9月30日

テニスの錦織ですが、つい先日開催されたマレーシアオープンでも見事に優勝しましたね
ちょうど御嶽山が噴火した時期と重なってしまったので、不運にも世間ではニュースで取り上げられる機会がなかったですが
この大会でもきっちり優勝したのは凄いことなんですよ。全米が終わってすぐに日本に帰国して
マスコミの対応に追われて数々の取材をこなし、ほとんど練習する間もなく参加したマレーシアオープンでしたから
調整不足で敗退してしまうんじゃ…と思ってましたが、それでもきっちり勝ち切るところが凄いですよね

それに本来、四大大会でなくともこういった大会で優勝することは相当な偉業なんですよ
つい最近四大大会で準優勝したばかりだから、ピンと来ないかもしれないですけど.
どれくらい凄いことなのかというと、こういった「ワールドツアー」と呼ばれる世界大会で
2回以上優勝した日本人テニスプレイヤー錦織1人だけで他には誰もいないんです

たとえば修造はどうだったかというと、ツアーでの優勝経験は韓国オープンでの1回のみ。
錦織としても優勝回数は6回で、これまで錦織が参加したツアー大会の数は100回を超えているので
それだけ参加して優勝したのが6回という、メチャメチャハードルが高いことだと分かりますよね

それになんと言っても日程がきついんですよ。錦織は今回、マレーシアオープンが終わってすぐに
日本開催の楽天ジャパンオープンに参加してるわけですが、その日程というのが

9月24日 マレーシアオープン2回戦(シード参加) → 勝利
9月25日 休み
9月26日 マレーシアオープン3回戦 → 勝利
9月27日 マレーシアオープン4回戦 → 勝利
9月28日 マレーシアオープン決勝戦 → 勝利
9月29日 マレーシアから日本へ移動
9月30日 楽天ジャパンオープン1回戦(ダブルス) → 勝利
10月1日 楽天ジャパンオープン1回戦(シングルス)

こんな具合に毎日が試合でまったく休みなく次の大会へ参加という超鬼畜スケジュール。
なんでこんなことになってしまうのかというと、やはりトーナメントなので
早い段階で負ければ休みができるんだけど、勝てば勝つほど次の試合が組まれて日程がきつくなる
というのが
トッププレイヤーの抱えるジレンマなんですよね。世界の最高峰を目指すには、こんな地獄のようなスケジュールにも
耐えなければならんのや…

そんな錦織が参加してる楽天ジャパンオープンなんですが、ちょうど俺も今日錦織の試合を観戦しに行ってきました。
場所は有明、具体的に言うと国際展示場の駅を挟んでビッグサイトのちょうど反対側なので
コミケに毎年行ってる身としては実に行きやすい場所ですよね



実際の会場の様子。そして試合中は双眼鏡でひたすら錦織の姿を見まくってました
興味深かったのは錦織って、1ゲーム終わるごとの軽い休憩タイムになると
必ずウィダーインゼリーを一口だけ飲むんですね。ほんと一口だけチュッと。
まず先にスポーツドリンクで水分補給をしてから、必ずその後にウィダーインゼリーを一口だけ吸うんです
一気に全部吸い尽くすんじゃなくて一口ずつ飲むのって、やっぱり何かの科学的根拠があってやってるんだろうか
それともウィダーインゼリーはスポンサーだから少しでも映るようにとか…(えー



あと見てて思ったのは、錦織ってめちゃめちゃラケット取り替えるんですよ。
「え、そんなに替えるの!?」っていうくらい、試合中に何度でも替える替える
今回の試合で言うと、まず1本目のラケットを使って「なんか違うな〜」という顔で2本目のラケットに交換して
ちょっとプレイして
「これも違うな〜」という顔で3本目のラケットに交換して
ちょっとプレイして
「また違うな〜」という顔でさっき使った2本目のラケットに戻して
ちょっとプレイして
「やっぱり違うな〜」という顔で4本目のラケットに交換して
ちょっとプレイして
「これも違うな〜」という顔で5本目のラケットに交換して…という具合に
そこまで替えるんかい!ってぐらい取り替えてました

ちなみにどのラケットも傍目から見ると全部同じラケットでしたね
同じタイプのラケットでも、やはり超一流選手からするとひとつひとつに細かい違いを感じるものなんだろうか

それとこの楽天ジャパンオープンで面白いのは、試合が終わるたびに
修造が出てきて色々とコメントするんですよ
本来は修造はコメント係じゃなくて別の仕事をしてるみたいなんですが、
試合の直後になるとエキサイトしちゃって語らずにいられないって感じで、マイクを持って飛び出してくるって感じですね

たとえば試合の合間に時間が空いた時、進行役の人が「えーそれでは来場者プレゼントの発表を…」と喋ろうとした時に

「その前にひとついいですか!皆さん!先ほどの試合で伊藤竜馬選手が
 スタン・ワウリンカ選手に勝ちましたよね!これって凄いことなんですよ!
 歴史的快挙ですよ!ワウリンカ選手には全米オープンで錦織選手が勝ってるから
 みなさん割と普通に思ってるかもしれませんがとんでもない!
 凄いことなんですこれは!そもそも伊藤竜馬選手っていうのは
 サーブ&ボレーとか全然得意じゃないんですよ!
 でもさっきの試合でやってましたよね!それだけ攻めの気持ちを強く持って
 向かって行ったってことです!相手のワウリンカ選手も本当に良いプレーヤーで
 彼はものすごく練習熱心なんですよ!今回の楽天オープンでもワウリンカ選手は
 誰よりも先に会場へやってきてずっと練習して
 優勝に対する意気込みが本当に凄かったんです!
 それにバックハンドでもんのすごい強烈な球を打つ人ですよね!だから」

「しゅ、修造さん、そろそろ来場者プレゼントの発表を…」

という具合に喋り出したらマジ止まらない感じで
進行役の人が困るぐらいの勢いで喋り倒してましたねー、いやあ面白かった
たぶん修造のトークは会場に行かないと見れないので、興味ある人は来年またチケット取ってみるといいんじゃないかな
今年の分は残念ながらチケット完売だそうなので…俺も来年忘れないようにチケット取らないとな



今週のジャンプ感想:NARUTO 第693話「ここでまた」

「ナルト…いまやお前は尾獣たち全員の人柱力だ、
 お前の中の尾獣のチャクラも全て始末するつもりだ。
 つまり…お前は死ぬんだナルト、必然的にな」



さて前回、五影を殺して世界を革命すると言い出したサスケですが、
それだけでなく尾獣達もすべて殺し、尾獣チャクラを持っているナルトも殺すという
あれも殺すこれも殺すというジェノサイドっぷりを見せてしまいます

ひどいなサスケ、自分に都合の悪いものは全部殺す気かよ!
そんな世の中作りをして一体どうする気なんでしょうか、結局サスケの邪魔になるものは
次から次へと殺される恐怖の世界になるだけのような気がします。
Zガンダムのカミーユで言うところの「人の命を大事にしない世界を作って何になるんだ!」って
やつでしょうか、もはやサスケの暴走ぶりは留まるところを知らんな…

「私は…!私にはどうすることもできないって本当は分かってる!
 大好きなのに…!サスケくんをこんなに想ってるのに!
 寄り添うことも、刺し違えることもできずに…
 こうやってまた駄々こねて泣くことしかできない!みっともないよねホント…!
 でも…でもサスケくん!少しでも…少しでも私のことが心の隅にあるならお願い!
 もう遠くへ行かないで!ずっと一緒にいれば、いつか昔みたいに…!」

って、突然その時サスケが好きでしょうがないと泣きながら訴え始めたサクラ。
な、なんなのお前急に!?このタイミングでそれ言うの!?(えー
「私は…!私にはどうすることもできないって本当は分かってる!」って言われても、誰もそんな質問してないやん!?
それにこれだけサスケの性格が歪んでるのを目の当たりにして、大好き大好きっていうのはどうかと…



やってること自体は大好きな相手を止めたくて泣きながら告白という、ブレイヴのまゐたんと共通するものがあるんですが
サクラの告白は「空気読めよ…」って感じるのはなんでだろうか…(えー
うーん、サクラの場合は「なんでサスケをそんなに好きなのか分からない」っていうのもそうなんだけど
ダンさんとまゐたんは2人きりで会話をしていたのに対して、今回の場合は
サスケとナルトが話してたら、関係ないサクラが急に自己主張を始めたって感じだから
「いやお前の出る幕じゃないから…」って気持ちになっちゃうのかもなあ(えー

ともかく、そんなサクラが涙ながらに訴えた結果、サスケの反応は…

「お前は、本当にうざいな」



そ…そんなー!!ただのうざい奴扱いですかーー!!
うわあああサクラみじめすぎやろ!結局なにを言ってみたところで、ただのうざい奴でしかないとは…
いやまあ確かにうざいって気持ちは分からなくもないけどさ…(えー
ちなみにサクラが胸を貫かれたのはサスケが幻術をかけただけで命に別状はないようです



「やっぱここかよ…懐かしいなサスケ、昔ここでやり合ったな」

「前と同じだ…またここでお前が負ける」

そしてお邪魔虫のサクラを置いて、ついにナルトと二人で決戦の場へやって来たサスケ。
最後の戦いに選んだのはまたしてもこの場所、終末の谷であります
サスケvsナルトといえばここで戦うのがお決まりのような場所ですよね

「あの時と同じこぶしはもう食らわねーよ!お前の好き勝手にはさせねェ!
 火影だってお前にゃ渡さねェ!」

「オレの言う火影はお前のそれとはまったく違う」

「…お前の兄ちゃんが言ってたことを教えてやる。
 火影になった奴が認められるんじゃなく…
 みんなに認められた奴が火影になんだってよ!」

そしてここで、イタチの言っていた重大な遺言をサスケに伝えるナルト!
そう、「みんなに認められた人間が火影になる」
1人だけで暴走して誰にも認められていない今のサスケは、火影とはまったく程遠い存在です
イタチの死によって色々と歪んでしまったサスケですが、イタチ本人の言葉を聞けばさすがに考えを改めるのでは…

「オレはイタチの言葉ではなく生き様から全てを悟った。
 オレとお前では出した答えが違う」

って改めないんかいいいい!!1ミリも改めないんかーい!!お前なんやねん本当に!
「言葉ではなく生き様から全てを悟った」って、イタチが望んでもないことを勝手に思い込んでるだけじゃねーか!
兄ちゃんが草葉の陰で泣いてるぞマジで!(えー
もう本当にどうしようもない奴になっちゃったな―サスケ、こいつを更正させるのはもはや不可能か
今にして思えば、サスケを初めて見た時に「うちはの悪に憑かれた小僧が…ここでワシが…」って
速攻で始末しようとした卑劣様は正しかったんや…(えー  次回に続く!

(C)岸本斉史/集英社


9月29日

今週のジャンプ感想:ワールドトリガー 第76話「三輪秀次」



今週のワールドトリガーは表紙&巻頭カラー。テレビアニメがいよいよ始まるとあって、さすがに扱いも大きいですね。
テレビCMですでにアニメ版の映像は多少流れてますが、俺としてはそれを見てて気になるのが
「トリガー」の発音ですね。俺としてはトリガーってアクセントをつけない読み方をしてたんですが
アニメでは「ト↑リガー」ってトにアクセントをつけてるので
え、そういう読み方なの!?って少し戸惑ってるというか…なんだかこれって
以前にジョジョがゲーム化した時にも「スタンド」の発音で同じことを思ったな…(えー

それと前回なにやら深刻そうな病名で休載していた葦原先生ですが、果たして今後は大丈夫なんでしょうか

・大志Mk-2さん、自分も葦原先生の件で気になったんで調べたんですが
 頚椎症性神経根症って一種の頚椎ヘルニアらしいですよ
 一応投薬で治療できるらしいですが、場合によっては手術も必要らしいです by アリス

・頚椎症性神経根症は首の骨が何らかの原因で微妙に変形し、それが神経を圧迫することで神経が炎症を起こして
 首〜肩〜指先までの間に痛みや強張り・痺れなどを引き起こす病気で、ようするに頚椎ヘルニアです。
 自分も今年、腰の方の椎間板ヘルニアになりしばらく仕事を休みました。
 基本的に痛み止め打って安静にしてれば自然に治るので、葦原先生の回復を待ちましょう。 by uepi-

マ、マジですか…あのよく分からない病気は頚椎ヘルニアだと…
uepi-さんが言ってくれていますが、要するに首あたりの神経が圧迫されてる状態ってことですかね。
ヘルニアって聞くとゾッとしますが、2人とも投薬で治ると言ってくれているので、とりあえずそれを信じて見守るとしましょうかね

ともかく本編の方に入っていきましょうか。ちなみに今回から、レビューに使う画像を雑誌のスキャンではなく
ジャンプ+で配信してる画像に変えてみました。紙に印刷するよりデジタル画像の方が絵が綺麗ですからね

ちなみにジャンプ+では、300円でジャンプ一冊読むことができ
900円で一ヶ月分のジャンプを読むことができます。ただ、このデジタル版ジャンプは
漫画以外の記事は載っていないので、それが見たい人は紙で売ってる方を買う必要がありますけどね

さて前回、ボス格キャラのわくわくさんに対して風刃を使わず普通のトリガーだけ戦うという
あまりに無謀な勝負を挑んでしまった三輪。これじゃあ今回ボコボコにやられて終了だろうなーと思っていたら
むしろ押せ押せで優位に立っているのは三輪の方でした
えええ!?嘘やん!?こんな状況まったく予想してなかったですよ!

前回は弧月一本だけ持ってるように見えましたが、戦闘が始まると銃撃戦メインの立ち回りを見せる三輪。
そういえば三輪は、もともと近距離で銃をバンバン撃つタイプでしたっけ
そんな三輪の使う弾丸は、シールドやトリオンを貫通して動きを封じる特殊弾。
わくわくさんの生き物弾幕もすべて貫通して直撃させられるという優れ物であります
これは三輪にとってかなり相性のいい相手だということか

『烏丸先輩、前に三輪隊の人が相手を重くする弾を使ってたんですけど…
 あれってぼくにも使えるんですか?』

『鉛弾(レッドバレット)か、もちろんトリガーをセットすれば使える。
 ただしレッドバレットは強力だが、普通の弾より射程も弾速も落ちるから
 当てようと思ったら相当相手に近づく必要がある。アタッカーの間合いで渡り合う身のこなしと、
 動きながら当てる射撃の腕がないと何発撃っても当たらないぞ。
 それだけ上級者向けのトリガーってことだ』


 

って、「レッドバレットと相性がよかったんだなー」と思っていたその矢先に
「いや三輪が上級者だから」とフォローを入れるとりまる先輩!
むう…「弾速と射程がないから、相当な腕じゃないと何発撃っても当たらない」とまで言われてしまっては、
三輪の使い方が上手いと言うしかありませんね

さらに防御に関しても、わくわくさんの厄介な生き物弾幕を細かく分割したシールドで見事に防いでおります
なるほどこんな防御の仕方があったのか…どんなものでもキューブ化してしまうのが生き物弾幕の恐ろしいところですが、
こうして小さなシールドを大量に張ることで防御できるってことなんですね

さらには弧月を使った剣術まで並外れているようで、「斬撃を当ててくる奴なんて久しぶり」とわくわくさんが驚愕したり
「逃がすか」と余裕ヅラで追撃したり、三輪の強キャラ臭がハンパないことになっております
一体どうしちゃったんですか三輪のやつ!(えー
こんなに強いなんて考えもしなかったよ!今まで見せ場らしい見せ場ぜんぜんなかったやん!?

そう、三輪隊と言えばA級7位と、いまいちパッとしない順位なわけです。
メンバー的には、米屋や奈良坂という凄腕の隊員を2人も抱えているのに微妙な順位。
俺としては、そんな風に順位が伸びない理由は三輪がしょぼいからだと思ってたんですが
むしろメチャクチャ強いじゃないですか三輪のやつ!これってどういうこと!?
こんな強いメンバーが3人もいる隊がなんで7位!?こうなると、最後の1人の古寺とかいう奴が
よっぽど役に立たなくて3人の足を引っ張ってるとしか…(えー



そんな一方で、この間からヴィザ翁と戦っているユーマの様子ですが
レプリカ先生のサポートをオサムの方に回してしまったため、攻撃パターンが限られてしまい
かなりの苦戦を強いられていたようです

《この老人は恐らく敵の中で一番の使い手…
 しかも面倒なのは、我々に対して「足止めで十分」と思っていることだ。
 余裕のある相手を崩すのは難しい、欲を出せばその隙を突かれるぞ》

「分かってる。黒トリガーで剣の達人、おれより年季が入ってる…
 レプリカ本体のサポートなしでやるにはキツイ相手だ」

『いいか遊真。自分より強い相手と戦う時は、勝とうとしちゃダメだ。
 引いて守って時間を稼ぐ。そうすれば他の仲間が楽になる』

『他の仲間がいない時はどうすんの?』

『そりゃ逃げの一手に決まってんだろ。
 自分の力を見極めて、やれることをやるんだ』

そんな自分より格上のヴィザ翁を前にして、ユーマが思い出したものは
かつて父親に教えられた「格上の敵相手には勝とうと思うな、引くことと逃げることを考えろ」という話でした。
うーむ、この父親の話…ジャンプ的にはかなりダメダメなことを言ってるな!(えー
どうダメダメかはハンターハンター20巻を読めばわかると思います
そう、ビスケがキルアに対してダメ出しした時の会話。仮にこの場にビスケがいたら、ユーマに対してこう言うでしょう

「分かったかいあんたの弱点。それは見切りの早さ!
 戦闘に対して慎重すぎる!あんたは自分より強いと思った敵と対した時、
 逃げ切ることを前提に戦ってる!先に言っとくけどそれは
 あんたのせいじゃない。あんたに戦闘を教えこんだ人物(親父)の責任。
 心と身体に染み付いた習性は、ちょっとやそっとじゃ取れない」

「…」

「戦闘力ってのは環境・体調などで上下するもの、それに対しあんたの場合!
 敵のMAXを測ろうとする!そして常に最悪の事態を想定して戦う!
 相手が少しでも格上ならばもうNG、勝とうって気持ちはびた一文なくなる。
 選択は逃げの一手、負け犬の思考。
 あんたはこれからその悪癖を押さえ込み、自分よりも強い敵に
 真っ向勝負を挑む意志の力が必要になる」

と、こんな感じです。こう書くとひどい言われようですね親父(えー
親父のせいでユーマに負け犬の思考が植え付けられてるそうですよ!親父のせいでそんな悪癖が!
完全にイルミのポジションやな親父…そんな「逃げること第一」の思考からユーマは解放されるのか…って



か、解放されておる!すでにホモパワーによって解放されておる!(えー
「勝ち目が薄いからって逃げるわけにはいかない」、第1巻でオサムが言っていたこのセリフを
つぶやきながらヴィザ翁との戦いに挑むユーマ!すでに負け犬の思考はユーマの中にはなかったか…
それにしてもユーマってほんとオサムのこと好きだよね
もはや親父の言葉よりオサムの言葉を完全に信じておる!今までの描写からしても
ここまで好きなのかって描写がいくつもあるしなー、次回に続く!

(C)葦原大介/集英社


9月28日

ビッグガンガン感想:ハイスコアガール第36話

ハイスコアガール、最近のビッグガンガンでもすっかり情報が出てこなくなってしまいましたねぇ
9/25発売だった今月号でも何も載ってなかったし、今月発売予定が潰れた単行本についても告知はなかったし…
なんだか嫌な予感しかしないんですがそんなタイミングで感想更新というアホなことをやっております。
こんなことならさっさと書いておくんだった…

「夏休みが終わって始業式が始まり、すぐに始まる中間テスト。
 そして期末テストと慌ただしい4ヶ月となるでしょう。
 常に上を目指す者は気を抜く事なかれ、
 お父様とお母様の期待に応えられるよう心がけるのです」

「…」

さて前回、ハルオと日高さんの大一番が決着を迎えたわけですが、今回の冒頭は大野さんのシーンとなっていますね
最近ご無沙汰だった大野さんパートがいよいよ開始ということでしょうか。しかし相も変わらず業田先生から鬼のシゴキを受ける毎日…
夏休みだろうが新学期だろうが関係なく続くスパルタ教育。この状況を変えることはできないのだろうか

 
 

ってそんなある日、大野さんはベッドの上でハルオとのプリクラを眺めながらすごい切なそうにハァハァ息を荒げていました
え…ちょ、ちょっとこれ大野さん何してんの!?これってもしかして
このプリクラをオカズにしてるってことですか!?(えー
大野さんマジですか!?そこまで発情してしまったんですか!?
わーお…マジか、女の人でもそういうことってあるんですね、俺たち男には分からない世界だから…

「…」

「38度5分…ホラ見てごらんなさいよ、萌美先生が無茶なことさせっから」

って、大野さんが赤面しながら息を荒げていたのは風邪ひいて熱があったからでした
そーゆーことだったんかい!てっきり「性欲をもてあます」とかそんな気分になってるのかと…(えー
まあともかく、高熱を出してしまった大野さんはベッドで寝込むハメになってしまったようです

「この子は文句を言わないで溜め込むタイプだからね。
 そのうちまた爆発して家出しちゃうんだから」

「…そうですね…少し…教育方針を改善する必要があるのかもしれませんね…」

な、なんと!?大野さんの姉・真が「こんな教育してたらまた家出するんじゃねーの」と言ってみた結果、
「そうですね…」としおらしい態度で非を認める業田先生!
マジかよ業田先生!いつもの鬼ババぶりはどこへやら!変なもんでも食ったのか!?(えー
今までスパルタ一辺倒だった業田先生ですが、ついにそのやり方に疑問を持ち始めたということでしょうか
これまで改善の兆しが見えなかった大野さんサイドに一筋の光明が…

「ふふふ、ああ見えてあの先生も結構反省してるよ晶…ん?
 あ。これってもしかして…」

 

ゲェー!?そんな中で大野さんがオカズに使っていたプリクラ写真を見つけてしまった真!
これには普段無表情な大野さんもとんでもないものを見られてしまったとギョッとした表情です
というかこのあと赤面顔になる大野さんが可愛すぎるんだが…ふくれっ面をしつつ頬を染めるこの表情がたまんねーぜ



(しかし色々出たなぁ。バーチャコップ2…大野は初代をやり込んでいたから、続編に喜ぶだろうに。
 スポーツフィッシング2も出てるじゃねーか!アイツ前作でよくイシダイ釣ってたよな…寂しいなー…)

そんな一方で、大野さんが風邪で寝込んでいるとはつゆ知らず、ゲーセンをうろうろしていたハルオ。
今日も今日とて新作ゲームを眺めていましたが、ゲームから連想するのは大野さんのことばかりでした
日高さんのことも前回で一応ケリがついたし、いよいよ頭の中は大野さん一色になってきたって感じでしょうか

「…」

(…!?あ、あの後ろ姿は…!!)

「大野!?」

「んあァ!?」



って、そんなゲーセンをうろついているうちに真と出会ってしまったハルオ!
おおなんと…2人が出会ったのは今回が初めてですよね
真の後ろ姿を見るうちに、思わず大野と呼んでしまったハルオですが
真がすごい勢いで振り向いたのは自分も苗字が大野だからだろうな、まあ姉妹だから当然だけど…

「あっ!アンタが呼ぶから、いらんところでチーしちゃったじゃないのよ!
 テンパイできなくて負けちゃったわ」

「す…すいません…」

しかもそんな真がやっていたゲームは脱衣麻雀でした。お前そんなのやってたんかい!
まあ真は以前からエロゲーがやりたいやりたいとか言ってた奴なんで
普段から性欲を持てあましてるというのも分からんではないですが…(えー

「ふん、まあいいわ矢口ハルオ君。あんたがここにいるかと思って来てみたら、
 本当にいて笑ったわよ。最近晶は家で勉強ばっかりで
 全然こういうところ来れてないじゃん?寂しいかね矢口ハルオ君?」

「そ…そうですね、寂しい…かな…」

「んまーっ!!照れちゃって可愛い小僧だこと!!(バシバシバシ)」

(こ、このお姉さん苦手かもしれん…)

「晶の男友達と聞いてどんな奴かと思ってたけど、悪いバカじゃなさそうね」

そんな真がゲーセンに来たのはハルオに会うのが目的だったようで…さっきのプリクラを見て
「私の妹とイチャついてる男はどんな奴じゃ」と様子を見に来たってことでしょうか
軽く話してみた結果、とりあえずハルオのことは「気に入った。家に来て妹をファックしていいぞ」
思ってくれたようです。サー!イエスサー!(えー

まあともかく、2人は大野さんへのお見舞い品をクレーンゲームして取っていくことになり…

「いやー千円ぐらい使わせちゃったんじゃない?悪かったわねー」

「まあ…取れたからいいんじゃないですか、にしても妹思いなんだなぁお姉さんは」

「晶に苦しい思いをさせちゃったのは私が元凶なんだもん、
 私が大野家の方針に沿ってれば、あの子もあんな思いをせずに済んだかもね…
 私が出来ることと言ったらこんなことだけ、アンタにも色々迷惑かけてるわね」

「い、いや俺は別に…」

むう、大野さんがあんなスパルタ教育を受けてることは「私のせいだから」と真もだいぶ気にしているらしく、
その罪ほろぼしのためか、ハルオが大野さんと上手くやっているか確認しに来たり、お見舞い品を用意したり、看病してあげたりと
大野さんの負担が軽くなるよう動いているようです。ハルオに対しても申し訳なく思っていたり、
意外と周囲のこと見てるんですねこの人。
もっと自分勝手でフリーダムな人かと思いきや、そういう気配りのできる人だったとは…

「あ、そうだ。今のハルオ君がやるべきゲームがあるんだった、
 プレイステーションって持ってる?」

「あ、まぁ」

「ハイこれ、CMで見て気になってたんだよね」

「え、ゲームソフト?そんな高価なもの…」

「いいってば今日のお礼だから!ハルオ君はもっと
 女心を勉強しなきゃいけないから、それやって精進しな!んじゃ!」

って、別れ際に突然「ハルオにはやるべきゲームがある」と言い出して
ゲームソフトをポンと渡して去っていった真。一体どういうことでしょうか
女心を勉強できるプレステのゲームってことですが、実際にそれを確認してみると…



と、ときメモかーい!!これで女心を学べってかーい!!
いやいやどうなのときメモって!?俺は実際にプレイしたことはないんだけど
メインヒロインの藤崎詩織の攻略難度がメチャメチャ高いらしくて
うかつに下校に誘おうものなら「あなたと帰って変な噂になるのが嫌」と断られたり
うかつに付き合ってくれと言おうものなら「嫌よ。あなたと幼なじみってだけでも嫌」と断られたり
生半可な男はゴミ扱いされる鬼畜ヒロインだと聞いたことがあるんだが…(えー
果たしてこれで女心が学べるのだろうか。恐ろしい…恐ろしすぎるぜときめきメモリアル。次回に続く!

(C)押切蓮介/スクウェアエニックス


9月27日

今週のジャンプ+感想:i・ショウジョ

さて、先週からジャンプ+で週刊連載が開始されたiショウジョですが、
今後は最新話が更新されていくのは毎週土曜日ってことみたいですね。月曜じゃないんだなぁ



そんなわけで本日公開された最新話。前回くんずほぐれつになったシーンからですけれども
前回ラストで乳首が丸見えになってたのが今回では隠してますね。
しかも明らかにブラジャーで意図的に隠してるようなアングル。これってやっぱりアレでしょうか、いくらジャンプ+といえども
乳首出していい回数には限りがあるってことでしょうか(えー

よく言われるのは「乳首券」って言葉ですよね。少年漫画では基本的に乳首は描いちゃいけないんだけど
たまーに編集部からのお許しが出た時だけは描いてもいいという。
やはりジャンプ+も乳首券の制度を取り入れているということだろうか、これは興味深いな…(えー

「…」

ボゴォ!!

「おぶ!?た、確かにオレも悪いけど、このアプリが一番悪いんや!」

とにかくおっぱい丸出しの姿を見られてしまった真白、これはさすがに恥ずかしくて取り乱すだろうと思いきや
一瞬にして無表情に戻ると無言で喜平を殴り始めてしまいます。いやお前早いよ…切り替え早すぎるよ!(えー
そこはもうちょっと恥ずかしがってくださいよ!おっぱいではまだ動揺するに値しないということなのか…

「離れてもまたコレでくっつくねんで!」

「分かっています、でも後ろを向けばくっついても被害は小さい」

「よっしゃ!これなら!」

がっちーん



えーーーーーーー!?
おいおいおい!「後ろ同士でくっつけば被害は小さい」と言っているのに
なぜか前を向いたまま仁王立ちの喜平!何してんだよ!
話聞いてんのかお前は!これじゃあまるで「後ろを向けよ」「ちくしょォォォ」ってやってるみたいじゃないですか(えー

そんなわけでこれ絶対入ってるよねなポーズになってしまった2人、
いくらジャンプ+とはいえこんな過激な絵ヅラを描いてもいいものなのだろうか。まあこの体勢って



ゾイドにはよくあることだし描いちゃダメってことはないかもしれないな…(えー
このゾイドジェネシスはプリキュアと同じ日曜朝8時半から放送してたんやで…
そんな時間からこんな映像流すって、今思うとすごいよな

「なんで後ろを向かないんですか…!」

「い、今離れるから…(ぐいぐい)ん?スマホがくっついて離れへん…」



さらに「なんで後ろを向かないんですか」という真白の質問に
ぜんぜん答えることなくスカートをめくる喜平。お前サイテーだな!(えー

というか今くっついてるこの状態って、2人の体が直接くっついてるのかと思ったら
その間にスマホがあって、それを介して繋がってるってことみたいですね
要するにスマホが接着剤みたいになってるというか。それにしてもつくづくこのアプリが
「笑いの才能が欲しい」って願いに対して与えられたものって意味わかんねーな…(えー
なんでその願いに対して接着剤のアプリ渡すんですかアイビスさん!一体どういう発想だったんだよ!

「今のうちにアプリの解除法を探してください」

「わーっとるって!」

「解除できないと学校が終わっても、帰ってからも一緒なんですから」

「…帰ってからも一緒?ずっといっしょ!?」



そんな中、アプリの解除方法が分からずに真白と一緒の入浴を妄想する喜平。
というかこの場面でもあえて乳首は隠してますね、やはり乳首券には回数制限があるという説が現実味を帯びてきたな

「ここに小さく解除と書いています(ピッ)」

「えっ?あっ、離れても引っ張られへん!」

って一瞬でアプリの解除法見つけやがった!そんな簡単に解除できるのかよ!
なんとアプリの画面に解除ボタンが用意してあり、それさえ押せば簡単に解除できたという…
おいおい、鉄太と銀子の時は銀子のスリーサイズを聞かないと解除できないとか一苦労あったのに、
アイビスのやつ今回は何を無駄な親切設計にしとんねん!(えー

「この機能じゃ私の願いは叶いません。
 私自身がアプリの魔人に会えたらよかったんですが」

(…四央寺に叶えたい願いが?)

「なんで私には…こんなに想ってるのに…」

って、その時唐突に「叶えたい願いがある」とか「こんなに想ってるのに…」と言い出し男の写真を取り出した真白!
なんすか急に、これって真白には片思いしている相手がいるってことですか!?
今まで喜平にそっけない態度取ってたのは、すでに好きな相手が別にいたからだと!?そ、そんな…

「まさか…弟さん、病気なんか?」

「…」

…と思ったらこの写真というのは真白の弟の写真でした。紛らわしいなもう!
そしてそんな弟は何か病気を患っているようで、病院から出てこれない日々を暮らしているようです
それが真白にはかなり深刻な悩みのようで…なるほど真白が笑わないのは、単に冷めた性格だからというわけじゃなくて
弟のことで悩むうちに笑顔をなくしてしまったと言った方が正しいのか



そんな事情を知った喜平は、「オレがお前の願いを叶えて笑ってもらう!」
真白の笑顔を取り戻すことを誓うのでした。おおかっこいいじゃないか
どうやって弟の病気を解決するのか謎ですが、次回は喜平の奮闘に期待ですね

ただまあ今回の話を読んでて思ったのは、ひとつひとつの場面が唐突に感じて繋がりが薄いように思えたというか
言うなれば、いくつかのエロシーンを先に用意してツギハギに話を繋げたかのような、そういう印象を受けましたね
今までの話はどっちかというと、話にひとつの芯があってその途中でエロを組み込んでいくような感覚だったので
今回はそれが逆転していてエロが最優先で話は二の次という印象がありました

これについては正直俺としては不安があるというか…
なぜなら、エロに重きを置きすぎて話がおざなりになっていくと、読んでる俺の気持ちとしては
これだったらエロ本読んだ方がいいなという気持ちになってしまうからです

そう、少年漫画はどこまで行っても結局はエロに限界があるので、エロだけが目的で読むようになってしまったら
エロ本の方が限界ないからそっちを読めばいいやという気になってしまうのがな…
だから俺にとっての少年漫画というのは、エロ以外にも何かしらの強みを持っていて欲しいものなんですよ
例えば話が面白いとか、エロに頼らずとも絵が可愛いとか、そういうものがないとエロ本が劣化したものになってしまうから
もうちょっとエロ以外にも何かの強みを発揮してほしいところです。次回に続く!

(C)高山としのり/集英社


9月26日

・こんにちは。大志さんの作品に対する感想を見て思ったのですが、作品の良し悪しを捉えていて質が良く密度の濃い、
 見事な感想だと思います。自分も色々な作品を見たり読んだりしていますが、なかなか良い感想が書けません。
 何か良い方法はないでしょうか?ご教示下さい。

どうもこんにちは、なんだかすごい褒めてもらってありがとうございます
良い感想を書くためのコツってことですが、まあ俺が書きながら気にしてることといえば
自分が納得いくまで何度も見直すってことかなぁ。俺は一発で面白い感想がバーンと書けるタイプじゃないので
まず数行書いて見直す、さらに数行書いたら見直す、だいぶ進んできたらいったん戻って見直す、
全部書き終わったらまた最初に戻って見直す、という具合に何度も見直しながら書いてますね。
そうしてるうちにちょっとはマシな感想になってくるというか。

正直言って俺が一発書きで終わらせた感想というのはとても見れたもんじゃないので
最初はダメだこりゃーって感じの感想をちょっとずつちょっとずつ修正して、
なんとか人前に出せるぐらいになったら出してるというか。だから一回で面白い感想書ける人とか凄いと思うなぁ

ただ、そんな風に何回も繰り返し見直すのが手間だと思ったら、いったん感想を書き終わった後にそれを置いといて、
1日経った後ぐらいに1回見直してみるっていうのはどうですかね。これはかなり効果的だと思いますよ
ちょっと時間を置いてみると、自分の感想に対する印象がまったく変わるから。

書き終わってすぐの時は、すごく視野が狭い感じで周りが見えてないので、
ダメな感想でも「なかなかいい感想が書けたな!」とか思ったりするんですが
それを1日後とかに見てみると、客観的に見ているような気分になって
「うわっ…私の感想ひどすぎ…?」というようにダメな部分を明確に実感できることがよくありますね

これはラブレターとか書く時でも応用できる話ですよ(えー
いやマジで、こういう話を実際に聞いたこと結構ありますよ。ラブレターを書く時に一発書きした直後は
気持ちが高ぶったりしてて文章の良し悪しが全然わかってないから
いったん時間を置いた後とかに改めて読んでみると「何この頭おかしい文章は!?」って
自分で自分の文章読んでヤバイと思うことが多々あるとか。

ラブレターに限らず、これは仕事の文書なんかでも結構よく聞く話ですね。
客先に出すような大事な文章は、提出する前に必ず一回見直せとか。
俺は一回と言わず10回でも20回でも見直しますけども(えー



・いつも更新お疲れ様です。アラサーの私は、大志さんの会社トークを聞いていると、つい「あるある」となってしまいます。
 そういえば前に「アンチヒーロー」よりも正統派ヒーローの方が好きと仰っていましたが、
 キン肉マンとかは読まれるんですか?今は数少ない「正義のヒーロー」だと思いますが。私は再放送で知った口です。

私は変身などしなーい!!(えー
というわけで、キン肉マンは最近のシリーズのやつも毎週チェックしてますね
旧シリーズとかU世は結構とびとびで読んでて、全部を語れるかと聞かれると厳しいんですが、
有名なシーンとか大体の流れについては把握してるって感じでしょうか

好きな超人を一人挙げるならやっぱりウォーズマンですね
俺が小学校の時一冊だけキン肉マンの単行本持ってたんですけど、それがキン肉マンとウォーズマンが戦う内容の第9巻で
それ以来ずっとウォーズマンは印象に残ってます



そんなウォーズマンvsキン肉マンの戦いで、一番印象的なのがここからのシーン
ウォーズマンをボディスラムの体勢に捉えて、ベアークローめがけて投げ落とせば勝利確定という
千載一遇のチャンスを掴んだキン肉マン。しかし「これでウォーズマンもラーメンマンと同じ廃人だーっ!!」という
ブロッケンJrの声を聞いて、思わず躊躇してしまいます

「何をやっとるスグル!落とすんじゃ!」

「ラーメンマンと同じ目に遭わせろーっ!!」

「「「おーとーせ!!おーとーせ!!おーとーせ!!」」」

キン肉マンの父親、ブロッケンJr、そして無数の観客たちと、次々にウォーズマンを始末するよう誰もが叫び始めます
それもそのはず、ウォーズマンはこれまで凄惨な残虐ファイトで多くの超人たちを無慈悲に殺してきた男
先ほどから名前の出ているラーメンマンも、ウォーズマンに頭をえぐられ植物人間と化してしまった身です
これほどの悪行を重ねてきた以上、もはや何をされようとも文句は言えません

「スグルさま!ウォーズマンは殺人鬼よ!
 野放しにしておけば、この先何人の超人を殺すか分からないわ!
 だからそのベアークローに叩きつけて!それがウォーズマンのためなのよーっ!」



さらには、唯一のウォーズマンの理解者であったビビンバでさえも、涙ながらにウォーズマンを殺すように訴えます
ただ1人ウォーズマンの優しさを信じていたビビンバですが、繰り返されるウォーズマンの残虐ファイトが見るに耐えず
とうとう「ウォーズマンを止めるにはもう殺すしかない」という結論に達してしまったのです。
それに対するキン肉マンの答えというのが…

ビビンバ…女の子がそんな過激な発言を
するもんじゃないぜ。いくらウォーズマンが
残虐超人だからと言って
わたしが残虐ファイトで対抗してどうなる?
それではいつまで経っても泥試合だ…
出来ることなら
クリーンファイトで戦いたい!!

こう言ってベアークローには落とさずクリーンファイトで戦うんですよ
このキン肉マンの姿が好きでねえ…いくら相手が人の道を外れた残虐ファイトをしかけて来たとしても
自分まで同じように対抗してどうするんだと、人には守るべきルールがありそれは大切にすべきなんだと
それを教えてくれてますよね。そう、前にも語ったことがありますが、俺にとってのヒーローというのは
ただ悪を倒すだけの存在じゃない、生き方の見本を示してくれる存在なんですよ

このキン肉マンの姿はまさにそれですよね、ルールを破らず清く生きることの大切さを教えてくれているわけです
実際にウォーズマンはこのキン肉マンとの戦いを通して
思いやり、優しさ、愛情、そして友情を知るわけですよね
他人に対してそれを教えることができる、それこそが俺にとってのヒーローです

ただこのシーンに思い入れがあるだけに、キン肉マンU世で
実はキン肉マンは見えないところで残虐超人以上に
えげつない反則攻撃を繰り返していた。ついたあだ名はマッスルデビル
とか
言ってたシーンが頭痛いんだよね…(えー  いやマジで、せっかくここでクリーンファイトの大切さを説いていたのに
そう言いながら裏で残虐ファイトを繰り返してたのかよ!俺の感動を返せよ!なあ!



そんなわけでU世にはあんまりいい思い出がないんですが、このシーンだけは好きです。
万太郎がバッファローマンをキン肉バスターにとらえたシーン、俺がキン肉マンの中で一番好きな技というのが
キン肉バスターですからね。見た目の豪快さもそうだし、ネーミングもキン肉マンの必殺技だと一発で分かるし
もともとバスターって言葉の響きが好きなのもありますね、バスターってついてるだけでなんか強そうに聞こえるしな

そんなキン肉バスターが近年のゆでたまごの洗練された絵柄で描かれてるということに
なんだか熱くなるものがあります。やっぱり絵に関しては昔より格段に上達してるしね

それとこのシーン、単に見た目がカッコイイというだけではなく、キン肉バスター好きとしてはたまらない流れとなっているんです
なぜかというと、そもそもキン肉バスターというのはめちゃくちゃ破られやすい必殺技だったんですよね
とにかく旧シリーズから何度も何度も破られてねえ…やれ首のフックが甘いだの、欠陥だらけの技だのと敵からコケにされ
キン肉バスター好きの俺は、そのたびに「ちくしょうちくしょう」と歯がゆい思いをしていたわけです

そんなバスター返しの中で最も有名なのが、バッファローマンの
「6をひっくり返せば9になる」バスター返しですよね
何しろキン肉バスターを初めて返した技だし、バスター返しで一番最初に思いつくのは大抵これだろうなと思います

そしてこの万太郎vsバッファローマンのシーンでもやはり、
「なんだこんなもの」と余裕でバスター返しを仕掛けようとするバッファローマンですが…

「フン!こんなもの、6を9にするキン肉バスター返しで!」

ググ…グググ…!

「…!?どうしたというんだ!?ビクともせん!」

「これをただのキン肉バスターだと思うな!
 開発者キン肉スグルの時代から34年!
 21世紀でボクが改良を加えた…
 進化型キン肉バスターだ!!」

そう、このキン肉バスターは破られない!
今までさんざん破られ続けてきたキン肉バスターが!コケにされ続けてきたキン肉バスターが!
バスター返しをものともせずに完璧に決まる!こんなに嬉しいことはない!
キン肉バスター好きとして、今までずっと溜まっていたフラストレーションが解放された瞬間というか
「やっぱりキン肉バスターは最高だぜ!」と思った瞬間ですね

でもこの後に続くセリフが「マッスル・Gーーっ!!」でポーズもキン肉バスターと全然違うのが
正直アレなんですけど(えー  いやまあ、改良を加えた進化型キン肉バスター=マッスルGなので
しょうがないことなんだけどさ…なんか違う技みたいに見えちゃうのがな…
あとマッスルGって相手の体がグシャグシャになるから正直見ててグロイので
この場面は「マッスルGーーっ!!」のページまでは見ずに
ふう、いいキン肉バスターだったという気分で終わっとくのが俺のお約束です(えー

(C)ゆでたまご/集英社


9月25日

今週のプリパラは良かったですよね、これまで何話もかけてグランプリライブに出場するために頑張ってきたのに
結局はメンバーが集まらなくて夢破れたみれぃの姿というのが。

「し、失格!?」

「はい、3人限定のライブですから」

「お、お願いしますぷり!そこをなんとか!」

「システム上の問題ですので、私にはどうすることも出来ません(失格にしながら)」

「そ…そんな…嘘ぷり…嘘ぷり…このライブのために…計算して…計算して…
 何ヶ月も頑張ってきたことが、全部水の泡になったぷり…う…うぅ…ううう…」

みれぃっていうのは普段いつも「計算通りぷり〜!」とか、あえて明るい性格のキャラ作りをしてるアイドルなので
今回こういった絶望を味わわされて明るいキャラ作りを維持できずに泣き出してしまうっていう
みれぃの素の部分が出てしまったことにゾクゾクしました(えー

さらにこの後、仲間のらぁらから電話がかかってくるんですが、その時のセリフが

「らぁら…もういいわ…終わったわ…」
「もう終わったって言ってるでしょ…」
「当たり前じゃない…でも、もうそれはいいよ…」
って、絶望しすぎて語尾に「ぷり」をつける気力すらなくなったみれぃの姿にゾクゾクしました(えー
今までずっとぷりぷり言ってキャラ作りしていたのが、一切そんな余裕がなくなって素の自分を晒してしまうという
このシチュエーションはたまらんのー、みれぃの落ち込んでるところは妙にそそるのー

プリティーリズムはこれまでも一期のりずむちゃん、三期のべる様と
とにかくヒロインを容赦なく追い込んでいくドS展開に定評がありましたが
今作のみれぃもまた、そういったりずむちゃんの流れを汲むキャラなのだろうか。

そういえば今作の主役3人のうち、らぁらは伝説のプリズムボイスの持ち主だとか
そふぃは天才的な素質の持ち主だとか言われる中で、みれぃだけ素質とかなんもないし
やはり今後らぁらやそふぃに置いて行かれて、劣等感に襲われるようなドS展開が待ち受けているのだろうか。
まったくプリティーリズムは鬼畜だなぁ!(えー
いくら落ち込み顔のみれぃがゾクゾクするとはいえ、プリティーリズムの追い込み方はマジで容赦がないので
どうかその辺お手やわらかにお願いしますよ!みれぃが可哀想になりすぎない範囲で責めてくれよな!(えー

(C)T-ARTS/syn Sophia/テレビ東京/PP製作委員会

それとベイビーステップが今週で最終回になっちゃいましたね、とはいえ半年後に第2シーズンをやるみたいですが。
いちおう最後なだけあって作画が普段より綺麗になってたのが良かったかな
全体を通して言うと、やっぱり作画的にもうちょい頑張ってほしかったですけどねー

声優の演技とかは良かっただけにね。特にタクマ(浪川大輔)とか難波江(櫻井孝弘)あたりはハマリ役だと思いました
あとこのアニメで寿美菜子の声を覚えたなぁ
寿美菜子って、今までもアイカツの美月とかで耳にする機会はあったんですが
なんかいまいち頭の中に声が残ってなかったんですよね。でもこの番組で
なっちゃんの声聞くとものすげぇ耳に残るんだよね。びっくりするほど鮮明に
特に、いつぞやエーちゃんが試合で緊張して上手く戦えなかった時に、ノートに書いた「ガンバレ〜」の声がもう耳に残って残って。
もう寿美菜子と言えば「ガンバレ〜の人」です俺的に。(えー



その時になっちゃんが描いたガンバレイラストはOPでも毎回出てきてましたね
そんな風に作品を象徴する場面でのセリフが一番耳に残ってるっていうのは、
なっちゃんを寿美菜子にやらせたのは正解だったんだろうな

しかし今回の展開でオイオイと思ったのは、最終回のラストシーンでエーちゃんが「海外でもっとテニス強くなってくる!」と
フロリダのテニスアカデミーに発ったわけですけど、そこから先が見たかったのにちょうどそこで終わんのかよ!って点ですかね
フロリダ編めっちゃ見たかったんやで!なんで見たいのかっていうと、
エーちゃんが向かった海外のアカデミーっていうのは
錦織圭が留学したフロリダのアカデミーをモデルにしてるからなんですよ

IMGアカデミーっていうのがそうなんですけど、最近の錦織フィーバーで熱が高まってるうちに
「へえー錦織はアカデミーでこんなことやってたんだ」
って気分を味わいたかったんだけどなあ
残念ながらそれは半年後までおあずけか…まあその頃には錦織も四大大会の全豪オープンに出てるだろうから
こないだの全米みたいに、全豪でも活躍して錦織フィーバー再びって状態になってる可能性もなくはないでしょうけどね



そうそう、ベイビーステップで錦織というと、アカデミーだけじゃなくて錦織本人をモデルにしたキャラクターも登場しますよね
この池爽児ってキャラがそうで、経歴を一言で言うと
中学の時に海外留学してフロリダのアカデミーで過ごして世界のトップを狙う日本人最強プレイヤーで…という具合に
錦織と同じ道のりを歩いているキャラですよね、そんな風に実績は同じなんだけど
性格としては大分違う気がするな、池は割と軽いノリのチャラい奴なんですけど、錦織は素朴で天然な性格だしね



それとこの場面、死ぬほどキツイ練習をコーチに課される池のシーンなんですが
最初見た時は「大変なんだなー」としか思わなかったけど、錦織が四大大会の決勝まで勝ち上がった今となっては
コーチの言ってることも「なるほどなぁ」と感じるようになりました

まず「グランドスラムをセカンドウィークまで戦い抜きたいなら」ってセリフ、
グランドスラムというのはすなわち四大大会のことで、そんな四代大会は開催期間が2週間だから
セカンドウィークというのは大会が終盤に差し掛かる2週目のこと。「四大大会を2週目まで勝ち残る」というのは
それだけ特別な意味があり、世界の強豪プレイヤーとして証明されるということみたいですね

さらに「5セットマッチの7試合目の最終セットこそベストな動きが必要なんだ」というセリフは、
5セットマッチは四大大会でのみ行われる試合形式、(他の大会は3セットマッチ)
7試合目というのは、トーナメントなので負けたらその時点で試合なんかしないから
7回試合する=7回戦まで勝ち上がるという意味で、四大大会の7回戦というのはすなわち決勝戦のことです
その最終セットこそベストな動きが必要になる、つまり決勝のクライマックスでベストな動きが出来るだけの体力を身につけろ
言っているんですね

そう、3セットマッチでもきついのに5セットマッチの過酷な戦いを連日行い、
4時間超えの死闘とかを重ねながら、立て続けに試合を行い決勝まで勝ち上がる。
四大大会で決勝の舞台に立つということは、それほどまでに常軌を逸した体力が必要になるということなんですね
全米での戦いを終えた錦織が「この大会での収穫は、今の自分には決勝まで戦い抜く体力があるとわかったことです」
言っていたのも、それだけ大会を勝ち抜くのが過酷なことを物語っていると思います



なんだかテニスの話をすると錦織の方に引き寄せられてしまうな。ちなみに今回青井コーチがエーちゃんに言っていた
「理性と本能の話」なんかでもそう思ってしまいました

「理性と本能のバランスを取るっていうのは、実はすごく難しいんだ。
 例えば丸尾くんは、練習をやらなきゃって理性の声が大きすぎて本能の声が聞こえにくくなっている。
 本能がストップをかけている状態で練習をしても効率的じゃないんだ、
 一番いいのは理性でやらなきゃと思っている時に本能もやりたいと言っている状態なんだよ。
 つまり本能がやりたいと言っている練習からやっていくと効率がいいんだ、
 本能が好きな練習は楽しいから、集中できるし早く上手くなる。
 自分がどんな練習を好きなのか考えてみるといい」

という話。つまり「やりたい練習から先にやっていった方が効果的なんだ」っていうことですね
これについては錦織もフロリダでそういった経験をしたようで、そこでの育て方というのは
基本的にやりたい練習をやっても文句を言われないしむしろ褒めてくれるってことだったらしいですよ

たまに「もっとこうした方がいい」と細かい指示をされても、直したくないと思ったら
「ふんふんなるほど」と分かったフリをしておけば直さなくても別に何も言われないだとか
相当にフリーダムな状況で練習して育ったようです。こう書くと怠けてるみたいですけど、
実際にそれが錦織の自由なプレースタイルを育んだんですよね
錦織のプレーはよく「常識にとらわれない」とか「セオリーが通用しない」と言われていて、
相手からしたら「ここでそれ打つの!?」というような予測不能な球を突然打ったりするみたいです

そういう自由な発想とプレーは、やはりアメリカでのフリーダムな練習によって育まれたんじゃないかなと
実際、修造も「日本で育てたら型にはめられてしまうだろうから」とアメリカ行きを薦めたわけですしね
錦織本人も「試合でも同じプレーを繰り返すのは面白くない」と言っているくらい、創造的で自由なプレーをするのが好きなようです

ただ、青井コーチが言ってるのは「やりたい練習から先にやった方が効果的」ってことで
いつまでもそれだけやっていればいいって意味じゃないと思うんですよね
実際、錦織は今でもやりたい練習だけやっているのかというと、実はそうじゃなくて
最近ではやりたくない練習を散々やっているそうです。なぜならマイケル・チャンがコーチになったから。

よく「チャンがコーチになってから錦織は強くなった」と言われてますが、
実は練習もその時からガラリと様変わりしていたんです

そもそもチャンがコーチになった経緯を説明すると、錦織はチャンを招く前に
世界ランキング10位〜20位ぐらいまで来ていたんですが、そこから上の選手にまったく勝てないという壁にぶつかったんですよね
世界10位という壁に阻まれてしまって、そこから先にどうしても進めずに伸び悩んだ時期があったわけです

そんな状況を変えたいということで招かれたのがマイケル・チャン。
チャンが錦織に課した練習は、一言で言うと「まるで高校の部活だ」と言われるような地味な練習でした
日本でそんな練習をさせたくないから海外へ送り出したのに、繰り返ししつこく基礎の反復練習をさせるマイケル・チャン。
さらに性格も鬼コーチで、「そのザマで世界で戦う気か!?あぁ!?」とさんざん罵声を浴びせたりして
錦織もこの練習は相当に嫌がったらしく、「もう僕マイケルの練習が嫌です、ほんと嫌です」と修造に愚痴ったりしたそうです

そんな「やりたい練習」とはまったく逆、「やりたくない練習」を散々やらされ続けた錦織ですが
その結果、ショットの精密さが飛躍的にアップしたんですよね



例えば全米で何度も見せたような神がかり的コントロール。もともと錦織はコントロールが良い選手と言われてましたが
ここまで素晴らしい精度のショットをバンバン打てるようになったのは、マイケル・チャンがコーチになってからだと言われています。
修造がよく言ってるのは「今までの圭に足りないものをマイケル・チャンが補った」という言葉ですね
やりたい練習だけをやっていたら身につかなかったスキルを、チャンがこうして錦織に伝授したという。

そう考えると、やっぱりやりたくない練習が必要なこともあるんだなって思います
やりたい練習をまずやってきて、それで限界を感じた時にやってみると効果があるってことかな

だいぶ錦織トークに熱が入ってしまいましたが、ベイビーステップに話を戻しますと
最終回のラストシーンで、エーちゃんとなっちゃんのやり取りがSDキャラで描写されてましたよね
今回一番お気に入りの場面がこのSDシーンだったなぁ
以前からこのアニメはSDの描写が良いと言ってきましたが、最後の最後にそれを再確認した瞬間だったかと。
第2シーズンではもっとこのSDの比率を増やしてくれるといいなー

(C)勝木光・講談社/NHK・NEP


9月23日



えええええええええ!?
突然なんなんですかこのお知らせは!?当日になっていきなりツイッターで明かされましたが
新しく始まったWEBサービス・ジャンププラスにおいてi・ショウジョが週刊連載開始ですって!?
いやいや嘘やろ!?だってiショウジョは今度またジャンプLIVEで掲載するって話だったし、何がどうなって…
と思いつつジャンプ+を見に行ったら



マジで載っとるーーー!!えええええーー!?これって一体どういうこと!?
今後はジャンププラスで週刊連載していくの!?そしたらジャンプLIVEで9月に掲載するって話は一体どうなるの!?
どうなるのったらどうなるの!?もしかしてジャンプLIVE用の話はもうすでに描き上げてあるとか…?
おそらくジャンプLIVEに載せるiショウジョは次の話が最後になって、
今後はジャンププラスでの連載にシフトしていくとか?と思いつつ、今度はジャンプLIVEの方を見に行ったら

ジャンプLIVEグランドフィナーレ
ジャンプLIVEは9月22日をもちましてサービスを停止させていただきます

ジャンプLIVEおわっとるーー!?(ガビーン)
えええええーーー!?何これいきなりグランドフィナーレって!?聞いてないですよ!
ちょっとジャンプLIVEってマジでいきなり終わりなの!?そんなことまったく言ってなかったやん!?えええ!?


(C)荒木飛呂彦/集英社

あ…頭の中が混乱してる…
ジャンプ+…ジャンプLIVE…
グランドフィナーレ…
iショウジョ…9月掲載…
今日で終了…今日から開始…
(えー

おおう…驚きの連続でだいぶ取り乱してしまいましたが、どうやらこのジャンプ+ってのは
ジャンプLIVEを改良してパソコンから見られるようにしたものと考えればいいのかな?
ジャンプLIVEに毛が生えたような感じというか。だからジャンプLIVEも終わらせたってことなのかな

どうも今までジャンプLIVEでやってたものは、ジャンプ+の方に移していくってことみたいだし…
iショウジョについても、本来はジャンプLIVEで載せるはずだった話を
今回ジャンプ+の方に掲載したってことなんじゃないかな。まあ週刊連載で続いていくって話には驚きましたけど…

そんな風にジャンプLIVEからジャンプ+に移行した理由としては、これってやっぱり
「パソコンで見れる」って点が予想以上に重要だったってことなんじゃないかな
俺自身、最初にジャンプLIVEが始まった時は「これってパソコンで見れねーの!?」ってパソコンで見る方法を一生懸命探したし、
結局それがムリだと分かって、「一応スマホ持ってるけどアプリとかよく分かんないんだよな…」
アプリの入れ方がよく分からなくて四苦八苦したり、結局スマホの機種が古くて入れられなかったから
わざわざジャンプLIVEのために機種変更したりと、色々やりましたからねえ

確か前に拍手コメントでも「スマホ持ってないのでジャンプLIVEが見れないんです」って言ってた人がいたっけなあ
やっぱり「スマホでしか見れない」ってのは、それだけハードル高かったんじゃないだろうか

さてそれでは、ジャンプ+で公開された新エピソードの詳細な部分を語っていきましょうか
今度の主人公は三国喜平という関西からやってきた転校生。
かなりお笑い好きな性格のようで、センス自体はないものの体当たり的な笑いの取り方で
「おもしろくねー奴(笑)」と言われながら新しいクラスメイト受け入れられております

そんな一方で、今回のヒロインはクラスメイトの四央寺真白。
なんとも無愛想で無表情なキャラで、まあ一言で言うと綾波系ヒロインってやつでしょうか
お笑いを追求していて明るい喜平とはまったく対照的です
喜平のギャグにもまったく興味を示しておらず、喜平はそんな真白を笑わせてやろうと躍起になるようになり…

「オレに笑いのセンスを!四央寺を笑わせるくらいのセンスをくれーーっ!!」

《ならばとっておきを…魔法はアナタの掌の中に!》

その結果、アイビスと出会って魔法のアプリを授かることになった喜平。
「真白を笑わせるお笑いのセンス」を望んだ喜平でしたが、アイビスからもらったアプリは
スマホの内カメラと外カメラで写したものを合体させるというワケ分からんものでした

えーっと…ま、まあありますよねスマホって、「自分の顔を写すのに使う」内カメラと
「他人とか風景を写すのに使う」外カメラってやつが。で、それぞれ写したものを合体させるアプリだと…
これが笑いのセンスと一体なんの関係が…(えー  アイビスの奴たまにわけわかんないアプリ渡すよな

(こ、これ笑いと関係あるか…?オレの願いは笑いのセンスだったはず…)

「…」

「あ、四央寺(ぽちっ)」

内カメラ!外カメラ!マグネットォォ!!

「ええ!?」



って、真白を見つけた途端についつい魔法のアプリを起動してしまった喜平!
その結果、内カメラに映っていた喜平と、外カメラに映っていた真白が
「マグネットパワー+!」「マグネットパワー−!」と引き寄せられて激突し
いつものポーズを取るハメになってしまいました、このポーズもすっかりこの漫画でお馴染みだな
さすがに真白もこんな格好は恥ずかしいのか、ちょっと赤面しつつ喜兵をビンタしてしまいますが…

ばっちいいいん!!

「んご!?ちょ、ちょい待ち!オレのせいちゃう!このホラ、スマホのアプリがな!?」

内カメラ!外カメラ!マグネットォォ!!

「…!?う、嘘やろ!?」

って、言い訳しながらスマホを手に取った途端にまた魔法のアプリが起動!
おいおいまたかよ!再びアプリの力によってぐんぐん引き寄せられる2人ですが
これってつまりいつものポーズを2回やる気ですか高山先生!?(えー
1回では飽き足らないと!?開脚パンツ丸見え足の裏ポーズをまたやりたいんですか!まったく高山先生はフェチすぎるぜ…って



アレーーーー!?
えっちょっ、えーー!?これはなんとも予想外な展開に!ぶつかった結果おっぱい丸出しって
今まで一度もやらなかった描写が!ジャンプ+では乳首OKだったんですか!

なんとまあ、ジャンプ+って「ジャンプに宣戦布告する」とか「ジャンプを倒す」とか「ジャンプを超える」とか
なんかやたらと「ジャンプより俺らの方が上だぜ」って自信に満ちた宣伝文句が多かったですが
それってつまりエロ的な意味でだったんですね(えー

うーむしかし、初回からこれとは今後どこまでエスカレートしてしまうのか、俺としてはちょっと不安もありますね、
とりあえず不健全図書に指定されない範囲で頑張ってもらえれば…(えー  次回に続く!

(C)高山としのり/集英社



今週のジャンプ感想:ワールドトリガー



さて今週のワールドトリガーですが…って、うわあああああああ
また葦原先生が大変なことになっとる!
いやちょっと、頚椎症性神経根症ってなんすかこれ!?どんな病気!?

大丈夫なんだろうか…来週からアニメが始まるって時期に治療で休載とは、マジでついてないですね
今年に入ってから葦原先生、インフルエンザ、骨折、急病、頚椎症性神経根症って
マジ色々と災難に襲われすぎて可哀想すぎるとしか。特にインフルエンザの時は自分の誕生日にかかるという悲劇だったし
今回にしてもアニメ化のタイミングで発症する悲劇って、ついてないにもほどがありますよ
葦原先生、一回ちょっとお祓いでもしてもらった方がいいんじゃないだろうか…(えー

(C)葦原大介/集英社



今週のジャンプ感想:食戟のソーマ 第87話「秘策」

「この肉はぜーんぶ、今朝選んで買ってきたんだ」

「え…!?どういうことどういうこと!?つまり今からやるのは…完全なアドリブ!?」

さて前回、大量の肉を取り出して超高速で調理し、「肉の遊園地を見せる」などと言い出したソーマでしたが…
なんとその肉は今朝になって買ってきたものばかり、そして調理法は今この瞬間に考えながら調理するという
その場のひらめきに任せた料理を作る気のようです。てっきり肉魅の用意した肉を使うのかと思いましたが、
まさか自分の買ってきた肉とは…これも美作の裏をかくための作戦なのか

(牛タン!数分茹でて、外側が固くなってから皮剥き!
 焼き色をつけるのは、まろやかさのバターと爽やかな風味のオリーブオイル!
 牛ヒレ肉!こいつの煮込みは鍋ごとオーブンで!温度は180℃、1時間強!)

(速い…!)

「マ、マジでアドリブなのこれって!?そんなことしてちゃんと味がまとまるのかよ!」

「幸平…なるほど、やっぱりお前はそっちのタイプだったか」

「そっちのって…?」

「俺の手の内を知ってる奴がどういう手を取るか…
 パターン1・ブラフを張ってからのだまし討ち。
 事前に出す品目を宣言し、本番でまったく違うものを出し撹乱する…
 そして腕に自信を持ってる奴ほど走りがちなのが、パターン2・即興料理!
 何を作るか全くの白紙で戦いに臨む方法だ、
 まァ幸平ならそれなりの品にはなるだろうな」

「そ、そうだよ!試合開始まで内容を白紙にすることで、
 美作の裏をかけたんだ!まだ勝負は分からない!」

「お前のことはなんでも知ってる…今朝アルディーニのマンションへ寄ったことも、
 その後たっぷり肉を仕入れたことも…」

「…!」

ってああ、美作の裏をかくために即興で料理するこの作戦でしたが、
「やっぱりその手で来るんだふーん」と完全に読まれている有り様!
美作はこの手の戦いに慣れており、今朝ソーマが買った肉についてもすべてチェック済みのようです
そこまで読まれているということは、美作も同じように肉の遊園地作戦をやる気なのか…?
と思いきや、美作は料理をさっさと仕上げると審査員のところに出してしまいました。あ、あれ?

 
 

そしてわざわざソーマのモノマネをしながら料理を差し出す美作。
これには肉魅やソーマもカチンときております。料理をパクられるのは気にしないソーマでしたが、
決めゼリフをパクられるのは嫌だったようですね(えー

うーんそれにしても、料理を前にした園果先輩のおっぱいマジでかい。
肉魅もこの漫画の中じゃ1、2を争うほどの巨乳キャラですが、園果先輩はさらにそれを上回ってる感じですね



さらにそんな胸を強調する実食シーンが!
なんてでかい胸なんだ…さすがにこれには目を奪われてしまうぜ
そういえば乾さんもかなりの巨乳キャラでしたが、今回の実食ではすっかり園果先輩にお株を奪われてますね
とんでもない爆乳キャラを出してきたもんだぜ…

「舌がとろけてなくなっちゃいそう…!なんてまろやかさなの〜!!」

「そのくせメスキートの香りはビシビシと強烈!涙が出そうなほど鋭い…!
 とんでもない美味しさだ!」

「…」

「お前の思考は全て読んでた…だからこその特製ベーコンだ!
 熟成・塩漬けに5日間、丸1日かけて乾燥させ、5時間もの間燻し続ける!
 それだけの手間をかけてこそ、この美味さは実現する!」

「確かに…時間と手間、その重さ!
 即興料理とは対極とも言える強みがこの一皿にはある!」

そしてここで、ソーマの手の内を知っていながらあえて遊園地作戦は真似しなかった美作の意図が明らかに。
この場だけで考えた付け焼き刃のような料理よりも、じっくり時間と手間をかけて美味さを高めてきた料理の方が遥かに上だと
判断してのことのようです。その美味さは堂島さんも認めるほどのようで…

「これはまるで…!リング上で火花を散らす、肉同士の熱いぶつかり合い!」



そんな美作の料理を食べているうちに、牛男&豚男を相手にプロレスしている姿
想像してしまう園果先輩!そしてここでも強調される園果先輩のでっかい胸、なんだかまるで
ジャンプ+で乳首を晒したiショウジョに対抗しているかのようです(えー
「そっちが乳首で来るならこっちはでかさとシチュエーションで勝負だぜ!」みたいな。まあ絶対関係ないだろうけどな!

「この牛と豚が織り成す、超ド級の美味しさ…!」

「いくぞ!とどめだぁーっ!」

「だめっ…!受け止めきれない!」

ああそして、イメージでのプロレス対決の中で園果マンにクロス・ボンバーを仕掛ける豚肉マン!
キン肉マンでおなじみの顔の皮を剥ぐ鬼畜なラリアット!園果マンの美人顔が生皮ベリベリ剥がされてしまうのか!?
マグネットパワー+!マグネットパワー−!クロス・ボンバーッ!!



こ…こいつは園果マンじゃない!!(えー
咄嗟に園果マンをかばって自分がクロスボンバーを食らう堂島マン!
直撃の瞬間に仲間がかばって代わりに食らう、これもまたクロスボンバーのお約束です
果たしてこのネタは狙ってやっているんだろうか

「浅はかだなァ幸平!その場のインスピレーションに任せて料理を組み立てる…
 それは要は熟慮の放棄!思考停止に他ならない!
 料理ってもんは微に入り細を穿ち、準備し抜いた方が勝つんだよ!
 お前が今からいくら小細工を重ねようと無駄!無駄なんだ!」

「…」

「ま、しっかり記憶に刻むといい…
 お前の人生で、客相手に出す最後の一皿を」

そして今度はソーマが料理を出す番になりますが、もはや小細工と付け焼き刃の料理しか出てこないと確信している美作は
「思考停止の料理作ってんじゃねーよバーカバーカ」と言いたい放題です。
それと客相手に出す最後の一皿…そういえばソーマって、この対決に料理人人生を賭けてるんでしたっけ
今はそれほど追い詰められた状況ということか…

「寂しいこと言うなよな美作ぁ…俺だってこの一週間、
 お前のことをずうっと考えていたんだぜ?」

「何…?(ぞわっ)」

(汗…!?何を恐れてる…!奴が何をやろうと想定内のはずだ、なのに…
 何を…恐れてる…)

と、この危機的状況で飛び出したのは、あまりにも意外なソーマのホモ発言!(えー
「お前のことばっかり考えてたよ…」というホモな告白を聞いた途端、ぞわっと冷や汗が吹き出す美作、おいおい美作のやつ
さんざん他人にホモストーカーしてきたのに、自分がホモの標的にされるのは耐えられないのか…(えー

そんな美作がケツの危機を恐れる中でついに料理を差し出すソーマ!目の前に迫り来るホモの力の前に
おびえろ!すくめ!モビルスーツの性能を生かせぬまま死んでゆけ!(えー  次回に続く!

(C)附田祐斗・佐伯俊/集英社



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