■獣旋バトル モンスーノ 第21話「アッシュのひみつ」
我々はこの男を知っているッ!!
このコック帽とメタボ体型を知っているッ!!
ずいぶん久しぶりになったモンスーノ感想ですが、そろそろ再開していきたいと思います。
さて今回は、どこぞの町でひっそりと経営しているレストランでのシーンからですね
しかしここで働いているこのオッサン…そう、第7話でチェイス達にさんざん店をぶっ壊されたラーメン屋の親父!
まさかこのオッサンが再登場するとは!健気にも新しい店で働いているようですが、見てみると今回も
いかにもトラブルを呼びそうなモヒカン野郎が店にいるのが泣けてくるぜ…(えー
ジュージュージュー
「ふんふんふーん♪わたしゃねえ、以前は自分で店をやっていたんですが
色々あって今はここでバイトの身なんです」
カランカラーン
「へいらっしゃい!お好きな席へどうぞ!」
「…」
「そちらさんご注文は?ウチはラーメン以外ならなんでもあるよ!」
そんな中、モヒカン達への料理を作りながらも新しい客が入ってきたので接客をするオッサン。
かわいそうに、以前チェイス達にぶっ壊されたラーメン屋はたたむハメになったようで、
今ではラーメンがトラウマになってそれ以外の料理を作っているようです。
なんでも作れるってぐらい腕はいいみたいですが…
「私はお前達のモンスーノに自由を!
自由を与えるためにやってきたのだ!」
ってぐわー!!客かと思えばお前かよ!!
店に入ってきたのはなんと、自由大好きキチガイ野郎のジョーカーさん!よりによってあんたか!
どうやらこのモヒカン達もモンスーノを持っているようで、それに目をつけてやってきたようですが…
お、おい、またこのオッサンの店でバトルを始めてしまうのか!?
「ああん…!?(ギロッ)」
「えっ…あ、あの、面倒は起こさないでくださいね…?
コ、コーヒーをサービスさせてもらいますから!」
「何か問題でもあんのか…?俺たちがいくらでも解決してやるぜ!」
「そ、そんな…こんなことってあんのかよ、まただぁ…」
「メテオストライカー!スピンゴーッ!!」
「うっぎゃああーっ!!」
オ、オッサンー!!(号泣)一体オッサンが何をしたー!!
「みなさん落ち着いて、ケンカはやめてね」と必死になだめようとしたオッサンですが、
マジキチなジョーカーさんに話が通じるはずもなく、またしても店を思いっきりぶっ壊される結果に!
ああ…このオッサンに安息の場はないのか、こうもあちこちで店を破壊されてしまうとは…
「ぐ、ぐぬぬ…!」
「ふっふっふ…よぉく見ておくがいい、真の自由とは
どのようなものかを見届けるのだ!」
「むぅん!!」
ドゴワッシャアアアン!!
って、いとも簡単にモヒカン達を倒してしまったジョーカーさんでしたが、モヒカンの持っていたモンスーノを奪ったかと思うと
巨大ハンマーでコアをぶっ叩いて粉々にして滅殺!何をするだァーーッ!!
なんつーことを!そういえばジョーカーさん、以前もロックがコアに戻れずに消えそうになってるのを見て
「これこそモンスーノのあるべき姿ではないか!今日はロックにとって最も素晴らしい日になるであろう!」
とか大喜びしてたっけな…つまりジョーカーさんにとって、モンスーノをぶち殺すこと=モンスーノを自由にすること
ってことなんやな…ほんとにマジキチだよこの人!
「ああ…!なんと美しく完璧な夜だろう!
このジョーカーが、チェイス・スーノの手からブラザー・ロックを解放する日も近い!
まさに最高に美しく、これまでにない完璧な日となるだろう!
待ちに待った日がようやく訪れるのだ!
懺悔せよチェイス・スーノ!モンスーノに自由を!
自由と解放をおおおおおーっ!!」
モヒカンのモンスーノをころころしてすっかり上機嫌のジョーカーさん、
「次はチェイスのロックを自由にしちゃるけぇのおーー!」と、張り切ってチェイス達の行方を追い始めるのでした
まったくもう、「自由と解放をー!」とか言いつつ人のモンスーノをぶち殺して回るとか
ハタ迷惑以外の何物でもないなジョーカーさん…
ザッザッザッ
ザッザッザッ
「ふう…親父は何をしようとしてるんだ?手助けをしようにも、それを知らなきゃ何も始まらない」
そんな一方でチェイス達は、なぜか砂漠のド真ん中をひたすら歩いてる最中でした
なんで砂漠!?前回のラストは町の中で親父と別れたシーンだったはずでは!?
ま、まあ、こんな風にいきなり意味不明なシーンで始まるのはモンスーノにはよくあることですが、
久しぶりに見てみると他のアニメよりフリーダムすぎて吹くな…
「ふいい…だからこうして調べてるんだろ?お父さんが今までどこで何をしてきたか分かれば、
これから先のヒントもきっと見つかるさ」
ふむ…そして砂漠を歩いている理由については、親父が今まで旅してきた場所をひたすら回っているようです
そこで何か親父の手助けになるヒントを探そうと…むう、今までのチェイス達の目的は「親父を探すこと」でしたが
それは前回達成されちゃいましたからねえ、今後は親父の手助けをしようって方向に切り替えたわけですな
「おおー見つけた!見てよ!
チキンとスペアリブを同時に楽しめるなんて分かってるな〜!うまそう〜!」
ゲェー!?がしかし、「お父さんの手助けになるものを探さなくちゃ」とか言ってるそばから
あっさり売店のフライドチキンに釣られて目的を見失うブレン!速すぎるよお前!
そもそもこの売店も、どうしてこんな人っこ1人来ないような辺境の地でフライドチキン売ろうと思ったのか…意味がわからねーぜ!
「は〜あ…カロリーのために友情を投げ出すなんて信じられない。
チェイス心配しないで、私はあなたを絶対に裏切ったりしないから」
「え?ああごめんビッキー全然聞いてなかったよ。
それよりチキンて言った!?オーイエー!!」
ってチェイスお前もかー!!ダメだこいつらー!!
唯一まともなビッキーだけは「私はお父さんの手がかりをちゃんと探すわ、安心してチェイス」と言いますが、
肝心のチェイスは「ごめんビッキー全然聞いてなかったよ」ってチキンを食うことしか考えてない有様!
ダメだこのドラ息子!そういえば以前ノアが死にそうになった時もクッキー食うことしか考えてなかったり
チェイス達は食いもんに釣られると全てを忘れるんやな…まったくなんて奴らだよ
「もぐもぐ、んがんぐ」
「今ごろジェレディ博士は、地球のために色々がんばってるのね…」
「もぐ?そうだな…離れててもやっぱり親父の力になりたいんだ…」
そんな中、1人だけチキンに手をつけずに「お父さんは今ごろ大変な思いをしてるでしょうね…」と語るビッキー。
さっき似たようなことを言ったら全然聞いてなかったチェイスですが、チキンを食って少しは腹が膨れたのか
「そうだな…親父の力になりたいんだ…」などと殊勝なことを言い出しました。今さら遅いよ!
チキンをたらふく食ってようやく親父のこと思い出すなんて…
「方法はあるものだよ、僕達にはパワーがある。チーム・コアテックなんだからね!」
「んー僕はこのチームをモン・ファイブって呼びたいんだけどなー。
ヒーローみたいだろ〜?」
ってここでモン・ファイブキター!!モンファイブ命名シーンってここだったのかよ!
「チームコアテック5人でがんばろう」的なことを言うノアに対して、
「いいこと思いついた、チーム名はモン・ファイブにしよう」とわけわからん提案をするブレン!
どういう思いつきだよ!?まったくモンスーノの会話は予想外すぎるな、ツッコミが追いつかんぜ…
「間抜けなブレンは置いといて、アッシュはどう思う?」
「ん…そうだな…話したいことがある、チェイスの親父さんとモンスーノのことについて」
「なんだ?突然打ち明ける気になったのか?」
「長い間ずっと俺は1人でやってきた…でもお前達と出会って変わっちまった。
今はお前達を信じてみたい、チームの一員として」
とその時、スーノ博士とモンスーノの秘密について話したいと言い出したアッシュ。
ふむ、これまでアッシュは唯一スーノ博士とこっそり連絡を取り合っていましたが…
どうやらノア達がチームコアテックとかモン・ファイブとか言ってるのを見て
「俺もモン・ファイブの一員として恥ずかしくないようにしないと…」と
秘密を打ち明ける気になったようです(えー
「じゃあ最初に質問する権利は僕だよね!」
「なに言ってるの、質問するのはチェイスよ!」
「まあまあ落ち着けって、ちゃんと答えてくれるんだからさ、な?」
「ああ、なんでも聞いてくれ!」
「よし、じゃあ母さんに何があった?今はどこにいる?」
「あ〜…分からない…」
「次の質問ドンドンいこう!」
「じゃあ私から、チェイスのお父さんの隠れ場所は?」
「あ〜…その情報を持ってるのはジェレディ博士だけだ…」
「じゃあ親父がやってるトップシークレットの仕事ってなんなんだ?」
「あ〜…あのおっさんは仕事のことになると口が固い、何を聞いても話してくれないんだ…」
「誰もがチェイスのお父さんを狙っているのはどうしてだい?」
「あ〜…どうしてかなあ…俺だって知りたいよ、そうすりゃ俺の仕事だって楽になるはずなんだ…」
って、お、おいアッシュ!秘密を打ち明けるもクソもお前なんにも知らないじゃねーか!!(えー
一体なにを話すつもりだったんだ!?さっきは一大決心して話し始めたかと思いきやこの体たらく、
お前それでもモン・ファイブの一員か!(えー
しっかりしてくれよアッシュ…
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「頼むよアッシュ…!何か教えてくれ!」
「あ、ああ…そうだなぁ…」
「まったく、何を知ってるっていうんだよ?」
「そうだ!おっさんに埋めろって言われた装置のことなら分かる!」
「装置?どんな装置なんだ?」
「金属製だったなぁ…小さな装置で、おっさんは強い電流に注意しろって…
それで、同じ装置を違う場所に埋めたんだ」
「同じ装置?一体いくつあるんだ?」
「たくさんさ…最近埋めたのが59個目で、まだ終わりじゃない。
おっさんが次に埋める場所を連絡してくるんだ」
って、唯一アッシュの握っている有益な情報がこれでした。それはスーノ博士から渡されたという数十個もの謎の装置…
アッシュはこれを色んな場所に埋めるようにスーノ博士に指示されており、今までの旅の中で
スーノ博士が指定した様々なポイントに埋めてきたようです。それが59個とはただごとじゃありませんな…
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「アッシュ、どこにその装置を埋めたのか思い出せるか?」
「ああ、脳裏に焼き付いてるからな。そうだな…ノースポイントに5個埋めた、
ミッドウェーに4個、アクシスタウンに6個、ローランズに2個、それから…」
「ふむふむ…(ピッピッピッ)」
「コースタルシティにも1個埋めて…(中略)…それでこの近くにも2個」
「それでアッシュ、59個目は?」
「ああ、あの1個は忘れもしない、正しくやれっておっさんがうるさかったからな…
例の遺跡の中だ」
「えっ!まさか古代の遺跡に!?」
「あ、ああ、頼まれたからさ…」
「アッシュゥゥッ!!遺跡は神聖な場所だ!
穴を掘って傷つけるなんて!バカなことをッ!!」
って、う、うわあああ!アッシュがその装置を埋めたという場所を1つ1つ聞き出していた中、
第8話の古代の遺跡にも埋めたと聞いてブチ切れまくるノア!なにもそんなに怒らなくても…
なにせ、その古代の遺跡というのは、チェイス達がモンスーノで戦闘を行ったせいで
メチャメチャにブッ壊しまくった場所なんで…(えー
その時の映像というのがこれ。「ロック!スピンゴー!!」「「「コアテック!スピンゴー!!」」」と
ノアもノリノリで破壊活動に加担してました。自分で遺跡ぶっ壊してんじゃねえかああああーー!!
しかもこの時、唯一アッシュだけは破壊活動をやらずに「や、やばい逃げるぞおっさん!」と
スーノ博士を避難させていました。装置のことで責められるどころかアッシュが唯一の良心じゃないですか!(えー
「い、いや、チェイスだって五部族の谷を破壊したじゃないか、
それに生命の泉も、終息の洞窟も…」
「ぐぬぬ…!!」
それでも怒りが収まらないノアに対し、「いやいや今までもあちこち貴重な遺跡ぶっ壊してきたじゃん」と語るアッシュ。
まあ…チェイス達が立ち寄った遺跡とかはどれもこれも破壊されまくりなので
今さら1つの遺跡に装置を埋めたっていうのは小さなことだよな…(えー
それと五部族の谷、生命の泉を破壊したのはチェイスですが、終息の洞窟を吹っ飛ばしたのはノアのモンスーノでしたよね
ノアお前人のこと言えないよ!自分から貴重な遺跡壊しまくってるじゃねーか!
「ま、まあとにかく過去を振り返っても仕方がない、ブレン何か分かった?」
「うーん…おっ!?チェイス!君のお父さんって天才だ!
これって凄すぎ、チェイスのお父さんがこれほど頭がいいとは!」
「…?ブレン、説明してくれよ、どういうことなんだ?」
「これっていわゆる網だよ!高出力の磁場フィールドで形成されてる!
発信装置を正しく設置すれば、地球全体に破壊的な周波数を送ることが
できるんだよ!お父さんは地球を電磁シールドで囲もうとしているんだ!」
その時、立体映像を使って今まで装置を埋めた場所を分析していたブレン。それで分かったことは、
この装置を地球のあちこちに設置することで、地球全体に電磁シールドが発生させられるということでした
またずいぶん規模のでかい話ですな…まあ、モンスーノエナジーに地球が侵食されてて地球爆発の危機が迫ってるから
それを防ぐための手立てなんだということでしょう
それにしても、これだけ地球のあちこちに装置を埋め込んできたってことは、
アッシュ達は今まで地球を何周してきたんだろうな…(えー
「…そんな…有り得ない…データの解釈が間違ってるに違いない。
ブレン、もう一度よく見てくれ…」
「なに言ってるのさ!僕がデータの解釈を間違うわけないだろ、もう!」
「ノア、どういうことなんだ?君の考えは?」
「君のお父さんは守ろうとしている、人類を…
だがモンスーノを滅ぼそうとしている!
モンスーノが僕達の地球を滅ぼそうとしているから!」
そんな中、ガタガタ震えながらブレンの作った立体映像を見ていたノア。
スーノ博士の目的について、「地球と人類を守ろうとしている」という点ではノアの推測も同じのようですが…
しかし、その手段としてモンスーノエナジーを完全に滅ぼすことを行おうとしているようです
電磁シールドってのはそのために使うわけか…さっきブレンが「地球全体に破壊的な周波数を送る」って言ってましたから、
外敵から身を守るためのシールドじゃなくて、地球上からモンスーノエナジーを消し去るための破壊装置なのね
ノアとしてはモンスーノをあがめる宗教の僧侶だから、それを滅ぼすと聞いて気が気ではないでしょう
「くっくっくっくっ…これはなんとも興味深い。
さてと、宝探しに出かける時が来たようだ…」
ってなにー!?そんなチェイス達が解析した情報を、ハッキングして盗み見ていた男が1人!
こいつはあれか、第16話に登場したうさんくさい男ドルーグ!
チェイス達の仲間を気取っていた奴ですが、やはり腹に一物抱えていたのか…
「宝探しに出かける時が来たようだ…」とか言って、アッシュがせっかく埋めた装置を掘り返す気満々です
スーノ博士の電磁シールド作戦はこいつに邪魔されてしまうのか…
「ああっ!今日はなんと完璧で美しい日だろう!
罪深きチェイス・スーノと愚かな仲間たちが!
このジョーカーの目の前に、目の前に現れたではないかぁ!」
「げっ…!?」
ってジョーカーさんキター!!あんた本当にめんどくさい時に出てくるな!
なんとこのタイミングでチェイス達と出会ってしまったジョーカーさん!「目の前に現れた!」とか言ってますが
自分でさんざんチェイスを探してやっと見つけ出したという方が正しいですね、
まあこの人の言葉の使い方にツッコミを入れたらキリがないんですが…(えー
「ついに!ついにこの時が来た!我々が待ち望んだバトルの時がぁぁぁ!!
メテオストライカー!スピンゴーッ!!」
「ロック!スピンゴーッ!!」
「ブラザー・ロックは再び自由を手に入れるのだ!
このジョーカーが示した解放への道によってェェッ!」
ピキイイイン!
「うっ!?こ、これは…!?」
って、モンスーノバトルを始めたその時、突然ピキーンと未来のビジョンを見てしまうジョーカーさん!
あんたもビジョン見れる体質だったの!?今までビジョンが見れるのはノアとチェイスだけでしたが、
まさか3人目がジョーカーさんだとは…そんなジョーカーさんが見たビジョンとは、モンスーノエナジーが地球を侵食して
最後には地球が爆発する映像のようです、スーノ博士の推測通りの映像ですね
「ち…地球の未来か!?モンスーノが地球を完全に破壊している!
ま、まさに完璧で…美しいビジョンだああああ!!
あああ…!ついに真実が見えた!私の使命は、愚かな人間どもが住む地球に
破滅をもたらすこと!モンスーノと共に、このくだらない惑星に
美しき終焉をもたらすのだぁ!」
え、ええー!?なんかおかしな使命に目覚めちゃったよこの人!
なに言ってんだジョーカーさん!今までは「モンスーノを自由にするのだあー!!」というのがジョーカーさんの目的でしたが、
そこに「地球を破滅させて爆発させるのだー!!」が追加されてしまいました
ダメだこの人!もう本格的に狂ってきちゃったよ!(えー
「完璧な終わりだ!私には見える、見えるぞ!真実がああああ!!」
「ロック!パワーハーネス!!」
ドッゴオオオオン!!
「…」
ってええー!?歓喜の涙を流して喜びにうち震えるジョーカーさんでしたが、チェイスはというと
「モンスーノがお留守になってますよ」とジョーカーさんのモンスーノを
ボコボコにしていました。なんて容赦ない!いともあっさりとジョーカーさんのモンスーノを片付けてしまったチェイス、
敗北してしまったジョーカーさんは無言ですごすごと帰っていくのでした。なんだこの結末はー!!
「ふう…ねえチェイス、これからどうするの?」
「わからないよ…とにかく、誰かに俺達の情報を知られる前に親父に会いたい。
もしも悪い奴らに知られたら一巻の終わりだ、モンスーノにとっても人類にとっても…」
なんとかジョーカーさんを撃退したチェイス達ですが、地球が滅ぶとか人類が滅ぶ前にモンスーノを滅ぼすとか、
話が大きくなりすぎて判断に困っているようです。ともかく、もう1度親父に再会して考えを整理したいと…
それまでは、絶対にこの情報は漏らしたくないと考えているようですが…
「くっくっくっ…私の任務がずいぶん楽になった。
全てのモンスーノエナジーの消滅、それを代わりにやってくれるとは素晴らしい…」
が、しかしこの男には完全にモロバレ。さっきチェイス達の情報を盗み見ていたドルーグは、
アッシュが各地に埋めた装置を簡単に見つけ出していました。その装置を手に取って、ニヤニヤと笑みを浮かべるドルーグ…
でも「モンスーノエナジーの消滅が俺の任務だ」って、あれ?ってことは目的自体はスーノ博士と同じなのか?
「これほどまでに見事な仕事、絶対に邪魔するわけには行かないな…
ありがとうジェレディ、あなたと装置のおかげで同胞たちの無念が晴らせる!
同胞たちの仇が討てる!」
ってなにー!?モンスーノエナジーが同胞たちの仇!?それが意味するところというのは…
ドルーグってマジに宇宙人だったのか!?
モンスーノエナジーは惑星に侵食しては大爆発を起こし、また新たな惑星に飛来するという性質がありましたが…
ドルーグはつまり、地球の前にモンスーノエナジーのせいで滅ぼされた惑星からやってきたってことですよね
初登場時から妙に宇宙人っぽい変な奴とは思ってましたが、ガチの宇宙人だったとは…
ともかく、モンスーノエナジーを滅ぼすことが目的のドルーグは、一応チェイス達の味方と考えていいようです
こんなツラしてる奴が味方というのもなんか変な気分ですが…(えー
そのうちに結局チェイス達と敵対しそうだなドルーグ…
「それでは5秒前!3、2、1!」
「今日はスタジオにジョーカーと呼ばれる方が来ています」
「そう、私はジョーカー。モンスーノと共にある男だ」
ってゲェー!?なんじゃこれー!!
お、おいこれは一体どういうこと!?ふと気がついたら
ニュース番組でお茶の間デビューしていたジョーカーさん!
なんであんたがテレビに出てるんだ!?一体どんな手品を使ったんだ…わけわかんねー!
「えと…はい、あなたはそのモンスーノが私達の周りにいると主張していますね?」
「そうだ、モンスーノはもうすぐこの世界を埋め尽くすだろう。
そんな日がすぐに訪れる。モンスーノが地球に溢れ地上を埋め尽くす!
そして爆発による完璧な終わりが訪れるのだ!もうすぐフィナーレだ…
見るがいい、ようく見ろ愚かな人間よ!地球が終わる瞬間を!
この惑星が終わりを迎えるのだーっ!メテオストライカースピンゴー!」
ギャオオオオオオウウ!!
ってうわあああああ何してんだジョーカーさん!
「終わりを迎えるのだああああああ」とか話してるうちにテンション上がりすぎてモンスーノを射出!
「えっとモンスーノってなんですか?」とのんきしてた番組スタッフ達も、突然現れた化け物の姿に騒然としてしまう結果に!
「うわあああーーっ!!な、なんだあの化け物は!」
「シ、CMに!CMに行って!」
「くっくっくっくっくっ…」
ギャオオオオオオウウ!!
「う、うあああああーーっ!!」
ぎゃあああああそして容赦なく番組スタッフを襲うメテオストライカー!撮影現場は一転して阿鼻叫喚の地獄絵図に!
これほどヤバイ状況でも「CMに!CMに行って!」と放送事故の心配するキャスターのプロ根性ハンパねえ
しかしこの人達はやっぱり皆殺しにされてしまったんだろうか…ひええー
そして「もしも悪い奴らに知られたら一巻の終わりだ」とかチェイスが言ってるそばから
全世界のお茶の間に向けて発信するジョーカーさんに吹いた
ほんとに大迷惑な存在だなこの人!場を引っかき回すことをやらせたらこの人の右に出るキャラはいないぜ…
そんなわけで、久々に再開したモンスーノレビューでしたが、
いきなりラーメン屋の親父に始まり、砂漠の真ん中でやってるチキン屋、モン・ファイブとか言い出すブレン、
「アッシュのひみつ」と言いつつ秘密なさすぎるアッシュ、そしてジョーカーさんのお茶の間デビューと
モンスーノエナジーが濃すぎる展開でいくら突っ込んでも追いつかなかったですねー、
しばらく書いてなかったからモンスーノを甘く見ていたぜ…やっぱこのアニメには常識がまったく通じねえ…次回に続く!
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