今月発売のジャンプGIGAなんですが、今回もまたソーマ別腹が載っていたので紹介します。 |
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ジャンプ感想:食戟のソーマ 第129話「獅子と獅子」 さて前回、久我先輩を倒すための新兵器としてマーボーハンバーグラーメンを作り上げてきたソーマ。 今回はいよいよその実食シーンとなりますが、まずソーマはハンバーグに触れないで周りの麻婆麺だけ食べるようにと 言っていますね。ふむ、とりあえず言われた通りに食べてみる富田さんでしたが… 「(ずぞぞぞ)ゆきひらの味!昔から食べてた麻婆豆腐だぁ! 毎日でも食べたいくらい安定感ある美味さ!さすが創真ちゃんだよ〜! でも…これだけじゃ敵の品にインパクトでとてもかなわない…」 実食の結果、ひとまず麻婆豆腐の部分に関しては「今まで通りのゆきひらの味」だと語る富田さん。 ほうほう、つまりソーマは麻婆豆腐には手を加えていないってことなんですね。 それでは久我先輩には勝てないと言われてますが、しかし富田さんはまだハンバーグを食べていないので、 久我先輩に勝つための秘策はこのハンバーグに隠されていると考えて間違いなさそうです 「じゃあ富田さん、その肉玉をずぶっと割ってくれ!」 ずぶずぶずぶ 「えっ!?つ、月が…月が出たーー!?」 そしていよいよハンバーグに手をつける富田さんですが、それを割ってみたところ 中からは半熟卵のようなものが出てくる結果に!ふーむ、ハンバーグの中に卵を仕込んでおいたってことか? これが今回の料理の一番のポイントになりそうですが、果たして半熟卵がどれだけ味を劇的に変えてくれるのか… 「こ、この匂いは…間違いようがない!カレー!! 誰もが頬を緩ます香ばしいカレーの匂いだぁ!!」 「牛骨からとったスープに、カレースパイス数種とにんにく・しょうがを加えた 特製のカレー出汁!そのカレー出汁にゼラチンを合わせて固めたのが… あのお月さまの正体だ!」 ってアレー!?てっきり半熟卵だろうと思っていたハンバーグのお月さまですが、 ソーマの話だとそこに卵は一切関係なし!これは卵ではなくカレー出汁をゼラチンで固めたもののようで ハンバーグを割った瞬間に、カレーの風味が一気に外へと放出される仕組みのようです ふむ、要はこのカレーの風味と麻婆麺を合わせることが、ソーマの最大の狙いだったってことか 「(ずぞぞぞ)な、なんだこの美味さは!?刺激的なのに優しくまろやか! じっくりと包み込むように骨身に染み渡る! こ、これが…創真ちゃんが創り上げた新しい中華なのか!!」 「これがゆきひら改・第二弾!時限式マーボーカレー麺だ!!」 って言われてみればこの料理ってマーボーカレーなのか!?そういうことなのか!? それこそがソーマの真の狙い!?マーボーカレーと言えば皆さんご存知テイルズシリーズに登場する看板料理ですよ! つまりソーマは、マーボーカレーと聞いては食わずにいられないテイルズ信者たちを大量に釣りまくり、 真の仲間をかき集めて客席を埋めるためにこんなことを…(えー 「お、おいなんかすごそうだぞ!」 「このカレーの匂い…も、もう我慢できねー!!」 ワアアアアア!! 「ぐぬうっ!?行列を半分以上奪われた!?」 そんなわけで、「マーボーカレーと聞いてやってきますた」というテイルズ信者たちが 久我先輩の店を離れて一気にソーマの店に押し寄せる結果に!ようこそ真の仲間たち(えー なんとこれで久我先輩の客を一気に半分以上も奪ってしまったようです。いやーテイルズ信者相手の商売ってのはちょろいな! なにしろ完全版商法やDLC商法みたいな、悪徳商法をやられまくってもずっと懲りずに新作が出れば買ってくれるしな! お前らそんなんだからバンナムが調子に乗るんだよ!くそったれがー!!(えー 「マーボーカレー麺2つ!」 「こっちは3つくれ!」 「へわわわっ、注文数が一気に…!お、追いつかなくなってきちゃってるよ〜〜!」 がしかし、そんなテイルズ信者たちが大挙して押し寄せた結果、ソーマと恵ちゃんだけでは とてもさばけないほどの行列となってしまうことに!落ち着けよこの真の仲間ども!(えー なんにせよ、せっかく客が集まってもそれを処理できないんじゃ意味がありません 人手を増やすなりなんなり状況を変えたいところですが… 「そろそろ来る頃だな…」 「え?」 「さぁて一気に、食い破るぞ久我飯店!」 ってここで美作キター!!なんとソーマの店を手伝うために美作が援軍に登場! ふむう…そういえば何話か前にソーマがこそこそ誰かと会ってましたが、それは美作に協力を頼んでいたってことのようです なんにしても、量をこなすって意味でこいつほど頼れる援軍はそうそういないでしょうねー なにしろコピー能力があるから、ソーマとまったく同じ料理を同じスピードでこなせるだろうし ソーマが分身したような勢いで一気に作業をこなしてくれるんじゃないでしょうか それとどうでもいいんですけど、今回久我先輩の店を訪れていた客の中で おおかみこどもの雨と雪とその母ちゃんが来てましたよね そう、この3人ですよ。これ描いたとき絶対作者サイドでおおかみこども流行ってただろ! というか狼ハーフの一家がこんな人間の多いところをウロウロしてたら 親父みたいにゴミ収集車で回収されんぞ!ゴミ収集車でよぉ!(えー 次回に続く! |
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荒船隊員お誕生日おめでとう!そして大志Mk−2もおめでとう!(えー そう、9月9日は荒船さんとこの俺の誕生日なのですよ「。みんな存分に祝ってくれよな そんな9月9日の晩飯は、俺の誕生日を祝して意外な人物がごちそうを用意してくれました。その人物が誰かというと 「さぁ食べてくれ、スープ・ド・ポワソンラーメンだ…!」 意外!それは黒木場!(えー そんなわけで黒木場のスープ・ド・ポワソンラーメンを食べてきました。どういうことかというと、 池袋にあるJ WORLDという少年ジャンプの施設で、このスープ・ド・ポワソンラーメンを提供してるってわけなんですよね さらに言うと、このラーメンはちょうど9月9日が提供の最終日で、次の日以降はもう食べられなくなってしまうので 俺の誕生日のために黒木場がとっておいてくれたような感じの日程になっています 凶悪なツラしてなかなか可愛いヤツだよ黒木場は(えー そんなわけで実際に出てきたスープ・ド・ポワソンラーメンがこちら。なんかボヤケた写真ですけど勘弁してください というか俺のスマホって数日前に新しく変えたばっかりなのに、なんでこんなにボヤけた写真しか撮れないの!?なんで!? 実は変える前のスマホもボヤボヤの写真しか撮れなくて、以前からかなりそのこと気にしてたんですよねー まさか変えた後も似たような写真しか撮れんとは…もしかして使ってるスマホケースが悪いのか? ケースごしに撮影してるからこんなボヤけた写真にしかならんのか? ともかくそんなボヤけ具合の話は置いといて、いよいよ実食してみた時の感想なんですが
とはならなかったですね(えー ゆきひら流ビーフシチューですね。美作戦に向けてソーマが試作していた料理。
って感じでこれは割といい感じのビーフシチューでしたね |
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ここでルフィがなんで加勢しなかったかと言ったら、それはゾロとミホークの間で決着をつけるべき勝負であり、
うーん…途中の「3人で回すのはキツくなってきた…!」あたりまでは、ここからどうやって勝つんだろうってドキドキしてたんですが そう、とにかくこの久我先輩との対決の最中、ソーマはずっとニヤニヤ笑ってて「余裕で勝てるし」みたいな態度だったから たとえばついこないだの四宮の店での様子がまさにそれだったと思います なぜなら丼研は、王道人気エリアで売り上げ第3位に入るくらいの強豪であり、これだけ売り上げを伸ばしているなら なにしろフージャオピンの調理は、肉魅が完璧にこなせるってことが今回の話で証明済みだし |
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デデーン。これがそのプロフィールの詳細です。なぜか堂島さんも混じってますが 実際に肉魅と並んだ時の様子がこちら。10センチなのかこれは!?この差は10センチなのか!?(えー
というかそれでもエリーチカなんて十分すぎるくらい細いと思うけど。希ぐらい肉付きがいいのが一番好きかな俺は
こんな感じですね。違和感なく溶け込んでるやないか堂島さん! |
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ジャンプ感想:食戟のソーマ 第131話「あの人を待ちわびて」 「売上げ負けたのかよくがー!しょうがねー奴だなぁー久我はよー、なぁくがー!」 さて前回、学園祭4日目の売上げでついに久我先輩を超えたソーマでしたが、今回はというと そんな噂を聞きつけた第二席の竜胆先輩がドタバタやってきたシーンで始まります それにしてもこの人の名前を聞いた時から気になってたんですけど、 小林竜胆って名前は、カタカナで書いたらコバヤシリンドー。さらにそれを英語読みしたらリンドーコバヤシになりますけど この人ってケンドーコバヤシとなんか関係あるんですかね?(えー 名前決める時にケンドーコバヤシから取ったってことなんですかね?うーむ謎ですわ 「はぁ…やられたよ。これで幸平ちんの思惑通りになったってわけね…」 「へ?何言ってんすか、学園祭は5日間でしょ? その通算で上回らなきゃ勝ったことにならないすから。勝負はまだこれからっすよ」 「は…?」 って、もう勝負は終わったつもりでソーマのことを認めようとした久我先輩ですが、 ソーマの方はまだ全然そんなつもりはなかったようで、「いや通算の成績で勝たないと意味ないから」と 最終日が終わるまで決着がつくとは思っていないようです。まあ確かに、ソーマが久我先輩を上回ったのは4日目だけだから、 これだけじゃ本当の意味で勝ったとは言えないわけですけども…そして翌日、最終日のソーマの店はどうなったかというと… って、お、おい!最終日はタクミ達いなくなってんじゃねえかああああああ!! なんじゃそりゃああああああ!前回タクミ達が揃ったことで「やっとこさ…いい店になったじゃねーか…!」ってソーマが言ってましたが その「いい店」がたった1日でもう消えてなくなってるじゃねーか!(えー 結局のところ、この店で働いてるのはソーマ・恵ちゃん・美作の3人だけか… うーん…となると前回俺が指摘した通りになっちゃった気がするなー 美作についてはこの店の仲間だけど、タクミ達は単なる部外者にすぎないっていうさ この場に美作がちゃんと残ってて、でもタクミ達はいないってことが何よりの証明だと思うんだよなー。 結局タクミ達は「他人の店にフラッとやって来ただけの部外者」であって、ソーマの店の一員ではなかったってことですよ 言うなれば真の仲間じゃなかったんだよなぁ…(えー 真の仲間じゃないからパーティを抜けていったんやな… 「頑張ってるなー幸平そーま。でもこのペースじゃ、 通算売上げで勝つのはムリそーだな?惜しいところまでは行ったけどよー」 そして結局のところ、タクミ達のいないソーマの店では久我先輩に勝つのは無理なようで 通算売上げでの敗北は確定してしまったようです。おいおいせっかく「勝負はまだこれからっすよ」ってカッコつけてたのに あっという間に敗北確定しちゃったじゃないですか!(えー なんだったんだ一体…ソーマのやつ本当に勝つための方法を考えてなさすぎだろ! 人手をぜんぜん集めずに久我先輩に挑んだのもそうですが、勝つために必要な要素がポッカリ抜け落ちてる状態で 何も考えずに勝負を挑んではただただ負けてるっていう風に見えてしまうのが… そんなソーマの姿を見て思い出すのはあれですね。ジョジョ第一部でツェペリさんが言っていたノミの話ですよ 自分よりもずっと強い敵を相手に、なんの考えもなく戦いを挑むノミの行動は、 とても勇気とは呼べんなあってやつです。ソーマがやってるのはまさにこれなんだよな 頭の中がカラッポでただただ無謀な戦いを挑んで負けてるっていう…もっと知恵を絞るとか工夫を凝らすとかして欲しいなあ そして実際にソーマの頭の中についても明かされましたがほんとに何も考えてないじゃねーか! お前そんな風に思いながら久我先輩に挑んでたんかい!もしやこの「なんか並ぶ」「なんか圧勝する」あたりのギャグをやるために このところのソーマは何も考えてない奴に描かれてたのでは!?まあ確かにこのコマ見てちょっとクスッとはきたけど そのクスッとした笑いのためにソーマが失ったものは大きかったんじゃないかな…(えー なにしろ俺の中では、「あまりにも勝つための考えがなくて、ノミのような戦いをしてる」って印象が強くなってしまったので ソーマに対する好感度がこのところどんどん下がってるっていうか…どこかで挽回してくれないもんかなー ざわざわ ざわざわ 「わああきれい!このカレーの上にのってるの、ほんとうにチョコレートなのぉ!?」 「ど、どうなってるんだ、これほど複雑で立体的な菓子細工を大量生産!? 既存の料理技術ではとても不可能だ!」 「そのチョコは3Dプリンターで出力したものですわ」 「3Dプリンター!?食べ物を印刷するなんて可能なの!?」 一方その頃、葉山・アリス・黒木場の店では、3Dプリンターを使って成形したチョコとカレーを組み合わせるという なんとも珍妙なメニューを出しているところでした。うーむ…カレーに対してチョコを隠し味に使うってことは聞いたことありますが、 出来上がったカレーの上にチョコの塊をでーんと置くっていうのはなんかこう… 俺としては見た目的にちょっと抵抗あるんですが… 「カレー自体もとろけそうないい香り!そのうえこんな綺麗なトッピング!」 「パパあれ買ってー!食べたいー!」 「パパだって絶対食べたいよあんなのー!いやはや遠月の生徒は凄いなやっぱり!」 (…ウケてる…) 「あのチョコならカレーのバランスを崩すことなく、華やかさと香りだけを プラスすることができるわ。収支も黒字だし、お客様が喜んでくれてよかったわ♪」 しかしそんなチョコカレーは作中の客には大好評であり、ものすごい数の客が押し寄せて飛ぶように売れまくるのでした。 うーむそういうものなんだろうか、それと葉山・アリス・黒木場の3人の店についてはこれで終わりのようですが… え、いやちょっと、せっかくこの最強レベルの3人が揃ったのにもうこれだけで終わりなの!? 何か強力なライバルと戦うとかそういうのまったくなし!?葉山のカレーに「3Dプリンターでチョコ乗せました」って それだけで終わってしまうなんて、展開としてあっけなさすぎちゃう!?この3人でチーム組んだ意味をもっと示して欲しかったな まあ今まで客のことを考えてなかったアリスが、今後はそれを考えられるようになるっていう要素はあると思いますが… でもインパクトとしてかなり弱いっていうか、アリスが劇的なレベルアップをしたようには見えないので、 なんとも肩すかしに終わってしまった感があるなー 「もうお客様はお揃いね?」 「はい!ところでえりな様…今日もひとつテーブルを空けておられるのですね、 それもあんな良い席を…」 「ええ…その…いざという時のために…ね」 さらに場面変わって、今度はえりなお嬢様の店の様子が映し出されてますね さすがに順調そのもので今日も多くの客で賑わっているようですが、しかしお嬢様はあえて一番いい席を空けたまま 誰かが来るのを待っているようでした。まあ「誰か」って言っても要するにソーマの親父なんですけどね どうやらお嬢様にとって、ソーマの親父との思い出は相当に特別なものらしく、いつか再会できた時のために 一番いい席をずっと空けてあるようですね。なんとも乙女チックですなー、これも一種の願かけみたいなものだろうか そんなわけで、いつの日かふらっと店のドアを開けてソーマの親父が訪ねてきてくれないかと、常に夢見ているお嬢様でしたが… ギイイイイイ 「あれ?ご予約のお客様はもうお揃いなのに…ちょっと見てきます」 (まさか…?) とそんな時、まさにドアを開けて誰かが店に入ってきたようです。お嬢様はその音を聞いてもう胸のドキドキが止まりません 恋する乙女って感じですなー、ただまあ俺の予想で言うなら、今ドアを開けて入ってきた人物は 「ええにおいがするのう。ところでばあさんやメシはまだかのう」って ここを自分の家と勘違いしちゃったボケ老人ってところかな…(えー 「あのお客様、ご予約はお済みですか?当店は予約制でして…はっ…!?」 「…!!」 「久しぶりだ、えりな」 デデーン。しかしドアを開けてやってきたのは、お嬢様の父を名乗る見たこともない男でした いや見たことないっすねー、こんなやつ今日見るのが初めてですねー、もちろんみんなもそうだよな!!(えー というわけで俺のレビューにもようやく中村くんが登場ですよ。ついにこいつが出てきてしまったか… 世間では「中村くんが出てきてからソーマがつまらなくなった」という非難をメチャクチャに浴びまくっている人物ですよね ちなみに俺はどうかというとまったくその通りだと思うんだよなー(えー ここからのソーマの展開は、まるで坂を転がり落ちるように失速してしまうので、レビューを書く身としてはなんとも複雑な気持ちです まあそんな中村くんのことは置いといて、今回久我先輩の回想でちょっと出てきた 1年前の寧々先輩がめちゃくちゃ可愛かったんだよなー やべーよマジで、ほんと寧々先輩が外見的に好みすぎるわ。ソーマキャラの中でも1、2を争うくらい可愛いと思うんですが でもこの人って今後あまりにも出番なさすぎて泣けるんだよなぁ(えー せっかくこれだけ可愛いのに話に生かされてないのが悲しすぎるわ…頼むからもう少しマシな出番をくれ… とりあえずもう、中村くんとかいうゴミをさっさと処理してツンデレな寧々先輩を攻略するギャルゲー展開にシフトしてくれれば 俺はそれだけでソーマに一生ついていくかな…(えー 次回に続く! |
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ジャンプ感想:食戟のソーマ 第132話「第一席の力」、第133話「翳りゆく食卓」 さて前回、食戟のソーマにおける抱かれたくない男ナンバーワンの座を欲しいままにする ミスター嫌われ者・中村くんがついに登場してしまったわけですが、今回もそんな中村くんの場面からの始まりとなりますね しかし人からの好感度が最底辺レベルの中村くんは、実の娘であるえりなお嬢様からも生理的に無理と思われているらしく、 顔を合わせた瞬間に拒絶反応を丸出しにされてしまいます。多分えりなお嬢様はあれだろうな、ふだん家で暮らすときに 「お父様と私の服を一緒に洗濯しないで。キモイから」とか 「お父様のすぐ後にトイレに入りたくない。キモイから」とか言っちゃうタイプなんだろうな(えー ズカズカズカ 「あ、あの、困ります…!当店は予約制となっておりまして…!」 ズカズカズカ 「ん…?」 「えりな、君の料理はこの程度の人種にふるまうためにあるのではない。 もっと仕事する相手を選びたまえ。君の品位が霞むよ」 って次の瞬間、えりなお嬢様の店にズカズカ踏み込んだかと思うと、その場にいた客たちの前で 「こいつら全員えりな料理食う資格ないエテ公だわ」みたいなことを言い出した中村くん。 こんなことを言われてしまった客達は、当然その場にいた大勢が「あ?なんだテメーやんのかコラ」と怒り出してしまいますが… 「ん…?お、おい、あの男って…」 ざわざわざわ 「あ、ああそうだ間違いない…!でもなんで今になって…!」 「あの男は何年も前に、遠月から追放されたはずだ!」 しかし中村くんの暴言で注目が集まったその時、「あ、あいつは…あいつはーーっ!!」と 血相を変えて戸惑い始めてしまった客たち。なんでも中村くんは、以前問題を起こして遠月から追放されていたそうですね まあ正直なところ、今からでもこの漫画から追放して欲しいくらいなんだけどな…(えー こいつが出てからこの漫画がつまらなくなったって声を今までどれだけ聞いたことか… 「ふん、何を怖じ気づいているのかしら。食事の席にズカズカ入ってきて さっきの物言い、貴方の方こそ品位があるとは言いがたいのではなくて?」 とそんな中、中村くんに対してビビりまくる客たちを尻目に、「なんだか知らねーが一番品がないのはこの中村とかいうカスだろ」と 言ってのける女が1人。誰かと思ったらなつめ&おりえ姉妹ですか、選抜の時に審査員をやっていたキャラですよね とりあえず、この場で中村くんにガツンと言えるのはこの2人だけのようです。このまま自分のペースに引き込んで欲しいところですが… 「レトルトカレー界のトップにおわす方々ですね。 子供騙しの味を世界中に撒き散らすビジネスは順調ですか?」 「ああ!?もっかい言ってみろやテメェこのクソボケがああああ!!」 って次の瞬間もう相手のペースに飲まれてるじゃないですか!(えー なつめのやつ使えねー!!結局は中村くんの挑発に乗って自分が下品な姿を晒してしまうとは… それにしても中村くんのセリフはほんといちいち不快ですねー、こういうキャラを出すのって漫画にとって すごく大きなマイナスを生む可能性があると思うんですよ。なんでかっていうと、 中村くんの言葉で不快になるのは作中のキャラだけじゃなくて、読んでる読者もそうだからです 「こいつ不愉快な奴だなぁ」とか「読んでてイライラするなぁ」とかそういう気持ちになってしまうんですよね 要するにそれって読んでて面白くないってことであって、そんな状態が続いていると つまんない漫画になっちゃったなと、興味も薄れていくと思うんですよ 例えばね…それを象徴するエピソードとして、以前ジャンプでやっていたソウルキャッチャーズという漫画があるんですが この漫画にもやはり、途中からこの中村くんのようにニコニコしながら不快な言葉を垂れ流すキャラが出てきてしまったんですよ ただただ無意味に他人に悪意をバラまく黒条ってキャラがね。 で、このソウルキャッチャーズなんですが、実は最初はんぺらさんがすごく気に入っていて、 面白い面白いって毎週のように言いながら、感想も頻繁に書いたりするほど気に入っていた作品だったんですよ でも途中から黒条が出てきたことで、「こいつが出てきてからつまらなくなっちゃったわ…」と言うようになり そのうちに「もう黒条が喋るだけで不快」と黒条への不快感をあらわにして、感想を書くこともなくなっていったという… ソーマの中村くんもそれと同じだよなぁ…って思うわけなんですよ いくら悪役って言ったって、ただ不快なだけのキャラを出してもしょうがないと思います 悪役なら悪役で魅力のあるやつじゃないとダメだと思う。 「こいつ嫌な奴だけど俺は好きだな」って思えるようなキャラ作りを心がけて欲しいです たとえば具体例で言うとウメハラ漫画のクラハシなんかがそうだと思います こいつもポジションとしては「嫌な奴」で、やってることも結構今回の中村くんに似てたりするんですよね 楽しく対戦やってるウメハラ達のゲーセンにズカズカ乗り込んできて、 場を荒らしてウメハラ達の気分を悪くする奴って感じで。
ただ、そんな風に役回りとしては似ていても、俺は中村くんは嫌いだけどクラハシは好きなんですよ
って感じですかね(えー
ベチャクチャ喋るヒマあったらポカリでも買ってこいよこのタコめ って座りやがったー!!いやあ最低ですこの男、娘の気持ちをこうも汚いケツで踏みにじってしまうとは それに、悪どい敵キャラが出てきた時に抑えておきたいポイントとして、 というわけで今ソーマに俺が言いたいことは、とりあえず次回に備えて真空波動拳の練習しといてほしいですね(えー |
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ジャンプ感想:食戟のソーマ 第134話「黒雲、月を覆う」 「なーなー薙切ぃ、飛び入りでわりーんだけどお前のメシ食えねーかなー? ホラ、フージャオピンも一個やっから」 さて前回、中村くんの来襲により震えが止まらないえりなお嬢様でしたが、そんな中でひょっこりと顔を出したソーマ。 空気を読まずにのんきなことを言いますが、そのゆるい雰囲気のおかげでお嬢様の震えは止まったようですね そういう意味ではグッジョブといったところでしょうか、あとは中村くんを片付けるという大仕事が残ってるので そっちもしっかりやってほしいところですが… 「…」 「ん?すんません、ひょっとしてお客さんも飛び入りすか?」 「ちょ、待ちなさいその男は!」 おっと、そして中村くんの姿を見つけたソーマは、遠慮なくずいずいと近寄っていくことに! なかなか期待通りに動いてくれてるじゃないですか、あとはこの中村のボケナスを相手に 真空波動拳をブチ込んでスーパーコンボフィニッシュをハデに決めて欲しいところです(えー 決められるのかソーマ?ここで真空波動拳をズドンと入れて中村をKOできるのか? 「もしよかったら相席とか…」 「ダメ…っすかね」 遠月キチガイ集団の裏切りキター!!(えー
お前は…たったそれだけの事で
やっぱそれだけ不評なんだろうな中村編っていうのは…俺もそこに関しては同意するしかないから |
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二宮さんじゃないですかああああああああ!!(えー |
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・どうもお久し振りです。今回の『ソーマ』の感想記事も楽しませて頂きました。ありがとうございます。 色々と評判の悪い中村編(個人的には「遠月革命編」と呼んでます)ですが、本来ならばえりなというメインヒロインの 掘り下げ、そしてこの作品の舞台である遠月学園の変革を取り扱った超重要な章なんですよね。 なのに満足感があまり得られないのは、やはり大志Mk−2さんが仰られていた通り薊を始めとした敵役の魅力の無さ、 共感性の乏しさが大きいと思います。それともう一つ、話の運び方の悪さも原因にあるかと。 散々勿体ぶっておきながらオチは肩すかし、もしくはご都合展開という、「説得力」に欠けた構成に感じられるんですよね。 といってもまあ、巷でどんな評価を受けようが、私自身はこの作品を最後まで応援し続けると決めていますけども。 この作品は一種のギャンブル作品だと思っています。 失敗した回はとんでもなく不満を抱く半面、成功した回は大変素晴らしい満足感を得られる作品だと。 そう。ちょうど創真の「ギャンブル創作料理」のように。(^^) by 栗うさぎ どうもこんにちは、これはソーマの中村編についてのコメントですね 中村編が面白いかつまらないかってことなんですが…うーん、ただ俺としてはその前に なぜこの中村編をやる必要があったのか、中村編で作者がやりたいことは何か ってことを語っておきたいんですよね これについてはこの間のソーマ感想で、「初期のえりなお嬢様の暴言をフォローするためにこの中村編がある」と書いたわけですが あまりにもみんなから反応がないので、なんだか俺の意見がいまいちみんなに響いてないっぽいから 今日はそこんとこもっとしっかり語っておきたいと思います(えー 一番重要なことは何かって言ったら、中村くんが登場したことによって、初期のお嬢様がソーマに向けて言い放った 「まずいわよ!!」って暴言が完全にフォローできるようになったってことだと思うんですよ 附田先生はそのために中村くんというキャラを出してきたんだと思うんですよ なぜそう思うのかというと、この間の感想で中村くんがえりなお嬢様にこう教え込んでいましたよね 「この父が認めるもの以外は、屑だ塵だ芥だ。屑だ塵だ芥だ」っていう風に。 中村くんが認めるような料理だけが価値があり、それ以外はすべてゴミだという風に、 えりなお嬢様は骨の髄まで叩き込まれてしまったわけですよ そして中村くんが認める料理とは何かというと、本人がこの間ベラベラと語っていた真の美食ですよね 中村くん曰く、真の美食とは品格とセンスある一握りの人間にしか本当の価値がわからない料理であり それに相反するものがバカな大衆がわけもわからず群がっているだけの餌だと言っているわけです そう、中村くんにとって「真の美食」の真逆を行く最も許せないものが「大衆の食っている餌」であり、 大衆料理を作るゴミカス料理人なんぞ絶対に認めるわけにはいかないわけです そんな中、ソーマの作る料理というのは、まさにその中村くんが忌み嫌っている大衆料理なわけで 中村くんの洗脳教育を受けたえりなお嬢様も、それと同じ価値観を持たされてしまったというわけです さらに言うなら、えりなお嬢様が「まずいわよ!!」と言ったあの時、ソーマの作った料理がなんだったかというと ふりかけごはんなんですよ ふりかけごはんって言ったらあんた、まさしくその辺の大衆がバクバク食っているこれぞまさに餌って感じの どうしようもなく低俗な食い物なわけで。こんな餌の中の餌を食わされて、美味しいと認めることなんて絶対にできなかったわけですよ なぜならお嬢様は、中村くんにそう教育されてきたから。そういう過去があるからソーマの料理を認めようとせずに 「幸平創真…君のような人間は、遠月学園には必要ありません!!」と ひたすらに意地を張ってソーマを追い返したわけですね ちなみにこの後、最強ジジイがトコトコやってきてソーマのふりかけごはんを食べた結果 「美味いじゃんこれ」と認めてソーマを入学させてくれたわけですが、なぜジジイは認めてくれたのかというと ジジイは中村くんの言う「真の美食」なんかにこれっぽっちも興味がないからですよ それはこの間ジジイと中村くんが対面した時に明らかになりましたよね。 真の美食の必要性を説く中村くんに対して、ジジイは「なにが真の美食だよ馬鹿じゃねーの」と まるで聞く耳を持たず、中村くんのことを真っ向から否定していたわけで。 そう、ジジイが認めるものは、「才と力持つ若き料理人」であり、 真の美食だの大衆料理だの差別するつもりは一切ないわけですよ 才と力持つ若き料理人であれば誰でもウエルカム。それこそがジジイの理念だから、ソーマのふりかけごはんも美味いと認めて 入学させてくれたっていうね こんな感じに、中村くんが登場したことで、ソーマの入学試験の時のお嬢様とジジイの行動が すべて説明がつくようになったんですよ それこそが中村編の狙いであり、お嬢様の「まずいわよ!!」にも理由がついてフォローできるようになったというのが 中村編の一番大きなポイントだと俺は思いますね お嬢様のまずいわよ発言はいまだに叩かれ続けてるから、附田先生はとにかくそれをどうにかしたかったんじゃないのかな |