9月12日
こないだ、全米決勝を終えた直後の錦織インタビューについて長々と語りましたが
その時の錦織のコメントで面白かったのがこのシーン
「この2週間で多くのことを学ぶことができました。自分が無理をしないテニスでも、
トップ選手に勝ったりできているのでね。あっ今日の試合は…ちょっと置いといて…」
って、決勝の試合をちょっと置いといちゃう錦織にワロタ
錦織のこういうところ好きだわ。あれだけシビアな世界で戦っているのに、試合を離れると
やたらふわふわしてて天然なコメント連発するところが。
いつだったかの「先週の僕はライオンでした」とか言葉選びのセンスが面白いよなー
公式ブログを覗いてみたら、今回の快挙についても
「いやー何が起きたんでしょう。僕も何がきっかけでここまでこれたのか分かりません」とか
ぶっちゃけすぎる本音を語ってたり、つい最近もPSvitaちゃっぽん事件とかあったみたいで
うとうと寝ながら風呂でPSvita遊んでたら、ついうっかり湯船にvitaをちゃっぽんしてしまったというね
錦織でもゲームで遊んだりするんだなーと微笑ましいエピソードでした
「気づいたら主人公のHPが8くらいに減ってた」とのことですが、どんなゲームやってたんでしょうね
今週のジャンプ感想:NARUTO 第691話「おめでとう」
さて今週のNARUTOですが、前回ついにラスボス・カグヤを倒したことで
「戦いも終わったし写輪眼返してもらうわー」と、オビトから借りていたカカシ先生の両目写輪眼はなくなってしまいます
おお…もうカカシ先生の最強タイム終了とは…久々に強い姿が見られたと思ったら短い夢だったな…
そんなわけで「写輪眼のカカシ」自体がここに終わりを告げ、今後のカカシ先生の二つ名は
貧血のカカシとかチャクラ切れのカカシとか入院のカカシとかそんな感じになるでしょう(えー
初期の頃のカカシ先生はこういうシーン多かったよね…戦うたびにチャクラ切れ起こして、そのたびに入院するっていう…
『よくぞ皆を導き母を封印してくれた…五影たちも穢土転生たちも、ワシが解術する』
そんな中、これですべてが一件落着ということで、穢土転生で蘇っていた歴代火影たちをあの世に返そうとする六道仙人。
い、いやいや、ちょっと待ってくださいよ!卑劣様とはもうお別れってことですか!?そんなのヤダー!!
俺はまだまだ卑劣様の活躍を見ていたいんですよ!
ああ!柱間が消えていく!
三代目のじいちゃんも消えていく!あかん!
ミナトまで消えていく!
あかんてこれー!!あかんってー!!って…あれ?卑劣様は?あれちょっと待って、卑劣様はいずこ?
姿が見当たらないんですが、どこ行っちゃったんですか卑劣様!これってもしかして
なぜワシは
かからない!?って卑劣様だけ穢土転生を解かれてない可能性が!?(えー
それともあれでしょうか、以前マダラがやっていたように穢土転生が解除されてる途中で「解」の印を結ぶことで、
穢土転生の解除を中断し、好き勝手に動けるようになるアレをやったとか。卑劣様は穢土転生の開発者だから、
もちろん「解」の印も知ってるだろうし。つまり柱間たちがあの世に帰っていく一方で、
どっかで一人だけこっそり解の印でこの世に居座ってる可能性が!?(えー
もしくはあれでしょうか、岸本先生が原稿を描き上げる時に
「柱間が消えるシーンと…(かきかき)ヒルゼンが消えるシーンと…(かきかき)ミナトが消えるシーンと…(かきかき)
あっいけね、扉間が消えるシーン描くの忘れてたわ。まあいっか」と
卑劣様のことをすっかり忘れていた可能性が!?(えー
いったい真相はどれなのか…卑劣様はいずこへ…次回に続く!
(C)岸本斉史/集英社
今週のジャンプ感想:食戟のソーマ 第85話「一口目の秘密」
さて前回、堂島さんと一緒にソーマvs美作戦の審査員をやると明かされていた水原さん&乾さん
今回いよいよ登場しますが、2人とも学生時代は第二席だったことがここで発覚!
おおマジか、水原さんの世代は一席が四宮だから、2人でワンツーフィニッシュだったわけですね
ひとつ下の乾さんも第二席か…この時の一席は誰だったんだろう
まさか梧桐田さんじゃないよな…あの人一席ってガラじゃないし…(えー
さらには今回初登場となる角崎タキ、木久知園果という新キャラ2人が登場。この2人も第二席…
それとソーマ達とずいぶん世代が近い人達ですね、ソーマ達が92期の生徒なので
園果は去年卒業したばかりの19歳、タキは2年前に卒業したばかりの20歳なことが分かります。
ほんと先輩に毛が生えたような人達というか、ずいぶん若いのを呼んできたもんだなー
そして園果先輩はマジすごいおっぱいの持ち主なようです
さっきの5人並んだ絵とか見てても超でかかったしな…もしかしてこの漫画で一番の巨乳キャラなんでは
それとタキ先輩と園果先輩を見てるとなんかブリーチを思い出すのは俺だけでしょうか
タキ先輩みたいなきつい性格のツリ目女とかブリーチによく出てくるし、
あと園果先輩は巨乳でいじられ役ということで織姫を思い出しました
ここで急に久保帯人系ヒロインを2人出してきたのは何か理由が…(えー
「そんでハチマキの方は下町の定食屋ぁ?しかも学園に編入してまだ半年、
駄目だな。園果もそう思うだろ?洋食のプロとして…」
「え…ええ、難しいかなって思います…
このお題に見合うシチューと、定食屋のそれとはまるで違いますから」
(定食屋の味…これは口に入れて三口目で美味しいと思わせる味付けが
ベストと言われているわ。毎日通っても飽きさせないための、
三口目で染み渡るやさしい味…逆に高級レストランの味付けは、
一口目で美味いと感じさせる印象的で強烈な味が必要になる!
お題は洋食メインの一品…まさしく主役たりうる強い品が求められている…
なのに君のビーフシチューは優しすぎた!そのうえ君は白味噌の優しい風味を
残そうと考えていたわね。それではお題の意図から遠ざかるばかり…
くすっ…君が乗り込んできてから今日まで、楽しみで仕方ありませんでした。
無様に敗北する様を、しかと見せていただくわ)
って、「洋食のメイン一品」というお題に対し、ソーマはまったく勝ち目がないと語るタキ先輩&園果先輩!
さらにお嬢様の解説により、この間「このお題の意図を何も分かっていないのね」とソーマに語った意味も明らかになります
ソーマがビーフシチューの改良に取り組んでいた途中、ずっとこだわっていたのは「やさしい風味を残したい」という考えですが
その考え自体がまったくお題に合っていなかったということのようで…
お題で求められていたのは強烈でインパクトのある味付けであり、じんわり染み渡るようなやさしい風味ではないのだと…
ふむ…まさかお嬢様がちゃんとそこまで考えてものを言っていたなんて…(えー
てっきりまた「庶民の料理ってサイテーね!」って偏見だけでダメ出ししたもんだとばかり思ってましたが
ちゃんと理論的な思考もするんですねお嬢様…これはびっくりですよ
ジュウジュウジュウウウウ
「…?幸平の調理してる肉…牛テール…?」
「テール?牛の尻尾の肉か、どういうことだ?ビーフシチューならバラ肉の方が一般的だよなぁ…」
「ふふ…どうやら幸平は、ヤツなりの回答を見つけたようだぞ」
「あっ…!」
(分かったわ…!君の発想…狙い…!テールは牛肉の中でも、
最もゼラチン質が多い部位!ゼラチン質によるとろみ…!
それがデミグラスソースや出汁とも絡み合ってコクを作り出し、
白味噌の風味を壊すことなくコクだけを深められる!
これは…!緋沙子が…!緋沙子がスッポンバーガーでやった方法だわ!)
(求められてるのは、何杯でも食えそうな優しい味じゃない…
にくみの差し入れがヒントになってくれた!
この肉ならメインを張れる強いシチューが出来る!
お題を理解してないってセリフ…返上するぜ薙切!!)
ところが、自分のビーフシチューがお題に反していたことにすでに気づいており、それを改善する工夫を凝らしていたソーマ!
お嬢様にダメ出しされたこと、肉魅がさまざまな肉を差し入れしてくれたことが、考えを改めるきっかけになったようです
ちなみに乾さんがこの場面、「いやータキさん予想大外れですなー(笑)」という顔をしているのは
この2人めっちゃ仲悪いからです。乾さんの方が8歳も年上なのに「見てんじゃねーぞ乾コラァ!」とかタキさん暴言吐いてるし。
ちなみに水原さんには敬語なので、誰にでも噛み付くわけではないようですが。乾さんとはよっぽどそりが合わないんでしょうなー
「テール肉はスパイスで香り付けしてたな、使ったのは何の香辛料だ!?」
(俺が辿り着いたのは…甘く濃厚な風味を持つクローブと、
臭み取りも兼ねたブラックペッパー!)
「そうか!クローブならシチューのまろやかさをより強調してくれる!
肉に直接もみ込むのを、塩とブラックペッパーだけにしたのも理にかなってる!
クローブまでまぶしちまうと余分な風味がつきすぎるからな!」
「今度は野菜を細かく刻んでいくぞ!あれも鍋にぶち込むのか!?」
(あの組み合わせはマティニョン…!
考えたわね…あれなら風味を損ねずにコクを深められる!
このシチューきっと…一週間前とは比べ物にならない美味しさになる…!)
さらに以前のシチューとは違う新たな工夫をいくつも用意していたソーマ!
クローブとかマティニョンとか言ってること自体はよく分かりませんが
ともかく以前より比べ物にならないほど美味くなっていると、お嬢様のお墨付きが出ております
ここまでアレンジを重ねてきたなら、美作とはだいぶ差がついているんじゃないでしょうか…って
「けふっ…くふふふっ…」
ぞわっ
「あ…あぁ!?美作が焼いている肉…!美作も…テール肉を!!」
(クローブとブラックペッパー…!マティニョン用の野菜の下ごしらえ!)
「お…同じだ…!幸平の調理手順を…完璧に辿っていく!」
な…なんですとー!?
なんとその時、これだけの工夫を重ねたソーマの料理を完璧にトレースしてきた美作!
お、おいおい、ここまでソーマが散々悩んで、お嬢様や肉魅のアシストでやっと思いついたアレンジの数々を
いとも簡単に思いついていたのか美作!?お前のアレンジ力はなんなんだ!?
美作の能力はこれほどまでに高かったのか…と思いましたが
「お前がこの一週間で何を買ったか…誰と会ったか…どんなことを試したか…
俺はぜぇーんぶ知ってる…」
っておいいい!推理して当てたんじゃなくてストーキングして手の内を全部覗いただけかい!
てめえこらー!!わざわざ事前にビーフシチューのこと教えて「ここから俺とお前のアレンジ勝負だ」って
スタートラインを引いたというのに、そのライン無視して真似てくるとか空気読めよ!!(えー
同じとこからスタートする気ゼロかお前!まったくこいつは…まあ美作は相手をコケにして勝つことが全てなんで
同じラインから正々堂々とスタートするわけがなかったか…
「さァ…ここから追い抜くぞ…!」
「な…!?何だあの肉はー!?」
そしてタクミの時と同様、まったく同じトレースの調理からここぞという箇所でアレンジを加え始める美作!
なんだかとんでもない巨大肉を取り出しましたね、ハンマー投げでもやり始めそうな絵ヅラだな(えー
ともかく美作のペースに持ち込まれてしまったソーマですが、ここから逆転の策はあるのか?次回に続く!
(C)附田祐斗・佐伯俊/集英社
9月11日
あの決勝戦から2日経って、錦織本人が語った試合についてのコメントが、各所で見られるようになってきましたね
それによれば、やはり極度のプレッシャーを感じてしまい試合に集中できなかったためなんだとか。詳しく書いていくと
「気持ちが高ぶるのを前日からなかなか抑えられなくて、試合に入るのも容易ではなかったです。
チリッチには何度か勝っているのもあって、『勝たなければいけない』というプレッシャーを
自分から作ってしまっていました。フェデラーの方がやりやすかったかもしれませんね、気持ち的には。
ここまで硬くなったのは久しぶりで、試合でもなかなか感覚がつかめないまま終わってしまいました。
この何試合かは入っていたボールが入らなくなって、自信をどんどん自分で下げていってしまったので
ずっと迷走している感じでした。チリッチの球も鋭く、角度があって深かったので
攻めようにも攻められないし、ミスをしてしまったり、なかなか突破口が見つからなかったですね。
長いラリー戦になった時に勝てないというのも、以前の彼とはと違ったし、
それだけ彼のディフェンスが良かった。ただ、それ以上に自分が試合に入り込めなかったというのが
一番の原因だったと思います。悔しすぎて呆然としていましたけれど、
コーチ2人にしっかり励ましてもらったので、めげずに頑張りたいと思います」
というのが錦織の心境だったようです。そうか…やっぱり想像を絶するほどのプレッシャーを抱えてしまったんでしょうね
四大大会の決勝といえば、これまでの日本人は誰一人として到達したことのない高み、そこで感じるプレッシャーも
日本人の誰も経験したことがないほど凄まじかったということなのかもしれません
チリッチにはこれまで錦織が5勝2敗と勝ち越していて、「この試合は落とせない」と思ってしまったのも
プレッシャーに拍車をかけてしまったようです。「フェデラーの方がやりやすかったかも」と言っているのは、
自分より格上のフェデラーが相手だったら、開き直ってぶつかっていけたかもって
ことですよね。しかし錦織の勝ち濃厚と言われているチリッチ相手には、気持ちが守りに入ってしまったと…
これは他の競技でもよくありますよね、たとえばボクシングなんかでも
自分が挑戦者の時は、格上の相手にぶつかっていくことだけ考えて集中できた
しかし王者になったら、気持ちが守りに入ってしまって集中できなくなったとかそういうことが。
あと「普段入っていたはずのボールが入らなくなり、自信をどんどん下げてしまった」ということもあったんですね…
確かにボールが入ってないのは見てて実感していました、いつも通りの錦織のプレーというのは
打ち合いの最中にチャンスを作って決めに行くスタイルですよね
もっと正確に言うと、チャンスと言えないくらいのほんの僅かなスキであっても
針の穴を通すほどのショットでこじ開けるように点を取るのが普段の錦織なんです
たとえばジョコビッチ戦で見せたこんなショットなんかがそう。
「ここしかない」というポイントにピタリと合わせて点を取るという
錦織が決めにいく時の球というのは、普段これほどの精度を誇っているわけなんですね
しかし今回の決勝では、こういった決め球を打つ時のコントロールがほんのわずかに乱れていたんです
俺が試合直後に書いた感想で、「決めるべきところでどうしても決められない」と書いたのはまさにそれで、
いつもならギリギリに決まっていたボールがわずかに外れてアウトになるというシーンが
とにかく多かったんですよね…緊張によってわずかに手元が狂ってしまったんでしょう
正確なコントロールによってポイントを取っていく錦織にとっては、それが狂ってしまうことは相当きつい展開だったでしょうね…
そんなコントロールミスについては、錦織は「感覚が掴めないまま試合が終わってしまった」と語っていますが
俺としては第3セットになってからはずいぶん良くなってきていたと思うんですよ
第3セットでは、チリッチのサーブでも錦織が反撃したり、デュースになって競り合う場面が何度もあったし、
第1セットではそれができなくて一方的にやられたり、まったく得点できずラブゲームを何度も食らっていたことを考えると
第1セットと第3セットの錦織では明らかに動きが違っていたと思うんですよね
第3セットはほぼ互角の勢いで競り合いながら、「どっちがこのゲームを取るか分からない」という場面がいっぱいあったんです。
ただ…そういう場面、どっちがゲームを取るかわからないという大事なポイント、ここを取るかどうかで大きく違う、
この一本は大事という正念場ほど必ず最高の球を打ってきたのがチリッチなんですよね
あと一本取れれば錦織が反撃の流れを作れるという場面、そういう要所要所でことごとくとんでもない球を打ってきた。
錦織の勢いを寸断するポイントを完璧に処理する勝負強さ。それがあったから勝負の分かれ目となるポイントを
何度かチリッチに取られてしまい、第3セットも最終的に3−6という結果になってしまったという…
あのチリッチの勝負強さには脱帽するしかないというか…正念場になるほどいいプレーをしてきたしなー
ちなみに松岡修造もこのチリッチ戦について、試合前・試合後と詳しくコメントしてますが
読んでみて驚いたのはまず試合前のコメントで、
「チリッチは世界16位だから〜5勝2敗で有利だし〜圭の方が強い選手に勝ってきているから〜
と、圭の方が完全に有利だと思っているあなたに…喝!!
今、チリッチは圭同様、最も勢いがある選手の一人です。
チリッチは今までのプレーより攻撃的になり、自信を持ってプレーしている。
今までの対戦成績に関係なく、今世界で最も勢いがある選手なのだ。
ではどうすれば勝てるのか?勝ちたいと思えば思うほど、
テニス選手は守りに入ってしまう。今まで通り攻撃だ!圭のテニスを貫き通せ!」
と語っていたことですね。今読むと本当に的確すぎてビックリするというか
チリッチが今とてつもなく強い選手であること、気持ちで守りに入れば負けてしまうことを事前に語っており
錦織に必要なアドバイスを試合前からちゃんと書いていたんですね。すごいな…
試合前は色んなニュースでテニス解説者がこの試合について語ってましたが、
「チリッチは世界16位だから〜5勝2敗で有利だし〜圭の方が強い選手に勝ってきているから〜」って
みんな本当にこれしか言ってなかったよね
修造だけですよ、チリッチが警戒すべき強敵だとちゃんと語っていたのは。あとは試合後のコメント、
「圭、緊張…堅い…当たり前ですよね。グランドスラム決勝、大きな期待がかかる。
何度も何度も肩で息を吸ったり、足を動かしたり、深呼吸など
何度も何度も体の硬さを取り除こうとしていた…」と、
緊張で思うように動けない錦織のことを優しくフォローしていました
これには錦織に対する愛を感じたというか、テレビの解説者は「あれがダメだったこれがダメだった」とは言うんだけど
「緊張してしまうのも無理ないですよね」とか
「何度も何度も体の硬さを取り除こうとしていました」とか
そういうフォローはしてくれないんですよね
ダメだったってことしか言わないから、とにかく負けた選手がふがいないように感じてしまう。
テニスに限らず、そういった解説はどうにかしてほしいところです
他に読んでて興味深かったのが
「チリッチの完璧サービスゲーム、ノータッチエース4本連続。
4本連続サービスだけで終わる。ラケットに触らせず終わる。僕もテニス人生で数回あるが、
このパーフェクトサービスゲームを達成するととんでもないボーナスがもらえる。
心のボーナス。とんでもなくリラックス、自信が加わるのだ」
という言葉が選手ならではのコメントでなるほどと思いました
修造は現役時代、強力なサーブを武器にするビッグサーバーでしたからね
サービスエースを決めまくった時の心のボーナス、それがどれほど自信に繋がるかよく分かっていたんでしょう
「チリッチのテニスは完璧だった。攻撃、守り、そしてメンタル、パーフェクトだった。
チリッチを称えるしかない。まさに…あっぱれ!
それでも圭は諦めなかった、最後まで。敗れた圭が肩を落としている姿を見ると、もう涙が止まりません」
というコメントにしても、チリッチは本当に強かったと称えるところが良かったかな
テレビではチリッチが強かったとはなかなか言わず、「錦織が最後まで調子悪かった」とばかり言うので
俺としては納得できないものがあったというか…修造の目から見てもチリッチは完璧だったんだなと分かったのは収穫でした
そして今日も錦織語りだけで終わってしまった…(えー
ソーマの感想そろそろ取りかからないとな、すいません
9月10日
・お誕生日おめでとうございます。モンスーノ3期はじまりましたね(ギリシャ先行放送)。
傲慢かもしれませんが今年も愉快な感想期待してます。
・お誕生日おめでとうございます!これからも雑記更新楽しみにしています!
やあどうもありがとうございます、錦織の話題に夢中になってしまいましたけど
9月9日は俺の誕生日でしたね、あそこで錦織が勝ってくれてたらものすごい誕生日プレゼントだったんですが
そこはちょっと残念なところかな。むしろ「俺の誕生日だから不運にも負けてしまった」みたいに
俺の誕生日=呪いの日ってことにはならないよな…(えー
それはそれとして、今週のガイストクラッシャーはルミネラ博士好きの俺としては良かったです
次回予告でのボルカン所長とルミネラ博士のやりとりが好きでした
「ルミネラ君!無事だったか!」
「ええ無事よ、間違いないわ」
「念のため検査をしよう、ピザと5回言ってみるんだ!」
「…?ピザ、ピザ、ピザ、ピザ、ピザ」
「ではここは何だ?」
「ヒザよ!間違いないわ」「残念答えはヒジだぁ!!
ルミネラ君でも間違えることが
あるんだな〜、ハッハッハッ!」
「ヒ…ヒジ…!?そんなっ…!!」「ふんす!!(バキッ)」
「おぶ!?」
「答えはヒザよ。間違いないわ」
「ぐふっ…そ…そこまでして間違いないと言いたいのか…(がくっ)」
「間違いないわ!!」
と、間違いなさすぎるルミネラ博士の暴走ぶりには笑ってしまいました
「ヒジ…!?そんな…!」の場面で真っ赤になりながら飛び上がるのが可愛くて好き
というかこの2人のやり取り自体がけっこう好きなんですけど、くっつく気配とかはないんですかね?
ボルカン所長が現役の時はルミネラ博士はロリっ子だったから、所長からしたらルミネラ博士って「すごい年下の人」って
印象しかないんだろうか
ちなみにこれ↓がロリ時代のルミネラ博士。可愛らしい見た目なんですが
ドスメーア博士との絡みがすごく犯罪的に見えたのは俺だけだろうか
そう例えるなら「紹介しよう、俺の嫁だ」とばかりに所員たちの前で大発表してる変態ジジイであるかのように
感じたというかなんというか(えー
あとこの回のルミネラ博士、コハク達に向かって「これからはあなた達若い子の時代よ」みたいなこと言ってましたけど
あんたまだ22歳ですよね!?そんなこと言うにはまだ早すぎないか!?
いくら見た目は28歳ぐらいだからって…見た目は28歳ぐらいだけど…(えー
今週のジャンプ感想:ワールドトリガー 第74話「烏丸京介」
さて前回、勝利確定までの残り3分を稼ぐために、謎の全身バチバチモードを起動したとりまる先輩。
今回いよいよその名が明らかになりました。その名もガイスト・オン!
え…ガイスト・オン!?マジで!?ガイスト・オンって…嘘だろ!?ガイスト・オンって…あのガイスト・オン!?(えー
なぜ俺がこうも動揺しているのか、水曜の夕方6時にテレ東見てる人なら分かることでしょう
燃え上がれ!炎の狼!
フレイムフェンリル!
ガイスト・オン!!羽ばたけ!疾風の翼!
ウインドガルーダ!
ガイスト・オン!!
荒ぶれ!大地の大蛇!
ガイアオロチ!
ガイスト・オン!!凍て尽くせ!極寒の一角獣!
ブリザードユニコーン!
ガイスト・オン!!轟け!雷鳴の黒竜!
ライトニングドラグーン!
ガイスト・オン!!(C)ガイストクラッシャーギャリソン・テレビ東京 2013
5回も書いたので十分わかったと思いますが
ガイスト・オンとはガイストクラッシャーの変身キーワードなのです。
つまりはとりまる先輩もガイストクラッシャーの一員というわけですねルミネラ博士。間違いないわ。(えー
ギイイイイイイイイイ…!
《緊急脱出(ベイルアウト)まで200秒、カウントダウン開始》
そんなわけで全身バチバチ状態になったとりまる先輩ですが、
やはりこの状態は制限時間付きのパワーアップモードだったようです
200秒の間だけ目にも止まらぬ超高速の戦闘が可能となり、その間は戦闘力が大幅にアップしますが
制限時間を過ぎてしまうと戦闘不能となり強制的にベイルアウトさせられるという両刃の剣…
やはりトランザムと似てますが、使用後のリスクはトランザムよりも遥かにきついですね。問答無用で戦闘不能になってしまうとは…
『なんか俺にアドバイスとかないんすか?未来見えてんでしょ、迅さん』
『アドバイス…?ああ、大規模侵攻の話?』
と、ここでとりまる先輩の回想シーンがスタート。この大規模侵攻が始まる前、迅さんの予知について尋ねたシーンですが…
それにしても、とりまる先輩が学ランで学校に通ってるってこれ数年前の描写じゃないんだよね!?(えー
現代の出来事だよね!?やっぱとりまる先輩って大人びすぎてるから、今現在16歳の高校生とか言われても信じられないよ!
やっぱ20歳くらいが一番しっくりくるわ…俺の中のとりまる先輩は20歳って設定だわ…(えー
『別にないよ?未来は無限に広がっている』
『また適当なことを…こないだレイジさんと一緒にラーメン行ったでしょ?
2人が外にメシ食いに出るのは、大体なんかコソコソ打ち合わせてる時なんすよ』
『やれやれ…今度の戦い、どこかでメガネくんと千佳ちゃんがピンチになる。
でもその時にお前はいない。お前は2人の未来を変えるポジションにいないんだ、
お前は多分誰かに負ける』
って、なかなか本音を言おうとしない迅さんに対して、ムリヤリ予知の内容を聞き出したとりまる先輩ですが…
しかし聞いてみたその内容は、一番肝心な時にとりまる先輩はいないだとか
たぶん誰かにボコられてるだとかマジでロクなもんじゃありませんでした
ああ…なるほど、迅さんがとりまる先輩に予知を話したくなかったのはこういう理由か…
『…』
『テンション下がった?な、予知なんか聞くもんじゃないだろ?』
『…いや、聞いといてよかったです』
そんなやる気なくなるような予知を聞いてしまったとりまる先輩ですが、
逆にこのことをプラスに考えているようです。勝てないなら勝てないなりに、敵を足止めすることに全力を注ぎ
他の仲間達が危険な目に遭わないよう自分が時間を稼ぐという…
(ここまで全開戦闘を避けてきた…最後の3分…!
俺がこいつを止める!)
(速いな…アレクトールの弾丸が追いつかない…)
そんなわけでカッコいいポーズを取りながらわくわくさんとの戦闘に入るとりまる先輩
これまで温存してきたパワーを存分に解放し、わくわくさんの目を自分に向けさせております
さらには勝てない勝負と分かっているため深追いはせず、あくまでも時間稼ぎに徹するつもりのようです
(あと数十秒…あと少しで俺たちは…)
「(ブゥン)ハイレイン隊長、間もなく金の雛鳥たちが到着します」
「そうか」
(…!?こいつら修たちの位置を!)
「ではそちらへ向かおう。足止めはここまでだ」
(俺たちを修たちから引き離すために…あえて残ってたって言うのか…!?)
ところがその時、ワープ能力を使ってわくわくさんを迎えに現れたミラ!
そう、わくわくさん達の狙いは最初から千佳ちゃんであり、とりまる先輩達と戦っていたのは
千佳ちゃんの捕獲をスムーズにするための足止め目的だったのです
足止めをしていたつもりがされていたとは…咄嗟にとりまる先輩はわくわくさんを行かせまいと飛びかかりますが…
「待て!!」
バチチチチ!!
「…!?」
「腕はいい、工夫もある、戦う力は持っている。
だが勝敗は、それ以前に決まっている」
ああ、スキを見せてしまったことで生き物弾幕を次々に叩き込まれ、行動不能となってしまうとりまる先輩!
そして屈辱にまみれながらわくわくさん達を見送るしかなく、3分の限界を過ぎて戦闘離脱してしまったという…
とりまる先輩いいとこなしじゃないですかー!!そんなー!今回こんな切り札のガイストまで使ったのに!
あかんかったんや…進化型ガイストギアを手に入れなければあかんかったんや…(えー
次回に続く!
(C)葦原大介/集英社
9月9日
チリッチがあああああ!!強すぎるんじゃあああああ!!
ああああああ!!!全米オープン決勝、錦織の注目すべき一戦は
対戦相手のチリッチがとてつもない強さを発揮し錦織を圧倒、セットカウント0−3でチリッチの勝利となりました
そんな試合の流れを詳細に語っていきますと
・第1セット
1ゲーム目:ファーストサーブをなかなか決められないチリッチ。錦織がセカンドサーブを的確に返していく。
錦織のリードが続くが、ブレイクまでは決めきれずに最後はチリッチが決めてキープ
2ゲーム目:ファーストサーブをなかなか決められない錦織。とはいえストロークでしっかりポイントを取り錦織がキープ
3ゲーム目:チリッチのキックサーブが威力を発揮する。思うように返せず苦しむ錦織。チリッチが圧倒してラブゲームでキープ
4ゲーム目:サーブがあまり入らない錦織。とはいえストロークが威力を発揮し錦織が余裕でキープ。
5ゲーム目:チリッチのサーブがどんどん良くなってくる。みるみる手がつけられなくなりチリッチがラブゲームでキープ。
6ゲーム目:錦織のエンジンがいまいちかからない。連続でチリッチにポイントを取られチリッチがブレイクする
7ゲーム目:サーブに加えてストロークまでとんでもない球を決めてくるチリッチ。まるでつけ入る隙がなくチリッチがキープ
8ゲーム目:ややチリッチに攻め込まれながらも、錦織がなんとかキープ。
9ゲーム目:ストロークでもチリッチが圧倒的で手がつけられない。チリッチがラブゲームでキープし、セットを取る
・第2セット
1ゲーム目:錦織のサーブが決まり始める。ストロークでもチリッチを手玉に取り錦織が余裕でキープ。
2ゲーム目:チリッチの強力なサーブがビシバシ決まる。チリッチが余裕でキープ
3ゲーム目:決めたいところで思うように決められず苦しむ錦織。デュースの末にチリッチがブレイクする
4ゲーム目:錦織の冴えたプレーがだんだん増えてくる。しかしチリッチはそれをも跳ね返しデュースの末にチリッチがキープ。
5ゲーム目:錦織のいい動きが目立ってくる。錦織が圧倒しラブゲームでキープ
6ゲーム目:チリッチがとんでもないサービスエースを連発。まったく錦織に何もさせずチリッチが圧倒しラブゲームでキープ
7ゲーム目:決めるべき時にどうしても決められない錦織。流れを掴めずにチリッチがブレイクする
8ゲーム目:錦織が攻め込みポイントを取る。しかしチリッチも強烈なサーブでなかなか流れを渡さない。
デュースとなった末に錦織が競り勝ってブレイクする。
9ゲーム目:錦織が懸命に攻めるも、チリッチがストロークで絶妙な球を打ちまくりチリッチがブレイク。セットを取る
・第3セット
1ゲーム目:チリッチがサービスエースを連発し一気に突き放す。0−40まで持っていかれるが錦織がそこから粘る。
デュースまで持っていき、さらにそこから熾烈な点の取り合いになる。しかし最後はチリッチが強烈なサーブでキープ
2ゲーム目:激しい点の取り合いがここでも続き、またしてもデュース。猛烈なラリーを制して錦織がキープする
3ゲーム目:錦織の動きがかなり良くなってくる。しかしチリッチはそれをも上回り絶妙なショットを放ちチリッチがキープ
4ゲーム目:明らかにギアを上げて物凄いショットを連発する錦織。しかしチリッチはそれにも食らいつき
非常に激しいラリーが展開される。なんとそのラリーで錦織を打ち負かしチリッチがブレイク
5ゲーム目:錦織のいいリターンが随所で決まるが、チリッチの強烈なサーブが何度も突き刺さりチリッチがキープ
6ゲーム目:錦織のストロークが神業のようなコントロールを発揮。錦織がラブゲームで圧倒してキープ。
7ゲーム目:明らかにプレーの質が上がっている錦織、ポイントを先行して取っていきブレイクチャンスを握る。
しかしチリッチがそこから驚異的なプレーを連発して粘る。デュースの末にチリッチがキープ
8ゲーム目:キレのある動きを続ける錦織、好プレーを連発するもチリッチはそれにも食いついてくる。
取って取られての展開が続きながら、錦織がなんとかキープ
9ゲーム目:チリッチが実に強烈なサーブを連発してくる。良すぎるサーブを返しようがなくポイントを取られていく錦織。
そのまま最後までチリッチが押し切ってキープ。セットカウント0−3、チリッチの勝利
こんな感じになります。まずは第1セット、錦織は序盤いまいち調子が出ていないように感じました
どうにもサーブが入らないのと、ストロークもジョコビッチ戦ほどの正確さがなかったですね
相手のチリッチも立ち上がりは微妙でしたが、第1セットの途中からヤバイぐらいにサーブが良くなってきて
エンジンがかからないなーと苦しむ錦織を圧倒してしまいました
そして第2セット。ここから錦織の調子が徐々に上がってきます。
いいプレーもそこかしこに見られるようになり、さあ反撃だ!という流れを何度も生み出したんですが
その流れをことごとく断ち切ってしまうチリッチ。
ここぞいう場面で必ずとんでもないショットを決めてくるんですよねチリッチは。驚くほどに勝負強いというか
錦織の反撃の芽を摘んで摘んで摘みまくるという展開となってしまいました
なかなか錦織はペースを掴ませてもらえず、決めに行ったボールを外してしまう場面も多かったです
そして第3セット。後がなくなった錦織は猛烈にギアを上げて逆転の流れを作ろうとします
ここからの錦織は素晴らしいプレーの連発だったというか、第1セットの不調とは裏腹にずっといい動きが出来ていたんですが
それをも跳ね返してくる驚異的な男・チリッチ。
神がかり的に強烈なサーブを連発し、ストロークでも錦織と互角に渡り合っていました
錦織がいいプレーをしてもすぐさま同じくらいのプレーでやり返してくるチリッチ。
この第3セットでは、そんな風に両者の物凄い打ち合いと点の取り合いが最後まで続きました
そしてそれを制したのはチリッチ。最後まで強力なサーブとストロークを放ち続けて錦織を倒してしまいました
チリッチの身長は約2メートル、その長身から放たれるサーブは相当な威力があり
さらに完璧なコースにビシバシ決まって錦織からポイントを奪っていました。
あとチリッチはセカンドサーブが特徴的なんですよね、キックサーブという強烈に跳ね上がるサーブを放ち
錦織はこの対処にもかなり苦しんでいる印象がありました
あとストロークも非常に深くて強烈な球を打ってくるんですよね、これがとにかくいいところに決まりまくって
しかも錦織がいいショットを打ってもきっちり返してくる安定感まであり、
錦織が得意とするストローク戦ですら主導権を握らせてもらえないという内容でした
とにかくチリッチが凄すぎた。なんだこの男
前評判では錦織が勝つ錦織が勝つとさんざん言われてましたが、蓋を開けてみればチリッチはとんでもない強さで
最初から最後まで手がつけられないプレーを連発し、完全に錦織をねじ伏せてしまいました
なんとこのチリッチ、準々決勝を3−0、準決勝も3−0、決勝も3−0と
全部ストレート勝ちで終わらせてしまったようです
ちなみに準々決勝の相手は世界7位のベルディヒ、準決勝の相手は世界3位のフェデラー。
それをこうも圧倒的に蹴散らして優勝とは…強すぎるだろ…ダントツで今大会最強プレイヤーじゃないかよチリッチ
うーむ、終わってみればチリッチ強すぎというインパクトが強烈に残ってしまった大会だったな…
錦織が敗れてしまったのは残念でしたが、ただまあこれで錦織のテニス人生が終わったわけじゃありませんしね
むしろ今の錦織は四大大会の決勝まで来れるという意味で
実力の高さを証明する大会になったと思いたいところです
とにかく錦織にはお疲れ様と言いたい。次の大会でまた応援したいと思います
9月7日
・錦織圭決勝進出! 決めた瞬間思わず変な声を出してしまいましたw
・ちょっと自分は歴史的快挙を見ちゃいましたよ……もしかしてもしかするんですか!?
・大志さん、ついに錦織圭選手がやりましたね、日本人史上初の決勝進出!
ああ、もう感動で涙が・・・あれ?前が見えない(涙) by 沖縄のL
・錦織君勝ったね
・錦織選手ランクno.1を破って決勝進出!やばいですね!漫画感想レビューのために来たこのサイトで
テニスにはまるとは思いませんでした。非常に興奮しました。
なんと錦織、ジョコビッチをも撃破し全米決勝進出!!
うわああああああああああああ!!なんという…なんというとんでもない快挙を!
まさか世界1位のジョコビッチまでも倒して、全米オープン決勝の舞台に立ってしまうとは…
四大大会の決勝に日本人が勝ち進むのは史上初の快挙だそうですよ
マジかよ錦織…「100年に1人の逸材」どころか日本人の歴史上最高の超逸材じゃねーか
この試合、俺も最初から最後まで見ていたので詳しく語っていくと
まずは第1セット、立ち上がりは両者ともあまり調子がよくなくて
錦織はネットの回数が多かったり、ジョコビッチは動きが硬くて足を滑らせたりと
ややミスが目立つ感じになっていました。しかし第1セットの後半あたりから段々動きがよくなってきて、
特に錦織は、ライン際スレスレを狙った難しいショットをバシバシ決めるようになってましたね
それが功を奏して第1セットは6−4で錦織が先取しました
続く第2セット。ここからは気持ちを切り替えたジョコビッチの逆襲が始まります
とにかくジョコビッチがポイントを決めて決めて決めまくった内容で、錦織はなすすべなくフルボッコ状態でした
そんな第2セットは1−6という大差でジョコビッチが取る結果に。世界1位の凄みを垣間見た瞬間でしたね…
そして第3セットですが、ここからは錦織の冴えたプレーがかなり目立つようになってきます
特にバックハンドのダウンザラインが神がかり的に素晴らしく、
(※ダウンザライン:コートのサイドラインに沿うように直線的に打つショットのこと)
コートのライン上に落とすかのような、とてつもないコントロールで何度もポイントを奪っていました
そんな神業ショットを何度も決めて、この第3セットでゲームカウント5−3と徐々にリードを奪っていく錦織。
しかしジョコビッチも気迫のプレーでポイントを取り返し、最終的に同点に追いつかれてタイブレークに突入してしまいます
同点に追いついた瞬間のジョコビッチは「ウオオオオオオ!!」と物凄い雄たけびをあげてましたね
それだけ闘志をムキ出しにしていかなければ勝てない強敵だと、錦織のことを意識しての行動だと思います
こうなると苦しいのは錦織の方です、リードを奪っていたのが追いつかれ、ジョコビッチの気合の乗りも最高潮という
上り調子のジョコビッチを相手にタイブレークを戦うハメになったわけですが
しかしそれでも飲み込まれずに錦織がタイブレークを制すという
物凄い勝負強さをここで発揮、そして7−6で錦織がこのセットを取るという結果となりました
そして迎えた第4セット。顔が真っ赤になるような炎天下に加え、第3セットのタイブレークでかなり消耗したのか
ここからは両者に疲労の色が濃く見えるようになってきました。特に錦織の方はそれが顕著で、
ジョコビッチのサーブがいいところに決まると一切動けずに見送る場面が増えてきました
「もう錦織は疲労で足が動かないんだ…」と思うようなプレーが何度か続き、錦織のサーブの威力もだんだん衰えてきて
このままじゃジリ貧で負けてしまう…と思ったその時、第4セットも後半に差し掛かったところで
目にも止まらぬ超高速サーブを叩き込む錦織!なんと今日最速のサーブがここで炸裂します
弱っていたはずが突然の最速サーブ、これにはジョコビッチも「!?」とまったく反応できずにポイントを取られていました
そう、弱っていたように見えたのは、錦織がワウリンカ戦でも見せた
省エネモードからの一気にギアチェンジする作戦だったようです
残りの体力をここで一気に使うという作戦に出た錦織、ジョコビッチの対応を上回る勢いのプレーで劇的に押し切り
第4セットを6−3で取ることとなりこれでセットカウント3−1、錦織の勝利となったわけです
全体的に今回の錦織を見ていて思ったのは、恐ろしく精度の高いショットでポイントを取るシーンが
多かったということでしょうか。特にバックハンドのダウンザライン、あれがもう本当にコートのラインギリギリへ完璧に決まるので
鉄壁の守備を誇るジョコビッチすら、対処できずにポイントを取られるシーンが多かったように思います
あとは強烈な威力のフォアハンドとかも印象に残りましたね、松岡修造がテレビで
「圭のフォアハンドは、最近マイケル・チャンに師事するようになってから格段に威力を増した」と語ってましたが
まさに凄まじい威力のフォアを強引にねじ込むようにして、ジョコビッチの守備を突き破るシーンが多かったように思います
あとはなんと言っても省エネ作戦からのギアチェンジですよね
あれは徐々に錦織が弱ってきたように見えたのが「突然何が起こった!?」というぐらいにプレーが激変するので
終盤の奇襲として恐ろしく効果的というか、試合終盤での勝負強さが凄まじいと言われる錦織が使うと物凄い強力ですね
勝負どころをしっかりと読んで、ここぞという時に勝負をかけられる嗅覚があるからこそ
必勝パターンと呼べるような戦法になっているというか。あの激変ぶりを実際に見た時は本当に驚きますよ
試合前の予想では、「驚異的な安定感を持つジョコビッチのストロークに、錦織のストロークは通用するんだろうか」と
若干の不安がありましたが、実際どうだったかというとしっかり通用するほど強力だったというところでしょうか
特に3セット目や4セット目は、常に錦織がポイントリードするような展開で試合が進んでいたわけですしね
両者のプレースタイルについて詳しく考えてみると、アニメのベイビーステップに出てくる言葉として
「全てのボールに追いつき、それをコントロールできれば理論的には負けない」という言葉がありますが
ジョコビッチのスタイルはまさにこんな感じですよね
守備範囲がとても広くて、よく走りよく拾う。それでいてぬるいボールを返してこないんですよ。
どれだけ走り回ってもコントロールの効いた球を球威のある状態で返してくる。
これをいくらでも続けられるのがジョコビッチの凄いところで、ラリーの持久戦となれば誰にも負けないほど強い。
「驚異的な安定感」というのはそういう意味です
対して錦織はどうかというと、打ち合いを続ける中でどこかでチャンスを作って打ち抜いていくスタイルですよね
神業のようなコントロールのバックハンドだったり、強烈な威力のフォアハンドだったり、
チャンスと見たらどこかで自分から積極的に仕掛けに行くスタイル。
言うなればジョコビッチは負けないための持久戦テニスであり、錦織は勝ちに行く積極的なテニスなのかなという気がします
そして今回は錦織の攻撃力がジョコビッチの防御力を上回ったような、そんな試合に見えました
ともかく、世界の最高峰にすら通用するような武器を揃えている今の錦織。
世界6位のラオニッチ、世界4位のワウリンカ、世界1位のジョコビッチを立て続けに倒してきたこの実力は本物でしょう
このまま全米優勝という可能性も十分に有り得ます。
錦織ほどの強さがあればいつか優勝争いだって…とは以前から思ってましたが、まさかこんなに早くその日が来るとは。
錦織のポテンシャルは、俺が思ってたよりさらに数段上だったってことですなー
あとどうでもいいことなんだけど、今回吹いたのがこのシーン
3セット目で錦織がポイントを落としてしまって、「あぁくそ〜」みたいにラケットを叩きつけるんですけど
ラケットがびよーんと跳ねて錦織の手の中に収まるというある意味すごすぎる神業
なんかまったくラケットの方を見もしてないし!錦織のラケットさばきはそれほどすごいのか!?