・アイカツと肩を並べる程面白いとおっしゃるモンスーノ是非レビューしてください、簡潔でいいので。
 大志さんのレビューは無条件にマンセーとかまともな理由のないアンチ意見がなくて説得力があるので、
 読んでて「なるほど」と思えて楽しいです。

・大志さんもモンスーノを見ていたとは・・・モンスーノは輸入アニメなんでギャグとかセリフ発想が日本人が考えられない方向で
 そこが面白いですよね。アッシュの「人間の言葉で頼む」とか,とくにアッシュ登場回が展開が速くて唖然となりましたよwww 
 毎週楽しみに見てます! by 七誌

・大志さん!傲慢かもしれませんがモンスーノ感想が見たいです!

よし(チャキ)
モンスーノの面白さはヤバすぎますねあれはね、あれほどフリーダムすぎて爆笑してしまうアニメもそうそうないというか
さっき「ザナークが出てきてからイナズマが面白い」と書きましたが、やっぱそういう
予想もつかないフリーダムな連中のハチャメチャ展開ってのが俺にはすごく合ってるのかもしれない
そういう意味ではモンスーノは最強ですからね…もう半端ない連中ですからね…
とりあえずちょびちょびとまとめ感想を書き溜めていたので、明日にでも何話分かまとめた奴を載せたいと思います

■獣旋バトル モンスーノまとめ感想

やあ役立たずの君たち!トイレはどこかな?(えー
というわけでいよいよ書こうと思いますモンスーノ感想を。この間「アイカツと並んで今期最高のアニメ」と書きましたが
ネタ成分とトチ狂った面白さにかけては他の追随を許さないアニメであり
普通こんなアニメ作ろうと思っても作れないというか、どうやったらこんな作品が作れるのかわからないという
奇跡の産物のような内容となっております。モンスーノは俺達の理解できるレベルを遥かに超えているんだ…

それではまず人物紹介からしていきたいと思います。まだ最新話まで見てないので情報が古いかもしれませんが…
スーノ博士

主人公チェイスの父親で、世の中を一変させる新種のモンスター達を発見した研究者。
しかしそのモンスターに「自分の名前つけちゃおっかなー」という誘惑にかられてしまい、
「傲慢かもしれない」という葛藤をしつつもとうとう「モンスター+スーノでモンスーノ」という
自分の名前をつけずにはいられなかった傲慢な人物。一言で言えば傲慢。(えー

また逃亡の達人であり、モンスーノを狙う様々な悪の組織に追われまくっているが
そういった連中に捕まることなくひたすら逃げおおせている。
息子のチェイスに会いたいと思っているが、逃亡しなければならない身のためなかなか会えずにいる。


モン・ファイブ
チーム・コアテック

主人公チェイスの率いる5人の仲間で、その目的はチェイスの親父を探すことである。その行動力は並大抵ではなく
親父を探すためなら地の果てまでも走破してすべてを破壊しつくすほどである。(えー
様々な組織と戦うことになるが、その暴れっぷりはすさまじく
秘密基地だろうが巨大戦艦だろうが毎回のようにメッタクソに破壊する恐ろしい奴らである


チェイス・スーノ

物語の主人公。第1話の冒頭からいきなりジャングルの奥地で「どこだー親父ー」と親父を探しているシーンで始まるので
普段どういう生活をしてるのかまったくの謎。
なんで当たり前のように少年が普段着でジャングルの奥地をウロウロしている場面で始まるんだこのアニメは…
しかし、モンスーノにはよくあることなので深く考えてはいけない(えー



1話からずっと親父を探して各地を旅しており、ジャングル、砂漠、雪山、森林、海、古代遺跡、大都会、その他もろもろ
色々な場所を探しては成り行きですべてを破壊しペンペン草ひとつ残さない男。(えー
それだけあらゆる場所で親父を探しているが、親父が逃亡の達人なのでなかなか会うチャンスがない。

とにかく行動力のありすぎる男であり、敵の基地や航空母艦を見つけると
「親父がいるかもしれない」と潜入したくなる困った癖がある。
そして潜入して敵に見つかってモンスーノバトルになって内部をメチャクチャに破壊して
最後には基地をまるごと吹っ飛ばして帰ってくるのがモンスーノのお約束である。



やることはいつもメチャクチャだが馬鹿キャラではなく、むしろ頭は切れる方で機転が利くタイプ。
なので敵を罠にハメたり一杯食わせるようなシーンも多い。敵にとってはテロリストより恐ろしいに違いない(えー


ブレン

チェイスの昔からの親友で、第1話から一緒にジャングルをウロウロしており
そのまま親父探しの旅に同行する。頭のいいメガネ君だが他のメンバーに比べて臆病な性格。ゴーカイジャーで言うならハカセ。
そしてチェイスたち5人のチームにやたらモン・ファイブという名前をつけたがる変態。(えー
スキあらばチーム名をモン・ファイブにしようとする油断ならない男であり、ネーミングを自重できないという意味では傲慢かもしれない。
しかしそうかと思えば、「モン・ファイブなんてダサダサのダサだよね、全然クールじゃない」
いきなり謎の正論を言い出すなどその精神構造は理解不能の一言。(えー  ブレンにとってモン・ファイブとは一体なんなのか…


ビッキー

チェイスやブレンと一緒に第1話からジャングルをウロウロしていた女の子。チェイス達とは付き合いの長い仲良し3人組らしい
このアニメにおいて、ビッキーの他に出てくる女性キャラが
おばさん2人とバアさん1人しかいないという深刻な女性不足の中で、非常に貴重な唯一の若い子。
しかしソバカスキャラであり、作画の質によって毎回かなり顔の印象が変わる。
ソバカスのほとんどないツヤツヤ肌になることもあれば、ソバカスのありすぎる荒れた肌になったりと
回によって印象が全然違うのでどれが本物のビッキーなのか誰にも分からない(えー

ただし声優はキュアサニーで声は無駄に可愛い。どう考えてもキュアサニーの時より数段可愛くなっているくらいに可愛い。
キュアサニーの時は若干しゃがれてるような喋り方だったが、ビッキーの声は透き通っているような綺麗な声である
田野アサミは何を考えてビッキーの方を可愛くしたのか誰か聞いてください(えー



また、ブレン、ノア、アッシュという3人もの男とフラグが立っているが、
脚本家の気分によって誰をひいきにするかコロコロ変わるという傾向があるので
回によっては「ブレンみたいな根暗よりノアの方がミステリアスで素敵!」と言ったり
別の回では「ノアみたいな世間知らずよりアッシュの方がワイルドで素敵!」と言ったり
別の回では「アッシュみたいなチンピラよりブレンの方が優しくて素敵!」とか言ったりする
まったく掴みどころのないフリーダムな性格をしている。しかしモンスーノにはよくあることである(えー


ノア

クソ寒い雪山で山ごもりしているところでチェイス達と出会った、4人目の仲間。
こう見えても僧侶であり、カツ・コバヤシぐらいのニュータイプ能力を持つ。(えー
そのために日常会話の最中にいきなり謎の電波をキャッチして騒ぎ出すこともあるので、油断ならない奴。
特に座禅をすると未来の映像がハッキリ見えるらしく、「ビジョン」と本人は呼んでいる。

長年の山暮らしのせいであまり常識を知らず、ピントのぼけた発言をすることが多い。
とはいえ他のメンバー達も、ノアですらついて行けないほど常識のないイカレっぷり
見せることが多々あるので、むしろノアの方が「どういうことなの・・・」と振り回される可哀想なやつである。


アッシュ

その辺の店でラーメンを食っていたらしょうゆラーメンをぶっかけられて仲間になったチンピラ。(えー
見た目も中身も軽いチンピラであり、それをよく思っていないブレンやビッキーからは
「なんであんなの仲間にしたんだよもー」「おい、聞こえてるぞ」「うん知ってる」
いつも言いたい放題言われている。特にアッシュはビッキーのことを「プリンセス」と茶化して呼ぶために、
いつもビッキーからはゴミを見るような目で睨まれている。最高だぜプリンセス(えー

さらに悪いことに、仲間になってすぐの時期に
「ちょっと作戦で裏切り者のフリしてくれよ」
というチェイスの口車に「よしきた」と乗ってしまい、ノリノリで裏切り者を演じたら
「この最低最悪の裏切り者!あんたなんて大嫌い!大嫌いよォッ!!」
作戦のことを知らなかったブレンやビッキーからメッタクソのボロクソに罵倒されてしまった。完全にアッシュ涙目である



しかし毎度のように罵倒されているが、アッシュ自身は怒ることはめったになく「おいおいちょっと待ってくれよ」
いつも平和的に話そうとするあたり、割といい奴なのかもしれない。


STORM

モンスーノを軍事利用して世界を我が物にしようとする悪の軍隊。そのためにスーノ博士の行方を追っている。
しかし司令官のシャルルマーニュ以外はあんまり大したことない奴らの集まりであり、
無駄に軍隊の規模がでかいことが災いして、毎度のようにどーんとでかい基地や機動要塞が登場しては
チェイス達にさんざん壊されまくって被害甚大すぎて涙目になるという、ある意味一番かわいそうな人たち。

シャルルマーニュ

女だてらにSTORMを率いる司令官。「キングブレイド」という非常に強力なモンスーノを持っており、
チェイス達との初対戦ではコアテック全員のモンスーノ相手に、キングブレイド1体だけで全員まとめて叩きのめすという
圧倒的な力を見せ付けた。しかしその戦いにおいて、「モンスーノじゃ勝てない」と悟ったチェイス達により
「こうなったらシャルルマーニュを轢き逃げするしかねぇ!!」
トレーラーでの轢き逃げアタック
を食らい、まさかの外道戦法であえなく敗北を喫した。



ただ、それでも怪我はせずに済んだのか、その後も何度となく出てくるが、
キングブレイドの強さ補正がだんだん切れてきてるので、出てくるたびに苦戦するようになってしまったかわいそうな人。


ジョン・エース

悪の軍隊のSTORMに所属してはいるが、STORMの汚いやり方に疑問を感じており
なにかとチェイス達の世話を焼いてくれる親切な軍人。一言で言うなら、
Zガンダムのエマ中尉をオッサンにしたらこうなったという感じの人。(えー

チェイス達と行動を共にすることも多いが、
チェイス達がモンスーノのことを「絆で俺たちと繋がってる相棒」と信じているのに対して、
「モンスーノとの絆は妄想にすぎない。モンスーノはあくまでも危険な存在」というシビアな考え方を持っている。



第13話では、その結果チェイス達と口論になってしまい
「モンスーノは危険な存在だといっとるだろうがー!」爆発物のすぐ近くでスタンガンをブンブン振り回し
「しまった!安全装置が!」爆発物の安全装置をうっかり破壊し
「手動でシャットダウンするしかない」と言いつつ爆発物を素手でわしづかみにして
チェイス達の脱出時間を稼ぐという、突っ込みどころ満載の行動を見せた。果てしないほどドジっ子のオッサンである


エクリプス

やはりモンスーノの悪用を狙っている、マッドな博士が作った私設組織。
STORMほどの規模はないが、変わりに曲者や凄腕のスピンバトラーが集っているような印象。

クリプス博士

エクリプスを組織したハゲの博士。特徴はハゲてることとハゲてること、そしてハゲてること(えー
以前はスーノ博士と一緒にモンスーノの研究をしていたようだが、自分の野望のために別の道を進むことになった。
ロックマンで言うならライト博士ドクターワイリーの関係であり、
レッツ&ゴーで言うなら土屋博士大神博士の関係である。(えー



ダークスピン

日ごろからビルの壁を素手でよじよじ昇り降りしたり、ムササビのように飛んで遊んでいる変態集団。(えー
金さえもらえればどんな汚い仕事でもこなす連中であり、
そのためSTORMやエクリプスの両方から依頼を受けてチェイス達と戦っている。


メディーア様

ダークスピンを率いる女首領。変態集団を率いるだけあって本人も筋金入りの変態であり
年甲斐もなくチェイスにベタ惚れしている。そのためチェイスと出会うたびに
「あぁーん♪あぁーん♪」と喘ぎ声をあげながら襲ってくるという淫乱であり
この顔で喘ぎながら迫ってくるというのは恐怖以外の何ものでもない。ある意味一番恐ろしい敵である



キャラクターについては大体こんなところですが…いかん、今日の更新できる時間がなくなってしまった
ストーリーとかについては明日にでも語りたいと思います。俺のモンスーノエナジーが高まりすぎたばっかりに…(えー


■獣旋バトル モンスーノまとめ感想 その2
 

ではこの間の続きから書いていきたいと思います。
話の内容的にモンスーノの見どころというと、大きく分けて3つほどありますね
1.突拍子のなさすぎる冒頭シーン
2.チェイス達の破壊活動
3.アメリカ作品ならではの迷セリフ
だいたいこんなところでしょうか、まず1なんですがモンスーノは毎回の冒頭が
ものっそい脈絡のないシーンで始まります
「え!?なにこれ、前回見逃したか!?」と思わず確認してしまうような感じで、
なんで前回のラストからこうなるんだよwwwと突っ込まずにはいられないというか
すべての回の冒頭が出オチとなっております(えー

そして2なんですがチェイス達はとにかくあらゆるものをブッ壊します
ひとたびモンスーノバトルが始まれば、それはもういかに周囲にあるものをメチャクチャに壊しながら戦うかという世界であり
普通の日本のアニメだったら「なるべく被害は減らそう」とか「戦えるところへ場所を移そう」とか
言い出すと思いますがチェイス達にそんな常識は通用しません(えー
いつでもどこでも豪快に戦いひたすら全てを壊して親父を探し続ける男たち。それがモンスーノの基本であります

あと、破壊活動にしても細かく分けると2通りある気がしますね。
1つはモンスーノ同士が戦いながら、まきぞえで周囲のものを壊しまくるパターン。
もう1つは基地の中に爆弾とかが仕掛けられて、基地がまるごとこっぱみじんに吹っ飛ぶパターン。
どっちにしろとにかく派手に何かが壊れるので見てて笑ってしまいますねぇ

それとアメリカ作品ならではの迷セリフ。日本人では思いつかないようなセリフ回しやジョークで溢れているので
日本の深夜アニメとかマンネリで飽きてきたなーと思ってる俺のような人間からすると
新鮮なセリフばかりで聞くのが楽しいです

そんなわけで、10話あたりまでの見どころについて簡単にまとめてみました

話数

脈絡のない冒頭

モンスーノバトルの
まぎぞえで破壊

大規模爆破

迷セリフ

1話 なぜかジャングルを駆け抜けつつ
断崖絶壁で「親父!!」
親父の研究所を破壊 親父の研究所
(ガス漏れ)
スーノ博士
「傲慢かもしれないが
 自分の名前を用いずにはいられなかった」
2話 なぜか親父の研究所の中
(前話ラスト:親父の研究所を爆破して
 遥か遠方へ旅立ったシーン)
STORM基地を破壊 親父の研究所
(時限爆弾)
ブレン
「車体がですねボロボロのパーになっちゃって
 それでですね色々とパーになっちゃって」
3話 なぜかドブ川の中を徒歩で爆走中
(前話ラスト:移動用の車をゲットして
 にこやかに走り出したシーン)
電車の駅とビルを破壊 なし ビッキー
「そんな得体の知れないもの食べて
 お腹壊しても知らないからね」
(ホットドッグを見ながら)
4話 なぜか筋肉ムキムキの男たちが
ビルの壁を素手でクライミング中
町の倉庫を破壊 なし ダークスピンの人
「お、お願いします…
 このままじゃ俺の腕が絶体絶命…」
5話 なぜか厳しい雪山の中で修行中の
ハゲたオッサンが念仏を唱え中
図書館を破壊 雪山
(ダイナマイト)
ベクター卿
「私のモンスーノはおみゃーらのより
 どえりゃーパワフルで速いでいかんわ!」
6話 なぜか敵の大軍団から
総攻撃を受けてる最中
雪山をまるごと破壊 STORM野営地 ビッキー
「スキあり!ムチの女王様!」
シャルルマーニュ
「えっ!?きゃああああああ!!」
(シャルルマーニュ轢き逃げ撃破)
7話 なぜか切り立った崖の上を
路線バスで爆走中
ラーメン屋を破壊
さらにラーメン屋を破壊
町ひとつまるごと破壊
なし チェイス
「俺は楽しくお茶を飲みに来たんじゃない!
 それより親父の…待ったそれクッキー?
 わーお!失礼(バクバク)
 ところで親父の居場所はどこだ?」
8話 なぜか岩山の中で
手持ち式ミサイルを発射中
1万3千年前の貴重な
古代遺跡を破壊
なし ノア
「ねえ君、争いは何も生まないよ、
 話し合うことが解決の近道なんだ」
敵の兵士
「はあ?」
(次の瞬間モンスーノで襲うチェイス達)
9話 なぜか海のド真ん中で
漁師のオッサンが熱唱中
母艦の甲板を破壊 STORM
航空母艦撃沈
アッシュ
「おいおいおい!ハリケーンのど真ん中に
 行くって!お前らおかしいぞ!?」
ブレン
「おかしいのはチェイス」
10話 なぜかアッシュ1人だけで
敵モンスーノと鬼ゴッコ中
STORMの
ハリボテ街を破壊
なし シャルルマーニュ
「なんてこと!なんという体たらくだ!少佐!」
大佐
「わ、わたしは大佐です」
シャルルマーニュ
「いいや。降格だ」
少佐
「(がーん)」
11話 なぜか正体不明の
殺人ロボット集団と戦闘中
なし STORM
戦闘機撃墜
ノア
「なんて美しいんだ…それに強い…」
(明らかにキモいモンスーノを見ながら)
12話 なぜかSTORMの戦闘機を強奪中 数千年前の貴重な
古代寺院を破壊
STORM
空軍基地爆破
ブレン&アッシュ
「それってなんだい?」
「これはな、OKNさ」
「OKN?」
「O(お前には)K(関係)N(ない)」
「えっそれ流行ってんの!?」

こんなところでしょうか。冒頭シーンについては個人的に印象深いのは3話の冒頭ですかね
まず2話のラストから行って、「こんなところに車があったわよー!」とチェイス達が移動用の車をゲットしてやったーバンザイという
場面で終わるわけですが、次の3話が始まってみるともうこんな車はどっかに消えてます(えー
おいこの車なんのためにゲットしたんだよ!と突っ込まずにはいられません、まさか1話ともたずに消え去っているとは…

あと場所の移動がとんでもなくダイナミックなんですよね、
1〜2話はジャングル、3〜4話は大都会、5〜6話は雪山、7〜8話は荒野、そして9話は海
気がつけばまったく違う場所をウロウロしてるのがモンスーノ
一体どういう移動の仕方してんだよ!これについては冒頭でいきなり前回とまったく関係ない場所をウロウロしているのが
モンスーノの常識なので、もはやすべてを受け入れてモンスーノエナジーに身をまかせるしかありません(えー

個別回のエピソードで思い出深いものといえば、やっぱり一番に思い浮かぶのは第7話ですよね
これはカオスと名高いモンスーノの中でも最強にイカれた回と有名であり、俺も見ていて笑い転げてしまいました

↓第7話のチェイス達↓

↓第6話のチェイス達↓

そんな7話の冒頭シーンがこれ、話が始まった途端になんでこんなとこ走ってんだという危険極まりない路線バス
場面で始まります。わずか数センチでもバスの運転をミスれば乗客全員あの世行きという危険ながけっぷちロード、
しかもそんな道をなぜか無駄に猛スピードで爆走する運転手という最高に意味不明な冒頭であります

ついでに言うなら前回の話までチェイス達は雪山にいたんですが、今回になっていきなりこんな荒野のシーンというワープっぷり
それと雪山に行ったのも「図書館に行きたかった」という理由でしたね。
そう、図書館に行きたいから雪山に登る。図書館に行きたいから雪山に…うん…うん
いかん、自分で喋ってて頭痛くなってきた…(えー

「(ぐぅ〜)うーんそれにしても腹ペコだな…おっ?やったぁラッキー!すいませーん!」

「水と食事にありつけそう〜!」

そんなチェイス達がたどり着いたのは、いかにもウエスタンな雰囲気の町。
腹を空かしながらウロウロしていると、ちょうどバーか何かのような店を発見します。これはあれですな…普通の展開だったら
「とりあえずミルクをもらおうかな」「HAHAHA!聞いたかミルクだってよ、よそへ行きな坊や」とか言われる場面ですが
モンスーノではどうなるかというと…

「はい4人様いらっしゃい、ご注文は?」



「とんこつラーメンひとつ!」

「僕はチャーシュー抜き」

「私はミソね!」
「僕はしょうゆラーメ…「はいしょうゆ一丁あがり(しゅっ)」

「え、も、もう!?」

なんとバーかと思えばラーメン屋!なんでこんなところにラーメン屋!?という突っ込みを入れる暇もなく
なぜかしょうゆラーメンだけ出来上がるのがアホほど早いという謎っぷり、
しかも勢いよくカウンターの上をズシャーと滑らせてくるスタイリッシュ配膳という、もう一体どこから突っ込んだらいいんだ!



「とっとっ、あわーっ!?」

バッシャアアアアン!!

「ああっ!?ご、ごめんなさい!ピュピュンのピュッと飛んできちゃって…」

「ハッ…今回だけは見逃してやるよおのぼりさん。
 今のうちにとっととここから出て行きな」

「ちょっと!誰がおのぼりさんだって!?」

「ちょ、ちょっとお客さんやめてね、ケンカは駄目よ」

「この町で長生きしたかったら、負けるケンカは売らないほうがいいぜ?」

「あなた自分に相当自信があるのねぇ」

「プリンセス、この町には2通りの生き方しかない。 やるかやられるかだ」

「プリンセスぅ!?バカにして!!」

そんなしょうゆラーメンをぶっかけられて、「やってくれたなおのぼりさん」と睨みをきかせてきたチンピラが1人。
そう、こいつこそ運命によって導かれし5人目の仲間・アッシュなのであります
まさかしょうゆラーメンぶっかけたチンピラが伝説の仲間だとは…(えー



「ロック!スピン・ゴーッ!!」

「エアスイッチ!スピン・ゴーッ!!」

しかしここでは険悪な雰囲気をどうにもできないまま、表に出たチェイスとアッシュがモンスーノバトルを始めてしまいます
ただまあ店の外に出ただけ今日のチェイスは良心的って感じでしょうか(えー
普段だったらいつでもどこでも速攻でモンスーノ呼び出してすべてを破壊しまくるんで…



ドガアアアンバゴオオオン!!ボッゴオオオオン!!

って言ってるそばからァーー!!な、何をしとるかあああーー!!
なんてひどい戦いっぷり!この町をかたっぱしからぶっ壊しながらのハチャメチャすぎるバトルであります
この町をすべて廃墟にするつもりか!毎度のことながらなんて自重を知らない奴なんだ…



ドゴワッシャアアアン!!

「あーっ!?ラーメン屋が!お勘定まだ払ってないよ…」

そんなことよりあいつ結構強い。なかなかやるわね」

そしてラーメン屋もグシャグシャに破壊しながらこの言いよう。ちょっとは気にしろよ!
ラーメン屋そんな軽くスルーすんなや!もはや一般市民にとって悪魔のような存在だなチェイス達は…(えー

 

ズラズラズラ ズラズラズラ

「はっ…ね、ねえ、やばいよ、僕たちって騒ぎを引き寄せる名人なのかも…」

「ああ…ほんと、大人しくしててもトラブルの方からやってくるな…
 とりあえず…さっさと逃げるぞーっ!!」

そしてこの反省のなさである チェイス貴様というやつはー!!
あまりの壊しっぷりにとうとうキレてぞろぞろやってきた市民たちですが、
「大人しい俺を一方的に襲ってくるなんて酷い奴らだな!」まるっきりズレたことを言い出す始末!
どーゆー思考回路だよ!まったくとんでもない男です、ともかく一目散に逃げ出して町から飛び出していったチェイス達ですが…

「ぜえはあ、ぜえはあ…なあブレン、クリプス博士が指定したのは本当にこの場所なのか?」

「はあひい…うん、招待状によると、ピッタリこの場所に午後3時27分なんだけど…」

その後チェイス達がやってきたのは、招待状をもらったというクリプス博士との待ち合わせ場所でした
この時点ではまだ、チェイス達はクリプス博士が悪党だってことを知らないみたいですね。
「やあ!私はスーノ博士の同僚でSTORMとも戦ってるんだ、仲間にしてくんない?」という
内容の招待状だったようで…まあ嘘は言ってないですが…
それにしても、待ち合わせ場所と言っていながら周囲にはまったく何もないですね

「うーん、でもさ…どう見ても何もないじゃ…」

「(バカッ)あっ」

ゴウンゴウンゴウンゴウン
「はっ!?クリプス博士!!」

ってなんじゃそりゃーーーー!!
な、な、なんっ…なんじゃそりゃああああああーーー!!どういう展開だよこれ!
突然地面にストーンと落ちて地下通路をギューンと進んで「クリプス博士!」って!イ、イミフすぎる、予想外すぎる…

「ふっふっふっチェイス・スーノ、お茶はいかがかな?」

「俺は楽しくお茶を飲みに来たんじゃない!それより親父の居場所を!
 …待った、それクッキー?」

「そうだ」

「わーお!(バクバク)失礼。んぐもぐ、んぐんぐ、むぐあぐ…
 ところで親父の居場所は?」

クッキーに夢中になってんじゃねーよ!(えー
チェイスお前ー!最初はクリプス博士を警戒して、親父の居場所だけを聞き出そうとしていましたが
クッキーに目がくらんで親父より食うのを優先し始める始末。 なんてあわれな親父…

「私自身もジェレディ(スーノ博士)を見つけたいのだが、まだ明確な位置は
 掴めていないのだ…だが彼なら知っている、アッシュという役立たずのゴロツキだ。
 こいつを見つければジェレディの居場所が分かる」

「えっ?偶然だな…こいつならどこにいるか知ってるぜ」

そんな中クリプス博士が言い出したのは、あのアッシュを問い詰めればスーノ博士の居場所が分かるという情報でした。
それを聞いて、すぐさまあの町へもう一度向かうことにしたチェイス…
それにしても重要な情報を握ってるのに「役立たずのゴロツキ」とかひでぇ言われようだなアッシュ…

コポコポコポ チュイーンチュイーン

「本気であの少年と手を組むおつもりなのですか、博士?」

お、おいじいさんあんた何やってんだ!チェイスが戻っていった一方で、地下の基地でのんびりしていたクリプス博士ですが、
そこに執事のじいさんがドリルで混ぜた紅茶を持ってきました  ドリルで混ぜんなやー!!

「クク…何を愚かな。ジェレディ・スーノを見つけ出すまでのことだ…
 用済みとなれば、すぐにでも捻り潰してやる…!」

バキイッ!!

「クククククッ…」

ってああ!?こ、紅茶が!せっかく執事のじいさんがドリルで混ぜた紅茶を、
まだ一口も飲んでないのに粉砕してしまったクリプス博士!「チェイスなんて利用して潰してやんよ」という悪党なのは分かりますが
そんなクリプス博士でもやっぱりドリルで淹れた紅茶は飲みたくなかったか…(えー



「ケッケッケッケッケッ…」

「クックックックックッ…」
「ケッケッケッケッ…ケッケッケッケッケッ…」

そして不敵に笑い続ける2人ですが、これ執事のじーさんせっかくの紅茶割られてキレてんじゃないか?(えー
「ケッケッケッケッ…(一口も飲まねーのかよこのハゲが…)」って感じに見えるというか
まったくドリルで混ぜるわ飲まずに割るわ根に持って切れるわでとんでもねー奴らだな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「アッシュ!親父がどこにいるか教えろ!」

「なんだまたお前達か…」

「(ぬっ)ぜひ私にも教えてほしい」

「なっ…!クリプス!?最低の虫ケラめッ!!
 こんな奴と手を組んだのかチェイス・スーノ!最低だぜ!!」

そしてもう1度アッシュに会いにラーメン屋へ向かったチェイス達ですが…
クリプス博士の顔を見た途端、激しい嫌悪感をあらわにするアッシュ!この博士…どうやら相当悪どいことしてるみたいですね
それにしても「クリプス?最低の虫ケラだな」「アッシュ?役立たずのゴロツキだな」って
こいつらお互いのことケチョンケチョンに言いすぎだろ(えー

「ロック!スピン・ゴーッ!!」

「エアスイッチ!スピン・ゴーッ!!」

ドガアアアンバゴオオオン!!ボッゴオオオオン!!

「ま、またかよ!いい加減にしてくれーっ!!」

そして再びラーメン屋はメッタクソに壊されてしまうのでした  ラ、ラーメン屋ー!!
しかもさっき戦った時は一応店の外に出てからスピンゴーしてましたが、
今度は店の中にいるのに即スピンゴーして大暴れであります
あ、あかん、これもうラーメン屋再起不能や!さっき壊されたところを応急処置して健気にも営業してたというのに、
今度の戦闘で完全にトドメを刺されたな…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン


とまあ、だいぶ長くなってしまいましたがモンスーノの雰囲気としてはこんな感じです。
それとこの7話ではビッキーのソバカスがかなり濃い目の作画でしたね。せっかくなんで他の話と比較してみました

第1話のビッキー(ソバカスなし)

第2話のビッキー(ソバカス薄め)

第7話のビッキー(ソバカス濃いめ)

第10話のビッキー(ソバカスなし)

こんな感じですねぇ。うーんこうしてみるとツルツルお肌って大事だね…スキンケア重要だね…(えー
第10話のビッキーなんかはすごく俺好みなんだけどなぁ。ずっとこのままでいてくれたらいいのに

ちなみに10話に関しても俺の中じゃかなり評価の高い話でしたねえ
簡単に要点だけを話すと、チェイス達が旅の途中で立ち寄った町をウロウロしていると

「はぁはぁはぁ…!チェ、チェイス、みんなぁぁぁーーっ!!」

「ん…?ブレン?」

「こ、この町は、この町は…!わ、罠だぁぁーーっ!!」

ばたーんばたーんばたーん!!

「フォーメーションブラボーだ!いけいけいけーい!!」

なんと町の建物は全部ハリボテ!なんだコレー!!
町かと思っていた建物は全部ハリボテであり、その背後に隠れていたSTORM達が一斉に襲い掛かってきたという…
しかも建物の後ろだけでなく地面の下からもぞろぞろと!お前らは忍者か!?まったくムチャクチャな連中です

とまあ、モンスーノのまとめ感想としてはこんな感じです。大体の雰囲気はつかめてもらえたでしょうか?
とにかく何もかもが予想外、次の瞬間には何が起こるか分からないビックリ箱のようなアニメ。
そういうところが俺としてはとても気に入っております、余裕があったら13話以降の個別回も色々とレビューしてみようかな


・なんて面白いんだ…それに脈絡がない…傲慢かもしれないがモンスーノは最高だぜプリンセス!
 彼らの会話のセンスは言葉では説明できないパワーがあって面白いですよね。

・久しぶりのコメントですがよろしくお願いします。モンスーノ読ませていただきましたが、これは腹筋が死んでしまいますよ!(笑)
 大志さんの感想のおかげで、より一層面白さが増しました。大志さんの解説との相性が抜群すぎます。 by KEI

・大志さんがモンスーノの感想を書いてくれる日が来るなんて!ありがとうございます〜最高だぜプリンセス!
 モンスーノは、なぜか必ず前話の最後に居た場所と違う場所から話が始まるわ
 ばりばりの方言でしゃべる敵キャラがたまに出たり、
 具体的にどういう効果があるのか謎な補助アイテムが突然使われたりとか、ネタに事欠かないアニメですよね〜(#^.^#)

・モンスーノ観た事無かったけど なにこの・・・キャラ紹介だけでゲップが出る感じ(ぇー
 これがモンスーノエナジーってヤツなのか by コトハ

・モンスーノのまとめ1みて あ・・?あ・・?となって今回のレビューが予想以上に意味不明で腹痛いです

・モンスーノ面白いですよね 個人的にブレンの鈴木千尋声とあのセリフ回しがかなりツボだったので注目し始めました

・モンスーノの感想ですごくモンスーノが気になりました!大志さんの感想はその作品のいいところをすごく丁寧に
 つ説明してくれるのでいつい見たくなっちゃいます。ところでモンスーノがはちゃめちゃな展開ですが、
 そんな感じの作品としてふと思いついたのがカブトボーグなのですが、カブトボーグはお好きですか?

・モンスーノめちゃくちゃ面白そうですね!感想だけで爆笑したアニメはカブトボーグ以来ですw

モンスーノ感想が好評だったようで何よりです、俺もあれは相当気合入れて書きましたからね
ハチャメチャな展開が売りのアニメと言うことで、カブトボーグを連想した人も多いみたいですが
俺はどちらかというとアムドライバーとグランセイザーを足して2をかけたみたいに思ってるかな?

カブトボーグは「毎回が最終回」というテーマの下でスタッフが完全に狙って作った作品ですが、
モンスーノは狙ってやってるのかどうかすら分からない天然系カオス作品ですからね、
そういう系統ではアムドライバーとグランセイザーが思い出深いというわけです

アムドラもムチャクチャな展開をやるたびににアムエネルギーに満ちた展開とファンの間で言われてましたが、
モンスーノも同じようにモンスーノエナジーに満ちた展開と言われてるので、かなりシンパシーを感じてますね

あとはグランセイザーも、主役の1人が「一般人を巻き込むような無様な戦いはしない」と言いながら巨大ロボに乗り込むんですけど
次の瞬間「しまった」とダム破壊して一般人大迷惑というような展開がありまして…
これはあれですね、ジョン・エースが「モンスーノエナジーは危険だと言っとるだろうがー!」とスタンガンぶんぶん振り回して
次の瞬間「しまった」と安全装置ぶっ壊して基地まるごと大爆発したシーンを思い出しますね
こういう作品内のキャラもスタッフもすごい天然っぽいアニメってかなり私の好みです。遊戯王5Dsとかもそんな感じだったかもなー



■獣旋バトル モンスーノ 第13話「影」
 

「俺の名前はキャプテン・スピン!
 モンスーノを扱う特殊部隊・スピンバトラーのリーダーだ!」

「私の名前はDr.コア。モンスーノ研究所で、
 獣旋バトルの研究を行っている若き天才科学者だ」


誰だよお前ら!!(えー  今回のモンスーノですが、いきなり冒頭から意味不明なシーンで始まりました
モンスーノの冒頭と言えば、突拍子のない展開になるのがお決まりですが
まさか実写でこんな謎の連中が出てくるとは。色々と予想外すぎる…
特にDr.コアの方は「私は若いのだ」「天才なのだ」とか自分で言ってるあたりまったく信用できません(えー

「強力なモンスーノエナジーを探知したので調査に来たんだが…
 今日はモンスーノ1時間スペシャルをやってるというじゃないか?」

「ああドクター、今日はアニメを一挙2話放送するらしいぞ!
 テレビの前のみんな!激しいモンスーノバトルに吹き飛ばされないように、
 最後までしっかりと俺たちについて来てほしい!!」

と、いうわけで実はこの回は特番のモンスーノ1時間スペシャルが放送された回だったんですよね
そんなわけで鼻息の荒いキャプテン・スピン。「俺たちについて来てほしい!!」と盛り上がっていますが
すいません僕ママに知らない人についてっちゃダメっていつも言われてるんで…(えー

ブオオオンバオオオオン!ドガドゴバッゴオオオン!!

「うひいっ!?エ、エースさん…なんだかどんどん攻撃してくるんですけどおっ…!
 も、もうやられそうなんですけど!?」

「今は逃げるのが先決だ!!」

そしていよいよアニメの方が始まりますが、冒頭はなぜかトレーラーで森の中をを爆走しつつSTORMの攻撃に
晒されている場面で始まります。ト、トレーラー…前回ラストのチェイス達は徒歩でトコトコ移動してたので
トレーラーなんてどこにもなかったんですが
一体どこからかっぱらってきたんだよ!(えー
まああれですかね…この辺はまだモンスーノにはよくあることというか
キャプテン・スピンとDr.コアに比べれば些細なことか…(えー

ドガアアアンバゴオオオン!

「くっ、ロックに片付けてもらおう!」

「いいや危険だ!モンスーノは使うな!」

「軽く交通整理しやるさ。ロック!スピンゴーッ!!」

「チェイス!?モンスーノは使うなと言っただろう!!」

そして「チェイス、モンスーノは使うなよ!絶対使うなよ!」と言ってるそばから
「了解した。スピンゴー!!」とまったく話を聞かないチェイス。俺がガンダムだ(えー
ほんとにフリーダムだなお前は!ロックの方も、出てきてすぐに追っ手のトレーラーをわし掴みにすると、
よいしょーと持ち上げて思いっきりドーン!完全破壊!よ、容赦ねえ…今日もこいつら絶好調すぎる

「ロックのどこが危険だって?今まで何度も命を救ってくれたんだ」

「そんな単純なことではないんだ!」

「うふふ。(ベタベタ)自分のモンスーノがないからって、
 たぶん嫉妬してるんじゃないの?」

「ははは、そうかもな」

そして不用意にモンスーノを使うチェイスに対して、説教をするジョン・エースですが…
それを見ているビッキーはやけにアッシュにベタベタしながら話しております。ああ…これはあれか、
今日のビッキーはアッシュに惚れてる日なんだな…日替わりみてーなもんだからなぁ(えー

「…(じーっ)」

「なぜか女の子って、ああいう強くって無口でミステリアスなタイプに
 胸キュンらしいよ?」

「むぅ…」

そんな一方で、アッシュにベタベタするビッキーを物欲しそうに見つめていたノア。
「こないだは俺をチヤホヤしてたくせにあのアマ…」と思ってるんでしょうか(えー
ビッキーの日替わり尻軽っぷりにも困ったもんです、そしてブレンに「ああいうタイプが好みなんでしょ」と入れ知恵されてしまい…

   

ブロロロロ

「ところでどこに向かってるんだ?」

「ジェレディ(スーノ博士)や、クリプス博士が働いていた鉱山がこの近くにある。
 そこに行けば、ジェレディの居場所が分かるかもしれない」

ビィーッ!ビィーッ!

「うん…!?奇妙なモンスーノエナジーが感知されている…
 見たことがないほどハイレベルだ…!一体どうなっているんだ…?」

そんなわけで、今日も今日とて親父の手がかりを探しに、近くの鉱山を訪れた一同。
しかし鉱山に到着してみれば、異様なほど強力なモンスーノエナジーが鉱山の中から溢れ出ていました
明らかにヤバそうな何かがあると危険を感じたジョン・エースは、一旦ここで二手に分かれることを提案。
ノア、ビッキー、アッシュの3人を鉱山の入り口に残し、チェイスとブレンだけを連れて鉱山の中へ入っていくのでした

「ふむ…強くて無口でミステリアスなタイプ…そういうタイプに女性はキュンキュン…!」

って、そんな危険な状況なのにひたすらビッキーにモテる方法しか考えてなかったノア
時と場合を考えんかー!!まったく自重しないやつめ…ノアが腕組みしてるポーズもこれ、アッシュの真似してやってるんだろうなあ
そこまでモテたいなんて!ビッキーなんてどうせ別の回になればアッシュに興味なくしてるだろうから気にする事ないんですよ!(えー

「ノ、ノア…ちょっと、どうしたの?」

「最高だぜプリンセス(ニマアッ)」

ドクン!!

「はうあ!!うおっ!!うおあああーーーーっ!!」

「えっ!?ど、どうしたの!?」

本当にどうしたんだよオイ!!ノ…ノアお前って奴はー!!
「最高だぜプリンセス」とアホなことを言い出したノアですが、次の瞬間ノアが持つ予知能力が発動!
頭の中に流れ込んできた映像にひたすら悶え苦しむノア…どうやら大真面目なシーンのようですが
ギャグとシリアスをこんなタイミングで混ぜんなや!(えー
まったく予想外すぎるなモンスーノは…こんなアニメ日本だけじゃ絶対作れそうにないぜ

「あぐっ…!うううっ…!う…ぐぁああーーっ!!」

「ノア!?ノア!?」

「はっ!?はぁ…はぁ…ジョ…ジョン・エース…彼を止めないとっ…!
 モンスーノエナジーを破壊しようとしている!(ダダダダッ)」

「ま、待って!どこ行くの!?ビジョンで何を見たの!?」

「説明は後だ!いまは行動するべき時!」

そんなノアが見た未来の映像とは、大爆発でこっぱみじんに吹き飛ぶ鉱山の姿でした
どうもジョン・エースが引き金となり、こんな大惨事が起きてしまうようですが…ノアはそれを止めようとすぐに走り出し、
ビッキーとアッシュはぼーぜんと突っ立ったままその場で置き去りになるのでした。ノア…一言くらい説明してくれても…



《チェイス!チェイス!》

「どうしたビッキー?」

《ジョン・エースは信用できないわ!
 いつも冷静なノアまでなんだかおかしくなっちゃって…!》

ともかく、急いでチェイスに連絡を入れて「ジョン・エースが怪しいせいでノアがおかしくなった」と語るビッキー。
いやまあ…ノアのおかしい言動の半分はビッキーにモテたいのが理由なんですけどね(えー
ただ、そのジョン・エースも鉱山奥の研究室で、とてつもないモンスーノエナジーを放つ隕石のかけらを目にしていました
ノアが言っていた「モンスーノエナジーを破壊しようとしている」とはこのことだったのか…?

「挨拶もせずに立ち寄るとは、ずいぶん失礼な話じゃないか?」

「はっ!?」

「幸い、客人を歓迎する準備はできている…
 ヘルブレイカー!スピン・ゴー!!」

ってそこに最低の虫ケラさんキター!!(えー
なんと、入り口に残っていたビッキー&アッシュの前に最低の虫ケラことクリプス博士が登場!
そういえばこの鉱山は「スーノ博士とクリプス博士が研究をしてた場所」ってジョン・エースが言ってましたな…
スーノ博士の手がかりが掴めるかと思いきや、運悪く最低の虫ケラの方しか出てこなかったということか…



「シャドーホーネット!スピン・ゴー!!」

「チャージャー!スピン・ゴー!!」

「エアスイッチ!スピン・ゴー!!」

ドガアアアンバゴオオオオン!!

「こ、これって絶体絶命のピンチね…!」

「分かりやすい説明ありがとよ…!」

その後は執事、ビッキー、アッシュも続けてモンスーノを出し、2対2のバトルになりますが…
しかしクリプス博士のヘルブレイカーは、並大抵のモンスーノでは歯が立たないほど超強力です
さすがはボスキャラといったところか、ビッキーとアッシュはみるみる追いつめられてしまい…

「じゃじゃーん。悪の野望を打ち砕く正義のヒーロー登場!
 これ以上あんたの好きにはさせないぜ?ロック!スピン・ゴーッ!!」

とその時「じゃじゃーん」とまったく緊張感ない感じでチェイスが援軍に登場!(えー
チェ、チェイスさんこれ一応ボス戦ですから!そこらのザコ戦とは違いますんで!
そこはもうちょっとこう「オレはおこったぞフリーザーッ!!」とか
ボス戦的なセリフを言ってもらわないと:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「邪魔をするなノア!モンスーノエナジーは危険なんだ!」

「そうかも…でもあの隕石を破壊したら、
 もっと危険なことになるとビジョンが教えてくれた!」

「お前のくだらない話に付き合っているヒマはない!(バチバチ)」

一方その頃、ジョン・エースに追いついていたノアは、さっきの隕石の前で言い合いを続けていました
どうやら「モンスーノエナジーの塊なんて危険ですしおすし」と隕石を破壊するつもりだったらしいジョン・エース。
しかし、それをやらせると大爆発でこの鉱山まるごと吹っ飛ぶというのがノアの予知した未来だったわけで…
ですが業を煮やしたジョン・エースはバチバチとスタンガンを取り出してしまいます。や、やばい!

「ふぅん!ふぅん!(ブンブン)」

バチバチバチイッ!

「しまった、安全装置が!」

あーやっちゃったー!!ここでついにお馴染みのシーン、
安全装置をうっかり破壊するジョンエースさんの場面が登場!というか安全装置って隕石の調整マシンのことだったんですね
なので、コントロールを失った隕石のモンスーノエナジーはみるみるうちに大暴走を始めてしまい…

キィンキィンキィンキィン!

「な、なんだ!?何があったんだ!?」

「ほほぉ…これはシャドーエフェクト…!
 さあ、モンスーノの真の力をじっくりと見ようじゃないか!」

そんな隕石からは奇妙なモンスーノエナジーが辺り一帯に放たれ、
その波動を受けたモンスーノ達に全員おかしな影響が!シャドーエフェクト…どうやら持ち主の命令を一切聞かなくなり、
破壊衝動のままに暴れ続けるモンスターと化す現象のようです。そのため、チェイス達自身もロック達から
さんざん狙われるハメになってしまい…

グアオオオオオオオッ!!

「ロ、ロック!?一体なにがあった!?どうしたんだ!?」

「ふうむ興味深い…シャドーエフェクトの効果は、モンスーノのパワーアップだけでは
 ないのだな。スピンバトラーが分からなくなり攻撃的になるようだ」

「…ならば我々のモンスーノにも同じ影響が?」

「えっ」

ギャオオオオオオス!!

って、ア、アホやー!!「ふっふっふこれがシャドーエフェクトなのだ」と高見の見物を決め込んでいた
クリプス博士ですが、シャドーエフェクトで自分のモンスーノも混乱するとはさっぱり知らなかったようで、
結局は自分もヘルブレイカーに追い回される結果に!どんなギャグだよこれ!
特にクリプス博士のヘルブレイカーは、ヘタに強力な分だけ始末に負えません

キンキンキンキンキンキン!!

「くっ、ヘルブレイカー、リターン!リターンだ!」

グオオオオオッ!

「ええい言うことを…!」

どぐしゃー!!

「ぐおおおおーーっ!!」

あークリプス博士死んだー!!(えー  な、なんてこった!必死に「リターンだ!リターンだよぉ!」
叫んでみるもののまったく意味がなく、ヘルブレイカーの殺人パンチで吹っ飛ばされるクリプス博士!
執事の方は余裕ヅラでカキンカキンと攻撃をさばいてるだけに哀れすぎますクリプス博士、
まあここで死んでくれた方が物語としてはめでたしめでたしなんだけど:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

グゴゴゴゴゴゴ…!

「くっ…!操作パネルもやられたか…!手動でシャットダウンするしかない!
 ノア、君たちは逃げろ!もはやエネルギーの暴走は止められん!
 早くみんなに知らせるんだ!」

「でも…!大爆発が起こったらあなたは生き残れない!」

「わかっているさ…」

ドンッ!

「あうっ!?エースさん!開けて!」

ああそして、凄まじいエネルギーの暴走によりもはや爆発寸前となっていた隕石のかけら!
完全に制御不能となった今、もうこの隕石を沈静化させる手段は残されていませんでした
そしてジョン・エースは、せめてノア達だけでも逃げられるようにと、
たった1人ここに残って手動での時間稼ぎをすることに…エ、エースさん…

「ふぅん!!」

バチバチバチチチチッ!!



っておいいいいいい!?手動ってそういうことかよ!
手動ってシャットダウンってそういう意味!?

なんとこの危険極まりない隕石のかけらを素手でわし掴みにして「うおおおおお」と頑張り始めたジョン・エース!
ムチャクチャにもほどが!鉱山まるごと吹っ飛ばすエネルギーですよ!ジョンエースさんあまりに無鉄砲すぎて何が何やら…

ギャオオオオオッ!!

「くぅ…どうせなら最後まで堂々と戦う!!」

「ああ、あんたに会えてよかったぜ…!」

シュウウウウウウ

「あれ?」

「お、おい!どうやって命令に従わせたんだ!?」

「な、何もしてない、コアに戻る時間が近かっただけよ。8分の限界ね」

「時間切れになるまで逃げ切ればいいってことか!」

って、その一方で相変わらずモンスーノに襲われ続けていたビッキー達ですが…
「あいつを殺して俺も死ぬ!」と覚悟を決めたその時、急にモンスーノ達が正気になってコアに戻っていきました
何かと思えば、「モンスーノは呼び出されて8分を過ぎるとカラータイマーが点滅してコアに戻るのだ」という
性質があったようで…チェイスだけはさっき後からやってきたために、8分までにまだ時間が必要なんですな

「チェイスのはあと5分ってとこだと思う!」

《ね、ねえ!お楽しみのとこ悪いんだけど、ジョン・エースから連絡があって…
 ここはあと2分で大爆発するんだって!》

「最悪のタイミングだぜ…」

ああしかし、これで助かると思ったらさらなるバッドニュースが!
ロックが正気になるまでここでモタモタしていたら、鉱山がまるごと吹っ飛んで全員助からないという…
これはもう、ロックを見捨ててとっととここから逃げるしか…

「すぐに逃げなくちゃ!」

「いいや、ロックを置いてはいけない。先に逃げろ!」

「チェイス…!絆があるのは分かるけど、いくらなんでもムチャしすぎだわ!」

「…絆…?そうか!モンスーノから語りかけてくれるように、
 俺からロックに語りかければ!」

って、その時絆という言葉から打開策を思いついたチェイス!何かと思えば
「高濃度粒子領域を発生させたトランザムバーストによりロックと対話する」
とかなんとか…俺がガンダムだ!(えー
そんなわけで、精神を集中しようと座禅を組み始めたチェイス。
ノアもそうですが、こいつらは座禅をすることでNT能力が強化される人たちですからね…

キイイイイイン

(ロック…聞こえるか…俺の心を感じてくれ!)

グルルルルル…!

(ロック、シャドーエフェクトなんかに負けるな…!スピンバトラーを思い出すんだ!)

グル…グルル…

(俺を思い出してくれ!ロック!!)

スウウウウウウウ

「や、やった!元に戻ったわ!」

そんな座禅によりとうとうチェイスの脳量子波を受信することになったロック。
今度はコアに戻すまでもなく、シャドーエフェクトの効果は消え失せ普段のロックに戻ってくれました
ともかく、残りのわずかな時間で一目散に鉱山から逃げ出すチェイス達。
ロックが抱えて猛ダッシュしてくれてるので、ギリギリなんとか間に合いそうですが…



「ぐぬぬ…ヘルブレイカー!無駄な攻撃はやめて、お前も早く私に従うのだあー!!」

ズドドドドド!

「ぐわーーっ!!」

あークリプス博士また死んだー!!(えー  もはやピエロだなこの人!
チェイスとは対照的に、まだ自分のヘルブレイカーに付け狙われてヒーコラしていたクリプス博士。
しかもそのタイミングで瓦礫がドカドカ降ってきてクリプス博士生き埋め!ダメだこれー!!
まあこのままあの世に逝ってくれると今後平和に話が進むんですけど:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

ボッグアアアアアアアアン!!

「くっ、エースとの無線が繋がらない…!?」

「彼は自分の運命を選択した…僕達のために、命を犠牲にしたんだ…」

「う、嘘だ…そんな…!ジョンがいなくなるわけがない…!」

「チェイス…」

「悪いニュースばかりだ…でも立ち止まっちゃいられない、進まなくちゃな…」

そしてなんとか5人とも無事に鉱山から脱出したチェイス達。しかしジョン・エースだけはあの爆心地に残ったまま、
閃光の中へと消えていきました。尊い犠牲を払うことになってしまい、さすがに動揺が隠せないチェイス…
重苦しい空気の中、一同はまた親父の手がかりを求めて新たな場所を目指すことに…

「強力なモンスーノエナジーが感じられたな。
 あのシャドーエフェクトと関係するものなのか?」

「とにかく、あまりいい感じがしないことは確かだ!
 獣旋バトルモンスーノスペシャルはまだまだ続くぞ!スピンゴー!!」

ってここでまたお前らの登場かよ!!(えー
空気読みなさいよ!あんたらが出てくるだけで笑っちまうんだから!
「とにかくあまりいい感じがしないことは確かだな!」とかすごいコメントだなこれ、能天気すぎて笑ってしまう
そしてまだまだ続くモンスーノ1時間スペシャル。できれば今日1日にまとめたかったけど無理だったか…次回に続く!


■獣旋バトル モンスーノ 第14話「迷える者」
 

「なーんまいだーなんまいだー…なーんまいだーなんまいだー…」

さて、この話はモンスーノ1時間スペシャルの後半になりますが、
冒頭はなぜか砂漠のド真ん中で座禅しながら念仏を唱えてるシーンで始まります
またずいぶんと唐突な!前半のラストシーンでは鉱山から脱出してまだ森の中にいましたが、
この後半ではなぜか砂漠にいて念仏を唱え中とは…そういえばあのトレーラーも前回ラストでまだ残ってましたっけ
今となってはもう影も形もねえな…(えー  1時間スペシャルでもこの飛ばしっぷり、さすがモンスーノと言う他ないぜ…

ドクン…!

『うっ…!』

『こ、ここはどこなの?』

『今僕たちは夢の中にいる…ここでなら本当の未来が分かるんだ。
 
自分たちの未来が』

そしてチェイス達が座禅を組んでいた理由はこれ、ノアの予知能力で未来をみんなで見ようというわけです
ですが、4人の前にビジョンとなって現れた未来の映像…それはメチャクチャに破壊され廃墟と化した町でした
ちくしょう誰がこんなことを…一番やりそうなのはチェイス本人だが…(えー
こないだの7話でも町を思いっきり破壊してたからなぁ、また似たようなことをチェイスがしでかしてしまったのか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

グオオオオオッ!!

『ロ…ロック!?まさかこの町は…ロックが!?』

ドドドドドド!

『こ、こっちに来る!?』

『な、なあノア、これはビジョンのはずだろ!?
 本物のロックってわけじゃないんだよな!?』

ギャオオオオオス!!

『うわあああああーーっ!!』

「ロックーーッ!!はあっ…はあっ…はあっ…!」

と、そんな夢の中で4人の前に姿を現したロック!この惨状は果たしてロックの仕業なのか…?
しかしチェイスのやつしっかりしてください!お前いつも同じことしてんねんで!同じことしてんねんで!(えー
そして動揺するチェイス達に牙を剥いて襲いかかってきた夢の中のロック…
あわやというその瞬間、4人は夢から覚めて現実へと帰還するのでした



「ふわあ〜あ…むにゃむにゃ…んで、どうなった?」

「僕たちのビジョン…めちゃひどかった」

「ひどいってブレンの髪型くらい?」

「おい!」

「はあ…なんだったんだあれは…ヘビーな夢だった、ちょっと1人で考えさせてくれ…」

終わってみれば、ロックの凶暴性だけが強調される形になった未来のビジョン。
どうにも不安を煽られる内容で、「ロックってやばくね?」とメンバー達の間に動揺が広がっております
というか、冒頭ではアッシュいないなと思ったらお前1人だけぐーすか寝てたのかよ!
それにしてもアッシュの寝袋…なんかパッと見フトンみたいで、
砂漠の真ん中にフトン敷いてるように見えてなんか笑えるな…(えー

(はぁ…信じられない、あのロックが俺達を襲ってくるなんて…本当にそんな時が来るのか?
 いつかロックが邪悪な存在に…ジョン・エースは正しかったのか…?)

「チェイス!チェイス・スーノか!」

「ん…?そうだけど一体誰だ!」

「お前は手配されている!ただちに逮捕する!
 ビーポネード!スピンゴーッ!!」

そしてロックに対する不安が頭をよぎり、1人たそがれていたチェイスでしたが…
いきなりそこにSTORMのザコ兵士が登場!なんでこんなところに1人だけ!?
いつもは徒党を組んでるこいつらがなんて無謀な…STORM兵士なんて
集団で襲いかかってもチェイス1人にボコボコにされるってのに…

ちなみに、モンスーノの強さランキングを勝手に俺の印象で書くとすると
S:シャルルマーニュ(キングブレイド)、クリプス博士(ヘルブレイカー)
A:
チェイス(ロック)
B:
ブレン(クイックフォース)、ビッキー(チャージャー)、アッシュ(エアスイッチ)
C:
ノア(グローブレイド)、STORM兵士(下級モンスーノ)
って感じですかね。シャルルマーニュとクリプス博士はボスキャラなのでさすがに別格の強さ、
チェイスのロックもかなり強くて、まず大抵の相手にタイマンで勝てますね。ボスキャラにはさすがに及ばないですが…
ちなみに仲間の中で、ノアのグローブレイドだけランクが低いのは
いつもさんざんボコられて何もできず退場するのがお約束だからです(えー
いやマジで…みんなで一緒にスピンゴーしても、なぜかグローブレイドだけいつも速攻でやられて退場してしまうんだ…

「ロック!スピン・ゴーッ!!」

ドッバゴオオオオオオオオ!!

「ぐおおおおーーっ!!」

ああ、言ってるそばからやられてしまった!
何かペンギンみたいなモンスーノを出して挑んできたSTORM兵士ですが
即座にロックの口からメガ粒子砲を食らって一撃で蒸発!ペ、ペンギンー!!
やっぱ雑魚1人程度ではまるで相手にならんな…サイバイマンを瞬殺したピッコロさんのシーンを思い出すぜ

(C)鳥山明/集英社

「う…うぐ…」

グルオオオオオオオ!!

「ひっ!?う、うああーっ!!」

「待てロック!もういい、止まるんだ!」

グオオオウウウウ!

「やめろ、やめるんだ!ロック下がれ!」

グルル…グルルルル!

「ロ…ロック…!?」

ギャオオオオウウウウウッ!!

「な…!」

って、もう戦闘は終わったというのに、興奮を抑えられずSTORM兵士を襲おうとするロック!
やばいと思ったチェイスは必死でロックを止めようとしますが…しかしロックは大人しくする素振りを見せず、
最後にはとうとう「うっせーバーカ!!」とチェイスを無視して逃げ去ってました。お、おいおい…
前回分かり合えたと思ったらいきなり今回こうなるのかよ!(えー

「ええっ!?ロックが逃げていった!?」

「そんなバカな!?」

「いや、本当なんだ…!」

「すぐにロックを探さなくちゃ!エナジーが切れてリターンアウトする前に、
 コアに戻さないとヤバいよ!」

「リ、リターンアウト…?」

「モンスーノは8分の時間切れの後、戻るべきコアが近くにないと
 原子のエナジーの状態に戻って消えちゃうんだよ!」

「な…なに…!?」

って、ロックが逃亡したと聞くなり激しい動揺をあらわにするブレン!
なんとモンスーノは活動限界の8分を過ぎた瞬間、持ち主が近くにいなければこの世から消滅してしまうんだそうで…
そりゃ難儀な話ですな…迷子にでもなったら終わりじゃないか…(えー
実際、飛び出したロックも8分が迫るにつれて弱ってきてるようで、チェイス達は急いでロックの足跡を追いかけます。ここ砂漠だしね

ゆんゆんゆん ゆんゆんゆん

ってなんじゃお前はー!?
なんとその頃、へたり込んでいたロックの前に現れた電波ゆんゆんの変なオッサン!
な、なんなんだろうこの人…関わらない方がよさそうな予感がビンビンしますが…

「彼は砂漠で迷っていた!見つけたのは我々だ!我々だぁ!
 彼を自由にしてやろうではないか、自由だぁ!
 旅人よ、名前はなんと?」

グオオオオオウッ!!

「おお!ロック!名前はロックというのだな!我が兄弟ロックよ、お前は迷える魂だ!
 我々デザートウルフについてくれば、救いに導かれるであろう!」

って、単なるイカレポンチかと思ったそのオッサンですが、
なんとロックの声を理解して会話ができるという特殊能力が!ガウガウわー太か!?(えー
ポケモンで言うところのNさんですね、Nさん。しかしNさんはイケメンなのにこのオッサンときたら…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

それとこのオッサン、どうもデザートウルフというチームを組織しているみたいですね
コアテック、STORM、エクリプス、ダークスピンときて5つ目のチームか…そろそろ覚えるのが大変になってきたな

「話を聞かせてやろう、我が兄弟ロックよ…この私ジョーカーの話だ!私の!
 正しい道を開く私の話だ!以前の私はあわれな存在だった…
 しかしモンスーノが自由の道を!自由への道を開いてくれたのだ!」

「その頃の私は誰よりも強い、STORMの凄腕!屈強のスピンバトラーだった…!
 エリートだったのだよ!STORMは私の頭に、テレパシーを増幅させる
 チップを埋め込んだ…モンスーノの考えが分かるパワー!パワーを与えたのだ!
 しかし私は傲慢な男だった…
 モンスーノより優れていると!優れていると思い込んでいた!
 そんなある日、私は美しいモンスーノと出会った…私の天使…
 それが私の人生を変えたのだ!その日、かつての私は死んだ…!
 そしてなぜ生き延びたのかを考えたのだ!
 その後STORMを辞め、モンスーノの真実を追究するために旅に出たのだ!」

あんたも傲慢な男だったのかジョーカー…(えー  傲慢なオッサンがモンスーノにまた1人…
そして皆さん分かるでしょうか、このジョーカーの身の上話の意味が。噛み砕いて言うと、
もともとはSTORMの最強エリート兵士として暮らしていたジョーカー。モンスーノの調教役を任されていましたが、
必要以上にモンスーノをムチでビシバシ叩いて虐待していたある日、怒りにかられたモンスーノに逆襲を受け、
左半身を食いちぎられてしまったのです



その時からモンスーノが天使に見えるようになってドMに目覚めたという…
なんなんだこの人ー!!ありえんだろうが!自分の体を食いちぎったモンスーノを天使とか!
頭おかしそうな奴だなと思いましたがガチでイカれてる男のようです

「モンスーノは生まれながら自由の身だ!しかし人間どもは
 それを鎖に繋いでしまう!鎖に!私は誓う!お前達モンスーノを
 人間の束縛から解き放ち、自由にする!そして母なる宇宙に返す!!」

「はあ、はあ、はあ…!」

「でもどうして!?ロックが逃げるなんて!」

「分からない…でもあのビジョンがどうしても頭から離れなかった、
 もしかしてあれが現実になってロックは変わってしまったのか…!?」

「違うよチェイス、ロックは変わってなんかいない。むしろ変わったのは君の方だ」

「えっ…?」

一方その頃、ロックを追いかけてすぐ近くまで来ていたチェイス達。しかしロックへの不安がなかなかぬぐえないチェイスに対し、
ノアはチェイスの方が変わってしまったと語ります。ふむ、今まで相棒だとロックに全幅の信頼を寄せていたのが、
こうして恐れを抱くようになってしまったということか…

「あっ!?あれは…ロック!」

「我が兄弟ロックよ!この出会いはまさに宿命!宿命だ!
 デザートウルフに加わって私たちの冒険を手伝ってくれ!」

グルル…

「…なんてこった…あのビジョンの通りだ…もう俺の知ってるロックじゃない、
 ロックはもう…」

「違うよチェイス、未来はまだ君の中にある。
 ロックの下へ行って君の心を伝えるんだ!」

そしてついにロックのもとへやってきたチェイス達ですが、そこで目にしたものは
ジョーカーの激しい求愛に応えようとするロックの寝取られシーンでした(えー
「ああ…なんてこった、ロックはもう寝取られちまったんだ…」とすっかり意気消沈してしまうチェイス。
それに対して励ますノアがなんかあれですね、恋のキューピッドのようですね
Gガンダム最終話のアレンビーを見ているかのようだ…

チェイス…
ロックの心の扉を開くのに、
絶対に効く呪文を
教えてあげる。
それは…

「…ダメだロック!言うことを聞くな!」

「む…?」

「さあコアに戻るんだロック、リターン!」

グオルルルル!

「ロ、ロック…」

「はっはっはっは!我が兄弟ロックは鎖から解かれたのだ!
 もうお前の力は及ばない、私にはお前のモンスーノの考えが分かる!
 お前に理解できない言葉で私に話しかけているのだ!」

「くっ…お願いだ…!リターンアウトする前にコアに戻さないと、
 ロックは消えてしまうんだ!」

「それこそがモンスーノのあるべき姿ではないか!?
 今日はロックにとって最も素晴らしい日となるであろう!!」

「こ、この人暑さでやられちゃった…?」

「うん…(ドン引き)」

ああそして、ロックを取り戻すべく声をかけたチェイスでしたが…ロックはそれに耳を貸すことなく、
「はっはっはっはロックは私とラブラブなのだ!」とジョーカーに思い知らされるばかりです
もはや恥も外聞もなく「お願いしますロックを消さないで」と懇願するチェイスですが、
「モンスーノが消えるだなんて最高じゃん!!」とキチガイすぎるジョーカーには話が通じず…

「くっ…ロック!俺だよ、チェイスだ!」

グルルルル…!

「俺が悪かったんだ…あのビジョンを見た時からずっと、
 お前が変わってしまうのが恐かったんだ…!」

グルル…

「でも…そんなことはもういいんだ、いいんだよ…
 なあ…俺たちはこの1年間、一体何をしてきたんだ?
 俺たちのこの1年は、一体何だったんだ…?
 また何も答えなんて出てないじゃないか…!」
 
グルル…

「覚えてるか…?あの時親父の研究室で、初めて会った俺たちは…
 STORMの連中に無理矢理コアを押し付けられて、
 何もわからないままモンスーノバトルのリングに放り出された…
 俺は…無我夢中で戦った!でもそれは全て、お前がいつも一緒に
 いてくれたおかげなんだ!そうだよ…お前と俺とで戦ってきた勝利なんだ。
 だからまた、これからも一緒じゃなくちゃ、意味がなくなるんだ…!」
 


「なぁロック…俺は不器用な男だ…だからこんな風にしか言えない…」

お前が好きだ!!
お前が欲しいいい
いいいいっ!!
石破!
ラァブラブ!
天・驚・拳!!

「ノォォォォッ!!わ、我が兄弟ロックが!?ノォォォォッ!!」

傲慢かもしれないが、Gガンネタを使わずにはいられなかった(えー
すいませんやってしまいました、ついチェイスの雰囲気がGガン最終話のドモンに瓜二つだったもんで…へっへっへ
ちなみに今書いた「そんなことはもういいんだ、いいんだよ…」から始まる一連のセリフは
全部これドモンのセリフなんで本気にしないでくだされ(えー

本来そこでチェイスが言ったセリフとしては
「でも今はお前を信じてる!だって俺達は仲間だから!俺とお前は友達だ、最後の最後まで!」でした。
よしこれでフォローもしたし特に問題ないな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「お帰りロック…リターン!」

シュウウウウウ

「ぐぬぬ…!我が兄弟ロックよ!私はお前を見捨てたわけではないぞ!?
 必ず戻るぞ!戻ってお前を自由の身にしてやろう!
 お前と世界中のモンスーノすべてをォォォッ!!」

そんなわけで、ようやくチェイスとの関係を修復し再び戻ってきたロック。それに対してジョーカーは、
「覚えてろコノヤロー!」と捨てゼリフを残しながらこの場を去っていくのでした
それにしてもジョーカーの傘小さすぎ ほとんどオモチャじゃねーかよこれ!
こんなもん役に立つのかよ!まったく常識外れにもほどがある男です

「チェイスとロックの絆!スピンバトラーとしての力!しっかりと見せてもらったぞ!」

「ところでキャプテン。バトルといえば、日本各地でモンスーノ公式バトル大会が
 開かれることを知っていたかい?」

「なんだって!?もしかして…
 俺の部隊に入隊できる凄い奴がいるかもしれない!?」

そして最後はまたお前らかよ!キャプテン・スピン自重しろ!(えー
まったくこいつらが出てくると吹き出さずにはいられんなぁ、「俺の部隊に入隊できる凄い奴が!?」って
一体なんの部隊の話だよ!キャプテン・スピンの脳内設定か!?
でもこの公式バトル大会って、ご覧の通り俺の感想書くより前にずいぶん前に終わっちゃってるんですよね…
俺はもうキャプテン・スピンの部隊に入ることはできないのか…(えー  次回に続く!






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