってしまったようですね
SNKのゲーム描写について著作権の許可を取っていなかったようで
SNKから刑事告訴されてスクエニ本社が警察に家宅捜索されるという
とんでもない事態に…なんでこんな事になってしまったのか俺も調べてみたんですが、

・もともとSNKは、ハイスコアガールにSNKのゲームキャラが登場していることを知らなかった。
そしてスクエニ側もSNKにコンタクトを取っておらず、著作物を無断使用する状態で連載が続いていた。

・2013年夏、ハイスコアガールのアニメ化企画が動き出し、アニメ制作会社がSNKに対して連絡を取った。
そこで初めてSNKはハイスコアガールのことを知り、スクエニに苦情を申し入れた。

・SNKの苦情は
「ハイスコアガールに関する電子書籍・単行本・月刊誌の即時販売停止」
求める内容だったが、スクエニはこの話を受け入れなかった。その後も何度か同じようなやり取りが続き、
話は平行線のまま解決しない状況が続いた。

・2014年5月、状況は何も変わらず、ついに我慢ならなくなったSNKは刑事告訴を行った。

・2014年8月、いよいよ警察まで動き出してスクエニに家宅捜索を行った。

ということのようですね。なんというか…やっぱり一番悪いのは何かと言ったら
SNKに著作物の許可を取っていなかったってことですよね
SNKのゲームはがっつりハイスコアガールの内容に絡んできてるので、無許可だったというのは…

そしてバレ方がまたまずかった。スクエニ側から「すいません許可取るのを忘れてました」って言ったならまだしも
SNK側の方から「俺らの許可も取らずに何やってんだふざけんな!」って怒鳴りこんでくる形でバレたというのが
もうまともに交渉できる余地をなくしてしまったというか…

そして案の定、SNKからの要望というのが、
「ハイスコアガールに関する電子書籍・単行本・月刊誌の即時販売停止」という
相当きつい内容だったわけです。これって例えば名探偵コナンに例えると
コナン・ドイルが「なんだこの名探偵コナンってふざけんな!」とブチ切れて
「今すぐ単行本売るのやめろ!アニメもやめろ!あとサンデーも出すのやめろ!」

小学館に言ってきてるようなもんで、小学館側としてはそんなの出来るわけがないですよね
コナンはすでに小学館にとって必要不可欠な作品なんだし、こんな無茶な要求されても飲めるわけがないという

スクエニとハイスコアガールもこんなような状態だったんだと思います。ただやっぱり
そんな要求されるほどSNKを怒らせちゃったのがそもそもの失態だよね
多分、スクエニもこの段階ではSNKに対して「いやすいません、販売停止は勘弁してください」って
交渉を行ったと思いますが、でも今さら手遅れというか、すでに激怒してしまったSNKをなだめる術はなかったんじゃないかな

何しろSNKに無断使用がバレたのが2013年の夏、そしてSNKが刑事告訴を行ったのが2014年の5月なので
バレてから告訴されるまでまるまる1年の時間があったわけです。多分だけどこの1年は、
スクエニとSNKが何度も交渉しては、お互いの主張が噛み合わずに揉め続けてた時期なんじゃないかな

しかし今後のことはどうなるんだろうね…最悪のシナリオを考えると
ハイスコアガールの連載は打ち切り、アニメ化の話は白紙、単行本も回収となるわけですが…
って、ここまで書いた時点でスクエニ側の声明も公開されました。それによりますと

・著作権侵害について、それが事実だとは認識していない

・今後ビッグガンガンでの連載は継続していく

・アニメ化の話もこれまで通り進めていく

・ただし、騒ぎになったため単行本は回収する。電子書籍も販売停止する

とのことのようです。うーむ…「著作権の侵害なんてしてない」とコメントが出てくるとは、予想外の展開というか…
スクエニ側としては、ちゃんと著作権の許可取ったのにSNKがゴネてきたとかそういう言い分なのか?
連載もアニメ化も進めていくみたいだし、これはSNKと真っ向から争うことになりそうな気が…

でもなんていうか、これだけSNKと争う状況に一番心を痛めているのは間違いなく押切先生だよね
多分押切先生は、SNKと揉めてるって話を今まで全然聞かされてなかったんじゃないかな
だって最近やってたハルオvs日高さんの3本勝負とか、3本のうち2本がSNKのゲームやで…?
今の状況を知ってたらとても描ける話じゃないし、スクエニは押切先生には内緒にしながら解決しようと思ってたんじゃないかな



特にサムスピについては、押切先生もかなりの思い入れがあるみたいで
ナインハルト・ズィーガーの空耳ネタについて語ったり、戦いの描写も色々と細かかったり
「このゲームが好きで何度も遊んだ」って気持ちが前面に出ていたわけですが…

でもこれだけSNKと争うことになってしまって、
今までのように「純粋にゲームが好き」って気持ちでもう描けないってことになっちゃいそうで
それがとても不安ですね、いくらスクエニが連載を続けると言っても、押切先生が果たして今まで通り描けるかどうか…そう例えば

刑事告訴を受けてから
押切先生…
引け目を感じてるみたいなの…
SNKに対して…

しばらく連載から
足が遠のいていたのも、
SNKに見られることを
恐がってたからだと思うの…

原稿に向かうと
いつもキョロキョロしてて…
恐々としてるっていうか…

こんなことになっちゃうんじゃないかとマジで心配しています
果たして押切先生はメンタル的に大丈夫なのか、無事に連載を続けていけるのか、そしてSNKとの争いはどうなってしまうのか…
なんとも不安は尽きませんね…なぜこんなことになってしまったんだろう


・ハイスコアガール、連載休止発表出てしまいましたねぇ・・・連載は変わらず続けますとはなんだったのか、
 まぁ状況を見れば休止の方が普通の対応なんですが、やっぱり期待していたので残念です by 鉄琴

・なんてこった・・・ハイスコアガールが連載休止になっちゃった・・・

・ハイスコアガール連載休止らしいですね、スクエニが連載続けるとか強がってましたけどやっぱり無理だったみたいですね

ついにハイスコアガールが連載休止になってしまいましたね…
最初は「別に問題ないし!」と強気な態度だったスクエニも、とうとう逃れられなくなってきたというか
泥沼にはまってきたというか、一体今後どうなるんだろう…
いつかは無事に連載再開できるのか、そして発売間近だった6巻も…

そんな重苦しい空気の中で「それはそれとして感想再開しよっと」という不謹慎な男ですいません(えー
い、いや、今週はジャンプ休みだし、本当なら単行本6巻が発売する間近の時期だから
感想を再開するにはちょうどいいと前から思ってたんで!そういうプランだったんだよ!



ビッグガンガン感想:ハイスコアガール第35話

(1勝1敗…次の勝負で決着がつく…!)

そんなわけで久々のハイスコアガール感想、前回までのおさらいをすると
日高さんとハルオが付き合うかどうかを賭けた3本勝負で
1本目(真サムスピ)を日高さんが勝利、2本目(KOF95)をハルオが勝利し、
いよいよ最後の3本目へとなだれ込んだ場面となっております



そんな3本目のゲームはヴァンパイアハンター。サムスピとKOFはSNKのゲームでしたが
ヴァンパイアハンターはカプコンなので大丈夫!カプコンは大丈夫だから!(えー
使用キャラはハルオがビシャモンで日高さんがフォボス。
ハルオは前作ヴァンパイアの初期からビシャモンを使っていて、かなり長い時期愛用しているキャラですが
日高さんのここ最近のヴァンパイアハンターのやり込みようは凄まじく、短期間で徹底的に鍛えてきただけに
プレイの量ではハルオ、質では日高さんと、これまでの積み重ねも対照的で興味深いですね

「詰める詰める!どんどん詰め寄るぞ矢口ビシャモン!」

(距離を開いて…!)



(近距離型のビシャモンと遠距離型のフォボス…
 密着されるととにかく厳しいフォボスは、敵と距離を取って攻めるべし!)

ドガドガドガッ!

「ガーキャン!ガーキャン!空中ガーキャン!」

(相手を近づかせず、空中中K・中Pでチクチク攻める…
 ジャンプしてきたらすかさず立ち強K!)

そして使用キャラの性能も対照的。ビシャモンは近距離が、フォボスは遠距離が得意であり
両者とも自分の得意な距離に持ち込もうと、間合いの取り合いが非常に激しいことになっております
ちょうどウメハラの対戦動画でビシャモンvsフォボスがあるのでこれを見ると分かりやすいかと
本当にフォボスがガーキャンで跳ね返しつつチクチク攻める戦いになるのね
そんなわけでスキあらばどんどん詰め寄っていくハルオ、それをガーキャンで跳ね返しまくる日高さんと、
何度かそんな攻防が続きますが…

(ヴァンパイアハンターダイアグラムの…
 キャラ性能はビシャモンが7に対し、フォボスは3…!)



KO!!(ビシャモン勝利)

「くっ…!」

「ぐあああ一本取られた!あとちょっとで先制取れたのに!」

がしかし、キャラの相性的にビシャモンvsフォボスでは圧倒的にビシャモン有利!
格ゲーで7:3の相性といえば「普通にやったらまず負けない」というほど大きな性能差があります
ガーキャンで粘りまくった日高さんの奮闘もむなしく、「ガーキャンは甘え」と言わんばかりに
最後はハルオが圧倒し1ラウンド目を先取!なんというか主人公がめっちゃ相性的に有利な対戦ってのも
相当珍しいよな…それもこの大一番の戦いで

ゲットレディ…ファイッ!

そしていよいよ後がなくなった日高さん、2ラウンド目が始まりましたが
これを落としたらもう敗北が決まってしまいます。まともにやっていては1ラウンド目と同じくジリ貧になってしまいますが…

(7:3の差を…技で埋める!速攻コンフュ!)

ボッ!

(入った!)

(絶対に勝つ…!大好きな矢口くんに勝って…!)

ドガガガガ!

「ファイナルガーディアン!」

(一緒にゲームしたり、デートしたり…手を繋いだり…!)

ドゴボゴォッ!

「EXマイトからのコンフュージョナー!」

(恋人同士なことたくさんするんだ!!)



って即死コンボいったーー!!
ゲェー!?なんと2ラウンド目が始まったその瞬間、あっと言う間の即死連携をぶち込み
ラウンドを取り返した日高さん!ヴァンパイアって即死コンボあったんだ…
1995年当時の俺はまだ12歳の鼻タレ小学生だったのでそんなのまるで知らなかったなー

(コンフュを極めた小春ちゃんにかかれば、ダイアグラムも意味がない。
 コンフュが当たってしまえば即死に繋がる!)

なんだかよく分かりませんが、コンフュさえ当たれば即死コンボに持ち込めるというのがフォボスの強みらしく
これによって不利な戦いをひっくり返した日高さん。俺にはコンフュってのがなんなのかよく分かりませんが
とにかくこれで最終ラウンドに持ち込まれたことは確かです。再び日高さんが即死を決めるのか、それともハルオが押し切るか…

(ハルオ…この対決、負けるわけには行かない。
 確かに彼女も今まで積みに積み重ねてきたが、
 ハルオもハルオで必死に努力したことを俺は知っている。
 俺は知っているぞ…ハルオが朝から夕方まで働き、金を稼ぎ、
 給料の半分以上を家に入れるのを…!
 俺は見ていたぞ…残った給料を節約するため、
 あえて遠方の安いゲーセンに出向いていたこと、風が吹こうとも嵐が来ようとも…
 50円で2プレイのゲーセンに足しげく通っていたこと!
 自ら稼ぎ注ぎ込んだハルオの銭達は、お前の新たな力となっただろう!)

そして最終ラウンドの戦いが始まりますが、その時ハルオを見守るガイルのスタンドから応援メッセージが。
というかバイト代を半分以上も家に入れてたのねハルオ、それにしてもこのシーンカーチャンめっちゃ可愛すぎ
もうこれカーチャンがヒロインでもいいなんじゃないかなと思えるほどに:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
あと左のコマのハルオも格好いいなー、もはや気負うものがなく自信に満ち溢れてるって感じですよね

(小足からよ小春ちゃん…!とにかく小足からのコンフュをもう一度!)

(一撃でいい…!一撃でも小足が入れば!)

そんなハルオを崩すのは至難の業であり、最終ラウンドでなかなか即死を決めきれずにいた日高さん
ジリジリと追い込まれていく中、逆転のためにとにかく小足を差し込もうとします
そう、小足さえ入れば!小足さえ入れば!小足!小足!小足!ところがその時!

 
 

小足見てから昇龍余裕でした!!(えー
ああああ!!小足を見てからガーキャンで跳ね返しEX必殺技で勝負を決めたハルオ!
ついにウメハラの領域にまで足を踏み入れたか…(えー
つまり今のハルオはヴァンパイア286連勝も夢では…

「ぜ〜…ぜ〜…!ど〜だ日高…!見たか俺の実力!恐ろしい攻防覚えやがって…
 今でも手の震えが止まらねぇ…コンフュの恐怖にゲボが出そうだったぜ…」

って、見事な勝利を飾ったハルオではありますが、今ので精も根も尽き果てたらしくすっかりヘロヘロになっていました
ウメハラ級の集中力を発揮できるのはまだ少しだけということか…連勝しながら長丁場を戦うのはまだ無理そうですね

「…」

「日高の実力はすさまじいものだったが…
 それを乗り越えねーと前には進めなかった。
 おかげで豪指のハルオ復活の兆しが…」

どばきゃー!!

「ぶばぁ!?」

「馬鹿じゃないの!!何が豪指のハルオ復活よ!!」



「これは私とアナタとの勝負だったはずでしょ!?むかつく…ッ!
 前ってのはどーせ大野さんの事でしょ!?
 何よ最後のガードキャンセルの嵐!舐めプレイでしょ人をバカにして!」

「ち、ちが…」

「やだッ!!私にあと2回勝たなきゃ
 矢口君の勝ちとは言わせない!!」

「な、なんだとォ!?」

えーーーーーー!?お、おいおいなんだそりゃ!
負けてしまった日高さんは、なんと悔しさのあまり泣きながら駄々をこねるというまさかの発狂ぶり!
「やだやだあと2回勝負しなきゃ私負けてないもんね」とムチャクチャなことを言い出しました、まさかこんなことになるとは…

「大丈夫…?小春ちゃん…」

「だめ…悔しくて仕方ない…!矢口君に対しても悔しいけど…
 あんなに練習したのに、負けちゃった自分自身にも悔しい…」

「その悔しさこそがゲームを心から愛している証拠よ…小春ちゃん
 その愛情と悔しさをバネにすれば、次の強さに繋がるわ」

(矢口君も格ゲーも…諦めたくない…!次の強さに繋げてやるんだから…!
 小足が見える相手にどう立ち回ればいいか…次の課題ね…)

って、日高さんがああまでして発狂した理由は、単に恋の争いに敗れたというだけでなく
大好きなゲームで負けたのが悔しいという、ヴァンパイアハンターを愛するがゆえだったようです
その証拠に、傷心の様子で家路に着きながらも小足を読んでくる相手への対策をすでに考え始めていた日高さん

最初はハルオに構ってもらいたくてゲームを始めた日高さんですが、今日はついに本物のゲーマーへと変貌した日だったという
ことですね。そしてふと日高さんが空を見上げてみれば、その頭上にはなんと…



スタンド発現キター!!
な…なんとー!?気がつけば日高さんを見守るように出現していたフォボスのスタンド!
ハルオにはガイル、大野さんにはザンギのスタンドがついているように、
最大限にやり込んで心の底から愛しているキャラクターがスタンドとして現れるって感じでしょうか

それと太鼓やら楽器やらをドンドン演奏しているこの様子は、フォボスの勝利ポーズですよね
つまり日高さんを励ましてくれているのか、可愛いやつめ

しかしまさかこんな結末を迎えるとは思わなかったなー、てっきりこの日高さんとの三本勝負で
日高さんはヒロイン争いから脱落してフェードアウトするもんだとばかり思ってましたが
むしろ「絶対あきらめねーから!」とブチ切れてフォボスのスタンドまで発現するという、予想外の展開になりましたね
まだまだ今後も日高さんは話の主軸に関わってくるのか…? 次回に続く!


■ハイスコアガール第36話

ハイスコアガール、最近のビッグガンガンでもすっかり情報が出てこなくなってしまいましたねぇ
9/25発売だった今月号でも何も載ってなかったし、今月発売予定が潰れた単行本についても告知はなかったし…
なんだか嫌な予感しかしないんですがそんなタイミングで感想更新というアホなことをやっております。
こんなことならさっさと書いておくんだった…

「夏休みが終わって始業式が始まり、すぐに始まる中間テスト。
 そして期末テストと慌ただしい4ヶ月となるでしょう。
 常に上を目指す者は気を抜く事なかれ、
 お父様とお母様の期待に応えられるよう心がけるのです」

「…」

さて前回、ハルオと日高さんの大一番が決着を迎えたわけですが、今回の冒頭は大野さんのシーンとなっていますね
最近ご無沙汰だった大野さんパートがいよいよ開始ということでしょうか。しかし相も変わらず業田先生から鬼のシゴキを受ける毎日…
夏休みだろうが新学期だろうが関係なく続くスパルタ教育。この状況を変えることはできないのだろうか
 
 

ってそんなある日、大野さんはベッドの上でハルオとのプリクラを眺めながらすごい切なそうにハァハァ息を荒げていました
え…ちょ、ちょっとこれ大野さん何してんの!?これってもしかして
このプリクラをオカズにしてるってことですか!?(えー
大野さんマジですか!?そこまで発情してしまったんですか!?
わーお…マジか、女の人でもそういうことってあるんですね、俺たち男には分からない世界だから…

「…」

「38度5分…ホラ見てごらんなさいよ、萌美先生が無茶なことさせっから」

って、大野さんが赤面しながら息を荒げていたのは風邪ひいて熱があったからでした
そーゆーことだったんかい!てっきり「性欲をもてあます」とかそんな気分になってるのかと…(えー
まあともかく、高熱を出してしまった大野さんはベッドで寝込むハメになってしまったようです

「この子は文句を言わないで溜め込むタイプだからね。
 そのうちまた爆発して家出しちゃうんだから」

「…そうですね…少し…教育方針を改善する必要があるのかもしれませんね…」

な、なんと!?大野さんの姉・真が「こんな教育してたらまた家出するんじゃねーの」と言ってみた結果、
「そうですね…」としおらしい態度で非を認める業田先生!
マジかよ業田先生!いつもの鬼ババぶりはどこへやら!変なもんでも食ったのか!?(えー
今までスパルタ一辺倒だった業田先生ですが、ついにそのやり方に疑問を持ち始めたということでしょうか
これまで改善の兆しが見えなかった大野さんサイドに一筋の光明が…

「ふふふ、ああ見えてあの先生も結構反省してるよ晶…ん?
 あ。これってもしかして…」

 

ゲェー!?そんな中で大野さんがオカズに使っていたプリクラ写真を見つけてしまった真!
これには普段無表情な大野さんもとんでもないものを見られてしまったとギョッとした表情です
というかこのあと赤面顔になる大野さんが可愛すぎるんだが…ふくれっ面をしつつ頬を染めるこの表情がたまんねーぜ



(しかし色々出たなぁ。バーチャコップ2…大野は初代をやり込んでいたから、続編に喜ぶだろうに。
 スポーツフィッシング2も出てるじゃねーか!アイツ前作でよくイシダイ釣ってたよな…寂しいなー…)

そんな一方で、大野さんが風邪で寝込んでいるとはつゆ知らず、ゲーセンをうろうろしていたハルオ。
今日も今日とて新作ゲームを眺めていましたが、ゲームから連想するのは大野さんのことばかりでした
日高さんのことも前回で一応ケリがついたし、いよいよ頭の中は大野さん一色になってきたって感じでしょうか

「…」

(…!?あ、あの後ろ姿は…!!)

「大野!?」

「んあァ!?」



って、そんなゲーセンをうろついているうちに真と出会ってしまったハルオ!
おおなんと…2人が出会ったのは今回が初めてですよね
真の後ろ姿を見るうちに、思わず大野と呼んでしまったハルオですが
真がすごい勢いで振り向いたのは自分も苗字が大野だからだろうな、まあ姉妹だから当然だけど…

「あっ!アンタが呼ぶから、いらんところでチーしちゃったじゃないのよ!
 テンパイできなくて負けちゃったわ」

「す…すいません…」

しかもそんな真がやっていたゲームは脱衣麻雀でした。お前そんなのやってたんかい!
まあ真は以前からエロゲーがやりたいやりたいとか言ってた奴なんで
普段から性欲を持てあましてるというのも分からんではないですが…(えー

「ふん、まあいいわ矢口ハルオ君。あんたがここにいるかと思って来てみたら、
 本当にいて笑ったわよ。最近晶は家で勉強ばっかりで
 全然こういうところ来れてないじゃん?寂しいかね矢口ハルオ君?」

「そ…そうですね、寂しい…かな…」

「んまーっ!!照れちゃって可愛い小僧だこと!!(バシバシバシ)」

(こ、このお姉さん苦手かもしれん…)

「晶の男友達と聞いてどんな奴かと思ってたけど、悪いバカじゃなさそうね」

そんな真がゲーセンに来たのはハルオに会うのが目的だったようで…さっきのプリクラを見て
「私の妹とイチャついてる男はどんな奴じゃ」と様子を見に来たってことでしょうか
軽く話してみた結果、とりあえずハルオのことは「気に入った。家に来て妹をファックしていいぞ」
思ってくれたようです。サー!イエスサー!(えー

まあともかく、2人は大野さんへのお見舞い品をクレーンゲームして取っていくことになり…

「いやー千円ぐらい使わせちゃったんじゃない?悪かったわねー」

「まあ…取れたからいいんじゃないですか、にしても妹思いなんだなぁお姉さんは」

「晶に苦しい思いをさせちゃったのは私が元凶なんだもん、
 私が大野家の方針に沿ってれば、あの子もあんな思いをせずに済んだかもね…
 私が出来ることと言ったらこんなことだけ、アンタにも色々迷惑かけてるわね」

「い、いや俺は別に…」

むう、大野さんがあんなスパルタ教育を受けてることは「私のせいだから」と真もだいぶ気にしているらしく、
その罪ほろぼしのためか、ハルオが大野さんと上手くやっているか確認しに来たり、お見舞い品を用意したり、看病してあげたりと
大野さんの負担が軽くなるよう動いているようです。ハルオに対しても申し訳なく思っていたり、
意外と周囲のこと見てるんですねこの人。
もっと自分勝手でフリーダムな人かと思いきや、そういう気配りのできる人だったとは…

「あ、そうだ。今のハルオ君がやるべきゲームがあるんだった、
 プレイステーションって持ってる?」

「あ、まぁ」

「ハイこれ、CMで見て気になってたんだよね」

「え、ゲームソフト?そんな高価なもの…」

「いいってば今日のお礼だから!ハルオ君はもっと
 女心を勉強しなきゃいけないから、それやって精進しな!んじゃ!」

って、別れ際に突然「ハルオにはやるべきゲームがある」と言い出して
ゲームソフトをポンと渡して去っていった真。一体どういうことでしょうか
女心を勉強できるプレステのゲームってことですが、実際にそれを確認してみると…



と、ときメモかーい!!これで女心を学べってかーい!!
いやいやどうなのときメモって!?俺は実際にプレイしたことはないんだけど
メインヒロインの藤崎詩織の攻略難度がメチャメチャ高いらしくて
うかつに下校に誘おうものなら「あなたと帰って変な噂になるのが嫌」と断られたり
うかつに付き合ってくれと言おうものなら「嫌よ。あなたと幼なじみってだけでも嫌」と断られたり
生半可な男はゴミ扱いされる鬼畜ヒロインだと聞いたことがあるんだが…(えー
果たしてこれで女心が学べるのだろうか。恐ろしい…恐ろしすぎるぜときめきメモリアル。次回に続く!
 


・ハイスコアガールの作者を含め16人が書類送検されたそうですね…。
 連載再開するのか気にしてましたが、打ち切りを覚悟すべき時かもしれません。
 あと、押切先生の今後の作家生命が不安で心配です。

・押切先生書類送検……。不憫すぎる……。

・押切先生の話、気の毒でなりません。これでは好きなことを漫画にすることができるかどうか…

・もうご存知でしょうが、ハイスコアガールの作者編集者その他諸々書類送検だそうで。
 抗議した時に編集側が色々対応してればここまでにはならなかった気がします…。

・ハイスコアガール…もうこれは復活無理なようですね…事前に許可取ってればこんなことには…
 面白かっただけにホント残念です

ハイスコアガール…もう本当に悪いニュースしか聞こえてこないね…
やっぱり「SNKの許可は取ってない」ということだったようで、見逃してもらえず書類送検…スクエニの言い分としては
「許可がなくても引用の範囲だから問題ないですぞ!!」って言ってるみたいですが…

でも確か最初は、「ちゃんと許可取ってるから問題ない」って言ってませんでしたっけ
結局それは嘘だったということで、今度は苦し紛れに「いや引用の範囲だから」って言い出したみたいで、もう本当に泥沼としか…
とてもここから事態が好転するとは思えないわけですが…どんどん話をこじらせてるだけに見えるよ…あああ


・ハイスコアガールが和解だよ!やったね大志Mk−2ちゃん!

・ハイスコアガール、連載再開決定したみたいですね。単行本で話を追ってた身としては
 小春との決着がわからないままこちらのレビューを読んでいただけに本当にうれしいです。

・スクエニとSNKが和解してハイスコアガールが出版販売が出来る様になりましたね。
 これで連載も再開できたら泣くほど嬉しいです。好きになった作品なので最後まで見届けたいです。

・ハイスコアガールが復活しそうな流れになったけど、それについて一言求む by taka_mkiv

ゆ、許された…

(C)隆慶一郎・原哲夫/集英社

 

いや驚きましたね、さんざん揉めに揉めていたハイスコアガール問題がまさかの和解で決着とは
これまでは噂を聞くたびに、すごい泥沼の関係になってるって不景気な話題ばかり耳に入ってきてたので、
まさか和解に向かって話が進んでいたとはまったく知りませんでした

まあとにかく、揉め事についてはこれで収まったみたいで良かったんじゃないでしょうか
あとは連載再開についてじっくり検討してもらって…
というか俺のレビュー再開についてはどうしようね(えー

いやあ俺のレビューが止まってるのは連載休止とはまったく関係ないとこで止まってるというか
例によっていつもの保留癖が発動したというか、たぶん4話か5話くらい溜めた状態で止まっちゃったんじゃないかな?
いっそこの機会に再開したいところですが、ソーマやワートリのこともあるしどう手をつけたもんかなあ
うーんまいった、とりあえずスパロボBXでもやりながら考えるか…(えー


ハイスコアガール連載再開きたあああああああ!!
いよいよ来ましたかこの時が…ハイスコアガール問題自体は、けっこう前にちゃんと片付いたという話題になってたので
いつかは連載も再開するだろうと思ってましたが…いよいよその時が来ましたね
これは俺のレビューも再開する時期かな…ビッグガンガン自体は連載時からずっと持ってたので、
レビューを書こうと思えば書ける状態でしたが、今まで再開のタイミングを掴めてなかったので…
今はまさに再開のきっかけとするにはちょうどいい瞬間ですね、次の更新でさっそく書き始めようかな


ビッグガンガン感想:ハイスコアガール第37話



そんなわけで超久々のハイスコアガールの感想です。
あまりにも久々すぎて前回の話がどんなだったか正直ほとんど覚えてないので
まあとりあえず、じっくり焦らず扉イラストを眺めてみるとしましょう。
というかこの扉イラスト、「祝!アニメ化決定!」って文字が書いてあるのが今見ると悲しすぎるな…(えー

漫画の連載については7月に再開することが決まったわけですが、アニメ化についてはどうなるんでしょうね
まあ、それについては連載が復活してからじっくりと続報を待つことにしましょうか

「ふぃ〜。今日はなんのゲームしてんの?」

「おふくろ…」

「なぁにこれ、恋愛ゲーム?そうでしょ?ねえそうでしょ?」

「そうだよ…」

って、今回の冒頭ではハルオがゲームをしている場面で始まるわけですが、
なんとそのゲームというのはときめきメモリアル!おおそうか、そういえば前回のラストで
大野さんの姉の真から「このゲームで女心を勉強したらどうよ」って渡されたんでしたっけね

それにしても母ちゃんの目の前でときメモをプレイするとか地獄以外の何物でもないな…(えー
こういう時って親と同居の学生は辛いよね。1人暮らしだったら、ギャルゲーだろうがエロゲーだろうが好きなだけやれるんだが



そんな中で藤崎詩織と一緒に帰るかどうかという選択肢を決めかねていたハルオ。
すると母ちゃんが後ろから「一緒に帰るべきやで、一緒に帰るべきやでー!」と口を出してきました
いやいやちょっと待って下さいよ、この選択肢ってアレじゃないすか!?俺はときメモやったことないからよく分からんけど
藤崎詩織を帰りに誘おうとするとメタクソにののしられるっていうアレじゃないすか!?

なんでも藤崎詩織はメチャメチャ男の理想が高いから、ロクにパラメータを上げてない状態の主人公が誘いに行くと
「テメーごときがこの私と帰れると思ってんのか?このスカタン野郎がァーッ!!」
みたいにケチョンケチョンに断られると聞いたことが…



や、やっぱり断られとるー!!
「あんたみたいな人と一緒に帰って噂になったら恥ずかしい」と言われて断られてしまったようですね
けっこうグサッとくるなこれ…それぐらい彼氏だと思われたくない恥ずかしい奴って目で見られてるってことやろ
こんなんリアルで言われたら、もう自信ボロボロになって二度と藤崎詩織の前に立てないわ…
なんというか、もうちょっと後のギャルゲーによくある話しかけるだけで勝手に好感度が上がって
主人公を好きになるお手軽な感じのヒロイン
とは全然違うんやなー

なにげに自分を高めることでヒロインと釣り合うようにするって、今だとまったく見かけないくらいに珍しいゲームシステムよね
今では主人公がどんなにショボくても、ヒロインに会いに行けば勝手に好きになってくれるんで…
うーん、そう考えると今の環境ってお手軽すぎるかもしれない。ときメモのこの手厳しい感じも少しは必要なのかもしれませんね

「よーっす!女心を学んでるかい少年よ!」

「お、大野の姉ちゃん!?」

「ちゃんとあのゲームやってるか見に来たのよねー。お、やってんじゃんえらい!
 これ結構な数の女の子がいるんだよね。ハルオ君は誰狙い?」

「藤崎詩織でいきますよ」

「ほぉ、他にも可愛い子いっぱいいるじゃない。この虹野さんとか」

「主人公が気にかけてるのが藤崎なんだから、彼女に一直線ですよ」

「ふーん、一途なのねハルオ君てば」

ってそんなある日、ときメモを渡した張本人である真姉ちゃんがハルオの家に登場!
ちゃんとハルオがときメモを進めてるか気になって来たようですが、それについては問題ないのでひとまず満足しているようです
そしてハルオは現在、藤崎詩織狙いで進めているようですが…他のヒロインに見向きもせずに「一途なのね」って
言われてるところを見ると、これって大野さんに対する気持ちと同じってことですよね
実際、ハルオは大野さん一筋な奴だから、他のヒロインに言い寄られてもそっちになびかない性格してるんで…



「ゲーセンデートに成功ねハルオ」

「待った?じゃなくて先に着いてなさいよハルオ君」

「お?ハルオ?なんて言うの?」

「一番上の選んで、どんな反応が返ってくるか見たいわね」

「いや、”最近は女の子も結構”…」

《今日はとても楽しかったわ、また今度誘ってね(にっこり)》

「おおお〜!?」

「おおっとお〜!?」」

「う、うるさいうるさい!うるさいんだよぉ!」

そんな中、藤崎詩織とのゲーセンデートに成功するハルオですが、もはやハルオ本人より後ろのヤジ馬2人の方が
このゲームを面白がってはしゃぎまくっていました。というよりハルオをからかって遊ぶのが面白いっていうのもあるんでしょうね
にしてもこのデートに誘った時の藤崎詩織の立ち絵かわいいやん。
正直、俺から見たときメモって「イラストが物足りない」って気持ちがあったから、こういう可愛い立ち絵もあるのを見ると
「おっ、ときメモやるやん」って気持ちがちょっと湧いてきた気がするな

「たっだいま〜!晶みてみてコレ、今日の戦利品!
 ハルオ君からムリヤリゲーム機を借りたわよ!」

「…」

「いや〜面白いわあの子、いじり甲斐があるっていうかなんていうか。
 ていうかアンタ、ハルオ君の部屋に小学校以来行ったことないんだって?
 長年の付き合いなのにシケてるわね〜!私は今日で3回目よ晶さん?
 どーするよ私のほうが彼と親密になったら。ええ?」



そして今日のときメモプレイを見終わって帰ってきた真ですが、すでにだいぶハルオのことを気に入ったようで
「もう私3回もハルオ君の家に行っちゃったわー、親密になっちゃったらどうしよう」
大野さんにジョークを飛ばしていました。うむ、俺としては大野さんより真のほうがタイプですけどね(えー
まあハルオと真が親密になって恋愛関係に発展するとかありえないと思うけど。
完全にこの人はハルオのことを面白がってゲラゲラ笑ってる感じの人ですね

(家庭用ゲームもいいけど、ゲーセンのゲームもおろそかに出来ねえよな〜。
 来月にはファイティングバイパーズも出るし、慌ただしくなりそうだぜ)

「あ」

「お、日高!なんだか久しぶりだなぁオイ」

とそんな中、学校帰りにゲーセンに寄っていたら日高さんと出くわしてしまったハルオ!
日高さんといえば、この間の告白三本勝負をやって以来、まだ顔を合わせていませんでしたね
あの勝負には日高さんが負けてしまって、本来なら身を引くはずでしたが、
負けたことがあまりにも悔しくてギャースカ大暴れしてしまい、そのまま収集がつかない感じになっていましたが…

「あの時以来だね…どうしてた?あれから…」

「いつも通りゲームざんまいだよ」

「私が貸したプレステ使ってる?」

「うん、ときめきメモリアルやってる」

「え、矢口君が!?」

「そう、女心を勉強するってことで…」

(…恋愛観のれの字もない矢口君が、女心を勉強するってことは…
 大野さんのためにやってるってことでしょ!私のプレステで!むかつく…)

「返して。今すぐ私のプレステ返して」



って、今ハルオが女心のためにときメモをプレイ中だと聞いた日高さんは、
「どうせ大野さんのためにやってんだろうが!?コラァ!?」と機嫌を損ねてしまって
プレステ返せと言い始めることに!まあ実際大野さんのためにやってんですけどね(えー

「お〜い少年!今日も来たぞ〜!」

「お、大野の姉ちゃん!?」

「ときメモプレイを早く見せやがれ!(ジタバタ)」

(お…大野さんのお姉さん…?)

ところがそこにまたしても真が登場し、「早くときメモ見たーい見たーい!」と騒ぎ始めることに!
ときメモを見たくてジタバタする真の様子にあっけに取られた日高さんは、今すぐプレステを取り上げてときメモを中断させるのも
なんだか気が引けてしまい、なんだかんだで一緒にハルオのときメモプレイを見守ることに…

 

おっとそんな中、目当ての藤崎詩織以外に別の女が「一緒に帰ろう」とハルオを誘ってきました。
なんて名前だっけこのキャラ…俺のときメモ知識だとこの辺から名前があやしくなってくるな…(えー
とか思ってたらウインドウに名前出てんじゃねーか!!あ、ああ片桐さんね片桐。初代ときメモのキャラって数人しか分からんのよな

それとハルオの一途プレイに対して、目をうるうるさせながら「他の女子にも構ってあげたら?」
懇願する日高さん。めっちゃ自分の願望出てきとる!ハルオが大野さんに一途だから自分が相手にされていないのを、
このときメモの中でも重ねてしまっているようですね。負け組ヒロインの日高さんは今後どうなるんだろうか

「たまには他の子にも電話をかけてあげれば?」

「え?(ピッ)あぁ!?しまった、藤崎詩織とのデートの日に寝ちまった!
 日高がイキナリ話しかけたりなんかすっから!」

そんなわけで、「藤崎詩織にばっかり構ってんじゃねえ」という日高さんの願望により、だんだんと惑わされてしまうハルオ。
さらには操作ミスも重なってしまい、藤崎詩織の攻略はだんだんとおかしな方向へ向かってしまったようです



あと爆弾ってのがよく分かんないんですけど、
センチメンタルグラフティで言うところのせつなさ炸裂みたいなもんですかね?(えー
俺はときメモやったことないけど、セングラならやったことあるんで。

ちなみにせつなさ炸裂っていうのは、セングラのヒロインを放っておくとせつなさゲージがMAXになってしまい
そのゲージが限界突破するとせつなさ炸裂して主人公に無言電話かけてきたり失踪したりする
っていうやつですね。あれはマジでトチ狂ったシステムだったなー、せつないから無言電話かけるってそんなヒロイン嫌だわ!



そして結局、そんなドタバタした攻略が上手くいくはずもなく、バッドエンドを見るハメになってしまったハルオ。
「女々しい野郎どもの誌」ってことは、これ歌が流れてるシーンなのか?と思って検索してみたら
無駄にいい歌でクソワロタ これ歌ってんのってうえだゆうじなのかよ!
ときメモのバッドエンドってこんな歌が流れるのか、なかなか面白いな…
こんなことなら俺もセングラじゃなくてときメモをやっておけばよかったぜ(えー  次回に続く!


ビッグガンガン感想:ハイスコアガール第38話



さて今回のハイスコアガールですが、冒頭の場面は大野さんがバーチャルボーイをやってるシーンで始まります
これって前回、真が「ハルオくんから無理やりゲーム借りてきたわ!」って借りてきたのをやってるんですよね
ハルオのやつバーチャルボーイ持ってたのかよ!いやー懐かしいわバーチャルボーイ
俺も小学生の時よくやってたな近所のゲーム屋で。まあ自分では買わなかったんですけどね(えー

あの当時はバーチャルボーイが発売した直後で、ゲーム屋に行けばたいてい試遊台として置いてあったんですよね
で、俺はそこでマリオズテニスをよくやっていたというわけです。懐かしいなーマリオズテニス
マリオテニスじゃなくてマリオズテニスだかんな!そこんとこ間違えるなよ!(えー

(ハルオ君も晶も不器用だけど、ホンットに可愛らしいわ…2人のために私がしてあげられることは…)

そんなバーチャルボーイで遊ぶ大野さんを見て、なんとかしてハルオと大野さんの仲を取り持ってあげたいと考える真。
この人前回、「私のほうがハルオ君と仲良くなっちゃったらどうする〜?」って大野さんに冗談言ってましたけど
あれはほんとに冗談で、真剣に2人の仲を応援したいと思ってるみたいですね
まさしく恋のキューピッド。なんとも意外なこと考えてますね、俺としては真がハルオにちょっかい出して
姉妹2人でハルオを取り合う展開っていうのもそれはそれで面白いと思ってましたが…(えー
どうやらそれは100%ありえないみたいですね、完全にこの人はハルオをと大野さんを応援する気しかないみたいです

「うーん晶への手土産、これじゃインパクトに欠けるわね」

「相変わらず妹思いだなー、お姉さんは」

「何かないの?何かこう面白いもの。面白くて特別で、この世に1つしかないもの」

「ないない」

「晶のためだけのゲームとか売っとらんの?」



「あるワケないけど作ることは可能だぜ…」

おっと、そんな中で「大野さんのためのゲームが欲しい」と言い出した真でしたが、
その要望を叶えるためにRPGツクールをやり始めたハルオ!これで大野さん用のゲームを作ろうということですね
あとこの場面、「掲載協力:RPGツクール」とかなんとか書いてあることからして、
多分ここはちゃんと許可取ったんだろうなって感がありますね(えー

「お嬢様のうっぷんを晴らすためのRPG…”おおのけクエスト”ってのはどうだろう」

「いいじゃない!完成したらスーファミごと貸してちょうだい!」

(RPGツクールは、前にクロノトリガーみたいなものを作ろうとして失敗したんだよな…
 限られた容量の中で作らなきゃいかんからよく考えねーと…
 とにかくアイツが納得できる面白いものを作ってやりてえな)

「ぐっ…なぜここのイベントが始まらないんだ?どこかで入力ミスしてるのか?
 敵の強さのバランスもおかしい、直さないと…うう、ゲームを作るってのはほんとに大変だ…」

そんなわけで”おおのけクエスト”の開発に着手したハルオですが、
限られている容量、イベント発生フラグのミス、敵の強さのバランス調整など、次々に悩ましい問題に四苦八苦しております
なんだかこういうのって特にファミコン時代によく耳にした問題ですよね

今のゲームでは容量に悩むことなんてないけど、ファミコン時代は限られた量のデータしか入れられなかったから
泣く泣くゲームの中身を削ったり、重要なイベントが発生しないようなバグも多々あったり、
出てくる敵が理不尽なくらい強かったり、そういうゲームがゴロゴロあった時代だったからなあ
それ全部解決してちゃんとしたゲームを作るっていうことは、やっぱり大変な労力が必要なんでしょうね

「晶〜!宿題中かな?ちょっと骨休みにじいやの部屋に来なよ!」

「?」

「いいからちょっくら来なさいってば、アンタが楽しめるモノがあるんだから」

って、そんな苦労の日々を重ねた結果、ついに完成したハルオのおおのけクエスト。
さっき真が言っていたように、スーファミごと大野さんのところへ届けられ、
じいやの部屋でこっそりとプレイすることになります

「これは…晶お嬢様が主役でございますか?」

「そ、ハルオ君が晶のウサ晴らしのために作ったゲームよ。
 じいやがセーブポイントで…私は出るのかな?晶の仲間として登場したりして」

「…」

「あの男ちゃーんと作ったのねえ、これを作るのがどんなに大変なことか。
 ハルオ君はほんとイイ男だわね」



「ちょ…ちょっとちょっと!どーゆーことなのよコレ!?私が敵のボスってなんなのよ!
 しかもこの造形…!くっそぉ〜さっきの「ホントいい男」発言は撤回よ!!」

って、ここぞとばかりにハルオをベタ誉めしていた真でしたが、
自分がボスキャラのゴリラ風キャラにされていたのにはめちゃくちゃ発狂しております
ただ、そんな雰囲気も含めて大野さんはこのゲームをすごく楽しんでいるようですね
無表情な大野さんにしては珍しく喜びを顔に出しており、おおのけクエストは大野さんにとって最高のプレゼントになったようです

「…」

「お嬢様、今日も息抜きでございますね。この部屋はどうぞ自分の部屋だと思って、
 好きなだけお使いください。ごゆるりと…」

「…」

(よかったよかった…屋敷内でお嬢様の息抜きの場ができたのであれば…
 最初からこうすればよかったかもなあ…)



それからというもの、大野さんは厳しい勉強やお稽古の合間を縫って、じいやの部屋でこっそりと
おおのけクエストをプレイする日々を送っていました。今まではこういった息抜きをすることができず、
日々の暮らしに疲れ切っていた大野さんでしたが、ちょうどいい息抜きを出来るようになったようでうSね
それより何よりハルオから大野さんへのメッセージが大量に詰まっているゲーム
プレイするということは、大野さんにとって至福の時間と言っていいほどに心安らぐものだったようです。ところがある日…

 

「お目当てのものはもうありませんよ」

「…ッ」

「あのようなモノをこの家に入れることは絶対に許さないと言ったはずです…
 問答無用で処分いたしました」

ってああああああああああああ
け、結局は…結局はこうなっちまうんかい!ある日大野さんが隠れてゲームしていることに気づいてしまった業田先生!
するとなんと、大野さんの知らないうちにハルオのスーファミとRPGツクールを処分してしまいました
そ、そんな!さすがにちょっと人から借りたスーファミ勝手に捨てないでくださいよ!(えー
まあ業田先生にとっては、スーファミを借りた事情を知るはずもないし、そんなの関係ないんだろうけど…



ああそして、その事実を知った途端に大量の涙をこぼし、深く傷ついた様子で部屋から立ち去ってしまった大野さん。
ハルオのスーファミとおおのけクエストを捨てられたことは、大野さんの心に相当深い傷を残してしまったようです
なにしろあのゲームは、今回の冒頭で真が言っていたように、
面白くて特別で、この世に1つしかない、大野さんのためのゲームだったわけですからね
しかもそれを作ったのは想い人であるハルオだったわけで。大野さんにとってはこの世でただ1つの宝物だったわけですが、
それを無惨にも捨てられてしまったことで、とてつもないほどの喪失感を味わっているようで…

いやヤバイですよ業田先生、これはさすがに大野さんもショックが大きすぎるみたいだし
傷心のあまりどんな行動に出るか分かったもんじゃありません、今からでも
廃品回収に出したスーファミを早く取り返してですね…(えー  次回に続く!


・ときメモには傷心度というパラメータが存在し、女の子をずっと放置したりデートをすっぽかしたりすると上がっていき
 一定値溜まると爆弾が発生します。この爆弾を放置し爆発させてしまうと、登場している女の子全員の好感度が
 大幅に減少してしまいます。傷心度を下げるには対象の女の子とデートする必要があるので、
 攻略したい女の子以外の子とも仲良くすることも必須となります。 by ジェス

おおこれはどうも、ときメモの爆弾について詳しい解説ありがとうございます。
なるほど女の子を放置してると、傷心度が上がって爆弾がついてしまうってわけですね。それが爆発すると好感度ダウンと…
つまりセングラのせつなさ炸裂と仕組みとしてはほぼ同じなんですね
ときメモの方が先に発売しただろうから、セングラの方がパクッたんだろうなあ。セングラの奴しょうがねえな…(えー



それにしても傷心度って話をするなら、日高さんの傷心度って相当ヤバイよね
傷心しかしてないレベルだよねこの人。まあハルオが大野さんに一途だからしょうがないんだけど
あの調子じゃ日高さんの爆弾が爆発しちゃうわー。せつなさ炸裂して無言電話かけてくるわー(えー


ビッグガンガン感想:ハイスコアガール第39話



さて前回、心から大切にしていた「おおのけクエスト」を業田先生に捨てられてしまい、
激しい怒りの表情を浮かべて号泣していた大野さんですが…今回はというと、あの怒りの表情はどこへやら
割となんか落ち着いた感じの表情してますね

ふむ、あれだけハデに泣いた後なだけに、気分も少し落ち着いたって感じでしょうか?
てっきりあまりの精神的ショックでとんでもない行動に出るかと思いきや、業田先生の言うことも素直に聞いているようだし
ちょっと寂しそうではあるけども、思ってたよりはだいぶ穏やかムードといった感じに…

「ギスギスしてるねぇ…さすがの萌美先生もキツイでしょ」
 
「…」

「あん時はどーなるかと思ったわよ、あんなに鬼気迫る晶も珍しかったもの」

「…私は大野家の指南役として、当然のことをしたまでです」

「でも教え子に、ああやって心を閉ざされちゃやりづらくない?
 先生をああやって無視する晶の姿は見たくなかったわ」
 
「…」

って、そんなところに現れた真の言葉によれば、さっきの大野さんと業田先生の雰囲気は
めちゃくちゃギスギスしていて大野さんは完全に心を閉ざしており、業田先生の言うことを無視している
と…
え、そうなの!?さっきのはそういうシーンだったの!?(えー
俺の解釈とまったく逆やんけ!「なんとなく穏やかな空気で業田先生の言うことを聞いてる」っていうのは
俺だけが勘違いした幻想だったのか!?(えー

うーん、まあ俺の解釈はひとまず置いといて、真の言葉からするとそういうことらしいです
大野さんと業田先生の間には決定的な亀裂が入ってしまっており、今はとてつもなく険悪な関係になってしまったと…

「んがあああ〜!」

「あら?他の男子はどうしたのハルオ君」

「とっくにみんな辞めちまいましたよ…早く求人広告を出して欲しいですよ」

そんな一方でハルオはというと、大野家でそんなトラブルが起こっているとはつゆ知らず、ひたすらバイトに励んでいました
ハルオは弁当だか惣菜だかの工場でバイトをしているんでしたっけ、どうやら弁当を出荷する時の力仕事もかなり多いようで、
人出が足りない中ヒーヒー1人で頑張っていました



っていきなりそんなところにやってきた業田先生!なんであんたがここに!?
それにしても「少しよろしいですか…?お邪魔でなければ…」の表情とか大分しおらしいですね
さっきの真とのやり取りでもそうでしたが、あの強気な業田先生が珍しくしょんぼりしているようです

「先生、話ってなんすか?」

「ええ…今日はハルオさんに謝りに来たんです」

「え?」

「ハルオさんのファミコンというものを私が破棄してしまったのです。
 取り返しのつかないデータもあったようで…教育のためとはいえ、
 今となっては感情的な行動を起こしたことを恥じております。本当に申し訳ございません…」

って、そんな業田先生の用件とはハルオに対する謝罪!いつもの激烈な鬼ババっぷりはどこへやら
しおらしい態度でハルオに対し頭を下げる業田先生!おお…なんというか業田先生のこういう一面を見せられると
そそる気持ちになってくるな…(えー  普段は強気な女キャラがこういうしおらしい態度になると
めっちゃ可愛く見えるよね

「あ、いや…大野家はゲーム禁止って聞いてたから、貸したこっちにも非があるし…」

「それでも弁償させていただきます、先ほどゲームショップで聞いて買ってきました…(スッ)」

「え…?ツ、ツインファミコン!!」



「な、なぜこれを…」


「ファミコンのひとつ上のバージョンをくださいと言ったのです…
 あとソフトは、RPGなんとかというものがなかったので、ジーコサッカーというものを買ってきました…」

(と、飛ばしてくるぜこのモエミ先生は…)

って、捨ててしまったハルオのスーパーファミコンを弁償しようと業田先生が買ってきたのは
ツインファミコン!それじゃねえええええ!
ツインファミコンってあれだろ、最初のファミコンとディスクシステムが一体化したやつだろ!
店員に「ファミコンの上のバージョンください」と言ったらこれが出てきたそうですが…
これ上のバージョンじゃないから!ファミコンそのものだから!店員のやつこんなもん勧めるんじゃねーよ!(えー

さらには「RPGツクールが売ってなかったので代わりのソフトを」と業田先生が買ってきたのはジーコサッカー!ゲェー!?
それスーパーファミコンのソフトじゃねーか!ツインファミコン買った一方でソフトはスーファミって…
しかもジーコサッカーってあれだろ、スーファミの歴史の中でも1、2を争うレベルで
とことん投げ売りされまくった超絶クソゲーだろ!(えー
いやマジで、この時期のゲーム屋に足を運んでみれば、ゴミのような値段で投げ売りされてるジーコサッカー
もはや様式美だったというか、ワゴンセールの中で一番置いてあるのがこれだったというか…

「しかし意外だな…先生はもっと冷徹な人かと思ってたけど…大野となんかあったんすか?」

「…はい…大いに嫌われてしまいました…」



って、大野さんに嫌われてしまったことを告白する業田先生でしたが、その目にはうっすらと涙が!
まさに鬼の目にも涙!(えー  まさかこの人が半泣きになりながら
大野さんの教育についてハルオに相談する日がやってくるとは、連載初期には夢にも思わなかったな…

「ハルオさんは…あの子のことをどう思っていらっしゃるの…?」

「どうって…大野は俺にとって超えられない壁で…でもって尊敬できる女で…
 一緒に遊びてぇな〜って思わせて…変な奴だけど、そこが面白くて…
 困ってるとほっとけなくなるし…俺が支えになれたらいいなぁ〜とか思ったりして…」

「ハルオさん…それがどういう気持ちか分かってるの…?」

そしてなんとなく大野さんへのハルオの気持ちを尋ねてみた業田先生ですが、帰ってきたハルオの答えは
尊敬してるとか一緒に遊びたいとか俺が支えになりたいとか、一言で言うなら「めっちゃ好きやねん」という感じでした。
もはやそういうことだろ!業田先生もそれはビンビンに感じているようで、
「それがどういう気持ちか分かってるの?好きってことでしょ」と、ハルオと大野さんのラブっぷりを目の当たりにすることに…

「ハルオく〜ん!主任が呼んでるよ〜!」

「あ、やべ…先生、今日はツインファミコンとジーコサッカーいただいたり…ありがとうございました」

「いえ…私もなんだか気持ちが晴れました、それにアナタが悪い虫じゃなさそうってことが分かって…」

「モエミ先生こそ…」

と、まだバイト中だったハルオはここで主任に呼ばれることになり、2人は会話を切り上げることに。
にしてもハルオと業田先生、お互いの好感度がずいぶん上がったようですね。たとえるならこの状況は

分かり合う事が出来た…

っていうガンダム00のアレみたいな…(えー
なんにしても、このシーンの業田先生はなにげにかなり可愛かったわ。
「あなたが悪い虫じゃなさそうってことが分かって…」
「モエミ先生こそ…」ってやり取りもなんだかエロイものがあるし
業田先生がヒロイン化するっていう展開もアリやな…(えー



(相手を尊敬し、慈しむ心構え…大野財閥という大きな存在を前にして、私はただただ焦っていた…
 上から押さえ込むだけじゃ、伸びるものも伸びない…)

「晶さん…私の代わりに、矢口家に傘を返してきてくださらない?」

「…?」

「かなり前、矢口家に行った際に貸してもらったんです。
 私としたことが、返すことをすっかり忘れておりました…
 合わせる顔もないので、晶さんが行ってきてください。
 で…今日はもうアレですから、お休みにしますか」

って、そんなハルオとのやり取りから相手を尊敬し、慈しむ心構えを学んだ業田先生は、大野家に帰るなり
大野さんをハルオの家に行かせてあげて勉強もお休みという気遣いを見せることに!えええええ!?
急に優しくなりすぎやろアンタ!今回でどんだけ人が変わったんや!(えー
前回までの鬼ババぶりは一体どこへ!?めちゃくちゃ物わかりいいお姉さんになっちゃったよ!

いやはやこうなると、ハルオ&大野さんの仲を邪魔するものはもう何もありませんな…
そんなわけで久々にハルオとの再会を果たした大野さん。さらにこの日はたまたま
AOUショーというハルオが行きたがっていたゲームショーの日だったので
ハルオは大野さんを連れて、電車でAOUショーへと向かうことに…

ガタンゴトン ガタンゴトン

「…」

(う…うーんおかしいな…大野と会ったら色々と喋りたかった話が、頭からスッポリ抜け出ちまった…)

「あ…大野、先月ゆりかもめっつー無人で動く乗り物ができたみてーなんだ…今度一緒に乗ろうや…」

「…(こくり)」

「…お、見ろよ大野…これ海だろ?」

ガクン!

って、そんな2人は電車の中でガタンと揺れた途端に抱き合っちゃったり、ついでに手もつないじゃったり
ゆりかもめを今度一緒に乗ろうってデートの約束したり、つーか今回の時点ですでにデートだったり
ラブラブじゃねーか!!見てて恥ずかしいわ!!(えー
なんやねんお前ら!見せつけやがってくそがー!!イチャイチャバカップルがああああああ!!

そんなわけでもう完全にラブラブなカップルと化してしまった2人。もはや邪魔するものもないですし
あとはもうAOUショーでデートして「2人は幸せに暮らしました」と話をたたんで終わりでしょうか
あの事件さえ起こらなければ…(えー  次回に続く!


ビッグガンガン感想:ハイスコアガール第40話

ざわざわ ざわざわ

「スゲ〜…!ゲームセンターという時代の先端の、
 さらに先端がここに集結しているぜ!アーケード業界を支えるメーカーが、
 新作ゲームをユーザーの前に叩きつける!
 そのクオリティとタダで遊べる環境に、アワを吹いて倒れる者が続出だろう」

「(そわそわ)」

「わかる、わかるぜ大野、ゲーマーとしての魂がうずくんだろう」

さて前回、ついに大野さんとの仲を業田先生にも認められ、大野さんと一緒にAOUショーへとやってきたハルオ。
AOUショーってなんだか聞き覚えのないショーだなと思ったら、要するにアーケードゲーム限定の新作ゲームショー
ゲーセン大好きなハルオからしたら夢のようなイベントってことなんですね。

アーケードゲーム限定かあ…なるほどなあ…それが衰退してしまった今では存在感薄いわな…(えー
ゲーセンの賑わっていた90年代だからこそ言える「夢のようなイベント」って感じがしますね



そんなAOUショーで、ひとまずハルオ&大野さんが遊んだゲームはソウルエッジ。
ソウルエッジかぁ…一言で言えば鉄拳とかバーチャファイター系の3D格闘ゲームですよね
違いがあるとすれば、バーチャファイターとかが素手での格闘術で戦うのに対し、
ソウルエッジは武器を持って戦う剣士のゲームってことでしょうか

ただ、俺はこのゲームあんまりプレイしてないからさほど詳しくないんですよね
ソウルエッジとソウルキャリバーの違いがよく分からないぐらいに分かってないです(えー
思い出せることと言えば、なんかガリアンソードで戦う女キャラがいたのが珍しかったってことかなー



ちなみにガリアンソードっていうのはこんな感じの武器です。これは戦国BASARAの竹中半兵衛ですけどね
見た目的に派手だから印象に残りやすいんだよなーこの武器は
あとは剣と盾持って戦う女のキャラがいたんですけど、すごい短いスカートはいてて
やたらパンツがよく見えたってことを覚えてますね(えー



おっと、そしてソウルエッジの次はファイティングバイパーズをプレイすることにした大野さん。
「障害物をぶっ壊しながらKOするのが快感」ってことですが、そうそうこのゲームはそれが楽しかったですね
基本的にはモロにバーチャファイターそのまんまって感じの3D格闘ゲームなんですけど、このゲームが面白いのは
相手を凄い勢いで吹っ飛ばす攻撃があって、それを食らわせて相手をKOすると
壁とかをメチャクチャにぶっ壊しながらもんのすごい勢いで吹っ飛んでいくので
あれがやっぱり爽快で楽しかったですねー、他にも戦闘中にアーマーがバキーンと弾け飛んだり、
「何かをぶっ壊しながら戦う快感」に特化したゲームだと思います

「想像以上のイベントだなAOUショーってのは…!
 さっきのバーチャロンの行列も凄まじかったし、
 プレステやサターンが生まれて家庭用ゲームがどんどん進化しているが…
 まだまだアーケードゲームも負けてねーぜ!」

その後もバーチャロンやらなんやらを見ながら、新作ゲームに感激しっぱなしのハルオ。
家庭用ゲームがめざましい進化を遂げる中、それに負けじとアーケードゲームもまた新たな名作を生み出すという
双方ともに進化し続けるこの状況は、ゲームオタクのハルオにはたまらんものがあるようです

確かにこの時期のゲーム業界は活気がありましたねぇ、それが今ではすっかりオワコンに…(えー
ゲーセンとか今すごい勢いでなくなっていってますからねー、家庭用ゲームも本数が激減しちゃってるし
ゲームが進化した結果、1本作るのに手間も金もかかりすぎて手軽に作れなくなったのと
ソシャゲに客を取られて普通のゲームは見向きもされなくなったのが大きいよね…

俺もハルオと同じ時代を生きてきて、同じようにゲームに熱狂してきただけに、
今のこの衰退し続けるゲーム業界には悲しいものがあるわ

(小学校時代を思い出すぜ…ただただ純粋に、面白いゲームを求めていたっけな…
 変わらんなぁ、ゲームに対する童心っぷり…)



そんな中、次から次へと色んなゲームを体験しては、純粋にゲームの楽しさにどっぷり浸かっていた2人。
それにしても、2人してにこやかに色んなゲームを遊んで回るこの姿はまさしくデートって感じやな
遊園地とかに置き換えてみればわかりやすいと思う。
普通のカップルにとっての遊園地デートが、この2人にとってはゲーセンデートだってことですね

「いやー、こんなに戦利品を獲得できるとはな。最新クレーンゲームもやりたい放題、
 景品も持って帰り放題で腰が抜けそうになったぜ」

「…」

「んじゃ大野さん、ご飯でも食べに行きますか」

その後はクレーンゲームで遊びながら、閉場時間までAOUショーを堪能し続けたハルオ達。
そんな夢のような時間が終わった時にはとっぷりと日が暮れており、いい時間だからご飯を食べに行くことに…
いやー、女の子と2人っきりで1日遊んでご飯も食べに行くってほんまにデートやな
ハルオの奴しれっと大胆な誘いをしてやがるぜ

「しかしゲーム業界の盛り上がりっぷりは凄まじいものがあるぜ。
 バーチャファイター2もサターンで移植されたし、ストリートファイターZEROもプレステで今月移植されてる。
 そうしてる間にゲーセンでは、さっきのファイティンバイパーズやソウルエッジが稼働するだろ?
 カプコンのマーヴル・スーパーヒーローズも忘れてはいかんし、
 息つくヒマもなく新たな新作が登場するから、やり込むゲームを絞らないとだな。
 学校の勉強もおろそかにしてっと、あとあと痛い目見そうだし…」



そして食事に行った先でも、数多くの新作ゲームに思いを馳せて熱弁をふるっていたハルオ。
一方で大野さんはというと、ハルオのゲーム語りにニコニコしながら耳を傾けてしまいた
いやーまったくお熱いことですねー(えー  もはや完全にラブラブやんけ!
ゲームをするのも話をするのも、2人なら何をするのも楽しいって感じですね、あーもうお熱い!お熱いなー!

(…耳を傾けてくれるよなぁ…俺のとめどないゲーム話に嫌な顔ひとつせず…
 ゲームに興味ない女子だったらどう思うんだろうなぁ…)

そして、大野さんがそんな風ににこやかに自分のゲーム語りを聞いてくれることに、じーんとありがたみを感じていたハルオ。
「こんな貴重な彼女なんてそうそういないよなぁ」って感じですね、ただ「ハルオのゲーム語りを嫌な顔せず聞いてくれる彼女」って
日高さんとかもそうだと思うけど…(えー



日高さんなんてむしろ、ハルオと話したくて積極的に寄ってくるぐらいですからね。
ただやっぱり日高さんについては、いくら話を聞いてくれてもハルオが日高さんに全然興味ないからダメなんでしょうかね
この場面とか見ても、こんなエロい子が自分のすぐ横でふともも晒してるのに1ミリも興味ない感じでゲームやってるし
やっぱハルオの頭の中は、大野さんとゲームのことだけで二分されているんやな…日高さんが入り込む余地はないんやな…

「(がさごそ)」

「お、戦利品のチェックですか。そういえば以前、大野を元気づけようとして
 大野の姉ちゃんとUFOキャッチャーで奮闘したっけ。今までなんの景品が嬉しかったよ?」

その後、食事を終えた大野さん&ハルオは、帰りの電車に乗りながらAOUショーでゲットした景品をチェックしていました。
クレーンゲームは今までにも結構やる機会があったので、どんな景品だと嬉しいのかなんとなく聞いてみるハルオでしたが…



こ、これはー!?なんと大野さんが取り出したのは、今回の景品ではなく首飾りに使っていた小さな指輪!
これってあれじゃないですか!小学校の時にハルオがクレーンゲームで取ってくれた思い出の指輪じゃないですか!
それを今も肌身離さず持っていて、「これをハルオにもらった時が一番嬉しかった」と本人の前で意思表示するとは…
どんだけラブラブなんですか!?相思相愛ってレベルじゃねーぞ!なんなんだこの甘酸っぱい展開は…
そしてハルオもまた、大野さんのそんな好意を目の当たりにして、恋の炎がみるみる燃え上がっていくことに…

ドォン…ドドォン…

「…なんでも印象的に見えるよ…お前と一緒にいると…」

「…」

「こ…今度2人で来ようぜ…ここ…」

「(こくり)」

甘酸っぺえええーー!!あ、甘酸っぺええええええええ!!
電車の窓からどこかの花火大会の様子が目に入ってくる中、「なんでも印象的に見えるよ…お前と一緒にいると…」
殺し文句を発して、今度はこの花火大会にデートに来ようと約束する2人。ああもうケツがかゆくなる!(えー

なんやこの純愛っぷりは!もはや完全にラブラブカップル誕生って展開じゃねーか!
いよいよもうお互いの好意を確かめあったし、2人は恋人同士になってめでたしめでたしって感じですねー

もう2人を邪魔するものは何もないしね。業田先生とも和解して、ハルオと大野さんが一緒に遊ぶことを許可してくれたし
真、じいや、ハルオの母ちゃんは、みんなハルオと大野さんの仲を全力で応援してくれてるし
日高さんはまだハルオのこと諦めてないけど、あの告白三本勝負でハルオに負けちゃったし、
それにハルオと大野さんが相思相愛すぎて、その間に割って入るのはムリだろうなって雰囲気もありますしね

そう、2人の前にもう障害は何もない。今後は恋人となって仲良くゲームを続けていくでしょう。めでたしめでたし。
と、そんな風に話を畳んで終了かなと、そう思っていたわけですが
ちょうどこの先で、アレが起こってしまったわけです。
そう、アレがね…ハイスコアガール事件がね…ちょうどこの話が終わった後に例の騒動が勃発し
この続きについてはずっと読めない状況が続いていたわけなんですよね…

そう、もはや作品の中では、2人の前にハードルなど何もない状態になっていたわけですが、
作品の外からとんでもないハードルが現れたっていう展開だったわけで…(えー
そういう意味ではほんとに波瀾万丈でしたね…あれだけ結ばれる寸前まできていながら
あそこまでの壁が立ちはだかるとは思ってもいませんでしたよ

そしていよいよ、そんな最大のハードルを乗り越えた新展開が、7月発売のビッグガンガンに載るということです
果たしてこの続きはどうなるんでしょうね、正直言って俺としてはあと1〜2話で終わる内容だと思うんですが
あれだけ「ハイスコアガール連載再開!」と銘打った以上、
1話や2話で終わるのはちょっと…って気もするし、難しいところですね。

いっそのことウメハラとかヌキとか実在のゲーマーが出てきてくれたら面白いんだけど。
あれですよ、ハルオと大野さんがキャッキャして遊ぶ平和なゲーセンの中で
そんな平和なムーミン谷に悪魔がやってきた的な…(えー 

 
 

そう、こんな風にクソ殺伐とした血で血を洗うゲーセンの死闘が描かれるというね…
やべえな自分で言ってて雰囲気違いすぎるわ…果たして7月にどうなってしまうのか、次回に続く!






トップに戻る