ツイッターでも書きましたが、今さらながらアナと雪の女王を見てみました 見る前の印象としては正直、歌が話題になってるだけで中身は大したことなさそーだなと思ってたんですが 実際に見てみるとかなり満足のいく内容になってましたね まずなんと言っても映像美が凄い。もはやCGのレベルも現実や2Dアニメを超えた領域まで来てるというか 綺麗なのもそうだしあらゆる自由な表現が可能なので、フィクションの話を作るにはもってこいの表現方法ですね リアルの人間では不可能なアクションが存分に見せられるので、このCGでスターウォーズとかも見てみたいなと思いました あと日本語吹き替え版で見たんですが、アナ役の神田沙也加の演技力と歌唱力の高さには正直驚かされました 俺は最初アナを演じているのが誰だか知らなかったので、「ねえこのアナやってる人、演技と歌やたら上手くない?誰?」と 家族に質問して「いや松田聖子の娘じゃん」と聞かされた時にはひっくり返りました 今まで神田沙也加には「松田聖子の娘」って印象しかなかったですが、この作品で見る目が一気に変わりましたね 聞いた話では声優としても速水奨に育てられたそうで、それで演技もしっかりしてるんですね しかし松田聖子の血を引いて速水奨に育てられたって聞くと、 悟空の血を引いてピッコロに育てられた悟飯みたいでなんかカッコいいな(えー 神田沙也加はアニメの「貧乏神が!」とかにも出演経験があるらしいので、見ておけばよかったかな 今後も何かのアニメに出演が決まったらチェックしてみたいと思います ストーリー的には「アナが氷の城を目指して冒険を繰り広げる」って部分が好きでした なんか久しぶりにこういう冒険ものを見た気がします 遠く離れた目的地を目指して、見知らぬ土地を進んでいくドキドキワクワク感、かなり堪能できました にしても「もうやだ私家出する!」って感じに逃げていったエルサが まさかあんな人外魔境まで行ってたのには笑いましたが(えー ただクライマックスの場面で「真実の愛」のオチがアレだったのには「おいちょっと待てコラー!!」と思いましたけどね その前のクリストフのシーンが非常に良かっただけに。大ピンチのアナのところへクリストフがあれだけの超絶アクションで ヒーロー見参、ヒーロー見参、ヒーロー見参!って颯爽と駆けつけたかと思ったら 最後のオチがあれだったのでクリストフ的には「えー!?」って感じだよね まあ最後の最後で、クリストフも報われた感じだったので良かったんですけども。 クリストフは全体的に、描写を重ねるごとに株の上がっていく好青年でしたね というか最後まで見た後にもう1度見返してみたら、初登場時のクリストフが あまりにも無愛想すぎて「お前誰だよ!」って言いたくなりました(えー 根はあれだけの好青年なのに、なんで最初はあんなコミュ障で無愛想でとーへんぼくみたいな奴だったんだ! 考えてみたらアレでしょうか、もともとの季節は夏まっ盛りだったので、氷屋のクリストフとしては 「ヒャッホー今日はかき入れ時だぜー!」と大喜びで氷を大量に調達していたら 辺りが突然極寒の冬に変わってせっかくの氷が全部ゴミになったので 「ちょっ、おい何がどうなってんだクソが!!」ってわけが分からず 「くっそ、なんなんだよ意味わかんねーよ…」ってスーパー不機嫌な状態でアナと出会ったって感じでしょうか あとすいません、最初俺から見てアナは王女様じゃなくて単なる使用人だとばかり思ってました(えー なので幼いアナが死にそうになった時、王様が「ああ、大変なことになった!すぐに助けなければ!」って 必死にアナを助けようとしてるのを見て「慈悲深い王様だなー、使用人のためにああまで」と 王様がすごい慈悲でアナを助けようとしてるもんだとばかり思ってたな…(えー まあともかく、思っていたよりもかなり楽しめる内容だったかと。 単なるブームだけのものじゃなくて、満足のいく作品として仕上がってると思いました 例えば数年後になって、アナと雪の女王をもう1度見返した時に 「なんでこんなもんを前はありがたがって見てたんだろう」なんて思うことは 少なくとも俺の中ではないだろうと思いますね。まだ見てない人にもオススメできる映画だと思います |
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・アナと雪の女王は、youtubeでlet it goの動画各種を見ると、また印象変わるかもしらんよ。 かくいう自分も作品見たのは今日が初めてだったけど。(たまたま飛行機の中でみた。国際線のモニタでみるやつで、 かなり画質悪かったのが残念)まず日本語版(松たか子)からはじめて、英語版の英語字幕付き、 英語版の日本語訳付き、25ヶ国語版まで見ると、ディズニーの本気の出し方に戦慄する。 (ちなみに、全部公式動画みたい) ローカライズもここまで来ると、どう表現したらいいかわからない。とにかくすごい。 ついでに、Lexi Walkerのlet it goもみるんやで。謎のセンス爆発な動画なんだけど、何度見てもいい感じ。 んで、世の中、天才っているんだな、と思った。もうね、この娘、音楽に愛されてる。指導者が日本人なのか、 一部を日本語で歌った故郷なんかも上がってる。そのうまさがよくわかるのでお勧め。 by taka@旅行中 ふーむ、飛行機の中でアナ雪を見たそうですが、確かにANAでは機内でアナ雪見れるって噂を聞いたことがありますね アナだけにANAでね。アナだけにね(えー しかし「レリゴーの動画でいっぱい凄いのがあるから見るといい」とのことですが、俺はアナ雪は好きだけど レリゴーはそこまで好きでもないからなぁ、やっぱテレビでさんざん聞いて耳にタコができてるし あとエルサがレリゴーするシーンは、CMとかで「感動の名場面!」みたいに言われてるけど 実際に見てみるとそれは違うだろっていうか、エルサが自暴自棄でヤケクソになったシーンなので 世間で作り上げたイメージとのギャップっていうのもありますね 自暴自棄でヤケクソっていうのは、英語でのレリゴーを和訳してみるとイメージが掴みやすいわけですが 誰にも見られてはいけない、みんなに知られてはいけない、いつも良い子でいなければいけない だけどみんなにバレてしまった、完璧な少女はもういない これでいいの!もういいの!もうこれ以上我慢できない 背を向けて思いきりドアを閉めるの、誰になんと言われようと気にしない 正解も間違いもルールもないわ!私は自由よ! 嵐よ吹き荒れればいいわ、どうせ寒さなんて平気なの 大体こんな感じでしょうか、知られてはいけない秘密がバレてしまって 「もうどうにでもなれ!私は自由よ!ルールなんてクソ食らえだわ!」と ヤケクソになりながら強がりの言葉を叫ぶ歌なので あれを感動の名場面って言われると、なんかしっくり来ないものがあるというか ただ氷の城がどんどんと産まれてくる映像美と、松たか子の真に迫った熱唱ぶりは凄いので そういう意味では印象的なシーンですけどね 特にあんな城をやすやすと産み出してしまう、エルサの能力のスケールの大きさには驚いたなー まさかあれほどの魔力を秘めているとはって感じで、ただただ圧倒されました あの場面で俺が思い浮かべたのは、幽遊白書の氷系能力ランキングのシーン この場面では凍矢>>雪菜>青龍という具合に書かれてましたが、ここにエルサを混ぜたら エルサ>>>>>>>>>>>>>>>>>>>凍矢>>雪菜>青龍ぐらいにはなるなと思うほど とんでもない能力の持ち主でしたね (C)冨樫義博/集英社 この中で言うと雪菜は、最大限に冷気を放出してやっと部屋ひとつが真冬になるぐらいの能力でしたが エルサの場合は冷気を一切生み出さないよう抑えようとして、それでも抑え切れずに溢れた分だけで 国1つが丸ごと真冬になるというものだったので、本当に能力のケタが違うなと思いました こうなると雪菜より下の青龍とかマジうんこですよ 「魔闘凍霊拳ん!!フ…この拳を見切れるのは朱雀様のみ」とかうんこですよ(えー 俺から見たレリゴーというのは大体そんな感じなわけですが、生まれーてーはーじめーてーとかは好きな歌ですね アナ雪の歌を好きな順に並べると 生まれてはじめてリプライズ>生まれてはじめて>>>雪だるま作ろう>レリゴー>>>とびら開けて こんな具合でしょうか、とびら開けては今聞くとひたすらハンスを殴りたくなるな(えー ちなみに雪だるま作ろうはアイカツのいちごの人も一部歌ってますよね アナ第2形態の声があの人だったので。(えー ちなみにアナ第1形態は幼女時代、第2形態はちょっと大きくなった時、第3形態は大人になった時ですね 第2形態はすぐ終わっちゃいましたけど。セリフで言うと「頑張れジャンヌ!」って言ってるシーンがそう あと「生まれてはじめてリプライズ」というのは、氷の城でアナとエルサが再会した時に歌った曲です リプライズのつかない「生まれてはじめて」の方は、戴冠式の朝にアナがすっごい浮かれモードで歌った曲ね 俺の中でアナ雪の名曲といえば完全にこの2強かなぁ、映画が始まってすぐの序盤は正直まだこの作品を舐めてたんですが、 その評価を一変させたのが神田沙也加の生まれてはじめてでした あれを聞いて一気に引き込まれたというか、「なんか凄いぞこの映画」と思い始めた瞬間でしたね 生まれてはじめてリプライズの方は特に好きで、アナの言葉がエルサに届かずに 2人で言葉のドッジボールを繰り広げる部分が、音楽的にも盛り上がり凄くて一番好きです それにしてもこの歌、エルサのネガティブっぷりが最大限に炸裂してて吹く ♪なにもーかも無駄ーだぁったのーー無意味だぁったーーのーー!! ♪わたしーに出来るーこーとーはーーなーにもーなーい!! 何しろ歌詞がこれですよ、自分のことを無駄で無意味で何もないとか言っちゃうスーパーネガティブぶり ヤケクソになりながらレリゴーした場面もそうですが、俺から見たエルサっていうのは なんか見てて笑ってしまうギャグっぽい部分のあるキャラでしたね たとえば、アナが馬に乗ったりトナカイに乗ったりガケを越えたり谷を越えたりしながら、やっとこさ到着したような場所に エルサはあっさりと徒歩で着いてるシーンとか「お前どうやってここまで来たんだよ!」って思ったし あとはエルサの命を狙ってやってきた刺客の兵士2人と対峙するシーンで、2人の兵士に囲まれてオロオロするエルサの姿は、 グドンとツインテールに囲まれた時の帰ってきたウルトラマンを思い出して なんだか笑ってしまいました
そんな兵士とのバトルシーンでは、バーン様のカラミティウォールのような動く氷壁をエルサが作り出して |