トップページにもでかでかと書きましたが、明日4/18の日テレZIPは食戟のソーマ特集ですってよ!
マジかよいつも朝見てる番組だから度肝を抜かれたわ!
ZIPは曜日によってメインパーソナリティが変化する番組ですが、金曜担当は鈴木杏樹でしたかぁ
うーむ残念、ここは山口達也とかMAKIDAIに男の熱いリビドーに溢れたコメントをして欲しかったぜ
とりあえず枡アナウンサーの反応に困った感じが目に浮かぶようですね(えー

枡さんはマジメな人だから、ソーマ特有のエロいリアクションを見て
「え、えーと…お、美味しそうでしたね」と、さぞ困惑することでしょう
というかZIPといえばモコズキッチンなわけですが、ソーマと速水もこみちでコラボしようぜ!!(えー
とりあえずソーマの料理にひとつひとつオリーブオイルを足していく速水もこみちをですね:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

そういえばZIPは最近、火曜のハテナビってコーナーで
ゴーカイグリーンこと清水一希がナビゲーターを務めるようになったんだよなぁ
かなり時間を割いてるコーナーでがっつり喋ってるので、ファンの人は必見ですよ



そんなわけでついに放送されたZIPのソーマ特集でありますが、放送のちょっと前にツイッターで
全国のお茶の間の空気を心配しながら右往左往する作者サイドに吹いた
エロリアクションの数々を放送されて、各所から怒られることにビビリまくりの附田先生が面白いな
そして実際の放送はどうだったかというと…

・今朝のzipのソーマ特集エロシーンありませんでしたねww 流石に朝6時からエロシーンはキツイですよwww by クロキ

そう、まさかのエロシーン全面カットにより超健全漫画として紹介されるまさかの展開!
これがマスコミの情報操作というやつか…しかし今回はこれでよかったのかもしれん

これには桝アナウンサーも一安心といった感じ(えー
スタジオの空気は終始なごやかなのでありました。知らぬが仏って言うしよかったですね桝さん!
ガチエロページを紹介されて、スタジオが凍りつくよりはこうやって無難にまとめた方がいいよなー
しかしエロに関しては徹底して触れなかったので、マジに健全すぎる漫画って感じで爆笑でした
いやー紹介の仕方によってソーマの印象がこうも変わるもんだとは…



って作者自身も「すごい健全な漫画ですね!面白そうですね!」といったコメント。あんたが作った漫画だろ!
そんなわけで、俺が昨日予想したのとは大分違った特集でしたが、これはこれでなかなか楽しめた企画でした

がしかし、そんなソーマ特集のコーナーについては平穏無事に終わりましたが、
そのままZIPを見ていくと、この後の究極クエスチョンのコーナーで桝さんに思わぬ悲劇が!
今回の究極クエスチョンでは、ゲストとして嵐の二宮和也が来ていたんですが

二宮《桝さんとはオンラインゲームを普段一緒にやってるんですよー》

枡「(ニコニコ)」

二宮《でもあの人、たまにとんでもない時間にログインしてて》

桝「ああっ!!ちょ、ちょっ待っ…!!」

二宮《朝3時に出社しなきゃいけないのに、こないだは夜11時30分くらいにいて》

桝「うおおおおおおおお!!」

二宮《珍しいねってチャットしてたら、
   
すいませんこれ絶対誰にも言わないでくださいって》

桝「いやああああああああ!!」

って感じに、二宮に秘密を暴露されて発狂する桝さんの様子に笑ってしまいました
残念でしたね桝さん!たまにオンラインゲームで夜更かししてる桝さん!(えー
嵐のメンバーってこういう風に桝さんいじるの好きですよね、まあ桝さん凄い真面目だからからかうと面白いんだろうなー


■食戟のソーマ 第66話「その箱に詰めるもの」




さて前回、海苔とご飯の間に驚きの工夫を仕込んでいたソーマですが、その正体がこれであります
まるでイクラを黒くしたようなツブツブの物体!
おそるおそる審査員が口にしてみると、ぷちぷちと弾けた中から海苔の旨味がドバッと出てきたという…
海苔の旨味が…言うなればこれはごはんですよボールとでも呼べばいいのか…(えー

「幸平クン、どうしてアナタがこの技術を…?これは海苔の旨味を抽出して
 球状形成したもの…アルギン酸ナトリウムと塩化カルシウムによって!」

って、そのごはんですよボールについてアリスから意外な一言が!これを作る際、ソーマは
アルギン酸ナトリウムだの塩化カルシウムだのとアリスの得意な分子料理の技術を使ったようで…
アリスにしてみればお株を奪われたような状態、なぜソーマがそんな技術を持っているのか聞かずにはいられないでしょう
それに対するソーマの答えというのが…
 

ドッギャーーーン!!ここで駄菓子が出てくるんかい!!
「なんやてー!?」とアリスが菓子袋の成分名を見てみると、
まさしくアルギン酸ナトリウムと塩化カルシウムの文字が!
マジか…ねるねるねるねに代表される知育菓子、それには分子料理の技術がふんだんに使われていたんですな

今回の菓子は「イクラみたいなお菓子を作ってみよう」というコンセプトのものだそうで
ソーマはこいつを使ってごはんですよボールを作り上げたわけですな…
そんなソーマのご飯を「どう考えても私の方が上だな!いやー私の方が上だな!」と言いつつ
すごい勢いで食いまくるアリス。説得力ねーから!!



というかお前その弁当っていったい誰の分食べてんだ!
今回のソーマは葉山の時とは違って、アリスの分を作ってなかったので
「お前のは後で作ってやるよ」と言いつつ、今までアリスの分を用意するシーンがなかったんですよね

それがいつの間にやらソーマの弁当をバクバク食っていたアリス。
誰かの審査員の分をいてもたってもいられなくなって取ってきたんかお前!?
だとすればアリスの食い意地が張りすぎてて面白いんだが…

「弁当箱のフタの裏にもうひとつ容器を仕込んである」

「こ、これは…葛餡(くずあん)か!?」

葛餡っていうのはね、
しょうゆ等で味付けしたダシに
葛粉でとろみをつけたもので、
日本料理で蒸した品などに
かけられて使われるのよ!

(C)SUNRISE/BANDAI,DENTSU,TV TOKYO

 

「この葛餡にはマグロ節と利尻昆布を通常の3倍つっこんだ。
 シメといこうぜ…こいつをホカホカご飯にかけていただく!」

ガツガツガツ

「ふほお〜〜!!たまりませんな!海苔爆弾の旨味と合わせるとまた格別だぁ!」

「審査員のジイさん達…薙切アリスの時とはうってかわって
 なんか…すげえ楽しそうに食ってるな」

そして「シメの料理が足りない」というアリスの指摘に応えるように、
通常の3倍の美味さを誇るシャア専用葛餡を用意していたソーマ!ま…まるで…赤い彗星!
そんな葛餡の効果は爺さん達に抜群であり、アリスの時より数段楽しそうに弁当を食っていたという…



「…幸平クン、これがあなたの言っていたこと?”弁当に詰めるべきは心だ”とでも言うつもりかしら。
 大事なのは美味であるかどうかでしょ?心だなんて精神論は問題では…」

「否。精神論などではないな、アリス」

「…どういうことでしょうか?」

この状況でもまだ負けを認めようとしないアリスでしたが、そこに口を挟んできたのは
いつの間にか半裸になっていた薙切のジジイでした。
やっぱり美味いもん食ったら脱がずにはいられないのかこのジジイは!

「アリス、お前の弁当は冷気を活かしたものだったね」

「ええ、だって弁当は冷めるものですもの」

「幸平創真はそのように決め付けなかったぞ。
 半日経とうと温かさを楽しめる弁当を作れないか…
 だからこそ彼はまず箱、弁当の外側に目を向けた。
 温かさによる美味しさのエンターテイメントを詰め込んだもの…それがこの弁当だ
 翻ってお前は、たとえば寿司対決であってもこの品を出せただろう」

「…!」

「お前の弁当は極めて美味だったが…その実、お前の持つ技術を
 あの箱に当てはめただけに過ぎない。弁当だからこそ伝えられる美味しさ、
 弁当としての楽しさや新しさ、お前の料理にはそれがあっただろうか?」

そして、ソーマの弁当の方がアリスのものより優れていることを解説するジジイ。
ふむ…これを一言でまとめるなら、アリスの弁当はやはり
「お前の料理は弁当に見えて弁当じゃねえ」ということになってしまうんでしょうな

アリスの弁当は寿司対決にでも出せたというのがそれを物語っているというか、
要するに寿司として作ったものをただ弁当箱に入れたのがアリスの料理だったってことでしょう
それに対してソーマの料理は、まず「一番温かく食べられる弁当箱は何か」と料理ではなく弁当箱を第一に選ぶところから始まり
その弁当箱を最大限活かすための料理の詰め方にとことんこだわったという
弁当の良さを突き詰めた料理だったってことですよね

弁当というテーマにおいて、確実にアリスより相応しいものを作ってきたソーマ
それだけではなく、ソーマが弁当に詰め込んだエンターテイメント性によって、
アリスの時よりも審査員たちは食事を楽しみ心躍る結果になったという…
前回の婆ちゃんのエピソードが該当するのはここでしょうね、食べる側を喜ばせるサービス精神と言うんでしょうか
この2つの要素によりアリスの上を行ったソーマ、もはや勝敗は決定的なわけですが

「ま、でも大事なのは美味いかどうか…そこに関しちゃ異論はないぜ、
 おあがりよ薙切アリス!」

「…」

がしかし、「うるせー!料理は美味い方が勝ちなんじゃ」というアリスに対して
「じゃあ美味さで決着つけようぜ」シャア専用葛餡をかけたご飯を差し出すソーマ。さっきはこの葛餡がない状態で
夢中になって食べていたアリスですが、今の状態で食べてしまったらどうなるのか…



はだけたー!!おはだけが出たぞー!!(えー
なんとソーマの料理から溢れ出る快感に耐え切れず、全裸になってはだけるアリス!
これも薙切一族の血のさだめなのだろうか…その血のさだめ!ジョジョ!!(えー

「一回戦・第一試合勝者は!幸平創真とする!!」

「御粗末!!」

そんなわけで、優勝候補アリスを凌駕する形でソーマ完全勝利!
弁当というテーマ性、食べる相手を喜ばせるエンターテイメント性、そして美味さで勝利する形となったか…

・今週のソーマの料理には、説得力が全然ありませんでした。
 アリスの料理は寿司としてはすごいけど弁当ではないという審査員の解説も意味不明。
 半日は日持ちするようにというお題でしたが、もともと寿司は生ものを長持ちさせる工夫から生まれたものですし、
 審査員も昆布締めを「弁当に適した調理法」と言っています。

 対してソーマの工夫はランチジャーの保温効果のみで特別な調理法はなし。
 しかもランチジャーはおかずを保温できないタイプが一般的です(画像を見る限りソーマが使用しているのもこれ)。
 冷まして入れないと菌が繁殖し食中毒になる可能性があるからです。半日後には少なくとも鱈のフライやちくわ揚げは
 味や食感がかなり落ちると思われます。葛餡も冷たくなってるから、ご飯にかけたら中途半端な温度になりそうです。
 弁当としての楽しさ新しさ以前の問題だと思います。

 弁当としての解説に大志さんが言っていたアリスの「食べる順番」に対する指摘があり、ソーマのおかずを
 下手にホカ弁屋ののり弁を参考にせず常温でもおいしいおかずにしてくれていればまだ納得できたのですが‥‥。



・正直今回の決着は微妙だったなぁ、なんかジジイがソーマに都合のいいような弁当の解釈してた感じ
 温かいから弁当としてエンターテインメントすごいみたいな言い方してたけど、それってすごいのは
 料理じゃなくてランチジャーだし、アリスの霧がかかった演出も十分エンターテインメント。

 
ソーマ『海苔が仕切りになっておかずの味がご飯にしみず、ご飯の上におかずが乗っているから冷めにくいのり弁には
 味のまとまり総合力がある』→おかずとご飯は別々・味をまとめてるのは海苔じゃなくて
 マグロ節・肝心の海苔は海苔の佃煮みたい。ソーマの方こそ弁当である必要なくね?
 コンビニ弁当をレンジでチンするのと何が違うのって思った

しかし今回の決着については、結構不満に思ってる人がいるようで…
上の人が言っているのは「ソーマが使った弁当箱で半日も保温するなんて無理」ってことですよね
ただソーマ自身は「この弁当箱を使えば数時間以上の保温が効く」と言っているので、
俺はそういう弁当箱を見つけてきたんだなと思って特には気にしなかったですね
実際にそんな弁当箱があるのかどうかにこだわる人にとっては、気になったってことでしょうか

あと下の人が言っているのは「アリスの演出もエンターテイメントだったし、ソーマと差があるようには思わなかった」って
ことですよね、俺は今回で言うエンターテイメント性については
恵ちゃんのホスピタリティと同じ意味だろうなって解釈しました
要は食べる人が喜ぶように、その気持ちを考えて作るという意味。

アリスにはそれが足りないことは、この間の恵ちゃんとの比較でも分かっていたことだし
今回本人も「料理において心なんて考える意味がない」って言ってますからね
そこに関しては俺は引っかからずにすんなり読めました

ただ、ひとつ俺から気になった部分を言わせてもらうとしたら、アリスが今回
・弁当のテーマ性
・エンターテイメント性
・美味さ
という3つでソーマに負けたっていう点ですかね

エンターテイメント性で負けるのは、恵ちゃんの時からフラグが立ってたから分かる。
美味さで負けるのは、まあ僅差でほとんど差はなかったんだろうなっていうので分かる。
しかし弁当のテーマ性について、アリスが全然考えてなくて敗北っていうのは、
お前ちょっと油断しすぎなんじゃないのって思いましたね

俺の予想では美味さはほぼ互角、アリス唯一の弱点であるエンターテイメント性を突いて勝つっていうのを想像してたんで
弁当のテーマ性でもソーマが勝っちゃったのは、アリスが思ったほどの難敵じゃなかったなーと感じてしまったというか

まあ、アリスはもともとソーマに対して、めっさ上から目線で「私が勝つわーお前雑魚だわー」って油断しまくりだったから、
その油断が原因でこうなっちゃった感じですかね。ジョセフ・ジョースターで言うところの
相手が勝ち誇った時、そいつはすでに敗北しているの法則にまんまとはまってしまったというか
ソーマとアリス、なぜ差がついたか慢心・環境の違いとでも言いますか
そう考えるとこの結果もアリなのかもなぁと。俺の解釈としてはそんな感じです、次回に続く


■食戟のソーマ 第67話「交錯する光と影」




さて今回のソーマですが、ワールドトリガーと同様に静止画MADのグランプリ発表センターカラーとなっております
イラストを見てみると、上の方でちっこく描かれてる真由美ちゃんがいるのが少々気になりますねえ
他のキャラ達は常に出番のあるレギュラーキャラ達ばかりなので、
出番がなくなって久しい真由美ちゃんが混ざってるのはかなり意外というか
あの北条さんですら今回描かれてないというのに!あの北条さんですら!(えー

そして静止画MADについても見てみたんですが、見事にグランプリを獲ったのは俺も以前書いたことあるあの人です
そう、12月2日に俺が初めて静止画MADコンテストの話をした時、
「ソーマのMADと言えばSpiderっていうのがあって、
 これが参加OKだったら間違いなくグランプリ穫れるレベル」と紹介した
あのSpiderの人が新作を引っさげて見事グランプリに決定!
すげえ…やっぱあの人最強だったよ!俺の目に狂いはなかった!

むしろ「目に狂いはなかった」どころの話じゃなくて、俺の予想をもはるかに上回るほど凄い人でした
いや俺はね、あのSpiderの時点で「こんな凄い静止画MAD見たことねえ」と思ってたんですよ
これより凄いものはもうないだろうと、これが最高だと思って見ていたわけなんですが

今回グランプリを獲った作品は、それをも数段上回る神がかり的な内容だったっつーかなんつーか
いやもうね、凄すぎるよこれは!ソーマに限らずあらゆる漫画MADの中でも最高峰と言える出来栄えだよ!
とにかく特徴的なのは、この人のMADって絵が自由自在に動きまくるんですよね
まるでアニメを見てるかのように、漫画の絵がぐりんぐりん動きまくって
止まった状態で見るより何倍も凄く見えるというか、食戟のソーマという漫画の良さをさらに数段引き上げてると思うんですよ

もはやこれは「漫画を超えた何か」っていう新しいジャンルなんじゃないかと思うくらい、
とてつもない技術を駆使してMADを作り上げてるというかね
あとこの人、場面を選ぶセンスも凄いと思うんだよなー

俺が一番それを感じたのは動画の1:57の場面、包丁を持ったソーマとえりなお嬢様が連続で出てくるシーンですね
この場面、ソーマの方は選抜の予選が始まるシーン、お嬢様は番外編での表紙イラストと、まったく関係ない2枚なんですが
並べて見ると驚くほどに絵になるんですよこれが

これがその二枚なわけですが、まるでお互い向かい合うようにして、
包丁を上段に構えるソーマ、そして下段に構えるえりなお嬢様
と、ライバルの2人が対比されているかのような
ペアの絵に見えるんですよね。まったく関係ないシーンの絵をそう思わせるセンスというか
この動画を見るまで、俺はこの2枚の絵を並べて見ようなんて発想まったくなかったからねえ

ともかくグランプリにふさわしい最高の一作だったと思います。何から何まで凄すぎる会心の出来でした
グランプリを獲った後は、「今後ジャンプから正式にMAD作成依頼があるかもしれない」という話なので
今後もジャンプ公式のMAD製作で腕を振るって欲しいですねえ

それともう1つ、グランプリではなく入選作品で気になったのがこれ
一回も読んだことない食戟のソーマを再び描いてみた
タイトルを見て分かる通り、ソーマのことを何にも知らない人が妄想だけで描いた話なんですが
すげえ笑える内容になってるんですよこれが

「再び描いてみた」というタイトルの通り、これはもともと一次予選で出したMADなんですが
その時からソーマの編集さんがえらい気に入ってて、ニコニコ生放送とかでやたらと推してた覚えがあります
俺としては「ソーマ知らない奴のMADとか見る気しないわー」と思ってたんですが、最終選考にまで残ってたから
ちょっと見てみるかな、とあんまり期待せずに見てみた感じだったんです

そしたらえらい笑ってしまって、とにかく予想外でシュールなギャグの連発に腹筋崩壊ですよ
この作者の笑いのセンスが凄いというか、例えば俺が真似してまったく知らない作品でMADを作ったとしても
こんな面白い内容には出来ないと思うんですよ
それはやっぱりこの作者のセンスありきというか、これだけ笑えるものに仕上げてきただけでも凄いと思います
まあこれがグランプリってのは絶対ないんだけどな!(えー
何かネタ枠の賞があれば間違いなくこれが最強なんだが…まあジャンプ本誌に載れて良かったねって感じかな

さて前置きが長くなりましたが本編の感想に入ります。前回ラストでソーマにおはだけを食らってしまったアリスでしたが
今回の冒頭でもう一度おはだけリトライを食らう結果に!しかもなんか前回よりエロくなってんよ!
さらに注目なのは地面に横たわるアリスの表情でしょうか。こ、これ完全にアレや!

エロ漫画とかで「絶対にチンポなんかに負けたりしない!」と言ってた強気な娘が
「チンポには勝てなかったよ…」とさんざん調教されちゃった後の表情やで!(えー

こうなると観客の言っている「薙切アリスが負けたーー!?」というセリフも
「薙切アリスがチンポに負けたーーー!?」と言っているように聞こえますね(えー

「しっかりとお題に向き合い、新しいのり弁の形を提示…
 そしてその味は見事としか言いようがない!幸平創真の完勝だ!」

って、倒れて泣き始めたアリスに対して「なんか泣いてるけどソーマの方が断然上だったわー」
容赦ない追い討ちを加える審査員。
アリスの目の前でそんなん言わんでも!ただでさえ前回、薙切のジジイが思いっきり派手にソーマの勝利宣言したのに!
これはもはや死体蹴りと言ってもいいレベルです、そんな風に言われてしまったアリスは…



よりいっそう派手にガチ泣き!あーあ泣かした!
審査員たちのせいで、まるで子供のようにその場で転がりながら泣きじゃくるアリス
もはや最強キャラの威厳やプライドもコナゴナですな

「ほら立て(スッ)」

「…ありが…」

「次代の十傑争い、俺の一歩リードってとこだな」

「何よう!!勝ったからって偉そうにしないでちょうだい!
 私はこのままでは終わらない!遠月の頂点は譲らないんだからっ!!」

って、そんなアリスに手を貸して立たせるソーマでしたが
甘い顔を見せてアリスが心を許したところを即座に言葉責めという鬼畜プレイを!
ひでえやソーマさん持ち上げてから落とす方式ですか!?(えー
一瞬泣き止んだアリスでしたが、ソーマの言葉責めを受けて「ちくしょー覚えてろー!」と再び泣きながら立ち去ってしまうのでした

しかし会場の廊下でアリスを待ち受けていたのは、「負けてやんのだっせー」
あんまりな一言を言いにやってきたえりなお嬢様!コケにされてしまったアリスは
またまた泣きながら退散するしかありません。もうやめてあげて!
今回だけでアリス何回泣かされるハメになるんすか!

(…いいわね…あなたは。そうやって…気ままに泣けるんだもの)

がしかし、去っていったアリスの背中を見ながら、えりなお嬢様はなんだか
自分はアリスのように泣くことが許されないといった一抹の寂しさを感じているのでした。むう…これはなんでしょうか
えりなお嬢様は、名門の薙切家の中でも「間違いなく最高傑作」と言われる存在だから
薙切を背負って立つ者として常に完璧を求められ、人に弱みを一切見せられないということでしょうか?

そういえばこの間、お嬢様とソーマがケンカしてる場面で
一色先輩が「薙切くんが感情を表に出すのは珍しいね」って言ってましたよね
つまり普段のお嬢様は感情を押し殺すのが当たり前になっていて、ソーマと話してる時だけはそれが素直に出てくるってことか
これはビルドファイターズで言うところのレイジとアイラの関係に似てるかもしれんな

・うーん、今回のえりなの反応にはどうも納得できない。個人的には、えりなが「アリスが負けた!?あの幸平創真に!?」
 などと驚く様子を見たかったのに。えりなはどうしてアリスが創真に負けたことに驚かなかったんだろう?
 えりなだって、他の観客達と同様に「幸平創真がアリスに勝つなんて有り得ない」と思っていたはずなのに・・・。

ふーむ、そして今回お嬢様が勝者であるソーマについて一切ノーコメントだった件について不満の声が。
確かにこれは何か一言欲しかったですねえ、なにしろお嬢様は試合の前に
「弁当というのは、君の得意な低俗B級グルメとは一線を画すものなのよ!!」って
力説してましたが、ソーマが出した料理はのり弁というB級グルメそのものな品だったわけで

そんなのり弁が審査員から大絶賛を受け、そして薙切の一族であるアリスよりも上を行ったと認められ
しかもその判定を下したのは、薙切の総元締めである最強ジジイというんだから
お嬢様的には今までで一番認めたくない出来事だったんじゃないのかなぁと思いますよね。それがノーコメントってのはちょっとな



一方その頃、黒木場リョウの待つ控え室に帰ってきたアリスですが
「全然ダメな料理だったわー」と黒木場からメッタクソにダメ出しされるという哀れな結果に!
なんでやアリス頑張ったやろ!誰か1人くらい誉めてくれる奴はおらんのか!

「もちろんわきまえた上で話してますが…それにお嬢、そういうセリフは
 料理で俺に勝ち越してから言ってくださいよ」

な、なんだってー!?ここで黒木場の口から語られる驚愕の事実!
なんとアリスは黒木場に料理で勝ち越したことがないという…お前の方が格上だったんかい!?
考えてみたら黒木場って、予選の時もソーマとまったく同じ93点取ってたからなー

あの時は葉山とソーマばかり審査員に注目されて、黒木場はすっかりスルーされてましたが、
実はソーマとまったく同じレベルにいるキャラってことで凄い奴なんですよね



そんな黒木場とぶつかるハメになってしまったのはなんと恵ちゃん!
そして見よ、この黒木場の超強そうでカッコいい「ギン」の姿を!
おおお…これまで黒木場がギンする時には、いつも同じ絵が使い回されてましたが
ここに来てすごい迫力の絵に一新してきましたねえ、これは文句なしに強そうだわ

黒木場といえば、最初強キャラだと思っていたのが「なんか弱そう」と言われるようになったのは
予選で初めてギンした時の「オラァァァ」がなんか迫力なかったせいでしたよね
あの時のtosh先生、多分スケジュールがきつくてオラァァァのコマを描き込む余裕なかったんじゃないかな…
今回これだけの迫力で描けてることだし、あの時弱そうに見えてしまったのは過密スケジュールによる不運なもので
これだけ強そうなのが本来の黒木場なんじゃないすかね

そして黒木場と恵ちゃんの対決料理はラーメンだそうで、そうなるとこの間ソーマの親父が作ったやつが印象深いですよね
あれをパクッて作れば恵ちゃんにも勝ち目あるかな(えー
もしくはそうだなあ、北条さんが中華料理のスペシャリストだから、試合前に北条さんからラーメンのコツを教えてもらったとか。

この間、北条さんは恵ちゃんに負けた後に「何か困ったことがあれば何でも言いな」と言ってましたから
お題がラーメンと発表された直後に恵ちゃんが相談するくらいのことはやってもいいんじゃないですかね
このやり方で仮に勝てなかったとしても、あの北条さんのラーメンですら勝てなかったということで
なかなかネタになる決着にできると思うんで:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

それにこの対決、勝った方がソーマと戦うということで、どっちが勝つのかかなり気になりますね
恵ちゃんが勝った場合はソーマvs恵ちゃんの対決になるわけで
普段あれだけ仲良しな2人が真剣勝負を行うという、ドラマが作りやすそうなオイシイ対決になりそうですよね

逆に黒木場が勝ってソーマvs黒木場となった場合でも、実はそうなった時に面白いのが
ソーマから見た黒木場は「1回戦で田所を倒した奴」
黒木場から見たソーマは「1回戦でアリスお嬢を倒した奴」となって
お互いに「ヒロインの仇」という因縁の対決になる一戦が出来上がるんですよね

しかもソーマと黒木場は予選でまったくの同点だったから、そういう意味でもどっちが上なのかを
白黒ハッキリつけるための戦いになるという。これはいいかもね…やはり黒木場が恵ちゃんに勝利する展開が本命だろうか
実力的にアリス以上でソーマとも互角ですからねこいつ。いくら恵ちゃんが成長著しいとはいえ、
ソーマ級の相手に勝てるかと言われると、さすがに厳しいんじゃないかと…次回に続く!



さて今週のジャンプですが、まずは表紙で各作品の主役キャラ達が
ロリショタ状態になって登場するというイラストが描かれてましたねえ
なんでかと思ったらタイミング的にこどもの日が近いからってことみたいです

見た感じ、砂の城作ってるソーマにユーマが興味津々で駆け寄ってるっぽく見えるのがちょっと微笑ましいですね
あとニセコイからは楽じゃなくて千棘が登場なのか…もしかしてニセコイの真の主人公って千棘なのか?
それとも、楽と千棘のダブル主人公というイメージで描いてるんですかね
そうなると他のヒロイン達はやっぱり単なる噛ませなんだろうか…(えー



それと今回は、ジャンプ連載陣のオールスターコラボ漫画という企画がありまして
「もしも主人公が別の漫画へ行ったら」というお題で、あらゆるジャンプ主人公たちが
別の漫画へ出張するという1コマ漫画が描かれてました

そしてソーマの場合、コラボ相手は黒子のバスケ。火神と並んで髪の色が似てることをネタにしてますが
白黒ページだから髪の色とか正直よくわかんねえな!(えー
多分これ、2人とも髪の毛が赤いってことを言ってるんですよね。でも白黒ページだと
ソーマの髪はベタ塗りで、火神の髪はトーンだから…いまひとつ実感しにくい結果になってしまったな



それと俺的に目を引いたのが、iショウジョとニセコイのコラボ漫画でしたね
女性キャラよりもむしろ楽がイケメンすぎと思って吹いてしまいました
なんだか美形のクールガイみたいに見えるよ楽!お前こんなにかっこいい見た目だったんか!(えー

そんなコラボ漫画ですが、ニセコイの古味先生は銀魂とのコラボ漫画で
「もしも千棘が銀魂の世界に言ったら」という内容のやつを描いてましたね
ここでも千棘が採用されるんか…やはりニセコイの顔と言えば楽よりも千棘なのか?
そして他のヒロインは単なる噛ませになってしまうのか…?

■食戟のソーマ 第68話「港町の決戦」


さて前回、まさかの強敵・黒木場リョウとの試合に望むことになってしまった恵ちゃん。
今回は時間がちょっと巻き戻り、試合開始の1日前の場面が主な描写となっています
つまりは、ラーメンというお題が発表された直後の恵ちゃんの様子ということですね
俺の予想では、ここで北条さんの力を借りるか、もしくはソーマの親父のラーメンをヒントにして何かを掴むのでは…
という風に考えていましたが…



しかし恵ちゃんが思い浮かべたのは、以前恵ちゃんにラーメンの授業を教えたという
いかにも弱キャラっぽいハゲ先生の姿でした。こんなハゲ思い出してどうすんだよ!(えー
全然すごそうに見えねーぞこのハゲ!授業で習ったラーメンとか、そんな低レベルなやり方で黒木場に勝てんのか!?

もっとこう、ソーマより強い親父のラーメンとか、北条さんの中華の極意とか
そういうものからウルトラCな何かを掴まないことには、とても黒木場と渡り合えるとは…



がしかし、いくら考えてみても恵ちゃんの頭の中にはハゲの教えしか頭に浮かんでこないのでした
ハゲの教えじゃ勝てないんですよ!!(えー
いやマジで、黒木場はソーマと同格のキャラなわけだから、戦う相手がソーマだと思うとどうですか
こんなハゲの話をいくら思い出したところで到底勝てるわけが…(えー

「あっ、創真くん!」

「おお田所、試作の調子はどうだ?」

「うん、今から寝ようと思って」

「え」



そして最終的に恵ちゃんが出した結論というのは
「明日勝つために寝るぞーーー!!」というシャーマンキング最終回のアレでした(えー
め、恵ちゃん…まさかそんな禁断の裏技を…まあどうやっても勝てない相手との戦いを強いられてしまった以上は、
「寝るぞー!!」で強引に話を打ち切りに持ち込むしかないよね…(えー

あとこの場面、恵ちゃんの無駄なパンチラが描かれてますね
この漫画って、なぜかたまにこれがあるよな…お色気シーンというにはあまりにもあっさりしていて
「なんでここでわざわざパンツを?」という、意図がよく分からない地味なパンチラがあるという

しかもそういう場面って必ず恵ちゃんのパンチラなんですよね
恵ちゃん以外にパンツを晒したキャラは、ゲソの触手責めを受けた真由美ちゃんとか
若い頃の汐見先生なんかがそうですが、2人とも明らかにお色気シーンと分かるパンツの強調ぶりだったのに対し



恵ちゃんのパンチラはとにかくあっさりしていて、ガチのお色気シーンとは明らかに違うというか。
やっぱり恵ちゃんの清楚イメージを崩さないために、濃厚なエロシーンはあえて避けてるんですかね?
でも恵ちゃんがパンチラした回数自体は凄く多いんだよなー

えりなお嬢様なんかはパンチラ回数0回ですが(読みきりの時は除く)、恵ちゃんは
初めて丼研に行った時の「これ…レシピ集?」のシーン
・シャリアピンステーキ丼の試作品を食った時の「ふわふわ〜!」のシーン
・地獄の合宿が始まる前に自室でお祈りしてるシーン
・葉山のカレーを食った時の「貫かれちゃうっ…!」のシーン
・そして今回
と、計5回はパンチラしてるんで、圧倒的にパンチラしてる回数は多いんですよね

その気になればえりなお嬢様も、パンツ見せる機会はいくらでもあったと思いますが(たとえば合宿でソーマとぶつかった時とか)
それをまったくやってこなかったということは、このパンチラの偏り具合は何かの意図があってやってるんだと思うんですが…


(C)寺沢大介/講談社

ま…どうでもいいことだろう(えー

いやすいません、こんなどうでもいいパンチラトークを延々と。
前から気になってたんで一度きちんと話してみたかったんですが、実際に話してみて思うことは
ほんまどうでもいい話題やなぁと…(えー  いくら考えてみても分からんことだしなー

「黒木場リョウ…予選で出したのは海鮮カレーだったな、本戦ではどんな品を…」

「ん…!?おい見ろ、あのスープの出汁!全部魚のアラじゃないか!?」

「ほ、本当だ…つまり魚介ベースのラーメンになるのか!」

「恵の選んだスープは…ホタテ!?ホタテ貝柱の出汁を取ったんだ!
 ってことは恵も魚介系のラーメンで行くつもりなのぉ!?」

だいぶ話が脱線しましたが、ともかく恵ちゃんと黒木場の対決シーンに場面を戻してみると…
なんと両者とも選んだスープは魚介系のラーメン、奇しくも同系統での対決となりました
ただし黒木場はこってりした濃厚スープ、恵ちゃんはあっさりした淡麗スープと、
味付けについては両者の差が出ているようですが…

「そうだよ…恵の実家は港町だもん!
 海産物への理解なら絶対負けないはずだよ!」

「ふふ…面白いわねっ、港町育ち対決だなんて」

「そうそう港町育ちの…」

 

「な…薙切アリスーーー!?なんでいるのーーー!?」

ってアレーーー!?なんと応援席の吉野たちの前に、前回負けたばかりのアリスが登場!
前回ぴーぴー泣いてましたがもうよろしいんですか!?(えー
吉野のすぐ横にはソーマもいるんですが、自分から会いに来るとはもう立ち直ったんですかねアリス

「港町育ち対決って言ったか?」

「そうよっ、リョウくんは海とともに育ったんだもの」

そしてソーマとも平然と話しながら、「リョウくんは海辺の町で育ったのよー」と語るアリス。
なんかアリスが「リョウくん」って言うとすげーエロく感じるんですが俺だけでしょうか
この黒木場の調理風景を見つめる顔とかもそうなんですが、まるで自分の彼氏に対する対応のように思えるというか



まあ恵ちゃんもソーマのことを「創真くん」って名前で呼んでるから、冷静に考えてみたらそれと一緒なんだけども
でもアリスが「リョウくん」って言うと
それよりずっとエロく感じるわけですよ。
なんでなんだろう

『漁港のほど近く、船乗りたちが集う酒場街に最近にぎわってる店があるらしいな』

『へぇ〜、行ってみたいもんだなぁ』

『ハハハやめとけ、荒くれ野郎に身ぐるみはがされるぞ』

『…』



『アリス様がいないぞ!』

『まさか…漁港の酒場街へ!?』

と、ここでアリスが黒木場と知り合う前の回想シーンが始まります。
「漁港の酒場街に最近評判の店があるんだってさー」と、軽い世間話をしていた薙切インターナショナルの面々ですが…
そんな話を盗み聞きしていた幼いアリスは、研究所を抜け出して噂の漁港へと向かってしまいます
それにしても盗み聞きしてるコマのアリスの顔に吹いた なんてシュールな悪だくみ顔だよ!

『せっかく日本を離れたんですもの、貪欲に色んな味を経験しなくちゃ♪(すたすた)ここかしら?』

『なんだよ客か?今は休憩時間だ、メシならよそに…』

『じゃあ店内で待たせてもらうわっ♪わぁ汚いお店!
 そうだ、せっかくだからシェフに挨拶させてくださる?』



そして漁港の小汚い店へとやってきたアリスは、そこで幼い頃の黒木場リョウと遭遇!
これが2人の初対面というわけか…それにしても黒いシャツを着て店を切り盛りする少年料理人って
なんだかソーマにそっくりな気がしますねショタ黒木場

実はソーマと黒木場って、これ以外にもかなり重要な共通点があるんですよね
ソーマはふだん白い手ぬぐいを左手に巻いていて、料理の時にはそれをほどいて頭に巻くのが特徴ですが
黒木場はふだん黒い手ぬぐいを右手に巻いていて、料理の時にはそれをほどいて頭に巻くのが特徴という…
それでいて選抜予選での点数は両者とも同じ93点ですからね

まるでお互いが対の存在であるかのように見えるというか、
実は黒木場はソーマの親父が海外で作ってきた子供って可能性はないですかね
ソーマの親父はゆきひらで店を開く前に、世界中を旅してあらゆる店を回ったっていう設定があったから、その時に
ついゴムを使わずに外人さんとやっちゃった結果生まれたのが黒木場とかそんな感じなんでは…(えー

で、今も親父があちこち世界中を飛び回ってるのは、黒木場の他にもそういう子供をいっぱい作っちゃったから
そいつらの顔を見て回るために、年がら年じゅう世界を旅してるとか。もし本当にそうだったらソーマの親父は
とんだヤリチン野郎ですが果たして真相はいかに…次回に続く!


■今月のジャンプNEXT感想




さて本日は久々のジャンプNEXT発売日でございます、めでたく表紙を飾ったのはソーマ&えりなお嬢様
表紙イラストの時ってこの2人で組むことがかなり多いですよね、たとえばこれの時とか
やはりヒロインの中でも一番重要なポジションにいるのはえりなお嬢様なんでしょうか?

最近の本編では恵ちゃんがかなりの恋愛フラグを立ててきてますが、
こういう表紙絵とかでソーマと恵ちゃんがペアで描かれたイラストって実はぜんぜん見かけないんですよね
これはやはり、今後のヒロイン争奪戦はますます熾烈になっていくということなのだろうか…

そんな今回のジャンプNEXTですが、ジャンプ本誌からの番外編として乗っているのは
べるぜバブ、磯兵衛、ハイキュー、ニセコイ、ソウルキャッチャーズ、ソーマの6作品ですね
今回はワールドトリガーの番外編がなかったのでちょっと寂しい。
そしてニセコイの番外編を読んだら風ちゃんが百合キャラだったと知ってもっと寂しい(えー
マジかよ風ちゃん百合キャラだったのかよ!!ニセコイで3本の指に入るほど好きなキャラだったのに…そんな…



この画像、もう1年近く前のジャンプに載っていた風ちゃんのワンシーンですが、
パンツの話題にピクッてなる風ちゃんが可愛かったのでなんか捨てられないなーと今まで取っておいたんですけども
今にして思えば、このピクッてなってるのも楽が風ちゃんの百合相手のパンツ見たから
風ちゃんが内心ブチ切れてるシーンだったんですね。そうだったのか…風ちゃん…
この1年前のジャンプは次の廃品回収に出すとしよう…(えー



ただこの回は、怒りのあまりペンダントを破壊しようとする春も可愛かったんだけども!可愛かったんだけども!
どうしようやっぱり捨てるのやめるか…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン  優柔不断な男ですまない…


さて、そんな寂しいムード漂うジャンプNEXTではありますが、
それを思いっきり覆すとんでもないサプライズがひとつ用意されておりました
それはもちろん食戟のソーマ・別腹なわけですが、今回の冒頭というのがなんと



水原さん(若)の寝起きシーンなんじゃああああああああ!!
うおおおおおおお!!な、ななな、なんということだ…皆さんこのシーンが俺にとってどれほど重大な意味を持っているか
お分かりですか!?俺が前回、ソーマ別腹の感想を書いた時のことを思い出してくださいよ!

そう、ソーマ別腹では描いて欲しいキャラとシチュエーションについて募集をしていたんです
そして俺は、この雑記で「若い水原さんの寝起きシーンが見たい」って書いたんです



そして実際にツイッターでリクエストしたんです。そしたら現実になったんです

やったアアアアアアア!!

うおおおおおおおおお!!ソーマ別腹での読者リクエスト採用第1号が俺!まさかの俺!
ありがとうございます!本当にありがとうございます、まさか第1号で描いてもらえるなんて夢にも思ってなかったですよ

それにね…俺がリクエストしたのは「寝起きの水原さん」ってことだったけど、
本当は俺の脳内で思い浮かべていたのは、裸Yシャツ姿で寝起きの水原さんだったんですよ
でも水原さんの就寝時の格好を俺が勝手に決めるのってなんだか気が引けたから
そのへんは両先生に任せた方がいいなと思って、服装は指定せずに「寝起き姿」とだけ書いたんですよ。
そしたら今回なんと裸Yシャツ姿で描かれてたっていう

感謝っ…!!
圧倒的感謝っ…!!

凄いんですよこれ言ってないのに俺の一番見たかった服装で描いてくれたんですよ!
ああ…ありがとうございます、ありがとうございます、何度お礼を言っても足りない
だって今回の話は、この寝起きの場面だけに終わらず1話まるまる水原さんなんですよ

これも本当に凄いことで、前回のソーマ別腹では「ソーマの私服」、「タクミの私服」、「肉魅の私服」、「一色先輩の私服」
4人分のテーマで1話の内容だったわけですよ、それが今回は水原さん1人で1話もらえるという超破格の扱い!

なんとありがたい…これが例えば、この間の人気投票で水原さんがすごい成績よかったとかなら分かりますが
あの時の水原さんの順位21位ですよ!?豪田林先輩より下だったんですよ!?(えー
世間的には水原さんってあんまり人気ないのかなと思ったんですが、でも俺はめっちゃ好きでソーマのキャラで1番好きで
それをこうして1話まるまる描いてくれたっていうのはもうね…言葉で表しきれないほどの感謝というか…

この瞬間、食戟のソーマは俺の中で殿堂入りしました
本当に今回の件では感激してしまったので…それでは内容の方に移っていきますが

「おじゃましまーす!(ガチャ)」

「チャオ、水原先輩!」

「おはよう乾さん。ドナート君も一緒だったのね、どうぞ入って…」



「おう、上がるぞ水原ァ」

「(イラッ)…四宮も来るなんて聞いてない…!」

「んだとコラ、客人だぞ?きちんともてなせよ」

それは水原さんが16歳のある日、一緒に料理を作ろうと乾さんや悟桐田さんが家にやってきた時のことです
しかし四宮の姿を見るなり機嫌最悪になる水原さん
おおう…予想以上の犬猿の仲ですね、四宮が卒業してフランスに旅立つシーンでは「本気なのね…?」って
ちょっと寂しそうにしてたので、ここまで毛嫌いしてたとは意外ですな

「水原先輩はいつも冷静なのに、どうして四宮先輩には噛み付くんでしょう?」

「ひがんでんだよ一方的に。2年になって最初の授業の日、水原とはそこで初めて知り合ったんだが…」

そんな水原さんとの因縁について四宮からの説明が。どうやらこの2人、2年生に上がってすぐの
「調理実習:イタリア料理応用U」という授業で知り合ったようですね
水原さんはイタリア料理のスペシャリストで今もイタリアンの店出してますから、この授業は得意中の得意なわけですが…

「水原冬美、評価A!」

「(ふんす)」

「すげえな水原さん!」

「イタリア料理の授業じゃ誰にも負けたことないらしいぜ!
 しかも中等部からずっと…」

「四宮小次郎、評価A+!」

「!?」

って言ってるそばからー!!イタリア料理で水原さんに勝ったんかい四宮!
お前の専門フランス料理だろ!なんてやつだ四宮…専門外の料理でこの強さ、さすがにこの世代で第1席の男は格が違った
それとA+ってなんか超凄そうな評価もらってますが、確かシャペル先生は第1巻でソーマにA評価あげながら
「私はAより上を与える権限を持ちあわせていない」って言ってましたよね
つまり四宮にA+を与えたこの先生は、シャペル先生より格上のすごい人なんじゃないかな
そういう人に認められたってなると、四宮ってやっぱ凄いんだな…水原さんでさえAどまりなのに



そんなことがあって以来、四宮に激しい対抗心を燃やしてことあるごとに勝負を挑むようになった水原さん。
そんな様子はなんだか「勝負だ幸平ァ!」ってソーマにつっかかるタクミみたいですね
タクミもイタリア料理が得意な男だし、水原さんとはかなり相性いいと思うんだけどなー
でも勧誘したらあっさりと蹴られたんだよなー(えー

(普段は顔を見るだけでむかつくのに…料理してる時の表情は…)



って、おお!?なんと水原さん、あれだけ四宮を毛嫌いしている一方で
料理してる時の顔はカッコイイみたいにちょっと頬を染めてるじゃないですか!
なんだかんだ言って惚れちゃってるんすか水原さん!?
ここでバジルがなんたらという言葉が流れてますが、これも恐らく水原さんの心境を現してますよね

今回の冒頭で水原さんが「バジルの葉がくたっとしてる…」と言ってたやつの続きですが、それについて言ってるのが
「バジルは強すぎる直射日光にあたると葉焼けしてしまうそうだ。もうすぐ夏が来る、あてられないよう気をつける事にする」
って

この場合、四宮の存在を太陽、水原さんをバジルとするなら、
四宮を意識しすぎるとメロメロになっちゃいそうだから
適度なところで気持ちにブレーキかけるように注意する
ってことですよね
やっぱ四宮とフラグ立ってたな水原さん!
「あんなやつ嫌いだし」と言いながらも意識してしまう姿は、なんだかソーマに対するえりなお嬢様みたいですねー

以前から水原さんは四宮をどう思ってんのかなーと気になってたので、今回こうやって明らかになったのはとても良かったです
そんなわけで今回のソーマ別腹は終わりです。いやーよかった…水原さんファンにとってはマジ満足な内容だった
なんだか本当に感激してしまったのでファンレターでお礼の手紙でも贈ろうかなと思ってます

それとこのソーマ別腹、まだ単行本に収録されるかどうか分からないから、ちゃんと保管しておかないとなー
うっかりなくしちゃった時のことも考えて、3冊くらいは買っておかないとな、うん



というかすでに俺は3冊買いました(えー
俺にとっては記念の品だからこれくらいはなー

(C)古味直志/集英社


先日のジャンプNEXTでのソーマ別腹ですが、とりあえずツイッターで先生方にお礼を言ったら
なんと疾駆先生から俺への返信が!ありがとうございます!



俺のリクエストが採用された理由としては、「一番ムラッときたから」だそうです
それと縞パンを履かせたのはtosh先生ってことですが、それは逆に言えば
裸Yシャツを着させたのは疾駆先生ってことなんですかね

だとしたら…「水原さんの寝起き姿」という言葉に一番反応し、さらにそこから思い浮かべた姿が俺と同じとは、疾駆先生と俺は

分かり合うことが出来た…(えー

(C)介錯/角川書店


■食戟のソーマ 第69話「厨房の独裁者」


さて前回、幼い日のアリスと出会った黒木場リョウですが、あの頃の黒木場は単なる料理人というわけではなく
すでに多くの料理人を部下として率いるこども店長だったということが明らかになります
そんな話をアリスから聞いて、「そ、そんな…黒木場リョウがこども店長だったなんて…」と戦慄する丸井たちでしたが…

「そ、そんな凄い料理人だったなんて…」

「そんな幼い頃から大人と対等に…いえ、対等どころか調理場のトップに立ってたっていうの…!?」

「め、恵だって…実家の厨房を手伝ってた経験を持ってるじゃんか!」



そんな丸井たちがビビりまくる中、唯一声を張り上げて恵ちゃんを応援していた吉野。
とはいえ「恵だって実家でお手伝いしてたじゃんか!!」って
それはかなりこども店長と比べて差がある気が…(えー 
でも考えてみたら「実家のお手伝い」って、ソーマもそれと同じなのか?そう考えるとお手伝いも捨てたもんじゃないのだろうか…

やんややんや

「なんだありゃ…」

「え、えっと…私の住んでる寮の友達で…」

「気に入らねえな…ぬくぬくと馴れ合ってる料理人連中を見てると反吐が出る!
 料理人同士の関係は食うか食われるか、それ以外にありはしねえ」

「り、料理っていうのは、みんなで協力し合うことも大事なんじゃ…」

「厨房は戦場、料理は力だ、ぬるま湯で育ってきた奴には分からねえだろうがな…
 料理に必要なのは相手を屈服させること、それだけだ。
 それを分かってねえ連中には、腑抜けた味しか作れねえ…
 理解しとけ、お前らがやってきた料理はゴミみたいなお遊びなんだよ」

そんな吉野たちの様子を見て、「てめえらの甘さにはヘドが出そうだぜ」
ベジータみたいなことを言い出す黒木場。その思想は料理とは食べる相手を力づくで屈服させることという
恵ちゃんとはまったく正反対なものでした。恵ちゃんの場合は食べる人を癒すような優しい心遣いが持ち味ですから
これはやはり、恵ちゃんの料理で黒木場の考えを改めさせる流れになるのか…?

「ちがうよ…私が…少なくとも私が出会ってきたものは…
 ゴミなんかじゃないよっ!」



そんな黒木場の傲慢な態度を前にして、凛とした様子で自分の考えを通す恵ちゃん。
以前だったら確実にビビッて震えていたと思いますが、いまやここまで堂々と言えるようになったんですねえ



まあ、後のコマではきっちり震えてましたが(えー
それにしてもこの黒木場の顔ワロタ、もはや邪悪そのものだなお前は!

・今週のソーマでは黒木場が小物っぽくなって残念でした。あと若干四宮戦と中華の子と似たような展開なのが気になります
 私は黒木場が勝つと思っているのですが大志さんはどちらが勝つと思いますか? by たこQ

・黒木場が負けフラグ立てすぎという意見もありますが、キン肉マンのガンマンのようにあらゆるフラグを
 実力差でねじ伏せてくれると信じてます(震え声)

そんな今回の話では、やはり黒木場が負けフラグ立ててるという意見が多いようですね
それと「傲慢で他の料理人に心を許してない相手」ということで、四宮との対決に似ているわけですが
あの時は恵ちゃんが敗北しつつも四宮の心を癒したという展開になったのに対し、今回は一体どうなるのか…

まったく同じなら恵ちゃん敗北の流れですけど、あの時と違うのは恵ちゃんが1人だけで堂々と料理してるってことですよね
それを考えると、四宮戦からの成長を見せつけて恵ちゃんが勝利するのか?
それとも黒木場が実力の差によって勝利、そして四宮と違って改心しないということも考えられますよね
「所詮お前らのお遊びはこんなもんだ、偉そうな口は俺に勝ってから言えよゴミども」
みたいな流れになって、極星の仲間を代表して2回戦でソーマが黒木場と戦うという展開も考えられるかと…



あと今回からおまけページとして「情報処ゆきひら」というページが始まったようです
おお…こんなページを用意してもらえるとは、いよいよソーマもジャンプの主力連載の仲間入りやな
そんな第1回のメイン情報は、2度目のレシピ選手権開催のお知らせですね

今度のお題はラーメン!ちょうど恵ちゃんが戦っているタイムリーなお題ですが、
「店に売っている袋ラーメンにちょっと工夫して食べる」という感じの内容だそうです
ふーむ、前回の丼ものよりは結構考えやすそうだな…

今回の景品も「自分の好きなキャラをtosh先生が描いたイラスト」のようですが、これに関しては俺は
寝起きの水原さん(若)という野望をすでに達成したので
もう十分に満たされた気分ではあるかな…(えー  なので今回の描き下ろしはみんなに譲りますよ、ほっほっほ。次回に続く!



疾駆先生のツイッターにて、こないだのソーマ別腹のネームを描いた際に
唯一しっかり描き込んだのが俺のリクエストのコマだったということが発覚!
マ、マジか、そんな特別扱いをしてもらってたとは!リクエストを叶えて
もらっただけでもありがたいのに
先生の中でそこまで響いてたとは驚きですな…うーむファンとして冥利に尽きるぜ

それとやっぱりジャンプNEXTのソーマ別腹は、単行本への収録はだいぶ遅くなりそうなんですね
予想した通りですな、ジャンプNEXT3冊買っといて正解だったぜ…(えー



■食戟のソーマ 第70話「対極」



さて今週のソーマですが、センターカラーの扉絵はなぜか全員不良化したイラストとなっております
なぜに不良化!?本編で黒木場が目立ってるから、その雰囲気に合わせた結果なのか!?
ともかくこのイラスト、黒木場や葉山あたりは普段とあまり変わらない感じですがソーマのチンピラ顔凄すぎ
どんだけガチ不良化してんだよソーマ!それに不良といえば口に何かくわえてるイメージあるから
こうしてゲソをくわえてるのも雰囲気出てるし、もともと眉についてる傷跡とかもこうなると不良っぽいよなー

それにしても食戟のソーマって、センターカラーになる機会がかなり多い気がしますね
ついこの間もカラーになったばっかりだし。センターカラーで載せる作品って、編集部はどういう基準で選んでるんだろう
選ばれた回数が多いと人気あるって思っていいのだろうか。それともカラーで描けるほど筆の早い作者を選んでるとか?



ザッ

「おおっ何だぁ!?審査員達が選手の近くに!」

「なに…カウンターで店主の仕事ぶりを見物するのも、
 ラーメンの醍醐味のひとつだからのう」

「…」

「が、学園総帥に…食の魔王に至近距離で見られながら料理なんて…
 ぜ、絶対イヤだぁぁ!」

そして今回の本編ですが、審査員達が次々と席を立っては調理中の恵ちゃんに寄ってきて
じろじろと至近距離からガン見する場面で始まります
いやー…観客も言ってますが、見られてる方としてはかなりプレッシャーで嫌ですよねこういうの

たとえば俺の場合、ゲーセンとかで格ゲーとかやってても、周りに誰もいないとのびのびプレイできるんだけど
なんかギャラリーが多くて大勢にじっくり見られたりするとハラ痛くなってくるんだよね(えー

(C)押切蓮介/スクウェアエニックス

そう、ハイスコアガールでよくあるこんな状況。この背後から感じる無言の重圧というか
腕組みして背後に立たれるの嫌だわ〜マジで嫌だわ〜(えー
なんかいかにも自分が品定めされてるような気分になるというか。まあ実際は待ってる方としても
ただ立ってるのは手持ちぶさただから自然と腕組んじゃうんですけども。
つーか俺自身も待ってる時は腕組みになりますけど(えー

そんなわけで、ただでさえ周囲のギャラリーというのはプレッシャーなわけですが、
恵ちゃんの場合はただのギャラリーではなく、そうそうたるメンバーに加えて食の世界を牛耳る最強ジジイまで
ジロジロと見ているわけですからな…これは緊張で手元が狂う可能性も十分に…

「ちょっとぉぉ!恵のプレッシャーになるようなことしないでよぉ!」

「大丈夫…冷静だわ!」



って、なんと!?審査員たちの視線など意にも介さずスイスイと作業を進めていく恵ちゃん!
マジかよ恵ちゃんのメンタルめちゃくちゃ成長してんな…まさか冷や汗ひとつ流さずに作業に集中するとは
例えばこれがワールドトリガーのオサムだったら、背後の審査員たちに気づいた瞬間に

「な…!?」

ってなりながらいつものエターナル冷や汗メガネ状態になってると思います(えー

ともかく2人の調理もいよいよ佳境となり、黒木場の方が恵ちゃんよりも早くラーメンを完成させますが…

「さあ食ってくれ。スープ・ド・ポワソンラーメンだ」

「な…!?ちょっと待てあれって…ラスク!?」

「はあああ!?ラーメンにラスク!?そんなの聞いたこともないぞ!」

「トッピングは、細切りにした3種のチーズと…
 これは天カスだ!なるほどクルトンの役割を果たしているのか!」

ゲェー!?しかし黒木場の完成させたラーメンは、なんと具がラスクだのチーズだの天カスだのと、
とてもラーメンに入れるとは思えない珍妙なものばかり!

そりゃ観客も
こんな顔になるわ!
(えー

どうも黒木場は、スープ・ド・ポワソンというフランス料理のスープを元にしてこのラーメンを作り上げたようですね
チーズやクルトンを入れるというのも、そのスープ・ド・ポワソンの食べ方がそうだからってことみたいですが…

「いざっ…!」

ずぞぞぞぞぞぞ

「ぐはあああああーーっ!!エビ味噌や魚の内臓…
 すべてのコクが渾然一体となって、なんと荒々しい味なのだ…!
 い、いかん…!耐えねば意識を持っていかれる…!ノックアウト寸前…
 旨味の暴力ではないか…!」

そんな黒木場のラーメンを食す審査員ですが、まるで殴られたかのような衝撃的美味さに
意識を保つのがやっとのようにフラフラになってしまいます。旨味の暴力…そういえばウチの弟はラーメン二郎が好きで、
「二郎の味はラーメンじゃなくて暴力」ってよく言ってるんですが、
つまり黒木場のラーメンはニンニクチョモ豚ダブルヤサイマシマシアブラカラメみたいな味がするのか…(えー

(暴力的なまでの美味しさ…なるほど、この男にとって料理を食わすことは
 殴り合いの喧嘩そのもの!こうやって全てを屈服させ生きてきたのか…)

「いつまで気取ってやがるジジイ?タイマンだ」

「よかろう」

ずぞぞぞぞぞぞ



そしてこの味には最強ジジイも思わず「いや〜ん」と脱がされてしまうほど
爺さんの服を力任せに脱がしたって書くとなんかもうすごいな…それにしても半端ない筋肉だ
堂島さんがあれだけマッチョ体形なのも、このジジイの影響なんだろうか

「黒木場リョウ…!彼について調べろ!」

「スカウトの準備を!」

「これほどの料理人だったとは…!」

ざわざわざわざわ

「う、うう…これから恵の審査なのに、会場の雰囲気が…」

(先ほど田所恵の料理に傾きかけた関心…会場の興味…流れ…その全てを断ち切ってしまった…!
 後攻はさぞやり辛かろう…)

「(ぶつぶつ)網から麺を離して…表面張力を切るイメージ…!」

「恵…!」

そんな黒木場の凄さを見せつけられて、もはや会場のほとんどが恵ちゃんから興味をなくしていましたが…
しかし恵ちゃんは「ふーんそいつは初耳だ…でも関係ねえなそんな事は」
周囲が何を言おうがまったく意識を乱さず、ひたすら自分のラーメンにのみ集中していました
うーむ、恵ちゃんの精神力はもうここまでの域に達していたのか…以前から比べるととてつもない成長ですね

「この空気にも押されてないみたいだな…」

「ええ、集中して自分の料理とだけ向き合って…なんだか…
 幸平くんみたいだわ…」

それほどメンタル的に強くなった恵ちゃんの姿に、なんだかソーマと似た雰囲気を感じてしまう榊さん。
というかこの場面、恵ちゃんを見守るソーマの表情がまるで聖人のようですよ!



冒頭のカラーであんなチンピラ顔してた奴が!(えー
ソーマは恵ちゃんを一歩先から見守るキャラだから、恵ちゃんが高みに登っていくほど
ソーマの株もどんどん一緒に上がっていくって感じですなー、もはやこんな悟った表情になるとは
そしてどうやら恵ちゃんのラーメンは次週に実食タイムとなるようですね、次回に続く!






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