■ガンダムビルドファイターズトライ
第9話「決戦のソロモン」
「うっ…ううっ…うっ…」
「ギャ…ギャン子が…負けた…?」
さて前回、地区予選の準決勝にてスドウ達のチームと対戦し、手も足も出ず完全敗北を喫してしまったギャン子。
決勝でセカイと戦うという約束をしていただけに、それを守れず完敗してしまったことは
ギャン子にとって相当のショックだったらしく、今もこうして号泣せずにはいられないようで…
「アッハハハハハ!やっぱり張り合いなかったぁ!」
「…!」
「これで分かったでしょ〜?自分たちの実力のなさを!くすくすっ」
「やめろ!サカシタ!!」
「大口叩いてそのザマなんてぇ、ほーんとダッサ〜!
もういっそのことやめちゃえばぁ〜?」
ク…クズがあああああああああ!!
なんなんだてめえはああああああああ!!ヨミこいつ性格マジ最低じゃねーか!!
なんと号泣しているギャン子に対して、とことん見下してコケにしながら罵倒するという
どうしようもないクズっぷりを見せてしまうヨミ!お前って奴は…
ヨミこいつ、自分がどれだけ酷いことをしているか分かっているんでしょうか
この「大口叩いてそのザマなんて本当ダッサ〜、いっそのことやめちゃえば〜?」というセリフ、
これを聞いて俺が連想したのは、以前ユウマが最大のトラウマを植えつけられた
「何が世界チャンプに教えを請うただぁ?何が優勝候補だぁ?お前、才能ねえよ」ってあのセリフですよ
これと同じことをヨミはやってますよね。むしろ言い方の陰険さではヨミの方が上ににすら思える
ユウマにあのセリフを吐いた奴は、描写からいって作中最低のファイターみたいに描かれてたと思いますが
ヨミはそれすらも超えてしまった感があるというか、本当にやってはならないことをやってしまったというか
最低のファイターよりさらに酷いクズ中のクズになってしまったなぁ…というのが俺の正直な印象です
「このアニメ、ガンプラやってる奴みんなクズばっかじゃん」と一部で言われていると
以前のコメントで書かれてましたが、正直返す言葉がないよ!!(えー
その通りとしか言えねえ…唯一まともなのは「やめろサカシタ!!」ってヨミを止めてるスドウぐらいでしょうか
マジでスドウが最後の希望ですよ、まともだと自信を持って言えるのはスドウしか思いつかない
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まともな人なんて
ガンプラファイターの中には
数えるほどしか
いないんだよ…(えー |
バッシイイイイッ!
「あうっ!?な…何すんの!?」
「本気で戦った相手を愚弄するんじゃないよ!!
そういうことしてると、人としての器が小さくなるんだ!わかる!?」
ってなにー!?なんとその時、ヨミのゲスな態度を見かねて渾身のビンタを見舞ったスガ!
殴ったね!?親父にもぶたれたことないのに!!(えー
しかしスガがこれだけ対戦相手に敬意を払う性格だとは意外ですな、もっとチャラくて人を舐めた奴かと思ってました
とにかくこのスガの性格設定はありがたいですね、スドウの他にもまともな人がいてくれてよかった
そんなスガのことでふと思ったんですが…スガはつい最近ガンプラ学園から転校してきたわけですけど
転校した理由としては、例の才能ねーよ男がガンプラ学園に在籍していて、そいつとソリが合わなかったからと
思いついたんですがどうでしょうか
まずあの才能ねーよ男についてなんですが、あいつはユウマにとって最大の宿敵なので、この先
ユウマが最終決戦で戦うことになる可能性大ですよね
それとガンプラ学園については、現時点でぶっちぎり最強の学校と言われているので
トライファイターズが最終決戦で戦うことになる可能性大ですよね
つまりですよ、この2つのことから考えた場合、才能ねーよ男は実はガンプラ学園に在籍していて、
最終決戦でトライファイターズと戦うことになり、ユウマと最後に決着をつけるという展開が
すんなりと想像できるんですよ。なのであいつはガンプラ学園に所属している可能性が高いなと。
それでいてスガはガンプラ学園に通っていたわけですから、さっきのヨミへの注意からして、
才能ねーよ男の言動が許せなくて、何度も言い合いを繰り広げていたんじゃなかろうかと思うわけです
そしてとうとうスガの方が我慢ならなくなり、「こんなクズと一緒のチームなんてやってられるか」と
ガンプラ学園を飛び出してきたのでは…まあ全部俺の妄想なんですが…(えー
「あ、あいでで…まだ腫れが引いてない…」
「はは、サカシタが本気で怒ったらその程度では済まない。気に入られたんじゃないか?」
ってさっきの場面の後、なんとスガはヨミから反撃のビンタを食らって顔を真っ赤に腫らしていました
というかこれだけ強烈なビンタ食らっても「その程度でよかったな」って、あの女どれだけ凶暴なんすか
そんなのと今までずっと一緒にやってきたとかスドウさんマジ苦労してんな…(えー
「そういえば去年、全国大会に出たんだろ?」
「ああ…俺にとって初めての全国大会だった。そして、初めて戦うダメージAのバトル…
全国を侮っていたよ…自分の作ったガンプラが、あそこまで通用しないとは…
それから俺は、自分で作るガンプラに限界を感じ、
心形流のサカイ・ミナトに選手権用のガンプラ製作を依頼した…
”自分で作って自分で戦う”ガンプラバトルのセオリーを無視してでも、俺は勝利が欲しい…!」
そしてここで、スガのふとした質問からスドウの過去が明らかに。
なんとスドウは、昨年の地区予選を勝ち抜いたはいいものの、全国ではその実力がまったく通用せずに
愛機をメチャクチャに破壊されての大敗北を喫してしまったという…
このことがきっかけで、「自分のガンプラで戦っても全国では勝てない」と
ミナトに対してガンプラ製作を依頼したようですが…
しかし前作を見ている身からすると、それでもなお自分のガンプラにこだわって欲しかったですね
たとえば前作の第6話において、サザキとレイジが戦った時のことを皆さん覚えているでしょうか
この時サザキは、ギャンを手塩にかけて改造したギャンギャギャンを駆ってレイジに戦いを挑むわけですよ
しかし最終的にどうなったかというと
「お前ごときィィィッ!!この俺の!敵じゃねえッ!!」と
本気を出したレイジには歯が立たず、ギャンギャギャンはバラバラに破壊されて敗北してしまうわけです
それにサザキは第1話でもレイジに負けており、その時にもギャンを壊されている身…
そのリベンジを誓って改造したギャンギャギャンも通用せず、「俺の敵じゃねえ」とまで言われた完膚なきまでの敗北
もはや心折れてギャンを捨てても不思議じゃありません。というかスドウならそうするでしょう
しかし、そんなサザキが口にしたセリフというのが
「く、くそぉぉっ…!今度こそ僕のギャンで!!」と
自分のギャンで戦い続けることを誓っているんですね
これなんですよ、スドウに足りないもの、そして二期になってからこのアニメに決定的に欠けているもの、
どんなことがあっても尽きることがないガンプラへの情熱なんですよ
自分の愛機に対する圧倒的な思い入れ、「この機体で勝ちたいんだ」とこだわる熱い気持ち
フェリーニなんかもまさにそのタイプですよね。苦い敗北を何度も繰り返しながら、
少しずつ愛機を改造して強くなっていったキャラでしたから
しかし今作のユウマやスドウを見ていると、一度挫折を味わったらもうそこで諦めてしまうというか
実際、ユウマは敗北の後ガンプラバトル自体を捨ててしまったし、スドウは自分のガンプラで戦うことを捨ててしまいましたよね
お前らのガンプラ愛はそんなもんなのかよ!と、前作を見ていると余計にそう思います
負けてもなお沸き上がってくる情熱みたいなものはないのかと言いたい
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お前らにとって
ガンプラは…!
そんな風に
捨てていいもの
だったのかよ!!(えー |
(C)附田祐斗・佐伯俊/集英社
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なんというか、二期になってから思うのは、ガンプラへの愛情よりも効率だとか勝つための手段とか
そういう小手先のことばっかり考えてる奴らが多い気がする。2回戦でセカイ達が戦った成練高専とかまさにそうだし
たとえば前作でラルさんは、バトルに使わない観賞用のきれいなグフを作ったり、古臭くて弱っちいグフをバトルに使ったり、
ガチバトル用の最強グフを作ったり、すごく色々なタイプのグフを作ってましたよね。
これは効率がいいからとか、勝つための手段とか、そういう意味で作ってたものでしょうか?
違うでしょうよ、単にグフが大好きだから色々作っただけでしょうよ
その好きな気持ちがガンプラに対する原動力になっていて、ラルさん以外にも一期にはそういうキャラが大勢いたわけです
それが「ガンプラバトルを楽しむ」という一期のテーマ性を盛り上げたし、見ていてすごく心地よい番組になっていたわけですが…
しかし二期になってから、その辺がどうも上手く行っていない気がします。
たとえば二期の1話では、「バトル部」と「プラモ部」という風にガンプラを分けて考えてましたが
そんな風にそれぞれ特化させた結果、バトルに関わるキャラの目標としては
「バトルに勝つこと」以外に何もなくなったというか
一期で言っていた「バトルに勝つだけじゃない、ガンプラには幅広い楽しみ方がある」という要素が消え失せてしまったんですね
そのために二期でのガンプラは、バトルに勝つための道具にしかならなくなったというか
自分がガンプラを好きかどうかより、「勝つためには性能がああでこうで…」とこざかしいことを考えるキャラが
増えてしまったように思います
「宮里学院の機体は、百式、Vガンダム、Gファイター…そのどれもが高度にチューンされてるわね」
「まいど〜(ガラガラ)」
「あっ、いらっしゃいま…うっ!?」
「ほ、ほああ!?ワイ、大阪から来たサカイ・ミナトいいます!
お名前教えてくれはる!?」
「ホ、ホシノ・フミナです…」
「フミナちゃ〜ん!!フミナちゃんの作ったウイニングガンダム見たでぇ!
SDの特性を生かしたええ改造や〜ん!」
ってその時、ユウマの家のレストランでセカイ達が作戦会議をしていると、そこにやってきたのはあのミナト!
もはやフミナに対してベタ惚れのミナトは、顔を合わせるなりこの調子でフミナを口説き始めてしまいます
やーそれにしても、「機体への愛がなくて、こざかしいこと考えるキャラが多いよなー」と俺が嘆いていた中で
このフミナ大好きで何も考えてないバカはある意味貴重だよな(えー
「特に頭部が変形してコアファイターになるんがぁ!」
「サカイ・ミナト!」
「なんや、楽しい会話の邪魔すんなや!」
「宮里学院が使っていた百式、あれはお前の作品だな」
「えっ?」
「ふふん、さすがコウサカ・ユウマ。すばらしい洞察力や、
宮里学院のスドウはんは昔からの知り合いでなぁ。
選手権用のガンプラを頼まれたんや」
「ガンプラバトルを再び始めた、僕への嫌がらせか?」
「うぬぼれんな、ただの偶然や!せやけどちょうどええ…
コンテストだけやのうて、バトルでも証明したるわい!
ワイの作ったガンプラの方が、自分のより優秀やいうことをな!」
そしてスドウとの関係について少し説明するミナト。どんな繋がりがあるのかと思ったら、ちょっとした知り合いってことですか
それと「コンテストだけじゃなくてバトルでも思い知らせたる」と熱弁するミナトですが、そもそもコンテストでは
優勝したのはユウマだし次のコンテストなんか出る気ないんですがそれは…(えー
ミナトはこのままピエロで終わるのか、それとも一矢を報いることができるのか?
《ただ今より、西東京予選・決勝戦を行います》
「セカイ君!ユウ君!この試合に勝てば全国大会に行けるわ!」
そんなわけでいよいよ予選大会の決勝の日、フミナ達は気合十分でスドウ達との決戦の場へやってきました
注目の一戦なだけあって、観客席にはあのユウキ先輩も試合を見にやってきたようですな
それとミナトもまた会場にやってきたようですが、お前は大阪と東京を何回往復してんだ!?(えー
さっきのシーンでも制服姿のフミナに向かって「フミナちゃ〜ん!」と会いに来てたし、
平日にわざわざ大阪から東京までやって来てたっぽいですよね。ミナトは学校どうしてるんだろうか
そもそもこれだけ何度も往復しまくってたら旅費が何十万とかとんでもねーことに…(えー
「敵機捕捉!この速度は…ミナトの百式か!他の二機は!?」
「うっ…!?GファイターがVガンダムを牽引して!?」
そして戦闘が始まりますが、スドウ達のチームは二手に分かれて攻撃を仕掛けてきたようです
スドウ(百式)がユウマに襲いかかり、ヨミ(Vガンダム)とスガ(Gファイター)はセカイ&フミナを狙う形に…
つまり、1対1と2対2の戦いに分かれてしまったわけですね、こうなると
いかにも強そうなスドウとタイマンするハメになったユウマがなんだか心配ですが…
バチバチバチバチ!
「さすがはグランプリホルダーの機体だな!」
「出力は互角か!?」
「フフン、アホ言うな。ワイは心形流やぞ?」
ズッバアアアアッ!
「な…!?ぐああああーーっ!!」
ああ、言わんこっちゃない!スドウの切れ味鋭いビームサーベルを受け止めきれず、ピンチに陥るユウマ!
そういえばスドウのサーベルは、ギャン子の盾もたやすく両断したほど強力なんでしたっけな…
ギャン子の盾はセカイの必殺技でもビクともしなかった特別製なので、それをも簡単に切り裂いたということは
普通のビームサーベルなんかスパスパ切れるぐらいにチートな剣のようです
「メガランチャー発射形態!撃つ!!」
ギュボアアアアアア!!
「う、うわああああーーっ!!」
ああ、そして接近戦だけでなく、超強力なビーム砲までも装備しており射撃戦でもユウマを圧倒するスドウ!
ちなみに機体スピードについても、ユウマの速さを見ながら「その程度かいな(笑)」とミナトがつぶやいているので
その点でもミナトの機体の方が上回っているようです。おいおいこれって
接近性能:ミナトの勝ち
射撃性能:ミナトの勝ち
機動性能:ミナトの勝ち
あらゆる点でミナトの方が作るの上手いじゃないですか!!(えー
ユウマお前本当にコンテストで優勝したのかよ!機体の性能全部負けてんぞ!
まさかミナトの言っていた「ワイの機体の方がバトルでも上って証明したるわ〜(笑)」とかいうセリフが
こうして現実になろうとは思わなかったよ…(えー
「くっ…!うおおおおおーっ!!」
「なに!?往生際がぁっ!」
ズッシャアアアアアッ!
「…捉えたぞ…!!」
「…!?バカな!ビルダーがガンプラを犠牲にするなど!」
「僕は…!!ファイターだぁぁぁぁっ!!」
ボッグアアアアアン!!
ってなにー!?スドウのメガランチャーで機体の半身を吹き飛ばされ、さらにビームサーベルで串刺しにされながらも
わずかな攻撃のチャンスに懸けてスドウと刺し違えるユウマ!マジかお前!大金星じゃないか!
たとえ機体性能で負けていても、ファイターの闘志で劣勢を覆して強敵撃破とは熱い展開ですね
刺し違える瞬間、ユウマの顔もえらいイケメンだったのでかなり盛り上がった場面だと思います
スドウとしては、自分のガンプラがバトルで壊れるってことに大ショックを受けた過去があるので、
ガンプラを壊れることも構わず攻撃してきたユウマの行動が読めなかったんでしょうね
ただ、ひとつ惜しかったポイントとしては、この試合ってダメージB設定で行われてるので
そこだけは気になるところだよね…
A設定だったらガンプラが本当に壊れるわけですが、B設定なら実際のガンプラにはほとんど影響ないので
別に試合中にどれだけ壊れようが問題ないっつーか…スドウの「ガンプラを犠牲にするなど!?」ってセリフも
A設定なら重みがあるんだけど、B設定だと「え?だってB設定でしょ?何言ってんの?」
って感じになっちゃうのが惜しいよね…というかB設定って言うのはほんとに要らん追加要素だったな…
これがA設定の戦いだったら、ユウマの覚悟も凄くカッコイイものになっていただろうし
そもそも一期の時点で、機体が壊れてもなお戦い続けるシーンが一番盛り上がることは分かってましたよね
具体的には、一期6話のレイジvsユウキ先輩、それと15話のレイジvsフェリーニの話がそれで、
一期における神回といえばこの2つがツートップだと思うんですよ
ガンプラが壊れるのはセイ達にとって辛いこと、しかしそれでもなお戦う闘志というのが最高にカッコよかったわけで
熱い戦いを描くのに「ガンプラが壊れる」ということも重要なポイントであると、ヒシヒシ実感したわけです
でも二期になってから「B設定なら別にガンプラ壊れませんから(^^)」ということになって
そんな設定いらんだろ!一期でそこの重要さをさんざん描写したのに!と
なんとも納得いかない気持ちになってしまって…今回はモロにその影響を受けたバトルになってしまいましたね
「行くぜスガ・アキラ!次元覇王流・蒼天紅蓮拳!!」
「言ったはずだぜガンダムちゃん、俺に次元覇王流は通じん!!」
ガシイイイイイッ!!
「ぐっ…!」
さて、こちらはスガとセカイが交戦している様子ですが、スガは試合前に「俺に次元覇王流は通じんぞ?」と言っていただけあって
セカイの蒼天紅蓮拳も簡単に防いでしまいます。というか戦闘機でよく格闘戦とかやってんなお前…(えー
なんだか相当無理のある絵ヅラですよ!なんで戦闘機乗りを格闘メインで戦うキャラにしようと思ったんだろう…
「くっ!次元覇王流・旋風竜巻…!」
「ふん、今度は旋風竜巻蹴りか」
「聖拳突きぃぃーーっ!!」
「な、なにぃ!?」
バッキャアアアアン!!
ってアレーー!?今度は旋風竜巻蹴りと見せかけて、動作の途中で聖拳突きに切り替えたセカイ!
まさかそんな工夫をしてくるとは思わず、ビックリしたスガはまともに食らってしまいます
これは格ゲーで言うとあれか、旋風竜巻キャンセル聖拳突きってやつでしょうか
まあさすがのスガも旋風竜巻蹴りがキャンセル可能とは思ってなかったんでしょう(えー
というか格ゲーの話をしていたら、ボンボン餓狼のアレを思い出してしまいました
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おれの技はすべて見切れる…
そう言ったよな? |
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んならこいつ
見切ってみろやーーっ!!
旋風竜巻キャンセル
聖拳突き!!
うおおーっ!!あれは
旋風竜巻蹴りと
聖拳突きの合わせ技!!(えー |
(C)細井雄二/講談社
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「くっ…!まだまだなのよねぇっ!!」
「なっ…あいつら!?」
ドドドドドド!!
とその時、セカイの聖拳突きで機体が破損したものの、それを補うようにヨミのVガンダムと合体するスガ!
そしてとんでもない量のミサイル弾幕を発射し、セカイに付け入るスキをまったく与えません
もはや格闘勝負など捨てて勝ちに行く気のようです、こうなるとセカイとしては厳しい展開ですが…
ドドドドドド!!
「ぐっ…!こ、このままじゃ…!」
ギュオオオオウ!!
「なに!?」
って、セカイがミサイルの雨にさらされる中、飛行形態で飛んできてセカイを救出したユウマ!
ユウマ生きとったんかワレ!!(えー
完全にスドウと刺し違えたと思いましたが、まさかまだこれだけ動ける状態とは意外でした
「行け!セカイ!」
「セカイ君!使って!」
「行くぞビルドバーニング…!先輩もユウマも!俺も一緒だぁぁっ!!」
ゴオアアアアアッ!
「な…なんやアレは!?」
「ビルドバーニングが…炎のように赤く!?」
そしてフミナのパーツを右腕に装着し、ユウマの機体に波乗りポーズで飛んでいくという
Get Ride!アムドライバーみたいなポーズで突っ込んでいったセカイでしたが、
その結果、これまでに見たこともないような猛烈なエネルギーに包まれることに!
なるほど、これはアムドライバーでおなじみのアムエネルギーというやつか(えー
この土壇場でセカイはアム次元覇王流に目覚めてしまったんやな…:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「みんなで勝つんだぁぁぁぁぁっ!!」
「こ、この光は!?」
「まさに…!人機一体の輝き!」
「ならば!燃え上がるがいい!ガンプラァァァァッ!!」
もえあがーれーもえあがーれー♪って相変わらずやなユウキ先輩!
アムエネルギーに満ち溢れたセカイが放った渾身の一撃、それと同時に激しい閃光が辺りを包み込みますが
それを見ていたユウキ先輩は燃え上がる展開に満足しているようです。この人が出てくると笑ってしまうな
「う…うおおあああああーーっ!!」
ボッガアアアアン!!
「はあっ…はあっ…はあっ…」
「や…やった…!」
「勝ったわ!」
「…いや…判定はまだ下されていない!」
「!?」
そんな渾身の一撃でスガ&ヨミを粉砕したセカイでしたが、なぜかまだ勝利の判定は下されないままでした
一体なぜかと思いきや、さっきユウマにやられたかに見えたスドウがギリギリ生き残っていたという…
スドウ生きとったんかワレ!!(えー というかスドウの姿を見て、
スガやヨミまでめちゃくちゃビックリしているので、本当に誰もスドウが生き残ってると思ってなかったんやな:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「…ぜぇ…ぜぇ…くっ…」
「ビルダーとしてのプライドを捨て…他人の機体を使ってまで戦ったのは…!
すべて勝利のため…!もう一度…全国へ!行くためだぁぁぁぁっ!!」
ああ、そして襲い来るスドウに対し、すべての力を使い果たして完全に死に体となっていたセカイ!
ビルドバーニングはすでにボロボロ、セカイ自身も疲労困憊で、これ以上何もできそうにありません。ドラゴンボール風に言うなら
オ…オラにはハナクソをほじる力も残っちゃいねえ…す…好きにしろ…
といったところでしょうか(えー そんなわけで、完全に無防備になっているセカイに、スドウ渾身の右ストレートが炸裂してしまい…
グワッキイイイイイイッ!!
ばっきーん(ぶっ壊れる百式)
え…ちょ、ええええええええええ!?なんでええええええええええ!?
なんでこれで百式の方がぶっ壊れんの!?
嘘だろオイ!?どういうことだよ!自分から殴りに行った百式が一方的に壊れるの!?ええええええ!?
なんとこの自爆パンチによりスドウは戦闘不能となり、生き残ったセカイの方が勝利者となったという…
なんだそりゃあああああああ!!アホかあああああああ!!
なんなんだこの決着は!勝因:ビルドバーニングがめっちゃ頑丈すぎたとか、こんなアホな決着ありか!?
ビルドバーニングってそんなに頑丈だったのか…?でもビルドバーニングって、以前シモンのデスティニーガンダムと戦った時は
普通のパンチを食らった時に顔とかバキバキ壊れてましたよね
この差はなんなんだよ!しかもシモンのデスティニーガンダムって素組みだっただろ!
素組みのガンプラは最低の性能だとラルさんが言ってましたが、
今回ぶっ壊れたミナトの百式は最低性能のガンプラより弱くてモロいってことなのか!?(えー
それともボクシング王者のシモンと、ただの素人のスドウとのパンチ力の差なんだろうか
もうわけが分かんねーよ…この意味不明な決着はないわ…
今回のバトルは全体の流れとして良かったと思うんだけど、最後にスドウがパンチしたらなぜか自滅するという
この決着シーンだけはまったく納得できなかったな…
《勝利チームは聖鳳学園中等部!チーム・トライファイターズ!》
ワアアアアアアアア!!
「やった…!勝ったぞセカイ!」
「全国よっ!セカイ君!!」
「…はぁ…はぁ…俺たちの…勝ち…だ…(クラッ)」
「セ…セカイ君!?」
って、勝ちを決めたはいいものの、セカイは意識が朦朧とするほど消耗しきっており、ついには気絶してしまったという…
なんだか実際にあちこち傷もついてるみたいだし、これはどういうことなんでしょうか
さっきユウキ先輩が「人機一体」という言葉を使ってましたが、本当にガンプラと一体化してダメージまで受けるようになった
ということでしょうか?それともグラップラー刃牙でさんざんやってたように
強く「思い込む」ことで実際に体が傷ついてしまうっていうアレでしょうか?
なんにせよ、これだと今後セカイは、激しいバトルのたびに自分自身も傷つくことになってしまいそうですね…大丈夫なんだろうか
「ダメージを受けない設定B」のことをいらねぇいらねぇと言い続けてきましたが
セカイ自身を設定Bにする必要があったんや…(えー
次回に続く!
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