■ワールドトリガー 第71話「大規模侵攻Q」


『敵のトリガーは、液体、気体、刃状の固体にトリオンを変化させ、
 弱点以外は斬っても撃ってもダメージなし。さらに的を絞らせないためのダミーを多数使ってきます。
 特に警戒すべき攻撃は、目に見えない気体化による体内からの攻撃です!』

さて前回、敵幹部エネドラとついに交戦状態に入ったミスター最強・忍田本部長。
今回の冒頭では様子見の攻防を繰り広げながら、オペレーターにエネドラの特徴を聞いていました
エネドラの能力についておさらいをすると、「RX!バイオライダー!!」と液体や気体へ自由に姿を変えることができ
最も恐るべきは、気体化の無敵状態を利用して敵の至近距離へと近づき「RXキック!!」
無敵状態の解除と同時に必殺のRXキックをブチ込むという妨害不能の鬼畜コンボで…え?違う?

冗談はさておき、エネドラとの戦闘で厄介なのはいくら攻撃しても手ごたえがなくダメージを与えられないこと、
そしていちおう弱点箇所があるものの、大量のダミーがあり的を絞れないこと、
最後に気体化されて体内から攻撃されると一方的にやられてしまうことです
特にヤバイのはやはり気体化攻撃、まったく目で見えず風間さんもたやすく倒したほどの攻撃です
ここでも本部長をさっさと始末するべく、気体化攻撃を繰り出してくるエネドラでしたが…

(気体(ガス)ブレードで腹から掻っ捌いてやる!)

ズズズ…

『トリオン反応!気体攻撃です!』

「堤!」

「了解!空調を全開にします!」

ゴオオオオオ



しかし「エアコンのスイッチ入れろ」という指示により気体アタックは封殺…えーーーー!?
ちょ、ちょっと待ってくださいよ!エネドラ必殺の気体アタックはエアコンで防げるのかよ!!
まさかそんな手があったとは…ペンは剣よりも強しというかエアコンは風間さんよりも強しという格言が
生まれてしまいそうな場面だな(えー

「奴の弱点の位置情報をくれ」

『ダミーも一緒に映ってしまいますが…』

「構わん。いずれにしろ全て斬る」

ズババババババ!

(…!?ダミーを増やすのが追いつかねえ…!)

そしてもうひとつエネドラの厄介な能力、弱点の箇所がダミーだらけで特定できない件については
目にも止まらぬ超高速の連続攻撃により、あっという間にダミーを全て斬り刻んでしまう忍田本部長!
まさか本物を見破るのではなく、ダミーだろうと構わず全部破壊してしまうとは…

「貴様のトリガーは、火力よりもその特殊性が武器だ。ネタが割れれば強みを失う…
 貴様の敗因は我々の前ではしゃぎ過ぎたことだ」



そしてエネドラ逝ったーー!!
「調子に乗りすぎたな小僧」と言わんばかりに、弱点をぶった斬ってエネドラを撃破する忍田本部長!
正確に言うとエネドラがこの後、多少の悪あがきをするんですがまあその辺はカットということで(えー
というかエネドラのやつ最後は特撮の怪人が死ぬシーンみたく大爆発してましたけど、あいつ今回ガチで死んだんですかね?



そんなわけでたぶん死んだっぽいエネドラですが、その知らせを受けた敵陣営の反応は
「そうか」の一言だけで終了であります。エネドラ…あいつ人望なかったんやな…(えー
そして「回収に向かいます」との言葉と共に動き出した敵の女・ミラ。

こいつの能力は、様々な場所にゲートを繋げて自在に移動できるというものです
そして、移動のためのマーカーはすでにオサムに打ち込まれているようで…
つまりこのミラという女、その気になればいつでも
どこでもドアみたくオサムの目の前に移動できるということです

ミラが回収すると言っているのは、オサムが持ってるキューブ化した千佳ちゃんのことでしょうね
オサムと千佳ちゃんは基地に逃げ込めば助かるとのことでしたが、
おそらく最後の障害として立ちはだかるのがこの女ということなんでしょうか。次回に続く


・ワートリの制作会社、東映に決まりましたね...私は今まであまりアニメを見ていなかったんで
 あまり制作会社について詳しくないのですが、どうなんでしょうか。大志さんの考えをお聞きしたいです。 by 円治

・ワールドトリガーのアニメは東映らしいですね(twitterより)。アニメに関してあまり良い評判は聞かないのですが…。
 どうなんでしょう?

ワールドトリガーが東映アニメーション制作になった件について…
東映アニメーションがどんな制作会社かと言うと、俺から言えることは
作画についてはマジ安定感がない会社ということでしょうか

というのも、東映はアニメ作りの際に予算に厳しい、動画枚数に厳しいという特徴があって
アニメの品質を必要以上に上げることをしないんですよね。
作る側の労力や予算を最低限に抑えること
を重視しているというか
しかしそれは見る側の俺達からすると最低限の品質のアニメしか出てこないわけで
特に作画については金や手間をかけるつもりがないから質がめちゃくちゃ低いのが特徴だという…

例えば最近東映が手がけた作品を挙げてみると
・ワンピース
・美少女戦士セーラームーンCrystal
・トリコ
・デジモンクロスウォーズ
・ハピネスチャージプリキュア
・聖闘士星矢Ω
・探検ドリランド
・マジンボーン
こんなところですね、内容はともかくとして作画はどれも低品質だったなぁというのが俺の印象です
例えばセーラームーンCrystalは、ちょうど最近ひどすぎる作画崩壊で話題になった作品だし
マジンボーンはこの間「俺が今期見ているアニメ」をいろいろ紹介した時に
「作画が100点満点中20点で、キャプする気が起こらない」と語った作品だし

ドリランドも見てましたが作画は酷かったですね…一番ひどい時はもはやヤシガニ級だろと思うほどに
作画が大崩壊してた時もあったし、プリキュアやワンピースなんてとてつもない額の金が動く人気作品なのに
それでもやっぱり作画に金をかけない方針は変わらず、低品質作画で作られてますよね

そんなわけで作画に関しては期待できないよなーというのが東映の特徴なんですが、
ごくたまに、一部分だけ物凄い質の作画を見せてくれる時があります。
それが世に言う東映の本気ってやつですね

では実際に普段の低品質作画本気出した時の作画を見比べてみると


↑普段の作画


↑本気出したシーン

たとえばこれは映画プリキュアオールスターズNSでの作画。
普段の場面は、映画なのにそこらのテレビアニメより下回っているぐらいの低品質作画で、
キャラの顔がなんか微妙にゆがんでるような印象が常にあったわけですが

本気出したシーンでは凄い作画でキャラがぎゅんぎゅん動きまくって飛び回って、ダイナミックに敵と戦うという
そんな場面を見ることができます。ただしこれは映画の一番最初のワンシーンだけで
他の場面ではほぼ常に低品質作画が続いている状況だったと思います

そしてこれはいつぞやのドラゴンボール&トリコ&ワンピースの時の作画。
これもまぁ全体的に作画のダメっぷりがひどくて天津飯の顔とかもうなんだよこれってレベルでしたが
しかし最後に悟空・トリコ・ルフィがボス敵と戦うシーンだけは急激に作画の質が上がったということがありました

東映のアニメって大体これが基本なんですよね、普段の作画はマジでひどいんだけど
たまーに本気を出すとその場面の作画はものすごく質が上がるという。
フレッシュプリキュアなんかでも、普段の作画はダメダメでしたが
キュアパッション変身バンクだけは異常なほどに出来がよかったし
あとドリランドも普段の作画は酷かったけど、最終回だけはめちゃめちゃ作画よかったしなー

↑ドリランド最終回の作画(4枚とも)

まあ東映の特徴としてはそんなところです。ただアニメ界全体で言うと
どこの製作会社も作画めちゃくちゃ良くなってきてるから
東映の作画は正直だいぶ時代遅れになってきてる感はあるよね…

たとえば七々々(A-1 Pictures)は内容あんなんだったけど、作画は最初から最後までずっと綺麗だったし
ハイキュー(Production I.G)も、2クールアニメでありながらまったく作画が崩れず高品質を維持してるし
そういうアニメが増えてきたから東映のアニメはだいぶ見劣りするようになってきたというのが
正直なところかな…

あとワールドトリガーは放送時間もちょっと不安ですよねー、日曜朝6時半から放送って早朝じゃねーかよ!
俺ちょうど同じ日の7時から始まるバトスピを見るのに、「やっべ寝過ごしちゃったよ」って15分くらい見逃すことが多々あるので
そうなるとワールドトリガーはまるごと見逃すこともありそうで恐いんだが…
日曜の夕方5時からやってるハイキューがうらやましすぎるぜ
同じジャンプ漫画なのになんて差だ!くそっハイキューめ!(えー


■ワールドトリガー 第72話「大規模侵攻R」




さて前回、忍田本部長たちにボコられて特撮の怪人みたいに大爆発したエネドラですが、
どうやらあれはトリオン体がやられた時の爆発だったようで、爆風が晴れると生身のエネドラが姿を現しました
ふむ、こいつらは異世界からやってきた侵略者なわけですが、トリオン体に関してはこっちの世界と同じ技術なんですかね?
まあともかく生身の普段着状態になってしまったエネドラ、なんかパジャマみたいな服着てんなお前(えー
今となっては頼みの黒トリガーもまったく使うことができず、完全に無力となってしまったわけですが…

「どうしますこいつ?さっき通信室で、こいつに何人か殺されてますよね?」

そんな無力なエネドラを前にして煮るのか焼くのかどうしてやろうかと相談しはじめた菊地原。恐いよお前
というかエネドラの襲撃のせいで基地の人たち何人か殺されてたのかよ!
マジか…みんな割とのほほんとしてるから、せいぜい怪我人が出たくらいかと思ってましたが
人死にが出るほど深刻な事態になっていたとは…

「捕縛しろ。相手は生身だ、無茶はするな」

「ちぇっ」

ブゥゥゥン

「…!?空間操作のトリガー!?」

「回収に来たわエネドラ。派手にやられたようね」



って、慈悲深い忍田本部長が「丁重におもてなししなさい」と指示したその瞬間、
どこでもドアのトリガーを使って敵の女であるミラが登場!
「エネドラを回収に来た」とのことですが…え、前回ラストで言ってた「回収」ってのはそっちの意味かよ!
てっきりキューブ化した千佳ちゃんを回収するもんだとばかり思ってましたが、エネドラの回収のことだったとは…

「チッ…!おせえんだよ!」

「あらごめんなさいね」

ズバアッ!!

「…!?」

「回収を命じられたのは黒トリガーだけなの」

「…っぐああああああああ!!」



なっ!何をするだァーーッ!!
なんとエネドラの左腕を無残にも切り落とし、黒トリガーだけを回収していくミラ!
回収ってのはそっちの意味かよ!(えー
千佳ちゃんかと思えばエネドラ、エネドラかと思えば黒トリガー、うーむミラの考えてることは読めんな

「て、てめえ…!どういう…!」

「ハッキリ言って、あなたはもう私たちの手に余るの。
 気づいてる?あなたのその目の色、トリガー角が脳まで根を張ってる証拠よ。
 その影響が人格にまで現れてる。暴言、独断、命令違反…
 とても悲しいわ。昔は聡明で優秀な子だったのに。さようならエネドラ」

ドスドスドスドス!!

「…!!」

ああ、そしてミラ自身の手によってトドメを刺され絶命するエネドラ!ひええー
前回の感想で、エネドラが敗北した時のミラ達の反応がずいぶん薄いなぁと書きましたが
ミラ達にとってエネドラはすでに厄介者でしかなかったみたいですね…
トリガーに脳みそまで侵食されて情緒不安定になってきたために、「もういいよお前」と始末する気満々だったという…



ドドドドドドドド!!

(くっ、相殺し切れねえ…!)

「どうした?一発お返しするんじゃなかったのか?」

「…余裕こいてんじゃねーぞ、このわくわく動物野郎!」

そんな殺伐としたエネドラ退場劇の一方で、ハイレインと戦いながらなんとも愉快な会話を繰り広げていた出水
わくわく動物野郎ってよくそんな言葉が出てくんなお前!思わず吹いたわ!
出水のやつアダ名をつけるセンスあるぜ…これからハイレインのことはわくわくさんとでも呼ぶことにしようか(えー

「分かってきたぜ…てめーのトリガーは、トリオンにしか効かねーと見た!」

ゴワッシャアアアン!

「…トリオン以外での攻撃か。目の付け所は良かったが
 俺を生き埋めにするには少々瓦礫が足りなかったな」

って、わくわくさん相手に弾幕勝負は不利と見た出水は、周囲の建物を攻撃して瓦礫を降らせる作戦に変更!
しかし悲しいかな、ハイレインを倒すには瓦礫の量が足りず、この作戦もやはり失敗に…

「と、思うじゃん?」

ボッ!!



あーっとこれはー!?
瓦礫作戦が失敗したと思われたその時、わくわくさんの腹を思いっきり直撃するスナイパーの一撃!
こっちが本命で瓦礫作戦はオトリだったのか、見事にわくわくさんに痛手を与えることに成功しましたな
というか痛手どころの話じゃなくてドテッ腹に風穴空けられて完全に致命傷って感じですが
わくわくさんはここからでもまだ戦える何かがあるのか?次回に続く!

■ワールドトリガー 第73話「大規模侵攻S」


さて前回、味方のスナイパーと連携してわくわくさんの腹へまんまと狙撃弾を直撃させた出水。
かなりの深手を与えたように見えましたが、一体誰が協力してくれたんでしょうね?
やはりここはスナイパー1位の当真さんとか?それについては今回で明かされますが…



お前かよ奈良坂!うーむ奈良坂だったのか…まあこの人もスナイパー2位で凄い人ではあるんですが
前に当真さんから「そんなだからいつまで経っても2位なんだよお前は(笑)」相当ナメられていたので
奈良坂=いつまで経ってもダメな人というイメージが植え付けられているのがな…

(建物を破壊したのは…狙撃の射線を通すためか…!)

(どてっ腹に一発入った!あの傷ならトリオンはガンガン漏れる!)

「さあて、スタミナ勝負といこうか」



そんな中、ここを好機と見て猛攻を仕掛ける出水!今のわくわくさんは穴の空いた風船のような状態、
腹に空けられた穴からトリオンがどんどん漏れ出て、トリオンが枯渇するのも時間の問題というわけです
それにしても、痛手には違いないですが即死レベルの致命傷ってわけではないんだなぁ、腹にあんな大穴が空いてるのに。
頭を吹っ飛ばされたりしない限り、トリオン体ってけっこうな深手でも耐えてくれるもんなんですね

《出水くんが防御を削るわ。スナイパー組はそこを狙って》

「了解了解、サカナをよけて本体に当てるゲームか。いいねぇ」



って、そんな中でスナイパー1位の当真さんも援軍に登場!この人まで来てくれるとは、かなり強力なメンバーが揃ってきましたね
あと当真さんのチームのオペレーターな女の人も初登場となりましたが…なんだろう…
「この漫画のオペレーターはみんな美少女だな!」というのが俺の持論でしたが初めての例外のような…(えー
いや、なんていうかこの人他のオペ子に比べてなんか老けてない!?OLか!?

これで19歳って嘘だろ…他のオペ子はみんな学生って感じがするけど
この人はバリバリのキャリアウーマンとかそういう雰囲気で、あんまりピチピチギャルって感じじゃないから…(えー

「俺らにかかれば楽勝だぜ、なあ奈良坂」

「当然だ。あの程度では防御のうちに入らない」

さあそして、スナイパー1位&2位コンビに蜂の巣にされるわくわくさん!
わくわくさんもかなり警戒して防御用の弾幕を厚くしているんですが、それでもこの2人にかかれば
ほんのわずかな隙間をやすやすと狙って弾を直撃させてきます。とんでもない凄腕だなお前ら

この場面、「俺らにかかれば」と当真さんが奈良坂を同格のように扱っているのと
それに対して「当然だ」と自信満々に答える奈良坂がえらい強キャラっぽく見えるので
奈良坂の株が一気に上がりましたね
いつまで経ってもダメな万年2位というイメージは、ここで一気に吹き飛んだ感があるな

《ミラ、屋上に狙撃手がいる。ラービットで追い払ってくれ》

「了解いたしました」

ブワンブワン

「…!?新型!」

「ワープかよ!間合いもクソもねーな!」

と、そんな中で「くっそーあの狙撃手どもうぜーな」とミラを対処に向かわせるわくわくさん!
ミラはお得意のワープ能力で新型トリオン兵を喚び出し、スナイパー2人組に接近戦を仕掛けますが…

「けど、ワープできんのはそっちだけじゃねーんだなこれが。隊長!」

「はいよ」

パシュパシュウン

って、そんな当真さん達もワープを使って接近戦から離脱!そんなトリガーあったのかよ!
そんなトリガーを駆使するのは、当真さんのチームの隊長である冬島さんという男。



なんだかソーマの親父みたいな外見の人だなぁ、それでいて年齢は29歳とは!
この漫画には珍しくそれなりに歳食ってるキャラが出てきましたね、とにかくワールドトリガーってキャラの年齢が
イメージよりめちゃくちゃ若いんだよなぁ。特にとりまる先輩16歳、当真さん18歳、迅さん19歳、唐沢さん33歳あたり。

俺のイメージからすると、とりまる先輩20歳、当真さん26歳、迅さん24歳ってぐらいに感じるしなー
唐沢さんなんて組織上層部の御意見番みたいな営業部長よ?それが33歳ってあんた…
33歳って普通だったら係長とかそんなんだろ…(えー

ともかく、ラービットの襲撃を受けたことで出水の援護に行けなくなってしまった当真さん達。
とはいえわくわくさんにはすでにかなりのダメージを与えており、出水1人でもタイマンでなんとかなりそうな状態でしたが…

(スナイパー達は止められたけど、十分仕事はしてくれた…
 サカナの追加はもうほとんどない、あとは弾数で押し切れる!)

「勝負は決まった、と思っている顔だな」

シュインシュインシュイン

「…!?お、おいおい…反則だろ!」

わくわくさんはベホマをとなえた!
わくわくさんのキズがかいふくした!
(えー
って、これだけボロボロの状態からあっという間に傷を治してしまったわくわくさん!
何かと思えば、わくわくさんの弾幕でキューブ化した物体からトリオンをみるみる吸い取り
ダメージを回復してしまったという…おいおい、この漫画って基本的に受けたダメージは回復できないっていうのが常識でしたが
簡単に完全回復するとは、わくわくさん相当なチート能力持ちだな…

そんなわけで「相手が勝ち誇った時、そいつはすでに敗北している」という
ジョセフ・ジョースター理論により危機を脱してしまったわくわくさん。
こうなっては出水もどうしようもなく、健闘むなしくついに敗北してしまう結果に…



しかし、負けたとはいえ出水は十分に時間を稼いでくれたようで
時間的にあと3分粘れば勝てるというところまで来ていたようです
そんなわけで「あと3分すね」と言いながら全身をバチバチさせ始めたとりまる先輩。
なんでしょうかこのバチバチは、3分間限定で使える強化モードとか?トランザムみたいな感じでしょうか

この強化モードであと3分を乗り切る作戦なんでしょうけども…
しかし最後のコマを見てみると、その判断が命取りとなるような不安を煽る一文が!



そう、未来の分岐点までおよそ590秒…つまりおよそ10分ということです
とりまる先輩はあと3分稼げば勝ちと思っているわけですが、
未来の最大の分岐点はそこからさらに7分後にやってくるということですから…

残り3分を目安にエンジン全開にしたなら、その後の7分で地獄を見るということになりそうな予感
果たして10分後の未来はどんな形になってしまうのか…次回に続く!


■ワールドトリガー 第74話「烏丸京介」




さて前回、勝利確定までの残り3分を稼ぐために、謎の全身バチバチモードを起動したとりまる先輩。
今回いよいよその名が明らかになりました。その名もガイスト・オン!
え…ガイスト・オン!?マジで!?ガイスト・オンって…嘘だろ!?ガイスト・オンって…あのガイスト・オン!?(えー
なぜ俺がこうも動揺しているのか、水曜の夕方6時にテレ東見てる人なら分かることでしょう

燃え上がれ!炎の狼!
フレイムフェンリル!
ガイスト・オン!!
羽ばたけ!疾風の翼!
ウインドガルーダ!
ガイスト・オン!!
荒ぶれ!大地の大蛇!
ガイアオロチ!
ガイスト・オン!!
凍て尽くせ!極寒の一角獣!
ブリザードユニコーン!
ガイスト・オン!!
轟け!雷鳴の黒竜!
ライトニングドラグーン!
ガイスト・オン!!

(C)ガイストクラッシャーギャリソン・テレビ東京 2013

 

5回も書いたので十分わかったと思いますが
ガイスト・オンとはガイストクラッシャーの変身キーワードなのです。
つまりはとりまる先輩もガイストクラッシャーの一員というわけですねルミネラ博士。間違いないわ。(えー

ギイイイイイイイイイ…!

《緊急脱出(ベイルアウト)まで200秒、カウントダウン開始》

そんなわけで全身バチバチ状態になったとりまる先輩ですが、
やはりこの状態は制限時間付きのパワーアップモードだったようです
200秒の間だけ目にも止まらぬ超高速の戦闘が可能となり、その間は戦闘力が大幅にアップしますが
制限時間を過ぎてしまうと戦闘不能となり強制的にベイルアウトさせられるという両刃の剣…
やはりトランザムと似てますが、使用後のリスクはトランザムよりも遥かにきついですね。問答無用で戦闘不能になってしまうとは…



『なんか俺にアドバイスとかないんすか?未来見えてんでしょ、迅さん』

『アドバイス…?ああ、大規模侵攻の話?』

と、ここでとりまる先輩の回想シーンがスタート。この大規模侵攻が始まる前、迅さんの予知について尋ねたシーンですが…
それにしても、とりまる先輩が学ランで学校に通ってるってこれ数年前の描写じゃないんだよね!?(えー
現代の出来事だよね!?やっぱとりまる先輩って大人びすぎてるから、今現在16歳の高校生とか言われても信じられないよ!
やっぱ20歳くらいが一番しっくりくるわ…俺の中のとりまる先輩は20歳って設定だわ…(えー

『別にないよ?未来は無限に広がっている』

『また適当なことを…こないだレイジさんと一緒にラーメン行ったでしょ?
 2人が外にメシ食いに出るのは、大体なんかコソコソ打ち合わせてる時なんすよ』

『やれやれ…今度の戦い、どこかでメガネくんと千佳ちゃんがピンチになる。
 でもその時にお前はいない。お前は2人の未来を変えるポジションにいないんだ、
 お前は多分誰かに負ける』

って、なかなか本音を言おうとしない迅さんに対して、ムリヤリ予知の内容を聞き出したとりまる先輩ですが…
しかし聞いてみたその内容は、一番肝心な時にとりまる先輩はいないだとか
たぶん誰かにボコられてるだとかマジでロクなもんじゃありませんでした
ああ…なるほど、迅さんがとりまる先輩に予知を話したくなかったのはこういう理由か…

『…』

『テンション下がった?な、予知なんか聞くもんじゃないだろ?』

『…いや、聞いといてよかったです』

そんなやる気なくなるような予知を聞いてしまったとりまる先輩ですが、
逆にこのことをプラスに考えているようです。勝てないなら勝てないなりに、敵を足止めすることに全力を注ぎ
他の仲間達が危険な目に遭わないよう自分が時間を稼ぐという…

(ここまで全開戦闘を避けてきた…最後の3分…!
 俺がこいつを止める!)

(速いな…アレクトールの弾丸が追いつかない…)



そんなわけでカッコいいポーズを取りながらわくわくさんとの戦闘に入るとりまる先輩
これまで温存してきたパワーを存分に解放し、わくわくさんの目を自分に向けさせております
さらには勝てない勝負と分かっているため深追いはせず、あくまでも時間稼ぎに徹するつもりのようです

(あと数十秒…あと少しで俺たちは…)

「(ブゥン)ハイレイン隊長、間もなく金の雛鳥たちが到着します」

「そうか」

(…!?こいつら修たちの位置を!)

「ではそちらへ向かおう。足止めはここまでだ」

(俺たちを修たちから引き離すために…あえて残ってたって言うのか…!?)

ところがその時、ワープ能力を使ってわくわくさんを迎えに現れたミラ!
そう、わくわくさん達の狙いは最初から千佳ちゃんであり、とりまる先輩達と戦っていたのは
千佳ちゃんの捕獲をスムーズにするための足止め目的だったのです
足止めをしていたつもりがされていたとは…咄嗟にとりまる先輩はわくわくさんを行かせまいと飛びかかりますが…

「待て!!」

バチチチチ!!

「…!?」

「腕はいい、工夫もある、戦う力は持っている。
 
だが勝敗は、それ以前に決まっている」



ああ、スキを見せてしまったことで生き物弾幕を次々に叩き込まれ、行動不能となってしまうとりまる先輩!
そして屈辱にまみれながらわくわくさん達を見送るしかなく、3分の限界を過ぎて戦闘離脱してしまったという…
とりまる先輩いいとこなしじゃないですかー!!そんなー!今回こんな切り札のガイストまで使ったのに!
あかんかったんや…進化型ガイストギアを手に入れなければあかんかったんや…(えー
次回に続く!
 


■ワールドトリガー 第75話「大規模侵攻21」




さて前回、なんとかボーダー本部の近くまで逃げ延びてきたオサムですが、
最後の障害としてわくわくさんが目の前に立ちはだかってしまいます
まともに戦ってはまったく勝ち目はないので、ひとまず民家の中へと逃げ込んだオサムですが
どこに逃げようと次々に生き物弾幕を送り込んでくるわくわくさん…これでは追い詰められるのも時間の問題です

バチチッ!

「う…!?クラゲ!?こいつも弾なのか!?」

「建物を出るぞオサム、あと少しだ」

「あら…何をしてるのかしら?」

「まずいな…もう1人の人型が降りてきた。空間を繋げる黒トリガー使いだ。
 まともに戦っては勝ち目がない」

ああ…必死で逃げ回るオサムですが、地雷のように仕掛けてあったクラゲ弾幕に足をやられてしまったり
さらに逃げ道をミラに塞がれてしまったり、将棋で一手一手詰められていくかのように、どんどん追い詰められていきます
このままでは王手となることは明らか…この状況を打破できる策がオサムにあるのか…って

ザッ…

「…?まだ兵が残っていたのか」

おお、そんなオサムを助けに現れた隊員が一人!まさに天の助け!
まだ「ザッ」と足音しか聞こえてませんが、出水やとりまる先輩を蹴散らしてきたわくわくさんと戦えそうなのは
もう太刀川さんしかいねえ!最強隊員のあの人に頼るしかねえ!太刀川さんなんとかしてくれー!!

「標的を確認した、処理を開始する」



「チッ…あくまで俺を使う気か…迅…!」

ってお前かーい!!三輪なんかーい!!ここで三輪が来るのかよ!
いやちょっとお前どうなの!?こんな大ボス相手にまともに戦えるの!?そしてここで三輪が来たということは、
今の周囲にほとんど隊員がいないって状況からしても、太刀川さんが来てくれないことはもう確定的か…そんな…
あくまで三輪を使う気か…葦原先生…!(えー

【お前はきっとメガネくんを助けるよ。おれのサイドエフェクトがそう言ってる】

(ふざけるな…お前の思惑には乗らない。
 三雲が死のうが死ぬまいが、俺には関係ない)

「み、三輪先輩…!千佳を…こいつを頼みます!うちの隊のC級です!
 ぼくはここでネイバーを食い止めます!千佳を…千佳を助けてやってください!」

「…」

事前に迅さんからきっとオサムのことを助けると予言されていた三輪ですが、
迅さんのことが大嫌いなので「ふざけんな絶対助けてやらないもんね」と意地を張って見捨てる気満々です
しかしオサムの口から出てきたのは、自分を助けてくれという言葉ではなく千佳ちゃんを助けてくれと…

【助けて!姉さんが…姉さんが死んじゃう!】



そんなオサムの姿を見て、三輪の脳裏にフラッシュバックした過去の記憶…
これは、最愛の姉をネイバー達に殺されてしまった時の光景ですね
というかこの現場に居合わせたのって迅さんだったのかよ!うーん、多分迅さんが駆けつけた時には
もう手遅れで助けられなかったんでしょうけども…三輪が迅さんのことを大嫌いなのは
「姉を助けてくれなかった隊員」と逆恨みしているせいもあるのか?

ともかく今の状況では、過去の無力な三輪=オサム助けてくれなかった隊員=今の三輪という構図に生き写し…
果たして三輪はどうするのか、オサムを昔の自分に重ねて「助けて」という言葉に応えてくれるのか?

ズドッ!!



「!?」

「知るか。他人にすがるな」

って忌々しげに蹴飛ばしたーー!!
えーーー!?なんとオサムの言葉を無視して思いっきり蹴っ飛ばす三輪!
うーむ…これはあれなのか、無力な時の自分を思い出してイラッときたんでしょうか
他人にすがるよりも自分が強くなってどうにかしろと、三輪としてはそういう心境なのかもしれません

「…なんだ?お前はあいつの味方じゃないのか?」



三輪の突拍子のない行動に、さすがのわくわくさんも「何なのこの人…」と困惑しております
そんなわくわくさんに対し、「お前を殺す」と答える三輪。ああ、これってもしかしてあれか、
ガンダムW第1話の「お前を殺す」→デデン!→「何なのこの人…」のパロディなのか(えー

それと「黙ってろネイバー」のコマなんですが、三輪が持ってるのって風刃じゃなくて弧月ですよね
いやいやお前弧月でやる気なの!?てっきり風刃を持たされて強気になってるのかと思ったら
弧月じゃ絶対勝てっこねーだろ!お前一体どうすんだよ!
うーむ、来週三輪がボコボコにされるのは確定としてその後どうなるかですね

追い詰められてから仕方なく風刃を使い始めるのか、もしくは迅さんの思い通りになりたくないから
「こんなもの使うくらいならお前にくれてやる」とオサムに風刃を使わせるとか
そんなヤケクソな流れだったらむしろ面白いですけどね、一体どうなるのか次回が楽しみです
 



さて今週のワールドトリガーですが…って、うわあああああああ
また葦原先生が大変なことになっとる!
いやちょっと、頚椎症性神経根症ってなんすかこれ!?どんな病気!?

大丈夫なんだろうか…来週からアニメが始まるって時期に治療で休載とは、マジでついてないですね
今年に入ってから葦原先生、インフルエンザ、骨折、急病、頚椎症性神経根症って
マジ色々と災難に襲われすぎて可哀想すぎるとしか。特にインフルエンザの時は自分の誕生日にかかるという悲劇だったし
今回にしてもアニメ化のタイミングで発症する悲劇って、ついてないにもほどがありますよ
葦原先生、一回ちょっとお祓いでもしてもらった方がいいんじゃないだろうか…(えー
 

■ワールドトリガー 第76話「三輪秀次」



今週のワールドトリガーは表紙&巻頭カラー。テレビアニメがいよいよ始まるとあって、さすがに扱いも大きいですね。
テレビCMですでにアニメ版の映像は多少流れてますが、俺としてはそれを見てて気になるのが
「トリガー」の発音ですね。俺としてはトリガーってアクセントをつけない読み方をしてたんですが
アニメでは「ト↑リガー」ってトにアクセントをつけてるので
え、そういう読み方なの!?って少し戸惑ってるというか…なんだかこれって
以前にジョジョがゲーム化した時にも「スタンド」の発音で同じことを思ったな…(えー

それと前回なにやら深刻そうな病名で休載していた葦原先生ですが、果たして今後は大丈夫なんでしょうか

・大志Mk-2さん、自分も葦原先生の件で気になったんで調べたんですが
 頚椎症性神経根症って一種の頚椎ヘルニアらしいですよ
 一応投薬で治療できるらしいですが、場合によっては手術も必要らしいです by アリス

・頚椎症性神経根症は首の骨が何らかの原因で微妙に変形し、それが神経を圧迫することで神経が炎症を起こして
 首〜肩〜指先までの間に痛みや強張り・痺れなどを引き起こす病気で、ようするに頚椎ヘルニアです。
 自分も今年、腰の方の椎間板ヘルニアになりしばらく仕事を休みました。
 基本的に痛み止め打って安静にしてれば自然に治るので、葦原先生の回復を待ちましょう。 by uepi-

マ、マジですか…あのよく分からない病気は頚椎ヘルニアだと…
uepi-さんが言ってくれていますが、要するに首あたりの神経が圧迫されてる状態ってことですかね。
ヘルニアって聞くとゾッとしますが、2人とも投薬で治ると言ってくれているので、とりあえずそれを信じて見守るとしましょうかね

ともかく本編の方に入っていきましょうか。ちなみに今回から、レビューに使う画像を雑誌のスキャンではなく
ジャンプ+で配信してる画像に変えてみました。紙に印刷するよりデジタル画像の方が絵が綺麗ですからね

ちなみにジャンプ+では、300円でジャンプ一冊読むことができ
900円で一ヶ月分のジャンプを読むことができます。ただ、このデジタル版ジャンプは
漫画以外の記事は載っていないので、それが見たい人は紙で売ってる方を買う必要がありますけどね

さて前回、ボス格キャラのわくわくさんに対して風刃を使わず普通のトリガーだけ戦うという
あまりに無謀な勝負を挑んでしまった三輪。これじゃあ今回ボコボコにやられて終了だろうなーと思っていたら
むしろ押せ押せで優位に立っているのは三輪の方でした
えええ!?嘘やん!?こんな状況まったく予想してなかったですよ!

前回は弧月一本だけ持ってるように見えましたが、戦闘が始まると銃撃戦メインの立ち回りを見せる三輪。
そういえば三輪は、もともと近距離で銃をバンバン撃つタイプでしたっけ
そんな三輪の使う弾丸は、シールドやトリオンを貫通して動きを封じる特殊弾。
わくわくさんの生き物弾幕もすべて貫通して直撃させられるという優れ物であります
これは三輪にとってかなり相性のいい相手だということか

『烏丸先輩、前に三輪隊の人が相手を重くする弾を使ってたんですけど…
 あれってぼくにも使えるんですか?』

『鉛弾(レッドバレット)か、もちろんトリガーをセットすれば使える。
 ただしレッドバレットは強力だが、普通の弾より射程も弾速も落ちるから
 当てようと思ったら相当相手に近づく必要がある。アタッカーの間合いで渡り合う身のこなしと、
 動きながら当てる射撃の腕がないと何発撃っても当たらないぞ。
 それだけ上級者向けのトリガーってことだ』


 

って、「レッドバレットと相性がよかったんだなー」と思っていたその矢先に
「いや三輪が上級者だから」とフォローを入れるとりまる先輩!
むう…「弾速と射程がないから、相当な腕じゃないと何発撃っても当たらない」とまで言われてしまっては、
三輪の使い方が上手いと言うしかありませんね

さらに防御に関しても、わくわくさんの厄介な生き物弾幕を細かく分割したシールドで見事に防いでおります
なるほどこんな防御の仕方があったのか…どんなものでもキューブ化してしまうのが生き物弾幕の恐ろしいところですが、
こうして小さなシールドを大量に張ることで防御できるってことなんですね

さらには弧月を使った剣術まで並外れているようで、「斬撃を当ててくる奴なんて久しぶり」とわくわくさんが驚愕したり
「逃がすか」と余裕ヅラで追撃したり、三輪の強キャラ臭がハンパないことになっております
一体どうしちゃったんですか三輪のやつ!(えー
こんなに強いなんて考えもしなかったよ!今まで見せ場らしい見せ場ぜんぜんなかったやん!?

そう、三輪隊と言えばA級7位と、いまいちパッとしない順位なわけです。
メンバー的には、米屋や奈良坂という凄腕の隊員を2人も抱えているのに微妙な順位。
俺としては、そんな風に順位が伸びない理由は三輪がしょぼいからだと思ってたんですが
むしろメチャクチャ強いじゃないですか三輪のやつ!これってどういうこと!?
こんな強いメンバーが3人もいる隊がなんで7位!?こうなると、最後の1人の古寺とかいう奴が
よっぽど役に立たなくて3人の足を引っ張ってるとしか…(えー



そんな一方で、この間からヴィザ翁と戦っているユーマの様子ですが
レプリカ先生のサポートをオサムの方に回してしまったため、攻撃パターンが限られてしまい
かなりの苦戦を強いられていたようです

《この老人は恐らく敵の中で一番の使い手…
 しかも面倒なのは、我々に対して「足止めで十分」と思っていることだ。
 余裕のある相手を崩すのは難しい、欲を出せばその隙を突かれるぞ》

「分かってる。黒トリガーで剣の達人、おれより年季が入ってる…
 レプリカ本体のサポートなしでやるにはキツイ相手だ」

『いいか遊真。自分より強い相手と戦う時は、勝とうとしちゃダメだ。
 引いて守って時間を稼ぐ。そうすれば他の仲間が楽になる』

『他の仲間がいない時はどうすんの?』

『そりゃ逃げの一手に決まってんだろ。
 自分の力を見極めて、やれることをやるんだ』

そんな自分より格上のヴィザ翁を前にして、ユーマが思い出したものは
かつて父親に教えられた「格上の敵相手には勝とうと思うな、引くことと逃げることを考えろ」という話でした。
うーむ、この父親の話…ジャンプ的にはかなりダメダメなことを言ってるな!(えー
どうダメダメかはハンターハンター20巻を読めばわかると思います
そう、ビスケがキルアに対してダメ出しした時の会話。仮にこの場にビスケがいたら、ユーマに対してこう言うでしょう

「分かったかいあんたの弱点。それは見切りの早さ!
 戦闘に対して慎重すぎる!あんたは自分より強いと思った敵と対した時、
 逃げ切ることを前提に戦ってる!先に言っとくけどそれは
 あんたのせいじゃない。あんたに戦闘を教えこんだ人物(親父)の責任。
 心と身体に染み付いた習性は、ちょっとやそっとじゃ取れない」

「…」

「戦闘力ってのは環境・体調などで上下するもの、それに対しあんたの場合!
 敵のMAXを測ろうとする!そして常に最悪の事態を想定して戦う!
 相手が少しでも格上ならばもうNG、勝とうって気持ちはびた一文なくなる。
 選択は逃げの一手、負け犬の思考。
 あんたはこれからその悪癖を押さえ込み、自分よりも強い敵に
 真っ向勝負を挑む意志の力が必要になる」

と、こんな感じです。こう書くとひどい言われようですね親父(えー
親父のせいでユーマに負け犬の思考が植え付けられてるそうですよ!親父のせいでそんな悪癖が!
完全にイルミのポジションやな親父…そんな「逃げること第一」の思考からユーマは解放されるのか…って



か、解放されておる!すでにホモパワーによって解放されておる!(えー
「勝ち目が薄いからって逃げるわけにはいかない」、第1巻でオサムが言っていたこのセリフを
つぶやきながらヴィザ翁との戦いに挑むユーマ!すでに負け犬の思考はユーマの中にはなかったか…
それにしてもユーマってほんとオサムのこと好きだよね
もはや親父の言葉よりオサムの言葉を完全に信じておる!今までの描写からしても
ここまで好きなのかって描写がいくつもあるしなー、次回に続く!
 


アニメ感想:ワールドトリガー 第1話「異世界からの来訪者」
 

こ…こいつ…動かないぞ…(えー
あ、ああ…恐れていたことが現実に…ああああああああ!!!
いよいよ始まったアニメ版ワールドトリガーですが、以前から恐れていた製作会社:東映アニメーションという
作画の微妙さが想像以上のものになってました

何ですかこのまったく動かない作画は!?冒頭からいきなり数分がずっと静止画じゃないですか!!
飛行機のシーンとか爆発のシーンとかもこれ1枚の絵をスライドして見せてるだけだよな!?
最初の黒い稲妻のシーンもマジでひでぇ…信じられないほどの低品質作画や…

そして人物の作画もとにかくひどいとしか。ユーマとオサムは比較的マシでしたが、他の人物はすべてひどかったです
名前がないようなモブキャラはともかく、迅さんや千佳ちゃんまでひどいっていうのはおかしいやろ!?
この2人も合わせての主役4人やんか!?さらに言うと、ワールドトリガーって主役だけが活躍する作品じゃなくて
大量に出てくる隊員それぞれに見どころがある作品だから、
ユーマ&オサム以外の作画がダメダメなこの状況はマジで不安しかないぞ…

ハイキューと比べると差がありすぎじゃないですか!?(えー
作画の質どんだけ違うんですか!?同じジャンプの中堅漫画なのにこれほどまでに大きな差が…ああああああ
かたや静止画を多用しまくりで紙芝居状態になっている超低品質作画
かたや静止画をまったく使わずあらゆるシーンを動かしまくった超高品質作画とは…
ここまで違うなんてひでえよホント…東映アニメーションになった時点で運の尽きだったんや…ああああああああ!!!

・ワールドトリガーのアニメ、某所では評判悪いけど1話らしい1話と言えなくもない感じでしたね
 ただOPで修が(なぜか両手で)アステロイドを撃ってるシーン、アステロイドの発動がビームみたいになってるのが
 ちょい残念に思いました。大きなキューブが無数の小さいキューブに分離して、そのキューブが飛んでいく
 かっこいいモーションの再現はアニメでは難しかったのでしょうか

そしてすいませんコメントの人…「某所では評価が低い」ってことなんですが俺の中でも評価低すぎます!(えー
もはや語ろうとすると嘆きの声しか出てこないほどに。やっぱ最近は他のアニメがどれも作画いいから、見劣り感がすごいし…
1クールアニメはどれもムチャクチャ綺麗だし、2クールでもハイキューがあの出来になって
長編アニメにしても、ポケモンとかは今のシリーズになってから戦闘作画めっちゃ良くなりましたよね、
メガルカリオとの戦闘シーンが神作画すぎるとニコニコでも話題になってたし

色々なアニメがどんどん高品質になって進化してるという、そんな時代に
まだこんな低品質アニメ作る気かよ東映アニメーションは!(えー
あれですよ、ゲームで例えるなら世の中みんなニンテンドー3DSとかPSvitaで高品質なゲーム作ってる中で
いつまでも初代ゲームボーイのゲーム作ってるのが東映アニメーションというか
いい加減時代が変わったって気づいてくださいよ!予算を絞るって言ったって限度があるだろ!

とりあえずオサムとユーマだけは作画よかったんで、それが今後周囲にも広がっていけばいいんですが…
そんな奇跡が起こるのかどうか…とても東映アニメーションにはもう期待できねえよ…

(C)葦原大介/集英社・テレビ朝日・東映アニメーション


■ワールドトリガー 第77話「大規模侵攻 22」

 

皆さんすでにご存知のことと思いますが、今週のワールドトリガーはまさかの下書き状態!
ああ…作業が締め切りに間に合わなかったのか…なんてこった…
こうなってしまった原因としては、やっぱり単行本2ヶ月連続刊行+頚椎ヘルニア発症の負担が
でかすぎたってことなんでしょうね…



というか巻末の作者コメントを見てみると、「2ヶ月連続刊行で肩と首が故障した」ってことなんで
ヘルニアの原因がそもそも2ヶ月連続刊行だったってことじゃないですか!
ああ…なにやってんだ編集部は…なんでそんな、作家の体が壊れるほど無茶なスケジュールを組んだんだ…
「アニメ始まるし2ヶ月連続刊行やろうぜ!作家の負担とか知らねーし!」って
あまりにも安易すぎるじゃないですか!こんな目先の欲のために作家の体を壊すって、そんなことやってる場合じゃないでしょうよ

確か前にも尾田栄一郎が体を壊して入院とかやってましたよね
編集部には、何よりもまず作家の健康管理に気をつけてもらいたいもんです
tosh先生もジャンプヒロインポスター描かされた時に、「まさか連載と同時進行でやらされるとは…」って言ってたし
どうにも作家に過度の負担を強いてるイメージがあるんですよね

こういう話をしているとアレを思い出すなぁ。ジャンプとは関係ないんですが、
電撃大王で連載中のとある科学のレールガンの作者が目の病気で休載した時の話。
その担当編集がツイッターで言ってたのが
「私の編集スタイルは原稿を描き上げてから死ね派なので
 休載は極力しないようにしているんですがね…」
とかぶつくさ言ってましたよね。原稿を描き上げてから死ねという
原稿のためなら作家の体がどうなっても構わんというこの考え方。
漫画界の担当編集ってのはこんなのばっかりなのか?という気がしてなりません

原稿のことを考えるなら、短期間に作家に無茶をさせるよりも、長期的に活躍できるように
作家が無事に仕事を続けられるよう、負担の量を見極めて仕事を振るのが重要なんじゃないのか?

たとえばの話、メジャーで活躍中の田中将大が、今年のシーズン途中で負担が大きくなりすぎて
ヒジを故障してしまったことがありましたよね。そんな故障した田中将大に向かって、
「は?ふざけんな、今年のシーズン全部投げ切ってから死ね」なんて言うか?

まったく逆でしょうよ、今シーズンだけ酷使してぶっ壊れるより、誰もが今後の長期的な活躍を望んでいるし
そもそも選手が故障するほど大きな負担かけてることが問題って話になりますよね

今回の葦原先生の一件はまさにそうで、2ヶ月連続刊行なんて無茶な負担をかけること自体が問題だったと思います
結局それによって葦原先生は体を壊し、先々週は休載、今週は下書き掲載って明らかに連載に支障をきたしてるんで
俺としては編集部の失態だったと思いますね、もっとちゃんと作家への負担を考慮してくれよ…


■ワールドトリガー 第78話「空閑遊真H」



今週のワールドトリガーですが、今回は内容うんぬんよりもこの作者コメントが一番気になったかなぁ
例の首と肩が故障した件について、「仕事を減らしてもらいつつ、だましだましがんばります」って
メチャメチャ影響残ってるみたいで…つまり今まで通りの仕事が出来なくなったってことじゃないですか

ああ…もう…やっぱ2ヶ月連続刊行の判断は完全に間違いだったとしか…
そのせいで作家が体を壊して、今後の仕事がまともに回らなくなるなんて
長い目で見たら損でしかないじゃないですかこんなの!体を壊した作家も可哀想だし、誰も得をしない判断だったなぁ…

・ワールドトリガー感想読みました。アニメも漫画もボロボロで不安になります。
 来週月曜が祝日だから、ジャンプは土曜発売の所が多いですよね。
 もう「ワートリ休みでした」と出ても驚きませんよ。 by ユオ

・ワールドトリガーの下書き掲載について、僕も葦原先生に負担を掛けすぎだと思いました。
 元々週刊連載とは1週間に数時間ぐらいしか休みがない苛酷な仕事で、そんな連載をしながらアニメ化の準備やら
 コミックス2ヶ月連続刊行やらをすると体調を崩して当たり前ですよね。

・私もワールドトリガーのアニメ見たのですが、ここまでいい加減に作られると流石に怒りたくなると言いますか…
 贅沢言わないから、ちゃんと作品愛のある所に作ってもらいたかったですOPから作画崩壊とか酷いですよ…
 葦原先生の体調も良くなさそうだし、先生大丈夫なんでしょうかねぇ…心配です

ワートリに関して送られてくる拍手も、先生の体調が心配とかアニメの出来が酷くて不安とか
そういったものばかりです。なぜこうなってしまったのか…アニメを中心に企画したことが次々と裏目に出てるなぁ



ちなみに本編の方ではユーマがイケメンパンチでヴィザ翁を粉砕してました
ユーマのトリガーって指輪だから、こんな風に使うとえらいオサレなイケメンに見えるな…次回に続く


■ワールドトリガー 第79話「大規模侵攻 23」


さて前回、強敵ヴィザ翁を相手に逆転のイケメンパンチを叩き込み、ついに勝利をおさめたユーマ。
そのヴィザ翁敗北の報告が、今回敵サイドに知れ渡ることになりますが…

さすがに作中最強キャラが負けたとあって、敵側の皆さんもそうとう動揺しております
今まで能面みたいに無表情だったミラが、「なんですってー!?」と冷や汗を流したり、
わくわくさんも「どういうことなの…」と敗北の知らせが信じられない様子。
こいつら今までずっと余裕ヅラをし続けていた連中なだけに、この慌てっぷりは
写真にでも撮って保存したいですね(えー

「オサム、ユーマが今こちらに向かっているが、到着にはまだ時間がかかる。
 三輪がやられれば我々は逃げ切れない。作戦を実行に移すなら、
 三輪が戦っている今しかないぞ」

「分かってる、千佳を守るためだ…覚悟は決まった!!」

ダダダダッ!

って、ヴィザ翁を倒したとはいえ、わくわくさんとミラに追い詰められてピンチなことに変わりはないオサム。
危機を脱する手があるとしたら、三輪が戦ってくれている今しかありません。スキを見て必死に駆け出すオサムですが
それを黙って見逃すわくわくさんではありません。即座に生き物弾幕を撃ちまくって、オサムを狙い撃ちしてきますが…

「来た…!ここからが勝負だ!トリガーオフ!!」

バシュウウウウ!

「…!?換装を解いた!?」



な、なんですとー!?なんとここにきて、トリオン体を解除してあえて生身に戻ったオサム!
その狙いは、「生き物弾幕はトリオンにしか効かない」と出水が言っていたあの言葉…
そう、無敵に思えた生き物弾幕も、生身になれば食らっても全然平気という思わぬ抜け道があったのです

とはいえこれは、かなり度胸がないとできませんよね…生身になれば生き物弾幕は無効化できても、
他の攻撃に対してはまったくの無防備なので、何か別の攻撃を食らったら一発で致命傷になるくらいヤバイ状態ですよ
言うなれば、ポケモンで相手がでんきタイプのポケモンを出してきたから
「でんきわざ無効のポケモン出すぜ!」ってじめんタイプでHP1のやつ出した
くらいにハラハラする状態というか…(えー

「チッ…!ミラ、奴を…」

「お前らの相手は俺だ!!」

弾幕を抜けられ、忌々しげにオサムを始末しろと命じるわくわくさんですが、そうはさせじと2人の前に立ち塞がる三輪!
おお…三輪のやつ、今まではわくわくさんだけに狙いを絞って、オサムと戦ってるミラは無視してましたが
オサムが生身に戻った今、オサムの代わりにミラとも戦ってくれるとは案外いい奴ですね
この間は「三雲が死のうが俺には関係ない」と言ってましたが、生身のオサムのことを守ろうとしてくれてるんでしょうか

「煩いぞ」



あーっと!?しかしここでわくわくさん切れた!思い通りに事が進まなくて相当イラついてますよ!
もはや三輪の相手をするのも腹立つようで、「お前ジャマだよ死ね」と瞬殺する気のようですね
そんなわくわくさんは、ミラのワープ能力を利用した合体攻撃を発動!弾幕自体をワープさせて、相手の背後から攻撃する連携技…
とりまる先輩もこの間これをやられて、死角からの攻撃に成す術もなくやられてしまいましたよね

「来たな馬鹿が!!」



な、なんですとー!?なんとこの連携攻撃を完璧に読み切っていた三輪!
弾幕が飛んでくるより早く、ワープ穴に向けて無数の弾丸を次々に乱射!
そう、ワープ穴が繋がっている先はわくわくさんとミラのすぐ目の前!つまり…

ドドドドドドド!

「…しまった…!」

「…!」

うおおお!三輪の撃った弾は、わくわくさん&ミラに対して次々と直撃!完全に一泡吹かせてダメージを取ることに成功しております
それにしてもめちゃくちゃ強いな三輪のやつ!
いくらとりまる先輩がやられるのを見たとはいえ、こうも完璧に相手の切り札を返してのけるとは相当なもんですよ

「くたばれぇーーっ!!」

さらにそのまま一気に勝負を決めに出る三輪!急速に間合いを詰めて接近戦でトドメの一撃を!
わくわくさん達はさっきの銃撃で体勢の崩れた状態、とても防御できるとは思えません
この一撃であの世行き決定か!?往生せいやーーー!!

 

と思ったらミラはバシルーラをとなえた!みわはとおくにとばされた!!(えー
なんてこったい!とっさにワープ能力を使って三輪を遠くの場所へ飛ばしてしまうミラ!
きたねーぞおい!こんな反則技みたいなことをして戦線離脱させるとは…でも逆に言うなら、普通に迎撃するのがもう無理で
ワープで飛ばすしかミラも手の打ちようがなかったってことですよね
結局三輪はまったくの無傷であそこまで追い詰めてたし、まさかここまでの戦果を挙げるとは思わなかったな…

「ちっ…!ワープ女のトリガーか!」

「レプリカ!」「豆粒!」

「「敵の位置を教えろ!!」」

ってなにー!?なんとこの状況で即座にミラ達への反撃を試みる三輪!
こんな遠くから攻撃できる手段があるのか!?さらにその頃、まったく同じタイミングで
オサムの方角へ向かいながら攻撃体勢に入っていたユーマ!
ユーマもはるか遠距離からの攻撃を!?2人ともレプリカ先生から座標の指示を受け、ミラ達を同時に狙い撃つ結果に!

「ブーストプラス!!ボルトクインティ!!」

「風 刃 起 動 !!」



風刃キタアアアーーー!!
うおおおおおおお!!やっぱりお前が持ってたんかい風刃をおおおお!!
黒トリガーの風刃による遠隔攻撃、さらにユーマが放った黒トリガーの超火力砲撃も合わさり
ダブル黒トリガーでのとてつもない一撃が!
おお…黒トリガーをダブルで使って同時攻撃を仕掛けるなんて初めてのことですよね、とんでもなく熱い展開だなこれは

なんというか今回は、今まで重ねてきた描写が一気に結実して盛り上がった神回でしたね
・出水やとりまる先輩といった、負けていった仲間の情報で攻略の糸口を掴み、これまでの敗北も無駄ではなかったこと
・生身になっての弾幕突破や、ワープ穴への高速連射という、俺が予想もしていなかった大胆な戦法
・三輪が風刃を持たされていることがついに明かされたインパクト
・ダブル黒トリガーで戦う描写が初めて描かれる盛り上がり

というこれらの要素が一気にここに集まって、読んでる俺としてはもうめちゃくちゃ興奮してしまいました
三輪の風刃については、以前「迅さんじゃないと風刃とか絶対使いこなせないわー、三輪とかないわー」と思ってましたが
今回ノーマルトリガーだけでここまで強い姿を見せた以上、
どうぞお使いください三輪様…!と納得できる流れになりましたよね
何しろ今回の三輪は「ああ、風刃を持たされるのはいいが…
別にノーマルトリガーで倒してしまっても構わんのだろう?」
という具合に、風刃に頼らなくてもマジで勝てるほど強かったので…
そんな三輪がついに風刃を起動した時の鬼に金棒な感じが、めちゃくちゃ頼りがいあったというか
間違いなくこれまでで一番の神回だったなぁと思います
いや葦原先生凄いわマジで、これほど話作りが上手いとは完全に度肝を抜かれました。次回に続く!



1月5日はワールドトリガー第9巻の発売日でしたね、いよいよ巻数も次で2桁突入ですか。早いもんだなー
今回の表紙は三輪。まあ内容的に三輪が無双しまくる内容なので妥当なところでしょう
ワールドトリガーはそんな風に、コミックスの収録内容に応じて表紙に描くキャラを選んでるっぽいですね
ソーマなんかは逆に、内容とはまったく関係なく表紙のキャラを選んでますけども。
このへんは作家によって方針の分かれるところみたいですね

そんな9巻で気になったポイントといえば、例によってカバー裏のキャラクター紹介なわけですが
今回ミラについて書かれてた部分が興味深かったです。具体的には
「ミラは政略的にハイレインもしくはランバネインと結婚する予定だが、たぶん2人とも内心ビビッている」って
ミラの奴わくわくさんと許婚の関係だったのかよ!

ネイバーの世界でも結婚とかそういう文化があったのね…それにしてもわくわくさんは内心ビビッているってなんでや!
ミラって結構わくわくさんに対しては尽くす女って感じだったやないか!エネドラさんに対してはともかく!(えー
うーん、まあなんつーか…エネドラさんも昔は優等生だったのが、色々と面倒な性格になった結果ミラに始末されたってことだから
わくわくさんもこの先変わってしまったら安泰とは言えんのか…?そう例えば、
「ばあさんや、メシはまだかいのう」って将来ボケてしまってミラが世話するのが面倒になったら
「とても悲しいわ。昔は聡明な隊長だったのに。さようならハイレイン」
容赦なくぶち殺す
ということになるやもしれんのか…(えー



それと今回のおまけページに載っていたのが、武富桜子の設定イラスト。
この子は最近の本編でよく出てきてますよね。主にランク戦での実況役として。しかしそんな本編での出番とは別に
本誌広告ページ用の宣伝キャラという側面があったとは驚きでした

本誌広告ページってなんや!?そんなんどこにあったん!?俺としてはこのキャラって本編でしか見たことなかったので
広告ページなんてものがいつの間に…と少々面食らってしまいました



それとこっちは、以前ニコニコ静画で行われていたイラストコンテストの参加賞として用意されたイラストですね
そう、参加賞としてのイラストなので、実際に絵を投稿した人でないと拝むことができなかったんですよ
当初はイラストの内容が発表されてなくて、俺もコンテストのことはスルーしていたんですが、
参加賞が配られてから「こなみ先輩としおりちゃんの2人が水着姿のイラストだった」という話を聞いて

何だってぇーーーッ!?
(C)渡辺保裕/新潮社

と、後になってから超ビックリして慌て始めたという…しかしもうすでにコンテストは締め切りの後で、もう参加不可。
仮に締め切りの前だったとしても、俺はまったくもって絵が描けないので
コンテストに応募する度胸も腕前もなかったろうな…と
どっちにしてもイラストが拝めない悔しさを抱えるハメになってしまったわけです

しかしどうしても2人の水着イラストを見たかったので、ネットで検索しまくって
「誰か画像上げてる奴はおらぬかー!おらんのかー!」とさんざん探しまわったんですが
とうとうそんな人は1人も見つからないまま徒労に終わったということがあってね…
結局水着イラストは諦めるしかないんやな…と悟った時の俺の表情は

おそらくこんな顔
だったでしょう
(えー

そんな因縁の水着イラストがついに今回の単行本で収録!やったぜクソッタレー!!
それにしてもしおりちゃん先輩おっぱいでけーな!!
こなみ先輩より明らかにでかいじゃないですか、こんな隠れナイスバディの持ち主だったとは

ワールドトリガーの女性キャラは、つい最近になってから
作者にキャラ紹介される時に必ず胸のサイズを公表されるようになったわけですが
しおりちゃん先輩はだいぶ前に紹介されて胸のサイズが分からないので
今もう一度紹介してほしいですね!今もう一回!!(えー


■ワールドトリガー 第80話「レプリカB」

(いける…!この距離ならギリギリ間に合う!)

(運び手を止めるのは…私の役目!)

ドドドドド!

「が…!?」

さて前回、生身状態で決死の突破を試みて、どうにか本部の目前まで辿り着いたオサムでしたが…
なんと今回冒頭、ミラが放った攻撃をモロに食らって体のあちこちをドスドス貫かれてしまいます
うわあああ、生身のオサムからしたら相当シャレになってない攻撃…
ゲボオッと派手に吐血してしまい、まともに動くことすら困難になってしまいます



とその時、重傷で動けないオサムに代わって自分を投げろと指示するレプリカ先生!
放り投げられたレプリカ先生は、わくわくさん達が乗ってきた艦へと取り付いて帰還プログラムを作動させようとします
なるほどオサムが本部に入るのは諦めて、わくわくさん達をこの場からたたっ帰すつもりのようですね

艦の帰還プログラムを作動させれば、「やっべー置き去りにされちまうー!」とわくわくさん達は
必死で艦に戻るしかありません。なぜならわくわくさん達は、異世界からこの艦に乗って来ているので
艦に置き去りにされたら、もう2度と自分の世界に戻れなくなりますからね

(こいつの狙いは…我々の艦か!)

ゴオオオオオ!

(ヴィザを倒した使い手…右後方から来る…!
 それさえ分かっていれば、こいつを殺すのに支障はない!)

そんな帰還プログラムが作動する前に、オサム達を始末しようと急接近するわくわくさん!
その時タイミングよく、前回ユーマが放った遠距離射撃がわくわくさんへと飛んできていましたが
「ふっふーんちゃんと気づいてるし」と、わくわくさんはその存在に勘付いていたようです
それを華麗に回避してオサム達をぶち殺そうと、ぐんぐんオサムに迫っていくわくわくさんですが…



なんすかこれー!?っていきなり全身を切り刻まれるわくわくさん!
そう、前回三輪が放った風刃での攻撃!ユーマの攻撃が迫ってるのは気づいてたのに
三輪の攻撃にはまったく気づいてなかったのねわくわくさん

なんでだろう、風刃の攻撃にはステルス効果か何かがあるのか?
風刃の攻撃は、光の線が地面を走ってきて突然目の前で刃になるから、
刃になるまでまったく感知できないのかもしれませんね

「斬撃…!?どこから…!?」

ともかく、まったく考えもしなかった風刃の攻撃を食らったことで、一瞬頭が真っ白になってしまうわくわくさん
それによってわくわくさんに絶好のスキが生まれてしまい、そして次の瞬間!



そういや飛んできてたー!!と、思いっきりわくわくさんへ着弾するユーマの攻撃!
ああ、全身メチャクチャに吹っ飛ばされてわくわくさんもいよいよ終わりか!?
と思いましたが、「チッ…」ぐらいのダメージで致命傷にはなっていないようです
おいおいおい!これだけ派手にやられてんのに!わくわくさんはこの間も腹に大穴空けられて平然としてましたが
あんたのトリオン体しぶとすぎんだろ!普通だったらダメージの許容量オーバーで生身に戻ってると思うんですが…

「侵入完了」

ゴゴゴゴゴゴゴ…

「…!艦を調べろ!」

「…帰還の命令が実行されています!緊急発進まであと60…!
 命令を変更できません!」

ゴゴゴゴゴゴ

「隊長、時間がありません!」

「仕方ない…金の雛鳥は放棄する。発進までに艦のゲートをまわせるか」

「はい!ヴィザ翁を回収します!」

そんな攻防の最中に、とうとうレプリカ先生が艦のコントロールを奪って帰還プログラムを作動させることに成功!
こうなるともうわくわくさん達は大急ぎで帰っていくしかなく、「くっそー金の雛鳥を捕獲したかったのに」
捕獲しようとしていた千佳ちゃんのことも諦めるしかありません

ゴゴゴゴゴゴ

「オサム…お別れだ。ユーマを頼む」

「…!」

って、レプリカ先生にはもう艦から脱出するだけの力がなく、
わくわくさん達と一緒に別世界へ飛んで行ってしまう結果に!そ、そんな!
ここでレプリカ先生退場ですか!?ユーマにとって唯一無二の相棒だっただけに、
まさかここで犠牲になってしまうとは…ポケモンでいうならサトシのピカチュウが犠牲になった的な…

バシュウウウウウウ

「…」



って、レプリカ先生の犠牲もそうですがオサムも致命傷すぎてヤバイ状態に!
そ、そんな!わくわくさん達の艦が帰っていった中、1人取り残されて死にかけ状態ですよ!
この漫画って生身の傷を簡単に治せるような便利なものはないって感じでしたが、オサムは一命を取り留められるのか!?

お願い!死なないでオサム!あんたが今ここで倒れたら、
この漫画はどうなっちゃうの!?ライフはまだ残ってる!
次回「オサム死す」デュエルスタンバイ!(えー


■ワールドトリガー 第81話「大規模侵攻 24」


うーむ、ここ数日は単行本とか小説とかテニスとかのレビューが重なってしまったので
ジャンプ感想がとうとう1週遅れになってしまいましたねぇ、こりゃまいった
そんなわけで先週のワールドトリガーですが、敵の大規模侵攻は無事に退けたものの
大量出血でのたれ死にかけてるオサムがかなりヤバイ状態になっていました



しかし駆けつけてきた出穂から「メガネ先輩!メガネ先輩!」って心配そうに声をかけられてるこの図はいいですね
女の子から心配してもらえるっていうのは男としちゃ嬉しいもんだよなー
こうなってくると仮病使ってでももっと心配して欲しくなってしまうな
まあオサムの場合は仮病どころか大量出血で意識不明の重態なので
そんなお気楽なこと言ってる場合じゃないんだけど…(えー



そしてオサムも大変ですがこっちにも大変なことになっていた男が1人。
誰かというと敵側の人間のヒュースです。敵とはいえ真面目な奴で「このヒュース粉骨砕身働きますぞ〜!!」
必死になって仲間のために戦っていたわけですが、それほど頑張ったにも関わらず
「あいついらねーよな」と仲間からハブられて置き去りにされるという哀れな末路を辿ることに!

なんでや!ヒュースええ子やないか!敵の連中は最初からこのヒュースを置き去りにする気満々だったようですが、
エネドラみたいにキチガイ化が進んでいたならともかく、なんで真面目っ子のヒュースを置き去りになんてしたんでしょうか?



あと今回は太刀川さんも久々に出てきてましたが、今回の大規模侵攻編での役割は
雑魚狩りだけしかやることなかったようで…そ…そんなー!!
太刀川さんの活躍を楽しみにしていたんですよぼかぁ!あれだけ何人も敵幹部が出てきたことだし
太刀川さんに1人ぐらいあてがってくれるよなーって思っていたら雑魚狩りだけして終わりとは…(えー

出水なんて2人も敵幹部と戦ったのに!ちくしょう出水め、太刀川さんを差し置いてどんだけ目立っとんねん!
2人もいるんだったら1人くらい太刀川さんにおすそ分けしてくれてもええやんか!(えー
果たして太刀川さんが強敵とガチバトルできる日は来るのだろうか…次回に続く


■ワールドトリガー 第82話「三雲修H」

さて前回、大量出血で死ぬ寸前だったところを病院に連れ込まれたオサムですが、
今回もまだ意識不明の重態ということは変わらず、玉狛メンバーが見守る中で
絶対安静な状況が今も続いていました

しかしこんな時になんですが、葦原先生って
担当からの電話で起こされちゃう毎日を送ってるのか…(えー
仕事の関係の人に朝起こしてもらうってなんかスゲーな…普通の会社員にはない漫画家の特殊性を感じるぜ…

そして今回のオサムは、生死の境をさまよいながら脳裏に過去の出来事が次々と浮かんでくるという
走馬灯を経験することになります。まさに臨死体験やな…

そんな走馬灯の中で俺が気になったのはやはりこのシーン、
千佳ちゃんの兄が帰らぬ人となってしまい、千佳ちゃんが大号泣するシーン
ですね
ああしかし、千佳ちゃんには悪いんですがこの泣き顔が可愛いのなんのって(えー
オサムも言ってますが、千佳ちゃんのこんな泣き顔見るのは初めてなんですよね、レアや…この泣き顔はレアやで!

そして号泣する千佳ちゃんを見たことによって、オサムはボーダーの隊員となる決意を固めたようです。
ふむ、確かオサムは単行本第2巻で、自分が隊員になった理由について
「何もできない自分に腹が立ったから」と言ってましたが、つまりそれって
これだけ泣きじゃくる千佳ちゃんに何もしてやれなかったというのが
具体的な理由ってことですよね。てことはボーダーに志願した心境としては
「もう千佳をこれ以上泣かせない!!」という気持ちでやってきたということですよね、わーお
やるじゃないですかオサム!今回の大規模侵攻でも、千佳ちゃんを必死に守ろうと戦ってましたが、
オサムにとって「千佳ちゃんを守る」ってことが一番のモチベーションなのかな。にくいね〜この〜(えー



あと今回の走馬灯のシーン、オサムと迅さんの出会いの場面も描かれてましたが
迅さんが普段より3割増しくらい美形で吹いた
オサムのやつ迅さんを美化してないか!?オサムの視点からはこう見えてるのだろうか

まあ迅さんはオサムにとって命の恩人ですしね、「ぼくを助けてくれたスーパーかっこいい人」と思っているなら
こういう風に見えていても不思議じゃないか

そしてしばらくして、ついに走馬灯から目覚めるオサムですが、
自分の周囲を見てみると、目の前に座っていたのは…



「か…母さん…!!」

えーーーーー!?こ、ここでまさかの母さん登場っすか!?
めっちゃ神妙な顔でキッとオサムの方を見つめている母さん…や、やばい、これは説教される5秒前といった感じの雰囲気ですよ
そう、この雰囲気を例えるなら、自分の部屋に隠しておいたエロ本が見つかって
「どういうことか説明してもらいましょうか」と母ちゃんが正座して待ってたかのような空気!
いやーーー!!違うんです母さんこれにはワケが!友達が勝手に置いて行ったエロ本で俺のというワケでは:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

冗談は置いといて、やはり母さんはボーダー隊員という危険な仕事を快く思ってなくて、こんな顔をしてるんでしょうか
次回にいろいろ怒られそうで不安ですが、でもそれはそれとして
千佳ちゃんが寝るまでずっとオサムについててくれてたっていうのは嬉しいですよね
さっきの場面だと、陽太郎とかとりまる先輩とか他のメンバーも見舞いに来てましたが
最終的にはみんな帰って千佳ちゃんだけ真夜中までずっとオサムについてたみたいなので、
今回の話はオサム×千佳ちゃん派の俺としては、かなり燃え上がるものがあったね…次回に続く!


■ワールドトリガー 第83話「空閑遊真I」


さて前回、病院のベッドで目が覚めたらすぐ横に母ちゃんがいてすごい真顔でこっちを見てたという
なかなか肝の冷える状況に遭遇してしまったオサム。おこなの?母ちゃんおこなの?と
母ちゃんの心中が気になるところです、そしてついに今回その口を開くことになり…

「修…あなた、こんなに大ケガしたのに…」



「千佳ちゃんに泣いてもらえなかったわよ。
 親密さが足りないんじゃないの?親密さが」

「…」

な、何言ってんすか母ちゃーん!!
ちょっとちょっと!これだけの真顔で何をすっとぼけたこと言ってんですか!
「こんなに大ケガしたのに、まだボーダーの仕事とかやる気なの?」とでも問いただすのかと思いきや
千佳ちゃんとの親密度を真顔で語り出すとはどんだけ大ボケママですか!
というか母ちゃん的には千佳ちゃんとオサムの仲を応援している立場なのか?

そして千佳ちゃんは泣いてくれなかったという件ですが、「オサムのために泣いてくれる女の子」という話をするなら

ちょうどいい人が
いますよお母さん!!
(えー

先週、オサムのことを心配して大号泣していたしおりちゃん先輩の図。
日ごろから「オサムには千佳ちゃんが似合ってる」と語っている俺ではありますが
オサム×しおりちゃん先輩という組み合わせもアリだなとも思っているんですよね
見た目的にメガネコンビでお似合いだし、あとオサムが初めて勧誘された時の
「メガネ人口増やそうぜ」は殺し文句だと思うんだよなー



この言葉、単にオサムを玉狛支部に誘うって意味だけじゃなくて
「一緒に子供を作ろうぜ」って意味にも聞こえるっつーか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
今さら撤回しようったって遅いですよ!自分から言ったんですから言葉の責任取ってください!
責任取ってメガネ人口増やしてください先輩!!(えー

 
 

そんな中、オサムを見舞いに来てくれたメンバー達の話になりますが
おい誰だよリリエンタールのぬいぐるみ置いてったの!(えー
ここでリリエンタールが出てくるんかい!結構ちょくちょく小ネタとして出てきてるよなー

あと出水って俺の中では大学生で20歳ぐらいのイメージだったんで
まだ高校生で学ラン姿っていうのは、なんとも言えない違和感ありますねー
ちなみに太刀川さんも俺の中では26か27歳ぐらいのイメージ。迅さんが24歳ぐらいのイメージなので。
でも実際は太刀川さん20歳で迅さん19歳なんだよなー、若すぎなんだよお前ら!
お前らオサムの母ちゃんのこと若いとか人のこと言えね−から!(えー

そうこうしているうちに、ふと目を覚ました千佳ちゃんと見舞いにやってきたしおりちゃん先輩。
2人とも「修くん目が覚めてよかった」とまったく同じことを言っているのは
2人ともがオサムのヒロインであると考えていいんでしょうか葦原先生!!(えー

しかしこの「ん…うん…」って目覚めた瞬間の千佳ちゃんは、妙にフェロモンを感じる表情をしてるなぁ
千佳ちゃんのお色気顔、こいつはレアですよ!しかし半目なのは2人とも変わらないのに
千佳ちゃんはエロく見えてしおりちゃん先輩はアホづらに見えてしまうのはなぜだろうな:;y=_ト ̄|○・∵. ターンK

まあ「よぼよぼ」って効果音とか、しまらない口元とか目以外にいろいろあるからだと思うけど…
ちなみにしおりちゃん先輩がなぜこんなによぼよぼしているのかというと、
今回の戦いの事後処理に追われて全然寝れていないからのようです

「修くん起きたばっかりだし、用件だけサクッと済ませちゃうね。今回の論功行賞があったからその報告」

「論功行賞…ですか?」

「まあ要は頑張った人にボーナスあげるぞってことね、手柄の順に特級、一級、二級ってあるんだけど」

そんなしおりちゃん先輩がやってきた目的とは、単にオサムの見舞いだけじゃなくて
今回の戦いで活躍した人への特別ボーナスが出たってことを伝えに来たんですね
どうやらオサムもボーナスがもらえるメンバーの1人のようです。詳しくそのメンバーについて見ていくと

・特級戦功(報奨金150万円、ランキングポイント1500)
三輪、太刀川さん、天羽、ユーマ

・一級戦功(報奨金80万円、ランキングポイント800)
オサム、東さん、出水、米屋、緑川、風間隊、迅さん、こなみ先輩、嵐山隊

・ニ級戦功(報奨金30万円、ランキングポイント350)
レイジさん、とりまる先輩、当真さん、奈良坂、他にもいっぱい

ということのようです。ふむ、優秀な成績を残すと賞金とランキングポイントがもらえるっていうのは
なんかテニスのことを思い出してしまいますね。たとえば最近あったワールドツアーファイナルでは
優勝するとランキングポイント1500、決勝トーナメント進出で400、予選グループで勝つと200という具合に
なってましたからね。うん似てる似てる、ただ賞金については
優勝すると2億円とか予選で勝つと1800万円とかまったく桁違いですけども…

それはそれとして、受賞メンバーを見ていくと太刀川さん特級もらったのかよ!!
うおお、今回の戦いで太刀川さんが目立ってない目立ってないと嘆いていた俺でしたが、
最後の最後に存在感アピールしたなあの人!ちなみになんで太刀川さんが特級戦功なのかというと
新型トリオン兵を11体もぶっ倒したからだという…じゅ、11体…!?どんだけ倒してんだよ!

ちなみに新型トリオン兵の撃破数を並べて見ると
11体:太刀川さん
5体:嵐山隊
4体:風間隊
3体:ユーマ
3体:オサム
3体:天羽
2体:こなみ先輩
1体:三輪
というランキングになるようです。やっぱ太刀川さんって凄いわ
他のメンバーが「1人だと最高で3体、数人がかりで5体とか4体」って状態なのに1人だけで11体も倒したのかよ!
これでトリガーも黒トリガーじゃなくて普通のトリガーっていうんだから凄いよなぁ
やっぱこの人だけは別格ですわ…最後に太刀川さんが存在感を示してくれてよかったよかった



それと今回、東さんや出水たちも一級戦功をもらったので、さっそくその賞金で焼肉パーティを行ったようです
って、ちょっと待てよ出水お前そこに太刀川さんも呼んでやれよ!!(えー
1人で来ることねーじゃんか!なんか出水っていつも太刀川隊じゃないメンバーとばかり行動してないですか!?
さっきの見舞いの時もそうだったし…避けてる!?太刀川さんのこと避けてるの!?あかんやんそんなん!
プライベートで相方との仲が冷え切ってるお笑いコンビじゃないんだから!(えー

しかし本当に出水と太刀川さんが一緒につるんでるところって見たことないんだよな…
いつもこの2人って戦闘中も別行動だし。お前ら同じ隊だよな!?な!?運命共同体の太刀川隊なんだよな!?
でも出水って正直太刀川さんよりピンで人気あるし単行本の表紙も太刀川さんより先に飾ってるし、
友達も太刀川さんより多そうだしもはや太刀川さんを色々と出し抜いてしまってるというか…おおお…



今週のオサムの号泣シーン、ちょうど絵ヅラ的に「また太刀川さんが出水に出し抜かれたお…」って
悲しみに濡れる俺の図にぴったりというか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
お前ら同じ隊なんだからもうちょっと仲良くしてくださいよ!親睦を深めようぜ親睦を!次回に続く!


■ワールドトリガー 第84話「三雲修I」




さて今回のワールドトリガーは、この間の大規模侵攻が終わった事後処理について
ボーダー上層部がマスコミ対応を行っている話となっております。
特に犠牲者の話題についてはマスコミ側も追及する気満々であり、
「数十人も犠牲が出たけど一体どう責任を取るわけ?」とずいずい迫ってきますが…

それに対してボーダー側の対応は、「これもすべて三雲修って奴の仕業なんだ」
オサムに責任を被せて切り捨てる気のようです(えー
正確に言えば、オサムが命令違反をしたために敵に情報が漏れて、その結果として犠牲者が出てしまったという
理屈のようですね。確かに命令違反や情報流出の話は事実なので、オサムとしては何も言えずに
めっちゃ胃が痛い思いをするハメになってしまいます(えー

そしてマスコミ連中はちょうどいいサンドバッグを提供してもらって大喜び。「徹底的に調べ上げて総叩きにしてやるぜー!」と
オサムの情報にどんどん食いついてきます。とりあえず根付さんは建前として
「まだオサム君が原因だとは限りませんので…」みたいなことを言っていますが、本心としては
「全部あいつのせいなので責めるなら彼1人だけにしてくださいね^^」
思っているんじゃないでしょうか

というかこの場面、「どうするオサム、あのオッサンの尻蹴り飛ばしてやるか?」と語るユーマのシーンが
妙に女の子みたいで色気を感じたのは俺だけでしょうか(えー



ユーマってたまにこういうシーンがある気がする。パッと見た時に女の子かと思うような表情してる時がね

そして最終的に、にっくき根付さんのケツを蹴飛ばすために「ちょっと行ってくる」と記者会見に乱入するオサム。
それに対して「行ってこい」と見送るユーマが旦那のことを「行ってらっしゃい」
見送る嫁のようですね
(えー  やっぱこの2人ってホモだわ…
ワールドトリガーは最終的にユーマのオサムのホモカップルに行き着くように出来てるんや…次回に続く!


■ワールドトリガー 第85話「三雲修J」




さて前回、マスコミ相手の記者会見の場で「いやー実は三雲修というボケナスが全ての元凶でして…」
多数の犠牲者が出たことに対して、すべての元凶扱いされてしまったオサム。そして今回は、
「三雲修だけど何か質問ある?」と、自ら記者会見に乱入することとなってしまいました
これには記者たちも目の色を変えて、次々に質問を飛ばしてきますが…

「君が先月学校で、訓練生でありながらトリガーを使ったという話がある。
 それはボーダーの規則違反ということは知っていたかな?」

「はい」

「君のその行動によって、訓練生のトリガーの情報が漏れた疑いがあるんだが…
 それについてどう思うかな?」

「今にして思えば…その可能性はあると思います」

「今にして思えば!?そんな言い訳が通用するか!
 事の重大さがわかっていないのか!?32人が犠牲になったんだぞ!!」

「言い訳する気はありません」



いきなり記者から罵声を浴びせられるオサムですが、まったく動揺せずに淡々と返事を返しております
な、なんかえらく度胸あるな…下手をすれば
野々村議員の記者会見みたいなことになるところですが
実に落ち着き払った態度で受け答えしております。マジかよオサム、野々村議員ならそろそろ
ですから皆さんのご指摘を真摯に…うっうっ…真摯に受け止めてぇ!
折り合いを…折り合いをつけるっていうことでぇ!

号泣スイッチが入りそうなところまできてるところですよ(えー

「言ってることは立派だけど、問題なのはあなたが
 まだ訓練生だったことでしょ?あなたが正隊員だったら
 トリガーの情報も漏れなかった。ヒーローになりたいなら
 まず正隊員になるべきだったんじゃないの?」

「運命の分かれ目はこちらの都合とは関係なくやってきます。
 準備が整うまで待っていたら、ぼくにはきっと一生何もできません。
 ぼくはヒーローじゃない、誰もが納得するような結果は出せない。
 ただその時やるべきことを、後悔しないようにやるだけです」

ざわざわ ざわざわ

「半人前だから大目に見ろってことか!?」

「反省の色が見えないぞ!」

「犠牲者や遺族の気持ちはどうなる!?」

「罪の意識はないのか!」

ああ、今度は記者の言葉を否定するように返答するオサムでしたが、
それを聞いた記者たちはますます激昂して罵声を浴びせてくるばかりです
もうこうなってくると野々村議員なら
ですから俺はねぇ!もう一生懸命ほんとにいいいああああ!!
文字通り命懸けでえええええ!
誰がトリガー使ってもおんなじやおんなじや思て!
縁もゆかりもない三門市の皆さんを必死に守ったんですうううああああ!!

発狂モードで大号泣してるところですよ、佐藤記者!あなたには分からないでしょうね!(えー

「さっきから聞いていれば、ただ開き直ってるだけじゃないかね。
 我々が聞きたいのは、君が原因で失われた32人の人生を
 どう埋め合わせるのか、どう責任を取るかということだよ」

「取り返します」

「…?」

「ネイバーにさらわれた皆さんの家族も、友人も、取り返しに行きます。
 責任とか言われるまでもない、当たり前のことです」

ざわ…!



そして最後に、どう責任を取るのかということについて、犠牲になった人達をすべて取り戻すということを
この場で公言するオサム!そう、犠牲になった人というのは殺されたわけではなく、
異世界に連れ去られてしまった状態なので、それを取り返しに行くと言っているのです

「取り返しに行く…!?どういう意味だ!?」

「…彼の言った通り、現在ボーダーでは連れ去られた市民の
 奪還計画を進めている。すでにネイバー世界への渡航試験は完了した。
 この奪還計画は、今回さらわれた32人だけでなく、
 第一次侵攻で行方不明になった400人以上の市民も対象となる。
 ボーダーにとって過去最大のプロジェクトになるだろう」

ざわざわ ざわざわ

「ネイバーの世界へ打って出る!?こいつはでかいネタだぞ!!」

異世界へ行く奪還作戦はボーダーの中だけの秘密だったため、それをこの場で初めて聞かされて
「ヒャッハァー!こいつは特ダネだぁー!!」と大喜びして
すっかりオサムのことなんて忘れてしまっている記者たち。
やっぱりマスコミってクソだわ…(えー  マスコミは結局ニュースがあればなんでもいいんやな…

それと「自分が取り返しに行く」と宣言したオサムですが、奪還作戦に参加できるメンバーは
A級隊員であることが最低限の条件なので、まだB級のオサムは今のままでは行けませんよね
つまり、この奪還作戦が始まるまでにランク戦を勝ち抜いて
「絶対にA級に上がる」というオサムの目標ができたということか

そんなわけで、記者会見が終わった次のシーンですぐさま始まるランク戦。テンポいい展開ですねぇ
うーむなるほど、今回の話はただ単に「ランク戦がはじまりますよー」っていうだけじゃなくて、
それを絶対に勝ち抜く覚悟をオサムに決めさせるという意味で
ランク戦を本気の戦いにするための前フリだったというわけですね

なぜこんな記者会見のエピソードを挟んできたのか最初は不思議でしたが、
次回以降の話を盛り上げるための工夫だったんですね、うまい構成だなぁ
やっぱ葦原先生って話づくりの才能あると思うわ…

それと今回の話を読んでて、何かオサムに違和感あるなぁとずっと思ってたんですが
今ようやくその原因が分かりました。今回のオサムって記者会見の間まったく冷や汗かいてねぇ!!



どうしたんだオサム!いつもの冷や汗はどこにやった!オサムと言えば冷や汗、冷や汗と言えばオサムというくらい
普段はどんなシーンでも冷や汗かきまくりだというのに!今回はぜんぜんそれがねぇ!!
そんな…冷や汗をかいてないオサムなんてそんなのオサムやない…誰だお前!俺たちのオサム返せよ!
くっそーこのオサムの違いは
佐藤記者あなたには分からないでしょうね!(えー  次回に続く!


・迅さんがぽんち揚げを食べてない・・・だと!?それに無想転生みたいなエフェクトかかったり・・・変なの

いきなりですがこれはアニメ版ワールドトリガーに対するコメントですね。
迅さんに無想転生みたいなエフェクトが…っていうのはアニメで予知能力を使ったシーンのことですが



こんな感じで「北斗神拳の前には死あるのみ…」と無想転生みたいになる迅さん
えらいシュールだったね…アニメの迅さんはこれからも予知をするたびに分身するんだろうか

それともうひとつ、コメントの人も書いてますがアニメでやっちまったなーと思ったのは
迅さんの好物がぼんち揚ではなく、あげせんになってしまったことですね



これはあかんやろ!!何があろうともぼんち揚だけは死守しなきゃあかんかったやろ!!
迅さんと言えばぼんち揚、ワールドトリガーと言えばぼんち揚。もはや作品を代表するお菓子で
実際にコラボ商品とかも出してるのに、アニメで「ぼんち揚」の名前が使えんとは…
こういう実在の商品名は、アニメだと使用許可がよっぽど取りにくいのか?

迅さんからぼんち揚を取り上げたら一体何が残るっていうんですか!
もはや沢村さんの尻を撫でるスケベマンくらいしか語ることが…と思ったら
迅さんが沢村さんの尻撫でるシーンってアニメだとカットされてましたね。もうこれ本当どうすんだよ!!

そんなわけで迅さん関係の描写は不満だらけなんですが、千佳ちゃんの描写は割とよかったですね
何が良かったって、ニコニコしたり照れ照れしたり表情がよく変わって可愛らしいところを色々見れたところが。
原作での千佳ちゃんって、こういう風に頬を染めたりすることってなかなかないから
レアな表情だよなーって思いながら見てました



あとはやっぱり意外と体が柔らかいシーンだよね
このなごむ絵ヅラがたまらん。俺が初めてワールドトリガーの感想書いたのもこのシーンだしなー
それとこの場面って、改めて見てみるとオサムがすごいイケメンですね
話の流れとして、千佳ちゃんをボーダー隊員にするのに、どんなポジションが適しているかを話し合うシーンなんですが

「千佳ちゃん、運動神経はどう?足は速い?」

「いえ、あんまり…」

「数学は得意?」

「あ、成績は普通です…」

「将棋とかチェスはしたことある?」

「ないです…」

「チームスポーツの経験は?」

「…」

「うーん、なしか…」

「すみません…取り柄がなくて…」

「あ、あぁ大丈夫だよ!参考にしてるだけだから!」

と、色々聞いてみても千佳ちゃんの得意分野が見つからずに、すっかり千佳ちゃんが落ち込んでしまうんですよね
そんな千佳ちゃんの姿を見て、オサムがスッと口を開くわけですが

「千佳は足は速くないですけど、マラソンとか長距離は結構速いです」

「おっ、持久力ありね!」

「それに我慢強いし真面目だし、コツコツした地道な作業が得意で
 集中力があります。あと意外と体が柔らかいです」

「…(照れ照れ)」

と、千佳ちゃんへのフォローの言葉を次から次に並べてくれるというね。いやカッコイイですよねー
自分には取り柄がないと落ち込んでたら、これだけ良いところがあるとすぐさまフォローしてくれるという。

これと似たシーンで印象深いのは、千佳ちゃんが初めてレプリカ先生と出会った場面ですかね
千佳ちゃんのトリオン能力を測るために、レプリカ先生が謎のアイテムを使おうとするんですけど
いきなりワケ分かんないものに触れとか言われて、「ちょっとこわい」と千佳ちゃんが尻込みしてしまうんですよね



そんな時にオサムがスッと出てきて「ぼくが先に測っていいか?」
千佳ちゃんの不安を取り除いてあげるというね。そしてオサムが自分の測定を終えてから
「千佳、お前も測ってもらえ。大丈夫だ」「うん、修くんがそう言うなら…」という流れになるわけですよ。

このときのオサムはイケメンですよねー
いつもは冷や汗かきまくりで他人に振り回されてばかりのオサムが、
千佳ちゃんの前では凛とした表情になって、「ぼくが先に測る」と主導権を取りながら話すという。

これがいいんですよこれが、オサム×千佳ちゃんを俺が推している大きな理由はこれですね
普段は情けなくても、千佳ちゃんの前だとオサムがカッコよくなるっていうのが好きなんで。
そういう意味ではこないだの記者会見でキリッとしたオサムは見たくなかったなー

 

こういう冷や汗の止まったかっこいい姿は、千佳ちゃんの前でだけ見せるのがいいんですよ!
大勢の記者どもの前でやったらあかん!あかんのや!
そういう意味では、やっぱりオサムには野々村議員ぐらい取り乱してもらった方がよかったかもなー
この俺の微妙な心境は、佐藤記者!あなたには分からないでしょうね!!(えー

それとさっきの話題に戻しますが、「千佳ちゃんの成績が平凡でスポーツにもあまり縁がない」っていうのは
単行本5巻についていたおまけペーパーでも如実に現れてますよね



これを見ると千佳ちゃんはまさに成績がド真ん中で平凡そのもの、
そして体育会系から最も遠い位置にいる文化系であり、スポーツはあんまり得意じゃないというのが分かります
まあでも、他のメンバーを見る限り勉強やスポーツができないからって弱いとは限らない気がしますけどね

たとえば迅さんとか太刀川さんとか風間さんとか出水とか、トップレベルのA級隊員になるほど
勉強もスポーツも中途半端な位置にいるので
むしろ平凡に近いやつほど隊員としては優秀といえるんじゃなかろうか(えー

あとアニメ見てるとやっぱりしおりちゃん先輩が可愛いんだよなー。この画像、アニメオリジナルのエピソードで
オサム達と一緒にカレーを作るっていうシーンなんですが
腕まくり+エプロン姿のしおりちゃん先輩がすごい可愛かったです
いやー、俺のツボですねえこういうの。腕まくり+エプロンで料理作る女の人。いかにも家庭的って感じでたまりませんねー

それとは別に、オサム・千佳ちゃん・しおりちゃん先輩の3人で密着してる図っていうのがあったんですが、
俺的にオサムのヒロインはこの2人がいいなと思っているので、まさに俺の理想的な絵ヅラというか
この構図を原作でも活用してくれませんか葦原先生!!(えー

↓密着してる3人の図

 

しかし逆に、「こんなん見とうなかった!」と思ってしまったシーンもありました。それがこのgifの場面なんですが
「も〜迅さん!私が言いたかったのになんで言っちゃうわけ〜?」「はははっ、お前がもったいぶるから」
しおりちゃん先輩が迅さんに抱きついてイチャイチャするという…こんなん見とうなかった!!(えー

この場面って原作ではセリフだけで2人の姿はなんにも描かれてなかったシーンなんですが
それをわざわざこんなイチャイチャの絵にするとは!アニメスタッフ許すまじ!!(えー
しおりちゃん先輩の胸がデカイことは、この間の水着イラストで分かっているので
迅さんの背中には確実におっぱいが当たっているということですよ!うおおおお!!

あかんてそんなん!しおりちゃん先輩はオサムの愛人1号だと俺が決めたのに!(えー
それと迅さんって、ついこの間のアニメオリジナルの描写で「俺ってモテないんだよな〜(泣)」みたいなことを言ってたんですが
こんなイチャイチャしといてモテないとかお前…って
余計にこう見ててムッとくるものがあるというかなー



もう一度見てくださいよ、抱きつかれた直後のニヤニヤした迅さんのこのツラを!
こんなん見せられたらはり倒したくなってくるわ(えー
アニメの迅さんって、さっきのぼんち揚みたいに必要なものが削られてたり、
このイチャイチャシーンみたいに余計なものが足されてたりと
なんかもう散々じゃねーかよ!!たぶんアニメ化で一番損してるのが迅さんじゃなかろうか。可哀想に

まあそれはともかくとして、やっぱりしおりちゃん先輩のシーンは色々といいですね
こなみ先輩にほっぺたつねられる場面とかも原作の時より可愛くなってたと思います
この場面って原作では1コマだけであっさりと終わらされてたんですが
アニメでは少し念入りにつねつねされて、ハムスターみたいな顔になってるしおりちゃん先輩が可愛かったです

あ、それとこなみ先輩と言えば、トリオン体になった時に髪型が変わるってことを
ユーマとの特訓の段階でもう見せちゃいましたね。いいのかよこれ!早い!早いよ!
大規模侵攻始まる前にもう見せちゃうのかよ!

…って初見の時は正直うろたえてしまったんですが
よくよく考えてみれば今のうちに見せといた方が良かったのかもしれないですね
漫画で初めて↓のシーンを見た時、いよいよこなみ先輩の見せ場ということでとてもワクワクしたんですが

 

次の瞬間こなみ先輩がこうなったのには「え…」と絶句したというか
「何この姿…え、えーーーー!?」と悪い意味で驚いてしまって
思っていたほどこなみ先輩の活躍にのめり込めなかったので、この姿は早いうちに公開しておいた方が
心の準備ができていいのかもしれないですね。アニメでの改変も悪いところばっかりじゃなくて一長一短って感じかな

それと最後にとりまる先輩について。とりまる先輩の声を担当するのは福山潤なわけですが
すごくこう落ち着いた大人って感じの演技をしているので、漫画で見るよりさらに大人びたキャラって印象がありますね
俺から見て漫画のとりまる先輩は20歳くらい、アニメのとりまる先輩は24歳ぐらいに感じるかな
何が言いたいかというと、とりまる先輩の年齢が16歳ってのはもう本当に無理ありすぎだから!(えー



いやマジで、もうこの烏丸京介(16)っていうのがギャグにしか見えないというか
16歳とか嘘つけよおめー!本当は24歳ぐらいなんだろ?あーん?はけよ
とかそんなことばっかり考えてます。大規模侵攻編が始まったら学ラン姿のとりまる先輩も出てくるんだろうけど
24歳が無理して学ラン着てる感じになるんじゃねーかなと今から心配だぜ…(えー



学ランっていうのはこのシーンのことね。というか見比べてみると原作のほうが若干丸顔なんだなぁ
アニメの方では顔が細長くなってる分だけ、余計に大人っぽく見えるのかもしれんな…


■ワールドトリガー 第86話「玉狛第二」




そんなわけでお久しぶりのワールドトリガー感想ですが、今回からはいよいよB級ランク戦のスタートであります
前回の記者会見で「ぜってーA級になって異世界へ遠征行ったるわ!」と公言したオサム。
そのためにはこのB級ランク戦を勝ち抜き、まずはA級隊員になる必要があるわけですね

どがーんばごーん!

「つ、強い!強いぞこのチーム!暫定順位が12位まで急上昇!
 早くも中位グループに食い込んだ!この勢いでどこまで行けるか玉狛第二!?」

そんなランク戦ですが、仲間のユーマや千佳ちゃんが強すぎるのでいともあっさりと勝ち進んでいきます
すでにA級並みに強いユーマ、驚異的な超火力を持つ千佳ちゃん、この2人がいれば真っ向からゴリ押しするだけで
B級の下位レベルなんぞまったく相手になりません。ただ、ここから先はさすがに一筋縄では行かない戦いとなりそうですが…



って、オサム達のチームのオペレーターはしおりちゃん先輩がやんのかよ!
おいおい!以前から「誰がオペレーターになるんだろう」と密かに注目してたのに!
しおりちゃん先輩はすでにこなみ先輩たちのオペレーターやってるから、掛け持ちになるとは思わなかったなー
いやね、俺的にオサム達のオペレーターは出穂がやるのが一番いいと思ってたんですよ



なぜなら出穂は見習いのC級隊員なので、ここから先B級のランク戦がメインとなる展開ではまったくもって出番がないだろうし
出穂の素質からいって、千佳ちゃんと一緒にランクを駆け上がることもできないだろうし、
せっかく仲良くなった千佳ちゃんがどんどん遠くに行っちゃうだろうなーと思うんですよ

千佳ちゃんがA級になったりしたらさらにそれは顕著になると思うんで…
なんせA級になったら千佳ちゃんは異世界への遠征に行っちゃうだろうから
そうなったら出穂はもう完全に置いてけぼりですよ、どうやっても出番ゼロになるしかないと思うんですよね

なのでこう、戦闘の方は諦めて千佳ちゃんたちのオペレーターとして転属したらいいんじゃねーかなと思っていたわけです
オサム達のチームは今までオペレーター不在だったし、遠征に行くとなったらオペレーターのサポートは必須だろうし
出穂は千佳ちゃんやオサムとも仲良くやれてるので、ピッタリの人材だと思ってたんですよね
あとこの漫画のオペレーターはみんな女の子という決まりがあるので、そういう意味でも出穂は適任かと(えー

でも結局はしおりちゃん先輩がオペレーターやることになるのか…出穂の出番はこの先どうなってしまうんや!



でも本人はそんなのまったく気にすることなく客席でのんびりしてました
お前そんなのん気にしとる場合か!!(えー
この先出番なくなるかもしれんのやで!オペレーターの勉強して転属すべきやろ、カモン出穂!次回に続く!


■ワールドトリガー 第87話「玉狛第二A」

さて前回、ユーマと千佳ちゃんの活躍で、B級ランク戦を一気に駆け上がったオサム達ですが
あまりにハデなその戦いように、上位陣からすっかりマークされるハメになってしまいました

今回ユーマ達の動画を見ているのは、B級8位の諏訪隊B級10位の荒船隊ですね
「なんだこりゃ大砲じゃねーか!」とかワイワイ言いながら、メンバーみんな寄り添ってる諏訪隊の面々が微笑ましいな
しかし俺的に気になるのはなんと言っても荒船さんですよ

なぜならこの荒船さん、9月9日生まれの血液型B型という意味で
俺とまったく同じパーソナルデータの持ち主なので
もはや荒船さん=俺と言っても過言ではない一致ぶりをしているわけです



というか荒船さんって、明らかに知的で強キャラっぽくてしかもイケメンな雰囲気漂わせてるよね。いやあまいったなー
葦原先生ったら俺のことをこんなにかっこよく描かなくてもええねんで!いやあまいったなー(えー
荒船さんは、こなみ先輩からも「そこそこまあまあ」と言われるぐらいの実力なので、
今までユーマ達が蹴散らしてきたザコ隊員とは、やはり一味違うんでしょうね。今後の活躍が楽しみです


あとは今回、諏訪隊の描写で「千佳ちゃんがレイジさんの弟子」ということについて話すシーンがありましたが
そこのセリフが俺的に印象的でした。具体的には何かというと

「身長差がおかしなことになんだろ!!なに考えてんだあの筋肉ゴリラ!!」



この場面ですね、単なる師匠と弟子の関係なのに、なぜか激しく狼狽する諏訪ですが…
これってやっぱりレイジさんが千佳ちゃんに手を出した場合のことを考えてるんですよね
師匠と弟子から恋人になっちゃうパターンも、諏訪から見ればよくあるということでしょうか

俺もたまに同人とかでレイジさん×千佳ちゃんのエロいやつとか見かけるわけですが、そのとき思うのはやっぱり
なに考えてんだあの筋肉ゴリラ!!ってことですかね(えー
なにしろレイジさんの犯罪臭がやばいんですよこのジャンルは!

この2人は身長差がおかしい、つまり大人と子供みたいというか、マジお子様な千佳ちゃんに手を出してしまうレイジさんが
ダメだと思いつつもついついやってしまうどうしようもないロリコンみたいというか
いやー、ほんとにね、ハードル高ぇんだよレイジさん×千佳ちゃんの同人は!(えー
レイジさんがマジ変態みたいになっちゃうんだよ!俺はやっぱり普通にオサム×千佳ちゃんの方がいいな…次回に続く!

ワールドトリガー 第88話「玉狛第2 B」



さて前回、B級ランク戦を一気に勝ち上がり、いよいよ強敵達との試合を迎えることになったオサム達。
そんなオサム達が今回激突するのは、B級8位の諏訪隊と10位の荒船隊という三つ巴の戦いであります

それと解説席には、ご覧の通り東さんが来ているわけですが
「あっ解説は東さんだ!」「見とこうぜ!」他の隊員が次々に集まってくるぐらい
東さんの解説は評判がいいみたいですね。やっぱりそれだけ戦いの参考になるってことでしょうか
東さんの戦術眼と判断力は、隊員の中でもズバ抜けてる感があるからなー



そんな東さんの解説と聞いて太刀川さんまで大興奮していました
マジかよ太刀川さんレベルでも東さんの解説が聞きたくてしょうがないのかよ!そこまで格上なのか東さん

ちなみにこの太刀川さんの様子は、今回の本編ではなくて
ジャンププラスで配信されていたおまけエピソードになりますね。
ジャンププラスを見てなくて気付いてない人も多いんじゃないでしょうか

とりあえず俺としてはこのシーン、
太刀川さんと出水が一緒にパトロールしてるのに感動しました(えー
まあ感動ってのは言い過ぎだけど、この2人って同じ隊なのに今まで全然一緒に行動することなかったからなー
俺の中では太刀川さんと出水の不仲説まで浮上してましたが、とりあえずそんなことはなかったようで一安心です

ちなみにこの後太刀川さんは、東さんの解説を聞きたいあまり



女子の自室に飛び込んでまで「俺にも聞かせろオオオオオ!!」
暴れまわるのでした
(えー
太刀川さんあんたって人は!そこまでするほど東さんに夢中なのか!
これはまさかの太刀川さん×東さんのやおい同人誌くるな…(えー

さて本編に話を戻しまして。これからオサム達の試合が始まるわけですが、
まずは試合前にステージ選択をする場面となります。
今回の相手は、諏訪隊が接近戦重視のアタッカーチーム、荒船隊が遠距離戦重視のスナイパーチーム…
そんな相手の特徴を殺せるようなステージが、一番オサム達には都合がいいわけですが…

「順位の低い玉狛第二にはステージ選択権があるので、まずは地形で有利を取りたいところですね」

「さあステージが決定されました!玉狛第二が選んだステージは…」



デデーン。なんと相手の特徴を殺すどころか、
あからさまに荒船隊有利な地形を選んできたオサム達
これには東さんも「おいおい嘘だろ」と一瞬固まっております

「道路を間にはさんで、階段上の宅地が続く地形です。登るにはどこかで
 道路を横切る必要があるので、スナイパーが高い位置を取るとかなり有利です。
 逆に下からは、建物が邪魔で相手を狙うのが難しい…射程がなければなおさらです」

「となるとスナイパーがいない諏訪隊は…」

「いやー超きついでしょ、上取られたら動けないよ。今ごろ諏訪さん切れてるだろうなー」

東さん曰く、スナイパー有利な理由とは、この地形でスナイパーが上に陣取った場合
建物が邪魔で下からはほとんどスナイパーに攻撃できず、上から一方的に狙い撃たれるからとのことです

荒船隊はスナイパー3人のチームなので、まさにご褒美としか言いようがないステージ選択、
オサム達には千佳ちゃんがいるので、まだ一応地形を生かせないこともないですが…
そしてスナイパーのいない諏訪隊はもう嫌がらせとしか言えない最低のステージです



さっき「諏訪さん切れてるだろうなー」と緑川に言われてましたが
今まさに「ざっけんなクソマップじゃねーか!!」とブチ切れまくっていた諏訪
まあその気持ちも分かりますけどね、俺もマリオカートやってる時にキノピオハイウェイ選ばれたら
「ざっけんなクソコースじゃねーか!!」ってブチ切れるだろうなぁ(えー

キノピオハイウェイを嫌がるプレイヤーは結構多くて、実況者で言うならみみっぺさんやりめるんさんもそうだった気がする
特にりめるんさんは印象的で、この動画の14:28のシーンがめっちゃ俺の頭に残ってます
「アレやったらやばいマジで、キノピオハイウェイ。キノピオハイウェイはマジでクソコースですからね
 クソとか言っちゃだめなんですけどね、うんちコースですから。うんちうんち」って
女子高生の口から「うんちうんち」言わせるくらいうんちなんだよなぁ(えー



そんなわけでバトルが始まり、うんちすぎるキノピオハイウェイに降り立った3チーム。
バトル開始直後は全員バラバラの場所に出てくるようで、
このまま各自の判断で動くか、いったんチームとして合流を選ぶか、それぞれの方針が分かれるところです

「スナイパー3人の荒船隊は、やはり真っ直ぐに高台を目指します!
 諏訪隊もそれを追う!玉狛第二は…おっと追わない!?
 チームの合流を優先したようです!」

「転送直後は一番無防備な時間帯ですからね、合流するのもアリです」

(だが…このままでは荒船隊に上を抑えられる)

そして「上を取ったスナイパーが断然有利」なマップだけに、当然ながらどんどん上を目指して登っていく荒船隊。
諏訪隊も必死こいてそれを追いかけますが、うかつに踏み込めば狙撃の餌食となってしまうので、
どうしても荒船隊に追い付くことができません。そんな一方でオサム達は、
「みなさん頑張って登ってますねー^^」と、下の方でのんびりチーム合流を優先しており…

「荒船隊長も脇をすり抜けて登っていく!荒船隊が完全に上を取った!」

「くそったれ…!めんどくせー展開だぜ!」

「ここまでは100点だな…」

ギュボオオオオオ!!

「…!撃ってきた!?」

「…」

「素人が…!位置がバレバレだぜ!!」

って、いよいよ荒船隊が上を取って完全有利なフォーメーションを築き上げた途端、
「やっほー^^」と下からスーパー破壊ビームを発射した千佳ちゃん!
しかし下からでは荒船隊の姿が見えないので、当てずっぽうで撃ち込んだビームに過ぎません
逆に上からは千佳ちゃんの姿が丸見え…当然ながら千佳ちゃんは集中砲火を受けるハメになってしまいます



おお、なんとかオサムとユーマがフォローに入って攻撃を防いでますね、チームで合流したのはこのためか
しかしシールドがバリバリ割られるほどに荒船隊のスナイプも強力のようです
このまま撃ち合いを挑むのはかなり無謀な状況ですが…

「もう一発だ千佳!今光ったところを狙え!」

「うん!」

ギュボオオオオオ!!

ってなにー!?そんなことお構いなしにバンバンこのまま撃ち合いに持ち込むオサム達!
しかし撃っても撃っても荒船隊には当たる様子がありません、
スナイパーは狙撃位置がバレないように常に移動し続けるのが常識ですから
「光ったところを狙え!」とオサムが指示しても、その位置にはすでに相手がいないので
いつまで経っても撃ち勝つことが出来ないという…

「いや…ハナから勝つ気はないようです」

「え?」

ズドドドドド!!

「!?」

「ハッハァーッ!!いよぉ荒船!」

「あーっと!?砲撃の影で諏訪隊が登ってきていた!?」

って、なんとその時、撃ち合いが続く中でまんまと荒船隊に奇襲を仕掛けてきた諏訪隊!
なるほど、さっきの撃ち合いは荒船隊を直接仕留めるためではなく、
わざと自分たちに目を向けさせて、諏訪隊が奇襲する状況を作り出すためのオトリだったということか

それとこの場面、「諏訪隊がオサム達の方を襲ってきたらどうする気だったんだ?」と思いましたが、
よくよく考えてみたらその可能性は限りなく低いわけです

なぜなら、諏訪隊がオサム達の方を襲おうと思ったら、高台を下へ下へ移動しなければならないわけで
そうなった場合、仮に諏訪隊がオサム達を倒してもその後どうなるか?高台のずっと下にぽつんと取り残された諏訪隊は
上にいる荒船隊にまったく近づけず、一方的に蜂の巣にされるしかないわけです

諏訪隊が荒船隊を倒すチャンスは、千佳ちゃんに目が向いている今この瞬間にしかない。
だからこそ諏訪隊としてはまず荒船隊を速攻で始末して、その後にオサム達を迎え撃つという
選択がベストだったわけですね。葦原先生よく考えてんなぁ

「さっきの砲撃は諏訪隊への援護ですね、
 長距離戦で荒船隊に勝てないのは織り込み済み…
 玉狛第二は地形戦をよく練ってますね」



さあそして、荒船隊と諏訪隊が交戦しているスキに、高台を駆け上がって急接近するオサム達!
乱戦に持ち込めれば、接近戦にめっぽう強いユーマが一気に敵の数を減らしてくれるというわけですか
なるほどなあ、ユーマは今までの戦いで大活躍しただけに、諏訪隊や荒船隊から相当警戒されてるわけですが、
この乱戦の中でなら、相手の警戒もクソもなくユーマのペースに持ち込める状況になってますよね
これまでの展開は、ユーマの力を活かせる状況を作り出すための布石でもあったというわけか

葦原先生ってほんとチーム戦描くの上手いよなあ
何も考えずにただ激突するんじゃなくて、チームごとの思惑や作戦があって
それが折り重なるようにバトルが展開していくっていう、集団戦ならではの面白さを描くのがバツグンに上手いと思う

この才能が少しでもビルドファイターズトライにあったなら…(えー
あれは1対1のバトルだと面白いのが、チーム戦になった途端にダメダメになったから…
もし仮に葦原先生がビルドファイターズのスタッフになって、チーム戦の面白さを最大限に引き出してくれていたなら…
それはもう空前絶後の神アニメになったろうになあ…
でも、そうはならなかった。
ならなかったんだよ、ロック。

だから…この話は
ここでお終いなんだ。
(えー 

次回に続く!

(C)広江礼威/小学館






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