■獣旋バトル モンスーノ 第17話「リベンジ」
「母さん、どうしてだい?この前来てからもう1年も経ったなんて、信じられないよ。
聞きたいこともたくさんあるし、話したいこともたくさんあるんだ…でも仕方がないよ、
だってすべてはきっと…分からないけど、運命のさだめなんだ…でももっと、違う道があったらなって…」
さて今回のモンスーノですが…今回はまたとびきりわけのわからんシーンで始まります
か、母さん…?いきなりチェイスの母さんの墓参り?母さん死んでたのか?というかこの草原は一体どこなんだ…?
前回は確か、遊園地で遊んでドルーグと色々話して…って内容でしたが、今回はこんな草原にギューンと移動してきたのか?
そしてチェイスが一体なにを言ってるのかさっぱりピーマンだぜ…(えー
「母さんどうしてだい?」とか「分からないけど運命なんだ」とか「でも違う道があったらなって」とか
支離滅裂すぎて何を言いたいのかまるで分からんぞ…
「大丈夫よ、チェイス」
「えっ…!?」
「泣くことはないわ…」
「か…母さん!?」
ガバッ!
「かあさ…!はあ…はあっ…!…夢か…」
ってまた夢だったんかい!今の話って全部ただの夢!?お、おいおい…なんだかこのところ
冒頭で意外な展開→夢オチでしたの流れ多くないか!?(えー
ロックが暴れまくる夢、怪物の大群に襲われる夢、母さんの墓参りの夢…チェイスのNT能力が強まってきてるんですかね
「そりゃ変なものを食べたからじゃない?僕も寝る前にメチャマズサンド食べたら、
ゲロゲロのヘナヘナの夢見てさ〜。それがもうモワモワのデロデロで」
「いや、すごくリアルで鮮明な夢だった…あれは普通の夢とは違った…」
「どんな意味があるのか分かる?」
「知りたくても辻褄があわないんだよ…母さんのことは覚えてないし、
俺が赤ん坊の頃から母さんはもういなかったんだ…」
そして翌朝、そんな母さんの夢のことをみんなにも話してみるチェイス。
どうもチェイスは今まで母さんにまったく会ったことがなく、今回の夢で見るのが初めてだったようです
そりゃまた不思議な話ですな…なぜ知りもしない母さんを夢で見ることになったのか…
それにしてもブレンはぜんぜん空気読めとらんな…(えー
メチャマズサンドで変な夢見たとかそんなの知らねーから!
「ノアに聞いたらどうなんだ?夢といえばノアの専門だろ」
「…」
「あ〜…やめといた方がいいかも知れない。最近ノア、ビジョン関係の話題に
ナーバスになってるのよ…(ぼそぼそ)ビジョンがね、見えないんだって」
って、ここはノアに相談しようとしたものの、そのとき意外な事実が発覚!
なんと、チェイスとは対照的にノアのNT能力はどんどん弱まってきており
このところさっぱり未来のビジョンが見えなくなってしまったという…
そういえば、前回チェイスが変な夢を見た時も
「なあノア、また夢を見たんだけどどう思う?」「わからないよチェイス、何も見えないんだ」とか言ってましたっけね…
あれってつまりノアのNT能力が弱まってきて夢が見えなくなったってことだったのか…
あの時の会話の流れは色々と電波すぎたからさっぱり分からなかったよ…:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「…ビッキー、だからって君の声まで聞こえなくなったわけじゃないよ」
「あ、ああ〜ごめんノア!そんな部屋のすみっこにいないでさ、
こっちに来たらどう?うふふ」
「少し静かにしてもらえないか…!チェイスは僕から
ビジョンを奪い取っただけじゃない、みんなに見せびらかして喜んでるみたいだ」
「う、奪い取ったって…なんのことだよノア、大丈夫か…?」
「そうだよ。大体ビジョンってさ、取ったり取られたりするもんなのかい?
なら金庫に入れて鍵をかけなきゃ」
「ハァ…!放っておいてくれ!!」
ああしかし、「まる聞こえなんだよクソが」とビッキー達に背中を向けたまま、苛立ちをあらわにしてしまうノア!
普段はぼけーっとして感情の起伏が少ないノアが…「チェイスのやつ俺のNT能力を奪い取りやがって」と
こんな八つ当たりまでするとはだいぶ煮詰まってきてる感じです(えー
それとブレンはほんとに空気読めない子だな!今ピリピリしてるんだからお前口を開いちゃいかんやろ!
「(ガタッ)OK、ちょっと頭を冷やしてくるよ。散歩してくる」
「え?一人で?大丈夫なの?もし何かあったら…」
「(すたすた)」
「もしもーし?聞こえますか〜?」
バタン
「コアぐらい持ってったらぁ!?」
ノックしてもしもぉ〜〜しって、そんなピリピリした空気で居づらくなったのか、
気分転換に外へ散歩しに出かけてしまったチェイス。そんなチェイスに対して、
「え?一人で?大丈夫なの?コアは持ったの?ハンカチは?ティッシュは?何時に帰ってくるの?」と
質問ぜめするビッキーがおかんみたいで笑えるな(えー
「ねえねえノア、なんなら僕のメチャマズサンドを作ってあげようか?」
「…(すたすた)」
「君の見たいビジョンを見るにはインパクトがないとね!
もっとゲロゲロでモワモワのデロデロでゾワゾワでなくちゃあ!
ねえねえノアはどう思う?」
「…(すたすた)」
「待ってよノア、ビジョンが見えなくたって気にすることないよ!すぐに慣れるって!」
って、今の不機嫌モードバリバリのノアに対して「ねえねえメチャマズサンド食べない?」とアホな質問を始めたブレン!
何しとんねんお前!「うぷぷ、こいつNT能力をなくしてやんの」ってノアをからかってるのか!?…と、最初は思いましたが
メチャマズサンドを食べたら変な夢を見たということなので、
「メチャマズサンド食べたらノアも変な夢(ビジョン)が見れるよ!」と
本当にただ空気が読めてないだけでノアのために言ってるようです。ブレンお前はどんだけアホなんじゃー!!
それにしても、「チッうるせーなー」とブレンをうざがって離れようとするノアに、
「まって〜」とブレンがしつこくついてくるせいで
2人で部屋をずっとぐるぐる回ってるのがアホすぎて笑ってしまう
「ハァ…!頼む…!お願いだからほっといてくれよ!!」
「でも君の気持ちもわかるんだ!」
「君に僕の気持ちが分かるわけないだろう!」
「僕もね…前は見えてたものが見えなくなったんだよ」
「…?」
「メガネが必要になったんだ!
だけど父さんがサーカスに連れて行ってくれたら元気でたよ!」
「…」
ブ…ブレンお前ってやつはー!!なんというアホ!
「僕も前に見えてたものが見えなくなったんだ…」とか言い出すから、何か暗い過去でもあるのかと思ったら
「いや目が悪くなってメガネ君になっちゃってさー、まいったわー
でもその後サーカス行ったら楽しかったよHAHAHA」って
どんだけ空気読めない奴なんじゃー!!もはや機嫌最悪のノアですら絶句してるよ!
ある意味すごい奴だなブレン…空気読めてないのをここまで極めた奴だとは…
「…うん?」
「(うろうろ)」
「えっ…!?ウ、ウソだろ…!?有り得ない!か…母さん!?」
って、一方その頃、散歩に出ていたチェイスにも新たな展開が!
なんと冒頭の夢で見たローブそのままの格好で、母さんらしき人が道をウロウロしていたという…
やはりあれは予知夢だったのか?チェイスの母さんは生きていたのか…?
とにかく捕まえて話を聞こうと、チェイスは大急ぎで母さんを捕まえますが…
ガシッ!
「母さん…!母さんなの!?」
「うふふふ…ハローねずみちゃん、お久しぶり」
「!?」
|
ベ…ベジータ!!(えー |
完全に人違いじゃねーか!なんじゃこりゃ!
母さんかと思って声をかけた人物は、ベジータもどきの変態オカマ野郎だったという勘違い展開!
そして「お久しぶり」と言っている通り、実はこのオカマ野郎はチェイスをつけ狙う殺し屋なんですよね
以前にもクリプス博士に金で雇われて、チェイス達と戦ったことがあるんですが…
「くっ!」
ダダダダッ!
「うふふふ…ゲームスタート…!」
「はぁはぁはぁ…!みんな!みんなぁーっ!!」
バタアアアアン!!
「チェ、チェイス!?」
「はあはあ…!ヒューリーの奴が…!戻ってきたんだ!」
「ヒューリーだって!?やつなら古代寺院でやっつけたはずだろ!?」
「ああ、そのはずだった…!でもまだ生きていたんだ、油断はできない!
何しろクレイジーな奴だ!」
そんなオカマ男・ヒューリーから一目散に逃げ出して、どうにかこうにかみんなのところへ帰ってきたチェイス!
それにしても、珍しくチェイスがかなり怯えておりますね。さすがにオカマでホモでストーカーでヤンデレの変態で人殺しで
前の戦いで生き埋めにしたのに平然と復活するゾンビ野郎を相手にするのは恐いということか…(えー
あと「やつならやっつけた」っていうのはこれダジャレじゃないよな?な?:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「(ぬっ)クレイジーだなんて言われたくないわねぇ、愛しのマイベイビー?うふふふ…」
「くっ…!?急げ!裏へ出るぞ!戦うなら広い場所がいい!」
って、全速力で逃げてきたチェイスの前に、ゆうゆうと不気味な笑みを浮かべて現れたヒューリー!
もはや存在自体がホラーだな…ヒューリーからは逃げられないと悟ったチェイスは、もう戦って倒すしかないと…
って広い場所へ移動!?え、広い場所へ移動!?ウ、ウソだろ、チェイスがこんな
周りのものが壊れないような場所へわざわざ移動するなんて!(えー
いつもは室内だろうがなんだろうが速攻でスピンゴーして色々ぶっ壊しながら戦うのに!
今日のチェイスはどうしたんだ…?こんな言動するなんておかしいぞ…?(えー
「キラーザウラー!スピンゴーッ!」
ギャオオオオオオス!!
「俺たちに任せろチェイス!とっととこいつを黙らせようぜ!
俺の新しいモンスーノの出番だ!」
「ロック!」
「クイックフォース!」
「チャージャー!」
「バイオブレイズ!」
「「「「スピンゴーッ!!」」」」
「うふふふっ…テーザーパック!」
バチバチバチバチ!
「なっ!?ぐああああーっ!!」
「うふふふっ…あなたを出すまでもなかったわね?キラーザウラー、リターン」
ってゲェー!?チェイス達が一斉にモンスーノを呼び出したその時、何やら電撃を周囲に撒き散らす武器・テーザーパックを使って
チェイス達を直接攻撃して全滅させてしまったヒューリー!さすがは殺し屋の手口というか…
まあチェイス達もシャルルマーニュを直接轢き逃げアタックして勝つとかやってるから
あんま人のこと言えないんだけど:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
それにしても「俺の新しいモンスーノの出番だ!」と今回初登場のバイオブレイズを出しながら
なんもできずにやられてしまったアッシュはどうしたら…
あとこの場面、チェイス達が一斉にモンスーノを出す中でノアだけはなんもしてないんですね
ノアお前…いくらNT能力をなくしたからって、戦う気までなくしてニートと化すとかさすがにそれはアカンやろ…(えー
「う…ん…はっ!?こ、ここは一体どこなんだ…?」
ぐつぐつ
ぐつぐつ
「うふふふ…さあもうすぐ、もうすぐよぉ…理想的な状態で保存して、
トロフィーのコレクションに加えるの…!うふふ、うふふふふっ…!」
「う、うええっ…ね、ねえチェイス…信じたくないんだけど…
ヒューリーって僕たちをアレにする気…!?」
そして気絶していたチェイス達が目を覚ますと…そこは薄暗いヒューリーの隠れ家の中、
天井にみんなまとめて吊るされている状態でした。ヒューリーはというと
なんか魔女みたいに大釜の怪しい液体をぐつぐつ煮ていました
こんな魔女ごっこで何をする気なのかと思えば…「トロフィー」と称して
チェイス達を生きたまんま銅像に塗り固めるつもりのようです。ゲゲェーッ!?
それってルガール!?KOF94のルガールなのか!?
あいつも自分が倒した格闘家達を、生きたまんま銅像にしてコレクションしてたよね…
ガイルとか豪鬼とかザンギエフとか色々ね…(えー
「さてと…道具はどこにしまったかしら?(すたすた)」
「い、今のうちに逃げなきゃヤバイぞ…!何かアイデアは!?」
「…ここで息絶えるものと運命で決まっているのなら、仕方がないだろう…
逃げたところで何が変わる…?」
「えーと、分かったよ、他に意見はない?」
ぶふぅ!?すっかりやさぐれモードで生きる気力さえなくしてしまったノアですが、
「そうかそうか、じゃあ他のアイデア募集」と華麗にスルーするチェイスに吹いた
確かに今はこんなネガティブ小僧に構ってらんないけども!
「ねえ見て、あそこ!勢いをつけて揺らせば、牙で綱が切れるかもしれない!」
「よし…分かった!みんなで揺らすぞ!」
「「「ふぅん!ふぅん!ふぅん!」」」
ブチブチイッ!
「だわわーっ!?」
ドッシイイイン!
とその時、ビッキーの機転で壁に埋め込まれた銅像の牙でロープを切る作戦を思いついたチェイス達。
ふぅんふぅんとブランコのようにロープを揺らしまくったところ、ついに狙い通り牙でロープを引き裂くことに成功!
そしてチェイスとブレンが最初にまず脱出しますが…
「あ、あいたた…でもやった、助かったぁ!」
「ふんふんふーん♪…ん?」
「うっ!?くそっ、ブレン受け取れ!」
「あなた達…うふふふ…キラーザウラー!スピンゴーッ!」
「ロック!スピンゴーッ!」
「クイックフォース!スピンゴーッ!」
ってぐわあああ!やっとの思いで脱出したかと思いきや、最悪のタイミングでちょうど戻ってきたヒューリー!
なんて間の悪い!結局またもヒューリーとバトルすることになってしまい、
ビッキー達はロープに絡まったまま、チェイス達の助けを待つことになってしまいます
ドガアアアンバゴオオオン!
「ああっ!?た、大切なトロフィーが!」
「ハハッ、ちょうどいい出口が出来上がったな」
「も、もう許さないわ…!キラーザウラー!やっちゃいなさい!」
「ブレン!今のうちにみんなを助けるんだ!」
「わ、わかった!」
そして今度は室内だろうがなんだろうがお構いなしのチェイス。
さすがにヒューリーの隠れ家なら、どれだけぶっ壊れようがまったく気にしないようです
キラーザウラーを殴り飛ばしてトロフィーをまとめてなぎ倒し、壁にでっかい大穴を開けて
「ナイスな出口が出来たじゃないかHAHAHA」とジョークを飛ばす始末。それでこそのチェイスだ…(えー
「ふう…急いでここから逃げなきゃ!」
「うん!クイックフォース!」
バヒュウウウウン
「うふふ…逃げられると思って!?」
「今だロック!エレメンタルチャージ!!」
ズドッバゴオオオオオオオン!!
「キ…キラーザウラー!?」
そしてなんとかビッキー達を救出し、安全な場所へ連れて行こうとするブレン。
そんなブレン達を追撃しようとするヒューリーでしたが、チェイスから注意を逸らしたその瞬間
スーパーコンボ・エレメンタルチャージをすかさず叩き込むチェイス!
エレメンタルチャージを直撃されたキラーザウラーは、あえなくこれでKOとなってしまいます
「ふふん、追う立場から追われる立場に大逆転だな?」
「うふふ…それはどうかしら…(スッ)」
「気をつけろ!テーザーパックを持っているぞ!」
「うっ…!?」
「うふふふっ…」
チュウチュウ
チュウウウウ
|
ちっ、ちくしょ〜〜っ!!
さらば!!
チュチューーッ |
|
!!!!
うんぎゃああ〜〜っ!!
ネズミよ!ネズミだわーーっ!!
ふけつっ!ふけつーーっ!!(えー |
っていきなりそこに現れたのはなんとネズミ!ちょうどヒューリーの手に飛びつくようにやってきて、
突然のことにヒューリーも狼狽してしまいます。やはりあれか、ブルー将軍の例といい
オカマキャラにとってネズミは天敵なのだろうか…(えー
関係ないけどやっぱこの頃のドラゴンボールってギャグ主体で面白いよね
「いまハナクソをほじっていたでしょ!ただちに処刑よっ!!」とか
槍で串刺しになりながら「すいません全滅しちゃいました」とか、DBZの頃にはないギャグ要素だよな…
「ううっ!?ぐ、ぐぬっ…!くううっ!!」
ボチャン!
「はっ!?」
バチバチバチバチ!
「なっ…!大変だ!爆発するぞ!逃げろーーっ!!」
ボッグアアアアアアアアン!!
ってまた大爆発キター!!最後はやっぱりこれなのか!
ネズミの登場で思わずテーザーパックを投げ飛ばしてしまったヒューリーですが、
それがあの怪しげな液体にボチャンと落ちた途端にとんでもない大爆発を!
そしてヒューリーの隠れ家は跡形もなくブッ飛んでしまったという…やはり最後のハデな爆発はお約束だな…
「ふうっ…みんな、大丈夫か!?」
「無事よチェイスー!」
「…」
「ね、ねえ、ノアの調子が本格的におかしいんだ、病院に行ったほうがいいんじゃ…」
ってゲェー!?なんやこれ!無事に脱出したかと思いきや、ノアがいつの間にかカミーユになっとるで!!(えー
もはや単なるネガティブ小僧を通りこして、いよいよマジに精神異常をきたしてしまったのか…
これは本気でやばいと心配したブレンは、ノアを病院に連れて行こうとしますが…
「…いや…僕は…大丈夫だ…」
「ならいいんだけど。ノア、手を貸すから行こう」
ってチェイスお前ー!!こんな時まで華麗にスルーすんなや!!(えー
いくら本人が「僕は大丈夫だ…」って言ってるからって、どう見ても大丈夫じゃないよこれ!やばすぎだから!
いきなりこんな精神崩壊してしまったノアは、一体どうなってしまうのか…次回に続く!
(C)鳥山明/集英社
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