■ガンダムビルドファイターズトライ 第1話「風をよぶ少年」
 
   

ついに始まりましたね、ビルドファイターズ第二期、その名もガンダムビルドファイターズトライ。
前作から7年の歳月が経過し、新たな少年少女たちをメインに据えての新シリーズであります

そんな第1話の冒頭ですが、いきなりアクシズ宙域で戦うモビルスーツ達の大混戦となっており
真っ先に飛んでくるのがジャムル・フィン(ガンダムZZに登場した可変MS)というこの渋いチョイスがたまりません
さらに続けて出てくるのがリック・ディアス、ガンキャノン、ボールの大群と、あえて主役級のガンダムではなく
出番すら珍しい脇役機体たちが次々と…普通ならガンダムの影に隠れて目立たない機体たちなだけに、
それが冒頭を飾るとはレアなシーンですねぇ。うーんたまらん

そして最も注目すべきは、そんな戦場で戦うメインファイターがおっぱい少女だということですよ(えー

ビービービー!ビービービー!

「第一波…頑張ってるけど…くっ…!」

そんなおっぱい少女ホシノ・フミナの所属する部隊は、この激しい戦いの中でかなりの劣勢に追い込まれているようで
敵部隊との戦力差に悲壮感を感じながら、イチかバチか敵陣への突撃を仕掛けていました
ちなみにフミナが使っている機体は、パワードジム・カーディガンというパワードジム(ガンダム0083に登場)の改造機ですね
またえらく渋い機体使ってんな…パワードジムって言われても頭の中で姿がイメージできねえぞ…
ジム系は種類が死ぬほど多いですからねぇ、そういえばキララも相当なジム好きでしたが
ジムには乙女心をくすぐるような何かがあるってことなのか?(えー

(ガンダムが好き…ガンプラが好き…!)

ボッガアアアン!

「くうっ…!」

(でも…一緒に戦おうと約束してた人は、私とは違う道に進んで…)

そんな中、敵弾の雨に晒されながらも一気に敵陣を突っ切っていくフミナ!
もはや愛機はかなりズタボロの状態になってしまいますが、それでもなんとか敵陣の奥深くへと突撃して
敵の親玉が待ち受ける最深部へと到達していました。そしてフミナの前に現れたのは…

む…武者頑駄無やあああああああ!!
しかもでけえええええ!!なんやこのバカでかい武者頑駄無は!威圧感やばすぎやろ!
この巨大な敵を相手に、「クソッタレー!!」と肩のキャノン砲で必死の抵抗を試みるフミナでしたが、
この超巨大武者頑駄無の前には、そんな豆鉄砲なんぞいくら当てても効果がありません
このサイズ差からしても、怪獣を相手に銃で戦うウルトラマンの隊員のようだよ…(えー

(諦めたくない…!誰か…私と一緒に戦って…!)

ボッガアアアアアン!!

(やりたいの…ガンプラバトルが…!)

そんな武者頑駄無たちの強さにまったく歯が立たず、最後は圧倒的な敗北を喫してしまったフミナ。
どうやら相当ガンプラバトルが好きみたいですが、みじめに負けてばかりの毎日を送っているようで
今の状況をどうにかして変えたいと、強力な仲間を欲しているようですね…

それはいいんだけど、フミナのやつそんな格好で家まで帰るつもりかよ!
このエロい格好って普段着なん!?スポーツブラじゃねえよなこれ!?(えー
見た目的にはもうスポーツブラ同然みたいな感じだけど…こんなん男が見たら野獣のように襲いかかってくるぜ
フミナが私服で外をウロウロしているだけで、日本の性犯罪がどんどん増えてしまうな…(えー

「ひいいっ!?つ、つええ…!」

「なあアンタ…この写真の女を見たことはないか?」

一方その頃、路地裏でチンピラ相手に写真をつきつけて
Gガンダムごっこをしている少年がいました(えー
やってることが完全にGガンダムのドモンじゃねーか!この少年こそ、本作の主人公カミキ・セカイなわけですが…

ドモンのこの行動はあれですよね、無残にも母親を殺して父親を陥れ悪逆非道の限りを尽くす兄を探すために
「この写真の男を見たことはないか?」とあちこち聞いて回っていたわけですが…
つまりこの写真の女も可愛い顔して悪の限りを尽くす非道の女ということに…(えー

「こらぁっ!そこで何をしている!」

「ん?」

「た、助けておまわりさんっ!殺されるぅぅぅ〜!!」

「え、な、何言ってんだよ!」

「(ガシッ)事情を聞かせてもらえる?」

「だ、だからぁ!いきなりあいつらがつっかかって来たんですってば!
 
生意気だとか言って…」

「それでケンカになったと?」

「ケンカじゃないですよ、正当防衛ってやつですよぉ!」

って、騒ぎを聞きつけた警官にとっ捕まって、取り調べを受けるハメになってしまったセカイ。
さっきのアレはチンピラたちの方から因縁をつけてきたようで、セカイはそれに対応しただけと話しますが…

「あれだけの人数を1人で倒したの?」

「あ、少しやってますから!次元覇王流拳法、知ってます?」

「いいや」

「あぁ…マイナーだからなぁ」

さらにセカイの操る拳法は、次元覇王流拳法とかいう仰々しい名前をしていることが判明します
うーん、次元覇王流拳法って聞くと、Gガンの超級覇王電影弾を思い出しますが、
覇王しか同じ部分ないし別に関係ないのかな?



「あの〜…すみません」

「ん?」

「カミキ・セカイの保護者で、カミキ・ミライと言います…
 この度は弟がご迷惑をおかけして、本当に申し訳ありませんでした」

って、そんな取り調べの最中にひょっこり顔を出したのは、さっきセカイが持っていた写真の女!
どうやらセカイの姉だということですが…と、ということはやはり、Gガン的に言うなら
貴様のおかげで母は死に!父は冷凍刑!そして俺はこのザマだ!!(えー
ということなのか…まったく人は見かけによらないよなー:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「本日は皆さんに、大変喜ばしい報告があります。
 昨日行われたアーティスティックガンプラコンテストにおいて、
 我が聖鳳学園中等部2年、コウサカ・ユウマ君の作品が、栄えあるグランプリを獲得しました」

一方その頃、フミナの通う学校では、朝の全校集会で
レビル将軍が演説を行っていました。ジオンに兵なし!!(えー
ともかく、そんなレビル校長から褒め称えられていたのは、コウサカ・ユウマという少年…

そう、このユウマは前作に登場したチナちゃんの弟であります。でもその割には髪の色からして
どう見てもセイの血筋っぽいな!ガンプラ製作で表彰されてるって点でもそれっぽいし
うーむ、チナちゃんの弟というのは仮の姿で実はセイとチナちゃんの隠し子とかそんな可能性は…(えー



「おお〜!」

「ユウマー!」

「きゃー!ユウマくーん!」

「…」

がしかし、全校生徒たちがキャーキャーともてはやす中で、フミナだけは浮かない顔でユウマの姿を眺めていました
それもそのはず、フミナにとってユウマとの関係というのは…

(ユウ君…)

 

『そんな…!ガンプラバトル部に入部しないって、どうしてなの!?」

『興味を失ったんですよ。ガンプラバトルというものに』

そう、以前にフミナを捨てた元彼のようなものというか(えー
冗談はともかく、ユウマは何かがきっかけでガンプラバトルが嫌いになってしまったようですね
そういえばBD特典の話でも、チナちゃんがユウマについて「バトルをやらなくなっちゃったのが心配」てなことを語ってたし…

ありそうな線としては、チナちゃんの身近にガンプラバトル世界王者のセイがいるから
それを見ているうちに自分の才能のなさを痛感したとか、そんな感じですかね?

「いやいや、コウサカ君はすごいよね〜、プラモ部部長として僕も鼻が高いよ」

「うわっ…ミヤガ先輩…」

「ホシノく〜ん、いつまでガンプラバトル部に固執するつもりだい?
 我が校のOBが世界大会で優勝したことがあるから
 いまだに部の存続が許されているが…それも7年前の話。
 今年度になって、ついに部員は君1人だけになってしまった」

「それはプラモ部が、こっちの部員を引き抜いたからっ!」

「ははっ、人聞きが悪いな〜。彼らは毎年一回戦負けしているバトル部よりも、
 コンテスト入選常連者が集う、プラモ部の方に魅力を感じて来たんだよ」

「くっ…!」

って、そんな全校集会が終わるなり、嫌味を連発してくるクソメガネ野郎に絡まれてしまったフミナ。
なんなんだこいつは、この腹立つメガネっぷりを見ていると武田観柳を思い出すぜ(えー
ともかくそんなミヤガ先輩の言葉によって、今この学校ではプラモ部とバトル部という風に
ガンプラの部活が分裂してしまっていることが判明します

7年前はそんなことなかったんですけどね、そう確かあの時は
「模型部」って名前でユウキ先輩がバトルも製作も取り仕切っていたはず。
それが今では2つに分裂し、プラモ部にだけ優秀な人材が揃っていて
バトル部はすっかり弱小の部活となり、今ではフミナ1人だけしか部員がいないという…

「そもそもガンプラバトルなんてナンセンスさぁ。
 一生懸命作った作品を戦わせ、負ければ壊れてしまうような競技は
 その存在自体が矛盾している。本来プラモデルは製作過程を楽しみ、
 作品の完成度を追求することこそ本道であり、王道であるはず」

そしてガンプラバトルをすること自体が、大切なガンプラを壊してしまう行為だから
そんなことをするのはバカバカしいと否定するミヤガ先輩。ほほう…ガンプラが壊れるのがもったいないと…


(C)板垣恵介/秋田書店

そんな風に考えていた時期が…
俺にもありました(えー
 

これって前作の最初の方に、俺がよく書いてたコメントですよね。動くのはいいんだけど壊れるのはもったいないと
ただ、やはり前作でユウキ先輩との戦いや、フェリーニとの戦いを見るにつれて
機体が壊れてしまうからこそ、必死に戦うその姿が熱いんだと分かったので
今ミヤガ先輩の理屈を聞いていると「ふっ…わかいな…」という気持ちになりますね(えー



それとこの場面、ガンプラバトルのイメージ映像でハイザックをぶった斬るガンダムMk−Uの絵が出てきたわけですが
初代ガンダム第1話で「ザクをぶった斬った時のガンダム」まんまの構図で吹いた
このポーズをMk−Uでやるんかい!そういえば、初代ガンダムから続編のZガンダムに移行した時も
作中の経過した年数は7年でしたよね。このビルドファイターズでも前作から7年後が舞台。その辺も意識して作ってるんだろうか

「ホシノ君、僕はガンプラビルダーとして君の能力を高く評価している。
 プラモ部はいつでも君の入部を歓迎するよ?」

「お断りします。私はガンプラバトルがやりたいんです(すたすた)」

「ぬぐっ…ホシノ・フミナ…無理しちゃって…
 まぁそういう意固地なところも魅力的なんだがね…」

って、さんざん嫌味を言った後にフミナのことをプラモ部へ勧誘するミヤガ先輩。
ですがフミナにそんな気は全然なく、あっさりとその話は蹴られてしまいます
というか、去っていくフミナの背中を見ながら「魅力的だ…」とかブツブツ言ってるところを見ると
こいつフミナのことが好きでいちいち絡んで来てんのか!?
だとすればアホすぎるだろ!あんな物言いで好かれるとでも思ってるのかよ!

(なによあのカマキリ男…!嫌味ばっかり言って腹立つ〜!)

やっぱりめちゃくちゃ嫌われてた!
アホだなミヤガ先輩…フミナからしたら完全にいちいち腹立つことしか言わないキモイ奴としか思われてないようです
そりゃそうだろ…好きになる要素ないしな…構って欲しくて絡んでくるんだろうけど、完全に逆効果だよなぁ



「ふむ…ガンプラバトル選手権のエントリーか。
 しかしホシノ、出場資格は1チーム3人だ。部員がホシノだけじゃ…」

「エントリーの締め切りまでには、なんとかメンバーを集めますから!」

「う〜ん…」

その後フミナが向かった場所は職員室。どうやら大会のエントリーがしたくて、顧問の先生に頼んでいるようです
今の大会形式は3人1組によるチーム制の大会となっているんですね。そう、前作では個人戦メインでしたが
今作ではチームバトルがメインになっていくという。ただまあ、部員1人のフミナではどうしようもないわけなんですが…

「すみませーん!転入生のカミキ・セカイなんですけど」

「ん、転入生?ちょっと待ってなさい、学年主任に聞いてくるから」

「はい、よろしくお願いします!」

「カミキ・セカイ君だね、ここで待ってて(すたすた)」

「…」

「…」

「えっと、ここの生徒さんですよね?」

「ん?私は3年のホシノ・フミナ。よろしくね、転入生くん」

「あ、よろしくお願いします!あのう先輩、この学校に空手部ってあります?」

「空手部?ないわよ、ウチの学園に格闘技系の部活は1つもないの」

「ええ!?じゃあ俺、何の部活に入ったら…」

って、そんなところにひょっこり現れたのは転入生としてやってきたセカイ!
その処理のために先生が場を離れると、ぽつんと残った2人はなんとなく会話を始めることになります
そして話すうちに飛び出してきた「俺はなんの部活に入ったら!」という言葉、おいそれって
完全にフミナに勧誘させるための前フリじゃねーか!(えー
セカイのやつわざとやってるんじゃないよな!?「俺はなんの部活に入ったら!(チラッチラッ)」とか
フミナが誘ってくるのを待ってるんじゃないよな!?

「あっ…むふふ、ねえ君、ガンプラ好き?」

「…ガンプラ?なんですそれ?」

「ええ!?う、嘘よぉ!今どきガンプラの存在を知らない男の子がいるなんてぇ!
 な、なんでなの…?まさか異世界から転入してきたわけじゃあるまいし…」

そんなわけで当然勧誘するフミナでしたが、セカイはそもそもガンプラの存在をまったく知りませんでした
これは単に世間知らずなだけなのか、それともフミナが言うように異世界からやってきたせいなのか…
気になるのはセカイって、やっぱりレイジにそっくりですからね…
あと姉も髪型とかアイラに似てたし、アイラとレイジの子供って可能性があるのかも…

「えっと…そのガンなんとかって、そんなに有名なんですか?」

「決まってるじゃない!ねえ君、よかったらガンプラバトルやってみない?
 究極のバトルが楽しめるわよ!」

「きゅ、究極のバトル!?なんだぁ、格闘技系あるんだ!
 早く言ってくださいよ先輩〜!」

「あははは、ごめんね〜!さあ部室に行きましょう!」

「えっ、で、でも俺はここで…」

「いいからいいから!」

「ちょ、ちょっとぉ!」

そしてまんまとフミナの口車に乗せられる形で、ガンプラバトルへの興味を持ち始めたセカイ。
そんなセカイのリアクションを見た瞬間、しめしめと言わんばかりにフミナは部室へ連行してしまいます
鉄は熱いうちに打てってやつでしょうか、興味があるうちに一気に入部させようって魂胆で…

「おまたせ〜!これがガンプラバトルをやるためのプラモデル、ガンプラよ!」

「へっ…」



「帰る〜っ!」

「ちょ、ちょっと待ってぇっ!」

「何だよあれ、オモチャじゃないかぁ!」

「プ、プラモデル!ガンプラぁぁ!」

ってああ、鉄は熱いうちに打ってもダメだった!(えー
ガンプラを初めて見た途端、「こんなオモチャに興味ないから」と部室を去ろうとするセカイ!
そりゃガンダムにも興味ないだろうしなぁ…ガンプラだけポンと見せたらこういう反応が返ってくるか

「で、ガンプラバトルはね、このバトルシステム上で行うの。
 まずはガンプラとファイターのデータが入っているGPベースをセットして…」

「な、何をにこやかに説明始めてるんですか!つーかこの縄を解けぇ!」

ゲェー!?なんとセカイを引き止めるのに必死なフミナは、問答無用でセカイに緊縛プレイを強要し
ガンプラバトルの流れについて1から説明することに!お、お前こんなんやってたら確実に
セカイを緊縛しながら「入部してくれたらこんなこともしてあげるから…」ってエロいことする薄い本

冬コミで発売されること確実じゃないですか!(えー
フミナの薄い本要員っぷりは凄いよな…この1話だけであらゆるネタがありすぎて、いくらでも本が出せるような気がするぜ

パシュウウウウウ!

「う、うおっ!?」

「どう、きれいでしょ!そしてGPベースにガンプラをセットすれば…
 バトルの開始よっ!」

ギュオオオオオオオ!

「うおおっ!?飛んだ!?」

「このコンソールで、ガンプラを自在に操れるの!」

「す、すっげぇ…!まるで生きてるみたいだ!」

そして最初はガンプラに興味がなかったセカイも、実際にガンプラバトルで動き回る姿を見ると
どんどんワクワクして気になり始めたようです。確かに、ただのプラモが突然自由自在に動き出したところを見たら、
「なんだこれすげぇ」って食い入るように眺めちゃうよなぁ

ギュイイイイイン

「ん?何か来た…」

「あれはシミュレートモードの対戦機体。まあ見てて!」



ってこれモックじゃねーか!!
おいおい!CPU戦を始めたフミナの前に現れたのは、前作の最終回でさんざん戦った量産機・モック!
モックはもともと「今度から売り出す我が社の新製品だ」ってマシタ会長が作ってたやつですが…
マシタ会長が異世界に飛んでしまったので、こっちの世界じゃ売りに出されてないままだったはずですよね

やはりそこはマシタ会長の後釜として事業を受け継いだヤジマ商事が、
「このモックってのは使えそうだな」と大々的に売り出したってことか…ヤジマ商事マジで抜け目ないな…

ボッガアアアアアン!!

「ふっふーん、どう?これがガンプラバトルよ!
 セカイ君もやってみない?やり方教えてあげるから!」

「うん!うんっ!」

そんなモックを華麗に撃破してのけたフミナ。それを見たセカイは、早く自分もやってみたいと
かなりガンプラバトルのことを気に入ったようです。それにしても
「ヤリ方を教えてあげる♪」「うん!うんっ!(興奮気味)」って
また薄い本のネタがひとつ増えちまったよ!(えー

「ガンプラは好きなのを選んでいいからね!」

「う〜ん…ん?トロフィー…?”第7回世界大会優勝 イオリ・セイ、レイジ組”…」

そしてバトルを始めるにあたって、どのガンプラを使おうかと棚をしげしげ眺めていたセカイ。
するとその時、ガンプラと一緒にセイとレイジが優勝した時のトロフィーが置いてあるのを発見します
なんとなくそのトロフィーを手に取ってみると、なんとトロフィーの底がパカッと外れてその中にはドムが…
な、なんだこりゃ、なんで優勝トロフィーの中にドムが隠してあるんだ?

「これは…」

「どう、ガンプラ決まった?」

「俺、コイツにします!」

「ドムね!渋いチョイスじゃない!…あれ?でもこんな作品、ウチの部にあったかしら…」



そんなドムがトロフィーに隠してあることは、フミナもさっぱり知らなかったようです。誰がなんの目的でこんなものを隠したのか…
そしてセカイがこのドムを選んだ理由はなぜなのか?「セイ、レイジ」ってトロフィーの名前に反応したのか、それとも
「うおっなんか隠し機体みたいなの出てきた!強そー!」とだけ思ったのか…(えー

「じゃあ、教えた通りに動かしてみて!」

「よーし!いけぇ!」

ズシンズシンズシンズシン!

「うん!いい感じ!」

「へへっ!」



そして早速ドムを動かしてみるセカイですが、こ、これは!
ドムが走っておる!?ド、ドムが…ドムが走っておる!?ドムが走って!?(えー
おいおいおい!ドムが走るんかい!そんな図なんて生まれて初めて見たよ!
なんでかって言うと、ドムっていうのは少し地面からふわふわ浮きながらホバー移動する機体なんですよね

だからこう、足を動かさずにぶいーんと噴射をしながら動く機体なので、
走ってるところをまったく見たことがなかったというか、
「えーっ!?ドムが走るんですかー!?」みたいな気持ちになってしまうな…

「セカイ君!ムーブスロットを2番に変更してみて!」

「え?これ?(ピッ)」



バヒュウウウウ!

「うおお、地面を滑ってる!?」

「それがホバーモードよ!」

ってホバー移動キター!!これですよこれ!ドムと言えばこれなんですよ!
まず走ってる図を見せてから「えー!?」とこっちが思ってるうちに
「ホバーですよね、大丈夫ですよ」と言わんばかりにスッとホバーが出てくるこの感覚
やっぱビルドファイターズのスタッフって凄いわ

見てるこっちの気持ちを完璧に理解してツボを押さえてくれるというか
前期でも見ていて思ったのは、「この展開って正直どうなのよ?」とか不満に思うことがあっても
必ず後から完璧なフォローが入るんですよね
キララとかニルスあたりを見ていて特にそう思いましたけど、これだけ気の利いた話作りが出来るっていうのは
他のアニメを見ていて感じたことがないほど、ものすごい長所だと思うんだよな

見る者を温かくもてなそうという気概…
「心遣い(ホスピタリティ)」
それがビルドファイターズにはある!!
(えー

(C)附田祐斗・佐伯俊/集英社

 



「すげえっ…!コイツはおもしれえ!」

「あっ!それ以上行くと場外に!」

「えっ?」

しゅぽーん

「「ああああ!?」」

って、夢中になってドムを動かしていたセカイですが、ふと気がつけばフィールドの外へ飛び出してしまう結果に!
場外へ出るとプラフスキー粒子のコントロールが利かなくなり、しゅぽーんと机の上からすっとんでいくドム。
慌てた2人は身を投げ出してドムを受け止めますが…

どさどさ!

「あ、あいててて…」

「ガ、ガンプラは…あ、よかったぁ…」

「「!?」」

「あ、あはは…じょ、場外に出るとガンプラは動かなくなるから、気をつけてね…」

「は、はい…」

ってくんずほぐれつキター!!
ぬおおおお!2人で密着しながら倒れる体勢になり、お互いなんとなく意識してしまうというラブコメ展開に!
いいじゃんいいじゃん!フミナはセカイ相手の本格派ヒロインとなるんだろうか、これは先が楽しみですなー
欲を言うなら倒れた拍子にセカイが思わずフミナのおっぱい揉んじゃうぐらいは
やってもよかったんじゃないでしょうか!(えー
確か閃の軌跡では、序盤にこれと似たような体勢でアリサのおっぱい揉んでたよな…ええねんで…揉んでもええねんで…(えー

「な、何を…!」

「へ…?」

「何をしているんだ!君たちはァァァーーッ!!」

って、なんとそんな2人の姿を目撃してしまい、大激怒するミヤガ先輩!
こんな不純異性交遊を見せられたとあっては、怒りに我を失っております
というかそもそもなんであんたはバトル部の部室を覗き見してんだよ!
フミナの姿でも覗きに来るつもりだったんでしょうか、ストーカーかよお前は!

「そ、そうか…さっきのはだのアクシデントか…はは…安心したよ」

そしていったん落ち着いて事情を説明した結果、とりあえず納得した様子のミヤガ先輩。
それにしても「安心したよ(震え声)」とか言ってるところを見ると、やっぱりこいつフミナが好きなんだろうな

そう思うとアホだよな…さっさとプラモ部なんか辞めてバトル部に入っていれば、
ずっとフミナと2人きりだったというのに…
たぶんプラモ部部長って立場の方が大事だったんだろうなー、まったく…テキトーにパシリでも連れてバトル部に来ていれば
「僕がいなくなったら3人チームで出られなくなるよ?ん?わかってるよね?」
フミナの弱みを握ってやりたい放題できたと思うんだけどなー、ほんとバカだよなー(えー

「ところで君は新入部員かい?見たところバトルはおろか、
 プラモの製作経験もないようだが」

「はあ…」

「ホシノ君、こんな素人を引き入れて、
 まさかガンプラバトル選手権に出る気じゃないだろうねぇ」

「む…」

「いけませんか?」

「ハハッ、恥をかくだけだよ」

「いきなりしゃしゃり出てきて、誰なんだよアンタ!」

「プラモ部部長、ミヤガ・ダイキだ。
 高等部の先輩に向かって、その口のきき方はいただけないなァ」

「無礼な奴には無礼で返すことにしてる、師匠の教えだ」

「そこまで大口を叩くのなら、さぞ強いんだろうねぇ?君のガンプラバトルは」

「試してみるかい?」

「待ってください!セカイ君は今日バトルを始めたばかりで…!」

「地区予選まであと2カ月しかないんだ、
 そんな悠長なことを言ってる状況ではないはずだよ?」

「な、なら…私もバトルに参加します!」

「ああ、構わないさ」

そして挑発的な言動を繰り返すミヤガ先輩に対し、とうとう敵対心を露わにしてバトルすることになったセカイ!
それにしてもミヤガ先輩のやつ、プラモ部なんだからバトル部の地区予選とか全然関係ないはずなのに
「地区大会まで2ヶ月しかないよ?」とか調べてるあたりほんとキモイ奴だなあ(えー

「あれはイナクト…!さすがはプラモ部部長ね、作り込んである…」

「大したことはないさ…プラモ部の部員ならこの程度、2日もあれば作れる!」

ギュオオオオオオ!

「くっ…見た目以上に速い!」

「先輩っ!」

「ダメ!前に出たら!」

「ははっ!素人が!」

ドウドウドウッ!

「ぐううっ!」

「セカイ君!」

そしてバトルを始めた一同ですが、ミヤガ先輩は機体の出来もさることながら
2対1で戦っても圧倒できるくらい操縦の腕も上手かったようです
つくづくバトル部に入っていれば、いくらでもフミナとよろしくやれたものを…(えー

「ふふふ、かたくなにガンプラバトルにこだわるホシノ君に、
 真実を伝えてあげよう」

「え…?」

「学園生徒会執行部は、ガンプラバトル部の廃部を検討している」

「は、廃部ですって!?」

「廃部の条件は、バトル部の実力がプラモ部より劣っているのを証明することだ」

「あ、あなた、それでバトルを挑んで…!卑劣よォッ!!」

だが…
本当は違うのだ…
(えー

(C)岸本斉史/集英社

 

いきなり卑劣とか言い出したのにはさすがに吹いた
卑劣様のせいで卑劣って言葉だけでもう笑ってしまうんですよ!
ともかくバトル部はもう廃部寸前だということを教えるミヤガ先輩、まあずっとフミナ1人だけの部活だったしな…
というかそういうことなら、そんな廃部の危機をミヤガ先輩が救ってあげれば
フミナに恩を売ってあんなことやこんなことを出来たというのに…(えー
ほんと薄い本のネタに事欠かないよなフミナは!

「何度もプラモ部に勧誘したのに君が拒否してばかりいるから!
 僕の好意を無にしたからだ!」

「そんな勝手なこと!」

ドガアアッ!

「ぐっ!?き、貴様…!」

「あんたの相手はこの俺だ!!」

「セカイ君!?」

「大丈夫ですよ先輩!俺には…これがある!」

って、フミナに歪んだ愛情をぶつけるミヤガ先輩に対し、横から痛烈な蹴りを浴びせるセカイ!
さらには武器を投げ捨てて徒手空拳での勝負を開始!なんてこったいドムでガンダムファイトを始めるつもりか!
皆さんお待ちかね!ガンダムファイト!レディィィィッ!!ゴオオオオオオオ!!

「はん…丸腰で何が出来る!」

「…」



ってうおおお!?丸腰とあなどって攻撃を仕掛けてきたミヤガ先輩に対し、
「見えたぞ水のひとしずく!」と明鏡止水を発動し迎え撃つセカイ!
マジかよ明鏡止水使えんのかよ!今のセカイならおそらく錆び錆びの刀で大木を一刀両断することも可能でしょう(えー



「次元覇王流!聖拳突きィーーッ!!」

ドッグアアアアアン!!

「な…!?ぼ…僕の作品がぁぁぁ…」

「セカイ君…初めてのガンプラバトルで、あの動き…!?」

「7年前を思い出す…あの少年、レイジ君の再来か…!」

そして必殺のパンチ一発でイナクトを粉砕するセカイ!「正拳突き」じゃなくて「聖拳突き」なのね
あと言うの忘れてましたがラルさんもこっそりこの戦いを見てました
素人でありながら圧倒的な強さを見せるセカイに、レイジと同じ飛び抜けたセンスを感じたようですね

「どうだい俺の拳は!
 これが!次元覇王流だぁぁーーーっ!!」

ペーゥ!!

「どわっ!?」

「こ、攻撃!?誰が!」

「…」

って、セカイが勝ち誇る中でいきなり背中からビームを撃ってきた不届き者が!何をするだァーーッ!!
誰かと思えばミヤガ先輩の援軍にやってきたユウマです、お前いきなりひどいことするやっちゃな
格ゲーで言うなら対戦が終わった後の勝利ポーズの最中に「バカめスキだらけだ!!」って
背後からビーム撃ってきた
ぐらいに卑劣ですよ!お姉ちゃんが見たら泣くぞこんなん!

まあ、ビームの音がZガンダムと同じでペーゥなのは評価しますけどね…(えー
ちなみにユウマの機体・ライトニングガンダムは、リ・ガズィがモデルなんだそうです。どう見てもゼータにしか見えないけども

「ユ、ユウ君…!?」

「…」

「てめえ…不意打ちなんてよくもやってくれたな!」

ドウドウドウドウッ!

「ぐっ…!?避けてんのに動きが読まれて…!」

遠く離れた岩山から狙撃をしてきたユウマ。怒り心頭のセカイは距離を詰めて戦おうとしますが、
そんなセカイの動きを完璧に捉えて何度も狙撃を当ててくるユウマ!
ユウマは狙撃が得意なキャラなのか…肉弾戦が得意なセカイとは正反対のスタイルですね
そして狙撃を受け続けたドムは、みるみるうちにボロボロになってしまい…

「やめて!もうバトルは終わりに!」

「まだだ!」

「えっ!?」

「このガンプラが叫んでる…”俺はまだ負けてない、負けてなんかない”ってな!」

って、さんざん機体を痛めつけられてしまったドムですが、「まだこいつは本当の力を出してない」と言わんばかりに
ユウマへ向かっていくセカイ!そんなセカイの言葉に応えるように、全身から眩い粒子の輝きを放っていくドム!
マ、マジか!このドムには何かすごい真の力が眠っているのか!?そして次の瞬間!

ドキューン!!ボッガアアアアアン!!

ってドム死んだーー!!
えっちょっ、ええええええええ!?そこで死ぬんかああああああ!!
おいこらあああああ!!なんで直撃受けとんじゃあああああ!!真の力はどうしたああああああ!!
無情にも機体のド真ん中を射ち抜かれてこっぱみじんに吹き飛んだドム!なんやねんこの展開!?もはやギャグなのか!?

「うおおおおおーっ!!」

「な…何!?」

「ガンプラの中から…ガンプラが!?」

「あれは…!あの機体は…!」

「ビルドバーニングガンダム!!」

ってギャグじゃなかった―!!
ドムの体がバラバラに吹き飛んだその時、中から出現したのは主役機・ビルドバーニングガンダム!
なんということでしょう、ドムの体はキン肉マンで言うところのオーバーボディだったのです
さっき機体のド真ん中に直撃食らったのに、ビルドバーニングガンダムはまったくの無傷ですが
オーバーボディにはよくあることなので、気にすることはありません(えー

ギュオオオオオ!!

「この動き…!この可動感は…!あの人の…!?」

「次元覇王流!疾風突きぃぃーーっ!」



そして真の姿を現してからというもの、水を得た魚のようにユウマへ急接近するセカイ!
その姿を見てユウマは、かつてのレイジの姿を重ね合わせたようです。やはりセカイはレイジの息子なんだろうか
さらに必殺の次元覇王流・疾風突きがユウマを捉えますが…

ビュオオオオオオ!!

「な…なんだ…!?」

「風が…システムの外にまで…!」

「彼が…セカイ君が…風を呼んでいる…!?」

流派!東方不敗は王者の風よ!!(えー
なんとそのパンチが放つ風圧は、フィールドの外にいるフミナ達までヒシヒシと感じるほどの特別な威力が!
これが流派・東方不敗を極めた人間が放つ王者の風なのか、さらにセカイは勝負を決める一撃を放とうとしますが…

ズッシイイイイイン!!

「えっ!?」

「…」

「ね、姉ちゃん!?」

ってなんかキター!!げえええええーー!?
なんと決着の瞬間、どでかい巨女が乱入してきてこの勝負は引き分けに!
何かと思ったらセカイを探しにやってきた姉ちゃんでした、つーかこんな風に乱入できるのかよ!
まさかの超巨大姉ちゃん乱入で引き分けとは、この結末には笑ってしまったわ

「セカイ〜…何をしているの!先生たちが探し回ってるわよ!」

「あ、ああ、そうだった…」

「悪いことしてぇ…今日は夕飯抜きだからね!」

「そ、そんなぁ〜!」

そしてフミナ達がポカーンとする中、セカイのことを叱りつけて引きずっていった姉ちゃん。
けっこうセカイには厳しい姉ちゃんなのね、そんなわけで第1話は終わりです

1話を見た感想としては、さすがビルドファイターズという感じに面白く仕上がっていて
今度のシリーズもまた存分に楽しませてもらえそうです
そして第2話の作画監督は千葉道徳ですよ!キター!!前作で神作画を連発してた人!
この人の絵柄メチャメチャ大好きなんだよなー、第2話は1話以上に神回になるかもしれません
いやほんと毎週水曜が楽しみになりそうですね、次回に続く!


■ガンダムビルドファイターズトライ OP・ED

第2話になってから今シリーズのOP・EDが公開されましたね。
本編の内容を書き切るのはしんどいから後日として、とりあえずOPEDについて見て行きたいと思います



なんと言っても目を引くのはフミナのエロ衣装ですよ!
なんなんですかこの子は!ただでさえエロい衣装だったのにさらにパーカーまで脱ぐんか!?
もう完全に下着やろこれ!こ、この格好を外を出歩くと言うんですか!?そんなことしてたら2秒でレイプされるわ!(えー

いやマジでフミナのエロさは予想を遥かに超えてますな
でもパンチラとか裸を晒すのとは違って健康的エロスだから俺としても大歓迎ですね
もうフミナの描写から目を離せないレベルで気に入ってます

ただ、そんなフミナ以上に驚いたのはユウマのイケメンぶりですね
ちょっとユウ君かっこよすぎじゃないですか!?この美形にだけ許されるメガネをクイッと上げるポーズとか
ライトニングガンダムが銃を構えた瞬間のカットインの入り方とか、かっこよすぎるんだが…

ユウマってワールドトリガーで言うところのオサムポジション(常に冷や汗をかきながら周囲に振り回される役割)
予想してたんですが、そうじゃなくてビシッとカッコよく決めるイケメンポジションだったのか?
どうでもいいけどユウマとかオサムとかユーマとか書いてると混乱してくるな…(えー

さらに主役のセカイにも気になる場面が。セカイの視線の先に、太陽をバックにシルエットだけ見える人間…
これは恐らくセカイの師匠だと思うんですが、そのシルエットがどう見てもドモン・カッシュじゃねーか!!
おいいいいい!!このハチマキといい髪型といいマントといい完全にドモンや!!
おお…やはり次元覇王流は、流派・東方不敗の流れをくむ拳法だったのか…
ここで太陽をバックにしてるのも、つまりは見よ!東方は赤く燃えている!ってことなんだろうな

それとセカイの奴、第1話でGガンダムごっこしてたのはつまり師匠の真似だったのかよ!(えー
あとセカイの道着についても、胸の部分に手のひらのマークがありますが、これってつまり
シャイニングフィンガーを表してるってことですよね、どんだけGガン好きなんだよスタッフ!いいぞもっとやれ!(えー

あとはセカイのバーニングガンダムと戦うデスティニーガンダムの場面。
デスティニーガンダムと言えば、シャイニングフィンガーのように手のひらで攻撃するパルマフィオキーナが特徴的ですが
ここではボクサーのような構えから、手のひらではなく拳でパンチを放ってますよね
つまりこれって、パルマフィオキーナックルの使い手ってことですか!?(えー

乗り手の少年もほっぺたに絆創膏を張ってて、いかにもヤンチャな武闘派って感じですが
これはセカイに対する武闘派ライバルキャラでしょうか。前作でもセイのプラモ技術に対してマオってライバルがいましたしね



あとはこれでしょう、サザキ妹の大盛りおっぱい。おっぱいおっぱい!
サザキ妹は大分ふくよかな体型ですが、俺的にこれぐらいなら全然アリですね
世の女の人たちはやたら痩せなきゃ痩せなきゃって使命感にかられてますが、
むちむちしている、肉感的であるということは男にとってムラムラくるものだと覚えた方がいいですね(えー

まあ度を越して太りすぎてるようならデブって言われるだろうけど…
でもそれなりの肉がついててむちむちしてる体形っていうのは、男から見てエロイなーって思うもんなんですよ
だって女の子のむちむちした肉の最たるものがおっぱいだし
ほとんどの男はおっぱい好きだし。女の子の肉にはおっぱいに通じる色気がある。
そんな肉を必要以上に落とすということはおっぱい同然の色気を全身から削り取っているんですよ!(えー



あとOPで気になったのはセカイの姉ちゃんの場面ですかね。もはや神々しさすら感じるな…
この格好は姉ちゃんの私服でしょうか?それにしてもとんでもねぇミニスカート履いてるなぁ
ほとんどケツが丸出しじゃねーか!今のところ女性キャラ人気はフミナがダントツのようですが
姉ちゃんもこの格好で本編に登場したら一気に人気爆発するかもな…
とはいうものの、フミナはOPだけでなくEDでもエロすぎるのでした

なんてこったフミナのやつまだ別のエロ衣装が用意されてたのかよ!
ピッチピチの服で体のラインが丸分かりだろこれ!なんて男を惑わせる衣装だ!
まったくフミナみたいなおっぱい美少女がこんな服ばかり着ていたら何回妊娠しても足りないぜ…(えー


■ガンダムビルドファイターズトライ 第2話「結成!トライ・ファイターズ」



「はぁ…はぁ…!くっ…!」

さてビルドファイターズトライ第2話ですが、今回の冒頭ではなんと
小さい頃のユウマがガンプラバトルをしているシーンで始まります。しかしかなり苦戦中のようですね…
ユウマは中学校に入ってからバトルをやってないそうなので、これは小学生の時のバトルでしょうか?

そんなユウマが使っている機体はなんとガンダムエアマスター。
ガンダムXに登場したウィッツの機体じゃねーか!エアマスターはガンダムX本編であんまりいいところがなくて、
地味な機体って印象が強いんですが小学生で「エアマスター最高だよな!」って愛機にしてるとか
すげぇ趣味してんなユウマのやつ…(えー

さらに言うなら、本来のエアマスターにはなかった脚部ミサイルポッドの追加、
しかも撃ったミサイルが何個にも分かれて飛んでいくという、凄いギミックを搭載しております
さらにはエアマスター本来の二丁拳銃も健在であり、相当な弾幕を張ることのできる機体となってますねぇ



ガッシャアアア!グワッシャアアアン!!

「ぐ…ぐうっ…!」

ああしかし、そんなユウマの弾幕をくぐり抜けて次々に直撃してくる相手のGNファング!
相手の方が一枚上だったということでしょうか、しかもファングに串刺しにされて墜落したところで
さらに相手は容赦ない追撃を加えてきます。お、おいそのへんでもう…

「ハハハハハハッ!期待外れも甚だしいぜ!」

「くぅ…!」

「何が”元世界チャンプに教えを請うた”だ?何が”地区大会の優勝候補”だぁ?」

「う…うう…」

「お前、才能ねぇよ」

グワッシャアアアアッ!!

「…!!」

げ、外道〜〜〜〜!!なんだこいつ!ユウマをさんざん見下して罵倒しながら機体を破壊するとは!
ちなみに声優は細谷佳正なのでファンサービスのつもりでしょうか(遊戯王的な意味で)
あとユウマはセイの弟子だったんですねぇ…大会の優勝候補と言われていたようですが、
この外道に心を折られたことで、ガンプラバトルを引退してしまったようで…

(昨日見たガンプラ…かなり改造されていたようだが、あれの原型はビルドバーニングガンダムだ。
 なぜアイツがあの機体を…いや、詮索しても意味はないか…僕はもうガンプラバトルを…)

「それでは今日から皆さんと一緒に勉強する、転入生を紹介するわね」

「どーもどーも!転入生のカミキ・セカイです!」

「なっ…あいつは…!」

そして場面は現代のユウマの様子となりますが、なんとセカイが同じクラスに転入してきて仰天するユウマ。
それとユウマもビルドバーニングガンダムについてはよく知っているんですね。
あれは秘密の機体ってわけじゃなくて、以前からセイあたりが使ってた機体だったのか?

「カミキ君には一番後ろの席を用意したから、そこに座ってね」

「わかりましたー!(すたすた)あれ?お前…」

「…」



「昨日は世話になったな!後でバトルの続きやろうぜ!」

「僕はガンプラバトルはやらない」

「へ?じゃあ、なんで昨日は乱入してきたんだ?」

「…」

(なぜ僕はあの時ガンプラバトルを…いや、本当はわかっている…
 僕は…あのまっすぐな瞳から逃れたかったんだ…)

そんなセカイの席はなんとユウマの隣であります。しかしバトル好きなセカイと仲良くする気はまったくないユウマ。
「なんで昨日は乱入したんだ?」と聞かれるユウマですが、それに対する答えは
フミナがいつまでもまっすぐにバトルをやってるもんだから、「ガンプラバトルなんざクソなんじゃボケ!」と知らしめたかったと…
まあ要するにむしゃくしゃしてやったってことでいいんじゃないでしょうか(えー
というかこの場面、ユウマに対して遠慮がちな笑顔を向けてくるフミナが健気で可愛いな…

「んが〜…んが〜…」

「セカイ君、セカイ君っ」

「んん…むにゃ…」

「ふふ、もうお昼休みよ?」

「あ…先輩!」

「ねえ、今後のことも話したいし、一緒にランチしない?」

「いいですよぉ」

うおおおおおおお!!なんじゃこりゃあああああ!!
フミナからのお弁当のお誘い!この破壊力の大きさときたら!うおおおおおおお!!
向こうから一緒に食べたいと言ってくれることといい、目が覚めた瞬間にニッコリ笑ってくれることといい、
セカイに視線を合わせて腰をくねっと曲げた格好といい、可愛いってもんじゃねぇよこれ!!
あぁやばい、まさしく男の夢を全部詰め込んだような超絶可愛さに悩殺されそうになったわ
フミナは単に格好がエロイってだけじゃなくて、仕草とか行動のひとつひとつがすごい男のツボを押してくるんだよなぁ

「あ、ああーっ!?」

「えっ!?」

「べ、弁当がないっ!!どこにもないっ!!どーなってんだあああああ!!」

って、その時弁当をなくしてしまったことに気づき、大騒ぎし始めたセカイ!おいおいセカイの奴まさか
「もうしょうがないなぁ、私のお弁当分けてあげるから」とフミナの弁当を分けてもらって
「箸もないから」とあーんして食べさせてもらう作戦を考えているんじゃあるまいな…(えー

「(ガラガラ)失礼しますね〜。セカイ、お弁当忘れてたわよ」

「えっ?あぁ、ありがとう姉ちゃん!」

「ふふ、セカイのうっかりさん」



って、そんなセカイの弁当を届けるために姉のミライが登場!
なるほど姉ちゃんの出番を確保するための、弁当を忘れた一幕だったわけか
それにしても姉ちゃんとフミナのふとももを見ているだけで悩殺されそうになるのー
1人だけでも可愛いのに、2人並ぶともうたまらんものがあるな

「な、なんなんだあの転入生は!!」

「設定がおいしすぎる!!」

「チクショオオオオオオオオ!!」

そんな美少女2人に囲まれたセカイを見て、もてない男たちはやり場のない嫉妬を抱えながら叫びまくるのでした
セカイ…Gレコ風にひとつ言うことがあるとすれば、
ガールフレンドがいない連中のことも考えてやれ!!(えー

「んが〜…んが〜…」

「そうなのね、セカイはガンプラバトル部に…でも大変だと思うわよ」

「え?」

「セカイはガサツでおっちょこちょいで、単純で短気で大食らいで、ガサツだから」

「あ、あはは…」

って、次の場面では弁当を食い終わってすでにぐーすか寝ていたセカイ。また寝るのかよお前は!
さっきからぐーぐー寝てばっかりじゃねーか!せっかくフミナと話すチャンスなのにもったいないことをするぜ

「でも、まっすぐですよね」

「えっ」

「昨日、少し会っただけで分かります(にこっ)」

ってうおお!そんなセカイに対して優しげな笑みを向けるフミナ!
マジか早速フラグ立ってる!?ビルドファイターズは一期でも凄い勢いでカップル成立しまくってたから
今度もまたそうなるんじゃないかと期待しちゃいますね

「ありがとう…!ホシノさん、セカイのことよろしく頼むわね!私の代わりに!」

「な…なんだか発言が重たいです…」

そんなフミナはすっかりミライに認められて姉公認の仲になるのでした
まあ「セカイの世話」という面倒事を押し付けられたような気もしますが…(えー

「おお、昨日の坊やか!早速バトル部に入部したようだな。歓迎するよ」

「えっ…だ、誰さん?」

「ラルさん。学園の関係者じゃないけど、特別にバトル部のコーチをお願いしているの」

その後セカイを連れてバトル部の部室へやってきたフミナ。
そこにはラルさんがホビージャパン的な雑誌を読んで座っていました
1話ではバトルの最中に唐突に現れたラルさんですが、もともとバトル部のコーチだったっていう経緯があったんですね

「えっと…先輩、他に部員はいないんですか?」

「そうよ、バトル部は部長の私と、部員のセカイ君の2人きり。
 去年は3人いたんだけどね…みんなプラモ部に移籍しちゃって」

そんなバトル部にはやはり他の部員はおらず、セカイとフミナの2人きりということのようです。
2人きり…フミナと2人きり!うおおおこの言葉を聞くだけで脳細胞がトップギアだぜ!!(えー



だってフミナのおっぱいでかすぎるから!
すげぇ…制服の上からなのにこんなに胸の存在感が凄いとは!
もはやただ単に服着て立ってるだけでもエロイわ、脱がなくても十分に色気があるほどの逸材ですよフミナは

「プラモ部って?」

「プラモデル部よ、昨日バトルした人が部長してる…」

「あ〜!あのカマキリみたいな!」

「やっぱり!?セカイ君もそう思う!?」

「思う思う!」

「ぐぬぬ…!誰がカマキリだってぇ…!?」

「あ、あれ、ミヤガ先輩…?」

って噂をすればなんとやら、今日もやっぱりやってきましたストーカー野郎ミヤガ先輩!
今日はどんな因縁をつけてくるつもりなのか…それはともかく、セカイとフミナってかなり相性良さそうですよね
さっきの弁当の時もフミナがセカイを気に入ってるのは明らかだし、この場面でもお互い「分かる分かる!」って意気投合してるし…

「ええっ!?ガンプラバトル部をプラモデル部に吸収する!?」

「常々、同じような部が2つあるのはおかしいという批判があったんだ。
 そこでプラモ部に統合して…」

「い、嫌です!断固拒否します!」

「しかし今のバトル部では、選手権大会に出場すらできないじゃないか」

「メンバーなら集めます!」

「それだけじゃダメなんだ…生徒会執行委員や、各部活の代表者を
 納得させる材料が必要で…」

そんなミヤガ先輩は、今回生徒会長も一緒に連れてきたようで、バトル部潰しをいよいよ本格的に行うつもりのようです
ただ、この生徒会長もグルなのかと思いましたが別にそういうわけではないようで…どうやらバトル部は
公平に見ても「いらない部活」として校内で批判される存在だったようですね

まあフミナ1人しかいない部活だったしな…それにプラモ部という似たような部活があることも、
「バトル部なんていらないでしょ」という話に拍車をかけていたようです。それでもフミナが必死で食い下がった結果、
プラモ部VSバトル部で正式な試合をして勝てば、部を存続できる
と情けをかけてもらえることに…
前回の試合は野試合みたいなもんだったから、正式にやり直すってことですかね

「それではバトルは明日、選手権と同じ3対3のチーム戦で行うことにする」

「ええ結構です」

「ちょ、ちょっと待って!3対3って、私たちは2人しか!」

「なら明日のバトルは2人で戦うしかないねぇ」

「くっ…!」

「ではプラモ部の出場メンバーを伝えておくよ。
 部長であるこの僕と、副部長のシノダ・エリ君。そして…」

「…」

「ユ…ユウ…君…!?」

正式な試合ということで、選手権と同じルールで戦うことになってしまったこの試合。
メンバーの足りないバトル部は2人で戦うハメになり、さらに相手にはユウマが登場するという
フミナの精神的動揺を誘うような結果に…

「…」

その日の晩、フミナは複雑な気持ちを抱えながら、自室の窓から外を眺めていました
なぜユウマがああも敵対してしまうのか、フミナには理由が分からないんでしょう
それにしてもフミナの奴、外だとあんなエロい格好してるのに部屋だと普通の格好するんかい!(えー

『ホシノ先輩…僕はガンプラバトル部には入部しません』

『そんな…中等部に入ったら、一緒に選手権出ようって約束したじゃない!』

『子どもの戯言ですよ…昔の話です』

『ユウ君…!』

『…その呼び方もやめて下さい』

さらに回想シーンで、ユウマに初めて拒絶されてしまった時のことを思い出すフミナ。
ユウマが変わってしまったのは、もちろんあの外道ファイターに心を折られてしまったせいですが…
そのことを話してくれない以上、フミナには突然わけも分からず拒絶されたとしか思えないでしょうね
それにしてもユウマの奴、他のクラスメイトからしたら「チクショオオオオオオオ」と泣いて嫉妬するような
美少女おっぱい幼なじみを簡単に捨てる
とは、あまりにももったいないことをするぜ…(えー

「ホシノさんの幼なじみ?」

「ああ、昔は一緒にガンプラバトルをやってたんだって。なのに今は、バトル部を潰す片棒を担いでんだよ」

「どうしてそんなことになったの?」

「先輩もわかんないって…理由を聞いても教えてくれないんだってさ」

「そう…ならセカイの出番ね、次元覇王流の!」

「ああ…!この拳で聞いてやる!」

一方でこちらはセカイ達の自宅。なんだか和風の雰囲気がする一軒家なんですね
胴着姿で正拳突きの練習を欠かさないセカイに対し、ヨガのポーズで微妙にエロスな雰囲気のミライ。
ともかく、こちらの2人も気になるのはユウマのことのようで…ただ、言葉で聞いてもユウマが事情を話さない以上、
もはや拳で語り合うつもりのようです。

さあいよいよプラモ部とのバトルの日、5人の役者が揃ったところで戦闘開始となります
プラモ部の機体はイナクト、ライトニングガンダム、そしてもう1機は…ぶふー!?
おま…なんて機体を担ぎ出してきやがるんだ!このハデな機体はホビーハイザックじゃねーか!!

いちおう説明しておきますと、ホビーハイザックは逆襲のシャアに登場した機体で
「こんな古臭い機体いらんわー」と軍から売り払われて、丸腰状態で民間にほっぽり出されたハイザックであります
軍とは関係ないせいか子供の塗り絵みたいな色で塗られてしまい、まるで戦闘力のないヘッポコ機体なわけですが…
そんなしょうもない機体をわざわざバトルに担ぎ出してきたんかい!

おまえ
アホか!!
(えー

(C)手塚治虫/秋田書店

 

考えうる限りの一番よわっちいMSを引っぱり出してきやがったな…それともガンプラだったら違うもんなんだろうか

「セカイ君、しばらくは待機よ。ユウ君…ううん、コウサカ君は狙撃が得意なの。
 うかつに飛び出したら撃たれる」

「ふん…コウサカ君の狙撃を恐れて、さすがに簡単には出てこないか」

「部長、私が突破口を開きます」

「えっ」

バヒュウウウウウ!

「ちょっ、エリ君!?それは無茶だよ!」

って、バトル開始直後の様子見が続く中、一人だけ飛び出してしまうホビーハイザック使いのシノダ・エリ!おいおい!
よほど落とされない自信があるのか!?突然の行動にミヤガ部長はあっけに取られておりますが
やはりエリには何か策があって、こんな大胆な行動を…

「私はここよ〜バトル部〜」

「な、何あのホビーハイザック…遊んでんじゃないの?」

バキュウウウウン!ドッガアアアアン!!

「ま、負けてしまいました部長ぉぉ…」

「あぁぁ…!迂闊すぎだよエリ君!!」

「申し訳ありませぇん…」

策なんてなかったーー!!お、おいこらーーー!!
何しとんじゃいお前は!なんとスキだらけのまま敵陣に突っ込んでいともあっさりと落とされるエリ!
ちょ、ちょっと!何か作戦があるのかと思いきや、なんも考えずにただ飛び出していっただけかい!

おまえ
アホか!!
(えー

(C)手塚治虫/秋田書店

さっきフミナが「遊んでんじゃないの?」とか言い出した時には
「遊びでやってんじゃないんだよ!!」とエリが返す流れかと思ったのに!(えー
なんにしても、3対2での戦いだったのにエリが消えてあっという間に2対2です。ミヤガ先輩としてもさぞ頭が痛いことでしょう

「ふふ、これで条件は…」

ドッキュウウウン!!

「えっ!?」

ボッガアアアアン!!

「くっ…!?あれが…ユウ君のガンプラの力…!」

「…」

「ははっ、さすがコウサカ君だぁ!援護を頼むよ!」

って、エリを倒したのもつかの間、わずかな隙を見逃さずにすかさず狙撃を撃ち込んでくるユウマ!
さっき使ったフミナの武装はピンポイントで破壊されてしまいます。相当な狙撃の腕を持っているみたいですねユウマは…
ちょっとでも隙を見せたら簡単に落とされてしまいそうです



「さあどこにいるんだい?僕の可愛い子猫ちゃん」

「くっ…!」

「むふっ、今だコウサカ君!」

「見つけたぜぇーーっ!!」

「うっ!?」

ドガッシャアアアン!

「この前のお返しだぁぁっ!!」

「くっ…!貴様…!」

ドウドウドウドウッ!

「私はバトル部の部長よ!手負いでもプラモ部なんかに!」

「ぐぎぎ、コ、コウサカ君、援護はぁ!?」

ああ、いよいよ「僕の可愛い子猫ちゃん」などと言いつつきもいストーカー状態になってきたミヤガ先輩ですが
その時、狙撃をさせまいとユウマのふところに飛び込んでいったセカイ!
まんまと肉弾戦に持ち込み、ユウマに狙撃させる隙を与えずに戦っております

さらにフミナも結構ウデはあるらしく、タイマンで戦えばミヤガ先輩に遅れは取らないようですね
これはかなりバトル部優勢の形が作れているんじゃないでしょうか

「なんで先輩の夢を邪魔する!お前、幼なじみなんだろ!?」

「うるさいぞ!!」

「聞かせろよ!お前の拳の叫びをぉぉっ!!」

バッキャアアアアン!!

バチバチバチバチ!

「へへっ…なんだお前、やっぱりガンプラバトルをやりたいんじゃねぇか」

「何を…!?」

「先輩がバトルしてるのがうらやましくて、邪魔なんかしたりしてよ!」

「そんなこと!」

「駄々をこねて!逃げてばっかりで!」

「知ったような口をきくなァァッ!お前に僕の何が分かる!」

「分からなくても聞こえるんだよ!拳を通してお前の叫びが!」

な…なにー!?なんとユウマに拳をぶつけた瞬間、その心の内をハッキリと読み取ってしまうセカイ!
な、なんやお前!そんなところまでガンダムファイターとおんなじなんか!
これは驚きですな…師匠がドモンなだけに、そんなことまで伝授されていたんですね
そう、拳による魂の叫び、このフレーズはGガンダム第45話において
ドモンと東方不敗、さらにそれを見守るガンダムファイター達のやり取りの中で出てきます

「許さん…!許さんぞドモン!よくもワシのデビルガンダムをォォッ!!」

「黙れマスターアジア!デビルガンダムを使って、
 世界を我が物にせんと企む悪党がァッ!!」

「ダァァァクネス!!」「ゴッドォォォッ!!」
「「フィンガァァァーーーッ!!」」

バチバチバチバチ!

(こ…これは…!?拳から師匠の深い悲しみが伝わってくる…!
 東方不敗の拳が…拳が泣いている…)

「な…なぜだ!?」

「うるさいわああああッ!!」

ドガアアアアッ!



(俺の心に悲しみが響く…!?そうだ…己の拳は己の魂を表現するものだと…
 教えてくれたのはこの人だ…!ならばこれが…東方不敗の魂の叫びなのか…!)

ドガガガガガ!

「…聞こえますか?」

「ああ…悲しくも美しい魂の響き…」

「オイラ、この勝負一生忘れない…!これこそガンダムファイト!!」



「なんだそれは…!ニュータイプ気取りかぁぁぁッ!!」

えー!?そのことについてニュータイプかよふざけんなと激怒するユウマ!
いやいや違うよ!ニュータイプじゃないよガンダムファイターだよ!(えー
ニュータイプは殴り合う必要もなく心が伝わる連中だけど、
ガンダムファイターは殴り合うことによって心が伝わる連中なんだよ!
ユウマさてはお前…ガンダムXや逆襲のシャアは見ていてもGガンダムは見てないな!?
このうつけ者がぁ!だからお前はアホなのだああああ!!
(えー

ズゴゴゴゴゴゴ…!

「うおっ!?な、なんだこの振動は!?」

「うっ…!?あれは!」

「ふっふっふ…」

「あの機体は…!機動戦士ガンダムOOに登場した、
 大型モビルアーマー・アグリッサか!!」

な、なんですとー!?
ここでミヤガ先輩が引っぱり出してきた機体、それはガンダム00の第15話に登場したアグリッサ!


↑原作版アグリッサ


↑ミヤガ版アグリッサ

当時の映像と見比べてみるとこんな感じです。白い背景の中から登場する演出も同じなのね
アグリッサはアリー・アル・サーシェスが乗ってきた機体で、砂漠での戦いで疲れ切った刹那を相手に
プラズマフィールドを使ってさんざんいたぶった機体でしたねぇ

「くっ…大型モビルアーマーを追加投入するなんて、選手権の規定違反じゃない!」

「ふふん、僕たちは選手権に出場しているわけではないのだよ。
 君たちバトル部の実力を試しているんだ!」

って、そんなアグリッサを後から出すというのはルール違反のようですが
ミヤガ先輩はお構いなしに戦闘を続けるばかりです。こいつ…もともと「選手権のルール通りの試合をやろう」ってことで
今回の試合を企画したのに、それを無視するとはなんと勝手な。
ミヤガ先輩は多分ネット対戦とかやってても自分が負けそうになったら切断するタイプだろうな…(えー

バチバチバチバチ!

「きゃあああああ!」

「どうだいホシノ君、アグリッサのパワーはぁ!」

「き、機体が…!」

「これでバトル部は解散、プラモ部に吸収される…
 ホシノ君、明日から僕が手取り足取りプラモテクニックを教えてあげるよぉ…
 じっくりとぉ!ネットリとねぇ!」

ゲゲエエエーー!?
なんとフミナをいたぶりながら、プラモ部に引き入れた時のいやらしい調教計画を妄想するミヤガ先輩!
お前やっぱりそういう魂胆だったのかよ!完全にスケベ心だけが目的でフミナに迫っていたとは…
ここで負けてしまったら、バトル部が潰されてしまうだけでなく、フミナがこの先ミヤガ先輩に迫られて
エロ同人のような毎日を送るハメになるというとんでもないリスクが…(えー

バチバチバチバチ!

「くっ…!負けない…!負けられない…!
 私はガンプラバトルをするって!あの人に誓ったの!!」

「…!」

「だから選手権に出る!夢を諦めたりなんかしないっ!!」

そんなミヤガ先輩の変態っぷりを見せつけられてもなお、闘志を奮い立たせて戦い続けるフミナ!
絶対にチンポなんかに負けたりしない!!(えー
そして「選手権に出るって誓った」というフミナの言葉を聞いて、ユウマも強く心を揺さぶられることになり…

『僕がすごいガンプラを作って、フミちゃんと一緒に選手権に出るよ!約束する!』

『うん!』

そんなフミナの誓いというのがこれでした、まだ幼かった頃のユウマと一緒に、いつかガンプラバトル選手権に出るという夢…
ユウマがさっきの言葉に反応したのも、かつての自分が力強く約束したことだからだったんですね
それにしてもなんだか幼なじみ同士の結婚の約束みたいな雰囲気じゃねーか!(えー
ああ、やっぱり幼なじみには勝てないのか!?セカイ×フミナを推している俺としては穏やかじゃない心境なんですが…

『…ユウ君、ガンプラバトルやめちゃうんだ』

『…僕には守れそうもないよ…フミちゃんとの約束を…』

『ねえ、ユウ君…もし約束は守れなくても、フミちゃんはユウ君と一緒にガンプラバトルがやりたいって…
 お姉ちゃんはそう思うんだけどな』

そして次の場面、ユウマが思い出したものは、姉であるチナちゃんとの会話でした
例の外道ファイターに心を折られて、ガンプラバトルを続ける自信をなくしてしまったユウマ。
しかしたとえ勝てなくても、フミナはユウマと一緒にガンプラバトルすることを望んでいると聞かされ、
今のユウマは激しくこの言葉で揺れ動いてしまうことに…

「…僕は…!僕はぁぁぁっ!!」

ズッキュウウウウン!!

「な、なにぃぃ!?コウサカ君、なぜだ!?」

「部長…その機体はレギュレーションに反しています。
 そんな不正ある戦いを、僕は認めない!!」

そんな中、ついにミヤガ先輩に対して牙を剥いたユウマ!
「俺のフミちゃんを傷つけるやつは許さん」とばかりにビームを直撃させ、フミナのピンチを救っております
口では「ルール違反の戦いは認めないから」と、まだ本心を明かしてはいませんが…

「へへっ…まったく、素直じゃない奴だなぁ!
 次元覇王流!聖槍蹴りぃぃーーーっ!!」

ドガッシャアアアア!!

「ぐああああああ!こっ、こうなったら…ホシノ君を人質にしてでもぉーっ!!」

こ、このドスケベがーー!!
なんじゃお前はー!!セカイの必殺キックまで食らってボロボロのミヤガ先輩でしたが、
最後の力を振り絞って少しでもフミナのエロい体に触れようと突撃していく結果に!
お、お前ってやつは!そこまでフミナにセクハラしたいのか!この脳みそ下半身男がー!!

ズッキュウウウウン!!

「えっ…コ、コウサカ君…ひどいぞぉぉぉぉぉ!!」

ボッガアアアアアン!!

「…」

って、そんなドスケベ部長にとうとうトドメを刺すユウマ!
「俺のフミちゃんに手を出すことは許さん」と言わんばかりの一撃であります
やはりユウマとフミナの幼なじみフラグは、それほどまでに強力なのか?フミナの相手はユウマで決まりなのだろうか…

「ふむ、生徒会長」

「はい、バトル部は存続の方向で話し合いを進めます」

「うむ…!」

「あぐぐ…ぼ、僕は認めんぞ…こんな敗北…!うう…」

そんなわけでこの試合はバトル部の大勝利に終わり、廃部の話はきれいさっぱりなくなったようです
一方で、フミナを性奴隷にする大それた計画が台無しになったミヤガ先輩だけは、
現実を受け入れられず号泣していましたが…



「いいじゃないですか部長。ホシノさんなんて忘れましょう」

「へ…?」

「私が…ずっとそばにいますから…」

「はうっ…!エ、エリ君…!」

な、なんだってー!?
なんとメガネを外した途端に、超絶美人な素顔をあらわにするエリ!
さらにそれだけではなく、自ら望んでミヤガ先輩の女になるというまさかの展開に!マジかこれー!!
そんなエリに対してすっかり夢中なミヤガ先輩。お前は本当に性奴隷だけが目当てだったんやな…(えー

「バトル部に入ろうよぉっ!ユウ君!」

「ホ、ホシノ先輩、その呼び方は…」

「入ろうぜ!ユウマ!」

「お前がなんで呼び捨てで言う…!」

そんな一方でユウマは、まだフミナと以前の関係に戻り切れてはいなかったようです
「フミちゃん」ではなく「ホシノ先輩」と呼んだり、バトル部に入るのもまだ踏ん切りがついていなかったり…
そんなユウマをどうにか説得しようと、熱烈な勧誘を続ける2人でしたが…

「セカイ、ホシノさん、これから部活?」

「…!?」

「あら?あなたは…」

「あっ…コ、コウサカ・ユウマです!中等部2年B組の…!」

「あぁ、あなたが…3人一緒ってことは、ガンプラバトルをやる気になったんだ?」

「は、はあ…」

「選手権、頑張ってね(にっこり)」

「は…はい!!」

ア…アレーーー!?なんやそれーーー!!なかなか踏ん切りのついていなかったユウマですが、
ミライが現れた途端に、その場のノリでいともあっさりとバトル部へ入る結果に!おま…なんて惚れっぽい奴なんだ!
一度惚れたらちょろいその性格は完全にチナちゃん譲りやな!(えー
意外にもユウマの恋愛相手はミライだったのか…セカイ×フミナ推しの俺としては、いい形に収まったって感じですね

「セカイ君、聞いた〜?」

「ええ、バッチリ!」

「うぐっ…」

「これで3人そろったわぁ!」

「選手権に出られるぜぇ!」

「い、いや、それは…」

「さあやろう!」「さあやろうぜ!」
「「ガンプラ
バトル!!」」

そして最後は、新たな仲間をゲットして大喜びのフミナ&セカイで締めとなるのでした
やっぱこの2人って相性いいよね
最後のシーンも同じセリフを言ったり同じポーズを取ったりしてるし、このままフラグが進んでいくといいんだけどなぁと
思いながら見てます。次回に続く!


 






トップに戻る