■今月のジャンプNEXT感想:ワールドトリガー&食戟のソーマ番外編




「ジャンプのヒロインポスターに木虎がいる!」

「マジかすげー」

「おー水着」

「あれ?なんでチカじゃないの?」

さて今月のジャンプNEXTですが、袋とじとしてワールドトリガーとソーマの番外編が収録されてますね
まずはワールドトリガーの方なんですが、まさかのジャンプ水着ポスターネタで来ました
それにしても「なんでチカじゃないの?」って言い出すユーマに吹いた、やっぱそう思うよな!(えー

俺も確かこのポスターを初めて見た時は、木虎のことを知らなかったので
「ワールドトリガーのヒロインって千佳ちゃんじゃないの?」って、同じこと書いてた気がします

「これはボーダーの広報活動の一環です、れっきとした嵐山隊の仕事です(ずいっ)」

「うわっ本物だ、目が冷たい!」

「好きで水着になってるわけじゃありません、
 イヤらしい感じで見ないでもらえます?はい解散解散」



「我ながらセクシーだわ(にまにま)」

なんだかんだ言って自分ではジャンプ5冊くらい買ってる木虎であった
なんか今週のとりまる先輩とのやりとりもあって木虎がアホかわいい子になってきたな!
今まではツンケンした女って印象が強かったからいい傾向ですよ

それとワールドトリガー3巻は12月発売ですか、1巻と2巻も買ったんだけど
やっぱ3巻から面白くなってくると思うんだよね
1巻2巻はかなりギスギスしたシーンが多くて、正直読んでてつらいとこがあるんですが
3巻からしおりちゃん先輩、こなみ先輩、とりまる先輩たち玉狛支部の面々が登場するので
そこからゆるい展開とギャグの割合が増えてくるんで、やっぱあそこから俺も引き込まれたなー



ちなみにソーマの方は「箸が止まらないよ〜!」と恵ちゃんがサンマ食ってました。箸が止まらないよ〜
箸が止まらない恵ちゃんを見たい人はジャンプNEXTを買うべし!!(えー
登場した人物はソーマ、恵ちゃん、吉野の3人ですね、なぜ箸が止まらなくなったのかはここで語るわけにはいかんな…

(C)葦原大介/集英社

・親父のラーメンはちょっと食べてみたいかも、って思いました。年取ってくるとギトギトしたものは食べにくいけど、
 がっつり食べれる物を食べる快感を体が覚えているから、何とももどかしくて…

あ〜年取ってくると、昔は普通に食べられた物が、だんだん食べるのきつくなってくることってあるよね…
俺としてはパン食うのが最近きついですね…飲み物がないと飲み込むのがつらくなってしまって
「その辺のコンビニでとりあえずパン買って食う」みたいなことができなくなりました。昔は平気だったんだけどなー

あと食べ物とは関係ないんだけど、最近はくしゃみの声が抑えられなくなってきたね…
昔はくしゃみなんて声の大きさ自由自在で、「えくちっ」とか小さい声でやるのも簡単だったんだけど
今では「えくちっ」って言ったつもりが「ぶええええっくしぃ!!」とかバカでけえ声が出て自分でビックリしてるからね

そう、たぶん若い人たちは、電車の中とかでオッサンがバカでけえくしゃみするのを見て、
「うっせぇなクソが小さい声でやれや、なんであんなでかい声でくしゃみするのか分からんわ」
って思ってるだろうけど
年取ると抑えが効かないんだよ!勝手にフルパワーで出ちまうんだ!(えー
なのでバカでけえくしゃみしてるオッサンがいても、「ああ、抑えがきかないんだな…」と生暖かい目で見てあげてください
俺も年取るまで、くしゃみがこうも抑えられないものだとはまったく知らなかったよ…



・イケメンキター!と書かれておられましたが、イケメンならソーマの方がイケメン、一色さんの方がイケメンに見えました。
 男性から見ると超イケメンなんでしょうか?何かガラの悪い黒いだけの男って感じだったんですが。(゜-゜)
 そうですか…。男性から見るとイケメンなんですね、あのまだ名前が出ていない方は。
 レビューいつも楽しいです。これからも頑張ってください☆。 by 更新あると嬉しいよっ!



な、なんでや!?めちゃめちゃイケメンやないか!
背が高くて顔が整ってて目つきが鋭くてゴーカイブルーに似ているという意味で超かっこいいやないか!(えー
俺は今までソーマに出てきたキャラで一番イケメンだと思ったんだけど…女の人から見ると違うのか…?

ゴーカイブルーって生身でもこれだけ動ける人なんやで!
頑張って特訓したんやで!
(えー
いやマジで、ゴーカイブルーことジョーギブケンは仲間の中でも段違いに強い剣士という設定なので
収録の合間には常に剣を振り続けて、殺陣の練習を欠かさなかったそうです

それとジョー自体は無愛想な男だけど、中の人の山田裕貴は本当にメチャメチャいい人で
ゴーカイキャストの中でも俺はダントツに山田裕貴が好きですね
インタビューとかひたすら読みあさったけど、もう本当に人柄の良さがにじみ出ているというか
他のキャストからも「裕貴のことを知った人はみんな裕貴を好きになる、これって凄いことだと思う」とか言われてて
俺としてもまったくその通りだなと思うくらい本当に良い人で、こんな気持ちのいい人見たことないと思うくらいで



あとギャグが大好きでしょっちゅう人を笑わせようとするんだけど、人を傷つける笑いは絶対に取ろうとしないんですよね
そのせいで「つまんないつまんない」っていつも言われてるんだけど、面白くないギャグでもなんかほっこりしてしまうというか
山田裕貴がいると周りが自然と笑顔になるというか、そういう雰囲気を持った人なんですよね
あとゴーカイジャーいちの泣き虫で、イベントのたびに観客にお礼を言いながら号泣してしまったりとか
とにかく俺としても大好きでめっちゃ応援してます、誰がなんと言おうとゴーカイブルーはかっこいいんだ!(えー


■食戟のソーマ 第44話「予想外のストレート」


「みんなー!重大ニュースだよー!ほら見て今朝届いてたんだよ!
 秋の選抜、予選で作る料理のお題!」

さて今回のソーマは、選抜のことで吉野がドタバタ駆け込んできたシーンで始まります
何かと思えばお題が発表されたと…ずいぶん早くに発表されるんですね、選抜は秋になってから開催されるイベントで
今はまだ夏休みに入ったばかりの時期ですが…それだけ入念に対策を練らなきゃいけない一大イベントってことでしょうか
ともかく気になるそのお題というのは…

「お題は…!(ビリビリ)…”カレー料理”…!」

「カレーを使った料理か…ゆきひらのお品書きには無かったメニューだし、
 範囲が広くて逆にとっかかりがねぇな…田所は何かアテあんの?」

「うーん…カレーって実家でも研究会でも、本格的には作ったことなくて…」

そんなお題とはなんとカレー料理!カレーを用いた料理ならなんでもいいっぽいですが、
逆にそんな料理は作ったことがないと、ソーマや恵ちゃんもいい案が浮かんでこないようです
いやまぁ、2人ともバーモントカレーくらいなら作ったことあるんでしょうが
これは食の重鎮たちに「素晴らしいカレー料理だ」と言わせなきゃいけない一大イベントだからな…
そう考えたらバーモントカレー作った経験なんざクソの役にも立たねーよな…(えー

「そーいやぁ…極星にいたなぁカレーばっか作ってる奴、アイツ今何やってんだろ?」

とそんな中、親父の後輩でカレーのスペシャリストが以前この極星寮にいたことが発覚!
汐見潤という名前の人だそうですが…今でも遠月で教師をやってるそうだから、その気になればすぐ会えそうですね

「アイツのことはよく構ってやったから、
 きっと俺の名前を出せば喜んで協力してくれるぜ」

「おぉー!マジでか!んじゃ早速行ってみよーぜ田所!
 おーし身支度してくるかねー(ドタバタ)」

「ん?どーしたふみ緒さん」

「いや…まぁ…何も言うまい…」

その汐見潤は親父にずいぶん可愛がられていたようで、すぐにでも協力してくれるだろうと親父は言いますが…
それを聞いてソーマ達が喜ぶ一方、ふみ緒ばあちゃんだけは「いや…まあ…」
なぜか遠い目をしていました。お、おいまさか、親父にかわいがられていたというのは


(C)鳥山明/集英社

かわいがるといっても
アタマをよしよしとなでたり
たかいたかいとかをするんじゃないぞ
いためつけてやるということだ!

 

こういうかわいがられ方をしてたってことか!?(えー

「それにしても創真くんのお父さんって、本当に凄い人だったんだね!
 あの堂島先輩に続いて、第二席まで辿り着いたなんて」

「そだなー…今までも獲る気満々だったけどさ、親父でも見れなかった”てっぺん”の景色…
 どんな眺めなのか、本気で見てみたくなった…て感じだな!」

「創真くん…」

そして親父が十傑の第二席だったという話を聞いて、いよいよ本気で十傑を目指す気になったソーマ。
おおこれは…なんとなくソーマは、「てっぺん獲るんで」と言いながらも十傑には興味ないんじゃないかと思ってましたが、
親父ですら第一席には辿り着けなかったと聞いて、がぜん燃えてきたようですね
そして恵ちゃんも一緒に十傑を目指すことになるようですが…どうなんだろうか…ギリギリ第十席に引っかかるくらいなのかな



『まったく、もう行くのかい?せわしない事だ
 もっとアドバイスでもしてやればいいのに』

って、ソーマ達を見送りながら親父が出発する前に語っていた話を思い出すふみ緒ばあちゃん。
さすがにふみ緒ばあちゃんには軽く挨拶してから出発したのか、そんな親父がわざわざ遠月にやってきたのは
ソーマに会う他に何かのヤボ用があったようですが…こいつはちょっと気になりますね…
ソーマの他に親父と関係あるキャラというと、やはりえりなお嬢様?ちょっとお嬢様相手に挨拶しに行ったとか…

「お疲れ様でしたえりな様、これからの予定ですが、
 季松庵のオーナーと料理長が挨拶にいらっしゃいます、その際新メニューを味見していただき、
 夜はフード・エグゼクティブ社役員たちとの会食を…」

「…」

って噂をすればお嬢様キター!!
今日も高級車に乗りながら、あれやこれやと大量の予定を組まれまくっていたお嬢様!
でもその表情は「はいはいそーですか」って感じで、なんか普段通りな感じですね
親父に会ったんだとしたら、お嬢様的にもっとハァハァしたような顔つきになると思うんだけど…(えー

ブロロロロロロ…



「…!!止めてッ!!」

「!?」

キキィィィィ!!

ってああ!?その時、車とすれ違ったのはカバンを持ってどこかへ旅立つ親父の姿!
お嬢様とは会っていなかったのか…そしてお嬢様的に憧れの人が突然目の前に現れたとあって
珍しく声を荒げて車を急停車させますが…

「…えりな様?あの…?」

「…いえ、何でも…ありません」

ドクン…ドクン…



しかしお嬢様が車を降りたその時には、親父の姿はもうどこにもありませんでした
親父と直接会うことはできなかったか…それでもこのお嬢様のドキドキ顔ハンパないですね
もう完全に惚れてんじゃねーか!これってやっぱりあれなのか、神の舌を持つお嬢様的に
人生で唯一「おいしい」と心から言ったのが親父の料理だったとかそんな感じ?
ソーマの料理に関しては、結局意地張って「まずい」とか言っちゃったしなー、
親父の料理は美味すぎて、もうそんな意地すらも介入する余地がなかったとか

「あのー、すんませんここの先生って…」

「………お客さん!?(くわっ)」



ってメガネ美少女キター!!どういうことだよオイ!
ソーマが汐見ゼミに踏み入ったその時、お出迎えしたのはなんかスパイスをゴリゴリやっていたメガネ少女!
ど、どういうことだ…?汐見ゼミは2年生担当だという話だったから、この子はソーマ達の先輩なのか…?
それとも汐見潤本人だというのか?さっきのイメージ図とはずいぶん違う感じですが…

「えっとえっと、すみません今お茶を出しますね!ごめんなさい気が利かなくて…!」

「いえそんな、ごめんなさいお構いなく…!」

「わ、私いつもボーッとしててよく怒られるんで…ごめんなさい!」

「あわわ、あの…急にお邪魔してすみません!」

「そ、そんな、全然大丈夫です申し訳ないです!
 ほんと今すぐお茶入れますからっ!」



(相手に謝らせてしまったことを謝りあってる…無限ループだ…)

そんなメガネ少女は恵ちゃんと同等レベルに腰が低いようで、なんでもないことを2人して謝り合うという
なんともおかしな空気になってしまいます。それと腰が低いついでに背も低かったり
慌ててスパイスをひっくり返すドジっ子だったりとなんか色々すごいなこの子は!
かなりの萌え属性が盛りだくさんって感じですね、これで汐見潤本人だったらババア属性も追加されるのか…すげえな…(えー

「それで…あの、どちら様ですか?」

「えっと、ここの先生に話を聞きたくて来たんすけど、才波城一郎の息子が来たって言ってもらえば…」

 

なっ!何をするだァーーーッ!!ゆるさんッ!!(えー
ああ、いきなり何を!?ソーマの親父の名前を聞いた途端、突然殴りかかってきて
衝撃のファーストブリット、撃滅のセカンドブリット、抹殺のラストブリット
繰り出したメガネ少女!なんでやねん!やはり汐見潤本人だというのか!?
それにしても「3カメ」のコマを見るに、この子すごい巨乳なことが分かりますよね
そのうえこんなキレやすい暴力属性も…おい一体いくつ属性があるんだよ!?

ズッシャアアアアア!!

「そ、創真くーん!?な、何を!?」

「さ…才波城一郎の…息子ぉ…!?今すぐ出て行ってくださいっ!!」
 私は才波先輩のこと…思い出したくもないんですからぁっ!!」



やっぱりあんたが汐見潤なんかい!!
ぐわーマジか、このメガネっ子でドジで腰が低くてロリで巨乳で実はババアで暴力的な子が汐見潤とは!
色々盛りすぎやでホンマ!(えー  それとやっぱり親父のことは大嫌いっぽいですね、
ふみ緒ばあちゃんも遠い目してたし…真相としては可愛がられていたんじゃなくてかわいがりを受けていたって
感じなんだろうな…(えー

「うぃーす、頼まれたブツ買ってきた…(ガチャ)ん?」

「はー…はー…」

「…」



「…お…お邪魔してます…」

ってあああああーー!?
なんとその時ドアを開けて入ってきたのはゴーカイブルー・ジョーギブケン!
な、なんであんたがここに!?この汐見ゼミの関係者なのか!?この男、俺の予想では
選抜ではまったく注目されてなかった中、ものすごい勢いで勝ちまくるダークホースの筆頭かと思いきや、
早速登場することになるとは…このカレー修行編に絡むことになるのか?
それとやっぱりすごいイケメンだと思うんだけど女の人の目から見ると違うもんなのか?
俺にはわかんねーぜ…ともかくこれは楽しみな展開になってきました、次回に続く!


■食戟のソーマ 第45話「香りと刺激の伴奏者」

「し…汐見潤です、今日からよろしくお願いします」



「4月からの新入生だ、ふみ緒さんの入寮腕試しも一発クリアしたそうだぜ」

「む、それは有望株だ…よろしくな汐見くん!」

「は、はいっ!こちらこそ…!」

さて今回のソーマですが、冒頭の場面は中学時代の汐見さんが、極星寮にやってきたシーンで始まります
それにしても、この場面は汐見さんより堂島さんの方に目が行ってしまいました
この頃の堂島さんってハデな頭してっからもしかして恐い性格だったんじゃ…と思ってましたが
まったくそんなことはなく、今と同じで面倒見のいい良き先輩って感じですね
これだけ実直な性格なのに頭は妙にハデなのはなんでなんだろうな…(えー

「へぇ〜新入りか、よーし歓迎してやろう!そうだ俺の新作料理を食うか!?」

「えっ?はい、ぜひ!」

(このようにして…当時寮内で一番年下だった私は、事あるごとに才波先輩の実験台として、
 散々いじくり倒されたのでした…)



そして親父と汐見さんとの関係というのがこれ、さまざまな料理の実験台にされたようですが…っておい!?
ワニがおるで!?生のワニとか一体どこから調達してきた!?(えー
これも料理のためなのか!?生きたままのワニをさばくとかどういうことなの…恐ろしすぎんだろ!
それと汐見さんのパンツを必要以上にモロ見えにしてるのは一体…(えー
最近ソーマでこういうパンツ描写はなかっただけに、このモロ見えの意図がちょっとよくわからないな…

「一生消えない心の傷を負いました」

「ちょっ…ストップストップ!姿形が回想とほぼ変わってないんですけど!?」

「ま、まぁ…お若いですねとはよく言われます(34歳)」

って、そんな汐見さんの歳は34歳ということが明らかに!
34か…34ということはランバ・ラルの1歳年下か…(えー そう考えるとかなり歳行ってんなぁ
まあランバ・ラルがあの貫禄で35ってのも若すぎるだろって話なんですが

それと汐見さんが34歳ってことは、学年からいって親父や堂島さんの年齢も計算できますよね
汐見さんが中1の時に2人は高2だったわけだから、汐見さんの年齢に4プラスして
親父&堂島さんの歳は38歳!おお…思ったより行ってるんだなー、堂島さんの外見若いから意外だなぁ
とするとソーマは親父が22歳の時に生まれたってことですね、年齢の謎が今回一気に分かってきたな…



うーむ、改めて汐見さんに協力を頼む2人ですが、親父に対する恨みは相当根深いようで…露骨にソーマを無視しております
これは中坊林太郎がキレる展開ですね。親は関係ねえだろ!親はぁ!!(えー
ただまあ、恵ちゃんにだけは教える気があるみたいなんで、ここはやっぱり恵ちゃん1人で助言を受けて
後でそれを恵ちゃんがソーマに教えりゃいいというのが得策か…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「悪いね…せっかくの客人を邪険にして。俺はここで助手をやってる
 高等部1年の葉山だ。お前らも1年だろ?授業で見かけたことあるぜ」

「え?でも遠月ではゼミに入るのって、普通2年からだよね…?」

「それはな…あの女には俺が必要だからさ。
 スパイスをいじる以外なにも出来ねぇ女なんだよ、なぁ潤?」

「汐見教授でしょ!潤って呼ぶなぁ!!」

ってなにー!?葉山という名前が判明したゴーカイブルーですが、なんと汐見さんとは
男と女の関係だったことが判明!(えー  こ、こやつ20歳近くも年上の女性を呼び捨てとは!
やっぱ何かしらデキてるとしか…しかしこれはチャンスですね、
半沢なら確実にここにつけ込んでゆすり始めるところでしょう(えー



「汐見先生、私にカレー作りのコツをどうか教えて下さい。
 父にオモチャにされた威厳を取り戻すんです」

「あ〜ん?あのクソカス才波の息子のくせに偉そうなこと言うな!さっさと帰れ!」

「そうですか…分かりました、では最後に祝辞を述べさせていただきます…
 このたびはご結婚おめでとうございます」

「えっ」

「でもあなたも複雑なんじゃありませんか?なにせ相手は高校1年生、
 ご家族もずいぶん心配していらっしゃるようです。
 もしかするとあなたが、研究を放り出して生徒を食い物にしてるんじゃないかと…」

「なっ…いや違う!葉山くんはああ見えても…!」

「やはり葉山くんとデキていたんですねぇ…」

「あ…」

「いいんですか汐見先生?そういうことならこのゼミの存在は大問題、
 助手と称して生徒とキャッキャウフフしていたんだ、
 学校に知れたらタダじゃ済まない」

「あ、あう…」

「葉山くんはさぞ残念がるでしょうねえ〜、せっかく遠月の最年少エリート先生と
 結婚できるはずが、目前で水の泡だ」

「ちょ、ちょ、ちょっと待ってくれ!」

「いえ待てませんこの件はマスコミにも流させてもらいます」

「!!(ぱくぱく)」

「そうなったら一番の被害者は葉山くんですねえ〜…」

「ま…待ってくれ!どうか…どうか葉山くんだけは…!」

とかこんな感じで…(えー
半沢って最近「倍返しだ」って言葉しか話題にされてないけど、やっぱ一番の醍醐味はこういう徹底的にゆすりまくるシーンよね



「は…葉山くんは私の助手という立場なんだから、ちゃんとそこは礼儀を持って…」

「潤、今日の水やり当番忘れてたぞ」

「はう」

「代わりに俺がやっといた」

「はい…ごめんなさい…」

「先週も水やりを忘れて貴重なスパイスを枯らしかけたよな?」

「はい…私のせいです…」

「先週潤がすっぽかした来客を応対したのは?」

「葉山くんです…」

(さらに小っこくなっていく…)

って、葉山に対しては相当な弱みがあるようで、まったく頭が上がらなかった汐見さん。
やっぱり弱みを握ればいけるっぽいな!いけるいける!(えー
それにしても34歳が16歳相手にここまで頭が上がらないとは、よく調教されてますなー:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「にしてもすげー種類のスパイスだなぁ…あ!これすげーカレーっぽい匂い!」

「カリパッタって名のスパイスだ、カレーリーフと呼ばれることもあるな」

「えっ!?これ生のカレーリーフ!?」

「田所?知ってんの?」



「カレーリーフの苗木は寒さに弱くて…冬を越せずに枯れちゃうから、
 日本では乾燥させたものが流通してるの。生の状態じゃほとんど手に入らないはずなのに…」

「それも潤の研究テーマのひとつなんだ、熱帯地域原産のスパイスを国内で安定栽培する方法の確立…
 他にも冷凍技術を駆使した長期保存法の発見や、新しい香味成分の抽出も次々成功させてる」

そんな中、ゼミの部屋をじろじろ見てるうちに生のカレーリーフとやらを見つけたソーマ。
どうもこのカレーリーフというのは生のまま保存するのが非常に難しいらしく、生のものはまずお目にかかれないそうです
しかし汐見さんは、それを生で保存できる方法をすでに確立していると…他にもスパイスに関して数々の功績を残しているそうで、
さすが最年少エリート先生はダテじゃないということでしょうか

「へー、見た目によらず凄いんすね先生!」

「あ、あなたに褒められても嬉しくないですけど…
 でもそうですね、スパイスにはそれだけの可能性が秘められてるということです」

「ま、実際に体験するほうが早いんじゃねえか」

「?」

「食ってけよ、スパイスの奥深さを見せてやる」

って、そんな中で葉山がスパイスの使い方を直に教えてくれるようです
これはありがたいですね、確かに理屈であれこれ言われるより、百聞は一見にしかずというか
モンスーノでも「1枚の写真は1000の言葉より多くを語る」って言ってましたしね(えー

そんなわけで葉山からスパイスのなんたるかについて教えられる2人。
要約するとスパイスというのは、同じものを使っても
何と組み合わせるかでまったく風味が違ってくる
というもののようですね
調理の足し算・引き算で仕上がりが別物になるという、奥深さを葉山から色々教えられます

「あいつ…料理の最中、鍋の中をまったく見てなかった」

「え…?」

「立ちのぼる食材とスパイスの匂いだけで、
 鍋の状態を完璧に把握してやがった…!」

「料理を制す者は香りを制す者、すなわち…
 遠月のてっぺんを獲るのは、葉山アキラ…この俺だ」

そんな葉山はとにかく香りに特化した料理人のようで、目に頼らずとも香りだけで全てが判断できるようです。
そんな葉山は秋の選抜でソーマと同じAブロック。こりゃカレー勝負で激突するのが確実か…
俺の予想では最後にぶつかるダークホース的なキャラだったんですが
まさか最初の相手だったとは。残念だけど一回戦でソーマと当たって消えるのかなー:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「やーごちそうさん、マジで美味かったわお前のカレー、今度お礼するわ」

「…今度?」



「あんたが作るよりもっと美味しいカレー、
 選抜の舞台でごちそうするよ」

さすがに「てっぺん獲るのはお前じゃなくて俺だから」とまで言われては黙っていられないソーマ、
選抜の時期にもう1度ここへきてください、
こんなカレーよりもっと美味いカレーをご覧に入れますよ
山岡みたいなことを言って宣戦布告しております(えー

ただまあ、今回の話で気になったのはやっぱりパンチラ描写ですかねえ
なぜそれを気にしているかというと、ソーマでパンチラ描写があったのは
1巻描き下ろしの真由美ちゃんと、丼研に協力してた頃の恵ちゃんくらいで
合宿編に入ってからは一切そういうのなくなったんですよね

合宿編に入ったのは今年の4月でしたから、実に半年の間パンチラは一切なかったことになります
それだけ長期間封印していたものを、今回の話で一気に二度も出してきたのは一体…?
合宿編以降のリアクションというのは、服を着たままビクンビクンするのが主な反応でしたよね

俺としてはこの反応が一番好きかなー、前にも言ったことあるけど
tosh先生は服を脱がさずに描いた方がエロ可愛いと思う
肉魅とかお嬢様のはちきれんばかりの胸が服に収まってる図とかね…
ああいうのは抵抗なく見れるんだけど、なんか少年誌でパンツって「うわ不純!」ってイメージが最初に湧いてくるんだよなー



あと最近はサンマ食う恵ちゃんの図とか、ビクンビクンとかもなく単にホワーンとする絵ヅラも結構ありましたよね
俺はこれも十分いいと思うんだよなー、健全だし可愛いし。段々ソーマもこういう健全路線に向かってるなという印象があったので、
今回のダブルパンツはど、どうしたというんだ…という困惑の方が大きかったです(えー

それとソーマ自身のリアクションについても気になったんですが、
ソーマがライバルの美味い料理食った時には必ず似たような構図で全裸になるのは
どうかなーという気がしましたね

←第7話、一色先輩の山椒焼きを食べたソーマの図
←第36話、もず屋の唐揚げを食べたソーマの図
←第45話(今回)、葉山のカレーを食べたソーマの図

そろそろこいつはパターンになってきちゃってるなぁと…やはり恵ちゃんとかのリアクションを考えるのが精一杯で、
ソーマに関しては頭を回す時間がないのだろうか。ううむ、がんばって欲しいところです。まあ色々気になる点を書いちゃったけど

tosh先生を認めるからこそ
苦言を呈しました。
期待します。
次回に続く!


■食戟のソーマ 第46話「龍は臥し、空へ昇る」


「カレーの味で、この俺を負かすって…?」



「…お前、俺のカレー食って何も思わなかったのかよ?」

さて前回、「こんなカレーよりずっと美味いものをご覧に入れますよ」と山岡風に
葉山に対して宣戦布告したソーマでしたが…それに対する葉山の反応がこれでした



信じられないアホを見る顔って感じで、思いっきり冷え切ったリアクションが!
や、やばい、さすがにスパイスのスペシャリスト相手に、あの宣戦布告はシャレにならなかったか…
「お前なんとも思わないの?バカなの?死ぬの?」と冷たい目を向けてくる葉山でしたが…

「思ったよ、ヤバかった」

「はぁ?」

「自分が作れないもんを作るヤツがいる…そんなの…」

 

「めちゃくちゃ嫉妬しちまうよ」

おお、しかしソーマ的に、葉山の料理にはかなりの刺激を受けていたみたいですね
自分より格下だから葉山に勝てると思ったのではなく、まったくその逆。
葉山のカレーについては「俺にはとても作れない料理」とまで思っているようで、
それほどの強敵だからこそ燃えているようです
あれですね、強敵の出現を喜ぶビルドファイターズのユウキ先輩みたいなもんかと。燃えあがーれー燃えあがーれー

「う〜ん…どこから手をつければいいんだろう…」

「アジアだけでもすげぇ種類があるし、欧風カレーなんてのもあるしな…」

そんなわけで汐見ゼミから帰ってきたソーマと恵ちゃんは、大量のスパイス本を前にして勉強を始めていました
しかしカレーと言えばメジャーすぎる料理なだけに、あまりに幅が広すぎて手のつけどころに困っているようです
とりあえず「付け焼き刃のカレー風味じゃダメ、スパイスの良さを理解したカレー料理を作る」ってことだけは決まったようですが…

「えーと何々、一般的なカレーで使われるスパイスの種類は約40種類…
 そっからおよそ10〜20種を選びブレンドすると…」

(たぶんこの時点で組み合わせは何億通りも…)



「ホールかパウダーか、それとも生で使うか…香りを引き出す油や調理法の選択、
 焙煎や熟成って手もあるし、その上で使う食材との相性も吟味しないといけねーよな」

「(ボン)」



ああしかし、スパイスの良さを活かすという方向性は決まったものの、今度はそのスパイスの組み合わせがあまりに多すぎて
もうダメぽということが分かりました(えー
結局は幅の広さに苦しめられるってことは変わらないんやな…
あと2人でスパイスの教本を読むシーン、1冊の本をソーマの右手と恵ちゃんの左手でいっしょに持つって
どんなイチャイチャっぷりだよこれは!さすがに恋人かお前ら!

「それとさー、このお題…もちろんスパイスも大事だけど、
 それだけじゃないって思うんだよなー」

ここから2人の徹底的な試作タイムが始まりますが、
ソーマはスパイス以外にも何か勝敗を分かつ重要なものがあることに気づいたようです
むう…これまではスパイスをどうにかするって視点でしか考えてませんでしたが、このソーマの気づきが逆転の要素となるのか…?

「そっか、田所も今日から帰省かぁ」

「うん、もともとお盆には帰るつもりだったし、地元の食材といろんなスパイスの相性を試してみたいんだ。
 しばらくの間、1年の寮生は創真くん1人になっちゃうね…」



そして試作の毎日が数週間ほど続き、お盆の時期になると恵ちゃんは実家へ帰省していきました
さすがにお盆くらいは帰りたいよなぁ…吉野たちもすでに全員実家へ戻ったようです
ソーマは家に帰っても誰もいないから、極星寮で試作を続けるってことか
それにしてもこの2人本当に仲いいな まるで結婚して数年した夫婦のような落ち着いた雰囲気が…

その後もひたすらに試作のために時間を費やすソーマ、何をしている時も考えるのは味の組み合わせのことばかり
ふみ緒ばあちゃん達が寝ている時間でも、寝る間を惜しんで組み合わせの数々を試しております
どうやら夏休み全部を試作に使うみたいだな…ソーマの腕でもそれだけの努力が必要とは、
やはり今回の選抜は並大抵のことじゃ勝てないということか

それと残っている1年生はソーマ1人だと恵ちゃんが語ってましたが、
2年生なら一色先輩も残ってるんですね
この人は家族とかいないんだろうか…?まああの常人離れした性格からして、天涯孤独の身っていうのもそれっぽい気がしますが…



そしてソーマ以外のライバル達も、やはりこの夏休みを利用してカレーの研究にいそしんでいました
それにしてもアリスやお嬢様と並んで大ゴマ1つもらってるお付きの男がなにげに扱いでかいですね
秘書子なんかはお嬢様のついでにちょこんと映ってるだけなのに、
このお付きの男はアリス・お嬢様と同等の扱いで1コマまるごともらうとは…

やはり実は相当な強敵なのかお付きの男?本気を出したらアリスと同等以上にやりあえるのかお付きの男?
それとそろそろ名前知りたいぞお付きの男!(えー  いつまでこう呼んでりゃいいんだよ!

「葉山くん、また徹夜したの…?」

「あぁ、もうじき完成だからな…秘密兵器のミックススパイス!」

 

「そ、そんなに根詰めたら体壊しちゃうよぉ!」

「よく言うぜ、潤だってしょっちゅう徹夜するじゃん」

「潤って言うなぁ!」

そんな一方で、葉山もまた徹夜しての秘密兵器を開発していましたが
読者でも何を作ったのか分からないソーマの切り札に対して、葉山の切り札は完全にモロ出しであります
あかんやん葉山!切り札を先に見せた方が負けるって漫画の常識やで!
もはや葉山の負ける確率が120%すぎてやばいんだが…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「あと床で寝落ちするクセ直せよな、お前チビの割に重てぇんだから」

「(かあああ)し、心配してあげたのに!葉山くんなんか負けちゃえ!」



そして会話の雰囲気がこの漫画の誰よりもアツアツな2人
いやマジで、ソーマ&恵ちゃんとか、アリス&お付きの男とか、男女のペアは色々いますけど
ここまで明らかに恋愛っぽい雰囲気出してるのはこの2人だけですよね
ソーマと恵ちゃんも仲いいなーとは思うんだけど、ここまで相手を意識してないしな…
それを34歳と16歳でやるとかかなり凄いことだぜ…(えー

「…負けねえよ…誰が相手だろうと関係ねえ
 潤と俺のコンビは最強だってことを証明してやる…!」

そんな葉山を突き動かす原動力とは、汐見さんに対する愛のパワーでした
お前らほんとにガチやな!ガチすぎるな!「俺の鼻にかなう奴はいないって証明してやる」じゃなくて
潤と俺のコンビの凄さを証明したいわけだからな…どんだけ汐見さんのこと好きなんや

そしていよいよ夏休みが明け、秋の選抜本番の日が訪れてしまいます
一気に本番まで来たな…このテンポの良さには感心してしまいます、
今週のはじめの一歩にも見習って欲しいくらい(えー

秋晴れ、空は高い、大舞台が始まろうとしている…



イ、イケメンやああああああ!!
なんというイケメン!選抜に出陣するソーマかっこよすぎだろ!
今週は「めちゃくちゃ嫉妬しちまうよ」のシーン、「今の時点で負けてることはちっとも問題じゃねーんだよ」のシーン、
そしてこの出陣シーンと、ソーマのイケメンぶりが凄かった回でしたね
夏休みを全部使ってひたすら努力する姿も好感持てました、今回はいいソーマ株の底上げ回だったなー



それと今週は巻末コメントで、tosh先生がワールドトリガーの芦原先生に
「ジャンプネクストではありがとうございました!」とお礼言ってましたね
これってあの木虎の「我ながらセクシーだわ」のヒロインポスターネタの話だよなー
ソーマとワールドトリガー、好きな漫画2つの作者がこうして交流してるのって
俺としては嬉しいですね、どっちもこれからのジャンプで生き残ってほしいです。次回に続く!






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