今月発売のジャンプGIGAなんですが、今回もまたソーマ別腹が載っていたので紹介します。
今度の話も前回同様、竜胆先輩と司先輩の小さい頃の話になってますね
とりあえずこれ見て思うのは、竜胆先輩やっぱ可愛いよなーってことですかね
司先輩も純真な性格でけっこう好感の持てる奴だし、この2人に関しては
本編でわざわざあんなゲス陣営の敵キャラにしてほしくなかったですね…

あの胸クソ悪い連中の中にこの2人が混じってるっていうのは、すごくもったいないことだと思う。
この別腹では、こんなに2人とも純真で可愛げのある性格してるんだからさ…本編だとその良さが相殺されちゃってますよね
この2人にはゲス陣営に加わるんじゃなくて、せめて中立だとかもっと自由に動いて欲しかったなー。
まあそのへんの詳しい話は俺のレビューが追いついてからってことで…



それともうひとつ、今回のジャンプGIGAには食戟のソーマのギャルゲー風パッケージイラストなんていう
お遊びイラストも付録についてましたね。これ書いたのtosh先生本人らしいですが、わざわざギャルゲー風に絵柄まで変えるとは…
もしもこんなゲームが出るとしたら、俺はもう寧々先輩ルートを真っ先に攻略するだろうな(えー



やっぱ清楚系メガネヒロインから落とすのはギャルゲーの基本だろ!というか寧々先輩の出番もっと増やしてくれマジで
この人めっちゃ可愛いのに本編での出番なさすぎだろ…しかもゲス陣営に入ってるから出てきたとしても悪役っていう二重苦なのがなー
竜胆先輩にしてもそうだけど、もっとキャラの魅力を活かす方向でやって欲しいよ…
せっかくデザインや性格的にも気に入ってるんだから、それを殺してしまうような展開だけは勘弁して欲しいぜ



ジャンプ感想:食戟のソーマ 第128話「死角」



ジュアアアアアアア

「創真くん、本当に麻婆豆腐で行くの…?
 麻婆豆腐じゃ久我先輩には勝てないって薙切さんも…」

「いや、確かに薙切にはそう言われたけどさ…ゆきひらの麻婆豆腐が
 辛くなかったのは、地域の誰もが楽しめる味を親父が追求したからだ。
 確かに味の強烈さだと久我さんが上かもしんねーけど、
 親父の飯が負けてるわけじゃねーから。
 この麻婆をベースに俺なりの発想を乗っけることができれば…!」

さて前回、久我先輩の店に勝つための新メニュー開発に取り組み始めたソーマでしたが、
なんと今回ソーマが目をつけた料理とは麻婆豆腐でした。
ふむ、これについては以前お嬢様からダメ出しされて、その後に改良しようと頑張っても失敗していたわけですが…

でもソーマはこれで行けるはずだという手応えがあるみたいですね。
なぜなら今のソーマは、辛さにこだわらずに別の発想をプラスする方向で考えているから。
フージャオピンしかり、担仔麺しかり、久我先輩と戦うには別に辛さにこだわる必要はないんですよね

そもそもなぜ麻婆豆腐が前に失敗したかというと、お嬢様のアドバイスで「麻(マー)も辣(ラー)もまるで足りてない」と言われて
辛さをもっと足す方向で考えていたからなんですよね。だけど本来そんなことを考える必要はなかったということです
なぜならこの麻婆豆腐は、「誰でも食べやすい料理」をコンセプトに親父が作ったもので、あえて辛さを抜いてあるから。
そこにわざわざ辛さを足してしまったら、せっかくの食べやすさが台無しになってしまうので、
もっと別の何かをプラスして高めることができれば、久我先輩の料理にも対抗できるってことですよね。

実際にフージャオピンや担仔麺でも、別に辛さを目指したものではなかったし、
辛さにこだわらずとも久我先輩と戦えるってことは、すでに証明済みなわけです
つまりこの戦い、そもそも最初にお嬢様が「麻(マー)と辣(ラー)が足りないわねー」って言い出したのが
すっごい余計なアドバイスだったっつーかなんつーか(えー

あの一言のせいで「じゃあ辛さを足さなくちゃ!」ってさんざん迷走するハメになったっつーか、
お嬢様が辛さのことだけしか考えてないせいで、余計な回り道することになっちゃったんだよなー
つまりお嬢様のアドバイスは、今回めっちゃ足を引っ張ってくれたよなーと個人的に思います(えー

「…できた…!」

「創真くん…!これすごいよ!これなら…!」

「おし…これで行こう!明日は土曜日、来場者は今日よりもっと増える!ピシャリだな」



そんなわけで、ついに会心の新メニューを開発し、学園祭の4日目を迎えたソーマ。
今日は客の入りも普段以上になることを見越して、商店会長の富田さんに頼んで大量のベンチを用意してもらったようです
あとは新メニューさえウケれば、これまでの赤字を取り戻すことができそうですが…

「浅知恵じゃのう幸平ちん。必死で考えた結果がコレなのかえ?
 席を増やせば客が来るだろうなんて、ちょっち単純すぎありゃせんかしら。
 いくら味じゃかなわないからってさ」

「まあ確かに、俺は月響祭はじめての新参者っすもんねー。
 けど店を構えての客商売に関しては…
 俺の方が先輩より、10年ほど先輩っすよ」

「…」

とそんな中、ソーマが新メニューを作り上げたとは夢にも思わない久我先輩は、
「席を増やしただけで客が来ると思ってんのかねー」となんだかズレたコメントをしております
そんなお気楽な久我先輩にピシャリと宣戦布告するソーマ。俺のほうが10年ほど先輩…なるほどつまり
文字通り「10年早いんだよ!!」と言いたいわけですね(えー

ジュアアアアアアア

「なっ…奴が作っているのは麻婆豆腐!?
 四川料理の久我照紀に、正面から麻婆豆腐でぶつかってきただと!?」

「ぬぅ…なんだ!?なんだあの巨大な肉玉は!?」



そんな中、ついに渾身の新メニューを披露したソーマ!まずは麻婆豆腐にラーメンを絡めた麻婆麺を作り、
さらにその上に謎の肉玉をゴロンと乗っけたという…ま、まさか…まさかこの肉玉というのは…
ハンバーグですか!?まさかのマーボーハンバーグラーメンですか!?(えー

やべえよラーメンにハンバーグ入れるなんて聞いたことねーよ…確かにインパクトはあるけどさぁ!
ハンバーグといえばお子様の大好物ですが、ソーマはこれでお子様を大量に釣るつもりでいるんでしょうか
果たしてハンバーグ大好きなキッズ達はどれくらい集まってくれるのだろうか…



あと関係ないけど、今回中華研の前を通りがかった吉野がなんだか可愛かった気がします。
アニメもそうだけど、吉野ってなんだか色がつくと可愛く見える気がするな。
この明るいオレンジ色の髪が吉野のキャラに合ってるからかな?白黒で見るよりだいぶ可愛いと思うんだよなー。次回に続く!


ジャンプ感想:食戟のソーマ 第129話「獅子と獅子」



さて前回、久我先輩を倒すための新兵器としてマーボーハンバーグラーメンを作り上げてきたソーマ。
今回はいよいよその実食シーンとなりますが、まずソーマはハンバーグに触れないで周りの麻婆麺だけ食べるように
言っていますね。ふむ、とりあえず言われた通りに食べてみる富田さんでしたが…

「(ずぞぞぞ)ゆきひらの味!昔から食べてた麻婆豆腐だぁ!
 毎日でも食べたいくらい安定感ある美味さ!さすが創真ちゃんだよ〜!
 でも…これだけじゃ敵の品にインパクトでとてもかなわない…」

実食の結果、ひとまず麻婆豆腐の部分に関しては「今まで通りのゆきひらの味」だと語る富田さん。
ほうほう、つまりソーマは麻婆豆腐には手を加えていないってことなんですね。
それでは久我先輩には勝てないと言われてますが、しかし富田さんはまだハンバーグを食べていないので、
久我先輩に勝つための秘策はこのハンバーグに隠されていると考えて間違いなさそうです

「じゃあ富田さん、その肉玉をずぶっと割ってくれ!」

ずぶずぶずぶ

「えっ!?つ、月が…月が出たーー!?」



そしていよいよハンバーグに手をつける富田さんですが、それを割ってみたところ
中からは半熟卵のようなものが出てくる結果に!ふーむ、ハンバーグの中に卵を仕込んでおいたってことか?
これが今回の料理の一番のポイントになりそうですが、果たして半熟卵がどれだけ味を劇的に変えてくれるのか…

「こ、この匂いは…間違いようがない!カレー!!
 誰もが頬を緩ます香ばしいカレーの匂いだぁ!!」

「牛骨からとったスープに、カレースパイス数種とにんにく・しょうがを加えた
 特製のカレー出汁!そのカレー出汁にゼラチンを合わせて固めたのが…
 あのお月さまの正体だ!」

ってアレー!?てっきり半熟卵だろうと思っていたハンバーグのお月さまですが、
ソーマの話だとそこに卵は一切関係なし!これは卵ではなくカレー出汁をゼラチンで固めたもののようで
ハンバーグを割った瞬間に、カレーの風味が一気に外へと放出される仕組みのようです
ふむ、要はこのカレーの風味と麻婆麺を合わせることが、ソーマの最大の狙いだったってことか

「(ずぞぞぞ)な、なんだこの美味さは!?刺激的なのに優しくまろやか!
 じっくりと包み込むように骨身に染み渡る!
 こ、これが…創真ちゃんが創り上げた新しい中華なのか!!」

「これがゆきひら改・第二弾!時限式マーボーカレー麺だ!!」

って言われてみればこの料理ってマーボーカレーなのか!?そういうことなのか!?
それこそがソーマの真の狙い!?マーボーカレーと言えば皆さんご存知テイルズシリーズに登場する看板料理ですよ!
つまりソーマは、マーボーカレーと聞いては食わずにいられないテイルズ信者たちを大量に釣りまくり、
真の仲間をかき集めて客席を埋めるためにこんなことを…(えー

「お、おいなんかすごそうだぞ!」

「このカレーの匂い…も、もう我慢できねー!!」

ワアアアアア!!

「ぐぬうっ!?行列を半分以上奪われた!?」

そんなわけで、「マーボーカレーと聞いてやってきますた」というテイルズ信者たちが
久我先輩の店を離れて一気にソーマの店に押し寄せる結果に!ようこそ真の仲間たち(えー
なんとこれで久我先輩の客を一気に半分以上も奪ってしまったようです。いやーテイルズ信者相手の商売ってのはちょろいな!
なにしろ完全版商法やDLC商法みたいな、悪徳商法をやられまくってもずっと懲りずに新作が出れば買ってくれるしな!
お前らそんなんだからバンナムが調子に乗るんだよ!くそったれがー!!(えー

「マーボーカレー麺2つ!」

「こっちは3つくれ!」

「へわわわっ、注文数が一気に…!お、追いつかなくなってきちゃってるよ〜〜!」



がしかし、そんなテイルズ信者たちが大挙して押し寄せた結果、ソーマと恵ちゃんだけでは
とてもさばけないほどの行列となってしまうことに!落ち着けよこの真の仲間ども!(えー
なんにせよ、せっかく客が集まってもそれを処理できないんじゃ意味がありません
人手を増やすなりなんなり状況を変えたいところですが…

「そろそろ来る頃だな…」

「え?」

「さぁて一気に、食い破るぞ久我飯店!」



ってここで美作キター!!なんとソーマの店を手伝うために美作が援軍に登場!
ふむう…そういえば何話か前にソーマがこそこそ誰かと会ってましたが、それは美作に協力を頼んでいたってことのようです
なんにしても、量をこなすって意味でこいつほど頼れる援軍はそうそういないでしょうねー
なにしろコピー能力があるから、ソーマとまったく同じ料理を同じスピードでこなせるだろうし
ソーマが分身したような勢いで一気に作業をこなしてくれるんじゃないでしょうか

それとどうでもいいんですけど、今回久我先輩の店を訪れていた客の中で
おおかみこどもの雨と雪とその母ちゃんが来てましたよね



そう、この3人ですよ。これ描いたとき絶対作者サイドでおおかみこども流行ってただろ!
というか狼ハーフの一家がこんな人間の多いところをウロウロしてたら
親父みたいにゴミ収集車で回収されんぞ!ゴミ収集車でよぉ!(えー  次回に続く!



荒船隊員お誕生日おめでとう!そして大志Mk−2もおめでとう!(えー
そう、9月9日は荒船さんとこの俺の誕生日なのですよ「。みんな存分に祝ってくれよな
そんな9月9日の晩飯は、俺の誕生日を祝して意外な人物がごちそうを用意してくれました。その人物が誰かというと

「さぁ食べてくれ、スープ・ド・ポワソンラーメンだ…!」



意外!それは黒木場!(えー
そんなわけで黒木場のスープ・ド・ポワソンラーメンを食べてきました。どういうことかというと、
池袋にあるJ WORLDという少年ジャンプの施設で、このスープ・ド・ポワソンラーメンを提供してるってわけなんですよね

さらに言うと、このラーメンはちょうど9月9日が提供の最終日で、次の日以降はもう食べられなくなってしまうので
俺の誕生日のために黒木場がとっておいてくれたような感じの日程になっています
凶悪なツラしてなかなか可愛いヤツだよ黒木場は(えー



そんなわけで実際に出てきたスープ・ド・ポワソンラーメンがこちら。なんかボヤケた写真ですけど勘弁してください
というか俺のスマホって数日前に新しく変えたばっかりなのに、なんでこんなにボヤけた写真しか撮れないの!?なんで!?
実は変える前のスマホもボヤボヤの写真しか撮れなくて、以前からかなりそのこと気にしてたんですよねー
まさか変えた後も似たような写真しか撮れんとは…もしかして使ってるスマホケースが悪いのか?
ケースごしに撮影してるからこんなボヤけた写真にしかならんのか?

ともかくそんなボヤけ具合の話は置いといて、いよいよ実食してみた時の感想なんですが
ぐっはあああーっ!!

エビ味噌や魚の内臓!
全てのコクが
渾然一体となって…

なんと荒々しい
味なのだ!!

とはならなかったですね(えー
まず食べて最初の感想は「うげっ、チーズ!?」って感じで
麺にかなりのチーズが絡んできて、その味がなんとも印象的だったんですが
とりあえずラーメンにチーズってのはゲテモノ感がすごいんですよ!(えー

「なんでラーメンにチーズ入れて食わなきゃアカンねん!」って感じで
正直これがどうにもこうにも俺の味覚と合わなかったですねー
チーズとか余計なもん入れんなや黒木場!!(えー



ちなみにトッピングの内容は漫画とほぼ同じで、大きく分けるとチーズ、天カス、ラスクの3つでしたね
天カスっていうのは何なのかと思ったら、要するにあげだまのことなのねこれ
さっきの写真を見ての通り、かなりの量のあげだまがスープに入ってるので
ラーメンっていうよりはむしろたぬきうどん食ってる気分に近かったですね(えー

要するにたぬきうどんの中にチーズを入れたような味っていうか…
うん…まあ想像してもらえれば、かなり微妙な気持ちになると思うんですけど
ただラスクに関してはかなり美味かったですね



このラスク、最初にラーメンに入ってるのと他に、別の皿で何枚かカリカリの奴がついてきたんですが
まさに審査員が言ってる通り、スープに浸しても美味いし、カリカリのまま食っても美味いというなかなかの優れものでした
正直なところこのラスクだけ食べてるのが一番美味い気がしたんですがどうでしょうか(えー

さて、黒木場のスープ・ド・ポワソンラーメンについてはそんなところですが、
まだ腹に余裕があったので、実はもう一品ソーマ作品の料理を食ってきました。それというのが

 

ゆきひら流ビーフシチューですね。美作戦に向けてソーマが試作していた料理。
白味噌の隠し味を大事にしたってソーマが言ってたやつですねー。相変わらずボケボケの写真で申し訳ありません
見た目は浅そうな皿に入ってますが、意外と底が深くてそれなりの量が入ってました
そして肝心のビーフシチューの味はと言いますと

美味しいーー!!

口に含んだ瞬間に
ホロッと崩れる
牛肉のやわらかさ!

噛み締めると
牛肉の出汁が溢れて
デミグラスソースと
溶け合っていく!

って感じでこれは割といい感じのビーフシチューでしたね
なかなか味が濃いめでビーフシチューの味をしっかり味わえるって感じだったし、
あと肉も意外と肉汁がじゅわっと出てきて、なかなかいい肉使ってるなと思いました

他の野菜に関しても、ニンジンがカリカリとした面白い食感で、これちょっと珍しい調理がされてるなって感心しました
あと俺はブロッコリーが嫌いなんですが、ここのブロッコリーは食べやすい大きさでそれがありがたかったですね
俺はあのブロッコリーのもさっとしたボリュームが嫌なんで…

そんなわけで、このビーフシチューに関してはなかなか美味しくて頼んでも損なしといった感じでしょうか
ただ白味噌の風味とやらはさっぱり分かんなかったですが(えー



お嬢様は白味噌の風味を食べるまでもなく見破ってましたが、
俺は実際に味わってみても「白味噌の味って混ざってるかなこれ?」って全然分からなかったなー
これが神の舌と凡夫の舌の違いなのか…(えー

それと最後にひとつ、シチュー自体は問題なく美味しかったんですが、
一緒についてくるライスがなんか微妙でしかも量が多かったので
このライスについては要注意ですね…なんかよくわかんない味だったけどなんなんだろうあれ
黄色いライスだったからサフランライスってやつなんだろうか?よく分かんないけどとりあえず美味くはなかったな

このビーフシチューを頼む時は、ライスとパンのどっちにするかを聞かれるので、
俺としてはパンを選ぶことをオススメしたいですねー



ジャンプ感想:食戟のソーマ 第130話「若き獅子たちの群れ」

「昨日渡したレシピ、ちゃんと頭に入れてきたか?」

「パーフェクトトレースをなめてもらっちゃ困るなァ…
 今日までのイメージトレーニングの成果を見せてやるぜ」

「おしっ…そいじゃとっとと…追い上げだ!!」



なにげに久々になってしまった原作版ソーマ感想。ぼちぼち再開していきたいと思います。
前回の話では、ソーマ1人だけでは手が足りなくなっていたところへ美作が援軍に現れてくれたんでしたっけね
そんなわけで、さっそくソーマと並んで調理を開始した美作。コピー能力に定評のある美作の仕事ぶりはというと…

ババババババババ

「す、すごい…!あのいかつい子、創真ちゃんとまったく同じスピードで…!」

「あの大行列をみるみるうちに溶かしていく!?信じられん…!
 まるで幸平創真がもう1人いるようだ!」

おおなんと、ソーマにまったく引けをとらない超スピードで、みるみるうちに調理を進めていく美作!
やはりというか美作のコピー能力は大したもんですねー、ソーマもスタジエールを経て選抜の時より成長してると思うんですが
それにまったく遅れを取らずに完璧にコピーするとは、凄いとしか言いようがありません。味方にするとこれほど頼もしいとはなぁ

あと敵の時の美作は、必ず料理にアレンジを入れて別物に仕上げてましたが、
味方になったらそれは自重してくれるあたり、なかなか気が利いてる奴ですよね(えー

「やー加勢助かるぜマジで!しかしお前があっさりオーケーくれるなんてな」

「(ぼそっ)お前にはでかい借りがあるからなァ…」

「ん?なんだって?」

「なんでもねェ。無駄話してる場合じゃねーぞ!客は今からもっと増えるぜ!」

そんな美作の協力にはソーマも本当に助かっている様子。そして美作がソーマの協力要請に応じた理由は、
自分が料理人の道を踏み外していたところを、選抜でソーマに助けられたっていう借りがあるからのようですね
なるほど確かにその通り。ソーマの援軍に来る理由としてはそれで十分なんじゃないでしょうか
そしてその後は、「客はもっと増えるぜ」という美作の言葉通り、この店の評判を聞きつけた客たちが次々に集まってくることに…



ってそんな客の中には、この間登場したおおかみこども一家の姿も!お前らまだ帰ってなかったんかい!
こんなところをウロウロしてるとゴミ収集車に回収されるで!?
狼はゴミ収集車に回収される運命なんやで!?
(えー

わいわいがやがや

「フ、フージャオピンもう少々お待ちください!」

「あのーすみません」

「あっはい!ただいま!」

「へいへいへいどうした幸平ちん!じわじわ追っつかなくなってきてるじゃん!?」

「さすがに3人で回すのはキツくなってきた…!」

「だがここでペースを落としたら…中華研に一気に差をつけられちまうぞ!」

おっとしかし、客の数があまりにも増えすぎた結果、美作の手を借りても足りないぐらいの処理量を
抱えるハメになってしまったソーマ達!ここは踏ん張りどころですね、せっかく久我先輩と勝負できる状況になったのに、
ここで置いて行かれてはすべてが水の泡です。どうにかしてここはペースを維持したいポイントですが…

わいわいがやがや

「どこか席空いてないかな」
「食べた器ってどこに捨てるんだ?」
「マーボーカレー麺2つくださーい!」
「フージャオピンまだ焼けてないの?」

「あ、あわわ…!少々お待ちください!」

「今のままじゃ田所の負担がでかすぎる…!」

がしかし、とうとう恵ちゃんの処理量が限界を超えてしまい、いよいよ店はパンク寸前に!
恵ちゃんの負担が高いのは接客と調理(フージャオピン)の両方を担当しているからでしょうね
ソーマと美作は調理(マーボーカレー麺)だけに専念しているので、恵ちゃんに負荷がかかるのも仕方のない話です
ともかくこのままでは店が機能しない状態…なんとか改善するアイデアが必要ですね。果たしてソーマはこれにどう対応するのか…

「うおっほん!苦戦しているようだな、見ていられないぞ!」

「タクミ!?」

「キミがどうしてもと言うのなら、オレが手を貸してやっても構わないが!?」

「ここのコンロ借りていい?麺茹ではボクがやるよ」

「フージャオピンはあたしが焼く!恵は接客に専念しな!」

って、ここでタクミにくみイサミ名前似てる三兄弟が援軍に登場!
しかし援軍と言っても…いきなり部外者のお前らに出てこられても困るんだけど!(えー
いやマジで。お前らソーマに「店の一員になってくれ」って頼まれてないだろ?単なる部外者ですよね?

そういう意味で、同じ援軍でも美作とタクミ達では大きく違うと思うんですよ
美作はソーマの店で一緒に働く仲間として、ソーマが事前にスカウトした店の一員なわけですが
タクミ達はそういうのとはまったく関係ないただの部外者なので、
ソーマの店と久我先輩の店で競い合うこの真剣勝負に、タクミ達が乱入する資格はないと思うんですよね

たとえばですよ、以前ワンピースでゾロとミホークが初めて戦った時に、ルフィはゾロが負けそうになっても手を出さずに見守って
「ちゃんとガマンしろ」と他の仲間のことも止めていたわけじゃないですか。

(C)尾田栄一郎/集英社

ここでルフィがなんで加勢しなかったかと言ったら、それはゾロとミホークの間で決着をつけるべき勝負であり、
そこに無関係な部外者が立ち入るのは勝負に水を差すことに他ならないからってことだと思うんですよ

そんな風に「勝負に水を差すような加勢」というのをモロにやってしまったのがタクミ達なわけで
ソーマの店の関係者だけで決着をつけるべきこの勝負に、まるで無関係にも関わらず次々にソーマに加勢を始めてしまったわけで
これってもう勝負に水を差しすぎてやばい状況だと思います。もしこれでソーマが勝ったとしても
「俺の店が久我先輩の店に勝ったぜ!」ってソーマは胸張って言えるんですかね?

俺は全然そんなこと言えないと思います。こんなんで自分の店が勝ったなんてまったく言えないと思う。勝ったどころかむしろ逆ですよ
「ソーマの店じゃ勝てない、このままじゃ負ける」って状況だから
タクミ達が乱入してきたわけで

タクミ達が入ってきた時点で、事実上ソーマの店の負けは決まったと言っていいと思います。
結局ソーマの店というのは、部外者に助けてもらわないと勝てない敗北者の店だったってことだと思うんだよな
白ひげ白ひげ敗北者!ゴミ山大将敗北者!(えー

「今からラストスパートだぜタクミ!ついてこれっかぁ!?」


「愚問だな!!」



(アルディーニ…こいつ…!俺がパーフェクトトレースでようやく届いたスピードに、
 いともたやすく…!)

「どうした美作昴?仕事が遅いぞ」

「うるせェ…!ここからだ!」

ああそして、ソーマ達の加勢に入ったタクミですが、美作がこれまで入念にソーマをコピーすることで届いたスピードに
タクミはなんの用意もなく簡単に追いついてしまうことに!いやいやちょっと!これって今のタクミは
もう美作を超えちゃってるってことですか!?タクミの美作超えイベントはもうこれで終了ですか!?

いやそんな…タクミの美作超えはもっと重要なイベントが必要だろ…
なにしろ美作に惨敗する話をあれだけ力入れてやったんだから、美作に追いつき追い越すという話も
同じくらい力入れてやるべきなんじゃないですか!?
こんなにあっさり美作を追い抜いてしまうんじゃ、あのタクミ敗北イベントは一体なんだったのか…

「やっとこさ…いい店になったじゃねーか…!」

(そうか…あいつは…幸平創真は…
 この店を4日かけて、今ようやく完成させたんだ!)

そんな中で久我先輩は、「幸平創真は今この店を完成させた」と言い出していますが
いやいやこの店ってソーマが完成させたんじゃねーから!!(えー
勝手に部外者が乱入してきて気がついたら出来上がってただけだから!ソーマが作り上げた店っていうのは結局、
ソーマ・恵ちゃん・美作の3人だけで客をさばけずにパンクしていた敗北者の店なんだよなぁ…(えー

《それでは中央エリアの売り上げ順位を発表します。
 第2位、中華料理研究会・久我飯店》

「ゆ ぎ ひ ら ぢ ん…」



《第1位、幸平創真の中華屋台!》

というわけで結局、タクミ達の加勢によって久我先輩を押し切り、ソーマ達が勝ったという結末を迎えたわけですが…
これについて俺が言えることがあるとすれば

一気にテンション下がっちゃった(えー

うーん…途中の「3人で回すのはキツくなってきた…!」あたりまでは、ここからどうやって勝つんだろうってドキドキしてたんですが
その後タクミ達がわらわらやってきたのを見て、一気にガッカリしてテンションが急降下してしまった感じですね
結局のところソーマの店には、人手が足りないから久我先輩に勝てないっていう致命的な弱点があって
その弱点をまったく克服できてなかったってことですよね。というかこの「人手が足りない」って弱点については
一番最初に久我先輩から言われてたのにソーマは何もしてないっていう
そんな展開になっちゃったのが大問題だと思うんだよなー



そう、なにしろソーマが久我先輩に挑んだ時、久我先輩は真っ先に仲間のハゲ軍団をソーマに紹介して
「俺の店にはこれだけの人員がいるけど、お前は人員集めしなくていいの?」って
ソーマにそのことを忠告してくれたわけですからね。今回の対決っていうのは、こういう人員の差をいかに覆すかっていうところが
最重要のポイントだったと思うんですが、それについては結局ソーマは何も対策してなくて
タクミ達が来てなかったら普通に人員が足りなくて負けてましたっていうのがなあ…

さすがに何やってんだって思ってしまいましたね、本当ならこの人員集めを真っ先にやらなきゃいけないのに
なんにも対策せずにほったらかしてたっていうのが…あと、それだけ店に致命的な弱点があって久我先輩に勝てないのに
今までソーマがずっとヘラヘラしてて「勝つのは俺だよ」みたいな顔してたのがなぁ…

そう、とにかくこの久我先輩との対決の最中、ソーマはずっとニヤニヤ笑ってて「余裕で勝てるし」みたいな態度だったから
きっとソーマには何か逆転の策があるんだろうと思っていたら
そんな策は何もなくて逆転できなかったよ…というのが今回の話なので
なんかもうほんとガッカリ感がやばいです。なぜこんな結末になってしまったのか

なんていうか、人手が足りないなら足りないで、こんなヘラヘラ笑ってるんじゃなくて
もっと必死に動き回るソーマの様子とか見せて欲しかったなー
数で負けてても必死に食らいついてやるみたいな、そういう気概にあふれた様子をさ

たとえばついこないだの四宮の店での様子がまさにそれだったと思います
自分の先を行く相手に追いつくために、必死の形相で汗だくになって動き回るっていうね
他には、合宿のスフレオムレツで失敗した時に、ライブクッキングで遅れを取り戻そうとしてた時もそうだったなー
どうにかして食らいついてやる、なんとかして追いついてやるっていう
真剣な気持ちがすごく出ていて、そういうソーマの姿が俺としては好きだったわけです
でも今回のソーマにはそういう必死さがまったく感じられなかったのが残念なポイントだったなー

あとはやっぱり、人手集めについて考えるシーンももっと増やして欲しかったですね
たとえばソーマも人を集めようと色々考えたけど、もうみんな学園祭で出す店が決まっててソーマを手伝えなかったとかさ
もっと人が欲しいのに集まらないジレンマとか、そういう描写があれば今回のような話でも全然印象が違ったと思います

なんていうかな…そういう描写をするってことを考えたら、俺としては今回のこの話って
丼研メンバーを使って欲しかったですね
なぜならタイミング的に、丼研メンバーってすごく今回の話に絡みやすい立ち位置にいるなと思ったからです



なにしろソーマが久我先輩のハゲ軍団を見せつけられたその直後、ソーマは丼研に出向いて
丼研が今ではすごく大所帯になっているということを知るシーンがあるからです
だから「人手不足解消のために、丼研の力を借りたい」ってソーマが考えるシーンが欲しかったなと思います

ただし丼研は丼研で自分たちの店を出さなければいけないので、ソーマを手伝うことはできないわけなんですよ
それは肉魅も明言していることで、それがまた美味しいポイントなんですよね
なぜならさっき俺の言ってた人員が欲しいけどメンバーが集められないジレンマっていうのを
この丼研を使えば簡単に描写できると思うからですよ



あとは部長である小西先輩も、ソーマと恵ちゃんに対して「お前らも俺たち丼研の仲間だ」っていう風に
以前ソーマに助けられた恩を忘れてないってところもポイントですよね
そう、今回美作がソーマに対する恩を返すために仲間に加わったように、
小西先輩もそれと同じように、恩返しのための行動を取らせることが可能ってことですよ

これを踏まえて、俺が「こうしたらよかったんじゃないか」と思う展開はどんなかっていうと…
まず久我先輩のハゲ軍団を見せつけられたソーマは、「俺も人員を集めないと勝負にならねーな」と丼研へ出向くわけです。
そして人員を貸し出して欲しいと頼もうとするものの、丼研は丼研で忙しそうにしているのを見て、
それを気遣って仲間になってくれとは言い出せずに帰ってくるわけです。

そして最終的にソーマが集められたメンバーは、ソーマ・恵ちゃん・美作の三人だけ。
本来ならここに丼研メンバーも加わっていて欲しかったというのがソーマの気持ちであり、
それこそがソーマの頭の中にある理想的な店だったわけですが、残念ながらそれは叶わなかったので
「ちょっと人数が足りないかもしれねーが、このメンバーでなんとかするしかねえ」と人数不足を覚悟で久我先輩に挑むわけです

そして久我先輩との対決の日、3人だけでどうにかこうにか食らいつくソーマ達ですが、
いよいよそれが限界になって人手不足の弱点があらわになってしまうわけです
「くそ…!さすがに3人だけじゃきつくなってきた…!」と汗だくになりながら状況の不利を悟るソーマ、
それでも必死に食らい付こうとする中、ついに「待たせちまったな幸平」と小西先輩率いる丼研が到着するわけです

小西先輩は、ソーマが丼研メンバーの援護を欲しがっていたことを察してくれており、
「今の丼研があるのも幸平のおかげだ。今度は俺達が幸平を助ける番だ」
ソーマの店に加わるためにやってきてくれたわけです。
そしてこの瞬間、ついにソーマの思い描いていたソーマ・恵ちゃん・美作・丼研メンバーという人員が勢揃いした理想の店となり、
「やっとこさ…いい店になったじゃねーか…!」という満足感とともに久我先輩を撃破するっていう

そんな感じですかね。なんか完全に恥ずかしい妄想コーナーみたいになっちゃってすいません(えー
ただやっぱり自分としてはこういう展開がよかったと思うんだよなー
丼研が助太刀するっていう点についても、それは丼研の自己犠牲っていうことじゃなくて、
今の丼研にはそれをやるだけの力があると思うんですよね

なぜなら丼研は、王道人気エリアで売り上げ第3位に入るくらいの強豪であり、これだけ売り上げを伸ばしているなら
ちょっとソーマの店を手伝ったところで、赤字に泣かされるような心配はまったくないからです
それにソーマの店で人手が足りない部分って、フージャオピンの調理と接客なわけですが
この2つも丼研なら問題なくこなせると思うわけです

なにしろフージャオピンの調理は、肉魅が完璧にこなせるってことが今回の話で証明済みだし
あと接客については、「食べた器ってどこに捨てるんだろう」とか「席どこか空いてないかな」とか
簡単な雑用ばかりなのでこれならさすがに小西先輩でもこなせるだろうと思うんですよね

てなわけで、考えれば考えるほど丼研を助っ人に使って欲しかったわけですが…
まあ実際はそうはならなかったので、なんとも残念なところです



あ、それと今回のジャンプには、絵日記をテーマにしたおまけページがあって、
そこではこんな風に海の家で働く秘書子たちの様子が描かれてましたね
これって単行本で見た覚えないんだけど、もしかして単行本未収録なんでしょうか?
秘書子の水着おっぱいが見られるのは少年ジャンプだけ!!(えー  次回に続く!


さて先日、ソーマの感想を書きながら「秘書子の水着が見れるのは少年ジャンプだけ!!」ってことを書いたわけなんですが
あの一言はなかったことにしたいと思います(えー



なんでかっていうと、最近のジャンプGIGAで秘書子の水着姿がでかでかと描かれていたからなんですよね
ジャンプGIGAでも描かれてんじゃねーか!!ということであの一言は帳消しです帳消し、闇に葬ることにします(えー
それにしてもこのジャンプGIGAで描かれたソーマ番外編、水着イラスト以外にも興味深かったのは、
ソーマヒロイン達のスリーサイズをはじめとするプロフィールが明らかになったってことなんですよね

 

バスト

ウエスト

ヒップ

身長

誕生日

血液型

えりなお嬢様

88cm

56cm

87cm

162cm

3/23

AB

恵ちゃん

79cm

55cm

81cm

154cm

12/9

O

肉魅

90cm

57cm

88cm

163cm

5/4

B

秘書子

80cm

56cm

79cm

161cm

10/14

A

堂島さん

126cm

90cm

108cm

188cm

4/3

A

デデーン。これがそのプロフィールの詳細です。なぜか堂島さんも混じってますが
文句なら附田先生に言ってください!(えー  俺だって堂島さんを混ぜる理由なんて知らないよ!
さて、ともかくこの数字を見ていって思うのは、まずビックリしたのが
恵ちゃんが他のヒロイン達より10センチくらい背が低いってことですかね
いやいやちょっと10センチて!恵ちゃんってそんなに他のヒロインと差があったの!?正直そんな印象なかったっすよ!?
これが吉野とかなら分かるけど…恵ちゃんにそういう印象なかったから正直意外だったなー

 

実際に肉魅と並んだ時の様子がこちら。10センチなのかこれは!?この差は10センチなのか!?(えー
なんかこう10センチって言うにはあんまり差がないように見えるけど…うーんうーん
もしかしてあれなんだろうか、実際は159くらいあるけどサバよんで154にしちゃったとかそんな感じで…(えー

身長に関してはそんな感じですが、しかしウエストについても驚きの数値でしたねー
55とか56とかガリガリやないか君ら!(えー  どんだけ細いねん!?55とか二次元キャラでもそうとう細くないか!?
なんて言うかなー、俺の趣味で言えば「ウエストが細い」ってことにあんまり魅力を感じないんだよなー

正直ウエストが50台のキャラよりも、むしろ60とかあった方が健康的でええやんって思うわけです
たとえばラブライブのエリーチカとか希が60ありましたよね
俺はラブライブあんまり興味ないけど、そのことはちゃんと覚えてます。一般的な二次元キャラってみんなウエスト50台で
そういうの聞くたび「またかよ…みんな無駄に細すぎなんだよなぁ」ってうんざりしてたから、この2人が60あるって聞いて時は
「おっええやん」って好印象だった覚えがありますね

↓エリーチカ

↓希

というかそれでもエリーチカなんて十分すぎるくらい細いと思うけど。希ぐらい肉付きがいいのが一番好きかな俺は
なんていうか細い=可愛いってことではないんだよなぁ…少なくとも俺の中ではそうですね
細いっていうのは可愛いというより、「こいつちゃんとメシ食ってんのか…」みたいに心配な気持ちになりますね(えー

まあ女性キャラについてはそんな感じでしょうか。あとは最後に堂島さんが控えてますが
正直言って男のスリーサイズって聞いても基準がよく分からないんだよなー
俺が知ってる男のスリーサイズっていうとスト2キャラぐらいなので
せっかくだからスト2キャラと堂島さんの比較をしてみたいと思います

  バスト ウエスト ヒップ 身長
ダルシム 107cm 46cm 65cm 176cm
リュウ 112cm 81cm 85cm 175cm
ガイル 125cm 83cm 89cm 182cm
堂島さん 126cm 90cm 108cm 188cm
ザンギエフ 163cm 128cm 150cm 211cm
ブランカ 198cm 120cm 172cm 192cm

こんな感じですね。違和感なく溶け込んでるやないか堂島さん!
すげーなおい、特にガイルとはすごくよく似た体格をしてるので、
堂島さんもソニックブームぐらいなら撃てるかもしれません(えー




というかウメハラ漫画のガイルは特に体格がよくてムキムキのマッチョマンに描かれてるから、
それと同等以上の堂島さんすげえって思ってしまうな
しかし凄いと言えばブランカのバストの数値見てマジびびりました
198センチって何!?お前どんだけ胸板厚いんだよ!?まさかザンギより30センチ以上もブ厚いバストだとは思いませんでした
ブランカってめっちゃ猫背だから体が小さいイメージあったんだけど、なにげにとんでもない体格してたんだなー

あと逆の意味で凄いのがダルシムですよね、お前ウエスト46センチしかないのかよ!?
ガリガリじゃねーか!まともにメシ食ってんのか!?と思ったけど、ダルシムって修行僧だから
普通に断食とかしてるんでしょうね。それであんだけ痩せてるってわけか…

にしても今ダルシムのウエストが細いってのを聞いて、「ガリガリじゃねーか!まともにメシ食ってんのか!?」って言葉が
思わず出てきましたけど、結局のところ「細い」ってのはそういうイメージなんだよなー
さっきのソーマキャラに対して感じたのもこれとまったく同じで、
「細くて可愛い」ってことよりも、「ガリガリでメシ食ってない」っていうイメージの方が強かったんですよね

それにもし、細ければ細いほど可愛いってことなら、ソーマキャラの誰よりも
ダルシムの方が可愛いってことになっちゃうしなー(えー
ダルシムの可愛さはソーマキャラなんて比較にならないんやな…ダルシムこそぶっちぎりで可愛いヒロインだったんや…



ジャンプ感想:食戟のソーマ 第131話「あの人を待ちわびて」



「売上げ負けたのかよくがー!しょうがねー奴だなぁー久我はよー、なぁくがー!」

さて前回、学園祭4日目の売上げでついに久我先輩を超えたソーマでしたが、今回はというと
そんな噂を聞きつけた第二席の竜胆先輩がドタバタやってきたシーンで始まります
それにしてもこの人の名前を聞いた時から気になってたんですけど、
小林竜胆って名前は、カタカナで書いたらコバヤシリンドー。さらにそれを英語読みしたらリンドーコバヤシになりますけど
この人ってケンドーコバヤシとなんか関係あるんですかね?(えー
名前決める時にケンドーコバヤシから取ったってことなんですかね?うーむ謎ですわ

「はぁ…やられたよ。これで幸平ちんの思惑通りになったってわけね…」

「へ?何言ってんすか、学園祭は5日間でしょ?
 その通算で上回らなきゃ勝ったことにならないすから。勝負はまだこれからっすよ」

「は…?」

って、もう勝負は終わったつもりでソーマのことを認めようとした久我先輩ですが、
ソーマの方はまだ全然そんなつもりはなかったようで、「いや通算の成績で勝たないと意味ないから」
最終日が終わるまで決着がつくとは思っていないようです。まあ確かに、ソーマが久我先輩を上回ったのは4日目だけだから、
これだけじゃ本当の意味で勝ったとは言えないわけですけども…そして翌日、最終日のソーマの店はどうなったかというと…



って、お、おい!最終日はタクミ達いなくなってんじゃねえかああああああ!!
なんじゃそりゃああああああ!前回タクミ達が揃ったことで「やっとこさ…いい店になったじゃねーか…!」ってソーマが言ってましたが
その「いい店」がたった1日でもう消えてなくなってるじゃねーか!(えー

結局のところ、この店で働いてるのはソーマ・恵ちゃん・美作の3人だけか…
うーん…となると前回俺が指摘した通りになっちゃった気がするなー
美作についてはこの店の仲間だけど、タクミ達は単なる部外者にすぎないっていうさ

この場に美作がちゃんと残ってて、でもタクミ達はいないってことが何よりの証明だと思うんだよなー。
結局タクミ達は「他人の店にフラッとやって来ただけの部外者」であって、ソーマの店の一員ではなかったってことですよ
言うなれば真の仲間じゃなかったんだよなぁ…(えー  真の仲間じゃないからパーティを抜けていったんやな…

「頑張ってるなー幸平そーま。でもこのペースじゃ、
 通算売上げで勝つのはムリそーだな?惜しいところまでは行ったけどよー」

そして結局のところ、タクミ達のいないソーマの店では久我先輩に勝つのは無理なようで
通算売上げでの敗北は確定してしまったようです。おいおいせっかく「勝負はまだこれからっすよ」ってカッコつけてたのに
あっという間に敗北確定しちゃったじゃないですか!(えー

なんだったんだ一体…ソーマのやつ本当に勝つための方法を考えてなさすぎだろ!
人手をぜんぜん集めずに久我先輩に挑んだのもそうですが、勝つために必要な要素がポッカリ抜け落ちてる状態で
何も考えずに勝負を挑んではただただ負けてるっていう風に見えてしまうのが…

そんなソーマの姿を見て思い出すのはあれですね。ジョジョ第一部でツェペリさんが言っていたノミの話ですよ
自分よりもずっと強い敵を相手に、なんの考えもなく戦いを挑むノミの行動は、
とても勇気とは呼べんなあ
ってやつです。ソーマがやってるのはまさにこれなんだよな
頭の中がカラッポでただただ無謀な戦いを挑んで負けてるっていう…もっと知恵を絞るとか工夫を凝らすとかして欲しいなあ



そして実際にソーマの頭の中についても明かされましたがほんとに何も考えてないじゃねーか!
お前そんな風に思いながら久我先輩に挑んでたんかい!もしやこの「なんか並ぶ」「なんか圧勝する」あたりのギャグをやるために
このところのソーマは何も考えてない奴に描かれてたのでは!?まあ確かにこのコマ見てちょっとクスッとはきたけど
そのクスッとした笑いのためにソーマが失ったものは大きかったんじゃないかな…(えー

なにしろ俺の中では、「あまりにも勝つための考えがなくて、ノミのような戦いをしてる」って印象が強くなってしまったので
ソーマに対する好感度がこのところどんどん下がってるっていうか…どこかで挽回してくれないもんかなー

ざわざわ ざわざわ

「わああきれい!このカレーの上にのってるの、ほんとうにチョコレートなのぉ!?」



「ど、どうなってるんだ、これほど複雑で立体的な菓子細工を大量生産!?
 既存の料理技術ではとても不可能だ!」

「そのチョコは3Dプリンターで出力したものですわ」

「3Dプリンター!?食べ物を印刷するなんて可能なの!?」

一方その頃、葉山・アリス・黒木場の店では、3Dプリンターを使って成形したチョコとカレーを組み合わせるという
なんとも珍妙なメニューを出しているところでした。うーむ…カレーに対してチョコを隠し味に使うってことは聞いたことありますが、
出来上がったカレーの上にチョコの塊をでーんと置くっていうのはなんかこう…
俺としては見た目的にちょっと抵抗あるんですが…

「カレー自体もとろけそうないい香り!そのうえこんな綺麗なトッピング!」

「パパあれ買ってー!食べたいー!」

「パパだって絶対食べたいよあんなのー!いやはや遠月の生徒は凄いなやっぱり!」

(…ウケてる…)

「あのチョコならカレーのバランスを崩すことなく、華やかさと香りだけを
 プラスすることができるわ。収支も黒字だし、お客様が喜んでくれてよかったわ♪」

しかしそんなチョコカレーは作中の客には大好評であり、ものすごい数の客が押し寄せて飛ぶように売れまくるのでした。
うーむそういうものなんだろうか、それと葉山・アリス・黒木場の3人の店についてはこれで終わりのようですが…
え、いやちょっと、せっかくこの最強レベルの3人が揃ったのにもうこれだけで終わりなの!?



何か強力なライバルと戦うとかそういうのまったくなし!?葉山のカレーに「3Dプリンターでチョコ乗せました」って
それだけで終わってしまうなんて、展開としてあっけなさすぎちゃう!?この3人でチーム組んだ意味をもっと示して欲しかったな
まあ今まで客のことを考えてなかったアリスが、今後はそれを考えられるようになるっていう要素はあると思いますが…
でもインパクトとしてかなり弱いっていうか、アリスが劇的なレベルアップをしたようには見えないので、
なんとも肩すかしに終わってしまった感があるなー

「もうお客様はお揃いね?」

「はい!ところでえりな様…今日もひとつテーブルを空けておられるのですね、
 それもあんな良い席を…」



「ええ…その…いざという時のために…ね」

さらに場面変わって、今度はえりなお嬢様の店の様子が映し出されてますね
さすがに順調そのもので今日も多くの客で賑わっているようですが、しかしお嬢様はあえて一番いい席を空けたまま
誰かが来るのを待っているようでした。まあ「誰か」って言っても要するにソーマの親父なんですけどね



どうやらお嬢様にとって、ソーマの親父との思い出は相当に特別なものらしく、いつか再会できた時のために
一番いい席をずっと空けてあるようですね。なんとも乙女チックですなー、これも一種の願かけみたいなものだろうか
そんなわけで、いつの日かふらっと店のドアを開けてソーマの親父が訪ねてきてくれないかと、常に夢見ているお嬢様でしたが…

ギイイイイイ

「あれ?ご予約のお客様はもうお揃いなのに…ちょっと見てきます」

(まさか…?)

とそんな時、まさにドアを開けて誰かが店に入ってきたようです。お嬢様はその音を聞いてもう胸のドキドキが止まりません
恋する乙女って感じですなー、ただまあ俺の予想で言うなら、今ドアを開けて入ってきた人物は
「ええにおいがするのう。ところでばあさんやメシはまだかのう」って
ここを自分の家と勘違いしちゃったボケ老人ってところかな…(えー

「あのお客様、ご予約はお済みですか?当店は予約制でして…はっ…!?」

「…!!」

「久しぶりだ、えりな」



デデーン。しかしドアを開けてやってきたのは、お嬢様の父を名乗る見たこともない男でした
いや見たことないっすねー、こんなやつ今日見るのが初めてですねー、もちろんみんなもそうだよな!!(えー
というわけで俺のレビューにもようやく中村くんが登場ですよ。ついにこいつが出てきてしまったか…

世間では「中村くんが出てきてからソーマがつまらなくなった」という非難をメチャクチャに浴びまくっている人物ですよね
ちなみに俺はどうかというとまったくその通りだと思うんだよなー(えー
ここからのソーマの展開は、まるで坂を転がり落ちるように失速してしまうので、レビューを書く身としてはなんとも複雑な気持ちです



まあそんな中村くんのことは置いといて、今回久我先輩の回想でちょっと出てきた
1年前の寧々先輩がめちゃくちゃ可愛かったんだよなー
やべーよマジで、ほんと寧々先輩が外見的に好みすぎるわ。ソーマキャラの中でも1、2を争うくらい可愛いと思うんですが
でもこの人って今後あまりにも出番なさすぎて泣けるんだよなぁ(えー

せっかくこれだけ可愛いのに話に生かされてないのが悲しすぎるわ…頼むからもう少しマシな出番をくれ…
とりあえずもう、中村くんとかいうゴミをさっさと処理してツンデレな寧々先輩を攻略するギャルゲー展開にシフトしてくれれば
俺はそれだけでソーマに一生ついていくかな…(えー  次回に続く!


ジャンプ感想:食戟のソーマ 第132話「第一席の力」、第133話「翳りゆく食卓」




さて前回、食戟のソーマにおける抱かれたくない男ナンバーワンの座を欲しいままにする
ミスター嫌われ者・中村くんがついに登場してしまったわけですが、今回もそんな中村くんの場面からの始まりとなりますね
しかし人からの好感度が最底辺レベルの中村くんは、実の娘であるえりなお嬢様からも生理的に無理と思われているらしく、
顔を合わせた瞬間に拒絶反応を丸出しにされてしまいます。多分えりなお嬢様はあれだろうな、ふだん家で暮らすときに
「お父様と私の服を一緒に洗濯しないで。キモイから」とか
「お父様のすぐ後にトイレに入りたくない。キモイから」とか言っちゃうタイプなんだろうな(えー

ズカズカズカ

「あ、あの、困ります…!当店は予約制となっておりまして…!」

ズカズカズカ

「ん…?」

「えりな、君の料理はこの程度の人種にふるまうためにあるのではない。
 もっと仕事する相手を選びたまえ。君の品位が霞むよ」

って次の瞬間、えりなお嬢様の店にズカズカ踏み込んだかと思うと、その場にいた客たちの前で
「こいつら全員えりな料理食う資格ないエテ公だわ」みたいなことを言い出した中村くん。
こんなことを言われてしまった客達は、当然その場にいた大勢が「あ?なんだテメーやんのかコラ」と怒り出してしまいますが…



「ん…?お、おい、あの男って…」

ざわざわざわ

「あ、ああそうだ間違いない…!でもなんで今になって…!」

「あの男は何年も前に、遠月から追放されたはずだ!」

しかし中村くんの暴言で注目が集まったその時、「あ、あいつは…あいつはーーっ!!」
血相を変えて戸惑い始めてしまった客たち。なんでも中村くんは、以前問題を起こして遠月から追放されていたそうですね
まあ正直なところ、今からでもこの漫画から追放して欲しいくらいなんだけどな…(えー
こいつが出てからこの漫画がつまらなくなったって声を今までどれだけ聞いたことか…

「ふん、何を怖じ気づいているのかしら。食事の席にズカズカ入ってきて
 さっきの物言い、貴方の方こそ品位があるとは言いがたいのではなくて?」



とそんな中、中村くんに対してビビりまくる客たちを尻目に、「なんだか知らねーが一番品がないのはこの中村とかいうカスだろ」
言ってのける女が1人。誰かと思ったらなつめ&おりえ姉妹ですか、選抜の時に審査員をやっていたキャラですよね
とりあえず、この場で中村くんにガツンと言えるのはこの2人だけのようです。このまま自分のペースに引き込んで欲しいところですが…

「レトルトカレー界のトップにおわす方々ですね。
 子供騙しの味を世界中に撒き散らすビジネスは順調ですか?」

「ああ!?もっかい言ってみろやテメェこのクソボケがああああ!!」

って次の瞬間もう相手のペースに飲まれてるじゃないですか!(えー
なつめのやつ使えねー!!結局は中村くんの挑発に乗って自分が下品な姿を晒してしまうとは…
それにしても中村くんのセリフはほんといちいち不快ですねー、こういうキャラを出すのって漫画にとって
すごく大きなマイナスを生む可能性があると思うんですよ。なんでかっていうと、
中村くんの言葉で不快になるのは作中のキャラだけじゃなくて、読んでる読者もそうだからです



「こいつ不愉快な奴だなぁ」とか「読んでてイライラするなぁ」とかそういう気持ちになってしまうんですよね
要するにそれって読んでて面白くないってことであって、そんな状態が続いていると
つまんない漫画になっちゃったなと、興味も薄れていくと思うんですよ

例えばね…それを象徴するエピソードとして、以前ジャンプでやっていたソウルキャッチャーズという漫画があるんですが
この漫画にもやはり、途中からこの中村くんのようにニコニコしながら不快な言葉を垂れ流すキャラが出てきてしまったんですよ
ただただ無意味に他人に悪意をバラまく黒条ってキャラがね。

で、このソウルキャッチャーズなんですが、実は最初はんぺらさんがすごく気に入っていて、
面白い面白いって毎週のように言いながら、感想も頻繁に書いたりするほど気に入っていた作品だったんですよ
でも途中から黒条が出てきたことで、「こいつが出てきてからつまらなくなっちゃったわ…」と言うようになり
そのうちに「もう黒条が喋るだけで不快」と黒条への不快感をあらわにして、感想を書くこともなくなっていったという…

ソーマの中村くんもそれと同じだよなぁ…って思うわけなんですよ
いくら悪役って言ったって、ただ不快なだけのキャラを出してもしょうがないと思います
悪役なら悪役で魅力のあるやつじゃないとダメだと思う。
「こいつ嫌な奴だけど俺は好きだな」って思えるようなキャラ作りを心がけて欲しいです



たとえば具体例で言うとウメハラ漫画のクラハシなんかがそうだと思います
こいつもポジションとしては「嫌な奴」で、やってることも結構今回の中村くんに似てたりするんですよね
楽しく対戦やってるウメハラ達のゲーセンにズカズカ乗り込んできて、
場を荒らしてウメハラ達の気分を悪くする奴
って感じで。
←なんだか似てる
中村くんとクラハシ

ただ、そんな風に役回りとしては似ていても、俺は中村くんは嫌いだけどクラハシは好きなんですよ
なぜそういう差が出るかっていうと、それはやっぱり嫌な奴でもそこに魅力があるかどうかってことだと思うんですよね
クラハシは「ストUがあれば電気もガスも水道もいらねえ」とか
「50円すなわち1ストU。浮いた金でストUやるべきだろうが!」とか
「ストUで負けたら死ぬぐらいの気持ちでプレイしてる」とか
とことんストUバカな性格が面白いし、コイツをもっと見ていたいって気持ちになるんですよね

そう、もっと見ていたいと思うかどうか。そこがやっぱり違うと思います
中村くんはコイツをもう見たくない。コイツの出番はもういらないって印象なわけですが
クラハシはコイツをもっと見たい。コイツの出番がもっと欲しいって印象なんですよ
同じ悪役でもそこが全然違うと思うんだよなー、読んでいてキャラ的に興味が湧くかどうか。そのキャラに魅力があるかどうか。
たとえ悪役であっても、そういう要素はすごく大事なことだと思うんですよ

それに、中村くんにもそういう「なんかこいつ好きだな」って思えるような魅力があれば、後の展開で
十傑が中村くんについていくっていうのも分かる話じゃないですか。
中村くんにそれだけの魅力やカリスマがあれば納得できるわけです

でも、実際の中村くんにはそれをまったく感じないし、むしろ嫌悪感がすごくて「こんな奴に関わりたくねえな」って印象が強いから
そんなのについて行った十傑がキチガイに見えてしまうっていうか
「なんで十傑はこんな中村とかいうクズについて行ったわけ?」っていう風に、十傑の行動が理解できないし、
そんな意味不明な十傑メンバーにもキャラ的な魅力を感じなくなっていくっていう、負のスパイラルに陥ってしまうと思うんですよね…
というか実際、今の十傑は俺から見てそうなってしまってるし。最近の十傑に対して俺が思うことは、
「クズの中村くんについて行ったろくでなしども」っていうイメージしかないですね

「食の有識者を名乗る者たち…果たしてその中の何人が、
 本物の美味というものを理解しているだろう。
 真の美食…それは優れた絵画や彫刻、音楽に似ている。
 その真の価値は品格とセンスを備え、正しく教育された人間にしか理解できない。
 真の美食もそういうものなのだよ。限られた人間だけで価値を共有すべきであり、
 それこそが料理と呼ばれるもの。それ以外は料理ではない。餌だ」

そしてその後、「本当の美味とはうんぬんかんぬん」と誰も聞いてないことをベラベラと話し始めた中村くん。(えー
わかってないですねー中村くんは。人に話を聞いてもらうには、まず自分に興味を持ってもらわないとダメなんですよ
それがない状態でいくら熱心に話してみても、ぜんぜん心に響かないし「あーはいはい」としか思わないわけです。
そして実際、この話を聞いてみて俺が中村くんに思ったことは

何わけのわかんねー事言ってんだよ
キモイんだよ
俺ら練習で汗かいたから
ダッシュでポカリ買ってこい

(C)木多康昭/講談社

 

って感じですかね(えー  ベチャクチャ喋るヒマあったらポカリでも買ってこいよこのタコめ

「ご高説痛み入るけど、あなたが何を仰っしゃろうと詮無きことですわ」

「そうでしょうか?血は確かにそこにある、そして教育もだ。
 さあえりな、君がどれだけ腕を磨いたのか見せて欲しい」

「え…あ…」

そして実際、おりえさんも今の中村くんの話を聞いてみた結果
「なんかベチャクチャ言ってたけど、あんたが何をほざこうがどうでもいいわ」
ぜんぜん心に響かなかったようです。結局そういうことなんだよな…
中村くんは自分が場違いなことに気付いてなくて、どうでもいい言葉を垂れ流してる哀れな奴ってことですよ

しかしそれでも往生際の悪い中村くんは、私の教育したえりなの料理を食べたいと言い出して
この場に居座るつもりのようです。もうさっさと帰ってくんないかなー

「ですが、飛び入りのお客様はお断りしておりますので…!」

「テーブルがひとつ空いてるじゃあないか」

「え…!?お、お父様、あの席は…その…!」

秘書子も「予約してから出直して来いカス」と中村くんを追い払おうとしますが、人の話を聞かない中村くんは
テーブルがひとつ空いていることに目をつけてしまいます。しかしそのテーブルは、お嬢様がいつかソーマの親父と再開することを夢見て
大切に空けておいたもの…そんな思いの詰まった大事な席に、この薄汚いバカを座らせるわけには…

 
 

って座りやがったー!!いやあ最低ですこの男、娘の気持ちをこうも汚いケツで踏みにじってしまうとは
この状況は言うなればあれですね、お嬢様が初恋の人と再会することを夢見て
処女を大切にとっておこうとしたら、気持ち悪いレイプ魔にレイプされちゃった的な(えー
いやひどい話ですよ、公衆の面前で実の娘をレイプするとは正気かこの野郎!
このレイプ魔クソ親父を今から強姦罪で逮捕することはできないんでしょうか(えー

「えりな、これ以上僕を待たせるのかい?父は空腹だぞ」

「……は……はい……」

しかしこのクソ親父を前にしてしまうと、えりなお嬢様はどうしても逆らうことができず
カタカタ震えながら、弱々しい声で言うことを聞くしかできないようです。あの強気なえりなお嬢様がこうなってしまうなんて



というかお嬢様の怯え方がどう見ても普通じゃないので、この親父ってもしかして
お嬢様にガチで性的虐待でもやってたんじゃなかろうか(えー
お嬢様にとっては、この親父と顔を合わせるだけでもおぞましいって感じの…いやあさすがに引くわー
天下の少年ジャンプで実の娘をレイプし続ける親父とかそれは引くわー(えー

ギイイイイイ

「よう薙切ぃー、席空いてるー?」

「幸平…くん…?」

とその時、そんなお嬢様の危機的状況を知ってか知らずか、のんきな声とともにその場に現れたソーマ!
これで少しは状況が変わってくれるといいんですけどね、秘書子なんかはまさにソーマの登場に希望を感じてるみたいだし

それに、悪どい敵キャラが出てきた時に抑えておきたいポイントとして、
敵キャラに不快にさせられた分だけ、味方キャラにスカッとさせて欲しいわけですよ
要するに、敵キャラに対して一泡吹かせるとか一矢を報いるとか、そういう場面を用意して
読んでるこっちの不快さのガス抜きをしてほしいわけですね

もしもそういう場面がなくて、ただただ敵キャラのペースで不快な展開だけが続いてしまうと
見てて不快感が溜まるだけのつまらない漫画ってことになってしまうので、
そうならないためにも、やっぱりそういうガス抜きをするっていうのは大事だと思うんですよね

たとえばドラゴンボールで言えば、ナメック星でのフリーザなんかが分かりやすい例だと思います
フリーザが罪のないナメック星人を虐殺して、読者の不快さを溜めたところで
激怒した悟飯がフリーザ軍に一発かまして、デンデを救出するという展開があったり

フリーザが順調にドラゴンボールを集めていく展開が続いた後には、
ベジータが上手いことドラゴンボールを奪い返してフリーザに一泡吹かせたり

フリーザがネイルと戦って、圧倒的な力でネイルをボコボコにした後には、
「今ごろは地球人たちがドラゴンボールを使っている頃だ、ざまあみろ」とネイルの時間稼ぎに一杯食わされたりとか

しばらくフリーザのペースで進んだ後は、必ず味方サイドからの反撃があるって感じで
こまめにそういうガス抜き展開がある分、不快さを解消しつつ読み進めることができるんですよね




あとはさっき紹介したウメハラ漫画のクラハシ回でもそうだったと思います
クラハシがウメハラ達のゲーセンにやってきて、やりたい放題に場を荒らして読者のストレスを貯めた後は
「さんざん好きにやってくれたなコノヤロー」と、その怒りを背負ってウメハラが戦って
渾身の真空波動拳を直撃させて一泡吹かせるって展開があるわけで
やっぱりそういうのがあるのとないのとじゃ全然違うと思うんだよなー

というわけで今ソーマに俺が言いたいことは、とりあえず次回に備えて真空波動拳の練習しといてほしいですね(えー
コマンド入力の練習をちゃんとしておけよソーマ…スパ2Xは最近の格ゲーより入力受付がシビアだからね…次回に続く!

(C)Daigo Umehara & Kengoro Nishide & Maki Tomoi (C)CAPCOM U.S.A., INC. ALL RIGHTS RESERVED.
(C)CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.



ジャンプ感想:食戟のソーマ 第134話「黒雲、月を覆う」

「なーなー薙切ぃ、飛び入りでわりーんだけどお前のメシ食えねーかなー?
 ホラ、フージャオピンも一個やっから」



さて前回、中村くんの来襲により震えが止まらないえりなお嬢様でしたが、そんな中でひょっこりと顔を出したソーマ。
空気を読まずにのんきなことを言いますが、そのゆるい雰囲気のおかげでお嬢様の震えは止まったようですね
そういう意味ではグッジョブといったところでしょうか、あとは中村くんを片付けるという大仕事が残ってるので
そっちもしっかりやってほしいところですが…

「…」

「ん?すんません、ひょっとしてお客さんも飛び入りすか?」

「ちょ、待ちなさいその男は!」

おっと、そして中村くんの姿を見つけたソーマは、遠慮なくずいずいと近寄っていくことに!
なかなか期待通りに動いてくれてるじゃないですか、あとはこの中村のボケナスを相手に
真空波動拳をブチ込んでスーパーコンボフィニッシュをハデに決めて欲しいところです(えー
決められるのかソーマ?ここで真空波動拳をズドンと入れて中村をKOできるのか?

「もしよかったら相席とか…」
 
 

「ダメ…っすかね」

「えりな…友人は選んだ方がいいな」

スタスタスタ

「興が削がれた」

って決められなかったー!!(えー  ソーマが何かする前に中村くん帰っちゃったじゃないですか!
なんだよおい!中村のやつ帰るの早すぎるだろ!ガツンと一発かます前に帰られたんじゃ
なんかいまいち不完全燃焼っていうか…たとえるなら、真空波動拳でハデにKOしてやろうと思っていたらその前に
弱パンチをぺしっと当てたらタイムオーバーになって引き分けみたいな…(えー

「…」

「おや…ちょうど伺おうとしていたところだったのですよ。
 こちらから出向くべきなのに、お迎えいただくなんて光栄ですね」

「せ、仙左衛門様だ!」



おっとしかし、お嬢様の店を出ようとした中村くんの前に、ぬっと姿を現したのは最強ジジイ!
中村くんは「いやーお出迎えありがとうございます」と軽口を叩いてますが、
最強ジジイとしてはこんなゴミの顔なんてまったく見たくないといった様子です
どうやら身内であるにも関わらず、中村くんはジジイにも相当毛嫌いされてるようですね

なんにしろ中村くんと敵対してるなら、ここからの最強ジジイの行動に期待したいところです。
ソーマがいまいち決められなかった分まで、ガツンとやって欲しいですね

「ご無沙汰しておりますお父さん」

「去れ。貴様にこの場所へ立ち入る権利はない。二度と薙切を名乗ることは許さん」

「えりなが持って生まれた神の舌を、磨き上げたのは僕なのですよ?
 僕を追放しようとも、血と教育は消え去りはしない」

「儂の最大の失敗だ。あの頃のえりなを貴様に任せたことはな」

「失敗はお互い様ですな、僕がいれば遠月を今のようにはさせなかった。
 下等な学生を持て余すことは愚の骨頂ですよ」

「それを決めるのは我々ではない。
 遠月の未来を決定するのは、才と力持つ若き料理人たち!
 貴様1人が喚いたところで何も変わらぬ!!」



おっとそして、中村くんとの言い合いの末にガツンと一発決めのセリフを放った最強ジジイ!いやはやカッコイイじゃないですか
これはそろそろジジイのスーパーコンボゲージが溜まってきた感じですね(えー
「下等な生徒を持て余すのは愚の骨頂」という中村くんの主張に対し、
「生徒の若き才能こそが遠月を正しく導く」と語る最強ジジイ。

つまり中村くんは生徒をゴミのように思っていて、最強ジジイは生徒の才能を大切に思っているということですよね。
こりゃ生徒からしたらどう考えても最強ジジイの方につくべきですわ。
まさか中村の方に味方するキチガイな生徒なんているわけないよなー、そんな奴いるわけないよなー(えー

「(スッ)」

「…?なんやねんそれは…」

「遠月十傑評議会…彼らには学園総帥と同等以上の力が与えられている…
 たとえば十傑メンバーの過半数が望むことは、そのまま学園の総意となる…」

「何を言っているの…?」

「彼らは変革を良しとしていますよ」

「ぬ…ぬううううッ!?」

「と…遠月学園最強集団が…ごっそり寝返りよったやとー!?」

遠月キチガイ集団の裏切りキター!!(えー
キチガイ生徒がこんなに大勢いやがったあああああああ!!なんということでしょう、生徒たちの才能を信じて
「彼らならこの学園を正しく導いてくれる」と思っていたジジイの期待は無残にも裏切られ、
生徒がバカすぎて学園メチャクチャになっちゃった…という
なんとも哀れな結末を迎えることになってしまいました。生徒を信じたジジイが哀れすぎるだろこれ

というか、皮肉にもさっき中村くんが言った通りになっちゃいましたね。「下等な生徒を持て余すのは愚の骨頂」っていう。
下等な生徒=十傑と考えるとマジでその通りですわ…(えー 
ジジイの誤算は十傑が想像以上に下等すぎたことだったんや…こいつらにあれだけの権力を与えたのはまさに愚の骨頂やな…

そもそもなんで中村くんみたいなゲスでクズでゴミな奴に味方する必要があるのか、さっぱり意味が分かりませんよね
十傑の中で寝返った理由が明らかになってるのは竜胆先輩だけですが、その竜胆先輩はなんと言ってるかというと



ドキドキするからだそうですよ。ドキドキするから…
そのために中村というクズの味方をしてこの学園をぶっ壊すと…これに関して俺が言いたいことがあるとすれば

(C)和月伸宏/集英社

お前は…たったそれだけの事で
この学園をメチャクチャにしたのか…

って感じですね。そんなくだらない理由で学園を混沌に陥れるとかどうかしてるよ…

たとえば、遠月をよりよく導くために中村の存在は必要だと思ったとか、遠月のことを本気で考えた理由だったらまだ分かりますが
ドキドキするからって何!?それって単なるお前の個人的な感情でしかないだろ!?
そんな私情を学校運営の仕事に持ち込むなよクズが!!(えー
こういうのを公私混同って言うんだよ!学園のことをまったく考えずに、自分だけの都合で決めちまいやがって!

結局のところ他のメンバーもそんな感じなんでしょうね、学園のことよりも自分の都合を優先して決めたと。
私利私欲のために中村に味方するクズどもばっかりだったと。
十傑には遠月をよりよく運営する責任があるのに、その責任を果たそうって気持ちが全然ないのがな…
自分さえ気持ちよければそれでいいと…十傑は結局そんなクズの集まりだったというのが嘆かわしい限りです

今回のこの話で、十傑に対する俺の好感度は地の底まで落ちることになってしまいました
こいつらに権力を与えたのがそもそもの間違いだったと。十傑なんてものに存在価値はないと。
裏切った十傑の奴ら全員くたばれと思ったぐらいなんですが、しかしこうなると
ソーマがこれまで十傑を目指して頑張ってきたのはなんだったんだとか
十傑を中心とする遠月学園そのものが間違いだらけの学校だったとか、
そうなると食戟のソーマという作品そのものがなんだったんだと思うぐらいに、
作品全体の価値まで大きく揺るがしてしまったと思うんですよね…

それぐらいヤバイことを中村くん&十傑はやらかしてしまったと思います。
この作品にここまでの劇薬を投入する必要があったんだろうか…
これまでジャンプの中でも掲載順位は高い方だったし、順調に人気が出てきてると思ってたんですが
中村編に入ってからというもの、坂を転がるようにどんどん掲載順位が落ちていって
今じゃもうドベ争いの仲間入りしちゃってますからね…

←つい最近出たジャンプでのソーマの順位

やっぱそれだけ不評なんだろうな中村編っていうのは…俺もそこに関しては同意するしかないから
擁護できなくてなんとも歯がゆい気持ちですね…というかこの掲載順、ラブラッシュが今週で打ち切りになったことを考えると
ソーマも次の打ち切りに怯えることになるんじゃあ…
マジかよもうこんなヤバいラインにまで来てたのかよ…どうにかして巻き返さないと本当に手遅れになる可能性が…
ファンとしては上手く軌道修正して人気回復して欲しいんですが、果たしてそれが現実的に可能なのか…
失ってしまったものを取り戻すのは難しいだけに、なんとも不安がありますね…次回に続く!



ジャンプ感想:食戟のソーマ 第135話「薙切の血族」、第136話「囚われの女王」

「緋沙子、今日まで本当にご苦労だったね」

「え…?」

「今日限りで、君は秘書の責務から解放されるんだ」

「そんな…!あの…私…私は!」



さて前回、トンチキな十傑連中が寝返るという暴挙により、最強ジジイを蹴落とし学園総帥の座についてしまった中村くん。
そして今回はというと、薙切の屋敷で「お前クビだから」と秘書子に解雇を言い渡しているところでした
ふむ…なんていうか、中村くんって薙切の家から追い出されて縁を切られたような状態だったのに
学園総帥になったことで家にも帰ってこれたんですかね?(えー

「お、お父様…私は緋紗子と…これからも…」

「心配しなくても大丈夫だよ。これからは僕がずっと傍にいるんだからね」

「…!!」

「これからはえりなの才能をもっと活かせるよう尽力するつもりだ。
 手を取り合い一緒に頑張ろう。ね?えりな」

「……はい…お父様……」

ああ、そして「秘書子を追い出す」という本来なら到底許せないことをされてしまったえりなお嬢様ですが、
しかしそれでもこのクソ親父を前にしてしまうと、お嬢様はどうしても震えが止まらず言うことを聞くしかできないようです
こりゃ相当に調教されちゃってるみたいですね(えー



見よ、このえりなお嬢様のまるで生気のないレイプ目を!エロ本のキャラとかが調教されすぎるとこうなっちゃうやつですよ
一体あのクソ親父は実の娘に対してどんないやらしい育て方をしやがったんだ…(えー

「幸平〜!幸平はいるかい!」

「どーかしたの?ふみ緒さん」

「たった今、やつに来客があってね」

一方その頃、極星寮ではソーマに客が来ているということで、ふみ緒さんがソーマを探し回っていました
どうやらその客人は、すでにソーマの部屋に上がり込んでいるようです。ほほう…身に覚えのない客人がすでに部屋に来ていると…
なるほど話の流れが読めましたよ。このパターンで言うと、おそらくソーマの部屋で待ち受けている男というのは…

ガチャ

「…!?この人は…!?」


「二宮隊の二宮だ。
 突っ立ってないで座れよ。
 幸平」

(C)葦原大介/集英社

 

二宮さんじゃないですかああああああああ!!(えー
なんということだ!ワートリでやっていたように二宮さんがソーマの部屋に上がり込んできたのです
二宮さんあんたって人は、いくら鳩原さんの情報が欲しいからって他の漫画のキャラの部屋にまで突入するなんて…

(な…なんでこの人が俺の部屋に!?)

「突然訪ねた非礼を許してくれ」

「はぁ、それはいいっすけど…俺に何か用事すか?」

「君に話したいことがある。少し表へ出よう」

そんなわけで、いきなり二宮さんが部屋に上がり込んでいるのを見て
「なんでこの人が俺の部屋に!?」と驚きあわてるソーマ。
しかしよく話をしてみると、「突然訪ねた非礼を許してくれ」二宮さんよりずいぶんまともなことを言っているので
あの横柄な二宮さんがこんなまともなわけがないと、よくよく客人の姿を見てみると…



あれ?最強ジジイじゃないですか!
部屋にいるのは二宮さんだと思っていたら!いやー全然気づきませんでしたよ、今まで全然気づかなかったなー(えー
あとどうでもいいけどこの爺さん、中村くんに屋敷まで乗っ取られちゃったっていうことは
今は自分の家もなくなってホームレス生活を送ってるんでしょうか(えー
まあそんな冗談はともかく、最強ジジイはソーマに話があるとのことで、寮を出てその辺を散歩しながら2人で会話することになります

「で、あのー…俺なんかにわざわざなんの話っすか?」

「君から見てえりなは、どんな料理人かな?」

「やー、どんなって…味にすんげーうるさくて、
 なんかこういつもピリピリしてる感じっすよね」

「えりなは、よく笑う子だった」

「!?」

そんな最強ジジイの話とは、えりなお嬢様に関わることのようですが…
ソーマから見たお嬢様は「よく怒る」というイメージであり、認めたくない相手がいれば断固として許さないという印象のようですが
しかし最強ジジイいわく、かつてのお嬢様は「よく笑う」イメージの温厚な少女だったと…



ちなみにこれがかつてのお嬢様の姿なんだそうです。いやいやさすがにこれは
思い出を美化しすぎなんじゃないですか爺さん!!(えー
本当にこんな「うふふっ、あははっ」とか笑う可憐な少女だったのかよ!
いやこれはさすがに爺さんの身内びいきが入ってるわ…こりゃ身内びいきが入ってるわ〜

まあともかく、爺さんの中ではそれだけ可憐な少女だったえりなお嬢様ですが、
ある日それが一変する事件が起きてしまったそうです。それというのがやはり、中村くんがらみの忌まわしい事件であり…

「えりな、おいで」

「お父様?どこへ行くのですか?」

「えりなはいい料理人になりたいかい?」

「はい!」

「ならばついておいで。これから君に…”料理”を教えてあげよう」



あーっとこれはー!?なんと幼いえりなお嬢様を、薄暗い個室へと連れて行く中村くん!
おいおいこの部屋ってどう考えてもレイプ部屋じゃないですか!中村のやつなんてことを…
「その部屋は暗かった」とジジイも言うくらいに薄暗い部屋のようですが、俺がこの間のドリフターズ感想で
レイプ部屋はちゃんと明るくしとけとあれほど言っておいたのに!(えー

ともかくそんな部屋に入ってみると、ぽつんと机が置いてあって、その上には料理が盛りつけられた2つの皿がありました
どうやらこの2つの皿で、味を食べ比べろということみたいですね。なんだか芸能人格付けチェックみたいだな
あれみたいに味を間違えると扱いがどんどん粗末になっていくというやつでしょうか。誰かGACKT呼んできて(えー

「(もぐもぐ)」

「さて、どちらが正しい味付けかな?」

「左です。右の皿は動物性油脂が主張しすぎていて、調和していません」

「よろしい。では右の皿にあるものを屑入れに捨てなさい」

「え…?で、でも料理を粗末に扱うなんて…」

ああそして、格付けチェックには正解したお嬢様ですが、質の低かった料理はその場でゴミ箱に捨てろとの
中村くんの無慈悲な一言が!つまりこの料理は映る価値なしということなんでしょうか(えー
ともかく、そんな風に料理をゴミ箱に捨てるなんて気乗りがしないお嬢様でしたが…

ギリギリギリギリギリ



そんなお嬢様に暴行を加えながら「いいからやれよ」と強要する中村!
イヤイヤ料理をゴミ箱に捨てるお嬢様の様子とか見ても、これは相当な精神的レイプですね
つい最近のお嬢様の店での描写もそうだけど、中村くんは本当に娘を精神的レイプするのが好きやね…

「いいかいえりな、情けを持ってはいけない。不出来な品を決して許すな。
 この父の認めるもの以外は屑だ。芥だ。塵だ。屑だ。芥だ。塵だ。屑だ。芥だ。塵だ。
 屑だ。芥だ。塵だ。屑だ。芥だ。塵だ。屑だ。芥だ。塵だ。屑だ。芥だ。塵だ。」

「お父様が認めるもの以外は…ごみ………」



そんな風に中村くんが続けた洗脳教育によって、ついに人が変わったように他人を踏みつけにする性格となってしまったお嬢様。
今のお嬢様が時々見せるような、ゲスな一面はこういう風にして形作られたと…ふーむなるほど…
この話を見て俺が思ったのは、お嬢様って初期の頃の横暴な行動のせいでゲスなイメージがついちゃってるから
「アレは全部中村くんのせいだったんです!」と主張することで、
ゲスなイメージを払拭してクリーンな印象を持たせようとしているのかなってことでした

というのも、お嬢様って結構今でも初期の頃の行動のせいで読者から叩かれることが多いんですよね
特にソーマの料理をまずいと言って入学を認めなかった件については、
かなりの読者が不満を持っていて、いまだに愚痴を言ってる光景をよく目にするぐらいです

たぶん作者は、そういうえりなお嬢様のマイナスイメージを払拭したくて、この中村編を始めたんじゃないでしょうか
さっきの中村くんの「不出来な品を決して許すな。この父の認めたもの以外は屑だ」
って教え込んでるシーンからもそれを感じます。中村くんが認めるものって
超一流の芸術のように高貴で価値ある”真の美食”なわけだから、それを教え込まれたお嬢様が
ソーマのような庶民のうすぎたない料理を認めるわけがないっていう風にも取れますしね

つまり、お嬢様が初期にやっていた、ソーマや他の生徒を蹴落とすような行為は中村くんのせいでああなったというフォローを入れて、
本来のお嬢様はもっと清い性格であることをアピールしたいんじゃないかなと。そのための中村編なんじゃないかなと。
ただまあ…お嬢様のイメージアップのために必要なこととはいえ、
そのために払った犠牲は大きかったよね…(えー

この中村編に入ってから、食戟のソーマがつまらなくなったという声をよく聞くようになってしまったし、
お嬢様をきれいなヒロインにするために、話の面白さを犠牲にしてしまった感は否めないな…という気がしてしまいます

「頼む。えりなを救ってやって欲しい」



そして最後は、えりなお嬢様を中村くんの魔の手から救ってくれと、ソーマに対して頭を下げる最強ジジイ。
さっきの俺の推測も、ここまできたらたぶんもう確定でしょうね。
この中村編は、お嬢様の性格の歪みを正すためのストーリーであり、
中村くんの手から解放し、お嬢様をきれいなヒロインにするのが目的であると。
なにかと読者に叩かれがちなお嬢様の性格を直して、もっと清いイメージの可憐なヒロインに変貌させるための話になっていると。

俺としては読んでてそう思うんですよね…うん。まあ面白いかどうかは別として…(えー
これで話の方も納得がいく面白さだったらよかったんだけどなあ…次回に続く!


・どうもお久し振りです。今回の『ソーマ』の感想記事も楽しませて頂きました。ありがとうございます。
 色々と評判の悪い中村編(個人的には「遠月革命編」と呼んでます)ですが、本来ならばえりなというメインヒロインの
 掘り下げ、そしてこの作品の舞台である遠月学園の変革を取り扱った超重要な章なんですよね。
 なのに満足感があまり得られないのは、やはり大志Mk−2さんが仰られていた通り薊を始めとした敵役の魅力の無さ、
 共感性の乏しさが大きいと思います。それともう一つ、話の運び方の悪さも原因にあるかと。
 散々勿体ぶっておきながらオチは肩すかし、もしくはご都合展開という、「説得力」に欠けた構成に感じられるんですよね。

 といってもまあ、巷でどんな評価を受けようが、私自身はこの作品を最後まで応援し続けると決めていますけども。
 この作品は一種のギャンブル作品だと思っています。
 失敗した回はとんでもなく不満を抱く半面、成功した回は大変素晴らしい満足感を得られる作品だと。
 そう。ちょうど創真の「ギャンブル創作料理」のように。(^^) by 栗うさぎ

どうもこんにちは、これはソーマの中村編についてのコメントですね
中村編が面白いかつまらないかってことなんですが…うーん、ただ俺としてはその前に
なぜこの中村編をやる必要があったのか、中村編で作者がやりたいことは何か
ってことを語っておきたいんですよね

これについてはこの間のソーマ感想で、「初期のえりなお嬢様の暴言をフォローするためにこの中村編がある」と書いたわけですが
あまりにもみんなから反応がないので、なんだか俺の意見がいまいちみんなに響いてないっぽいから
今日はそこんとこもっとしっかり語っておきたいと思います(えー

一番重要なことは何かって言ったら、中村くんが登場したことによって、初期のお嬢様がソーマに向けて言い放った
「まずいわよ!!」って暴言が完全にフォローできるようになったってことだと思うんですよ
附田先生はそのために中村くんというキャラを出してきたんだと思うんですよ

なぜそう思うのかというと、この間の感想で中村くんがえりなお嬢様にこう教え込んでいましたよね
「この父が認めるもの以外は、屑だ塵だ芥だ。屑だ塵だ芥だ」っていう風に。
中村くんが認めるような料理だけが価値があり、それ以外はすべてゴミだという風に、
えりなお嬢様は骨の髄まで叩き込まれてしまったわけですよ



そして中村くんが認める料理とは何かというと、本人がこの間ベラベラと語っていた真の美食ですよね
中村くん曰く、真の美食とは品格とセンスある一握りの人間にしか本当の価値がわからない料理であり
それに相反するものがバカな大衆がわけもわからず群がっているだけの餌だと言っているわけです



そう、中村くんにとって「真の美食」の真逆を行く最も許せないものが「大衆の食っている餌」であり、
大衆料理を作るゴミカス料理人なんぞ絶対に認めるわけにはいかないわけです
そんな中、ソーマの作る料理というのは、まさにその中村くんが忌み嫌っている大衆料理なわけで
中村くんの洗脳教育を受けたえりなお嬢様も、それと同じ価値観を持たされてしまったというわけです
さらに言うなら、えりなお嬢様が「まずいわよ!!」と言ったあの時、ソーマの作った料理がなんだったかというと



ふりかけごはんなんですよ
ふりかけごはんって言ったらあんた、まさしくその辺の大衆がバクバク食っているこれぞまさに餌って感じの
どうしようもなく低俗な食い物なわけで。こんな餌の中の餌を食わされて、美味しいと認めることなんて絶対にできなかったわけですよ
なぜならお嬢様は、中村くんにそう教育されてきたから。そういう過去があるからソーマの料理を認めようとせずに
「幸平創真…君のような人間は、遠月学園には必要ありません!!」
ひたすらに意地を張ってソーマを追い返したわけですね



ちなみにこの後、最強ジジイがトコトコやってきてソーマのふりかけごはんを食べた結果
「美味いじゃんこれ」と認めてソーマを入学させてくれたわけですが、なぜジジイは認めてくれたのかというと
ジジイは中村くんの言う「真の美食」なんかにこれっぽっちも興味がないからですよ

それはこの間ジジイと中村くんが対面した時に明らかになりましたよね。
真の美食の必要性を説く中村くんに対して、ジジイは「なにが真の美食だよ馬鹿じゃねーの」
まるで聞く耳を持たず、中村くんのことを真っ向から否定していたわけで。



そう、ジジイが認めるものは、「才と力持つ若き料理人」であり、
真の美食だの大衆料理だの差別するつもりは一切ない
わけですよ
才と力持つ若き料理人であれば誰でもウエルカム。それこそがジジイの理念だから、ソーマのふりかけごはんも美味いと認めて
入学させてくれたっていうね

こんな感じに、中村くんが登場したことで、ソーマの入学試験の時のお嬢様とジジイの行動が
すべて説明がつくようになったんですよ
それこそが中村編の狙いであり、お嬢様の「まずいわよ!!」にも理由がついてフォローできるようになったというのが
中村編の一番大きなポイントだと俺は思いますね
お嬢様のまずいわよ発言はいまだに叩かれ続けてるから、附田先生はとにかくそれをどうにかしたかったんじゃないのかな






トップに戻る