ジャンプ感想:ワールドトリガー 第152話「玉狛第二P」 《全部隊転送完了!さあ一斉に動き出す3チーム10人! 序盤はどんな作戦で来るのか!》 「スナイパー以外に1人消えてるやつがいるな…」 「多分オッサムだね。予定通りだ、獲りに行こう」 さて今回のワートリですが、生駒隊・王子隊・玉駒第二の三つ巴の戦いがいよいよスタートした場面で始まってますね 最初に描写されているのは王子隊の様子ですが、試合前の作戦で「まず最初にオッサムを叩く」と決めていた通り バッグワームで隠れているオサムを見つけ出すことを第一に考えているようです ちなみに、レーダーに映らないオサムを一体どうやって探すのか?って点については レーダーに映っている隊員たちの間隔から考えて、ポッカリ空いてるスペースには「バッグワームで隠れてる奴がいる」っていう風に だいたいの位置を割り出せるってことのようですね。はーなるほど、てことはスナイパーの隠れ場所とかもこれで大体分かってしまうわけか ちなみに、さっきの画像で国近が「このへんが怪しいよね」みたいに?マークをつけてますが、 実際にはどうなのかというとこのマーク3つとも完全に的中してますね たとえばマップの一番右上にある?マーク、これは千佳ちゃんが隠れている場所で、 右下にある?マークはオサムが隠れている場所で、左下にある?マークは生駒隊の隠岐が隠れている場所となっております そう考えるとマジでこの方法って、バッグワームで隠れてる相手を発見しやすいんだなあ A級上位の当真さんでも知らない考え方だったみたいですが、これ知ってるのと知らないのとじゃ全然違うと思いますね 《王子隊は三雲隊長に狙いを絞っている模様! それだけワイヤーを警戒してるということか!》 「…」 ザッ! 《おっとここで…?空閑隊員が動いた!王子隊長に突っかけるつもりか!?》 《おもしれーな…空閑のあの動きだと、さもこの先のメガネをカバーしたように見える。 でも実際に待ってんのは、チカ子の鉛弾狙撃ってわけだ》 そしてここで、明らかにオサムを狙っている王子隊に対し、その行く手を阻もうとするユーマ! 見るからにオサムを守るような動きをしていますが、実はその行動はブラフであり 千佳ちゃんの射線に誘い出すための罠を張っているという… これはあれですね、試合前に玉狛が作戦会議で決めてたやつですよね 「相手がオサムを探しに来たら、おれがカバーに入るか?」 「まっすぐ修くんの方に向かっていくと、相手に修くんの場所がバレちゃうね」 「ふむ、じゃあオサムとは違う場所に引きつけて、チカの的にするか」 って言ってたやつ。ユーマはまさにこの通りの作戦を実行してるわけですよ このままうまいこと王子隊を誘導できれば、夜神月の顔で計 画 通 りって言いたいくらいですが ユーマの動きを見た王子隊の反応はというと… 「(ピクッ…)」 「どうした王子?」 「…あの建物が気になる。位置が良すぎる… スナイパーを置いて待ち構えるにはピッタリじゃないか?」 「…こっちの三雲狙いを読んだ上での釣りってことか?」 「玉狛はたまに釣りの戦法を使うからね。 念のためだ、カシオはバッグワームを着て南東に向かってくれ」 「了解しました!」 おっとその時、建物の配置から罠の可能性に気づいて、別の方向を調べ始めた王子隊! うーむ勘のいい奴ですね、それに「南東を調べろ」って王子が指示してますがこれはやばいですよ なぜならオサムが潜んでいるのは、さっき言ったようにマップ右下なのでまさに南東の方角であり 王子の考えはドンピシャで当たっているという… なんていうか王子ってかなり頭が回るタイプの隊員ですよね、前回の作戦会議のシーンを見てもそんな感じだったし。 玉狛もまた頭を使って有利を取っていくチームなだけに、この2チームの駆け引きはかなり見ごたえあります そんな中でまったくなんにも駆け引きやってない生駒隊はもうちょっとなんかやれって気がしますが(えー どうやらマジで生駒隊はなんにも考えないで動くタイプのチームみたいですね、果たしてそれが吉と出るか凶と出るか 「おっ、三雲チャンの巣みっけ」 《あ、メガネやべーな》 「ワイヤー発見!三雲くんはこっちです!」 「了解!」 ザザザザザ! 「…!オサム、バレたっぽいぞ。敵がそっちに向かってる、おれとチカもそっちに行く!」 「…わかった!」 とその時、ラッキーにもワイヤーを発見してしまった生駒隊の海と、 さっき王子に指示された王子隊のカシオが、2人揃ってオサムに急接近する結果に! さらにカシオに呼ばれて王子や蔵内も猛スピードでこの場に向かっており、 このままだとオサムは4対1でボコられることになりかねません。 いきなり大ピンチな状況になってしまいましたね…オサムの判断しだいでは即座にここで落とされることも考えられますよ 《さあ三雲隊長はどうする!?》 (ワイヤーは6割方張れてる…ここで迎え撃って空閑たちを待つか…!?) そんな中、これまでに張ったワイヤーを頼りに敵を迎え撃つかどうか考えるオサムですが… 俺は正直言ってその考えには反対ですね。 いくらワイヤーがあるとは言っても、オサム1人で4人相手に持ちこたえるのはあまりに厳しいだろうと思います たとえばこの間の戦いで、オサムは香取隊の3人相手に長時間持ちこたえるってことはやってたわけですが あれができたのは千佳ちゃんの狙撃で香取隊が思うように動けなかったっていうふうに あくまでも千佳ちゃんの援護があったからで、オサム1人だけだったらあんな芸当はできなかったろうなと思います てなわけで、この場面でオサムがやるべきなのは敵を迎え撃つのではなく、どうやって戦闘を避けるかっていうことな気がしますね (迎え撃つか…いや…!) ガガガガガ! 「アステロイド…?」 「!!」 「生駒隊…!!」 「カシオじゃん!」 《おっとこれは三雲隊長うまい!わざを居場所をバラしてかち合わせた!》 とその時、オサムが取った作戦とは敵同士を潰し合わせてそのスキに離脱するというもの! おおっこれは…以前玉狛が二宮たちと戦った時に辻がやった作戦じゃないですか! あの時の辻は、自分の周囲にユーマと影浦がうろついていることに気づいて、この2人がぶつかるように仕向けて 自分は静かにその場から離脱したんでしたよね。俺はこの辻の立ち回りについて当時ものすごく絶賛したわけですよ ユーマにしろ影浦にしろ、辻が1人で戦って勝てる相手じゃないと。そういう「格上の敵」と出くわした時にどう行動すればいいか 辻は実によく分かっていると。そしてこの辻の行動は、オサムにとってもすごくいい手本になるはずだと 当時の感想の中で書いていたんですよね。そして今回まさにそれが実現したわけで 大志Mk−2の先見の明すごくないっすか!?これマジですごくないっすか!?(えー (前と同じ失敗はしない…!もう何もしないまま、やられるわけにはいかない!) さらにその時、戦い始めた海とカシオを尻目に「前と同じ失敗はしない」と静かにその場を立ち去るオサム。 「前と同じ失敗」っていうのが何かといったら、もちろん二宮たちと戦った時にうかつにも戦いを挑んで死んでしまったことですよね あの時オサムが死んだ場面をよくよく思い出してみると、シチュエーションとしては今回と結構似てる流れだった気がします まず最初に犬飼がしつこくオサムを狙ってきて、オサムがピンチになったところに東隊が現れて 犬飼と東隊がぶつかり合ってオサムがフリーになったわけですよね そう、この時俺は感想の中で、「オサムが逃げるための絶好のチャンス。この場は100%逃げる以外ない」と書いたわけですが しかしオサムは逃げるのではなく攻撃のチャンスだと考えてしまい、うかつにも攻撃を仕掛けてやられてしまったという… 今回のオサムはそれを反省しているわけですよね。あれは攻撃のチャンスではなく逃げるためのチャンスだったと。 大志Mk−2の言うことはマジで合っていたということを言ってるわけですよ。いやあマジか…マジかああああ ちなみに俺があの感想書いた時はまだ今回の試合始まってなかったんですよ! だからさっきの「辻の立ち回りはオサムの手本になる」とかも、完全に俺の想像だけで書いたわけですが、 それがこうも連続で的中してるのを見てめちゃめちゃ驚きました しかもね、すごいことに今回で終わりじゃないんですよ。大志Mk−2の予言ショーはこの後さらにハンパない的中ぶりを見せるっていうか あまりにも的中しすぎて興奮が抑えられないっていうか、そのためにもみなさん一度 大志Mk−2の感想を見直しておくことをオススメします。 特に千佳ちゃんやオサムの立ち回りについてダメ出ししたあたり。2人のなにがダメでどう直すべきかってことを俺がどう語ったか それを意識しながらこの試合を見てみるとね…大志Mk−2すごいんですわ…(えー 自分でもウソだろって思うくらいすごい場面があってね…この試合はマジで読んでて一番興奮した試合かもしれません。次回に続く! |
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ってそんな中、前回から交戦中の海とカシオの様子ですが、どうやら海の方が押せ押せでカシオを追い詰めていたようですね この死に方ってあれですよね、カシオのことを倒せそうだったあまり そう、この時のオサムも、目の前の得点チャンスに目がくらんで周囲の状況が見えておらず って、そんなことを言ってる間にいきなり現れて王子隊を襲撃するユーマ!おおこれは… って、それぐらい有利に戦いを進めていた玉狛ですが、気がつけば生駒隊が近くまで寄ってきており |
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さて、今日はハイスコアガールの感想を描く前に、ちょっと押切先生の別の漫画について語りたいと思います これは「ピコピコ少年EX」という漫画で、ウェブで公開されてる押切先生の自伝的な漫画なんですが これの最新話で描かれてたのが「格ゲーの対戦で負けた時、発狂してブチ切れる押切先生の図」だったわけなんですよ 押切先生は対戦で負けると、今の画像みたいに「何で何でえええええ!!」と怒り狂ったり 「いまボタン押しただろ!!」ってコントローラーに八つ当たりしたくなる心境になってしまうそうですが、 しかしですね、つい最近の飲み会の席でとある格ゲー上級者に話を聞いたそうなんですよ その上級者に、負けた時ブチ切れるかどうかを聞いてみたところ
やはり柿崎隊を選んだ俺の目に狂いはなかった…(えー |
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・大志Mk-2さん初めまして!何年か前にこちらのサイトを見つけて以来、 様々な作品のレビューを読ませていただいております。 私はワールドトリガーが大好きなので、大志Mk-2さんのワールドトリガーの感想の更新がとても楽しみです! いつも感想を読みながら、勝手に「そうそう!」と共感したり、「確かに…!」と納得したりしてます(笑) お忙しいとは思いますが、これからも更新頑張ってください! by とり ・太志さん、こんばんは!ワートリの感想を楽しみにしてますが、 もう半月も更新が途絶えてしまっていてちょっともどかしいです(笑) サイトを確認するたびに「あ〜、きっと今日も動画を見てるのかなぁ」と思っています(笑) まあワートリの感想はけっこう話に追い付いてきていますし気長に更新待ってま〜す(^-^)/ by のら とりさん、のらさんこんにちは、ワートリに関する温かいコメントありがとうございます こりゃ期待に応えて早く感想書かないとな!と思ってるんですがぜんぜん書けてないですね…(えー うーむこのところさすがに日が空きすぎな気がする。なんでこんなに時間かかっちゃうんだろうと思うんですが 原因のひとつはやはりスプラトゥーン2なのと、もうひとつ予想外だったのが ドラクエ11の存在ですかね…正直、発売前は「今さらドラクエなんて」と思ってましたが いざ発売してみると予想をはるかに超える神ゲーになっていて、思わず夢中になってしまい時間を消費している状態ですね ただ、俺がドラクエ11の良さについて具体的に語り始めてしまうと、 今日のワートリ感想が確実に潰れるのでやめますが。(えー また後日機会があったらじっくり語りたいですね ジャンプ感想:ワールドトリガー 第154話「生駒達人A」 さて前回、玉狛と王子隊が戦っているところにいきなり旋空弧月をぶちかましたイコさんですが、 今回はそんなイコさんの放った旋空について詳しく語られていますね 通常の旋空は、射程距離がせいぜい15メートルほどなわけですが イコさんはズバ抜けた抜刀技術で旋空の射程を伸ばしており、具体的にはなんと40メートルにまで達するという… いやこれって凄いことだと思いますよ。たとえばジョジョで言うなら 近距離パワー型スタンドが射程40メートルの即死攻撃使えるようなもんですからね(えー 近距離アタッカーでありながらこれほどの長射程…これは敵からしてみたら反則だろって言いたくなっちゃいますね 40メートルっていう数字も個人的には衝撃でした。なんでかって言ったら40メートルって ウルトラマンの身長と同じ長さだからです(えー つまり生駒旋空は寝そべってるウルトラマンと同じ長さまで攻撃できるってことですよ!! 生駒旋空やべえ。もはやこれって人間サイズのスケールを超えてるよ…巨大怪獣とかもズバッと一刀両断できる長さだよ というかあれですね、人間サイズのキャラが巨大怪獣を一刀両断できるって聞くと、俺的にはどうしても 宇宙刑事ギャバンを思い出してしまうわけなんですが 確か前にも俺の感想で、弧月の利点は宇宙刑事ごっこができるところだと語ったことがありましたよね このうえさらにギャバンの真似ができるとなったら、弧月って完全に宇宙刑事ごっこには最適の装備やな!(えー 「どっちから行きます?」 「まずは王子隊からやろ。海を落とされた借りがある」 さてともかく、玉狛と王子隊を前にした生駒隊は、どちらを狙うかという件で王子隊から先にぶっ潰すということに決めたようですね その理由についてなんですが、「ウチの仲間を落とされた借りがあるから」ってことで…ふむなるほど、俺がこれを聞いて思ったのは イコさんって、オサムや王子のように理屈で考えてチームの方針を決めるタイプじゃなくて、 その場の気分優先で方針を決めるタイプなんだなって思ったんですよ というのも、この場面ってオサムや王子がイコさんの立場だったら、 「どう動くのが得策か」っていう風に、状況や戦略を考えながら判断したと思うんですよね でもイコさんは、そういうことは考えてなくて「ウチの仲間をよくもやってくれたなオイ」っていう 気分優先で動いてるんですよ。だからオサムや王子とはぜんぜん違うタイプの隊長だなって思いました まあそれは、試合が始まる前の作戦会議でもめっちゃ描写されてましたが… さあともかく、王子隊ぶっ潰す宣言の通りにガンガン王子隊を狙っていくイコさん達ですが 辻も以前の戦いで、東隊がユーマに集中攻撃を仕掛ける中で そう、二宮隊や東隊との戦いの時に、ゾエさんの爆撃で戦場がしっちゃかめっちゃかになったシーン。 これがその場面です。前回にしろ今回にしろ、この手の攻防を見てて俺が思うのはですね そう、この時の試合では千佳ちゃんのことをずっと放置した結果、完全に千佳ちゃんのやりたい放題に狙撃されてしまって その後も虎太郎がスナイパー狙いを提案していたり、「早めにスナイパーを叩く」という方向で動いていたわけです |
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ともかくですよ、鉛弾ハウンドを封じられてしまった千佳ちゃんは、 そう、この時に「ワイヤーが邪魔だ!」ってことを強く実感したからこそ というのも、この頃の千佳ちゃんって、追ってくる犬飼相手に何ひとつとして抵抗することができず きれいに決まったー!!オサムの攻撃がカシオを捉えて一刀両断! いやもうね、これ見た時の感動がやばかったです。俺の言ったことが現実に!!ってこの感動ときたらもう
作中でも、以前の玉狛にダメ出しするキャラってほとんどいなくって、しいて言うなら二宮と菊池原ぐらいしかいなかったわけです。
そんな中で俺の感想は、二宮とか菊地原と同じように「以前の玉狛はダメ」ってことを言ってて
そうたとえば、ドラゴンボール15巻で天津飯の四身の拳ビームをジャンプでかわした時とか、 |
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さて前回、2人の連携でうまくカシオを撃破したものの、すぐまた王子の急襲を受けてしまったオサム&千佳ちゃん。 オ、オサムー!!(号泣)
な…なんてやつだ…!かめはめ波を曲げた…!(えー
《玉狛のワイヤー陣が完成!王子隊と生駒隊はどうする!?》
って感じですかね…(えー
いやマジで、この試合の千佳ちゃんってこれまでからは考えられないくらいシールドを有効活用していて |
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てなわけで、俺の感想が追いつきさえすれば万事解決、葦原先生も元気になって連載を再開できるようになるんじゃなかろうか |
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「あかん。ログより全然速やなってるわ」 |
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そう、これが単行本バージョンで、マユゲがなくなって「COUTION」って表示に変わってますね |
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まあこのあと王子隊の邪魔が入って、カシオを倒しそこねてしまったわけですが、 実は生駒隊って、隠岐がこうして千佳ちゃんの狙撃を押さえたことと |
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そういう意味ではこのザキさんの判断はマジで大正解だったと思う それだけで終わらないように嵐山さんが助け舟を出してくれた たとえばオサムが教わったテクニックっていうとこれですよ。 それがどの場面かというと、香取隊の麓郎を仕留めたこのシーンがそうですね |
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いやマジで、ヒュースとダンさんって髪型の雰囲気がすげえよく似てるなと思うんですよ それを比較するとこんな感じ。マジでよく似てるなお前ら! 「な、なんなんだこいつ!?めちゃくちゃ強いよ!」 |