■プリティーリズム
レインボーライブ 第24話「ひとりぼっちの女王」
バシッ!
「ひっ…」
「べる!三小節目のリズムが甘いわ!」
「ご、ごめんなさい…もっと練習します、ママ…」
「次のコンクールも必ず優勝するのよ。バイオリンも勉強もプリズムショーも、
トップじゃなきゃ意味がないの。二位じゃ駄目なの。分かるわよね?」
「…はい…」
さて今回のプリティーリズムですが、冒頭ではあの女王様のようなべる様が
自宅でカーチャンにひどく叱られている場面で始まります。
どうやらべる様に相当なスパルタ教育を行っているカーチャン、「何をするにも2位じゃダメ」がモットーのようで
べる様に厳しい言葉をバンバンぶつけまくっていました。
1位じゃなきゃダメなんですか!?2位じゃダメなんですか!?(えー
「プリズムライブ」
「…!」
「次の大会から採点対象になるらしいわ。もちろんできるわよねぇ?」
「…」
ってああ、そんな鬼ババから今度はプリズムライブの話が!それを聴いた瞬間にギクッと硬直してしまうべる様。
そう、実はべる様はプリズムライブをやることができないのです
プリズムライブってのは、プリズムショー中に楽器を召喚して演奏することですが
これって今までは単なる曲芸みたいなもんで、大会ではずっとスルーされてきたんですよね。
それが次から重要視されることになってしまったからさあ大変、
「もちろんできるわよね〜?」と鬼ババに凄まれて、べる様は内心ガクブルもんです
「べる?できるわよねぇ」
「…はい…」
「あぁよかった!もし優勝できなかったら、
あなたとママが今まで築き上げてきたものがゼロになってしまうもの〜」
「…」
「うふふふ、あなたのような子がいてくれてママはとっても幸せよ」
ああ…この鬼ババの前で「できません」とは到底言うことができず、
「プ、プリズムライブくらい私にもできるし…」と答えてしまったべる様。
こうなったら何が何でも大会までにプリズムライブを習得するしか…
そうでなければこの鬼ババに何を言われるか分かったもんじゃありません
「プリズム!ラァァーーイブ!!」
「なっ…わかなも!?」
ってぐわあああああ!!落ち込みモードのべる様が練習場へ向かってみれば、
そこにはプリズムライブをすでに習得していた糞猫の姿が!「わかなも!?」と驚いているべる様ですが、
実はもう1人の仲間のおとはも、この間べる様より先にプリズムライブを習得してしまったんですよね
ちなみに主人公サイドのなる、あんちゃん、いと、りんねも全員プリズムライブはできるので
まだ習得してないのは唯一べる様だけです
べる様…トップどころか一番ドンケツになってしまうとは…
シュッパアアアアン!
「エスニックスプラァーッシュ!」
シュッパアアアアン!
「2連続!目覚めのフラワーワルツ!」
シュッパアアアアン!
「3連続!フレッシュフルーツバスケットォーーッ!!」
「…」
ぎゃあああああ!!さらにはプリズムライブからの3連続ジャンプまでも、難なく決めてしまう糞猫!
こ、こいつべる様の心を折る気や!折る気やでー!(えー
3連続ジャンプといえば、この間の大会まではべる様しか跳ぶことができないという
べる様にとってのプライドそのものでしたが…
あれから時間が経った今、もはや主役キャラにとって3連続は出来て当たり前、
すでに全員が3連続ジャンプをこなせるようになってるんですよね
つまり正真正銘べる様はドンケツということに…
アイカツの美月が「アイドルは常に進化しなければそこで終わり」と言ってましたが、べる様はまさにそうなってしまったんやな…
「ん?べる、遅かったにゃ」
「…」
「わかなさんのプリズムライブ、とても素晴らしいですーっ!」
「ども〜」
「…これ(スッ)」
「え?」
「次のトリオ大会の歌よ」
「わぁーっ!」
「にゃーんだ!べる、もう出るつもりにゃいかと思ってたよ」
「出るに決まってるでしょッ!!」
「!?」「!?」
「歌…!しっかり覚えてよね!(スタスタ)」
ぐわーべる様激怒キター!!糞猫たちと話すうちに癇癪を起こしてしまったべる様、
思い切り八つ当たりしてその場を去ってしまうことに!うーむ…
自分よりずっと先に行ってしまった糞猫&おとはの姿を見て、色々我慢できなかったんでしょうな
1位じゃないと意味がないとか散々鬼ババに言われてるし…
「…あ…べ、べるさんが大会に出る気になってくれて…よかったですね」
「…べるはプリズムライブ、できるようになったのかにゃ…?」
(…プリズムライブ…大丈夫、練習すればすぐにできるわ…!)
「はああーーっ!!プリズムラァァーーイブ!!」
しーん
「くっ…!もう一回!プリズムラァァーーイブ!!」
しーん
「はぁ…はぁ…!ど、どうして…!?」
ってうわあああ!人知れず練習を開始したべる様ですが、結果は散々なことに!
べるはふしぎなおどりをおどった!しかしなにもおこらなかった!(えー
プリズムライブのやり方がわからないので、とりあえずジャンプしながら叫んでみるべる様ですが…
それだけでプリズムライブが発動するほど甘くはありません、おい誰か「プリズムラーイブ!」ってのは
楽器を召喚してから叫ばないと意味ないって教えてやれよ!(えー
「おとはとわかなに教えてもらえば?」
「!?」
「ひとりぼっちの女王、それがべるの望んだ姿?」
「…トップに立つとはそういうことよ!群れて咲く花は小さい、
気高き場所に一輪で咲いてこそ大輪の花は光り輝く!」
ってああ!?そんなべる様の背後にはいつの間にかヤンホモ先輩の姿が!
べる様の醜態を全部見てたんですかヤンホモ先輩!?
これべる様めっちゃ恥ずかしいですやん!こっそり覗いてるだなんて最低や!(えー
「糞猫かおとはに聞けばいいじゃん」と、もっともなアドバイスをしてくれたヤンホモ先輩ですが
やはり覗き見されて腹を立てたのか、死ぬほど嫌な顔して「誰が聞くかボケ!」と返すべる様。
さすがにさっきの「プリズムラーイブ!プリズムラーイブ!」を全部見られてたら切れるわなぁ…(えー
「…ただいま」
「べる〜!いいお知らせよ!」
「え…?」
「パパが大変お世話になっている政治家の先生がいらしてねえ、
そのお嬢様の誕生日パーティで、
あなたにプリズムショーをやって欲しいんですって!」
「私に…?」
「プリズムライブを見せて欲しいって」
「!?」
「著名な方が大勢来られるんですってよ〜
絶対に失敗は許されないわぁ〜」
「あ…あ…ああ…っ…」
ってぐわああああああ!!その後自宅に帰り着いたべる様にとんでもない事態が!
なんと母親が勝手にプリズムショーの約束を取り付け、並み居る有名人たちの前でプリズムライブをやれという
無茶ぶりをされることに!こ、このババアわざとやってんのかこらあー!!
べる様追い詰められまくりじゃねーか!「著名な方が大勢来られるんですってよ〜、
絶対に失敗は許されないわぁ〜」のくだりとか悪魔すぎてやばいわ!
それにしてもこの場面はべる様の表情の変化がとてもいいと思います、
「プリズムショーをやって欲しいんですって」 「私に…?」の、不安そうにカタカタするべる様、
「プリズムライブを見せて欲しいって」 「!?」の、一瞬きゅっと目を閉じてガビーンとショック顔のべる様、
そして「著名な方が大勢来られるんですってよ〜、絶対に失敗は許されないわぁ〜」 「あ…あ…あ…」の、
あまりの絶望で真っ白になるべる様(えー
べる様かわいそうなんだけど、なんかちょっと俺のSっ気が刺激されるというかゾクゾクしちゃうよなー:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「はぁ…はぁ…!プリズムラァァーーイブ!!」
ドサッ!
「あぐうっ!う…ぐぐ…!プリズムラァァーーイブ!!」
ドサッ!
「ぐうっ!あ…うう…と…跳ばなきゃ…プリズムライブを…
プリズム…ライブをぉっ…!」
ああそして、その後もボロボロになりながらプリズムライブの特訓を続けるべる様!
鬼ババにあれだけプレッシャーをかけられてしまったせいで、死に物狂いで特訓を続けるべる様でしたが…
しかし悲しいかな、どれだけやってもプリズムライブが成功することはありませんでした
べる様は根本的にプリズムライブの出し方を分かってないみたいだしな…
それにしてもこのシーン、べる様が痛々しい一方で
パンツが見えそうだなと思いました。べる様のパンツが!(えー
「はあ…はあ…はあ…」
「べ、べる!?」
「今はそっとしておこう」
「で、でも…!」
「プリズムライブのできる君たちが何を言っても…べるは耳を貸さないよ。
べるの性格を考えたら分かるでしょ…?」
「…」
って、そんなべる様の特訓風景は今日もヤンホモ先輩たちに見られていました。
また見られてたのかよ!もうべる様をそっとしてあげて!ズタボロになったべる様を助けようとする糞猫ですが
「君たちが助けようとしても逆効果になる」とヤンホモ先輩に止められてしまいます
まあ、今回の冒頭で糞猫がプリズムライブをした時も、ヤンホモ先輩が「糞猫とおとはに聞いてみたら?」とアドバイスした時も、
べる様すごい顔で激怒してましたからな…プライドが高いから糞猫たちにめっさ嫉妬してそうだし…
これじゃ助言しようにも手の施しようがないってことなのか…
「今日はお嬢様の誕生日パーティにご招待していただけるなんて、光栄ですわぁ!」
「いやいやこちらこそ、べるさんの評判は聞いていますよ」
「ありがとうございます!」
そしてとうとうやってきてしまいました、べる様にとって地獄のようなステージの日が
もはやべる様にとっては死刑台に登るようなもんですが、でもこの挨拶シーンを見ているとずいぶん落ち着いた表情ですね
まさかべる様、このピンチを乗り切る秘策か何かを用意することができたのか…?
「パパー!喉かわいた、ジュース飲んでいいー?」
「おおめぐみ、ちょっとこっちへいらっしゃい。ほら、プリズムスターのべるさんだよ」
ってゲェーッ!?お、おい!このめぐみとか呼ばれてるお嬢様どう見ても
2期で主人公やってたみあじゃねーか!!
なんでみあがこんなところに!わざわざ同じ声優使ってるし、スタッフのサービスで今回ゲスト出演したんでしょうか?
「えー?めぐ、プリズムストーンのなるちゃんがいい!」
「…(ギリッ…)」
「うふふ、べるはそのなるさんにこの前の大会で勝ったのよ〜」
「ふうん…?じゃあプリズムライブも跳べるの?」
「もちろんよ〜、今度の大会までとっておくつもりだったんですけどね、
先生のお頼みとあらば喜んでお見せしますわ〜」
「…」
ああしかし、「えーべるなんかよりなるちゃんの方がいい」と空気読めない発言で、べる様をイラつかせてしまうみあ!
まあみあはもともとアレですからね…「あいらなんか大したことないし!みあがいっちばーん!」と二期の第1話でも
一期主人公のあいらを潰しにやってきたというキャラだったので、この三期においても
「三期でもみあがいっちばーん!」とべる様を潰すためにやってきたのか…(えー
「なにが彩瀬なるよォォォッ!!」
ドガッシャアアアアン!!
「私を誰だと思ってるの!?私はッ!
エーデルローズのナンバーワン!
蓮城寺べるよォォォォッ!!」
ガッシャアアアン!ドガッシャアアアアン!!
うわあああああああああ!!あ…あかん!みあのせいでべる様がとんでもない精神的ダメージを!
みあと話した後に控室へ向かったべる様でしたが、1人になった途端に「あのクソガキャアアアーーッ!!」と
怒りに任せてメチャクチャに暴れ狂う事態に!べる様目がイッちまってるよ!花瓶から何からとにかく破壊しまくってますが
中でもこのクッション破壊シーンが猛烈すぎる
べる様正気に戻って!べる様ァーー!!
「はあ…はあ…はあ…!なにがプリズムライブよ…!
できるわッ!できるに決まってるじゃないッッ!!」
ブチブチブチブチイッ!
「プリズムライブ…で…できるわよ…絶対に跳べるわ…
プリズム…ライブ…う…う…ひぐっ…うあ…うああああああ…」
べ、べる様ァー!!(号泣)
怒りに任せて暴れまくったべる様でしたが、それは結局プリズムライブのできない弱い自分から目をそらしたいだけでした
ふと我に返ってプリズムライブのことを思い浮かべた途端、みるみる不安に襲われてしまったべる様は
その場でしくしくと泣き崩れてしまったという…べる様…可哀想すぎんよ…
このソファーから崩れ落ちた後、小さくなって泣き続けるべる様とか見ちゃいられねーぜ…
でもちょっと俺のSっ気が刺激されてそそるものが:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「…」
「はっ…!?」
「心の花…泣いてる…」
ってゲェー!?べる様が震えて泣いていたその時、いつの間にか部屋の中にやってきていたりんね!
お、おいどこから入ってきたんだ!?というかべる様は
またこういう恥ずかしい場面を見られてしまったのか!?(えー
人知れずプリズムライブの失敗してる恥ずかしい場面をヤンホモ先輩に見られ、
また人知れず失敗してるところをヤンホモ先輩、糞猫、おとはの3人に見られ、
人知れず控え室の中で暴れて号泣してるところをりんねに見られ、
お前らべる様をもうちょっとそっとしといてやれ!(えー
さすがにそろそろ死にたくなるわ!
「なにをわけの分からないことを!そんなことより…!
ねえお願い!どうやったらプリズムライブができるの!?
教えて!知ってるんでしょ!?ねえ教えてっ…!お願い…!」
「…愛は…」
「あ、愛…?」
「あなたのそばにある」
「は…?愛なんてないわ…
トップにならなければ、私は誰からも愛されないもの…!」
「…(フッ)」
「えっ…!?」
って…もはや恥も外聞もなくなったのか、りんねにすがりながらプリズムライブの方法を聞くべる様。
しかしりんねは意味不明な答えを返すばかりで、「は?何言ってんの?」とべる様がいぶかしげな顔をした途端、
忽然とりんねはその場から消えてしまいました。
お、おい…これだけ言って帰ってしまったのか!?まありんねは不思議ちゃんというか電波系キャラだしなあ…
「(バタバタ)べるーっ!!」
「べるさーん!!」
「あ…」
「べる…どうしてもステージに立たなきゃいけないの?」
「…私から…プリズムショーを…取り上げないで…」
とその時、りんねと入れ替わりに控え室へやってきた糞猫&おとは!
べる様のことが心配でわざわざ駆けつけたようで、なんなら今日のステージをやめるようにと言いますが…
しかし、どんなにズタボロになってもプリズムショーを続けることがべる様のプライド…
自分にとってプリズムショーを取り上げられることが一番耐えられないと、べる様はステージへと向かいます
「…行くわ…」
「…べる!大事なのはフリーダムな気持ち!失敗してもいいんだよ!」
「素直に自分の気持ちを出してください!そうすれば…プリズムライブは!」
「…ありがとう…」
って、べる様が部屋を出て行こうとしたその時、プリズムライブの出し方のコツを伝える2人!
さっきのヤンホモ先輩には「絶対助言なんて聞かない!」と意地を張っていたべる様でしたが、
心が弱り切った今となっては、素直に2人の助言を受け入れる気になったみたいですね
2人の助言は抽象的かもしれませんが、2人がプリズムライブを跳べるようになったのはまさにこの言葉の通りなのです
糞猫は失敗を恐れていて自由なショーができなかった、おとはは引っ込み思案で自分の気持ちを出せなかった、
その心の弱さを克服した瞬間にプリズムライブが発動したのです
一期の純さんのセリフで「プリズムジャンプは心の飛躍」という言葉がありましたが、
今作のプリズムライブもそれと同じなのでしょう、自分を縛りつけているしがらみを振り払って
自由に心を飛躍させればプリズムライブは発動すると…つまり一番重要なことは
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そう!自由!自由なのだ!
プリズムスターは
生まれながらに自由の身だ!
しかし人間どもはそれを
鎖に繋いでしまう!鎖に!
解放だ!自由になった
者だけがプリズムライブを
使えるのだ!!(えー |
(必ず…跳んでみせる…!)
「わはー!プリズムライブー!プリズムライブぅー!!」
そしてついに本番の衣装に身を包み、ステージへとやってきたべる様ですが
「プリズムライブー!プリズムライブぅー!」とやかましいみあお前ちょっと黙ってろ!(えー
べる様への揺さぶりにしか聞こえねーよ!どんだけべる様を追い詰める気だ…
果たしてべる様は、この逆境をバネにしてプリズムライブを披露できるのでしょうか
「べる…!」
「べるさんなら…大丈夫です…!」
(できる…!私は…蓮城寺べる!
バラのように気高く強く!美しく咲くッ!!)
「プリズムラァァーーイブ!!」
しぃーーん
「…えっ、これがプリズムライブですか?」
「…」
う…うわああああああああああ!!
なんということ!なんということだよ!この本番でもべる様のプリズムライブは大失敗!
「プリズムラーイブ!」とべる様の声だけが虚しく響く中、しかしなにもおこらなかったという
哀れな姿を晒してしまったという…あああああ!
「プ…プリズム…ラァァーーイブ!!」
しぃーーん
「えっ、冗談でしょ?あははっ」
「プリズム…ラァァーーイブ!!」
ざわ…ざわざわ…
「べ…べる…」
「あ…ああ…」
「…ッ…!」
も、もういいべる様!もうやめてくれ!何も起こらないプリズムライブをその後も続け、
「えっなんなのあれ(笑)」と観客の失笑を買ってしまうべる様!舞台裏で見ている糞猫たちは顔面蒼白に…
そしてヤンホモ先輩も、あまりに痛々しいべる様の姿に号泣しております。ホモの目にも涙!(えー
まさかこんな悪夢のようなショーになってしまうとは…
「ねープリズムライブはー?プリズムライブー!プリズムライブー!」
「プ…プリズム…ラァァーーイブ!!」
しぃーーん
この期に及んでまだそれを言うのかみあ!お前さすがに鬼畜すぎるわ!
そしてリクエストに答えるように、律儀にプリズムライブと叫ぶべる様も、もうわかった!十分わかったから!
今日のプリズムライブはここまでにしとこう、な?悪い夢を見ていたんだよべる様…
「プリズムライブ…!プリズムライブ!プリズムライブ!
プリズムッ!ラァァァーーイブ!!」
あああああああべる様ーーー!!
「べるちゃんはプリズムライブをやめへんでー!!」とこの状況でもまだ続けようとするべる様!
そして何を思ったか、思いきり空中にダイブしてゴロゴロと転がるハメに!ああ…
べる様それプリズムライブと違うプリズムダイブや!(えー
ドンッ
ゴロゴロ
「あぐっ!…あ…う…」
「…何やってるのみっともないッ!!」
「ひっ!?マ…ママ…」
「今すぐステージから降りなさいッ!!あぁ…皆さんごめんなさいね…!
今日のべるは体調を崩しておりまして、いつもはこんな感じじゃないんですよぉ。
本当にごめんなさい…!ごめんなさいね!」
「…」
ああ、そしてこの瞬間、ついに鬼ババの怒りが大爆発!べる様に容赦ない罵声を浴びせ、ステージから引きずり下ろしてしまうことに!
なんてこった…べる様のことを気遣うより、周りへの体裁の方が大事みたいな鬼ババの対応は
べる様にさらなる精神ダメージを与えたでしょうな…一体どれだけ追い詰められればいいんだよ!もう勘弁してやってくれ!
「べる…!なんてことをしてくれたの!
ほら!すぐに謝りに行くわよ!(ぐいっ)」
「べる!?」
「あ、あのっ!」
「…ついて…こないで…」
しかもステージから引きずり降ろされた後、一息つくヒマもなく「オラ謝れよ!みんなに謝れよ!」と
鬼ババに連行されてしまうべる様!なんてことを…思わず糞猫やおとはが声をかけようとしますが、
べる様は涙目になりながら「ついてこないで…」と絞り出すように語るのでした
べる様かわいそうってレベルじゃねーぞ…それにしてもこの「ついてこないで…」のシーンは
まるでべる様がレイプされた後みたいでちょっとゾクゾクするな…(えー
「本当に申し訳ありませんでしたっ…!」
「あぁ、いやいや、気にしないでください」
「ねーパパー、今度はプリズムストーンに連れてってー!」
「あぁそうだね、それでは」
ブロロロロロロ
「…」
あ、ああ…そして主催の人に謝りに行ったものの、「プリズムストーンのなるちゃんの方がよかった」とみあの容赦ない一言で
心をえぐられるべる様。子供って残酷だよな…主催のおじさんは、「いやまぁ気にしないで」と気を使ってくれるだけいいわ…
しかしべる様が言葉責めを受けるのはここからが本番だったのです
「…必ず出来るって約束したわよね…」
「…ご…ごめんなさいママ…次の…次の大会までには、絶対成功させるから…」
「次なんてあるわけないでしょッ!!
こんな恥かいてどうして続けようって思えるの!!」
「…!」
「トップになれないなら続けるだけ無駄よ!!
…はあ…そうねえ…これからはバイオリンに集中なさい?
フランスにいい学校があるの、留学の手続きをしてあげるわ」
「りゅ…留…学…?」
あああああああああ!!
失敗したべる様をとことん責め立てる鬼ババの怒鳴り声!さらに「もうバイオリンだけやってろ」と
フランスへの留学をいきなり決められることに!ちょ、ちょっと待て、こんな形でフランスに飛ばされるって
体のいい厄介払いみたいなもんじゃねーか!育児放棄する気か鬼ババ!(えー
「プ…プリズム…ショーは…」
「あなたのプリズムショーは!今ここで終わったのよッ!!」
「!!」
べる様あああああああああああああああ!!
うわああああああああああ!!ついに鬼ババから完全なるトドメの一言をぶつけられてしまったべる様!
あんなにボロボロになっても「私からプリズムショーを取り上げないで…」と、プリズムショーを続けることが
最後の心の拠り所だったべる様ですが、今まさに母親の手でそれを取り上げられてしまいました
一体どれだけ計り知れない精神的ショックなんだ…もうべる様生きていけませんよこれ、なんでこんなことに…
ふらふら…ふらふら…
「…」
ピリリリリ
ピリリリリ
「…(ピッ)」
《もしもし、べる!?今どこにいるの!?》
「…」
《場所を教えてください!》
「…私には…もう…あなた達と一緒にいる資格が…ない…」
《えっ!?べる!?》
《どちらにいらっしゃるんですか!?》
「…(ピッ)」
「……………う…う…うう…うああ…あああああ…!うああ…!あああああああああっ…!」
どんだけべる様可哀想なんだよこれ!もうやめてあげて!
ラストシーン、糞猫たちから電話で居場所を聞かれるも、すでにプリズムショーを取り上げられ全てを失ったべる様は、
もう2人のところに戻ることなどできず、町の片隅で1人うずくまり泣き続けるしかできないのでした
いやまさかべる様がここまでひどい目に遭わされるとは…
プリティーリズムスタッフは一期でもりずむちゃんを徹底的に追い込むという所業を行いましたが
今回のべる様はあの時より一層グレードアップしてんな…どんだけドSなスタッフなんだよ!
それにしても、こうして見るとやはりべる様はりずむちゃんの系譜なんだなー
周囲の進化についていけず、必死に頑張ってるのにとことん哀れな目に遭わされるという。
今回べる様があれだけ必死にやっても出来なかったプリズムライブってあれですからね、
主人公のなるちゃんは第1話で練習してないのにあっさり習得しちゃいましたからね
正直あんまりですわ!なるちゃんはべる様にひどいことをしたよね…(えー
今にして思えば、以前の大会でなるが3連続ジャンプを決めた時に「あんたみたいな子大嫌い!!」って
べる様が切れたのも分かる気がするわ…こりゃあさすがに切れたくなるわ…(えー 次回に続く!
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