■神羅万象チョコ天地神明の章
第4弾レビュー
そんなわけで天地神明の章の最終弾についてレビューしていきたいと思います
世間ではもうすでに新しい章が発売されてるので、出遅れ感がやばいわけですが
まあいつものことだから…(えー
俺が出遅れるのはもはや様式美なんやな…
さて、ともかくそんな第4弾なんですが、まず前回第3弾のラストでは
十天闘神vsメビウス一行の大激突のシーンで引きとなっていましたね
メビウス
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vs
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リュウガ
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サイ
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vs
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タイガ
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アポロ
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vs
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ショウ
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アーク
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vs
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シズク
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マキシ
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vs
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オウキ
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ゼロ
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vs
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ハーディン
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カイさん
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vs
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ラズリード
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ライセン
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vs
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ザンダルフ
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イヅナ
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vs
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アムニスタ
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ディルクルム
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vs
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ヘルマティオ
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と、まあこれだけのバトルが一度に行われたわけですが…でもまあ、真剣勝負と言うよりは
「俺たちの真意が分かるかなーどうかなー(チラッチラッ)」と思わせぶりなことを言ったり
「もっとこう戦った方がいいんじゃない?」と相手にアドバイスしたり
「若い男が相手じゃないとやる気が出ないわ〜」と戦う気がなかったり
どうにも茶番というか接待バトルというかそんな感じがあったので
それなりに戦ったら適当なところで切り上げてるんじゃないでしょうか
■メビウス達と十天闘神の戦いは熾烈を極めた。
相討ちで果てる者もいれば、激戦の末に力を使い果たし倒れる者もいた。
双方が次々と力尽き、最後に戦場に残ったのは、傷ついたメビウスただ一人だった…
っておい!ちょっと待ってどういうこと!?全員が力尽きるまで徹底的に戦ったですって!?
お前らなんでそんな真面目に戦ってんの!?(えー
前回あんだけ手抜きの接待バトルを連想させていたのに、急にやる気になったのか!?
何が何だかよく分かりませんが、ともかくメビウス以外のキャラは全員力尽きて倒れてしまったようです。
そして最後に残ったメビウスも、リュウガとの激しい戦いでボロボロになっていたようで…
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「感謝するぞメビウス君!!
君のおかげで我が脅威は去った!!
お礼に私自ら消してあげよう!!」 |
調和神バランシール
パワー∞
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???
パワー究極無限
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そんなメビウスの前に「こんにちは!私が黒幕です!!」とばかりにハイテンションで現れた奴が1人。
なんなんだお前はと言いたいところですが、洗脳したバランシールを一緒に連れており、
どうやら本当にこいつが物語の黒幕だったようです。
パワーも無限を超えた究極無限という過去に類を見ない凄まじさ…
でもその割には、「メビウスのおかげで脅威が去った」と言ってますね
そう、こいつにとっての脅威とはリュウガたち十天闘神のことであり、今までバランシールを洗脳しながらも
リュウガ達が恐くてずっと隠れていたのです(えー
いやいやお前、究極無限のパワーのくせしてずいぶん小心者だなオイ!!
結局のところ、パワー無限とかパワー50がワラワラいるリュウガ達が束になってかかってきたら
「に、逃げるんだぁ…勝てるわけがない…」って逃げ隠れするしかないのかよ!
邪神帝シンラ・メルタ・トロス
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「私は全ての邪神の頂点に位置する存在だ!
邪神王メルタ・トロスをも超える存在!
そう!邪神帝!
邪神帝シンラ・メルタ・トロスというのは
どうだろうかメビウス君!?」 |
そして今度はその場のノリで考えた名前を「どうだろうかメビウス君!?」とか相談し始めた黒幕野郎。
メビウスからしたら「知らねーよ好きにしろよ…」って言いたいところでしょう
なんかすごいアンポンタンな感じですねこの黒幕野郎は、やたらトンチキな性格のせいか
ネットでは「シンラくん」と呼ばれて親しまれているようです。まったくしょうがないなーシンラくんは
しかしなぜバランシールはシンラくんに洗脳されているのか?邪神というのはバランシール自ら作ったものじゃないのか?
と思うわけですが、ここで詳しくそこを解説していきましょう。メビウスがそもそも天界にやって来たのも、
バランシールと邪神の関係を明らかにするためでしたね
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暗黒の邪神群
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そもそもの始まりとして、邪神を創造したのは誰なのか?それはやはりバランシールということでいいようです
なぜこんなものをわざわざ作ったのか、それは「欲望にまみれて暴走した文明を破壊するため」という
目的がバランシールにはあったようです。要は無差別になんでもかんでも壊しまくるんじゃなくて、
世の中の害になる部分だけを破壊するというワクチンみたいなもんだったということか
がしかし、いざ実際に邪神を創造してみたバランシールは「ん?間違ったかな?」とうっかりミスしてしまい、
思ってたのと違う感じの頭おかしい邪神たちがワラワラ出現する結果となり、
気づいた頃にはワクチンどころか手当たり次第にすべてを破壊し続ける大迷惑な存在になっており、
「やっべーどうしよう」とバランシール自身も頭を抱える事態となったという…
何やってんだこのうっかり神は!!(えー
困ったバランシールは、リュウガたち十天闘神にも「ちょっとお前ら邪神群片付けてきて」という命令を下したんだそうな。
「えーマジっすかー」と邪神たちと戦うリュウガ達ですが、いくら倒しても邪神たちは次から次に増え続けるので
ひたすら戦い続けてもなかなか邪神が片付かない状況が続いていたらしく…
これってあれですね、ドジな上司がとんでもねぇ発注ミスをやらかしたので
部下であるリュウガ達が尻ぬぐいのために毎日残業して頑張ってたってことですよね(えー
アポロ
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邪神王メルタ・トロス
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そんな中、リュウガ達が片付けきれなかった邪神を退治してくれたのが
下請け会社で働くアポロ君だったっつーことですよ(えー
つまりこれが第九章の内容だったと。バランシールが邪神の発注ミスをやらかしたのがそもそもの発端で
その後リュウガ達の残業と下請け会社の活躍により、どうにか邪神を片付けたというのが第九章のストーリーだったんですな
がしかし、ゴキブリ並にしぶとい邪神どもは、それでもまだ生き残りが潜んでいたようです。
そんな生き残りどもがメルタ・トロスのデータを元に、超進化を遂げたのが今回登場したシンラくん…
そしてシンラくんはこっそりと天界に忍び込み、そのことに気づかなかったバランシールは
「いやー邪神がみんな片付いてよかったわー。おや?誰か来たようだ」と
シンラくんの接近を許してしまい洗脳されてしまったという…
それにしてもバランシールのやつマジ使えねーな!(えー
どんだけ失態さらしとんねんこの神は!ここまで全部バランシールの失敗エピソードじゃねーか!!
メビウスとしては「バランシールめ、一体何を企んでいる!」という気持ちでここまでやってきたわけですが
まさか真実は、企みもクソもなくうっかりミス連発でこうなったとは夢にも思わんだろうな…(えー
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シンラくん
パワー究極無限
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バランシール
パワー∞
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メビウス
パワー∞
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まあともかくですよ、シンラくんはまんまとバランシールを洗脳することに成功し、
警戒していた十天闘神も全滅、残るはボロボロのメビウスを始末すれば大勝利なわけで。
「どうだねメビウス君!?どうだね!?どうなんだね!?」と
それはもう調子に乗らずにはいられないようで…
■意気揚々と上機嫌に語る邪神帝には、明らかに気の緩みが見て取れた。
その気の緩みがバランシールへの洗脳と束縛までも緩めていた。
洗脳が薄れて一瞬正気に戻ったバランシールは、神力の大半を注ぎ込んで
洗脳を打ち破ることに成功するのだった。
っておいおいおい!なんじゃこの展開はー!?
「ねえどんな気持ち?ねえ今どんな気持ち?」とメビウスをからかうのに夢中だったシンラくんは
ついうっかり洗脳パワーを緩めてしまい
そのスキにバランシールが洗脳を打ち破ってしまったという…なんじゃそりゃあああああああ!!
どんなうっかり対決だよこれは!!(えー
バランシールもシンラくんお互いうっかり連発しすぎだろうがー!!
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調和神バランシール
パワー10
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がしかし、洗脳を打ち破ったはいいものの、さすがに究極無限のパワーを跳ね返すのは骨が折れたのか
なんとロリ化してパワー10にまで低下してしまったバランシール。
マジかよ結局どうにもならないじゃねーか!シンラくんが圧倒的優勢な状況は何も変わってませんよ
「なんだよビックリさせやがってよー(笑)」と再び余裕を取り戻したシンラくんは、
バランシールとメビウスを片付けてすべてを終わりにしようとしますが…
サイガ
パワー30
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リュウガ
パワー∞
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マキシ
パワー50
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カイさん
パワー∞
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サイ
パワー40
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アーク
パワー25
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アポロ
パワー30
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メビウス
パワー∞
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ドッギャーーン!!
しかしふと気がつけば、歴代主人公の8人にすっかり取り囲まれていたシンラくん。
「え?え?」とシンラくんが動揺する中、さらに十天闘神のメンバーや、メビウスの仲間たちも
ピンピンした姿でその場に現れる結果に!お前らさっき全員やられたんと違うんか!?
そう、今回の冒頭で全滅したかに見えた一同でしたが、すべては黒幕のシンラくんをあぶり出すために
リュウガ達とメビウス達が結託してやったドッキリカメラだったのだーーー!!
ド ッ キ リ
大 成 功ってなんじゃこりゃーーー!!!
なんだよこのアホみたいな展開は!しょうもないエサにつられてやってきたシンラくんが間抜けすぎるじゃねーか!
お笑い芸人でもこんなドッキリ成功しねえぞオイ!(えー
ま、まああれだ、騙されたとはいえ究極無限のパワーですから、シンラくんもまだ簡単にはやられないはず…
バランシール
パワー10
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「みんなに私の残った神力を全部あげるわ!!」 |
ってその時、いざシンラくんとの最終決戦を前にして
「いいかみんな!10万パワーずつだ!!」と
自分のパワーを主役8人に分け与えると言い始めたバランシール。おいおい
パワーを分け与えるって言ったって、今のあんたのパワーってたったの10やぞ!?
それを分け与えてなんか意味あるんか!?10しかないパワーを8人で分けようと思ったら
1人につき1パワーもらうのがやっとだと思いますが…(えー
これでは正直、屁のつっぱりにもならんというかなんというか…
神羅聖龍神サイガ
パワー究極無限
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神羅光龍神リュウガ
パワー究極無限
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神羅黄金神マキシウス
パワー究極無限
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神羅終極神カイ
パワー究極無限
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神羅魂獣神サイ
パワー究極無限
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神羅聖魔神アーク
パワー究極無限
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神羅太陽神アポロ
パワー究極無限
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神羅魔導神メビウス
パワー究極無限
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ってアレーーーー!?
なんとバランシールの神力を受け取った結果、全員が究極無限のパワーを手にしてしまった8主人公たち!
な、何が一体!?たった1パワーの追加でどうしてここまでのパワーアップを!?
ウエハー曰く、「神力注入はきっかけに過ぎず、8人が持つ無限の可能性を呼び起こしただに過ぎないゾ」ということなので
バランシールのパワーがここまで足されたのではなく、それぞれの秘めた力が引き出された結果ということのようです
要するにあれか、ドラゴンボールの最長老さま的な
あの人も「私自身はきっかけに過ぎません」と言いながら、他人の秘めた力を引き出すことができましたよね
それにしても注目なのは、ヒロインと一緒に映ってるカップルカードが何枚も出てきたことでしょうか
マキシなんかは元々この手のカードの元祖ですよね。確かマキシは自分の神力と魂をメリルと共有しているから
メリルがそばにいないとMAXパワーで戦えないって設定があった気がする。
なので今回メリルと一緒というのも分かる話なんですよ、ええ
そしてこちらはノインを脇に抱えるアポロの図。アポロはノインと一緒にいるとパワーが上がるって設定は別になかったんですが
「アポロとノインは2人同時に魂魄魂合することで、より巨大な力を発揮できるらしいゾ!」と
今ここでウエハーが後付け設定をぶち込んできました(えー
まあ主人公とヒロインが一緒の図になるための設定なんで、これは良い後付け設定なんじゃないでしょうか
というかカップルカードの中でもこれが一番エロイと思う。ノインの腰に手を回してるアポロの図とか、たまらんものがありますねー
そして3組目のカップル、サイ&ムジナ。これ見て「おや?」と思ったのは、サイが九頭龍形態になってるってことですね
サイが九頭龍形態になるには、ちょっと面倒な手順が必要で
サイがそれぞれ種族の違う7人の魂獣たちと契約する
→契約した魂獣たちを7個の玉に変える
→玉をすべてサイの七魂剣にセットする
→その状態の七魂剣を体内に取り込む
っていう、これだけやってようやくこの状態になれるわけですよ
しかし今回のサイは、持っている七魂剣に一個も玉がはまってない状態だったので
契約した仲間たちは一緒について来てないんだなーと思っていたわけです
これじゃ九頭龍形態になれないよな…と思ってたんですが、それとも今の究極進化したサイなら
もう玉とか関係なしに、自由に九頭龍形態になれるようになったのか?
「メビウスはサイのために、彼の契約魂獣6人を一気に時空召喚したらしいゾ!」
っておいいいいいい!!
なんじゃそれえええええええ!!サイが自力で変身したのかと思いきや
「え、変身には仲間が必要?だったら全員呼んでやるよ(ポンポンポン)」と
メビウスが全員ここにポンポン召喚したのかよ!んなムチャクチャなーー!!
紅蓮弓聖ロック
(朱雀の魂獣)
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翠緑深王ミツキ
(玄武の魂獣)
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黄玉輝星アガート
(麒麟の魂獣)
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金剛豹牙ダレス
(白虎の魂獣)
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薫風蒼樹カヌキ
(青龍の魂獣)
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白零聖天メルト
(白面九尾の魂獣)
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要するにこいつら全員喚び出したってことかい!!
メビウスの奴なんでもありやな…今までは誰か1人を召喚するたびに、1枚ずつタロットカードを消費してたはずですが
もはやタロットカードもクソもなく好きなだけ召喚しやがった!(えー
まあともかく、こいつら6人を玉に変えてサイの七魂剣に装着したということか
そして最後の7人目は、隠神形部の魂獣であるムジナになりますね。
しかしムジナは玉にならずに、サイに寄り添う形になっていますが…それに関しては
「別に玉に変えなくても、サイに密着していれば九頭龍になれるらしいゾ!」という
ウエハーの熱い後付け設定によりこういったカードデザインになったようです
ま、まあこれもカップルカードを作るためだから…多少の後付けくらいは許容するとしましょう
そしてお熱いカップル4組目は、まさかのリュウガ&マステリオンであります(えー
リュ、リュウガお前…周囲がみんな女の子と組んでる中でどういう趣味してんだよお前は!!
まさかのマステリオンがお相手とは…リュウガにも美少女ヒロインは一応いたはずなんですけどね
テラス様
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シズク
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たとえばこのテラス様とかシズクあたり。テラス様は確かリュウガに片思いしていて
久々にリュウガと会った時には胸キュンしてしまったとか、そんなエピソードがあったと思います。
あとシズクの方はというと、直接的にリュウガとどうこうあったわけではないんですが
マキシの設定を見た時に、マキシにとってリュウガが父親、シズクが母親という風に書かれているので
「え、もしかしてこの2人って夫婦なん?」と思うくらいには匂わされていたというか…
でも結局テラス様やシズクよりマステリオンを選んでしまったんやな…(えー
ドラクエ5で言うところの、フローラやビアンカよりルドマンを選ぶような行動なんやな…リュウガお前って奴は!!
そして今回5枚目のカップルカードは、このカイさんであります。
一体どの辺りがカップルなのかというと、2人のイヅナと同時に合体した姿がこれだからというわけなんですね
きましたねダブルブレイヴ。以前からやってくれるんじゃないかと期待してましたが、
その通りラストはこれで締めてくれて良かったです。ただ2人のイヅナと合体したなら、カップルというよりハーレムというべきか?
それとダブルブレイヴという発想自体はいいんですが、イラスト的にちょっと残念な点が…それは合体した後のイヅナが
単なる玉っころになってしまったということでしょうか
玉っころって!玉っころってそんな!みんなこれだけヒロインとのツーショットが描かれてる中で、玉っころはないでしょうよ!
たとえばさっきのこのイラスト思い出してくださいよ、ムジナは本来だと
玉っころになってサイと合体しなければならない設定があったはずなんですが
その設定を変えてツーショットのイラストを実現しましょうって流れになったわけでしょう!?
なのにイヅナの方は玉っころになるなんて!?
なぜに!?なぜにイヅナの方は玉っころに!?
ムジナみたいに設定いじれば良かったじゃないですか!うわあああああああああ
もしくはそうだなあ、設定を変えなくても融合したイヅナのイメージ図をカイさんの隣に描くとかさ…
たとえばの例で言うとZガンダムの最終回ですよ。あのクライマックスでフォウとロザミアが
「カミーユはその力を表現してくれるマシンに乗っている…」と言いながら現れるシーン、
半透明のフォウとロザミアがカミーユに寄り添うように現れるじゃないですか
こんな感じでやって欲しかったなぁ…
半透明のイヅナ2人がカイさんに寄り添うことで、カイさんは究極無限のパワーを手にする。
想像するだけでたまらん気持ちになりますよ、実現していたら俺にとって神羅史上最高のカードになっていたかもしれんなぁ
それが玉っころ2つになってしまうとは…(えー
惜しい…あまりにも惜しすぎる…
まあともかくですよ、究極無限のパワーを持つ超最強主人公が8人も同時に現れてしまったわけで
シンラくんはもはや完全に万事休す、あとは8人にリンチされて終わりだろうなというその時…
マガタマ・ジェスターノ
パワー20
|
メビウス
パワー究極無限
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「メビウス殿!正義の使者ジェスターノが
助太刀に参ったぞ!
拙者が来たからにはもう安心だ!」
「うむ、期待しているぞ」
|
なんとここでいまさらパワー20の助っ人を喚び出すメビウス。おいいいいいい!!
い、いまさら!?パワー20の助っ人!?そんな奴呼んで一体なんの役に立つっていうんですか!
というのもこのマガタマ・ジェスターノ、全国のちびっこが考えた神羅オリジナルキャラを募集して
最優秀作品を今回の助っ人として登場させるという企画によって生まれたキャラなんですな
だから今回の話のどこかで使う必要があったということでしょう。しかしそうは言っても…
こんな形での登場の仕方はあんまりやでホンマ!
マガタマ君が不憫すぎるじゃないですか!もっと他にどうにか出来なかったのか…
パワー究極無限の主人公8人とボス1人が対峙して、いよいよ決着の時を迎えようという時に
「助太刀に参ったぞーーっ!!拙者が来たからにはもう安心だーーっ!!」って
パワー20の奴が現れるってこれもうなんのギャグなんだよ!マガタマ君が場違いすぎるだろ!
というかこのマガタマ君を使うならさ…今回の話じゃなくて、新シリーズの第1弾に出すべきだったんじゃないかなぁ
今回は究極無限なんてパワーインフレが進みに進んでしまったけど、新シリーズに移行すれば一度リセットされるだろうから
パワー20のマガタマ君でも、十分活躍できるような環境になってると思うんですよ
例えばの話、新主人公のパワーが18くらいだったとしてさ…
その主人公が戦う強敵がパワー22くらいだったとするじゃないですか。そのまま戦っても主人公勝てないじゃないですか
そんな主人公ピンチの場面で「助太刀に参ったぞ!拙者が来たからにはもう安心だ!」って
パワー20のマガタマ君が助けに来たとしたらどうですか、めっちゃ頼れる援軍じゃないですか
マガタマ君を出すならそういう場面で使って欲しかったよね…今回の援軍とかマジ無意味すぎて泣けてくる
あと新シリーズをCMとかで見てみたところ、どうやら今度の話って戦国時代モチーフっぽいじゃないですか
鎧武者とか忍者みたいなキャラが何人もいて、そういう奴らが戦うってストーリーになるみたいじゃないですか
つまりですよ、忍者のマガタマ君からしたらまさにうってつけの舞台だと思うんですよ
なぜそっちの方でマガタマ君を使わなかった!?今回出てくる必要なんてなかったんや!
リュウガ
|
vs
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シンラくん
|
「もう我々を縛るものは何もない!
邪神群の親玉め、覚悟してもらうぞ!」
「なん…だと…!?」
|
マキシ
|
vs
|
シンラくん
|
「見ろ、天に瞬く星達も
貴様の悪事を照らしている!
もう逃げられはしないぞ!」
「貴様ら…!
やられたはずではなかったのか…!?」
|
カイさん
|
vs
|
シンラくん
|
「こんな三文芝居に引っかかるとはな…
シンプルな作戦が功を奏したようだ!
征くぞイヅナ!!」
「まさか…全部…演技だったのか…!?」
|
サイ
|
vs
|
シンラくん
|
「またみんなの力を借りるぞ!
俺たち魂獣の本当の力を示す時だ!」
「こうなっては仕方ない…!
相手をしてやろう!」
|
アーク
|
vs
|
シンラくん
|
「この湧き上がる魔力!
今なら私一人でも
負ける気はしませんよ!」
「調子に乗りおって!
その言葉、後悔させてやる!」
|
アポロ
|
vs
|
シンラくん
|
「もうこれは俺の復讐のためじゃない!
すべての世界の平和のために、
お前を倒すぞ!邪神帝!」
「ば、馬鹿な…!この私が…
押されている…!?」
|
メビウス
|
vs
|
シンラくん
|
「貴様は迂闊にも
私の大切な家族と仲間を傷つけた!
その報い、受けてもらうぞ!」
「有り得ない!私が…
私こそが最強なのだーーっ!!」
|
サイガ
|
vs
|
シンラくん
|
「世界の調和を乱す者は許さない!
お前のことだ…邪神帝よ!
無に帰すがいい!!」
「そ、そんな…そんな馬鹿なーーっ!!」
|
とかなんとか俺がマガタマ君の心配をしていたら
シンラくんは8人にボッコボコにされていつの間にか死ぬのでした(えー
ひ、ひどい、なんてカリスマ性のない散り様なんだシンラくん!
「こんな三文芝居に引っかかるとは…(呆れ)」とか「今なら私1人でも勝てそうですよ(ドヤ顔)」とか散々コケにされて
「ま、まさか…!全部…演技だったのか…!?」とか本気で騙されてるあたり
もはや情けないのを通り越して可愛い奴にすら思えてくるからヤバイ。ある意味で個性的なラスボスだなシンラくん…
8人でボコボコにするシーンは正直ちょっと大人げないと思いましたが、
でもサイガの最後の決めのセリフだけは良いと思いました。「世界の調和を乱す者は許さない!」ってやつ。
なぜならですね、今となっては懐かしい第一章の第1弾、その時のサイガのカードを見てみると
|
「世界の調和を乱す者、ゆるさん!!」 |
っていうテキストが書かれてるわけですよ
このセリフから始まった神羅シリーズですが、最後のラスボスもこのセリフと共にサイガが倒すというね
まさにこのセリフに始まりこのセリフに終わるという、そこに関しては感慨深い気持ちになりました
ともかく8人の主人公たちにより、悪の親玉であるシンラくんは完膚なきまでに吹っ飛ばされ、これにて一件落着。
そしてバランシールは、「私に代わってこれからは皆さんが最高神になってください!」と
主人公8人を八大神羅神として、新たな最高神の座に据えるのでした。
そんなバランシールの申し出を「分かったよしょうがねーなー」と受けることにした8人の神。
そして8人が行った最初の仕事は、これまで邪神が滅ぼしまくった世界を救済するために
滅亡した世界を元にして新たな世界を創造することでした
どうやらこれが新シリーズの舞台になるってことみたいですね、メビウス達はこの新世界に一切関わらないという方針を貫くようで、
これまでの話と新シリーズは干渉することがなく、神羅シリーズは一旦ここで完全に区切られたということになりそうですね
がしかし、新世界を作るだけ作って放置するのもなんなので、
「とりあえず神様だけは1人作っとくか」と新世界の神子を生み出したメビウス。
絵柄だけ見ると赤ん坊を拉致しようとする極悪人メビウスの図に見えますが
いや違いますからこれ、メビウスがお腹を痛めて産んだ赤ちゃんですから!!(えー
どうやらこの神子・ヒカリだけは新シリーズにも登場するみたいですねぇ。意外にも女の子が神になるのか
|
「新世界誕生後、神となったサイガはそのまま天界に留まって
クオン達と共に暮らしているらしいゾ!」 |
そしてここからはエピローグになります。サイガは戦いの後、クオン達と一緒に暮らしながら神としての日々を送っているという。
サイガは戦いの前からもともと天界暮らしだったから、あんまり変わってないような気がしますが
でもよくよく考えたら、神になる前のサイガは、英霊って扱いでなんか門番みたいなことやってましたよね
つまりあれなのか、門番から王様まで出世したと考えたら
どえれー勢いでイイ暮らしになったんだなという気がしますね(えー
それとクオンは、最終的にサイガと一緒の暮らしが出来てよかったですねえ
この画像の時のクオンって、愛しのサイガが自分より先に逝ってしまったせいで
「もうなんにもやる気起こらない…」と1000年間ひきこもりニート生活送ってたんで
それを考えたら最終的に天界で一緒になれて良かったなぁと思います
|
「マキシはゼロ達と共に羅震獄へと戻り、羅震獄の現地神として
今まで通りの生活を送っているらしいゾ!」 |
そしてマキシなんですが、今までのマキシはバランシールとかに比べれば下っぱ的な神様として暮らしてたわけなんですけど
最高神の座に任命された今でも、「え、いや下っぱの生活が気に入ってるんで」と
今まで通りの生活に戻っていったという…おいいいいいい!!
ちょっと待たんかい!「これからは八大神羅神が最高神よ!」って任命されたばかりなのに
いきなり一欠けかよ!早くも七大神羅神になっちまったじゃねーか!(えー
まあマキシは下っぱ神とはいえ、メリル、ルキア、モルテというトリプル嫁に囲まれながらのハーレム生活だからな…
わざわざ最高神なんでめんどくさい地位につかなくても、十分満足してるということなんでしょう。なんて勝ち組だ
|
|
「カイ、サイ、ムジナの三人は、時空召喚を解かれて
元の世界へと戻っていったらしいゾ!」 |
っておいいいいい!!お前らも帰っていったんかい!!
どうすんだよ七大神羅神!カイさんとサイまで速攻で抜けてしまって
もう五大神羅神まで減っちゃったじゃねーか!!(えー
しかも「カイ、サイ、ムジナの3人は帰っていった」ってこれどういうこと!?イヅナはどうなったんだよイヅナは!
そもそもイヅナだけこの4人家族の中で不老だから、みんなが寿命で死んだ後には一人ぼっちになってしまったという話でしたが
そんなイヅナのことを置いてさっさと帰ってしまったんですか!?そんな…そんなああああああああああ!!
(C)荒木飛呂彦/集英社
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あァァんまりィ
だァアアアアア!!(えー |
ウエハーてめええええ!!どこまでイヅナを不幸にしたら気が済むんだ!お前はなんて外道な奴なんだああああああああ!
「カイ、サイ、ムジナの三人は、元の世界で一生を終えた後に
天界へ転生を果たし、神の一員として迎え入れられたらしいゾ!」
「イヅナは天界に留まってカイ達の転生を待ち続け、今では家族と共に天界で幸せに暮らしているらしいゾ!」
って、俺がウエハーへの恨み節で頭がいっぱいになっていたら
「と、思うじゃん?」と、その後にイヅナが幸せになるシナリオを追加してきたウエハー。
ウ、ウエハーてめえ!こんな風に続くんだったらさっきの一文見せる必要あったのかよ!(えー
この2つ目の文章からで十分だろ!ウエハーの野郎よくも俺を騙しやがって…
まあでも、最終的にカイさん達がちゃんとイヅナのところに戻ってきて、
「イヅナは家族と共に幸せに暮らしているらしいゾ」という一言で終わったのには
正直ちょっと感激したというか、グッとこみ上げてくるものがありました
カイさん&イヅナっていうのは、俺が神羅シリーズの中で一番好きな主人公と、一番好きなヒロインなので
それが死に別れて終わってしまった今までの話には、どうしても納得できないものがあったんですよ
確か七天の覇者の第4弾の時に、そのことで相当にブチ切れまくった感想を書いたと思います
でも今回こうしてちゃんとハッピーエンドで終わってくれて、あの時の無念な気持ちが洗い流されたように思います
やっぱ物語の基本はハッピーエンドですよ、終わった時の気持ちよさが全然違う。せっかく結ばれた主人公とヒロインが
死に別れて終わるなんてものを見せられたら俺は切れるからな!?絶対に切れるからな!?(えー
|
|
「アークはメビウスとの別れを惜しみながらも、
ソロモン王としてソロモン大陸へ戻っていったらしいゾ!」
「アポロは八大神羅神としての力を全て捨てて人間へ戻り、
ノインと共にソロモン大陸で一生を添い遂げたらしいゾ!」 |
そしてアーク&アポロについても、天界に留まる気は全然ないようで、あっさりソロモン大陸に帰ってしまいました。
お、おいおいなんてこった…五大神羅神からさらに減って三大神羅神になっちまった…(えー
しかもアポロの方が特にヤバイですね、なんと神の力を完全に捨ててしまったそうで
その気になればカムバックできる他のメンバーとは根本的に違うようです。割とマジで八大神羅神が揃うことはもうなくなったのか…
それにしても、最終回で特別な力を捨ててただの人間として生きるってウルトラマンタロウの最終回やな(えー
「アポロとノインは人間としての一生を終えた後、再び神の一員として天界に転生を果たしたらしいゾ!」
って、お、おい!?ちょっと待てアポロお前、神の力捨てたと思ったら死んだ後また拾い直したんかい!?
んなアホな!?神の力ってのはそんな簡単に捨てたり拾ったりできるもんなのか!?(えー
うーむなんともややこしい人生送ってますなアポロ、とりあえず生きてる間は人間のままでいたかったんだろうか
それとノインと結婚して一生添い遂げたっていうのも凄いですよね、だってノインってアポロの妹の生まれ変わりじゃないですか!
妹と恋愛して結婚して子作りして添い遂げたのかアポロ!なんてやつだ…エロゲーかよお前は…(えー
|
「アルテミスは時空召喚されたままの状態で
アポロ達と共にソロモン大陸へと移り住み、
そこで寿命が果てるまで兄妹共に幸せな一生を送ったらしいゾ!」
「ソロモンでの一生を終えて時空召喚が解かれたアルテミスは、
元の世界で邪神群に命を奪われた後、時空召喚時の記憶を持ったままの状態で
神の一員として天界に転生を果たしたらしいゾ!」 |
そしてこちらはアポロの妹ご本人について。あんたもあんたでややこしい人生送ってるのね
とりあえずこのアルテミスは、本来なら邪神群に襲われて死ぬ運命にあったわけですが
メビウスが時空召喚で死ぬ前のアルテミスを喚び出したので
その効果が切れるまではアポロと一緒にいられるってことなんですよね
で、そのまま寿命がくるまでアポロと一緒にソロモン大陸で暮らしたみたいですが…
時空召喚されたアルテミスが死んだらどうなるかっていうと、実際にそのまま死ぬわけではなくて
召喚される直前の状態に自動的に戻ってしまうわけなんですよ
つまり寿命で死んだアルテミスは、時間とか記憶とかが巻き戻って
邪神群が襲ってきた瞬間にポンと戻されてしまって、再び邪神群に殺されてしまったという…
だけどその後に神として転生して、記憶とかもちゃんと戻してもらえたと…うんまあ、やっぱりややこしいな(えー
とはいえ、このややこしい話もアルテミスの結末をハッピーエンドにしようと苦心した結果だと思うので、
俺はそこについては許容したいと思ってます。やっぱ邪神群に殺されて終わりじゃ後味よくないしね
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「メビウスは一箇所に留まる事を良しとせず、
ライセンとシオンを伴って、次元を超えた世界漫遊の旅に出たらしいゾ!」
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それとメビウスなんですが、こいつもやっぱり神の仕事なんて興味ないようで
さっさと天界からおさらばしてあらゆる次元の世界旅行に出かけたという…そ、そうすか…
えーと何人減ったんだっけ…もう何大神羅神って呼んだらええねん!(えー
結局まともに神様やってるのはサイガだけか!?他の連中はみんな天界からいったん出て行ったのか!?
って…ちょっと待ってくださいリュウガはどうしたんだろう。あいつはもともと神様だし、一番ちゃんと仕事しそうな気が…
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「リュウガのエピローグ?そんなの知らないゾ」 |
な…なんでやねんウエハー!!なんとここでリュウガだけエピローグがまったく語られないという
まさかの事態に!なぜにリュウガだけ!?もともと天界の神だから、エピローグで語るようなことが何もないってことなのか?
まああれだ、他のメンバーの文章から考えて、リュウガの今後を予想するとしたら
「リュウガはマステリオンと一生添い遂げて幸せに暮らしたらしいゾ!!」
とかそんな感じになるんでは…(えー
はい、そんなわけで10章に渡る神羅万象シリーズもいったんここが節目となります。
今回の章を振り返ってみれば、突っ込みどころ満載でハチャメチャな部分も多かったですが
まあやっぱり8人の歴代主人公を全員集めて、それが全員活躍するストーリーを考えるというのは
ムチャクチャ難しかったんじゃないでしょうか。そこに関しては整合性あるストーリー作れって方が無理な注文だと思うので
自分としては、多少の粗があるのも仕方ないかなと思ってます
エピローグでややこしい話が多かったのも、ハッピーエンドで終わらせようという気持ちが制作側にあって、
ハッピーエンドを目指した結果ややこしくならざるを得なかったと思うので、とりあえず俺としては
まあよく頑張ってくれたんじゃないかなと言える内容だったと思います
もっとすんなり納得できる内容だったらそりゃあ良かったけど、さすがにそれは贅沢という気がするし
それに何よりバッドエンドで終わるよりはよっぽどいいですよ。俺は絶対最後はハッピーエンドじゃないと嫌な人間なんで、
やっぱり制作側にはどうあってもそれを目指してもらいたいですね
というわけで従来の神羅シリーズはこれにて完結。
すでに新しい神羅シリーズが始まっているので、完全に終わるわけじゃないですけどね
俺としてもまたチョコ買って追いかけて行こうと思います
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