ジャンプSQ感想:ワールドトリガー 第179話「雨取千佳F」


「オレは、千佳は人を撃てると思っている」

「…」

「ふむ…ちかちゃんがうてるとどうなる?」

「戦術の前提が大きく変わる。千佳が撃って他の隊員が千佳を守れば、
 ひたすらメテオラとハウンドを撃つだけで5・6点は取れるだろう。
 細かい対策を練らなくても力押しで圧倒できる」

さて前回、千佳ちゃんの目の前で遠慮なく「お前実は人を撃てるんじゃねーの」と言い出したヒュース。今回はその続きからになりますが
ここで「ちかちゃんがうてるとどうなる?」と陽太郎が会話に入ってきて、それに対してヒュースが答える内容になってますね
ふむ…陽太郎が入ってくるまでは俺の予想通りでしたが言ってほしいことはそれじゃないんだよなぁ(えー
俺が言ってほしかったのは「ちかちゃんがこわがっているぞヒュース」みたいな感じで、
グイグイくるヒュースをコントロールしてほしかったんだよなぁ…

残念ながらそれは叶わずに、相変わらずヒュースが言いたいことをどんどん言う流れになっちゃってますね
もし千佳ちゃんが敵を撃てるならメテオラとハウンドだけで大量得点ウッハウハの余裕勝ちできるというのが
ヒュースの考えのようですが、そこまで容赦なく千佳ちゃんが敵をバッタバッタ倒すことができるんだろうか?

俺としては、まだその結論を出すには早いというか、前回の感想でも書きましたけど
千佳ちゃんが敵を撃てるかどうかって結論をグイグイ迫るより、
千佳ちゃんが今何を考えていてどんな心境なのかっていう、千佳ちゃんの心情を紐解くことをやって欲しいですね

「だからハッキリさせておきたい。おまえは人を撃てるのか、撃てないのか」



がしかし、なにがなんでも「お前は人を撃てるのか撃てないのか」って結論を出そうと、千佳ちゃんにグイグイ迫り続けるヒュース。
お前ちょっと待てって!千佳ちゃん困ってるやん!(えー
「そんなこと言われても…」みたいに困惑しちゃってて、落ち着いて話ができてないやん!
さっきからヒュースの言いたいことをダーッと矢継ぎ早に言い続けてて、千佳ちゃんの気持ちが追いついてないように見えるんですよね
あかんでヒュース、会話っていうものはお互いの気持ちや言葉を交換してはじめて成り立つもんであって、
片方が言いたいこと一方的に言いまくってたらそれはもう会話じゃなくて、ただの押しつけでしかないから。
だからまずは千佳ちゃんの気持ちや話をじっくり聞いてだな…

「ハッキリさせるって…もうハッキリしてるじゃん!
 千佳ちゃんだって撃てるもんならもう撃ってるはずだよ!」

「千佳が撃てるとお前が思う根拠はなんだ?ヒュース」

ってここで、困っている千佳ちゃんのことを見かねて保護者軍団が割り込んできましたね(えー
しおりちゃんとレイジさんの過保護タッグが「千佳ちゃんは撃てないんだよヒュース好き勝手言ってんじゃねーぞ」
反論してるわけですが…いやいやちょっと待ってくださいよ
俺は保護者軍団の主張が聞きたいんじゃなくて千佳ちゃんの主張が聞きたいんですよ!(えー
保護者軍団の代弁した言葉じゃなく、千佳ちゃん自身の言葉で本人の気持ちを聞かせてほしいんですよ!

ヒュースにしろ保護者軍団にしろ、千佳ちゃん本人の気持ちを聞かずにあーだこーだ言ってるのが
俺としてはモヤモヤする部分ですね…結局のところ一番大事なのは、千佳ちゃんが心の中で何を思っているかであって
千佳ちゃん本人からその話を引き出さなければ、撃てる撃てない問題は解決しないっていうのが俺の考えですからね

「根拠はない。だがオレは、戦場で撃てる側と撃てない側の人間をそれぞれ見てきた。
 オレには千佳が撃てる側の人間に見える。
 逆に聞くが、千佳が撃てない側だという根拠はどこだ?
 重石の弾を人に当てられるなら、技術的には普通の弾も当てられるはずだろう。
 それでも人を撃てないという根拠は?」

そんな中、千佳ちゃんは技術的には人を撃つことは十分できるはずだと持論を展開するヒュース。
それなのに撃てないだなんて言う根拠はなんなんだと質問しますが、
そりゃあやっぱり心の問題だと思いますよ
千佳ちゃんには確かに人を撃つ技術はあると思いますが、しかし心の中になんらかのブレーキがあって
そのブレーキがあるために今は人を撃てない状態になっていると思うんですよね

なぜそんなブレーキがかかってしまうのかって理由を突き止めるには、千佳ちゃんの心情を紐解いていくしかないわけで
だから千佳ちゃんの話を聞いてほしいんだよ俺は…(えー
まずそれを聞かないことには何も始まらんやろっていう。まあ、ここからようやく千佳ちゃんが口を開き始めるから、その話に注目したいところですが…

「それは…たぶん…自分の手で相手が傷つくのを見るのが恐いから…」

「そうそう、トリオン体の戦いでも、生身のダメージを連想しちゃう子だっているんだよ。
 相手がもし生身の人間だったらって考えちゃって、撃つのが恐くなるのは有り得る話でしょ?」

「戦場をリアルにイメージすると撃てなくなるということか?それはおかしいだろう。
 実際の戦場では、千佳が敵を撃たなければ遊真や修が死ぬ場合もある」

「…!!」

ふむ…千佳ちゃんの口から出てきたのは「自分の手で相手が傷つくのが恐い」とのことでしたが、
ヒュースからは即座に「それはおかしいだろう」と否定されてしまいます。
ヒュースお前ほんまに遠慮のないやっちゃな…ただ俺としても確かに、今の千佳ちゃんが言った言葉は
本当に千佳ちゃんの本心なのか?って気はしますけどね
というのも、いま千佳ちゃんが言った話っていうのは以前にユズルが言っていたことの受け売りなんですよね



そう、鉛弾狙撃のやり方をユズルから教わった時に、千佳ちゃんが人を撃てない理由について
「相手を傷つけるのが恐いからなんじゃないか、相手を傷つけない狙撃なら撃てるんじゃないか」って
ユズルが推測していたわけで。今の話ってこれと同じことを言っていただけなんですよね
つまり、千佳ちゃん自身の言葉で、千佳ちゃん自身の心の内を明かすってことをまだやっていないというか
結局のところ他人が推測で言ってることをそのまま言ってるだけというか、
千佳ちゃんが心の中で何を思い、本当はどんなことが理由で人を撃てないのかってことをまだ語っていないわけで。
要するに、ありのままの本心を千佳ちゃんはまださらけ出していないと思うんですよね、それを出して欲しいところなんですけどね…

「オレは付き合いは短いが、千佳が仲間のために自分を駒として使えることは知っている。
 実戦で遊真や修が危機に陥れば、千佳は撃つはずだ」



って、その後もグイグイと遠慮なく「遊真や修がピンチになったら撃つんだろ?なあそうなんだろ?」とヒュースが言いまくる中、
あまりにも追い詰められすぎて顔面蒼白になってしまう千佳ちゃん。
あかんてこんなん!もう限界や!本心を明かすどころか精神的苦痛でぶっ倒れる寸前やないか!(えー
無理もないか…なごやかな会話っていうのとはほど遠くてもはや尋問って感じだしな…

この尋問じみた空気の中で、本心を素直に語れって言われても無理ってもんでしょう
やっぱそういうのは気楽に話せる空気を作れる人が相手じゃないとな…グイグイ遠慮なく踏み込んでくるヒュースではキツすぎたんや…
陽太郎あたりがクッション役になってくれないと無理だったんや…陽太郎はやくきてくれー!!(えー

「ち、千佳ちゃん大丈夫!?」

「…答えを聞くのはしばらく無理そうだな。データ集めはオレと陽太郎でやっておく。
 無理なら無理で構わない、なるべく早く答えをくれ」

そしてここで、ようやくヒュースも「やっべさすがに追い詰めすぎたわ」と思ったのか、千佳ちゃんへの尋問をここで打ち切ることに。
千佳ちゃんのことはしおりちゃん達に任せて、ヒュースは陽太郎と一緒にデータ集めをすると…



そしてこのシーンで今回の陽太郎の出番は終わりです。よ、陽太郎ー!!俺はお前に期待してたんやで!
陽太郎ならきっと千佳ちゃんとヒュースの架け橋になってくれると思っていたのに1ミリも役に立たんかったなあいつ…(えー

とりあえず今日のところはこのへんで。続きはまた後日書きます

ジャンプSQ感想:ワールドトリガー 第179話「雨取千佳F」 つづき

「どう、千佳ちゃん落ち着いた?」

「…はい…」

「もう、ヒュースくんズバズバ来るから圧倒されちゃうよね」

それではワートリ感想の続きを書いていきます。この前はヒュースの遠慮のない尋問によって
千佳ちゃんのストレスがマッハになってしまったところまで書いたんでしたっけね
あのあとしおりちゃん達は「ヒュースの野郎ズバズバ尋問しやがって」と愚痴りながら、
千佳ちゃんを落ち着かせようと屋上にやってきていたようです

「無理しなくていいんだからね、千佳ちゃん」

「あの…あの、わたし…」

「なに?」

「うまく言えるかわからないんですけど…わたし…」

「うん、うん大丈夫だよ、ちゃんと聞くよ」



ってここで、無理はしなくていいと千佳ちゃんをなだめるしおりちゃんでしたが、
千佳ちゃんは「あの、あの…」と必死に何かを言いたげに訴え始めることに…
おお、これは…これだけ必死に言葉を絞り出そうとしている様子からして
ついに千佳ちゃんが自分の心の内を語る時がやってきたって感じですね

これには「ついにこの時がきたか」っていう待ちに待った感があります、俺としては今まで
撃てる撃てない問題を解決するために一番必要なことは「千佳ちゃんの心理状態を知ることだ」って言い続けてきただけに
ようやく問題解決のためのスタートラインに立てそうだなっていう期待感がありますね…

「わたし…小学生の時にトリオン兵に追いかけられたことがあって…その時はまだボーダーとかも出来てなくて…
 お父さんもお母さんもクラスのみんなも、言っても信じてくれなくて…
 でも一人だけ信じてくれた友達がいて、青葉ちゃんっていう子で…
 そのうち青葉ちゃんは行方不明になって…多分ネイバーにさらわれて…」

ふむ、まず千佳ちゃんが話し始めたのは自分の身の上話のようですね
まだボーダーが出来る前の時期、親や友達とどんな風に暮らしていたかっていう。
「人を撃てるのか撃てないのか」っていう題材の話としては、だいぶとっ散らかっているような印象がありますが
それだけ千佳ちゃんが本心を話すのに慣れていないってことなんでしょうね
たぶん千佳ちゃんって他人に本心を話すのはこれが初めてなんだろうし、
慣れないことを必死でやろうとして、まだうまく話をまとめられていない感じがしますね

「わたしはその時…青葉ちゃんがいなくなったことよりも…みんながわたしを信じ始めたのがこわかった…
 "あいつの言ったことは本当だったのかも"って、わたしが巻き込んだせいだってなるのがこわくて…
 わたしといたせいで青葉ちゃんがさらわれたって、みんなにそう思われるって思って…
 何が言いたいかっていうと…私は本当は…人を傷つけるのが恐いんじゃなくて…
 誰かを傷つけたことを、人に責められるのが恐いんだと思う…」

そしてここで、非常に重要な一言が明かされることに。千佳ちゃんは人を傷つけることを恐れているのではなく
人に責められることを恐れているんだという…友達の青葉ちゃんが異世界にさらわれた件にしても、
「青葉ちゃんがさらわれた」っていう友達が拉致されてしまったこと自体よりも
「千佳って子に関わったせいで青葉ちゃんはさらわれたんだ」
って他人に責められることが恐かった
という…
要するに千佳ちゃんは、それだけ他人の目をすごく気にしてしまう性格だったってことですな…
これは千佳ちゃんを理解するうえで非常に重要な情報ですよ、いよいよ撃てる撃てない問題の核心に近づいてきたって感じだな

「撃とうと思えば撃てるかもしれないけど…わたしのトリオンで人を撃ったらみんなにどう思われるんだろう…
 ずるいって思われないか…こわいって思われないか…恨まれないか…それがこわい…」

そしてここで、千佳ちゃん自身の口からいよいよハッキリ語られましたね。今まで千佳ちゃんが人を撃てなかった理由は、
他人の注目を集めてしまって「あの千佳って奴うぜー」みたいに思われるのが恐かったからだという…
なるほどなぁ…確かに千佳ちゃんの圧倒的なトリオンで敵をバカスカ撃破しまくったら
「なんなんだよあいつのトリオン反則だろ、あんなバケモノに勝てるかよふざけんな」ってブツブツ言う奴らが絶対出てくるでしょうね

 
 

ワートリ世界ってけっこう性格悪いモブキャラいるしな(えー
この画像、影浦に対してめっちゃ陰口言ってたモブキャラどもの場面なんですが、
こんな風に他人に対してケチをつけまくる奴らからしたら、きっと千佳ちゃんのことも
「あの女、たいした実力もないくせにトリオン量だけは凄くてずりーよな」とか言って叩きそうだなっていうのは想像できてしまいますね

要するに千佳ちゃんは、そんな風に他人から嫌な目でジロジロ見られたり、陰口を言われてしまうことが
すごく恐くて耐えられないタイプの性格だってことか…なるほどなぁ…
そんな千佳ちゃんの性格についてはですね、俺としてもけっこう共感できる部分はありますね
というのもですよ、俺も会社の中で
他人の行動をジロジロ見てブツブツとケチをつける人っていうのを何人も見たことがあって
そういう人が大勢いるのを見ていると、他人に見られたり何か言われたりすることがものすごく嫌になったことがあるんですよね

たとえば、トイレに行こうと離席する人を見て「あいつトイレ行く回数多いよな、戻ってくるのも遅いしよぉ」とブツブツ言う人だとか
タバコを吸いに離席する人を見て「あいつまたタバコかよ、どれだけ仕事サボりたいんだよ」とブツブツ言う人だとか
休憩室に寄ろうとする人を見て「あいつ休憩室なんかに寄ってやがるよ、なに勝手に休憩してんだよ」とブツブツ言う人だとか
定時で帰ろうとする人を見て「あいつ定時で帰る気かよ、そんなに早く帰って何がしたいんだよ」とブツブツ言う人だとか
始業ギリギリに出社してきた人を見て「あいつの出社っておっせーよな、もっと早く来たらどうなんだよ」とブツブツ言う人だとか
仕事中にお菓子をつまむ人を見て「あいつ仕事中に菓子なんか食ってやがるよ、そんなの食わなきゃ働けねーのかよ」とブツブツ言う人だとか
職場で腕まくりをしている人を見て「あいつ腕まくりなんかしやがってよぉ、マナー違反ってことも知らねーのかよ」とブツブツ言う人だとか

こういう人がすげー多かったんですよね
他人の行動をジロジロ見ていて、ちょっとでも気に入らないことがあるとすぐに文句を言いはじめる人。
1人や2人じゃなくて会社のあちこちにこういう人がいて、他の部署の人間であっても何か目についたら
その部署にクレーム入れたりだとか、まるでお互いを監視し合って他人の穴を見つけたらネチネチ責めるような環境だったというか

俺はそれがとにかく息苦しくてしょうがなかったんですよね。
別に他人がトイレ行こうがタバコ行こうが定時で帰ろうがどうだっていいと俺は思うんですが
それをジロジロ見て文句を言う人の多さにウンザリしてしまったし、
さらにそういう人たちの目で俺自身の行動も監視されていると思うと、俺もすっかり気が滅入ってしまったんですよ

そういう時に考えることっていうのはですね
もう他人にジロジロ見られたくない、責められたくないってことなんですよね。
千佳ちゃんが抱えている感情っていうのもこれに近いんじゃないかなと。
自分の行動が周囲に見られていて責められることのつらさ。そのつらさから逃れたいからこそ
なるべく人を撃たずに、周囲との波風が立たないようにしてきたっていうね

あともうひとつ、こういう風に「ヘタな行動をすれば周囲に責められてしまう」っていう状況にいると
とにかく目立ちたくないって気持ちが湧いてくるんですよ
目立てばそれだけみんなの目にさらされてしまう、それだけ責められる機会が増えてしまう、
だから目立ちたくない、いっそ空気みたいに存在感がない奴になりたい、ひっそりと平和に暮らしたいっていう
そんな気持ちになるんですよね。そう考えると
千佳ちゃんのサイドエフェクトがあの効果っていうのもなんだか分かる気がしますね



そう、千佳ちゃんのサイドエフェクトがどんな効果なのかというと、
自分の存在感を薄くして、他人に見つかりにくくするっていう能力だったわけですよ
ドラゴンボールで言うと気を消すとか、黒子のバスケで言うとミスディレクションとかそんな感じの。

正直、今までの俺はこの能力ってめちゃくちゃ地味な効果だなと思ってて
他のキャラのサイドエフェクトはえらく便利で強力なものがゾロゾロあるのに
なんで千佳ちゃんのサイドエフェクトはこんな地味で目立たない効果なんだろうと思ってたんですが
今回の千佳ちゃんの話を聞いたらなんだか分かる気がしましたね
他人にジロジロ見られたくない、責められたくない、いっそ空気みたいに存在感をなくしてしまいたいっていう
そんな願望から生まれた能力なんじゃないのかなっていう気がしてきました

「だけどヒュースくんに、わたしが撃たなかったら修くんや遊真くんが死ぬかもって言われて、
 それならきっと相手が人間でも撃つってわたしも思った…
 2人を助けたいし、それよりもっと「お前が撃たなかったせいで」って誰かに思われるのが恐いから…
 わたし…わたしは結局いつも、自分のことばっかり考えてる…」



そして話を続ける千佳ちゃんですが、オサム達に危機が迫った時はちゃんと撃つという気持ちはあるものの
それは「お前が撃たなかったせいでオサム達がやられただろうが」と責められるのが恐いからという
あくまでも「責められるのが恐い」という気持ちからくるものでした

なるほどなぁ…千佳ちゃんの根底にあるものは、とにかくこの他人から責められることを恐れる感情みたいですね
まったく撃たなかったら撃たなかったで「お前がふがいないせいだ」って責められてしまうから、
そうならないために最低限はなんとか撃ちます、だから許してくださいって感じの気持ちというか…



そう考えると千佳ちゃんって、この菊地原みたいに「お前ら全然ダメじゃん」とかダメ出ししてくる人と話すのって
実はめっちゃつらいと思ってしまうタイプなのかもしれませんね(えー
いやマジで、オサムは色々ダメ出しをされながらも、粘り強く菊地原とつきあって
今ではわりと仲のいい関係になってますが、たぶん千佳ちゃんはそこまで菊地原と仲良くなれないというか
ストレスのあまり途中でダウンしてしまうと思いますね…

というか千佳ちゃんとオサムの関係って、今回の話を聞いた後に振り返ってみると
ずいぶん見え方が違ってきて興味深いですよね
たとえばなんですけど、大規模侵攻が終わった時の記者会見で
オサムが悪役にされて大勢の記者たちから責められまくるシーンがありましたが



多分これって千佳ちゃんだったら耐えられなかったような気がします
「お前のせいで大勢の人が犠牲になったんだ」っていう罵声をひたすら浴びせられてるわけだから、
「お前のせいで青葉ちゃんが犠牲になったんだ」っていう1人の犠牲を責められることにも耐えられない千佳ちゃんからすると
とても耐えられない重さの罵声を何十発も浴びせられてるというか
想像を絶するほどの苦痛を味わわされる場面だと思うんですよね

そう考えると、そんな苦痛に耐え切って記者会見を堂々と終えたオサムの姿っていうのは
千佳ちゃんからしたらものすごく立派に見えていたんじゃないでしょうか

さらに言えば、オサムの口癖の「ぼくがそうするべきだと思ってるからだ」ってセリフにしても
自分がやるべきことをまっしぐらにやるってことであって
それは他人がどう思うかなんてことは関係なく、強い自分の意思を持つってことでもありますよね



この考え方って、他人の目を恐れてしまって
自分の意思を貫くよりも、他人から責められないことを優先してしまう千佳ちゃんにとって、
すごく強い自分を持っている憧れの姿に見えているんじゃないでしょうか

もっと言うと、オサムって自分を犠牲にしてでも他人を助けるっていう一面があって
自分の心配よりも他人の心配を優先するってところがありますよね。
つい最近も、東さんから「自分のことは無頓着で他人のことを優先するやつ」って言われてましたし



このオサムの性格にしても千佳ちゃんとは正反対だと思うんですよね
なにしろ千佳ちゃんって、さっき自分で言っていたように
「わたしは自分のことばっかり考えてる」っていうくらい
自分が責められないように、自分が苦しまないようにっていう、自分を守ろうとする気持ちが強いわけで



そんな千佳ちゃんからすると、自分を犠牲にして他人を助けようとするオサムの姿っていうのは
自分にはとても出来ない立派なことをやっている人というか
ヒーローのように尊敬してしまう相手なんじゃないかと思うんですよね

てなわけで今回の話っていうのはね…オサム×千佳ちゃんの展開はじまったな!って
個人的には思いましたね(えー  今までは千佳ちゃんってオサムに対してどう思ってるのかサッパリわかりませんでしたが
今回千佳ちゃんの心情が紐解かれたことで、実はヒーローのようにすごくカッコイイ奴に見えているんじゃないかって
そんな気がしてきましたね…いやはやこれは今後の展開が楽しみですよ

とりあえず今日の感想はこんな感じです、最後まで書けなかったので続きはまた近いうちに書きたいんですが
いよいよ明日からスパクロのバトスピブレイヴコラボイベントが始まるので
そっちについても色々語りたいし、どっちから先に更新しようか俺も悩みどころですね…



・今回のワートリの千佳ちゃんの告白シーン、吹き出しの形もガタガタガタになっててそういう部分でも千佳ちゃんの精神状態がうかがえてこっちまでお腹痛くなってきました。
 ところでこのガタガタガタ吹き出し、以前にも似たような吹き出しが千佳ちゃんの台詞で使われててそれが入隊日に基地に穴開けちゃった時なんですよね。
 今回の千佳ちゃんの告白からしてあの時の千佳ちゃんの精神状態もだいぶあれだったでしょうし、あの時佐鳥とか東さんのフォローがなければ
 実はなかなかに深刻な事態になってた可能性もあるんじゃないかなと思いました。 by ぬこ

・修がチカちゃんに対してのみ、微妙に亭主関白っぽいのもこういった内心を考慮していたのかもって云う意見をみて、ハッとなりました by うぇね

ぬこさん&うぇねさんこんにちは。今回の千佳ちゃんの吹き出しがガタガタになってるっていうのは言われて初めて気づきました
そういうとこでも不安を表現してたんだなあ。壁に穴あけちゃった時のことを気にしてたっていうのも実際そうでしょうね
今回まさにその時のことを回想しながら「みんなにどう思われるんだろう」って不安がってたし



あとオサムと千佳ちゃんの関係についてなんですけど、この間の感想で
千佳ちゃんにないものをオサムは持っているみたいな話をしましたが
その逆もまたしかりだと思うんですよね。オサムにないものを千佳ちゃんは持っているというか
それが何かっていうと自分のことを考える気持ちというか



この前のオサムが東さんに言われてたこのセリフ、これってあまりいい意味じゃなくて
「自分のことを気にせずに他人のことばかり背負ってる危なっかしい奴」みたいに
そんなことやってたらオサムの体が持たないと言わんばかりで、バランスの悪さを指摘されていたわけで



さらに言うとオサムは、以前にもユーマに「他人の心配と自分の心配のバランスがおかしい」って言われていたりと
東さんと同じことを指摘されていたので、これだけ繰り返し言われているってことは結構重要な問題なんじゃないかと思うんですよね
今のオサムはこういう心配のバランスが取れておらず、自分の方が軽すぎて他人の方が重すぎるから
もっと自分のことを考えろとか、もっと自分を大事にしろとか、そういう話になると思うんですが



そういう点ではまさに「自分のことばっかり考えてる」と語っていたのが千佳ちゃんというか
千佳ちゃんのこういう考えに修がいい影響を受ければ、オサムの心配のバランスも取れるんじゃないかと思うんですよね
逆に千佳ちゃんもまた、オサムとは真逆の方向にバランスが崩れているから、
こっちはこっちでオサムの影響を受けることでバランスが取れるんじゃないかっていう

要するにオサムと千佳ちゃんはお互いがバランスを取るうえで必要な存在っていうか
片方が欠けたらお互いのバランスが崩れてしまうような、なくてはならない存在っていうか
そういう関係になる可能性あるんじゃないかと思うんですよね
そういう意味でオサム×千佳ちゃんはじまったなと俺は思っているんですが
果たして今後どうなるかに注目したいですね



ジャンプSQ感想:ワールドトリガー 第179話「雨取千佳F」 つづきのつづき

それではワートリ感想の続きを書いていきます
この前は確か、千佳ちゃんがついに自分の心の内を明かしたところまで書いたんでしたっけね
そんな千佳ちゃんの話を聞いたしおりちゃん達の反応はというと…

「千佳ちゃん…それは普通のことだよ!
 お前のせいだって思われるのは誰だって恐いよ、アタシだってそうだよ。
 そんなに自分を悪者にしなくていいんだよ」

「お前が撃たなかったことが原因で、修や遊真がお前を責めるとは思えない。もちろん俺もだ」

「アタシもだよ!やれることをやっていこう千佳ちゃん、
 千佳ちゃんには今でもいっぱいできることがあるんだから…」



ふむ、千佳ちゃんとしては「私は自分のことばかり考えてるダメな奴」と自分を責めていましたが、
しおりちゃん達は千佳ちゃんを一切責めることなく、「そんなに自分を悪者にしなくていいんだよ」と優しく話しかけてますね
こういうしおりちゃん達の存在って、千佳ちゃんからしたら結構ありがたいんじゃないでしょうか
なにしろ千佳ちゃんは人から責められることを何よりも恐れているわけですが
しおりちゃん達はそういう言葉責めを千佳ちゃんに一切しないので、安心して話ができると思うんですよね

今まで俺はしおりちゃん達のことを、過保護だ過保護だと悪いことのように言ってきましたが、
実はこういう「相手を一切責めない優しさ」って、現実世界でも
相手に安心感を与えられるって意味で大きなメリットがあると思うんですよね

安心感を与えられると何がそんなにメリットなのかって、たとえば今回の千佳ちゃんのように
抱えている悩みを素直に打ち明けられるってことですかね
こういうデリケートな悩みって、安心できる相手じゃなければなかなか言えるもんじゃないというか
実際に千佳ちゃんはヒュースの前では本心が言えなかったわけですよね

でも、しおりちゃん達のような優しい人たちが落ち着かせてくれたから
今やっと本心を明かすことができたわけで。つまり相手に優しくして安心感を与えるってことは、
相手の持っている大事な情報をちゃんと引き出せるって意味で
実は仕事をする上でものすごく重要なことなんですよ

逆に言えば、相手に一切優しくせずに責めてばかりいると
相手の抱えている大事な情報を一切引き出すことができず、仕事がうまく回らないって状態に陥ってしまうんですね
それを実際にやってしまっているのがパワハラ上司です。たとえば部下の持っている仕事で何か重大なトラブルがあって
一刻も早くそれを解決しなければならないっていう状態になったとしますよね
でも、部下がそのトラブルについて相談しようにも、上司がいつも自分のことを責めてくるようなクソ野郎だったら
部下はそのトラブルについてなかなか相談できないんですよ

なぜなら、パワハラ上司に相談しても「何やってんだ!!さっさと解決してこいバカ野郎!!」とか怒鳴られたり責められるばかりで
余計に部下が苦しくなるだけだから、そうなるくらいなら相談しない方がマシだっていうふうに
部下ひとりでトラブルを抱えたままなんとかしようとしてしまうんですよ

でも、部下ひとりでやろうとしても結局はうまく行かずに、
トラブルが解決できないままどんどん時間だけが過ぎていってしまうんですよね
で、そうこうしているうちにいよいよ上司にトラブルのことが伝わってしまって
「こんな大事なことをなんで今まで言わなかった!!今までお前なにやってたんだ!!」
と、さんざん怒鳴られることになってしまうっていうね

こういう風に上司が「なんで今まで言わなかった!!」って部下を責める場面ってよくありますよね。
以前パワハラ発言で話題になった明石市の市長も同じことを言っていた気がします
上司からすれば「部下が言わないのが悪い」と部下のことをひたすら責めるわけですが、
俺から言わせれば、そんな風に責めてばかりいるから
部下が相談しにこないんだろうが
と思いますよ

結局、そうやって部下のことを責めてばかりいると、部下からの大事な情報を引き出せないというか
そのせいでいつまでもトラブルを解決できずにズルズルと時間だけが過ぎてしまったりするので
そういう意味でも部下を責めまくる奴というのは、上司としての適性がないと思います
「優しくて部下を責めない」ということは、それだけ部下が本音を話しやすいということで
部下の抱えている悩みやトラブルの話も聞き出しやすいから、そのぶん対策も行いやすいってことなんですよね

今回の千佳ちゃんが、今までずっと1人で抱えていた悩みをしおりちゃんに打ち明けることができたのも、
それだけしおりちゃんが優しくて千佳ちゃんを責めないっていう安心感があったからこそだと思います
これは現実世界においてもすごく大事なことだと思いますよ、ちなみに俺はというと
結構イライラしやすいタイプなので
こういう安心感についてはあんまり与えられてないな
と思います(えー
いやマジで、今までしおりちゃん達のこと「過保護な奴らだ」とか呼んでたし、
俺としてもこういう「優しくて相手を責めない安心感」っていうのはあんまり身につけられてないなーと…

『お前が撃たなかったことが原因で、修や遊真がお前を責めるとは思えない』

(わたしもそう思う…修くんも遊真くんも、きっと撃てないわたしを責めない…
 でも…だからこそ、わたしもちゃんと戦いたい…!)



ってそんな中、しおりちゃん達との会話を終えた千佳ちゃんは、責められないからこそ
「ちゃんと戦いたい」と強く決意し、再びヒュース達のもとを訪れることに!
これはまさか…いよいよ千佳ちゃんの覚悟が決まったということでしょうか!?

今まで俺が言ってたこととして、千佳ちゃんの撃てる撃てない問題っていうのは
結局のところ「千佳ちゃんが強い覚悟を持たなければ解決しない」と主張してきたわけですが
「わたしもちゃんと戦いたい」というのがその覚悟であるというのであれば
いよいよここから千佳ちゃんが人を撃つようになるってことかもしれませんね

さらに言うなら、この問題を議論するうえで必要なのが
「千佳ちゃんの心情をちゃんと理解することだ」とも俺は主張してきたわけですが
それについてはしおりちゃん達がさっき済ませてくれたので、
もうこの問題について俺がやって欲しいことはすでに全部終わらせたと言っても過言ではない状態になってますね

あとは千佳ちゃんが人を撃つだけなわけですが…
じゃあヒュースが言っていたような千佳ちゃんのメテオラやハウンドを連打しまくって、力押しで一気に敵を壊滅させるっていう
そんな豪快な戦い方が可能になるかって言うとそれはさすがに無理だろうなと思います

そう思う理由はいくつかありまして、まずひとつは
千佳ちゃんの力押しで勝つって展開は漫画としてめっちゃつまんないと思うんですよね(えー
今までずっと丁寧にやってきたB級ランク戦で、その最後の総仕上げとなる試合なのに
千佳ちゃんがめっちゃくちゃ暴れまくってひたすらゴリ押しで終わりましたって、さすがにその展開はないやろと。
まずはそういう「漫画の展開としてないな」っていう理由がひとつ。

もうひとつの理由は、それだけ千佳ちゃんが暴れまくって勝ったとなると
それを見ていた他人からの注目がハンパなく高まってしまうと思うんですよ
なにしろ今度の試合にはB級トップクラスの連中が集まっているので、それが束になってかかっても千佳ちゃん1人にかなわないってなると、
「なんだよあの千佳って奴やべーだろ恐すぎんよ」とか「あんなトリオン持ってるなんてずりーよ」とか、そういう声が今までの比じゃないくらい
爆発的に増えてしまうと思うんですね



それってまさに今回の千佳ちゃんが恐れていた状況というか
いくら覚悟を決めたとはいえ、あまりにもそういう声が増えてしまったらとても耐えられないというか
なのでこういう声が増えすぎないようにするためにも
撃つとは言ってもド派手に暴れまくるような撃ち方はしないと思うんですよ

撃つことは撃つんだけども、ヒュースの言ってるような千佳ちゃん1人だけで無双するとか
そういうド派手なやり方は勘弁してくれと。もうちょっと地味なやり方にしてくれと
そんな流れになるんじゃないかと思うんですよね。たとえば、以前にユーマが
「撃てないと思わせといて撃つ!とかできたらおいしいけどな」と言ってましたが



まさにそんな言葉のように、普段は撃てないままだと相手に思わせておいてここぞという時に撃つとか
要所要所で撃っていくような、そういう立ち回りならできるんじゃないかと思うんですよね
ド派手に撃ちまくって暴れるんじゃなくて、ここぞという時にだけ撃つ。多分そうなるんじゃないかと俺は予想してます。それでは次回に続く


ジャンプSQ感想:ワールドトリガー 第180話「里見一馬」



さて今回のワートリですが、冒頭の場面ではユーマとオサムが
敵チームの情報を集めるためにボーダー本部を訪れるシーンになっております
その敵チームっていうのがなんなのかというと、今度の試合で当たる弓場隊ですよ

今度の試合では二宮隊、生駒隊、弓場隊という3チームとオサム達は戦うことになるわけですが、
この中で弓場隊だけ今までまったく接点がなく、オサム達にとって何も知らないチームですからね
そんな一方で、弓場隊について詳しく知っているのが緑川の先輩の里見さんという人だそうで
今回はその里見さんに話を聞くためにやってきたという…



その里見さんっていうのがこの人なわけですが、なんかめっちゃモブ顔やなあんた!!(えー
A級4位チームで戦うエリート隊員ってことで、もっとこう見るからに凄いオーラをバリバリ出してるようなのを想像してましたが
全然そんな感じじゃなくて物腰柔らかな一般人って感じですね。ぶっちゃけた話マスオさんみたいな雰囲気だわ!(えー
「えぇー?弓場隊のことを知らないのかい!?」とかそんな感じのこと言いそう。
さてともかく、そんなマスオさんからさっそく弓場隊の話を聞くことになりますが…

「ゆばさんってどんな人?戦力的に」

「そうだね〜。一言で言えばタイマン最強。弓場さんの1体1の強さは
 トップクラスだと思うんだよなあ、太刀川さんとかともいい勝負してたし」

ってなんと、弓場隊の隊長である弓場さんは1対1でなら太刀川さんともやり合えるレベルだという
とんでもない実力を持っていることが発覚!マジかよオイ!B級隊員でありながらそんなにも強いのか!?
俺としてはてっきり、今回の弓場隊っていうのは、もうそろそろB級ランク戦が佳境な中でまだ本編に出てきたことがないから
「B級ランク戦が終わる前に顔見せで出しとくか」っていう意味合いでの登場なのかなと思ってて
要するに強さうんぬんよりも顔見せのために出てくるんじゃないかと思ってたんですが、いやはや全然そんなことはなかったようで
タイマン最強を誇るガチの強豪チームとしての登場ってことになりそうですね

それにしても弓場隊がそれだけ強いってなると、今度の試合で戦う二宮隊、生駒隊、弓場隊
どのチームも本当に油断ならない強豪ぞろいの戦いになるんだなって気がしますね
まず二宮隊はもはや説明するまでもないほどぶっちぎりで強いB級最強チームだし
生駒隊は二宮隊・影浦隊のような「実質A級」の奴らを除けば、一番順位の高い「実質B級」最強チームだし
弓場隊はタイマンでの強さに特化していて、太刀川さんともやり合えるぐらいのタイマン最強チームだし
どのチームもある意味最強と呼べるような強豪ばかりで、B級ランク戦を締めくくるのにふさわしいチームが集まったなって感じがしますね

「あのう…里見先輩は二宮さんのことも尊敬してるって聞いたんですけど」

「ん?そうだね!おれほどの二宮さん信者はいないね!」

ってここで、ついでだから二宮の情報も聞き出しておこうと里見さんに話を振るオサム。
どうやら里見さんは二宮大好きマンってぐらい二宮を尊敬しているようで、
自分でも信者だと胸張って言うくらいに二宮をよく知ってるみたいです。へー
ちなみに俺は二宮のことをどう思ってるかというと、まったく逆でいけすかねー奴って感じですね(えー

たとえば二宮の話をする時は「二宮の野郎」と口グセのように語ったりだとか
もし俺が二宮と試合するとなったら「二宮は俺が潰す!!」って息巻いたりだとか
とにかくひたすら二宮に噛み付いていくような、そんな感じになると思うんですよね
まあそんな風に二宮に噛み付いていったら絶対返り討ちにされるんだろうけど(えー
多分それでも「くそが…いい気になってんじゃねーぞ二宮!!」って感じで
相変わらず噛みつき続けるみたいな、俺にとっての二宮はそういう「いけすかねー奴」とか「いつかギャフンと言わせたい」とか
そんなタイプの相手だなって思いますね

「里見さんから見た、二宮さんの強みってどこですか?」

「一言でいえば…」



「タイマン最強」

「!?」

って、オサムが二宮の強みを聞いてみたところ、さっきの弓場さんの時とまったく同じ言葉で返す里見さん!
おいこらあー!!ふざけんな、どっちともタイマン最強って一体どういうことやねん!
矛盾したことをぬかしおって二宮信者の話を聞いた俺が馬鹿だったぜ!!(えー

「タイマン最強って弓場さんの時も言いませんでしたっけ!?」

「あははは、言ったね〜。ていうかおれの戦い方って、
 二宮さんの戦法を弓場さんの技術で真似してるとこあんのね」

ただ、里見さんがこの2人をタイマン最強と思うのは理由があったようで、
里見さんから見てこの2人の戦法というのは見習うべきところが多く、
実際にそれを真似することで自分の強さに繋がっているようです。
ふむ…A級4位チームのガンナーがそう言うってことは、2人ともよっぽどレベルが高いってことなんだろうな
そういうことなら二宮信者の話でもいちおう許してやるか…(えー

「二宮さんには1対1のめちゃつよ戦法があって、
 細かく割った数重視の弾と、大きく割った威力重視の弾、
 この2つを緩急つけてフルアタックするんだ」



「細かい弾で相手のシールドが広がったところをでかい弾でカチ割ったり、
 逆にでかい弾で集中シールドを誘っておいて細かい弾ですり潰したり…
 二宮さんの腕とトリオン量が合わさると、このシンプルな揺さぶりがめちゃめちゃ強いんだよね」

「あのう…一応ぼくたち次の試合で二宮隊と当たるんですけど、
 そこまで二宮さんの手の内明かしちゃっていいんですか?」

「全然いいよ〜、みんな知ってることだし、知ってても防げないから。
 一度つかまったら削り殺されると思った方がいいよ、マジで」

ってそんな中、今度は二宮が使っている必勝パターンについて力説し始めた里見さん。こういうとこ二宮信者らしいよな
ここで語られている戦法っていうのは要するに、二宮が敵と1対1になった時には
敵のシールドをやすやすと突破するための必勝法があるってことですよね

その必勝法っていうのが、細かい弾とでかい弾の2種類を同時に用意するってことで、
相手が細かい弾を防御しようとシールドを広げれば、でかい弾でシールドを叩き割り
相手がでかい弾を防御しようとシールドを狭めれば、細かい弾で体中を攻撃して蜂の巣にする
っていう
そんな二択によって成り立っている戦法のようです。要するに、二宮と向き合ってシールドで防御しようとしても
並の隊員だったらまったく防御させてもらえずにやられてしまうってわけですよね

ただ、この話を聞いて思ったのは、たぶん千佳ちゃんのシールドだったら耐えられるよなってことなんですよ
そのへんの隊員のシールドだったら、二宮にでかい弾を撃たれると簡単に割られてしまうわけですが、
しかし千佳ちゃんのシールドに関しては防御力がとてつもなく高いので、二宮がでかい弾を撃ってきてもきっと耐えられると思うんですよね



たとえばこんな風に両手シールドでフルガードすれば、
でかい弾の直撃にも耐えつつ、細かい弾の弾幕も通さないっていう、千佳ちゃんならではの防御が可能になると思うわけで
あとはしおりちゃんが言うようにヒュースに攻撃させれば、二宮の弾幕にも撃ち負けずに正面から戦えると思うので
そういう意味じゃしおりちゃん考案のこの戦法って本当にかなり有効な気がしますね
今まで正面からの撃ち合いで無敵とされてきた二宮を、真っ向からその土俵で圧倒して
二宮の鼻っ柱をへし折ってやるみたいなことが可能になるかもしれません。くっくっく楽しみにしておけよ二宮よぉ(えー

「ていうか今のランク戦でも、どうやって二宮さんの戦法を破るかよりも、
 二宮さんとできるだけ1対1にならないって方向に対策が取られてるんだよね。
 うっかり二宮さんに狙われちゃった時は、ひたすらガン逃げして時間稼ぎするか、
 もう死ぬ前提でなんか仕事するか…っていう感じ」



さらに里見さんの話によれば、二宮と正面切って戦えるようなB級隊員はマジで誰もおらず
みんな二宮との戦いを避けて逃げるか、死ぬことを前提にして動くかっていうようなことしかできないみたいです
そのイメージ映像としてゾエさんが使われてますが、まさにゾエさんはそういう戦いしてましたね

これについては俺も前々回の感想で語ったことがあると思います
ゾエさんが二宮に狙われてしまった時の動きというのは
 
 

まず最初にガン逃げしながらひたすら二宮との戦いを避けて時間を稼ぐってことを徹底し、
最終的にいよいよ追い詰められてしまった時でもあえて二宮とは戦わず
自分が死ぬことを前提にして仲間の援護を行ったっていう、そんな動きをしてましたからね

そもそもがゾエさんも1対1に強いヘビーガンナーと呼ばれているわけですが、
そのゾエさんを持ってしても二宮相手の撃ち合いではまるで勝ち目がないから
こういう立ち回りをせざるを得ないってことだと思います。

そうなるとやっぱり、ゾエさん以下のB級隊員もみんなこういう動きになっちゃうんでしょうね
正面からの戦いでは絶対に勝てないから、二宮との戦いはとことん避けようとするっていう。
もはやそれがB級の常識でありお約束になっているということだと思います。ただそうなると、
そんな常識に風穴を空けられるのが千佳ちゃんとヒュースなので
この2人の存在は非常に重要な切り札となりうるっていうか、二宮との戦いにおいてはこの2人がカギを握ることになりそうですね

「あのう…素朴な疑問なんですけど、
 タイマン最強の2人が戦ったらどっちが強いんですか?」

って、さっきから二宮の話が続いてましたが、ここで話題を弓場さんにも戻して
「タイマン最強の2人が戦ったらどっちが強いの?」と質問しはじめたオサム。
お前そんなゴールドマンとシルバーマンが戦ったらどっちが強いの?みたいな質問するとかそんな…(えー



「普通に戦えばやっぱ二宮さんだよね!
 トリオン能力高いし、そのぶん射程もあって戦い方も幅広いから。
 でも、入り組んだ地形で弓場さんの間合いに持っていけるなら、弓場さんの方が有利な気がする」

がしかし、そういった一歩間違えれば劇薬になりかねない質問にも快く答える里見さん
この人が冷静でよかったわ…それと「2人ともタイマン最強」っていう理屈についても
状況によって2人どちらにも勝つチャンスはあるっていう意味で、
どっちか1人だけが強いと言い切ることはできないってことみたいですね



そして今度は、弓場さんがなぜ二宮に対しても勝つチャンスを作れるのか解説し始めた里見さん。
そのキーポイントとなるのはどうやらシューターとガンナーの動作の違いを突くってことのようですね
というのも、二宮のようなシューターは弾を打つまでに
キューブを出す、キューブを割る、敵を狙う、弾を撃つという4段階の工程が必要となるわけですが、
弓場さんのようなガンナーはキューブを生み出す必要がなく、
敵を狙う、弾を撃つという2段階の工程だけで弾を撃てるので、その速さによって二宮を倒すチャンスを生み出せるってことみたいです

つまりどういうことかというと早撃ちで二宮を倒すってことですよね
二宮が弾を生み出すようなスキを与えず、神速のような早撃ちで一気に倒す。それさえできれば弓場さんが勝つということでしょう
さっきの里見さんの話からしても、「弓場さんの間合いに持っていければ弓場さんが勝てる」とのことなので、
間合いというのは早撃ちで勝負が決まる接近戦のことを言っているんだと思います

弓場さんが二宮のふところに潜り込み、早撃ちのスピード勝負に持ち込むことができれば弓場さんの勝ち、
逆に弓場さんの接近を許さず、遠距離からの削り合いに持ち込むことができれば二宮の勝ちっていう、
多分そういう話だと思うんですよね。そしてそのいいとこ取りをしているのが里見さんっていう
そんな関係なんじゃないのかな。里見さんが2人の戦法を真似してるっていうのは、接近戦での早撃ちは弓場さんの真似、
遠距離での削り合いは二宮の真似っていう、そういう意味なんじゃないかと思います

「間合いに入ってよーいドンなら、弓場さんみたいな近距離ガンナーに分があると思うんだよね」

「なるほど、それは確かに…里見先輩がガンナーをしてるのも、
 そういう優位性があってのことなんですね」

「いやいや!そんな頭いい感じじゃないよ!
 おれは単純にシューターに向いてなくてさー、焦ると弾が変な方向に飛んじゃって…」



って今度は里見さんのスタイルについての話になりますが、
里見さんは頭であれこれ考えながら戦うシューターがたいそう苦手らしく
動きを体に覚えさせて反射で戦うガンナーの方を好んでいるってことみたいですね

ふむ…そういう意味じゃオサムとはまったく逆のタイプって気がするなー
オサムは色々と作戦を考えながら知恵と工夫で戦うシューターですけど
里見さんは細かいこと考えずに感覚と反応で戦うガンナーが性に合ってるってことですよね
感覚と反応で戦うって意味では影浦なんかと似てるかもしれないですね

あいつなんかまさに野獣のような感覚と反応が武器のキャラだから、
そういう自分の性に合ったスタイルを選ぶというのも大事なことだと思います
たとえば、里見さんがずっと苦手なシューターのまんまだったら
今みたいなA級隊員でバリバリ戦う立場になってなかったと思うんですよね

どんなことなら上手くできて、どんなことなら上手くできないのかってことをちゃんと理解するのは、
その人を活かすためにとても重要なことだと思うので、こういった話は非常に興味深いですね

「今日はお話が聞けてよかったです、近いうちにお礼させてもらいます!」

「いやいやこれぐらい全然!んじゃ三雲くんまたね!」

「はい、ありがとうございました!」

「おっ、メガネくんお疲れ〜。最終戦に向けての情報収集か?」

「はい、里見さんに二宮さんのことを聞いてました」

「うんうん、横のつながりいいね〜」

と、これにて今日のところは里見さんとの話が終わり、お礼を言って別れることになったオサム。
そんな矢先にちょうど迅さんが現れ、「いやー里見さんに二宮さんの話を聞いてたんすよ」
なにげなく話すオサムでしたが…

「それにしても、1位に1位の話を聞くとかなかなか贅沢だな」

「……え?1位?」

「そうだよ。No.1ガンナー里見一馬。
 ガンナートリガーを使う全隊員の現トップだ」



ゲゲェーーーーッ!?
いやちょっ…里見さんあんたそんなとんでもない実力の人だったの!?マジで!?
俺なんかそうとは知らずにモブキャラみたいとかマスオさんみたいとか
さんざんなこと言ってたんだけど!?(えー  いやはやこれは失礼なことを…

いやまさかガンナー1位が里見さんだったとは夢にも思わなかったです
弓場さんと二宮のいいとこどりをしているって話でしたが、
それによってよほどハイレベルな実力を身につけたってことでしょうか

俺の見立てでは接近戦で弓場さん、遠距離戦で二宮の戦い方を参考にしているとの予想でしたが、
それが正しければ里見さんは接近戦でも遠距離戦でも非常に強く、
距離を選ばず活躍できるスキのないガンナーである
ってことでしょうか
なにしろナンバーワンになるほどの人だしな…これはまたとんでもない男が現れましたね
一体どんな戦い方をするのかぜひ1度見てみたいです

それと里見さん自身は自分の順位を知らないってことだから、この人たぶん相当な天然系の人なんだろうな
そして天然ゆえに小難しく考えるのは苦手で、感覚に身を任せるような戦い方を好むっていう
そんなタイプの人のように思います。なんにしろ、B級ランク戦とは直接関係ないけど
また1人興味深いキャラが増えたことで今後が楽しみですね。それでは次回に続く!



ジャンプSQ感想:ワールドトリガー 第181話「弓場拓磨」

「どうもどうも、はじめまして」

さて今回のワートリですが、冒頭の場面ではなんと次の試合で戦う弓場隊の部屋にユーマが直接乗り込むシーンとなっております
ただ、乗り込むとは言っても殴り込みをかけにやってきたわけではなく、
ちゃんとアポイントを取って弓場さんと話す約束を取り付けたようですね
そんなわけで部屋に入ってみると、そこには1人のメガネ男がユーマを待ち受けていたわけですが…

「よく来たな…空閑ァ…」
!?

オ…オイ"鰐淵"サンだぜ!?(えー
なんとそこにいたのは、まるで鰐淵サンのごとくピリピリした威圧感を放つ不良の男!この男が弓場さんなのか!?

!?

この弓場拓磨19歳、どうやらガチでブチ切れやすいチンピラ風の性格をしているようなので、
弓場さんというより"弓場"サンとお呼びした方がいいかもしれません(えー
もしくは親しみを込めて"拓磨"クンとか…ってちょっと待て、名前が拓磨?拓磨ですって!?
それってもしかしてあだ名は"拓"ってことじゃないんですか!?

!?

なんかさっきから特攻の拓が頭の中で渦巻いてるのは俺だけか!?(えー
まさかワートリ読んでて特攻の拓を思い出すことになるとはなー、世の中わからんもんやで
さてともかく、そんなチンピラの"弓場"サンと直接対面したユーマでしたが…

「帯島ァ!!」

「ッス!」

「客だ。挨拶(アイサツ)しろ」

「ハ、ハイ」

 

そんな中で登場したのが、帯島という弓場隊の隊員であります
どうやらキレやすいチンピラの弓場サンとはうってかわって気弱で穏やかな性格のようで、
一言で言うなら弓場サンの舎弟といったところじゃないでしょうか(えー

「帯島ァ…ブルッてんのかテメェ!!シャキッとしろやコラァ!!」

って、そんな舎弟のおとなしい挨拶が気に入らなかったのかめちゃめちゃキレまくる弓場サン!
まあ不良と言ったらナメられたら負けみたいなところあるから、
ボソボソ声で喋らずでっけぇ声でガツンと自己紹介しろってことなんでしょう。要するに弓場さんが言いたいことは

てめーは誰なのか!?
この俺にでっけェ声で
言ってみろ!?
あぁ!?

ってことなんだろうと思います(えー  この人って本当に特攻の拓と親和性高いよな
ともかく、もう一度自己紹介をやり直せと命じる弓場サンでしたが…



ちゃんと言う通りにがんばって挨拶する帯島ちゃんかわいいですね
おとなしい性格なのにこれだけ一生懸命声を張って挨拶してるのが好感持てます
挨拶の前にめっちゃ深呼吸してるのとか見ても慣れてなさそうでかわいい

ちなみに帯島ちゃんはこう見えてれっきとした女の子です
なにげにワートリ界隈でもかわいいと話題になってて、登場からわずか数日にも関わらず
イラストが多数描かれたりするなど注目の女子キャラですね
特に岡田コウがめっちゃ反応してるのでやばいですよ帯島ちゃん!
岡田コウは以前に千佳ちゃんのエロ同人誌描いてた作家だから
これはもう帯島ちゃんもそうなるのは時間の問題だな…(えー

「空閑先輩、以後よろしくお願いします!」

「こいつはオメェの試合見てシビレッちまったらしい。仲良くしてやってくれや」

「ほうほうそれは光栄です、おたがいがんばりましょう、おびしま少年」

「あっ…」

「(ビキィ)オイコラ空閑ァ…!!」

とその時、帯島ちゃんのことを男とうっかり間違えてしまい、弓場サンからの怒りを買ってしまうユーマ!
仲良くしようって言ってるそばから!これはあれなのか、弓場サンは帯島ちゃんのことを
"激マブ"な女(ナオン)だと思っているんだろうか(えー
なんにしろ、帯島ちゃんを男呼ばわりすると弓場サンがめちゃめちゃキレてしまうようで…

「たいへん失礼いたしました」



「つつしんでおわびいたします」

「えっ、いやそんな…」

「土下座とはいい心がけじゃねーか空閑ァ…詫びのついでに帯島に稽古つけてやってくれや」

ってなんと深々と土下座してまでさっきの一言を謝るユーマ!これってあれだろうか
前にやってた千佳ちゃんの土下座に続く玉狛土下座シリーズみたいなやつだろうか(えー



というかこうして画像を並べてみると本当にそっくりな土下座してんな!
葦原先生的にこの土下座シーン気に入ってるんだろうか、
俺としては千佳ちゃんのまんまるな尻が見れて気に入ってますけど(えー

まあそんな土下座の話は置いといて、とにかく男呼ばわりしたことを謝罪したユーマですが
「謝罪ついでに帯島に稽古つけてやってくれや」と弓場サンに言われたことで
帯島ちゃんとの模擬戦を始めるという展開に…



「(ピキピキ)オイ空閑ァ!!露骨に手ェ抜いてんじゃねェぞコラァ!!」

がしかし、そんな模擬戦において思いっきり手抜きの接待プレイをしまくった結果、
またも弓場サンに激怒されてしまうユーマ!結局また怒られるんかい!
さっき怒られて謝ったかと思ったらまた怒られるっておい!謝った意味がねえー!!
そんなわけでとにかく弓場さんに怒られまくるユーマですが…

「本気でやれコラ本気で!!」

「じゃあゆばさんが相手してよ」

「断る。次の敵に手の内晒すバカがいるか?」

「それを言ったらおれも同じなのでは…」

「おめェーは帯島にやらかした分があんだろうが。その分キチッと払っていけや!」

って、せっかくだから弓場サンに相手してほしいと頼むユーマですが、いともあっさりと断られてしまい
「お前がやらかした分を払っていけ」と言われることに…ははあなるほど、弓場サンが言いたいのってつまり
キッチリ"落とし前"つけていけやコラってことなんでしょうね
さっき帯島ちゃんに失礼なことを言った件について、しっかり"ワビ"を入れろっていう…
まあそれについてはさっき土下座したんですけどあれじゃ払い足りなかったってことなんだろうか(えー

「自分も本気の空閑先輩と戦ってみたいッス!」

「ふむ…じゃあ1回だけ」



ってそんな中、ついにやる気になって本気を出し始めたユーマ!
そして帯島ちゃんと激しく斬り結びますが、その中でいきなり手裏剣みたいな武器をぶん投げてますね
スコーピオンってこういう手裏剣みたいな形にもできるのかぁ。相変わらず多彩な武器だよなーと思ったその時!

ドスッ!



「…!?さっき投げたやつが!?」

なんと地面に刺さった手裏剣がいきなり伸びて帯島ちゃんに突き刺さるという不可解な現象が!
これはスコーピオンの新兵器なのか!?それにしてもこのページの帯島ちゃんめっちゃ可愛いな(えー
まさに女の子のようなポーズでやられてるのが可愛い。帯島ちゃんって見た目はボーイッシュだけど女の子っぽいしぐさが出るところがいいよな

「先に投げておいたやつに、地面の下からスコーピオンを繋げて変形させた。
 カゲ先輩のマンティスの変化版だよ」

そして伸びる手裏剣についても種明かしをするユーマですが、なんと手裏剣が地面に刺さったと同時に
ユーマが足の裏からスコーピオンを伸ばして手裏剣と連結させ、
それによって再び手裏剣の形をコントロールし、自在に伸ばして攻撃を行ったんだという…



いやいやほんとスコーピオンの応用の幅広すぎやろがい!
どんだけ色んなことができるんだこの武器は!まさかスコーピオンを飛び道具のようにぶん投げて
さらにそこへ別のスコーピオンを連結して形を自在に変えるとか、マジで目を丸くするしかないぐらい驚きの戦法ですよ
つくづくスコーピオンってあらゆるアイデアを形にしてくれる本当にすごい武器だよな
この前の試合では孤月がいいとこ見せてましたが、今回でまたやっぱスコーピオンってすげえわって
スコーピオンの株がドーンと上がった気がする。どこまでも株を上げていくスコーピオンに果たして孤月は追いつけるのか…

く…くそったれ
スコーピオンめ…

い…いつもだ…

いつも弧月より
一歩先をいきやがって…!
まったくアタマにくるやろうだ…
追いついたと思ったら
また突きはなしやがる…!

っていうこんなイメージですね(えー
まあ次の試合では、弧月使いとして上位のイコさんが出てくるから、イコさんの戦いっぷりに期待しようかな

(何をされたのか分からなかった…これが空閑先輩の技…!)

「こんな感じでOKですかね?じゃあ今日はこれで…」

「待てやコラ。"払い過ぎ"だぜ空閑ァ…
 釣り銭だ、1本だけ勝負してやる」

って、帯島ちゃんとの模擬戦を終えてそろそろ帰ろうとしたユーマですが
なんとその時、「払えとは言ったが新技は払い過ぎやろが」と今度は弓場サンが手の内を見せることに!
「まだ払い足りない」とか「今度は払い過ぎ」とかめんどくさいなもう!(えー
まあとにかく、本来の目的である弓場サンの戦いっぷりが見れるということなら、ユーマとしては願ったり叶ったりといったところでしょうか

「ほう…そりゃありがたい」

そんなわけでこの勝負を快諾し、もう一度模擬戦のフィールドに立つユーマ。
どうやら弓場サンは2丁拳銃を武器とするガンナーのようで、
ガンナーにしてはけっこう近い間合いからユーマとの試合が始まりますが…

ドドドドドン!!



うおっとぉー!?って試合が始まったその瞬間、目にも止まらぬ早撃ちをぶちかまし
一瞬でユーマをKOしてしまった弓場サン!やはり前回で語ったように近距離での早撃ちこそが弓場サンの最大の武器だということか
なんていうかあれですね、弓場サンってガンナーっていうより西部劇のガンマンみたいな感じの特殊な立ち位置ですね
「抜きな、どっちが素早いか試してみようぜ」てな風に、神速の早撃ちで勝負を決める素早さ特化のキャラであり、
その速さはすばしっこさに定評のあるユーマですら、動き回るヒマもなく一瞬で撃ち抜かれてしまうほど速いっていう

「なるほど…ログで見るよりずっと速いな…」

「見せてやんのはここまでだ」

「ゆばさん相手してくれてありがとね、試合でリベンジさせてもらいます」

「やってみろや、やれるもんならなァ」

そして弓場さんの早撃ちを身をもって体感したユーマですが、「なるほどね、試合ではリベンジしたるわ」
やられた借りはきっちり返す宣言をして去っていくのでした。それと弓場サンにしても、「見せてやんのはここまでだ」って言い方からして
まだまだ手の内は見せていない状態と言いますか、単純な早撃ちだけで終わるキャラじゃないって感じがしますね

さすがにタイマン最強と呼ばれるだけあって、そう簡単には攻略できないっていうような強敵感がありますねぇ
ちなみに俺だったら弓場サンとどう戦うかというととりあえず無視して帯島ちゃんを狙うかな(えー
こんな強敵のタイマン最強野郎はほっといて、今回ユーマに負けてた帯島ちゃんに目をつけて
「へっへっへこいつからポイント稼いでやるぜ」いやらしく狙うみたいな感じで…
まあ、あんまりそういう「弱い奴をいやらしく狙う」っていう戦い方は王子みたいで嫌なんだけどな…(えー



王子って俺からすると、二宮と並んでいけすかねー奴2大巨塔みたいな感じだから
あんまりこいつと同じ戦法は取りたくないところです
ちなみに王子といえば、こいつって弓場サンと意外な接点があるみたいですね
今回そのへんについて話す機会がなかったので、また後日ちょっと補足の感想を書きたいと思います


ジャンプSQ感想:ワールドトリガー 補足の話

というわけでこの間書き切れなかった補足の感想を書いていこうと思います
確か王子隊と弓場隊には意外な接点があるってことについて話す途中だったんでしたっけね
その接点っていうのが何かっていうとですよ、現在王子隊にいる王子と蔵内っていうのは
実は以前まで弓場隊にいたっていう設定があるんですよ
そんな設定がどこで語られてるのかというと、単行本19巻のおまけページです

そう、これによると、王子と蔵内はもともと弓場隊の一員だったと明記されており、
つまりこの2人も以前は帯島ちゃんのように「でっけぇ声でアイサツしろや!?コラァ!?」
"弓場"サンに怒鳴られていた可能性が…(えー  この2人よりも弓場サンの方が年上だから有り得ると思うんですよね

ちなみに弓場隊を抜けた理由については「自分のチームを持ちたかったから」ってことのようですが…
その理由で2人も同時に抜けるとかいい度胸してんなお前ら(えー
というか弓場隊を抜けた人物っていうと、実はこの2人だけじゃなくてもう1人いるんですよね
それが誰かというと、最新話で存在の語られていた神田さんというキャラですよ

この神田さん、つい最近まで弓場隊に在籍していたのが、「大学受験があるから」という理由でチームを抜けたという…
いやそれにしても、こうも立て続けに3人もチームを抜けるっていうのは一体どういうことなんだろうって気になるもんがありますね
さすがに偶然とは言いづらいですし、それと抜けた3人には奇妙な共通点があるように思うんですね
その共通点っていうのが何かというと受験生であるってことです

まず神田さんについては「大学受験を控えている」とさっきの場面で明言されており
実は王子と蔵内も高校3年生なので、普通に考えたら大学受験をする身なわけですよ
特に蔵内は進学校に通う身なので、まず間違いなく大学受験をするだろうと思うわけです

その3人が一斉に弓場隊から抜けたっていうのはどういうことなのか…やはりあれでしょうか、
受験生と言えば内申点がけっこう重要なわけですが、
弓場サンみたいなチンピラと付き合っていたら内申点に響くとかそういう理由かな(えー

いやマジで結構ありそうな気がする。特に蔵内なんて優等生の集う学校で生徒会長やってるぐらいなんだから
そんな超優等生の生徒会長ともあろうものがチンピラと付き合ってるとなったら、他の生徒に示しがつかないと思うんですよね
もしくは、自分たちの意志で抜けたというより、弓場サンがそうするように仕向けたとか。
たとえば「オメェらみたいなカタギの人間が、俺みたいなチンピラといつまでもつるんでるわけにいかねぇだろ」みたいな感じで
王子たちには真面目な世界でやっていくようにと気を利かせたとか…

そういう展開も意外とあるかもなと思うんですよね。なにしろ王子たちが弓場隊を抜けた後に選んだメンバーって
クソ真面目なカシオだし。実はこのカシオも別の学校で生徒会長をやっているという設定があるんですよね



そう、弓場さんのようなチンピラが率いるチームを抜けて、真面目な優等生だけで構成されたチームを作ったことからしても
やはりそこは「素行」っていう部分の影響が大きかったんじゃないかなと。
それと王子たちは今でも弓場隊メンバーと仲良くやっているとのことだから、
「こんなチームでやってらんねーよ」と不満に思って抜けたというよりは
「お前らは真面目なチームを作った方がいい」って弓場サンに勧められて抜けたってところじゃないでしょうか

そして神田さんにしても、受験で抜けるならいつでも早めに抜けられたのに
なかなかチームを抜けようとせずに受験の直前ギリギリまで粘っていたとのことだから、自分の意志で抜けたというよりは
弓場サンに説得されて最終的に抜けたとかそういう可能性はないでしょうか?



とりあえず、弓場隊のメンバーがどんどん抜けている理由について、俺が考えている理由はこんな感じです。
まだまだ妄想の部分が多くて不確定だから、今後詳しく語られることを期待したいですね


・7/8の記事の写真が逆になってます(当方、iPadで見てます) by みずたま

・大志さんこんにちは。ワートリ最新話の感想きてる!とページ開いたら画像全部逆さまになってて「!?」ってなると同時に
 大志さんの感想でもでかでかと「!?」ってでてめちゃくちゃ笑っちゃいました。
 あと逆さまになってるとユーマが接待プレイしてる画像、ユーマが変な踊りしてるようにみえてさらに面白かったです。
 本題ですが、今回初登場の帯島ちゃんいいですね……褐色ボーイッシュ後輩キャラとかもう最高じゃあないですか!
 一気に好きなキャラランキング上位に食いこんでしまいました。
 ワートリ界隈でも話題に……と書かれていましたが、大志さん自身的にはいかがですか? by 帯島ちゃんに落ちた男

ふむ…7月8日のワートリ感想の記事で、「画像が逆になってる」とのコメントがいくつか来てますね
また例によって謎の画像反転現象が起きてしまったというわけですか
前にも確かソーマの感想書いた時に同じ現象が起きたっけなー、なんでこうなるのかほんと謎ですよね

ただまあ、原因としては謎なんですけど、「多分こうすれば直る」ということに関しては俺に考えがあるので
実際いまその処置をやってきたところです。多分これで治ったんじゃないかな?よかったら確認してみてください
あと帯島ちゃんについて俺がどう思うかってことですが…まあやっぱり可愛い女子キャラだなって思いますよ



本編の感想でも書きましたが、特にこの場面とか女子っぽいポーズで可愛いなと思ったし。
まずそういう「可愛い女子だな」と思ったのがひとつ。その他に思ったのは、これも感想で書きましたが
「次の試合ではコイツを狙えば点が稼げそうやな…」っていう
得点を稼ぎやすいカモ扱いみたいな薄汚い発想ですかね(えー

いやマジで、というのも帯島ちゃんがユーマと手合わせしたシーンを見て思ったんですが、
帯島ちゃんの戦闘力は、俺の見立てだと個人ポイント7000前後のレベルのように感じたんですね

要するにこのへんのメンバーと同じくらいの強さのように感じたってことです
B級としてはあくまでも平均的な強さであり、それを上回るようなレベルにはまだ達していないキャラだろうなと。
実際、帯島ちゃんはユーマ相手にまともにやり合ったら勝てないぐらいの実力差があるように感じられたので、
これならユーマやヒュースのようなエース格をぶつければ、まず間違いなく帯島ちゃんは落とせるだろうと思ったわけです
もしかしたらオサムでも連携がしっかりしてればワンチャン狙える相手かなとも思いましたね

実際、このところオサムは連携によって王子隊のカシオや香取隊の雄太を撃破しているので
帯島ちゃんがこのレベルであれば、オサムでも得点を狙っていくことは可能だろうって気がします

さらに、帯島ちゃんが狙い目である理由は他にもあって、その理由というのは
弓場隊がタイマン重視の部隊であるってことなんですよね
弓場隊の戦闘スタイルについては里見さんが語っていたわけですが、
弓場サンが敵の1人とタイマンを張り、他のメンバーは神田さんを中心として他の敵をさばくっていうのが基本の形だったそうで。



がしかし、そんなメンバーの統率役である神田さんがつい最近チームを抜けてしまったことで、今の弓場隊っていうのは、
弓場サン以外のメンバーのまとまり具合に不安を抱えている状態になっていると思うんですね
実際、神田さんが抜けた穴は大きく、弓場隊はそれによって順位を落としているとこなみ先輩の口からも語られているので、
つまり今の弓場隊っていうのは弓場サン以外のメンバーが狙い目であるってことだと思うんですよ



おそらく、弓場サンがタイマンを張っている間の帯島ちゃんの立ち回りっていうのは、今かなりぎこちないものになっており
他のチームにしてみればそれが絶好の狙いどころになるんじゃないかと思うんですよね
なのでまあ、「落とすのはまず弱い奴から」というワートリのセオリーに従うなら、
帯島ちゃんは絶好のカモであり、真っ先に狙うだけの意味はあるなと思うわけです

ただ、ひとつ不安要素があるとすれば、そうやって露骨に帯島ちゃんを狙って執拗に追い回して倒したとなったら
おそらく弓場サンが黙っちゃいないだろうってことなんですよね



なにしろ弓場サンって、帯島ちゃんのことを男か女か間違えただけでこれだけ怒るような人だから
もしも敵が帯島ちゃんを露骨に追いかけ回してさんざん痛めつけて倒したとなったら、
その時の弓場サンの様子っていうのはおそらく

多分このぐらいは
ブチ切れるだろうと思うんですよね
(えー

これって幽遊白書の幽助が、自分の留守中に仲間をボコられた時の反応なんですが
不良キャラっていうのは基本的にこういうところあると思います。
仲間意識が強くて、もしも仲間がやられたらカタキを討ってやらなきゃ気が済まないというか
特に自分のいないところで仲間を狙われたりするようなのは大嫌いで、そんなことがあったような日には
「ウチの帯島をよくもやりやがったなコラァ!!」って敵陣にカチコミかける
ぐらいのことはやると思うんですよね

←イメージ図

つまりですよ、帯島ちゃんというのは落としやすく狙いやすいかもしれないけど
それをうかつに狙ってしまうと怒り狂った弓場サンが逆襲しにやってくるという
そんなリスクがあるんじゃないかと思うんですよね
弓場サンといえば初対戦のユーマをたやすく撃破したほどの男で、あの二宮が相手でもワンチャン勝てるぐらいの実力者ですから
そんな弓場サンに襲われるようなリスクはなるべく避けたいだろうなと…それが帯島ちゃんを狙う場合に気になることですね

ちなみになんですけど、「仲間をやられたらカタキを討ちに動きそう」っていうのは
実は弓場サンだけじゃなくてイコさんもそのタイプだと思うんですよね
というのもですよ、イコさんって前の試合で玉狛や王子隊と相対した時、
玉狛と王子隊のどっちから先に狙うかって場面で迷わず王子隊を選んだんですよね
それがなんでかって言ったら、王子隊には仲間をやられてしまった借りがあるからっていう…



つまりイコさんもまた、こう見えて仲間のカタキを討つってことに関しては意外と気にするタイプというか
ヘタに生駒隊のメンバーを倒そうとすれば、イコさんに逆襲されるっていうリスクを背負うことになると思うんですよね
実際この前の試合では、王子やユーマが生駒隊メンバーを倒したその瞬間に
イコさんに逆襲されて手痛いダメージを受けているんですよ

たとえば王子の場合は、生駒隊の水上を襲って倒したその瞬間に
イコさんが逆襲してきて左足をぶった斬られてしまったわけで

次にユーマの場合は、生駒隊の隠岐を襲って倒したその瞬間に
イコさんが逆襲してきて胴体をぶった斬られてしまったわけで

なのでイコさんってああ見えて割と逆襲に関しては定評のあるキャラと言いますか、
「仲間がやられた瞬間の旋空弧月」に関しては非常にしっかり当ててくる印象があるんですよね
実際、この時の試合でイコさんが旋空弧月を相手に直撃させたのってこの2回なんですよ

王子の左足に直撃させたので1回、ユーマの胴体に直撃させたので1回。
その他は結構ブンブン振ってたものの、ちゃんと相手に当たってはいませんでした
そういう意味では、イコさんの旋空弧月が最も当たりやすい瞬間というのは
生駒隊メンバーが敵にやられた瞬間であり
敵からしてみれば、ヘタに生駒隊メンバーに手を出せばイコさんにぶった斬られるリスクがあるってことですよ

それがけっこう俺的に気になることなんですよね。
生駒隊メンバーに手を出してイコさんに逆襲されるリスクと、帯島ちゃんに手を出して弓場サンに逆襲されるリスク。
「落とすのはまず弱い奴から」っていうセオリーに従うなら、帯島ちゃんや生駒隊メンバーを狙うのはアリかと思いますが
しかしこの試合に関しては逆襲されてしまう危険性がかなり大きそうっていうか
イコさんや弓場サンに逆襲されて玉狛の戦力を削られた結果、二宮隊と戦うような余力がなくなってしまうっていうのが、
セオリー通りに動いた場合の恐いところだなって思いますね

俺的にこの2人っていうのは、玉狛からすると正面からぶつかるよりも
二宮隊にぶつける戦力として使いたいって思いますね
やっぱり次の試合だと二宮隊がぶっちぎりで強いわけですから、二宮の牙城を崩すためにも
弓場サンやイコさんのような、飛び抜けた強さを持つ隊員をぜひとも上手く使いたいと思うわけで。

というかここまで話してて思ったんですけど、イコさんと弓場サンって意外と似たとこあるんじゃないのかなって気がしてきました
隊員の特徴としてもよく似てると思うんですよ。たとえばイコさんってポジション的にはアタッカーですよね。
アタッカーといえば基本的には近距離戦が得意で、中距離や遠距離は苦手としているわけですが
しかしイコさんには生駒旋空という特技があり、これによって中〜遠距離からでも一撃必殺を狙えるわけで
つまりイコさんっていうのは距離を選ばず戦える異色のアタッカーだと思うんですよ

次に弓場サンなんですが、弓場さんってポジション的にはガンナーですよね。
ガンナーといえば基本的には中〜遠距離が得意で、近距離は苦手としているわけですが
しかし弓場サンには超速の早撃ちという特技があり、これによって近距離からでも一撃必殺を狙えるわけで
つまり弓場サンっていうのは距離を選ばず戦える異色のガンナーだと思うんですよ

そういう意味で2人はよく似てるなと思うわけです
あとこの2人ってどっちも19歳なので年齢的にも似てるんですよね
なので俺的にけっこう注目してるんですけど、次の試合で果たしてどうなるか…



それと19歳男子といえば、この間の嵐山さんの話で19歳男子旅行を決行したとの一言がありましたが
その旅行にはイコさんや弓場サンも行ったってことでいいんですかね?
イコさんについては「迅とかと一緒にキャッキャしてる」との一言があるので仲良くやってそうですが、
弓場サンはどうなんだろう…あの不良っぽい性格でもちゃんと仲良くやってるのかどうか気になるぜ
とりあえずまとめ役のザキさんが大変そうなのは確かですよね(えー
ザキさんはたぶん不良の生徒を世話する先生みたいな立場になってると思う。うーむこれは19歳組の絡みを実際見てみたいぜ


・初めまして。ワートリ感想一気に読ませて頂きました。この広いワートリ界において戦闘に関する分析・考察は
 大志さんが一番だと思っています。スプラトゥーンなどのゲームネタを絡めた語りも笑わせてもらっています。
 鋭い考察とおもしろネタの緩急がたまりません。私もザキさんの名前見たらそれだけで喜んでしまう病なのですが、
 ROUND5の柿崎の判断は悪くないだろ!香取隊3人もいて千佳を抑えられなかったのが悪いだろ!と思っていたので
 大志さんがフォローしてくれてとても嬉しかったです。隊員全員冷静で能力が高い柿崎隊がランキング中の下にいるのはしっくりこないのですが、
 柿崎の方向性がランク戦より実戦向きだからかなと思いました。ランク戦は死なないからミスしてなんぼ、ベイルアウトしてなんぼの世界だから……。
 ミスが許されない実戦や普段の防衛任務の成績はよさそうなイメージです。これからも感想を楽しみにしています。 by S

Sさんこんにちは、どうやら柿崎隊が大のお気に入りってことみたいで、俺としては仲間がいてくれて嬉しいです
「柿崎隊はランク戦よりも実戦向きのチーム」ってことですが、俺もその通りだなって思いますよ
というのもね、時枝先輩のセリフで「大規模侵攻の時にまったくベイルアウトせず戦い抜いたB級チームは柿崎隊だけ」って言葉があったじゃないですか
あれって実はめちゃめちゃ凄いことだと思うんですよ、なにしろ柿崎隊が大規模侵攻で戦ってた相手ってただのザコ敵とかじゃなくて
とんでもねー強さのボス敵でして、それが誰かっていうとランバネインなんですよ



そう、ランバネインといえば大規模侵攻の中でも有数の超火力キャラと言いますか
圧倒的な砲撃でボーダー隊員を次から次へと粉砕したわけですが、
そんな火力のバケモンを相手に戦いながらしっかり最後まで全員生き残ったっていうのが柿崎隊の凄いところだと思うんですよね

しかも、ただ単にランバネインと戦ったっていうだけじゃなくて、
柿崎隊の面々はランバネインにトドメを刺す時にもしっかりアシスト役として貢献してるんですよ
その時にどんな動きがあったかというと、まずは米屋がランバネインを仕留めるために
「弾で獲物を追い込んでくれ」って弾幕でランバネインを追い込む指示を出したわけですね
そんな米屋の指示に応えるべく、弾幕を張ったキャラというのが出水、東さん、ザキさんの3人です



そう、この場面って「しっかり仕留めろよ槍バカ!」って言ってる出水が一番目立ってると思いますが
実は出水1人で攻撃してるんじゃなくてザキさん達と協力して攻撃してるんですよね
しかもですよ、ランバネインもただ黙って撃たれてるような奴じゃないのでもちろん反撃してくるわけですが、
その反撃に晒されたキャラっていうのが実はザキさんなんですよね



こんな風に、まるで爆撃のような砲弾の雨を降らされてしまったザキさんですが、
間一髪それをかわしてちゃんと生き残ってるという。
ランバネインが「飛び回りながらだと狙いが定まらん」と言ってるのも弾が当たっていない理由ですが、
そもそもランバネインが飛び回っているのはザキさん達が弾幕で追い込んでいるからなので
ザキさん達の攻撃によって敵の攻撃が逸れ、それが生き残ることにつながっているという
つまりザキさんは逃げながら生き残るのではなく、戦いながら生き残るというすばらしい立ち回りがしっかりできているわけですよ

さらにこの後、ランバネインの飛行ルートを読んだ米屋が突撃するわけですが
この時ランバネインの反撃から米屋を守るために、4人のキャラが一斉にシールドを張るんですよね



その4人が誰かっていうと、来馬さん、緑川、奥寺、そして虎太郎(柿崎隊)なんですよ
つまり、ランバネインを仕留める瞬間にもしっかり柿崎隊メンバーがアシストに参加していて
それによって米屋はランバネインの撃破に成功したわけなんですね

ランバネインを追い込むための弾幕、そして米屋を守るためのシールド、
ランバネインを撃破するにあたって重要だった2つの要素のうち、その両方ともに柿崎隊が参加しているっていうのが
俺がめっちゃ柿崎隊は実戦で貢献してると思う理由ですね

ちなみに、それだけ柿崎隊はアシスト役として優秀だと思うわけですが、しかしこれがランク戦になると
アシスト役っていうのはあまり評価されなくて直接点を獲ったやつだけが評価されがちだと思うんですよね
たとえば、今の戦いでいうとランバネインを直接倒した米屋だけにポイントが入り、
そのアシストをした柿崎隊にはポイントが入らないみたいな。それがランク戦の仕様だから、
点を直接獲りまくるチームの方がどうしても上に行くし、柿崎隊のような目立った点取り屋がいないチームは伸び悩んでしまうという。

それが柿崎隊がランク戦で苦しんでる理由だと思うんですよね、ちゃんと実力のあるチームなのに
ランク戦では得点力の高さがモロに順位に響いてくるっていう事情があるから
得点に関してはあまり秀でていない柿崎隊は苦戦してしまうっていう。

もし得点力のあるエースが1人入れば、もうそれだけで柿崎隊は一気にジャンプアップすると思うんですけどね
実際、嵐山隊なんかも以前は伸び悩んでたのが、点取り屋の木虎が入ったことで一気に順位が上がったって言ってたし。
柿崎隊もまさにそのタイプだと思うので、点取り屋さえいれば順位がドカンと跳ね上がるだけのポテンシャルはあると思います
俺でよければいくらでも加入するぜザキさん!いつでも声をかけてくれよ!(えー


ジャンプSQ感想:ワールドトリガー 第182話「玉狛支部E」

さて今月のワートリですが、まずジャンプスクエアを買うと付録として下敷きがついてくるっていう
ちょっとした特別仕様になってますね。ちなみに電子版でも下敷き用イラストはちゃんと見れるので
電子書籍で見てるって人もそこんとこは安心していいと思います



それとこのイラストについて、「えっこんな描き下ろしイラスト描いて葦原先生の負担は大丈夫なの!?」
葦原先生の体を心配する声もちらほら聞こえてきましたが、それについてはどうやら
以前に休載した時にお蔵入りになったイラストなので、負担としては大丈夫なようです
葦原先生自身も、今回こうしてイラストを使ってくれてありがたいと作者コメントで語ってましたね

なので今回の下敷きについては素直に喜んでいい付録だと思います
葦原先生の体調についてはみんなどうしても敏感になっちゃうとは思いますが
とりあえず今回は安心してイラストを愛でていいんじゃないのかな



そして今回の本編なんですが、前回の話でいろいろと得た情報について
玉狛メンバーが共有する内容となってますね。情報の内容っていうと主に
弓場隊と二宮の戦闘スタイルについての話になりますが…

「ゆばさんはかなり強かったなー。ログで見るのと違って、構えが速すぎて目で追えなかった。
 シールド張るのも間に合わなかったから、見てからどうにかするのは無理だな」

そしてまずは弓場サンと手合わせした印象について語るユーマ。弓場サンといえばガンマンのような早撃ちが特徴的でしたが
「構えが速すぎて目で追えない」「見てからじゃシールドが間に合わない」という風に
本当に目にも止まらぬ神速の早撃ちってことみたいですね。とんでもねーなあの人
これってもはや、弓場サンの得意な射程で向き合ったらほとんどのキャラが瞬殺されるってことじゃなかろうか
そういう「1対1で瞬殺する」ってスタイルで弓場サンはタイマン最強って呼ばれてるんだろうな

「ほかのガンナーの"射程を使ってじっくり削る"ってスタイルとは、そもそもの考え方がちがうっぽい」

そんな弓場サンの戦闘スタイルについて、一般的なガンナーとは根本的に考え方が違うと語るユーマでしたが
じゃあそういう「一般的なガンナー」っていうのが誰なのかというと、ユーマが思い浮かべた人物は…



ザキさんだこれー!!
うおおおマジかお前!そういうガンナーで真っ先に思い浮かべるのがザキさんだったとは!
いやいやビックリしましたわ、一緒に写ってる犬飼や来馬さんもかなり実力のあるガンナーなわけですが
そいつらを差し置いてザキさんが一番前で一番でかく写ってるということに驚愕してしまった

ユーマお前の中でザキさんはそれほどまでに大きな存在だったのか!?
それとも今話してるのって、ガンナーとして優秀かどうかというより一般的かどうかって話だから
一番一般的なイメージのあるめっちゃ普通なガンナーがザキさんってことなんだろうか(えー
まあどっちにしろザキさんがこうして出てきただけでも嬉しいんですけどね
俺はザキさんが出てくるだけで喜んでしまう病にかかっている人間なので…

「トリガーの射程と弾数を切り詰めて、そのぶん威力と弾の速さにトリオンをつぎ込んでるのは間違いなさそう。
 対策としては分厚い壁で攻撃を防いで弾切れのスキを狙うか、オサムのワイヤーで追う足を鈍らせるか…」

「ヒュースくんのエスクードも使えそうだね!」

「あとはやっぱり、ゆばさんの射程の外で戦うのが大事だと思う」

「ということは、ぼくやヒュースの射程の長い攻撃か、千佳の鉛弾狙撃で狙うのがよさそうだな」

そして再び弓場サンの話に戻りますが、どうやら弓場サンの戦闘スタイルというのは
圧倒的な強みがある一方でいくつかの弱みもあるみたいですね
それが何かというと、他のガンナーよりも射程が短く、弾数も少ないってことのようです
なるほどスピードと破壊力を重視したトリガー性能になってて、そのぶん他の性能が犠牲になってるということか

そんな弓場サンの弱点を突くと考えた場合、遠距離からチクチク攻撃する戦法が有効のようで
オサムのワイヤーで近寄らせないとか、オサムの弾で射程外から攻撃するって案が出てますね
っておいおいまさか、弓場サン相手に本番でやり合うことになるのって実はオサムなのか!?
ワイヤーと弾を駆使してひたすら粘るとかそういう展開がくるのか!?

ふむ…タイマン最強の弓場サン相手に、タイマン最弱のオサムが粘るとかいう展開になったら熱いですよね
あとはオサムの他に、ヒュースなんかも「エスクードで粘って弾切れのスキを狙う」っていう戦法が可能なようで、
こいつもなかなか弓場サンとの相性はよさそうです

あとヒュースと言えば、この前の試合で使わずにとっておいた隠し玉がありますよね
以前の焼肉回の時にも語りましたが、俺的にはこの隠し玉って弓場隊に使うのが一番効果あると思うので
弓場サンを仕留めるならヒュースの隠し玉っていう可能性はありそうだなと思います

つまり話をまとめると、弓場サン相手の戦いでは
オサムのワイヤーとヒュースのエスクードで粘り、オサムの弾でチクチク攻撃しつつヒュースの隠し玉で仕留める
っていう流れになるんじゃないかなと。ただヒュースは千佳ちゃんと一緒に二宮とも戦うと言われているので
オサムと一緒に弓場サンとも戦うとなると、めっちゃ忙しいことになりそうですね

「弓場隊のもう一人のほうは?」

「おびしまちゃんは動きが軽くて守りがうまい感じだったよ。
 最近のログだとシューターのトリガーも使ってたけど、もともとは弧月メインのアタッカーなんじゃないかな。
 イメージとしてはなす隊のアタッカーの人みたいな…」



そして今度は弓場隊の帯島ちゃんへと話が変わりますが、俺的にこの部分はかなり興味あるポイントですよ
まずユーマがイメージとして那須隊の熊谷ちゃんを思い浮かべてるってところに注目したいですね
俺が思うに、ここで熊谷ちゃんの名前が出されてるのは、「帯島ちゃんと戦闘スタイルが似てる」って意味がまずあるのと、
それともうひとつ実力も同じくらいの高さって意味があるんじゃないかと思います

じゃあ熊谷ちゃんの実力がどのくらいの高さだったかっていうと、それは個人ポイントを見れば分かりやすいですよね
熊谷ちゃんの個人ポイントは7119っていう数値だったわけで



つまり個人ポイント7000前後っていうのが熊谷ちゃんの実力なわけですよ。
みなさん聞きました?個人ポイント7000前後ですよ!個人ポイント7000前後なんだよ!(えー
俺が何を言いたいかっていうと、ついこの間の感想で帯島ちゃんの個人ポイントについて予想したことがありましたよね
そう、ユーマと手合わせした描写からして、「おそらく帯島ちゃんの個人ポイントは7000前後」であると予想したのが
俺の見立てだったわけで。帯島ちゃんと熊谷ちゃんが同レベルであるとしたら、俺の予想はまさにズバリ当たっていたってことになるんですよ

さらに言うなら、ユーマは帯島ちゃんについて「1人でいる時に落としたい相手だな」とも語っていますよね
これも俺がこないだ書いた感想と非常によく似ていて、
「帯島ちゃんが1人でいる時はぶっちゃけカモだと思うので、真っ先に落としたい相手」
っていう俺の発想と同じことをユーマも今回語っていると思うんですね

つまり何が言いたいかっていうと大志Mkー2の予想スーパー大当たりでマジ天才ってことなんですよ(えー
いやマジで大当たりだよ!帯島ちゃんに関しては完璧ですよ!はっはっは!
ただ俺が書いた予想としては、帯島ちゃんは狙い目のキャラだと思うけど
あんまり露骨に狙ってしまうと弓場サンから逆襲されそうで恐いっていうことも語りましたけどね。果たして本番ではどうなるだろう
もし弓場サンが襲ってきたら、さっきの話からするとオサムやヒュースが応戦する形になるんだろうか?



「ヒュースならにのみやと1対1で勝てるか?」

と、ここで話が変わって、今度は弓場隊ではなく二宮と戦う時の対策について語り合うことに。
トリオンだけならヒュースの方が数値は上だとデータブックにも書かれていますが、しかしそれでも、
二宮の得意とする1対1での猛烈な弾幕を浴びてしまうと、たとえヒュースであろうとも1人では対抗できずにやられてしまうようですね

ふーむ…1対1の二宮はそれだけ脅威的な存在だということか。さすがにタイマン最強と言われるだけありますね
ただ、1対1で勝てないってなると必然的に仲間との連携で二宮に対抗するって話になりそうですが
その場合はやっぱり千佳ちゃんとヒュースの連携を軸にして二宮と戦っていくことになるんだろうか

「てことはやっぱり、チカが守ってヒュースが撃つって作戦がよさそうだな」

「そのことについて、ちかちゃんからおしらせがあります」

「わたし…次の試合では、普通の弾も撃つよ」

「…!?普通の弾って、鉛弾じゃない弾のことか!?」

「うん。栞さんやヒュースくんとも話したんだけど…」

「千佳がハウンドやメテオラを素で撃てれば、かなり楽に点を取れるし二宮にも撃ち勝てる。
 つまりは栞の作戦の逆パターンだ、千佳が撃ってオレたちが守る」

と、そんな中で千佳ちゃんから「私が普通の弾でガンガン戦うよ」という意外な発言が!おいおいマジか!
この間の流れからいって、確かに千佳ちゃんは普通の弾を撃つだろうと思ってましたが、しかしヒュースの言うように
思いっきりハウンドやメテオラを撃ちまくって点数を荒稼ぎするっていう
それほどまでの大暴れをする方向でいくとは思いませんでした。俺としてはてっきり、ここぞという限定的な場面でだけ撃つもんだとばかり…

「確かにそれができるなら、火力で大きく有利が取れるけど…
 でも、千佳お前…本当に撃てるのか?」

「…撃てる、と思う。自分の中の、撃てない理由がわかったから」



そんな中、オサムとしては千佳ちゃんが本当に人を撃てるのか心配しているようですが
しかし千佳ちゃんとしては、人を撃てない理由について
自分の心と向き合ったからこそ、今は撃てるという気持ちを持っているようですね

いやこれに関してはね、まさに千佳ちゃんが俺の求めていた答えを出してくれたって感じで
すごい感激したような気持ちになりましたよ。というのも俺はこの撃てる撃てない問題について
千佳ちゃんの心と向き合うことが何より重要であるってことを繰り返し言ってきたわけじゃないですか

そう、作中では千佳ちゃんが自分の心とまだ向き合ってない時期から、色んなキャラたちが
「たった今撃てるようになったんじゃない?」「昨日の試合でもう克服したんじゃない?」てなことを言いまくってて

俺はそういうのを見るたびに「お前らちょっと待てよ」ってことを言い続けてきたわけですよ
撃てるようになったとか、克服したとか判断するのは早すぎるやろと。
まだ千佳ちゃんの心情が明かされてなくて、人を撃つだけの覚悟も決まってないんだから、撃てるだのなんだの判断するような時期じゃないと。
今までそういうことを言ってた中、今回ついに千佳ちゃんが自分の心に向き合って覚悟を決めたってことを宣言したわけだから
こうなってはじめて「もう撃てるようになったんじゃない?」ってことを言っていい時期になったと俺は思うんですよ

そう、今まで俺が「心に向き合うことが重要なんだ」って主張してきたことに対して
千佳ちゃんが今回まさしく俺の言葉に応えてくれたって感じで
読んでてすげー嬉しくなりましたね。やっぱ俺の考えは間違ってなかったんやって…
いやマジで、作中のキャラに反論するような感想を書くのって結構しんどいんやで!?(えー
なにしろ作中で言われてることとまったく違うことを独自に言い出すわけだから、ヘタするとただの妄想みたいなことになっちゃうし
自分が語ってることは本当に正しいんだろうかって不安になったりもするわけですが
でもそうやって不安になったり悩んだりした分、キャラが応えてくれるとめちゃくちゃ嬉しいんですよね

「俺の考えは間違ってなかったんや…!」って報われたような気持ちになるというか、ハンパないくらい感激した気分になります
確かワートリは前にもこういうことがありましたっけね、生駒隊あたりと戦ってた時のオサムや千佳ちゃんがそうだったと思います
「こういう立ち回りをするべきだ」って俺なりの理屈を言い続けてきてそれにキャラが応えてくれた瞬間みたいな。
その嬉しさとか感激っていうのはすごいもんがあって、感想を書いてよかったって心の底から思いますね

「わかった…その作戦でいこう。ただ、千佳が実弾を撃つタイミングはこっちで指示する。
 焦って適当に撃っちゃダメだ」

「うん!」

そしてオサムの考えとしては、千佳ちゃんが実弾を撃つってことに関しては受け入れたようですが
撃ちたい放題メッチャクチャに撃たせるんではなく、オサムが指示した時だけ撃たせるってことになったみたいですね
ということはあれじゃないですか、俺が言ってたようなここぞという時にだけ撃つっていう方向に
オサムが話を持っていったってことじゃないですか?オサムよく言った!!(えー

やべーよこれで千佳ちゃんの戦い方についても、俺の予想は最終的にちゃんと当たったってことですよ!
やばいもうキャラが応えてくれすぎてやばい、どんだけ俺を感激させる気だお前ら
今回の話って作戦会議でまるまる1話使ったから、世間では「なんだよ作戦会議だけかよ」みたいな声もあるみたいですが
俺からすると感激しすぎて全身の震えが止まらない超ウルトラ神回でしたけどね(えー
いやほんとこれだけ巨大な感激を味わえるからワートリはすごい漫画だぜ…それでは次回に続く!
 



ジャンプSQ感想:ワールドトリガー 第183話「玉狛支部F」

「すみません烏丸先輩、うちのチームに力を貸してもらいたいんですが…」

「わかった、ちょうど今そっちに向かってる」



「…で?俺は何をすりゃいいんだ?」

「烏丸先輩には、仮想・二宮さんをやってもらいたいんです」

「仮想・二宮さん…?」

さて今月のワートリ2話目ですが、冒頭の場面はオサムがとりまる先輩に
二宮と戦うための練習に付き合って欲しいと頼み込んでいるシーンとなっていますね
ふむ…1話目の話でも二宮対策について色々と話し合ってましたが、あれだけではまだ物足りなかったようで
今度はとりまる先輩との実践練習をやろうというわけですか。オサム達はかなり熱心に二宮対策に取り組むつもりのようですね

「宇佐美先輩に聞いたところ、訓練室だとトリオン量の設定もいじれるらしくて…」

「つまり俺を二宮さんと同じトリオン量の設定にして、お前たちと戦うってことか?」

「はい」

そんな実践練習についてですが、なんととりまる先輩のトリオン量をいじって二宮と同じにするとかいう
驚きの新設定が飛び出してまいりました。そんな便利なことできんのかよ訓練室!
つまりオサムみたいにトリオン能力がめっちゃ弱いキャラでも、訓練室の中でならトリオンをいじって
二宮と同等以上の最強トリオンを堪能することも可能ってわけか、やべえなそんな最強トリオンの快感を知っちゃった日には
訓練室のとりこになっちゃってもう外に出られねえよ!(えー
ゲームで言うところの最強チートスペックの性能を自在に設定できるようなもんですからね
昨今の漫画やアニメでも、そういう最強チートってずいぶん流行ってるみたいだし
それ系のチートが好きな人はもうずっと訓練室の中に引きこもるんじゃないかな…(えー



どうでもいいけどこのとりまる+にのみや=にのまるっていう絵ヅラが妙にシュールで面白いですね
それにとりまる先輩がこうしてオサム達と絡むのもなんだか久しぶりだなー
実は最近ずっと気になってたのが、ここんとことりまる先輩めっちゃ影薄くなってるなってことだったんですよね

たとえば玉狛支部でオサム達が何か相談するシーンになると、その場にいつもいるのがこなみ先輩で
レイジさんもけっこう一緒に話すことがよくあると思うんですが



でもとりまる先輩はこういう場面であんまり出てこないんですよね
とりまる先輩っていつもバイトで忙しいっていう設定のキャラだから、こういう玉狛支部のシーンでもバイトで留守なことが多くて
その結果こなみ先輩やレイジさんに比べてすっかり影が薄くなってしまったという…

それともうひとつ、こなみ先輩やレイジさんには最強格のキャラという大きな存在感があるのに対し
とりまる先輩にはそれがないんですよね。こなみ先輩は元アタッカーランキング1位、
レイジさんは唯一のパーフェクトオールラウンダーという、強キャラとして最高クラスの肩書きがあるわけですが
とりまる先輩はそういうのがないので、強キャラとしての存在感もこなみ先輩たちに比べて薄く感じてしまうという…

まあとにかく、そんな風にこのところ影の薄くなっていたとりまる先輩ですが、
今回ようやくオサム達の訓練にがっつり付き合うということで、久々に目立つチャンスがやってきたなと思うわけです
しかもただ出番があるだけでなく二宮になりきるというオマケ付きなので、これはなかなかインパクトありそうで期待できるかなと…

「なるほど…ちょっと待て。(プルルルル)
 お疲れ様です、すみません今日の晩メシ当番代わってもらえません?修たちの訓練に呼ばれてて…
 …迅さんに?いや、目上の人には頼みにくいでしょ…え?まあ…そうですね
 …いや尊敬してます、尊敬してますよ本当に。今度俺が当番代わりますから…
 …はい、よろしく。話はついた、OKだ」

(相手は小南先輩だな、きっと…)

ってそんな中、オサム達の訓練に付き合う前にこなみ先輩へと電話するとりまる先輩。
何かと思えば今日の晩メシ当番を代わってもらうための交渉だったようで、
こなみ先輩も納得してないけどしょうがなく引き受けたって感じで代わってくれたみたいですね



ふむ、こうなると今の電話で2人がどんな風に話してたのか結構気になりますよね
どう見てもこなみ先輩はすんなり引き受けてくれなかったみたいだし、結構ギャンギャン文句言われたんじゃないでしょうか
とりあえずさっきの会話から、こなみ先輩のセリフがどこに入るかを推測すると

「お疲れ様です、すみません今日の晩メシ当番代わってもらえません?修たちの訓練に呼ばれてて…」

「(こなみ先輩のセリフその1)」

「…迅さんに?いや、目上の人には頼みにくいでしょ」

「(こなみ先輩のセリフその2)」

「…え?まあ…そうですね」

「(こなみ先輩のセリフその3)」

「…いや尊敬してます、尊敬してますよ本当に。今度俺が当番代わりますから…」

「(こなみ先輩のセリフその4)」

「…はい、よろしく」

こんな感じになると思うんですよね
だいたい4箇所くらいこなみ先輩のセリフが入る部分があったんだろうなと。
そしてこの4箇所について「こなみ先輩がなんと言ったか答えよ」みたいに
穴埋め問題として考えるのも面白そうですよね。ちなみに俺の場合はどんな風に埋めていくかというと

「お疲れ様です、すみません今日の晩メシ当番代わってもらえません?修たちの訓練に呼ばれてて…」

「はあ!?なんであたしが!?そんなの迅にでも頼めばいいじゃない!」

「…迅さんに?いや、目上の人には頼みにくいでしょ」

「目上の人って…あたしもあんたの先輩なんだけど!?あたしだって目上の人でしょ!」

「…え?まあ…そうですね」

「あんたねえ…もしかしてあたしのこと全然尊敬してないんじゃないの?」

「…いや尊敬してます、尊敬してますよ本当に。今度俺が当番代わりますから…」

「はあ…まったく…今回だけ特別だからね、あたしの優しさに感謝しなさいよ!」

「…はい、よろしく」

こんな感じでしょうかね。とりあえず
「そんなの迅にでも頼めばいいじゃない」とか「あたしだって目上の人でしょ」あたりのセリフは
言ってる可能性かなり高いんじゃないかと思います、とりまる先輩の反応からして多分ね

「じゃあ始めるか」

「よろしくお願いします!」

そしていよいよにのまる先輩との実践練習が始まりますが、まず何より驚いたのはキューブの量すげえなおい!
二宮のトリオンでキューブ出すとこんなにワラワラ出てくるのか!?
二宮っていつもキューブを変な形に分割するから今まで実感できなかったけど、こうして見ると常人とは比べ物にならん量だな…

しかもただ量が多いだけじゃなくて、その破壊力もすさまじく
ヒュースの用意したシールドやエスクードを簡単に破壊してますね。特にエスクードをこうもたやすく壊してることが驚きですよ
エスクードって確か旋空弧月やスラスターみたいな高火力技でないと壊せないってくらい
頑丈だったはずなので、二宮の弾はそれをも壊してくるほどに火力が高いってことか

「やはり先手を取られると苦しいな…」

「でも今回のはけっこう耐えたじゃん、エスクードがもう1個間に合えばいけるんじゃない?」

「いや、二宮はおそらくさらに速い」

そんなにのまる先輩の弾幕に蜂の巣にされてしまい、二宮相手に後手に回ったらひとたまりもないと実感するヒュース。
ふーむ…この場面からすると、ヒュースを防御役に据えた戦法っていうのは
かなり短い時間しか持たないと思った方がよさそうですね

二宮の弾幕があまりにも強力すぎるので、ヒュースの防御を持ってしても長くは持ちそうにないから
「ヒュースが守って千佳ちゃんが攻撃する」という戦法も、ここぞというワンチャンスでしか使えないんじゃないかなと。
なので、基本的にはやっぱり逆の役割のほうが安定しそうだなって気がします
千佳ちゃんの最強シールドならきっと二宮の弾幕も防御できると思うので
「千佳ちゃんが守ってヒュースが攻撃する」っていう形で戦って粘りつつ、
ここぞという時にだけ役割をスイッチして決めに行くのがいいんじゃないのかな

「二宮さん対策なのは分かったけど、二宮さんに有利を取りたいなら
 フルアタックを使わせない対策をするべきなんじゃないか?」

「ぼくも最初はそう思いました…けど今は考えが違ってて、
 二宮さんのフルアタックは超強力ですけど、確定でガードが空く瞬間でもある。
 つまり二宮さんに大きなスキを作れると思うんです」

「あえてフルアタックを使わせてスキを突く対策ってことか…」

そんな中、「そもそもフルアタック使わせない対策をするべきじゃない?」との意見を語るとりまる先輩ですが、
しかしオサムは「あえてフルアタックを使わせたスキに一気に倒す」という作戦を考えているようです
ふむ…これを聞いて思ったのは、とりまる先輩の案は確かに有利を取るだけの安定感はありそうですけど
しかし二宮を倒し切るための決め手になるかというとそこまでじゃないって気がしますね

その一方でオサムの案は、かなりの危険を伴う作戦ではあるんですが
しかしこれさえ決まれば二宮を倒せるっていう大きな決め手となる案だと思うんですよね
つまり、安定感を捨ててリスクを負ってでも二宮をぶっ倒すっていうそんな作戦のように思います
ふむ…いいですねーなにがなんでも二宮の喉笛に食らいつくみたいなこの感じ、
俺としても「二宮の野郎をぶっ倒す」っていうことには大賛成なので、非常に俺好みの作戦ですよこれは

「狙いは理解できるが、二宮さんが誘いに乗ってこなかったらどうするんだ?
 単独1位の二宮隊がわざわざ1対1で撃ち合う必要はないだろ」

「二宮隊はそうかもしれません。でも二宮さんは乗ってくると思います」

そんな中、今度は「そもそも単独での撃ち合いなんてしてこないんじゃない?」との意見を語るとりまる先輩ですが、
しかしオサムには「二宮さんなら乗ってくる」と思うだけの根拠があったようです
なるほど…これについては俺もオサムに賛成ですね、ただし根拠はまったく別の話になりますけども。
その根拠が何かっていうとスラムダンクなんですよ(えー



というのもですよ、スラムダンクには沢北っていう点取り屋として最強のキャラがいて
この沢北は自身のぶっちぎりの能力を活かしてとにかく単独で点を取りまくるわけですよ
仲間を活かすような動きよりも、とにかく単独で点を取る。なぜそうするかについて作中で言われているのが
「奴はパスしねえ。負けたことがねえからだ」
って言葉なんですよ。つまり、単独で動こうがどんな奴が目の前に出てこようが
「この俺を負かすような奴なんて誰もいない」という絶対の自信を持っているからこそ、
沢北はひたすら単独でガンガン点を取りに行くってわけなんですね

俺はこれって二宮にもめちゃめちゃ共通する考え方だなと思うんですよ
二宮も自分自身の強さに絶対の自信を持っていて、「この俺にかなう奴なんているわけがない」って単独で点を取りに行くやつだと。



実際、以前の試合で二宮がどんな風に動いたかっていうと、
ひたすら1人で戦場をうろつき回って単独で点を取るってことをやってたわけで、
単独でゾエさんを追って点を取る、単独でユズルを追って点を取るっていうそんな動きの繰り返しですよ
なぜそうしていたのかというとそれだけ自分が強いっていう自信があるからだと俺は思います



二宮といえばこんな台詞もありました、「数が減れば結局うちが勝つ」っていう。
なぜ数が減れば二宮隊が勝つのかっていうと、それはつまり
1対1で二宮にかなう奴なんていないからてことだと思います

そう、数が多い時に多数の敵に囲まれるならまだしも、数が減ってきて少数の敵と1対1で戦うようになったら
「誰が相手だろうが俺が勝つ」っていうそんな自信に満ち溢れてるから、さっきみたいなことも言えるんだと思うんですよね
そんな二宮を見ていて俺が思うのは、ダイの大冒険に出てきたセリフのピッタリな奴だなってことなんですよ
そのセリフが何かっていうと



「オレは最強なんだよ」って顔に書いて歩いてるようなヤツ…!
っていうのがそれなんですよね。まさに二宮っていうのはそういう男だと思うわけで
俺が以前から二宮を気に入らねーと言っていたのも、まさにここで言われているような
俺が最強なんだよって顔に書いて歩いてるかのようなすまし顔をしていることが癪に障ったというか、
いつかギャフンと言わせてやりたい奴っていう気持ちを持ったのが原因なわけで。

つまり話をまとめると、二宮っていうのは
俺が最強だという絶対の自信を持っており、事実としてほとんど負けたことがないっていう
そういったキャラだと思うんですね。だからこそオサム達の誘いにも乗ってくるっていう。
「1対1で俺に勝てるものならやってみろ、出来るわけないがな」って感じの反応をするんじゃないでしょうか

(焼肉屋で二宮隊に会った時…鳩原さんの件について、他の人たちは冷静に受け入れてて
 ちょっと印象が変わった…二宮さんがやってたことは、ぼくが思ってたよりも感情的な行動で…
 二宮さんは意外と、理屈よりも感情で動くタイプの人なんじゃないか…?
 二宮さんが1対1の状況になったら、多少のリスクがあっても勝負してくる…そういう展開があるはず…!)

その一方で、オサムの考えていた「二宮さんは1対1から逃げない」ということの根拠がこれのようです。
どうやらオサムは二宮がああ見えて感情的な性格だという部分に目をつけたようで、
1対1の状況になったら逃げずにぶつかってくるだろうと考えたみたいですね

ふむ…というか俺がこれ聞いて思ったのは、1対1の状況がどうこうというより
鳩原さんのことを二宮隊のメンバー達はあんまり気にしてないけど
二宮だけめっちゃ気にしてたってことがオサムにもバレバレってことに笑ってしまった(えー
やっぱオサムもそう思うよな!二宮お前の気持ちはもうバレバレだよ!
いやーほんとあのすまし顔で余裕ぶってる二宮が、内心ではめっちゃ鳩原さんのこと引きずってるの面白いわ
二宮は単なる気に入らねー奴ってだけじゃなくて、ネタとして面白い奴っていう二面性があるのがキャラとしてよく出来てるな



それと話は変わりますけど、今回の特訓の最中にヒュースが
「生駒の旋空やってくれ、おまえならできる」とか言ってとりまる先輩に無茶振りしてるのに笑ってしまった
前から思ってたけどヒュースお前とりまる先輩には妙に懐いてるよな!?

ヒュースって迅さんのことは毛嫌いしてるし、こなみ先輩ともあんまり仲がよくないように思うんですが
とりまる先輩のことはずいぶん慕ってるように思うんですよね
以前もヒュースのトリガー決める時に、「とりまると同じトリガーがいい」とか「とりまるに教わりたい」とか言ってましたし
ヒュースにとって気を許せるような何かがとりまる先輩にはあるんだろうか

「よし…最後の追い込みだ、行こう!」

さあそして、オサム達の特訓もついに大詰めを迎えたようで、
いよいよ次の試合の対策も総仕上げとなった中、試合本番の日がやってくることに!
この最終試合ではこなみ先輩が解説役を担当するようですが、それ以上に注目なのが客席の様子ですよ



なんと今回の客席には柿崎隊、荒船隊、三輪隊、嵐山隊の面々が登場!
うおおおおお柿崎隊がおる!!柿崎隊が!!しかもザキさん、照屋さん、宇井ちゃん、虎太郎という
4人フルメンバーが勢揃いしての登場ですよ!うおおおおおおおおおお
かっきっざき!!かっきっざき!!かっきっざき!!
いやすいません俺の中で怒涛の柿崎隊コールが鳴り止まないくらい興奮がおさまらないシーンでした
なにしろオペレーターも含めて全員揃ってるの柿崎隊だけだから!
他のチームのメンバー見てみると、どのチームもみんなオペレーターまでは来てないから!

そんな中で柿崎隊だけはオペレーターの宇井ちゃんを連れてきてるっていうのが
俺的にめちゃくちゃ注目のポイントでしたね。なにしろワートリにおける全オペレーターの中で
俺が一番好きなのって宇井ちゃんだから!
そんな俺の趣味をまさにピンポイントで狙い撃ちしたかのような大サービスぶりに嬉しさで転げ回りそうですよ

あと柿崎隊のコマを見てて思ったのが、ザキさんの方を振り返りながら歩く照屋さんの構図が
なんていうかすごくデートっぽいなと思いました



いやマジで、この歩き方すごいデートっぽくない!?こんな風ににこやかに振り返りながら喋るって
照屋さんはやっぱりザキさんのこと好きなんだろうか
俺にとってのザキさんは理想の上司であり仕えるべき主君のような人なので
もし照屋さんがザキさんとくっつくなら俺にとっては奥方様って感じで
2人が恋仲になるのは歓迎するし俺は応援しますよ(えー

それと今回、ザキさんと関係の深い嵐山隊もその場に来てるっていうのが面白いですよね
柿崎隊と嵐山隊がばったり出くわして、お互い話したりするシーンも見てみたいなー
嵐山さんはザキさんにめちゃくちゃ心を許してる親友のようなキャラだし、
時枝先輩は「今でも大好きな先輩ですよ」って公言するくらいザキさんを慕ってるし
佐鳥はというとザキさんがチームを抜けた時に「ザキさーん!!」って号泣するくらい別れを惜しんでたし
木虎はザキさんと全然関係ないんですけど
ただ嵐山隊の面々がこれだけザキさんと関わってる中、木虎はどんな風に思ってるのか結構興味ありますね

さらにザキさんと嵐山さんといえば、19歳男子組という仲良しメンバーの一員でもあって
その19歳男子組には今回の試合のイコさんと弓場サンも含まれてるので
イコさんや弓場サンの試合を見ながら、仲良しメンバーとしての意見を述べるっていう展開にも期待したいですね

あと他のチームで言えば荒船さんが観戦しに来てるっていうのも注目のポイントというか
荒船さんって生年月日とか血液型とかのプロフィールが俺とまったく同じなので
俺からすると他人とは思えないくらい気になるキャラだから、観客席でどんな描写がされるのか楽しみですね

そんなわけで今回の最終戦は、試合の内容もそうですが観客席もめちゃくちゃ気になるというくらい
俺にとっては大注目の一戦となりそうです。それにしても今月号は
「代表的なガンナー」としてザキさんのイメージが使われたり、そうかと思ったらザキさん本人がチームのみんなを連れて出てきたり、
俺の分身のようなキャラである荒船さんまで出てきたり、帯島ちゃんに関する俺の予想がズバリ当たったり
千佳ちゃんの撃てる撃てない問題が俺の望む形で決着したりと、俺にとっては
あまりにも神回すぎてやばかったですね

いやマジで、もう読んでて過呼吸になりそうなくらい興奮がおさまらなかったというか
ここまでワートリ読んでて俺が大興奮に包まれたのは他に例を挙げるのが難しいくらいですね
最終試合にふさわしく俺のボルテージも最高潮に高まってるので
いよいよ試合が始まるのが楽しみで仕方ないですね…次回に続く!


ジャンプSQ感想:ワールドトリガー 第184話「弓場隊」

「ボーダーのみなさんこんにちは!海老名隊オペレーター武富桜子です!
 B級ランク戦・今シーズンもいよいよ最終戦となりました!
 今回解説席にはこの方々!玉狛第一のエースアタッカー小南先輩と!
 昼の部の激戦を終えた王子隊から、王子隊長と蔵内隊員にお越し頂きました!」



さて今回のワートリですが、ついにオサム達のB級ランク戦最終試合が始まるということで
冒頭ではまず実況・解説メンバーが紹介されてますね。実況をやるのは桜子ということで、
やはり最終試合なだけあって一番実況のイメージが強いキャラを持ってきた感じがしますね

あとこなみ先輩が解説をやるっていうのは前回から言われてましたが、
まさかの戦闘モードの姿で解説ってことには驚きました
なんで戦闘モードの格好なんすかこなみ先輩!?てっきり普段着で来ると思ってたから仰天したわ
わざわざこの姿になったのはどうしてなんでしょうね、それともこなみ先輩ってボーダー本部に来る時はいつもこの格好なのか?
玉狛支部にいる時の姿はくつろいでる格好で、ボーダー本部に来る時はちょっと正装しようみたいな感じなんだろうか

そしてさらに、こなみ先輩の他に2人の解説メンバーも加わるということで
王子隊の王子と蔵内が一緒に解説するようです。ほほうこれはなかなか興味深い
この前の感想でも語りましたが、王子と蔵内って2人とも弓場隊に所属していたメンバーだから
弓場隊のことに詳しいだろうし、どうして弓場隊を抜けようと思ったのかとか、そういう話も聞きたいですよね

「さて、本日昼の部の試合結果をおさらいすると…」



ってそんな中、今回の最終試合の少し前にやっていたという
東隊vs影浦隊vs王子隊の試合結果について話し始めた桜子。そんな試合やってたんか
とりあえず結果だけ見ると東隊が4点獲って勝利したってことみたいですね
つまり影浦隊と王子隊を打ち破ったと…チーム順位でいうと影浦隊は2位、王子隊は5位で
東隊はその下にいるわけですが、それでも勝つってところが東隊のこえーところだな

「王子隊のお2人は、この試合いかがでしたか?」

「東さんが得意とする展示場ステージということで、狙撃を警戒して進めたんですが…」

「奥寺(おっくん)と小荒井(コアラ)がまさかの弾トリガー装備で、完全に不意を突かれたね。
 東隊に迫ったカゲくんも、おっくんの弾に意識割かれたところを東さんに落とされたし。
 4−3−3の僅差で終わらせたのを、むしろ褒めてほしいくらいだね」

そして王子と蔵内にその試合の感想を聞いてみたところ、
「いやー奥寺と小荒井の弾トリガーにやられましたわ」との返答が。
この2人の弾トリガーって、ついこないだ東さんに解禁してもらったやつでしたが、それがさっそく成果を挙げたってことみたいですね

というか王子の口ぶりからして、「ヘタしたら僅差どころか圧倒的に負けてた」てなことを言ってるから
もしかしたら弾トリガーを解禁した東隊ってめちゃくちゃ強いのでは!?
なにしろB級2位かつ実質A級の実力がある影浦隊すら楽々と倒しちゃったみたいだから
今の東隊ってもう完全にA級クラスの実力があるチームなんじゃ…奥寺と小荒井の評価も改めないといけないかもしれないな

「なるほど…そして最終ラウンドの大きなポイントとして、影浦隊と玉狛第二の2位争いがあるわけですが、
 影浦隊が3点獲得したことで玉狛第二が2位になるには4点必要ということになりました。
 これについて小南先輩はどう思われますか?」

「4点なら楽勝ね!東さんと王子ナイスだわ!あたしが褒めてあげる!」

そして今度はこなみ先輩に「玉狛は2位争いで勝てると思いますか?」と話を振ってみる桜子でしたが
「勝ったな!ガハハ!」とめちゃめちゃ自信満々に勝利宣言をするこなみ先輩!
おいやめろ試合前からそんなこと言うの!これで負けたらめっちゃ恥ずかしいやつやんか!(えー
果たしてオサム達はこなみ先輩の期待に応えることができるのか…

「今回は四つ巴で人数も多いし、ウチの子たちなら4点くらいは獲るでしょ。
 この前の四つ巴でも6点獲って勝ったわけだし」

「まあ前回の試合を見ると確かにそうなんだけど…
 玉狛が6点獲ったのは生存点込みの話で、敵を倒して獲ったのは4点だったことと、
 今回はヒューストンの実力が知れ渡った状態だから、前ほど楽には点が獲れなさそう。
 って考えると、結構ギリギリなんじゃないかとぼくは思うね」

ふむ、しかし自信満々「4点くらい楽勝で取れっから!」と言葉を続けるこなみ先輩に対し、
「そいつはどうかな」と口を挟む王子。なぜなら、玉狛はヒュースが警戒されてない状態で獲れた点数が4点であり、
今回はバリバリにヒュースが警戒されている以上、まず4点獲るってことがかなり難しくなると…

ってちょっと待て、王子のやつヒュースのことヒューストンとか呼んでるのかよ!誰かそのことに突っ込めよ!(えー
なんでみんな当たり前のようにヒューストンを受け入れてんの!?いきなりこんなこと言われたら普通動揺するだろ!
それともみんな王子のアダ名喋りにはすっかり慣れてて「あ、また言ってるわー」って感じなんだろうか

「今回も生存点獲ればいいじゃない!」

「獲れるかな?二宮さんって今シーズン、東さんの次に生存率高い人だよ?」

「…」

「たしかに…二宮隊長がダウンしたのは、ラウンド2で生駒隊長の壁越し旋空を受けた時と、
 ラウンド6で影浦隊長の奇襲と相討ちになった時の2回だけです!」



さらにその後「生存点獲るぐらい簡単だろ!」と言い張るこなみ先輩でしたが
「でも相手は二宮さんだよ?」と反論されてすっかり黙ってしまうことに。
ちょ、ちょっとこの流れまずくないすか?こなみ先輩、王子に論破されちゃって
なんかすげーつまんなそうにしてませんか!?(えー

桜子が「確かに二宮隊長がやられた記録ってほとんどないですね!」と王子に同意するようなデータを出してきても
「ふーん…」ってすげー興味なさげにしてるように見えるんですけど
これ王子とこなみ先輩の相性悪くないすか!?あかんかったんや!この2人を合わせたらあかんかったんや!

そんな中、二宮のやられた数少ない試合っていうのが、
イコさんの壁越し旋空くらってぶった斬られて死んだっていうのがすごい興味ありますね
おいおいその記録を見せてくれよ記録を!今ここでみんなの前でログ見ようぜ!(えー
それ絶対面白い戦いだったと思うんだよなー、多分イコさんのことだから
壁越しに二宮を狙って斬ったというよりはとりあえず旋空ぶっぱしたらなんか当たっちゃったって感じで
うっかり二宮を倒しちゃったような内容だったと思うんだよな

「なんや邪魔な壁やな。とりあえず切ったろ」

ズバズバ

「…!!」

「あっ!?生駒隊長の旋空弧月が二宮隊長に直撃!二宮隊長ベイルアウト!」

「なんか当たってもうたわ」

みたいな感じだったんじゃないかなと(えー
いやこれは二宮相当悔しかっただろうなー、その試合が終わった日とか絶対機嫌悪かったと思うし
ヤケ酒ならぬヤケジンジャーエールをガブガブ飲みまくったとかそういう可能性も…(えー

「あっ、今弓場隊がマップを選択しました!選んだマップは"市街地B"!」

「弓場隊は選択権がある時は必ずこのマップを選ぶので、予想通りですね」

とその時、今回のマップが決定されたようで、市街地Bでの戦いになると報告する桜子。
市街地B…市街地Bっていうとあれですよね、以前にも出てきたことがあって
玉狛が二宮隊との戦いでボロボロに負けた因縁のマップですよね



なるほど再びこのマップで二宮隊と戦うことになるとは、以前の借りを返す因果が巡ってきたということか
それと弓場隊はマップを選ぶ時に必ずこの市街地Bを選ぶってことでしたが、市街地Bの特徴は
建物がかなり多いマップで射線を切りやすく、近距離が得意な隊員に有利なマップで
遠距離から弾を撃つ隊員は少々戦いにくい
っていう感じでしたっけね

弓場隊がここを選ぶ理由はやはり、弓場サンがそこいらのアタッカー以上に近距離戦を得意としているから
射線を切りつつ間合いを詰めて、近距離戦で相手を仕留めるっていうのが弓場サンの必勝パターンなんでしょうね
里見さんも以前の話で、「障害物の多い地形で間合いを詰めたら弓場さんはめちゃ強い」みたいなこと言ってたから
今回もそういう弓場サンの得意な戦法で行くってことなんでしょう

「弓場隊と言えば…王子隊長と蔵内隊員は、弓場隊の初期メンバーという繋がりがあるわけですが、
 お2人から見て弓場隊の印象はいかがですか?」

と、弓場隊の話題になったところで「そういえば王子隊長と蔵内隊員は、弓場隊の初期メンバーでしたよね」
王子&蔵内に話を振っていく桜子。ついにそこに触れたか!待ってました!(えー
いやはや俺としては、とにかくこの2人が弓場隊にいた時の話が聞きたかったんだよなー

「やはり神田が抜けたのが辛そうですね」

「カンダタはかゆいところに手が届く男だったからね。ここで弓場隊が上位から落ちたら
 カンダタが責任感じちゃうだろうから、弓場さんはなんとしても上位に残りたいだろうね」

「あーたしかに弓場ちゃんはそういうの気にしそう」

って…お、おいなんだよこの返答は!てっきり2人の弓場隊時代の思い出話でも聞けるのかと思ったら
「最近神田が抜けちゃって大変そうっすね」みたいに神田さんが抜けた話になってんじゃん!
俺が聞きたいのはそれじゃないんだよ!(えー
昔お前らが所属してた頃の思い出話が聞きたいのに!結局ここではおあずけか!くそー!

それと王子は神田さんのことカンダタとか呼んでるのかよ
お前そんな覆面パンツ一丁の変態みたいなアダ名つけやがって!(えー



あと意外だったのは、こなみ先輩が弓場サンのこと弓場ちゃんって呼んでることでしたね
弓場サンってこなみ先輩よりも2歳年上なんで、そんな相手をまさかのちゃん付け!?って度肝を抜かれました
というかこなみ先輩の年上に対する呼び方ってかなりわけわかんないんですよね
丁寧にさん付けしたり、すごい気安い呼び方したり、一体どういう基準なのかなと…

せっかくだからいくつかそういう例を紹介しておくと
こなみ先輩(17歳)が年上の人を呼ぶ言い方っていうのは

21歳のレイジさんは「レイジさん」
21歳の風間さんは
「風間さん」
20歳の太刀川さんは
「太刀川」
20歳の二宮は
「二宮さん」
19歳の迅さんは
「迅」
19歳の弓場サンは
「弓場ちゃん」
18歳の村上は
「鋼さん」
18歳の荒船さんは
「荒船さん」
18歳の神田さんは
「神田さん」
18歳の王子は
「王子」

こんな感じになってるわけです。こうして見てみると意外とさん付けが多いっていうか
一部のキャラだけは気安い呼び方して、基本的にはさん付けって感じでしょうかね
まず太刀川さんが呼び捨てなのは「太刀川なんかには負けねーから」っていう対抗心の現れだと思うし
迅さんが呼び捨てなのは、玉狛支部の最古参メンバーで気安い仲だからだと思うし
弓場サンがちゃん付けなのは、弓場サンは迅さんと仲のいい19歳組メンバーだから
「迅と仲のいい人」って感じでちょっと気安くちゃん付けで呼んでるって感じでしょうか

あと最後に王子のことを呼び捨てにしてるっていうのが結構意外なんですが…一体どうしてなんだろう、
何かこなみ先輩と王子って接点とかあるんだろうか、それともやっぱりさっきの会話からして
いけすかねー奴だと思ってるから呼び捨てにしてるんだろうか(えー
まあ気持ちは分かる。俺としても王子ってすごく優秀な奴だとは思ってるんだけど
なんかこういけすかねー感じがするって
いうか、俺の中でも二宮と並んでいけすかねーやつ2大巨塔みたいになってるしな

とりあえず今日のところはこのへんで。続きの感想はまた後日書きたいと思います


ジャンプSQ感想:ワールドトリガー 第184話「弓場隊」 つづき



さてワートリ感想の続きですが、こないだは弓場隊がマップを選んだところまで書いたんでしたっけね
そして次の場面では、オサムが玉狛の作戦について最終確認をしている場面となっております
とりあえずは「千佳ちゃんと合流して火力で押す」ということを目指すようですが…

「千佳とヒュースが合流できたら、訓練通りに火力戦を展開。
 ぼくは保険を兼ねてワイヤー陣を張っていく。守りを固めてワイヤー陣で待ち構えるのが理想だ。
 建物で射線を切って近づいてくる敵は、千佳のメテオラか空閑のワイヤー機動で倒す。
 もし千佳とヒュースの合流が難しそうなら、空閑とヒュースを軸に予備の作戦に移行する。
 別のところで点が獲れそうなら、無理に火力戦に拘らなくても大丈夫だ」

ひととおりの流れについてはこんなプランを立てたようですね
まずは千佳ちゃんとヒュースの合流を優先し、それが上手く行ったら2人の高いトリオンを活かして火力で押す。
一方でオサムがワイヤーを張っていき、ワイヤー陣を作り上げて守りを固め、近づいてくる敵がいたら千佳ちゃんとユーマで迎撃。
もし千佳ちゃんとうまく合流できなかったら、ユーマとヒュースで出来るだけ点を獲ることを考えて
千佳ちゃんが無理に火力で押すような展開にはこだわらない
ってことみたいです

なるほど、基本的には千佳ちゃんの火力で押すことを考えつつ、それが状況的に無理そうだったら
ユーマとヒュースで点を獲る作戦に移行するっていう風に、二段構えの作戦になってる感じですね
俺としては確かにそうするのがいいと思うって感じで、オサムの考えに賛成といったところです

とりあえず千佳ちゃんの火力を活かすってことを優先したいところだし、
もしも千佳ちゃんが「いやごめん無理っす」ってうまく戦えなかったとしても、
その時は「気にしなくてええんやで」とユーマとヒュースで点を獲るっていう風に、
千佳ちゃんだけに頼った作戦ではないってところがいいと思います

なんと言っても今回の千佳ちゃんは、はじめて自分の火力を存分に活かして点を獲りまくるっていう
慣れないことをやろうとしているから、その不慣れが原因で上手くいかないってことも十分考えられますしね
なので千佳ちゃんだけに頼るのではなく、無理そうだったら予備の戦法にシフトするっていうのも大事なことだと思います
要するにこれは「千佳だけで抱え込まなくてもええんやで」って感じにみんなで戦うような作戦だから
千佳ちゃんは無理だと思ったら遠慮なく無理って言ってくれて全然構わないってことだと思います

「よし、あと4点だ。最終戦、獲りに行こう!」



そして作戦会議を終えてみんなに気合を入れるオサムでしたが、千佳ちゃんの様子を見てみると
どうも今回ずっと冷や汗かきまくっててめっちゃ緊張してる感じがしますね
いやちょっと千佳ちゃん大丈夫ですか?「私がうまくやらなきゃ」みたいなプレッシャーで心臓バクバクなんじゃないですか?

そんなんええんやで適当で!無理なら他の奴らにやらせときゃええんや!(えー
もし千佳ちゃんがうまく出来なくても終わる作戦じゃないし、少なくともオサムはそう言ってくれてるわけだから
思い切ってガーッとやってみて無理そうだったら「あっごめん無理っすわー」とかでも全然構わないわけで。
むしろ、実は無理なのに「大丈夫!できます!」とか言っちゃうのが一番あかんやつだと思うので
そこは素直に言ってもらいたいところですね。変に強がっちゃったりすると、それこそ取り返しがつかなくなりますからね

それと千佳ちゃんがめっちゃ緊張してる一方で、ヒュースはというとなんかボケーとしてて緊張感なさすぎみたいに見えるんですけど
なんやねんお前!?やる気あんの!?(えー
みんなが「了解!」って言ってる中でヒュースだけなんも言ってないし
お前もしかして「めんどくさいから早く帰りてー」とか思ってんじゃないやろな!?(えー
一体どうしたんでしょうかねヒュースのやつ。ここにきてまたひと波乱起こしたりしなきゃいいんだが

「一番どうしようもねェ展開は、雨取が爆撃りまくって手も足も出ねェパターンだ」



そして場面変わってこちらは弓場隊の作戦室。今回の試合では弓場サンも千佳ちゃんを警戒しているらしく
「あいつが爆撃でもしまくったらマジで手も足も出ないよねー」と仲間に話していました
そういう意味じゃ、千佳ちゃんの火力で押すっていう玉狛のアイデアはかなり効果ありそうですよね
敵チームからしたら「いやほんと勘弁してください」っていうぐらい嫌がってるので、
まずはそういう嫌がってる部分から攻めていくっていうのはアリだと思います

あと弓場サンが二宮のことを呼ぶ時って「二宮サン」ってサン付けなのね
やっぱりそうだよな!不良キャラたるものはさん付けじゃなくてサン付けだよな!(えー
いや俺も弓場サンはきっとこういうタイプだと思って、ずっと「弓場サン」って呼び続けてたんですよ
まさにバッチリ予想が当たって嬉しいぜ

「けど、ついこないだまで撃てなかったんでしょ?そんなすぐ撃てるようになるかなぁ?」

「前の試合で奥寺をコナゴナにしてたじゃねぇか」



そしてここで、はじめて弓場隊のオペレーターとスナイパーの姿が出てきたわけですが
えっなにこのオペレーターめっちゃ可愛いやん!!
しかもこれだけ可愛い顔で「コナゴナにしてたじゃねぇか」とか平然と言うようなアネゴ肌のキャラ!?
さらに言うと、別のコマを見れば分かるんですがおっぱい超でかい爆乳キャラでもあり
なんなんすかこのオペレーターは!?ものすげぇキャラが出てきたなおい!
これまでのオペレーターの中でもダントツでインパクトあるわ…

正直言って、オペレーターの中では柿崎隊の宇井ちゃんが一番好きと公言しているこの俺ですら
あまりのインパクトにぐわんぐわん揺さぶられてやべぇことになってますね…(えー
やめろ!よりによって宇井ちゃんが来ている試合で俺に浮気させるんじゃない!やめろー!
いやこれはマジでワートリのオペレーター人気順位が大きく変わるレベルのキャラだと思いますね
葦原先生ものすごいキャラ出してきたな、「藤丸のの」って名前をはじめて聞いた時は
食戟のソーマの「茜ヶ久保もも」みたいなロリキャラを想像してたけど全然まるっきり違ったなぁ



「どっちにしろ外岡ァ。おめェーは今回、雨取だけを狙っていけ」

「張り付き(マンマーク)っスか?」

「そうだ、こっちの援護はいらねェ。雨取を絶対ェーにフリーにさせんな」

ってそんな中、ののパイセンに注目が集まりすぎて
すっかり影の薄くなってしまった哀れな外岡というキャラに話を振ってあげる弓場サン。(えー
この外岡ってキャラは見るからに「弓場サンの舎弟」って感じがしますねー
弓場隊って弓場サン:アニキ、ののパイセン:アネゴ、外岡:舎弟ボーイ、帯島ちゃん:舎弟ガールって感じの構成してるみたいですね

ともかくそんな外岡に対し、千佳ちゃんへの徹底マークを命じる弓場サンですが…
これってかなり有効な作戦って気がしますね。玉狛が千佳ちゃんの火力に重きを置いてるのは事実だし
それに外岡ってスナイパーだから、以前に生駒隊の隠岐がやったような動きも可能だと思うんですよね
 
 

それが何かっていうと、ワイヤー陣で狙撃ポジションについた千佳ちゃんに対して
しつこく牽制することにより千佳ちゃんの狙撃を封じてしまったっていうね
この隠岐の仕事ぶりが契機となり、生駒隊にはワイヤー陣を崩されてしまったわけで
今回もワイヤー陣で戦おうとしている玉狛にとって、
こんな風に千佳ちゃんがスナイパーからマークされてしまうのはかなり痛い
と思うんですよね
そういう意味で、外岡を千佳ちゃんのマークにつけるという弓場サンの作戦は、かなり効果ありそうな気がします

「帯島ァ、この試合で空閑と当たったらどうする?」



そして今度は帯島ちゃんに話を振る弓場サンですが、やっぱり帯島ちゃんも相変わらず可愛いなぁ(えー
弓場隊って女性キャラの可愛さがめっちゃレベル高いやんか!
おっぱいでかくて周りをグイグイ引っ張っていく姉御キャラなのがののパイセン、
おっぱい小さくて周りにトコトコ素直についていく後輩キャラなのが帯島ちゃんと
まったく正反対なヒロインが2人いてしかも両方可愛いっていうのがすげーわ

「気合い入れろよおめぇら!!ここで上位から落ちたら神田のやつに、
 "やっぱりおれがいないとダメなんスねー弓場隊は"
 みてぇなドヤ顔コメントされちまうぞ!!」

ってそんな中、いよいよ試合に向かう弓場サンたちに思いっきり気合いを注入するのの!
まるっきりスケバンだなほんとに!いまどきの女性キャラで
「気合い入れろよおめぇら!!」なんてスケバン口調で喋るの全然いないからインパクトがすげーわ
弓場サンもそうだけど、この2人っていうのは往年の不良漫画のツッパリとかスケバンを思い出すのがなんとも懐かしいな

「メシ屋はもう予約した。俺らは上位残留、神田は大学合格、
 お互いにキメてうまいメシ食うぞオラァ!!」



そして最後には弓場サンがビッと決めたわけですが、この場面のコマとか見てても
ののパイセンの胸のでかさに目が行ってしょうがねーぜ!(えー
なんだこの巨乳は!?すげぇでかさだよマジで!今までのキャラとは次元が違うぜ!
いやほんとワートリの女性キャラって、あれだけ大勢出てきた中で胸のサイズはとにかく控えめだったのが
ののパイセンだけは限界突破してるハンパない巨乳っぷりで
マジでもう仰天するほど胸がでかくて目が離せないんだが…ここにきて葦原先生も一皮むけた感があるなー



それと弓場隊といえば、今回の話で初代弓場隊の構成についても明かされたわけですけど、
初代の時から残ってるメンバーは弓場サンとののパイセンだけで、他のメンバーは全員もう抜けちゃった後なんですね
あの威勢のいい2人だけが残っていて、抜けていった3人は全員が18歳ってことを考えると…
抜けたきっかけはやっぱり受験なんじゃないのかなって気がするんですよね
神田さんはすでに受験のために抜けたと明言されていますが、王子と蔵内も同じ理由なんじゃないかなと。

で、ここからが新しい仮説なんですが、今まで俺は弓場サンのことをただの不良だと思ってたんですけど、
実は単なる不良じゃなくてヤクザの息子とかだったらどうでしょうか
弓場サンがヤクザ関係者だったとしたら、受験を控えたメンバー達が抜けていく理由も分かる気がするんですよね

「ヤクザ関係者と繋がりがある」なんてことになってしまったら、それだけで受験に落とされるおそれがあると思うので
弓場サン的にそんなことにはしたくなくて「お前らはカタギの世界でやっていけ」とチームを抜けるように言ったんじゃないでしょうか
今回の話からしても、神田さんはまだ弓場隊に未練があるようだし、
逆に弓場サンは、神田さんがその未練を捨てられるように、自分達だけでしっかり勝てるところを見せたがっているようだし
そういう風に「ヤクザとカタギ」の関係性で揺れているのが弓場隊なんじゃないでしょうか

それだったらののパイセンが残ってる理由も説明しやすいですしね
要するにこっちはヤクザの娘みたいな。ののパイセンも弓場サンと同類だから
みんなが弓場隊から抜けていく中で2人だけ残ってるっていう。
まあ、まだ全然そんなこと語られてないからほとんど俺の妄想みたいな話ですけど、果たしてこの予想は当たってるんだろうか

とりあえず今日のところはこのくらいで。続きの感想はまた後日書きます



ジャンプSQ感想:ワールドトリガー 第184話「弓場隊」 つづきのつづき



それではワートリ感想の続きを書いていきます。こないだは弓場隊の作戦室の様子について語りましたが、
今回は場面変わって生駒隊の作戦室ですね。イコさんがなにやら話してるシーンとなってますが
やはりというかなんというか試合と全然関係ないやんっていうゆるゆるな世間話をしてますね
この生駒隊のゆるい雰囲気はほんと相変わらずだよなー

「ふつうに感動したわ〜」

「なんの話やねん!試合の直前やで?他に話しとくことないんか」

「他に…?なんか外の風がピューピューめっちゃ強いなと思ったら、俺の鼻息やったって話したっけ?」

「ホンマなんの話!?」

って、世間話ばかりするイコさんに「試合直前やで、他の話はないんか」と突っ込むマリオでしたが、
それを聞いてなぜか鼻息の話をし始めるイコさん。ある意味すげーよあんたは!
試合のこととか全然気にしてなくてこれだけ自然体なんだもんなあ

「あははは、いつもどおりやなあ」

そんな風にイコさんがおかしな話をする中、いつも通りな生駒隊の空気に楽しそうな様子の隠岐。
なるほどいつも通り…このフレーズって以前ゾエさんも生駒隊を見て言っていたことがあるんですが



この「いつも通り」っていうのは俺が思うに、生駒隊にとって大きな武器なんじゃないかと思うんですよね
というのもですよ、たとえば今回の玉狛の様子を見てほしいんですけど、
千佳ちゃんが明らかに緊張していていつも通りじゃないというか
あれだけソワソワしていてちゃんと戦えるんだろうかって不安があるんですよね

それに千佳ちゃん以外のキャラクターにしても、これまでの試合を思い返してみると
色々なことに悩んだり、コンプレックスを抱えたり、ピリピリして仲間とケンカしたり、
試合前に精神状態が不安定になってるようなことが多くて、
「こんな調子で本当に大丈夫か?」みたいに見てて不安になるようなことが結構あったわけですよ

そんな中、生駒隊というのはこういう精神面の不安要素がまったくないと言いますか
いつでも精神的に健康で普段通りにやれる奴らなので、
変に悩んでしまってスランプに陥ったりだとかそういう心配をする必要がなく、
常に安定して実力を発揮できるって意味で、あのお気楽メンタルもかなり重要な武器だと思うんですよね
ゾエさんも「生駒隊は常に安定してるからすごい」みたいなこと言ってましたが、
そういう安定感の理由は、メンタル的な部分も結構大きいんじゃないかと思います

「まあどことも一回は戦ってるし、ヒュースのデータも入ってるし、
 転送位置次第でうまくやればええやろ」



それと俺的に興味深い場面だったのがこのシーン。
俺が以前から生駒隊で一番注目してるキャラなのが水上なんですよね
生駒隊って基本的にお気楽極楽おバカなメンバーぞろいなんですけど、
そのおバカメンバー達を統率する軍師キャラが水上であり、
水上がどの程度チームに口出しするかによって、生駒隊の動き方っていうのはずいぶん変わると思うわけです

なので俺的に、水上がチームメンバーにどう指示を出すかってところは最注目のポイントなんですが、
ここでは「転送位置次第でうまいことやればええやろ」って感じで、成り行きに任せたゆるい指示を出してますね
なるほど水上的には、いくら軍師キャラといってもガチガチに指示を出して仲間を縛るようなつもりはなくて、
基本的にはみんなに合わせたゆるい方針で行くってことのようですね

ただ、ここ一番の重要なところでは手綱を握って
仲間がダメな動きをしないようコントロールする
っていうのが水上のやり方だと思います

たとえば海が敵を深追いしすぎてピンチになってしまったり、
イコさんが敵スナイパーを警戒せずに旋空弧月撃とうとしたり、
そういう時に「それはさすがにやったらダメ」とコントロールして
うかつな動きで仲間が死なないようにするのが水上の役割なんだろうと思います

あと全然関係ないんだけど水上を見てると
なんかFGOのロビンフッド思い出すんだよな(えー



なんと言っても顔が似てると思うし、なにげに戦い方とかも
搦め手で勝負するクセ者なところとか、飛び道具を武器としていて中〜遠距離レンジで戦うところとか
結構よく似てるような気がします

さて、水上に関してあれこれ語りましたけど、実はさっきの画像で
水上以外にももうひとつ気になることがあります



それが何かっていうと、マリオが隠岐に言ってる「あんたがマークするんやで」って一言ですよ
つまり、これだけゆるゆるな生駒隊でも隠岐が千佳ちゃんをマークすることだけは決まってるわけで
なにげにこれって千佳ちゃんとしてはかなり厳しい展開だなって思うわけです

なぜなら今回の試合では、生駒隊だけでなく弓場隊の作戦でも
スナイパーの外岡を千佳ちゃんのマークにつけるという話だったから、
千佳ちゃんは2つのチームのスナイパーから徹底マークを受けることになってしまうわけで、
そうなると身を守るのがめちゃくちゃ大変なんじゃないかなと…

2人のスナイパーに狙われるとなると、たとえば以前の試合で王子隊の蔵内が
隠岐と千佳ちゃんから同時に狙われてすごい動きづらそうにしてたわけですが

 
 

今度は千佳ちゃんがこの蔵内みたいになる可能性があると思うわけです
隠岐と外岡から同時に狙われてヒーヒー言わされるっていうね…
ただでさえ今回の千佳ちゃんは大変そうなのに、これだけ厳しいマークを受けるとなると無事でいられるんでしょうか



さて次のシーンですが、場面変わって二宮隊の作戦室の様子となってますね
ここでは作戦についての話し合いは一切やっておらず、辻を棒立ちで立たせながら
その周りの標的を犬飼がひたすらに撃ちまくるという、そんな訓練をやってますね

要するに、敵に対して大量の弾をバラ撒きつつも、味方に対しては誤射しないするといった感じの訓練でしょうか?
以前の試合でも犬飼と辻は一緒に戦う場面が多かったですしね
というか以前の試合のことをもっと詳しく思い出すと、辻の連携力はすごく高いように感じたけど
犬飼はわりと個人での単独行動重視みたいなところがあったから
犬飼も連携をもっと仕上げようってことで、犬飼の連携力強化月間をやってる感じでしょうか?(えー

以前の試合での犬飼の動きって、まず単独行動でオサムを追いかけ回して
その途中で東隊の奇襲を受けてピンチになり、そこを辻のカバーで助けてもらって




その次は単独行動で千佳ちゃんを追いかけ回して
今度はユーマの奇襲を受けそうになり、そこを辻のカバーで助けてもらった
って感じだったから



犬飼に関してはかなり単独で動くシーンが多くて、辻とのコンビネーションに関しては
辻は絶妙なタイミングで援護しに来てくれるんですけど、
その逆に犬飼が辻に対して有効な援護をしてあげてるシーンっていうのは、あまりなかったように思うんですよね

たとえば象徴的だったのが、辻と犬飼が東隊の2人と交戦した場面だと思います
ここでは辻が東隊の2人と斬り結ぶ中、犬飼はというと射撃しづらい地形のために
「誤射しそうだから撃てねー」ってなっちゃって、辻のことをなかなか援護してあげられなかったわけですよ



その反省を活かして、誤射が恐い状況でもめっちゃ援護できるようにするっていうのが
さっきやってた特訓なんじゃないでしょうか。そしてその特訓の結果を見るに、どうやら犬飼は
辻に一発も誤射せずに周りの標的をすべてぶっ壊せるようになったみたいなので
連携力強化月間によってかなりウデを上げたと考えていいんじゃないでしょうか

それが本当なら、ただでさえつえー二宮隊がさらに強くなってしまったという…
そういえば、以前に風間さんのセリフで「三雲以外の人間も日々鍛錬を積んでいる」って一言がありましたが
なにげにあのシーンで使われたイメージ映像って犬飼だったんですよね



つまり、犬飼はまさに風間さんの言ってたような
「日々の鍛錬をしっかり積んで先へと進んでいる」という代表的なキャラであり、その証拠として
以前はできなかった辻への援護を、鍛錬によってできるようになったってことが
今回の描写で示されているのかなと思いました

1位という最強の立場にいる二宮隊ですが、その立場に甘んじて同じままでいるわけじゃなくて
こいつらはこいつらで先に進んでるってことなんやな…まったく人を追い抜かすっていうのは大変なことだぜ。次回に続く!



ジャンプSQ感想:ワールドトリガー 第185話「二宮隊A」



《各隊員、転送完了!一定以上の距離を置いてランダムな位置からのスタートとなります!》

さてそれでは今月のワートリ2話目の感想を書いていきます。
前回の話では各チームの作戦室での様子が描写されてましたが、今回はいよいよ戦闘フィールドに転送されて
試合開始となった場面で始まってますね。それはいいんだけど
やっぱり千佳ちゃんは相変わらず冷や汗かきっぱなしのようです
ふむ…冷や汗といえばかつてはオサムの代名詞でしたが、今回オサムは割と落ち着いてるようで
千佳ちゃんの方が
冷や汗ダラダラの冷や汗ガールと化してますね。果たしてここから落ち着きを取り戻すことはできるのか?

《各チーム、ひとまずはバラけた隊員との合流を目指すか!?》

《1人だと危ないのはオッサムだけど…》

「位置的にまずそうなのは、玉狛の新入りだな」



って、千佳ちゃんのことが心配な一方で、なんとヒュースの方もとんでもない状況になっていました
いやちょっとこれ四方八方を敵に包囲されてるじゃねーか!!
スタート時からいきなりこんな状態かよ!なにげにイコさん、隠岐、水上、海と生駒隊が全員近くにいるのがヤバイと思いますね
これが慎重に様子見するようなチームだったらいざ知らず、あいつら絶対そんな様子見とかしないだろうから
いきなりフルメンバーの生駒隊にヒュースがフルボッコにされる可能性ありますよ

今の状況としては、以前ユーマが東隊に取り囲まれちゃった時に似てる気がしますね
オサムと千佳ちゃんが早々に落ちちゃって、1人だけ場に残ったユーマが大勢の敵に囲まれてしまって
手も足も出ずなぶり殺しにされてしまったあの状況ですよ

あの時のユーマって、東さん、小荒井、奥寺、辻、影浦という5人の敵に囲まれてましたが
今回のヒュースって、イコさん、隠岐、水上、海、犬飼、弓場サン、帯島ちゃんという7人の敵に囲まれてるから
いくらヒュースでもこのまま戦ったらこんなん絶対死ぬと思いますよ

さらに言うと、ヒュースって今回オサムが立てた作戦的にも重要なキャラで、
まず第一の作戦プランはヒュースと千佳ちゃんを合流させて火力で押すってことだったし
次に第二の作戦プランはヒュースとユーマの得点力を活かして点を稼ぐってことだったから
ヒュースが落ちちゃったら作戦が両方とも成り立たなくなるわけで
そうなると玉狛の状況が一気に苦しくなってしまう可能性ありますよね。
なのでここは、最優先でヒュースを助けるってことを目指した方がいいと思います

(ヒュースがこっちに来るのは厳しいか…!?)

「空閑!千佳!こっちからヒュースに合流する、ぼくの所まで来てくれ!」

「了解!」

そしてヒュースが危機的状況にあることはオサムも分かっているようで、
ユーマや千佳ちゃんを連れて、急いでヒュースを救出するつもりのようです
ここ最近のオサムは本当にいい判断をするようになったなと思いますねー
以前みたいに「何やってんだオサム!」みたいに突っ込むシーンはほとんどなくなったし
基本的に俺と気が合うような判断をするから、「うんうんそうだよな」って同意するシーンがすごく増えたように思います

ヒュルルルルル

「…!?爆撃だ!!」

ドドドドドド!!



って、そんな風にオサム達がヒュースを助けに行こうとする中、
それを邪魔するかのように突然降ってきた猛烈な爆撃!ぎえーなんだこれは
何かと思えば二宮のヤローに見つかってしまったようで、アイサツ代わりの一発をまずはぶちかましてきたようです

それにしてもすげえ火力だな…回を重ねるごとに二宮のトリオン量のすさまじさを実感せざるを得ないぜ
この場面で二宮が撃ってきてるのって、普通のハウンドじゃなくて
ハウンドとメテオラを混ぜたサラマンダーっていう合成弾みたいですね
なるほどメテオラが混ぜてあることもあってこれだけ火力が高いのか

《初っ端からの重爆撃!二宮隊長のサラマンダーが開戦の狼煙を上げた!》

ドドドドドド!!



ただ、それだけ火力の高い二宮の攻撃を受けても
千佳ちゃんのシールドならしっかりガードできるっていうのがこの場面で分かりますね
うーむさすがの防御力だわ、千佳ちゃんのシールドは何よりも硬い最強の盾だと俺も以前から主張してきましたが
どうやらその考えに間違いはなかったようで、二宮からの攻撃であってもこうしてしっかり防ぐことができるみたいですね

「空閑くんと雨取さんですね。追いますか?」

「当然だ。雨取が撃てるのかどうか確認する。辻は空閑の相手、犬飼は東側の盤面を押さえろ」

そんな中、辻を引き連れながらさらに千佳ちゃん達を追撃する構えの二宮。
こいつもなにげに一回食いついたら離さないタイプの奴だよなー、以前の試合でもゾエさんをひたすら追いかけ回してたし。
あと辻が千佳ちゃんの姿を確認してますが、辻って女の子が大の苦手っていう特徴がありましたけど
さすがに遠くから眺めるくらいならまだ平気なんですかね(えー



ただこの後、もっと近くまで追いかけてユーマと交戦するのが辻の役割になるわけですが、
そうなった時にうっかり千佳ちゃんが目に入っちゃって硬直するとか
そういうことにはならないんだろうか(えー
なにしろ辻は女の子と戦ったら何もできずに死ぬと作者に言われてる男なので
千佳ちゃんを連れたユーマとどれだけ戦えるのかが見ものですね

ドドドドドド!!

「千佳!ハウンドで迎え撃てるか!?鉛弾じゃダメだ、防御の厚みが足りなくなる!」

そして相変わらず振り続けてくる二宮の弾幕に対し、このままでは撃たれ続ける一方なので
ハウンドで反撃するよう指示を出すオサム。鉛弾ではダメと言っていますが、その理由は
鉛弾を使うとなると千佳ちゃんのシールドが使えなくなるからですね

千佳ちゃんが鉛弾を撃つ時というのは、同時に2つのトリガーを発動しないと撃つことができないから
その間はシールドが使えないという欠点があり、二宮の弾幕に対して千佳ちゃんがシールドを消すというのは
あまりにも危険すぎるから、シールドは消さないままで普通のハウンドを撃つようにと…

ふむなるほど、それにしてもこの話を聞いてて思ったのは
千佳ちゃんのシールドって本当に重要な武装になりましたよね
千佳ちゃんのシールドがなければ二宮の攻撃は防げないってくらい、
他のキャラのシールドよりも圧倒的に重要な役割を担っているし
すでに二宮に対抗するうえで欠かせないものになってると思います

つまりこのシールドに最初に目をつけた大志Mk−2って本当に天才だったんだなって…(えー
いやマジで、なにしろ千佳ちゃんって以前はこのシールドまったく使ってなかったからね!?
シールドは一切使わずにバッグワームで隠れてるのが以前の千佳ちゃんのスタイルだったわけで
それを見ながら「最強のシールドを持ってるんだから、どんどんシールド使った方がいい」と主張していたのが俺だったので
それだけシールドにこだわった俺の考えは間違いじゃなかったんやなって…なんだか感慨深いものがありますね

さてともかく、オサムに「普通のハウンドで迎え撃てるか?」と言われた千佳ちゃんですが
めっちゃ顔面蒼白になりながら「う…うん大丈夫」と答えてますね
どう見ても大丈夫には見えないうえに、ユーマの嘘を見抜くサイドエフェクトまでバッチリ発動しております
つまり今の千佳ちゃんはぜんぜん大丈夫じゃないってことですよね
じゃあ千佳ちゃんは何がそんなに大丈夫じゃないのか?ってことなんですけど

一見するとこれって、「やっぱり人が撃てない」って問題を抱えてるように見えますよね
でも俺の考えはそれとは違ってて、千佳ちゃんの人を撃てない問題っていうのは
もうすでに俺の中では終わってるんですよ。
この前千佳ちゃんが自分の心と向き合って、覚悟を決めた時点でもう終わってると。

じゃあなんでこんなに千佳ちゃんが不安がってるのかというと、撃てるとか撃てないとかそういう問題とは別に
ただ単に緊張とかプレッシャーで苦しんでるってことだと思うんですよね
めっちゃ重要な試合の時に緊張でガチガチになっちゃうとかそういうやつ。
今の千佳ちゃんの状態はそれなんじゃないかと俺は思います。

なにしろ今回の千佳ちゃんに求められてるのって、スナイパーとしてではなく
シューターとして二宮と渡り合うことであり、これってドラクエでたとえるなら
今までスナイパーとしてレベルを上げてきたのが、ダーマ神殿に行ってシューターに転職して
レベル1の状態でボスキャラと戦おうとしてるようなもん
だと思うんですよね

要するに、今の千佳ちゃんというのはシューター1年生のような状態であり、
それがシューター界の頂点に君臨する第1位の二宮と戦うっていう、
圧倒的な経験の差が不安でこうなってしまってるんじゃないかなと。

そんな不安について分かりやすい例を挙げると、
食戟のソーマで恵ちゃんが四宮と戦った時なんかがピッタリだと思います



食戟のソーマにおいて、四宮というのは遠月学園の第1席に君臨した男であり
それに対して恵ちゃんはまだ遠月の高等部に入ったばかりの1年生っていう風に
圧倒的な格の違いを前にして、プレッシャーと緊張でガチガチになってしまったわけなんですよね

そして今回のワートリでも、二宮というのはシューターの第1位に君臨した男であり
それに対して千佳ちゃんはまだシューターに転職したばかりの1年生っていう風に
圧倒的な格の違いを前にして、あんな状態になってしまったんじゃないかと思うわけです

どうでもいいけど四宮と二宮って名前似てるよね(えー
奇遇な名前してんなオイ!なんかキャラ的にも「すげー強いんだけど性格はいけすかねー奴」って意味で
なんかちょっと似てる気がするし、比べてみるのも面白いかもしれませんね

「よしチカ、一発だ」

「…?」

「一発だけハウンドをぶっぱなして、二宮隊の足止めて逃げる。それでいいか?」

そんな中、顔面蒼白になっている千佳ちゃんに対して「一発だけハウンドぶちかましたれ」と話しかけるユーマ。
これって要するに、緊張でガチガチになってる千佳ちゃんに対して、
一発だけ思いっきりハウンドをぶちかますっていう、簡単でスッキリする行動をさせることで
緊張をほぐしてあげようとしてるんだと思うんですよね

あれですよ、また食戟のソーマでいうなら、
ソーマが恵ちゃんの手をスパーンってひっぱたいて緊張をほぐしてあげたようなやつ。



どうでもいいけどソーマとユーマって名前似てるよね(えー
なんか名前似てるなお前ら!?ソーマとユーマとか四宮と二宮とか!まったく奇妙な偶然もあったもんだ
そういえば以前は俺も、ソーマとワートリ両方同時に感想書いたりしてたっけなー
なんか懐かしいな…ソーマの感想はすっかり止まっちゃったのが自分としても悲しいぜ

「撃ち返してこないと思われると、簡単に追ってこられるからな」

ともかくワートリの方に話を戻しますと、逃げる時に重要なこととして
相手に撃ち返さずに無抵抗なまま逃げていても、簡単に追ってこられてしまうと語るユーマ。
ユーマお前ってやつはさすがちゃんと分かってんな!
このフレーズって、俺が以前の千佳ちゃんを見ながら言いまくってたやつやんけ!



ほんと玉狛メンバーを見ていて思うことっていうのがね、俺が以前あーだこーだダメ出ししたようなことを
びっくりするほどしっかり理解してるってことなんですよ
たとえばオサムにしても、今回もちゃんと試合が始まった瞬間にバッグワーム着てますからね



以前の試合でオサムを見ながらバッグワーム着ろって言ってたのが懐かしいですよ
というか俺が以前の試合の時に書いた感想を今見てみると、現在の玉狛に関わることばかりでほんと驚きますよ

「オサムは試合が始まった瞬間に、即座にバッグワーム着て仲間との合流を優先するくらいでいいと思う」

「無抵抗のまま逃げてる千佳ちゃんは動くサンドバッグのようなもの。それだと敵を追い払えずにいつまでも追われてしまう」

「千佳ちゃんはシューターとかに転職して、硬いシールド張って味方を守りつつ、ドカドカ威嚇射撃をする方が活躍できると思う」

とかいうことを以前の二宮隊との試合で書いたわけですが、これ全部今回の試合で叶っていることなので
玉狛が以前の苦い敗戦から今回の試合で二宮隊と再び戦うまでの間、
俺と同じ方向を向いて頑張ってきたってことが実感できて、なんかこうジーンと来てしまうというかね…



たとえばこの場面にしても、硬いシールドで味方を守りつつ威嚇射撃をするっていう風に
以前の俺があーだこーだ言っていたことを実際に千佳ちゃんが頑張ってやっているように見えて
俺としてはもうこれだけでうっすら涙が浮かんでくるっていうか
「あの千佳ちゃんが立派によく戦ってるなぁ…」とか「シューターに転職しろとか無理言ってすまんなぁ…」みたいな
大志Mk−2という鬼コーチが教え子の立派さに感涙するみたいな心境で見てますね(えー



いや、というのもね、みんなもう忘れてるかもしれないけど、千佳ちゃんって以前シューターの那須さんと戦った時に
「一度も那須さんの射程に入ってない」ってことを誇らしげにしてたことがあったんですよね
ただ俺はそんな場面を見ながら、これって「千佳ちゃんは全然戦ってない」ってことだから、むしろ誇ってちゃダメだと思う
っていう感想を書いてたんですよね。シューターの那須さんとも、もっと積極的に交戦してオサムのアシストをするべきだったみたいな。

ただそういう風に、千佳ちゃんの立ち回りについて作中の誰かが口を出すようなことって
実はすごく少なかったんですよね。オサムについては多くのキャラが色々と口を出してきたわけですが、
千佳ちゃんについてはびっくりするほどそういうシーンが少なくて、俺はそういう千佳ちゃんの状況を目にしながら
「千佳ちゃんをスルーしていたらダメだ、オサム以上に千佳ちゃんも立ち回りの改善が必要なんだ」っていう風に
しつこく千佳ちゃんにも変化や成長が必要なことを主張していたわけで。

たぶん、これだけしつこく以前の千佳ちゃんの戦い方についてあーだこーだ言っていたワートリ読者って
ぶっちゃけ俺がナンバーワンだと思います(えー
すっごいしつこく千佳ちゃんについてダメ出ししてましたからね…

ただ、そんな風に俺のダメ出ししまくっていた
シューターの那須さんと全然戦わなかったっていうあの千佳ちゃんが、今となっては
シューター最強の二宮と必死に戦っているっていうそんな姿を見せてくれているっていうのが
「あの戦わずに隠れていた千佳ちゃんが…!」っていう、過去からの成長をヒシヒシと感じさせてくれて
もはや感涙を禁じえないっていう感じの心境になってますね。以前のままではダメなんだと言ってきたからこその感動というかね…
立派になったなぁ…今まで厳しいことばかり言ってしまってすまんかったな千佳ちゃん

ドドドドドド!!



そして千佳ちゃんの猛烈なハウンドが炸裂し、たまらず一度受けに回る二宮&辻。
それとこの場面を見て思ったのは、辻の張ったシールドは千佳ちゃんのハウンドを受け止めきれずにぶっ壊されてますけど
二宮の張ったシールドは千佳ちゃんのハウンドをちゃんと受け止めて壊れてないんですね

つまり、常人のシールドでは千佳ちゃんの弾を受け止められないけど、二宮なら受け止められるってことか
逆に二宮の弾を受け止められるのも千佳ちゃんだけなので、この2人って
お互いの強烈なパワーを受け止められる唯一の存在って感じがしますよね
他の誰も受け止めることのできない中、ただ1人受け止められる存在っていう。
なんかこう書くとすごい運命的な相手みたいに思えるんだけど、二宮と千佳ちゃんは共感とか感じたりしないんだろうか
それこそアムロとララァみたいな感じで…そんで2人よりトリオン能力のめちゃくちゃ低いオサムが嫉妬しちゃって
「千佳!!ヤツとの戯れ言をやめろ!!」とか言い出すみたいな…(えー

「どでかいハウンド…雨取ちゃん見つけました!」

ってそんな中、千佳ちゃんの放った巨大ハウンドを見て居場所を特定してしまった外岡!
ここから弓場隊の作戦通り、千佳ちゃんへの徹底マークを開始するということでしょうか、
二宮から逃げるだけでも大変なのに、外岡のマークまで加わるとなったら千佳ちゃんもかなり苦しくなりそうですね

「こいつァありがてーな。二宮サンと雨取がドカドカやり合ってる間に…こっちの連中から点を獲んぞ帯島ァ!!」



そして外岡が千佳ちゃんへのマークについた中、弓場サンも帯島ちゃんと首尾よく合流して攻勢をかけることに!
どうやら今のところ一番スムーズに動けているのは弓場隊ってことみたいですね
それにしても弓場サンが帯島ちゃんとの2人タッグで行動を開始するとは意外だったな

今まで弓場サンのことが語られる時は、"タイマン"って言葉が常についてまわってたから、
てっきり「男の勝負はタイマンだコラァ!!」って感じで1対1にこだわってるのかと思いきや
実際はそんなことなくて2人タッグなどの連携プレーを重視するタイプみたいですね

ふむ…なんていうか弓場サンって、その場の勢い重視の不良キャラかと思ってたけど
意外とちゃんと考えて動くタイプなんだなって。そういう意味じゃ「直情バカの不良」じゃなくて
「インテリヤクザ」って感じがしますね。知性と暴力性を併せ持ってるみたいな。

そもそも見た目からしてインテリヤクザのイメージありますよね。特徴的な形のメガネとか髪型とか。
そういえば食戟のソーマでも叡山がよく似たメガネと髪型でインテリヤクザって呼ばれてましたよね

並べてみるとこんな感じ。やっぱ雰囲気似てるわ…こういうメガネと髪型でインテリヤクザっていうのは
何か有名なモデルになる人物でもいるんだろうか
それにしても今回の感想って我ながらソーマの話題めっちゃ出してますね(えー
何回ソーマの話をしてんねん!自分でもまさかこんなにソーマの話をするとは思わなかったわ
ソーマの感想は途中で止まっちゃったけど、やっぱり長いこと続けただけあって俺の中に残ってるってことですかね…それでは次回に続く!


・大志さん初めまして、イナズマの頃にこのサイトを知って以来いつも楽しみに拝見させていただいている者です。
 ワートリのこともここで知り、今では友人に全巻プレゼント布教するほど好きになりました。
 私は頭が弱いので大志さんの考察にいつも感心させられてばかりです。
 ところで最新号のワートリ感想で「王子と蔵内は受験で弓場隊を抜けたのでは?」とおっしゃっていましたが、
 それに関しては19巻のカバー裏の王子のコメント内に「自分のチームを持ちたくて独立、蔵内と共に今のチームを作り上げた」などと記載されておりました。
 王子隊弓場隊あたりはデータブックにもあまり詳しい記載がないので気になるところですよね……今後に期待という感じでしょうか。
 長文失礼いたしました。 by C級ワ民

C級ワ民さんこんにちわ、王子と蔵内が弓場隊を抜けた理由についてなんですが、
「自分のチームを持ちたくて独立した」ってカバー裏に書かれてることは俺も知ってるんですけども
ただ、それを読んでずっと気になってるのが、それ以外の理由も何かあるんじゃないのかな?ってことなんですよね

というのも、自分のチームが欲しいって理由だけで蔵内まで引き抜いて弓場隊を抜けたっていうのは
ぶっちゃけ王子ひどくないですか!?(えー
いや王子1人だけ抜けるならまだ分かるんですよ、でも蔵内まで引き抜いて行くのはひどくね?っていう。

だって王子と蔵内が一度に抜けちゃったら、弓場隊の戦闘員が4人から一気に2人になるってことで
そうなったら文字通り戦力は半減、弓場隊はまともに戦える状態じゃなくなっちゃうと思うんですよね
たとえばザキさんなんかも嵐山隊から抜けるってシーンがありましたが



もしもこの時ザキさんが、1人で抜けるんじゃなくて時枝先輩も一緒に連れて行っちゃったとしたら
嵐山隊で戦えるのは嵐山さんと佐鳥の2人だけになっちゃって、
そうなったらチームとして戦えなくなってしまって、嵐山さんも困ってしまうだろうと思うんですよね

まあザキさんはそんなことしなかったわけなんですが、それを実際にやらかした男が王子なので
王子の都合で弓場隊をそんなガタガタにするなんて、「王子ってひでーことすんなぁ」と読んでて思ったわけなんですよ
ただ、もしも「自分のチームが作りたい」っていう他にも何か理由があって、
王子の勝手なふるまいじゃなく、弓場サンが自ら王子たちを送り出すような事情があったとしたら、
王子が単なる嫌な奴にならずに済むんじゃないかって思ったんですよ

その結果、俺が考え出した仮説っていうのが
王子たち抜けたメンバーはみんな受験生で、弓場サンは不良とかヤクザとかと関わりがあって
そんなダーティな世界に受験生が関わっちゃダメだという理由で、チームを抜けるよう説得した
っていう話なんですね
これだったら王子が勝手な理由でチームを抜けたってことにはならないだろうなーと思ったわけで。
ただ、この説っていうのはぶっちゃけ完全に俺の妄想で語ってるだけなので
根拠とかもまったくないから、他の人に自信を持って語れるかというとぜんぜん自信はないですね…

正直なところ、王子のヤローが勝手に抜けたせいで弓場隊に大きな穴が空いたって考えたほうが
よっぽど話はうまく通ると思います(えー
というのもですよ、王子のせいで弓場隊に大穴が空いてしまったと考えると、
チームに残った弓場サンと神田さんは、その穴を埋めようと必死に駆けずり回ったと思うんですよね
新しいメンバーを募集して、どうにか帯島ちゃんと外岡が入ってきてくれて、
帯島ちゃん達とチームを少しずつ仕上げていって、最近ようやく神田さんの指揮でチームがまとまり始めて、
そんな風に王子のヤローが空けた穴をどうにか埋めて、やっとチームが軌道に乗り始めたと思うんですよね



里見さんが言っていた「弓場さんがタイマン張って、神田さんが指揮を執るスタイルの弓場隊はかっこよかった」っていうのは
この時期のことを言ってるんじゃないかと思います
しかしそんな風にやっとチームが軌道に乗り始めた頃、今度は神田さんに受験が迫ってくるという新たな問題が起こってしまい、
このことで神田さんはさぞ悩んだだろうと思うんですよね。せっかく王子が空けた穴をどうにか埋めたのに、
今度は自分がチームに穴を空けることになるなんて、それでは弓場サンたちに申し訳ないと。



外岡いわく、「神田さんは気を遣うタイプの人」とのことなので
弓場サン達に気を遣って、神田さんは自分のワガママを通せずにずっとチームに残っていたんだろうなと思います

つまり神田さんは、受験に集中したいって気持ちがありつつも、そんな自分の気持ちにフタをして
チームのみんなのために頑張ってきたんだろうと思います
神田さんが受験ギリギリまでチームに残ってたのはそれが理由だと思いますね



ただ、そんな風にチームに残り続けていたものの、最後には受験を優先することになってしまって、
神田さんは「みんなに申し訳ない」と思いながら、後ろ髪を引かれる思いでチームを去っていったんじゃないでしょうか
こなみ先輩たちも「神田さんが抜けた穴は大きくて、弓場隊は順位を落としてる」って言ってますが、
おそらくそのことを一番気にしていたのが神田さんだろうと俺は思います

そんな風にチームを気にする神田さんの姿を見て、弓場サンはというと
「神田が安心して受験に専念できるように、俺たちだけで立派に戦えるところを見せてやろう。
 神田が責任を感じるようなことにはしたくねえ」
みたいな感じに、残ったメンバーでしっかり上位に残って、神田さんが責任を感じずに済むようにしようと
気合を入れて今回の試合に臨んでると思うんですよね。それは王子やこなみ先輩も語ってたことですし。



というかこれを王子が言ってるのが腹立ちますけどね(えー
王子お前が言うなや!!もとはと言えば全部お前のせいなんやで!!
お前が蔵内ごとチーム抜けるような真似するから、残されたメンバー達はさんざん苦労してだなー!!

とまあこんな風に、「王子の勝手で蔵内ごと抜けたせいで弓場隊はめっちゃ苦労した」って考えたほうが
話としてはきれいにまとまるし、キャラのセリフとかも意味が通るよなって思います
ただ王子はめっちゃむかつくけどな!(えー
この場合は王子の身勝手さが際立っちゃってむかつくと思うんですけど、まあ王子はもともといけすかねー奴だから
あえてその路線を貫くっていうのもアリっちゃアリかなって気もしますが。果たして実際はどんな流れだったんでしょうかね


・今回最後に並べた二枚の画像、叡山と弓場サンが「「どっちにしろ外岡ァ」」ってハモってるように見えて草生えた

どうもです。この叡山と弓場サンの画像、我ながらいいの見つけてきたなって思いましたね(えー
特に場面とか選んだわけじゃないんですが、いざ画像を並べてみたらフキダシの位置がピッタリで
2人で「「どっちにしろ外岡ァ」」ってハモりながら喋ってるように見えるのがなんか笑えますよね

ついでにワートリ関連の話をいくつかしておくと、まずは本編の感想の時に書き切れなかった
来月の試合展開予想なんかを語っておこうかなと思います
今回の戦いの様子を見て思ったのは、来月の内容っていうのは
東と西をまっぷたつに分けた戦いになりそうだなって思ったんですよね
今回の内容でもすでに、隊員たちの集まり具合は東と西に分かれつつあって

↓西の様子

↓東の様子

今月の時点でもうこれだけの偏りができたわけですが、
二宮が「犬飼は東の盤面を押さえろ」と指示を出したり
弓場サンが「こっち(東)の連中から点を獲んぞ帯島ァ!!」と突撃したり
ますますハッキリと東西で分かれるような動きがあったので
来月の内容としては、西側と東側とで別々の戦いが繰り広げられるような話になるんじゃないかと思うんですよね

そして興味深いのは、西と東でそれぞれ玉狛メンバーがピンチになっているということで、
西では千佳ちゃんが二宮に追い回されており、さらに今回ラストで外岡にもマークされてしまった状態
東ではヒュースが大勢の敵に取り囲まれており、このままでは袋叩きにされる可能性が高い状態。
なので千佳ちゃんにしろヒュースにしろ、来月は敵からの執拗な攻撃を受けてかなり苦しめられそうだなと思うわけです

そんな中、俺的に注目してるのが、オサムだけは西と東のどちらにも属さずフリーになっているってことなんですよね
そう、今回オサムだけはマップの西と東のどちらにも偏ることなく、中央付近をウロウロしている状態だったので
玉狛メンバーでは唯一オサムだけが自由に動ける状態であり、そんなオサムの存在が
次回で仲間を助けるための重要な鍵になるんじゃないかと俺は思ってます

西でピンチになっている千佳ちゃん、東でピンチになっているヒュース、
それをオサムがどう動いてどう救出するのかっていう、そんな話になるんじゃないかと思うんですよね
とりあえず俺の考えとしては、まずはヒュースから助けに向かうべきって思いますけども。

その理由としては、こないだの感想でも書きましたが
オサムが試合前に考えていた作戦のプランAとプランBのうち、
ヒュースは両方のプランで核となる存在なので、
ヒュースを失ってしまったら、オサムの作戦プランがすべて台無しになるおそれがあるから、
まずはヒュースの方から助けに行くべきだろうなと。

それにヒュースの現在の状況っていうのが、「敵に囲まれてしまって味方の援護が期待できない玉狛の点取り屋」っていう風に
以前のユーマの状況とそっくりなところがあるので、
今度こそオサムがそれを救出するっていう、そんな展開が見たいところですね



なにしろ、以前の試合でオサムは孤立無援のユーマをただ見ているしかできなかったという
とても無念な思いをしているので、その無念を今度こそ晴らすっていう意味でも
敵に囲まれたヒュースをどうにか救出して欲しいところです

とりあえず、弓場サンがすごい好戦的に東へ突っ込んできてるから、
弓場サン&帯島ちゃんをどうにか生駒隊と食い合わせれば、ヒュース救出のチャンスは作れるかな?って感じですね
それさえできればあとは犬飼ぐらいしか警戒すべき相手がいなくなるから、
ヒュースを助けたオサムが西側のユーマたちと合流を目指すってこともできそうですよね

もしそうなった時に、「空閑君とは合流させないよ、メガネくん」って
犬飼が立ちふさがる展開になったら面白そうだな
って思います



犬飼は東側を押さえろと指示されているし、西側に抜けようとするオサムの動きを許さないって展開はありそうだなと思います
それに何より、オサムは以前の試合で犬飼に煮え湯を飲まされて、ユーマとの合流を阻まれてしまったという過去があるから
その無念を今度こそ晴らすっていう意味でも、犬飼と戦う機会はあってほしいと思います

俺が思うに、今回の試合っていうのは、以前の試合でボロ負けしてしまったオサム達が
あれからどんな風に自分たちの欠点を見つめ直して、どんな風に変わったのかっていう
その集大成を見せる試合だと思っているので、あえて以前の試合と少し似たシチュエーションを用意して
オサム達が「以前とは違うんだ」って対応を見せて乗り越えていくっていう、そんな展開になるのもいいなと思ってます

来月の展開予想についてはそんなところですね。あと最近のワートリ関連の話題といえば、
ヒロアカの人気投票において葦原先生が描き下ろしイラストのハガキ描いて送ってきたなんていうことがありましたね



葦原先生あんたどんだけヒロアカ好きなんですか!
いやマジで、以前も千佳ちゃんの似顔絵を梅雨ちゃんにしてみたり、イコさんの漫画をヒロアカ単行本に寄稿してみたり
堀越先生と一緒に焼き肉食べに行ったり、ヒロアカと堀越先生が相当好きなんだろうなーっていうエピソードがありましたよね
そしてさらにそんなエピソードが今回増えたっていう。葦原先生にとってヒロアカと堀越先生は相当特別な存在みたいですなー
ちなみに俺はヒロアカ本編はあんまり詳しくないんですが、モンストに登場したヒロアカキャラについては愛用してますよ



そんなヒロアカキャラで俺が一番使ってるのは爆轟ですね
この爆豪の性能が初めて発表された時から「絶対コイツ使えるわ」と確信したキャラで、
実際すごく使い勝手のいいやつで、使用回数はすでに100回を超えているという愛用ぶりです

爆豪の何がそんなにいいかっていうと、やはり一番特徴的なのは友情コンボの強さでしょうか
追撃貫通弾によって大勢のザコをまとめて一気に片付けるような動きが可能なのと、
超強爆発によって味方の友情コンボを誘発させてパーティ全体の火力を底上げしたり、
とにかく味方に対する友情によって献身的に支援してくれるというそんなキャラになってます

というか自分で書いておいてなんですが、「味方に対する友情によって献身的に支援してくれる」って
原作の爆豪のイメージと違いすぎてマジで吹くんですけど
モンストの爆豪は友情・支援・献身によって戦うきれいな爆轟なので非常にありがたい存在です

さらに、味方を支援するだけでなく、自分で動いても強いのが爆豪の特徴で
超アンチ重力バリアによって加速しながら動けるし、
アンチブロックとアンチ魔法陣という多数のギミック対応力も持っているので、
いろいろな部分が優秀で非常に器用なキャラって感じがしますね

ひとつ欠点を挙げるとするなら、必殺技の火力が出にくいってことぐらいなんですが
しかしこれだけ優秀な要素が揃ってる中で、必殺技まで強かったら完全にぶっ壊れキャラと化すので
すでに十分すぎるくらい爆豪は強いキャラだと俺は思ってます



次にデクなんですけど、こいつは爆豪とは正反対に
あまりにも強力すぎる必殺技を引っさげて登場した男であり
もはや最終兵器と呼んでいいぐらいの、壮絶すぎる必殺技の破壊力がウリの性能となってますね

必殺技以外の性能としては、スピードが遅くて鈍重だったり友情コンボにクセがあったり
そういう意味でも加速しながら俊敏に動けて友情コンボにクセがなく扱いやすいっていう爆豪とは正反対なわけですが
しかしそれだけにこの2人を組み合わせて運用するのはアリだなと俺は思ってます

いろいろなことを器用にできる代わりに必殺技の火力だけは低い爆豪、
いろいろと不器用で動きにくい代わりに必殺技の火力だけは最強のデク
って感じに
完全にデコボココンビなんですが、いざ組ませてみると意外なほど強いっていうのがこの2人だと思いますね
実際、最近のEXクエストで出てくるツバサと戦う時なんかは、俺は爆豪とデクを組ませたパーティで戦ってますね



道中のザコ共は爆豪が蹴散らして、ボスが出てきたらデクが仕留めるっていうような動きができるのがありがたいです
こんな風に爆豪とデクのホモカップル結成みたいなプレイをするのも楽しいですね(えー

しかし、そんな風に爆豪とデクがホモカップルを結成する中、実はデクには
カラダの相性が最高の女というのがモンストには存在しており、
「デクは私と組んだ方が幸せなのよ」と言わんばかりのNTR状態になってるのも面白いところです



そんなデクとカラダの相性最高の女というのがこのメタトロンαです
何がそんなに相性いいのかっていうと、デクとお揃いのアンチワープ&アンチブロックのアビリティを持っており、
さらにSSターンチャージによって、デクの切り札である必殺技のチャージ時間を早めることができ、
さらに必殺技の弱点効果アップによって、ただでさえ高いデクの必殺火力をよりいっそう引き上げることができ、
さらに友情コンボのスピードアップによって、デクの鈍重なスピードの低さを補うことができ、
さらにデクと同じ光属性なので同じクエストに出しやすい
っていうそんな女なんですよね

まさにデクにとってカラダの相性最高の女であり、
爆豪とホモカップルを結成していたら、とんでもない理想の女が現れてNTRされてしまったという流れになっているんですよね
ちなみにメタトロンαが必殺技を撃つ時のセリフが「いえ〜〜〜い」であり、
このふざけた感じが爆豪からデクを寝取って勝ち誇ってる女のように感じて笑ってしまうのは俺だけだろうか(えー

ちなみにですけど、さっき紹介したツバサのクエストで「爆豪とデクを一緒に出してる」と語ったわけですが
実はこのメタトロンαも一緒に出してるので、俺がツバサのクエストをやる時っていうのは
爆轟とメタトロンαがデクを取り合うドロドロの三角関係みたいな気持ちでプレイしてますね(えー
こういうバカみたいなことを考えながら遊ぶのも周回を楽しむ醍醐味だと思います



ちなみに、そんな風にデク達がドロドロの三角関係を織りなす中で
「あいつら何やってんだろう…」って全然関係ないところにいるのが轟ですね(えー
轟の性能はデク達とほぼ関係がないから、一緒に出すようなことは全然なくて違うところで頑張ってるって感じです
なにげに轟を使ってて思うのは、必殺技ボイスの「なりてぇもんちゃんと見ろ!!」がカッコイイので
これを聞くために轟を出すこともあるくらいですね。友情コンボも高火力だし使う価値はあると思います



最後におそらく葦原先生のお気に入りキャラであろう飯田なんですが
飯田は低レアのキャラではあるんですけど、超アンチ重力バリアと重力バリアキラーを併せ持つ優秀なやつで
低レアの中でも重力バリアに対して圧倒的な戦闘力を持つっていう性能になってますね
低レア用のクエストで重力バリア主体の内容だったらとりあえず飯田を出しとけってくらい強いと思います

というかこれだけの性能だったら高レアに混ぜて使っても問題なく戦えるレベルですね
友情コンボの爆破拡散弾も、至近距離で当てればかなりのダメージを稼げるので
低レアの中でも相当な上位層にいるのが飯田だと思います

とまあそんな感じで、ワートリなんだかヒロアカなんだかモンストなんだか分からない感想になってしまいましたが
とりあえず俺としては語っておきたかったんで…というかこれをワートリ感想のログに入れるかどうかちょっと悩むな



ジャンプSQ感想:ワールドトリガー 第186話「ヒュースG」



さて前回、いよいよランク戦の最終戦が始まったかと思ったら
いきなり自分の周りの全方位を敵が囲んでいて大ピンチに陥っていたヒュース。
「特に生駒隊が全員集まってるのがヤバイ」と俺も前回の感想で書いたわけですが、
今回はまさにその生駒隊がヒュースを倒しにかかる内容となっていますね

「ヒュースくんは南に折れて弓場隊をかわす感じっすね」

「ヒュースは南、了解」

「そしたら一応こっちふさいどこか」

「オレは後ろから追っていくっす!」

そんな生駒隊のやり取りがこんな感じ。
まず隠岐がヒュースの動きを観察し、イコさんがヒュースの行く手を阻み、
海がヒュースの後方から奇襲し、水上がヒュースの逃げ道を塞ぐといった感じですね
いやぁ…これはもうなんていうかさすがにヒュースきつすぎでは!?
動きが見られてるうえに、あちこちの方向からガッチガチに固められとるやんけ!

《ヒュース隊員、ここでバッグワームを起動してレーダーから消えた!》

って、ヒュースもこの状況はさすがに無理ゲーと感じたのか、バッグワームを使っていったん姿をひそめることに。
敵との交戦をなるべく避けながら、この包囲からの脱出の機会をうかがうつもりなんでしょう。
チャンスがあるとすれば、ヒュースの近くにいるのは生駒隊だけじゃなくて弓場隊もいるってことですかね
特に、強力な駒である弓場サンが生駒隊と激突してくれれば、
生駒隊の包囲に穴が空いてヒュースが脱出できる可能性も…弓場サンはやくきてくれーーっ!!

「帯島ァ、今消えたのァ誰だ?」



「ヒュース先輩、犬飼先輩、辻先輩、このうちの誰かッス!」

「ヒュースでも辻・犬飼でもここで逃がすと面倒クセェ。
 まずはそいつを速攻落とす!!」

ってゲェー!?俺的に生駒隊との激突を期待していた弓場サンですが、なんと生駒隊には目もくれずに
「まずはヒュースから速攻落とす!!」とヒュースから先に始末しようと動き始めることに!
そ…そんなー!!こんなん完全にヒュース万事休すじゃないですか!
生駒隊だけでもキツイのに弓場隊まで加わったら終わりやでホンマ!

ちなみに、弓場サンがなぜヒュースから落とすことを決めたかというと、それはやっぱり
今のヒュースが「浮いた駒」の状態だからでしょうね
浮いた駒っていうのは味方から分断された状態のことですが、今のヒュースはモロに味方から分断されまくってますからね
しかもバッグワーム使ってコソコソと逃げようとしてるから、それを知った弓場サンは
「誰だか知らんが、浮いた駒がピンチになってバッグワームで逃げようとしてやがる」って状況を察して
「まずはそいつから落とす」って言ってるんだと思います

要するに、ワートリでよく聞く「浮いた駒から倒す」ってセオリーに沿って行動してるんじゃないかなと。
あともうひとつのセオリーとしてよく聞くのが、「倒しやすい奴から倒す」ってやつですが、
果たしてヒュースは倒しやすい奴なのか?って疑問が浮かぶかもしれませんけど、結局は同じことだと思います。

なぜなら、倒しやすい奴っていうと俺が思うに2つのパターンがあって
まずひとつは実力がたいしたことなくて弱い奴ってパターン
もうひとつは浮いた駒状態になっちゃってる奴ってパターンだと思うんですよね

つまり、ヒュースは実力に関しては申し分ないほどハイレベルで強いわけですが
今回ばかりはあまりにも浮いた駒になっちゃってるので
そういう意味で狙い目の倒しやすい状態だということで、弓場サンはヒュースを襲うことに決めたんだと思います
それに、ヒュースみたいな強い敵を早めに落とせれば弓場サン達にはそれだけオイシイですしね。
強いヤツであっても浮いた駒なのであれば、優先的に狙っていくのはアリなのかもしれません

「生駒隊や他の敵も寄ってきている。完全に囲まれる前に、南の敵を1人倒して突破する!」

《了解!》

「ヒュース見っけたわ」

とその時、どんどん包囲網がキツくなっているこの状況で、
ついに意を決して「敵を1人倒して突破する!」と南へ向かったヒュース!
しかし南で待ち構えていたのはイコさんであり、
さすがにイコさん相手となると瞬殺して突破することは難しく、むしろ旋空弧月で先手を取られてしまいます
 
 

さらに近くにいた隠岐も狙撃でイコさんの援護を開始し、2隊1の戦いを強いられてしまうヒュース。
巧みな防御でうまく攻撃をさばいていますが、
しかし「敵を倒して包囲を突破する」って目標の達成は厳しい状況ですね

《後ろからも来てるよ!》

さらにその時、なんとヒュースの背後から弓場サンが登場!
おいおい今度はあんたかよ!イコさんだけでもキツイのに、弓場サンまでこんなに早くやってくるのは反則だろマジで
この試合、二宮隊以外で恐ろしいエースと言えばやはりイコさんと弓場サンなわけですが
その2人がしょっぱなから揃って襲ってくるっていうのはあまりにもキツイ状況ですね

 
 

そんな弓場サンからの銃撃をどうにかこうにかかわしたヒュースですが、
次の瞬間脇の道から現れて奇襲してくる帯島ちゃん!
抜け目ない子やなアンタ!帯島ちゃんって個人戦闘はそんなに強くなさそうだったけど
コンビネーションだといい動きしてますね。そしてそれをしのぐヒュースもすごいんですけど
これだけ怒涛の連続攻撃を仕掛けられてもまだしのげるのかお前は!こんな厳しい状況でよく持ちこたえられるな

ちなみに実況席の王子も、このヒュースの戦いぶりを見て
「なんであれで死なないんだろうね…」って、あまりの強さで理解できないようなコメントをしてました
王子もかなりハイレベルな隊員だと思いますが、その王子の目から見てもヒュースって次元の違う強さなんですねえ

《しかしいまだに危険な状況!ヒュース隊員、このピンチを切り抜けられるか!?》

しかし、それだけヒュースが強いとはいえ状況はすでに4対1であり
どんどんキツイ状況になってることに変わりはありません
さらに他の敵もどんどん寄ってきてるので、このままではますますピンチになっていく一方ですな…

「けっこうまずそうだな、ヒュース助けに行くか?」

「いや、それじゃ多分間に合わない!ここからヒュースを援護する!」

そんな中、危機に陥っているヒュースをどうにか助けようと動き始めていたオサム達。
しかし直接向かっていては間に合わないということで、遠距離からの援護を考えているようです
なんにしろ、ヒュースを助けられるかどうかはオサム達の動きにかかっていると思うので、
ここからの展開に期待したいところですね。次回に続く!



ジャンプSQ感想:ワールドトリガー 第187話「弓場隊A」

「千佳と空閑は団地の上にあがってくれ!狙撃でヒュースの突破口を作るんだ!
 千佳の鉛弾狙撃とヒュースの隠し玉を合わせて、相手の包囲に穴を空けるんだ!」

さて前回、ヒュースが4人の敵に囲まれてピンチに陥っていた中、遠距離からどうにかヒュースを援護しようとしていたオサム達。
具体的にその方法というのは、千佳ちゃんの鉛弾狙撃によってヒュースを援護し、
ヒュースも隠し玉を惜しみなく使って脱出する
というものでした

ふむ、ヒュースの隠し玉をここで使っちゃうのはちょっともったいない気もしますが
でも使わないまま死んじゃったらそれこそ意味ないし、
ヒュースを生かすために使えるものは惜しみなく使った方がいいかもしれませんね

それと千佳ちゃんに狙撃させるってことですが、千佳ちゃんと言えば先月あたりの展開で
めっちゃ冷や汗かきまくりの平常心なくしまくり状態でしたけど、今この狙撃は問題なくできるんか!?

「いけるか!?千佳!」

「うん!」



って千佳ちゃんの様子を見てみたらすっかり落ち着いてるやんけ!(えー
あれだけダラダラ流しまくってた冷や汗が今はもう止まっとる!
ふーむ、こないだユーマが「一発どでかいハウンド撃ってやれ」って言ったことで緊張がほぐれたのか
それとも今オサムが指示してるのって鉛弾狙撃なわけだから、
それなら千佳ちゃんも十分に経験を積んでいるし落ち着いてやれるってことなのかもしれませんね

こないだ千佳ちゃんがあれほど落ち着きをなくしていた理由として、俺の仮説としては
千佳ちゃんはシューターとしての立ち回りを求められてるけど、
まだシューターとしてはド素人だからそれが不安だったんじゃないか
というものでしたよね。そして今回求められているのはスナイパーとしての立ち回りなので、
それだったらシューターと違って慣れてるから落ち着いてやれるってことなのかもしれません

あとはまあ、鉛弾狙撃だったら人を傷つけないからそれだったら安心して撃てるとか…
俺的にその可能性は、千佳ちゃんは覚悟を決めたと思ってるからあんまり考えたくないんですけど、
ただまあ、覚悟を決めたとはいえいきなり平然と人を撃つのは難しいってこともあるのかもしれないな…

ドドドドドド!!



一方その頃、弓場サン達と交戦中のヒュースはというと
弓場サンの激しい銃撃を食らって片腕を吹っ飛ばされていました
ゲェーなんてこった!ついにヒュースが無傷で耐え続けるのも限界か、まあ今まで耐えてたのが不思議なくらいだしな…

それにしても弓場サンの銃撃を見ていて思うのは、
ヒュースのシールドをやすやすと壊しまくってるのがこええなってことなんですよね
どういう火力してんだよあんたの銃撃は!ヒュースのシールドって並の隊員よりずっと硬いはずなのに
それをこうも簡単に壊すとは…確かユーマとタイマンで戦った時は、
「速すぎてシールドを張るのが間に合わない」ってユーマが言ってましたけど
仮にシールドが間に合ったとしてもいとも簡単に壊されて深手を負わされるってマジかよ対処不可能じゃねーか!

想像以上にヤバイ相手ですね弓場サンは…確か以前の俺の感想で
「弓場サンと向き合ったらほとんどの隊員が何もできずに死ぬんじゃないか」と書きましたが
割とマジでそんな感じしますね(えー

ともかくそんな弓場サンからダメージを負わされたヒュースでしたが
しかしこの場面、ひとつラッキーな要素があると俺は思います。それが何かというと
最後のコマで飛びかかってる海ですよ
これって絵的にヒュースを襲ってるように見えますけど、実はそうじゃなくて
帯島ちゃんに飛びかかってるんですよね
そう、海はヒュースのことを狙うんじゃなくてとりあえず手近な帯島ちゃんを狙ってるわけで
この海の奇襲が通れば、帯島ちゃんを殺された弓場サンがキレて
生駒隊との潰し合いを始めてくれる可能性が…

ドドドン!!



がしかし、帯島ちゃんが狙われたと見るやすかさず鬼の形相で迎撃してきた弓場サン!
殺されたらキレるどころか殺される前からもうキレとる!(えー
この場面絶対「ウチの帯島に何してんだコラァ…!?(ビキッビキィ)」みたいな心境してるだろうな
それにしても周りをよく見てますね弓場サン、帯島ちゃんへの奇襲もこうしてすぐさま迎撃するとは、ほんとにスキがないですよ

「弓場さんとこはヒュース狙いっぽいわ。おとなしく挟んどけばええやろ」

そしてここで、帯島ちゃんを狙おうとした海に声をかける水上。
弓場隊メンバーにはなるべく手を出さず刺激しないようにして、
ここはおとなしくヒュースをリンチしとけばええやろってことですよね
水上お前はなんていう無慈悲な提案をする奴なんだ(えー
これでもう生駒隊と弓場隊が潰し合うことがなくなって、完全にヒュースは手詰まりじゃないですか!
いよいよもって絶体絶命って感じになってきたな…

タタタタタタタ!



さらにそんな中、犬飼までもがやってきてヒュースへの攻撃を開始することに!
そんな犬飼の攻撃をガードしきれず足に被弾してしまうヒュース。この場面ちょっと興味深いですね
まずは数発ヒュースの上半身を狙っておいて、ヒュースが防御しようとした瞬間に下半身を狙って当てるっていう。
なかなかにテクい撃ち方でダメージを与えてると思います

さっきの弓場サンがヒュースのシールドをぶっ壊すという猛烈なパワーでダメージを与えてたのに対し、
こっちの犬飼はヒュースのシールドを避けるようにして巧みなテクニックでダメージを与えてるって感じがしますね
同じガンナーでも対象的な2人だよなーって感じがします、まあどっちにしろヒュースがやばいことに変わりはないんですけどね…

《8人の乱戦でヒュース隊員がダメージを負った!》

《乱戦をリードしてるのはみずかみんぐだね。
 弾と位置取りでヒューストンが内側になるようコントロールしてる》

《犬飼隊員もそれを理解して、ヒュース隊員を逃がさないように動いていますね》

そんな風にとうとうヒュースを囲んだ8人リンチが始まってしまいますが、
その状況をコントロールしているのは水上であると語る王子。
これだけ大勢が入り乱れても、潰し合いにならずヒュースに攻撃が集中しているのは
水上の巧みな立ち回りがあってこそだと言っているわけですよね



いやはやこの王子の解説は俺としては鼻高々ですよ(えー
なぜなら俺が今まで生駒隊のことを語る時、もっとも注目すべきメンバーなのは水上であるってことを何度も言ってて
生駒隊の中でもこいつだけは司令塔のような立ち回りができるクセ者で、要所要所でチームをコントロールしているからこそ
生駒隊はただのバカなチームではなく、油断できない強豪チームとなっている
てなことを主張してきたわけですからね。今回まさにその水上がクセ者の司令塔ぶりを発揮していて嬉しいですよ
まあこんなこと言うとたったいま犠牲になってるヒュースには申し訳ないんですけど…(えー

「雨取ちゃんは南西の団地の上ッス。このままマークして攻撃モーション入ったら撃ちます」

「了解ッス!」

(雨取ちゃん達が消えてるってことは、鉛弾狙撃か砲撃狙いかな?)

《そのうち西か東から弾飛んでくんで!射線気ぃつけや!》

「西か東から弾、了解」

《ダメだ修くん、狙撃は警戒されてる!射線が通んないよ!》

そんな中、ようやく千佳ちゃんが狙撃位置について援護を開始しようとしたオサム達ですが、
しかし弓場隊には千佳ちゃんの動きが筒抜けで現在地もすべて読まれており、
犬飼にも「雨取ちゃんは鉛弾狙撃狙いかな?」と行動を読まれており
生駒隊にも「そのうち弾飛んでくんで!射線気ぃつけや!」と読まれているという…
つまりは今ヒュースを囲んでる奴ら全員に読まれてるってことじゃないですか!
あかんこれ!この流れはあかん!しおりちゃんもこの状態じゃ狙撃は無理だと言ってるし
鉛弾狙撃じゃ援護しても効果はなさそうですな…それを聞いたオサムは
「こうなりゃアイビスで砲撃だクソッタレー!!」と作戦を変えようとしますが…

「ヒュース!千佳に一発アイビスを撃たせるから、混乱に乗じて…!」

「いや、メテオラだ。オレのところへメテオラを落とせ」

「!?」

「運がよければ耐えられるし、死んだとしてもまわりの敵をまとめて倒せる」



しかしアイビスに作戦変更しようとしたオサムに対し、さらにメテオラに作戦変更しろと言い出したヒュース!
めまぐるしいなオイ!とにかくヒュースとしては自分が犠牲になって周りの連中を道連れにするつもりのようで、
そのために一番周りを巻き込みやすいメテオラを撃てと言ってるみたいですね

「運がよければ耐えられる」っていうのも、この画像のメンバーの中では
一番トリオン量が高いのがヒュースなので、そのぶんシールドも頑丈になるから
千佳ちゃんのメテオラを食らっても、シールドで生き残れる可能性が一番高いのはヒュースだってことですよね

あとどうでもいいけど、この画像のヒュースのまわりのキャラが全滅してる絵ヅラを見てると
ヒュースがなんかすごい超スーパーフラッシュを放って周りの奴らを片付けたみたいに見えて
妙な笑いがこみあげてくるのは俺だけだろうか(えー
たとえばスパロボでいうところの「いけぇ!サイフラーーッシュ!!」みたいに
マップ兵器で周りの敵を一気に片付けた的な…(えー

「わかった…!千佳!メテオラだとたぶん射程がギリギリだ、できるだけ近づいて撃つんだ!」

ともかくそんなヒュースの案を採用し、千佳ちゃんにメテオラを撃たせようとするオサム。
ただ俺が気になるのは、今こうしてメテオラを撃てと指示されたとたんに
また千佳ちゃんの冷や汗が復活しちゃったってことなんですよね

こんな風に、メテオラを指示された場面でも、実際に撃とうとしてる場面でも冷や汗かいてるっていう。
さっき鉛弾狙撃を指示された時は冷や汗かいてなかったのにですよ
つまり千佳ちゃん的に、やはりシューターのような弾を撃つ時はまだ不安がつきまとうってことなのか
それとも今は敵を全滅させるためのメテオラを撃とうとしてるから、「人を撃つ」って意識して不安が湧いてきたのか
一体どっちなんでしょうね。俺としてはシューターに慣れてないからだと思ってますが
果たして実際はどっちなのか…まさかの両方って可能性もあるかもしれないなあ
人を撃つことも慣れてないし、シューターみたいに戦うことも慣れてないから、その両方で不安が湧いてくるのかなっていう…

あと話は変わりますけど、ヒュースを包囲してる奴らを千佳ちゃんのメテオラで吹っ飛ばすってなると
俺としてはちょっと感慨深いものがありますね。それが何故かっていうと
以前の試合でユーマを包囲してる奴らをゾエさんのメテオラで吹っ飛ばしたっていう
よく似たことが前にあったからですよ

 

そう、俺がよく話題にする、東隊やらなんやら大勢の敵に囲まれてユーマがボコボコにやられてたシーンなんですが、
この時にリンチされまくって危機に陥っていたユーマを救ったのは
ゾエさんが撃ったメテオラだったんですよね



このゾエさんが撃ったメテオラがユーマの近くに着弾し、周りの奴らを爆風で吹っ飛ばしてくれたおかげで
ユーマが自由になるだけのスキができて、ピンチを脱出することができたっていう。
で、それを見て俺は「千佳ちゃんはゾエさんに弟子入りすべき」ってしつこく言ってたわけですよ
千佳ちゃんもこんな風に仲間を助け出すような動きができるようになるべきだってね

そういう意味では、今回千佳ちゃんがヒュースを助け出すためにメテオラを撃とうとしてるのって
以前のゾエさんの立場とよく似てるので、「弟子入りしろ」と連呼していた俺としては感慨深いものがあるなあと…
まあ千佳ちゃんのメテオラは強力すぎるから、ヒュースを助けるというより
ヒュースごと敵を皆殺しにするおそれがあるので思ってたより過激な状況なんだけど…(えー

「目標確認!メテオラ!」

話が長くなりましたが、とにかくヒュースめがけて最大級のメテオラを撃とうとする千佳ちゃん!
威力なら十分といったところ、着弾すればまわりを焦土に変えるだけのパワーはあることでしょう
あとはこいつを発射すれば大爆発が巻き起こるわけですが…

「外岡ァ!!」

しかしその時、千佳ちゃんに動きがあったとみて外岡への攻撃指示を出す弓場サン!
そう、弓場隊はずっと外岡を千佳ちゃんのマークにつけていましたからね
今も外岡は千佳ちゃんの近くに潜んでおり、狙撃のチャンスを伺っていたところだったのです
そして実際に、外岡が千佳ちゃんのメテオラを狙い撃った結果…

 

ぎゃあああああああああああああ!!
なんと抱えていたメテオラがその場で大爆発を起こし、その爆発のど真ん中に消えてしまった千佳ちゃん!いやあああああああ
なんつー破壊力だこれー!!千佳ちゃん達が登ってたでっかい団地がまるごと壊滅してるじゃねーか!
マジで千佳ちゃんのメテオラって、もはや武器っていうより破壊兵器ってぐらいの威力だよな…

「千佳!!空閑!!」

《…!!生きている!雨取隊員のシールドか!?玉狛第二間一髪!!》



って、あの大爆発の中でもギリギリでシールドを使ってどうにかこうにか生き延びていた千佳ちゃん達!
よくシールドが間に合ったな…それと照屋さんも言ってますが、千佳ちゃんが使ったのはただのシールドじゃなくて
シールド固定モードってやつですね



初期の頃に木虎が使ってたやつですが、いつもの形のシールドより耐久力がアップするんだとか。
それにしても千佳ちゃんって本当にシールドを使いこなすようになりましたよねー
千佳ちゃんにシールドを勧めた人間として俺も鼻が高いですよ(えー

あと柿崎隊の客席の様子もけっこう興味深いですね
俺の予想だと照屋さんって絶対ザキさんの隣に座るタイプだと思ってたのに
隣にザキさんいないじゃないですか!?なんで隣じゃないの!?照屋さんあんた俺を裏切るつもりですか!?(えー

あと宇井ちゃんの表情を見て思ったことがあるんですけど、
今までは宇井ちゃんって「ちょっと目つきがきつめのキャラ」だと思ってたんですよね
ただ、さっきのコマを見て思ったのは、宇井ちゃんって目つきが悪いというよりは猫顔なんだなと思ったんですよ



この口の形とか見たら一目瞭然ですよね。ちなみに宇井ちゃんは数話前に試合会場に入ってきたシーンでも同じ口をしてました
なぜそんなに宇井ちゃんは猫みたいな顔をしてるのかと言ったら、それはキャラクター設定において
猫を飼える家に引っ越すのが夢で、そのために貯金をしているっていう
猫好き設定があるからだと思いますね。この設定については第16巻のカバー裏で確認できます
つまり宇井ちゃんはもともとの猫好きが高じて猫顔キャラになったんじゃないかなと。

ちなみに、ワートリにはもう一人猫好きキャラがいるんですよね。それが誰かっていうと
嵐山隊の時枝先輩です



この人って自分のプロフィールで好きなもの:猫って書かれるぐらいの猫好きで、
実際に猫を2匹飼ってて「アーサー」と「とみお」って名前をつけて可愛がってるそうな。
なので宇井ちゃんとは猫つながりでかなり話が合うだろうなーと思うんですよね

というか嵐山隊と柿崎隊って実際会ったらみんな相性いいと思う。
嵐山さんとザキさんは普段から仲良くしてる親友キャラだし、
時枝先輩と宇井ちゃんはさっき話したとおりの猫好きつながりがあるし
木虎と照屋さんは同じお嬢様学校に通う後輩と先輩っていう風に学校つながりがあるし
綾辻さんと虎太郎は「女性オペレーターから大人気」っていう虎太郎の設定があるから綾辻さんにも可愛がってもらえるだろうし
最後に佐鳥だけ1人余るんですけど、まあ佐鳥だからオチ担当ってことでいいかなって…(えー

というところで今月の感想は終わりです。あと最後に今回の話を見てて疑問に思ったことがひとつあるんですけど

今回イコさんが味方のセリフをひたすら繰り返し言いまくってたんですよね
いやマジで。2回や3回なんてもんじゃなくてずーーっと繰り返し言ってたんですよ
実際にイコさんのそういうシーンを書き出してみると

「やばいっす!おれめっちゃモテモテかも!」

「海はモテモテ、了解」

「ヒュースくんは南に折れて弓場隊をかわす感じっすね」

「ヒュースが南、了解」

「今イコさんの方行きました、一本西の通りです!」

「一本西、了解」

「おれじゃなくてヒュースちゃんがモテモテだあ!」

「モテモテ海じゃなかった、了解」

「イコさんの後ろ、犬飼が来てますよ。気ぃつけてくださいね」

「後ろから犬飼、了解」

「そのうち西か南から弾飛んでくんで!射線気ぃつけや!」

「西か南から弾、了解」

っていう風にひたすら了解を繰り返してて、イコさん頭おかしくなったんじゃないかと思ったんですけど(えー
一体イコさんはどういう意図でこんな風に了解を繰り返してたんでしょうね。考えられそうなのは
「最近どうも物忘れが激しくてあかんわ」とかいう理由で味方の言葉を繰り返し言ってたか
それとも仲間に了解するってことがイコさんの中で流行ってるからああやって何度も了解してみたとか
そういう感じですかね…ほんとこの人はわけわかんねーな…(えー
果たしてイコさんの了解連発について、この先ちゃんと語られることはあるんでしょうか?次回に続く!


単行本感想:ワールドトリガー 第21巻



それでは単行本21巻の感想なんですが、まず表紙は噂の弓場サンとなってますね
本誌でも単行本でも話題の中心となる男。おまけページを見ても弓場サンフィーバーとなってます
カバー裏のキャラ紹介なんかも弓場サン達を紹介する内容ですからね

それ見て驚いたのが、弓場サンって実は
連載が始まる前から葦原先生が温めていたキャラで、
でも「メインキャラが食われる」「世界観が壊れる」ってことが不安で
なかなか出番を用意できずにいた
っていう事情があったみたいですね

まさかそんなに前から用意していたキャラだとは夢にも思わんかったな
俺としてはてっきり最近思いついたキャラだとばかり。
でもそれだけ長い間温めてただけに、今回の試合ではエンジン全開で大活躍してますね

あとは弓場サンってこう見えて進学校出身なんだそうで、それも意外で驚きました
ガラの悪い性格してるけど、やっぱりバカなわけじゃないんだなっていう。
以前の俺の感想で、弓場サンはただの不良っていうよりインテリヤクザっぽいと書いたことがありましたが
たぶんその認識で合ってると思います。おっかない人だけど知的な部分もあるっていうね

あとは弓場サン、イコさん、迅さん、嵐山さん、ザキさんで組んでる19歳組の話ですが、
今回の解説で意外なことが明かされてましたね。
というのも弓場サンは、イコさん・迅さん・嵐山さんの手綱を握るポジションであり、保護者役のザキさんを助けているっていうね

いやいやこれは意外でした、確か俺が以前に書いた感想では
弓場サンは不良の問題児ポジションでザキさんを困らせていると推測してたので
実際はまったくの逆だったんですね。問題児どころか、むしろ助けになってくれる頼れる奴だったっていう。

それにしても19歳組の設定もずいぶん固まってきましたよねー
新しい単行本が出るたびに、19歳組にまつわる話も増えていってる気がする。
こうなると19歳組が実際どんな風に仲良くしてるのかってことを
番外編とかで一度見てみたいですよね
本編でもチャンスがあったら見てみたいなー、ちょうど今回の試合にはメンバーが何人も集まってるし。

なんか弓場サンに関する話題がひたすら続いちゃってますが、最後にひとつ別のキャラの設定について。



それが誰かと言うとののパイセンですよ。今回のキャラ解説で明かされたのが、この人のバストサイズなわけですが
なんと驚きのIカップってことでマジで仰天しましたね
いやいやIカップって!ワートリの女性キャラってAカップとかBカップの人が大半なのに!
この漫画で巨乳キャラって本当に少なくて、Eカップの国近ちゃんなんかもすごい貴重な存在でしたが
まさかそれを数段上回る巨乳神が出てくるとは思いませんでした

葦原先生はののパイセンの巨乳を描くためにわざわざ作画方法まで変えたそうですよ
すげーなおい!いったい何が葦原先生を変えたんだ!?(えー
いや俺としては巨乳キャラが出てくるのは大歓迎なんですけどね、
ののパイセンの胸元が映るたびにうおおおってなってるし
男は結局おっぱいが好きなんだよ!(えー
なんにしろ葦原先生の変化はいいことだと思います、ののパイセンに限らず巨乳キャラには出てきてほしいぜ
 






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