・新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。 ・大志さん、明けましておめでとうございます。今年もワールドトリガー等々の感想よろしくお願いいたします by 沖縄のL ・あけましておめでとうございます。今年もサイトの更新楽しみにさせていただきます。 by ピカチュウ ・あけましておめでとうございます。今年もここを楽しく見させていただきます。 ・・ってか、仕事行きたくねぇ〜!!!! by きのこ軍団 あけましておめでとうございます、今年もよろしくお願いします 正月は今日まで実家でのんびり過ごしてました。俺的に正月は見たいテレビが多いので、いつも家の中でまったり過ごしてますね たとえば俺は錦織圭、嵐、箱根駅伝が好きなので、これに関係する番組を追っていくだけでも 何時間もずーっとテレビ見てることになってしまうので。 箱根駅伝はフルで見ようと思ったら半日かかるし、嵐は紅白歌合戦の司会だから紅白を全部通して見ることになるし、 昨日なんかも嵐の特番が3つ連続してたから、夕方4時から夜11時までずっと嵐の番組が続くということになってましたね だから正月は外に出かけるとかより、俺としては家の中でずっとテレビを見る方が好きなんだよなー それと錦織なんですが、この正月が終わったと思った瞬間に 今日からもう最初の大会(ブリスベン国際)に参加するので すでにもう錦織の新たな戦いは始まってますね、テニス選手ってほんと休みねえな… とんねるずのスポーツ王とかでも、バラエティ向けのテニスで楽しませてもらいましたが 今日からはまた公式戦のガチな錦織を応援していきたいと思います |
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最近の錦織圭について少し。1月5日からさっそく今年最初の大会・ブリスベン国際に出場したわけですが シード選手の錦織は1回戦を飛び越えて、2回戦で世界ランク37位のジョンソンと戦い6−4、7−5のスコアで勝利。 3回戦では世界53位のトミッチと戦い6−0、6−4のスコアで勝利。 そんな風に順調に勝ち上がったところで、準決勝でラオニッチと激突しました。またラオニッチか!! 本当によく当たりますねえこの2人は。去年から一体何回やってるんだろうと思うくらいトーナメントで当たりやすい。 これまでラオニッチとの戦績は、錦織の4勝1敗と大きく勝ち越していますが、 そのすべてが死闘の末の辛勝なので参考にはできません いつも互角の試合展開が続いての紙一重の勝利。あれだけの接戦が毎回続いて、錦織が4勝もしているのが不思議なくらいです そんなラオニッチとの戦いはやはり今回も互角。両者ともサービスゲームを一切相手にブレークさせず、 3セット全てにおいてタイブレークに突入する死闘となりました 面白いのは、この2人とも去年から自分の弱点を強化していてきているんですよね たとえば錦織はサーブが弱点で、今までは最速スピードが190キロ台と速い方ではなかったんですが サーブの強化特訓や新型ラケットへの変更を経て、今では200キロに達するサーブも打てるようになっています。 スピードだけでなくコントロールも良くなったようで、フォルトの回数が減りサーブの安定感がドンドンついてきてますね 一方のラオニッチはストローク戦の単調さが弱点で、ひたすらフォアハンドでバカスカ打つスタイルなわけですが 最近は単に振り回すだけじゃなく、粘り強いプレーや果敢に前に出るネットプレーで戦略の幅を広げており それと自慢のサーブについても、ファーストサーブが外れた後のセカンドサーブがまた強力で 隙を生じぬ二段構えみたいなサーブを打ってくるようになりましたね そんなわけで、お互いに進化を続けているんですが その結果がまた互角というんだから面白い。まさに好敵手と言うべき関係ですよ そして今回の試合は、1セット目をタイブレークで錦織が制し、2セット目をタイブレークでラオニッチが制し、 最後の3セット目をタイブレークでラオニッチが制しラオニッチの勝利となりました。 スコアは7−6、6−7、6−7。大接戦の末にラオニッチが勝利を掴みましたね やはりこれだけ互角の選手同士なので、ラオニッチが勝つ試合も当然あるでしょう。むしろ今まで少なすぎたくらいです ちなみに錦織に勝った後のラオニッチは、決勝でフェデラーと激突して敗れる結果となりました。 去年のウィンブルドンもそうでしたよね、錦織に勝った後にフェデラーに敗れるラオニッチ。 フェデラーはラオニッチ対策がよほどしっかりしているんだろうか。 今年最初の大会をいきなり優勝で飾るあたり、さすがフェデラーは勝負強いですねえ ちなみに錦織はこの大会、ダブルスにも出場して準優勝という結果を残したそうです。よく試合しますねえ さらにブリスベン国際を終えた後も、すぐさま次の大会のクーヨン・クラシックにも参加した錦織。 ただしこの大会は、公式戦とは違ってエキシビジョンマッチで行うトーナメントで、 参加者も8人と少し小さめのトーナメントだったりします。 エキシビジョンなだけあって、選手たちも普段よりリラックスした感じでの試合となってますね まずは1回戦で、世界ランク273位のトンプソンという選手と戦った錦織。 273位ということで楽勝かと思ってましたが、試合内容としては意外にもかなりの接戦で、 1セット目を6−4で錦織が取り、2セット目を3−6でトンプソンが取り、 3セット目はタイブレークの末に7−6で錦織が取るという形になりました トンプソンがストローク戦で予想以上に粘り強かったのと、雨と風が非常に強い日だったので 錦織も力を発揮しにくかったのかもしれません。(途中で雨のため試合中断とかあったし) さて、1回戦を勝ち上がった錦織ですが、次の試合でぶつかったのは 錦織にとっての天敵・ガスケであります これまで錦織はガスケ相手にまったく勝てておらず、0勝5敗と大きく結果に差をつけられています 試合を見てみるとそこまで差があるようには思えないんですが、なぜか錦織が負けてしまう何かがある男・ガスケ。 今回の試合も非常に競った内容だったんですが、1セット目はタイブレークの末に6−7でガスケが取り、 2セット目もタイブレークの末に6−7でガスケが取るという内容で、ガスケの勝利となりました なぜかガスケには勝てませんね…いいとこまで行くんですけどなぜか勝てないんですよね… まあ錦織に対して1勝4敗だったラオニッチみたいなものでしょうか。 実力は近いはずなのに、たまたま結果に差が出てしまうという。 そしてクーヨンクラシックを終えた錦織ですが、もういよいよ明日からは 四大大会・全豪オープンの開幕ですよ 全豪は錦織が非常に得意としている大会で、これまでも四大大会の中で最も安定して高い成績を残しているので さすがに期待しちゃいますね。でもそれだけ周囲からの期待やプレッシャーも大きいだろうから、果たして吉と出るか凶と出るか… |
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いよいよ全豪オープンも錦織の試合が始まりましたねー まずは一回戦、錦織の相手は世界69位のアルマグロ。非常に有名な強豪プレイヤーですね その割には69位とのことですが、これは単にケガでしばらく休んでいたからランクが下がっただけで 本来ならベスト10に入って来れるぐらいの高い実力を持つ選手です。これと一回戦で当たってしまうとはかなりの不運… アルマグロの持ち味は、何と言っても思い切りのいい豪快なショットの数々ですね 「ッシャーオラー!!どうだオラー!!」と言わんばかりに パワフルな球を次々に打ち込んでくるプレイヤーで、サーブも220キロ近い豪速球が打てるし フォアでもバックでもひたすら強打。まるで大砲みたいなボールをドカドカ打ってくるタイプの選手です かなりムラッ気があるのでミスも多いんですが、一度波に乗ってしまったら 手が付けられなくなるほどに圧倒的な強さを発揮するタイプですね…とても厄介な相手と言えるでしょう ■第1セット それでは実際の試合内容について。開始してすぐは錦織のサーブから始まりますが アルマグロの手痛い反撃を食らっていきなりサービスゲームをブレークされてしまいます これは幸先のよくないスタート…その後も自慢の強打で暴れまくるアルマグロ。 それに対して錦織はというと、守備的に我慢のテニスを続けます。自分から仕掛けるのではなく粘り重視の戦術… これが功を奏しましたね、ムラッ気のあるアルマグロは毎回必ず強打が決まるわけではないので、 安定感ある錦織の方がミスが少なく、しだいに逆転していく流れを作れました。 そして最終的にはゲームカウント6−4となり、錦織が第1セットを取りましたね ■第2セット 続く第2セット。内容的には、今回の試合の中で一番熾烈な激突が繰り広げられました デュースが8回も9回も続いたりとお互い点の取り合いとなり、 特にアルマグロが要所要所で「嘘だろオイ…」と思うような超スーパーショットを何度も決めてましたね あんなの打たれちゃったらどうしようもないぞ…と言わざるを得ないような完璧すぎるショット。 さらに強打を繰り返し叩き込んでくるアルマグロに対し、錦織も上手く返せないような場面が何度かあって、 「ああ〜もう〜!」と珍しくむしゃくしゃしたような声を出したり、逆に錦織のリターンがビシッと決まった時には 「っしゃあああああーーっ!!」と気合に溢れた雄叫びを上げたりもしていました この第2セットはレアな錦織の姿が見られてファンとしては嬉しいものが(えー しかしこのセットのアルマグロはマジで強すぎてやばかったです 「波に乗ったら手がつけられない」とさっき書きましたがこれほどまでにそうなるのかというレベルで ただでさえ強烈なショットが、ラインの真上に完璧に落ちるような凄まじいコースに何発でも突き刺さっていました この強さは半端じゃなかったですね、錦織を完全に圧倒してしまうほど第2セットのアルマグロはとんでもないテニスをしていました もはや試合は100%アルマグロのペースとなっていましたが、 しかしそうなるほど丁寧に丁寧に粘りのテニスを徹底していく錦織。 これは相当凄いことですよ、普通だったらアルマグロの勢いに飲み込まれて、そのままセットを取られるところですが そうはさせずにギリギリのところで踏ん張りながら、ポイントを積み重ねて点差を広げさせなかったという。 そのまま最後までアルマグロについていき、タイブレーク突入。このタイブレークでついに錦織の粘りが実を結びます これまで波に乗ってスーパーショットを連発してきたアルマグロですが、やはりムラッ気があるためにここで安定感を欠くようになります こうなるとペースを一気に錦織が握ることになり、6連続でポイントを取りタイブレークを制することになります。 ■第3セット 第2セットを落として集中力を欠いたのか、もはや完全に調子は下り坂となっていたアルマグロ。 試合開始当初は「おうのび太よぉ」ってジャイアンみたいな雰囲気をまとってましたが この第3セットでは明らかにしゅーんとした感じになっており、さすがのアルマグロも気落ちした状態になっていましたね こうなると試合の流れはもう錦織のものです。一気にポイントを重ねてアルマグロを突き放し、 そのまま最後まで逆転させず、ゲームカウント6−2となってこの試合を終わらせるのでした 終わってみれば3セットすべて錦織が取ってのストレート勝ち。 内容としては、波に乗ったアルマグロに相当苦しめられた試合でしたが、 しかし結果としてアルマグロに1つのセットも渡していないというのが凄い アルマグロが自分を上回るほどに調子を上げてきても、我慢のテニスで粘り続けてチャンスを待ち そしてついにチャンスが来たら掴んで離さずに試合の流れをモノにする。 これが出来ているというのが凄いですね、つまりは常勝のプレーが出来ているということですよ 相手の調子が良い時にコロッと負けてしまうんではなく、たとえ相手の調子が良くても勝つ方法を見つけられるという。 世界5位は伊達じゃないというのをヒシヒシと感じた試合でした、 この粘り強さや勝負強さがあれば、並み居る強敵達をなぎ倒して行けるかもしれませんね |
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なんと今日のドディグは非常に強力な錦織キラーとなって襲いかかってきました |
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錦織の全豪オープン3回戦。今度の相手は世界ランク38位のジョンソンであります このジョンソンはつい先日も錦織と対戦したばかりですね。2週間前に行われたブリスベン国際がそれです その時は錦織が6−4、7−5のスコアで順当に勝ちましたが、テレビ放送はされなかったので 具体的な試合内容がどんな感じだったのかはちょっとよく分かりません そんなジョンソンのプレースタイルですが、210キロを超える強力なサーブと、凄い威力のフォアハンドを武器にするタイプ。 特にフォアハンドは目に見えて強力で、うかつにフォアへボールを返すと、とんでもないショットで反撃してきます あとはバックハンドのスライスが特徴的で、物凄い回転をかけて打ってくるので 松岡修造は「まさにカミソリスライス」という風に呼んでましたね そして実際の試合内容ですが、第1セットで先にリードを広げたのは錦織の方でした。 ジョンソンのサービスゲームをブレークして幸先の良いスタート。このまま順調に行けるかと思っていたら 後からジョンソンに追いつかれる形で、互角の点差となりタイブレーク突入。 このタイブレークはなんとしても取りたいところでしたが、正念場で錦織のダブルフォルトが出てしまい 6−7でジョンソンが第1セットを取るという結果となってしまいます 最初はリードしていたのが、しだいに追いつかれて、最後には逆転されてしまう… しかも一番大事なところで自分のミスが絡むという嫌な流れ。そんな中で第2セットが始まりますが なんと錦織、この嫌な試合の流れを第2セットから完璧に断ち切ります 第2セットに入った瞬間、しょっぱなからジョンソンのサービスゲームをブレークする錦織。 その後もじゃんじゃかブレークしまくって点差を広げ、6−1という大差で第2セットを終わらせます 第3セットや第4セットも、錦織が先行してポイントを取っていく流れは変わらず 第3セットは6−2、第4セットは6−3という順調そのもののスコアで錦織は勝利するのでした 第1セットこそ苦戦したものの、第2セット以降は常に錦織のペースで 相手に付け入るスキを与えなかったですね、うーん素晴らしい なんというか、このジョンソンもまたサーブやフォアの強打で攻めてくるタイプの選手だったわけですよ 錦織はこういう強打中心の選手とやるのは苦手なわけで、この全豪では今まで3試合全部そういう対決になったわけですが その苦手な対決をすべて制して勝ち上がっているというのが凄いですよね 苦手なタイプであっても勝てる、対策をされても勝てる。これこそまさにトップ選手に必要な資質だと思います 錦織はそれが出来るプレイヤーだというのを感じさせてくれたのが嬉しいですね これでいよいよ錦織は4回戦進出、つまりベスト16は確定っていうことです ここまで来られるだけでも十分凄いことですが、さらにここからどこまで行けるか楽しみにしたいですね |
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錦織の全豪での戦いもいよいよ4回戦。ここで激突した相手は世界10位のフェレールですね フェレールとやると聞いたその瞬間、俺が思ったことはそんなのらめええええええええ!!でした(えー なぜならフェレールと錦織の試合というのは、勝っても負けてもものすごい負担の死闘にしかならないから… フェレールの特徴と言えば、なんと言っても無尽蔵の体力を持つ驚異のスタミナ。 今年で32歳になるというのに、20代の若者を何倍も上回るような信じられない体力を誇り まさにテニスの鉄人と呼ぶにふさわしい男であります そんなスタミナに加えて、どんな厳しい球にでも諦めず飛びついてくるガッツ、実際にボールに追いついてしまう俊敏さ、 そして何度でも相手コートにきっちりボールを返せるリターン力、これらが揃っているために とにかく難攻不落のプレイヤーであり、守備力が異常なほど高いという特徴があります フェレールからポイントを奪うのは容易なことではなく 他の相手ならポイントが取れるような良い球でも、フェレールが相手では何度もはね返されてしまい そのたびに繰り返し良い球を打ち続けなければならないという、持久力と集中力の勝負になります そんな長い打ち合いを繰り返しているうちに、試合がいつまでも終わらない死闘となって ようやく終わった頃には錦織がバテバテで死にそうというのがお決まりなんですよね 仮に勝てたとしても、次の試合を戦うだけの体力が残らないことが多いので、 トーナメントの途中で当たる時に一番カンベンして欲しい相手がこのフェレールですね ちなみに錦織自信はどう思っているかというと、 「フェレールとやるのは本当にけっこう恐怖です。最後まで戦うと体が壊れるので」 とのことでした。そう、疲労だけで済めばまだいいんですが、 負担が大きすぎて錦織の体がぶっ壊れるというのもよくあるんですよね、腰を故障したり股関節を故障したり そんなわけで、フェレールと当たってしまった時点で「錦織の快進撃もここまでか…」と正直思ってしまったわけなんですが ■第1セット 実際に試合が始まってみると、「あれ?」という感じにフェレールにいつものしぶとさが感じられませんでした なんだか妙にミスが多くて、ラリーが早めに途切れていたような気が。それでいて普段のフェレールは守備的なんですが、 この日のフェレールは攻撃的に攻めてきていたような気がしますね。 攻めると言っても強打じゃなくて、ライン際ギリギリのコントロールで攻めるという感じ。 結構それでポイントも取れていたんですが、本来そういったコントロールを武器にガンガン攻めていくのは 錦織の得意とするところなので、「それでいいの?こっちもやっちゃうよ?」という感じに 錦織のショットもどんどん精度を増していって、しだいにフェレールとポイント差をつけていったように思います そんなわけで、第1セットはゲームカウント6−3となり錦織が取るのでした ■第2セット 続く第2セット。ここからフェレールのエンジンが一気にかかってきたように思います いつもの驚異的な守備力が発揮されるようになって、錦織とのラリーがどんどん白熱するようになりました 両者ともラリーが大得意の選手ですが、攻撃力で上を行くのが錦織、守備力で上を行くのがフェレールという感じで プレースタイルに少し違いがあり、どっちのスタイルが勝つのか激突する様子が実に見応えあります 錦織がいつ打ち抜くのか、それともフェレールが守り抜くのかという、 見ててワクワクする感じがこの2人のラリーにはあるんですよね この4回戦まで錦織が勝ち抜いてきた相手は、みんな錦織の武器を封じようとしてくる相手ばかりだったので、 こんな風にお互いの武器をぶつけ合って、錦織が存分に自分の力を出せる相手っていうのは、かなり久々な気がします そんなわけで熾烈なラリー合戦が続き、途中までゲームカウントも3−3と まったく互角の点取り勝負が繰り広げられていました しかしこの後から、錦織の方が一歩フェレールを上回るようなプレーを見せるようになりましたね 力強いショットや完璧なコントロールで、さすがのフェレールも徐々について来れなくなりました やはり錦織本人がよく言っている通り、ラリーを続けているとリズムが掴めてきて調子が上がってくるってやつでしょうか その結果がまさにこのセットなんじゃないかと…そんなわけでゲームカウント6−3となり、第2セットも錦織が取るのでした ■第3セット そして第3セット。この辺になるとフェレールのミスが増えてきて、再びいつもの粘りがあまり見られなくなった気がします こうなってしまうともう錦織を止めることは不可能、ここでも快調に錦織がポイントを刻んでいき 第3セットもゲームカウント6−3で錦織が取って勝利となるのでした なんと終わってみれば錦織のストレート勝ち、試合時間もわずか2時間7分という信じられない結果となりました これは今までの錦織vsフェレールの試合を知っている人ほど仰天したと思います たとえば2013年の全豪オープン、錦織は4回戦でフェレールと戦うという 今回と全く同じシチュエーションで戦っていたんですよ その結果どうなったかというと、1つのセットもフェレールから取れずにストレート負けという、今回とまったく逆の完敗。 当時のインタビューで錦織は、「フェレールは疲れた素振りを見せず、自分がどんどん辛くなった。 トップ10にいる彼らに勝つには、もっと忍耐力と体力がいる」と語っていました 当時の錦織は世界18位。しかし「世界10位はまだまだ遠い」と痛感するハメになったのがこのフェレールとの試合でした それが今となっては完全に圧倒するようになったとは…この錦織の進化ぶりには正直ビビりますね こうなると進化という言葉ではもはや足りません。メガ進化や!今の錦織はメガ錦織なんや!!(えー ・錦織選手勝ちましたけど、今回のフェレールは足の怪我で本調子ではなかったみたいで。 次までには完治させてまた錦織選手を苦戦させてほしいです。 と、思ったら今回のフェレールは足を怪我していて本調子じゃなかったとのコメントが。マジっすか 言われてみれば確かに、フェレールらしいプレーが見れたのは第2セットくらいで、 その他は妙にフェレールらしからぬミスが多かったですが…それは足の怪我が影響してたってことでしょうか うーむ、それじゃあ錦織のことをメガ錦織と呼ぶのはまだ早いってことか(えー あとどうでもいいけど今回の試合、錦織がなんとなくラケット高速回転させてるシーンがかっこよかったですね 錦織ってこんな風に試合中でもラケットでよく遊ぶよね。以前もラケットを地面にバウンドさせて背面キャッチとかやってたし |
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・錦織選手負けちゃいましたね・・・ 決して悪い試合ではなかったので、次もがんばってほしいですね! by 表裏一体 ・全豪OPに出場中の錦織選手準々決勝でストレート負けしてしまいベスト8で終了ですね まあ相手は前回全豪で優勝したスイスのワウリンカ選手ですから… うむ、俺が保留モードからなかなか脱出できない間に、みなさんとっくの昔に試合の結果知っちゃってると思いますが 錦織の全豪オープン準々決勝について語っていきたいと思います この時の相手は世界4位のワウリンカ。前年度の全豪オープン覇者である超要注意プレイヤー。 強力なパワーを活かしたショットの数々で攻めてくる選手ですが、中でも一番象徴的なのはやはりバックハンドでしょうね ワウリンカのバックハンドといえば、もはやフォアで強打するのとまるで変わらないほどの圧倒的パワーがあり レーザー砲でもブチ込まれたかのような信じがたい威力でコートに突き刺ってきます。 さらに、ワウリンカのバックはパワーだけでなくコントロールも超一級であり、あれほどの威力がありながら ライン際ギリギリへ完璧に決めるのが日常茶飯事、しかもそれをストレートだろうとクロスだろうと自在に打ち分け可能ときているので これを打ち込まれる側はたまったものじゃありません さらにワウリンカのバックはそれだけには終わらず、ただ単にバカスカ打つだけでなく柔らかなボールタッチまでも可能としています 力任せの単調な攻めではなく、時には「激流では勝てぬ…むしろ激流に身を任せ同化する」と テクニック重視の華麗なショットも繰り出してくるという…そんなわけで、世界最高の片手バックハンドと称されるほど バックに隙がないワウリンカ。フォアの方も相当に強靭なストロークを得意としており、さらにサーブも最速で220キロを超えるなど 好調時のワウリンカはまるで付け入るスキがないほどに恐るべきプレイヤーとなっています そんなワウリンカに弱点があるとすれば、調子の上がり下がりが激しすぎるということでしょうか 好調の場合は4大大会の優勝まで行ける凄まじい強さを発揮しますが、 不調の場合はどっかそのへんの大会でもコロッと一回戦負けを連発してしまうということが非常によくあります 絶好調か絶不調のどっちかしかないという感じでしょうか、非常に調子の振れ幅が大きい選手です ■第1セット さて、そんなワウリンカと錦織の試合ですが、まず第1セットは完全にワウリンカのペースで進みました 今日のワウリンカは相当な好調ぶり、さすがに前年度王者というだけあって この全豪に照準を合わせてしっかり調整してきたということでしょうか なんと言ってもコートの奥に突き刺さる力強いストロークが、錦織にはきつかったように思います バウンドした瞬間、ボールがさらにグイイッと伸びてくるようなワウリンカのショット。 これをコート最奥へ決められてしまうと、錦織がコートの後ろへ後ろへと下がらざるを得ないので 錦織が得意とする前進しながらのスピーディな攻撃が展開できないんですよね それにしてもこの光景には見覚えがあります、コートの奥に突き刺さる力強いストローク、 そして210キロを超えてくるような猛烈なサーブ、これらを武器に錦織を圧倒した試合… そう、2014全米決勝でのチリッチ戦ですね。あの時もチリッチがこういった攻めで 錦織を終始圧倒していたように思います。錦織はこの手のタイプが苦手なのかもしれません そんなわけで、ゲームカウント3−6となり第1セットはワウリンカが取るのでした ■第2セット 第1セットでは苦戦の続いていた錦織ですが、この第2セットに入ってからは徐々に調子が上向いてきたように感じます ただ単に押し込まれるだけではなく、要所要所でポイントを取っていき、特にそれが象徴的だったのが ゲームカウント4−5となってからのワウリンカのサービスゲーム。 ここで錦織は40−15とポイントを先行していき、ブレークできる絶好のチャンスを手にします ここを取れればワウリンカ優勢の流れを一気に変えられるような、間違いなく勝負どころのポイント… しかし、ここでなんと今日最速最高のサーブ(222キロ)をブチ込んでくるワウリンカ。 まさかの今日最速をここで出してくるとは…これには錦織も反応できずにポイントを奪われてしまいます ワウリンカにとっては最大のピンチな場面でしたが、やはりそういう時にこそ最高の力を引き出せるのが 世界最高峰のプレイヤー達なんだなあと改めて実感させられました 結局ワウリンカを崩すことはできず、ゲームカウント4−6となり第2セットもワウリンカが取るのでした ■第3セット 第1、第2セットを続けざまに取られて後がなくなった錦織。 今まで通りのプレーではダメと考えたのか、ここからは積極的にサーブ&ボレーを仕掛けるようになりました これまではコートの一番後ろで打ち合う戦いでしたが、嫌な流れを変えるために 果敢に前に出てネット際での戦いを仕掛ける錦織。 これがなんと意外なほど上手くハマり、錦織が前に出れば出るほどポイントが取れるという いい感じの流れへと変わっていきました。しかしワウリンカも完全には錦織のペースにさせず、負けじとポイントを重ねた結果、 ゲームカウント6−6となりタイブレークへ突入。 ここを取れなければ錦織の敗北となりますが、なんとタイブレークになってからワウリンカ圧倒的優勢の流れに。 あれよあれよとワウリンカがポイントを重ね、気がつけばポイントは1−6となっており あと1ポイント取ればワウリンカの勝利という展開に… もはや完全に追い詰められた錦織。まさしく絶体絶命の状態となりましたが なんとここから起死回生の5連続ポイントを取り、6−6とワウリンカに追いついてしまった錦織。 あまりに劇的な試合展開に会場は大盛り上がり、もはやどう転ぶかまったく分からない状態となりましたが ここで得意のドロップショットを外すという痛恨のミスを犯してしまった錦織。 これでワウリンカにリードを許し、タイブレークを取られて錦織の敗北となるのでした 今回の試合内容はそんな感じです。惜しくも敗北してしまいましたが、試合はしっかり作ったというところでしょうか 第2セットや第3セットでは、ワウリンカに追いつけ追い越せというギリギリの競り合いを繰り広げていましたが、 今回はそこを制したのがワウリンカだったというのが結果に結びついたと思います まあ、テニスの試合は1度きりではないので、次には錦織が制することを期待して また今度の大会を応援したいと思います それとテニスといえば先週のマガジンが興味深かったですね なぜなら巻頭でベイビーステップの作者と松岡修造の対談が載っていたから。 漫画雑誌の対談と侮るなかれ、けっこう興味深い話を色々と聞くことができました 修造がエーちゃんを見て最初に連想した選手はマイケル・チャンで、その理由は…とか 錦織のプレーの特徴が何で、小さい頃からどう成長してきたか…とか 修造は現役時代、どんなことを考えながらプレーしていたか…とか色々と興味深い話を聞くことができました それと修造は、ああ見えて意外と漫画を読むことに対してはすごい肯定的なんですよね 「漫画なんて読む暇があったらスポーツしろよ!」とか言いそうに思うかもしれませんが、実際はまったくの逆なんです なぜなら修造はエースをねらえの超熱烈なファンであり、 この漫画が修造にとってやる気の原動力だったからなんですよね 「エースをねらえがなかったら、今の松岡修造は存在しなかった」と本人が言うくらい影響を受けた漫画であり、 ウィンブルドンのコートにもバッグに入れて持って行ったり、 「この一球は絶対無二の一球なり!!」と漫画に登場したセリフを叫んだり、数々の逸話があります なので修造は、漫画にはどんどんのめり込むべきというスタイルであり、 「なんとなく読むな!!自分が好きなものからどれだけ感じ取れるか!! 本気で読め!!漫画には人生を変える可能性がある!!」という言葉で締めくくっています。 結局こうなるところが実に修造らしいですね(えー いや読んでて面白い対談でした それとベイビーステップ本編で吹いたのは、このところタクマが230キロ台のサーブをずっと連発してたかと思ったら とうとう240キロまで打ち始めたということですかね いやいやいやいやおかしいだろ!!240キロってお前どうなってんだよ!! タクマって高校を出たばっかりの新人プロとかそんな感じでしたよね、しかも日本人選手で240キロだとぉ!? 確か日本人最速は松岡修造の216キロだと聞いたことがありますが、 今のタクマはセカンドサーブでも220キロ打ってますよね。いくらなんでもそりゃねーよ!! 俺の主観で言うと、プロテニス選手のサーブの速さっていうのは 190キロ:かなり速いサーブ。使い方次第で結構な武器になる 200キロ:相当に速いサーブ。これだけ速度があればグイグイ相手を押していける 210キロ:強烈に速いサーブ。これを連発できるようならビッグサーバーを名乗れる 220キロ:驚異的に速いサーブ。これを打ちこまれると世界トップ選手でもほぼどうしようもない 230キロ:ケタ違いに速いサーブ。もはや化け物。人間の反応速度を超越しそうなレベル こんな感じだと思います。そんな中で240キロとかお前… どんだけだよタクマ!タクマのサーブはあと20キロ遅いくらいでちょうど良かった気がする そうすれば最速で220キロになり、「おいおい日本人最速って216キロじゃなかったか!?」みたいなことを 観客が言ってくれればなおよし。ちょうどいい感じに日本人最速を塗り替えることができるし セカンドサーブも200キロということで、「おっセカンドで200キロは凄いな」と素直に感心できるレベルだった気がする さすがにファーストが240キロで、セカンドが220キロっていうのはインフレしすぎて… もはや世界トップが狙えるレベルじゃないですか!これと対戦してるエーちゃんは 「日本でプロデビューしたいんです」っていうささやかな夢を目標としてるわけなんですが この240キロサーブを攻略しないとプロの夢が絶たれるっていうのは あまりにもハードル高すぎるじゃないですかァー!! (C)勝木光/講談社 |
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・錦織選手が次に出る大会、メンフィスオープンの組み合わせが発表され第1シードになりましたね。 13年・14年と続くV3狙って頑張って欲しいですね そうですね、こないだ全豪オープンを終えた錦織ですが、また今週からメンフィス・オープンという大会に参加しております この大会、ATP250でランクは低めですが、錦織はこの大会で昨年・一昨年と連続優勝しているので 今年も勝てば3連覇という意味で注目の大会であります 錦織はシード選手なので2回戦からの出場となり、まずは世界165位のハリソンを3−6、6−3、6−4のスコアで撃破、 次の3回戦では、世界156位のクライチェクを4−6、6−3、6−4のスコアで撃破 そして準決勝では、世界41位のクエリーを5−7、7−6、7−6のスコアで撃破しています なので決勝までコマを進めたわけですが、どの試合もかなり苦戦してるなぁという感は否めないですね 3試合ともすべて1セット目を相手に取られてからの、2セット目からどうにか逆転勝ちするという流れの試合。 特に準決勝でのクエリー戦は、2セット目・3セット目の両方がタイブレークに突入し タイブレークの中でもとことん互角の点の取り合いが続くという、ギリギリの戦いを制しての勝利となりました どうにも調子が悪そうだなと感じるのはサーブですかね、ファーストサーブの入る確率が50%くらいしかないので ファーストサーブを外した後に、セカンドサーブを狙い撃ちされて逆襲されるパターンが多い気がします 「サーブが弱点」というのは錦織自身が一番よく分かっていることで、積極的に練習を繰り返して改良に取り組んでいるんですが まだちょっと効果のほどが現れるのには時間がかかりそうな感じですかね |
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錦織のメンフィスオープンもついに決勝戦、ここで対戦した相手は世界15位のケビン・アンダーソンであります このアンダーソンの特徴は、なんと言っても背がめちゃめちゃでかいということでしょうか 錦織と並んでるところを見ると一目瞭然。巨人すぎるその身長は203センチもあるそうですよ 錦織も180近くあるんですが(正確には178センチ)、それでもこんだけ差があるんですね。 そんなアンダーソンが最も得意とするのはもちろん、この圧倒的な高さを活かした強力なサーブです 錦織は普段から「ビッグサーバーを相手にするのはやりにくい」と口にしているので、なかなか不安な対戦ですが… しかしこの日の錦織は、実にスムーズな試合運びでアンダーソンに付け入るスキを与えませんでした 前日までの錦織はサーブもストロークも目に見えて不調って感じでしたが、この日はあらゆるプレーの質がグンと高まっていて 見ていてすごく安心感のある「強者のテニス」って雰囲気で、常に試合を優位に進めていた印象です そんなわけで、スコアは6−4、6−4となり錦織がストレート勝ちを収めるのでした 相手のアンダーソンいわく、「私がどんなショットを打ってもはね返されてしまった」というくらい 錦織が地力の高さを見せつけた勝利となりましたね そんなわけで錦織はメンフィスオープン三連覇達成です。いやーめでたい この大会、1976年から開かれている歴史ある大会ですが、三連覇を達成したのは錦織が史上初だそうですよ それに今年だけ見ても、準決勝までの錦織はずっと苦戦続きの戦いで「負けてもおかしくない」と感じる内容でしたが、 しかし結果はすべて勝って優勝という最高の結果を残しているのが凄いですよね 自分よりランクが下の選手とやった時、錦織は苦戦することはあっても最後には必ず勝つのが凄いと思います たとえば全豪オープンでもそうで、あの時も1回戦のアルマグロ、2回戦のドディグ、3回戦のジョンソンと、 錦織は常に苦しい戦いを強いられてましたが、結果的にはすべて勝っているわけで。 特に2回戦のドディグ戦や、今大会準決勝のクエリー戦ではもうめちゃめちゃ追い詰められて 苦戦どころか錦織が敗色濃厚というレベルでしたが、それでもなお勝っているというのは驚異的ですよ 苦戦した理由としては、相手の調子が良かったりとか、錦織の調子が悪かったりとか、 相手が錦織対策を練ってきているとか色々あるんですが、そういう不利な要因が重なっても勝ち続けられるというのが まさしくトップの選手って感じですよね。今回の三連覇にしても、今まで達成できた人が誰もいないっていうのは 勝ち続けることはそれだけ難しいっていう何よりの証明だと思うんですよ 錦織はそれが出来てるというんだから、もう脱帽っていうか本当に凄いプレイヤーですよね |
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最近の錦織なんですが、先週はメキシコオープン・アカプルコ大会に出てましたね この大会はATP500なので、250より獲得ポイントが多く、そのぶん強豪選手が集まってきやすい大会ですね それにしてもアカプルコか…俺としてはアカプルコと聞くと、昔のアーケードゲームのマッスルボマーを思い出してしまいます。 なぜならマッスルボマーの登場人物で”アカプルコの殺人蜂”エル・スティンガーという名前のキャラが 出てくるからなんですよね。当時の俺は小学生だったんですが、これ見てアカプルコって言葉を初めて知ったので やたらとこのフレーズが頭に残ってるというわけです。 というか今まで、アカプルコってどこの地名なのかさっぱり分かってなかったんですが メキシコオープンって名前からして、メキシコの都市だったっぽいですね エル・スティンガー、お前要するにメキシコの人だったんやな…知らなかった…(えー
ちなみにマッスルボマーは、昔の俺がよく遊んだゲームというわけではなくて
こんな具合ですね、実に順調な勝ち上がり。それと今回の大会ですが、テレビでは準決勝と決勝しか放送しないということで
というわけで、最後の最後は7000万パワーと化した錦織の反撃すらも返されてしまい |
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俺が何日もモタモタしてる間に錦織が出た大会もう終わっちゃってるじゃねえかあああ! ぬわあああ!今ごろになってこんなこと言ってるのもガンダムあやつファイターズって奴の仕業なんだ(えー まあ振り返る形でその大会の話をすると、先週錦織が出てたのはBNPパリバ・オープンという大会ですね なんだかこないだ11月にも似た名前の大会に出てた気がする。あれはBNPパリバ・マスターズでしたっけか オープンとマスターズ?そこだけ名前が違うってことは、11月の方だけマスターズで今回は違うってことか? でも調べてみたらどっちも両方マスターズだそうです。なんなんだよさっきの名前は!! さっきからマスターズマスターズ言ってますが、みなさんテニスにおけるマスターズの意味は分かるでしょうか 一応説明しておくと、テニスの大会っていうのは、大きく分けて4つに分類されるわけです その1:四大大会 言わずと知れた世界最高峰の大会。ここで優勝すればテニスの歴史に名を刻むレベル。 ランキング最上級のプレイヤーが必ず集うので、凄まじいメンバーの中で勝ちを争うことになる。 しかも5セットマッチという長丁場の試合になるので、並外れた体力も備えていなければとても勝ち上がれない。 優勝者にはランキングポイントが2000入る。 その2:マスターズ 四大大会の次に大きな大会。ここも勝ち抜くのは恐ろしく難しい。 ここでも最上級プレイヤーが必ず集う上に、しかも休みなく毎日試合が行われる。 試合は3セットマッチではあるものの、休みがないのは選手にとって相当きついようで、 「四大大会は試合後に1日休みがあるから、5セットマッチでもまだやれる。マスターズは休みがないのが本当にきつい」と 人によっては言われることもある過酷な大会。それほど勝ち抜くのは難しいので、錦織もまだマスターズで優勝した経験はない。 優勝者にはランキングポイントが1000入る。 その3:ATP500 マスターズの次に大きな大会。ここから最上級プレイヤーは「それなりの数が集まる」という形になるので、 超絶強すぎるプレイヤーとぶつかる機会も減ってくる。 試合は3セットマッチで休みもちょこちょことあるので、マスターズよりは大分勝ちやすい大会。 日本の楽天ジャパンオープンがこれにあたる。というか日本開催の大会はこの1つしかない。 錦織は4回優勝経験があり、優勝者にはランキングポイントが500入る。 その4:ATP250 ATP500の次に大きな…というより、ここまでくるとあんまり大きくない大会。(えー ここで最上級プレイヤーが数人出てくることはまずなく、ちょっとランキングが低めな選手たちの主戦場。 錦織はここでも4回優勝経験があり、優勝するとランキングポイントが250入る。 こんなところですねえ、さっきの説明で俺が「どっちもマスターズじゃねえか!」と言ってたのはそういうわけです ちなみにさっきのBNPパリバ・オープンとBNPパリバ・マスターズ、クソ紛らわしいせいかこの名前で呼ぶよりも もっぱら開催地の名前で呼ばれることが多いみたいですね パリバオープンの方は、アメリカのインディアンウェルズで行われているので、インディアンウェルズマスターズ パリバマスターズの方は、フランスのパリで行われているので、パリマスターズと… っておい、「パリバマスターズじゃ紛らわしいからパリマスターズにしよう(^^)」って余計紛らわしいわそれ!!(えー パリやらパリバやら混乱するっつーの!まあとにかく今回錦織が参加したのはインディアンウェルズの方でだな… って、こんなくだらない話書いてたら今日の感想書く時間もうなくなったわ…(えー 我ながらなんてしょうもない感想なんだ、錦織の試合内容については明日にでもサクッと書くとしよう |
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こんな感じ。まず2回戦のハリソンなんですが、ランキング的にも錦織とは開きがあって
そして3回戦のベルダスコ。実は今まで錦織は、ベルダスコ相手に0勝2敗で勝ったことがなかったんですよね |
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こないだインディアンウェルズ・マスターズの感想を書いたと思ったら
しかし、悲しいかなそんな雄叫びでもプレーはなかなか改善できなかったユーズニー。 |
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順調すぎるぜ錦織…順調すぎるぜーーー!!(えー さてマイアミマスターズに出場中の錦織なんですが、快調としか言いようがない素晴らしい内容で勝ち上がっております ここまでの戦績をまとめてみると
という具合に、ここまで相手に全然ゲームを取らせずに全てストレート勝ちで終わらせております
そんなわけで、ストローク戦ではもはや伝説の超(スーパー)日本人としか言えないほど強すぎる錦織ですが |
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にしこりいいいいいいいい!! にしこりがあああああ!!こないだあれだけ調子いい調子いいと褒めちぎった錦織ですが 準々決勝でイズナーに負けてしまったじゃないですか!そんなあああああああ まさかこんな結果になろうとは夢にも…そもそもイズナーってどんな選手なのかというと 現時点で世界ランキング24位、ここ数年はずーっと10位〜20位が定位置の選手でして 順位的には錦織よりも少し下。スタイルとしては非常に強力なサーブを武器とする選手なんですよ サーブだけで言えば、あのラオニッチとも互角なぐらい凄まじい威力があるわけなんですが、 しかしイズナーでよく言われているのはストロークが大の苦手ってことなんですよ そこが6位のラオニッチとの差と言いますか、ストロークが苦手ってことはつまり 相手のサービスゲームをブレークできないってことなんですよ 強力なサーブがあるからキープは楽々、しかしブレークができない…こういうタイプの選手ってのは 相手とのゲーム差がつかないのでタイブレークでケリをつけるというのが定番です 錦織vsラオニッチでもよくそういう試合展開になってますよね、キープキープキープが続いてタイブレークになるという ラオニッチでも錦織相手はブレークできないんだから、イズナーは余計そうなるだろうというのが俺の予想でした つまり、お互いにキープが続いてタイブレークになる展開か もしくは、錦織がもっと早くイズナーのサービスゲームをブレークするか… このどっちかしかないだろうと思ってたわけなんですけども しかし試合結果を見てみると、4−6、3−6で錦織が負けたと聞いて目ん玉飛び出しました なんで錦織がブレークされてんの!?イズナーのやつ一体どうやってブレークしたの!?と 慌てて録画で試合内容を確認したところ… この日のイズナー、ストロークが苦手とか何の冗談だよっていうくらい、ストロークの精度が冴えに冴えていました さすがに長いラリーになれば錦織のペースなんですが、そうはさせじとイズナーは早い段階で 厳しいコースにドカンと決めるという戦略を取っていましたね 普段のイズナーだったら、それでもなかなか決まらないのかもしれませんが、 この日のイズナーはそれを完璧に決め続けるほど絶好調でした 「それも入るの!?え、それも入るの!?ええ!?それも!?」というほどに厳しいコースへ入るのなんのって あまりにも完璧なボールが決まり続けるので、さすがの錦織もなすすべがなかったですね イズナー曰く「今日は最高のテニスが出来た、まるで自分がジョコビッチやフェデラーにでもなった気分だった」との ことでした。ジョコビッチやフェデラー…つまりは世界の頂点のテニスっていうことですか そういえばイズナーは、錦織と戦う前の試合でもあのラオニッチを破ってここまで来ているんでした 世界6位のラオニッチ、世界5位の錦織を立て続けに破ってしまうほどとは… やはり今大会のイズナーは良すぎたということでしょうか なので、「たまたま相手の調子が良かった、仕方ない」って言えばそれまでなんですが… でもひとつ思うのは、こんな風にたまたま調子が良すぎる選手って 四代大会やマスターズだと必ず1人は勝ち上がってくるもんですよね たとえば錦織が全米で戦ったチリッチ、全豪で戦ったワウリンカ、そして今回のイズナーと みんな調子の上がり下がりが激しくて、他の大会ではコロッと負けることがある選手たちです しかし良い時は本当に凄まじく強い。そんな絶好調の選手がいつも必ず1人はいて、錦織と当たった結果 相手の勢いを止めようがなく錦織が敗退してしまうという…そういうことがここ最近続いている気がします 仕方ないっちゃ仕方ないんですが、常勝のジョコビッチやフェデラーは こういうのも倒して優勝してるんだろうなと… ナンバーワンになろうと思ったら、相手が絶好調だろうが自分が絶不調だろうが勝たねばならんということか… うーんなんとも厳しい道のりですね、つくづく頂点に立つってことの凄さを思い知らされます |
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ウルトラスーパー今さらながら錦織圭のバルセロナオープン感想を書いていきたいと思います というか今はもうすでにバルセロナオープンはとっくに終わって、次の大会のマドリードマスターズが始まってるので 今さらバルセロナの感想書いてるウスノロ野郎は世界広しといえどもこの俺ぐらいしかいないと思いますが いいんだ別に…書きたいから書くんだもんね…時期なんて関係ねーよ!くそがっ! はいそんなわけで、先週まで開かれていたバルセロナオープンはATP500の大会となっております。 なので優勝したら500ポイントもらえるわけですが、この大会の特徴的なところはなんと言っても クレーコート(土のコート)で行われる大会だってことですね
クレーコートとハードコートの違いはこんな感じ。こうして見ると明らかに雰囲気違いますよね
ナダル撃破おめでとうございま…!あ、あれ? |
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錦織の試合がもう終わりまくってるんですけお!! 俺が語るヒマもなくあっという間に2大会が終わってしまいました、マジかよちくしょう 具体的にはマドリード・マスターズとローマ・マスターズの2つですね というかこの間バレンシアオープンが終わったばかりなのに、まるで休む間もなくマスターズが2連続で開催されるという このキチガイ日程マジ鬼畜すぎですよね さらに来週には全仏オープンも控えているので、もはや故障しないのが不思議なくらいの超過酷な日程となっております ではまずマドリード・マスターズの方から錦織の戦績をまとめていくと
こんな感じになっております。なんと言っても今回びびるのが対戦相手の世界ランク高すぎってことでしょうか
これを激しい打ち合いの中で連発してくるっていうんだから、もう脱帽するしかないですよね
結構ここでも初戦から苦戦してたんですよねー、世界40位のべセリという選手が相手だったんですが |