11月15日

月刊マガジン感想:修羅の刻・昭和編 第参話



「じゃ、朝ごはんにしましょう。卵が6つもあるんですよ、
 
1つは茹でて、もう1つは麦飯にかけて食べましょう」

「お、おう」

「いいですねぇ」

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「今日は山に入りましょう、大きな倒木があるんです。
 1人じゃ無理なんですけど3人なら運べるし、それを薪にしてください」

「お、おう」

「いいですねぇ」

-----------------------

「今日はイノシシを獲ります、このあたりイノシシは多くないんですけど、
 昨日大きな足跡を見つけましたからまだいますよぉ」

「お、おう」

「いいですねぇ」

-----------------------

「明日からは燻製まつりです、この前の肉は塩漬け済んでますから、どんどん燻しますよぉ」

「お、おう」

「いいですねぇ」

月刊マガジンでやってる修羅の刻ですが、今回もまた面白かったので感想書くことにします。
最強と名高い陸奥の一族を倒すために、前回陸奥の里にやってきたケンシンですが
あいにくお目当ての陸奥が留守だったために、陸奥の娘である静流、不破の一族である山田さんと一緒に
陸奥の帰りを待ちながら、しばらく共同生活を送ることになります。

その様子が冒頭のやり取りなんですが、
「今日は○○しましょう」「お、おう」「いいですねぇ」「明日は△△しましょう」「お、おう」「いいですねぇ」って
毎日3人仲良く色々やってるのがなんか微笑ましいですね

ケンシンは陸奥を倒すことが人生の目標だし、山田さんは陸奥と相容れない不破の一族なんですが、
そんな風に本来ならギスギスしてもおかしくない3人が、こうやって仲良く共同生活を送ってるというのは
見ててなんだか感慨深い気持ちになってしまいます

「今日は何をするんですかね?」

「今日は稽古をします」

「稽古?」

「私が陸奥になるためには、もっと強くならないといけませんから。
 山を駆けたりイノシシを獲ったりで自然と力はつきますが、技は稽古しないと身になりません」

そんなある日、いつもの薪割りやイノシシ狩りではなく「稽古をする」と言い出した静流。
陸奥の一族としてその名を継ぐためには、それに見合うだけの強さが必要だというわけですね
そして稽古相手には、「陸奥を超えたいんでしょ?」とケンシンを指名しますが、ケンシンとしてはあんまり気が進まない様子で…



「大丈夫です、私はまだ陸奥じゃないし気楽に…
 ケンさんが勝っても陸奥を超えたことにはならないし、なにより稽古ですから、
 私が一本取ってもマエダの負けにはなりませんよ」

「(ピク…)俺から一本取る?あなたが?」

おっとこれは静流のなかなか挑戦的な発言ですよ、「私が勝っちゃってもノーカウントでいいんで」みたいに言われてしまっては
さすがにケンシンも「俺に勝てると思ってんのかコノヤロー」と少々カチンときた様子。
もしかすると静流としては悪気はなかったのかもしれませんが…

だが それが逆に
ケンシン・マエダの
逆鱗に触れた!!
(えー

(C)荒木飛呂彦/集英社

 

(やっぱり若いなケンちゃん、舐めてるんだろうな静流さんを。でも舐めてるのは、静流さんも同じかな)

そんな風に静流に乗せられたケンシンの様子を見て、「若いな〜」と笑っていた山田さん。
ケンシンが思っているほど静流は弱くはないってことなんでしょうね、そしてその逆に、
静流が思っているほどケンシンが弱くないこともまた事実。それに気づいているのは山田さんだけだということか
これは山田さんの眼力が優れているのか、それとも陸奥の強さとケンシンの強さ、両方を知ってるのが山田さんだけだからか?

ヒュン!

(かわした?いや…)

ドオ!

(俺が…投げられ…た!?)

 

(やば…!ケンちゃんその目は…!)

そして始まった2人の稽古ですが、完全に舐めプモードで静流に近づいたケンシンは
不覚を取ってあっさり投げられてしまう結果に!しかしその瞬間にスイッチが入ってしまうケンシン
後のケンシンで言うところの「稽古は終わりだ」のスイッチが入ったということでしょうか
陸奥すらも圧倒する殺人技の数々をいよいよ出してしまうことに…

それにしても、第弐門でケンシンの言っていた「生まれてこの方、稽古以外で投げられたことがない」っていうのは
この静流に投げられた時のことを言っていたんですね、まさかあれが静流に繋がる言葉だとは思わなかったな
これから数十年後、静流の息子の九十九と稽古で追体験すると思うと、なかなか感慨深いものがあります

(この人、本当に鬼…!そして恐い…!でも…!)

いよいよ本気になったケンシンが放つ凄まじい殺気、そして容赦のない殺人技ですが
それを恐いと思いつつも「ニィ…」と思わず笑みがこぼれてしまう静流。それはケンシンも同じです
そう、これこそ命がけの戦いに恐怖と歓喜を感じてしまう鬼の性質。
静流も陸奥の一族なだけあって、心の中に鬼が棲んでるというわけですか

ドクン…!

(え…!?)

 

(あれ…!?)

「やめろケンちゃん!!」

「!?」

がしかし、そんな死闘の最中に体に変調をきたしてしまう静流!
さっきまでケンシンと互角の戦いを見せていたのが、急に力が抜けたように体が動かなくなってしまいます
それを察した山田さんの乱入で事なきを得ましたが、静流の苦しみようは普通ではないようで…

「ハッ…ハッ…!」

「どうした!?俺の投げで…」

 

「違う…」

(やはり…この人は心臓が…)

なんということでしょう、静流は生まれつき心臓が弱かったようで、時たま心臓発作が起こるとこうなってしまうという
キャプテン翼の三杉くんだったのです(えー
そんな自分の弱い姿を見せたくないのか、フラフラとケンシンの傍から離れる静流でしたが…

「ダメですねぇ私…私は陸奥になれませんかねぇ」

「陸奥にはいたんですか、女の陸奥…」

「さあ…」

「不破にはいなかったはずです…」

「じゃあやっぱり無理ですね…私、女でその上できそこないだから…」

そして後を追ってきた山田さんと会話する静流。静流は陸奥を継ぎたいと思っているようですが、
強い者でしか陸奥を継ぐことはできないので、この弱い心臓と女の体では、とてもそれは出来そうもないと…
それと「陸奥を継ぎたくても強さが足りなかった」というキャラといえば、修羅の刻シリーズで葉月というキャラがいましたよね

これがその葉月です。江戸時代に生きていた静流のご先祖様ですが、技やスピードがあっても女性だったためパワーが足りず、
陸奥を継ぐことができなかったという…まさに静流はこの葉月と同じ悲哀を背負ってますね
それにしてもこの葉月、戦いの最中におっぱい見られて赤面したり、
「あたし弱いから陸奥を名乗れない…」と涙目になったりなんかそそるキャラですよね(えー
ちなみに葉月はロリ状態でも登場するんでロリコンにも優しいキャラですよ、さあみんな修羅の刻15巻を買ってくるんだ!!

「ケンさんは強いですね本当に…一瞬だけど心の底から恐かった」

「あなたも強いですよ」

「嘘つきですね、現さんは」

「あなたは強い。あなたが強いからケンシンは鬼の目になった…
 多分あいつ、投げられたこと自体なかったんじゃないかな。
 あなたも投げられた時笑ってましたよ、あれも多分鬼の笑みだ」

さて今回の本編に話を戻しまして。落ち込む静流に対して、「あなたは強い」と励ます山田さん。
なぜなら、静流の中にもケンシンと同じ鬼が棲んでいるから。そしてもうひとつ、ケンシンが投げられたのは
さっきの稽古が生まれて初めてだったから…っておいいいい!!
ケンシンそんなに投げられたことなかったんかい!?さすがに小さい頃とか身内に投げられてたんじゃないのかと思うんですが
山田さんの言葉を信じるなら、ケンシンを投げたのは静流と九十九の2人だけってことになりますね
なるほど九十九と対峙した時も、ケンシンは静流のことをいろいろ思い返してたんだろうなあ
そう考えるとケンシンVS九十九のバトルも、より一層味わい深いものだった気がしてきますね

「できそこないという言葉は僕の方にこそふさわしい…
 あなたとケンシンに棲んでいる鬼が、僕の中にはいない。
 だからすぐ逃げ出すし、恐怖も歓喜もよくわからない。兄がいなければ親父に泣かれてたとこです」



そしてここで、自分の持っていたコンプレックスを静流に明かす山田さん。
そう、山田さんも不破の一族に生まれ、本来なら不破の名を継いでいくはずでしたが
心の中に鬼が棲んでいないために、修羅の戦いを行うだけのメンタルがなく、不破を継げなかったんですな
不破に生まれていながら「山田」と名乗っているのも、不破を継げなかったから仮の名を名乗ってるってことだったと思います

それとこんな風に、精神的に修羅になり切れず後継者になれなかったキャラというのも
やはり過去の陸奥で1人いましたよね。修羅の刻第4巻・アメリカ西部編に登場した雷(あずま)がそれです



「俺は臆病な弱虫で、この手が血で汚れるのが恐い。だから戦わずに逃げてしまう」というのが雷のセリフ。
なので陸奥の後継者については兄に任せた…というのが雷の設定だったわけです。そう考えると
「僕は心に鬼のいないできそこない、だからすぐに逃げてしまうし、後継者は兄に任せた」って
山田さんとかなり似たことを言ってますよね

静流と葉月、山田さんと雷っていうのは、あえて似たように設定されたキャラなんじゃないでしょうか
後継者になることができない悲哀っていうのを、強く読者に感じさせるためにそうなってるような気がします

まとめると陸奥や不破を継いでいくためには、それにふさわしい心・技・体が揃っていないとダメってことですね
静流には心と技がありますが、体が足りなかった。激しい戦いにも耐え得るだけの強靭な体がなかったわけで
山田さんには技と体がありますが、心が足りなかった。命がけの死闘に喜びを感じる鬼の精神がなかったわけです

まあ正直、こういう鬼の精神なんてものは持ってないほうがよっぽどまともなんですが
陸奥や不破のような修羅の世界では、まともではやっていけないってことなんでしょうね

「あなたの技は本物で強い。心臓もいずれ治るかもしれないし、きっと…きっと陸奥になれますよ」

「…根っからの嘘つきなんだなぁ、現さんは…」



そして静流に対して、「あなたは強い、心臓もいずれ治る、きっと陸奥になれる」
ポジティブな言葉をかけ続ける山田さんでしたが…しかし静流は、それが山田さんの優しい嘘だと気づいていました
自分の心臓はきっと治らず、陸奥にもなれないだろうと察した静流は、こうして涙をこらえきれず大泣きしてしまったという…

それにしても山田さんって、いつも嘘ばかり言ってる腹黒そうな食えない奴に見えますけど
実のところは他人のためを思って行動する良い人ですよね
よく嘘をつくけど、それは他人を陥れたり騙したりするためじゃなくて、
基本的に他人を傷つけないための嘘をついてる気がする。
それもやはり、心に鬼のいない優しい性格のなせる業なんだろうか。なんだか山田さんを第弐門からもう一度見返したくなってきたな

「あ…大丈夫か!?」

「大丈夫じゃないです、痛かったですよあの投げ」

「す…まない」

「でも…平気です」

「お、おう」

「ケンさんは強いですね…いいなあ…本物だ」



そして最後に、静流のことを心配そうにしてやってきたケンシン。「痛かったですよ」とか冗談で返す静流でしたが
しかし静流に足りないものを持っているケンシンの強さを先ほど目の当たりにしたことで、
「いいなあ…本物だ」と羨望の眼差しで見つめるのでした

そう、さっき「陸奥を継ぐには心・技・体が揃ってないとダメ」と書きましたが、
それ全部揃ってるのがケンシンですからね
命がけの戦いを躊躇なく繰り広げる鬼の心、陸奥や不破に引けをとらない卓越した技、激しい攻防にも耐え得る強い肉体…
正直なところケンシンを陸奥の養子に欲しいレベルだと思いますが
まあケンシンは陸奥を倒すのが目標だから、養子になるなんて有り得ませんけどね

それと静流が、山田さんとケンシンに対してそれぞれ恋愛フラグ立ててるのがやっぱり気になりますよねー
山田さんに対しては、自分と同じように修羅にはなれなかった者という意味での共感、
ケンシンに対しては、自分と違って本物の修羅になれる者という意味での憧れ、
という風に、それぞれ違った思い入れを持っているように思います。果たして静流がより強く惹かれているのはどっちの方なのか

あと気になるのは、これまでの話でまだ山田さんのバトルが描かれてないってことなんですけど、
どうにか今後の話でそれをやってほしいところですよね。できるならケンシンとの稽古シーンとか見てみたいよなー
山田さんは第弐門でも「言っておくが、俺は稽古なら強いぞ」と九十九に言ってましたが、
それと同じセリフをケンシンにも言うシーンがあったら面白そうな気がします

もしくは逆に、ケンシン相手に稽古じゃなくてガチの果たし合いを申し込むっていうのもアリな気がしますね
なぜならケンシンは強い陸奥を倒すのが目的なわけですが、この時代の陸奥は年老いて衰えた継承者しかいないし
静流も心臓に問題があって戦えないわけで。だから山田さんが代わりになろうとするって展開とかあったら熱いよなー

山田さんは第弐門で、「僕は逃げるのが得意なんだ、逃げるから恐怖も歓喜もあまり知らん…ま、一度あるかないかだ」
語ってましたが、この「一度あるかないか」がケンシンとの果たし合いだった場合は
すげえカッコイイ流れになりそうだなと思ってます

うーんそう考えると次の展開が待ち遠しいですねえ。正直言って、修羅の門・修羅の刻をこれまで読んでて
今が一番面白い気がします。なぜなら今までのシリーズで積み重ねてきたものの集大成って感じがするからね
陸奥や不破を継ぐのに必要なもの、それを継げなかった者たちの悲哀、
これまで断片的な情報しかなかったケンシン、山田さん、静流の過去…といったものが次々に折り重なって
面白いストーリーを構成しているので、このシリーズ読んでてよかったと思えるだけの内容になってるというか
あの微妙だった第弐門も、色々と今作の伏線になってるから読み返したくなるんだよね。
つまり第弐門再評価の流れにも繋がっているという…うーむ上手いぞ川原先生、この調子で頑張ってください。次回に続く!

(C)川原正敏/講談社


11月11日

サンデー感想:MAJOR 2nd 第31話「今できること」



「ひ、光…!?なんで…なんでここに光が!?」

「き、聞こえました?ネット裏に光くんが来てるって…」

「ええ…」

(そうか…応援には来たのか光!)

さて前回、精神的にドン底状態となり、まともなプレーができなくなってしまった大吾ですが、その前に姿を表した光さん…
ついに光さんがこの試合に参戦かと思いましたが、なんと光さんは単に応援しに来ただけであって
自分でプレーするつもりはなかったようです。えええ!?じゃあ結局のところ
「僕はもうよそ者だから試合に出るのは迷惑だよ…」って気持ちのままってこと!?
なんてこったい、あの弱気な発言は一時の気の迷いであって欲しかったけど、
光さんの心中にはまだあの気持ちが残っているんだろうか

カキイイイン!

『オーケー、100キロのボールにはよく当たるようになってきたね。じゃあ次はこっちでやってみよう』

『え、80キロ?次は110キロじゃないんですか、なんで今さらスローボール?』

『ごちゃごちゃ言ってないでさっさとやる』

『は、はい』

(なんだよお金がもったいねーよ…)

って、ここで場面変わって回想シーンが始まりました。これは大吾がバッティングセンターで打撃練習をした時の様子ですね
まずは寿也に言われて100キロのボールで練習を行った大吾ですが、それが打てるようになったら
今度はなぜか80キロのボールで練習しろと…なぜさっきよりも遅いボールで?といぶかしげな大吾ですが…



しかしこの場面で個人的にツボだったのはこれですね、遅いボールで練習しろと言われて
「お金がもったいねーよ…」と支払いを渋る大吾。その言葉が聞きたかった!!(えー
いやマジで、これまで大吾は捕球練習やら打撃練習やら、とにかく毎日バッティングセンターに通ってましたが
それ読んでて庶民の感覚としてはやっぱり、「お金がもったいねーよ…」と思わずにはいられなかったので
今回大吾が同じこと考えてて「やっぱそうだよな!」と思ってしまいました、金持ちでもお金はもったいなかったんや!(えー

(おっそ…!)

ブウウウン!

『ほら、教えたこと全部リセットされた』

『あ、あれ?』

『実は100キロくらいの球より、スローボールの方が打つのは難しいんだよ。
 だいたい待ち切れずに上体が突っ込んで、自分のスイングができなくなる。
 山なりでボールが来るからポイントも小さくなるし、反発力も少ないから、
 バッティングの基本ができてないとまともに飛んでいかないんだ。
 少年野球でこのくらいの球を投げるピッチャーはたくさんいるけど、
 なめてるとマジで打てないよ』

って、実際に80キロのボールを打とうとした大吾ですが、遅いボールを待ち切れなくて
グチャグチャな打撃フォームで空振りする結果に!どうやら寿也はこれを伝えたかったようですね
普通の速さの100キロぐらいのボールより、かなり遅い80キロぐらいのボールの方が打ちにくいものなんだと…

そして少年野球では、ピッチャーの経験が浅くて大した球速を出せない子が多いから
そういう子がちょうど80キロぐらいのボールを投げてくるって、そういうことみたいですね
それを打ち返すためには、バッティングの基本を身につけてフォームを崩さず打つことが必要だと…
うーむなるほど、毎度ながら満田先生って少年野球のことについてかなり深く調べてるよなあ

(どんな球でも…!常に自分のスイングができるようになるんだ!!)

カキイイイン!

さあそして、再び試合に場面が戻って練習の成果を見せる大吾!
ちょうど今回の相手ピッチャーが、まさに「80キロぐらいのスローボールしか投げられない子」だったらしく、
それを見事に打ち返して起死回生のツーベースヒットに!

いやしかし、それはいいんですけどもうすっかり精神的に立ち直ったのかよ大吾!(えー
前回あれだけメチャクチャ落ち込みまくってたのに!光さんが応援に現れた途端すっかり元気になりやがって!

「変わりましたね大吾君、タイムリーエラーで落ち込んでたのに
 光が来て明らかに集中力が変わった」



そんな大吾の変わりようは、寿也から見ても「あれっ、急に元気になったな」と明確すぎる変貌ぶりだったようです
マジでもう大吾は完全に立ち直ったみたいですね、どんだけだよこいつらのホモパワーは!
あれだけの精神的ショックから一瞬にして復活してしまうとは、ホモパワー恐るべし…
ともかく大吾のツーベースヒットにより、これでノーアウト二塁のチャンスに…

「よーしワンナウト三塁!頼むぞアンディ!」

ってあれ?ワンナウト三塁!?え、なんで!?ノーアウト二塁じゃなかったの!?と思ったら
いつの間にか卜部が内野ゴロで凡退してこうなってたようです。う、卜部ー!!
お前前回まですげえ主役級の扱いだったのに!光さんが出てきた途端に急に影が薄くなっちまって!

そういえば以前に光さんがチームにいた時も、卜部とアンディはいまいち影が薄くて目立ってなかったなー
あれですかね、光さんがいると大吾が光さんのこと以外何も考えられなくなるから
そうなってしまうんですかね(えー  まったく光さんは罪深いお人やで…

カキイイイン!

(光が俺を応援しに来てくれた…!野球に俺を呼び戻してくれた光に…
 今の俺の全力を見せるんだ!!)



そして最後は、アンディが大きな犠牲フライで大吾をホームに還したわけですが、そんな走塁の最中にも
「光に俺のいいとこ見せるんだ!!」と光さんのことしか考えてなかった大吾
お前本当そればっかやな!どんだけ光さんのこと好きやねん!つくづくホモだぜこの漫画は

ともかくこれで点差は5−4。ドルフィンズが1点リードしたわけですが、次の相手の攻撃は誰がピッチャーを務めるんでしょうか
前回の様子を見ると、アンディが投げれば問題なく勝てそうですが、やはりここは光さんが登板する機会を作るために
アンディがなんらかの不調に陥るとか、そういう展開になりそうかな?次回に続く!

(C)満田拓也/小学館


11月10日

 

前回のバトスピ感想で紹介するのをすっかり忘れてたんですが、
ちょうどこの間の話から、銀魂とバトスピのコラボCMが流れるようになりましたね
なぜなら銀魂はバトスピの30分前にやってる番組だから。銀魂の放送後にこれが流れるCMです。会話の内容としては

新八「銀魂の後はバトスピ!」

銀時「バトスピ愛…」

新八「手に汗握る魂のカードバトル!」

神楽「魂は魂でも銀魂とはえらい違いネ」

銀時「バトスピ愛…!」

新八「バトスピと銀魂!」

神楽「今後ともよろしくアル!」

銀時「バトスピ愛ィィィ!!」

新八「うるせェェェェェ!!つーかお前キャラ変わってんだろォォォ!!」

 

銀時「そんじゃ幸村、あとよろしく」

幸村「ああ!任せろ!!」

といった感じでした。銀さんがバトスピ愛バトスピ愛言ってるのは、兼続と同じ声優だからですな
やはりというか声優つながりのネタをぶっこんできましたね、というか新八や神楽もバトスピでは馴染みの深い声優なので
今後何か言うかもしれないですね。確か4週間にわたって放送されるコラボCMだと聞きましたが、
銀魂のことだから毎回会話のパターン変えてくれるんじゃないかな、ちょっと期待。

(C)BNP/BANDAI, NAS, TV TOKYO



ジャンプ感想:ワールドトリガー 第94話「空閑遊真J」



「遊真が負けた!?誰に!?風間さん!?太刀川!?」

「むらかみ先輩って人」

「村上…鋼さん!?」

さて前回、村上の持つアヌビス神のスタンド能力に歯が立たず、模擬戦でコテンパンにやられてしまったユーマ。
今回その敗北をこなみ先輩に報告すると、「誰に!?風間さん!?太刀川!?鋼さん!?」とえらい大騒ぎを…
ってこなみ先輩、なんで村上のこと鋼さんって下の名前で呼んでんですか!?

そんな親密な関係なの!?こ、これはどういうことだ、太刀川さんなんて太刀川って
苗字でしかも呼び捨てというゴミみたいな扱いなのに、村上のことは明らかにリスペクトしまくってる!?
なんという…これはあれやで、こなみ先輩も村上に寝取られてる可能性あるな(えー

なにせ村上は荒船さんの彼女を寝取った疑惑のある男ですからね!こなみ先輩に手を出している可能性も確かに…うおおー!
あの女たらしめ!よりによってこなみ先輩とねんごろの仲だとはとても許しておけん!
村上の野郎いつか泣かす!あいつぜってー泣かす!!(えー

「で、何対何で負けたの?」

「6対4。後半だけで5本取られた。あれ以上続けてたら多分もっと差がついたな」

「まったく、敵に情報与えるような真似を…」

「好奇心には勝てなかったぜ、でもおれは先に戦っといてよかったと思うよ。
 情報がないと対策できないからな。さてどうするかな〜」

「空閑と互角以上の相手がいるとなると…」

「遊真くん1人を軸にするのはきつくなってくるね」

ともかく、ユーマより格上の実力を持つことはもはや疑いようのない強さの村上。
そんな村上の所属する鈴鳴第一とは、次のランク戦で戦うことになるわけです
これまでユーマの強さを軸にして戦ってきたオサム達にとっては、なんともやりにくい相手…
何かの作戦を立てなければどうにもならないので、頭を悩ませるオサムですが…

「オサムあんた、鈴鳴第一のことばっか考えてないで、那須隊の対策もしなさいよ」



そんな中で「おい那須隊の対策はどうしたよ」と、別の対策もするよう語るこなみ先輩。
どうやら次の戦いもまた三つ巴のバトルになるようで、相手は鈴鳴第一だけじゃなくて
那須隊とかいうチームとも戦うみたいですね。あれこれ考えなきゃいけなくてオサムも頭が痛いな
で、その那須隊というのがどういうチームかというと…

「これ、昨日の村上先輩と空閑くんの10本勝負ね。
 空閑くんの情報は少なかったから、データがもらえてよかったよ」

デデーン。なんと構成メンバーすべてが女子という女子ーズな感じのチームとなっております(えー
どうやらこっちはこっちで、玉狛や鈴鳴のデータを集めて次のランク戦に備えていたようですね
みんな研究熱心なんだなあ、「対策とかめんどくせーしテキトーにやりゃ勝てるだろ」みたいな
いい加減なやつとかいないんだろうか(えー

「昨日のランク戦も見たけど、空閑くんが間違いなく玉狛第二のエースだわ」

「そうだね、他の2人はまだ動きが硬い感じがする」

《鈴鳴と玉狛は少し似てますね、アタッカーは強いけど他はそうでもない》

「確かに似てるかも…」

《うちは那須先輩の間合いで戦うのはどうでしょう。
 中距離戦のみに絞るなら、うちがかなり有利だと思います》

そんな中、鈴鳴と玉狛の戦いぶりを見るうちに、鈴鳴は村上が、玉狛はユーマが突出して強い一方で
他のメンバー達は大したことないという特徴に気がついた那須隊。
つまりこの両エースさえ抑え込んでしまえば、那須隊の勝率はグンと上がるというわけですね

そして村上もユーマも近距離主体のアタッカーなので、中距離が得意らしい那須さんを中心にして
距離を取りながら封殺するという作戦を立てたようです。ふむ、そりゃそうなるわな
次のマップを選べるのも那須隊なので、有利な場所を選んで作戦が機能すれば、かなりいい感じに戦えそうな予感。
そんなわけで、次の戦いへの対策は上々な那須隊ですが…

「…あとは、茜ちゃんがどうなるかね…」

「…そうだね…」



がしかし、作戦が立った一方で、「茜ちゃんがどうなるか分からない」といった不穏な発言をする那須さん。
どうやら那須隊にはまだ、4人目のメンバーの茜というキャラが存在するようですが、どうもその茜の身に何かあったようで…
このパソコンの画面に写っているにっこりアイコンが茜のようですが、現在そのアイコンは点灯しておらず
以前はこんな風に元気だった茜が、今はとてもそんな状態じゃないということを
暗示させる描写となってますね…

一体その茜ちゃんに何があったというのか。考えられることとしては、この間の大規模侵攻で戦った結果
重大な障害が残るほどの傷を負ってしまったとかでしょうか
何しろあの戦いでは、オサムも生死をさまようほどの重傷を負ってしまったので、
この茜も腕や足が動かなくなるといったような、人生に関わるほどの傷を負っていても不思議ではありません

もしくは、あの戦いの中で人が死ぬところを目の当たりにして、それがひどいトラウマになったとか。
実際に何人か犠牲になった隊員もいましたからねー、もし茜が今まで軽い気持ちでボーダー隊員をやっていたなら、
仲間の死を目の当たりにしたことで、心底恐くなって戦えなくなったってこともありそうですよね。

ちなみに、あの大規模侵攻が終わった時の結果報告によると、死者:6名、重傷:4名との記載がありました。
この「死者6名」のうち誰かが茜のトラウマになってしまったか、「重傷4名」のうち誰かが茜本人を指しているのか、
もしくはその両方か…我ながらこの予想はなかなか冴えてると思いますね、これ当たってんじゃないの?
いや当たっちゃったかー。マジで当たっちゃったかー俺すごいなー(えー  次回に続く!

(C)葦原大介/集英社


11月9日

アニメ感想:バトルスピリッツ烈火魂(バーニングソウル) 第31話「決勝大会開幕!」

《ついにこの日がやってきたぁーっ!バトスピ戦国チャンピオンシップ決勝大会!
 この大会は予選を勝ち抜いた9チームと、IBSA推薦枠のシードチーム、
 全10チームの総勢30名によって争われる!
 それでは決勝大会のルールを、この方に発表してもらおう!》

《はぁい、みなさんこんにちは、運営委員長の天魔市なのです!》

さて前回、地区予選における戦いを一気に全勝で突破し、全国大会へとコマを進めた幸村たち。
そして今回は、いよいよその本戦が開始ということで、どでかい豪華なスタジアムに出場者たちが集められていました
そんな中、大会ルールの説明に現れたお市…まあ開会の挨拶を兼ねたおさらいってところですかね

《決勝大会の1回戦は、予選と同様のチーム戦といたします!
 ですがバトラー最強の座に輝けるのはただ1人…
 2回戦からは、1回戦を勝ち上がった15名による個人戦に突入なのです!》

「えっ!?」

え…?えええええ!?ちょ、ちょっと待ってくださいよ!そんなお市の説明ですが、なんとチーム戦を行うのは一回戦までで、
二回戦からはチームを解散しての個人トーナメントに切り替わることが発覚!なんじゃそら!
なんとも一風変わった大会ですな…それにしても、一回戦が終わったらもうチーム解散するってことは
それだと幸村のチームとか、チーム戦のまともな描写ほとんどないまま終わるんじゃないっすか!?

いやだって、これまでの予選とか思い返してみても、幸村のチームってバトルが詳しく描写されたのは幸村1人だけで
早雲ちゃんや兼続についてはバトルの描写ほとんど全部カットされたから
この1回戦しかチームとしてまともに映る機会ないんですけど!
そ、そんな…せっかくチーム組んだのに、たった1回まともに映るかどうかって…あかんかったんや!
こんなことなら佐助のバトルをあんないっぱい映すことなかったんや!(えー

《それでは皆さん、史上初の全国覇者、バトラー最強の座を目指して
 頑張ってくださいね!》

「くだらん!!」

「なっ!?」

「史上初の全国覇者?バトラー最強の称号だと?そんなものが何になる!
 くだらん!!名ばかりの天下などに意味はない!
 我が欲するは真の天下、バトスピの全てなり!!」

「だ…大六天魔王!」

って、そんなお市の挨拶が終わるやいなや、怒声を張り上げてくだらんくだらんと騒ぎ始めた信長!
ああなんてことだ、これまでずっとお行儀よく予選に参加していた分だけ
ちょっと騒ぎたくなっちゃったんですねお館様(えー

それと意外にも、信長としては最強バトラーの称号に全然興味はなかったんですねえ
うーむ、天下を取るのに一番手っとり早い方法かと思いましたが、そんなものは名ばかりの天下だから意味がないと…
ふむ…よくよく考えてみれば、「最強バトラーの称号を手にする」っていうのは幸村が理想とする形の天下取りだから
信長の天下取りはあくまでもバトスピの支配であって、この大会に優勝した程度じゃ満たされないってことですかね
じゃあなんでこの大会出てきたのって話ですが…(えー



「この大会が真の天下人を決める戦いだと言うのなら、その証を渡せい!
 我が優勝したあかつきには、IBSAの持つ全ての権限をいただく!
 バトスピの全てを手にしてこその、真の天下統一だ!!」

《あらまあ》

って、自分が優勝した時にはIBSAの権利すべてをよこせとデタラメなことを言い出した信長!
いやいやちょっと、信長さんあんたただの大会参加者のくせに何を大それたこと言ってんの!
これって要するにあれですよ、遊戯王で例えるなら、KONAMIが主催して遊戯王大会を開いたら、その参加者の1人が
「俺がこの大会で優勝したらKONAMIの権利すべてを渡してもらう!!」って
わめき出したようなもんですよ。いやこんな奴がいたら
即座にこのバカを会場から叩き出して、こいつを出禁にして終了ですよね(えー
単なる出場者のくせになに調子こいてんの!会社の持つ権利すべてを要求するとか、そんなこと言える立場かっつーの!

《い、いくらなんでもそんな無茶な要求をIBSAが受けるわけが…!》

《いいですよ》

《えーっ!?》

《大六天魔王…力に目のくらんだ悲しきバトラーさん。
 あなたがこの大会を利用してバトスピの運営権を奪おうと言うのなら、
 わたくし達も受けて立ちます!なぜならば、ここにはあなたと違い
 バトスピを愛し、最強の称号を勝ち得ようとする素晴らしい精鋭たちが
 集っているのですから!》

がしかし、そんな大六天魔王のデタラメな要求を律儀に受けてしまうお市!
あんな奴は黙って出禁にしとけばいいものを!(えー
それにしても、今までお市と信長はグルなんじゃないかと考えていたわけですが、どうやらその可能性はまずなさそうですね

お市が応援しているのは「バトスピを愛し、最強の称号を勝ち得ようとするバトラーたち」であり、
それはつまり幸村たちのことで、信長とは真っ向から対決することをお市自身も宣言してますからね
お市が幸村たちを今まで支援してきたのも、こうして信長と全面対決する日のための準備だったってことでしょうか

《必ずや、彼らがあなたを倒してくれると確信しています》

「フ…面白い」

《それにこちらには、IBSA推薦のシードチームがいることをお忘れなく》

そして最後に、「こっちにはIBSA推薦のシードチームもいるんだぜ」と宣言するお市ですが…
いや正直あいつらじゃぜんぜん無理だろ!!(えー  とても信長にかないそうにねえよ!
何しろシードチームの勝家とニンジャスレイヤーって、ソウルバーストをもらってない頃の幸村にすら負けてるからなあ
それに対して信長は、ソウルバーストをもらった後の幸村をコテンパンに叩きのめしたので、まったく強さの次元が違うというか…

前回登場した阿国にしても、バトスピの腕前はニンジャスレイヤーとどっこいどっこいな感じだし、正直そんなシードチームでは
とても信長に勝てる気がしないぜ!(えー

《それでは早速、1回戦の組み合わせを発表するのです。
 1回戦第1試合の対戦カードは…》

《九州・沖縄エリア代表チーム対、東海エリア代表チームだぁーっ!!》

「いきなりトシのチームか…!こいつは楽しみだぜ!」

そんな中でとにかく始まった決勝大会1回戦。信長のせいでもっと殺伐とした空気になるかと思いきや、
「要は勝ちゃいいんだよ勝ちゃあ」とみんなそれなりに余裕があるみたいですね
幸村としても、利家の活躍が見られるってことで「こいつは楽しみだぜ!」とか言ってるし。
ともかく最初の対戦は、利家チームVS九州男児チームとなったようで、相手は果たしてどんなカードを使ってくるのか…

「赤デッキば使わせたら、オイラの右に出る者はおらん!
 火の国に生まれしバトラーの力、見せちゃるわい!」

「金牛龍神ドラゴニック・タウラスを召喚!
 さらに光龍騎神サジット・アポロドラゴンを召喚!!」

な、なにいいいいいい!?
おま…ドラゴニックタウラスに続いてサジットアポロドラゴンだとおおおおお!?
こいつまさかのダンさんデッキの使い手かよ!!
いやびっくりしたわ、まさか12宮Xレアを主体にしたダンさんデッキを使ってくるとは…

「サジット・アポロドラゴン!?」

そんなサジットの姿を見てちょっとびっくりする幸村。幸村も一応知ってることは知ってるのか
ともかくサジットとタウラスが2体並んだら強いですよー、なぜならお互いに【光導】の系統を持つスピリットであり
サジットは光導スピリットに指定アタックの効果を与えることができ、
タウラスは光導スピリットの数だけ自分のシンボルが増加、さらに敵スピリットを倒すと
シンボルが多い数だけライフを削れる
ので、この効果を組み合わせると
タウラスで雑魚に指定アタックして相手のライフをバリバリ割れるという
強力なコンボになるわけです。こりゃ利家もさすがに苦戦するでしょうねー

「フフン、ドラゴニック・タウラスでオードランに指定アタックばい!!」

ボッガアアアアン!!(オードランを破壊)

「さらにサジット・アポロドラゴンでサンゾックベアに指定アタックばい!」

ボッガアアアアン!!(サンゾックベアを破壊)

「はっはっは!これできさんのブロッカーはおらんくなった!
 イクサトカゲ、奴のライフを削るばい!」

ボッガアアアアン!!(利家:残りライフ3)

「くっくっく、ターンエンドばい」

ってあれ?タウラスで相手の雑魚を倒したのに全然ライフが割れてない!?な、なんでや!?
シンボルの数を比べてライフがバリバリ割れるはずが…って、よくよく見たらそのタウラスの効果はレベル2以降のものであって
こいつレベル1でタウラス使ってんじゃねーか!肝心な効果が全然使えてねえー!!
これじゃ単に相手の雑魚を倒しただけで終わりですよ、大丈夫かお前!

「はん、それがどうした?何が”赤属性を使わせたら右に出る者はいない”だ、
 笑わせんじゃねえぞ!!」

うわぁ言われてる、利家にめっちゃ正論言われてる!(えー
せっかくタウラスを出しても効果を使いこなせてないという…サジットにしても、ブレイヴをせずに戦ってるから
まったくダブルブレイヴの能力が活かせてないし、あいつ大丈夫かよ!もう利家のターンやぞ!?

「せっかくの決勝大会だ…こいつで派手に華を添えてやるかぁ!!
 来い!怒れる百獣の王!灼熱の猛き獅子よ!
 召喚!戦国六武将レオンランサー!!」

な、なにいいいいい!?なんとここで利家が出してきたのはまさかの戦国六武将!
お前いつの間にそんなカードを!?謙信のセンリュウカク、信玄のムドウに続く3体目の六武将がここで登場かよ!
まさか利家が使うことになるとは思わなかったなあ

「せ…戦国六武将!?」

「まさか利家が戦国六武将を…!」

「今こそ俺の魂、テメェにくれてやるぜ…!
 みなぎれ俺の炎!燃え盛れレオンランサー!
 おおおおお!ソウルドライブ発揮!!」

ズゴゴゴゴゴ

「ソウルコアを除外することで、BP20000以下の相手スピリットを全て破壊だ…!」

ボガボガボッガアアアン!!(相手の場にあるスピリットが全滅)

「な…!?バ、バカなぁぁぁぁッ!!」

サ、サジットー!!(泣)あああああ、利家の使ったソウルドライブの効果により、
相手の場に出ていたサジットやタウラスはまとめて全滅!そんなー!
せっかくのサジットが出てきたと思ったらこんなアホに使われたばっかりに…(えー

・今週のバトスピでサジット出ましたね!ブレイヴしないのは残念だったけどやっぱかっこいい。
 あとトシの切札がゾイドみたいなのも、ブレードライガーを思い出してちょっとうれしかったですねw by るいべ

・今週のバトスピでサッポロが出ましたね!登場したときは嬉しかったけど、使ったやつはただのモブだし、
 ブレイヴすらさせてもらえないで倒されるなんて……バトスピ始めたいと思ったほど好きなスピリットなだけに悲しいです。
 使ったやつにこう言いたい。あなたは自分で思っているほど強くないし、賢くもないと by your

しかしサジットが出てくるとさすがにコメントでも反響がありますね
まあやっぱりブレイヴしないのは残念って印象が大きかったみたいですけど
ただそれでも、出番があるのはやっぱり俺としちゃ嬉しいかなあ。もうちょっと活躍してくれたらなお良かったんだけども

なにげにダンさんのスピリットって使われる機会すごい多いですよね
他の主人公のスピリットって滅多なことじゃ出てこない気がしますが、なぜかダンさんのスピリットだけは
色んな作品で何度も登場してる気がする。やっぱり人気あるのかなあ、だとしたら嬉しいんだけども

↓覇王で使われたジーク・アポロドラゴン

↓覇王で使われたライジング・アポロドラゴン



ソードアイズで使われたサジット・アポロドラゴン

あ、ちなみに例の九州男児については、あの後利家にボコられて
仲間も信玄にボコられて速攻で敗退しました
(えー
いやマジでそんな感じの扱いだったんで…決勝大会のレベルも結局こんなもんかよ!
というか利家チームは今回で1回戦を終えたから、これでもう利家のチーム戦は終了になるのかぁ
なんともあっさりしたチーム戦だったな…まあ個人戦からが本番ってことなんでしょうか、次回に続く!

(C)BNP/BANDAI, NAS, TV TOKYO


11月5日

サンデー感想:MAJOR 2nd 第30話「取り返せ!」



「やったやったぁーっ!!最終回で追いついたぁーっ!!」

「う…うそだろ…大吾…」

さて前回、最終回ツーアウト満塁の場面で、あまりにも痛すぎるエラーを犯してしまった大吾。
今回はというと、顔面蒼白になりながら逸らしたボールを追いかけますが、その間に3人のランナーが次々に生還してしまい
3点のリードが一気に吹っ飛んで4−4の同点になってしまいます。しかもさらにランナー三塁のピンチが続く状況…
今のエラーでバッターが三塁まで進んだのか…きついな、このランナーが還ったらもうサヨナラ負けになってしまいますよ

「よーし三塁ランナーも還して一気にサヨナラだぁーっ!!」

(お…俺…何をやっちゃったんだ…)

「だ…大吾…」

「ライトゴロを狙って、最後にボールから目を切ってしまったか…
 アグレッシブにやるのはいいんですが、3点差でランナーが溜まってる場面なら
 絶対にやっちゃいけないミスだ…外野手の後ろには誰もいないんですから」

そして相手チームが反撃ムードに湧き上がる中、大吾や母ちゃんはあまりのショックで呆然としていました
これがカイジならぐにゃああああああって顔になってる場面だと思います(えー
寿也からしても、今のミスは絶対しちゃいけなかったものに見えたようですね…

確かにさっきの状況をよくよく考えると、3点リードのある状態で満塁、そしてライト前ヒットを打たれたわけだから
せいぜい点が入っても1点か2点で、まだ追いつかれてなかったってことですよね
つまり無理するような場面じゃなかったってことか…ただ、満塁の緊張した場面で
小学生にそういう冷静な判断をしろって方が無理な話ですが…

「まさかの事態だが…同点になっちまったもんは仕方ない!
 とりあえず切り替えろ!サヨナラを阻止すればまだ十分勝つチャンスはある!」



そしてベンチを飛び出してきた監督が、マウンドの卜部に声をかけますが…
しかし卜部はというとあまりのショックで精神がどっか行っちゃったようで
うつろな目でボーッと立ってる状態になっていました。だ、だめだこりゃ!とてもこれ以上は投げられそうもないな…

「すみません監督、一回戦に勝ったら言うつもりだったんですが…
 卜部に替わって俺がピッチャーやります」

「何!?」

「2人で密かに練習してたんですよ。少年野球には1日7イニングとか、連投禁止の制限もありますから
 どっちにしろこの試合も卜部はこの回までしか投げられない。
 ここは俺が投げるしかないと思います」

ってなにぃ!?なんとここでアンディから意外な申し出が!「卜部に代わって自分が投げる」と…
もしかして前回、アンディが言ってた秘策ってのはこのことだったのか?前回の卜部がやたら嫌がってたのは、
「試合の途中でマウンド降りるなんて俺のプライドが許さん」とかそういうことだったんだろうか

それと少年野球には「1日7イニングまでしか投げられない」、「連日連投するのもダメ」というルールがあったんですね
こりゃ知らなかったなあ、多分こういうルールがないとピッチャーが無理して体を壊しちゃうからってことで
作られたルールなんだろうなあ。ほんと野球のピッチャーは無理して肩やヒジを壊すパターン多いですからね、
それを避けるためにも、確かにこういうルールも必要だなと思いますね

「…(ぼーっ)」

「おい卜部、もう投げなくていいからマスクかぶれ。
 俺がなんとかサヨナラは阻止する」

「…え…?ははは、アンちゃんなにマジになってんの…?こんな試合もうどうでもいいだろ。
 俺らがいくら張り切ったって、あのヘボバックのクソ守備でこのザマだよ…
 打倒東都ボーイズとか、しょせん2人じゃ無理なんだよ」

そんなわけで、ピッチャー交代の準備をしようとするアンディでしたが…
しかし卜部はというと、「もうダメだぁ…おしまいだぁ…勝てるわけがない…」
ブロリーに睨まれたベジータのようになってしまい、もはや完全に戦意を喪失していました
何もやってももう無駄だと、ひたすら弱音を吐き続ける卜部でしたが…

「いいから捕れ。まだ試合は終わってねえ!!」



パン!!

「ストライクバッターアウッ!!」

うおおおおおおお!!なんとそんな卜部を一喝し、見事な投球でバッターをねじ伏せるアンディ!
マジかよアンディかっこ良すぎるだろ!!メンタル的にも実力的にも素晴らしいよお前!
この状況でまったく愚痴ひとつ言わず、凄まじいプレーでチームを救うってホントすげえよ
何しろの試合、味方に一番足を引っ張られてるのって実はアンディなんですよね

この試合でのアンディとしては、スリーランホームランをブチかまして大量リードを作って、十分に勝てる流れを作ったわけですが
しかし終盤に卜部のスタミナ切れ&集中切れにより、次々にフォアボールを連発するミスが出て満塁のピンチ、
そこへさらに大吾のミスで3点入って、せっかくのアンディのスリーランホームランがパーになってしまったわけです

自分の活躍が味方のミスで帳消し、さらに他のチームメイト達もこの試合さんざんエラーしまくってますから、
「てめえら本当使えねえなカスどもが!!」って、アンディが一番キレててもおかしくない状況なんですが
「俺がなんとかする。まだ試合は終わってねえ」って最後まで諦めずに
全力でプレーを続けてるわけですよ。アンディめちゃめちゃ格好いいわマジで
光さんがいない今、この漫画で一番カッコいいキャラが誰かっていうと間違いなくアンディだわ
まさかアンディの株がここまで上がるとは思わなかったな…

「よーしナイスピッチング!なんとかサヨナラは逃れたか!」

「…あの…すみませんでした監督…俺、取り返しのつかないミスしちゃって…
 この回、俺からの打順ですけど…代打出してください…」

「え…?」

そんなアンディの活躍により、なんとか延長戦に望みを繋いだドルフィンズでしたが…
しかし大吾はあのミスのショックがあまりにも大きく、消え入りそうな声で監督に交代を申し出ていました
確かにこうなっちゃうのも無理はありませんが…監督としては対応の難しい場面ですね…

「いいか大吾…俺は後ろ向きのプレーをしたら代えると言ったんだ。
 お前のさっきのミスはそうじゃない、お前を代える理由はない」

「で…でも…」

「いいから行け!試合は終わったわけじゃねえ!取り返せばいいんだよ!」

「…(とぼとぼ)」

「田代…」

「…分かってるよ、子供が簡単に切り替えられるミスじゃない…
 でもこのまま引っ込めて負けたりしたら…
 大吾の野球はまたこれで最後になっちまうかもしんねえ…!」



おお、ここで大吾を再び励まし、もう一度チャンスを与える田代!
田代も監督としてかなり頑張ってますよねほんと、この試合でミスを連発してる大吾に耐えて耐えて
なんとか成長させようと頑張ってる。部下思いのいい上司だと思いますよ

ここで大吾を交代させるのは簡単ですけど、そうなったら大吾はもう二度と野球に戻ってこれないだろうということで
そんな不幸な人生を歩ませないために、田代も必死で考えてますよね。前に一度大吾がチームを去ってしまったことも、
田代としてはかなり気にしているんでしょう。この試合、アンディに続いて田代の株も上がってると思うわー

(…いやだ…もう無理だ…あとアウト1つだったのに…俺のエラーがなにもかもブチ壊しちまった…
 俺にはもう取り返せない…いくら前向きになれったって、なれるわけねーよ…!)

ああ、しかしもはや完全に心折れた大吾には、そんな田代の思いやりも効果がないようでした
ガクガクと震えながらバッターボックスに立つ大吾、失敗への恐怖が大きすぎて何もできない状態になってしまいます
うーん、ほんと思うことなんですが…世の中の子供にはもっと失敗してもいいってことを学ばせるべきだよね
失敗するのはいけないことだ、悪いことだっていうイメージが強すぎて、ミスに対する恐怖があまりにも大きすぎると思うんですよ

だから実際にミスをしてしまった時、あまりの恐怖で判断力を失って、さらなるミスの連鎖を生んでしまう
新しい何かにチャレンジしようって時も、「ミスしたらどうしよう」という不安が強すぎて挑戦できなくなってしまう
その結果すごく臆病な人間になってしまうと思うんですよね
ミスの恐怖に縛られて何もできない人間になってしまうんですよ、そうならないためにも
世の中の大人も子供もみんなもっと、ミスを受け入れる度量が必要だと思うんですよね

ブウウウウン

「ストライーク!」

「どこ振ってんだよ大吾君!」

「え…?」

「タイムリーエラーくらいで心折れてんじゃないよ!
 そんな豆腐メンタルじゃ、僕とバッテリー組めないよ大吾君!」



ってあああああああ!?
ここでついに…ここでついに光さん登場ですか!?心折れた大吾を立ち直らせるべく、姿を表した光さん!
これまでもそうでしたが、大吾がどうしようもない心の傷を負った時には、
光さんがそこから立ち直らせる役割を担っているんですなー

それにしても光さん、「そんな豆腐メンタルでどうすんの」と大吾に声をかけていますが
あんたこの試合が始まる前の自分の発言忘れたんですか!?(えー

 
 

そう、めちゃめちゃ弱気な発言を連発する豆腐メンタルな光さんの図。
こうなっちゃった光さんがなんで急にまた強気キャラに!?うーむ、光さんってもしかして、本当は弱気だけど
大吾の前では強気を演じてるってキャラなんでしょうか。ただそうは思えないくらい以前は活躍してたからなあ…

それとも今回出てきた光さんは、大吾の精神が極限状態で生み出した幻覚か何かだということでしょうか(えー
本当の光さんは今も弱気でウジウジしてるという…いやそれはないか…次回に続く!

(C)満田拓也/小学館


11月4日

なんか最近更新に穴が空きまくっちゃってすいません、なんでかっていうと最近スプラトゥーン熱が再燃しちゃって
ヒマさえあればプレイしたり上手い人の動画見たりしてるんですよね。
目指すはS+なんですけど、なかなかそこまでは行けなくて、A+で停滞したりSに上がっては落ちてまたA+で停滞したり、
そんなことばっか繰り返してます

最近は世間で「S+もレベルが下がったわ〜」やら「ちょっと練習すれば誰でもS+に行けるわ〜」やら言われてるんですが
全然行けねえんだよクソが!!(えー
くそが…くそがー!!「誰でも行ける」とか言うんじゃねえよ!いまだに全然行けてない俺はなんなんだよ!
あ〜くやしい。このまま引き下がってたまるか。なんとかしてS+に上がりたいところなんですが
でもそればっかりやってると雑記の更新が完全放置になるっていうのが悩みどころですね…こっちもなんとかしないとなあ




アニメ感想:バトルスピリッツ烈火魂(バーニングソウル) 第30話「黄緑忍法帳!」

「うふふ、全国大会の予選もいよいよ後半戦に突入なのです。
 どのエリアも大変な盛り上がりで喜ばしい限りですね」

「それはいいのですがお市様、IBSA推薦チームは予選が免除…これでは私の腕が鈍ってしまいます」

「それならチームメイトとバトルすればいいのです」

「チームメイト?あやつとですか…」

「ドーモ。カツイエ=サン。ニンジャスレイヤーです」

「ぐっ…!あのような変わり者を相手にしたら、
 かえってコンディションを崩しかねません!できればもっとまともな者を…!」

さて今回のバトスピですが、冒頭の場面では全国大会を運営しているお市たちの場面で始まりました
この大会では、運営サイドからも推薦チームとして3人が出場するわけですが…これまで謎だったそのメンバーのうち2人が
冒頭の会話で明かされました。1人はお市の側近の勝家、もう1人はニンジャスレイヤー。
しかし勝家はニンジャスレイヤーのことをただの頭おかしい奴としか思ってないらしく
「こんな奴と練習したくねーし!」と練習相手になる奴がいないことを嘆いているようで…



「勝家ったらせっかちさん。わたくしの言ったチームメイトというのは、
 IBSA推薦チーム3人目のバトラーのこと…いま紹介しようと思っていたところなのです。
 さあいらっしゃい、阿国ちゃん」

「とうっ!美鳥山阿国(みどりやまおくに)、ただいま参上!」

「ぬ…お市様、まさかこの娘が…」

「はい、阿国ちゃんはこの若さでS級バトラーとなった、大変優秀な天才少女なのです」

「はあ…」

って、そんな中で現れたのは推薦チーム3人目のメンバー!おいおいこいつは誰かと思ったら
エンディングに出てきていた痴女ロリじゃないですか!(えー
まさかこいつが推薦チームの一員だったとは…俺の予想ではお市が戦うのかと思ってましたが、どうやら違ったみたいですね

「私は緑属性の鳥使い、必ずやお役に立ってみせます!」

「久しいな、阿国」

「半蔵さま!」

「む…半蔵、知り合いなのか?」

「百鬼と美鳥山は、両家とも代々我が天魔家に仕えてきた忍の一族なのです。
 半蔵は、阿国ちゃんがまだバトスピ初心者だった頃の師範にあたるのです」

と、ここでお市から痴女ロリとニンジャスレイヤーの立ち位置について説明が。
この2人はどちらもお市の家に代々仕える忍者の末裔だそうですね
ニンジャスレイヤーが百鬼一族、痴女ロリが美鳥山一族という具合に出身は違うようですが
まあこの辺は「NARUTOにも千手一族とうちは一族とか色々いたよな」ぐらいに思っとけばいいかと(えー

「な…では半蔵の弟子ですか!?
 私はまともな者とバトルがしたいと申し上げたはず!」

「アイエエエ!?ニンジャ!?ニンジャナンデ!?」

「も、もういい…あとは勝手にやってくれ…」

って、この阿国はニンジャスレイヤーからバトスピを教わったと聞いて
「じゃあこいつもキチガイじゃないですかー!!やだー!!」
バトルを拒否する勝家!お前チームメイトなんだからちょっとぐらい我慢しろよ!

ともかく勝家がこいつらとバトルしたくないと言うので、仕方なく阿国とニンジャスレイヤーは
余りもの同士でバトルすることになってしまいます。(えー
もともとは勝家がバトルしたいって言い出したのになんでこんなことに…

「拙者とカードの物語、一の巻…我が最愛の友、フーリンを召喚!」

ともかく始まった2人のバトルですが、ニンジャスレイヤーは相変わらず
可愛らしいマスコットキャラクターのフーリンを溺愛してるみたいですね
それにしてもバトル中、「我が友フーリン」を連呼してるのでバローネ様を思い出さずにはいられません
バトスピで我が友って聞いちゃうとどうしても思い出しちゃうよな



「召喚!鎧風魔ヨロイズモ!これが私のキースピリットです!
 さあ行きますよ、ヨロイズモの召喚時効果発揮!出でよ分身スピリット!」

ビュビュン!(2体の分身が出現)

「む、これは…?」

「出ました!これこそ阿国ちゃん得意の分身の術!」

そんな一方で、阿国の方もキースピリットのヨロイズモとやらを召喚して対抗しますが…
このカードの特徴は、召喚すると分身スピリットが2体おまけについてくるってことみたいですね
へー、スピリットの頭数を揃えたい時には便利そうなカードだな

それにしても「阿国ちゃん得意の分身の術」と言ってますが、お市のやつ分かってませんね
分身の術と言えば「阿国ちゃんの術」ではなくて「卑劣様の術」に決まってんじゃないですか!

ワシが作った術だ!!
ワシの術だ!!
(えー

「ヨロイズモでアタック!続けて分身スピリット2体でアタック!」

「フラッシュタイミング!マジック”火球アタック”!
 分身スピリット2体のBPをマイナス6000する!
 そしてBPがゼロとなったスピリットは…ボン!」

バシュバシュウウウ!(2体の分身が消滅)

「そ、そんな…!」

ってえええええ!?なんとそんな阿国の影分身に対して、火遁・豪火球の術を発動し
2体ともあっさりと潰してしまったニンジャスレイヤー!お、おいお前ちょっと待てよ!
このヨロイズモってカードは新発売のカードじゃねーのかよ!(えー

つまり普通なら新発売の販促展開で、「な、なんて強さだ分身の術…強すぎるぜー!」とニンジャスレイヤーがボコられて
ヨロイズモの強みを見せる場面だと思うんですが
「ふーん、でも関係ねえなそんな事は」とまったく活躍させずにぶっ潰すとは、
ニンジャスレイヤーのやつ自由すぎるだろ!

「くっ…まだ手はあります!マジック”口寄せの術”!
 光牙鳳凰レックウマルをノーコストで召喚!
 レックウマルの召喚時効果発揮!出でよ分身スピリット!」

ビュビュン!(2体の分身が出現)

おっとしかし、今度は口寄せの術を使って光牙鳳凰レックウマルを召喚した阿国!
こいつはバトスピソードアイズに登場したカードじゃないですか!またまた今作で再登場かーと思いましたが
でもこのレックウマルもヨロイズモと同じ分身持ちで、しかもヨロイズモより格好いいので
正直こいつが阿国のキースピリットでいいと思うんだけど…(えー

↓レックウマル

↓ヨロイズモ

いやマジで、というかヨロイズモってなんか見た目キモくないっすか?
正統派にかっこいいレックウマルに対して、ヨロイズモはいかにもこうゲテモノ系スピリットというか
あかんやんこんなん!同じ分身スピリットなら誰でもレックウマルの方使うわ!(えー

「この好機は逃しません!マジック”身代わりの術”!
 コストにソウルコアを使い、相手スピリットを1体を疲労させます!」

シュウウウウ…(フーリンが疲労)

「ぬおっ!?我が友フーリンが!?」

「最後です!分身スピリットでアタック!!」

バキバッキイイイン!!(ニンジャスレイヤー:ライフ0で敗北)

「ぬおおおおーっ!!」

そして最後はレックウマルの分身スピリットが決め手となり、阿国はニンジャスレイヤーに勝利するのでした
っておい!ヨロイズモの影分身は何もできずに爆殺されたのに、レックウマルの影分身は最後の決め手になるんかい!
マジかよもうレックウマル最高や!ヨロイズモなんか最初からいらんかったんや!(えー
今回の話、ヨロイズモとレックウマルの役目が逆のほうがよかったんじゃなかろうか…えらい哀れな役回りだったなヨロイズモ

【そしてついに、各地で熱戦の続くエリア別予選も、最後の佳境を迎えた】

「燃えろ俺の魂!燃えろムラマサドラゴン!!」

ドッガアアアアン!!

《決まったぁーっ!!烈火幸村、これでチームは10戦10勝!
 すべての試合をストレート勝ちで、獲得得点はMAXの50点!
 文句なしのトップ通過で、決勝大会への切符を手に入れたぁーっ!!》

そんな一方で、予選大会を戦っていた幸村は…ってもう予選全部終わっとるー!?(ガビーン)
おいおい!前回まで予選の1回戦をやたらじっくりやってて、「チンタラした展開やなー」と思ってたら
今回でいきなり予選10回戦まで全部終わったんかい!急加速しすぎやろ!遅いんだか早いんだかよくわからない展開だな…

「いっけー!センゴク・グレンドラゴン!」

ドッガアアアアン!!

《暁佐助、予選最終戦を勝利で飾ったぁーっ!!
 個人成績は7勝3敗と大健闘!しかしチームとしては得点が伸びず17点止まり、
 これがチーム戦の難しさだ!》

そしてこちらは、同じく予選に参加していた佐助のチームなわけですが…
佐助個人ならかなり健闘したものの、他のメンバーが普通に弱かったのであっさりと予選敗退!
えええええ!?このところ佐助が目立ってるかと思ったら、50点満点中17点であっさりチーム敗退って!

てっきり佐助は予選のクライマックスで、幸村のライバルとして戦うのかと思ってましたが
そんなこともなく普通にチームが弱くてフェードアウトってマジかよ!?
あそこまで佐助の出番を増やしてたのは一体なんだったん!?新しいカードの販促ってわけでもなかったし
もはや幸村より目立ってたレベルでしたが、最後は人知れず敗退して終了とはよく分からん展開だな…次回に続く!

(C)BNP/BANDAI, NAS, TV TOKYO





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