6月22日
・アニメピンポン面白いですよ!以前にソーマレビューの恵ちゃん卓球の際に見かけた用語解説
(攻守のスタイルやラバーの説明等)で得た知識のお陰で更に楽しく視聴できています。
・大志さんに質問です。以前ソーマの感想で詳しい卓球解説をしていただきましたが、はんぺらさんが感想を書いている
アニメ版の「ピンポン」は観ていますか?今週終わりの所が多いので、総括で何かあれば感想が知りたいです。
アニメピンポンは俺も全話見てました、リクエストもあることだし総括の感想を書いてみようかと思います
というか1個目のコメントで、俺がソーマ感想で書いた卓球のラバー解説、プレースタイル解説が
ピンポン見るうえで役に立ったっていうのはめっちゃ予想外でびっくりしました
でも言われてみれば、ピンポンって最初に登場人物が出てきた瞬間に
「表ソフト、前陣速攻型」とか「両面裏ソフト、カット主戦型」っていう風に
使用してるラバーとプレースタイルが表示されるから
俺がソーマ感想で書いたあの解説は、まさにピンポンを見るうえでも使えるというミラクルが起こっているわけですね
いやーまさかこんな形で俺の解説が生きてくるとは、書いた俺自身夢にも思ってなかったな(えー
そんなラバーの話で一番印象深かったのは、第4話のペコvsアクマのシーンですかね
「よぉアクマ、お前と打つの久しぶりだなぁ。うおっ、裏かよ〜(アクマのラバーを見ながら)」
「ふん、今どき片面表でやってんのお前ぐらいなもんよ」
「うわ、裏面はしかも粒高!無理しちゃって〜」
このわずかなやり取りで裏ソフトラバー、表ソフトラバー、粒高ラバーの3種類がセリフとして出てくるので
わざわざあんな風に俺も解説した甲斐があったなと思ったワンシーンでした
あとピンポンって神奈川が舞台だから、神奈川県民の俺としては普段から馴染み深い地名がバンバン出てきて
見てて吹きそうになるシーンが結構多いんですよね
たとえばライバルキャラの1人、ウェンガが所属する辻堂高校なんですが、
辻堂って俺が住んでる茅ヶ崎のまさしく隣町なんですよ。そういう意味じゃ、辻堂高校ってフレーズ自体が俺からしたら
おとなり高校とかご近所高校って名前みたいなもんで
ユニホームにもこんなでかでかと「 辻 堂 」って書かれてるの見ると、マジで吹き出しそうになりますね
そういえば主人公のペコ&スマイルの学校も片瀬高校って名前でしたけど、あれってもしかして
片瀬江ノ島にあるから片瀬高校なんかな?
江ノ島海岸で遊んでるシーンとか何度も出てきたし、多分そういうことなのかなー
アニメ作品って本当に江ノ島とか江ノ電好きだよね、イカ娘でもバトスピブレイヴでもハートキャッチプリキュアでも出てきたし
さらに地元トークをするなら、俺はいつも通勤する時に
東海道線で藤沢−辻堂−茅ヶ崎という区間の電車に乗ってるわけですが
そんな風に藤沢駅でいつも降りてる俺からすると、爆笑モンだったのがこのシーン
「卓球しようよ!藤沢駅前!卓球用品はポセイド〜ン!」
ねーから!!(えー 藤沢駅前にポセイドンとかねーから!!
いやー藤沢駅で毎日降りてる俺からすると、このCMはマジで吹き出しそうなほど面白かったです
さて地元トークはこれぐらいにして、肝心の本編についてなんですが
俺としては印象深かったのは第2話のスマイルvs小泉先生、第10話のペコvsドラゴン、そして最終話ですかね
第2話はなんと言っても、気の抜けたプレーをするスマイルに喝を入れる小泉先生のセリフの数々が好きです
「教えてあげるよミスター月本。君の卓球がいかに軟弱でモロいかを」
「読めるよ君の考えていることが手に取るように。
弱点のミドル攻撃、咄嗟にフォアで打つかバックで打つか迷うところ
君は必ずバックカットでロングに打つと決めている…
実にワンパターン。舐めるな!!」
「私の犬になる覚悟は出来たかね?
お手と言ったらお手をする、3回まわってワンと鳴く!
やってもらうぞ月本!私は君の首に縄をつけて
毎日散歩する!!」
この辺のセリフがお気に入りで、ついつい七々々の感想書いてる時にも使ったりとかしちゃいましたねえ
長らくこのスマイルvs小泉先生が一番好きな試合だったんですが、
第10話のペコvsドラゴンはその上を行った感じでした
この試合、最初は重苦しいBGMをバックにドス黒い背景の中、
ドラゴンの圧倒的実力と猛烈な気迫に押されて、ペコがまったく自分のペースを掴めない状況が続くんですよね
(いずれお前も知るだろう、常勝の憂いを!賞賛の苦痛を!背負うものの重圧を!)
パッキイイイン!!
「ッシャアアアアッ!!」
「くっ…」
「小僧!付け焼き刃の戦型が、私に通じるなどと
決して思うな!!」
「ち…ちくしょう…」
「どうしたヒーロー?どうしたよ?ヒーローなのだろうが!
飛ぶのだろうが、皆を救うのだろうが!!」
「ちょ…ちょっと風間くん…」
さらには散々ペコに向かってきつい言葉を投げかけるドラゴン、
とはいえこれは、周囲からの重圧を背負いすぎて潰れそうになっているドラゴンの悲鳴というかなんというか、
今までドラゴンが内に秘めて我慢していたものが、一気に飛び出てきた瞬間であり
Zガンダム風に言うなら生の感情を丸出しにしているシーンなので
俺としてはとても引き込まれる場面であります
「おいドラゴン…おめーに教えてやんよ。
卓球っつーのはな…めたくそ楽しいんだぜ!
オイラは飛べる!!」
そしてそんな中、ついにドラゴンの重圧をはねのけて覚醒を遂げるペコ
今までの黒い背景が一気に白へと変わり、さらに重苦しかったBGMも180度変わって
明るくて軽い”ヒーローのテーマ”が流れ出すわけです
このヒーローのテーマが俺的にすごく良かった
ネットの意見では「この場面でこの曲は軽すぎる」との意見が多いようですが
むしろその軽さがイイというのが俺の意見です。なぜならペコがドラゴンの重圧をはねのけて羽ばたくシーンであり
さらにドラゴンが背負っていた苦痛さえも吹き飛ばすシーンなのだから
とことんまで軽く、どこまでも飛べるようなこの曲が最もふさわしいと俺は思います
さらに言うなら、このヒーローのテーマって、以前からスマイルが「♪ふーーんふーーんふーーん♪」って
事あるごとに何度も口ずさんでたやつなんですよね。しかし俺は今までその意味が全然わかってなくて
「なんやねんこの珍妙な鼻歌はキモイっちゅうねん」と思ってて
単なるきもい鼻歌という程度の認識だったんですが
それがこの場面でちゃんとしたBGMが流れることにより、
「ああ、スマイルの鼻歌って本来はこういう曲だったんだ」と気が付いて
そう考えたら、今までよく分かっていなかった伏線が一気に繋がってきた感激があったというか
そういう意味でもこの選曲は俺としてはベストだったと思いますね
(ヒーローが急速な成長を遂げていく…!
しだいに引き離されていく…徐々に置いて行かれる感覚…!
しかし焦りはない…全身の細胞が狂喜している…!
怯えるヒマなどない…怯える必要などない…!
ここはいい…ここは素晴らしい…!いい気分だ…実に…!)
「カッコよかったぜ、ドラゴン」
(そうさ…飛べるのだ…人は…飛べるのだ…!)
そして最後には、白いのは背景だけでなくドラゴンとペコの体さえも完全な白へと染まっていき
もはや重圧や重荷の一切がなくなり、澄み切った気持ちで卓球の楽しさだけを実感する2人
これまでドラゴンは、ひたすらに重荷を背負い続けて卓球を続けることは苦痛でしかないというほど苦悩を深めてきただけに、
それをすべて吹き飛ばしたこのエピソードは、実に爽快で見事というしかありませんでした
そして最終回で印象的だったのはこの場面、オババ、小泉先生、海王理事長の年配キャラ3人が集まって談笑するシーンですね
特に小泉先生と理事長の会話が良かった。この2人は数十年前に因縁の試合をして以来、
ずっと心にわだかまりを抱えていたんですが
「オマエ太ったな〜」とか「あの時俺が負けてやったのにさ〜」とか「もう言うなって〜」みたいに冗談を言いつつ
「また卓球やろうぜ」と完全にわだかまりを払拭できたというのがね
これまですべての黒幕のようだった理事長が、えらい良い人のオッサンに見えたシーンでしたが
「勝つことがみんなを幸せにすると思ってたんだがなぁ…」というセリフからして
自分の過ちに気づいたのはごく最近、ペコvsスマイルの試合を見てからなんじゃないでしょうか
ペコvsスマイルの試合は、かつての理事長vs小泉先生の試合に生き写し、
しかしそこで決定的な亀裂を生んでしまった小泉先生たちとは違い、どこまでも爽やかにプレーしたペコ&スマイルの姿を見て
小泉先生たちもずっと抱えていたわだかまりを払拭された気持ちだったんじゃないですかね
ともかく登場人物みんなが救われるラストは良かった、やはりハッピーエンドというのは物語の基本にして究極だなと
改めて実感することになった作品でしたね
あ、そうそう小泉先生といえば、スマイルとの関係がものすごくホモっぽいと思ったのは俺だけでしょうか(えー
だってアレですよ、小泉先生って他の部員には目もくれずに朝から晩までスマイルと2人きりで
スマイルに手作り弁当まで作ってきて、クリスマスにはプレゼントを渡したり
バレンタインには「どうかねミスター月本、私とデート」と言って2人で遊園地でデートしたり
クソ無愛想なスマイルが先生にだけは冗談を言うようになったり、
子供に指導するようになったスマイルが「エブリバディ集合!」って先生の英語喋りを真似るようになったり
「鍋はどこかなぁ、今日はマコトが来るんだよ」って先生がスマイルを下の名前で呼ぶようになったり
もうね、すごくホモだなぁと(えー こんなホモい関係の師弟そうそういないっすよ!
さらに言うなら最終回、ドラゴンとスマイルの会話で「お前、彼女はいるのか?」「さあ…どうでしょうね」と話すシーンがありましたが
あの「どうでしょうね」と言葉を濁したのが意味するところはつまり
「彼氏ならいるんですけどね(小泉先生的な意味で)」
とホモ的な意味が込められていたのならしっくりくる:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
あといつだったか、小泉先生のことについて奥さんとスマイルが話した時にも
スマイルがポッと頬を染めてるシーンがあったりしたっけなぁ。やっぱりホモじゃないか!(えー
ええねんで…今度の夏コミで小泉先生×スマイル本を出してもええねんで…
しかし最後のまとめがこんなホモトークになってしまって申し訳ありません、このような管理人で(えー
(C)松本大洋・小学館/アニメ「ピンポン」製作委員会.
6月21日
今日は本棚の整理をしていたら、実に数年ぶりくらいにたかまれ!タカマルの単行本を手に取りました
以前買ったきり長いこと読んでませんでしたが、久しぶりに見て思ったことは
幸地さんがあまりにも可愛すぎてマジ悶えた
もともと幸地さんはたかまれ!タカマルで一番好きなキャラでしたが、改めて読んでみたら幸地さんに夢中になるような形で
一気に全巻読みふけってしまいました。いやー堪能した
最近の若い子は知らないかもしれないんで詳しく説明すると、
たかまれ!タカマルというのは2002年から2009年までファミ通で連載していた漫画で
作者は近藤るるる、内容としてはファミ通に対抗して「SML」というゲーム雑誌を作っている高校の部活をメインに、
ラブコメ展開が繰り広げられるものになっております
主人公のタカマルは、そんなSML編集部に入ってきたばっかりの新入部員。
幸地さんは、手取り足取りタカマルに編集作業を教えてくれる優しい先輩です
この幸地さんが実に可愛らしいキャラでして
この漫画の良さの8割を担っていると言っても過言ではありません
幸地さんはこの漫画のメインヒロインなわけですが、それにしては珍しく
かなり太った体型をしております
作中でもそのぽっちゃり体形はかなりネタにされており、自他共に認める小太りキャラなわけですが
ただね、太ってるは太ってるんですけど、
ちゃんと可愛く見えるギリギリの線を保ってるのがイイんですよ
これは作者である近藤るるるの絶妙なさじ加減なわけですが
なんかこうデブとは呼びたくない、もっと何かソフトな言い方をしてあげたくなります
ぽっちゃり系とか、ふっくらしてるとか、ふとましいとか、むちむちボディとか
色んな言い方がありますが、一番しっくり来るのはマシュマロ女子。これですよ
マシュマロ女子というと、最近ネットで話題になった「ただのデブじゃねーか!」みたいな言葉でしたけど
でも幸地さんを表すうえでこれほどしっくりくる言葉もないと思うんですよ
そんなわけで俺的に、幸地さんはマシュマロ女子って言葉が世界一似合うキャラだと思うな!
そして幸地さんの性格についてなんですが、いわゆる慈愛に満ちた聖母系キャラとでも言いますか
主人公のタカマルも幸地さんについて、「みんなに優しくて気が利くし、料理も上手で女神様みたいな人」と
作中で語っているので、まあだいたいはそんな感じと思ってもらえばいいかと思います
だいたいはね。そう、だいたいは。というのも、俺の目から見て幸地さんは
完全に聖母キャラの枠にはまっているわけではなく、そこから一歩派生したキャラだと思ってるんですよね
そしてその一歩派生しているところが凄くイイと思うんですよ俺的に
では実際、その派生しているというのがどういうことかと言いますと、
まず「みんなに優しくで気が利く」というさっきの言葉について、聖母系キャラによくあるのが、みんなに優しい、みんなに平等、
しかし平等すぎて特別な相手がおらず、恋愛関係に発展しないというパターンなんですが
幸地さんはどうかというと、みんなに優しい一方でタカマルに対してベタ惚れなので
常にこうタカマルに対して好きな気持ちが表面に現れてるんですよね
俺の好みで言うと漫画において恋愛要素は不可欠と言っていいほど重要なので、
恋する少女の一面がある幸地さんは、「恋をしない聖母系キャラ」とは違ってすごく俺好みなんですよ
そして幸地さんの恋の行方は、さっきの画像のように
いつもあと一歩で上手く行かなくてむせび泣くというのが序盤のお約束なんですよね
幸地さん自身めっちゃいい人なので、こういう哀れな姿を見るとすごい健気に感じるというか
なかなか報われなくていつもしくしく泣いてるところが、逆に幸地さんの魅力を引き立たせてるように思います
ちなみに序盤ではこんな風に可哀想なことになってますが
後半でちゃんと報われてタカマルと恋人同士になるので
いつまでも不遇な描写ばかりじゃないってことはご安心ください
幸地さんが聖母キャラから派生している理由・その2。感情表現がとても豊か。
ここまでの画像を見たら分かるかと思いますが、幸地さんは泣いたり笑ったり恥ずかしがったり
とにかく色んな表情を読者に見せてくれるんですよね
一般的な聖母キャラによくあるのが、いつもニコニコしていてそこから感情が動かないというか
打っても響かないタイプって言うんですかね、喜怒哀楽の振れ幅がとても少なくて
俺から見るとそれがなんだか残念に感じるんですよ。もっと感情を出してくれと。
Zガンダム風に言うなら、生の感情を丸出しにしているキャラほど俺は好きなので
いつもニコニコしているだけじゃなくて、もっと色々な感情の動きを見たいと思うんですよね
では幸地さんはどうかというと、感情の動きがもうハンパないわけです。
喜ぶ時には天にも昇るようにウキウキと喜び
悲しむ時には海よりも深く落ち込んで号泣するという
この打てば打つほど響きまくる反応の良さが俺の好みに超ストライクなんですよ
ちなみに、上のコマ2つで幸地さんが喜んでるのは、タカマルとの仲がうまくいったから
下のコマ2つで幸地さんが泣いてるのは、タカマルとの仲がうまくいってないからという
分かりやすいほどにタカマルが大好きというのもまたいいんですよね
俺の恋愛観としては、うまく相手を落とすための駆け引きだとかテクニックにはまったくもって興味がなくて
いかに相手のことが好きか、好きで好きで仕方ないという気持ちの表現の方が
よっぽど見たいと思っているんですよ
そういう意味では、やっぱりバトスピブレイヴのこのシーンはまさしく神だったなー
「あなたが好きなの!愛してる!あなたを最後の戦いに…
引き金を引かせに行かせたくない…!だから!私に負けてよ!!」という
ダンさんのことがどうしようもなく好きで仕方ないという、恋心の爆発みたいな感じがたまらなく好きでした
幸地さんもやはり、普段からそういう雰囲気をまとっているように感じるんですよね
タカマルのことが好きすぎるっていうそのオーラが、俺の中のツボをグイグイと刺激するんだろうなー
そして幸地さんが聖母キャラから派生している理由・その3。エロに対する知識がある。
一般的に、聖母キャラがエロトークに関わるのはご法度というか、やはり清廉潔白なイメージがあるから
エロトークみたいな下世話な話には関わらないところがありますよね
ただ幸地さんはけっこうその手の話にも関わる機会があるというか、
そういう時の反応がまたいい味出してると思うんですよ
たとえばこのシーン、タカマル達が雑誌の取材に精を出す一方で
ラブホ通いをしている編集長にタカマルがブチ切れた場面です
「あの人ラブホで何やってんだか!!」という言葉を聞いて
ラブホでのエロ行為を想像してしまい頬を赤らめる幸地さん、そしてその後ギクシャクした感じに照れながら話すという
これですよ。エロ知識があるからこそ可愛い反応が返ってくるというね
これはエロに関わらない聖母キャラでは出来ない芸当だと思います
この手のシーンに関してはこんな場面もありました、タカマルと幸地さんが付き合いだして間もない頃
幸地さんの家で2人きりとなり一晩過ごすことになって、まぁドギマギしながら時間が過ぎていくんですが
そんな中、ちょっとした事情があってタカマルが「コンビニに行こう」と言い出すんですよ
それを聞いた幸地さんは、「どうしてコンビニに?」と最初は怪訝な顔をしますが
「きっとゴムを買うんだわ」とすぐに察して真っ赤になってしまうわけです
恋人同士でゴムを買うということが何を意味するか、それを知っているからこそ
こういった恥じらいの反応が返ってくるわけですよ
それが実にイイんですよ、女性キャラが可愛く見える瞬間はとにかく恥じらいの場面だということは
俺がニセコイのレビューでさんざん語ったことですが、幸地さんがエロ知識を持ってることによって
恥じらいの描写が増えてますます可愛く見えるという流れが成り立ってますよね
さらにこの場面で注目したいのは、そんな風に「これからコンビニでゴムを買うぜ」という話を聞かされて
めっちゃ恥ずかしい思いをしながらも「はい…(赤面)」と一生懸命受け入れようとする
この健気っぷりですよ、幸地さんのこういう場面は他にもありまして
例えばこのシーン、幸地さんの誕生日プレゼントを買ってきたタカマルが
色々な手違いによってエロエロなスケベ水着を渡してしまったという場面です。
しかし、そんなエロスケベ水着を渡された幸地さんの反応は、
「わ…私、タカマルくんがそんなに見たいんでしたら…いつでも着ますから…」と
恥ずかしいのを一生懸命我慢して、真っ赤になりながら受け入れようとするわけです
この恥じらいと健気さがもうたまらんと言いますか、普通のヒロインだったらこの場面って
「なに考えてんのよスケベ!変態!!」とタカマルをブン殴ってもおかしくないわけですが
そういう暴力に走ることなく、タカマルのプレゼントを一生懸命受け入れようとするこの健気さがね…いじらしくてたまらんのよなー
幸地さんというキャラクターの魅力については大体そんなところですね。
ただ、たかまれ!タカマルは全17巻もあるので、未読の人はなかなかとっつきにくかろうと思います
そこで、俺にとってオススメの巻をピックアップしていくと
やはりまずは第7巻ですかね、この巻では幸地さんが体調を崩してしまって
お見舞いに行ったタカマルが、幸地さんの家で2人きりになる話が収録されています
ご覧の通り、恋する乙女モード全開となってしまう幸地さん
タカマルが何かするたびに、幸せすぎて死にそうになる姿は必見です
そして第8巻でも、今度はタカマルが足を骨折してしまって、それをお見舞いに行く幸地さんの話がよかったですね
あと第9巻でも、タカマルと幸地さんが雪山で遭難してしまって、凍えそうな幸地さんをタカマルが暖める話もよかったですね
あと第10巻でも…おっといかんいかん、「オススメの巻だけ」と言いつつ7・8・9・10巻と次々に言っても仕方がない
でも10巻はやっぱりオススメなんです!(えー
この10巻では、幸地さんをめぐる恋のライバルの北村というキャラが登場して
嫉妬したタカマルが非常〜に不機嫌になるという話が収録されています
普段のタカマルと幸地さんは和気あいあいとして仲むつまじいわけですが、この時ばかりはタカマルも
北村の話をされると「へえすごいですねー、まあ僕にはどうでもいいことですが」と
幸地さんを邪険に扱って泣かせてしまうという、大人げないことをやらかしてしまいます
でもタカマルが冷たい態度をすると、大混乱してもう泣きそうになる幸地さんがめっちゃ可愛いので
これはこれでアリだなと思える内容です。ちなみにこのエピソードは、10巻から11巻にまたがって描かれているので
そういう意味では11巻もセットで読んでもらいたいですね。まあ、このエピソードは最後のオチが
ズッコケたくなるほど肩すかしなんですけど、でもそれは13巻での重大な伏線となってくるので、
幸地さんを語るうえでは絶対に欠かせない巻だと思います
そして12巻。この巻では旅行の記念写真を撮ろうとして、2人でぴっとり密着してるうちに
だんだんドキドキしてきて真っ赤になりながらチューに発展していくタカマルと幸地さんの場面がよかったですね
あれは個人的にとても好きなシーンです、なのでやっぱりオススメ。
そして最大の山場である第13巻。オススメオススメ言いまくってきましたが、
一番オススメなのと言ったらやはりこの巻でしょう
これまで幸地さんの話だけをしてきましたが、実はこの漫画にはもう1人のメインヒロインが存在します
香椎綾というキャラがそうなんですが、この13巻では幸地さんと綾が
メインヒロインの座を決めるためにいよいよ雌雄を決するという内容になっております
とはいえ、状況からいって綾が先攻、幸地さんが後攻といった感じで
幸地さんは後手後手にまわってしまいとにかく泣きっぱなしの展開が続くんですが
そんな幸地さんもめっちゃ可愛いので
不憫だけど可愛いという幸地さんの魅力が、ふんだんに詰まった内容となっております
ちなみにこのエピソードはクライマックスで14巻へと続くので
ぜひとも14巻とあわせて読んでもらいたいですね、そんなわけで
7、8、9、10、11、12、13、14巻このへん全部オススメですね(えー
しかしこう考えると、1巻に1度は必ず幸地さんファンが喜ぶ描写があるっていうのがありがたいよなー
たとえば最近七々々とかを見てると、もっとこう天災ファンが喜ぶようなシーンをやって欲しいと思ってるのに
なかなかそれがないっていうのがもどかしいんですよね、そういう意味ではこの漫画は満足させてくれます本当に
そして幸地さんの話ばっかりしてきましたが、他にも可愛い女の子キャラは出てくるので
そっちについてもちょっとだけ紹介します。これはタカマルの後輩の茉莉というキャラですね
茉莉は先輩かつ従兄弟の黒田に対してベタ惚れで、あの手この手を使って誘惑しようとするんですが
黒田にはまったくその気がなくてシカトされるという役回りの子になっています
なんと言っても天真爛漫というか、まだ幼さを感じる一生懸命なアピールぶりがなんとも可愛いですな
しまいには黒田がいつも使ってるベッドにダイブして「あ〜ヒデくんの匂いがする♪」と
恍惚の表情を浮かべるという匂いフェチな一面も見せるという上級者ぶり
ちなみに黒田は、そんな茉莉がベッドにダイブする一部始終を見ていても
一切のリアクションを見せることなくスルーという無関心ぶりを見せてしまいます。なんでや黒田!
そこは茉莉にムラムラ発情して一気にベッドシーンに突入してつい犯しちゃっても許される場面やねんで!(えー
最後にもう1人だけ、タカマル達に合気道のいろはを教えるために登場した檜山姫子というキャラを紹介して
終わりにしようと思います。姫子はたかまれ!タカマルが初出のキャラクターではなく、
以前に近藤るるるが連載していたハイパーあんなに登場したキャラなんですよね
それが作品の壁を越えて特別出演したという。ハイパーあんなの時より絵が洗練されてるから
可愛さがレベルアップした姫子を見られたのは嬉しかったなぁ
さらにこの回では、姫子と一緒に源平のジジイまで登場したのが驚きでした
源平ジジイはハイパーあんなにおける黒幕と言えるキャラで、さんざ悪事を働いた後に色々あって精神が崩壊して
バーンバーン、バーム星人をやっつけろみたいに哀れなラストを迎えたんですが
その後たかまれ!タカマルに出てきた時は、黒幕だった時のギラギラした殺気をちょっとだけ放っていたので
このじーさん昔のカンを取り戻してきたのかな(迷惑な意味で)と思ったもんです
あと姫子は巨乳キャラなせいか、タカマルにおっぱい丸出しにされたり
ハイパーあんなの時もさんざん乳を揉まれまくったり、清楚キャラなのにお色気担当なところがありますよね
せっかくなので、ハイパーあんなで乳を揉まれまくった姫子の図。ちなみに俺はハイパーあんなについては
ハイパーあんな:全3巻、その続編の新ハイパーあんな:全4巻、
さらにその両方をまとめたワイド版であるハイパーあんな新装版:全4巻の全部持ってます
一時期近藤るるるにはハマってましたからねー、たかまれ!タカマルに姫子たちが登場したのも
ちょうどハイパーあんな新装版の発売時期だったから、その販促を兼ねていたんでしょうね
なんだかこんな風に語ってみたら、最近の近藤るるるの動向についても気になってきました
近頃はファミ通での連載はしてないみたいだけど、どっか別の雑誌で連載してるんでしょうかね?ちょっと調べてみようかな
(C)近藤るるる/エンターブレイン
6月19日
ガンダムビルドファイターズ BD-BOX 1、2特典映像
お久しぶりのビルドファイターズ感想ですが、今日はBD-BOXの購入者特典である
オリジナルアニメのレビューをしてみようと思います。ちょうど今日BOXの2が届いたのでね
《今とは違う時代、どこかにあるというズア・ダルビ・ワールド。
長く平和が続くこの世界に、魔王マオが現れた…》
「にっしっしっしっし…世界中の可愛い女の子はみーんなワイのもんですーっ!!」
ではまず特典映像その1・SD騎士ファイターズの方からご紹介。
これはBDBOX1に前編が、2に後編が収録されている、SDものの外伝作品ですね
物語の舞台はズア・ダルビ・ワールドということで、
明らかにナイトガンダムのスダ・ドアカ・ワールドを意識した内容ですな
スダ・ドアカは逆から読むとカードダス、ズア・ダルビは逆から読むとビルダーズってことか
そんな世界を支配しようと企むのは魔王マオ。
本編で唯一フラれ街道を突っ走っていた反動なのか
世界中の女をすべて自分のものにするという大それた野望を抱くことになってしまいます
というか左側の画像の女の子キャラは、みんな本編に登場したキャラで芸が細かいなー
一番左からチナちゃんの友達その1、チナちゃんの友達その2、フェリーニがVガンダムのガンプラでナンパした人、
PPSEの職員の人、ミサキ、えーと誰これ?、キャロライン、リン子ママ、フェリーニが世界大会のパーティで話してた人、
最後にベイカーちゃんといった具合に、本編での脇役キャラが勢ぞろいですよ
ミサキとキャロラインの間にいる子は誰か分からんけど…誰だこれ、マジで全然分からん…
《事態を重く見た国王ラルさんは、1人の少年に世界の少年を託す…》
「賢者セイよ!魔王マオの討伐を君に一任する!
たとえ素手でも任務をやりとげてみせよ!」
「む、無理ーっ!」
そんな中、魔王マオ討伐のために丸腰で放り出されてしまった哀れな賢者・セイの
苦難に満ちた旅が始まる…というのが主なストーリーですね。ちなみに他の仲間キャラも多数登場するわけですが
その職業はそれぞれ
チナ:僧侶
レイジ:戦士
アイラ:魔法使い
ニルス:武闘家
キララ:踊り子
フェリーニ:遊び人
となっております。フェリーニ遊び人かよ!
もはや完全にダメな大人キャラが板についてるじゃねーか!
ちなみにニルスも武闘家を名乗っていながら明らかにNINJAだったり
レイジは戦士なのに丸腰で戦ったりアイラはニートだったりと、かなりフリーダムな内容となっております
そして映像特典その2、これはBDBOX2の方に収録されている「手紙」というショートストーリーです
舞台はアニメ本編から6年後、すっかりベイカーちゃんのように成長したチナちゃんが
ある人に向けて手紙を書くという内容になってますね
《ユウくんへ、お手紙ありがとう!パリに来てから、早いもので2ヶ月が過ぎました。
私は個展の準備もあるので、それなりに忙しい日々を送っています。
セイくんは、ガンプラバトルの世界チャンピオンとして、ヨーロッパ中のイベントに引っ張りだこです》
なんと6年後ではまさかのパリ暮らしであり、立派な画家として個展を開くまでになっていたチナちゃん。
そういやチナちゃんはもともと美術部で、本編でもキャロラインを負かして大層な賞とかもらってたっけ…
セイも完全にワールドチャンプとして世界にその名を轟かせているようです
それはいいんだけどユウくんって誰や!?聞き覚えがない名前だけど…まさかの新キャラ?
もしかしてセイとチナちゃんの息子!?息子ですか!?(えー
ドラゴンボールで悟空が「オラの子だ」って悟飯を連れてきたのが、天下一武道会から5年後だったしな…ありうるで…
《ユウくんが送ってくれた写真見ました、プラモデルのコンテストでグランプリに輝くなんてすごい!
ガンプラバトルをやめたことは、セイくんが心配していたけど…
プラモデルを作り続けてくれるだけで、お姉ちゃんは嬉しいです!》
「出かけるよ、委員長!」
「もう、委員長じゃありません!何度言ったら分かるんだか…」
「あはは、ごめんごめん」
むう、「お姉ちゃんは嬉しいです!」という言葉からして、どうやら息子じゃなくて弟に向けての手紙だったみたいですね
弟っていうとあれですか、チナちゃんが初めてイオリ模型店に来る時「弟がガンプラを欲しがってて…」とダシに使って以来
それから一回も出番のなかった弟!一回も出番のなかった弟じゃないか!(えー
あの影の薄い弟が…それにプラモ作りは得意だけど、ガンプラバトルはダメダメって設定も気になりますね
それって最初の頃のセイと同じというか、もしやアニメ二期では
チナちゃんの弟が話のメインになって、セイのように成長していくってストーリーになるのか?
それと手紙の宛て先を見てみると、ローマ字で「ユーマ・コウサカ」って書いてあるから
チナちゃんの弟の名前はユーマってことみたいですね。ユーマ…お、おいユーマってお前
ユーマ!?
とりあえず足を折るユーマ!?
マジで!?(えーなんてこった、ワールドトリガーからまさかのユーマがビルドファイターズに参戦ですよ!
そういえばワールドトリガーもアニメ化って話だったけど、それはつまり
ビルドファイターズにユーマ参戦ってことだったのかー、いやあマジかー
そういえばレイジいるしな!
ビルドナックルで戦ってるしな!
こりゃ2人でトリガーガンダムとか
使う展開かな!だっはっは!!(えー(C)創通・サンライズ・テレビ東京
(C)葦原大介/集英社
6月16日
・迅さん黒トリもってましたっけ?本部に渡していたような・・・
・も、もう辻さんはS級では…。黒トリもないし…。黒トリ無しでも強い!ってところは見たいですね!
ふむ、迅さんがもうすでに風刃(黒トリガー)を本部に渡したという件なんですが、
俺的には大規模侵攻が始まってすぐのこのシーンで、迅さんの手元に戻ったもんだと思ってるんですよね
そう、このシーン。S級の天羽と並んで迅さんが出撃した場面ですね
見るからに天羽と迅さんを同格に描いたシーンだなあと思って
S級の天羽と同じってことは、風刃はいったん迅さんに返したのかなと。今は非常時だから、大規模侵攻の間だけ
迅さんに使わせてるのかなと思ったわけです
風刃は「誰が使っても強いお手軽武装」ってわけでもなくて、使い手が戦術を理解してないと使いこなせない武器だと思うんですよね
なぜなら太刀川さんが「風刃は距離さえ詰めればただのブレードと同じ」と言っているから
そういう弱点を理解して迅さんのように上手く立ち回らないと、いとも簡単に近距離で圧倒されて
風刃の性能を引き出せずにやられる可能性が高いんじゃないかなと
さらに言うなら、風刃の性能は迅さんのサイドエフェクトがあってこそ最大限に発揮されるわけだし、
こうなると、今この大事な時にその辺のテキトーな奴に使わせるよりは、
今だけは迅さんに使わせるのがベストだと思うわけですよ
そう、今だけは迅さんに使わせて、大規模侵攻を乗り切ることができたら
その時は迅さんから取り上げてじっくり次の後継者を決めりゃいいと、俺はそう思うんですよね
迅さん以外のちゃんと風刃使えるかわからん奴にぶっつけ本番で戦わせるとか
今はそんなおためし感覚で戦ってる場合じゃないと思うわけですが…果たして実際のところはどうなんでしょうか
今週のジャンプ感想:ワールドトリガー 第64話「大規模侵攻L」
そんなわけで気になる迅さんの戦闘シーン、あーだこーだと並べた俺の推測も
迅さんの手元を見れば一発で分かるわけですが、肝心の迅さんの手元については
ヒュースが邪魔でちょうど見えないでござる
おいこらああああああ!!お前が邪魔なんじゃああああああ!!
迅さんがどんな武器使ってるか見たいんじゃああああ!ぼけええええええ!
うーむ、俺の推測の答え合わせは次回以降に持ち越しか…長々と書いてはみたけど
結局は俺の妄想みたいなもんなんで、早いとこハッキリさせてほしいね…
やっぱ風刃は三輪が持ってて迅さんは普通のトリガーで戦ってるんだろうか。
普通に考えたらそれが一番可能性高いんだよなー。次回に続く
(C)葦原大介/集英社
今週のジャンプ感想:i・ショウジョ 第17話「グリード」
さて今週のiショウジョですが、なんとまさかの我波メイン回となっております
魔法のアプリを手にしてやりたい放題の女帝と化す我波、さらにはそこにデート中の鉄太&銀子も出くわすという
これまでのキャラクターが再登場する流れとなっておりますが…
それにしても銀子ってかなり胸でかかったんですね
銀子はあまり胸が強調されるシーンがなかったと思うので、今回初めて気がつきました
見た目的にもやっぱ可愛いし、初代ヒロインだけあってポテンシャル高いな銀子
「我波ってアカネに聞いたことあるぞ!2年の我波か!」
「あらどうも、天然姫のお友達じゃないですかー?
で、姫の友達は彼氏とデートですか?
しかも見る限り、キスもまだのウブウブカップル」
「う、うるせーよ!」
「しちゃえばいいのに私のアプリで…欲望はアナタの掌の中に!」
パアアアアアア
「えっ!?」
「ギンコ!?大丈夫か!?」
「魔法のアプリって知ってる?こっちの方が格上だけど…拡散型アプリ・グリード!
手にしたものは、欲望を叶えるために欲望に素直になる!」
そんな中、魔法のアプリとはまた別のグリードという謎のアプリに魅入られてしまった我波。
魔法のアプリはアイビスが選んで渡すものですが、このグリードというアプリは
人間の欲望をそのまま具現化するもののようです。我波が女帝の格好してるのはそういうことか…
そして我波と同じく、グリードの力にあてられてしまった銀子は…
「さあ…アナタの欲望は?欲望に素直になるの…
普段は隠してることでも…エッチなことでも…ふふふふ…」
「…エッチ…したい…」
「!!」
「キス…したいよ…」
って、我波に言われるままに「エッチしたい」と衝撃的なことを言い出す銀子ですが、
銀子にとってのエッチ=キスってことだったみたいで、キスしたい以上のことは何も言っておりません
ずいぶんとプラトニックですね銀子(えー
エッチなことがキスってあんた、ドラゴンボールのピラフ様じゃないんだから!
(C)鳥山明/集英社 そう、これがブルマだったらハダカにされてへろへろとかぱふぱふとか
きょいきょいとかいんぐりもんぐりぐらいのことは言ってるだろうな…(えー
というか30歳になったアダルティなこの俺でも、ブルマの言ってることが半分も理解できねーぞ!
一体どんなエロい妄想をしとったんやこの時のブルマは…
(そんな…いいのかよこんなの…!)
「本人がしたいんだから!グリードは背中を押してあげるだけ、シンプルでしょ?
いずれ世界中が拡散されたグリードで幸せになるわ!あなたが初めてなだけよ」
「…」
「…キスを拒むなんて…本当は嫌いなんだー!」
「嫌いなわけねーだろ!!確かにキスとかしてーけど…
好きだから最高のシチュエーションでって思うからさ…」
そして鉄太にさんざん甘い言葉を投げかける我波でしたが、鉄太は「だが断る」と鋼の自制心で
その誘惑をはねのけるのでした。というかこの「好きだから最高のシチュエーションで…」のコマ、
鉄太の顔がやたらカッコよく描かれてますね
なんだか最近、前主人公の葉留や、前々主人公の太陽を見ていると、高山先生は男キャラをカッコよく描くことにも
コツを掴み始めているんじゃないかと思います。これはいい傾向ですよ
それにキスをねだる銀子にしても、パンチラとかのエロ要素に頼ることなく、表情だけで色気を表現しているという
高山先生の画力が一段階上に来たような印象を受けました
そう、高山先生の画力はまだまだ成長中、これから先が楽しみな漫画家なのですよ!
だから打ち切りだけは勘弁してくださいどうかお慈悲を!(えー
《よかったですね、2人はきっといつか最高のキスをすることでしょう。
しかし我波さんの使ったグリードとは一体なんでしょう…?
作った覚えも渡した覚えもないのですが…》
ともかく、そんな鉄太の自制心によってグリードは消滅し、我波や銀子も正気に戻ることになります
そしてアイビスが話をまとめに入りますが…やはりグリードを渡したのはアイビスではなく、
アイビスから見てもまったく謎のアプリだったようで…
《ホントいい加減にして欲しいんですけどー。
簡単な願いも叶えられないポンコツのくせに》
《!?》
《胸もないくせにー。キャフフー!》
って、そんなアイビスの前に現れたのは謎の怪しい女!どう見てもこいつがグリードを渡した張本人っぽいですな…
そしてアイビスとは敵対する存在らしく、これについては死神くんで言うところの
アイビス=死神くん、謎の女=悪魔と考えればあっさり理解できそうね
この女、おっぱいがでかいというビジュアル面でアイビスに勝ってるところも、
「死神くんよりカッコいい」という悪魔っぽいと言えるでしょう
だがしかし死神くんはジャニーズ系!ジャニーズ系ですぞ〜!んんん〜!!(えー
あ、それと気になる掲載順については、今週は一番ケツから3番目と最下位からちょっとだけ浮上してきました
おお!ちょっとだけ!チリも積もれば山となる、ちょっとずつでも徐々に徐々に上がり続ければ
理論的には先頭にだって行けるという寸法よ!(えー
というか今週の掲載順1位はソーマなんですね、こりゃすごい。
ソーマはもう完全に軌道に乗って、人気作品の風格が漂ってきた感がありますね
あれも最初は10週打ち切りがどうとか怯えながらのスタートだったから、
iショウジョもここらで巻き返して生き残ってほしいところです。次回に続く
(C)高山としのり/集英社
今週のジャンプ感想:食戟のソーマ 第74話「敏感怪獣」
さて前回、会場の中で刺客と別れて、葉山vs秘書子の戦いを観戦に向かったソーマですが、
どっこい道に迷ってまた刺客と出くわすハメになっていました
さらにタクミも偶然そこに通りがかり、みんなで一緒に刺客の部屋で観戦することになったという…
というかタクミが恵ちゃんのこと認識してるのって初めて見ますね
お前ちゃんと恵ちゃんのこと覚えてたんだな!(えー
いや、ひょっとしたら「幸平にいつもくっついてる女の子」程度の認識で、名前覚えてないとかもありそうだなと思ってたんで…
ちなみに恵ちゃんも、今までタクミのことを全然呼んだことなかったですが、
この後で「アルディーニくん」って呼んでました。名前じゃなくて苗字で呼ぶのね
「さて、幸平はこの試合どう見る?」
「さー、どうかねぇ…俺、秘書子の料理見たことねーしな。田所はどう思うよ?」
「えっ!?ええっと…お題はハンバーガー…
葉山くんが得意なスパイスをものすごく活かせる料理だよね、
新戸さんは実力は確かだけど…その得意技・薬膳は、ハンバーガーとの相性はよくないんじゃないかなぁ」
「どうやら先攻は、その新戸緋沙子のようだぜ」
そして葉山vs秘書子の戦いをモニターで観戦しながら、勝敗についての行方を予想する一同。
と言っても具体的に語ってるのは恵ちゃんだけですね、その予想によれば
お題からして葉山の圧倒的優勢で秘書子はかなり不利だという…
ふむ、これはもしや、その予想を覆して秘書子が勝つというフラグなのか?
そんな秘書子のスッポンバーガーは、ふかふかとして柔らかいパンが特徴の一品。
というかこのむにむにと指の食い込む描写はまるでおっぱいのようですな(えー
なんということだ、スッポンバーガーかと思いきやおっぱいバーガーを出してくるとは
秘書子のやつ男を誘惑する術を知ってやがるぜ…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
「タレもパティもスッポン尽くし!とんでもねぇハンバーガーを作りやがった!」
「否…この品の真髄は、口にした者にしか分かるまい!」
「その通りでございます。上アゴの内側…軟口蓋(なんこうがい)!
人体の中でも物理的な刺激に最も敏感な箇所のひとつ!」
「噛み締めるたびにとろとろと粘るパティとあんかけが…
舌と双璧をなすほどに食感を感じやすいその場所を、なまめかしく刺激する!
つまりこれは…味覚のみならず、触覚をも激しく刺激する一品なのだ!」
秘書子のおっぱいバーガーには観客たちも大騒ぎですが、しかし実際に食べた者にしか本当の凄さは分からないという…
どうもその美味さの秘訣は、軟口蓋という口の中の秘孔を突かれることによりテーレッテー
北斗有情破顔拳!せめて痛みを知らず安らかに死ぬがいいウィーントキィ
という具合に気持ちよくなれるからなんだとか…(えー
(スッポンの本能的な凄みが…迫り来るようだ…!)
ってウルトラマンキター!!ゲエエエー!?
なんとおっぱいバーガーのあまりの美味さにウルトラマンと化し、スッポン怪獣ヒサコドンと戦うジジイ!
うーむ、ジジイ顔のウルトラマンと言えば、もちろん思い浮かぶのはウルトラマンキングですが
でもこの場合、腕や足に入った細いラインや肩のイボイボを見るに、デザインのモチーフとなっているのは
おそらくゾフィーですね。おうゾフィーのことなんかいいよ(byウルトラセブン)
それと陶酔しすぎて思わずウルトラマンのポーズ取っちゃうジジイに吹いた
この爺さんもウルトラマンを見て育ったんだろうか、えりなお嬢様は絶対ウルトラマンに興味ないだろうけど
爺さんは割といろんな一面があるというか、懐が深くて面白い人ですよね
「すごい…!ハンバーガー対決で、あそこまで薬膳を活かし切るなんて!」
「ゼラチン質による粘り気と食感か…
新戸緋沙子の料理体系には、東洋医学さえも含まれている。
彼女と当たるとしたら、その知識量は脅威となるだろうな」
「…」
「だが…この勝負は葉山アキラだ」
「え…?」
ああ、そんな風にジジイをうならせる料理を作った秘書子でしたが、
「でも勝つのは葉山アキラだし」と刺客から敗北宣言を受けてしまう結果に!
秘書子は冒頭でも恵ちゃんに「お題からして勝つのは葉山アキラっすよねー」と言われてたし
結局秘書子は葉山のかませでしかなかったのか!?
そんなわけでこちらも仕上げに入る葉山。それにしてもこのシーンのイケメンっぷりが凄い
何度も言うようですが、俺はこの漫画において一番のイケメンは葉山だと思っております
なぜこれを誰も理解してくれないのか…どう考えても葉山の美形っぷりは群を抜いてると思うけどなー
ジュワアアアアアア!
「…!?なんだ!?葉山が肉を焼き始めた途端に…!」
「客の表情が、明らかに変わった…!」
「口の中だけじゃないだろ?味の世界は…」
そして葉山の料理はやはり香りにおいて圧倒的な存在感を放っているようで、
一気に会場中の目線を釘付けにしてしまいました。ふむ…今回の秘書子の料理は
「口にした者にしか本当の凄みは分からない」と言われていましたが
葉山の料理はその香りによって、口にせずとも圧倒的な凄みが伝わるものかもしれませんね
刺客が葉山の勝ちだと読んだのは、そういった点が関係しているのか…?次回に続く!
(C)附田祐斗・佐伯俊/集英社
6月15日
ドラマ死神くん、相変わらず見てますが今週も良かったです。なんと言ってもまず大野智演じる死神くんの言動が面白い
「おいアンタ、2人って言ってたのに3人いるじゃないか!
お前ちゃんとしろよな〜!?もうミスは許されないって状況なんだからさぁ〜」
ぼぐしゃー!!
「おぶ!?」
「いいんだよ2人で!1人はすでに死亡予定者リストに
名前が載ってんだよこのカス!!」
と、上司である監死官に向かって「お前ちゃんとしろよな〜」と暴言吐いてブン殴られるシーンだとか
あとは悪魔と友達になってしまった子供を説得しようとして
「人間の弱みにつけこむのが、卑怯で残酷な悪魔のやり方なんですよ」
「なんで僕の友達を悪く言うんだよぉ!」
「あの、悪魔なんかより私と友達になりませんか?」
「やだよ!どうせならカッコいい友達の方がいい!」
「えっ…い、いやあの、まさかとは思いますが
それは私が悪魔よりカッコ悪いって意味では…」
「そうだよ」
「(ずがーん)…そ、そうですか、い、いやぁ心外ですね、私はこう見えても
ジャニーズ系とでも言いますか…
ねえ、人間界じゃ有名ですよねジャニーズ?んん?」
と、悪魔よりカッコ悪い呼ばわりをされて
「わたしゃジャニーズですぞ〜!!嵐のリーダーですぞ〜!!んんんん〜!!」と
本人がジャニーズなのを猛烈に推していったりだとか
さらにその後、監死官がその子と友達になろうとして
「なあ、私が友達になってやろうか?あんなちんちくりん(死神くん)より
私の方が遥かにカッコイイだろ?」
「うん…でもいいよ、おばちゃん恐そうだから」
「なっ…!お、おばちゃんだとぉ!?」
「やっぱり恐いじゃないかぁ!(ダダダダ)」
「…」
「残念だったな〜おばさん」
ぼぐしゃー!!
「はう!?」
てな具合にまたまた監死官にブン殴られたりだとか、とにかくこう大野本人が持ってる笑いの雰囲気というか
アイドルなのに無駄に正直すぎるところとか本人の独特の空気が生かされてて、かなりのハマリ役だと思います
死神くんは次回で最終回なんですけど、続編とかあればまた見てみたいなぁ
アニメ感想:龍ヶ嬢七々々の埋蔵金 第9話「戦場緋夜と吉野咲希についての考察」
「夢路さぁ〜ん!」
「あっ、こんにちは!」
「こんにちはぁ!その服ステキですね!今日は一段と奇麗です!」
「そ、そんな…八真君も…その、ステキです…」
さて今回の冒頭シーン、何やらクラス委員の夢路・鉄くん・ゆんの3人と一緒に遊びに行くことになった重護は
るんるん気分で朝から待ち合わせに向かっていました。それにしても夢路に対する好意丸出しですね重護のやつ
「人が好きになれない」とは一体なんだったのか
どう見ても重護にそんな一面まったくないように思えるんだが…
「八真先輩!今日は誘ってくれてありがとうだぞ!映画面白かったぞぉ!」
「ゆん、怖くはなかったか?」
「全然怖くなかったぞ!それに私なら、あの殺人鬼から逃げ切ってみせるのだ〜!」
そんな4人はどうやらホラー映画を見に行ったようで、映画の後に食事しながら談笑しております
というかゆんは頭の中もほんとにロリやな…これで重護たちと1つしか歳が変わらないってどうなってんだ
どう考えても見た目も中身も小学生並みとしか思えんが…
「あっ、夢路さん髪に何か付いてますよ。ほら、糸くずが…」
「あっ…」
「え…」
そんな中、夢路の髪についていた糸くずを取った拍子に見つめ合う2人…
ええいこのラブラブバカップルどもが!糸くずごときでイチャイチャしくさりおって
ゆんと鉄くんの方もカップルみたいなもんだし、もうほとんどダブルデートのような雰囲気に…
ビキイッ!
「はっ!?」
ガバァッ!
「えっ!?」
(い、今…確かに殺気が!)
「あ、あの…や、八真君…」
「時と場所をわきまえろ八真重護!」
「はっ!?い、いやこれはその…!」
とその時、いきなり身も凍るような殺気を感じて夢路を押し倒す重護!しかし鉄くんからしたらどう見ても
辛抱たまらなくなった重護が公然とセクロスおっぱじめたようにしか見えないという…
というか夢路はこんな状況でも割と受け入れてるようですが、
こんな公然としたわいせつ行為を許してもいいんですか!?(えー
「(ビキビキビキ)」
ああ、そんな重護への殺気の正体はこれでした。たまたまこの場に居合わせてしまった雪姫からの猛烈な嫉妬の眼光が!
雪姫からしたら、こんな重護のデートを見せられたらそりゃブチ切れるわな…
というか重護の奴、こないだは雪姫にあんな大告白をかましておいて
結局は他の女のケツを追っかけてばっかりじゃねーか!あれはなんのための告白だったんだよ!
「(すたすた)」
「…」
一方その頃、町を歩く緋夜の後をこっそりと尾行していた汚い忍者。
前回唯我部長に頼まれた一件ですね、緋夜が危険人物であることはさんざん唯我部長から聞かされたので
用心深く距離を取って尾行を続ける汚い忍者ですが…
「誰の差し金だ?」
「うっ!?」
ぎゃああああ!そんな尾行はあっさりと見透かされ、気がつけば緋夜に目の前から睨まれていた汚い忍者!
ケツの穴にツララを突っ込まれた気分だ!(えー
「尾行がバレたらとにかく逃げろ」と釘を刺されていた汚い忍者、とにかくここは一目散に
DIOの部屋から物凄い勢いで逃げるジョースター一行のごとく全力で逃亡しますが…
ダダダダダッ!
「ふうっ…」
「もっと気合を入れて逃げろよ」
「な!?」
ダダダダダダダッ!
「はっ…はっ…」
「もう終わりか?」
(さ…先回りされている…!?)
って、人間離れしたトンデモ走りで逃げまくる汚い忍者ですが、
どういうわけだかそんな忍者の前にやすやすと現れてしまう緋夜!
頭がどうにかなりそうだった…超スピードだとか催眠術だとか
そんなチャチなもんじゃあ断じて(以下略)
もはやDIOを前にしたポルナレフ状態の汚い忍者、逃げることすら許されず困惑するしかありませんが…
「なかなかすばしっこいな、だが気をつけろよ?右足の感覚をなくして、バランスが右に崩れて倒れるぞ」
「なに…?」
グラッ
「うっ!?」
「もう立ち上がれない」
(なんだ…!?足が動かない!何が起こった!?)
とその時、「右足の感覚をなくしてバランスを崩して倒れるぞ」と妙に説明的な一言を言い放った緋夜
すると次の瞬間、本当にその通りのことが起こり倒れて動けなくなってしまう汚い忍者!
これは…確か緋夜は、前回管理人さんと戦った時も同じようなことをやっていましたね
「酔いが回って足がもつれて倒れるぞ」と管理人さんに言ったら、本当にその通りになって管理人さんも動けなくなったという…
あの時は単に管理人さんが酔い潰れてああなったのかと思いましたが、どうやら緋夜は七々々コレクションの力によって
この不思議な現象を引き起こしているようで…
「クク…じゃあな」
バッキイイイイイッ!!
ああ、そして身動き取れない汚い忍者の顔をサッカーボールのように思いきり蹴り飛ばす緋夜!
うげー!ヘタすりゃ首の骨ヘシ折れて死ぬぞこれ!マジに危険人物のようですな緋夜、
果たしてこの後忍者は無事に帰ることができたのか…
「今日はありがとうだぞ!」
「また明日、学校でな」
「さようなら!」
「じゃあね!」
ガタンゴトン ガタンゴトン
「じゃあ鉄も寄り道しちゃダメだからな!」
「ゆん…やはり俺が寮まで送ろう」
「心配しなくても大丈夫だぞ!」
「そうか…」
一方その頃、1日遊び終えた重護たちは、駅で解散してそれぞれ家路についているところでした
鉄くんは心配してゆんを送っていこうとしますが、ゆんは心配いらないと自分からそれを断ってしまいます
なんだか猛烈に嫌な予感がするのう これ明らかにゆんの死亡フラグなんじゃ…
「よう。久しぶりだな」
「あ…!?」
「あれっきり完全に痕跡が消えたから諦めていたが…
まさかこうしてまた会えるとはな」
や、やっぱりー!!ぎゃああああ!1人で夜道を歩いていたゆんの前に突如として現れた緋夜!
ゆ、ゆん終わった…鉄くんと一緒に帰っていれば…しかも緋夜のやつ、ゲーセンで1度会ったきりのゆんを
あれからずっと探し回っていたようで、どうやらモノホンのガチロリコン変態犯罪者で間違いないようです
ゆん逃げてー!!こんな奴に捕まったら人生終わりやで!
「どうやって脱出した?クリアしていないのは確認済みだ。今までどこにいた?」
「…?な、何のことですか…?何を言ってるのか…全然分からないぞ…」
「いい加減そのくだらない演技をやめたらどうだ…!」
「ひっ…!」
って…これは?なんだかゆんに向かって妙な質問を投げかけ始めた緋夜。
脱出したとかクリアしたとか…いったい何の話をしているんでしょうか?
ゆん自身も緋夜の質問がまったく理解できないようで、答えようがないといった感じですが…
「あ…あう…」
「…おい…俺のことは知っているな?」
「い…戦場さんって、この前ゲーセンで聞いたぞ…」
「いやそうじゃ…!」
「ひっ…!?」
「チッ…これはどういうことだ…」
むう…まるでゆんのことを以前からの顔見知りのように語る緋夜ですが
ゆん自身は緋夜とはまったくの初対面、過去に会ったことなど一切覚えていないようです。なんだかこのやりとりって
悟空と初めて会った時のラディッツを思い出しますね
(C)鳥山明/集英社ゆん…きさまそんなことまで
わすれてしまったのか…!?
なんということだ…!おい!
以前頭に強いショックを
受けたことがあるか!?(えー
「う…うう…」
「(ガシッ)待て…!話はまだ終わっていない、質問に答えろ…!」
(た…助けて…!助けて…!鉄…!)
「うおおおおお!!」
ブウウウン!!
「!?」
「ゆん!大丈夫か!!」
「あぁ…!」
って、心底震え上がったゆんが鉄くんに助けを求めたその時、本当にすぐさま現れた鉄くん!
まさか本当に来るとは!あんたはゆんの王子様ですか!?でも王子様って言うより正確には
こっそりとゆんの後をつけていたストーカーロリコンと言った方がいいのか…(えー
「よう彼氏くん…そりゃ本物の刀か?この島でそんなものを持っている連中なんて
限られているよなぁ。お前、ツクヨミ街の人間か?」
「だったらなんだ」
「まさかスリー・スカルとか言わないよな?」
「…」
「…ハァ…最悪だな。まさか黒須参差が絡んでいるとは…」
自慢のポン刀を持って緋夜と対峙する鉄くんですが、ツクヨミ街とかスリースカルとか黒須参差とか
まったくもってわけわからんことを語る緋夜。お前の話は本当にわからんな!
さっきのゆんとの会話にしても、緋夜が絡むと話の内容がマジ意味不明で困ります
ドカバキイイッ!
「がっ…!?」
「クク…まるで時代遅れの武士だな、彼氏くん」
ああ、そしてポン刀を装備しているにも関わらず、素手の緋夜にボコボコにやられてしまう鉄くん!
こうも一方的にやられてしまうとは…せめてもうちょっと頑張って欲しかったところなんだけども
「お、お巡りさんこっちだぞ!悪いやつがいるのだ!」
「チッ…悪いが俺はふけるぞ(ダダッ)」
「くっ…」
「だ、大丈夫か!?鉄!」
「あ、ああ…ゆんこそ大丈夫か、警察は?」
「あれは嘘だぞ、ああすればあいつもいなくなると思ったのだ」
「そうか…」
そして結局、警察に通報したフリをしたゆんの機転により、その場から去っていった緋夜。
というか実際に警察をこの場に呼んでしまったら、真っ先に捕まるのは素手の緋夜より
ポン刀振り回してる鉄くんなので、嘘だって聞いてほんと助かりましたね鉄くん(えー
「ええっ!?なんで戦場さんがゆんちゃんを!?」
「さあな…八真重護、お前に一つ頼みがある。
戦場緋夜が二度とゆんに近づかないようにしてほしい」
「えっ、なんで俺…?」
「本来なら、俺が率先して奴を刻んでやりたいところだが…
今後はゆんの護衛に力を入れなければならない。不服か?」
「いや、全然!むしろ喜んでやるよ!
ゆんちゃんのためだし、鉄君のお願いならなおのことね!」
次の日、そんな事情を鉄くんから聞かされ、ゆんのために緋夜をこらしめる役目を担うことになった重護。
というか「ゆんちゃんと鉄くんのためなら喜んで協力するよ!」って
「重護は人助けをするのが大嫌い」って設定はなんだったのか
いやほんとに、重護が雪姫とかと話す時には、毎回のように「俺は人助けが嫌いだしそんなのできない」と言ってるわけですが
他のシーンを見る限りまったくそんな事はないというか、重護のキャラクターが一貫していないように思えるんですよね
雪姫に告白しておいて他の女を追いかけるっていうのもそうだなぁ、もう第9話だというのに俺には正直
いまだに重護というキャラが掴めてません。アカギのセリフで言うところの
(C)福本伸行/竹書房・VAP・4Cast・NTV重護に対する印象はますますモヤの中…
大志Mk−2は重護に対して
なんら具体的な材料を手にしていなかった…
すでに第9話、ケツに火がついた終盤…
ここからが正念場だっていうのに、
相変わらず重護の姿が見えない…
主人公だというのにその姿が見えないのだ…
こんな状態の大志Mk−2が
最後に頼るものと言ったら、
もう天災ちゃんハァハァしかない…(えー
「こんにちは!あの、先輩たちに聞きたいことがあるんですけど」
「何よ改まって…」
「戦場緋夜っていう人を知りませんか?」
「なに!?」
「えっ?な、なんです?そのリアクション…」
そんな中、緋夜についての情報を求めて冒険部へとやってきた重護。
ただ、唯我部長と緋夜の因縁について知っていたわけではなく、「とりあえず手近な人から聞いてみっかー」という程度の
軽い気持ちでやってきたようです。というかさっき緋夜にやられてミイラ男と化してる汚い忍者に吹いた
あのやられ方はヘタすりゃ命に関わると思ってましたが、ギャグキャラ補正でこんな感じで済んだんか!
やっぱ天災の次にいい味出してるキャラはこの汚い忍者だな
「戦場緋夜は…初代冒険部の副部長にして、二代目部長…そして冒険部を一度潰した男でもある。
冒険部を創設したのは、初代部長である今生霞先輩だ。
今生先輩の下、冒険部は楽しみながらも着実に七々々コレクションを手に入れていった…
だけど終わりの時はやって来た…今生先輩は卒業とともに冒険部を、七重島を去った…
その後に冒険部を引き継いだのが戦場さんだ。だけど戦場さんは、強引な手口も
平気で使うような人だった…そして当時の部員たちは、次々に冒険部を辞めていった」
そして唯我部長の口から、緋夜と冒険部について詳しい話が語られます
まずこの冒険部ってあんまり長い歴史の部ではないようで、今の唯我部長が三代目部長、
そして二代目部長が緋夜であり、初代部長が今生霞という人だったという…
よく分かりませんが今生霞っていう人は、人当たりがよくみんなに慕われていたようで、この頃が冒険部の黄金時代だったようですね
あとすっげー美人な人でもあるな この外見で、回想でしか出番がないとはもったいない…
「そしてあの事件が起こった…とある遺跡で戦場さんは、部員を1人捨て駒に使ったんだ。
確かに七々々コレクションは手に入ったが…「こんな部に入るんじゃなかった」…
彼女が島から出ていく時に言った言葉だよ」
ああ、そして緋夜が部長になってからの冒険部は暗黒時代まっしぐら、次々に部員が辞めていった中で
残ったわずかな部員もダンジョン攻略の捨て駒にされ、シャレにならない大怪我を負い
車椅子生活を余儀なくされて島から去って行ったりと、緋夜のせいで部は完全に崩壊してしまったようです
なんて卑劣な二代目部長…まったく二代目ってやつは
なんでこう
卑劣な奴ばっか
なんですか卑劣様!(えー(C)岸本斉史/集英社
『何であんなことをしたんですか!?』
『別に理由なんてない。大して役に立たないやつを、
俺が有効利用してやっただけだ』
『そんなことが許されるはずがない!』
『勝ち残ったやつが全てを手に入れる、ルールなど存在しない。
するも自由、やめるも自由だ。クソメガネ、ただ仲良しごっこがしたいだけなら
他の連中みたいにさっさと辞めろ』
『ぐ…!』
『ま、お前が辞めなくても俺は辞めるがな』
『な…!?』
『結局、霞がいなくなった時点で、こんな部に価値なんてなくなってたんだよ』
そんな緋夜に対する当時の問答がこれ、平然と他人を踏み台にする緋夜に対して
怒りをあらわにする唯我部長ですが、何を言っても緋夜にはまったく効果がなく、それどころか
「こんなつまんねー部はもう辞めるわ」と、とんでもないことを言い出したという…
もはや想像を絶するほどのクズですな…たとえば「俺の冒険部に軟弱者はいらない」とか部にこだわりがあったならまだしも、
そんなこだわりゼロで「俺も辞めてー」と思ってたとか、それなのに今まで部に居座って
仲間の人生を台無しにしたなんて、なんか聞いてて頭痛がするほどの最低クズ野郎ですよ
こんなやつはいるだけで害になる
ゴキブリやハエ以下やろーだ
存在価値がまったくない
生きていてもムダなこと
駆除したほうが世の中のためだ(えー(C)こせきこうじ/集英社
「そして最終的に僕だけが残り、夕と影虎を誘って活動を再開したんだ…」
「…」
「八真君…戦場さんと事を構えるというのなら、微力ながら僕たちにも協力させてほしい」
「…お願いします!」
そんなわけで、緋夜に対しては並々ならぬ因縁があった唯我部長。
「あのゴキバエ野郎を駆除するんなら手を貸すぜ」と重護に協力することになります
これまでは協力者としてはまったく信用ならなかった唯我部長ですが、今回に限っては全面的に信頼してもよさそうですね
「まず疑問なのは、戦場さんはどうして吉野さんを襲ったのかだけど…」
「(ぬっ)それは私が話そう」
「て、天災!?お前今までどこに…」
「久しぶりだな重護、実は先日私は駿河綾という1年生から、
ある内緒のバイトを請け負った。その内容とは…
1ヶ月前に行方不明になった生徒の捜索だった。
だが…私が連れ戻す前に帰ってきてしまったのだ!
私が活躍し解決する前に!事件が勝手に終わってしまったんだぞ!
はっきり言って屈辱だぁ!」
って、そこにいきなり「話はすべて聞かせてもらったぞ」と現れたのはなんと天災!なんやねん急に!
天災といえば、前回の冒頭でなぜか1年生に3000円もらって激怒しながら帰った妙なシーンがありましたが
あれについても今ようやく説明がされましたね。天災はあの1年生から依頼を受けて人探しをしており、
調査が順調に進んでいると思ったら、天災が解決する前に事件があっさり終わってしまったんだという…
「そ、そのことがゆんちゃんとどう関係あるんだ…?」
「その行方不明者というのが吉野咲希だ」
「えっ!?」
「吉野咲希は行方不明になった日、内緒のバイトをしていた。
内容はとある建物の調査…その依頼主が戦場緋夜だ。
建物というのは、おそらく遺跡のことだろう」
「ちょ、ちょっと待てよ!ゆんちゃんが遺跡や七々々コレクションのことを
知ってるっていうのかよ!?」
「いや…おそらく吉野さんは利用されたんだと思う」
「何も知らされずに金で雇われ…ただ依頼を実行させられたということか」
「だろうね…そうやって他人を使い捨てる…戦場さんがやりそうなことだ」
「ではその吉野という子は、遺跡に関する何かの情報を手に入れて
狙われているということですか?」
「その可能性は高いね」
そしてなんと、ああ見えて実は行方不明者だったというゆん。マジかよあのお気楽少女が…
しかも行方不明になったその日、ゆんは緋夜の依頼によりダンジョンの調査を行っていたようで、
それが両者のつながりだったみたいですね。なるほど今回緋夜が言っていた
「どうやって脱出した?クリアしていないのは確認済みだ。今までどこにいた?」
って質問は、あれってゆんに調査させたダンジョンのことを聞いてたのか
緋夜からしたら、ゆんにダンジョンの調査を頼んだらいきなり行方をくらまして自分になんも報告せずに遊んでるんだから
「おいテメー調査は一体どうなったこのヤロー」って付きまといたくもなりますわな
こうなると、緋夜が寄ってくることよりゆんの記憶が完全に消えてることの方が問題だと思いますが…
「ふむ…行方不明となっている間、吉野咲希はどこで何をしていた?」
「ああ、ゆんちゃんはこの間まで、ツクヨミ街のヤバそうな組織にいたんだよ。
あそこを統治しているのはスリー・スカルかな」
「じゃあその子は、組織の後ろ盾を得たから戻ってきたってこと?」
「いや、ゆんちゃんがその組織を利用しているとは思えません。
それに戦場さんには、ゲーセンで初めて会ったみたいに見えました」
「あんたの気のせいなんじゃないの?」
「いえ、そんな様子じゃなかったです」
うーむ、遺跡を調査していて行方不明になったゆんは、その後ヤクザ達の町であるツクヨミ街とやらに行き着いたようで…
そこで鉄くん達と出会って、今みたいに行動を共にするようになったみたいですね。
でも重護の説明だと、なんでゆんが記憶を失ってるのかが全然分かりません
そこが一番のキモの部分というか、緋夜とのいざこざもそれが原因なわけですが…
「とにかく、これだけ分かればするべきことは見えた。
吉野さんが狙われる理由は遺跡の情報を握っているからだ。
なら僕たちが先にその遺跡をクリアすれば、
戦場さんが吉野さんを狙う理由はなくなる」
「な、ならゆんちゃんに聞いてみましょう!」
「いや…彼女と接触して、僕たちが遺跡を狙っていることを
戦場さんに気付かれるのはまずい」
「確かに、奴がどこからその女子を監視しているか分からん」
「うーん…天災、遺跡の場所はどこなんだ?」
「サウスレッドモールということまでは分かっている」
がしかし、ゆんの扱いについては今後
「あいつは放置して遺跡だけクリアしちまおうぜ」という結論に達した一同。
お…おいいいいいい!!ゆんの記憶は無視かああああ!!
なんなんだよ!「どういうわけかゆんが記憶を失ってる」というのがこの騒動の最大の謎なのに
それは放置して遺跡だけクリアすれば万事オッケーってそんなんアリかい!
なんかもう本当に分からないことが多すぎるというか
かゆいところに手の届かねえアニメだなもう!(えー
たぶん残り話数的に、あと2話か3話ぐらいで終わることでしょう
願わくば、その少ない時間に天災とのイチャイチャをひとつでも多く詰め込んでくれることを祈るぜ…(えー 次回に続く
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