今月のコンプエース、七々々 THE ANIMATIONの感想をば。
とりあえず今月も見事なまでに七々々 THE 原作っぷりでした
・入部テストのダンジョンをクリアーした重護と天災
→ゴールの宝箱を開けてみると、入っていたのはなぜか漬け物石
→「なんじゃこれ」と漬け物石を手に取った途端、3階から外へ放り出される天災
→「天災が死ぬ!」と我が身を盾にして天災を救う重護
→「ありがとう、助かった。重護のおかげで怪我をしなくて済んだ」と感謝する天災
といった流れになっております。アニメだとこの辺の宝箱を開けるくだりは丸々なくて、
「天災が死ぬ!」「ありがとう助かった」のやり取りは
地縛神ウルが出てきたダンジョンの時の描写に変えられてましたよね
とりあえずこんな風に天災とくんずほぐれつになったり天使のような微笑みが見れたり、
天災とのフラグって意味では、こんな風に原作準拠の方がよかったかも。
アニメ改変での小学生コスプレも天災に似合ってはいたけど、重護とのフラグにはなってなかったですからね
漫画の方ではこの調子で天災メインヒロインで進めていって欲しいねえ
■龍ヶ嬢七々々の埋蔵金
第10話「対決」
「どう?遺跡は見つかりそう?」
「うん、さっき見つかったよ。攻略は夜にまた行くけどね」
「ヒントはあげたけど、ずいぶん早く見つけたよね」
「いやまあ、今回は急いでるから」
さて前回、緋夜につけ狙われているゆんを助けるため、緋夜よりも先にダンジョンをクリアすることを決意した重護たち。
そしてダンジョンの入口については、今回の冒頭で無事に見つかったようです
というのも、重護が七々々に土下座して頼み込んでヒントをもらったからなわけですが…
「なんで急いでるかはやっぱり教えてくれないんだ?」
「あ〜…ごめん」
「まあいいけど、約束は忘れないでよね。七々々コレクションを手に入れても
重護は使っちゃ駄目だからね」
「うん」
がしかし、今回の緋夜がらみの事情のことは一切七々々に教えていなかった重護。
え、これってそんな内緒にしなきゃいけないことか?緋夜の話をすると七々々が落ち込むからとか?
ともかく「俺にはダンジョンクリアする必要があるんです!事情は聞かないで!」と無理に七々々からヒントを聞き出したようで
その代償に「じゃあクリアしても七々々コレクションは使うなよ」との条件をつけられたみたいですね
それにしても、話数から言ってこれが最後のダンジョン攻略になるはずなのに
七々々はまったく事情を知らずに蚊帳の外って、ヒロインとしてめっちゃ哀れなことになってんな…
禁書のインデックスとかもそうだけど、「主人公の家にいてずっと外に出ないヒロイン」って
こんな風にメインストーリーからハブられやすいから、ヒロインには不向きな設定だよな…
「よし、行こうか。それじゃ見張りは頼んだよ」
「ああ」
「気を付けてね、天災!」
「分かってる分かってる」
そして集合の時間となり、いざダンジョンの攻略へ向かう重護たち。
しかしダルクと汚い忍者は入口で留守番のようです。ダルクは今日も留守番か…
ダルクは結局1度も役に立つことがなかったなー(えー
汚い忍者は身体能力ナンバーワンだから、抜けてしまうのは少々惜しいですけども。
包帯ぐるぐる巻き状態だからいつもの調子が出ないのだろうか
「宝箱、見当たらないですね…」
「こういうケースは珍しいね」
「ん?これって、星座のシンボルマークよね」
「星座か…問題はこれが遺跡攻略にどう関係してるのかだね」
そんなわけでダンジョンの奥へと進んでいく重護たちですが、他のダンジョンならすぐ見つかる宝箱がなかなか見つかりません
長い通路をだいぶ歩かされ、さらに通路の奥にはこれ見よがしに星座のシンボルマークが。
これはあれですか、12宮Xレアの眠るダンジョンってことですか
あ、でもこの星座のマークは13星座だから12宮Xレアとは関係ないのかなー、ないのかなー
待てよ?12宮Xレアにも13番目の蛇皇神帝アスクレピオーズがいるから13星座とも関係が…(えー
「おっ!宝箱はこの下か!じゃあいっちょ行きますか!」
ドシュドシュドシュドシュ!
「うおっ!?うあっ、うおあーーっ!!」
「あいつはバカのまま死ぬんだろうなぁ…」
そんな長い通路を通りすぎてみると、ようやく現れた宝箱の間!
今回の宝箱は、この大量の鉄骨を下っていった先にあるみたいですね
しかし、のん気に鉄骨を下ったところ速攻で罠にかかり死にかける重護。
何かと思えば、今回の罠は鉄骨を踏んだ場所から物凄い勢いで巨大針が飛び出してくる仕掛けのようです
ふむ、RPGで言うところのダメージ床ってやつですな
とはいえRPGではしょぼいダメージで済むものの、リアルでやられたら間違いなく即死な恐怖のトラップ…
重護はかろうじて身をかわしてますが、このままでは命がいくつあっても足りませんな
「ん?これは扉の星座と同じ…」
「何かの暗号ですかね?」
「なるほどな、うかつな重護のおかげで確信した」
「誰がうかつなバカだ!」
「バカとまでは言っていないぞ、バカ重護。13星座のマークを見れば、
正解の鉄骨は13までのフィボナッチ数であろうことは明白だ。
さっき通ってきた通路のパネルは1:1.618033…つまり黄金比になっていた。
黄金比に13、思い浮かぶのはフィボナッチ数だ。
フィボナッチ数とは0112358132134と続く。
この数列の比率は黄金比に限りなく近づいていくことでも知られている。
13星座のマークを、やぎ座が1、みずがめ座が2というように
数字に置き換えた時、フィボナッチ数の星座が描かれた鉄骨を渡っていけば
トラップは作動しない」
(C)大場つぐみ・小畑健/集英社
|
…何が何だか 分からない…(えー |
どうやらこのトラップの攻略法を見抜いたらしい天災ですが、何言ってんだか全然わかんねーぞ!
フィボナッチ数ってなんやねん…そんなの生まれて初めて聞いたわ
そもそも黄金比って言葉自体がよくわからんしなー、最も美しいとされる比率とか言われても
比率に美しいもクソもあんのか?という。うーん、こう書いてると俺アタマ悪そうだな:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「(すたすた)」
「あ、あれ?なんで無傷?おーい天災!お前大丈夫かー?」
「あっ!やらしい!何のぞいてんのよ!」
「なっ!?バ、バカ者!見るなーっ!!」
ともかく、天災の推理のおかげで正解ルートを進めるようになった唯我部長たち。
しかし重護だけは天災から離れていたせいかまったく聞こえてなかったようで、
下の方から「おーい」と天災に声をかけております。そんな重護に下からパンツを見られると思って
スカートを押さえる天災が可愛い。天災って初登場時は重護の前で平然と下着姿になってましたが
やはり一緒に行動するようになってから、重護を意識するようになったってことですかね
グラッ!
「あ、あわっ!?あわわっ!?」
「天災!?」
ドサッ!
「ふうっ…(がくがく)あ、あれ…?」
ってそんな時、パンツを見られまいと身をよじった結果バランスを崩して鉄骨から落ちてしまう天災!ぎえー!
ヘタをすればまっさかさまに落下するか、トラップ付きの鉄骨に落ちて串刺しにされるところでしたが
どうにか運良く正解ルートの鉄骨に引っかかることができたようです。
しかし、完全に運だけで助かったその結果に、さすがの天災も死の恐怖で足腰が立たなくなってしまったようで…
「う、うう…」
「よっこいしょ…どうしたぁ名探偵!」
「じゅ、重護…」
ガバッ!
「な、何をする!?」
「任せとけって!」
ってお姫様抱っこキター!!
なんと動けなくなった天災のために下から登ってきた重護、力強く天災を抱え上げると
そのままお姫様抱っこで天災を運んでいくことに!
おお…とりあえずはこの体勢のまま宿屋にでも泊まろうか。ゆうべはおたのしみでしたね(えー
コツ…コツ…コツ…
「ん…?まずい!まさかこのタイミングで、戦場が来るとは…!」
コツ…コツ…コツ…
「どどど、どうしましょう、中に入ってっちゃいますよぉ〜…!」
「うーむ…すまぬ一心…!」
ああ、そんなゆうべはおたのしみのタイミングで、ダンジョンの入口に姿を現してしまった緋夜!
空気読めない時に登場しやがって!それと入口で見張りに立っていたダルク&汚い忍者ですが
緋夜に気づいても一切何もできずに「すまぬ一心」とつぶやくのみです
お前らなんのために見張りやってんだよ!(えー
足止めとか連絡とか何もしないんかー!見張りの意味ゼロじゃないですか!なんて役に立たない奴らなんだろう…
ドタドタドタ
「ま、待て、そこを右だ!」
「よっしゃ!」
ドタドタドタ
「次は左に…バ、バカ、それじゃない!」
ドシュドシュドシュ!
「おわっ!?もう遅い!」
「左!左!奥ぅ!」
「一気に言うなぁ!」
ドシュドシュドシュ!
「ひ、左と言ったばかりだろうが!こらぁそっちじゃない〜っ!」
一方その頃、天災をお姫様抱っこした重護は、ドタバタなやり取りを繰り返しながら鉄骨を駆け下っていました
こういうのでいいんだよこういうので!
頭脳担当の天災と運動担当の重護、その2人がこうしてラブコメしながらダンジョンを攻略するという
それが一番この番組で見たいことなんだよ!
これに専念していれば良作だったんだけどなあ。他に余計なことをやり過ぎたのが実に惜しいよ
それとこの場面の2人のやり取り、何かを思い出すなぁと思ったら
「ショウ!下よ!」「わかってる!」
「ショウ!右っ!」「わかってる!」
「正面あたっちゃああああう!!」「耳元で怒鳴るな!!」
っていうダンバインでおなじみのアレですな。ハイパーオーラ斬りだぁぁぁぁぁ!!
「ふ〜…いやぁ死ぬかと思った」
「まったく…!お前が私の指示どおりに動いていれば、
もっと楽に下りられたのだぞ!?」
「下りられたんだからいいだろ」
「はっ…(かあああ)さ、さっさと降ろせ〜〜っ!!」
そんなわけで、ついに宝箱の置かれた最下層へとやってきた2人。
指示通りに下りなかったのをプンスカ怒る天災でしたが、それ以上にお姫様抱っこされていたのが恥ずかしいらしく
真っ赤になってふくれ顔なのがなんとも可愛いですな
やはりヒロインは天災だけでよかったんや!もっと天災を中心に話を掘り下げていれば!
「これは…パズルですか?」
「ロックのかかっている宝箱というのは初めて見るな…」
「ふっふっふ、私の出番だな」
ほどなくして唯我部長と茨副部長も最下層に到着し、いざ宝箱の前に向かった4人。
しかし宝箱を開けるには、鍵となっているパズルを解かなければならないらしく…って、こ、このパズルはまさか…
できるんです!!(えー
懐かしいなぁできるんです。今の子たちはできるんですって言って通じるんだろうか
90年代にあったんですよ、こんな風にパネルをスライドさせて絵柄を完成させる、できるんですって商品が
ググッてみたら当時のCM動画がYOUTUBEにアップされてました、うわーなつかしいな
きんぎょ注意報とかまじかる☆タルるートくんとかそれこそ今の子達は知らんだろうな…
やはりできるんですもすでに過去のものとなってしまったのか
「でもよかった、これで戦場さんより先にここをクリアできそうですね」
「ほう、そいつは結構なことだな」
「な!?」
「クソメガネの分際でよくここまで来られたな…
いや、ただお仲間が優秀なだけだったかな?」
「く…!」
ってぐわー!そんなできるんですを解いている最中に、とうとう姿を現してしまった緋夜!
こいつが来る前にお宝を入手する計画だったのが…やはり入口で足止めできなかったのが痛かったか…
「お仲間が優秀」と語る緋夜ですが、入口の2人はマジ無能なんすよ…(えー
「パズルは解けそうか?俺はそれに手こずってたんだ」
「教える義理はありませんね」
「だったらさっさと帰れ…と言いたいが、それを許すつもりはない。
俺の周りをちょろちょろするなと言ったはずだ…!
邪魔者は排除する!」
「…!」
「(ずいっ)戦場さん!」
「ん…?八真くん!君も冒険部だったとはな」
相変わらず唯我部長に対しては容赦ない緋夜、問答無用で叩きのめす気満々ですが
重護の姿を見ると「あれっ八真くん」と話を聞いてくれる気になったようです
なんか緋夜って重護に対してはやけにフレンドリーですよね
「クソメガネ」と呼んで明らかに見下している唯我部長とは違って、重護のことはくん付けだし
今までも色々と普通に会話してくれたような気が…
「一つ聞かせてください、ゆんちゃん…吉野咲希ちゃんを使って、
この遺跡を調査したってのは本当ですか?」
「ほう、そんなことまで調べていたのか…」
「危険だとは考えなかったんですか?」
「考えたさ。だから報酬を高く設定し、危険が伴うとも忠告した。
その上で彼女は仕事を受ける承諾をしたんだ」
「命の危険もあったのに…!女の子にそんなことさせたのかよ!」
「俺が依頼したのは非合法のバイトだ、全て自己責任の範疇だよ」
「ゆんちゃんはまだ1年生だぞ!?」
「その考えは彼女を舐めているな。自分より年下だから何だ、女だから何だ?
そうは思わないか?」
「くっ…!」
そしてゆんに危険なバイトをやらせたことについて、緋夜を問い詰めようとする重護でしたが…
これについては正直、緋夜の言い分のほうがスジが通ってるというか
「非合法のバイトに勝手に首を突っ込んできたのはゆんの方、危険性の説明もしたがそれでもやると言った」とのことなので
マジにゆんの自己責任としか…しかもバイトを受けたのに結果を報告せず、記憶をなくして緋夜から逃げ回ってるんじゃなぁ
「そんなに大事なら、首輪でも付けて鎖につないでおくんだな」
「戦場さん…いや戦場…!一つ分かった…俺はあんたが嫌いだ!
もうゆんちゃんのためとは言わねえ!てめえがムカつくからぶっ飛ばす!」
「フン…最初からそう言えば良かったんだよ。相手をしてやる!」
そして結局、重護とも決定的に対立してしまい戦うことになる緋夜!
この嫌われ者は結局誰とも仲良くできないんやな…そんなわけで緋夜とのバトルが開始しますが、
真っ先に飛び出して行ったのは茨副部長であります。この人、なにげに格闘能力はムチャクチャ高くて
雪姫とも互角に殴り合えるし、重護のことも簡単にボコれるほどの人ですからね。今回の主力と言える人なわけですが…
ズズズ…
「えっ!?」
バキイッ!
「うぐっ!?」
なんとその時、真正面にいたはずの緋夜が突如として副部長の背後に移動!
虚を突かれた副部長はまんまと手痛い一撃を食らわされ、さらに反撃しようにも簡単にいなされてしまったという…
うーむ、副部長の殺人パンチを簡単に受けるとは、緋夜は何か武道の経験があるのか?
それにいきなり瞬間移動した不思議な技は…?
「フフ…まずは1人…」
バキイッ!
「ぐっ!?」
「一心さま!」
「チッ…クソメガネがぁぁぁっ!!」
ガシイイイッ!
あーっとこれはー!?勝ち誇る緋夜を思いっきり殴り飛ばし、
さらに緋夜の反撃パンチをやすやすと受け止める唯我部長!
たった今これと同じ光景を見たばっかりやで!?
そう、副部長が緋夜にやられたのとまったく同じわけですが…こいつら2人は同じ武道の使い手なのか?
「そのブーツ…七々々コレクションの”影かき”ですね」
「七々々のクソネーミングではそう言ったか…
影を瞬時に移動できる代物でな、俺の愛用品だ。
クソメガネ、お前の眼鏡も七々々コレクションだろ?」
「えっ!そうなんですか!?」
「”ギルバート・バラムの複写魔眼鏡”…
七々々さんはモノマネ眼鏡と呼んでいたけどね。
このレンズを通して見ると、相手の知識や技術を真似ることができる…」
おお、部長がこれだけ強いのは七々々コレクションの力だったのか。モノマネ眼鏡という道具の力によって
緋夜の格闘能力をコピーしたというわけですな。さらに緋夜が瞬間移動したのも、
影かきという七々々コレクションの力だったようです。この間、街中で汚い忍者を簡単に追い詰めていたのも
影から影へ移動できるこの能力のおかげだったというわけか
「クククッ…その眼鏡はお前そのものだなぁクソメガネ。
誰かの真似でもしない限り、お前には何もできない!」
ガスウッ!ガスガスウッ!
「ぐううっ…!」
「そいつは確かに相手の技や知識をそっくりそのままコピーできる…
だが体の強さは変わらない!」
メキメキメキイッ!
「がああああっ!!」
ああしかし、今度は力任せな攻撃を連発して、みるみる唯我部長の体を痛めつけてしまう緋夜!
悲しいかな、普段から鍛えている緋夜ともやしっ子の唯我部長では体の強さが違いすぎたのです
同じ武術でも唯我部長の体はどんどんついて行けなくなり、やがて一方的に殴り倒されてしまったという…
「あ…ぐ…」
「失せろ…!クソメガネ!」
「…ううっ…」
「やれやれ、情けない顔だなぁ重護!」
「て…天災!?」
そんな緋夜の圧倒的な強さを目にして、すっかり萎縮してしまったらしい重護。
重護お前…最初に「戦場!てめぇがムカつくからぶっ飛ばす!」って言ったはいいけど
何もしないままビビって動けなくなるとは…(えー
どうにも情けない重護に変わって、「やれやれだぜ」と緋夜と対峙したのは天災!
もはや天災に頼るしか…無敵のスタープラチナでなんとかしてくださいよォーーッ!!
「おい彼女、パズルはもう解けたのかい?」
「ああ解けた」
「ん…?絵は完成していないようだが…」
「完成しているさ。私の頭の中でな!」
「…俺はくだらない冗談を言うやつが嫌いだ」
「そうか、よかったな。私はお前にとって嫌いな人間ではないらしい」
おお、そしてパズルの解き方が分からない緋夜に対し、
「え〜分からないんっすか〜、私は分かるんだけどな〜」と頭脳戦での駆け引きに持ち込む天災!
これってあれですね、モンスーノのスーノ博士がやってたあのシーンを思い出しますね
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クククク…ハッハッハッハッ!
何も分かってないなァ!!
パズルを完成させる方法か?
ククッ、お前には絶対に
理解できないだろうなぁ〜
ハハハハハハ!!(えー |
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「チッ…!」
バキイッ!
「あうっ!?」
「天災!?戦場てめえーーッ!!」
ああ、そんな天災への怒りを我慢できず、感情のままに殴り飛ばしてしまう緋夜!
まあスーノ博士のあの煽りを聞いてしまってはな…(えー
スーノ博士に煽られたらもう切れるしかないわな…
「う…ぐ…!?」
「え…?」
「ふ…ふふふ…!(バチバチ)」
おっとしかし、転んでもタダでは起きない天災!なんと殴られる瞬間にスタンガンを構えていたようで、
緋夜に対して電流をお見舞いしていたようです、これはあれですね
ジョジョ第3部でジョセフがDIOにやろうとしたハーミットパープル&波紋!
あの時はDIOに見抜かれて不発に終わりましたが、緋夜相手には通用したようですね
それと、緋夜に一泡吹かせてやったとはいえ殴られたのがめっちゃ痛くて涙目になってる天災が可愛い
ほんとに天災だけはいいキャラなんだけどなー、これをもっと活かす構成にできていたら…
「ぐっ…はぁ…姑息な真似を…!」
「息が苦しそうだなぁ、大丈夫か?それでちゃんと潜れるのかぁ!?」
「…!」
「やはりな…重護!息が乱れてる今ならやつは影に潜れない!」
「そうか…!奴の能力って!」
バキドカガスウッ!
「がふっ!?」
「影かきとは水かきのもじりか…!影を瞬時に移動するのではなく、
影の中を泳ぐことが本当の能力だったとはなぁ!」
ええええええええええ!?
いやちょっ…影かきの真の能力がここで判明したわけですが…ええええええ!?
あれって今まで瞬間移動してたんじゃなくて、影の中を必死に泳いでたってこと!?
ちなみにこれが影の中を移動中の緋夜の図。マジに潜って泳いどる…
てことはあれですか、街の中をすごい勢いで飛び回る汚い忍者を追跡した時は、
「まって〜〜」と必死こいて影の中をザブザブ泳ぎまくってたと
そういうことなのか…(えー なんて情けない能力なんだよこいつは!
「チッ…!いい気になるなよ!」
ザブン!
「や、八真くん…僕に考えがある…」
「え…?」
(くっ…呼吸が長く続かない…!)
ザバッ!
「はいご苦労さん!」
「なに!?」
バキイッ!
「がっ!?くっ…!」
ザブン!
(い、今のは偶然か…!?)
ザバッ!
「ぷはっ!」
「はい待ってましたよぉ!」
「な…!?」
バキイッ!
って、影の中に潜って重護たちの目から逃れようとする緋夜でしたが、「ふーこの辺でいいか」と顔を出した瞬間
「はい待ってました」と待ち構えていた重護に殴られる結果に!
何度やっても結果は同じ、完全に出所を読まれてもぐら叩きのように殴られ続ける緋夜。
どうやら唯我部長が、影かきの攻略法を思いついてこうなっているようですが…?
「な…なぜだ…なぜ…!」
「『なぜ俺の動きが読める』と言う」
「なぜ俺の動きが読める…ハッ!?」
ドッギャーーン!!ついには出所だけでなくセリフまでも読まれてしまう緋夜!
ジョセフや!これはジョセフやでー!!
そう、唯我部長は例のモノマネ眼鏡を使うことにより、緋夜の思考を読み取って重護に伝えていたのです
ちなみに緋夜の声優はジョセフと同じ杉田智和。
なのでジョセフが得意とするセリフの先読みを、自分がやられてしまったということですねえ
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お…
おれの…
得意の…
おハコを!! |
(C)荒木飛呂彦/集英社
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「ク…クソガキがぁぁっ…」
「ふふふ…あなたは負けますよ…!さんざん見下していた僕に!
想像もしていなかった七々々コレクションの使い方を知らされ!
悔しがりながらみじめに敗北する!」
「雑魚の分際でぇぇッ!俺を見下してんじゃねえええ!!」
「(ニヤ…)やっとあなたから一本取れました」
「お返しよぉぉっ!!」
バッギャアアアアン!!
あーっとすごいのいったー!!
冷静さをなくして唯我部長に飛びかかった緋夜でしたが、そこに待ち受けていたのは茨副部長の渾身の一撃!
辺りにすさまじい炸裂音が響くほどの破壊力、文字通りのダイナマイトパンチといった感じです
さすがに緋夜も年貢の納め時か、思いっきり吹っ飛ばされて失神寸前となりますが…
「あ…が…」
「お前の負けだな…」
「ふ…ふふ…どうかな…?気を付けろ…たった今、お前の肺が片方潰れたから
呼吸が苦しくなるぞ…!」
「はぁ?何を言って…」
グシャアッ!
「がっ…!ぐ…!?」
(い…息が…!できない…!?)
どっこいまだまだ降参する気はない緋夜!まったくタフな野郎だなお前は!
さらには「お前の肺が潰れたぞ〜ほら潰れたぞ〜」とか言った途端に
本当に重護の肺が潰れてしまいました。これは…緋夜は以前、汚い忍者にも似たことをやっていましたが…
影かきの他にも、まだこんな口にしたことが現実になるとかいう感じの七々々コレクションを持っているのか?最終回に続く!
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