■龍ヶ嬢七々々の埋蔵金 第8話「奇妙な来訪者」
「おはようございます」
「あっ、おはようございます!」
「ふわぁ…おはよう」
さて今回の冒頭ですが、重護たちが朝の教室に登校してきたシーンで始まります
そんな重護たちの前に超久しぶりに現れたメガネ委員長・夢路。
この子1話以来まったく出番なかったな…けっこう可愛くて声優も伊藤かな恵なのにもったいない。
「天災さん、1年生の子が来てますよ」
「む?礼を言うぞ夢路どの」
そんな夢路に言われて見てみれば、何やら下級生の女の子が天災に会いに来ていました
ふーむ、この子は出てきたのが今回初ですが…どうやら天災の知り合いのようで、
天災はやけにご機嫌でその子と話し始めます
「やあ、こちらは順調だぞ!」
「そ、そのことなんですけど…」
「む?」
「天災さんのお知り合いですかね?」
「あいつが1年生と…意外っすね」
「ご、ごめんなさいごめんなさい!」
「ん?」
「…」
「ど、どうしたんでしょう?」
って、そんな天災と話しているうちに、なぜだか急に謝り始めてしまった1年生の子。
さらには天災にサッと封筒を1つ渡すと、足早にその場から立ち去ってしまいました
急にどうしたんだ?事情はよく分かりませんが、会話を終えた天災はものっそい不機嫌ヅラで重護たちの方に戻ってくると…
「…(ぶすー)」
「て、天災、どうした?」
「帰る」
「は?」
「おうちに帰る」
「な、何言ってんだお前、あの子だれ?何もらったの?」
「あん!?欲しければくれてやる!」
バシッ!!
「お、おい天災!?ワケ分かんねえ…」
って、重護が事情を聞こうとしたその時、「もうやだ帰る」と急に家に帰ってしまった天災!
まだ授業が始まる前だろが!!早退ってレベルじゃねーぞ!
さらに今もらった封筒も「いるかこんなもん」と重護に叩きつけていった天災、
わけも分からず重護が封筒の中身を見てみると、そこには千円札が3枚入っており…
う、うーむ…今の1年生の子はなんだったのか、天災とはどういう関係なのか、
なぜ天災に謝りながら3千円を渡したのか、なぜ天災はあんなにも怒ったのか
すべてにおいて謎だらけですが、この一件についてはこの後もまったく説明がないのでした
お…おいいいいい!!どういうことだああああああ!!
何がどうなっとるんじゃああああああ!!一体どういう意味の描写だったのかまるで意味が分からんぞ…
うーむ、次回以降の話に絡んでくる場面なのか?このワケ分からん作風はほんとどうにかして欲しいな…
「え~、それでは転校生の紹介です」
「辻深 鉄之進(つじみ てつのしん)です、よろしく」
「ああっ!?鉄くん!?」
「ん…?八真重護!なぜここにいる!?」
「なんだ2人とも知り合いか?」
そんな次の場面、重護たちのクラスに転校生がやってきますが、それを見た重護はずいぶん仰天しております
そう、転校生というのは意外や意外、重護が愛称で呼ぶほど仲がいい、あの鉄くん…
ごめん…誰?(えー
鉄くんって誰…?重護と仲が良い知り合いか誰か?
よく分からんけど重護とは昔なじみの関係なんだろうか…うーむ、どうもわかりにくい展開が続くなぁ
「それじゃ行きましょうか、辻深くん」
「よろしく頼む」
「あっ!が、学校案内ですね!?僕もお供します!」
「は、はあ…」
「もう~鉄くんってば、抜け駆けはさせないよ~」
「…お前とは気が合わなくて良かったよ」
そして休み時間になると、クラス委員の夢路に学校を案内してもらうことになった鉄くん。
重護も第1話で案内してもらってましたが、「夢路さんと2人きりとかずるいわ~鉄くんずるいわ~」と
2人の仲を邪魔しに首を突っ込んできました。重護お前…夢路のことめちゃめちゃ狙ってますが
お前は雪姫が好きなんじゃなかったのかよ!
それにしても、鉄くんとやらは重護と相当に関係が深い親友なんですかね、
これほどまでに重護が他人に心を許してる場面って初めて見ましたよ
でも、鉄くんからしたらずいぶんと冷ややかな目を重護に向けてますが…単なる親友じゃないのか?
この2人の関係性は一体なんなんだ?うーんうーん

「あれ、ゆんちゃん!?この学校の生徒だったんだ!」
「運び屋の方こそ先輩だったとは…」
「運び屋?」
「あっ、あぁ…えっと、俺のコードネームです!」
「は、はあ…」
って、そんな鉄くんに学校案内をしている途中で、何やらゆんちゃんという知り合いと出会った重護。
また見慣れないキャラが…あ、でもこいつはあれですね、第5話に登場した小心者のロリじゃないですか
確か重護が運び屋のバイトしてる時に出会ったんだったな…それで今でも運び屋って呼んでるわけか
「ふむ、運び屋が先輩ってことは、これからは八真先輩って呼ばないといけないな!」
「ファッ!?」
《八真せんぱい♪八真せんぱい♪八真せんぱぁい♪》
「で、でへ、でへへへ…」
「(ギロ…)まあ今後ともよろしくお願いしますわ。八真センパイよぉ…」
「…は、はい…」
とその時、ゆんに「先輩」と呼んでもらったことでものすごくハァハァしながら悦に浸る重護。
重護お前…「人が好きになれない」とかなんとか言っておきながら
結局美少女なら誰でも好きなんじゃねーかこの女たらしが!!(えー
それとゆんに対して性的興奮する重護に対し、「ゆんに手を出したらガチで殺すぞロリコン野郎」と言わんばかりに
冷ややかな反応をする鉄くん。あれ、この反応ってもしかして…
鉄くんって、第5話でゆんのボディガードやってたポン刀持ってる兄ちゃんだったの!?
マジで!?あの時の兄ちゃんだったの!?いやいやいや、要するに重護がバイト先でたまたま出会った人なわけですが
お前らあれが初対面だっただろ!?なんで今回こんな仲良くなってんの!?
いやほんとに…バイト先でちょろっと顔を合わせただけの兄ちゃんなわけですが、
なぜか今回は「鉄くぅ~ん鉄くぅ~ん」って…なんでこんなに馴れ馴れしいんだ重護…
鉄くんからしたら1度会っただけの相手がこんな態度してきたらそりゃ不機嫌になるわ…(えー
そんな感じで学校での1日を終えた重護。アパートに帰ってくると、いつものように七々々と一緒にバーチャファイターで遊びますが…
ガタガタ ガタガタ
「ん…?」
「(ぬっ)」
「う、うおっ!?なんですかあんた!?」
「ああ…今この部屋に住んでる人?悪い、驚かせたな」
って、そんなゲームの最中に突然窓から侵入してきた謎の男!また新キャラの登場かよ!
いきなりの不法侵入者に心底仰天する重護、しかし「今この部屋に住んでる人?」って言ってるところを見ると
どうやらこの侵入者は、重護が住んでるってことを知らなくて七々々に会いに来たみたいですな
それにしてもこいつ、ソードアートオンラインのキリトみたいな格好してんなぁ(えー
そういえばソードアートオンラインと七々々は制作会社が同じなんでしたっけ
ということはこいつの格好もキリトのコスプレという可能性が:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「俺は戦場
緋夜(いくさば ひいよ)。そっちにいるやつに用事があるだけなんだ」
「…」
「久しぶりだな、七々々」
「…何しに来たのよ…緋夜」
「俺がここに来る理由なんてこれしかないだろ」
やはりと言うか七々々とは知り合いだった侵入者・緋夜。ここへやってきたのは、入手した七々々コレクションの説明を
七々々に聞こうとやってきたようです。それにしてもめっちゃ嫌そうな七々々の表情、
それにめっちゃ冷ややかな緋夜の表情と、どうやらこの2人、顔見知りの割には完全に仲が冷え切っているようで…
「…雨降りベルだね…それ。正式名称、天雨の鈴。祈りを込めて振ることで、
雨雲を引き寄せることができるの…」
「欠点は?」
「…願いの強さに左右されるってことと、同じ土地で使うと効果が出なくなるくらいかな…あとは…」
「ああもういい。単なるガラクタだな」
「…」
よほど緋夜と話したくないのか、いつもの元気がすっかり消えた様子で説明をする七々々。
しかし緋夜自身も、七々々の説明が全部終わる前に「ああ使えねーわこのガラクタ」と
早々に話を切り上げてしまいました。あ~これは…「やな感じの話し方」って雰囲気をプンプン感じる奴ですな…
「ん…?」
ドドドドドドド
「ちっ、時間切れか…」

「い・く・さ・ばァァァァーーッ!!」
バッタアアアアン!!
「家賃払えやああああ!!」
ってゲェー!?なんとその時、いきなり思いっきり激怒しながら部屋に突撃してきた管理人さん!
なんだか家賃を払えと怒鳴り散らしてますが…つまり緋夜は、以前このアパートに住んでたってことなのか?
そして家賃を踏み倒して姿を消し、管理人さんからは目のカタキにされていると…

ブン!ブン!ブンブンブン!
「しつこいな…!あなたと話すことなんてありませんよ」
「こっちだってないわよ…!家賃さえ払えばね!」
「そんなに暴れると、酔いが回って足元がもつれて倒れるぞ」
「ご心配ありがとよ…!(くらくら)うぐっ…」
「ほら、もう立ち上がれない。前にも言ったが…そちらの一方的な契約破棄には
納得していないので、残りの家賃を払うつもりはない」
「て、てめえ…!」

どうやら相当な武闘派だったらしい管理人さん、緋夜をこの場で殴り倒して家賃を払わせようとしますが
しかし悲しいかな、飲んだくれの生活が災いして、すでにフラフラの千鳥足だったようで…
結局緋夜には一発もまともにパンチが入らず、ゆうゆうと帰っていく緋夜を見送るしかできなくなってしまいます
「(すたすた)」
「ぐっ…!待て戦場!ああもうーーっ!!」
ゴワッシャアアアン!!

な、なにー!?緋夜を取り逃がしてしまってイライラモードの管理人さんですが、
なんと地面に向かって「うっおーーっ!!くっあーーっ!!パワーゲイザーーッ!!」と
八つ当たりでパワーゲイザーを打ち込むという無茶苦茶なパンチ力を発揮!なにこの威力は!?
単なる武闘派どころか、こんな化け物じみたパワーの持ち主だったんか管理人さん…
さっきは「緋夜に一発もまともにパンチが当たってない」と書きましたが、
むしろ一発でもまともに入ってたら、それだけで緋夜は跡形も残らず吹っ飛んで即死なレベルですよこれは!
なんと…こうなるとさっき管理人さんのパンチキックを紙一重でかわしていた緋夜も、
「や、やべー早く酔いが回ってくれ…早く、早く~~」って
内心ではめっちゃ余裕なかったんだろうな…(えー
「肆季さーん!あぁ、フラフラじゃないですか」
「おう…重護…」
「飲み過ぎですよ…あの、戦場さんって幸せ荘の元住人なんですか?」
「そーよ…」
「家賃を踏み倒されたと…」
「そーね…」
「あの…七々々ちゃんとは?」
「戦場緋夜は…あんたの前に202号室を借りていた住人なのよ。
でもって、一切部屋に寄りつかず七々々ほったらかし」
「…」
そんな管理人さんを追いかけてやってきた重護、緋夜のことについて尋ねてみますが…
管理人さんの話によると、緋夜は今の重護の部屋に以前住んでいたようで、
七々々とはその時からコミュニケーションが皆無だったようです
今回のように緋夜が七々々コレクションを入手した時だけは、説明を聞きに戻ってきたというわけか
つまり緋夜にとっての七々々は完全に説明書扱いだったってことですな
そんな緋夜は管理人さんに追い出されたみたいですが、でも「七々々を説明書扱いしてた」っていうのは
まあ悪いっちゃ悪いけど、部屋を追い出されるほどの理由なんだろうか
「ちゃんと七々々にエサやれよこの野郎」とか、管理人さんには許せなかったのかな…(えー
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「…あはは、ガラクタって言われちゃった…」
「…」
「あの鈴のおかげでさ…「ありがとう」って言ってくれた人たちがいて、うれしかったんだ」
「そっか…」
「なんだかなぁ…やっぱり思い通りには行かないものなのかなぁ…」
その後アパートの自室へと戻ってきた重護ですが、七々々の落ち込みようはかなりのものでした
あの雨降りベルも使い方によっては人のためになるというのに、それをまったく理解しない緋夜の手に渡ってしまったのが
悲しくて仕方ないようです。確かに水不足に悩まされてる場所からしたら、超重要アイテムとして使われるだろうにな
(俺は…七々々ちゃんのために七々々コレクションを探してる。なのに…
単なるガラクタ、使えないやつ…同じことを思ってしまった。
七々々ちゃんにあんな態度を取るような人と…)
ってお前もそう思ってたのかよ!おいいいいい!!重護おおおおお!!
「やっべ俺もあいつと同じこと思ってたわ」ってなんやねんお前!
お前ら水不足をなめんなや水不足を!(えー
俺は愛知県出身ですが、小学生ぐらいの時にすごい深刻な水不足に襲われた時がありましたね
あの時は確か、トイレの水を流すのもロクに出来ないくらい大変な日々が続いたっけ
俺が小学生の頃だから、だいたい20年前の出来事やな…重護たちは16歳かそこらだから知らんのやな…
これだから最近の若いもんは…(えー
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「ん…?君は七々々の部屋の…」
「あ、どうも…八真重護です」
ってゲェー!?次の日重護が学校帰りにゲーセンへ寄ってみると、
なんとそこには偶然にも緋夜の姿が!いちいち似たもの同士だなお前ら!
七々々の家の住人で、雨降りベルをゴミだと思ってて、ゲーセン通いが趣味で…って共通点けっこうあるよな

「こういうの好きなんですか?」
「ああ、色々と勉強になる」
「勉強ですか…」
「こういったゲームは、他のゲームよりプレイヤーが介入できる余地が大きい。
駆け引きとでも言うのかな…このゲームの中で誰がどう動けば、状況にどう影響が出るのか
その中で自分がいかに動けば、最大の利益を上げることができるのか…」
そしてゲーム画面を見ながら「こういうのは駆け引きの勉強になるよ」と語る緋夜。
一体どんなゲームをやってるんだろうと思ったら競馬ゲームでした
いや…いやいやいや、競馬ゲームってこれ、最初に賭けたら後は馬が走るのを見てるだけだから
他人との駆け引きとかないも同然じゃねーか!(えー
いやマジで、「このゲームはプレイヤーが介入できる余地が大きい」って言ってますが
馬が走ってる間、緋夜はなんにも操作することがなくてぼけーっと見てるだけなんで
マジにプレイヤーの介入とかなんもないゲームだと思うんですが…緋夜のやつ何言ってんだ…
「あ~、ここにいたのか八真先輩~!」
「こんにちは」
「えっ!?…あ…は、初めまして…」
「きみ、名前は?」
「よ…吉野咲希…っす…」
「ふうん、俺は戦場緋夜だ。初めまして、ちゃんと挨拶できて偉いねぇ」
「あ…う…」
とその時、重護の姿を見かけたゆんがとたとた駆け寄ってきましたが…
緋夜に声をかけられた途端、ゆんはガクガクと震え出してまともに喋れなくなってしまいます
ロリコンの空気を感じて身の危険を感じたんだろうか…(えー
「(ずいっ)慣れ慣れしいな、あんた」
「フフッ…そう怒るなよ彼氏君。余裕のない男は嫌われるぞ?じゃあな後輩たち」
「う…ううっ…(ガタガタ)」
「ゆ、ゆんちゃん、大丈夫…?」
「ああ…大丈夫、ちょっとした男性恐怖症なんだ…」
そんなゆんをかばうようにして、「そこまでだロリコン野郎」と現れた鉄くん。
でも緋夜に「ゆんちゃんの彼氏くん」とか言われてるし、一番のロリコンって鉄くんだよね(えー
そしてゆんが緋夜にあれほど怯えているのは、男性恐怖症ってことみたいです
そういえばゆんって、重護に以前会った時にも凄いビクビクしてたっけ…って

ちょっと待てよ、ゆんはつい最近まで重護にもこんな風に怯えていたのに、
なんで今回会ったら急にメチャメチャ懐いてたんだ?
今回のゆんと鉄くんを見ててすごく違和感あるのは、以前会った時より妙に重護と仲良くなりすぎってことなんですよね
何しろこの2人って、重護が荷物持っていった時に1度会っただけの関係なので、重護のことは
「ちわーっす宅急便でーす」ってやってきた宅急便の兄ちゃんという程度の
仲なはずなんですが…それがなんで今回再会した途端、いきなり好感度MAXみたいになってんだ…?
「よう」
「なっ!?」
「今の冒険部はお前が部長か?クソメガネ」
「くっ…戦場さん、何しに来たんですか…」
「懐かしくなって立ち寄っただけだ。茶くらい出せよ、クソメガネ」
「…」
って、そんな鉄くん達の前から去った緋夜は、なんと冒険部の部室を訪れて唯我部長に会いに来ていました
この2人って顔見知りだったんか…しかし緋夜は、唯我部長のことを「クソメガネ」と呼んで明らかに見下しており
部長もそんな緋夜のことが忌々しくて仕方ないみたいです、それにしても緋夜のやつ
誰一人として仲良くしてくれる奴がいないんだなお前は!(えー
会う人会う人みんな嫌な顔してばっかりじゃねーか!ここまでの嫌われ者ってそうそうおらんぞ…
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「…お茶です、どうぞ…」
「部員は他にもいるのか?」
「…僕を含めて6人です」
「ずいぶんと集まったじゃないか」
「ええ…戦場さんの時よりかは」
「ハハッ、面白いことが言えるようになったじゃないかクソメガネ。
で、成果は出てるのか?」
「…ご想像にお任せします」
「ずいぶんと生意気だなぁクソメガネ。今ここで潰してやろうか?」
「…!」
「フフ…冗談だ、お前ごときにそこまでする必要もないだろ」
そして唯我部長のことを「茶くらい出せよカス」とこき使ったり、「生意気言ってっと潰すぞ?あぁ?」と睨みつけたり
完全にいじめっ子みたいな雰囲気丸出しの緋夜。
どうやら緋夜は唯我部長よりも先代の冒険部の部長だったようで、
唯我部長はその時から相当緋夜にパシられていたんだろうなぁ

「霞からもらった七々々コレクションは、まだ大事に持ってるのか?クソメガネ」
「…持ってます、あれは初代冒険部の思い出ですから」
「そうか、俺はとっくに売り払った」
「なっ…!そんな!?」
「必要のないガラクタは処分する。それが俺のやり方だ」
「そんなの間違ってる!」
「クソメガネ。お前が吐き出す言葉も、お前がいまだにこの部屋に残って
無駄にやってることも、しょせん誰かの真似事でしかない。
そんな紛い物に、俺は何も感じない。目障りなままごとで
俺の周りをちょろちょろするなよ」
「…」
「ごちそうさま(すたすた)」
(…また…何も言えなかった…)
むう…霞ってのが誰だか分かりませんが、とにかく過去の冒険部の思い出の品を
いともあっさりと売っ払って思い出を踏みにじる緋夜。
わなわなと震える唯我部長ですが、何もまともに言い返せずに打ちひしがれることしかできません
そして「茶くらい出せよ」って言われてせっかく出したお茶についても
緋夜は一口も飲まずに帰っていったのでした。うーむこりゃひでえ
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「…影虎…いるかい?」
「ああ」
「戦場さんの後をつけてくれ…恐らく、この学校がらみで何か企んでいる」
「分かった…調べてみよう」
「影虎…バレたらすぐに逃げろ、戦場さんとは絶対に戦うな。
あの人は…初代冒険部で、最も七々々コレクションを扱うことに長けていた…」
とその時、緋夜の企みを暴くために、汚い忍者を尾行につけさせる唯我部長。
しかし緋夜は相当な危険人物のようで、まともに戦ったらまったく勝ち目がないほど強いみたいですね
どうやらアニメ版ではこいつがラスボスってことでいいのかなぁ
話数的にもそろそろ終わりが近いし、冒険部一丸となって緋夜を倒して最終回ってところでしょうか
今まで冒険部の中には信頼関係なんてものが全然なかったけど、
緋夜との戦いを通してちょっとは絆みたいなものができるといいんですけどね。次回に続く
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