ジャンプ感想:食戟のソーマ 第110話「魔術師再び…!!」 「せめて秋の選抜で決勝まで残った奴じゃなきゃ、スタジエールは受け入れないとは言ったが… よりにもよってお前か幸平」 「やー俺もビックリしましたよ」 「まあいい…使えない奴は叩き出すと、業務部の人間には伝えてあるからな」 さて前回、新たなスタジエールの現場として、四宮の店の東京支店へとやってきたソーマですが 「よりにもよってお前か」とか「使えなかったら叩き出す」とか、四宮から手厳しい言葉がいきなりバンバン飛んできてますね 四宮さんあんた、地獄の合宿が終わった直後はソーマのこと店に勧誘しようとしてたのに!(えー そう思ったら今回来てくれて良かったじゃないですか!叩き出すなんてとんでもない、丁重に扱ってください丁重に 「それじゃまずは、大工仕事と内装の仕上げだ」 「へ…?まだこの段階すか!?」 って、ここで最初に任されたのは大工仕事やらなんやらの料理以前の雑用でした そんなわけで、見事な手際で流れるように調理を進めていく四宮。これはなんていうか |
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ジャンプ感想:食戟のソーマ 第111話「コース料理」 「内装作業ご苦労だった。明日からいよいよ、SHINO'S TOKYOのプレオープンが始まる」 「プレオープン…?」 「プレオープンとは、お店の試運転のようなものね。知り合いなどをお招きして料理を出す期間のことなの」 「試運転とはいえ、報道関係者も多数来ることになっている。 この俺が手がける店だ…世間の注目度は高い。ミスでもすれば噂はあっという間に広がるだろう。 絶対に成功させなきゃならない。いいな」 さて前回、オープン前の四宮の店で大工仕事やらなんやらをやらされたソーマですが、 今回からはいよいよ客を呼んで試運転の期間に入っていくようです。 しかし四宮が言ってる内容からして、この試運転も店のスタートダッシュのためには相当に重要らしく 本番さながらの気合の入った料理をどんどん出していく気のようですね。こりゃ明日からは忙しくなりそうだ 「それとプレオープンには新メニューを試す目的もあるの。お客様の反応を見ながら毎日品を変えていく… プレオープンの最終日には、スタッフ同士のコンペもやるのよ」 「へー…あの、そのコンペって俺も参加できたりするんすか?」 「もちろんだ。たとえ下っ端だろうと、実力のある者の意見を取り入れるのは当然だからな」 そんなプレオープンで出す料理についてですが、実験的に新作メニューをどんどん入れ替えていき、 最後にはそれを正式採用するかどうかのコンペを行う予定のようですね つまりはソーマが考えた料理が四宮の店で採用される可能性があるってことか ちなみにこのシーン、「下っ端の意見でも良いものはどんどん取り入れるよー」と言ってる四宮に対して、 アベルがなんか複雑そうな顔をしてますが、その理由としては 昔の四宮に料理の意見したら「料理長は俺だ。不満なら出て行け」って バッサリ切り捨てられた思い出があるからですな。そういう点でも四宮って昔とはずいぶん変わってるんだなー こういう風に四宮が変わった理由としてはやっぱり、堂島さんの言ってた 「料理人が成長するためには、切り捨てるのではなくあらゆるものを貪欲に吸収することが不可欠」ってことを 四宮も自然と理解したからなんでしょうか。下っ端の意見であっても良いものは取り入れるっていうのは、そういうことだと思うんだよなー (新作コンペで採用されればスタジエールの実績にもなる… おし!まずはサポートをきっちりこなして俺の腕を認めてもらう。そして新作コンペに参戦だ!) そしてソーマとしては、この新作コンペでの料理採用を今回のスタジエールの目標にする気のようです。 ”実績を残す”ことが合格の条件なわけですから、確かにソーマのメニューが採用されれば 実績として申し分なさそうですね。ともかくいよいよプレオープンの初日、ソーマが手伝いに入る形で店を開けますが… 「お客様が着席された…行くぞ」 ピリッ… (…なんだ…?緊張感が…) トントントン…グツグツ… (速い…!のに…静かだ…ナイフの音と、鍋の煮立つ音しか聞こえない…) ガチャ 「余計な音を立てるな。次やったら叩き出す」 そんなわけで一同の調理が始まりますが、今までの現場とは一味違う緊張感と静けさに少々驚きを隠せないソーマ。 「ユキヒラ、遅れないで。そっちの白身魚の出汁を静かに漉して。急いで」
ちなみにそれをやっちゃったのがこの卜部くんです(えー 「愚図は俺の厨房に必要ねぇ」 |
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ジャンプ感想:食戟のソーマ 第112話「成長への道標」 さて今回のソーマですが、いよいよテレビアニメ放送の始まるということで 表紙イラスト、巻頭カラー、さらに付録の描き下ろしポスターと、よりどりみどりな内容となっておりますね いや〜いよいよアニメ版ソーマが始まるってわけか〜、アニメ版ソーマ第一期がな〜どんなアニメになるんだろうな〜 今こんなこと言ってんのこの世で俺だけだろうな…(えー そして巻頭カラーの方の見てみると、「TVアニメ今週末4月3日より放送開始!」って書いてありますね 4月3日…4月3日かよ…あああああ、ここ数日でけっこうソーマ&ワートリの感想書きまくったし 「これでちょっとは追いついたかな!」とか思ってましたけど、まだ8ヶ月遅れの感想書いてるのかよ どんだけ離されてたんだよって話ですな…こりゃまだまだ先は長いわ。じっくりやっていくしかないか… それと付録のポスターってのがこれになります。うーむこれはナイスなお色気イラストですねぇ素晴らしい さすがこの手のイラストはとびきり上手いですよね、tosh先生の本領発揮といったところでしょうか でもこういう着替えシーンでもお嬢様のパンツはやっぱり映さないんやな 今まで一回も本編で映ったことないんで、「あ、今回も隠れてる」ってなんとなくそこに注目しちゃうよなー 「ソファと毛布があれば問題なく休めるだろう。 厨房スタッフは昼頃に出勤してくるから、君もそれまでには身支度しておけ」 「うす、あざっす」 さて今回の本編ですが、1日の仕事を終えたソーマが四宮の店に残ってソファで寝泊まりしている場面で始まります ふむ、他のスタッフ達は店を出てそれぞれ帰っていくようで、どこか別に泊まる場所があるってことでしょうか それでソーマ1人だけ店にぽつんと残ることになると…遠月はホテルとか取ってくれなかったのか? 「それじゃあ、寝過ごすなよユキヒラ」 「今日の仕事ぶりを見てる限りじゃ、居てくれない方がありがたいがな」 「…」 「明日以降は客をもっと入れる予定だ、仕事量は今日の2倍3倍に膨れ上がる… お前が今のままなのであれば、最終日お前の居場所はここにはないぜ」 おっとしかし、ここで四宮からソーマに手厳しい一言が。さすがに前回作業ミスをしてしまった以上、お咎めなしとはいかなかったか それにしても明日以降は客をもっと増やすって、今日よりさらに作業量が増えまくるわけですけど この店ってソーマがいなかったらどうするつもりだったんだろう… ソーマがいてギリギリなんとか厨房が回ってるレベルですけど、四宮的にはそれさえも切ってしまって 四宮・アベル・リュシの3人だけで回すことも考えてるみたいですね。そもそもそれが本来の形なわけだしな いやーなんというか仕事の負荷がとんでもないことになりそうですね…もっとスタッフ増やせばいいのに、と思ったんですが よくよく考えたら人件費がかさむからスタッフはこれ以上増やせなかったという事情もありそうな予感。 何しろ四宮は、予算がなくて店の大工仕事や内装工事を依頼できなかったと言っていたので そう考えると人件費も相当に絞りまくって、限界まで人数減らしてると思います。いやーほんと、予算はどこの職場も頭が痛いよね… 「オハヨーアベルさん!」 「おはようリュシ」 「おはよーございまっす!」 「ユキヒラ早いネ〜!」 「うす、実は昨日失敗した食材の切り方に質問があって。少しお時間いいすかね?」 「あのな…今から清掃と食材の仕込みだ!勝手なことを言うな! これ以上君のために店の時間を無駄には…!」 (…はっ…清掃も皮むきも…全部…こいつ、ほとんど寝てないんじゃないか…) その翌日、アベルとリュシが2人して店にやってきますが、2人が到着する頃には 店の掃除と下準備をすべて事前に終わらせていたソーマ。最初は悪態をつこうとしたアベルも、これには目を丸くしてしまいます ソーマの奴よくやりますね、俺だったら始業前にわざわざ早出してあれこれ仕事するなんて死んでも嫌だけどな…(えー 「違う!やりなおせ」 「すみません!」 「急げ、20秒でやれ。作業遅れてるぞ」 そうこうしているうちに開店の時間となり、今日もまたすさまじい作業量の仕事が始まりますが、 まだまだついて行くのがやっとで、アベル達ほどスムーズには仕事をこなせないソーマ。 それにしてもこの場面のアベルがえらいカッコいいと思うのは俺だけでしょうか 自分の仕事を進めながらソーマの仕事を見てやって、厳しいながらも適切な指示出しをするところが すごくサマになってるように思います。アベルの言ってる「違う、やりなおせ。急げ20秒でやれ、作業遅れてるぞ」って すべて必要なことを言ってて無駄なことを一切言ってないですよね この場面はソーマがミスしたことを指摘しているわけですが、「またミスしたのかよお前は使えねーなー」とか そういう余計なことを一切言ってないのがカッコいいと思います あとソーマよりも実力があって、ソーマに色々と料理の指導をしてるっていうのがいいですね たとえば前回のスタジエールで、えりなお嬢様が行った店の店主なんかは 完全にお嬢様より格下であいつから学ぶものは何もなかっただけに この店のアベルやリュシなんかは、実力がしっかりしててスタジエールに来た価値があるよなーと思います 「またか、これで3日連続…」 「やーほんと申し訳ないっす、お手数かけて…で、今日は聞きたいことが50個ほどあるんすけど」 (こいつ、昨日もあれだけ叱責を受けて…どうしてこうあっけらかんとしてられる? どうしてへこたれないんだ?) そして仕事が終わった後は、またさっきのようにアベルへの質問を大量に用意していたソーマ。 アベルはソーマに対してかなりきつく叱ることも多いようですが、それでもソーマはまったくへこたれずに 1つでも多くのことを吸収しようと、どんどんアベルに対して質問を投げかけているようです。 いやあ…このソーマのメンタルは凄いですね。社会人として一番大事なことが備わっていますよ それが何かっていうと、怒られてもへこたれないってことだと俺は思います 社会人として仕事してると、ほんと色んなことで怒られることが多いんですよね。 自分の力不足で怒られたり、時には誤解や言いがかりで怒られたり、 自分がちゃんと仕事してるのに理不尽な理由で怒られたりもするし、とにかく怒られる機会がすごく多いわけです そういう時にへこたれない、引きずらないっていうのはすごく大事なことだと思うんですよね 怒られたことを引きずっていると、気持ちがどんどん落ち込んでしまって、それがいくつも重なると精神を病んだりしてしまうので とにかくこう「怒られても気にしない」ってことはメチャクチャ大事なわけです。長く仕事を続ける秘訣は何よりもこれですよ たぶん、真面目な人ほど怒られた時のダメージは大きいと思うんだよね…なぜなら怒られるってことに慣れてないから。 学生時代って、真面目に過ごしてれば怒られることって全然ないんだよね。 真面目に授業を受けて、先生に言われたことをちゃんと守って、真面目に生きていれば本当に全然怒られない。 でも社会人になると、いくら真面目に仕事をしてもメチャクチャに怒られたりするんですよ 今回のソーマなんかがいい例ですよね、真面目に一生懸命仕事に取り組んでいるのに、 あまりに仕事のハードルが高いために、完璧にこなせず怒られてしまうっていう。こういうのは本当によくあることで、 いくら頑張ってもどうしようもなく怒られる時ってのはあるわけです。そして真面目な人ほどそういう時に思いつめちゃうんですね だから、ちゃんと能力があって真面目に仕事してくれる人なのに、鬱になってしまって会社をやめるってことが 結構多かったりするんですよね…本当もったいないと思いますよ。逆に何十年も会社に残ってる社員っていうのは すげえちゃらんぽらんで役立たずで無能な図太い奴ってことが多いんですよね(えー そういう人ってやっぱり昔から怒られるのに慣れてるから。いくら怒られても全然気にしないから 鬱になって辞めるなんてことがないわけで。だからクビにでもされない限りずっと会社に残ってるんですよね そんな図太いところだけは見習いたいよな…まあほんとにびっくりするくらい無能だったりするんだけど(えー (へこたれてる暇なんて1秒もない…だって今オレ…) (新しい技をモノにできるのが、おもしろくて仕方ないんすよ) そしてソーマがへこたれない理由というのがこれでした、新しい驚きに満ちているこの仕事が面白くて仕方がないからって ことみたいですね。ふーむ、やっぱり仕事をこんな風に楽しむことって大事だよなぁ けっこう身近にもいるんですよね、「こうやった時の仕事は楽しい」って言う人達って。 だけど俺は、仕事が楽しいって一回も思ったことないんですよね 自分がやらなきゃいけないことで、生きていくのに必要だからやってるというか、ただひたすらに義務感だけでやってる感じですね でもそういう義務感で仕事やってる人はストレスで潰れやすいって聞いたことあるんだよなー 考えてみれば確かにそうだわな、楽しくもないことを我慢してやり続けてるようなもんなんだから、 そこにストレスという負荷がかかっちゃったら、我慢の限界がどんどん近づいてしまうっていうのも分かる話です やっぱ達成感とか満足感みたいなものを仕事の中に見つけて、楽しいって思えるようになるのが一番なのかなー 「ユキヒ…」 「8番卓の魚料理ですよね、下処理すんでます!」 「ありがとう!」 「カサゴのアビエ終わりました!エシャロットのシズレ、チェックを!」 「いいヨ!次は1番卓ヨロシク!」 (吸収している…とてつもない勢いと速度で!) そしてソーマの成長速度はすさまじく、努力の甲斐あってどんどんこの店の仕事に順応しているようです 今やアベルやリュシのスピードにも十分についていけるようになり、 アビエとかシズレといったような、フランス料理のわけわからん専門用語もしっかり頭に入っているようですね 「アベル。幸平を残すことに異論はあるか?」 「…いいえ。ま…及第点ってところですかね」 そんなソーマのポテンシャルを実感したアベルは、ついに「足手まといは必要ない」という言葉を撤回し ソーマのことを戦力として認めるのでした。控えめな褒め方ですが、ちゃんとソーマのことを認めてるようで良かった なにげにアベルはかなり好きなキャラですねー、ちゃんと実力のあるキャラだし、 ソーマに厳しくしたのも常識の範囲内だったし、ソーマの質問に色々答えてあげたり最後にはちゃんと認めたり、 先輩キャラとしてかなり俺好みな感じに仕上がったなと思ってます 「ふぅー、お疲れっしたぁー!」 「一息ついてる場合じゃねぇだろ、これからが本当の勝負なんだぜ? 明日、最終日も抜かるんじゃねぇぞ幸平」 (この俺に喧嘩を売った男なんだ、スタジエなんかで終わる料理人じゃないだろ?) そしてラストシーン、改めてソーマに対して気を引き締めるよう語る四宮でしたが、 心の中では「こんなところで終わる男じゃないよな」とめっちゃデレていました マジかよ四宮、今回の冒頭も「このザマじゃいてくれない方がありがたいわー、最終日にお前の居場所ないわー」とか ソーマに厳しいこと言ってましたが、内心ではデレてて乗り越えることを期待してたんですね まったくとんだツンデレ野郎だぜ、こうなると四宮×ソーマの薄い本が厚くなるな…次回に続く! |
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ジャンプ感想:食戟のソーマ 第113話「忘れられた野菜たち」 「ちがうちがう、スュエのタイミングはそうじゃない! 『おかあさんのごはんもまけんくらい美味しか!』 |
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ジャンプ感想:食戟のソーマ 第114話「ゆきひら・改」 「新作コンペ!?これは見逃せないですね!今日来れて本当にラッキーです!」 「いや、だからもう帰れって言ってんだよ」 「そんな話聞かされて帰れるわけないじゃないですか〜!!」 「ヒナコの気持ちはもっともですよ四宮サン」 さて今回のソーマですが、前回四宮の店のプレオープンが終わったことで いよいよその後の新作メニューのコンペが行われることになっていました 要は試作品のメニューを試すための場だから、わざわざ他人に見せるようなものじゃないわけですが 興味しんしんな乾さん達は「これは見逃せないですね〜」と居座る気満々のようです それにしてもあれですね、ここでの水原さんの服装なんですけど、 だぼっとした感じのセーター着てるのがいいですね これの何がいいって、だぼっとしてる分だけ体がふっくらしてるように見えるというか このふっくら感があるのが可愛いなと個人的に思います 世間でも「女の子は多少ぽっちゃりしてる方が可愛い」ってよく言うじゃないですか。 この服装を見てると、なんとなくそれに近いような感じを受けるんだよなー あとは下半身にスカートはいてたら完璧だったんだけどな…(えー 「さあ時間だ…調理を始めろ」 (マデラ酒と赤ワイン、さらにフォン・ド・ヴォーを加えて煮詰める… その間にバターで鶏ミンチを炒め、玉ねぎをスュエする…!) ともかくコンペのための調理に入ったソーマでしたが、この店に来た頃は意味不明だった専門用語の数々も 今ではすっかりソーマの頭に入っているようで…その中でも特に、「ポワレ」という言葉に対して ソーマは感慨深いものを感じていたようです (ポワレ…) 『なー親父ー、なんでそうやって魚押さえながら焼くんだ?』 『ん?こうすっと皮がパリッと焼きあがるからな』 『へー、そんな技があるのかぁ』 『やっぱ定食屋って奥がふかいなー』 『…』 『なに?』 『…いや。ま、今はそれでいいんじゃねーか』 そう、このポワレという技術はソーマの親父も習得していたものであり、 「皮がパリッと焼ける技」として断片的にソーマに教えていたんですね。そんな風に真似っこで覚えたソーマは めばえ茶漬けを作った時とかにも、「なんか知らんけど親父から教わった」と言いながらポワレを使っていたわけです ただしそれは、あくまでも「親父の真似」であって、ソーマはポワレって言葉さえもまったく知らず、 どんな分野で生まれたどんな技術なのかをぜんぜん理解していなかったわけで。 それが今ではこうして、ソーマもフランス料理の技術としてポワレのことを理解し ポワレを自分の血肉としたわけですね 単なる親父の真似っこではなく、「ポワレとはこういうものだ」っていうのを自分の経験で覚えることができたわけです (今なら分かる…親父が積み上げてきたことが…親父は…) (出会ってきた全ての経験、全ての文化、全ての技術、全ての感動を、 定食屋としての技に集約させていったんだ…だったら今、俺がやるべきことは…! 今までの俺を…ぶち破る!!) そのことをソーマ自身も深く理解していたようです。ゆきひらの料理というのは 今まで親父が血肉としてきた様々な技術から作られているものであり、 それを基本としてやってきた今までのソーマの料理は、親父の真似をしているに過ぎなかったってことですね しかし、「そんな今までの俺をぶち破る」とソーマは言っているわけです。もう親父の真似をするのは卒業だと。 ソーマが血肉とした技術から生まれる、ソーマだけの料理を作りたいと。 もし、今後ソーマがそれを存分に皿の上で表現することができたら、 それこそが必殺料理(スペシャリテ)になるってことだと思いますね たぶん今はまだ完璧にはできないと思うけど…それが100%作れた時っていうのは、この作品のクライマックスなんだろうなあ そう考えると葉山ってヤバイよね、あいつはもうそんな必殺料理を作っちゃったわけですからね ソーマにとってのゴールになりそうな料理をもう作っちゃってるって、葉山のやつ もうこの先やることないんじゃないか?(えー 「これでアベルさん達3人の実食が終了…!」 「ユキヒラ、最後はお前だ!料理はまだか!」 「おまたせしやした!」 「こ…これは!?」 そんなソーマの作った料理がこれ、うずらの丸焼きといった感じの一品となっております なんとも豪快な料理ですね…それにしても、うずらの肉料理ってなにげに初めて見たな うずらと言えば、「うずらの卵」「うずらの卵」ってやたらと卵だけ目にする機会が多いというか 「うずらの肉」なんて全然聞いたことがないというか…そもそも鳥肉ってあれですよね 「鳥肉」としか言わないからなんの鳥かよく分からんというか 俺たちが普段食べてる鳥肉ってなんの鳥なんだろう…ぜんぜん分からん…(えー 「幸平創真、この品は一体どんな?」 「えっとですね、こいつは…親子丼なんす」 「へ!?」 「何を言ってるんだ!?」 「まあ味わってみてくださいよ、こいつが今の俺が出せる…最高のフレンチです」 って、この鳥の丸焼きのことをなぜか「親子丼」だと語るソーマ。どうやら単なる丸焼きではないようですが… 親子丼ってことはあれですかね、鳥肉と卵の料理のことだから、 この丸焼きの中にうずらの卵がわんさか入ってるとかそういうことですかね あと丼ってことはご飯も一緒だろうから、卵と一緒にご飯もたっぷりと… ふむ、俺の想像力ではこのぐらい考えるのが限界ですが、果たして丸焼きの中身はどうなっているのやら。 あとどうでもいいけどこのラストシーン、ソーマの服装がえらいカッコよく見えますね これってあれなのか、リュシ達が着てる調理服とまったく同じものだけど ソーマが汗かいたからこのコマだけ胸元をはだけさせてこうなったのか。 なんにしろいいじゃないですか。ずいぶんカッコ良く感じますよこれは。リュシ達の着方よりもずっといいな なんとなくスプラトゥーンのイカライダーWHITEを思い出したのは俺だけでしょうか(えー 次回に続く! |
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とりあえず脱衣きたこれ!! |
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さて前回、四宮の店でのスタジエールを終えたソーマですが、今回の話はというと それとこの号のジャンプなんですが、ソーマ本編の他にもこうして 「あ〜おいしかった、ギャラは10万ベリーね。よろしく編集長さん♪」 な、なにーーーー!?なんやこの健全度100%のリアクションはーー!?
って辛口コメントしちゃうじゃないですか!!(えー 「見せるなんてダメなんだからーーっ!!」 |
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「御粗末!!」 そして結局、甲山先輩の次にかかってきた2人もまったく相手にならずに瞬殺してしまったソーマ。 |
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さて前回、最強ジジイの主催によって開かれることが決まった紅葉狩り会ですが、
やたら騒がしいガンマンと、「はいそこうるさい」と黙らせるサイコマンっていうね |
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はい、そんなわけで8月4日は、ソーマの単行本が一挙に2冊発売した日でしたねー
さらに四宮のイラストは表紙だけには留まりませんよ、毎回恒例の表紙裏のイラストには あと絵柄に関しては、さすがにtosh先生と比べるとちょっと厳しいかなというところはありますが |