■食戟のソーマ 第50話「日常を越えるもの」
『四宮小次郎…』
『…?』
『第一席を獲った料理人だ…その実力はどれほどなのか、
それを量れないかずっと機会を伺ってた。ま、結局叶わなかったけどね。
その四宮と直接料理勝負を…食戟をやったって噂は本当かい?
しかも引き分けたって話じゃないか』
さて今週のソーマですがいきなりすごい予想外な人物の名前が飛び出てきました
ここで四宮ですと!?恵ちゃんに対して「あんたに興味がある」と言っていた北条さんですが、その理由とは
かつて第一席として名を馳せた四宮の実力を知りたかったからであり、
その四宮と勝負して引き分けたと聞いて、恵ちゃんに興味を持ったんだという…
『あ、あの…えっと、あの、それは…正式に引き分けたってわけじゃなくて…(あたふた)』
『まさか…勝ったのか!?』
『あわわわ、ち、違います…そのう…』
『その…そ、創真くんが、あの…』
『幸平創真…あの編入生か』
『全部…そそそ、創真くんのおかげで…私だけじゃ全然ダメで、その…』
『…なんだい…結局男に助けてもらったってだけかい?
邪魔したね…見込み違いだった』
って、引き分けたのは全部ソーマのおかげで、自分は何もしてないとまで謙遜する恵ちゃんですが…
そんな風に「男に助けてもらったおかげ」という話を聞いた途端、北条さんの目から
恵ちゃんへの興味がみるみる失せてしまいます
そして最後には、「チッ時間の無駄だったわ」と言わんばかりに、不機嫌な顔で恵ちゃんの前から去ってしまったという…
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「…うん!これで野菜の下準備は大体できた…えと、次は…」
「なんか地味〜に作業してるなぁ、あの落ちこぼれ。イライラするぜ…!
高等部への試験で最下位だった奴が選抜に出られて、
俺達が観客席だなんて納得いかねぇ!」
そして回想は終わり、場面は選抜会場の料理シーンとなりますが、
なにやら観客席から恵ちゃんに嫉妬している見苦しい奴がいました
次から次へと絡まれて恵ちゃんも大変やな…前回も恵ちゃんはおりえにディスられていたし、
そろそろ暖かく見守ってやりたいところですが…
「場違いなんだよなぁ田舎モンがよぉ!!」
「あぁ?今なんつったテメェ…」
「もういっぺん言ってみろやオイ…」
「ひいいっ!?」
ああ!?こ、この人達は…極星寮で忘れた頃に出てくるモブキャラ2人じゃないですかァー!!(えー
・ジャンプライブでソーマを最初から読んでて気づいたんですが、極星寮の歓迎会に2人ほど名前の出てない寮生が
いたんですねw他のメンバーが濃くて忘れてましたw忘れられたかと思いきや今週再登場してましたね。
名前が明かされるときは来るんでしょうか
by みんムシ
そう、みんムシさんも言ってますが、まだ名前のないモブ寮生がこの2人です。
確かソーマが初めて極星寮に来た時に、一緒に丸井の部屋でドンチャン騒ぎしたり
合宿で四宮との食戟が終わった後に、ホテルの丸井の部屋でドンチャン騒ぎしたりした2人ですよね
つまり丸井の部屋で騒ぐ時に出てくるんやな…丸井大人気なんやな…(えー
1年前、横浜中華街…
『ケッ!ふざけんじゃねぇや!』
『いくら北条料理長の娘だからって…女なんかに厨房を仕切られてたまるか!
入ってきたらいびり倒して、すぐに追い出してやるぜ…!!』
『…』
って、ここで北条さんの回想シーンが…実家は中華街の名店だという北条さんですが、
1年前にそこの部門長が、女と一緒に仕事なんてやってられるかという
えらい差別意識の持ち主だったようで…またか!またこんな店員か!
四宮の店でもそうでしたが、こういうトラブルの種になる店員多いなー
いやでもね…よくよく考えてみたら、実際の職場の人間関係とかも割とこんなもんですよ
さすがに追い出すとまではいかないけど、「あいつと一緒に仕事なんてやってられるか」という
この険悪な雰囲気ね…どこの職場も、こういう人間関係におけるトラブルがとにかく多いんだよね
これはどんな企業のどんな部署でもついて回る悩みだと思います
そして部署を束ねる上司にとって、一番頭が痛いのがこの手の問題でしょうね
仕事上のどんな問題よりも一番厄介で、一番悩みの種になるほど面倒だと思います
なぜこういうことが起こってしまうのかというと、基本的にどこの部署も
仕事を回すのに最低限の人数しか確保してないからなんですよね。
人数を余らせるということは、人件費の無駄になりますから、最低限の人員で仕事をまわそうとするわけです
吉野家の様子とか見たら一目瞭然ですよね。
わずか数人の店員が必死に動き回って、ようやくギリギリ客をさばけるぐらいの人員しかいない。
会社の人員配置の考え方としては、あれが基本というわけです。
でもそれだけ最低限の人数で仕事をするっていうことは、「こいつと話してるとイラつくわー」って気に入らない同僚がいても
そいつの代わりなんていないということです
どれだけ腹が立つ同僚でも、毎日顔を合わせなくちゃいけない、毎日会話しなくちゃいけない。
仲の悪い人間同士でそれをずーっと続けてるとね…やばいぐらい泥沼にはまっていくんですよ
「だからそうじゃないっつってんだろ!」「はぁ!?なんなんすかさっきから!」とか衝突する回数もどんどん増えて、
その2人が一緒にいるだけで空気がピリピリするようになって、しまいには
「あいつと一緒に仕事なんてやってられるか」というこの状態に陥るというね…
俺はこういう風に、人間関係のトラブルで職場の空気が悪くなるのをもう何度も見てきました。
こういうトラブルを起こさず、チームを問題なく機能させて仕事をまわすというのは至難の業です
だからこそ思うんですよね、「問題を起こさない同僚」というのは何よりも大事だと
職場の誰とでも問題なく話せる、「仲が良い」とまで行かなくてもいい、問題がないというだけで十分です
職場の潤滑油になれるような人、それが何より大事だと心から思います
だから前にも言ったことあるけどね、新人というのは
「僕は誰にでも必ずキチンと挨拶できます」ってだけで武器になるんです
誰にでも必ず挨拶する、誰にでも苦手意識を持たず話しかけられる、これは新人としては強力すぎる武器ですよ
ハッキリ言って新人なんて、スゲー仕事をバリバリとこなす必要なんてないんです、むしろそんなのまったく期待してません
だって経験値ゼロなんだから。新人の仕事に関しては教えられたことさえ出来ればいい、それだけで十分助かります。
あとはもう問題を起こさないことの方が断然重要ですよ
問題を起こさないということは、絶対に職場のマイナスにならないということですから、あとは教えられたことをこなしてくれるだけで
職場にとっては十分プラスになります。上司からしても「あいつのできる仕事はこれだから、まだできない分は先輩にやらせて…」って
職場の仕事をまわしていくうえでの計算も立つしね
むしろこういう新人にめっちゃ来て欲しいわマジで…めっちゃ来て欲しいわ…(えー
職場の誰とでも問題なく話せる、そして教えたことはちゃんと守れる…理想的すぎるわ…
ウチの職場とかこれができないやつがゾロゾロいてな…いや新人じゃないんですけどね
あっちもこっちも問題だらけで、もう本当まともに仕事がまわらないまわらない。
このチームを操縦していかなきゃいけない上司とか、恐ろしいほど気苦労が多すぎて
いつ胃に穴が空いてもおかしくねぇわ…俺絶対出世したくねぇわ…(えー
(アタシはいずれ屈強な男たちがひしめく厨房に入る…
箔が必要だ…!女ってだけで舐められないだけの、料理人として絶対的な箔…!
遠月十傑第1席!女で第一席に輝いた生徒は、十月の長い歴史の中でも
数えるほどしかいない…だからこそ、その座必ずアタシがいただく!!)
はい、そんなわけでとんでもなく話がそれまくりましたが本筋に話を戻しますと…
店の部門長に目をつけられていた北条さんですが、それについては料理の腕を見せつけて黙らせたようですね
しかし、いつまた似たような奴が現れるか分からない。だからこそ北条さんは
十傑第1席という誰にも文句のつけようのない看板をひっさげて、店の厨房に入るつもりなのだという…
それと女性の第1席ってのは、今までの歴代十傑でもほとんどいなかったみたいですね、
確かに水原さんや乾さんですら1席にはなれなかったみたいだしなー
水原さんに関しては、四宮と学年が被ってるからしょうがないんだけども
ざわ…!
「おいっ、見ろよアレ…!」
「何ぃっ…!?」
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とその時、地味にちまちまやっていた恵ちゃんの料理に大きな変化が!
なんと出てきたのは超巨大なアンコウ、これをさばくのは相当難易度が高いようで
客からの関心も一気に高まっております。それにしてもアンコウってでけぇんだなあ…
多分これって恵ちゃんが会場に持ち込んだんだと思うけど、うんせうんせって運んできたんかなぁ…(えー
「あの落ちこぼれに出来るワケねぇ!身の程知らずにもほどがあるぜ!」
「…ん?あいつ何やってんだ…?」
「…」
って、そんな大一番を前に恵ちゃんがやっていたのは、
以前ソーマに教えられた合掌パーンのおまじない!
四宮との食戟の時、これのおかげで自分の実力を存分に引き出せたように、今回もそれをやろうとしているんでしょうか
(どんな時でも前向きに立ち向かっていく創真くんに、今まで助けられてばかりだった…
今日はあの時みたいに助けてくれる創真くんはいない…
でも創真くんも今、戦ってるんだ…!私1人でちゃんとやれるか分からないけど…
創真くん…今日は私に…勇気だけ貸してください…!)
ああ、なんつーか回想シーンのソーマがイケメンすぎて吹いた
これって確かカレーのスパイスについて調べてる時の、「ちっとも問題じゃねーんだよ」の顔ですよね
なんだか恵ちゃんの回想っていう演出もあいまって、あの時よりさらに数倍イケメン度が増して見えるな…
(昔、実家で習った緊張をほぐす裏技だ…一人じゃできねーのが難点だけどな)
ああそして、これはソーマが言っていたように、1人ではできないというおまじないでした
恵ちゃん1人では本来効果のないものですが、しかしソーマのことを強く思ううちに
確かにその手の感触を感じる恵ちゃん。ああ、なんということだこの圧倒的ヒロイン力!
今の恵ちゃんは1人じゃないということか、離れていてもソーマは一緒にいるという
1人じゃないって思えた時から 叶えられそうな気がしたんだ
変わらないいつもの笑顔のままで 君は僕の手を掴んで
2人なら不可能なんてないさ そう思えたのは君がいたから
これはガンダムビルドファイターズOPが似合いそうなシーンですね
やっぱりヒロインとしての存在感の大きさは恵ちゃんが群を抜いてるよな…
ぎゅっ…
「よしっ…」
ビリィィィィィィ!ザクザク…シュパッ!
ザクッザクッシュッシュッ
そしていよいよ決意の表情で、アンコウを捌きに入った恵ちゃん!
ひたすらに無言で次々とアンコウを捌いていきますが、躍動感さえ感じさせるこの姿は…ああ、これはまるで
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ソーマのライブクッキング!!
合宿の朝食課題にて、起死回生のライブクッキングで客の目を釘付けにしたソーマに生き写しです
これも恵ちゃんにソーマが力を貸しているからできる芸当なのか、それとも恵ちゃん本来の実力なのか…
「…さ…捌きやがった…!」
そして最後は汗だくになりながら、とうとう完璧にアンコウを捌き切った恵ちゃん!
終わった時に汗びっしょりなところも、あの時のソーマと同じですね
これには北条さんも完璧に目が点になって言葉を失っております。
さっきまで恵ちゃんを見下していたようでしたが、それもこの調理を見て考え直しましたかね?
(…あのコ…一体どんな品を作るつもりなの…!?もっと近くで分析を…!)
「お、おりえ様!審査開始までは下に来られては困ります!」
「どぉしても…ダメぇ…?」
「だっ…ダメです!さ、どうかお席に…!」
(くやしい…!この私が予想もできないなんて…)
そして恵ちゃんを見くびっていたのが、今ので一気に目を奪われてしまったのは審査員のおりえも同じでした
つーかこの人めちゃめちゃエロ可愛いな!
まだまだ若い美人さんやないですか!この誘惑には耐えがたいものがあるぜ
片割れがBBAなせいで年増って印象あったけどこっちは今でも十分若いなー(えー
ざわざわ
ざわざわ
(そうだ…その調子だよ…アンタはこの大御堂ふみ緒が認めた、
極星寮の一員なんだからね…!)
そんな恵ちゃんのアンコウ捌きは、会場全体の話題になるほどに注目されていました
これにはふみ緒さんもご満悦の様子…って、「この大御堂ふみ緒が認めたんだからね…」って
ふみ緒さんに言われてもなぁ…(えー
この人ってそんな凄い人なのか?
それともあれでしょうか、今回北条さんのセリフで今までの遠月に女の第1席はほとんどいなかったって話がありましたが
その「ほとんどいない女の第1席」が、かつてのふみ緒さんだったとか…
遠月は90年以上の歴史があるみたいだから、その可能性もなくはないんじゃないかな…
そんなわけで、かなりの恵ちゃん株が上がる結果となった今回の話。
これ人気投票の締め切り前だったら、恵ちゃんの順位1位ってのも有り得たかもなー
がしかし、恵ちゃんのフィーバータイムはまだ終わっておりません
今週のプレイボーイには、女優の優希美青による恵ちゃんのコスプレグラビア映像が!
う、うーん…これがその映像なわけですが、うーん…
ダメってわけじゃないんだが、かと言っていいってわけでもないような…:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
まあなんつーか…漫画の恵ちゃん可愛かったよね!次回に続く!
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