・大志さんは今期のアニメはチェックしてらっしゃるのでしょうか?「一週間フレンズ」はおススメなので
 ぜひレビューしてほしいです!ある理由のせいで誰とも仲良くしようとしないヒロインと友達になるため
 ひたすらアタックする(空回りも多いけど)主人公の頑張りには好感が持てますし、
 ヒロインがだんだん心を開いて笑顔が増えてくると可愛くて可愛くて。
 原作も回を追うごとにどんどん面白くなっていったので、ぜひ!

やあどうも、オススメしてもらった一週間フレンズというアニメですが、今までノーマークだったのでまだ見てないですね
調べてみたらニコニコでも配信してるみたいなので、せっかくだから話を追ってみようかなと思います

他の新番組なんですが、それなりに色々とチェックしてはいますね
それについてはまた今度、時間のある時にでも語りたいと思ってるんですが、
その中でも特に注目している作品がひとつ。何かというと「龍ヶ嬢七々々の埋蔵金」これです

なんでこの作品に注目しているかというと、アニメが始まる前にファミ通に漫画が載ってるのを読んだんですよね
それで絵柄がなんか可愛らしいなーと気になるようになって、単行本とかを買った直後にアニメ化が決まって
「おお、タイミングいいじゃん」と楽しみにしていたという。ちなみにそんな原作漫画で、俺の一番好きなシーンがこれですよ
 
 

デデーン。主人公の重吾が、ヒロインの1人壱級天災(いっきゅうてんさい)と一緒に
ビルの34階に取り残されて、1時間もお互い抱き合って過ごすシーン。
なんとも普通じゃない状況ですが、なんでこうなったかはコミックス2巻を買ってご覧ください(えー

とりあえずこのヒロインの天災が好きなんですよねえ
名前からしても、天才的な名探偵だから「てんさい」って、なんだかコロコロコミックとかに出てきそうな名前がツボというか
アニメでもこの天災の出番に注目して見ていきたいと思います

そんなわけでアニメでのオープニング映像がこちら。さっそく出てきましたねー天災が
でも天災の使用人のダルクの方がなんか目立ってんな。視聴者に向かって尻をふりふりしたりとか
おいちょっと待てダルクお前男だろうが!そんなにケツを掘られたいのか!(えー

いやマジで。ダルクはこう見えてれっきとした男でございます。それをこんなに性的アピールさせてくるとは
次のコミケでダルクのおちんちん本を量産させる気かよアニメスタッフは…(えー

(七重島は太平洋に浮かぶ人工島である、別名:学生特区。
 学生育成のために作られ、島の住人のほとんどは学生である。
 さまざまな研修に対応する多くの施設に加え、最新鋭の研究設備までもが完備されている。
 とまあそれよりも、あの家ともこれでおさらば、今日から気ままな一人暮らしだ!)

それでは本編の方に入っていきましょうか、物語は主人公の八真重護(やまじゅうご)
学生特区と呼ばれる七重島(ななえじま)に引っ越してきたシーンで始まります
しかしなんというか、大人が全然いなくて学生だけの最新鋭の町って
とあるシリーズの学園都市まんまじゃねーか!!

なんつーか、若い子からすると大人を排除した子供だけの世界というのはひとつの理想なんだろうか
すでに30歳になった大人の俺からすると、見ててあんまりいい気持ちはしないんだが
だって考えても見てくださいよ、たとえば逆の立場になったら
子供をすべて排除した大人だけの町とか気持ち悪いべ?
まあ視聴者のメインターゲットが10代の子供だろうから、仕方ないのかもしれないけどな…

ところで重護の年頃はどうやら高校生ってことみたいですね、年齢の方はたぶん15歳に違いない
重護なだけにじゅうご歳ってか、こいつはケッサクだ(えー

「私がこの”幸せ荘”の管理人・真幌肆季(まぼろしき)です。よろしくねぇ」

「八真重護です、よろしくお願いします!」

そんな重護が暮らすことになったのが、幸せ荘という名の格安アパート。幸せ荘ってなんだか
うさんくせぇ名前のアパートだな!(えー  おかしな宗教でもやってそうだぜ
そして管理人のおばさんは昼間っから大量のビールをかっくらっているグータラ女で無駄にナイスバディという
典型的な残念美人であります



しかしそれだけビールをガバガバ飲んでる割にはこの引き締まった腹筋はすげえな…よくビールっ腹にならないもんだ
やっぱ30歳を過ぎると腹のぜい肉がメチャクチャつきやすくなりますからねー
俺も20代までは太ることをまったく知らない体質でしたが、30になった途端に腹が出るようになって
なんとか体型を維持しようと必死こいて腹筋を続ける毎日ですよ

「(ゴクゴク)…プハー!んで?重護はいくつなの?」

「16です。明後日から第三高等部に転入します」

って、な、なにー!?重護てめえ重護なのにじゅうろく歳だと!?
お前なめてんの!?そんな設定年齢が許されると思ってんの!?(えー
何故あと1年遅く生まれて来なかった重護よ…ここの会話として理想的なのは

「あんたの名前は?」

「じゅうごです」

「あんたの歳は?」

「じゅうごです」

これを期待してたのに!重護…なんでこれが分からん!(えー

「んじゃ、部屋に案内するから。君の部屋は202号室ね」

「あ、はい」

ガチャ

「えっ」

って、重護が自分の部屋に連れられて来てみれば、そこには見知らぬ謎の少女が!
そう、この少女こそタイトルに名前が登場する龍ヶ嬢七々々でございます
なんでも10年前にこの部屋で死んでしまい、ずっと地縛霊として住みついているという七々々。
それにしてもこいつの名前って変換しにくくてしょうがねえな!(えー

「ゆ、幽霊!?」

「信じる信じないは自由だけど、まあ家賃はもらったし、
 いつでも出て行って構わないから〜(すたすた)」

「い、いや何言ってんだあんた!?」

「とりあえず座ったら?」

「え、あ、ああ…な、七々々ちゃんは幽霊で…この部屋で殺されたと?」

「うん!」

「へ、へえ…握手とかしてもらってもいいですか?」

「うん」

すかっ

「あ、あれ?」

あまりにもテキトーな管理人さんの対応に頭を抱えながら、この七々々と一緒に住むハメになってしまった重護。
しかし七々々は幽霊だけあって透けるも触れるも思いのまま
握手しようとした重護に対して、わざと体を透けさせて遊ぶのも自由自在です

さらには一部分だけ相手に触れながら、他の部分は透けさせるという芸当まで出来るという…
うちはオビトかおめーはよ!しかしそんな便利な能力を持つ七々々ですが、
地縛霊であるためにこの部屋から外に出ることが出来ないんだという…



「さてと。重護が私を地縛霊として認識してくれたところで、
 バトルを開始したいと思います!」

「え?バ、バトル?」

「基本はバーリトゥード形式、相手にまいったって言わせたら勝ちね!」

「い、いやいやなんで!?」

「私と重護、どっちがこの部屋の主なのか決めておいた方がいいでしょう?
 私はこの部屋で毎日プリン食べて、テレビ見て、ネトゲしてるの!
 私は今の生活リズムを変えるつもりはまったくない!
 それなら重護はどうするの?ってこと」

「…メインは好き放題やれるけど、サブはそれに耐えるってこと?」

「そ。もし重護が勝ったら私は大人しくしてるよ」

って、今までずっとこの部屋で気ままなニート生活を送っていたという七々々。
その生活を変えられるのは嫌なようで、主導権を握るためにバトルの話を持ちかけてきました
重護からしたら迷惑でしかない提案ですが、「俺が勝ったら俺の女になれや」
こっちもこっちで条件をつけてバトルを開始することに…



ドダダァン!!

「あ、あだだぁっ!」

って、バトルが始まるやいなや、透明化を駆使しての卑劣アタックを繰り出す七々々!
突然目の前に現れての奇襲、まるで卑劣様の卑劣斬りを見ているようだ…
「毎週NARUTO読んでます」と言わんばかりのキャラだな七々々
やっぱ一方的に奇襲するこの戦法って卑劣すぎると思うんですよ卑劣様!(えー

グギギギギギ

「ぐがががが…!」

「ほらほら、ギブしないと肩はずしちゃうよ〜?」

そして腕を極められて苦悶の表情を浮かべる重護ですが
ある意味うらやましい体勢だなこれは(えー
七々々のふとももに挟まれながら、おっぱいの感触も同時に味わえるという
ご褒美と言っても過言ではない状態なのかもしれません(えー

(ふおっ!?い、いつの間にか俺の手が神の領域(おっぱい)に!!
 くっ、手の甲では感触を堪能できない!せめて指一本…!)

ってマジで喜んでたよこの状況を!
なに言ってんだ重護ー!!冗談でご褒美とか言ってたら本気でそう思ってたんかい!
すでに完璧に腕を極められている状況ですが、おっぱいを触りたい一心で重護はまだもがき続けようと…

「ぐぬおおお…!(ぐいぐい)」

「ふふん、外れないよ!」

(こ、こうなったら…肩を破壊される瞬間、
 手首の固定がゆるむコンマ数秒を狙うしか…!
 おっぱいの感触の代償は左腕一本…ふふ、ふふふふ…)

「早く降参しちゃいなよ!」

「この程度で舐めてもらっては困るな地縛霊!」

「な、なによ…!?脱臼ってめちゃくちゃ痛いのよ!?」

「この八真重護…地縛霊ごときには
 退かぬ!媚びぬ!省みぬ!!」

ボキボキボキボキ!

「ぎゃあああああああ!!」

ああ、ホントのアホだったよこの男!
最後までおっぱいのためにギブアップを拒否し、聖帝サウザーの台詞を叫びながら腕をヘシ折られる重護!
駄目だこいつ…早くなんとかしないと…まさかこれほどアホな主人公だったとは

「八真重護です、よろしくお願いします!」

「それじゃ夢路、後で八真の学校案内頼むな」

「あっ、はい。クラス委員の夢路百合香です、なんでも聞いてくださいね!」

(く、黒髪、メガネ、クラス委員!ドストライクです夢路さんっ!!)

そんなわけで脱臼か骨折かわからん大ケガを負ってしまった重護ですが、
元気に新たな高校生活をスタートすることになります。さらには、クラス委員の夢路さんに初対面で即欲情するという有様!
なんて無駄にたくましい奴なんだお前は!スケベ心が旺盛な奴というかなんというか

「(かきかき)」

「何してるんですか?」

「あっ!?こ、これはその…素敵だなって思った言葉を書きとめてるんです。私、小説家を目指してて…」

「へえ〜、ちゃんとなりたいものがあるんですね」

「わ、笑わないんですか…?」

「…?俺そういう風に見えます?」

「え、えっと、その…(ぼそっ)八真くんって見た目がちょっとカッコいいから…俺様キャラなのかなって…」

「え?俺の見た目がなんて?」

「ひうっ!?ちょ、ちょっと不良っぽいって思ったんですうーーっ!!(ばたばた)」

って、夢路さん真面目な子かと思ったら割とちょろい性格してんな!(えー
初対面の重護に対してもう惚れてんのかよ!それと俺様キャラに弱いみたいで、
多分この子、ちょっとワルっぽいイケメンに「いいじゃねえかよ、なぁ」って迫られたら
断り切れずに一発やられちゃってヤリ捨てされるタイプだな…(えー

「重護!大変だよっ!プリンがなくなってるよっ!」

「え?は、はい、明日買ってきます」

「いま食べたいの〜!!」

「…はい…」

って、哀れにも重護はさっきの勝負に負けたせいで
すっかり七々々のパシリにされてしました
暇さえあればプリンを食ってゲームをしてばかりの七々々、こういう奴の世話をさせられるのって
なんだかすごい屈辱的だな(えー  みんなこういう引きこもりニートになったらあかんで…

(はぁ…地縛霊との共同生活って、きっついなぁ…)

「ん、またカップラーメン?」

「しょうがねーじゃん」

「なによその言い方」

「…すみません。トイレ行ってきます」

そんなニート七々々との生活に、いい加減気持ちが荒んできた様子の重護。
金がなくてカップ麺が主食のようですが、些細な会話でも七々々との間にピリピリした雰囲気が…
結婚できてもこういう空気の夫婦って実際多いらしいよね…
というか俺の職場にいる同期の社員がこんな感じだわ、すごい美人の嫁さんと結婚できたんだけど
ほんの些細なことでお互い話が合わなくて、「ホントあいつなんなんだよ…」ってピリピリしちゃって、夫婦仲がよくないという…

俺的に、今まで「美人と結婚できた奴は勝ち組」なんて思ってたけど、その同期の社員を見てるとマジで毎日辛そうだなぁって
同情してしまいます。気苦労が多すぎるというか、結婚ってのもすりゃいいってもんじゃないんだな…
結婚はやっぱお互いに穏やかでいられる相手っていうのが一番の条件だよね、美人がどうとか正直どうでもいいんやな

「ん?なんだこれ、七々々マニュアル?」

そんな七々々を避けて「あー1人になりてえ」とトイレにやってきた重護ですが、
そこにはなんと七々々マニュアルというノートが置いてありました
どうも以前、この部屋に住んでいた人が書いたもののようですね…七々々はこの部屋で10年も地縛霊をやってるらしいから
一緒に暮らしてた人が1人や2人いてもおかしくないか。ちなみに今生霞(こんじょうかすみ)という人が書いたようですが…

「”七々々の好物…七々々はプリンしか食べることができない”
 ”七々々コレクションについて…ここには特に記さない
  興味があるなら第三高等部にある冒険部を訪ねるといい”…七々々コレクション?」

えるしっているか、しにがみはプリンしかたべない(えー
七々々の奴やたらプリンばっかり食べてると思ったら、それしか食べられない体だったのね
まあ幽霊だから絶食してても関係ないとは思いますが…それと七々々コレクションというのは
どうやら七々々が生きていた時に世界各地で集めた秘宝のようです
どうも生きていた頃の七々々はトレジャーハンターか何かをやっていたようで…えらいぶっとんだ設定だな



「”最後に、もし君が少しでも七々々に興味を持ってくれるなら、彼女と一緒にいてあげて欲しい。
  変な地縛霊という特異性以外は、七々々は寂しがり屋の女の子である。
  後輩よ、どうか私の親友を救ってやってくれ”…」

そんな七々々マニュアルの最後に、七々々が寂しがり屋でただ強がっているだけという
文章を見つけた重護。その言葉で七々々に対するイライラも和らいだのか、重護は笑顔でトイレから出てくるのでした
しかしこれって七々々から見たら、重吾がトイレで出すもの出してスッキリしたようにしか見えないよな(えー

そんなわけで第1話は終わりです、天災については2話目から本格登場ってことなんで
俺としてはやっぱり2話目に注目ですね、まあ天災以外もに全体的に女の子が可愛いし
あとは重護がけっこう良質な主人公なので、なかなか見てて楽しい作品だと思います

しかしあれだな、ささっとレビュー終わらせて今週のソーマ書くつもりが
えらく長くなっちゃたなー、ソーマは明日にするしかないか…無念なり。それでは次回に続く


■アニメ感想:龍ヶ嬢七々々の埋蔵金 第2話「七重島第三高等部・冒険部」
 

「プリンプリン〜♪ん?何これ」

「ああ、空から降ってきたんだが…」

さて今回の冒頭シーン、今日も今日とて七々々にパシられている重護が、プリンを買ってコンビニから戻ってくると
なぜか空から宝石が降ってきたと言いながら、謎の宝石を持ち帰ってきました
お、おい、こんな青くて不思議な宝石が空から降ってきたってことは…親方!空から女の子が!
でもその肝心の女の子がどこにもいないじゃないか!くそっ何がどうなってるんだ!(えー

「あっ!懐かしい〜!”キラキラ嘘発見機”だよこれ!」

「キラ…?え、なに?」

「キラキラ嘘発見機!これ、七々々コレクションだよ!
 確か正式な名前は、ユーグトスの隻眼だったかなぁ。ジャングルの中にある遺跡で見つけたんだ」

ってそんな宝石の正体とは、なんと七々々が生前に発見した秘宝のひとつであることが判明!
なんでそんなものが、いきなり空から降ってきたのか謎ですが…とにかくこの宝石、単なる石ではなくて不思議な力があり
目の前にかざして見れば、相手が嘘を付いているかどうかが一発で見抜けるという効果があるようです
どうやら七々々コレクションとは、ひとつひとつがこういう魔法じみた効果を持つお宝のようですな…

「あっ、いた!天災、どうしてゴミの上に寝転がってるのさ…?」

「ふふん、何故かだと?それはここに全ての答えがあるからなのだよ!」

「えっ、宝石泥棒の行方がわかったの?」

「ああ、怪盗団”祭”の連中は、この上を通過した時に
 宝石にパラシュートをつけてこの路地に投下したんだ」

って、そんな一方でついに俺的にお待ちかねの天災が本格的に登場!
どうやら天災は探偵として、宝石を盗み出したという怪盗団を追っているようで、その捜査でこんなゴミあさりをしていたようです
そして怪盗団は盗み出した宝石を、パラシュートにくくりつけてこの路地に投下したようで…



「これが恐らく誘導装置のようなものだろうな、ゴミ箱の中にあった。
 あとは仲間がこっそり回収するはずだったというわけだ」

「へええ〜」

「だが、そんな思惑は失敗したらしい。このゴミの散らかりよう…
 手当たり次第に目的の宝石を探したが、回収できなかったのだろうな」

「な、なるほど…さすが天災!」

「ふふん。では誰が宝石を持って行ってしまったのか、その答えが…あれだ!」

そして周囲の状況から、ズバズバとこの場で何が起こったのかを言い当ててしまう天災。
つまり怪盗団は、仲間に回収させるために宝石を投下したものの、「なんか空から宝石が降ってきたわー」
通りがかった重護に持ってかれちゃったということですわな…
重護のやつ…拾ったものは警察に届けないとダメでしょこの子は!(えー  ともかく、天災は得意の推理で
そんな重護の存在にすら勘付いてしまったようで…

ピンポーン

「はーい(ガチャ)」

「よ、よかった、いらっしゃったんですね」

「う、うおおお!?メイドさん!?な、何か御用ですかっ!?」

そして間もなく、重護の家までも突き止めて直接やってきたダルク!
しかもわざわざメイド服に着替えております。さっきまでセーラー服だっただろ!
しかしどうやらメイドフェチらしい重護は、ダルクのメイド姿に思いっきり欲情してしまい…

「ふっふっふ。その反応、やはりメイド好きだな」

「え?」

「(ぷ〜ん)」

「臭っ!くっさぁ!!」

「ああ、だから一緒に着替えようって…」

そして天災も当然一緒にやってきていましたが、生ゴミの臭いがモロに残ったままで
「こいつはくせえッーー!!ゲロ以下の臭いがプンプンするぜッーー!!」
重護の第一印象はかなり最悪であります(えー  もうちょっと女の子らしく振る舞おうぜ天災…

「ふむ、確かに臭いな。では風呂を貸してくれ、置き引き犯・八真重護」

「え…?置き引き?」

「(ぬぎぬぎ)」

「ちょっ!?ま、待て待てなんだよ君たち!?」

って言ってるそばからあーー!!
なんと重護の目の前で風呂に入ろうと速攻で脱ぎ始めた天災!お前に羞恥心はないのか!
天才とはいえ頭のネジがぶっとんでますね天災、こいつに常識というものは通用しないということか

「名探偵・壱級天災!人は私のことをそう呼ぶ!」

「つ、付き人の星埜ダルクです…」

「め、名探偵…?」



そして天災たちが名乗る横で思いっきりバーチャファイターで遊んでいた七々々
ここでいきなりバーチャファイターが出てくんのかよ!!予想外すぎて吹き出したわ!

「えっと、それで…壱級さんでしたっけ」

「私のことは名前、またはフルネームで呼びたまえ。
 苗字だけだと、どこぞの小坊主(一休さん)みたいだ」

「は、はあ…それじゃ天災さん、あなたはここへ何しに来たんですか?」

「あれを返してもらいに来たのだ、置き引き犯」

「なんで俺が置き引き犯なんですか…」

「ふっふっふ。動かぬ証拠がここにある!」

「うん…?」

「あれって重護だよねぇ」

そして結局はこの部屋でひとっ風呂浴びた天災、さっぱりしたところで「さあ観念しやがれ置き引き犯」
容赦なく重護を問い詰めにかかります。そんな天災が取り出したものはコンビニの防犯カメラに映っていた動画…
それを再生してみると、冒頭でプリンを買いにコンビニへ行った重護の姿が出てきました
しかしこの時の重護、単にプリンだけ買って帰ったのではなく
「おっとメイドさんのエロ本が置いてあるぜー」エロ本コーナーに寄っていたようです

「ふーん。重護ってこういうのが好きなんだ」

「あぁぁ…た、たまたま偶然ですよ!!
 いやほら、男の子ってこういうのに興味ある生き物だし!
 たまたま手に取ったエロ本の表紙がメイドさんだっただけで…!」

「はいここが問題の場面」

ああ、メイドさん好きという性癖を暴露されて七々々にドン引きされる重護
「違うから!たまたまだから!」と必死に言い訳を始めますが
まるで聞いてもらえず「はいここ注目」と話を強制終了させられる始末
どんだけみじめなんすか!すでに立場がなさすぎる重護ですが、天災の指摘したシーンというのは…



《(もぞもぞ)》

「うっわあ〜…重護最ッ低〜…」

ち…ちんこいじっとるーー!!(えー
重護おおおおおおおお!!お前という奴は一体なんということを!
いくらメイドさんに欲情したからってこの場でちんこいじり始めるとかお前それただの変質者やろ!

マジか重護…なんてバカなことを…しかしこれは置き引き犯の証拠というよりもむしろ
公然わいせつ罪とかで捕まえるべきじゃないすか天災さん!?(えー

「ダルク。男である君は、置き引き犯はこの時どうなったのだと思う?」

「えっ!?え、ええっと…た、多分その…興奮しちゃって、ポ、ポジションがぁぁ…」

「お、おい偽メイドおおお!!何モジモジ妄想してんだああああ!!」



がしかし、ダルクの推測によればこの時の重護は欲望のままにちんこをいじりたかったのではなく
「やっべ、ちんこ立っちゃった」とポジションが気になったのでそれを修正しようとしたのだという…
そうだったのが重護…それならまだ情状酌量の余地が…(えー

いや、これは男としてたまに発生してしまうやむを得ない事態と言いますか
人前でうっかりちんこが立ってしまった時に、「やべぇ隠さなきゃ!」とカムフラージュするべく
何気なくポケットに手を入れたフリをしながらちんこの位置を調整するというのは
割とよくあることなんで…天災さんどうか重護がちんこを隠そうしたことまでは暴かないでやってください!(えー

「と、とにかく俺は無実だ!!
 これはポケットの携帯がプルッと震えたから驚いただけだよ!!」

「と、置き引き犯は語るが、この時間に置き引き犯の携帯には
 着信はおろかメール受信もないのであった」

「か、勝手に人の携帯チェックすんなよ!?」

「ふっ。これで全ての謎は解けたな」



ああ、またも苦しい言い訳で逃げようとする重護でしたが、
そんな理屈は通用しないことが、天災の抜け目ない捜査によって証明されてしまうのでした
こうして重護がコンビニでちんこをいじった事実は明らかとなってしまったという…(えー
というかマジに天災さん重護がちんこいじった話しかしてないじゃないですか!置き引きはどうなったんだよ置き引きは!

「ちょっと待て全然解けてねえ!!全然説明が足りてないだろ!!」

「あぁ…天災の頭の中では、理論が組まれて解決してるみたいなんですけど
 それを人に説明するのが上手くないので…」

「ぐぐぐぐ…!」



「…はあ…まあ、俺が拾ったことを突き止めたのは凄いと思うけどさ…」

「ふっふっふ。置き引き犯はいい奴だな!
 そういえばまだ名前を聞いていなかった、教えてくれ八真重護」

「は…?いま自分で言ったじゃん、八真重護だよ」

「そうではなくて、本名だ」

「だからぁ、本名が八真重護!」

「む?そうなのか?分かった覚えておこう。そっちの彼女の名前は?」

「私?龍ヶ嬢七々々だよ」

「本名は?」

「へ?いや、龍ヶ嬢七々々ですけど」

「そうか、覚えておこう」

そして結局、自分が宝石を拾ったと白状せざるを得なくなった重護ですが
しかしここで天災からよく分からない問答が。
すでに重護たちの名前を聞いた後なのに、すぐまた「本名は?」って聞き直すのはどうしたんだ天災、
頭がボケちまったのか!?おじいちゃんご飯はさっき食べたでしょ!(えー

それとも天災としては、世の中みんなペンネームを使って名乗ってるとでも考えてるのか?
一体どういう意図があるのかよくわからんな…ともかく例の宝石については、
重護もおとなしく天災に後のことを任せることにしたようです

「ではこの宝石については、私が責任を持って警察に届けておくから安心しろ!」

 

《次のニュースです。昨夜未明、セブンスビルからの窃盗品を持った犯人が
 警察に自首して来ました。出頭してきた未成年の少女は、
 「私は名探偵である」などと意味不明な供述を繰り返しており…》

って逮捕されとるーーー!!(ガビーン)
て、天災ーーーー!!なんでこうなるねん!自信満々に宝石を持って警察へ向かった天災ですが、
「きさまが宝石泥棒かー!!」と速攻で逮捕されて翌朝のニュースで放送されるという
トンチキな姿を晒す結果に!お前が逮捕されんのかい!名探偵どころか単なる不審人物でしかなかったとは哀れなり天災…

「あ、あれ…?」

「星埜ダルクです、皆さんよろしくお願いします」

「壱級天災!名探偵だ!はっはっはっは!」

ってあっと言う間に脱獄して来とるーーー!?
おいおいおい!逮捕のニュースが流れた次のシーンで、重護のクラスに転校してきた天災&ダルク!
すぐにもう警察の手から逃れてきたんかい!?お前って奴は無能なんだか有能なんだか!(えー
いやあ思ったよりもバカアニメで面白いですねこの作品

「(きょろきょろ)あのう、八真重護さんはいらっしゃいますか?」

「う、うおおっ!?メイドさん!?何か御用ですか!?」

「あっ、この後お時間よろしいでしょうか?(にっこり)」

「もちろんです!眼鏡メイドさんのお呼びとあらば!」

さて、天災たちが転校してきたその日の放課後、なんと重護の教室に
見知らぬ美人の眼鏡メイドが訪ねてきました
どういうわけだか重護に用があるらしい謎のメイド、メイドといえば最近痛い目にあったばかりの重護ですが
眼鏡フェチ&メイドフェチの重護はこの誘惑にまったく耐えられず、ホイホイとメイドの後をついて行ってしまいます

「初めまして、八真重護くん」

「え?」

「僕は3年の唯我一心。この部活動の部長をしています」

って、そんなメイドに連れられてやってきたのはどこぞの部室!そこに待っていたのは唯我一心という眼鏡の部長でした
つまりこのメイドは、この部長に頼まれてただ重護を連れてきただけということか。部活の単なる勧誘役だったのね
それを知った重護は「え?メイドさんとイイことできるんじゃないの?」とすっかり拍子抜けした様子
いくら眼鏡フェチとはいえさすがに男には反応しないんだな重護(えー

「今日は来てくれてありがとう」

「えっと、俺を呼んだのはあなたなんですか?」

「ええ、そうですよ」

「あっ、じゃあ帰ります(そそくさ)」

っておいー!!メイドさんとイイことできないと知った重護は
いともあっさりと興味をなくして速攻で帰ることに!
分かりやすすぎだろお前!せめて説明くらいは聞いてからだな…

「オラァ!!」

ドゴオオオッ!!

「おごおっ!?」

「なに帰ろうとしてんだ?あ?一心様の言葉聞けや…
 このボケがああああああ!!」

ドゴドゴドゴドゴドゴドゴ!

「や、やめでぐだざ…ばあああああああ!!」

ドゴドゴドゴドゴドゴドゴ!

ああー!重護が帰ろうとしたその瞬間、オラオラの連打をすかさず打ち込むメイド!
物凄い切れっぷりで重護に襲いかかり、殴る蹴るの暴行をかましまくっております
おお…ご主人様の言うことを聞かない奴には、これほど切れる武闘派メイドだったとは…

「やめろ、夕」

「あっ。はぁい一心さま♪」

がしかし、そんなメイドもご主人様のご命令とあらばこの通り。相当調教されてんなこのメイドは(えー
見たところこの部活は唯我とメイドの2人しかいないようだし、部活という名目にかこつけて
いかがわしい調教の数々をこの部室でやっているに違いない(えー

「あ…あいででで…」

「彼女は3年で副部長の茨夕(いばらゆう)、少し調べさせてもらったが
 君がメイド好きで眼鏡っ子好きと判明したんでね」

「そ、それで俺に何の用ですか…?」

「君を我が冒険部に迎え入れたいと考えている」

「え…冒険部?」



そして改めてこの部活にスカウトされる重護。何かと思えば、この部活は冒険部だったそうで…
冒険部と言えば、第1話の七々々マニュアルに書いてあった
「七々々コレクションのことを知りたければ、冒険部を訪れなさい」と書いてあったアレですよ

唯我の話を聞いてみると、この冒険部は各地に散らばった七々々コレクションを集めるための部で、
七々々マニュアルを書き残した今生霞という人が、その創設者なんだそうです
重護をスカウトしているのは七々々と同棲しているからですな。
ともかく話を聞いた重護は、冒険部に入ってもいいと考えるようになりますが…



「え、入部テストですか?」

「ああ、うちの部の伝統でね。これをクリアすることが入部条件なんだ」

しかし「入部するなら入部テストを受けろ」とか言い出す唯我部長。なんでだよ!
それっておかしくないか!?あんたらの方から「入部してくださいお願いします」って重護に頼んでるのに、
重護がそれをOKしたら「入部テスト受けろ」ってどういうわけだよ!
プロ野球のドラフト1位でスカウトされたのに
入団テストを受けさせられるなんてことがあるか!?(えー

「分かりました…で、なんでお前たちがいる!?」

「面白そうだからついて来た」

「僕も天災について来ました」

「とほほ…付きまとうんじゃねえよ…」

「分かった、では入部テストは3人で受けてもらおう。
 何度失敗しても構わないから、この部屋を攻略してきてくれ」

って、そんな入部テストには天災&ダルクも同席することに!なんだか冒険部に興味があるようなので、
この2人も一緒に入部するということか、まあ天災の頭脳は仲間にいれば心強いだろうしな
そして入部テストの内容とは、この学校にあるダンジョン部屋をクリアーしてくることのようです
このダンジョン部屋には、以前七々々コレクションが安置されていたようで、
侵入者を排除するトラップが多数仕掛けてあるという…これは天災の頭脳が鍵になりそうな…

「「いってらっしゃーい」」

「って行かないのかよ!!」

「とりあえず私は見ている」

「僕は見学です」

「ああそうかよ…好きにしろ…」

って天災やる気ねえーーー!!な、なんじゃお前らー!!
せっかくダンジョン部屋の入口に来たというのに、「私らここで待ってっから」と入る気ゼロの天災!
面白そうだからついて来たんじゃないのかよ!!
今回の重護、天災に相当振り回されてますなぁ



「むう…よく分かんねえけどあの箱を開ければいいんだな?」

そして重護がダンジョン部屋に足を踏み入れると、見るからに「これを開けたらゲームクリア」という宝箱
部屋の奥に安置されていました。一見すると宝箱までは一本道ですが、やはり怪しいのは
周囲を囲むようにして積み重なっている机の群れでしょうか…この中にどんなトラップが隠されているのやら…って

ダダダダダダ ガタッ!!

「うおっ!?え、ええええ!?嘘おおおおお!?」



ガサガサガサドサアッ!!

「うぎっ!?あ、あぐぐ…」

ぎえー!とりあえず正面から宝箱に向かった重護ですが、即座にトラップが作動しひどい目に!
落とし穴に落とされたと思ったら、校舎の外に思いっきりほっぽり出されて地面に激突という…
いちおう木がクッションになってくれていますが、かなり勢いよく地面に落ちてますな…これは痛そうだ

「おーい大丈夫かー?」

「ふ…ふふふふ、面白え!」

ダダダダダダ!

がしかし、そんな痛い目に遭ってもすぐまたダンジョン部屋に舞い戻り挑戦を続ける重護!
その後再びトラップにかかって放り出されてしまいますが、それでもめげずに何度でも挑み続けております
すごいな重護、これだけ痛みを伴うダンジョン攻略にも関わらず、
まるで臆することなく向かっていける闘志があるとは好感が持てます

面白いじゃねえかッ!


このゲーム!!
とことん
遊びきってやる!!



ああ!重護!
楽しもうゼ!!
(えー
 


(C)渡辺保裕/新潮社

どひゅーん

「おわーっ!?」

どひゅーん

「だあーっ!?」

どひゅーん

「ぬああーっ!?」

ダダダダダダ

「はあ、はあ、はあ…!」

「す、すごいね重護君、あれでもう10回目だよ」

「ああ、しかも落ちるたびに受け身をちゃんと取っている」

「ほんとだ、かすり傷だけだね」

「それにずっと走り続けるあの体力…相当鍛えているようだな」

それから何度も繰り返しチャレンジを続けた重護、なんとすでに10回も外に放り出されたようです
そのたびに激しく地面と激突していますが、受け身の技術がかなり高いようで大きなケガは負っていませんでした
さらには、これだけずっと全速力で走り続けてもバテないタフさも持ち合わせていたという…
意外にもかなり運動能力が高いんですね重護、受け身が上手いってことは柔道でもやってるのか?
でも柔道の割には七々々の腕ひしぎに手も足も出てなかったな…(えー

「さて…そろそろ私も行くとするかな」

「(きょろきょろ)ふむ…」

「天災、宝箱があるよ」

「ふむ、まずは辺りを調べよう」

そんな重護の姿を見るうちに、やっとやる気が出てきたのかダンジョン部屋へ入っていく天災。
嫌でも目に入ってくるのは、やはりゴールの宝箱ですが…しかし天災は、すぐにそれを目指すのではなく
冷静に周囲の状況から分析を始めます。急がばまわれってやつですな、宝箱に向かって突撃しまくった重護とは正反対ですね

「(うろうろ)」

「ちょ、ちょっと、危ねえって!」



ばいーん

「えっ!?」

ひゅーん

「あ〜〜!!天災〜〜!!」

「あ、あいつ大丈夫かな…」

「ふむ。仕掛けは大体わかった」

ってダルク使えねえええーー!!
何をしとんねんダルク!不用意に周囲をうろうろしてまんまと罠にはまり、奈落の底へと消えてしまうとは!
なんの役にも立たずに消えていきよったな…天災はダルクとまったく関係ないところで推理を進めてるし!
これはトリコが例のセリフを言いそうなシーンですね(えー

ちっ、ダルクは簡単に惑わされ
奈落の底に転落するし…
1ミリも戦力にならんかったなアイツ…

(C)島袋光年/集英社

「さて重護、今日は何曜日だったかな?」

「え?木曜日だけど…」

「では…こうだな!」

「お、おお…!?すげえ…!」

そしてついに、この部屋を攻略する方法を導き出した天災!
鍵になったのは「わすれものに気をつけましょう」と書いてあった時間割り表です
木曜日の時間割はどうとく、こくご、おんがく、さんすう、えいご…この教科書をランドセルに入れるごとに
正しい道筋が明かされていき、最後にランドセルと通学帽を身につけることで、すべての道筋が現れるという…

つーかこれって天災に小学生のコスプレさせるための仕掛けじゃねーか!!
重護ひとりだったら、こんな恥ずかしい格好を重護がしなけりゃならんかったのか…

「これで終わりか、あっけない」

「お前、あんな張り紙と時間割だけでよく気付いたな…」

「ふふん。こんなのは何も難しくはない、小学生レベルだ」

「つーか、そのカッコ似合ってんなぁお前…」

「ぐ、ぐぬ…やかましいーーっ!!」

そんなわけで無事に宝箱へと辿り着いた2人、しかし自分が幼児体型なことは天災もけっこう気にしているようで
重護にそれを指摘されると、真っ赤になって怒り出すのでした
ふむ、しかしこの入部テストは漫画版とはずいぶん違ってるなぁ

謎解きの内容や解き方も全部違ってるし、それとクリアした後の天災のリアクションも違いますね
漫画では重護に素直に褒められた天災が「私ってチョーすごいからな」と得意気にするんですよね
天才なのに「私ってチョーすごい」と小学生みたいな物言いするのが、地味に好きなシーンだったりします



この作品ってもともとはラノベ原作だそうですが、この入部テストは原作だとどういう描写だったんでしょうね?次回に続く






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