8月7日

昨日ハイスコアガールの件で「スクエニは著作権のこともっとちゃんとするべきだったよなー」
偉そうなこと書いてしまいましたが、その後なんとなく俺のハイスコアガール感想見直してみたら
人のこと言えないくらい画像使いまくりですね(えー

考えてみたら、ソーマやワールドトリガーの感想は、集英社のネタバレ騒動があってから
画像の使用を控えめにするように全部見直しましたが、ハイスコアガールはまだ何もしてないんだったな…
そのせいで、ページをまるまるスキャンして貼り付けてるような場面がいくつも…ぐあああああ

つまり、あのネタバレ騒動がある前の俺の書き方がそのまま残ってるわけです。今こうしてそれを見てみると
やりたい放題画像使いすぎというか、明らかに許容範囲オーバーな勢いで画像使いまくってるなーと改めて思いますね
スクエニのことどうこう言う前に俺自身が訴えられても不思議じゃないな(えー

人の振り見て我が振り直せとはこのことか。なので、今までのハイスコアガールの感想見直して
画像の使用がもうちょっと控えめになるように全体的に修正かけました。ちょっとはマシになったかなぁ



それと数日前の8月4日は、iショウジョ第2巻の発売日でしたね
2ヶ月連続となるハイペースでの刊行、収録されているのは第8話から第16話まで。
iショウジョは全20話で連載が終わったので、第3巻に入るのはもうあと残り4話分しかないわけですが
そうなると大分ページが余りますけども、やはりそこにはアレが収録されるのか!?
読み切り版ケータイショウジョが!

高山先生が少年誌エロの限界に挑戦したという読み切り版ケータイショウジョ、
俺もまだ噂でしか知らないので、実際に見てみたいもんです
ただ、ジャンプLIVEで今掲載してる話が、28ページと1.5話分くらいのボリュームがあるので
8月にもまた同じだけの新エピソードを掲載するとしたら、これらを3巻に収録すると7話分くらいは余裕で埋まるから…
そうなるとケータイショウジョが入る隙間はないかも…あかん!それだけは絶対あかんで!(えー

ちなみに今回も、このように描き下ろしページが多数用意されています
というよりは1話につき必ず1ページ、場合によっては最大4ページ用意されてますね。
合計すると確実に10ページ以上は描いてるかと。高山先生がんばってるよなぁ

俺としてはこの月夜と多桜のページがお気に入りですね
特に月夜は、以前の感想で「せっかく胸が大きいのにそれを強調するようなシーンが少なくて残念」と書きましたが
この描き下ろしで「どうぞご覧ください」と言わんばかりのおっぱい水浴びをやってくれたので
俺としては大変満足しております(えー

あと1巻では、デジタル限定でフルカラー版が同時発売してましたが、
2巻のフルカラー版はもうちょっと出るまでに時間がかかるようです。まあ気長に待ちますかね

(C)高山としのり/集英社



それと紹介するのが少々遅くなりましたが、今月発売の電撃マオウから
ウチの姉が描いているガールフレンド(仮)が連載開始となりました
というかアニメも今年の秋から放送なんですねぇ、知らなかった。確か以前の連載のシーキューブの時も
アニメとほぼ同時期の連載でしたよね、そういう風に多方面でのメディアミックスをやろうって時に
ウチの姉にもお声がかかることが多いってことかな

とりあえず題名がガールフレンド(仮)ってことで
もしや漫画の中のキャラが読者の彼女になるとかそういう内容なんでは…と、俺としては少々不安でしたが
どうやらそういうことではないようで一安心です。なぜそんなことを気にしているかはiショウジョ第20話の感想をご覧ください(えー

あとシーキューブの連載の時から思っていたことなんですが、ウチの姉って
1話につき1ページは「おっ」と目を引くような場面をきっちり用意してくるというか
そういうところ漫画家として上手いなというか、我が姉ながらやるなと思いますね(えー

 

そんな風に目を引いたのは、今回で言うとこのページですね
今回は相当きつい修羅場スケジュールで描き上げたようで、全体的に絵の質はもう一歩かなって印象でしたが
それでもこのページは「おお可愛く描けてる」と目を引かれたので、読んだ後の満足感がありました

毎月こういうページがあると次の話も読んでみたくなるので、シーキューブの時からそれが出来ているというのは
けっこうな武器なんじゃないでしょうか。身内を誉めるのもなんかむずがゆいけども…(えー
ともかくこれから毎月連載していくと思うんで、皆さん電撃マオウをよろしくお願いします

(C)CyberAgent, Inc. /ガールフレンド(仮)製作委員会


8月6日

・ハイスコアガールがなんだか大変なことに・・・

・アニメ化が決まっているハイスコアガールなんですが、この土壇場で重大な問題が発生したそうで・・・
 何とSNKに許可を取らずにSNKゲームのキャラを載せちゃってたみたいです、マジで何しちゃってるんだスクエニと編集は・・・

・ハイスコアガール……マジでどうなるんでしょう。というか、スクウェアは押切先生にも伏せてたのだろうか?
 だとしたら本当にひどすぎるぞ

・例のハイスコアガールとかいう漫画でスクエニが訴えられてますね。許可とってなかったんかと・・・・。

・なんか…ハイスコアガールが訴えられてるっぽいですねぇ…SNKに。許可取ってなかったって……
 えぇー…どうなることやら(いやマジで

・ハイスコアガールが著作権侵害で告訴されたみたいですね・・・アニメ化とかこれからの連載とかどうなるんですかね・・・

・ハイスコアガールが洒落にならん状態ですね・・・。ていうかSNK以外は著作権許諾してあんのね・・・

・なんかハイスコアガールが大変なことになってますね…今後どうなるんでしょう..…

・なんかハイスコアガールがいろいろと問題になってるようで

・すでにたくさんのコメが届いているとは思いますが…『ハイスコアガール』があああああ!
 餓狼スペのリョウサカザキの場面は一番爆笑したところだっただけに…うううううう by ラッキーP

・昨日ハイスコアガールの事件知りましたが、打ち切りしか有り得ないんでしょうね。
 スクエニがSNKの警告を無視してSNKのキャラを無許可で使ってましたし、そんな著作権違反に引っかかる
 作品の連載を続けられるわけがないですし。本音は最後まで続けて欲しいですが、
 この有様では打ち切りは決定的でしょうし、最早スッパリこの作品を諦めるのが賢明だと思います。

・ハイスコアガールが自主回収らしいな。1巻で止まってたから、慌てて残りを買ってきたよ。
 最初は買うつもりもなかったファンブックみたいのまで。どうなっちゃうんだろうね。最近、著者がずいぶん売り出し中だった
 印象なのだけど。他の作品もやたら並ぶようになって、名前が売れてきた矢先にこれだと、
 作家自身の評判まで落ちちゃいそう。問題になってるのは、きっと担当とか法務部だとかの仕事なのに。 by taka

いや〜…ハイスコアガール、本当に大変なことになってしまったようですね
SNKのゲーム描写について著作権の許可を取っていなかったようで
SNKから刑事告訴されてスクエニ本社が警察に家宅捜索されるという
とんでもない事態に…なんでこんな事になってしまったのか俺も調べてみたんですが、

・もともとSNKは、ハイスコアガールにSNKのゲームキャラが登場していることを知らなかった。
そしてスクエニ側もSNKにコンタクトを取っておらず、著作物を無断使用する状態で連載が続いていた。

・2013年夏、ハイスコアガールのアニメ化企画が動き出し、アニメ制作会社がSNKに対して連絡を取った。
そこで初めてSNKはハイスコアガールのことを知り、スクエニに苦情を申し入れた。

・SNKの苦情は
「ハイスコアガールに関する電子書籍・単行本・月刊誌の即時販売停止」
求める内容だったが、スクエニはこの話を受け入れなかった。その後も何度か同じようなやり取りが続き、
話は平行線のまま解決しない状況が続いた。

・2014年5月、状況は何も変わらず、ついに我慢ならなくなったSNKは刑事告訴を行った。

・2014年8月、いよいよ警察まで動き出してスクエニに家宅捜索を行った。

ということのようですね。なんというか…やっぱり一番悪いのは何かと言ったら
SNKに著作物の許可を取っていなかったってことですよね
SNKのゲームはがっつりハイスコアガールの内容に絡んできてるので、無許可だったというのは…

そしてバレ方がまたまずかった。スクエニ側から「すいません許可取るのを忘れてました」って言ったならまだしも
SNK側の方から「俺らの許可も取らずに何やってんだふざけんな!」って怒鳴りこんでくる形でバレたというのが
もうまともに交渉できる余地をなくしてしまったというか…

そして案の定、SNKからの要望というのが、
「ハイスコアガールに関する電子書籍・単行本・月刊誌の即時販売停止」という
相当きつい内容だったわけです。これって例えば名探偵コナンに例えると
コナン・ドイルが「なんだこの名探偵コナンってふざけんな!」とブチ切れて
「今すぐ単行本売るのやめろ!アニメもやめろ!あとサンデーも出すのやめろ!」

小学館に言ってきてるようなもんで、小学館側としてはそんなの出来るわけがないですよね
コナンはすでに小学館にとって必要不可欠な作品なんだし、こんな無茶な要求されても飲めるわけがないという

スクエニとハイスコアガールもこんなような状態だったんだと思います。ただやっぱり
そんな要求されるほどSNKを怒らせちゃったのがそもそもの失態だよね
多分、スクエニもこの段階ではSNKに対して「いやすいません、販売停止は勘弁してください」って
交渉を行ったと思いますが、でも今さら手遅れというか、すでに激怒してしまったSNKをなだめる術はなかったんじゃないかな

何しろSNKに無断使用がバレたのが2013年の夏、そしてSNKが刑事告訴を行ったのが2014年の5月なので
バレてから告訴されるまでまるまる1年の時間があったわけです。多分だけどこの1年は、
スクエニとSNKが何度も交渉しては、お互いの主張が噛み合わずに揉め続けてた時期なんじゃないかな

しかし今後のことはどうなるんだろうね…最悪のシナリオを考えると
ハイスコアガールの連載は打ち切り、アニメ化の話は白紙、単行本も回収となるわけですが…
って、ここまで書いた時点でスクエニ側の声明も公開されました。それによりますと

・著作権侵害について、それが事実だとは認識していない

・今後ビッグガンガンでの連載は継続していく

・アニメ化の話もこれまで通り進めていく

・ただし、騒ぎになったため単行本は回収する。電子書籍も販売停止する

とのことのようです。うーむ…「著作権の侵害なんてしてない」とコメントが出てくるとは、予想外の展開というか…
スクエニ側としては、ちゃんと著作権の許可取ったのにSNKがゴネてきたとかそういう言い分なのか?
連載もアニメ化も進めていくみたいだし、これはSNKと真っ向から争うことになりそうな気が…

でもなんていうか、これだけSNKと争う状況に一番心を痛めているのは間違いなく押切先生だよね
多分押切先生は、SNKと揉めてるって話を今まで全然聞かされてなかったんじゃないかな
だって最近やってたハルオvs日高さんの3本勝負とか、3本のうち2本がSNKのゲームやで…?
今の状況を知ってたらとても描ける話じゃないし、スクエニは押切先生には内緒にしながら解決しようと思ってたんじゃないかな



特にサムスピについては、押切先生もかなりの思い入れがあるみたいで
ナインハルト・ズィーガーの空耳ネタについて語ったり、戦いの描写も色々と細かかったり
「このゲームが好きで何度も遊んだ」って気持ちが前面に出ていたわけですが…

でもこれだけSNKと争うことになってしまって、
今までのように「純粋にゲームが好き」って気持ちでもう描けないってことになっちゃいそうで
それがとても不安ですね、いくらスクエニが連載を続けると言っても、押切先生が果たして今まで通り描けるかどうか…そう例えば

刑事告訴を受けてから
押切先生…
引け目を感じてるみたいなの…
SNKに対して…

しばらく連載から
足が遠のいていたのも、
SNKに見られることを
恐がってたからだと思うの…

原稿に向かうと
いつもキョロキョロしてて…
恐々としてるっていうか…

こんなことになっちゃうんじゃないかとマジで心配しています
果たして押切先生はメンタル的に大丈夫なのか、無事に連載を続けていけるのか、そしてSNKとの争いはどうなってしまうのか…
なんとも不安は尽きませんね…なぜこんなことになってしまったんだろう

(C)押切蓮介/スクウェアエニックス


8月5日

今週のジャンプ感想:ワールドトリガー 第70話「大規模侵攻P」



さて今回のワールドトリガーですが、冒頭ではオサムを助けにやってきた新型やしゃまるブラック
豪快な大怪獣バトルが展開されております。単なる殴り合いでもこれだけ強い新型やしゃまるブラックですが、
さらにはユーマの黒トリガーまで組み込まれているチート仕様であり
敵のトリオン兵よりも数段強力な戦闘力を誇っているようです

今まで敵ロボだった奴が味方になった展開って、スパロボとかだと
敵だった時より大幅に弱体化して使い物にならんことがほとんどですが
こいつはむしろ、味方になってからの方が大きくスペックを引き上げられてますねえ

「こいつは空閑のトリガーを使えるのか…!強い…!」

「オサム急ごう。迅の予知によれば、オサムとチカが
 基地に入れるかどうかが未来の分かれ目になる」

「分かった…!行こう!」

そんなわけで新型やしゃまるブラックに後は任せて、再び基地へ向かって駆け出すオサム。
それと「オサムが基地に入れるかどうかが未来の分かれ目」って、かなり重要な事実が初めて明かされましたね
オサムの生死がかかった未来、そして千佳ちゃんを助けられるかという点でも、
オサムが基地まで行ければゴールという状態のようですね
しかしそうなると、まだこの後もゴールに着くまで波乱がありそうな気がするな…

(だんだん分かってきた…このクソ部屋の仕組みが…)

《仮想戦闘モード終了》

「チッ…!」

「無敵タイムは終わりか?」

 

「ヒマつぶしにしかなんなかったな」

そんな一方で、エネドラ相手に仮想訓練室で戦ってHP無限なのをいいことに挑発しまくっていた諏訪でしたが…
今回とうとうエネドラに部屋の秘密がバレてしまい、まんまと仮想戦闘モードを解除されてしまう事態に!
ああ、こうなってしまったら諏訪はもう、ただのへっぽこ隊員でしかありません(えー
無敵モードの最中にも数え切れないほどやられまくっていたので、それが解除されてしまった今では
もう念仏でも唱えてあの世行きの覚悟を決めるしか…



と、思うじゃん?(えー
とその時、大ピンチの諏訪を助けにミスター最強・忍田本部長が颯爽と登場!
ド派手に壁を吹き飛ばしながらエネドラに一太刀浴びせる忍田本部長、
エネドラは液体化・気体化を駆使するバイオライダーみたいな奴なので
ただ斬っただけではダメージはありませんが…

「よく足止めした諏訪隊、ご苦労だったな。鬼怒田さん、悪いが壁を修復してくれ。
 こいつを逃がす訳にはいかないからな」

「あぁ…?誰が逃げるって?この程度で俺に勝てる気でいんのか、雑魚トリガーが!」

「当然だ。貴様のような奴を倒すため、我々は牙を研いできた」

そんなエネドラを前にしてなお、この強者の風格と揺るぎない自信!さすがにミスター最強は格が違った
これまで風間さんや無敵モードの諏訪がどれだけ戦っても、一切ダメージを与えられなかったエネドラですが
やはり忍田本部長はそれでも圧倒して勝てるほどに強いのだろうか

トリガーの性能だけで言えば、黒トリガーを持つエネドラが圧倒的に上、忍田本部長は普通のトリガーしか持ってないですが
使い手の腕前で言えば、エネドラはトリガーの性能に頼ってるだけ、忍田本部長は完全にトリガーを使いこなせる最強キャラ
なわけですが…やはりここは、シャアのセリフで言うところの
「トリガーの性能の違いが、戦力の決定的差でないことを教えてやる!!」
トリガーの性能差を圧倒的な腕前で覆して勝利という流れでしょうか。次回に続く!

(C)葦原大介/集英社


8月4日

今週のジャンプ感想:食戟のソーマ 第81話「観察者、来たる」

「タクミの試合見てなかったのかこのバカぁ!品目をバラすのはまだしも、
 負けたら料理人やめるだぁ!?目ぇ覚ましやがれー!!」

「アンタから料理を取ったら何が残るっていうのよー!!」

さて前回、美作に向かってアカギ流の心理戦を仕掛けたソーマでしたが、
それが理解できない凡夫の肉魅&吉野がソーマにあーだこーだと説教を行っていました
ククク…なるほど凡夫だ…的が外れてやがる…(えー



一方でソーマは、「料理人やめても他の人生いっぱいあるし」と実にお気楽なコメントを残していました
お前そこは「絶対に俺が勝つから大丈夫だ」とか言う場面じゃないのかよ!負けた時の話されても困るよ!(えー

そして「異議あり!」って逆転裁判ネタを入れてきたか…自分も弁護士になるとか司法試験受かる自信あるのかよソーマ!
とはいえ逆転裁判の主人公なるほどくんも、なんと大学2年になるまで弁護士になろうとは全然思ってなくて、
それまでは芸術学部に通っている役者志望の人だったんですが
大学2年の時のきっかけで弁護士を目指すようになり、そうなって初めて法律の勉強をし始めて
大学4年になるまでのわずかな間に法律の勉強を終えて司法試験に一発合格して弁護士になるという
ミラクルな経歴の持ち主だったりします。そういう意味ではソーマの方が遥かに時間的余裕はあるよな…
まさか疾駆先生はそのことを知ったうえでこの描写を…(えー

「…幸平…!見損なったぞ…!お前にとって料理は…
 そんな風に捨てていいものだったのかよ!!」



しかしそんなソーマの態度に本気で腹を立てて激怒してしまった肉魅!
うーむ…肉魅は以前、から揚げ編で真由美ちゃんと話していた時に
「遠月にはしょうもねー奴がいっぱいいるけど幸平だけは違う」と言ってましたが
さっきのソーマを見てその気持ちが完全に裏切られてしまったような思いなんでしょうな…

しかしこんな時になんですが、恵ちゃんって肉魅のこと「水戸さん」って呼んでたんですね(えー
今となっては肉魅のことを苗字で呼んでる人も珍しいよな…対して吉野は「肉魅っち」って呼んでますねえ
吉野はタクミのことも「タクミっち」って呼んでましたよね、このフレンドリーな呼び方が吉野にとってのスタンダードなんだろうか
でも極星メンバーのことは「幸平」「伊武崎」「丸井」ってよそよそしく呼んでるよね(えー
ま、まあ吉野のフレンドリーなキャラは最近になって確立されてきたから…
ソーマ達と出会った初期の頃はまだ吉野のキャラが固まってなかったから仕方ないんや…(えー

「…幸平くん、料理人をやめるなんてリスク、負うことないわよ…」

「…」

「取り戻すのはメッザルーナ1本でも…」

「それじゃあダメなんだ」

「えっ…?」

「なあ美作…俺はある意味、お前を買ってんだぜ?
 あのタクミの作る料理を再現なんて、相当な腕がなきゃできねーもんな。なのに…
 何であんなくだらねー勝負やってんの?」

「…そのくだらねぇ勝負でアルディーニは惨敗したんだぜ?
 料理人として完全に俺が上回って…」

「違うね。タクミの努力の上澄みをすくい取っただけだろ」

「…」
「可哀想だよお前…料理する本物の喜びをお前は知らない」

おお…そして今度は、なだめるように説得してきた榊さんに対して、とうとうその本心を明かしたソーマ!
「なんであんなくだらねー勝負やってんの?」「料理する本物の喜びをお前は知らない」ということで、
前回俺が書いたように本物の勝負、本物の料理を知らない奴というのが
ソーマから見た美作の印象だったようです

そして単に美作を毛嫌いしているのではなく、せっかく腕は一流なのにまっとうに料理をしないのが惜しいとも思ってるようですね
つまりシャアの言葉で言うと、「その才能を無駄に消耗しているとなんで気がつかん!!」
ってところでしょうか

「上っ面の勝ちで相手の誇りを奪うだけ…
 そんなの料理人として認めねえ。道具100本、あるべき場所に返してもらう」

「…」

「出刃1本で足りねーなら…
 俺の料理人としての全部を賭けてでも、お前を倒すよ」

か、かっこいいタル〜〜〜
「料理人の風上にも置けねえ」という堂々とした態度で、料理人のプライドにかけて
美作を打ち倒すことを誓うソーマ!包丁100本を取り戻すというのも、聖人みたいな善意で言ってるんじゃなくて
美作に持たせたままでは「せっかくの包丁が泣いてるぜ」と、
料理人としての強いこだわりがあるからこそ、見過ごすことが出来なかったんでしょう
誰かこれ録画して肉魅に見せてやれよ!(えー
やっぱり料理に対する強いこだわりと、絶対に美作に勝つという気持ちがソーマの本心だったわけですが
肉魅のやつこれを聞く前に涙目で逃走するとは…ちゃんと最後まで聞いていれば…

「さて…今日から1週間、ビーフシチューのアイデアを探って…」

ピンポーン

「ん…?誰だ朝っぱらから…」



って、そんな美作に宣戦布告した次の日、新聞部の早津田という新キャラがソーマの取材にやってきました。
うーむ…それにしてもなよっとした奴だな…俺はあんまりこういう男キャラって好きじゃないんだよなー
俺の好きな男キャラっていうと、もっとこう男性ホルモンバリバリに出てるようなタイプかな(えー
ハンターハンターで言うとゴンさんくらい男性ホルモン出てると最高なんだけどなー

「新聞部ぅ?」

「朝刊を配って回る当番でして…」

「遠…スポ?」

そんな早津田が持ってきたのは、東スポならぬ遠スポという
遠月学園でのニュースをまとめた新聞でした。要するに学級新聞みたいなもんか
その遠スポの一面トップで扱われていたのはソーマvs美作の食戟のことでした
どうやら学校全体からかなりの注目を浴びているらしく、早津田もソーマを取材したくてここへやってきたようです

それにしてもこの遠スポ、細かいところを見ていくと

「豪田林、地区大会優勝」

「四宮小次郎 三ツ星への道」

「関守平のスシ談義」

なんていう記事が載ってて笑いました、豪田林先輩なんの大会で優勝したんだよ!(えー
相撲か?やっぱり相撲なのか?あの人「ちゃんこ鍋研究会主将」ってことしか語られてなくて
相撲が強いとかそんな話題はさっぱりなかったですが、実はすごく強い人だったんだろうか
ちょうど最近ジャンプで相撲の漫画が人気出てきてるし豪田林先輩とコラボしてもいいのよ(えー

あとは関守さんも忘れた頃に寿司屋アピールしてくるよなあの人
四宮たちとは世代が違うのか、四宮とか水原さんが登場する場面でもまったく絡めない可哀想な人ですが
「寿司屋ですぞー!!ウチは寿司屋ですぞー!!」と1人でたまにアピールしてるのを見ると
なんか応援したくなるのと同時に
変な笑いが出てくるっつーか…今度のソーマ別腹でリクエスト募集の時期が来たら
関守さんの寿司屋ライフをリクエストしようぜ!(えー



そして卒業生と言えばこの人も。こんなところに求人広告を出していた乾さん
他の卒業生たちはみんな文字だけなのに対してちゃっかり顔出しとは抜け目のない!
前に叡山の読んでた資料の時とか、ちゃっかり小ネタとして出てくるオイシイキャラになったよなーこの人。次回に続く!

(C)附田祐斗・佐伯俊/集英社


8月3日

今週のジャンプ感想:ワールドトリガー 第69話「三雲修G」

「修く…逃げて…」

「千佳!!」



さて前回、敵のボスキャラ・ハイレイン相手に戦いを挑んだものの、
生き物弾幕を直撃されてしまいキューブと化してしまった千佳ちゃん。
あれですね、MOTHER2で言うところのダイヤモンド状態みたいなもんです
ダイヤモンド状態はPSI(ヒーリングγ)で治せる状態異常ですが、しかしながらMOTHERシリーズのお約束で
メガネキャラはPSIを使うことができないのでオサムには到底無理な話だな…(えー

(ぼくのせいだ…!ぼくが不用意に攻撃したから…!
 出水先輩は逃げろって言ってたのに…!)

「おいこらメガネ!」

ドドドドドドド!

「!?」

「ボサッとすんな!基地に行きゃまだ全然助かる!」

千佳ちゃんを危険に晒してしまったことで自分を責めるオサムですが、
そのとき「基地に行きゃまだ全然助かる!」と檄を飛ばしながら、援護の弾幕を撃ちまくる出水!
確かに出水の言う通りです、ダイヤモンド状態はヒーリングγをかける他にも
ヒーラーさんにやわらかくしてもらえば治るので
基地にいるヒーラーに治してもらえばいいのです(えー

「走れ修!お前がやるべきことをやれ!」

「ぼくが…やるべきこと…」

さらにはとりまる先輩もオサムを援護しながら、「やるべきことをやれ!」と激励の言葉をかけてくれます
これは…おそらくオサムを突き動かすのに最もふさわしい言葉かもしれませんね、
なぜなら初期からのオサムの口癖が「ぼくがそうすべきだと思ってるからだ!!」なので
今の悩めるオサムに対し、「やるべきことをやれ!」はそれを振り切るベストの励ましなように思います

「…基地に向かいます!サポートお願いします!」

「おー行け行け!あいつには一発お返ししなきゃ気が済まねーぜ!!」

そんな2人の励ましで自分を取り戻し、キューブ状の千佳ちゃんを抱えて基地へと向かうオサム!
そして出水も闘志満々で再びハイレインとの激闘を開始!おお、前回トカゲ弾幕を食らって足をやられた出水ですが
「ふーん…でも関係ねえなそんな事は」と、足を止めての撃ち合いでまだまだ戦えるとは
カッコよすぎだろ出水、さすがミスター弾幕は格が違った
もともとかなり読者人気の高い出水ですが、このエピソードでさらに人気爆発しそうな予感がしますね

ギュオオオオオオ!

「空飛ぶタイプと磁力のタイプ…!」

(ここまで色んな人たちに助けてもらった…!
 ぼくはぼくのやるべきことをやる!絶対に千佳を助ける!)



そして全速力で基地へと向かうオサムですが、その追っ手として2体の新型トリオン兵が登場!
1体ですらA級隊員でないとまともに戦えない新型トリオン兵ですが、それが2体同時に迫ってくるとは…
B級隊員のオサムでは太刀打ちできる相手じゃありませんが、
「俺の女に手を出すな」という勢いでいつも以上にオサムの気力は充実しております

キュキュキュキュ!

(磁力型…!こいつの攻撃は、磁力の届かない遠めのうちに止める!)

「シールド!!」

ドガガガガ!

そして相手のタイプに応じて対応を使い分け、ギリギリの攻防を続けながら基地へと向かい続けるオサム!
本来ならオサムがかなうはずのない相手ですが、そこは頭の回転で補って切り抜けていく姿が印象深いですね
以前とりまる先輩がオサムのことを「お前は弱いけど馬鹿じゃない」と評していましたが
ここでの攻防はまさにその集大成であるように思います

(千佳を…!千佳を守るんだ!!)



さらには、単なる頭脳プレーだけでなく千佳ちゃんへの強い気持ちでガムシャラに戦うオサム!
いいですねえ、ヒロインをガムシャラに助けようとする主人公、天空の城ラピュタのパズーを思い出します
そしてオサムの中で千佳ちゃんへの気持ちがこれほどまでに強かったというのも
これまでオサム×千佳ちゃんを推してきた身としては、読んでてグッとくるものがありますね
やはり千佳ちゃんにはオサムだな…2人の二次創作イラストもっと増えろ!(えー

ドドドドドド!

「…!?このトリガーは!」

「待たせたなオサム」

「レプリカ!」

そんな死闘を繰り広げるオサムの前に、援護のために駆けつけたレプリカ先生が登場!
ユーマの黒トリガーと同調しているので、多彩な能力を使うことのできるレプリカ先生、
こいつが来てくれたことで多少は状況も良くなるか…って

「迅の予知も大詰めだ、出し惜しみなしで行こう」

ズズズズズ…



なんか喚び出したーー!!ゲゲェーー!?
なんと新型トリオン兵に対し目には目をと言わんばかりに同タイプの味方を喚び出したレプリカ先生!
どうやら玉狛で作った新型トリオン兵のようですが…つまりこいつは新型やしゃまるブラック!!(えー
やしゃまるシリーズは玉狛オリジナルの妙な機能が満載でしたが、果たしてこいつはどうなんでしょうか。次回に続く!

(C)葦原大介/集英社


8月2日

今週のジャンプ感想:食戟のソーマ 第80話「勝負の条件」



さて前回、美作に無惨なまでの完全敗北を喫し、メッザルーナもまんまと奪われてしまったタクミ。
その光景に吉野やファンクラブの子たちは大ブーイングを巻き起こしますが、何を言ってみたところで勝敗は覆りません
結局この苦い敗北を受け入れるしかなく、お通夜みたいなムードで全員落ち込んでしまうことに…

「タクミくん…ショックでしょうね…」

「励ましてやりてぇけど、なんて声かけたらいいか…」

「…」

「創真くん…」

「帰る」

「へ!?」

ってなにー!?しかしそんな重苦しいムードの中で「とりあえず俺は帰るわー」と言い出すソーマ!
ソーマお前ってやつは!今のタクミに何もかける言葉がないとは…
むうしかし、よくよく考えてみたら、今のタクミからすると一番合わせる顔がない相手がソーマだろうから
この場でソーマが一番すべきことは、タクミに会いに行くことじゃなくて
何も見なかったことにしてさっさと帰ることなのかもしれないな…(えー

「(すたすた)」

「ね、ねぇちょっと幸平!」

「タクミに声かけなくて本当に良かったのかよ!?」

「(ガチャ)…ん?鍵が…」



ってああーー!?「ただいまー」とソーマが自分の部屋に戻ってきたその時、
「おかえりー」とすでに部屋で待っていた美作!合鍵なんて作りやがってこのストーカー野郎!
吉野たちは激怒してさっさと追い出せと言いますが、あんまり気にしてないソーマは
「じゃあビーフシチューでも食うか」と、作り置きのビーフシチューを美作と一緒に食うことにします

「(もぐもぐ)先ほど二回戦の対戦カードが決まったぜ」

「(もぐもぐ)ほー」

「ぶつかるのは黒木場と葉山…そして俺とお前だ、幸平」

なんと早くも二回戦の情報を仕入れていた美作、今度の戦いは黒木場vs葉山、美作vsソーマの試合となるようです
まあ美作は元々ソーマを潰すための刺客なんだし、この美作vsソーマのカードになるのは必然ですよね
そして一方の黒木場vs葉山なんですが、どっちが勝ちそうかと言われるとやっぱり葉山の方でしょうか?

葉山にはカレー勝負でソーマと決着がつかなかったという因縁があるので、
やはり決勝の舞台でハッキリとケリをつけるという流れになりそうな気がします
もしくは、黒木場がその因縁をも上回る何かを発揮して勝つか…まあそれは大穴展開かな
やっぱり本命は決勝でソーマvs葉山の展開でしょう

そんな準決勝の試合、開催されるのは1日後ではなく1週間後になるみたいですね
そして2試合ともお題は「洋食のメイン一品」だそうですが…

「ふーん、それをわざわざ言いに来たわけ?」

「分かってんだろ…?やろうぜ食戟。お前がいつも使ってる出刃包丁、
 俺が勝ったらそいつをもらう。俺の見立てではかなりの業物だ、
 定食屋の倅が持ってるのが不思議なくらいのなァ」

「…」

そしてやはりソーマ相手にも食戟を挑んできた美作、今度はソーマの出刃包丁を賭けろと言い出しますが
しかし気になるのはソーマの包丁はどえらい由緒正しい品だと美作が言ってることですね
そいつは意外な…ソーマの包丁って今まで意識したことなかったですが、そんなイイものをずっと使ってたのか
ソーマの親父は「由緒正しい」って感じがしないから、母ちゃん関連で入手した包丁とかそんなんですかね?
ともかくソーマが賭けるのはその包丁、そして美作は入手したばかりのタクミのメッザルーナを賭けることに…

「哀れだよなァあのイタリア男、幸平との決着を果たす前に大敗北しやがった!
 料理人としての将来も誇りもズタズタだ!」

「…」

(どんなことで怒るのか…そこを押さえられれば他人の人格を掴むのはたやすい。
 タクミ・アルディーニがその最たる例だ、お前もだぜ幸平ァ…!
 お前が本気で怒るポイントは熟知してる、自分が認めた者への侮辱は絶対に
 見過ごさない!お前なら絶対にメッザルーナを取り戻そうとする!絶対にだ!)

そしてタクミを散々コケにしながらメッザルーナを見せつける美作。わざとソーマを怒らせる気満々ですが、
どうやら美作が相手を分析する際、どんなことで怒るのかをハッキリ知ることが一番重要だと思っているようです
タクミの時も執拗に挑発を繰り返して怒らせていたわけですが、その時の美作の表情というのが



こんなんだったようです。とんだドMだなお前は!(えー
もはや分析とかより先に怒られるのが快感でもうたまんないって顔してんぞこの変態野郎!
美作のやつ乙女でホモでヤンデレでストーカーでドMってどんだけイカれた性癖してんだよ!

「んー…まぁ残念は残念だよ。せっかくの大舞台だし、タクミとやりあえたらって思ってたからさ。
 でもタクミはこんなことじゃ潰れねぇ。
 それともうひとつ、可哀想なのはお前だよ美作」

「…なんだと…?」

がしかし、美作がいくら怒らせようとしても、淡々とした様子で受け流してしまうソーマ。
美作に対してソーマは、怒りの感情よりもむしろ哀れみのほうを強く感じているようです
それってやっぱりあれでしょうか、あまりにも美作の性癖が変態すぎるのを散々見せられたせいで

もうてめーには
何も言うことはねえ…
とてもアワれすぎて…
何も言えねえ

(C)荒木飛呂彦/集英社

 

と、無言でオラオラしたい気持ちになっているのでは…(えー

「食戟は受けてやる。でも俺が欲しいのはメッザルーナ1本だけじゃない、
 お前が今まで奪ってきた99本も全部よこしな」

「はァ…!?」

(どうなってやがる…なんでコイツがそんなものを欲しがるんだ…)

さらには、タクミのメッザルーナだけを賭けるんでなく「今まで奪ってきた包丁全部よこせ」と言い出したソーマ!
なぜソーマがそんなものを欲しがるのか理解できない美作、相手の人格を理解してこそ料理を完全にコピーする美作ですが、
どうやらソーマの人格を思うように掴めない流れになってきた気がしますね

「何言ってんだ…ふざけんな!それじゃ割に合わねぇだろうが!
 100本の道具に見合うリスクを背負ってもらわねぇと…」

「それじゃ、お前に負けたら料理人やめるわ」

「!?」

「料理人、やめるよ」



ドッギャーーン!!
そして飛び出したソーマの爆弾発言!美作に包丁100本を賭けさせる代わりに、
自分が負けたら料理人を完全に引退するという、自分の人生を賭けるというとんでもない大勝負を!
美作からしたら、ソーマがなぜそこまでするのかまったく理解できないでしょう

「幸平ぁーーっ!!アンタ何言ってんの!?」

「…幸平ァ…食戟の掟は絶対だ、冗談じゃ済まねえのは分かってるよなァ…!」

「もちろん…そうだ美作、ついでにお前の手間一個省いてやるよ、
 お題は洋食のメインだったよな…俺、これ(ビーフシチュー)作るから」

「は!?」

さらに、そんな人生賭かった大勝負だというのに、自分が作る品を簡単にバラしてしまうソーマ!
もはや人格を理解するどころの話じゃありません、完全に意味不明、美作にとってソーマの印象は
「まったくワケの分からない男」でしかないでしょう。だからこそソーマが勝つという流れになりそうですね
これはアカギのセリフで言うところの

このとき俺は、見た目上
無意味な要求をして呆れられていたが
情報戦という見地からは圧勝していた…

美作は俺に対して、なんら具体的な材料を
手にしていなかった…
そうしておいて攻めた…
ビーフシチューオープンリーチ…
自分の料理をわざわざ相手に教える暴挙…

美作の理論、経験則にまったく当てはまらない
解析不能の人格…美作はこの時、
ビーフシチューという情報を拾ったが
俺に対する印象はますますモヤの中…
その不気味な印象はまったく消えていない…
この時、美作は平静を装ってはいたが
内心ではかなり動揺していた…

ケツに火がついた食戟、ここからが正念場だっていうのに
相変わらず俺の姿が見えない…

包丁100本の賭かった勝負だというのに、
戦っている相手の姿が見えないのだ…
それこそが俺の狙い…
美作に明らかに見て取れる動揺…ショック…
これでこの食戟、美作の勝ちは消える…
それほど奴の疑心暗鬼の根は深い…
「何故こんな事が言える!?」
その考えこそまさに餌食…
すでに奴の読みが効く範疇を超えている…

ならいっそ、俺の料理など無視して
自分の得意料理を作ればいい…
だがそれが出来ない…これこそが奴の本質…
ただ相手の料理をコピーしようとする
拭いがたい悪癖…要するにそんなレベルの男…
この男は本当の勝負なんて
生涯できない…

つまりこういうことだと思います
美作のことを「可哀想な奴」とソーマが言っているのも、本当の勝負、本当の料理を美作が知らないからだろうな
「料理ってのは皿の上に自分のすべてを乗っけることだ。
 相手が何を作るとか、そういうことはいったん忘れろ」とソーマが四宮戦で言ってましたが
美作はそれがまったく出来ないということでしょうね。
相手をコピーするだけで、皿の上に自分を乗っけた経験なんてないから。

今度の勝負では、ソーマがそのことを美作に教える展開になるってことだと思います
とりあえず決着のシーンとしては「このビーフシチューには魔法がかけてある」
魔法のビーフシチュー作ってソーマが勝つ方に10000ペリカ。次回に続く!

(C)附田祐斗・佐伯俊/集英社


8月1日

ジャンプLIVE感想:i・ショウジョ

そんなわけで7月31日に配信されたジャンプLIVE版iショウジョ、早速見てみたわけですが
今回の話はサブタイトルがついてないのと特別読み切りって書いてあるんだけど…
いやちょっと、これって連載じゃなかったのか!?読み切り扱いなのか!?
う、うーむ…いきなりちょっと不安なフレーズに出鼻をくじかれてしまいましたが、内容の方を見ていくと



今回の主役は陸上部2年の都道 世(とどう せい)、そしてヒロインは陸上部1年の森町 緋芽(もりまち ひめ)となっております
同じ部活の先輩と後輩な2人。普通なら先輩が神様のように扱われるものですが、ここの運動部に限っては
1年生がみんなスポーツ特待生2年生はみんな平凡な生徒といういびつな関係であり
顧問の先生から「2年生は自分の練習より1年生のサポートに付け」と指示されているようで…

「都道先輩!タイムは!?」

「あ…6秒59、早くなったね」

「先輩、砲丸どこか知りませんか?」

「ああ、探しておくよ」

「先輩、木の上にバトン引っかけちゃって」

「お前…昨日も同じことしたろ」

そしてサポートといえば聞こえはいいものの、内容は完全にただの雑用係です
後輩にあれやこれやと雑用を押し付けられ、いいようにこき使われてばかりの世。
特にヒロインの緋芽は事あるごとにからかい半分の用事を頼んでくるようで、
「あ〜木の上にバトン引っかかっちゃったわ〜」と妙なイタズラを繰り返し
「50回くらい垂直跳びすれば取れますよ先輩(笑)」と世に嫌がらせのようなことを言うばかりです

そんな屈辱にこれまで耐えてきたものの、とうとう嫌気が差して退部届けを用意してしまった世。
しかしそんな退部届けは、提出する前に緋芽に見つかってしまい…



退部届けをひょいっと取られ、「返して欲しけりゃ奪い返してみろよ(笑)」とからかわれてしまう世。
もはや怒り心頭といった様子で激怒する世ですが、さっきから緋芽の行動を見ていると
好きな先輩に構って欲しくて意地悪してるようにしか見えないわけですが…
退部届けを取り上げたのも、部活を辞めて欲しくないからって考えたら納得できるしな

ともかく退部届けを持ちながら逃げ回る緋芽。それを取り返そうと追い回す世ですが、
スポーツ特待生の緋芽が相手ではどうにも捕まえられません
「私を捕まえたらエッチな命令してもいいですよー(笑)」と余裕のコメントまで言い始めた緋芽でしたが…

マヌケが…知るがいい…
『世界(ザ・ワールド)』の
真の能力は…まさに!
『世界を支配する』
能力だということを!
森町…これが…
『世界(ザ・ワールド)』だ…
もっとも『時間の止まっている』
お前には…見えもせず
感じもしないだろうがな!
(えー

そんなわけで、生意気な緋芽をこらしめるために
時を止めるアプリ『世界(ザ・ワールド)』を使用した世!
なるほど世という名前はこのための伏線だったのか…(えー

事前にアイビスからこのアプリをもらっていた世、まんまとこうして自分以外の時間を止めてしまい
緋芽から退部届けを取り返そうとしますが…

しかし「せっかくだから」と、時間が止まっているうちにおっぱい揉んだりパンツ見たり好き放題の世
おいこら何やってんだー!!人の良さそうな先輩かと思ったらとんだスケベ野郎だよ!
まあ時間を止めてエロイことしたいっていうのは、学生のうちは誰もが考えることだと思いますが…

そう、学生のうちは。大人になったら考えなくなるんだな…
まったく興味なくなるんだな…少なくとも俺は。なぜかというと、世の中には時間停止モノのエロ動画というものがありましてね
「時間が止まった」という設定で、女優さんがピタッと身動きせずに色々されるという、たまに見かけるエロジャンルなんですが
これが本当にクソな内容でなぁ…(えー
何をしても無反応で人形みたいだから、こんなつまんねーエロ動画もねえなってぐらいしょうもない内容というか…
エロ動画にまだ縁のない少年たちよ、大人になるっていうのはこういうことなんだ…(えー

やっぱり「人形みたい」というのがガッカリ感の原因かもしれないなー
たとえば美少女フィギュア相手にキスしたり胸もんだりパンツ見たりしてる図
想像してもらえると分かるんじゃないかな…なんとも言えないこのむなしい気持ちが…

あとは漫画的な意味でも、時間を止めて色々してみたところでヒロインがまったく反応しないというのは
俺的にあまり好きじゃないかなー、なぜならヒロインの可愛さを引き出すには「恥じらいが大事」というのが
俺の持論なわけですが、時間が止まってると恥じらいはまったくの皆無になってしまうから
それじゃあヒロインの可愛さを引き出すことは難しいよなっていう考えなわけです
男の欲望を叶える代わりにヒロインの良さを殺してしまうのが、時間停止エロという設定なんじゃないかなー

「しかしなんだ、この雑な練習メニューは…ん?」

”いつかまた先輩と一緒に練習できますように”

「まさか…」

さらには緋芽のカバンの中までも覗き見てしまう世ですが、そこに入っていたのは
「世とまた一緒に練習したい」と書いた練習メニュー表と、2人で競技会に出た時の写真でした
なるほど…緋芽が世をからかうようにしていたのは、単に構ってほしいからじゃなくて
奮起した世がまた選手として一緒に練習してくれることを願っていたわけなんですな…

緋芽の練習メニュー表をよくよく見てみると、「垂直跳び50回」との記述があるわけです
そう、さっき緋芽が高い木にバトンを引っ掛けて「先輩取ってくださいよー」と言っていた時も
「50回垂直跳びすれば取れますよ」とのセリフがありました
つまりあれは世に自分と同じ練習をして欲しいからやっていたというわけですな…

そんな緋芽の真意を知って、このところ自分がすっかり練習から遠ざかっていたことに気づいた世。
顧問の先生から「自分の練習よりサポート役に徹しろ」と言われたせいとはいえ、
すっかり向上心をなくして腐っていた今の生活を反省しているようです
その後「そして時は動き出す…」と世界(ザ・ワールド)の能力を解いた世は、
退部届を破り捨てて緋芽に謝るのでした



そして練習のやる気を取り戻した世を見て、喜びの涙を流して感激する緋芽。
おお、てっきり男を見下してる生意気な後輩なのかと思いきや、そうではなく逆に憧れていて
これだけ一途に応援してくれるとは、良い意味で予想を裏切ってくれましたね緋芽のキャラは

「せんぱいが胸さわったりパンツ見たり、
 すごくヘンタイだったけど良かったぁ!」

「!?」

な、なんですとーーー!?
ちょっと待てオイ!さっき胸を揉んだりパンツ見たり、時を止めていた間にやらかした
恥ずかしい行動の数々をなぜにあんたが知ってるんですか!?なぜに!?

「………見えて…いるのか?」

「………」
「見えているのかと
 聞いているのだ!!森町ッ!!」

「さあな…なんのことだ?
 わからないなせんぱい」
「こともあろうに…!森町が…
 我が…止まった時の世界に…
 入門してくるとは…!!」

なんということでしょう、緋芽は事前に花京院の遺言でも聞いていたのか
止まった時の世界への入門を果たしていたようです。つまりさっき時が止まっている間、
世がずりずり這い寄ってきてスカートの中に顔突っ込んできた時の緋芽の心境は
「や…野郎…なんてことを思いつくんだ…
 こ、こいつは…やばい…ぜ…」

DIOにナイフの雨をぶん投げられた時の承太郎のような気分だったに違いない…(えー

しかしあんなエロ行為の数々が全部モロバレだったなんて、これはもうこの場でブチ殺されても文句は言えませんね…
世としても「やべえ警察に通報される…」と思って完全に真っ青になってますが…



しかし意外にもそれを許してあげる緋芽。なにーーー!?
あれだけやられてまったく怒らないなんて!生意気な後輩かと思ったら天使じゃないですか!(えー
緋芽はやっぱり良い意味で予想を裏切ってくれるなー、てっきり怒り狂ってボコボコにするかと思ったら受け入れてくれるとは

たかまれ!タカマルの幸地さんもこんなことありましたよね、手違いでスケベ水着をプレゼントされて
てっきり怒ってタカマルをボコボコにするかと思ったら、真っ赤になりながら受け入れてくれたシーンというのが。
どっちの場面もすごく良いと思います。これはね、単に許してくれたから心が広いとか
そういうことじゃないんですよ、相手のことが好きだから恥ずかしいけど受け入れるという
それぐらい相手のことが好きという気持ちがビンビン伝わってくるからイイんですよ

俺はさっき「時間停止という設定ではヒロインの良さを殺してしまう」と書きましたが、
そこに「体は動かなくてもヒロインの意識はある」という設定を組み込むことで
逆にヒロインの良さをビンビンに活かせる構成に仕上げてくるとは
おみそれしました高山先生(えー
いやーこんな話の作り方があるとは予想外でした、今回の話のプロットはかなりよく出来てる気がするな

そんなわけでラブラブ状態になった2人ですが、「勝負は俺の負けでいい」と世が負けを認めたために
なんでもひとつ緋芽の命令を聞くことになってしまいます。そしてその命令はというと…



なんと読者アンケートで決定するという展開!ここでアンケートなのかよ!
うーむ、4つの展開が用意されているとは意外と選択肢多いですね…
A:一緒に海水浴に行く
B:1日だけ緋芽の後輩になる
C:世が女装する
D:一緒にホテルへ行く
この4つから選んで、一番投票数が多かった結末になるそうですが…

まずAの海水浴なんですけど、いかにも水着が見たい人はこれを選べと言わんばかりの選択肢ですね
ただ俺的にこの選択肢はないかなー、なぜなら今回の扉絵でユニフォーム姿の緋芽のイラストがあったんですが



すげぇ露出度でほとんど水着みたいだったので、
水着に関してはこのイラストで十分かなという気持ちなわけです

そしてBの「緋芽の後輩になる」、ふーむ…つまり緋芽からいろいろ命令されたりする展開?
ドM仕様の選択肢ってことか…(えー  この選択肢も俺は正直ないかなー
だってもともと世は雑用係として緋芽たちにこき使われてる立場だったわけだし
後輩になって緋芽にいろいろ命令されてもあんまり変わんないんじゃない?という気持ちがあります

そしてCの「世が女装する」、この選択肢が一番ないだろ!(えー
女装とか別に好きじゃねーし!考えるまでもなくこの選択肢はスルーだな…

最後はDの「一緒にホテルへ行く」、これだな…俺はこれで行くぜ(えー
ホテルへ行って熱い夜を過ごすという選択、明らかにエロ選択肢なので「少年誌でやるのは無理だろ」と
ガッカリなオチが待ち受けている可能性大ですが、しかし忘れちゃいけないのは
これはジャンプ本誌ではなくジャンプLIVEなんですよ!
ジャンプ本誌より過激なエロもある程度までは可能でしょう
少なくとも「乳首ぐらいならオッケー」ということはにくきゅーが証明済みです

そのエロが果たしてどこまで可能なのか…それを見てみたい気持ちはありますね
未知の荒野を開拓するかのようなフロンティアスピリッツなんですよ!(えー

そんなわけで選択肢Dを選ぶことに決めたわけですが、
この4択って8月2日の朝8時半で終わりなのかよ!
え、つまりもうあと数時間で締切り終了!?めちゃくちゃ早いなオイ!朝の8時半ということは
8時からの30分アニメであるバディファイトを1話まるまる見てたらもうアウトってことか…(えー

「♪バディディディファイティン♪もっと♪その先へ♪君は行けるよ〜♪」って
徳井青空のEDテーマが聞こえ始めてきたらもう黄信号ですよ!
さらに言うなら「タスクと!牙王の!今日のカード!」とかいうところまで見てたら
もう完全にアウトやな…諦めるしかないな…(えー
そんなわけで残り時間は少ないですが、ともかく選択肢Dに票を入れようぜみんな!ホテルの可能性を信じるんだ!(えー

(C)高山としのり/集英社
(C)荒木飛呂彦/集英社







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