7月13日

■神羅万象チョコ 天地神明の章 第2弾レビュー

この間1弾のレビューをしたばかりですが、さっそく2弾の方も語っていきたいと思います
ただ、ちょっとその前に公式サイトのウエハーマンの小部屋で明かされた小ネタについて、触れるとしましょうかね



「クオンはサイガ達とは違って、わずかにライセンやシオンのことを覚えているようだゾ!」

ふむ、前回の感想で「サイガ達は記憶を失ってるけど、クオンはたぶん記憶残ってるよね?」という推測をしましたが
それについて「その通りだゾ」とウエハーからのお墨付きが出ました
でも覚えてるとは言ってもわずかに覚えてるという程度なんですね、ハッキリとした記憶じゃないところを見ると
やっぱりクオンも何らかの記憶操作を受けてるとかそういう状態なんですかね?

サイガ達がそういう記憶操作を受けてるのは明らかだし、クオンだけは何か耐性みたいなものがあって、
完全には操作されてないってことなんだろうか。まあどっちにしてもクオンの場合
サイガのこと好きすぎるから「サイガ様の邪魔する奴ら全員ぶち殺す!」としか
思ってないんで、記憶があろうがなかろうがあんまり関係ないけどな…(えー

「ライセンとシオンの魔力はメビウスの魔力と同調しており、
 メビウスが力を取り戻すほどにライセンとシオンも力を増していくらしいゾ!」

これなかなか興味深いつぶやきですよね、この2人はメビウスが強くなるほどに力を増していくという
前回の感想で「なんでこの2人パワー不明になってんの?」と書きましたが、このつぶやきを見て思ったのは
メビウスの成長に合わせて強くなるから常にパワーが上昇してるってことなんだろうなと
思いました。そうなると最終的にめっちゃ強くなりそうですねこの2人、ライセン:パワー50、シオン:パワー40とかぐらいになりそう



「シオンは前世においてメビウスがライセンを殺したことを、いまだに根に持っているらしいゾ!」

ってなんかめっちゃ物騒なこと書かれてるよこの人!お前まだそんなこと気にしてたのかよ!(えー
おいおい…確かにメビウスは前世でライセンを殺したって過去がありますけど、
その後ショタ化した際に悪の心をきれいさっぱり洗い流されて、ライセンのことも復活させて
そんな無垢になったメビウスをライセンが手塩にかけて育てたというのに、シオンは横でそれを見ながら
「このクソ野郎ライセン様のことを殺しやがったくせに」とか思ってたんやな…(えー

大丈夫かよシオン、なんだか3弾か4弾あたりで裏切るフラグに思えるのは俺だけでしょうか
味方キャラが敵に回る展開ってのは、神羅だと結構よくあることだしなー

←敵に回った歴代の皆さん

「メビウスの強さに合わせてパワーが上がっていく」というシオンの設定も、敵になるってことを仮定すると
これほど強敵にしやすい設定もないしなー、果たして今後どうなることやら



「ポラリスは意外にも少女趣味で、1人でいる時はヒラヒラの可愛いドレスを着て
 可愛いぬいぐるみに囲まれて過ごしているらしいゾ!」

ちょっ!?ポラリスにそんな趣味が!?おいこらウエハーなんでもっと早くそれ言わねぇんだよ!!(えー
めちゃくちゃオイシイ設定じゃねーかよ!少女趣味のヒラヒラした可愛いドレスのポラリスとか超見たいっつーの!
ウエハーのやつ出し惜しみしやがって…そんな設定があるなら1弾のアナザーカードでドレス姿のポラリス用意しろよ!
いやマジで、ポラリスのそんなカードがあるなら狂ったように1弾を買いまくっただろうになー

メビウスのこんなわざわざアナザーにする意味がよくわからんカードとか作ってる場合じゃねーだろ!(えー
まったくウエハーは肝心なところで気が利かないんだから…


さて、それではそろそろ本編の方に入っていきたいと思います。
前回サイガ達と戦うハメになったメビウス達ですが、やっとの思いでサイガ達を追い返すことには成功したようです
そんな戦いの中で、メビウスが密かに思っていたことといえば…

「やだ…アポロさんかっこいい…はぁはぁ…」

と、アポロに向けて熱い視線を送っていました(えー
何しろアポロは、前回最強キャラであるパワー32のシリウスを相手に必死に戦ったので、それがメビウスの心を動かしたんでしょう
パワー30のポラリスに歯が立たずにぶっ飛ばされていたアークとはかなり印象が違うようです(えー

そんなわけで、アポロの願いをなんでも1つ叶えてあげようと考え始めたメビウス。
アポロ本人にそのことを聞いてみると、「死んだ妹を生き返らせてほしい」てなことを言い出しました。そんなわけで

集いし星が
新たな力を呼び起こす!
光差す道となれ!
シンクロ召喚!出でよ!
アポロの妹アルテミス!
(えー

なんと、タロットカードを使った時空召喚術により、まだ生きていた頃のアポロの妹・アルテミスをこの場に喚び出すメビウス!
そんなことが出来るのか…タロットを使った召喚はアルカナとかもやってましたが、メビウスの方がはるかに便利で強力ですな
どうやらタロットのうち『月』のカードを使って喚び出されたらしいアルテミス。ともかくアポロと久しぶりの再会を果たしますが

「アポロ…無事だったんだね…よかった!
 べ、別に心配してなかったけどね!
 何!?妹が兄貴の心配して
 何が悪いってのよ!!」(原文ママ)

なんと意外にも強気系ツンデレ妹だったアルテミス。
なんだか俺妹の桐乃みたいな感じのキャラなんだな、髪の色もオレンジだし
そんなわけでアルテミスもパーティに加わったわけですが、しかし妹といえばノインもかなりそれに近い存在です

なんということでしょう、かたやツンデレ妹、かたや恋人同然ラブラブ妹、
これぞまさしく妹ぱらだいす!(えー  あかん!あかんで、妹ぱらだいすなんて言ってたら
不健全図書指定されて全国書店から姿を消してしまうでえええええ

はい、そんな冗談は置いといて、天界をずんずんと進みながらザコモンスターと出会ってしまう一行でしたが


アルテミス
パワー20

VS


デラ・キュウキ
パワー16

「ノインさんでしたっけ?
 こいつらは私がやっつけるから
 アンタはのんびり
 お茶でも飲んで待ってなさい!!」


ノイン
パワー30

VS


デル・ボンバ
パワー17

「アポロの妹さんを危険には晒せないわ…
 それに私の方が強いから
 怪物退治も早く済むし!」


アポロ
パワー30

VS


ゲル・サイデ
パワー18

「2人ともいい加減にしろ!
 ケンカをしてる暇があったら
 少しでも早くここから離脱するんだ!」

なんとザコモンスターと戦いながらライバル意識でバチバチと火花を散らすダブル妹。
「おいノインてめーは引っ込んでろ」「あ?私よりザコのくせにでかい顔すんな」
かなりの険悪ムードであります。これにはアポロも頭が痛そうだな

でもアルテミスとノインって、お互いに存在そのものが似通っているせいか
服装とかポーズ見るとそっくりですよねこの2人
うーむ、同属嫌悪というか、似ているからこそ認めたくないっていう心理が働いてるんだろうか…
そんなこんなで旅を続ける一行ですが


紅の堕天使

「久しぶりだなメビウス!俺たちを忘れたとは言わせないぜ!」

「嫌と言ってもついて行くから…覚悟なさい」

なんとここで思わぬ援軍が。誰かと思ったら、第3章に登場した
爆熱のアランドラ斬空のフェルミナであります。なんでこいつらがいきなり援軍に来るんだ?と思いましたが

こいつらって第3章の時は、こんな風に3人つるんで行動してたんですね
その時の縁があるから、今回メビウスを助けにやってきたというわけか
ちなみにアランドラとフェルミナは幼なじみの腐れ縁というギャルゲーみたいな設定してます

まあそんな感じで援軍に来てくれたのはいいんですが、この天界での激しい戦いについてこれるんでしょうか?
何しろパワー30とか主役級のキャラがうようよしてますからね、俺の見立てではこいつら2人はパワー25ぐらいと見ましたが…
って、そんな風に思ってたらカード裏面を見てびっくり。なんとこの2人パワー36という驚愕の強さを誇っております

マジで!?パワー36ってお前、前回最強がシリウスのパワー32だから、現時点最強キャラじゃねーか!
2人合わせたパワーとはいえこれほどまでに強いとは…いやいや見くびっててすいませんでした
これならもうサイガ・ポラリス・シリウスあたりのキャラが襲ってきても恐くないですね、
はっはっは天界の連中めいくらでもかかってこいや!とか言ってたら


黄金鬼吼神マキシウス
パワー50


白銀無頼神ゼロニクス
パワー50

なんかキターー!!

鉄鋼聖騎士スチルエル
パワー22

重錨聖騎士イクシエル
パワー21

業弓聖騎士カイン
パワー20

石火聖騎士アベル
パワー20
 

ぎええええ!なんと天界からの新たな刺客として、羅震獄双星神ことマキシ&ゼロがメビウス達の前に登場!
その強さは2人そろってパワー50!勘弁してくださいよ!
せめてパワー40ならまだ戦いようがあるものを、あまりにも強すぎるパワー50、それが2人同時に登場、
しかもパワー20クラスのうざったい雑魚どもを大量に引き連れての戦いとは…

「存在の消滅を命令されているが…
 安心しろ、命まで奪うつもりはない!
 だから素直に投降するんだ!」

「マキシか…!
 できれば戦いたくない相手だ…!」

がしかし、問答無用で襲いかかってきたサイガ達とは違って、
「素直に投降してくれ」とまずは説得から入ろうとするマキシ。こいつは記憶操作を受けてないんかな?
それにしても「メビウスの存在を消滅させてこい」とかとんでもない命令を受けてますねマキシ
その命令を下したのはバランシールだと思いますが、そこまで異常なことを言い出すようになってしまったのか?

ともかく、投降しろと言われてもその通りにするわけにはいかないメビウス達。
勝ち目が薄いと分かっていながらも、マキシ達に戦いを挑みますが…


マキシ
パワー50

ゼロ
パワー50
VS
アーク
パワー25

アポロ
パワー30
 

「圧倒的な力を持つ双星神の攻撃に、アークもアポロも健闘むなしく倒されてしまったらしいゾ!」

ああなんてこった、アーク&アポロはここで無念の一行キルを食らってしまい敗北!(えー
一行キルっていうのは、詳しい戦いの内容が語られなくて「○○はやられてしまったらしいゾ!」という
ウエハーマンの解説一行だけで済まされる哀れな敗北のことです
神羅にはけっこうよくあるんだよこれ…まあ相手がパワー50の2人組じゃどうしようもないわな

そしてアークとアポロがやられた危機的状況に、メビウスは「時空召喚で誰か助っ人を呼ぶしかねーぜクソッタレー!」
また新たにタロットを使っての時空召喚を試みます


白面金剛九尾イヅナ
パワー40

”女帝”のタロットで
オーバーレイネットワークを構築!
エクシーズ召喚!出でよ!
白面金剛九尾イヅナ!
(えー
 

というわけでイヅナキターー!!相変わらずのエロ衣装で今回もまた登場ですよ!
パワーは40とマキシ&ゼロには及ばないものの、メビウス陣営では最強のパワーということには変わりありません
そんなわけで「イヅナさんあいつらなんとかしてくださいよー!」と土下座するメビウスですが
「こっちの条件聞いてくれたら協力してもいい」とイヅナは交換条件を出し始めました

イヅナの出した条件というのは、「死んだ家族にもう1度会いたい」というもの…
そう、旦那のカイさん、息子のサイ、その嫁のムジナと、イヅナの家族たちはみんなすでに寿命で亡くなっていたのです
なぜなら、イヅナのように純粋な魂獣はほとんど不老不死の存在ですが、
カイさん・サイ・ムジナは3人とも魂獣と人間の血が混ざった存在であり、魂獣よりも寿命が短いのです

ともかくメビウス的には「はい分かりました」と言うことを聞くしかないので、またまた時空召喚を使って
生きていた頃の3人まとめてこの場に喚び出すことにします

このドローは重いぜ…!だが俺は引く!
たとえこの指がペッキリ折れようと!
見せてやる!俺の熱血・デュエ魂!!

ドロドロドロドロ!ドロドロドローー!!

終極因使カイ
パワー∞

魂獣大帝サイ
パワー40

黒曜聖天ムジナ
パワー30

来やがったぜ!
俺の切り札!
勝ったァァァァッ!!

カイさん一家勢揃いキターー!!ああ、ついにこの時が!
サイが初めて七天の覇者で登場した時、カイさんはすでに他界していたので、決して一家が揃うことはなかったんですよね…
それがこうして公式の場でみんな勢揃いしたというのは、ファンとしてすごく感慨深いものがあります

ちなみに3人の召喚に使われたタロットは、カイさんが『世界』、サイが『皇帝』、ムジナが『恋人』のカードだそうです
カイさん世界(ザ・ワールド)の担当なのかよ!パワーも∞だしめちゃくちゃ破格の扱いだな!
世界(ザ・ワールド)と言えば当然ジョジョを思い出すので、カイさんの強そう感がとてつもないことになってるなー

あとサイが『皇帝』なのは、七天の覇者で魂獣大帝となった後の状態だから、
ムジナが『恋人』なのは、すでにサイと結婚してカップル成立している状態だからでしょうね


「カイ!サイ!お前たちにまた
 生きて会えるなんて夢のようだ…!
 本当に…1人は寂しかったんだぞ…」

「未来のイヅナか…!
 寂しい思いをさせてゴメンな…」

「生前の父様と未来の母様!?
 頭が混乱するけど…
 2人が夢や幻じゃないってことは
 俺にも分かるよ!」

「あれがサイのお父上…!
 噂以上だわ…強すぎる!」
 

そんなわけで久々の再会を心から喜ぶイヅナ。ムジナもカイさんと出会うのはこれが初めてなので
パワー∞の凄まじい強さを目にしてビックリしてますね。よかよか、カイさん好きとしては嬉しい展開です

あとこの4人のカードを見ていて思うのは、カイさんとイヅナ、サイとムジナの男女カップルで
お互いの手を取り合うようなポーズをしてますよね
なのでこれって男女で手をにぎにぎしている状態なんじゃないかと。たとえばセリフを見てみても

「私はサイのために戦うだけ…!
 相手が神でも悪魔でも、お前にずっと付いて行くからな!」

「ああ…!死が2人を分かつまで、俺たちは一緒だ!」

これだけラブラブ状態ですしね、やっぱり手を握りながら言ってるセリフなんじゃないでしょうか

「お前たちが神だと…?悪い冗談だな…
 だがその冗談にも付き合おう!
 未来の妻と息子のために!」

「むう…我がもう1人いるとはなんとも面妖な…」

それとカイさんにはアナザーカードも用意されており、こっちのカードにはカイさんと融合中のイヅナの姿も書かれております
そう、カイさんはイヅナと融合している状態でここに呼ばれたので、融合中のイヅナも一緒についてきてしまったわけです
つまり時代の違う2人のイヅナがここで顔を合わせたことになってるんですよね

この2人は今後どうなるんでしょうねー、同じイヅナ同士で何かストーリーに絡んでくるんでしょうか
たとえば最終決戦では、2人のイヅナと同時にカイさんが合体するという
ここでしか出来ないダブルブレイヴを披露するとかそういう展開が…(えー


スチルエル
パワー22

VS


カイさん
パワー∞

「我は不退転の鉄の壁!ここは通さぬ!」

「いいや通らせてもらう!
 その防御魔法も結界術も
 俺には効かない!」


イクシエル
パワー21

VS


イヅナ
パワー40

「天に逆らう愚か者は、
 簀巻きにして魚のエサだ!」

「それは無理だな!今の我は
 ラブパワーで真っ赤に燃えておる!
 湖の水も蒸発するほどの熱さだぞ!」


カイン
パワー20

VS


サイ
パワー40

「投降したまえ!君の体に
 風穴が空くことになるぞ!」

「悪いけど思い通りにはいかない!
 その矢を撃てば、痛い思いをするのは
 あなたの方だ!」


アベル
パワー20

VS


ムジナ
パワー30

「守護することは覚悟することである!
 いざ勝負!」

「私もすでに覚悟を決めているわ!
 あなたの覚悟がいかほどのものか
 見せてちょうだい!」

そんなわけで、まずはマキシ達が連れてきた雑魚どもを一掃するカイさん一家。
ちなみにカイさんが「防御魔法も結界術も俺には効かない!」と言っているのは
終極因使となったカイさんの能力があらゆる相手の能力無効化だからですな

魂獣だろうが神だろうが悪魔だろうが、どんな相手だろうと関係なく特殊能力を完全に無効化できるようです
そんなわけで相手は能力に頼った技が一切使えなくなり、基本的な攻撃しかできなくなるわけですが、
そのうえでカイさんは基本パワー無限ですからね
単純なパワー比べでカイさんと戦うのはそれこそ無謀という、本当にムチャクチャ強いなカイさん!

あと「ラブパワーで真っ赤に燃えておる!」と語ってるイヅナは
やはり相当にカイさんのことを愛してやまないようですね、そんなイヅナのカード裏のテキストで興味深かったのが



名前が光明司イヅナになってることですね
これまでイヅナは「名前:イヅナ」としか書かれてなかったんですが、今回ついに光明司という苗字が…
光明司ってのが何かというとカイさんの苗字です。カイさんはもともと「光明司 魁」って名前なんで
それにサイのテキストについても、今回初めて「光明司サイ」になってますね

一家がこういう風に勢揃いしてちゃんと苗字も揃えてきたあたり、「ああ本当に家族なんだな」って改めて感じたというか
ちなみにムジナはサイと結婚したはずですが「松姫ムジナ」のままでした。お前も苗字揃えろや!(えー

とにかくそんなカイさんの戦いぶりを見て
「なにあの人めっちゃ強いやんパワー∞だし…」

あぜんとしながら見守っていたメビウス。

「魂獣とかいうのと契約すりゃあれだけ強くなれるんか?」
自分もパワーアップするために
時空召喚で魂獣を喚び出して契約することにします


偽神ナイアーラ
パワー30

揺れろ魂のペンデュラム!
天空に描け光のアーク!
ペンデュラム召喚!出でよ!
偽神ナイアーラ!
(えー
 

そんなわけで喚び出されてきたのは、ゼクスファクターに登場した偽神ナイアーラ!
メ、メビウスのやつ…よりにもよってお前、イヅナがNTRされる原因を作った魂獣を喚び出すとは
イヅナがナイアーラと顔を合わせたら確実にはり倒したくなるんじゃないか?(えー


魔導神メビウス
パワー40

「来いナイア!貴様は今から私のものだ!」

「無茶苦茶すぎる…まあいい!
 面白そうだしお前と契約してやる!
 存分に私を楽しませるのだ!」

「まかせろナイア!退屈などさせはしないさ!」

いきなり喚び出されたうえに「お前は今から私のものだ」と言われて
「無茶苦茶すぎる…」とドン引きのナイアーラでしたが、案外ノリのいい性格だったようでメビウスと契約を交わすことになります
そんなわけでナイアの神具、水滸剣ヒルコを装備したメビウス。パワーも30から40まで一気に景気よく上がっております

そしてこうなるとさすがに不利となってきたマキシ&ゼロ。
とはいえメビウス側でパワー50を超えてるのはカイさんだけなので
マキシ達のパワーはやはり相当なもんですけどね

「天界を覆う邪悪な気配…
 何かがおかしい…
 調和神は一体何を考えているんだ…?」

「迷っているな、ゼロ!
 恐れず我が声に耳を傾けろ!」

そんな戦いの中で、「なんだか猛烈に嫌な予感がするのう」
この天界に広がっている邪悪な気配を感じ始めたゼロ。バランシールの様子がおかしいことからしても
何かの黒幕が天界をどうにかしようとしていることは間違いありません。
そこでメビウスはマキシとゼロを倒すのではなく、説得して仲間に引き入れようと考えますが…


武神将ヘルマティオ
パワー40


閃光神オウキ
パワー50

「喜べメビウス…ボクが相手をしてやろう!
 赤いヘビにヘビーな一撃を
 お見舞いしてやろう…フフフ!」

「久しぶりだなメビウス!
 私を覚えているか?
 我が名はオウキ!貴様の天敵だ!」

がしかし、そんな説得を邪魔するように現れた空気読めない天界サイドのキャラが2人!
誰かと思えば、第3章に登場したヘルマティオとオウキです。
この2人は十天闘神と呼ばれている同僚的なキャラクターですね
十天闘神というのが何かというと、もともと第3章では創造神クリエール、破壊神デストールを頂点として
2つの派閥が争っていたわけですが

創造神サイドで戦っていたのが、リュウガ、タイガ、ショウ、シズク、オウキといった主役キャラ5人、
破壊神サイドで戦っていたのが、ハーディン、ラズリード、ザンダルフ、アムニスタ、ヘルマティオといったライバルキャラ5人、
それが最後にはクリエールとデストールがひとつとなって調和神バランシールになり、
今まで争っていたリュウガ達も「これからはお互い仲良くしようぜー」と
バランシールに仕える10人の神、すなわち十天闘神になったという…

それとオウキは、メビウスに対して「貴様の天敵だ!」って偉そうに語ってますが
正確に言うと第3章の時に、いちおうメビウスを倒したけど完全には仕留められなくて自分もめっちゃ深手を負って
うーんうーんとベッドで寝込むハメになってその後出番がなかった人
ですね(えー

そういう意味じゃ、主役級キャラなのにメビウスのせいで出番がなくなったという意味で
メビウスの方がオウキの天敵と言えるような気もするんですが…

ともかく、第2弾のストーリーはこんな感じです。この間紹介した神羅のアニメもここまでの話が軸になっていたので
あの時俺の紹介で意味が分からなかった人も、これで理解してもらえたんじゃないですかね

それでは今回のパワー一覧です

パワー∞:終極因使カイ
50:
黄金鬼吼神マキシウス、白銀無頼神ゼロニクス、閃光神オウキ
40:
魔導神メビウス、白面金剛九尾イヅナ、魂獣大帝サイ、武神将ヘルマティオ
36:
紅の堕天使
30:
黒曜聖天ムジナ
22:
鉄鋼聖騎士スチルエル
21:
重錨聖騎士イクシエル
20:
業弓聖騎士カイン、石火聖騎士アベル、アルテミス
19:ベム・ギスト、天魔聖獣メルレオン
18:ゲル・サイデ、天魔聖獣バルバーグ
17:デル・ボンバ
16:デラ・ギュウキ
5:クリスタロス
4:パルテ・アルパ、バルダ・ダンスタン
3:ポップ


メビウスサイドは赤、天界サイドは青で書いてます。
こうなるとやはり1人だけ飛び抜けてるカイさんすごいな
こうして見るとパワー40がひとつの壁というか、それ以上に強くなれるのは神となったキャラしかいないって感じですが
人の身でありながらそれを超えてるっていうのが凄いよね…まあもともと終極因使(ゼクスファクター)って設定自体が
神の領域をも侵す超越者とウエハーマンのつぶやきで語られているので
そういう意味では設定に忠実なパワーだなと思いますけども

しかし前回と今回でサイガ、リュウガ、マキシ、カイさん、サイ、アーク、アポロ、メビウスと
歴代主人公キャラが勢揃いしたわけですが、唯一のパワー∞で最強なのがカイさんという現状には驚きました
俺も主人公でカイさんが一番好きですが、これほど優遇されるとは思わなかったな
まあ3弾、4弾でみんなどんどんパワーアップして追いついてくるとは思いますけども

   

そして今回のアナザーカードがこちら、小さいナイアと一緒のメビウス、小さいイヅナと一緒のカイさん、
それと「ヘビにヘビーな一撃」とダジャレを決めてすごいドヤ顔のヘルマティオですね
お前そんなにダジャレが好きなキャラだったのかよ!

あとメビウスのアナザーカードって、なんか緑のオーラとか発してて
めちゃくちゃ禍々しいんですけどメビウス大丈夫か?悪堕ちとかしないよな?

あと神具を構えたポーズがすごく爆炎のカイに似てると思いました
爆炎のカイは初めてカイさんが神具を構えたカードだけど、メビウスもそれを意識して描かれたんだろうか

しかしこういう風に、ちびっこモードの魂獣と一緒にいる因使の図ってのは懐かしいですね
もともとゼクスファクターではこういう図が一般的だったよなー


1:契約締結


2:魂獣解放


3:魂獣武装

そうまずは第1段階、魂獣と契約を結んだ状態。このとき魂獣はちびっこモードで戦闘力はなく、
因使が神具を使って戦うという状態でしたね

そして第2段階、魂獣解放。因使のレベルが上がると魂獣の力を引き出せるようになり、
魂獣が真の姿に戻って戦闘に参加できるという状態でした

さらに第3段階、魂獣武装。因使のレベルがさらに上がると、魂獣をその身にまとって武装として使えるようになり
因使と魂獣の力を最大限に発揮できるという状態になるわけですが…

でも七天の覇者になってから、「舞台は魂獣界で魂獣は常に真の姿でいられる」って設定が出てきたから
常に魂獣は第2段階で第1段階は全然出てこなくなったんですよね
それからというもの、七天以降の話でも魂獣が出てくると常に第2段階で
第1段階はすっかり形骸化してしまったという…

なので今回、すげぇ久しぶりにメビウスが第1段階の絵柄で描かれていたのは
「この設定まだちゃんと生きてたんだ」とゼクス好きの俺としては嬉しかったです

しかし今回はゼクス関連で話したいこといっぱいあったせいで、かなりレビューが長くなっちゃいましたねー
やはり思い入れがあるせいか、ゼクスが関係してくると力がこもってしまうな。第3弾に続く!


7月11日

・卑劣様方式のエドテンは劣化する代わりに自我を失わせて、完全に操作して情報を吐かせたり爆弾にする術ですから
 何も問題は有りませんよ、自我を持たせるように改良したのが大蛇丸やカブトなので
 卑劣様はむしろ自我を持たせるエドテンを知らない可能性が有ります

・マダラがエドテンを破れたのはカブトが柱間細胞で強化し自由に行動させたせいでしょうし
 卑劣様はきっとエドテンする際にマダラの能力を大幅に劣化させつつ呪印とかでガチガチ拘束し自由を奪い
 完全な操り人形にするつもりなんですよ!

むう、言われてみれば…卑劣様の穢土転生は生前の能力をフルに発揮できるものじゃなくて
大蛇丸やカブトが手を加えた改良型穢土転生になって初めて、今のように全盛期のままで戦えるようになったんでしたね
つまりコメントにあるように、卑劣様がマダラを穢土転生すると能力が大幅に劣化していて卑劣様にはまったく逆らえず
完全な操り人形で情報を吐かされまくって用済みになったら爆弾にされる
という
こういうことなわけですね!どんだけ卑劣な術だよこれ!(えー
やべえ…やべえよ…まだ全盛期のまま普通に戦える方がマシだよ…そりゃ「二代目火影の卑劣な術」って有名になるわけだよ



今週のジャンプ感想:ワールドトリガー 第66話「大規模侵攻N」

「来いよミスター黒トリガー。お望み通り遊んでやるぜ」

「…遊んでやるだぁ…?猿が満足に口利いてんじゃねーぞ!!」

ズドドドドドド!!

「おーおーナイスな攻撃だな、もっかいやってみろよ。ほれ」

さて前回、敵幹部エネドラをまんまと仮想戦闘場に誘い込み、不死身モードで相対することになったB級隊員・諏訪。
本来ならエネドラと戦ったら数秒もたずに殺されるほど実力差がある諏訪ですが、
不死身状態なのをいいことに強気の挑発しまくりです
諏訪お前って奴は!これってあれだろ、格ゲーで言うところの
HPが無限になるバグ技使って対戦相手に挑発連打してるようなもんだろ!(えー



(このクソ猿…!どういう仕掛けだ…?不死身?幻覚?
 いや…そんな大層な性能のトリガーをこんな雑魚が持ってるはずがねえ
 っつーことは…)

「仕掛けがあんのはこの部屋か!」

「ご名答。けど分かったところでてめーにゃどうにもできねーけどな?
 おとなしくプルプルしてろスライム野郎が」

「…!(ビキビキ)」

ああ、諏訪が不死身になった理由を見破ったエネドラでしたが、
それでも諏訪の挑発は留まるところを知らず!
お、お前この部屋から一歩でも出たら確実に殺されるぞ!
ここまで相手を煽りまくるとはまるでスーノ博士を見ているようです(えー

なんだかケチョンケチョンに言われてるエネドラの方が可哀想になってきたぜ
しかしここまで諏訪がエネドラを煽りまくってるのは、エネドラに冷静な判断力をなくさせるための作戦なんでしょうか?
それとも単に諏訪がドSなだけ?(えー  今のところ五分五分のような気がしますが…



あと今回、諏訪隊のオペ子がちょっと映ってましたよね
この真ん中でアメ玉くわえてる子。初めて見ましたがこの子も可愛いっすねー
ほんとこの漫画のオペ子にはハズレがいないな。みんな出番少ないけど可愛いからガン見してしまうぜ

しかしこんな風にアメ玉くわえてるのは
常にタバコくわえてる諏訪のことを真似してやってるんですかね?
いや、かなりぶっとんだ妄想なんですけど、ひょっとするとそういうこともあるのかなーと思ったもんで
仮にそうだったら諏訪のことが好きで真似してるってことだよなー
諏訪のやつB級10位でだいぶ弱いくせに勝ち組じゃねーか!(えー  次回に続く

(C)葦原大介/集英社



今週のジャンプ感想:食戟のソーマ 第77話「追跡者」

第4試合の三日前…

「18時12分55秒帰宅、昨晩は料理書を熱心に読んでいたが…
 今夜の食事当番はタクミだったな。仲良く買い出してきた食材で…
 新作料理でも試すのかい…?」



さて今回のソーマですが、なんと冒頭では大会の3日前に
タクミを超ストーキングしている美作の場面で始まります
電柱によじ登って他人の家を覗き見って完全にアウトや!ここまで突き抜けたストーカー野郎だったとは…
そんなストーカー美作の存在を知ってか知らずか、部屋のカーテンを閉めるタクミでしたが…

「つれねぇなァ…まあいいさ…レシートは入手済みだからなァ…」

なんとタクミが買い物していたレシートさえもどこからか入手していた美作。
ここまで徹底してると逆に感心するわ!相手に対する研究ぶりがもはや尋常じゃないな
そんなわけで、タクミが本戦のために用意した食材を、そっくりそのまま自分も用意してきた美作ですが…

・美作が3日前、つまりお題&対戦相手発表前にタクミを監視している件について、
 このことから、美作が刺客説or情報を不正に入手した説が確定しましたね。
 もし両方違うなら、美作はあの質のストーキング行為を7人分やらなきゃいけないことになる。それはたぶん無理かと。
 まあお題発表前なのに何故かお題のデザート試作しているタクミも謎ですが… by 匿名A

・今週の食戟のソーマですが、ストーリーの矛盾を発見しました。デザートメニューの試作に関し、
 タクミは料理の三日前から色々と試作し、美作はレシートを盗んだり覗きでタクミを研究をしていました。
 しかし、『お題発表』は本戦開始(第一試合、第二試合)前日の筈です。何故第四試合の三日前に、
 つまりお題発表の前日にタクミはデザートの試作をしているのでしょう????

ふむ、「お題の発表は試合前日のはずなのに、なんでタクミは3日前にデザートの試作してるの?」というツッコミが2人。
言われてみりゃその通りやね…(えー  まだ3日前なのにすでに試合用の食材も揃えてるみたいだし…
ま、まああれだ、たぶんタクミはこのときたまたまデザートの練習してて
試合前日になってから「あれっ本戦のお題もデザートなんじゃんラッキー」という
たまたま偶然の一致がですね…そして美作も念のためにレシート入手しておいたらたまたま(以下略)

ざわざわ ざわざわ

「しょ、食材から調理器具の個数までまるっきり同じじゃないか!?」



「”セミフレッド”、お前と俺が作るスイーツの名前だ
 イタリア語でセミ(半分)、フレッド(冷たい)という言葉で、
 アイスクリームのような冷たさとケーキのふわりとした食感を併せ持つ。
 今回作るのは3層のタイプ…当たったか?」

「…」

さらに同じ食材を揃えたばかりか、タクミが作ろうとしている料理のことまでズバリ言い当ててしまう美作。
これにはタクミも動揺が隠せませんが…それにしても「お前と俺が作るスイーツだ」って、なんだかまるで
2人だけの共同作業みたいな言い方というか、ヤンデレホモみたいなこと言ってんな美作!

「…フン…ご苦労なことだ、これが3日前からオレを嗅ぎ回っていた成果か?」

「いや調べ始めたのは2週間前からだけど…」



ああ、落ち着きを取り戻そうとして「ご苦労なことだ」と語るタクミでしたが
うっかり見当外れなことを言ってしまい赤面しながら恥をかくという事態に!
かっこよく決めようとして失敗するのはタクミのお約束ですが、
この真剣勝負の場でもその運命からは逃れられなかったとは哀れなやつ…(えー

(…同じレシピなら勝てるとでも?アルディーニを舐めるな!)

「生地作りに入ったぞ!卵と砂糖をふんわりと泡立てていく!」

「動きに迷いがなくて細やかだ…分量計算が少しでも狂ったら
 味が台無しになっちまう。それぐらいの繊細さがいるのが菓子作りだからな」

気を取り直して調理を進めていくタクミ、さっきは少々出ばなをくじかれてしまいましたが
それが料理の方にも影響するようなヤワなメンタルはしておりません
肉魅が感心するほどの細かく繊細な作業をこなし、順調に調理を進めていきますが…



がしかし、細やかで繊細な作業といえばこの男の独壇場!
まるで乙女のような素晴らしき細やかさで見事に調理を進めていきます
うーむ、この様子では両者互角か、それともタクミの方がやや不利か?というその時!

「あばよアルディーニ。ここからアレンジだ」

「…!」

「ああっ!?タクミくんの卵は”共立て”なのに、
 美作くんは”別立て”で生地を作ってる!?」


(C)SUNRISE/BANDAI,DENTSU,TV TOKYO

”共立て”っていうのはね、
卵黄と卵白を分けずに泡立てる方法で、
きめ細やかでしっとりとした
生地が作れるの。

反対に”別立て”だと、
多量の空気を含んでふわふわと膨らむから
生地がシロップをたっぷり吸って
口当たりが良くなるのよ!

 

久方ぶりのあおいちゃんありがとうございます(えー
ここで一気にタクミとの差をつけにきた美作!卵の泡立て方をタクミと同じ共立てではなく、別立てに変えてきたという…
あおいちゃんの解説によると、それぞれに特徴がありどちらが良い悪いというわけではないですが、
今回の料理に限って言えば、お互い食べ比べた場合別立ての方が明らかに美味くなる
美作は見抜いていたようで…

あと細かいことなんですけど、恵ちゃんは最近タクミのことを「アルディーニくん」と呼んでましたが
この場面だと「タクミくん」って呼んでるんやな…疾駆先生ここの設定ちゃんと固めとかないと!(えー

「さぁて、次はシロップを作るんだよなァ?このリキュールで…!(スッ)」

(…リモンチェッロまで…!?)

「シロップに使われるリキュールはラムやアマレットが一般的…!
 それなのにリモンチェッロが被るなんて…!?」

「トラットリア・アルディーニにはこれをふんだんに使った看板料理がある。
 これ目当ての客が州中から押し寄せる人気メニューらしいなァ?
 お前なら必ず使ってくると読んでたんだ…」

(本当に…全部読まれてるのか…!?)

「嬉しいぜェ…お前が、俺の思うままの
 お前でいてくれて…(はあと)」



ああ、タクミの料理を完璧に読み切り、各所でアレンジを加えて追い詰めていく美作ですが
その姿はどう見ても完全にヤンデレホモ!やっぱりホモじゃないか!(えー
もはや歪んだタクミへの愛でやってるようにしか見えねーぞ!
もしかするとこいつの料理は相手を徹底的に愛するところから始まるのかもしれんな…おそろしや…

(これが美作昴の行動原理だ…対戦相手を観察し続けすべてを丸裸にする…
 キング・オブ・ストーカー!それが美作昴なのだ!)

そして叡山の口からも「あいつマジモンのストーカーっすよ」と認定されてしまう美作
やっぱりそういうタイプのキャラなんか!「すべてを丸裸にする」とかやめてくださいよそれ
性的な意味で言ってるみたいに聞こえるだろ!(えー



そんな乙女でホモでヤンデレでストーカーな美作の性癖を前にして
すっかり漂流教室みたいになってしまう吉野たち。これ漂流教室で合ってますよね?
実際に読んだことないからよく分からんのよ…確か作者名は…かずお。なんとかかずお。うーん、かずおだけは出てくるんだけど
なんだっけうーんうーん、(゜д゜)はっそうだ思い出したこうずかずお!こうずかずおだろ!
そう思って調べてみたら楳図(うめず)かずおだったよ…(えー
これうめずって読むんか…知らんかったわ…

「アレンジはまだまだあるぜェ?俺の生クリームはマスカルポーネチーズを加えて
 一層のコクを出している!お前が予選のカレーパスタでやったことと同じだ、
 どうだよ自分の得意技で差を付けられる気分はよぉ?」

(…オレの作ろうとしたレシピは完全に掴まれている…どうする…?
 負けるのか…?そんな…ここで負けたら…オレはなんのために日本へ…!)

(兄ちゃんっ…!!)



(…そんな顔をするな…弟よ…やってやろうじゃないか…
 今までの自分を…今までのレシピを…越える…!!)

もはや完全に手の内を読まれ、料理も自分より上手くアレンジされて心を折られる寸前だったタクミ、
しかし客席で心配そうに眺めるイサミの姿を見て、もう一度勝つために闘志を奮い立たせます
そう、今までと同じ料理を作っていては美作には絶対勝てない、つまり今までの自分を超えるしかありません
果たしてそんなことが本当にできるのか?松岡修造ならこう言うでしょう
頑張れ頑張れできるできる!絶対できる!頑張れもっとやれるって!
やれる!気持ちの問題だ!頑張れ頑張れそこだ!そこで諦めるな!
絶対に頑張れ!積極的にポジティブに頑張る頑張る!
北京だって頑張ってるんだから!(えー  次回に続く!

(C)附田祐斗・佐伯俊/集英社


7月10日

今週のジャンプ感想:NARUTO 第683話「お前と同じ夢を見た」



さて今回のNARUTOですが、ナルト達とはぐれてしまった柱間たちが「みんなどこに行ったのかのー」
戦いの痕跡を調べている場面で始まります。まさかカグヤという新ラスボスが登場してマダラを吸収したとは
考えもしない柱間たち、「なんでマダラの下半身が転がってるのかのー」と状況が理解できてません

それにしても、転がってるマダラの下半身が妙にシュールでじわじわくるなこれ
なんかオズの魔法使いを思い出したわ。みなさん知っているでしょうか
こう、オズの魔法使いでは、竜巻でドロシーの家が飛ばされて魔法の国にやってきてしまうわけですが、
その時にドロシーの家につぶされていきなり死んだ悪い魔法使いの死体にそっくりだこれ!(えー

「…マダラは死んだものと考えていいのでしょうか?嫌な予感もしますが…」

「マダラの生死を確認しつつ事を知るなら…その下半身を使い、
 マダラを穢土転生してみればハッキリする…そして吐かせる」



なんとこの状況で「よくわからないからとりあえず穢土転生しようぜ」と言い出した卑劣様。
お、おいやめろよ!そんな簡単にその場のノリで穢土転生しようとか言うなよ!(えー
というかマダラって穢土転生・解の印を結べるから、ヘタするとまた前の繰り返しでマダラが好きに暴れ出しちゃうよね

あの時のマダラは「術者に言っておけ!禁術は不用意に使うべきではないとな!」
言ってましたが、まさにこれ今の卑劣様に一番ピッタリなセリフです
誰か卑劣様にこれ言ってあげて!言ってあげてー!(えー

「それには別の生贄がいるではないか!何か別の方法で…」

「ここにきてそんな甘いことを…!」

って、「バカおめー穢土転生するには生きた生贄が必要じゃねーか!」と止める柱間。そういえばその通りだった
でも卑劣様は「えっ別にいいじゃん生贄の1人や2人」とやる気満々です
ダメだこの人!ガチの卑劣やで!ここまでの卑劣ぶりだったんですか卑劣様!
「千手一族(つまりワシ)は術よりも愛情の力を第一としている」とか前に語ってましたが
愛情はどこ行ったよ愛情は!(えー  まったく卑劣様は見ていて飽きないな…次回に続く!

(C)岸本斉史/集英社



今週のジャンプ感想:i・ショウジョ 第21話「アイビス」

《さて…様々な人達を見てきましたが、願いは決まりましたか?そうです、アナタの願いです》

さて今回のiショウジョですが、今回はなんとアイビスが読者の願いを叶えるという内容になっております
俺の願いはそうだなぁ…iショウジョが打ち切られませんようにとか(えー
まあそれは置いといて、今回の作中では「アイビスとデートがしたい」という読者の願いを叶えることになったようです
そんなわけで、普通の人間に変身したアイビスが、読者とデートを行うわけですが…



うーむ…髪型も変わって可愛くなったとは思うんですが、どうもこの
二次元キャラが現実の読者とデートするっていう形式がちょっとなー
こういうのが好きな人もいると思いますが、俺は正直言ってダメなタイプですね

なんというか、俺の中では二次元は二次元、現実は現実という風に完全に区別されてるんですよ
明確に線引きがされている完全な別物、お互いに干渉し合うものじゃないと考えているので
二次元のキャラとデートしたいとか、二次元の世界に行きたいとか、そういった気持ちがそもそもないんですよね

たとえば、ちょっと前に「○○は俺の嫁!」っていフレーズが流行りましたが、あれも受け入れられなかったクチです
二次元のキャラを嫁にするっていう考えが、俺の価値観とは思いっきりかけ離れてたというか
まあ「このキャラが好き」って気持ちを「俺の嫁」って言葉に置き換えただけなんだろうけど、それでも俺には抵抗ある言葉だったなぁ

あとはそう、ラブプラスとかはもう完全に限界突破してるゲームでした
二次元キャラが自分の彼女っていうのを追求したゲームなので、もうそのコンセプト自体が俺の価値観をぶっちぎってるというか
実際にラブプラスのキャラと結婚式挙げてた人もいましたがあれには頭が痛くなったなー

俺にしてみれば、二次元というのはまったく別世界でやってる劇を見てるようなもので
その中に自分が混ざりたい、関わりたいとは思わないんですね

たとえば一昔前のギャルゲーだと無個性型主人公っていたじゃないですか、
あれはプレイヤーが自己投影しやすいように、徹底的に個性をなくして、名前とかもなくて、顔は髪の毛で隠れていて
当たり障りのないことしか言わないってコンセプトだったと思うんだけど

でも俺からすると、そもそも自己投影したいっていう気持ち自体がないので
完全に他人として見ているんですよ。主人公のことは「俺が見ている劇の主役」としか思ってないわけです
そういう目線で見た時に、無個性型主人公ってのは正直かなり致命的だと思うんですよね
何しろ個性がないので、これほど魅力のないキャラもいないっていう残念さをヒシヒシ感じるわけです

そういう意味では、ギャルゲーとかでも強烈な個性を持つ主人公の方が好きでしたね
真っ先に思いつくのはONEの折原浩平でしょうか。あいつの常人離れしたギャグセンスは最高でした
なんというか俺がキャラクターを見た時に、一番気になる点はリスペクトできるかどうかって点な気がするな



たとえばiショウジョで言うと葉留なんかは好きな主人公でした。
冒頭の時点でアプリの力を借りずにちゃんと告白したり、好きな女の子のために悪党に正面から向かっていったり
「カッコいい奴じゃん」という印象があったのでそこが良かった

特に男性キャラを見る時には、そういうリスペクトできるかって部分が俺には大きいと思います
たとえば宇宙刑事ギャバンとかが好きな理由にしたって
俺たちにはとても出来ないような生身アクションをバリバリにこなす姿
「なんて凄いんだろう」って目をキラキラさせながら見てしまうからだし

それは現実でも同じですね、最近テニスのフェデラーやジョコビッチのことを散々語りましたが、
あれは常人では諦めてしまう状況でも決して諦めないメンタルに感動したからだし
「俺にはとても出来ない」ってことをやってのけてしまう人達に凄く憧れる、そういう人達を好きになるっていうのが
俺の中にある価値観だと思います



逆に、この間の主人公の甲についてはえらく残念に感じましたが
やっぱりそれは甲にはリスペクトできる部分がなかったというのが大きいですね
とにかく甲は「ダメ人間を実際に形にしたらこうなった」というタイプのキャラだったので
こいつを見ていても得るものがないなと思ってしまいました

こういうのってやはり、現実でもありがちな弱さを抱えるキャラとして
読者の共感を狙ってのキャラ設定なんだろうか。でも俺からすると
やっぱり自己投影にあんまり興味がないから
自分を重ねようと思わなくて、「こいつ魅力のないキャラだなー」で終わってしまうんじゃないかなぁ

 
 

はい、なんだか今回の本編とまったく関係ない話を延々とやってしまった気がしますが
そろそろ本編に戻りましょう。アイビスと読者のデートはプールが主な舞台になっており、
ご覧のように読者の目線で見たアイビスのサービスカットが多用されております

それにしても高山先生は本当に足の裏描くの好きだな!どんだけフェチなんだよ!
今回デートの舞台をプールにしたのも存分に足の裏が描けるからという理由で選んだとしか思えんぞ

しかし「読者が主人公」というこの内容は、やはり読んでて俺にはしっくり来ないものがあります
なんかこう、やっぱり主人公は「俺とは別人、俺が目で見ているもの」という認識があるので、
それがまったく映らない、喋らないということは主人公が透明、主人公がいないという風に感じてしまうというか
あるべきはずのものがそこにない、大事なものが欠けているという、読んでるとそういう気持ちが出てきてしまいますね

《あっ!もうそろそろ時間切れです!
 ダメです、他にも魔法のアプリを待ってる方がいます。
 私はアイビス、願い叶えるモノの説明書。そして人々に愛を願うもの。
 だからお別れです、願いは叶いましたか?アナタは今どんな顔ですか?
 笑っていただけたなら嬉しいです。それにお別れとは言いましたが、
 願いはまた新しく生まれるものです。願いがある限り、愛がある限り…
 魔法はアナタの掌の中に》



って連載終わったああああああああああ!!
ぐああああああああああ!!ダ、ダメだったのか…やはり掲載順位的にダメだったのかあああああああああうわああああああああ
い、いやでも、「ご愛読ありがとうございました」じゃなくて「ジャンプLIVEに移籍します」なのか!?
今後もジャンプLIVEで連載は続いていくのか!?うーむ…打ち切りという最悪の結果だけは回避できたってことなのか…

そういう意味では「iショウジョが打ち切られませんように」という
俺の今回の願いは叶ったとも言えるな、魔法は俺の掌の中に!(えー

まああれだ、ジャンプLIVEといえば前ににくきゅー!ってエロい漫画が載ってて
画面に触ればおっぱいの前の湯気をどかせますとか、そんなギミックも仕込まれていたので
ジャンプ本誌よりもエロ要素を活かせる環境と考えれば、この移籍もアリと言えばアリなのか?
まあポジティブに考えましょうポジティブに。続きが読めるというだけでも御の字といったところか
それではジャンプ本誌とはお別れですがジャンプLIVEに続く!

(C)高山としのり/集英社






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