■獣旋バトル
モンスーノ 第23話「巨大戦艦」
「親父はSTORMのクラウド母艦・エプシロンに拘束されている…俺たちで助け出すんだ!」
「でも、エプシロンには何百人も兵士が乗ってるわよ」
「何千だよ!銃とかモンスーノとか、その両方とか…最悪、銃を持ったモンスーノもいるかも」
「まるで空に浮かんだ要塞だな…」
「今の僕には、不可能という言葉しか見えないね…」
さて前回、豪快にキャッチボールされたりしてチェイスと再会したのもつかの間、最後にはSTORMにさらわれてしまった親父。
今回はその救出について話し合ってますが、珍しく前回ラストと話が繋がってますね(えー
こういう時前回から思いっきり話が飛ぶのがモンスーノなのに!ともかく、親父の救出はかなり困難だと話し合う一同ですが…
「なあに、俺の考えた作戦なら大丈夫さ!」
なんだか「俺にいい考えがあるぜ!」とやたら自信満々のチェイス。だめだ嫌な予感しかしねえ!(えー
チェイスのこういう時のアイデアって絶対何かをメチャメチャにぶっ壊す作戦考えてるだろ!
果たして今回は何が犠牲になってしまうのか…
「ところでこれを機会に、僕らのグループに新しい名前をつけたいんだけど!
できればモン・ファイブはやめない?」
「は…?別にいいけど…」
「僕らはモンスーノと一緒に戦うカッコいいヒーローなんだよ!
それがモン・ファイブじゃあまるでダサダサ、クールじゃない!」
「そうかもなー(投げやり)」
とその時、いきなり「モン・ファイブってチーム名ダサダサだわマジでダサい」と、モン・ファイブがいかに糞なネーミングかを
主張し始めたブレン。それお前が勝手につけた名前じゃねーか!一体何を言ってんだ!
あれは確か第21話でしたね、「僕はこのチームのことをモン・ファイブって呼びたいんだけど」って言い出したブレンですが、
たったの2話で何かが変わってしまったようです(えー
これにはチェイスも突っ込む気すら起きないようで…
「名前の候補はあるのかよブレン」
「もちろんイケイケの超ヤバイ名前だよ!
”ブレンと愉快な仲間たち”っていうのはどうかなぁ!」
「(無視)」
「あれ、聞いてる?ねえ聞いてる?」
って、どんな名前がいいのか聞いてやるチェイスですが、「ブレンと愉快な仲間たち」と妙にありきたりな返答が返ってきてしまいました
それならモン・ファイブの方がいいだろ!(えー
というかこういう○○と愉快な仲間たちって元ネタは一体なんなんだ?
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「それでは質問ですジェレディ博士。リンチピンについて話してちょうだい」
「フフッ、それは無意味だ」
「…なんですって?」
「モンスーノがどういうものなのか、あなたには理解する能力がない。
リンチピンの真の目的が何なのか、分かるわけがなかろう」
一方その頃、シャルルマーニュに捕まってモンスーノのことで尋問を受けていたスーノ博士。
なんでも”リンチピン”とかいうことについてシャルルマーニュは知りたいようですが、スーノ博士は
「お前アタマ悪いからどうせ理解できないし」とかえらい挑発的なことを言っております
これはあれですね、ヒストリエで言うところの
(C)岩明均/講談社
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「まあ…おまえじゃわからないか
この領域(レベル)の話は」
って感じですね(えー |
「ハハハハッ!あいにくだけど私は誰よりもモンスーノを理解しています。
モンスーノとはパワーそのもの、そしてパワーにおいて私の右に出る者はいない。
いずれそのパワーで、より良い世界が作られるのだ」
「それはあなたにとっての良い世界だろう?」
「もちろん。それのどこが悪いというのかしら?」
「何も分かっていないなシャルルマーニュ、拷問をされようと私の考えは変わらん」
「フフ…人は誰でも弱みを持っているもの、あなたの場合はあのボウヤ」
「…!」
「息子がミンチにされるぞジェレディ?
お前が喋るまで苦しみ続ける、こいつはこたえるなぁ!ハッハッハッ!」
「く…!」
その後も険悪な空気の中で語り合う2人、煽り合いという意味ではスーノ博士の方が一枚上手ですが
しかし、「これ以上ガタガタ言うなら息子を殺すわー、グチャグチャにしてミンチみたいにしてやるわー」と脅されると
さすがのスーノ博士も涙目になって黙ることしかできません(えー
ただ、あのチェイスがそう簡単にミンチにされるとは到底思えませんが…
「いやあ見事だったなブレン、まさかインターネットで
エプシロンを見つけ出せるとは思わなかった!」
「へへっ、あんなでっかい空母は見逃すほうが難しいよ!」
ゲェー!?なんとその頃チェイス達はインターネットでエプシロンの居場所を特定していました
どういうことやねん!?まさか「あーエプシロンの居場所わかんねーなーちょっとGoogleで検索するか」とか
そんな感じで見つかったのかエプシロン!?なんてこった…
これはたぶんGoogleカーがエプシロンの住所を調べて色々撮っていったんやな(えー
空中戦艦の住所もバッチリとはGoogleカー最強なんやな:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「さあ、突撃だぁ!」
「なあチェイス、やっぱりもっと安全な方法を考えるべきじゃないのかな」
「ハハハッ、いつでもどこでも安全第一、お優しいねえ!」
「ほんと!シートベルトも顔負けねー!」
「…」
って、そんなエプシロンに乗り込んで大暴れしようとするチェイス達に、「もっと別の方法考えよう」と言うノアですが
「バッカでーこいつ」とビッキーとアッシュからメチャメチャ煽られてしまいます
な、なんやお前ら!安全第一って考えがそんなに悪いんか!しかも以前は「ノアってミステリアスで素敵だわ」と言っていたビッキーが
今ではアッシュにベタベタしながら嘲笑してくるとかノア号泣もんですよ(えー
実際、ビッキーにコケにされたノアはショボーンと落ち込んでしまいます。可哀想なノア…ビッキーは悪女やでホンマ
ボガボガアアアン!チュドドドドボガアアアン!
そしていよいよ、エプシロンに乗り込み手当たり次第に周囲のものをぶっ壊しまくるチェイス達!そう、チェイスの考えた作戦というのは
エプシロンのあちこちを破壊しまくって相手が混乱してるスキに親父を救出するというものでした
完全にいつも通りのやり方じゃねーか!(えー
やっぱり破壊か!今日もまた破壊で解決するつもりかー!
ドガアアアン!ドドドドド!
「…?ねえちょっと待って、反撃されてる人はいる?」
《いいや、やりたい放題だ!》
《こっちにも人影はない》
「簡単すぎると思わない…?きっとこれは罠よ!
敵が待ち構えてるんだわ!チェイス、作戦は中止よ!中止!」
ところがあちこちを破壊しながらも、まるで手ごたえのない相手に不穏な何かを感じ取ったビッキー。
恐らくこれは敵の罠、チェイス達が乗り込んでくるのは最初からバレバレだったと…
そんなわけでチェイスに連絡を取るビッキーですが
「(どどどどど)親父ぃぃぃーっ!!」
当のチェイスは親父のことしか考えてませんでした。ダメだこれー!!
ほんとお前は親父のことしか頭にないな!まあ、通信機がぶっ壊れてビッキーの声が聞こえてなかったみたいですけど。
ともかく「親父ー親父ー」と雄叫びを上げながら、エプシロン内部を駆けまわるチェイスでしたが…
「チェイス・スーノ!父親に会いたかったら、
抵抗せずにゆっくりと後ろを向くんだな!」
「なに…?」
ぞろぞろぞろ
デデーン。やって参りましたチェイス・スーノをミンチにし隊の皆さんが!
数えきれないほどの兵士を引き連れて現れたコマンダー・トレイ、さっきチェイスをミンチにするって言ってた張本人です
やたら大量の兵士を引き連れており、下手に戦えばさすがのチェイスもやばそうですが…
「ペットをしまえ!コアを差し出せばすぐに親父のところへ連れて行ってやる」
「従わないとどうなるのかな?」
「なに…?」
ドバッゴオオオン!
「悪い悪い、ドアが見つからなくってなー」
「だからチャージャーに作らせちゃった!」
「軽い軽い!そう、僕たちチーム・ハイコアならね!」
「もう少し考えようか」
って、その時壁をブチ破って救援に現れたビッキー達!ドサクサに紛れてチーム・ハイコアと勝手に名付けるブレンですが
やっぱモン・ファイブの方がまだマシだったと思う(えー
ノアもやはりそう思ってるようで、「ダサいから考え直せ」と即座にダメ出ししております
「ちっ…チェイス・スーノを生け捕りにしろ!
他の奴はどうなっても構わん!撃て撃てぇい!!」
ドドドドドド!
「くそっ、人数も武器も向こうが上だ!このままじゃ作戦が!」
「うーん挟みうちねぇ、いわゆるサンドイッチ」
「ハハッ最高、ちょうど腹ペコだったんだ」
「確かに僕もほんの少しお腹が減った」
そして凄い数の兵士に囲まれて銃撃を受けまくるチェイス達ですが、
なんでそんなに緊張感ないんだお前ら!!
緊迫してるのはチェイスだけで、他の連中はみんなのん気に「あー腹減った」などとぬかしております
チェイスだけが一番まともというこの異常すぎる状況に頭がどうにかなりそうだぜ!(えー
「チェイス!ちょうどここの真下に狭い通路がある!」
「よし…!ロック!床をブチ抜け!!」
ドッガアアアアン!!
「くっ…奴らを追えーーっ!!」
そんな中、ちょうどこの階下に通路があると分析するブレン!
それを聞いたチェイスは、床を派手にぶっ壊して下の通路に逃げ込み、まんまと包囲網を突破するのでした
というかさっきのチェイス1人が囲まれたシーンでは、ビッキー達が壁をブチ壊してピンチを脱出し
今の全員が囲まれたシーンでは床をブチ壊してピンチを脱出しって、
ほんと何かするたびに色々壊してんなお前ら!(えー
ここに乗り込む時にもさんざん暴れて壊しまくったので、このエプシロンもう相当グシャグシャなんじゃないか?
「よし、作戦に戻ろう。みんなが騒ぎを起こしている間に、俺が親父を見つけ出す!」
「分かったわ、ブレンはチェイスと行って。私は破壊チームを担当する!」
「わーお、”破壊チーム”だって!新しい名前それにする?」
「良くなったけど、まだまだだね」
そんなわけで、また最初の予定通りにビッキー達があちこちブッ壊してる間に親父を探すという作戦を再開するチェイス。
またか!これ以上また壊すんか!そのとき破壊チームという言葉をポロッと話したビッキーですが、
これがブレンのツボに入ったようで…ある意味ピッタリすぎる…(えー
あらゆるものを破壊し尽くす破壊チーム。というかお前ら自分でも毎回色々破壊しまくりって自覚あったんか!?
ドガアアアン!ドガドガアアアン!
「ちっ…!コマンダー・トレイ!子供相手にいつまで手間取っている!」
ボッグアアアアアン!
「親父ーーっ!!」
「はっ、チェイス!?どうやってここまで!」
「ちょろいですよぉ!僕たち”クラッシャークルー”にお任せあれ!
うーんこれもイマイチだな」
そしてマジ遠慮なしにエプシロンをさんざん壊しまくるビッキー達。ああ、もういい加減この戦艦撃沈するぞ!?
そんな中、チェイスはついに親父を発見することに成功したようです。作戦が上手くいって何よりですが
今度のブレンが言ってる「クラッシャークルー」ってこれ一番ええやん!名前これにしとけや!(えー
ブレン本人は「うーんこの」とか言ってしっくり来てないみたいですけどね、そしてやっぱり色々壊してるって自覚はあるんだな…
「さあ親父、早くここから脱出しないと!」
「いやチェイス、まだダメだ」
「な、なんだって?いま脱出しないでどうするんだよ!」
「シャルルマーニュは私のコアを保管している…
お前を彼女から守るために作った特別なコアなんだ。
もし彼女があのコアを解除してしまったら、誰にも止められなくなってしまう!」
がしかし、逃げるには絶好のチャンスだというのに、あえてまだエプシロンに残るというスーノ博士!
何かと思えばとっておきの超すごいモンスーノコアをシャルルマーニュに取り上げられており、
それを取り返すまでは逃げるわけにはいかないと…「もしあれが使われたら誰にも止められない」とか
すごいこと言ってますね、これまでのモンスーノとは一線を画するような超危険なコアなんだろうか
「親父…分かった!みんな、STORMがひっくり返るような騒ぎを起こしてくれ!
とびきりのヤツだ!ド派手に頼むぜ!」
そんなわけで、親父のモンスーノコアを取り戻すためによりいっそう派手に破壊しろと命令するチェイス。
もうやめて!エプシロンのライフは0よ!
こんだけ壊してまだとびきり派手に壊すのかよ!確実に撃沈するぞこの戦艦!マジでチェイス達に関わったのが運の尽きとしか…
「よし、僕に任せてくれ!」
「ノア、どうするつもり?」
「しっかり捕まってて!」
ギュオオオオオオオ!!
「う、うおおおお!?」
「きゃあああああ!!」
「満足してもらえたかな?(にっこり)」
って、エプシロンのコクピットを占拠したノアは、自分が操縦してエプシロンを一気に急降下させるという無茶を!
なるほどチェイスに「ひっくり返るような騒ぎを起こしてくれ」って言われたから
実際に戦艦まるごとひっくり返したわけか…(えー
まるでジェットコースターのような落下ぶりに、ビッキーやアッシュですら絶叫しております
それを見てめっちゃご満悦な様子のノア。お前絶対さっきの根に持ってるよね(えー
ギュオオオオオオ!!
「チェ、チェイス、どうして落下が止まらないんだ!?」
「お、おい、そろそろ戻してくれ!」
「そ、それが無理なのよぉ!ノアが壊しちゃって!
なんとか着水させるから、やることがあるんなら早くしてぇ!」
ああしかし、そんな急降下は終わる様子がなく、本当に真っ逆さまに落下を続けるエプシロン!
実はノアのせいで操縦桿がぶっ壊れてしまい、エプシロンは制御不能に陥って落下するしかなかったのです
ただ触っただけで操縦桿を壊したんかいこのクラッシャークルーは!(えー
マジで破壊チームだなお前らは…
「海に突っ込むわよぉーーっ!!」
ドッシャアアアアアン!!
「う、うぎぎぎ…僕たち生きてる…?」
「生きてるよ…しかもコアを手に入れた!」
「ああ、このコアには”バリオン”という新しいモンスーノが入っている。
きっとお前の役に立ってくれるだろう!」
そんなわけで海に思いっきり突っ込んだエプシロン、しかしビッキー達のおかげでなんとか不時着で済んだようです
そしてその間にしっかり目的のコアをゲットしていたチェイス達。
あんなジェットコースターみたいな状態でよくそんなの探せたなあんたら!
「やったね、僕たちってラッキーだぁ!」
「そうでもないわね」
「え?」
《まずいぜ…!かなり押されてる!》
《こっちも…!》
「もう諦めろ、お前らに未来などない!」
しかしその時、体勢を整えてチェイス達に反撃してきたSTORMの部隊たち!
もともとの戦力差はかなり大きいだけに、正攻法でぶつかってはチェイス達が圧倒的に不利です
アッシュやビッキーもみるみる追い込まれており、絶体絶命となってしまったチェイス達ですが…
「ヘヘッ、諦めるなんて俺のやり方じゃない!」
「みにくい悪あがきを…」
「これでどうだ!バリオン!スピンゴー!!」
とその時、さっき手に入れたバリオンをこの場で呼び出すチェイス!
親父が言うには「誰にも止められないほど超強力なモンスーノ」ですからね
このピンチを脱出するにはこいつに頼るしかないでしょう、果たしてそのバリオンの姿とは…!?
ゲエエー!?だ…だっせええええーー!!
なんやこれ!?この姿は猿かマントヒヒか!?主人公の切り札となるにはデザイン的にクソすぎるモンスーノですが
これが今後チェイス最強のモンスーノとなってしまうのか!?
シュウシュウシュウウウ
「いいぞバリオン!キングブレイドに特殊なエネルギーを送り込み、
闘争心と戦闘能力を低下させるんだ!」
そんなバリオンの能力とはこれ、敵に向かってキモいエネルギーを送り込み弱体化させるというもののようですが…
地味すぎる能力だなこれ!弱体化って言っても気持ち的に弱くなったって程度だし
もっとこう、大量の敵を一気に片付けるような凄い能力とかないんかい!
これが本当に「誰も止められないほど強力なモンスーノ」なのか…?親父のやつ適当なことを言いやがって!(えー
「させるか!ソニックバード!キングブレイド!食らわせろォーッ!!」
チュドドドドド!!
「はっ…!?」
ズドドッガアアアアン!!
「きゃああああーっ!!」
(そ…そんな…私が…負けた…!?)
ってああーー!?バリオンに向かって攻撃を命じるシャルルマーニュですが、
結局それがアダとなり自分が海に吹っ飛ばされる結果に!「わ…私が負けた…!?」って言ってますが
完全にあんたの自滅じゃねーか!!何やってんだシャルルマーニュ…
ここから完全に形勢を逆転したチェイス達は、残ったSTORM兵士どもを蹴散らして完全勝利をおさめるのでした
ズゴゴゴゴゴ…
「これでSTORMも終わりかなー」
って、最後にはきっちりエプシロンも完全に撃沈して去っていったチェイス達!お、鬼やお前ら!
「これでSTORMも終わりかなー」ってまるで他人事じゃないですか!あんたが壊滅させたんやで!
恐ろしい連中ですクラッシャークルー、行く先々にペンペン草ひとつ残さない恐怖の破壊チームやで…
ジャブジャブ
「はあひい…しっかりしてください、すぐに助けを呼びますから…」
「ぐぬぬ…スーノォォォォーーッ!!」
そんな中、なんとかしぶとく生き残っていたシャルルマーニュ。コマンダー・トレイと一緒にガレキに乗って
ジャブジャブとイカダの旅をするハメになっていました。おかげでチェイス&スーノ博士に対する恨みは相当根深いようですね
今後の展開としては、STORMが壊滅した中でこの2人だけが残党として挑んでくるってことでしょうか
どうでもいいけどこの場面、映画ドラゴンボールの極限バトル!三大超サイヤ人のラストシーンで
プカプカ氷の上に乗って漂流するベジータとピッコロの場面思い出したわ(えー
次回に続く!
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