それと、つい先日本屋をウロウロしていたら、龍ヶ嬢七々々の埋蔵金
The Animationなる単行本を発見しました
何かと思えばこれ、七々々のアニメを基準にした漫画化作品ってことみたいですね
レビューしてる最中でも「アニメは原作と色々描写が違う」って話をしてますが、そっちに合わせた内容になってるってことか
とりあえず絵がめっさ綺麗で良いと思います
管理人さんのおっぱい描写とかもエロ可愛くて申し分なし、ちなみに連載してるのはコンプエースって雑誌だそうです
実際買ってみましたがストーリーの進み具合はかなりゆっくりですね、
最新号でもまだ冒険部の入部テストが始まったばかりというタイミングなので、
だいぶ先を行っているファミ通の漫画とは、その点で差別化ができていると思います
というかファミ通の漫画って今ちゃんと連載しとるんか!?
公式ページに行くと「ファミ通で隔週連載中」って書いてあるんだけど、最近ファミ通読んでも全然載ってないし
WEB上での掲載も16話からずっと止まったままだし、一体どうなってるんやろ…
まあともかく、このコンプエース版は天災とかもえらい可愛いので今後も期待してます
あと茨副部長は、ほんとこの人見た目だけは神だよなー、見た目だけはなー(えー
この作品ってイラストに関してはかなり恵まれてますよね、小説でも漫画でもアニメでも作画のレベル高いし
がしかし、この龍ヶ嬢七々々の埋蔵金 The
Animation第1巻、最後まで読んでみたら
ラストで予想だにしない展開が!それというのが重護が冒険部の入部テストを受けるシーンなわけですが…
原作版での謎解きじゃねーか!!
いやちょっと待て、これって龍ヶ嬢七々々の埋蔵金
The Animationじゃなかったのか!?
アニメではこの入部テストの場面、授業の時間割りが書いてあって天災が小学生のコスプレするって流れでしたが…
この「部屋の中で仲間外れのものはなんでしょう」っていうのは原作での内容じゃないですか!
The Animationって名前にしたはいいけどやっぱやーめた的な漫画なんすか!?(えー
うーむ…この漫画がどうしたいのかいまいちよく分かりませんが…今後はどっちの方向性で進めていくんだろう
アニメ感想:龍ヶ嬢七々々の埋蔵金
第4話「夢とか野望とか否定とか憧れとか」
「待っていたぞ重護」
「あの二人が一鶴春秋(いっかくしゅんじゅう)と取引するって?」
「ああ、杖を1億で売り払うそうだ」
「い、1億!?ふん、そんな好き勝手させるかよ!」
さて今回の冒頭ですが、なんだかずいぶん唐突な場面で始まりました
前回裏切った唯我部長について、今回すでに居所を掴み遠くから眺めていた重護&天災ですが…
「一鶴春秋と取引する気だな」って誰なんすかそれは…?
1億円であのドラゴンのつえを買ってくれるとか、七々々コレクションを集めている大富豪か何か?ちょっとよく分からんのだが…
「…なあ重護…私たちは唯我殿たちから、杖を取り戻せるだろうか…?」
「えっ、どうしたんだ?」
「なんだか怖くなってきてしまったのだ…抱き締めてくれないか…?」
えー!?いやいやちょっと何をわけのわかんないこと言ってんですか!?(えー
急に「唯我部長に歯向かうのが恐いのだ…」とか言い出し、抱きしめてくれと懇願する天災!
誰だよお前は!
あの自信満々な天災がこんな弱々しい発言をするのか!?
「さ…おいで」
ぶー!?さらには重護も「おいで」とか言い出して、天災を優しく抱きしめるという行為を!
誰だよお前ら!!(えー
こんな歯が浮くようなセリフを言って抱きしめるとかどうなっとんねん…
なんか2人ともキャラ崩壊してるぞ!何がどうしてこうなったのか…って
ジャキッ!
「い!?」
「何者だ、重護とは身長が3センチも違うぞ」
って、そんな重護に抱きついたかと思ったら、すぐさま拳銃を取り出して「誰だお前は」と追求する天災!
ああ、何かと思えばこいつは重護の偽者だったのか…
それで正体を暴こうと天災が一芝居打ったってわけね、どうりで天災らしくないことを言ってるなと…
「バレちゃ仕方ないか…(べりべり)」
「おお、あのときのニセ警官!」
「名前は言えないけど、こっちの業界じゃ怪盗団”祭”の百面相なんて二つ名があるんだ」
とその時、べりべりとルパンみたいに変装用マスクをはがすニセ重護。
なんだか知らないけど、百面相と呼ばれている変装が得意な怪盗だったようです
あとこいつは、前回重護と天災を救助しにやってきた警官の男ですよね
天災いわく、本物の警官じゃないとあの時すでに気づいてたみたいですが、なんでそんなことが分かったんですかね?
うーんちょっと頭が痛くなってきたぞ
「なんと…本物の怪盗だったとは…!これはぜひ捕まえなければならないな!」
「え?あの、ちょっと…俺たち重護くんを拉致してるんだけど…」
「さらばだ重護!来世で会おう!」
「重護くん見殺しかよ!?」
って、本物の怪盗を目の前にして名探偵の血がウズウズと騒ぎ始めてしまった天災。
「俺たち重護くんを拉致してますよ!?」と牽制する怪盗ですが、天災はまったく聞く耳持ちません
というか重護のやつ今拉致されてんの!?アイツいつの間に攫われたの!?
「これで全て計算通りです」
「あとは私たちが宝を奪うだけですね」
「ええ」
って、あ、あれ?拉致されたという重護の様子ですが、ムリヤリ誘拐されたという感じではなく
むしろあのニセ婦警さんと協力関係みたいになってます。えっと…拉致されたって話は嘘だったのか…?
なんだか何が本当で何が嘘なのかワケわからなくなってきたんだが…
ともかく重護は、天災とは別にこのニセ婦警さんと協力して、唯我部長に挑む感じなのか…
「あっ、これが約束の報酬です」
「偽物じゃないでしょうね…」
「これは本物ですよ」
「そうですか」
って、そんな重護が交換条件として手渡したものは、2話で出てきたキラキラ嘘発見機でした
いやでもこれって、すでに天災が「これは私が責任を持って警察へ届けよう」って言って
警察に持って行ってついでに逮捕されたっていう品だったやん!?なんでここにあんの!?
まあ俺は原作を読んでるんであの時天災が持っていったのはニセモノだったって知ってるんですけどね(えー
あえてすっとぼけてみましたが、これアニメ初見の人だったら意味不明なシーンなんじゃないかな…
「それにしても意外でした。まさかあなたが、"祭"に共闘を申し込んでくるとは…」
『ご、ごめんなさいごめんなさい!本当にすみませんでしたぁ!』
『…』
と、ここで場面は回想シーンとなり、前回のニセ警官2人に尋問される重護の場面となります
うーん、これ回想で入れてくるのか…順番が前後してて正直混乱してしまうぜ
とりあえずゴミを見るような目で重護を睨む婦警さんの顔いいね
これはなんとも踏んでもらいたいタイプのお姉さんだな…(えー
『あのう、ところで七々々コレクション欲しくないですか?』
『…どういうことですか?』
『ここにあった七々々コレクションを、これから取り返しに行くので協力してください』
そしてこの場面で、重護から婦警さん達に同盟の話を持ちかけたようですね
「唯我部長からドラゴンのつえを取り返すのを手伝ってほしい」とのことで、
協力してくれたら婦警さん達にキラキラ嘘発見器をあげる、さらにドラゴンのつえを取り戻せたらそれもあげるという
婦警さん達からしたら、七々々コレクションを一気に2つもゲットできるチャンスだったというわけですか。なるほどな
「彼女をお願いしていいですか?」
「分かりました…お気を付けて」
そしてついに、唯我部長と茨副部長の前にやってきた重護と婦警さん。
奇しくも男女のペア同士で2対2ですが、重吾は「茨副部長はおねがいしますよ」と
婦警さんに茨副部長とのタイマン勝負をさせることにします。というかこの女同士の勝負というのが
思いっきり殴る蹴るの肉弾戦すぎてびびるな…(えー
そういえば茨副部長って、初対面の重護を半殺しにするくらい武闘派の人なんだっけ
「フフ…こうして君と戦うことになるとは思わなかったよ」
「俺も予想してませんでしたよ。まさか部長の目的が、七々々コレクションを売り払うことだったなんて」
「ククッ…ハッハッハッハッ!そんな事をするわけがないだろう!
これさえあればどんな願いだって、いくらでも叶えることができる!
まさに最強の七々々コレクションだよ!」
「なら、本当の目的は何なんですか?」
「世界征服だ」
「えっ」
「世界征服だ!!僕の野望はね…この世界を支配することなんだ!
手始めに、これからやってくる一角春秋を操りこの島を手に入れる!」
そして唯我部長と1対1になった重護ですが…ここで唯我部長の大それた目的が明らかに。
冒頭では「あの杖を1億円で売り払う気だ」と言われていた唯我部長ですが、
本当は杖の力で世界征服するのが目的だったという…
(C)創通・サンライズ・テレビ東京
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この人と考えることが
まるで逆やな唯我部長…(えー |
「世界征服なんかマジどうでもいいんで」と言ってたマシタ会長とは対極の野心の持ち主だったとは
「えっと…とにかくそれは渡してもらいます」
「フ…ではこの杖の力で君を排除するとしよう。燃えろ!!」
ボワアアアアア!!
「うっ…!」
しかし2人のおしゃべりタイムもここまで、いよいよ唯我部長と重護のバトルが始まってしまいます
杖を使って「燃えろ」との魔法を唱える唯我部長ですが、てっきり仮面ライダークウガの超力自然発火みたいに
重護の体から炎が発生するもんかと思ったら、杖の先からボンッと火の玉が出てくる魔法なんですね
要するにメラゾーマじゃないか!(えー
やっぱりドラクエっぽい効果だよなこの杖
「凍れ!突き刺せ!」
ビキビキビキ!
「う、うわっ…!」
「ふむ…君のその素早い動きは厄介だな。
とりあえず、その場で硬直しろ。八真重護」
ピシイッ!
「うっ!?そ、それずるいっす…!」
「フフ…少し痛いよ?吹き飛べ!!」
バッゴオオオオオ!!
「ぐあああああああ!!」
メラゾーマの後はヒャド系呪文を唱えながら攻撃する唯我部長でしたが、
なかなか重護に当たらないので、今度はなりふり構わず回避不能の魔法を使ってきました
ああ、その場で動きを硬直させた後に、思いっきり吹っ飛ばすこの魔法は…
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フリーザが
悟空に使った
この技や!!(えー |
(C)鳥山明/集英社
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戦闘力300万の悟空ですら危ういところだったこの技、
おそらく重護は戦闘力8くらいだろうから完全にどうしようも…(えー
「う…うぐっ…いってえ…」
「ふむ…なるほど、声の大小やイメージによって威力が変わるのか。
ありがとう八真くん。おかげでいいデータが取れた」
「…おい…いいかげんにしろよ…!てめえは何様のつもりだ!?
ホントにこの島はイラつく連中ばっかいやがる!
名探偵になりたいだの世界征服だの、バカかお前ら!
もうそんなノリはお呼びじゃねえんだよ!恥ずかしくてヘドが出んだよ!
そんなこと堂々と吠えてんじゃねえ!てめえらみたいな奴は
見てるだけで腹が立つんだよ!!」
って、今のを食らってもなんとか立ち上がった重護ですが、なぜか物凄い勢いで怒り出して
名探偵とか世界征服の夢を全否定し始めました。ど、どうしたんだ重護、頭でも打ったのか?
「今のは…いたかった…いたかったぞーーー!!」と
痛みに対してブチ切れやすいフリーザみたいな性格なんでしょうか(えー
「八真くん…君は哀れだな、なんだいそのくだらない物言いは。
夢を抱くことが恥ずかしいだって?だったら君は一体なんだ?
周りの人間と同じなら、自分は正常だとでも言うのか?
そんな連中と一緒になって、目指すべきものに向かってあがく人間を
笑いさげすむのが正常か?そんなことをする奴はただのクズだ!
人は夢を失わない!」
がしかし、夢を否定する重護に対して痛烈な一言を返す唯我部長!
ううむ…確かに重護の言ってることは「何が夢だよバッカじゃねーの」と、夢に向かおうとする人間をけなす内容で
唯我部長の言ってることは、「夢に向かって頑張ることの何がおかしいんだ」と至極まともなことを言ってるんで…
これで部長が前回重護と天災を裏切って見殺しにしたクズでなければすごい正論なんだが…(えー
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たとえばこのシーンを見てもらえると分かりやすいんじゃないでしょうか
名探偵を名乗る天災に対して、「なんだこいつバッカじゃねーの」とゲラゲラ笑い転げるクラスメイト一同の姿。
しかしこのゲラゲラ笑っている連中に尊敬できる部分など1つでもあるでしょうか
夢を持とうとせず、自分たちは何も大したことをしていないのに、一生懸命な他人をコケにしてあざ笑う連中
シロッコ的に言うなら天災の足を引っ張るしかできない俗人どもといった感じでしょうか
唯我部長が言っているのは、「こんな連中と一緒になって、夢を持つ人間を笑いさげすむのが正常か?そんな奴はクズだ」という
ことなんですよね、まったくもって唯我部長の主張は正しいと思います
これで部長が前回重護と天災を裏切って見殺しにしたクズでなければなぁ…(えー
「ムカつくんだよ…!どっちが正しいのか勝負しましょうよ…!
あんたの夢が勝るか俺の腐った根性が勝るか、我慢比べといきましょう!」
「いいだろう…僕の魔法を存分に味わうがいい!!」
ドドドドドド!!
「ぐ…ぐぐっ…!」
「ふう…それにしてもタフだねえ、だがこれ以上は本当に命に関わる。
もう帰って眠るんだ八真重護」
重護自身も、自分のこの主張は「腐った根性」だと分かっているようですが、
それでも唯我部長と決着をつけるべくバトルを再開します。その後も決定打が出ないまま耐え続ける重護ですが、
唯我部長はここで終わらせるために、「おうちに帰ってクソして寝ろ」とある意味最強な呪文を唱えてしまい…
しーん
「…!?ど、どうした!?」
「ふ…ふふふ…ははははは!ようやくエネルギー切れかぁ!」
「なっ…どういうことだこれは!?」
「ふふ…部長、知らなかったでしょ。その杖は無制限に使えるわけじゃないんですよ」
「なんだって!?くそっ…!燃えろ!燃えろぉ!!」
しーん
がしかし、その時まったく魔法の効果を出せなくなってしまったドラゴンのつえ!
何かと思えば杖のエネルギーには限界があり、やたら魔法を使いまくったせいでガス欠になってしまったという…
要するにあれなのか、ゆいがはメラゾーマをとなえた!MPがたりない!
って状態になってしまったんやな…(えー
「あんたはいいところばかりに目がいって、その杖の欠点を見ようとしなかった。
杖の力を過大評価し過ぎたこと、それがあんたの敗因だ」
「くっ…」
「唯我部長、あんたは七々々ちゃんに杖の使い方を確認すべきだった。
だけど、俺たちへの後ろめたさからそれが出来なかった。
結局あんたは、最後の最後で自分の夢を誇れなかった。
あんたの夢は、しょせんまだその程度だってことだ!!」
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もはや完全に形勢逆転し、呆然とする唯我部長を言葉でも打ちのめす重護。
唯我部長が犯してしまった一番の失敗は、やはりクズな真似をしてあの杖を手に入れたことみたいですね
その負い目があったせいで、七々々に杖の詳しい説明を聞くことができなかったという
リアルでもそうなんだけど、負い目を作らないようまっとうに生きるっていうのは大事だよね
「誰も見てないから」と言ってゴミをポイ捨てしたり物を盗んだり、そんな風に自分の中に負い目を作ってしまうと、
自分を好きになれないし、生きてて楽しくないですからね。唯我部長のように「いざという時に胸を張れない」というのもそうでしょう
ここで負い目を感じない奴だったら本当にただのクズですけども(えー
(…だせえ…マジでだせえ…!死ね八真重護…!
何をそんな偉そうに講釈たれていやがる…!てめえなんかとっくの昔に
自分の信念捨てて周りに溶け込んだ、ただのカスだろうが…!)
がしかし、口ではそんな風に唯我部長を打ち負かした重護ですが、
内心では自分のことをどうしようもないカスだと思っており、激しい自己嫌悪に陥ってしまいます
うーむ…このセリフからして、どうも重護は以前に自分の夢を叶えられず挫けてしまった経験が
あるみたいですね
だから夢を追い続けている天災や唯我部長を見ると、その時の劣等感が刺激されて
「てめえらみたいな奴を見るとイライラするんだよ!」という気持ちになるんでしょう
しかし、そんなイライラしている自分はみじめな負け犬だと重護自身が一番痛感しているようで、
唯我部長を殴ろうにも、自己嫌悪の気持ちが大きすぎてそれができないという…
「…殴らないのかい…?」
「…別に…その必要もないでしょ…今回は俺の勝ちってことで、その杖をください」
「それはできぬ相談だな」
「う!?」
ガスウッ!!
「が…っ…」
「許せ後輩…その杖は一心の野望のために、渡すことは出来ん」
えーー!?な、なんや急に!このまま両者痛み分けで話がまとまるのかと思ったら、
「バカめスキだらけだ!!」と唯我部長の仲間である忍者野郎が重護を襲撃!
汚いなさすが忍者きたない
タイマン勝負かと思ったらこんな伏兵がいたなんて…
そんな忍者野郎の攻撃で重護はあえなく気絶、唯我部長は茨副部長とも合流し、まんまと逃げおおせることに…
「はあーっはっはっはっはっ!!」
「うっ…!?て、天災くん!?」
「どうも唯我殿、こんな場所で会うとは奇遇だな」
とか言ってたら天災キター!!
トンズラしようとする唯我部長たちの前に現れ、仁王立ちで行く手を塞ぐ天災!
しかもその周りにはまるで軍団のような兵隊たちが!誰だよこいつら!どこから連れてきた!?
「天災くん…君は一体何者なんだ!?」
「ふっ、ただの名探偵だよ。しかし今だけは一鶴春秋の使いだ」
「どういうことだい…?」
「実は先日、国家権力の誤解を解く際に一鶴氏の力を借りてね…
不本意ながら、一度だけ役に立つ行動をするという取引をしたのだ」
えーと…なんかすごく分かりにくい説明ですが、要するにこの軍隊は一鶴春秋とかいう奴の私設部隊で
天災はその使いっ走りとしてやってきただけみたいです。
天災が言ってる「こないだ国家権力の誤解を解くのに一鶴氏の力を借りた」というのは
2話でキラキラ嘘発見器を警察に届けようとしたら天災が逮捕されちゃった時のことを言ってるんでしょうな
しかしそもそもよく分からんのは一鶴春秋って誰やねんマジで!!
この聞き覚えのない名前が今回いきなりポンポン出てきて、ほんとに意味が分からんのだが…
「…この杖を渡せば、僕と仲間たちの身の安全を保障してくれるのかな?」
「一鶴氏からの伝言だ、”私はビジネスはするが強盗はしない”だそうだ」
とうとう観念してドラゴンのつえを渡す気になった唯我部長。まあどうせこの杖MP切れで使い物にならんしな
とその時、杖をそのままもらって行くのかと思いきや、今回の冒頭で言っていた
「一鶴春秋は1億円で杖を買うつもりだ」という取り引きをマジに実行する天災!
ゲエエーー!?結局唯我部長は1億円もゲットできておとがめなしかよ!!
なんだそりゃ!終わってみれば唯我部長は「ドリームジャンボ宝くじ当たったぜイエーイ」みたいに
今回1番の勝ち組じゃねーか!(えー
「すまなかったね…呼び出したりして。ケガは大丈夫かい?」
「すげー痛いっすよ」
「すまない…後輩を裏切って、無駄に力を振り回して結末がこれとはね」
って、次のシーンはなんと、唯我部長が重護を呼び出して謝罪をする場面になりました。これは意外な…
というか「後輩を裏切って無駄に暴れた結果このザマか…」みたいに言ってますが
あんた1億円もらったんやろが!!何をそんな負け組みたいなセリフ吐いてんですか!
いらないなら俺にくれよ!くれよ1億円!(えー
「それで?これからどうするんですか?」
「また何か別のものを探すよ…自分の野望に役立つ七々々コレクションをね」
「ふふ…じゃあまた、部室に顔出しますから」
「えっ…?」
「もう裏切りはナシですよ」
「はは…それは保証できないな」
って、なんと今後のことについてまた冒険部を一緒にやろうと言い出した重護!
まさかの和解エンドですか!?ついさっき、ちょっと分かり合えそうと思ったら
汚い忍者に不意打ちかまされたばかりなのに、えらい歩み寄ってますね重護(えー
まあ、唯我部長は悪人じゃなさそうだし、今回のことはちょっと杖が凄すぎて調子ぶっこいちゃったってことでいいんですかね
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「やあ重護、待っていたぞ」
「うん…?何が待っていただ、ふざけんな。俺のことを見捨てたくせに」
「なんのことだ?」
「お前、俺があの連中に拉致されたのに見捨てたろ」
って、重護がアパートに帰ってみると、そこにはなぜか天災が待ち受けていました
しかし、「拉致された俺を見捨てたくせに」と今ごろ拉致の話を持ち出してヘソを曲げる重護。
いやいや何言ってんだあれ拉致でもなんでもなかったじゃねーか!
むしろ重護が自分から「協力してくださいよ〜」って擦り寄っていったのに!そういえばあの怪盗2人はどこ行ったんだろうな…
「だって重護は、怪盗団"祭"の関係者ではないか」
「…はい!?」
「重護たちの狂言誘拐に、なんで私が付き合わなければならない?」
「ま…待てお前!?え、えーと…その…なんで分かった…!?」
「確信したのは、202号室に押しかけて重護の携帯をチェックした時だ。
お前の携帯電話には、着信もメールもなかったが
アラームがあの時間にセットされていた。
それはあの宝石の入った箱が、パラシュートで路地裏に降下してくる時間だった」
しかしなんと、そんな拉致の話がまるっきり嘘だということを完全に見抜いていた天災!
さらには、以前から重護があの怪盗連中と繋がりがあることまで突き止めていたという…
天災の言っているアラームのセット時間というのは、2話で重護がコンビニに行った時に
もぞもぞとちんこをいじっていたあのシーンですね(えー
あれは本当はちんこをいじっていたのではなく、怪盗団の連中が盗みを行う時間にアラームをセットしていたんだという…
「重護、お前は怪盗団"祭"関係者だった。
そしてお前は、その計画を横取りしようとした」
「…はあ…まさかこんなふうにバレるなんて思わなかったよ…
それで?俺を警察にでも突き出すか?」
「ふふん…重護よ、名探偵にはライバルが必要だ!
そいつは悪者の方がもちろんいい!具体的には悪のサラブレッドだ!」
「は…?」
「秀でた身体能力!計算高い頭脳の持ち主!そして悪者っぽい目つき!」
「お、お前、まさかそれを俺にやれとか言わないよな!?」
って、「実は前から怪盗の仲間でした」と明らかにされた重護ですが
天災はそんな重護のことをちょうどいいライバルが見つかったと思っているようです
ああ…そういえば、今回も百面相とかいう怪盗に会った時にすごい喜んでたなぁ天災、そういうライバルが欲しいってことか
「今さらやれとは言わない、なぜならもうなっているからな」
「ど、どういうこと?」
「学校では隣の席、そして明日から私とダルクは
幸せ荘の203号室に引っ越すことにした」
「へ!?」
「これが名探偵・壱級天災だ!!(ばーん)」
そしてなんと、明日からお前の隣の部屋に引っ越すからと
すごいことを言い出した天災!隣の家ってとんでもないヒロインフラグじゃねーか!
しかし前から思ってたんですか、天災ってほんとふとももエロいよなー
幼児体形ってイメージがあるけど下半身はむっちりしてて、割と十分な発育してると思うわ
プルルルル
プルルルル
「うん…?(ピッ)なんだよ…」
《雪姫から報告を受けてな、気になったから電話しただけだ》
「あーそうですか」
《どうだ?その島は》
「ずいぶんとおかしな島に島流しにしてくれたもんだ。
まあ"祭"なんて時代遅れの家業からも解放されたし、好き勝手にやらせてもらってるよ」
《フフ…そいつはよかった》
って、重護が天災との会話を終えたその時、なんと重護の父親から電話がかかってきました
重護の親父が出てくるのはこの場面が初ですな…それと怪盗団の"祭"が家業だと語っていることからして、
重護の家は単に怪盗団にちょっと関わってるというレベルではなく、怪盗団を率いる長を代々やってるということですよね
重護の基礎体力がやたらと高いのも、一人前の怪盗になるように昔から鍛えられてたということか
《それで?祭からそっぽを向いて勝手にやっているお前が、雪姫たちを巻き込んで
どういう心境の変化だ?》
「別に何もねーよ」
《俺の跡なんて継がないんじゃなかったのか?》
「ああそうだよ。悪人からしか盗まない義賊だの、
困ってる人たちを救うだの、そんなのくだらねえ!」
ふむ…怪盗団・祭というのは単なる盗賊集団ではなくて、悪党からしか物を盗まない義賊だったようです
でもこいつらって、一鶴春秋からキラキラ嘘発見器を盗み出したわけですから、
一鶴春秋ってのは悪党と考えていいんですかね?今回やたら名前の出てきた謎の権力者だけど…
《ま、そうだろうな。なんせお前は、人ってもんが好きじゃないからな》
「なっ…勝手に決め付けてんじゃねえよ!」
《なら、もう彼女の一人や二人はできているんだろうな?》
「ぐ…あ、当たり前じゃねえか…モテモテだよ!
最近知り合った金髪女なんて、俺にひっついて仕方がねえよ!」
って、親父に「当然もう彼女ぐらいできてるよね?」と突っ込まれて、思わず天災のことを言ってしまう重護。
巨乳の女の子と同棲してるぜ!って七々々のことを言うんじゃなくて
真っ先に天災のことが出てくるとは、重護もけっこう天災を意識してるんですかね?
天災のためにこのアニメ見てる俺としては喜ばしい展開ですけども
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《へえ、凄いじゃねえか。ならお前は、その子のことをどれくらい好きなんだ?ちょっと言ってみろよ》
「あ…?な、なんでだよ…」
《人ってもんが嫌いじゃないんだろ?だったら聞かせてみろ》
「…えっと…尊敬はしてる…あいつのことは素直に凄いと思う」
《…だけど、それだけだろ?何を捨ててまで、その子のためにしてやろうというほどじゃない。違うか?》
「だから、別に惚れてるとかじゃ…!」
《なら、もしもその子がお前を頼ってきたら、お前はその子のために何かしてやれるのか?》
「…そりゃ…出来る限りのことはするさ…」
《出来る限りってのはどれくらいだ》
「ぐっ…」
がしかし、具体的に天災のことをどう思ってるかズバズバ突っ込まれて、たちまち言葉に詰まってしまう重護。
かなりしつこく聞かれてますが、まあもともとこの問答は「お前は人のことが好きじゃないだろう」という
親父の言葉から始まってるんで、「いや普通に好きだし!」って言うならどれほど好きか聞かれるのも当然っちゃ当然か…
《ハハッ…つまり今のお前は、他人を好きになれてないんだよ。だからお前は誰も救おうと思えない。
それなりの力があるのに、それを他人のために行使しようと思えない》
「…」
《ま、結局あれこれ言う以前に、そもそもお前に俺の跡を継ぐ資格はなかったってことだ》
「…言われなくても義賊なんて死んでもならねえよ!!
祭がやりたきゃ親父たちだけで勝手にやってろよ!!
俺はやらない!絶対にやらない!死んでもごめんだ!!」
ああ、そして結局「お前は他人を好きになれてない」という親父を論破できないまま、
思いきりブチ切れて電話を切ってしまう重護!うーむ…しかしこの最後の親父との会話、
「ハハッ!お前は覚悟が足らないからそういうことを言うんだよ!
意気地なしめ!男じゃないんだよ!!」
「意気地なし!?覚悟がない!?」って
ブレンパワードのジョナサンと勇の会話を思い出したのは俺だけでしょうか(えー
ピコピコ
ピコピコ
「ぬおお、そんなのあり!?こなくそーっ!」
「…」
そして失意の重護が部屋に戻ってくると、なぜか七々々はスペランカーをやって遊んでいました
まだファミコンの実機持ってんのかよ七々々!しかしゲーム機本体は確かにファミコンなんですが
プレイ画面を見てみるとどう見ても最近の映像だよな…
ちょっと調べてみたんですが、どうやらこの映像に関しては
「みんなでスペランカー」というPS3で発売されたバージョンの映像を使ってるみたいですねえ
でってれってれって でってってー(ゲームオーバーの音)
「あ〜もう〜!くやしい〜!」
「…」
「ん?おかえり!」
「…ただいま」
そして今日は妙にゴキゲンで重護を出迎えてくれる七々々。今までの七々々って
重護の腕折ったりさんざこき使ったり足蹴にしたり罵倒したりと
そういうイメージしかなかったんで、普通に出迎えてくれるってなんか新鮮ですね(えー
あとプリンをほおばって丸顔になってる七々々がなんか可愛い。
ワールドトリガーとかも見てて思うんだけど俺的に丸っこい顔って好みだわ
「あれ?それってキラキラ嘘発見器だよね。取引に使うとか言って持っていかなかった?」
「うん…だけど持って帰ってきちゃった。笑いを取るつもりで偽物を渡したんだけど、気付いてくれなくて」
って、お、おい!今回あのニセ婦警さんに渡したキラキラ嘘発見器ですが、実はアレは偽物で
本物はまだ重護が持っていたことが発覚!またあれも偽物だったのかよ!
何が偽物で何が本物なのか、もうマジで意味がわからねーよ!今回のこのワケ分からん構成はどうにかならなかったのか…
「…実は、ちょっともったいないと思って手放したくなかったです」
「ふーん…でもまあいいかな、重護だったらきっといいことに使ってくれると思うから」
「え…?どういうことですか?」
「だって重護は、私を殺した犯人を見つけてくれるんでしょ?えへへ」
「あ…」
とその時、「私を殺した犯人を見つけてくれるんでしょ?」という七々々の言葉を聞いて、ハッとした表情になる重護。
なるほどそうか…重護が七々々コレクションを集めているのは、七々々を殺した犯人を見つけ出すため。
今回親父に「お前は他人のために自分の力を使おうとしてない」と散々言われてしまいましたが
七々々のためにコレクションを探しているという意味では、もうすでに他人のために力を使っていたんですね
でもそう考えると、七々々が特別なヒロインみたいで天災好きとしては複雑な気持ちになるな
あかんで重護、天災のためにその力を使え!天災のためにな!(えー
次回に続く!
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