■龍ヶ嬢七々々の埋蔵金 第6話「いざ、温泉街へ」
「影虎、待ったかい?」
「問題ない、時間通りだ…3年の徒然影虎だ、この前は不意打ちをしてすまなかったな」
「いえ気にしてないっす、唯我部長にやられた傷の方がひどかったし…(じとー)」
「さあ!これで冒険部が全員揃ったね!(ニコニコ)」
さて前回、冒険部みんなで温泉旅館へ行こうと計画を立てた一同。
今回はその通りに旅館へやってきましたが、冒頭では汚い忍者が一同に合流しました
この間は初登場で重護にいきなり不意打ちかました汚い忍者ですが、今回ちゃんと謝ってるあたり悪い奴じゃないみたいですね
「今回は本当に助かりました、由美さん」
「い、いえいえ…ゆっくりしていってね…(ぽっ)」
「ぐ…ぐぬぬぬ…!」
「あ、あの…徒然先輩」
「なんだ、八真後輩」
「あの人と唯我部長って、どういう…」
「ちょっとした知り合いだそうだ…ちなみに、一心のちょっとした知り合いは両手両足で数えても足りん」
「そんな特殊スキルがあったとは…」
「一心はいずれ報いを受ける…受けろ…受けてくれ…」
って、そんな旅館に入ってみれば由美さんという従業員と妙にイチャラブした雰囲気になる唯我部長。
汚い忍者の説明によれば、どうやらこの人は愛人と書いてちょっとした知り合いと読む関係だそうで
唯我部長にはこんな愛人が数え切れんほどいるんだとか…なるほど、茨副部長が切れてるわけだ
それと、そんな女ったらしの唯我部長に対して「報いを受けろこのタラシ野郎」と
嫉妬心まるだしの汚い忍者が好感持てますね
こいつは唯我部長の部下みたいなもんだけど、茨副部長のような盲目的信者とは違うスタンスなのがいい感じです
「雪ちゃ〜ん!早く早く!」
「えっ…?」
「ここの温泉、お肌すっべすべになるらしいよ!楽しみだね〜!」
「…」
ってアレー!?そんな中で廊下をスタスタと歩いてきたのは、前回重護とさんざんケンカした雪姫!
あんたもこの旅館に来てたの!?どうやら女友達とたまたま泊まりに来ていたようですが…
そして重護のすぐ横を通りすぎても、一切目線すら合わせようとしない雪姫。さすがに「もう顔も見たくない」って言った直後だしな…
あと茨副部長も、この雪姫とは前々回でさんざん殴る蹴るの戦いをした関係のせいか
ずいぶんと冷ややかな視線で雪姫の後ろ姿を見送ってますねえ
「さ、こちらが女性の方3名様のお部屋になります」
「あ、あのっ、僕男なんですけど…」
「え?」
「あ〜気にしなくて結構、これはこいつの持ちネタだ」
「は、はあ…」
「て、天災ひどいよぉ!」
「ほらさっさと行くわよ(ぐいぐい)」
「あっあっ、茨先輩痛い〜!」
ともかく今日泊まる部屋へと案内される一同、男女別々の部屋に分かれて泊まるようですが…
ダルクがこう見えて男なせいで事態がややこしいことに。でもそんな中で
まったく気にせずにダルクを部屋に入れる茨副部長の行動がなんだか意外ですね
てっきり「一心さま以外の男が私に近寄らないで!」とか言い出すのかと思ったら、
平気な顔してダルクを引っ張っていくとは驚きました。
「おお〜!」
「おいしそう〜!」
「それじゃあ今日は、しっかり英気を養って明日に備えよう!」
「「「いただきま〜す!」」」
「はい天災、あ〜ん」
「あ〜ん」
そして次の場面、どうやら夕食の時間になったようで、再び全員集まって食事に箸をつける一同。
そんな中でダルクは、また今回も天災にあ〜んさせてご飯を食べさせております
お、お前って奴は!前回あれだけ間接キスしてまた今回もやる気かよ!まったく油断もスキもない奴だな…
「うふふ、うふふふ…」
「…どうした星埜後輩、先ほどからずいぶんと自分の箸を気にしているようだが?」
「い、いえ、そんなことはありませんが…」
「フ…嘘をつく必要はないぞ星埜後輩、素直になるがいい」
「えっ?えっ?」
「ご主人様の唾液の味が気になるのだろう」
「!!」
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バレた…!!(えー |
(C)鳥山明/集英社
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うわあああ汚い忍者!一気に核心に突っ込んだ!箸を使っての間接キスを企んでいたダルクでしたが
汚い忍者によってついにその性癖が明るみに出ることに!(えー
ダルク万事休す…冒険部の一同の前で、そして何より天災の前でこの性癖を明かされてしまうとは…
「なっ、なな、何を言っているんですかあ!!」
「ダルク貴様…そんなことを考えていたのか…」
「そ、そんなこと思ってないもん!」
「ククク…隠す必要はないぞ…さあ、その淫靡な口から舌を突き出し
下から上へ舐め上げるように味わって…」
「あ…ああ…」
そんなダルクの性癖を知ってしまった天災ですが、特に驚いたような様子もなく
「まったくこの変態は…」という顔でただただ呆れております
それでもまだ必死に事実を認めようとしないダルク、しかし汚い忍者からの追求の手は止まることがなく…
「ふん!!」
ドスッ!!
「おぐ!?」
な…なにー!?なんとそんなダルクの窮地を救ったのはまさかの茨副部長!
汚い忍者の脳天にカニをブッ刺して、一撃でこの会話を終わらせてしまいました
おかげで九死に一生を得たダルク…なんか茨副部長ってダルクには意外と優しいな!
唯我部長以外にはまったく興味がないのかと思いきや、ちょっとは仲間のことを考える一面も…
「はいっ、一心さま!あ〜ん♪」
「はっはっはっ(無視)」
「あ、あの…あ〜ん♪」
「はっはっはっ(無視)」
「う、うう…」
って、次の瞬間唯我部長にあ〜んを何度も続ける茨副部長。え…も、もしかして汚い忍者を黙らせたのって
自分もダルクみたいにこれをやりたかったってそれだけ!?それだけなんですか!?
結局は唯我部長のことしか頭にないんかい!しかし、そんな茨副部長の思惑に気づいていながら
「僕と間接キスだと?調子に乗るなよメス奴隷が」とシカトし続ける唯我部長が鬼畜すぎる…(えー
「さて…当たりを付けた遺跡はこの洋館だよ」
「ここから近いんすね…」
「ここを遺跡と判断した理由はなんだ?」
「所有者が実在しない人物なんだ、人が出入りしている形跡もない…そしてこれが洋館の見取り図だ」
「ふむ…」
「2階建てで広さもかなりある、明日は二手に分かれて遺跡の入り口を探そう」
そして食事が終わった後、遺跡攻略のための作戦会議を始めた一同。
近所の洋館が目的地とのことですが、まだ洋館のどの部屋が遺跡に繋がるかは分かっていないようです
洋館に入った途端、ダンジョンがばーんと出てくるわけではないですからね。
これまで学校の中のダンジョン部屋、ビルの中のダンジョン部屋があったように、
洋館のどの部屋がダンジョンに繋がっているかを見て回らなければ…
「ふむ、怪しいのはこの部屋だな」
「え…?なんで?」
「図面を見れば分かるだろう、2階にある柱が1階にはない。
設計ミスでなければ何か事情があるのだろう」
「よく分かるな…」
「やるじゃんおチビ!」
「そうだね、まずはこの部屋に行ってみよう。明日はロビーに10時集合、遅刻厳禁だよ」
がしかし、実際に見て回るまでもなく、自慢の推理ですぐさまダンジョン部屋を見つけ出してしまう天災!
そんな天災のことを素直に褒める茨副部長の姿が印象的でした
やっぱこの人、ちょっとは仲間のことを気にする一面もあるんかな?今まで唯我部長にしか意識が向いてなかったから
今回は茨副部長の色んな面が見れて、いい感じにキャラが掘り下げられてきたな
パコン
パコン パコン
「あっ…」
「静香、もう一度温泉入りましょうか」
「…」
「ん?あの人たち、雪ちゃんの知り合い?」
「いいえ、赤の他人です。行きましょう(すたすた)」
「ちょ、ちょっと雪ちゃん、いいの?」
「いいも何も関係ありませんから」
って、その後重護たちが卓球場にやってきてみると、そこにはすでに卓球で遊んでいた雪姫たちの姿が!
前番組のピンポンと繋がったな!教えてあげるよミスター月本。
君の卓球がいかに軟弱でモロいかを(えー
しかし雪姫は相変わらず完全シカトモード、重護の顔を見るなりさっさと立ち去ってしまいます。取り付く島もないな…
パコン
パコン パコン
「…」
「どうしたぁ重護?」
「何がだよ…」
「あの女にそっけなくされたのが、気に入らないのか?」
「別に…」
「ライジングビルの時のニセ婦警だろ?お前の実家つながりだな」
「そうだな…」
「なぜこのタイミングでここにいる?」
「知らねーよ…ただの旅行だろ」
その後は天災と卓球を始める重護でしたが、雪姫にあれだけシカトされてるせいか
やる気なくした時のスマイルみたいにふてくされたプレーを続けるのでした
君の卓球は実に醜い。君にはラケットを握る資格などない、私は嫌悪する!(えー
「ふん、スキありぃ!」
パッキャアアアアン!!
「だあっ!?」
「天災の勝ち〜!」
「にゃーっはっはっは!」
そんな重護の散漫なプレーでは天災にかなわず、最後には見事なスマッシュを決められて敗北するのでした
残念でしたねミスター月本、読めるよ君の考えていることが手に取るように。
弱点のミドル攻撃、君は必ずバックカットでロングに打つと決めている。
実にワンパターン。なめるな!!(えー
「ふあ〜あ〜…」
「あれ、唯我部長たちは?」
「え、まだ来てないの?」
そして翌朝、例の洋館へ向かうために集合する重護たちでしたが…
約束の10時をちょっと過ぎて起きてきたのが重護、天災とダルクはかなり前から待っていたようですが…
しかし、唯我部長たちはまったく姿を表す様子がありません。
おいおい、「10時に集合、遅刻厳禁」って言ってたのはあの部長本人のはずですが…
「あら?一心君たちなら、ずいぶん前に出かけましたよ」
「ええっ!?」
「…また出し抜かれたな唯我殿に…」
「はぁ…あの人はもう…」
ゲエエーー!?また重護たちを出し抜いたのかよあの部長は!
全然こりてねえなあの人は!結局また七々々コレクションを自分だけのものにする気とか!
まったくこりない、悪びれない(えー
ともかく、あのバカタレを追いかけるために、自分たちも洋館へと急ぐ重護たちですが…
「うん…?」
「ぜえ…ぜえ…ぜえ…」
「う…うぬぬぅっ…」
がしかし、洋館に着いてみれば、そこにはなぜかゆでダコのようになっている茨副部長と汚い忍者の姿が。
この様子から見るに、どうやらダンジョン部屋の攻略に失敗して何かひどい目に遭ったってところでしょうか
「唯我部長〜…」
「アハハハ、いやぁすまない。七々々コレクションを前にすると、どうしても自分の懐に入れたくなってしまって」
一方で唯我部長だけは特になんともないようで平然としていました。
つまりダンジョン攻略はこの2人に任せっきりということか…あんたって人は!!(えー
そんなに七々々コレクションが欲しいなら、せめて自分で取りに行くとかしたらどうなんじゃい!
「で…遺跡の中はどうだったんですか?」
「ああ、八真君向きの遺跡だと思うよ」
「へ…?」
ブッショアアアアア!!
「このブロックには動く仕掛けがあってね…正確なルートを見つけないと落とされてしまうんだ」
「お湯も手前は風呂くらいなんだが、どうも奥へ行くほど熱くなっているようだ…」
そして今回のダンジョン部屋の様子がこれ、あちこちからお湯の吹き出している飛び石ブロックの部屋でした
どうやら当たりのブロックと外れのブロックがあるようで、外れを踏んでしまうと叩き落とされてやり直しになってしまうという…
それともう1つ、スタート地点に近いほどお湯の温度はぬるく、奥に進んでいくとガチの熱湯になっているようですな…
それでさっきは汚い忍者たちがゆでダコになってたというわけか
「ふむ。とりあえず行ってこいダルク(どんっ)」
「ええっ!?」
ブッショアアアアア!!
じゃばじゃばじゃば
「わわぁぁ〜っ!!」
「おおおお!」
「エロいなぁ星埜後輩!」
って、いきなり天災に突き飛ばされてブロックに乗せられるダルク!しょっぱなからハズレを踏んでしまったようで、
間欠泉のように噴き出してきたお湯を浴びてひたすら股間を責められてしまうのでした
それを見てスケベな笑みを浮かべる汚い忍者&重護の2人…なんかお前らって仲いいペアになりそうだな!
「ううっ…しくしく…」
「ダルク君、大丈夫かい?(スッ)」
「!!」
そんな中、下に落ちたダルクを紳士的に助け出そうとする唯我部長。ですがそれを見た茨副部長は気が気じゃありません
そう、唯我部長が他の女に触れるシーンを見せられるだなんて…ん?他の女?いやすいません茨副部長
こう見えてダルク男なんで!男同士で触ってるだけなんで!(えー
「きゃあ〜ん!」
ぼっちゃーん
「…」
「ああん一心さまぁ〜!私、大丈夫じゃないですぅ〜」
「夕なら心配ないね」
「えっ…」
「(にこにこ)」
「う、うう…はい…」
って、わざとらしく自分も落ちて助けを求める茨副部長でしたが、
唯我部長には1ミリもそれを助ける気はないのでした。ああ…
あの男の目…養豚場のブタでも見るかのように冷たい目だ…残酷な目だ…(えー
「ぬがあああああ!!」
ドスウッ!!
「な、なんでだー!?」
き、汚い忍者ー!!いきなり何すんねん!?地力で上がるハメになった茨副部長ですが、
戻ってくるなりなぜか汚い忍者に八つ当たりして全力パンチをお見舞いするという
鬼畜な所業を!なんでや汚い忍者悪くないやろ!というかこの場合はそもそもダルクを殴るべきでは:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「ふーむ…ずいぶんと単純な仕掛けだな。私の出番はなさそうだ」
ブッショアアアアア!!
「ふんっ!ふんっ!ふんふんっ!」
「むー…あいつ調子乗ってません?」
「ははっ、適材適所だよ。今回は影虎に頑張ってもらおう」
「フッフッフ、任せておけ!先ほどのような失態は見せん!」
ブッショアアアアア!!
「な、何っ!?ぐあああーーっ!!」
き、汚い忍者ー!!言ってるそばからあーー!!
ダメじゃねーか汚い忍者!今回のダンジョンは、天災が言うように知力よりも身体能力がモノを言うようで
重護と汚い忍者の2人が活躍しておりますが、汚い忍者は肝心なところでアホなので
結局は重護がなんとかするしかないようです
しかし汚い忍者は今回で一気にキャラを確立したなぁ。天災の可愛さ以外になかなか見どころがなかったこのアニメですが
汚い忍者のアホさは見どころとしてかなり重要というか
いい意味でこのアニメに刺激をもたらすキャラになってくれましたね。今回の話は見ていて楽しいです
ガチャ…
「これが…七々々コレクション…!」
これがかよ!!いやいやなんすかこのオーラなさそうなぬいぐるみは!
妙にしょぼく見える七々々コレクションだな…まあ今までも「茶葉がいらない急須」とか微妙なのもあったし
全部が全部すごい効果を持ってるというわけでもないのか?
「さあ、それじゃ帰ろうか」
「ふぇ…ふぇっくしゅん!」
「はは、その前にひと休みしてからだね」
ともかく無事に七々々コレクションを入手した一同は、遺跡を後にして帰ろうとしますが…
しかし天災やダルクは、待ってる間にすっかり湯冷めしてしまったようで
まずはゆっくり温まろうと温泉に入って行くことに…ついに来たかサービスシーンが
DVDがちゃんと売れるようにしっかりエロくしないとな…(えー
「八真くん、これのことは七々々さんに聞きに行きたいんだけど、いいかな?」
「ええ、七々々ちゃんもきっと喜びますよ」
そんな風呂シーンの最初は男性陣の着替えシーンから。「なんだ男か」と思った人も多いでしょうが
まだ慌てるような時間じゃない(えー
というか唯我先輩、この七々々コレクションについては後で七々々に聞きに行く気のようですが
今回重護を出し抜いたままだったらまた七々々に聞けないとこだったじゃねーか!(えー
こないだのドラゴンのつえはそれで失敗したんだろーが!この人もいい加減学習しろよな…
かぽーん
「ふぅ〜…」
「はぁはぁ…ああん…ああ〜ん…」
そして次の場面では待ってましたの女風呂が…ってこのメスは何をしとんねん!
男風呂に聞き耳を立てながら腰を振りまくってハァハァ興奮するとか
痴女にもほどがあるだろうが!(えー
ここまでの淫乱とか完全にドン引きだよ!
「徒然先輩の筋肉すごいっすね〜」
「フフフ、八真後輩もなかなかだな。一心も少しは鍛えてみたらどうだ?こんな細い腕をして…」
「ははっ、ちょっと触らないでくれよぉ」
「あああ…はぁはぁ…一心さまぁぁ…」
「はぁ〜…いい湯加減だねぇ…」
「俺はもっと熱くてもいいかな!」
「無理しちゃって…うりゃっ!」
「あっちょっと!こっちに掛かってるよ〜」
「はぁはぁ…!はぁはぁ…!はぁはぁはぁ…!ていいいいい!!(ぶすぶす)」
「茨殿…覗きは犯罪だぞ」
「愛する人を見守っているだけよ!!」
ああ、ただでさえ痴女モード丸出しだった茨副部長ですが、男湯から漏れてくる声を聞いていると
興奮度がギンギンに上がりまくりついにレッドゾーンを突破!
辛抱たまらなくなった茨副部長は、とうとう覗き穴を作って男湯を覗き始めるのでした
というかこういうのって普通は男女逆のパターンだろ!
そう、たとえば主人公たちが男湯に入っていたら、女湯の方から「キャー!やだあ〜、○○ちゃんの胸おっきい〜」とか
そんな感じの声が漏れてきて、辛抱たまらなくなった男どもが女湯を覗くという…
それが温泉回の王道パターンなわけですが、完全に逆をやってんなこのアニメは!
新しい試みをやろうという心意気は買いますが…ただ茨副部長がとんでもないレベルの痴女にしか見えないので
あんまり効果的だとは言えんな…:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「はぁはぁ…一心さまぁぁ…」
「さてと、じゃあ僕は先に上がってるよ〜(ざばざば)」
「ああっ!?あああ…ああああああっ…」
がしかし、覗こうとしたその瞬間に唯我部長は風呂を上がってしまい、その裸体を見られなかった茨副部長は
とてつもない大号泣をしてしまうのでした。そこまで見たかったんかい!!
まさかここまでショックを受けるとは…今までこの人って唯我部長とエロい事をいくらでもやりまくってるのかと思ってましたが
この様子を見るに、もしかしてそういう関係に全然至ってないんですかね
今回、唯我部長に近づこうとしては、ひたすらあしらわれるシーンが続いていたので、もしや年中こんな調子なんでは…
これだけビッチなのにまだ処女なのか…(えー
なんか色々と凄いキャラだな茨副部長
「ふんふんふ〜ん♪たらんらんら〜ん♪」
ちなみにダルクは温泉には入らず、泊まった部屋にある個室風呂に入っていたようです
しかしこうして見ると、ヒザとか微妙に角ばってんなダルク!
本人の性格もわりとオスっぽいし、やっぱり男は男だということなのか
「な…ない!」
「えっ?」
「七々々コレクションが…なくなっている!」
とその時、唯我部長が風呂から上がってみれば、すっかり消えてなくなっていた七々々コレクション!
ああ、こんな脱衣所に置いておくから!こういう旅館で浴場に来る時は
貴重品は部屋の金庫に入れてこなきゃダメでしょ!(えー
「それでは…僕たちが温泉に入っている間、由美さんと岬さんは掃除をしていて、
女将さんはフロントで帳簿の整理…ダルク君は部屋でお風呂…静香さんは部屋で休んでいて、
不義さんは遊技場で遊んでいた…しかし不審な人物は見なかったと」
「はい」
「そうですか…」
「っていうかさぁ!状況を考える限り、犯人はあんたしか考えられなくない!?」
「…」
そしてぬいぐるみを盗んだ犯人を探すため、旅館の人間をひと通り集めて事情を聞く唯我部長。
しかし一番疑われるのはやっぱり雪姫です
もともとが七々々コレクションを狙ってる盗賊だしな…なんで旅館にいるのかと思ったけど、
やっぱこの人も七々々コレクションを手に入れようと思って来たんだろうか
さらにアリバイを聞いてみても、「風呂場のすぐ前にある遊技場で遊んでました」と言う雪姫。
あまりにも怪しさ満点すぎて、お前が犯人だろと完全に決めつけられてますが…
「ちょ、ちょっと待ってよ!確かに雪ちゃんは愛想ないし、とっつきにくい性格だけど…
人の物を盗むような子じゃありません!」
えー!?いやいやいやちょっと何言ってんすか
普段から人の物を盗むのが仕事だよこの人!!(えー
このトンチキな擁護をしてるのは雪姫の連れの女の子か…この子は雪姫が盗賊だってまったく知らされてないんですかね
「俺もそう思います、雪姫姉さんは犯人じゃありません」
「…」
って、じゅ、重護お前までそんなことを!雪姫が盗賊ってことは
お前が一番よく知ってんだろ!重護のやつめ、さては雪姫のご機嫌を取るために
こんな風にかばってみせることで雪姫の好感度を上げようと…(えー
「ふむ…不義殿にいくつか聞きたいことがある。
重護たち3人の他に、男湯の脱衣所へ出入りした者はいなかったかな?」
「あっ…いました」
「えっ?じゃあなんで…」
「ふふ…男湯に入った人物を不審に思わなかったのは、それが仲居であったから。そうだな不義殿」
「ええ、そうです。そこにいる仲居で…」
「そう、犯人はお前だ!岬かもめ!」
「!?」
って、やはりこういう時に頼りになるのは天災!あっさりと真犯人を推理で追い詰めることに!
それによると、いかにも一番地味で存在感なかった仲居の人が犯人なのだという…
地味な子なのにそんな大それたことをするとは…いや、むしろ存在感ないから盗みをやりやすいとかいうこともあるのか?(えー
「ま、待ってください!私がそんなぬいぐるみを盗む理由は…!」
「みなまで言わなくてもいいぞ、怪盗百面相」
「…!ははっ、マジかよなんでバレちゃうかな〜」
「あれ?まさかホントにそうだったとは!」
「ぐっ…ヤ、ヤマ勘かよ!」
って、そんな地味な仲居の正体とは、以前雪姫と一緒に登場した怪盗百面相という…って、お、おい
ちょっと待て!今も言ったけどこの怪盗百面相って雪姫の仲間なんじゃないのか!?
なんで「犯人はアイツです」って証言してるんだ雪姫!?お前ら共犯じゃないのか!?
うーむ…今回の雪姫はマジでただ単に友達と遊びに来てただけで、
百面相の行動については知らなかったってことだろうか…分からん…
まあともかく、犯人を突き止めて七々々コレクションも取り戻した一同。こうして無事に旅館から帰っていきますが…
「ふふん、残念だったな重護」
「何がだよ、名探偵」
「あの2人と手を組み、七々々コレクションを手に入れようとしたのだろう?
おかしいと思ったのは、お前がバイトに失敗したのに大家殿へ光熱費を払ったと言った時だ」
「…」
「なぜか、遺跡の情報を祭にリークし金銭を得たのだ。祭の2人を宿に待機させ
我々が七々々コレクションを手に入れた後、頃合いを見て盗み出す…
不義雪姫という女は囮だな、皆の疑いの目が向けられている間に
百面相が七々々コレクションを回収するという筋書きだったのだろう?」
「…大した推理だ…」
えー!?がしかし雪姫は百面相とグルで、しかも重護もあの2人とグルだったことを明かす天災。なんやそれ!?
天災いわく、重護は家賃が払えなかったので「代わりに家賃払ってくださいよ〜、七々々コレクションあげますから」と
雪姫たちに交渉しに行ったんだという…いやいやちょっと待てよ!
「もう顔も見たくありません」って言われた相手にそんな交渉しに行ったのかよ!!
どんだけ恥知らずなの重護…つまり今回、重護も仲間を裏切って七々々コレクションを雪姫たちに渡そうとしてたわけか
唯我部長たちも仲間を裏切って出し抜こうとしたし、まともにみんなに協力してるメンバーって
もう天災だけじゃねーか!!一見して傍若無人な天災が実は一番まともとは…
しかしこの場面メチャクチャ作画いいなー、重護がえらいイケメンだしこのアニメって作画は本当にレベル高いよね
「んん…?唯我君、これ七々々コレクションじゃないよ」
「えっ!?」
「ちょ、ちょっと待ってよ!そのぬいぐるみは、
確かに遺跡の宝箱に入ってたのよ!?」
「だって私、こんなの知らないもん」
「つ、つまり…偽物?」
「ふむ…ということは、とっくの昔に誰かが七々々コレクションを持っていってしまったということか」
「宝箱にあったのはダミーか…」
「あ…ああ…」
ええーーー!?しかしそんな争奪戦を経て入手した七々々コレクションは、
「何このしょぼいぬいぐるみ」と真っ赤な偽物だったことが発覚!
なんじゃそりゃー!ダンジョン攻略に加えて、あんな推理劇をやってまで入手したのに!
まあ、重護たちが入部テストでやらされたダンジョン部屋も、
以前に攻略されたものをもう1回挑戦するって形だったから、こんな風に誰かがクリア済みってこともあるわけか…
そんなわけで骨折り損に終わってしまった今回の話、唯我部長は珍しく超しょんぼりした顔を見せるのでした。次回に続く!
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