12月14日

アニメ感想:バトルスピリッツ烈火魂(バーニングソウル) 第36話「出陣!大六天魔王!」

《さあ、ますます盛り上がりを見せる個人戦!次なる第4試合に登場するのは…》

《あぁっ!?大六天魔王vs白伊紫勝家!
 勝つのはIBSA乗っ取りを宣言した大六天魔王か!?
 はたまたIBSA推薦バトラーがその野望を挫くのかぁーっ!?》

さて今回のバトスピですが、前回に引き続き個人戦の一回戦を行う展開となってますね
そんなわけで今回ぶつかったのは信長vs勝家!こんなん勝家まったく勝ち目ないやん!!(えー
勝家なんてただでさえあんまり強くないのに、信長というラスボスにぶつかってしまったんじゃもはやどうしようもありません
勝家にできることがあるとすれば今のうちに念仏を唱えることくらいでしょうか。ナンマンダブナンマンダブ

「大六天魔王!貴様のような外道は、IBSAの名誉と誇りにかけて
 この勝家が必ず倒してくれる!」

「貴様ごとき有象無象…ただ蹂躙されるのが雑魚の定めよ」

「なにぃ!?」

ああ、そしてバトルの前に信長へタンカを切る勝家でしたが、
戦う前から「お前みたいな雑魚が相手か…」とコケにされる屈辱を味わうことに!
なんたる屈辱!まあ正直、おっしゃる通りなので返す言葉もないんですけどね(えー
果たして勝家は信長相手にどこまでやれるのか。下手したらパーフェクト負けもありうると思いますが…

「紫電の霊剣ライトニング・シオンを、白蛇帝アルデウス・ヴァイパーにブレイヴ!
 これでトリプルシンボルだ…ブレイヴスピリットでアタック!」

「ライフで受ける」

バキバキバッキイイイン!!(信長:残りライフ1)

おっとしかし、バトルが始まってみればこれは意外な展開に!
ブレイヴスピリットのトリプルシンボルによって一気にライフを削り、信長をライフ1まで追い詰める勝家!
意外と頑張るじゃないですか勝家、まあライフを3つ削れるブレイヴスピリットのおかげですけども…

「ふふーんどうした!さんざん大口叩いておいてそのザマかぁ!」

がしかし、この状況にめっちゃ気をよくして勝ち誇る勝家
なんやねんこのガキみたいなはしゃぎようは!てっきり勝家って落ち着きのある大人のバトラーかと思ってましたが
ある意味この中で一番ガキなのがこいつなんじゃなかろうか(えー

「天より降臨せよ!万能なる魔界の使者!
 天魔王ゴッド・ゼクス!!」

「うおおっ!?う、うぬぬぬ…!」

ああ、そして返しのターンでゴッドゼクスを出してきた信長ですが、それを見た途端
「や、やべえよこれやべえよ…」めっちゃビビり出す勝家!
おいおいどうした!さんざん大口叩いておいてそのザマか!(えー
というか冷や汗の量がやばいですよ勝家、たとえば1滴くらいの汗が流れるとかならわかりますが
10滴くらいの汗で顔面汗まみれになってるのが面白すぎます、お前どんだけビビッてるんだよ!

「ゴッドゼクスでアタック」

「ラ…ライフで受ける!」

バッキイイイン!!(勝家:残りライフ3)

「うごおおおっ…!」

「ターンエンド」

「なに…?ふふん、何が魔界の使者だ!貴様の攻撃はしのいだ!
 このターンで決めてやるわぁ!」

って、そんなゴッドゼクスの攻撃を受けてもライフに余裕があったために、
「なーんだこいつ大したことないじゃん」またしても調子に乗ってしまう勝家!
お前はどんだけ小心者&お調子者なんだよ!あまりにも小物すぎて面白すぎます勝家
そもそもゴッドゼクスの恐ろしさは、相手のターンが終わった後にこそやってくるというのに…

「愚かな…六天連鎖(ろくてんラッシュ)発揮!!」

ズズズズズ…!

「うおっ!?ア、アルデウス・ヴァイパーが…回復できん!?」

「これが六天ラッシュの力よ…我のフィールドに三色のシンボルがある限り、
 貴様のスピリットは回復できない!」

「ぐ、ぐぬぬ…!」

そんなわけでゴッドゼクスの六天ラッシュが発動し、自軍スピリットの動きを完全に封じられてしまう勝家!
それにしても勝家のやつ、この六天ラッシュの能力を「えーっ!?そんな能力あるんですかー!?」って
今までまったく知らなかったっぽいですが…お前どんだけ信長対策してないの!?

そもそもIBSAはかなり早い段階で信長の暗躍に気づいてて、
信長の天下獲りを未然に防ぐために、幸村たちへソウルバーストを託したりしていたわけですが…
そんな幸村が、ソウルバーストを武器に信長と戦ったというのに、「え?そんなバトルあったの?」って
勝家はまったく見てなかった
とかお前どんだけボンクラなのよ!?なんのために幸村を支援しとったんじゃい!

「クク…さっきまでの威勢はどうした?我を必ず倒すのではなかったのか?」

「ぐぐっ…だ、黙れ!貴様などにIBSAを好きにされてたまるものか!
 お市様のためにも…!私はこのドローに賭けるッッ!!(しゅぴっ)」

おっとしかし、ここにきて最後の一発逆転ドローに望みを託す勝家!
まるで主人公のように「このドローにすべてを賭ける!!」と叫びながらの気合を入れたドロー!
勝家にわずかでもバトラーとしての資質があるなら、このドローで勝負の流れを一変させることが…

「(ゴミみたいな弱カードを引きながら)は…はうっ…タ、ターンエンドだ…」

「クックックックッ…」

ダ、ダメだこりゃー!!勝家ぜんぜんダメだこりゃー!!
なんとあれだけの気合を乗せたドローをしたのに、まったく役に立たないクソカードしか引いてこれない勝家!
もはや絵に描いたような雑魚バトラーじゃないですか!(えー
まさかここまでダメダメだとは、ある意味予想を超えててめちゃくちゃ面白いな

「さて…いつまでも有象無象に付き合っている暇はない。行け、総攻撃だ」

バキバキバッキイイイン!!(勝家:ライフ0で敗北)

「う、うおおおおーーーっ!!」

《な、なんということだぁー!!白伊紫勝家、奮闘むなしく返り討ちーっ!!》

そんなわけで、もはや完全に打つ手のなくなった勝家は、余裕で信長にトドメをさされて敗退となってしまうのでした
それにしても、幸村と戦った時もそうでしたが、ゴッドゼクスが最後の一撃を決める時の演出はカッコいいなあ
これだけ派手な演出で散らせてもらえたら、死んだ勝家としても本望じゃないでしょうか(えー

《で、では気を取り直して…次なる試合の抽選は…》

《美鳥山阿国vs烈火幸村!IBSAの使者が連続して登場だぁーっ!!》

な、なんだってー!?またIBSAの負け確バトルキター!!(えー
おいおいおい!次の試合の組み合わせが発表されたわけですが、幸村と戦うのはIBSAチームの阿国って!
こんなんどう考えても主人公の幸村が勝つに決まってるじゃないですか!IBSAは連続でかませ確定かよ!
確かこの間、俺の感想で「IBSAチームって3人とも弱そうだから、個人戦やったらみんな1回戦で負けそう」と書きましたが
まさか本当に1回戦でどんどん負けまくるとは思いませんでした。よ、よええ…IBSA弱すぎんよー!!

「まずは私から行きますよ!召喚、鎧風魔ヨロイズモ!
 ヨロイズモの召喚時効果発揮!分身スピリットを2体召喚!」

ビュビュン!(2体の分身が出現)

「始まったな、得意の分身か!」

「ターンエンド」

「うん…?一気に攻めてこないのか?」

って、さっそく始まった2人のバトルですが、得意の分身スピリットで数の有利を作ったものの
まるでアタックせずにターンを終えてしまう阿国。いやいや何やってるんですか阿国は
守りを固めるつもりなのかもしれませんが、幸村の主力カードのサムライドラゴン天が出てきたら
守りの数なんて関係なく無限刃で全部壊滅するじゃないですか!
分身スピリットを出すなら、守備にまわすより今のうちに攻撃を…

「だったらこっちから行くぜ!燃え上がれ猛き龍よ!
 熱き武士の魂で、天を斬り裂く炎となれ!
 召喚!剣豪龍サムライドラゴン・天!!

って言ってる間にきたー!!あああ、阿国これ完全に終わった!
BPの低いスピリットをズラズラ並べている阿国は、サムライドラゴン天からしたらいいカモですよ
無限刃の効果で指定アタックしまくって、阿国の場はあっさり壊滅させられるしか…

「行くぞ!無限刃の効果発揮!これでサムライドラゴン天は、
 疲労することなく何度でも指定アタックできる!」

「くすっ…疲労することなく、ですか?そうはさせません!
 マジック”身代わりの術”!!」

ズズズズズ…!(サムライドラゴン天が疲労)

「うっ!?」

「身代わりの術は、相手スピリット一体を疲労状態にできます…
 たとえそれが、無限刃を持つサムライドラゴン天でも!」

「くそ…!」

「無限刃、破れたりです!!」

ってなにぃ!?なんとここで、疲労マジックを使ってサムライドラゴン天を止めてしまった阿国!
マジか…「無限に指定アタックできる」ってインパクトの強かった無限刃ですが、
こうして疲労マジックを使うことで、動きを封じることができるんですね

というか今まで誰も防げなかった無限刃を、見事に打ち破った阿国がなにげに凄いですね。ちゃんと相手の対策を考えてるというか
相手の対策とかなんにも考えてなかったさっきの勝家とはぜんぜん違いますね(えー

「さあ、相手の手が止まった今こそ勝機!マジック”口寄せの術”!
 天帝ホウオウガをノーコストで召喚!!」

ってここでホウオウガキター!!おいおいおい!
ここで阿国が出してきたのは、少年激覇ダンやブレイヴの時に登場したおなじみのホウオウガ!
レックウマルの他にこんなスピリットも入れてたのか…阿国のバトルは色々なカードが出てきてなにげに面白いな

「ホウオウガの”暴風”の効果発揮!相手スピリット1体を疲労させます!」

ズズズズズ…(幸村のブロッカーが疲労)

「行きますよ!連続アタックです!」

バキバキバッキイイイン!!(幸村:残りライフ1)

「ぐぐぅぅっ…!」

《なんとぉー!!美鳥山阿国の疾風怒濤の攻撃が炸裂!
 烈火幸村を崖っぷちに追い詰めたぁ!!》

「分身に暴風か…まさに嵐のような攻めだぜ…
 だが俺は勝つ!どんな逆風が吹こうと、トシや早雲、兼続の待つ
 次の戦いへ進んでみせる!!(しゅぴっ)」

そして阿国の怒涛の攻撃に追い詰められてしまった幸村ですが、ここで形勢を逆転するべく
「次の戦いへ進んでみせる!」と一発逆転のドローに賭けることに!
なんということでしょう、これが勝家ならまったく話にならないクソカード引いてきて終わりですが、幸村ならどうなるかというと…



「よしっ…!召喚!戦国龍ソウルドラゴン!!」

《おおっと!?ここで烈火幸村のキースピリットがついに登場ーっ!!》

当然ながら逆転のためのカードを引いてくる幸村!勝家とは違うのだよ勝家とは!(えー
それにしてもソウルドラゴンって、なにげにかなり久々に出てきましたね
ここ最近はずっとソウルドラゴンは出番なくて、サムライドラゴン天が勝負の決め手になっていたわけですが、
みんなの認識としてはまだソウルドラゴンがキースピリットって思ってたんですね(えー

「行くぞ!サムライドラゴン天でアタック!もう一度無限刃だ!」

「ていっ!マジック”身代わりの術”!
 何度やっても同じですよ、私には無限刃は通じません!」



がしかし、手はじめにサムライドラゴンで攻撃する幸村ですが、それをまたしても身代わりの術で防いでしまう阿国!
そのカード何枚持ってんねん!いやはやなんとも堅い防御ですね、どうやら無限刃では阿国の守りを崩せそうにないようで…

「俺の切り札は無限刃だけじゃない!フラッシュタイミング”覚醒”!!
 ソウルコアをサムライドラゴン天からソウルドラゴンに移動!」

「えっ!?ソウルドラゴンに覚醒の効果はないはず…!」

「ふふ…サムライドラゴン天は、レベル2の効果で
 ソウルドラゴンに覚醒を与えることができるんだ!」

「ええっ!?」
「行くぞソウルドラゴン!!アタック時効果”連刃”発揮!!」

しかしここで、”覚醒”からの”連刃”の効果で一気に勝負を決めに出る幸村!
ソウルドラゴンだけでは覚醒の効果はないですが、サムライドラゴン天には仲間に覚醒を与える効果があり、
それによってソウルドラゴンにソウルコアを移動させ、連刃の効果が発動可能になるってことですな

そして連刃の効果で倒されるホウオウガとヨロイズモですが、
今回はここのバトル描写がすごく気合入ってましたね
いつもならあっさりした描写でちょいちょいっと終わるところですが、今回はホウオウガを倒してからのヨロイズモとの空中戦まで
迫力あるシーンがたっぷり続いてて「おおっ」と感心してしまいました

何回か前の感想で「バトスピブレイヴの時なんかはCGバトルが迫力あったのに、最近はあっさりしすぎて物足りない」
書きましたが、今回はその不満点がきっちり解消されてるなと思いました
やっぱりバトスピといえば迫力あるCGバトルが魅力のひとつなんで、この調子で頑張ってもらいたいですね

《決まったぁぁーっ!!この接戦を制したのは烈火幸村だぁーっ!!》

「無限刃からの連刃とは…見事な連携でごじゃるよ、幸村!」

「あらあら、勝家に続いて阿国ちゃんまで負けてしまうなんて…
 これはもう、半蔵さんに頑張ってもらうしかないのです」

そんなわけで、ソウルドラゴンの連刃が決め手となって勝利を収めた幸村。それにしても今回のバトル、
最初に組み合わせを見た時点では、「あーこれ阿国が軽くひねられて終わりだわー。しょうもないバトルになりそうだわー」
期待してませんでしたが、見てみたらかなり予想外に面白かったですね

なんというか、これまでのバトルでは見たことのない展開が随所に見られたのが良かったです。
これまでのバトルはどんなだったかっていうと、たとえば前回の利家・兼続・早雲ちゃんのバトルなんかは、
ソウルドライブやソウルバーストを使ったらそのままあっさりケリがつくという
なんだか見飽きた感のあるワンパターンな展開だったわけですよ。
でも今回はというと、幸村の無限刃に対して阿国がしっかり対策を練ってくるという展開で、
これまでの「無限刃であっさり決着」というバトルとは違う攻防が描かれてましたよね

他にも幸村がソウルドラゴンとサムライドラゴンを一緒に出して、覚醒を使いつつ連刃発揮という戦術を初披露したり、
これまでにないバトルの工夫が見られたのが良かったと思います。あと阿国のバトルを見ていて思うのは、
キースピリットのヨロイズモ以外にも、レックウマルとかホウオウガとか
色々な主力スピリットが出てくるので、そこは見ていて飽きないポイントだと思いますね

たとえば他のキャラのバトルを見ていると、みんないっつも同じカードしか使わないんですよね。
「またこのカードかよ」って感じで、見ててどうにも飽きてしまうというか。
そんな中で、阿国のデッキは何が出てくるか分からない楽しさがあって良かったです

あとはやっぱり最後の決着の瞬間、ソウルドラゴンのCGバトルが凄い派手だったのも満足なポイントでしたね
そういえば勝家が負けたシーンも、ゴッドゼクスのトドメの攻撃が凄いかっこよかったしなー
勝家といえばあの盛大な負けっぷりは本当面白かったです。

「このドローにすべてを賭ける!!」って言いながらまったく役に立たないクソカード引いてきて敗北の流れは
予想外すぎてめっちゃ笑いました。今回はほんと2戦とも面白くてなにげに凄い良回だったなー。次回に続く!

(C)BNP/BANDAI, NAS, TV TOKYO


12月10日

サンデー感想:MAJOR 2nd 第35話「大吾の判断」



さて今回のMAJOR 2ndですが、今週もまたサンデーの表紙をでかでかと飾っておりますね
確かつい最近もそうだったような…マジでそろそろ看板連載になってきたってことでしょうか
それと今回のカラーページ読んでて驚いたんですが、「MAJOR 2ndが早くもアニメ化!」ってええええええ!?
いくらなんでも早すぎるだろ!!まだコミックス3巻くらいしかやってないのに!



と思ったら、これってマジモンのアニメ化じゃなくて「サンデーCM劇場」っていうので少しだけ流れるショートアニメだったんですね
あーびっくりした、アニメ化とかいうから何事かと思ったわ
ただ、CM用のショートアニメと言っても声はしっかりついてるようなので、声優とかが早くも公開されてますね

大吾の声は田村睦心ってことでバシンの人ですか。ふーむ、バシンは常に元気でわーわー騒いでるタイプのキャラだったけど
大吾はけっこう気持ちの上がり下がりが激しい奴だから、その辺どうなるかちょっと気になりますね
そして光さんの声は内田雄馬…え、内田雄馬!?ちょ、ちょっとそれマジで言ってる!?
内田雄馬って言ったらビルドファイターズトライのユウマやってた人じゃんか!!



いやいやちょっと!それ本当!?みなさん以前の感想で、俺が光さんを初めて見た時なんて書いたか覚えてますか!?
「この光ってキャラ、ビルドファイターズのユウマにそっくりじゃん」って書いたんですよ
お前ら声まで一緒だったのかよ!!マジかああああああああ
俺の書いたことがこんな形で現実に!さてはアニメスタッフは俺の感想を配役の参考にしたに違いない…(えー
いやーびっくりしましたね、とにかくCMが流れるようになったらチェックしてみようと思います



そして今回の本編ですが、前回ラストで光さんが不覚にも暴投をしてしまった場面で始まります
満塁の大ピンチで痛恨のワイルドピッチ、大吾の頭上をボールが飛び越えていく中、
「やったぜ同点だー!」と敵のランナーが突っ込んできますが…

ガコォン!!

「!?い、いや、戻れーーっ!!」

「ホッ…上手く跳ね返ってきてくれて助かった…」

ってなにー!?そんな光さんの暴投は、バックネットでいい感じに跳ね返ってすぐに大吾のところへ戻ることに!
それを見た相手は「やっべーこれじゃ突っ込めないわ」と即座にランナーを戻し、大吾たちはなんとか九死に一生を得るのでした

・まあしかしここで次回に続くと言う事は、思った以上にボールがバックネットから強く跳ね返って来て
 3塁ランナーアウトって所でしょうかね?

ちなみにこれは先週の時点で送られてきたコメントですが、
「ボールがバックネットから強く跳ね返ってきてなんとかなるんじゃ?」ってところはズバリ当たってますね
3塁ランナーアウトってところはちょっと違ってましたが、いい予想してると思います

「光!振りかぶって投げろ!動作を早くすればいい、ワインドアップに戻せ!」

とその時、セットポジションだとノーコンになってしまう光さんに、ワインドアップに戻すよう指示する大吾!
「モーションを早くすればワインドアップでも大丈夫」って、これ前回俺が感想で書いたことじゃないですか!
いやぁマジか、大吾のやつ俺の感想読んじゃったかー。いやぁ読んじゃったかー(えー



「ストライーーッ!!」

さあそして、ワインドアップに戻した光さんはみるみる調子を取り戻し、まずは1人目のバッターをたやすく三振に!
おいおいワインドアップ効果てきめんじゃないの!マジかよ俺のアドバイス強すぎんよー!(えー
嫌な流れも変わってきたことだし、この調子でどんどん投げていきたいところですが…

(くっ…あの球はまず打てない…!
 とはいえホームスチールもリスクが高すぎる…!となるとあとは…)

しかし、このままおめおめと光さんに抑えられるのは避けたい相手チーム。
打てないなら打てないなりに、何か他の策はないかと考えを巡らせております。その結果選んだ作戦というのが…



「スクイズだ!!」

そう、バントでランナーを還そうとスクイズを仕掛けてきた相手チーム!
振り回しても当たらないならバントするしかないということか、しかし今は満塁の状況なので
大吾たちとしてはランナーにタッチせずともホームを踏めばアウトが取れるはず…
なんとか慌てずにバントを処理できれば、アウトにできる可能性は十分に…

「えっ!?なに!?」

ブウウウウン!!

「ゲッ…!ワイルドピッチ!?」

ってめっちゃ慌てとるー!!(泣)
うわあああ!!急にランナーがスタートしたことに慌ててしまった光さんは、
投げる瞬間に手元が狂ってまたも暴投をしてしまう結果に!
さっきは大吾の頭上を越えて行きましたが、今度は大吾の手前でズドンと落ちるようにバウンドを…
ううむ、なんとも波乱だらけのピッチングですな…ともかくこのボールを処理しないことには…

《恐がるな!体をコースに入れろ!キャッチャーは体で止めるんだ!!》

「…!」

ビシッ!!



とその時、寿也との特訓を思い出しつつボールに向かっていく大吾!
まさに体全体で止めるようにしてボールにぶつかっていき、この難しいバウンドを逸らさずきっちり止めております
なにげに相手もバントを空振りしてますね、どうにかスクイズは阻止できたか…というその時!

「そのまま突っ込めぇーっ!!」

ああ、しかしスクイズが失敗しようと構わず、そのままホームスチールを強行する相手チーム!
大吾がバウンドを処理している間に、一気にホームを襲ってしまおうという魂胆か

そしてこの場合厄介なのは、スクイズだったらわざわざランナーにタッチしなくてもホームを踏むだけでアウトが取れたんですが
ホームスチールになってしまったので大吾がランナーにタッチしないとアウトにならないってことですね
つまり猛烈な勢いで突っ込んでくる相手に向かっていかなきゃならないわけです。
タイミングとしても非常にきわどいプレーですが、その結果どうなったかというと…



「アウト!!」

「おっしゃあああああああ!!」

なんと相手のスライディングにぶつかるようにしてしっかりアウトを取った大吾!
マジかよお前、キャッチャーになってからめちゃくちゃ完璧なプレーしてないか!?
ここ数回ではヘマをしてるのは光さんの方だけで、大吾はファインプレーを連発して光さんのミスを挽回してますね
ライトだった時は大吾もめっちゃエラーしてましたが、キャッチャーになってからの安定感は凄いものがあるような…

(驚いた…初マスクでなんて勇気あるプレーをするんだ…!
 大吾君はキャッチャーに一番大事なモノを持ってるかもしれない!)

そんな大吾のキャッチャーセンスには寿也も相当驚いているようで、もはや手放しで大吾のことを褒めまくっていました
ふうむ、今まで寿也が予想していた以上に大吾のキャッチャー適性は高かったみたいですね、
光さんと2人で「いつか最強のバッテリーになろう」という約束も、これなら夢物語じゃないってことか?



あとなにげにこのシーン、「ナイス茂野!!」って卜部がガッツポーズしながら大吾を誉めてますよね
今まで卜部がここまで大吾を誉めるような仲間意識ってなかったと思うんで、
やっとこいつも大吾をチームメイトとして認めたってことでしょうか。
確かに卜部ができなかったキャッチャー役を大吾はしっかりこなしてるわけだし、
それを見るうちに認める気持ちになったっていうのも分かりますけどね。次回に続く!

(C)満田拓也/小学館


12月9日

月刊マガジン感想:修羅の刻・昭和編 第四話

「ではケンさん、脱いでください」

「えっ」

「寸法を測ります、服作るって言いましたよ。正しくは仕立て直しですけどね」



さて今回の修羅の刻ですが、いきなり静流が「脱いで」と言い出すという驚きのシーンで始まりました
というのも、前回ケンシンと静流が組手をした時に、ケンシンの衣服が破れてしまったんですね
なので静流が服を直してあげるという流れになったわけです
まあなんにしても2人がイチャイチャしてることには変わりませんが…そして、この様子を見せられてしまった山田さんはというと

「…」

「ケンさん、服ができるまでこの着物着ててくださいね。これ昔、私が初めて父さん用に作ったんですよぉ〜」

「お、おう」

「…」



「あ〜〜、僕の長半纏もなんだか傷んできたなぁ」

「(ケンシンとイチャイチャしながら)…え?現さん何か言いました?」

「…嘘を言いました」

「またですかぁ〜、困った人ですよねぇ」

「お、おう」

「ハ、ハッハッハッ!」

ああ、自分もかまって欲しくて「あっ僕の服も傷んできてるわ〜(チラッ)これだいぶ傷んできてるわ〜(チラッチラッ)」
露骨にアピールする山田さんですが、「え、何か言いました?」と完全スルーされる哀れな結果に!
や、山田さーん!!山田さんもけっこう静流には気がありそうなのに、静流にはてんでその気がないのか!?
そんなわけで、イチャコラする2人を指をくわえて見るという悲しい夜を過ごした山田さんは、そのまま翌朝を迎えるわけですが…

「ふう、これでよしっと…ケンちゃんの方できたかい?」



うわああああ!なんてことだ、この朝山田さんはケンシンと手分けして大工仕事をしていたわけですが、
ケンシンの仕事が終わったか見に行くとそこにはまたもイチャイチャしている2人の姿が!
ぐおおおお!これはきつい、この山田さんの立場はきつい、まあ落ち着いて考えれば
静流が作った服をケンシンに渡してるだけなんですけど、山田さんとしては
気になる女の子が自分に見向きもせずに他の男とばっか話してるわけなんで、
これは嫉妬の炎がメラメラと燃えてきちゃいますよねー、マジの三角関係じゃないですか!いやあ面白くなってきたな

「あっ…父さん!」

「あ…ケンちゃん、帰ってきたよ陸奥が」

「…!(ニィ)」

って、そんなラブコメムードが3人に広がる中で、とうとう家に戻ってきた陸奥の継承者・真玄!
「ラブコメは許しまへんでー!!」と言わんばかりの登場タイミングですね
実際に今までの空気が一変してしまいます。これまでの生活で穏やかになりつつあったケンシンも、
「オレの獲物がようやく出てきたか」と不敵な笑みを浮かべ、みるみる鬼の表情に変わってしまうことに…

「オレは前田光世の遺志を継ぐ者、ケンシン・マエダ」

「ほう、前田光世ときたか…」

「名を聞こう」

「陸奥真玄。それが名じゃ」

そしてお互いに名前を名乗りあう2人。真玄の方も「前田光世」と聞いて、ケンシンの素性にすぐピンときたようですね
何しろ前田光世といえば超有名な格闘家なので…この名前を知らない人にもグレイシー柔術の開祖と言えば
その凄さが伝わるんじゃないでしょうか。というわけで真玄も「えっあのグレイシー柔術の人?マジすげー」と反応し、
その技を受け継いだケンシンが来たとなれば、自分に挑戦しにきたと察したという…
となれば、あとはもういざ尋常に勝負と行きたいところですが…

「…」

がしかし、真玄の様子をまじまじ見るうちに、さっきまでのギラギラした笑みが消えていぶかしげな表情に変わっていくケンシン。
そう、その心境をたとえるなら「えっ、この真玄ってよくよく見たらただの老いぼれジジイ?」
言いたげで、「オレの想像してた陸奥と違うんだけど…」とギャップを感じているような…

 

(陸奥真玄…か。確かに強そうだ…でもうちの親父と同じくらいの歳か?
 うちじゃとっくに兄に名を譲ってるんだが…)

ああ、そんな真玄のことを「ジジイすぎるでしょ…」と思っていたのは山田さんも同じのようです
不破の一族にも同年代のジジイがいるようですが、もうとっくに若い奴に跡を継がせて引退してるということで
とても現役で戦うような年齢じゃないってことですな…陸奥とほぼ同類の不破がそうなってるんだから、説得力ありすぎてヤバイです

「陸奥真玄…歳はいくつだ」

「五十は去年超えた」

「………静流さん世話になった。帰る」

「え?」

「オレは陸奥を超えたいがために海を渡ったのだ。
 技の衰えた”元”陸奥に勝つことに意味はない」

ああ、そしてついに「こんなジジイに用はない」と失望して背を向けてしまったケンシン!
このケンシンのセリフは、すでに以前のシリーズで断片的に描かれていたものですよね。こういう流れで言うことになったのかー
まあケンシンが帰り支度を始めてしまったのも無理ありません、
ブラジルからはるばる「オレより強いやつに会いに行く」って気持ちで海を渡ってきたのに、
いざ出てきたのはなんかもう現役引退したような老いぼれジジイだったので、
「ふざけんなよブラジル帰ってブランカと戦ったほうがマシ」と思ってしまうのも当然か…(えー

「ケンさん、それは傲りです」

「…」

「傲りです」

 
 

がしかし、自分の父親が「ブランカより弱い」と言われたことが我慢ならない様子の静流!ヒャー怖い
今までずっと笑顔を絶やさなかった静流が、この時ばかりはめっちゃケンシンを睨みつけてますね
考えてみれば、静流は陸奥になりたくてもなれなかった女で、真玄は腐っても陸奥になった男ですからね
静流にとっては自分にできないことを成し遂げた存在、おそらく憧れそのもの…
それをコケにするなんて、誰であろうと絶対許さないということじゃないでしょうか

(そうだ…最初からその顔だったら、オレの身に棲む鬼も牙を向けたろう。
 しかしあなたは笑った…オレはその笑顔を、自らの手で泣き顔にすることが出来ない)

とその時、戦いを避けた本当の理由を心の中で明かしたケンシン。
静流が最初からこういう「テメー陸奥にケンカ売ってんのかコラ、陸奥なめてんのかコラ」という
敵意の目を向けてきたなら、ジジイの真玄をボッコボコにするのもアリだったと思っているみたいですね

しかし、今まであれだけ屈託のない笑顔を見せられたことで、ケンシンもずいぶん静流に惹かれてしまったようです
もし今ここで真玄をボコボコにしたら、静流の笑顔が泣き顔に変わってしまうわけで…
それが嫌だから戦えないってことみたいですね、それだけ本気で静流を好きになってしまったということか

「いや…そうだな、やってもいい。ただし条件がある」

「え?」

「オレが陸奥真玄、あんたに勝ったら…静流さん、あなたをもらう」

って突然のプロポーズキター!!おいいいいいい!!マジかよケンシン!
ついさっき「静流のことが好き」と意識した結果、「あ、そうか好きなら求婚しちゃえばいいじゃん」
一気に発想を転換させる結果に!なんて大胆な!こうなると真玄が瞬殺されて静流はケンシンの嫁になるのが確定に…

「ならその相手、僕が代わりに受けようか」

ってこっちもキター!!うおおお今度は山田さんかよ!
このまま戦えば静流がケンシンの嫁になるというその時、「させるかよ静流さんは渡さねーぞ」
すかさず待ったをかけた山田さん!いやぁ〜ここまで山田さんの嫉妬展開が続いてきただけありますね
普段は飄々としてる山田さんも、あれだけ嫉妬が重なって悶々としてるところに、こんな結婚とかいう爆弾発言を聞かされちゃ
「僕だって静流さんが好きなんだよ!!」って言わずにいられなかったってことでしょうね

「って…あ、あ〜〜、ま、またウソをついてしまいました」

「ウソ…か」



「ハッ…ハッハ」

(こいつ…)

ああ、しかし静流を好きと公言するのが恥ずかしいのか、「あ、いや今の嘘だから、今のなし、ハハッ」と慌ててごまかす山田さん!
おいおい何をみっともないこと言ってんの!好きなら好きでそのまま堂々としてりゃいいだろ!
ケンシンがまさにそういう堂々とした態度を取ってるだけに、余計山田さんの軟弱ぶりが際立ちます
山田さん…告白する時に「恥ずかしいからごまかして逃げ道を作る」っていうのは、
ものすごくかっこ悪く見えるんでほんとやめてくださいよ!

「変わってるなおぬし」

「いや〜褒められるほどでは」

「”できそこない”…か、うちのと同じ…心と心臓、働きは違うがどちらもできそこない…」

「(ピクン)」

 
 

とその時、「いや〜あんた、せっかく強そうなのに逃げ腰なんすね〜、できそこないっすね〜」
山田さんにきつめの言葉をかけ始めた真玄。というか「うちのと同じできそこないだわ」って話を聞いて
一番ダメージ受けてるの静流ですよ!その話やめてやお父ちゃん!

うわぁ、静流めっちゃプルプル震えながら目がうつろになってるじゃないですか
やっぱり静流としては、自分ができそこないってことを相当気にしてるみたいですね
そんなコンプレックスをガッツンガッツンえぐられて精神的ダメージがやばいですよ!誰かこのクソ親父を黙らせてくれー!

「静流さんはできそこないじゃありません」

 
 

キター!!ここで山田さんが真玄を一喝!
さっきまでのヘラヘラ顔はどこへやら、「黙れよこのクソ親父」と大マジな顔で真玄に睨みをきかせる山田さん!
静流をバカにすることは、実の親であろうと許さんということでしょうか、なんだかさっきの静流と似てますね
自分の尊敬する相手好きな相手をバカにされたことで激怒するっていう。ほんとにあんたら似たもの同士やな

そしてそんな山田さんの姿に、「やだ…かっこいい…」と言いたげに静流も目を奪われていますよ
やったぜ山田さん!これまでスルーされ続けてたけどようやく意識してもらえたやんか!

「ふふ、目が本気になった。さっきの言葉、嘘ではないのだろう」

「あ…」

(こ、このじじい、わざと静流さんを貶めて僕を…)

「マエダよ、確かにわしは老いた。妻を亡くしたばかりで気力もない。
 そんなわしとやっても満足せぬだろう…不破のできそこない、お主にゲタを預ける」

がしかし、さっきの一言は山田さんの反応を見るための真玄の演技!
まんまと山田さんはそれに乗せられてしまい、静流が好きだという本心を見せてしまったんですな
まあしかしこれで良かったと思います、そんなわけでケンシンと山田さん、どちらが静流を嫁にするか
世紀の一戦がいよいよ行われることに…

ゴォッ!!

「組み技じゃない…!?打撃!?」

って、そんな2人の果たし合いが始まったその時、いきなり猛烈な打撃技で主導権を握りに行くケンシン!
これには山田さんや、観戦している静流も面食らってしまいます。なにしろ今までケンシンは組み技しか使ってませんでしたからね
ただし、ケンシンが打撃でも超一流なのは九十九と戦ったあの戦いでも描かれていたので…
今までは単に使う必要がなかったからあえて使ってなかったんでしょうね、組み技だけでも敵なしなくらい強いわけだしな

ゴオオ!!

(うわっ…!迅…!)

さあそして、単なる打撃だけでなく、そこから流れるような組み技、さらに頭突きのようなラフプレーまで
お構いなしに繰り出してくるケンシン!全ての攻撃に迷いがなく、全ての攻撃が繋がっているという怒涛のようなラッシュです
その激しい攻撃に、山田さんはなかなか反撃の糸口がつかめず、防戦一方となっていましたが…



(虎砲!!)

「(ゾク…)なんだ!?」

おっとここで来ました虎砲!ケンシンの攻撃の合間に滑りこませるように拳を忍ばせた山田さん!
虎砲っていうのは、相手の腹に拳を添えた状態から一撃必殺の超破壊力パンチを繰り出す技ですね
決まれば相手の肋骨がバッキバキに折れて腹が陥没するほどの破壊力があり、
一発で試合を終わらせるぐらいの凄まじい威力があります。ただしこの技の欠点は…

ゴアッ!!

「えっ…」

(今の虎砲…体が崩れすぎとったわ。
 しかもマエダは、あの刹那に体をずらしてそのまま投げに入った…!)

そう、この技の欠点は、強敵相手だと避けられちゃってまず当たらないってことですね(えー
なにしろ一発でも入れば試合が終わるぐらいの超絶パンチなので、「おっとあぶねー」と間一髪相手が避けてしまうのが
お決まりの技となっております。まあ要するにかませ技ってことなんですけどね(えー
いやぁ直撃さえすればほんと強い技なんだけどな…本人に負担もないから気軽に出せるし威力はすごいし…



ヴァ!!

とその時、虎砲を避けながらの投げに入ったケンシンでしたが、そんな投げを超高速の脱衣でかわしてのける山田さん!
これは山田さんオリジナル技の脱皮ですね。ものっそい速さで服を脱ぐというギャグみたいな技ですが
天下無双の投げ技を持つケンシンからもこうして逃れられるとは、なにげにすげぇ回避力だな

「へへ…帯がゆるかったかな?体が勝手に抜けちゃったよ」

「ワザとだろう」

「どうかな…ま、いつもならここで完全に逃げ出してる。
 でも…僕にも不破の血が流れてるのが分かった。ケンちゃん怖えわ」



「そうか…オレも少し、あんたが怖くなってきた」

おお、そんな激闘のさなか、ケンシンに対する恐怖と歓喜を感じ始めた山田さん!
そしてそれはケンシンも同じのようです、これこそが鬼同士の戦い!
相手の強さを恐ろしいと思いつつも、それほど強い相手と戦えるのが嬉しいとも感じてしまう修羅の性質です

やっぱり第弐門で山田さんの言っていた、「恐怖と歓喜を感じたのは今まで一度だけ」というのは
このケンシンとの戦いのことを言っていたんですね
そうだったらいいなと前回の感想で書いたわけですが、それが実現して俺もちょっと熱くなってきましたよ

(まったくねぇ…”負けたくない”って思いは、こんな感じかぁ…!)

いつもならとっくに逃げているはずの山田さんですが、それがこうして修羅の領域に踏み込んでまで戦っているのは
「負けたくない」という思いに突き動かされているからでした。
いやぁこの言葉は、今までのシリーズで九十九が繰り返し口にしていた言葉ですよね

その気持ちが誰よりも強いから、九十九は修羅の領域で戦えるしさらにそれを超えたりもできるという。
山田さんにもその気持ちが、この戦いにだけは芽生えているということか。
本当に今シリーズは過去の作品の伏線がこれでもかと活かされてて
これまでの話を読んでてよかったって思うなぁ

ヴァ!!

(マエダが仕掛けた…しかし)

「当たらない…!」



とその時、戦いを再開した2人ですが、みるみる動きが冴え渡りケンシンの攻撃を紙一重で避け続ける山田さん!
おお、さっきまで圧倒されていたケンシンの攻撃をこうも華麗にかわすとは、修羅が目覚め始めたことで
いよいよ山田さんの真価が発揮され始めたんでしょうか、さらに…

ドォッ!!

「ぐはっ…!」

「あのできそこないの身体能力と技…
 それだけならおそらく、不破でも百年に一人…!」

ただ避けているだけでなく、驚異的な動きで次々とケンシンに攻撃を当てていく山田さん!
真玄いわく、山田さんは「心に鬼がいない」からできそこないなだけで、
技や身体能力だけを見るなら百年に一人の天才ってぐらいメチャクチャ強いみたいですね



なんていうか、修羅の門のシリーズだと「心に鬼がいないキャラ」って別に弱いわけじゃなくて
むしろ基本能力だけなら鬼がいるキャラより強いってことが多いですよね
山田さんもそうだし、九十九の兄貴の冬弥なんかもそうだし、あと最たる例はイグナシオですかね
イグナシオは心に鬼がいない代わりに、基本能力だけなら完全にぶっちぎりのデタラメ最強キャラですからね

じゃあ逆に、「心に鬼がいるキャラ」は何が強いのかっていうと、ここぞという時の爆発力が凄いわけですね
ワンチャンスを掴んだら一気にそこで相手をオーバーキルして試合を終わらせるという、
相手を殺すことにためらいがないからとことんやってしまうわけです、いやーこう書くと主人公の性質とは思えねえな…(えー

「ハァ…ハァ…!」

「それでも、あそこで止まる…か」

(できそこないはできそこない…か…)

「フゥ…」

「ですねぇ、ケンさんに息つかせちゃいました。
 逆にケンさんだったら、もう1つ2つ危ない技を畳み掛けてましたよ」

って、華麗な技でケンシンを攻め立てる山田さんでしたが、完全には決め切れずに仕切り直すことになってしまいました
やはりそこが、心に鬼がいる者との違いというか…
鬼がいる者ならここで何が何でも相手を潰して勝っていたというのが、真玄や静流の弁ですね

思うに、山田さんの特徴はたぶん技が綺麗すぎるっていうやつじゃないでしょうか
たとえばスポーツとしての格闘技で、当てたり避けたりのポイントを競うなら山田さんが最強なんだろうけど
なんでもありの殺し合いで相手を潰したほうが勝ちってなると、
もっとえげつない戦い方で貪欲に勝ちに行くことも重要になるっていう…



それにしても静流のやつ、今の状況ってそのへんのヒロインだったら
「やめて2人とも!私のために争うことなんてないのよ!」とか泣き出しそうなもんですが
めっちゃワクワクした顔で「あっ、そこはもっと危ない技で畳み掛けなきゃ〜!」って
どんな思考してんねん!お前マジモンの修羅やな!さすが心に鬼を飼ってる女なだけあります
こいつを嫁にして暮らしていくのもかなり大変そうやな…命がいくつあっても足りないぜ

(甘いなウッちゃん…やっぱりお前は鬼じゃない!!)

とその時、山田さんの詰めの甘さを心の中で指摘するケンシンでしたが…
それより何より「ウッちゃん」って!ついにケンシンも山田さんをそう呼ぶようになったのか!
これまで「僕のことはウッちゃんと呼んでくれ」と言われながらも、一回もそれに応えることのなかったケンシンでしたが…
長い間山田さんと一緒に過ごすうちに、とうとうケンシンの中にも友情が芽生えていたんですね

個人的に、静流への愛情よりも山田さんへの友情のほうが感慨深いなぁ
お互い憎み合って戦うわけじゃなくて、奇妙な友情で結ばれた者同士が笑みを浮かべながら拳を交わすっていうのが、
まるで一種のコミュニケーションのようというか、あの鬼のような男だったケンシンが「ウッちゃん」と呼ぶほど
心を許してるっていうのが、なんかこうジーンときますよね。今のケンシンのウッちゃんへの心境をたとえるなら

き…きさまといた数ヶ月…
わ…わるく…なかったぜ…

(C)鳥山明/集英社

 

といったところでしょうか(えー

「ぬあああ!!」

ゴォッ!!

「ぐはっ…!」

ドゴォッ!!

さあそんな中で、山田さんの蹴りをあえて食らいながらも強引にマウントポジションへ持っていくケンシン!
華麗に避けながら戦う山田さんとは正反対の泥臭い戦術、しかしこれこそがさっき言っていたえげつない貪欲な攻め方であり、
一度有利を取ったらケンシンの殺人パンチが止まることはありません



(やはり…マエダは止まらない…!こやつ…わしより強いかもしれん…)

君が泣くまで殴るのをやめない!!というケンシンの容赦ないパンチ地獄を見て、
「やっべこいつワシより強いかも…」と冷や汗を流す真玄。
もしさっきケンシンの挑戦を受けていたら自分がこうなっていたので内心めっちゃビビってることでしょう

「ぐっ…!」

ザッ!

「逃げるのは本当に上手いな…」

「まったくだ…けど、やっぱり不破の血は…思っていたより濃い…」

「本気でやってもいいか?」「(ニィ)」

って、ケンシンのパンチ連打でKO寸前となった山田さんですが、これだけボロボロにされてなお
笑みを浮かべて「今から本気出す」との発言が!おお…こういう瀕死状態でようやくエンジンがかかってくるところって
息子の九十九にそっくりやな!あいつも毎回死ぬんじゃないかってダメージ受けてからが本番だからなー

いやーほんと、あらゆる場面が今までのシリーズを想起させるような話になってて、
修羅の門シリーズの総決算って感じですよね今作は。読んでて本当に面白いです

果たして本気を出した山田さんは何をする気なのか。まず考えられそうなのはやっぱり無空波を出すってことかなー
陸奥にしろ不破にしろ、奥義といえば無空波ですからね。それで勝負に出るのが一番最初に頭に浮かびました

もしくは不破の奥義の神威を出すっていうのもありそうですよね。山田さんが今回「不破の血は思ったより濃い」と言っているので
それに応じて神威を出すのもありそうな展開です。ただ神威はいつか陸奥を倒すための不破の秘密兵器なはずなので、
陸奥がめっちゃ見てる前でただの他人に神威使っちゃっていいのかって気はしますけどね

あとは山田さん独自の技の引っ掛け蹴りかなあ。修羅の門・第弐門の最終決戦で、重要な役目を果たしたあの技ですよ
山田さんの技と言えばあの蹴りというイメージが強いので、今回もどこかで使ってきそうという気はしますよね
ただ、あの蹴りを必殺技にまで昇華できるのは九十九だけなので、山田さんの蹴りではケンシンを倒すことはできないはず…
なので使うとしたら決め技じゃなくて繋ぎ技、引っ掛け蹴りでスキを作りつつ、無空波や神威に繋げるっていうのが
ちょっと可能性ありそうかなと思ってます

次回どっちが勝つかも注目したいところですよねー、ただどっちが勝つにしても
明らかに勝敗がつくことはないと思うんですよ
なぜなら明確にケンシンが勝った場合、静流はケンシンの嫁になってしまうので
その展開はありえないことが以前のシリーズで分かっているわけです

じゃあ山田さんが勝った場合はどうかというと、そうなったらケンシンが新たな陸奥を待つ必要がなくなっちゃいますよね
自分と本当の意味で互角に戦える相手が欲しいから、ケンシンはこの後九十九が生まれて育つのをずっと待ち続けるわけで。
だから山田さんが綺麗に勝つってことも多分ないと思う。たぶん2人の決着の瞬間に何かが起こるんでしょうね

ありそうな展開としては静流の心臓発作とか?決着の瞬間に静流が発作起こして倒れちゃって、
山田さんはそれを見て止まるけどケンシンは止まらないとかいうのがありそうな気がする
今回の話でも、戦いの最中に「止まってしまう山田さん」と「止まらないケンシン」は描かれていたので、
最後もそうなって不本意な形でケンシンの勝利ってことになりそうかなと。

で、ケンシンはいちおう勝ちはするけど、静流の身を案じた山田さんに後は任せて、自分は新たな陸奥が生まれるのを待つとか
そういう展開になりそうかなあ。ここまで全部ただの妄想ですけど(えー
でもこうやって予想するのも楽しいですよね、それだけこの話が良く出来てるってことなんで
次の最終回でうまく畳むことができたら、修羅の門シリーズで最高の面白さになりそうです。次回に続く!

(C)川原正敏/講談社


12月6日

・バトスピは新春スペシャルで7年の時を経てバシンが帰ってきますよ!ご存知ですか?
 カードもおそらくソウルコア対応のリバイバルバージョンでの活躍を期待しています。 

・来年一発目の烈火魂に初代主人公のトッパ出演が決まりましたね、おそらく大志さんご存じかと思いますが。

・烈火魂の新春スペシャル放送が決定して馬神トッパがゲスト出演するそうです。
 初代のカードを現在のソウルコア環境にリメイクしてパワーアップさせた龍皇再誕の販促のための企画でしょう。
 幸村たちとどう絡むか楽しみですね。



そうなんですよね、ちょっと前にバトスピ公式で発表されたニュースなんですが
アニメに初代主人公のバシンが出演するということが決まっているようで…
さすが蘭丸に同じ声優を使っているだけありますね、あれもバシンが出演するための布石だったんだろうか

ちなみにバシンが使っていた龍皇ジークフリードなどのカードは、今の環境だとあんま強くないわけですが、
それを今でも通用する性能にリバイバルした”龍皇再誕”というブースターパックが発売するようですね
つまりバシンが今度のアニメで使うのは新発売のジークフリードということで、
バトスピのアニメでは新発売のカードがめっちゃ優遇されますから、それはもう存分に暴れまわってくれるでしょう



アニメ感想:バトルスピリッツ烈火魂(バーニングソウル) 第35話「白の影武者!」

《さあさあここからの個人戦は、対戦カードをコンピュータが抽選で決めていく!
 
誰と誰が戦うかは神のみぞ知る!それでは第一試合に登場するバトラーは…》

さて今回のバトスピですが、いよいよここからは決勝トーナメント個人戦が始まります
しかし「トーナメント」とは言っても、トーナメント表でバーンと全部の組み合わせを最初に見せるんじゃなくて、
1戦1戦バトル直前に組み合わせを発表するって方式なんですね

ふむ…つまり前回言ってた、15人のうち1人はシード枠にしないといけないって点については、
現時点じゃ誰がシードなのか分からないってわけか。一回戦が全部終わった時点で、1人余った奴がシードになると…
しかし待てよ…お市はこのシード枠に大六天魔王や赤井長頼が入ったら困ると言っていましたよね
こいつらは今まで一回もバトルをしてないから、シード枠ですんなりこれ以上勝ち進まれるのはまずいと…

そのことから予想するに、多分お市は最後に余った1人をシード枠にするんじゃなくて、
新たに呼び寄せた16人目のバトラーと戦わせるって流れになるんじゃないかなあ
その16人目のバトラーこそがバシンって展開になったら面白いと思うんですよ

何しろバシンの口癖って「正面突破で天下トータル!!」だったわけだし
今やってるこの大会ってバトスピの天下を決めるトーナメントなんだから
まさに天下を目指すバトラーとして、お市がバシンを呼ぶ展開はアリなんじゃないか?
まあバシンは「正月1発目の新春スペシャルにしか登場しない」ってことだから、つまり1話きりの登場なんで
仮にトーナメントに出てきても1戦目ですぐ負けそうだけどな…(えー

《小白川景虎vs炎利家に決定だぁーっ!!》

「小白川景虎…!?」

「白銀謙信の懐刀…白の影武者でごじゃるな。謙信にもひけを取らぬ戦略家…
 いかに利家といえど、油断はできぬでごじゃるよ」

さて、ともかく個人戦の第一試合なわけですが、そこに登場したのは利家と景虎という男でした
この景虎、今まで謙信チームの一員として勝ち上がってきたキャラで、謙信に心酔している忠実な部下って感じの奴ですね
あと見た目的に、最初見た時は可愛い女の子かと思ったんですが、男だったのでとても残念です(えー



「天下を取るに相応しいのは、我らが謙信様ただ一人!
 頂点に立つのは、全てのバトラーの手本となるべき存在…
 残念だが、君はその器ではない!」

「おもしれえ…後悔させてやるぜ!マジック”火炎之咆哮”!
 ディフェンザードとシロガネドラゴンには消えてもらうぜ!」

「今だ…!”影武者”発揮!”影武者”は、ソウルコアの置かれたスピリットが
 相手の効果の対象になった時に、召喚が可能となる!」

「なに!?」

「出でよ僕のキースピリット!機巧武者ユキグレ!!」

おっと、そしてバトルが始まって間もなく、得意の火炎之咆哮を使って景虎のスピリットを始末しようとする利家でしたが…
しかし、その攻撃を”影武者”という効果で防いでしまう景虎!今まで聞いたことない効果ですが、
つい最近になって実装された効果でしょうか?どうも狙われた味方の身代わりになるってことのようですが…
そして、その効果を持っているのが景虎のキースピリットのようですね。謙信の影武者をやっている景虎らしいカードってことか

「お前のマジックの効果はこのユキグレがすべて受ける!
 だがユキグレのBPは12000…火炎之咆哮では破壊できない!」

「ちっ…!」

「こちらにはまだ3体のブロッカーが残っているぞ?どうする炎利家」

「…ターンエンドだ」

「ふふ…では一気に行くぞ!シロガネドラゴンでアタック!」

「オードランでブロック!」

ボッガアアアン!!(オードランを破壊)

「ムシャリザードでアタック!」

「ライフで受ける!」

バッキイイイン!!(利家:残りライフ2)

「さらに機巧武者ユキグレでアタック!」

「ちっ…ライフで受ける!」

バッキイイイン!!(利家:残りライフ1)

「ぐああああーっ!!」

「ターンエンド…立ちはだかる敵は誰であろうと、謙信様に代わってこの影が倒す!」

おお、そして利家の火炎之咆哮を防いだ後は、一気に猛攻を仕掛けて利家を追い詰めていく景虎!
気がついたらもう残りライフ1ですよ、ここまでのバトルは完全に景虎のペースって感じですね
てっきり謙信のオマケ程度の存在かと思いきや、ここまで利家を圧倒するとはやるじゃないですか



「謙信様は僕の光…!僕はそのまばゆい光に憧れ、自ら影となった!
 謙信様を倒して名を上げようとする愚か者どもに対し、僕は自ら盾となり、
 影となって戦ってきたんだ!すべては謙信様のために!」

「…なるほどなぁ…白の影武者ってのはそういうことか…
 これでハッキリ分かったぜ景虎…」

「む?」

「テメエは俺の敵じゃねえ」

「なに!?」

ってなんと!?しかしこの状況で、逆にこの勝負もらったと言わんばかりに勝ち誇る利家!
どうも景虎の身の上話を聞いたのが原因のようですが…多分これはあれですね
「謙信様は僕の憧れ!僕は謙信様の影になった!」って言ってることから、利家の言いたいことは

「俺が目指すは頂点だ…
 NO.2で居続けることに必死な奴が、
 俺の相手になるわけがない」


「何だとっ…!」



「何もかも狭いんだ…お前は
 志も…バトルの世界も」
 

(C)附田祐斗・佐伯俊/集英社

 

ってところじゃないでしょうかね(えー

「これからそいつを証明してやるぜ!来い、怒れる百獣の王!
 灼熱の猛き獅子よ!召喚!戦国六武将レオンランサー!!」

「くっ!?」

「バトスピってのはな…誰のためでもねえ、自分のために戦うもんだ!
 他人のために戦ってるテメェに、俺の魂の炎が消せるかよ!!
 おおおおお!!ソウルドライブ発揮!!」

チュドドドドドド!!(景虎のスピリットをすべて破壊)

「あぁ…!僕のスピリット達が!?」

「これで終わりだ景虎ぁぁーーっ!!」

バキバキバッキイイイン!!(景虎:ライフ0で敗北)

「うわああああーーっ!!」

「自分のために戦わねえテメェは、戦う前から負けてんだよ…
 俺に勝とうなんざ100年早えぜ」

ああ、そしてレオンランサーを召喚したかと思いきや、ソウルドライブからの全滅コンボで
一気に逆転勝ちを収めてしまった利家!相変わらずソウルドライブは強いなほんと…
というか以前の利家があれだけ愛用していたセンゴクタイガーが、レオンランサーを手に入れてからは
まったく使われなくなったんですが、いくらなんでも可哀想すぎやしませんか!?

前はあれだけ「俺のキースピリット・センゴクタイガー!!」って言ってたのに、戦国六武将を手に入れたら
「やっべ戦国六武将強すぎるわ〜センゴクタイガーとかいらねえわ〜」みたいになるとは
さすがにセンゴクタイガーが不憫だと思うんだけど…ちょっとくらい使ってやれよ利家

《2回戦第1試合の勝者は炎利家!さあ、そして続く第2試合のカードは…》

《赤井長頼vs宝緑院兼続の対戦だぁーっ!!》

「よ、よーし…!俺もトシさんに続くぜ!兼続!俺をなめると痛い目見るぜ!」

おお、そして次の試合ですが、ここでなんと今まで大会の実績ゼロの赤井長頼が登場!
それと戦うのは兼続ですか…まあ順当に行けば兼続の勝利は間違いないでしょうけど、
これまで兼続のバトルはずっとカットされ続けてましたからね。さすがにこの個人戦はじっくり描写するだろうし
長頼もそれなりに善戦するんじゃないでしょうか

「ソウルバースト発動!!我が愛の前に砕け散れぇぇぇぇ!!」

バキバキバッキイイイン!!(長頼:ライフ0で敗北)

「んごあああああああーーっ!!」

《ああっとぉー!予選から1度も戦わずにここまで来た長頼の運も
 ここまでだったかぁー!!》

ってまた全カットされとるー!!(泣)
ちょ、ちょっと待てこらー!!今回もまた兼続のバトル描写は全てすっ飛ばされて結果だけを表示!?
またか!?またなのか!?個人戦でも兼続のバトルは飛ばされる運命なのか!?
いやいやちょっとさすがに酷くないすか、一応メインキャラの一員なのに全国大会の大一番でもこの扱いって…

それと「ソウルバースト発動!」って、いつものソウルバーストで勝負がついたわけですが、
兼続のソウルバーストって蘭丸からもらったカードでしたよね
お前いつまで蘭丸からもらったカードで戦う気なの?
「そんなカード使ってて僕に勝てるわけないでしょ」ってあんだけコケにされたのに、
いまだに使い続けてるのかよ!さすがに兼続のデッキをそろそろ新調してやってほしいんだが…

《それでは次の第3試合は、果たして誰と誰だ!?》

《藤白景勝vs群青早雲!この2人の対決に決定だぁーっ!!》

(利家や兼続に後れを取ってなるものか…!)

(景虎が負けた以上、この私までもが負けるわけにはいかない…!)

おお、そして次のバトルには我らの早雲ちゃんが登場!
その相手となるのは藤白景勝、こいつも謙信のお付きをやっているキャラクターですね
しかしこれは早雲ちゃん的に当たりを引いたんじゃないでしょうか(えー

正直言って、残っているバトラーのことを考えるとこいつが一番弱そうというか
さっきの景虎も奮闘はしたものの結局のところ噛ませだったので、この景勝もそうなる可能性は高いと思いますね
まあ、できることなら早雲ちゃんを苦戦させて久々の「くっ…!」を聞きたいところですが…

「ソウルバースト発動!!自分は海!
 すべてを飲み込む果てしなき海だ!!」

バキバキバッキイイイン!!(景勝:ライフ0で敗北)

「なっ…なんということだ!?ぐああああーーっ!!」

って結局また全カットじゃねーか!!
おいいいいい!!早雲ちゃんのバトルもこんなんで終わりかあああああ!!
勝ったはいいけど結局今回も描写ゼロじゃねーか!兼続と早雲ちゃんはもうこんな扱いでしかないのか!?
せっかくライバルキャラとして序盤でのキャラ立てに成功したのに、中盤〜終盤にかけて扱いが雑になっていくのは悲しいなあ

それと負けた景勝が使っていたカードなんですが、ノーザンベアードやストライクヴルム・レオ、それにイグアバギーなんかも
姿がチラチラ見えたので、つまりこいつの使ってたデッキはバローネ様のデッキですよね

↓ストライクヴルムレオ

↓ノーザンベアード

しかもストライクヴルムレオってことは12宮Xレアを使ってるってことですよ、ほんと12宮Xレアを使う脇役多いなこのアニメ
ここまで毎回のように出すってことは、何かの販促を兼ねてるってことなんでしょうかね?次回に続く!

(C)BNP/BANDAI, NAS, TV TOKYO


12月2日

サンデー感想:MAJOR 2nd 第34話「初心者バッテリー」



(言葉は交わさなかった。何か言いたかったけど照れくさかった…
 光も多分そうだったんだろう)

さて前回、光さんがマウンドに上がるのと同時に、キャッチャー役を申し出た大吾ですが…
今回はというと、そのまま黙々とキャッチャーの守備につき、いよいよ光さんとのバッテリーが結成されようとしていました
もはやその結成自体が2人にとって特別なためか、特に何も喋ることなくプレーを始めようとしていますね
そしていよいよ、光さんの全力投球が大吾に向かって放たれるわけですが…

(ずっとモヤモヤとふさいでた…自分でも気づかなかった…
 新しい学校や群馬が憂鬱だったんじゃない…僕は…
 野球がしたかったんだ!!)

ズッバアアアアン!!

「スットライーク!!」

「は…はええ!速すぎるって!!」

万感の思いを込めて放たれた光さんの豪速球、そしてそれを見事に受け止める大吾!
しかしそれはいいんですが、「ずっとモヤモヤとふさいでた…新しい学校が憂鬱だったんじゃない…僕は…」に続くセリフ、
てっきり「大吾くんが好きだったんだ!!」とか
言い出すんじゃないかと思ったのは俺だけでしょうか(えー
いやだって光さんがさっきから、すげえ頬を染めながら大吾のこと見てるからさー



さっき貼った画像もそうでしたが、これやばくないすか?光さん大吾のことを性的な目で見てないすか?(えー
それとこの「それだけで十分だった…」のコマも見てくださいよ、
なんていうか明らかに2人だけの世界って感じになってませんか!?お前らマジでホモすぎんよー!!

「タ、タイム!」

「え?」

「おい、ゆっくり振りかぶって投げるな!セットで投げろ、ホームスチールされるぞ!」

「…?セット?セットってなんですか?チャーハンとか…」

「マ…マジかお前〜!!」

って、そのとき2人の世界を壊すようにしてタイムを取った田代!いいタイミングなのか悪いタイミングなのか
ともかく、思いっきりワインドアップで投げていた光さんに対して、ランナーがいるからセットポジションで投げろと言いますが…
しかしド素人の光さんは、セットのことをチャーハンセットか何かだと思っていました。ぐわあああ!

そういえば光さんは野球経験ほとんどゼロだったんやな…セットポジションなんて習得してるはずもないか
それでもなんとか「あっ、そういえば本で読んだことあるかも」ぐらいにはセットのことを理解した光さん。
実際にそれで投げてみようとさっそく試してみますが…

(えっと、確かこれでよかったはず…)

バシッ

「ボール!」

「とりあえずボークは大丈夫みたいですね…」

バシッ

「ボールツー!」

「…(冷や汗)」



「でも明らかにぎこちないし、制球も球速も落ちましたね…」

「…」

(まずいな…やっぱりセットには慣れてないじゃん…!)

あああ、しかしセットポジションで投げてみたものの、まったくコントロールが定まらずにストライクが入らない光さん!
さらに球のスピードまで格段に落ちてしまっているようで、これではセットで投げても意味がありません
光さんも慣れない投球で動揺しちゃってるし、こんなセットにこだわる必要ないっすよ!
ワインドアップでええやんか!たとえば振りかぶってもモーションを早くするとかさ…
これじゃセットで投げる方がよっぽどヘマしそうで恐いんですが…

「ああっ!!」



って言ってるそばからーー!!
やらかしたー!!あああ、やはりセットではまともに投げられない光さんはここで痛恨のワイルドピッチ!
大吾もボールを後ろに逸らしてしまい、それを見て三塁ランナーが猛然と突っ込んできてしまいます
これならホームスチールの方がまだマシだったじゃねーか!!
セットポジションなんかいらんかったんや!!田代のやつ余計なことを言いやがって…

うーん、せっかく光さんと大吾の夢のバッテリーが結成されたというのに、
よかったのは最初の一球だけで、あとは全部ボロボロっていうのは悲しいですね
それもこれもセットポジションで投げたせいなんですけど。
せめて最初の1人くらいは、ワインドアップで気持ちよく三振に取って欲しかったなぁ

なにしろ今はまだノーアウトなんで、1人くらい三振に取るサービスがあってもいいと思うんですよ
セットポジションがどうとか言うのは2人目以降にしてさ…
いくらなんでも、ピッチャー交代してすぐに、これだけストライクが入らなくてボール球を連発するとか、
これじゃあ交代する前に投げてた松原となんにも変わらないじゃないですか!
なんのために光さんが出てきたんだよ!結局ボール球しか投げないんじゃ同じじゃないかよ!

なんともガッカリな展開になってしまったわけですが…この試合、ここから持ち直すことはできるんでしょうか。次回に続く!

(C)満田拓也/小学館


12月1日

ジャンプ感想:ワールドトリガー 第95話「鈴鳴第一」



さて今回のワールドトリガーですが、なんと冒頭の場面では
村上が大粒の涙を流してむせび泣いているシーンで始まります
一体なにがあったんだ村上!?誰がこんなひどいことを!?はっ…もしかしてこれって
「村上は荒船さんの彼女を寝取ったひどい奴」
「あとこなみ先輩のことも寝取った」
「村上の野郎泣かす!ぜってー泣かす!」ということを
書き続けてきた俺のせいでこんなことに!?すべては俺のせい!?(えー

い、いや待ってくれ村上、泣かすというのは言葉のアヤというか、本当に泣かしたくて書いたわけじゃないというか
正直すまんかった…(えー  元気だそうぜ村上…寝取り疑惑とかあんなん嘘だから…

「うわっ!?鋼、どうしたの!?」

「なんか分かんないけど…荒船くんが急にアタッカー辞めちゃったんだって」

と、そんな村上が泣いていた理由がここで明らかに。どうやらこれは数ヶ月前の場面のようで、
荒船さんがちょうどアタッカーを辞めてしまった時期みたいですね
それまでずっとアタッカー一本でやってきた荒船さんですが…村上が同じアタッカーを始めてグングン追い抜いていった途端、
「あーなんかやる気なくしたわー」とばかりにスナイパーに転向してしまったという…

「別に鋼が理由って決まったわけじゃ…」

「昔からこうなんです…みんなから色々教えてもらって、オレが楽しくなってくると
 だんだん最初からいた人間はいなくなってく…グループの場が壊れるんです…
 今回だってオレは、荒船がまとめたアタッカーの理論を教わっただけ…
 本当はやるべき苦労を何もやってない…オレはサイドエフェクトで、みんなの努力を盗んでるだけなんだ…」

しかし村上が気にしているのは、荒船さん以外にも今まで多くの友達が
自分からどんどん離れていってしまった過去があったからのようですね
村上はアヌビス神のスタンド能力を持っているために、他人とは比べ物にならんほど物覚えが早いわけですが
しかしその結果、何をやっても他の友達をみるみる追い抜いてしまい、「村上がいるとつまんねーよ」
友達からどんどん避けられるようになってしまったという…

うーん確かにそれはあるかもしれないな…自分が先にやってたジャンルで、後から始めた友達に追い越されるのって
結構ショックだったりするからなー。アヌビス神の能力も友達作りには向いてなかったってことか…(えー
そんなわけで、やはり荒船さんも村上に追い抜かれたのが嫌でアタッカー引退を…

「それはあの馬鹿の考えすぎですね」



「もともと8000点取れたらアタッカーを辞めるつもりだったんですよ」

ってアレー!?しかし荒船さんに話を聞いたところ、「は?別に村上とか関係ないんで」
実にあっさりした答えが返ってきました。なんでも8000点取るのが目標だったってことですが…
どうやらボーダーでは、8000点以上取った隊員のことを「マスタークラス」と呼ぶようで
それが達成できたらいいやっていうのが荒船さんの考えだったようですね。そういうの分かる気がするわ
俺も色んなゲームやってる時に、「とりあえずここまで行けたらいいや」ってそれなりに高い目標を達成できたら満足だからなー

「俺の理論で8000点まで来れることは証明できたし、次はスナイパーで8000点狙うつもりなんです。
 その次はガンナーで8000点取って、パーフェクトオールラウンダーを目指します。
 鋼とは方向性が違います」

そんな荒船さんの次なる目標とは、スナイパーでもマスタークラスになって、さらに次はガンナーでもマスタークラスになること…
ははあこれってつまり、スプラトゥーンでいうところのローラー・チャージャー・シューター全部極めたいって
ことですよね。いるいるそういう人。まんべんなく色んな武器を使いこなしたいっていう人いるわー

ちなみに俺はというと、その点については荒船さんとまったく逆ですね。
好きなもの1つだけに絞ってとことん偏ったプレイをするタイプなんで、
色んなもの全部極めたいって気持ちは全然ないですねー、とことん1つに絞りたいっていう。



たとえば俺のスプラトゥーンのプレイ状況がこれ。数十種類の武器がある中で
わかばシューター1つだけを使いまくって999999ポイントのカンスト状態になってます。
で、さすがにカンストしたから次に使い始めたのが、2番目のスプラシューターコラボ。
これも絞ってプレイしてるんで、795582ポイントと他を大きく引き離してますよね

ちなみにこの画像に写ってる武器は全部シューターなんで、ローラーとかチャージャーはこれよりさらに使ってません
調べてみたら、ローラーで一番使ってるのはスプラローラーコラボの17887ポイント、
チャージャーで一番使ってるのはなんと何もなくて全部0ポイントでした

いやー偏ってますね…シューターが99万、ローラーが1万ちょっと、チャージャーが0ですか
荒船さんは多分、「3種どれも80万以上取りたい」ぐらいの気持ちなんやろな…俺なら絶対やらないわ…(えー

「じゃあ…それを鋼にも言ってやってもらえないかな?」

「え?」



《おいコラ鋼、強くなった自分に酔ってるらしいな。
 俺一人に勝った程度で何様だお前は。他人の能力を盗んでるだあ?
 俺の教え方が上手いんだよ!うぬぼれんな!そういう調子こいたセリフは、
 太刀川さんや風間さんやカゲに勝ち越してから言え!》

「…」

その後は、落ち込みモードの村上にハッパをかけるために、あえて口の悪いビデオレターを送りつけた荒船さん。
「調子こいたセリフは、太刀川さんや風間さんやカゲに勝ち越してから言え!」って言ってますが、
村上は今アタッカー4位のはずなんで、どうやらこの3人が村上より強い最上位アタッカーってことみたいですね

というか太刀川さんや風間さんって、サイドエフェクトとか特になんも持ってないと思うんですが
アヌビス神のサイドエフェクトがある村上にどうやって勝ってるんだこの人達は…まったくバケモンだな



「鋼は鋼なりのやり方で強くなってもいいんだよ、ネイバーと戦う時は味方同士なんだから
 きっとみんな『鋼が強くてよかった』って言うと思うよ」

そして最後に、村上を立ち直らせるための優しい言葉をかける来馬先輩。
というかこれほどまでに優しさに溢れたセリフそうそうないと思う
「きっとみんな鋼が強くてよかったって言うと思うよ」とか何この優しさ!?疲れ切った心にめちゃめちゃ染み入る癒しワードやん!

この来馬先輩、マジで相当に人間ができてるようで、さっき荒船さんに話を聞きに行ったのもこの人なんですよ
それも雨の中をわざわざこうして自転車で向かったっていうね



俺だったら「あぁ、雨降ってるから明日にすっか」とか考えるところですが
落ち込んでる村上を「今すぐ元気づけてあげたい」って気持ちで、雨の中飛び出していったってことでしょうね

他の場面を見ていても、来間先輩はまるで優しさがそのまま形になったような人というか、
正直この漫画で一番優しいキャラが来間先輩だと思う。とびっきりの善人ですよ

「さあ最終確認するよ。ステージは河川敷、川を使って出来るだけ他の部隊を分断する。
 移動中は村上先輩と空閑くんに注意ね」

さて、そんな村上の回想シーンも終わって、いよいよB級ランク戦本番の日がやってまいりました。
今回の戦いは、オサム達の玉狛第二、村上達の鈴鳴第一、そして女の子チームの那須隊が入り乱れる三つ巴バトルですね
そしてこのシーンは、本番前の最終確認をしている那須隊の場面です
しかし那須隊と言えば、「どうなるか分からない」と言われていた茜という子の不安要素があったはずですが…

「まずは3人合流して…集合場所は覚えてる?茜」

「はい!村上先輩がいない側の土手です!」



ってあれぇ!?これがその茜!?なにお前普通に元気にしてんじゃん!
あれだけ不安がられてたから、こいつはまともに戦えないほどのひどい状態にでもなってるのかと思いましたが、
別にそんなこともなくニコニコとバトルに参加してますね
それともこれは精神がメチャメチャになった結果の壊れた笑顔なんだろうか(えー
そう考えると、このあっけらかんとした笑顔が逆に怖いんだが…一体こいつに何があったというんだろう、まったく恐ろしいぜ

《B級ランク戦、昼の部が間もなく始まります。実況担当は風間隊の三上、解説は…
 ナンバー1アタッカー・太刀川さんと、ぼんち揚食う?でおなじみの迅さんです》

そして今回の戦いの解説は、なんと迅さん&太刀川さんという最強コンビですよ。なにこの無駄に豪華な解説
ワールドトリガーで最強コンビっていうのを想像したら、真っ先にこの2人が思い浮かぶわけですが
まさかそれが戦場でなくて解説席で実現するとは…ぼんち揚食いまくってるし、めっちゃくつろいでるなオイ

《さて、那須隊が選んだステージは”河川敷A”。これはどういう狙いがあると思いますか?太刀川さん》

《まあ普通にアタッカー封じですよね。川を挟んで橋を落とせば、射撃メインの那須隊はやられにくくなる》

そして今回、那須隊が選んだマップは河川敷…川を挟んで戦うことで、近距離主体のアタッカーを近づかせずに
遠距離から撃ちまくる気のようですね。これを聞いて連想したのはあれだなー
スプラトゥーンでのモンガラキャンプ場ですよ。
あそこはほんとに川を挟んでの戦いになると、近距離武器はマジなんもできないからなー
対岸に攻撃できる遠距離武器がメチャメチャ有利なマップですよ、那須隊の狙いもそれだということか

《とはいえ、玉狛も鈴鳴もそれは分かってるはずなんで、
 地形だけで勝負が決まるってことはないでしょうね。
 ここの川は腰ぐらいの高さだから、無理やり渡れないこともない》

《さあどうかな〜》

《何おまえ、なんか見えてんの?》

《どうかな〜》



って、「ここの川は無理やり渡れるから、近距離武器でも戦えるよ」と語る太刀川さんですが、
それを聞いて「さあどうかな〜」とニヤニヤ顔をする迅さん。
というか「何お前、なんか見えてんの?」ってやりとりがめっちゃリアルな友達っぽくて見ててなごむんですけど
やっぱ絶対仲いいだろこの2人、なんでやおい人気が出ないのか不思議でしょうがないぜ(えー

《さあスタートまであとわずか…全部隊、転送!》



ゴオオオオオオオ!!

「これは…!?」

《河川敷A…天候、暴風雨!!》

あっとそして、バトルの開始となりますがそこには思わぬ光景が!
そう、河川敷は河川敷でも、天候を暴風雨に設定するというオプションを那須隊は使ってきたわけです
これでは太刀川さんの言っていた、「ここの川は無理やり渡れる」って作戦がまったく使えないわけですな

つまり、川を渡るような手段が少なく、対岸から一方的に遠距離武器で撃たれまくるという
マジのモンガラキャンプ場になってしまったわけです。
いやあクソマップだわ…モンガラとかマジでクソマップだわ〜〜!!(えー 
俺は近距離シューター使いだからね…対岸から一方的に蹂躙される辛さをよく知ってるんですよ。くそが!



あとどうでもいいけど、今回ユーマが「ほう?すわ隊がむらかみ先輩を…」とか喋ってるコマがツボでした
ユーマのひらがな喋りってたまにやたら可愛く見える時があるよね
このシーンはそんな感じで、俺のツボにズドンと入ったワンシーンだったな…次回に続く!

(C)葦原大介/集英社




トップに戻る